[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP7484742B2 - 自律移動システム、自律移動方法及び自律移動プログラム - Google Patents

自律移動システム、自律移動方法及び自律移動プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7484742B2
JP7484742B2 JP2021007933A JP2021007933A JP7484742B2 JP 7484742 B2 JP7484742 B2 JP 7484742B2 JP 2021007933 A JP2021007933 A JP 2021007933A JP 2021007933 A JP2021007933 A JP 2021007933A JP 7484742 B2 JP7484742 B2 JP 7484742B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
autonomous
position information
autonomous mobile
facility
mobile robot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021007933A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022112212A (ja
Inventor
哲也 平
志朗 小田
聡 豊島
裕太 渡邊
毅 松井
敬義 那須
恵 吉川
雄介 太田
裕太郎 石田
侑司 大沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2021007933A priority Critical patent/JP7484742B2/ja
Priority to CN202210015268.7A priority patent/CN114879653A/zh
Priority to US17/648,237 priority patent/US20220229443A1/en
Publication of JP2022112212A publication Critical patent/JP2022112212A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7484742B2 publication Critical patent/JP7484742B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course, altitude or attitude of land, water, air or space vehicles, e.g. using automatic pilots
    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions
    • G05D1/021Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles
    • G05D1/0276Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using signals provided by a source external to the vehicle
    • G05D1/028Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using signals provided by a source external to the vehicle using a RF signal
    • G05D1/0282Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using signals provided by a source external to the vehicle using a RF signal generated in a local control room
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course, altitude or attitude of land, water, air or space vehicles, e.g. using automatic pilots
    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions
    • G05D1/021Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles
    • G05D1/0231Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using optical position detecting means
    • G05D1/0246Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using optical position detecting means using a video camera in combination with image processing means
    • G05D1/0251Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using optical position detecting means using a video camera in combination with image processing means extracting 3D information from a plurality of images taken from different locations, e.g. stereo vision
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/20Instruments for performing navigational calculations
    • G01C21/206Instruments for performing navigational calculations specially adapted for indoor navigation
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course, altitude or attitude of land, water, air or space vehicles, e.g. using automatic pilots
    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions
    • G05D1/021Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles
    • G05D1/0276Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using signals provided by a source external to the vehicle
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course, altitude or attitude of land, water, air or space vehicles, e.g. using automatic pilots
    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions
    • G05D1/021Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles
    • G05D1/0276Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using signals provided by a source external to the vehicle
