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JP7473454B2 - 加湿装置 - Google Patents

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JP7473454B2 JP2020187331A JP2020187331A JP7473454B2 JP 7473454 B2 JP7473454 B2 JP 7473454B2 JP 2020187331 A JP2020187331 A JP 2020187331A JP 2020187331 A JP2020187331 A JP 2020187331A JP 7473454 B2 JP7473454 B2 JP 7473454B2
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Description

この発明は、ミストを含む加湿空気を室内へ供給する加湿装置に関するものである。
従来、この種のものでは、貯水室内に設置された回転体により水を吸い上げ、回転体から飛散した水を回転体の周囲に設置された衝突体に衝突させ、水が微細化することで発生したナノミストとマイナスイオンとを含む加湿空気を送風ファンにより送風口から器具本体外へ送風するミスト運転を実施する加湿装置において、加湿空気の風量を均一化する整流板を備えることで、送風口から均一に加湿空気を送風する加湿装置があった。(例えば、特許文献1)
特開2018-124032号公報
しかし、この従来のものでは、送風ファンの能力を大きくした場合、従来は目立たなかった送風口における左右方向の風量に偏りが生じてしまい、均一な風量で送風することができないことから、改善の余地があった。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、器具本体と、当該器具本体内に設置され空気を送風する送風ファンと、前記器具本体外の空気を吸入する吸入口と、当該吸入口を通過した空気が流通する送風経路と、当該送風経路内の空気が流入する貯水室流入口が形成され水を貯水する貯水室と、当該貯水室内の水からミストを発生させるミスト発生手段と、前記貯水室に接続され前記貯水室内で発生したミストを含む加湿空気が流通する気水分離風路と、当該気水分離風路内に設置され前記加湿空気に含まれる大径のミストを分離回収する気水分離手段と、前記気水分離風路を通過した前記加湿空気が流入し前記器具本体外へ前記加湿空気を送風する送風口まで前記加湿空気が流通する上部送風路と、前記送風経路から分岐して前記貯水室を介さず前記気水分離風路内へ加湿される前の乾燥空気がバイパスするバイパス経路と、前記気水分離風路の下流側に開口され前記乾燥空気が流入するバイパス流入口と、前記上部送風路内に前記バイパス流入口から流入した前記乾燥空気が前記加湿空気と合流するように案内する案内手段と、前記乾燥空気と合流した後の前記加湿空気が前記送風口から送風されるよう整流する整流手段と、を備え、
前記案内手段は前記上部送風経路の前方側に設け、
前記送風口は前記器具本体の前面上部から前記乾燥空気と合流した後の前記加湿空気が送風されるように形成され、前記整流手段は、前記上部送風路内を水平方向に仕切る水平板と鉛直方向に仕切る鉛直板とで構成され、当該鉛直板は鉛直方向では前記案内手段と前記水平板の間に位置すると共に、前記気水分離風路の出口側と対応する位置に開口部を設け、水平方向では前記水平板の前記送風口側に位置しており、更に前記水平板はその後端が前記器具本体背面側と接続されると共に、前記乾燥空気と合流した後の前記加湿空気が流入する開口穴を複数設け、前記気水分離風路の出口側と対応する位置における前記開口穴による開口面積の割合は他の領域における前記開口面積の割合よりも大きいことを特徴としている。
また、請求項2では、記案内手段と前記水平板は、平面視した際に少なくとも一部が重なり合うように設置することを特徴としている。
また、請求項3では、前記整流手段は、前記水平板において前記送風口から遠い側における前記開口面積の割合は前記送風口から近い側における前記開口面積の割合よりも小さいことを特徴としている。
