JP7460877B2 - 熱源ユニットおよびそれを備える冷凍装置 - Google Patents
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Description
熱源側回路(50)は、高段側圧縮機(51)と、第1低段側圧縮機(52)と、第2低段側圧縮機(53)と、四方切換弁(54)と、熱源側熱交換器(55)と、レシーバ(56)と、熱源側膨張弁(57)と、過冷却熱交換器(58)と、液側閉鎖弁(59)と、ガス側閉鎖弁(61)とを備える。
利用側回路(80)は、冷却熱交換器(83)と、利用側膨張弁(84)と、ドレンパンヒータ(85)とを備える。利用側回路(80)では、そのガス側端(82)から液側端(81)に向かって順に、冷却熱交換器(83)と、利用側膨張弁(84)と、ドレンパンヒータ(85)とが配置される。
冷凍装置(10)は、複数のセンサを備える。具体的に、冷凍装置(10)の熱源ユニット(20)は、吐出圧力センサ(22)と、第1吸入圧力センサ(23)と、第2吸入圧力センサ(24)と、第1吐出温度センサ(25)と、第2吐出温度センサ(26)と、第3吐出温度センサ(27)とを備える。なお、冷凍装置(10)が備えるセンサは、これらに限らない。
制御器(90)は、演算処理を行う中央演算処理装置(CPU)(91)と、プログラムおよびデータなどを記憶するメモリ(92)とを備える。制御器(90)は、CPU(91)がメモリ(92)に記憶されたプログラムを実行することによって、冷凍装置(10)に設けられた各機器の動作を制御する制御動作を行う。
冷凍装置(10)の運転動作を説明する。冷凍装置(10)は、冷却動作を行う。なお、冷凍装置(10)は、その他の運転動作(例えば、デフロスト動作)も行うこともできる。
冷凍装置(10)の冷却動作では、制御器(90)によって油戻し制御が行われる。油戻し制御は、各圧縮機(51,52,53)に送られる油の流量を最適化するための制御である。以下、油戻し制御について、図3を参照しながら説明する。なお、図3のフロー図は、開始時点において高段側圧縮機(51)が運転している場合のものである。
本実施形態の熱源ユニット(20)は、第1低段側圧縮機(52)および第2低段側圧縮機(53)と、上記第1低段側圧縮機(52)および上記第2低段側圧縮機(53)から吐出された冷媒をさらに圧縮する高段側圧縮機(51)と、上記高段側圧縮機(51)が吐出する冷媒から油を分離する油分離器(62)と、上記油分離器(62)で分離された油を上記高段側圧縮機(51)へ送る第3分岐管(68a)と、上記油分離器(62)で分離された油を上記第1低段側圧縮機(52)および上記第2低段側圧縮機(53)へ送る第4分岐管(68b)と、上記第3分岐管(68a)に設けられ、該第3分岐管(68a)の油の流量を調節する第4調節弁(75)と、上記第4分岐管(68b)に設けられ、該第4分岐管(68b)の油の流量を調節する第5調節弁(76)と、上記第1低段側圧縮機(52)および上記第2低段側圧縮機(53)の少なくとも一方を起動する起動運転において、上記油分離器(62)から上記第1低段側圧縮機(52)および上記第2低段側圧縮機(53)へ送られる油の流量が、上記油分離器(62)から上記高段側圧縮機(51)へ送られる油の流量よりも多くなるように上記第4調節弁(75)および上記第5調節弁(76)を制御する制御器(90)とを備える。これにより、起動運転において、同運転時に油が不足しがちな第1低段側圧縮機(52)および第2低段側圧縮機(53)に送られる油の流量が、高段側圧縮機(51)に送られる油の流量よりも多くなる。これにより、起動運転時に第1低段側圧縮機(52)および第2低段側圧縮機(53)で油が不足するのを抑止できる。
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
20 熱源ユニット
40 冷媒回路
51 高段側圧縮機
52 第1低段側圧縮機(低段側圧縮機)
53 第2低段側圧縮機(低段側圧縮機)
62 油分離器
67 インジェクション管
68a 第3分岐管(第1油戻し管)
68b 第4分岐管(第2油戻し管)
75 第4調節弁(第1油量調節機構)
76 第5調節弁(第2油量調節機構)