    • G05D1/028Control of position or course in two dimensions specially adapted to land vehicles using signals provided by a source external to the vehicle using a RF signal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

本発明は、自律移動システム、自律移動方法及び自律移動プログラムに関する。
所定の建物や施設内で自律移動する自律移動装置の開発が進んでいる。このような自律移動装置は、荷台を有することにより、自動で荷物を配達する自律搬送装置になり得る。自律搬送装置は、出発地から目的地まで自律移動することにより、例えば、出発地で搭載した荷物を目的地に届けることができる。
例えば、特許文献1等には、所定エリア内を自律走行する自律移動ロボットにおいて、エラー状態となり、自己位置及び向きを消失した場合に、走行エリア内に設置されたRFIDタグをリーダで読み取る、または、ランドマークをロボット搭載カメラで撮影する、ことにより自己の位置の把握を回復させることが記載されている。
特開2007-249735号公報 国際公開第2018/180454号 特開2020-057187号公報
特許文献1等の自律移動ロボットを走行させるためには、エラー状態になり、自己の位置情報を消失した場合に備えて、予め施設内にRFIDタグやランドマークとなる物標を設置しておく必要がある。したがって、特許文献1等の自律移動ロボットは、RFIDタグ等を認識できない位置でエラーが発生し、位置情報を喪失した場合には、復帰できない恐れがある。
本発明は、そのような課題を解決するためになされたものであり、位置情報を喪失しても容易に復帰することができる自律移動システム、自律移動方法及び自律移動プログラムを提供する。
本実施形態に係る自律移動システムは、位置情報を用いて施設内を自律移動する自律移動システムであって、前記自律移動システムの自律移動を停止させる強制停止スイッチの作動により前記位置情報を喪失した場合には、前記強制停止スイッチの作動を解除され、前記自律移動を復帰させる際に、前記自律移動システムを撮像した前記施設内の施設カメラ、または、前記自律移動システムを検知した他の自律移動システムから前記位置情報を取得する。このような構成とすることにより、位置情報を喪失しても容易に復帰することができる。
上記自律移動システムでは、前記強制停止スイッチが作動した場合には、前記自律移動システムと通信可能に接続されたサーバ装置に定期送信するハートビート信号の送信を停止させ、前記強制停止スイッチの作動を解除され、前記自律移動を復帰させる際に、前記ハートビート信号の送信を再開し、これにより、前記サーバ装置を介して、前記位置情報を取得してもよい。このような構成により、サーバ装置は、強制停止スイッチの作動を容易に検知することができる。
上記自律移動システムでは、前記位置情報とともに前記自律移動システムの向きを示す向き情報を取得してもよい。このような構成により、位置情報を喪失しても容易に復帰することができる。
上記自律移動システムでは、前記強制停止スイッチが作動した場合には、前記自律移動システムの管理者に前記強制停止スイッチの作動を通知してもよい。このような構成により、管理者は強制停止を容易に検知することができる。
上記自律移動システムでは、前記位置情報を取得した前記自律移動システムは、前記施設内に固定された基点まで移動し、前記基点に位置することにより、前記位置情報の基準となる基点情報を取得してもよい。このような構成により、位置情報の精度を向上させることができる。
本実施形態に係る自律移動システムは、位置情報を用いて施設内を自律移動する自律移動装置と、前記施設内に固定された施設カメラであって、前記施設カメラの周辺を撮像して画像データを生成する前記施設カメラと、前記自律移動装置との間で走行情報を送受信するとともに、前記施設カメラから前記画像データを取得するサーバ装置と、を備え、前記サーバ装置は、前記自律移動装置の自律移動を停止させる強制停止スイッチの作動により前記自律移動装置が前記位置情報を喪失した場合には、前記強制停止スイッチの作動を解除され、前記自律移動を復帰させる際に、前記自律移動装置を撮像した前記施設カメラ、または、前記自律移動装置を検知した他の自律移動装置から前記自律移動装置の前記位置情報を取得し、取得した前記位置情報を前記自律移動装置に送信し、前記自律移動装置は、前記サーバ装置から前記位置情報を取得する。このような構成により、位置情報を喪失しても容易に復帰することができる。
上記自律移動システムでは、前記自律移動装置は、前記強制停止スイッチが作動した場合には、前記サーバ装置に定期送信するハートビート信号の送信を停止させ、前記強制停止スイッチの作動を解除され、前記自律移動を復帰させる際に、前記ハートビート信号の送信を再開し、これにより、前記サーバ装置を介して、前記位置情報を取得してもよい。このような構成により、サーバ装置は、強制停止スイッチの作動を容易に検知することができる。
上記自律移動システムでは、前記自律移動装置は、前記位置情報とともに前記自律移動装置の向きを示す向き情報を取得してもよい。このような構成により、位置情報を喪失しても容易に復帰することができる。
上記自律移動システムでは、前記自律移動装置または前記サーバ装置は、前記強制停止スイッチが作動した場合には、前記自律移動システムの管理者に前記強制停止スイッチの作動を通知してもよい。このような構成により、管理者は強制停止を容易に検知することができる。
上記自律移動システムでは、前記位置情報を取得した前記自律移動装置は、前記施設内に固定された基点まで移動し、前記基点に位置することにより、前記位置情報の基準となる基点情報を取得してもよい。このような構成により、位置情報の精度を向上させることができる。
本実施形態に係る自律移動方法は、位置情報を用いて施設内を自律移動する自律移動装置の自律移動方法であって、前記自律移動装置の自律移動を停止させる強制停止スイッチの作動により前記自律移動装置が前記位置情報を喪失した場合には、前記強制停止スイッチの作動を解除され、前記自律移動を復帰させる際に、前記自律移動装置を撮像した前記施設内の施設カメラ、または、前記自律移動装置を検知した他の自律移動装置から前記位置情報を前記自律移動装置に取得させる。このような構成とすることにより、位置情報を喪失しても容易に復帰することができる。
本実施形態に係る自律移動プログラムは、位置情報を用いて施設内を自律移動する自律移動装置の自律移動プログラムであって、前記自律移動装置の自律移動を停止させる強制停止スイッチの作動により前記自律移動装置が前記位置情報を喪失した場合には、前記強制停止スイッチの作動を解除され、前記自律移動を復帰させる際に、前記自律移動装置を撮像した前記施設内の施設カメラ、または、前記自律移動装置を検知した他の自律移動装置から前記位置情報を前記自律移動装置に取得させることをコンピュータに実行させる。このような構成とすることにより、位置情報を喪失しても容易に復帰することができる。
本実施形態によれば、位置情報を喪失しても容易に復帰することができる自律移動システム、自律移動方法及び自律移動プログラムを提供することができる。
実施形態1に係る移動ロボットを例示した概略図である。 実施形態1に係る移動ロボットを例示した斜視図である。 実施形態1に係る移動ロボットを例示したブロック図である。 実施形態1に係る移動ロボットが自律移動を停止させる強制停止スイッチの作動により位置情報を喪失した場合に位置情報を取得する動作を例示したフローチャート図である。 実施形態2に係るサーバ装置を例示したブロック図である。 実施形態2に係る自律移動システムの動作を例示したシークエンス図である。
以下、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
(実施形態1)
実施形態1に係る自律移動システムを説明する。本実施形態では、自律移動システムを、自律移動装置に置き換えてもよいし、自律移動装置を、自律移動システムに置き換えてもよい。また、本実施形態の自律移動システムは、自律移動装置を備えるとしてもよい。自律移動装置は、所定の施設内を自律移動する。自律移動装置は、例えば、自律移動する移動ロボットでもよいし、物品を搬送するために自律移動する搬送ロボットでもよい。以下では、移動ロボットを自律移動装置の一例として説明する。移動ロボットについて、<移動ロボットの構成>及び<移動ロボットの動作>に分けて説明する。
<移動ロボットの構成>