また、請求項4では、前記ミスト発生手段は、前記貯水室内の水を回転により汲み上げて外周方向へ飛散させる回転体と、当該回転体を回転可能となるように軸支した駆動軸と接続するミストモータと、前記回転体により飛散した水が衝突する衝突体とで構成されていることを特徴としている。
この発明によれば、送風口は器具本体の前面上部から加湿空気が送風されるように形成されており、整流手段は上部送風路内を水平方向に仕切る水平板と鉛直方向に仕切る鉛直板とで構成されており、鉛直板は案内手段と水平板の間に位置し、水平板は加湿空気が流入する開口穴を複数設け、更にこの開口穴による開口面積の割合は気水分離風路の出口側に対応する位置の方が他の領域よりも大きくしたので、案内手段によって乾燥空気と合流した後の加湿空気を鉛直板によって水平板の開口穴に流入するように案内すると共に、水平板の開口穴を通過した加湿空気は左右方向の風量の偏りが是正され、送風口から均一な風量で送風することができる。
また、整流手段の鉛直板において気水分離風路の出口側と対応する位置に開口部を設けると共に、案内手段と水平板は平面視した際に少なくとも一部が重なり合うように設置したので、気水分離風路の出口側に対応する位置の加湿空気量が増えて送風口の下部における左右方向の風量の偏りが是正されると共に、案内手段と水平板が平面視して重なり合う部分は水平方向の風路となるため、鉛直板の開口部を通過する加湿空気は水平方向に流通し、上方向へ流通しないように矯正されるので、送風口の下部における左右方向の風量の偏りをより是正することができる。
また、整流手段の水平板において送風口から遠い開口面積の割合は送風口から近い開口面積の割合よりも小さくしたので、水平板の開口穴を通過した加湿空気は送風口において上部の風量が小さくなり中央部の風量が大きくなることから、送風口の上部における結露の発生を抑制することができる。
また、ミスト発生手段は、貯水室内の水を回転により汲み上げて外周方向へ飛散させる回転体と、当該回転体を回転可能となるように軸支した駆動軸と接続するミストモータと、回転体により飛散した水が衝突することで微細ミスト及び大径ミストを発生させる衝突体とで構成されているので、貯水室内の水を回転体で汲み上げて衝突体に衝突させる簡易な構成によってミストを含む加湿空気を多量に発生させることができる。
この発明の一実施形態の外観を説明する斜視図 同実施形態の概略構成図 同実施形態の制御ブロック図 同実施形態の操作部を説明する図 同実施形態の運転開始から終了までの動作を説明するフローチャート 同実施形態の空気の流通経路を説明する斜視図 同実施形態の空気の流通経路を説明する部分拡大斜視図 同実施形態の加湿空気の流通経路を説明する側面視断面図 加湿装置の前面を取外した状態の正面図 加湿装置の上面を取り外した状態の平面図 同実施形態の加湿空気の風量分布を説明する側面視断面図
次に、この発明の一実施形態における加湿装置を図に基づいて説明する。
以下の説明において、「前(前面)」、「後(背面)」、「上」、「下」、「右」、及び「左」は、図1、図2、及び図6から図10における定義に従う。また、上下方向は、器具本体1の設置時における鉛直方向に対応する。前後方向及び左右方向は、器具本体1の設置時における水平方向に対応する。
1は器具本体、2は器具本体1上部に器具本体1の前面と平行な位置関係となるように形成され複数のルーバー3が設置された送風口、4は器具本体1の正面上部を構成する上面パネル、5は器具本体1の正面下部を構成する下面パネル、6は複数のスイッチが備えられ各種操作指令を行う操作部、7は図示しないブレーカーを隠すブレーカーカバーである。
8は器具本体1内の略中段高さ位置にあって所定量の水を貯水する貯水室であり、この貯水室8内には、水に下端を水没させ駆動軸9に軸支された筒状の回転体10が備えられている。
前記回転体10は、中空逆円錐形で上方に向かって円周が徐々に拡大するものであり、駆動軸9に接続され回転体10を回転駆動させるミストモータ11を駆動させ、回転体10が回転することによる回転の遠心力で貯水室8の水を汲み上げ、回転体10の外壁及び内壁を伝わせて水を押し上げて、回転体10の外壁を伝わせて押し上げた水を周囲に飛散させると共に、回転体10の内壁を伝わせて押し上げた水を回転体10の上端に形成された複数の図示しない飛散口から外周方向へ飛散させる。