図1は、実施形態1に係る移動ロボットを例示した概略図である。図1に示すように、移動ロボット100は、所定の施設900内を自律移動する自律移動装置の一例である。所定の施設900は、例えば、病院である。なお、所定の施設900は、移動ロボット100が自律移動可能な施設900であれば、病院に限らず、ホテル、ショッピングモール等でもよい。
移動ロボット100は、施設900内の位置情報を用いて施設900内の床面910上を自律移動する。位置情報は、例えば、移動ロボット100の現在位置を含む。位置情報は、例えば、移動ロボット100の向き、移動ロボット100の周囲における障害物の位置等を含んでもよい。
施設カメラ400は、施設900内に固定されている。例えば、施設カメラ400は、施設900の天井920に固定され、施設カメラ400の周辺を撮像して画像データを生成する。施設カメラ400は、例えば、通路、曲がり角、通行人、移動ロボット100等を撮像する。施設900内において、複数の施設カメラ400が設けられてもよい。
移動ロボット100と施設カメラ400とは、無線通信等の情報伝達手段を介して相互に通信可能に接続されてもよい。移動ロボット100と施設カメラ400とは、例えば、直接に通信可能に接続されてもよいし、アクセスポイント500及びサーバ装置300を介して、通信可能に接続されてもよい。よって、移動ロボット100は、施設カメラ400から直接に画像データを取得してもよいし、アクセスポイント500及びサーバ装置300を介して、画像データを取得してもよい。
アクセスポイント500は、例えば、無線LANのアクセスポイントである。アクセスポイント500は、施設900内に固定され、アクセスポイント500の周辺に位置する移動ロボット100から位置情報、走行情報等を取得する。施設900内において、複数のアクセスポイント500が設けられてもよい。
施設900内において、複数の移動ロボット100が自律移動してもよい。複数の移動ロボット100が自律移動している場合には、複数の移動ロボット100は、無線通信等の情報伝達手段を介して相互に通信可能に接続されてもよい。複数の移動ロボット100は、例えば、相互に直接に通信可能に接続されてもよいし、アクセスポイント500及びサーバ装置300を介して、相互に通信可能に接続されてもよい。ここで、特定の移動ロボット100に対して、他の移動ロボットを区別する場合に、他の移動ロボット100A、または、単に、移動ロボット100Aと呼び、移動ロボット100と区別する。
施設900内には、基点600が固定されてもよい。基点600は、例えば、天井920に設けられたマークである。なお、基点600は、天井920に設けられたマークに限らない。基点600は、天井920の他、床面910、壁面等に固定されてもよい。また、基点600は、マークに限らない。基点600は、QRコード(登録商標)、バーコード等のコードでもよいし、光の発光点、RFIDタグ、移動ロボット100に内蔵の電池の充電器等でもよい。施設900内において、複数の基点600が設けられてもよい。
移動ロボット100は、施設900内に固定された基点600に位置することにより、施設900内の位置の基準となる基点情報を取得する。例えば、基点600の真下、真上等、基点情報を取得できる位置に停止することにより、基点情報を取得する。基点600から得られた基点情報は、施設900内の位置情報の基準となり、位置情報の精度を向上させるための情報である。例えば、移動ロボット100は、基点600から取得した基点情報に、移動ロボット100のセンサ群が検知した距離情報を加えることにより、位置情報を算出する。具体的には、移動ロボット100は、基点600からの走行距離及び走行方向を加算して位置情報を更新する。これにより、移動ロボット100は、位置情報の精度を向上させることができる。
図2は、実施形態1に係る移動ロボット100を例示した斜視図である。図3は、実施形態1に係る移動ロボット100を例示したブロック図である。図2及び図3に示すように、移動ロボット100は、駆動部110、筐体部120、通信部130、操作受付部140、表示部150、センサ群160、強制停止スイッチ141、起動スイッチ142、IDセンサ170、制御部180、演算部185及び記憶部190を備えている。
図2に示すように、移動ロボット100は、移動面である床面910を移動する移動体である。ここで、移動ロボット100の説明の便宜のため、XYZ直交座標軸系を用いている。床面910をXY平面とし、上方を+Z軸方向とする。
駆動部110は、移動ロボット100の移動手段として機能する。駆動部110は、床面910に接しており直進方向(前後方向または図のX軸方向)に対して直角の方向(左右方向または図のY軸方向)に伸びる1本の回転軸を中心にそれぞれ独立して回転可能に設定されている2つの駆動輪111及び床面に接するキャスター112を有してもよい。移動ロボット100は、左右に配置された駆動輪111を同じ回転数で駆動させることにより、前進または後進を行い、左右の駆動輪111の回転速度または回転方向に差を生じさせることにより、旋回を行う。駆動部110は、制御部180の指示に応じて、駆動輪111を駆動させる。
筐体部120は、移動ロボット100における駆動部110の上方に配置されている。筐体部120は、収納室扉121を有してもよい。収納室扉121を開けると、筐体部120の内部には、所定の物品を収納するための収納室が設けられている。すなわち、移動ロボット100は、所定の物品を搬送する搬送ロボットとすることもできる。筐体部120は、制御部180の指示に応じて、収納室扉121の開閉を行ってもよい。
図3に示すように、通信部130は、外部と通信可能に接続するインターフェイスである。通信部130は、例えば、アンテナ及びアンテナを介して送信する信号の変調または復調を行う回路等を含む。通信部130は、施設カメラ400から直接に、または、アクセスポイント500及びサーバ装置300を介して、画像データを受信する。
また、通信部130は、サーバ装置300から目的地に関する情報や、位置情報、走行情報等を受信してもよい。また、通信部130は、サーバ装置300に対して、移動ロボット100の状態に関する情報、位置情報、走行情報等の送信を行ってもよい。また、通信部130は、他の移動ロボット100Aとの間で、直接に、または、アクセスポイント500及びサーバ装置300を介して、位置情報の送受信及び画像データの送受信を行ってもよい。
通信部130は、サーバ装置300に対して、ハートビート信号を定期送信してもよい。ハートビート信号は、移動ロボット100の状態を時系列に示すログデータを含んでもよい。また、ハートビート信号は、移動ロボット100のID(Identification)を含んでもよい。
通信部130は、制御部180に接続し、施設カメラ400及びサーバ装置300から送信された情報を含む信号を制御部180に出力するとともに、制御部180から出力された情報を含む信号をサーバ装置300に送信する。
操作受付部140は、ユーザからの入力操作を受け付けて、操作信号を制御部180へ送信する。ユーザからの入力操作を受け付ける手段として、操作受付部140は、例えば、操作ボタンや、表示部150に重畳されたタッチパネルなどを有してもよい。ユーザは、これらの入力操作手段を操作して、電源のオン/オフや収納室扉121の開閉操作等を行う。
表示部150は、例えば、筐体部120の上面に突出して設けられている。表示部150は、例えば、矩形状の液晶パネルを含む表示部である。表示部150は、制御部180の指示に応じて適宜情報を表示する。表示部150には、ユーザからの操作を受け付けるタッチパネルが重畳されてもよい。
センサ群160は、移動ロボット100が自律移動をするために必要なデータを取得するセンサを含む。センサ群160は、例えば、ロボットカメラ161及び距離センサ162を含む。センサ群160は、ロボットカメラ161及び距離センサ162以外のセンサを含んでもよい。例えば、センサ群160は、駆動部110に設けられたエンコーダを含んでもよい。
ロボットカメラ161は、例えば、筐体部120の上部であって、表示部150の下方に配置されている。ロボットカメラ161は、同じ画角を有する2つのカメラユニットが互いに水平方向に離間して配置されてもよい。これにより、それぞれのカメラユニットで撮像された画像を画像データとして制御部180に出力する。また、基点600が天井920に設けられたマークの場合には、ロボットカメラ161は、天井920のマークを撮像してもよい。
距離センサ162は、例えば、筐体部120の下部に配置されている。距離センサ162は、筐体部120における+X軸方向側の面、-X軸方向側の面、+Y軸方向側の面、及び-Y軸方向側の面の各下部に配置されてもよい。距離センサ162は、移動ロボット100の周囲における物体との距離を測定する。制御部180は、ロボットカメラ161が出力する画像データや、距離センサ162が出力する検出信号を解析することにより、移動ロボット100の周囲の障害物を認識するとともに、移動ロボット100と障害物との間の距離を測定する。
移動ロボット100は、センサ群160のいずれかにより、位置情報を取得してもよい。例えば、移動ロボット100は、ロボットカメラ161により基点600を撮像して基点情報を取得し、基点情報から位置情報を算出する。なお、移動ロボット100は、通信部130を介して、サーバ装置300、施設カメラ400、他の移動ロボット100Aから位置情報を取得してもよい。
IDセンサ170は、例えば、表示部150の近傍に設けられている。IDセンサ170は、移動ロボット100を操作するユーザのIDを識別するものであって、ユーザがそれぞれ所有するIDカードに含まれる固有の識別子を検出する。IDセンサ170は、例えば、無線タグの情報読取りをするためのアンテナを含む。ユーザは、IDカードをIDセンサ170に近付けることにより、移動ロボット100に操作者であるユーザのIDを認識させる。
強制停止スイッチ141及び起動スイッチ142は、例えば、操作受付部140の近傍に強制停止ボタン及び再起動ボタンとして配置されてもよいし、表示部150のタッチパネルに重畳されてもよい。
強制停止スイッチ141は、移動ロボット100の自律移動を停止させる。すなわち、強制停止スイッチ141は、移動ロボット100の走行を停止させる。なお、強制停止スイッチ141は、移動ロボット100の他の機能を停止させてもよい。例えば、強制停止スイッチ141は、駆動部110の移動手段としての機能を停止させてもよいし、通信部130の通信手段としての機能を停止させてもよい。また、強制停止スイッチ141は、センサ群160のセンサ機能を停止させてもよい。強制停止スイッチ141は、移動ロボット100が有する機能の少なくとも1つの機能を停止してもよいし、移動ロボット100が有する全機能を停止させてもよい。強制停止スイッチ141が作動した場合には、移動ロボット100と通信可能に接続されたサーバ装置300に定期送信するハートビート信号の送信を停止させてもよい。これにより、サーバ装置300は、移動ロボット100が自律移動を停止したことを検知することができる。
起動スイッチ142は、強制停止スイッチ141の作動を解除し、移動ロボット100の自律移動を復帰させる。なお、起動スイッチ142は、移動ロボット100の停止していた所定の機能の少なくとも1つの機能を起動させてもよい。例えば、強制停止スイッチ141が、駆動部110の移動手段としての機能を停止させた場合には、起動スイッチ142は、駆動部110の移動手段としての機能を起動させる。強制停止スイッチ141が、通信部130の通信手段としての機能を停止させた場合には、起動スイッチ142は、通信部130の通信手段としての機能を起動させてもよい。強制停止スイッチ141が、センサ群160のセンサ機能を停止させた場合には、起動スイッチ142は、センサ群160のセンサ機能を起動させてもよい。起動スイッチ142の作動により、強制停止スイッチ141の作動を解除され、自律移動を復帰させる際に、ハートビート信号の送信を再開してもよい。これにより、サーバ装置300は、移動ロボット100が自律移動を復帰させたことを検知することができる。
制御部180は、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置を有する情報処理装置である。制御部180は、制御部180が有するハードウェアと、当該ハードウェアに格納されたプログラムとを含む。すなわち、制御部180が実行する処理は、ハードウェアまたはソフトウェアのいずれかにより実現される。
制御部180は、各構成から種々の情報を取得して、取得した情報に応じて各構成に指示をする。例えば、制御部180は、ロボットカメラ161から取得した画像データ及び距離センサ162から取得した移動ロボット100の周辺における物体の情報等から、移動ロボット100と周囲の物体との間の距離を検出する。そして、制御部180は、検出した距離から目的地への経路を算出し、算出した経路に応じて、駆動部110に対して経路に沿った移動をするための指示をする。このような処理を実行する場合には、制御部180は、記憶部190が記憶するフロアマップに関する情報を参照する。
また、制御部180は、駆動部110に対して、施設900内に固定された基点600に移動させる。そして、センサ群160または通信部130に対して、基点情報を取得させる。
また、制御部180は、移動ロボット100の自律移動を復帰させる際には、通信部130に対して、施設カメラ400、または、他の移動ロボット100Aから位置情報を取得させる。例えば、通信部130は、移動ロボット100を撮像した施設カメラ400から画像データを取得する。また、通信部130は、移動ロボット100を撮像した他の移動ロボット100Aから画像データを取得してもよい。画像データには、移動ロボット100の位置情報が含まれている。また、通信部130は、他の移動ロボット100Aから他の移動ロボット100Aの位置情報を取得してもよい。他の移動ロボット100Aの位置情報には、移動ロボット100を視点とした位置情報が含まれている。制御部180は、演算部185に対して、他の移動ロボット100Aから取得した位置情報から、移動ロボット100に関する位置情報を算出させる。
具体的には、演算部185は、取得した画像データに撮像された移動ロボット100の位置から施設900内における位置情報を算出することができる。また、演算部185は、他の移動ロボット100Aの位置情報に、他の移動ロボット100Aからの距離情報を加算して位置情報を算出することができる。
制御部180は、位置情報とともに移動ロボット100の向きを示す情報を取得してもよい。ここで、移動ロボット100の前方の方向を、移動ロボット100の向きと呼び、移動ロボット100の向きを示す情報を向き情報と呼ぶ。
制御部180は、強制停止スイッチ141が作動した場合には、通信部130に対して、サーバ装置300に定期送信するハートビート信号の送信を停止させる。また、制御部180は、強制停止スイッチ141の作動を解除され、自律移動を復帰させる際に、通信部130に対して、ハートビート信号の送信を再開させる。これにより、サーバ装置300を介して、位置情報を取得する。
制御部180は、強制停止スイッチ141が作動した場合には、通信部130に対して、移動ロボット100の管理者に強制停止スイッチ141の作動を通知させてもよい。
記憶部190は、フラッシュメモリやSSD(Solid State Drive)等の不揮発性メモリを含む。記憶部190は、位置情報を記憶する。記憶部190は、例えば、移動する毎に随時、位置情報を更新してもよい。また、記憶部190は、移動ロボット100が自律移動をするために使用する施設のフロアマップを記憶している。記憶部190は、制御部180に接続し、制御部180にからの要求に応じて、記憶している情報を制御部180に出力する。
図2に示すように、移動ロボット100は、ロボットカメラ161が設置された+X軸方向側を前方とする。すなわち、通常の移動時においては、矢印で示すように、+X軸方向側が進行方向となる。
なお、移動ロボット100の前方をどのように規定するかについては、様々な考え方を採用することができる。例えば、周辺環境を認識するためのセンサ群160がどのように配置されているかに基づいて前方を規定することができる。具体的には、認識能力が高いセンサが配置されていたり、多くのセンサが配置されていたりする筐体部120の+X軸方向側を前方とすることができる。このように前方を規定すれば、移動ロボット100は、周辺環境をより的確に認識しながら移動することができる。本実施形態における移動ロボット100も、例えば、ロボットカメラ161が配置されている+X軸方向側を前方としている。
あるいは、表示部150がどのように配置されているかに基づいて前方を規定することができる。表示部150がキャラクターの顔などを表示すれば、周囲の人は、表示部150が移動ロボット100の前方であることを自然に認識する。そこで、表示部150の表示面側を前方とすれば、周囲の人にとって違和感が少ない。本実施形態における移動ロボット100も、表示部150の表示面側を前方としている。
また、移動ロボット100の筐体形状に基づいて前方を規定しても良い。例えば、筐体部120の走行面への投影形状が長方形である場合に、長手側を前方とするよりも短手側を前方とする方が、移動時においてすれ違う人の邪魔にならない。すなわち、筐体形状によっては、通常の移動時に前方とすることが好ましい筐体面が存在する。本実施形態における移動ロボット100において、長方形の短手側を前方としている。