12は回転体10の上部外周に所定間隔を離間させて位置し、回転体10と共に回転する円筒状の多孔体で、該多孔体12には、その全周壁に多数のスリットや金網やパンチングメタル等から成る衝突体としての多孔部13が設置されている。また、回転体10とミストモータ11と多孔部13とでミスト発生手段が構成されており、簡易な構成によってミストを含む加湿空気を多量に発生させることができ、ミストモータ11と駆動軸9を組み付けるだけであることから、組み付けが容易で低コストとなっている。
前記ミスト発生部を構成するミストモータ11を駆動させ、回転体10を回転させたことで発生する遠心力で貯水室8内の水を汲み上げると共に空気を飛散させ、多孔部13を通過した水滴が破砕されることで、水を微細化して粒径がナノメートル(nm)サイズのミスト(以下、微細ミスト)が多量に生成されると共に、比較的粒径の大きな水滴(以下、大径ミスト)とが生成され、水の微細化によるレナード効果によって微細ミストに負イオンが帯電し、大径ミストに正イオンが帯電した状態となる。
14は下面パネル5内に設置され所定の回転数で駆動することで室内の乾燥空気を吸引して器具本体1の上方向へ送風する送風ファン、15は当該送風ファン14で送風された空気を貯水室8の上部の一端(右側)に形成されミストモータ11の側面を通過して貯水室8内へ空気が流入可能な貯水室流入口16まで案内する送風経路であり、器具本体1の下部から吸い込まれた乾燥空気が前記送風経路15を通過して器具本体1の上部へ案内され、貯水室8内へ流入する。
17は貯水室8の上方の他端(左側)に流路が鉛直上向きとなるよう接続され貯水室8内で発生した微細ミスト及び大径ミストを含む加湿空気が内部を流通する気水分離風路、18は当該気水分離風路17内の途中に複数設置され鉛直上方へ傾斜する傾斜面Pを備えた気水分離手段としてのバッフル板であり、気水分離風路17内の上段に設置されたバッフル板18a、中段に設置されたバッフル板18b、下段に設置されたバッフル板18cで構成されている。
そして、気水分離風路17内に加湿空気が流入すると、各バッフル板18を蛇行するように加湿空気が流通することで加湿空気中の大径ミストが傾斜面Pにより分離され、分離された大径ミストが集まると重力の影響で傾斜面Pに沿ってバッフル板18の下端まで流動して貯水室8へ落下するため、送風口2へ案内される大径ミストの量を減少させると共に、微細ミストを多く含んだ加湿空気を送風口2へ案内する。
また、前記バッフル板18a、18b、18cは前記気水分離風路17内の鉛直方向に対し互い違いとなるよう設置されており、貯水室8から上昇する加湿空気が各バッフル板18により塞がれた流路を避けるように蛇行して上昇し上端にまで至るので、各バッフル板18を加湿空気が十分に舐めて上昇することで、大径ミストを各バッフル板18で効果的に分離することができる。
19は貯水室8内に設置され貯水を加熱する加熱ヒータであり、貯水室8の外壁に設置され貯水温度を検知する貯水温度センサ20で検知される温度が所定温度となるよう、ON/OFF状態が適宜切り替えられる。
21は貯水室8内に設置されフロートが上下することで水位を検知する水位センサであり、貯水室8内の水位が低下して所定水位以下になったらOFF信号を出力し、水位が上昇して所定水位以上になったらON信号を出力し、更に水位が上昇して貯水室8内が満水となったら満水信号を出力する。
22は貯水室8側面に接続され貯水室8内に市水を給水する給水管であり、該給水管22の配管途中には、電磁弁を開閉して貯水室8内への給水を制御する給水弁23と、給水圧を所定値まで減圧する減圧弁24とが備えられている。
25は貯水室8底部に接続され貯水室8内の水を器具本体1外部に排水する硬質塩化ビニル管で構成された排水管であり、該排水管25の配管途中には、電磁弁を開閉して貯水室8内の水の排水を制御する排水切り替え手段としての排水弁26が備えられている。