<移動ロボットの動作>
次に、本実施形態の移動ロボット100の動作を説明する。例えば、ユーザは、移動ロボット100の電源をオンさせる。そして、ユーザは、操作受付部140に所望のタスクを入力する。なお、電源をオンする際、または、操作受付部140で操作する際に、必要があれば、IDセンサ170によって、ユーザのIDを識別させる。
所望のタスクとして、物品を搬送させるためには、ユーザは、操作受付部140を操作して、収納室扉121を開け、物品を収納室に収納する。そして、操作受付部140を操作して、収納室扉121を閉じる。次に、物品の搬送先を操作受付部140から入力する。移動ロボット100の制御部180は、搬送先までの経路を、記憶部190に記憶されたフロアマップを用いて検索する。移動ロボット100は、検索された経路に沿って、位置情報を用いて施設900内を自律移動する。
移動ロボット100は、施設900内を経路に沿って移動する際に、取得した位置情報を喪失する場合もある。例えば、移動ロボット100は、移動ロボット100の自律移動を停止させる強制停止スイッチ141の作動により、位置情報を喪失する。移動ロボット100は、強制停止スイッチ141の作動により、エラー状態となり、位置情報を喪失する場合もある。また、移動ロボット100は、強制停止スイッチ141を作動されると、新たな走行距離及び走行方向を取得することができず、正確な距離情報を取得することができない場合がある。これにより移動ロボット100は、位置情報を喪失する。
強制停止スイッチ141は、例えば、移動ロボット100のタスクよりも緊急性の高い搬送物を優先させて走行させる場合や、病院の患者の通行を優先させる場合等に、病院のスタッフ、患者等に作動される。強制停止スイッチ141を作動された場合には、移動ロボット100は、外部から位置を動かされる場合がある。これによっても、移動ロボット100は、位置情報を喪失する。
次に、位置情報を喪失した移動ロボット100が位置情報を取得する動作を説明する。図4は、実施形態1に係る移動ロボット100が自律移動を停止させる強制停止スイッチの作動により位置情報を喪失した場合に位置情報を取得する動作を例示したフローチャート図である。図4のステップS101に示すように、移動ロボット100の制御部180は、強制停止スイッチ141の作動により、移動ロボット100が位置情報を喪失したか判断する。ステップS101において、強制停止スイッチ141の作動により、移動ロボット100が位置情報を喪失していない場合には処理を終了する。
一方、ステップS101において、移動ロボット100の制御部180は、強制停止スイッチ141の作動により、移動ロボット100が位置情報を喪失した場合には、ステップS102に示すように、強制停止スイッチ141の作動が解除されたか判断する。例えば、起動スイッチ142を作動させることにより、強制停止スイッチ141の作動が解除されたか判断する。ステップS102において、強制停止スイッチ141の作動が解除されていない場合には、ステップS102を繰り返す。
一方、ステップS102において、強制停止スイッチ141の作動が解除された場合には、ステップS103に示すように、移動ロボット100は位置情報を取得する。具体的には、移動ロボット100の制御部180は、強制停止スイッチ141の作動を解除され、自律移動を復帰させる際に、移動ロボット100を撮像した施設カメラ400、または、移動ロボット100を検知した他の移動ロボット100Aから位置情報を取得する。
例えば、移動ロボット100は、施設カメラ400または他の移動ロボット100Aから画像データとして位置情報を取得する。また、移動ロボット100は、他の移動ロボット100Aの位置情報を移動ロボット100Aから取得する。
演算部185は、施設カメラ400または他の移動ロボット100Aから取得した位置情報から、移動ロボット100に関する位置情報を算出する。具体的には、施設カメラ400または他の移動ロボット100Aから取得した移動ロボット100の画像データを取得し、移動ロボット100と周囲の障害物とに関する位置情報を算出する。または、演算部185は、他の移動ロボット100Aから取得した位置情報に距離情報を加えて、移動ロボット100の位置情報を算出する。このようにして、移動ロボット100は、施設カメラ400または他の移動ロボット100Aから取得した位置情報から、移動ロボット100の位置を含む位置情報を算出する。
施設900内の施設カメラ400から取得した位置情報及び他の移動ロボット100Aから取得した位置情報は、移動ロボット100のセンサ群160が直接取得したものではない。よって、移動ロボット100が基点600に位置することにより直接取得した位置情報よりも精度が低い場合がある。
そこで、施設カメラ400及び他の移動ロボット100Aから位置情報を取得した移動ロボット100は、施設900内に固定された基点600まで移動し、基点600に位置することにより、位置情報の基準となる基点情報を取得してもよい。具体的には、制御部180は、移動ロボット100を施設900内に固定された基点600に位置させることにより、移動ロボット100に位置情報を取得させる。そして、制御部180は、演算部185に、基点600から取得した位置情報を初期値とし、ロボットカメラ161及び距離センサ162から取得した距離情報を加算して位置情報を算出させる。これにより、施設900内における位置の精度を向上させることができる。
移動ロボット100は、初期値として基点600から取得した位置情報を用いずに、単に、ロボットカメラ161及び距離センサ162から取得した距離情報から施設900内の位置を把握することもできる。しかしながら、そのような位置情報は、基点600から取得した位置情報に基づいていないので、施設900内の位置の精度が低下する。また、移動ロボット100は、初期値として基点600から取得した位置情報を用いても、走行距離が長くなると、位置の誤差が積み重なり、位置の精度が低下する。よって、移動ロボット100は、定期的に、基点600に位置することにより、基点600から位置情報を取得することが望ましい。
本実施形態によれば、移動ロボット100は、自律移動を停止させる強制停止スイッチ141の作動により位置情報を喪失した場合には、施設カメラ400または他の移動ロボット100Aから位置情報を取得する。よって、移動ロボット100は、位置情報を喪失しても容易に復帰することができる。また、位置情報とともに移動ロボット100の向き情報を取得する。これにより、容易に復帰することができる。
例えば、施設900内において、他の緊急搬送のために、強制停止スイッチ141等により、強制的に停止させた移動ロボット100を再起動させる場合には、移動ロボット100に対して位置情報を取得させる必要がある。その場合に、再起動させた移動ロボット100をユーザが基点600まで運ぶことによって、移動ロボット100に位置情報を取得させることが考えられる。しかしながら、この方法は、ユーザにとって負担が大きい。
これに対して、本実施形態では、移動ロボット100は、再起動した後、施設カメラ400または他の移動ロボット100Aから位置情報を取得する。これにより、位置情報を喪失しても容易に復帰することができる。また、位置情報を喪失した移動ロボット100の自律移動を復帰させるために、予め施設900内にRFIDタグやランドマークとなる物標を不要とすることができる。
また、移動ロボット100は、自律移動を復帰させる際に、ハートビート信号の送信を再開し、これにより、サーバ装置300を介して、位置情報を取得する。よって、サーバ装置300は、強制停止スイッチの作動を容易に検知することができる。
さらに、高精度の位置情報を取得するために、移動ロボット100は、取得した位置情報を用いて、基点600まで自律移動することができる。よって、ユーザの負担を軽減し、高精度な位置情報を簡便に取得することができる。
(実施形態2)
次に、実施形態2に係る自律移動システムを説明する。自律移動システムは、所定の施設900内を自律移動する自律移動装置を、サーバ装置300及び施設カメラ400を用いて制御するシステムである。自律移動システムについて、<自律移動システムの構成>及び<自律移動システムの動作>に分けて説明する。
<自律移動システムの構成>
自律移動システムは、移動ロボット100と、サーバ装置300と、施設カメラ400と、を備えている。自律移動システムは、複数の移動ロボット100を備えてもよい。
<移動ロボット>