27は送風口2の上壁面に設置され送風口2から室内へ向けて送風される加湿空気の温度を検知する送風温度センサ、28は送風ファン14の近傍に設置され器具本体1の下部から吸い込まれた室内空気の温度を検知する吸気温度センサ、29は前記吸気温度センサ28の近傍に設置され器具本体1が設置された室内の湿度を検知する湿度センサであり、各センサで検知された温度や湿度に基づいて、ミストモータ11や送風ファン14の回転数を変化させ、加熱ヒータ19のON/OFF状態を切り替える。
操作部6には、ミスト運転の開始及び停止を指示する運転切り替え手段としての運転スイッチ30と、加熱ヒータ19のON/OFF状態を切り替えることで貯水室8内の貯水温度を変化させ、送風口2から室内に送風される加湿空気に含有可能な水分量の割合を変化させた3段階の加湿レベルと、湿度センサ29で検知された湿度が予め設定された湿度となるよう前記加湿レベルを変化させるオートモードとから選択可能な加湿スイッチ31と、ミストモータ11と送風ファン14との回転数の大小を設定可能な三段階の風量レベルと、湿度センサ29で設定された湿度が予め設定された湿度となるよう前記風量レベルを変化させるオートモードとから選択可能な風量スイッチ32と、加湿空気を室内に供給するミスト運転の開始時間と停止時間とを設定するタイマー切替スイッチ33と、前記風量スイッチ32で設定された風量で送風ファン14のみを駆動させ室内の空気清浄を行う空清モードを実施する空清スイッチ34と、現在時刻を設定する時刻設定スイッチ35と、スイッチを操作することで運転停止以外の動作を禁止するチャイルドロックスイッチ36とが備えられている。
また、操作部6の各スイッチ上部には各スイッチに対応したランプが備えられており、運転スイッチ30が操作されたら点灯する運転ランプ37と、ミスト運転が所定時間以上継続したら開始する除菌運転時に点灯する除菌ランプ38と、加湿スイッチ31で設定された加湿レベルを1から3の数値とオートモードを示すAで表示する加湿レベルランプ39と、風量スイッチ32で設定された風量レベルを1から3の数値とオートモードを示すAで表示する風量レベルランプ40と、タイマー切替スイッチ33でミスト運転の開始及び停止が設定されたら、それぞれのランプが点灯するタイマーランプ41と、空清スイッチ34が操作され空清モードが設定されたら点灯する空清モードランプ42と、時刻設定スイッチ35で設定された現在時刻を表示する時刻表示パネル43と、チャイルドロックスイッチ36が操作されたら点灯するチャイルドロックランプ44とが備えられている。
45は各センサで検知された検知値や操作部6上に備えられた各スイッチでの設定内容に基づき、運転内容や弁の開閉を制御するマイコンで構成された制御部であり、ミストモータ11を所定の回転数で駆動させるミストモータ制御手段46と、送風ファン14を所定の回転数で駆動させる送風ファン制御手段47と、加熱ヒータ19のON/OFF状態を切り替えて貯水室8内の水温を制御する加熱ヒータ制御手段48とが備えられている。
49は器具本体1の底面及び前面下方に形成され室内空気を器具本体1内に取り込む吸入口である。
51は気水分離風路17の壁面を貫通し送風経路15から分岐して貯水室8をバイパスするバイパス経路50を流通する空気が流入可能なバイパス流入口であり、当該バイパス流入口51は、送風口2に最も近い位置にある気水分離風路17内の最上段に設置されたバッフル板18aの上方へ傾斜した傾斜面Pと対向し、かつ送風経路15と対面する気水分離風路17の壁面を貫通するように形成されており、バイパス流入口51から気水分離風路17内へ空気が流入することで、貯水室8から上昇してきた加湿空気の風量を増大させ、送風口2から室内へ送風される加湿空気の送風量を上昇させることができる。
52は気水分離風路17の上端にある気水分離風路出口53が接続され器具本体1の上部を構成し、気水分離風路17内を通過した加湿空気とバイパス流入口51から流入した乾燥空気とが流入する上部送風路である。なお、図6においては気水分離風路出口53を明示するために、上部送風路52を省略している。