本実施形態の移動ロボット100の構成は、前述の実施形態1と同様である。本実施形態の移動ロボット100は、実施形態1の移動ロボット100における機能のいくつかをサーバ装置300にさせてもよい。例えば、施設カメラ400が撮像した画像データを、サーバ装置300に取得させ、サーバ装置300に移動ロボット100の位置情報を算出させてもよい。また、他の移動ロボット100Aの画像データ及び位置情報を、サーバ装置300に取得させ、サーバ装置300に移動ロボット100の位置情報を算出させてもよい。移動ロボット100は、サーバ装置300が算出した位置情報をサーバ装置300から取得してもよい。
<サーバ装置>
サーバ装置300は、例えば、通信機能を有するコンピュータである。サーバ装置300は、自律移動システムの各構成と通信可能であれば任意の場所に設置されてよい。サーバ装置300は、移動ロボット100との間で走行情報を送受信するとともに、施設カメラ400から画像データを取得してもよい。
図5は、実施形態2に係るサーバ装置を例示したブロック図である。図5に示すように、サーバ装置300は、通信部330、制御部380、演算部385及び記憶部390を有している。
通信部330は、移動ロボット100及び施設カメラ400と個別に通信を行う。通信部330は、各構成から受け取った信号を制御部380に出力する。また、通信部330は、制御部380から出力される信号を適宜各構成に送信する。通信部330は、複数の移動ロボット100及び施設カメラ400等との通信を行うためのルータ装置が含まれていてもよい。通信部330は、複数の移動ロボット100及び施設カメラ400等との通信を行うために、異なる通信手段を有していてもよい。通信部330は、イントラネット回線やインターネット回線を介して各構成と通信可能に接続されていてもよい。
通信部330は、移動ロボット100から、ハートビート信号を定期送信されてもよい。通信部330は、ハートビート信号の送信が停止した場合及び再開した場合には、制御部380に、ハートビート信号の停止及び再開を通知する。
通信部330は、施設カメラ400及び他の移動ロボット100Aに対して、移動ロボット100を撮像した画像データを要求し、当該画像データを受信してもよい。また、通信部330は、他の移動ロボット100Aに対して、位置情報を要求し、当該位置情報を受信してもよい。通信部330は、画像データから算出された位置情報等を、移動ロボット100に送信する。通信部330は、移動ロボット100の位置情報とともに移動ロボット100の向きを示す向き情報を送信してもよい。
制御部380は、CPU等の演算装置を構成とし、種々の情報処理を行う。制御部380は、通信部330から移動ロボット100のハートビート信号の停止を通知される。制御部380は、強制停止スイッチ141が作動した場合には、強制停止スイッチ141の作動を自律移動システムの管理者に通知するように通信部330を制御してもよい。
制御部380は、通信部330から移動ロボット100のハートビート信号の再開を通知される。制御部380は、通信部330に対して、施設カメラ400及び他の移動ロボット100Aから画像データを取得させるとともに、他の移動ロボット100Aから位置情報を取得させる。また、演算部385に対して、画像データから移動ロボット100の位置情報を算出させるとともに、他の移動ロボット100Aから取得した位置情報から移動ロボット100の位置情報を算出させる。制御部380は、算出した位置情報を移動ロボット100に送信するように通信部330を制御する。
演算部385は、移動ロボット100が撮像された画像データから移動ロボット100の位置情報を算出する。また、演算部385は、他の移動ロボット100Aから取得した位置情報から移動ロボット100の位置情報を算出する。
このように、移動ロボット100が自律移動を停止させる強制停止スイッチ141の作動により位置情報を喪失した場合には、強制停止スイッチ141の作動を解除され、自律移動を復帰させる際に、移動ロボット100を撮像した施設カメラ400、または、移動ロボット100を検知した他の移動ロボット100Aから位置情報を取得する。そして、取得した位置情報から移動ロボット100の位置情報を算出する。このようにして、サーバ装置300は、移動ロボット100の位置情報を取得する。その後、サーバ装置300は、取得した位置情報を移動ロボット100に送信する。
記憶部390は、フラッシュメモリやSSD等の不揮発性メモリを含む。記憶部390は、移動ロボット100が自律移動をするために使用する施設のフロアマップを記憶している。記憶部390は、制御部380に接続し、制御部380にからの要求に応じて、記憶している情報を制御部380に出力する。
<自律移動システムの動作>
次に、自律移動システムの動作を説明する。図6は、実施形態2に係る自律移動システムの動作を例示したシークエンス図である。図6のステップS201に示すように、移動ロボット100は、強制停止スイッチ141の作動により位置情報を喪失したか判断する。ステップS201において、強制停止スイッチ141の作動により位置情報を喪失していない場合には処理を終了する。
一方、ステップS201において、強制停止スイッチ141の作動により位置情報を喪失した場合には、ステップS202に示すように、移動ロボット100は、サーバ装置300に定期送信するハートビート信号の送信を停止する。
次に、ステップS203に示すように、移動ロボット100は、強制停止スイッチ141の作動が解除されたか判断する。強制停止スイッチ141の作動が解除されない場合には、ステップS203を繰り返す。
一方、ステップS203において、強制停止スイッチ141の作動が解除された場合には、移動ロボット100は、ステップS204に示すように、ハートビート信号の送信を再開する。これにより、サーバ装置300は、移動ロボット100の位置情報の喪失を検知する。例えば、ハートビート信号は、位置情報を喪失した移動ロボット100のID情報とログデータとを含む。よって、サーバ装置300は、どの移動ロボット100が位置情報を喪失したか検知することができる。
次に、ステップS205に示すように、サーバ装置300は、施設カメラ400に対して、移動ロボット100が撮像された画像データを要求する。これに対して、ステップS206に示すように、施設カメラ400は、サーバ装置300に対して、移動ロボット100が撮像された画像データを送信する。
または、ステップS207に示すように、サーバ装置300は、他の移動ロボット100Aに、移動ロボット100の画像データまたは位置情報(位置情報等と呼ぶ。)を要求する。これに対して、ステップS208に示すように、他の移動ロボット100Aは、サーバ装置300に位置情報等を送信する。
次に、ステップS209に示すように、サーバ装置300は、施設カメラ400及び移動ロボット100Aによって撮像された移動ロボット100の画像データから移動ロボット100の位置情報を算出する。または、サーバ装置300は、移動ロボット100を検知した他の移動ロボット100Aが所持する位置情報から移動ロボット100の位置情報を算出する。このようにして、サーバ装置300は、移動ロボット100の位置情報を取得する。
次に、ステップS210に示すように、サーバ装置300は、取得した移動ロボット100の位置情報を、移動ロボット100に対して送信する。
なお、移動ロボット100は、位置情報の精度を向上させてもよい。例えば、ステップS211に示すように、移動ロボット100は、位置情報を用いて基点600まで移動してもよい。そして、ステップS212に示すように、移動ロボット100は、基点600に位置することにより、位置情報の基準となる基点情報を取得してもよい。これにより、ステップS213に示すように、移動ロボット100は、基点情報に基づいて位置情報を算出することができる。そして、移動ロボット100は、算出した位置情報を用いて施設900内を移動する。
本実施形態によれば、サーバ装置300は、強制停止スイッチ141の作動を解除され、自律移動を復帰させる際に、施設カメラ400または移動ロボット100Aによって撮像された移動ロボット100の画像データから移動ロボット100の位置情報を算出する。または、移動ロボット100を検知した他の移動ロボット100Aが所持する位置情報から移動ロボット100の位置情報を算出する。よって、移動ロボット100の代わりに位置情報を取得するので、移動ロボット100の負担を低減することができ、移動ロボット100の処理スピードを向上させることができる。
移動ロボット100は、ハートビート信号の送信の停止及び再開により、サーバ装置300に、移動ロボット100の位置情報の喪失等の状態を通知する。よって、サーバ装置300は、移動ロボット100の状態を即時に把握することができ、移動ロボット100に対して位置情報の取得等の適切な処理を行うことができる。これ以外の構成、動作及び効果は、実施形態1の記載に含まれている。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、実施形態1及び2の各構成を組み合わせたものも、本実施形態の技術的思想の範囲に含まれる。また、以下に示す自律移動方法及び自律移動プログラムも本実施形態の技術的思想の範囲に含まれる。
(付記1)
位置情報を用いて施設内を自律移動する自律移動装置の自律移動方法であって、
前記自律移動装置の自律移動を停止させる強制停止スイッチの作動により前記自律移動装置が前記位置情報を喪失した場合には、前記強制停止スイッチの作動を解除され、前記自律移動を復帰させる際に、前記自律移動装置を撮像した前記施設内の施設カメラ、または、前記自律移動装置を検知した他の自律移動装置から前記位置情報を前記自律移動装置に取得させる、
自律移動方法。
(付記2)
前記強制停止スイッチが作動した場合には、前記自律移動装置に、前記自律移動システムと通信可能に接続されたサーバ装置に定期送信するハートビート信号の送信を停止させ、
前記強制停止スイッチの作動を解除され、前記自律移動を復帰させる際に、前記自律移動装置に、前記ハートビート信号の送信を再開させ、これにより、前記サーバ装置を介して、前記位置情報を取得させる、
付記1に記載の自律移動方法。
(付記3)
前記位置情報とともに前記自律移動システムの向きを示す向き情報を前記自律移動装置に取得させる、
付記1または2に記載の自律移動方法。
(付記4)
前記強制停止スイッチが作動した場合には、前記自律移動装置に、前記自律移動システムの管理者へ前記強制停止スイッチの作動を通知させる、
付記1~3のいずれか1項に記載の自律移動方法。
(付記5)
前記位置情報を取得した前記自律移動装置に、
前記施設内に固定された基点まで移動させ、
前記基点に位置させることにより、前記位置情報の基準となる基点情報を取得させる、
付記1~4のいずれか1項に記載の自律移動方法。
(付記6)
位置情報を用いて施設内を自律移動する自律移動装置の自律移動プログラムであって、
前記自律移動装置の自律移動を停止させる強制停止スイッチの作動により前記自律移動装置が前記位置情報を喪失した場合には、前記強制停止スイッチの作動を解除され、前記自律移動を復帰させる際に、前記自律移動装置を撮像した前記施設内の施設カメラ、または、前記自律移動装置を検知した他の自律移動装置から前記位置情報を前記自律移動装置に取得させる、
ことをコンピュータに実行させる自律移動プログラム。
(付記7)
前記強制停止スイッチが作動した場合には、前記自律移動装置に、前記自律移動システムと通信可能に接続されたサーバ装置に定期送信するハートビート信号の送信を停止させ、
前記強制停止スイッチの作動を解除され、前記自律移動を復帰させる際に、前記自律移動装置に、前記ハートビート信号の送信を再開させ、これにより、前記サーバ装置を介して、前記位置情報を取得させる、
ことをコンピュータに実行させる付記6に記載の自律移動プログラム。
(付記8)
前記位置情報とともに前記自律移動システムの向きを示す向き情報を前記自律移動装置に取得させる、
ことをコンピュータに実行させる付記6または7に記載の自律移動プログラム。
(付記9)
前記強制停止スイッチが作動した場合には、前記自律移動装置に、前記自律移動システムの管理者へ前記強制停止スイッチの作動を通知させる、
ことをコンピュータに実行させる付記6~8のいずれか1項に記載の自律移動プログラム。
(付記10)
前記位置情報を取得した前記自律移動装置に、
前記施設内に固定された基点まで移動させ、
前記基点に位置させることにより、前記位置情報の基準となる基点情報を取得させる、
ことをコンピュータに実行させる付記6~9のいずれか1項に記載の自律移動プログラム。
100 移動ロボット
110 駆動部
111 駆動輪
112 キャスター
120 筐体部
121 収納室扉
130 通信部
140 操作受付部
141 強制停止スイッチ
142 起動スイッチ
150 表示部
160 センサ群
161 ロボットカメラ
162 距離センサ
180 制御部
185 演算部
190 記憶部
300 サーバ装置
330 通信部
380 制御部
385 演算部
390 記憶部
400 施設カメラ
500 アクセスポイント
600 基点
900 施設
910 床面
920 天井

Claims (12)

  1. 位置情報を用いて施設内を自律移動する自律移動システムであって、
    前記自律移動システムの自律移動を停止させる強制停止スイッチの作動により前記位置情報を喪失した場合には、前記強制停止スイッチの作動を解除され、前記自律移動を復帰させる際に、前記自律移動システムを撮像した前記施設内の施設カメラ、または、前記自律移動システムを検知した他の自律移動システムから前記位置情報を取得する、
    自律移動システム。
  2. 前記強制停止スイッチが作動した場合には、前記自律移動システムと通信可能に接続されたサーバ装置に定期送信するハートビート信号の送信を停止させ、
    前記強制停止スイッチの作動を解除され、前記自律移動を復帰させる際に、前記ハートビート信号の送信を再開し、これにより、前記サーバ装置を介して、前記位置情報を取得する、
    請求項1に記載の自律移動システム。
  3. 前記位置情報とともに前記自律移動システムの向きを示す向き情報を取得する、
    請求項1または2に記載の自律移動システム。
  4. 前記強制停止スイッチが作動した場合には、前記自律移動システムの管理者に前記強制停止スイッチの作動を通知する、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の自律移動システム。
  5. 前記位置情報を取得した前記自律移動システムは、
    前記施設内に固定された基点まで移動し、
    前記基点に位置することにより、前記位置情報の基準となる基点情報を取得する、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の自律移動システム。
  6. 位置情報を用いて施設内を自律移動する自律移動装置と、
    前記施設内に固定された施設カメラであって、前記施設カメラの周辺を撮像して画像データを生成する前記施設カメラと、
    前記自律移動装置との間で走行情報を送受信するとともに、前記施設カメラから前記画像データを取得するサーバ装置と、
    を備え、
    前記サーバ装置は、前記自律移動装置の自律移動を停止させる強制停止スイッチの作動により前記自律移動装置が前記位置情報を喪失した場合には、前記強制停止スイッチの作動を解除され、前記自律移動を復帰させる際に、前記自律移動装置を撮像した前記施設カメラ、または、前記自律移動装置を検知した他の自律移動装置から前記自律移動装置の前記位置情報を取得し、取得した前記位置情報を前記自律移動装置に送信し、
    前記自律移動装置は、前記サーバ装置から前記位置情報を取得する、
    自律移動システム。
  7. 前記自律移動装置は、
    前記強制停止スイッチが作動した場合には、前記サーバ装置に定期送信するハートビート信号の送信を停止させ、
    前記強制停止スイッチの作動を解除され、前記自律移動を復帰させる際に、前記ハートビート信号の送信を再開し、これにより、前記サーバ装置を介して、前記位置情報を取得する、
    請求項6に記載の自律移動システム。
  8. 前記自律移動装置は、
    前記位置情報とともに前記自律移動装置の向きを示す向き情報を取得する、
    請求項6または7に記載の自律移動システム。
  9. 前記自律移動装置または前記サーバ装置は、
    前記強制停止スイッチが作動した場合には、前記自律移動システムの管理者に前記強制停止スイッチの作動を通知する、
    請求項6~8のいずれか1項に記載の自律移動システム。
  10. 前記位置情報を取得した前記自律移動装置は、
    前記施設内に固定された基点まで移動し、
    前記基点に位置することにより、前記位置情報の基準となる基点情報を取得する、
    請求項6~9のいずれか1項に記載の自律移動システム。
  11. 位置情報を用いて施設内を自律移動する自律移動装置の自律移動方法であって、
    前記自律移動装置の自律移動を停止させる強制停止スイッチの作動により前記自律移動装置が前記位置情報を喪失した場合には、前記強制停止スイッチの作動を解除され、前記自律移動を復帰させる際に、前記自律移動装置を撮像した前記施設内の施設カメラ、または、前記自律移動装置を検知した他の自律移動装置から前記位置情報を前記自律移動装置に取得させる、