54は気水分離風路17の上端近傍でバイパス流入口51の鉛直上方に位置する上部送風路52内にあり、器具本体1の設置面と略平行な位置関係となるよう設置された案内手段としての案内板であり、当該案内板54は、バイパス流入口51から流入した乾燥空気を送風口2とは逆方向で器具本体1の背面側となる方向へ案内し、気水分離風路17を上昇してきた加湿空気と合流させる。気水分離風路出口53の後方から出る加湿空気に、前方から出る乾燥空気を合流させるため、案内板54は上部送風路52の前方側(送風口2側)に設置されている。
55は上部送風路52内に設置され、案内板54で合流後の加湿空気を整流する整流手段としての整流板である。整流板55は、案内板54より下流側に設置され、水平板55aと、鉛直板55bと、を有する。水平板55aは、器具本体1の設置面と略平行になるように設置され、上部送風路52を水平方向に仕切る。また水平板55aには、乾燥空気と合流した後の加湿空気が通風可能な開口穴56が設けられている。鉛直板55bは、前後方向では水平板55aの送風口2側に設置され、上下方向では案内板54より上方かつ水平板55aより下方に設置され、上部送風路52を鉛直方向に仕切る。整流板55の詳細については、後述する。
次に、この一実施形態での運転開始から終了までの動作について図5のフローチャートに基づいて説明する。
まず、操作部6の運転スイッチ30が操作されたか、もしくはタイマー切替スイッチ33で設定された運転開始時刻になったら、制御部45は、排水弁26を開放して貯水室8内の水を排水し、水位センサ21でOFF信号が検知されたら、給水弁23を開放して貯水室8内を水で洗い流すクリーニング動作を行い、所定時間経過したら排水弁26を閉止することで給水弁23から流入する水を貯水室8内に供給し、水位センサ21でON信号が検知されたら、所定量の水が貯水室8内に供給されたとして給水弁23を閉止する水入替モードを行う(ステップS101)。
ステップS101の水入替モードが終了したら、制御部45は、貯水温度センサ20で検知される貯水温度が室温と同値になるまで加熱ヒータ制御手段48で加熱ヒータ19をON状態にして、ミストモータ11及び送風ファン14が所定の回転数となるようミストモータ制御手段46及び送風ファン制御手段47で制御する立ち上げ動作を実行する立ち上げモードを行う(ステップS102)。
ステップS102の立ち上げモードが終了したら、制御部45は、加湿スイッチ31及び風量スイッチ32で設定された加湿レベルと風量レベルとに基づいて、ミストモータ11と送風ファン14とが所定の回転数で駆動するようミストモータ制御手段46と送風ファン制御手段47とで回転数を制御し、加熱ヒータ19のON/OFF状態を加熱ヒータ制御手段48で切り替えて制御して、加湿レベルと風量レベルとに合わせた所定の温度範囲内にするミスト運転を実行する通常運転モードを行う(ステップS103)。
ステップS103の通常運転モード中に運転スイッチ30が操作され運転終了の指示があったと判断したら、制御部45は、ミストモータ11を停止させてから排水弁26を開弁して貯水室8内の水を排水し、所定時間経過したら給水弁23を開放して貯水室8内を洗浄してから排水弁26を閉止して貯水室8内に所定量だけ貯水する水入替運転を行い、その後、加熱ヒータ19をON状態にして水を加熱することで除菌を行う除菌運転を所定時間行い、その後、所定時間経過後に貯水室8内を冷却する冷却運転を実行し、貯水温度が所定温度以下になったら排水弁26を開放して排水するクリーニングモードを行う(ステップS104)。
ステップS104のクリーニングモードが終了したら、制御部45は、送風ファン14が所定の回転数(例えば、800rpm)で駆動するよう送風ファン制御手段47で制御し、貯水室8や送風経路15に送風して乾燥させることで菌の増殖を防止する乾燥モードを行い(ステップS105)、送風ファン14の駆動時間が所定時間(例えば、3時間)をカウントしたか判断し、3時間カウントしたら、送風ファン14を停止させて運転を終了する。
次に、ミスト運転時における加湿空気の流路、及びバイパス流入口51から流入する乾燥空気が案内板54によって加湿空気と合流する流路について図6から図10に基づいて説明する。
まず、ミスト運転が開始されミストモータ11及び送風ファン14が所定の回転数で駆動すると、器具本体1の底面及び前面の吸入口49から室内の空気が吸い込まれる。