    自律移動方法。
  12. 位置情報を用いて施設内を自律移動する自律移動装置の自律移動プログラムであって、
    前記自律移動装置の自律移動を停止させる強制停止スイッチの作動により前記自律移動装置が前記位置情報を喪失した場合には、前記強制停止スイッチの作動を解除され、前記自律移動を復帰させる際に、前記自律移動装置を撮像した前記施設内の施設カメラ、または、前記自律移動装置を検知した他の自律移動装置から前記位置情報を前記自律移動装置に取得させる、
    ことをコンピュータに実行させる自律移動プログラム。
JP2021007933A 2021-01-21 2021-01-21 自律移動システム、自律移動方法及び自律移動プログラム Active JP7484742B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021007933A JP7484742B2 (ja) 2021-01-21 2021-01-21 自律移動システム、自律移動方法及び自律移動プログラム
CN202210015268.7A CN114879653A (zh) 2021-01-21 2022-01-07 自主移动系统、自主移动方法和计算机可读存储介质
US17/648,237 US20220229443A1 (en) 2021-01-21 2022-01-18 Autonomous mobile system, autonomous mobile method, and autonomous mobile program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021007933A JP7484742B2 (ja) 2021-01-21 2021-01-21 自律移動システム、自律移動方法及び自律移動プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022112212A JP2022112212A (ja) 2022-08-02
JP7484742B2 true JP7484742B2 (ja) 2024-05-16

Family

ID=82405080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021007933A Active JP7484742B2 (ja) 2021-01-21 2021-01-21 自律移動システム、自律移動方法及び自律移動プログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20220229443A1 (ja)
JP (1) JP7484742B2 (ja)
CN (1) CN114879653A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2024076019A (ja) 2022-11-24 2024-06-05 オムロン株式会社 自律作業システム及び自律作業機を制御するための方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003295951A (ja) 2002-03-29 2003-10-17 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 自律移動体巡回システムおよび自律移動体の位置補正方法
JP2014186694A (ja) 2013-03-25 2014-10-02 Murata Mach Ltd 自律移動式無人搬送車、及び、自律移動式無人搬送システム
JP2017111554A (ja) 2015-12-15 2017-06-22 株式会社リコー 自動走行装置、サーバ及びプログラム
WO2019097993A1 (ja) 2017-11-15 2019-05-23 株式会社日立製作所 搬送車システム、搬送車制御システム及び搬送車制御方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10737737B2 (en) * 2017-05-31 2020-08-11 Zoox, Inc. Vehicle with interchangeable drive modules
US11086336B1 (en) * 2018-06-05 2021-08-10 Amazon Technologies, Inc. Wireless communication with robots tasked with sorting items
WO2020146701A1 (en) * 2019-01-11 2020-07-16 St Engineering Aethon, Inc. Autonomous mobile delivery robot and chain of custody system

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003295951A (ja) 2002-03-29 2003-10-17 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 自律移動体巡回システムおよび自律移動体の位置補正方法
JP2014186694A (ja) 2013-03-25 2014-10-02 Murata Mach Ltd 自律移動式無人搬送車、及び、自律移動式無人搬送システム
JP2017111554A (ja) 2015-12-15 2017-06-22 株式会社リコー 自動走行装置、サーバ及びプログラム
WO2019097993A1 (ja) 2017-11-15 2019-05-23 株式会社日立製作所 搬送車システム、搬送車制御システム及び搬送車制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20220229443A1 (en) 2022-07-21
CN114879653A (zh) 2022-08-09
JP2022112212A (ja) 2022-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220202266A1 (en) Autonomous mobile system, autonomous mobile method, and autonomous mobile program
JP7484742B2 (ja) 自律移動システム、自律移動方法及び自律移動プログラム
US11782449B2 (en) Autonomous mobile system, autonomous mobile method, and storage medium
US20220194737A1 (en) Autonomous mobile system, autonomous mobile method, and autonomous mobile program
CN114905503B (zh) 机器人控制系统、机器人控制方法和存储介质
JP7480639B2 (ja) 移動ロボット制御システム
JP7491229B2 (ja) 自律移動システム、自律移動方法及び自律移動プログラム
CN114942627A (zh) 移动机器人、运输系统、方法和计算机可读介质
JP7548041B2 (ja) ロボット制御システム
US12111660B2 (en) Autonomous movement system, autonomous movement method, and autonomous movement program
JP7521442B2 (ja) 自律移動システム、自律移動方法及び自律移動プログラム
JP7567639B2 (ja) ロボット制御システム、ロボット制御方法、及び、制御プログラム
US12032387B2 (en) Autonomous mobile robot, autonomous mobile method, and storage medium

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230822

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240329

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7484742

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150