そして、吸い込まれた空気は送風経路15を上昇し、貯水室流入口16内へ流入する空気と、バイパス経路50を介してバイパス流入口51へ向かう空気とに分流する。
貯水室流入口16から貯水室8内へ流入した空気は、回転体10により汲み上げられ多孔部13によって破砕されることで発生した微細ミスト、大径ミスト及びマイナスイオンを含んだ加湿空気として気水分離風路17を上昇する。また、当該加湿空気は加熱ヒータ19で貯水を加熱しているため、室温より温度が高い加湿空気となっている。
気水分離風路17を上昇する時、バッフル板18a、18b、18cによって流路が蛇行し、各バッフル板18の傾斜面Pを舐めるように流通することで加湿空気中の大径ミストが各バッフル板18の表面に付着し、傾斜した各バッフル板18の下端まで達すると、重力により水滴が貯水室8へ落下するため、送風口2まで運ばれる大径ミストの量を減少させることができる。
このとき、図8及び図10で示すように、気水分離風路17を上昇した加湿空気が気水分離風路出口53を通過する際、バッフル板18aが風路を遮るため、気水分離風路出口53の後方を通過して上部送風路52へ流入する。
一方、バイパス経路50からバイパス流入口51内に流入した乾燥空気はバッフル板18aに沿って気水分離風路17内を上昇する。バイパス流入口51は気水分離風路17の右側面前方に位置しているため、前記乾燥空気は気水分離風路出口53の前方を通過して上部送風路52へ流入する。その後、案内板54により送風口2とは逆方向の器具本体1背面側へ案内される。そして、気水分離風路17を上昇した前記加湿空気と、バイパス流入口51から流入した前記乾燥空気とが、器具本体1の背面側の上部送風路52内で合流する。案内板54の前端は送風口2下部の後端と接続され、案内板54の後端は前記乾燥空気と合流した加湿空気が整流板55へと流通する流路が確保できるように設置される。
次に、前記乾燥空気と合流した前記加湿空気が、整流板55を通過することにより送風口2における左右方向の風量分布に与える効果について、図7から図10を参照しながら説明する。
まず、前記乾燥空気と合流した前記加湿空気は、上部送風路52内で案内板54の上方にある整流板55を流通する。整流板55は、図7から図10に示すように水平板55a及び鉛直板55bで構成される。水平板55aの後端は器具本体1の背面側と接続し、水平板55aの前端は鉛直板55bと接続される。水平板55aは前記加湿空気が流通可能な開口穴56が設けられている。また平面視した際に、水平板55aの前方と案内板54の後方が部分的に重なり合うように設置されている(図10斜線部)。即ち、側面視した際に、水平板55aと案内板54が互い違いに設置されている(図8)。鉛直板55bは、気水分離風路出口53側である左側に前記加湿空気が流通可能な開口部57が設けられている。また鉛直板55bの上端は水平板55aと接続し、開口部57以外の下端は案内板54と接触しない程度の隙間を設けて近接して設置されている。従って、前記乾燥空気と合流した前記加湿空気は、整流手段としての水平板55aの開口穴56及び鉛直板55bの開口部57を流通した後、送風口2より送風される。
一方で、前記乾燥空気と合流した前記加湿空気は気水分離風路出口53側から上部送風路52内へ流入するため、上部送風路52内は前記乾燥空気と合流後の前記加湿空気が流入する左側後方(気水分離風路出口53の後方)の圧力が高く、反対に右側の圧力が低い。空気は圧力の高い方から低い方へ流れるため、上部送風路52内の右側から送出する風量が大きく、反対に左側から送出する風量が小さくなり、左右方向で風量のアンバランスが生じる。仮に整流板55が無かった場合、風量のアンバランスが生じた状態で送風口2から加湿空気が送風されるため、左右方向に風量の偏りが生じてしまう。
そこで、水平板55aの開口穴56の面積を、風量が小さくなる気水分離風路出口53側(左側)については開口穴56の面積の割合を大きくし、風量が大きくなる右側については開口穴56の面積の割合を小さくすることで、開口穴56を流通し送風口2から送風する加湿空気は、左右方向の風量に偏りが生じず、風量を均一にすることができる。
また、図8に示すように、水平板55aは送風口2に対して鉛直方向で略中央に位置しているため、水平板55aの開口穴56を流通後の加湿空気(A)(B)は、送風口2の上部から中央付近は風量が大きいが、送風口2の中央より下部付近は風量が小さくなる。従って、送風口2下部から送風される加湿空気は、開口穴56の作用では前述した左右方向の風量を均一化する効果を十分に得ることが難しい。しかし、鉛直板55bの左側の開口部57を流通する加湿空気(C)は、案内板54の上側を流通して送風口2の下部付近を流通するため、送風口2下部かつ左側の風量増大に寄与する。従って、開口部57を設けることで、風量が小さかった送風口2の下部かつ左側の風量を大きし、送風口2の下部かつ右側の風量と同等にすることができ、送風口2下部においても左右方向の風量を均一にすることができる。
更に、図8に示すように、開口部57の後方において水平板55aと案内板54が互い違いに設置されることで、開口部57を流通する加湿空気(C)に対し、水平板55aによって水平方向に流通するよう矯正される。その結果、加湿空気(C)は開口部57を流通後は上方向へ流通せず、水平方向へ流通して送風口2の下部付近を流通するため、送風口2の下部かつ左側の風量増大に寄与する。つまり、開口部57の後方において水平板55aと案内板54が互い違いに設置されることで、風量の小さかった送風口2の下部かつ左側の風量を大きし、送風口2の下部かつ右側の風量と同等にすることができる。従って、前述した送風口2下部における左右方向の風量を均一化する効果をより高めることができる。
次に、前記乾燥空気と合流した前記加湿空気が、整流板55を通過することにより送風口2における上下方向の風量分布に与える効果について、図11を参照しながら説明する。
前記乾燥空気と合流した前記加湿空気が水平板55aの開口穴56を流通する際、特に水平板55aの後方側(器具本体1の背面側)の開口穴56を流通した後の加湿空気(B)は、器具本体1の背面及び上面を沿うように送風口2へ向かう。このとき、当該加湿空気は室温より温度が高い加湿空気であるため、送風口2上部を通過する際、室温との温度差により送風口2上部の壁面に結露が生じてしまう可能性がある。
そこで、水平板55aの開口穴56について、送風口2から遠い側(器具本体1の背面側)における開口面積の割合を、送風口2から近い側(鉛直板55b側)における開口面積の割合よりも小さくすることで、水平板55aの後方側の開口穴56を流通した後の加湿空気(B)の風量を小さくし、つまり送風口2上部の風量も小さくすることができるため、送風口2上部の壁面に発生する結露を抑制することができる。
図11に、送風口2の出口付近における上下方向の風量分布を示す。ここで、矢印の大きさは風量の大きさのイメージを表している。このように、水平板55aの開口穴56の開口面積の割合と、鉛直板55bの開口部57の開口面積の大きさを調整することで、送風口2の中央付近の風量は大きくし、上部及び下部の風量は中央付近に比べて小さくすることができる。
以上のように、整流手段を構成する水平板55aに開口穴56を設け、当該開口穴56の開口面積を気水分離風路出口53側(左側)の面積の割合を他の領域よりも大きくし、鉛直板55bの気水分離風路出口53側(左側)に開口部57を設け、水平板55aと案内板54を平面視した際に少なくとも一部が重なり合うように設置することで、送風口2から送風する加湿空気は、左右方向の風量に偏りが生じず、風量を均一にすることができるため、送風口2付近に存在する使用者等が送風口2からの送風感に違和感を感じることがない。更に、室内へ加湿空気を均一に送風することができるため、室内の湿度分布に偏りが生じることがない。
更に、水平板55aの開口穴56の開口面積について、送風口2から遠い後方の面積の割合を送風口2から近い前方の面積の割合よりも小さくすることで、送風口2付近の結露の発生を防止することができ、送風口2付近が結露水により濡れて器具本体1下部に水濡れが発生するのを未然に防止することができる。
なお、本実施形態では、図7及び図8で示すように鉛直板55bと水平板55aは接続した構成で説明したが、これに限られるものではない。
例えば、鉛直板55bは水平板55aの送風口2側(前方側)にあれば良いことから、鉛直板55bと水平板55aは離れて設置されていても良い。つまり、左右方向の風量の均一化が図られるのであれば、鉛直板55bと水平板55aが離れていることで両者の間から加湿空気が流通する構成であっても良い。
また、鉛直板55bの開口部57は図7及び図9に示すような構成で説明したが、これに限られるものではない。
送風口2の下側及び左側の風量を大きくする効果が得られるのであれば、例えば、水平板55aのように複数の開口穴を全面に設け、左右方向の開口面積の割合を左側が大きくなるように構成されていても良い。
また、本実施形態で用いたその他の構成は一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図しておらず、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 器具本体
2 送風口
8 貯水室
10 回転体
11 ミストモータ
13 多孔部(衝突体)
14 送風ファン
15 送風経路
17 気水分離風路
18 バッフル板(気水分離手段)
49 吸入口
50 バイパス経路
51 バイパス流入口
52 上部送風路
53 気水分離風路出口
54 案内板(案内手段)
55 整流板(整流手段)
55a 水平板
55b 鉛直板
56 開口穴
57 開口部

Claims (4)

  1. 器具本体と、当該器具本体内に設置され空気を送風する送風ファンと、前記器具本体外の空気を吸入する吸入口と、当該吸入口を通過した空気が流通する送風経路と、当該送風経路内の空気が流入する貯水室流入口が形成され水を貯水する貯水室と、当該貯水室内の水からミストを発生させるミスト発生手段と、前記貯水室に接続され前記貯水室内で発生したミストを含む加湿空気が流通する気水分離風路と、当該気水分離風路内に設置され前記加湿空気に含まれる大径のミストを分離回収する気水分離手段と、前記気水分離風路を通過した前記加湿空気が流入し前記器具本体外へ前記加湿空気を送風する送風口まで前記加湿空気が流通する上部送風路と、前記送風経路から分岐して前記貯水室を介さず前記気水分離風路内へ加湿される前の乾燥空気がバイパスするバイパス経路と、前記気水分離風路の下流側に開口され前記乾燥空気が流入するバイパス流入口と、前記上部送風路内に前記バイパス流入口から流入した前記乾燥空気が前記加湿空気と合流するように案内する案内手段と、前記乾燥空気と合流した後の前記加湿空気が前記送風口から送風されるよう整流する整流手段と、を備え、
    前記案内手段は前記上部送風経路の前方側に設け、
    前記送風口は前記器具本体の前面上部から前記乾燥空気と合流した後の前記加湿空気が送風されるように形成され、前記整流手段は、前記上部送風路内を水平方向に仕切る水平板と鉛直方向に仕切る鉛直板とで構成され、当該鉛直板は鉛直方向では前記案内手段と前記水平板の間に位置すると共に、前記気水分離風路の出口側と対応する位置に開口部を設け、水平方向では前記水平板の前記送風口側に位置しており、更に前記水平板はその後端が前記器具本体背面側と接続されると共に、前記乾燥空気と合流した後の前記加湿空気が流入する開口穴を複数設け、前記気水分離風路の出口側と対応する位置における前記開口穴による開口面積の割合は他の領域における前記開口面積の割合よりも大きいことを特徴とする加湿装置。
  2. 記案内手段と前記水平板は、平面視した際に少なくとも一部が重なり合うように設置することを特徴とする請求項1記載の加湿装置。
  3. 前記整流手段は、前記水平板において前記送風口から遠い側における前記開口面積の割合は前記送風口から近い側における前記開口面積の割合よりも小さいことを特徴とする請求項2記載の加湿装置。
  4. 前記ミスト発生手段は、前記貯水室内の水を回転により汲み上げて外周方向へ飛散させる回転体と、当該回転体を回転可能となるように軸支した駆動軸と接続するミストモータと、前記回転体により飛散した水が衝突する衝突体とで構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の加湿装置。
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