77 過冷却膨張弁(冷媒量調節機構)
90 制御器(制御部)
Td2 第1低段側圧縮機の吐出温度
Td3 第2低段側圧縮機の吐出温度
Claims (6)
- 冷凍装置(10)用の熱源ユニット(20)であって、
低段側圧縮機(52,53)と、
上記低段側圧縮機(52,53)から吐出された冷媒をさらに圧縮する高段側圧縮機(51)と、
上記高段側圧縮機(51)が吐出する冷媒から油を分離する油分離器(62)と、
上記油分離器(62)で分離された油を上記高段側圧縮機(51)へ送る第1油戻し管(68a)と、
上記油分離器(62)で分離された油を上記低段側圧縮機(52,53)へ送る第2油戻し管(68b)と、
上記第1油戻し管(68a)に設けられ、該第1油戻し管(68a)の油の流量を調節する第1油量調節機構(75)と、
上記第2油戻し管(68b)に設けられ、該第2油戻し管(68b)の油の流量を調節する第2油量調節機構(76)と、
上記低段側圧縮機(52,53)を起動する起動運転において、上記油分離器(62)から上記低段側圧縮機(52,53)へ送られる油の流量が、上記油分離器(62)から上記高段側圧縮機(51)へ送られる油の流量よりも多くなるように上記第1油量調節機構(75)および上記第2油量調節機構(76)を制御する制御部(90)とを備え、
上記制御部(90)は、上記起動運転の後に上記冷凍装置(10)の冷凍サイクルが定常状態となる定常運転において、上記油分離器(62)から上記高段側圧縮機(51)へ送られる油の流量が、上記油分離器(62)から上記低段側圧縮機(52,53)へ送られる油の流量よりも多くなるように上記第1油量調節機構(75)および上記第2油量調節機構(76)を制御する
ことを特徴とする熱源ユニット。 - 冷凍装置(10)用の熱源ユニット(20)であって、
低段側圧縮機(52,53)と、
上記低段側圧縮機(52,53)から吐出された冷媒をさらに圧縮する高段側圧縮機(51)と、
上記高段側圧縮機(51)が吐出する冷媒から油を分離する油分離器(62)と、
上記油分離器(62)で分離された油を上記高段側圧縮機(51)へ送る第1油戻し管(68a)と、
上記油分離器(62)で分離された油を上記低段側圧縮機(52,53)へ送る第2油戻し管(68b)と、
上記第1油戻し管(68a)に設けられ、該第1油戻し管(68a)の油の流量を調節する第1油量調節機構(75)と、
上記第2油戻し管(68b)に設けられ、該第2油戻し管(68b)の油の流量を調節する第2油量調節機構(76)と、
上記低段側圧縮機(52,53)および上記高段側圧縮機(51)を起動する起動運転において、上記油分離器(62)から上記低段側圧縮機(52,53)と上記高段側圧縮機(52)とに油を送るとともに、上記油分離器(62)から上記低段側圧縮機(52,53)へ送られる油の流量が、上記油分離器(62)から上記高段側圧縮機(51)へ送られる油の流量よりも多くなるように上記第1油量調節機構(75)および上記第2油量調節機構(76)を制御する制御部(90)とを備える
ことを特徴とする熱源ユニット。 - 冷凍装置(10)用の熱源ユニット(20)であって、
低段側圧縮機(52,53)と、
上記低段側圧縮機(52,53)から吐出された冷媒をさらに圧縮する高段側圧縮機(51)と、
上記高段側圧縮機(51)が吐出する冷媒から油を分離する油分離器(62)と、
上記油分離器(62)で分離された油を上記高段側圧縮機(51)へ送る第1油戻し管(68a)と、
上記油分離器(62)で分離された油を上記低段側圧縮機(52,53)へ送る第2油戻し管(68b)と、
上記第1油戻し管(68a)に設けられ、該第1油戻し管(68a)の油の流量を調節する第1油量調節機構(75)と、
上記第2油戻し管(68b)に設けられ、該第2油戻し管(68b)の油の流量を調節する第2油量調節機構(76)と、
上記高段側圧縮機(51)の運転中に上記低段側圧縮機(52,53)を起動する起動運転において、上記油分離器(62)から上記低段側圧縮機(52,53)へ送られる油の流量が、上記油分離器(62)から上記高段側圧縮機(51)へ送られる油の流量よりも多くなるように上記第1油量調節機構(75)および上記第2油量調節機構(76)を制御する制御部(90)とを備え、
上記制御部(90)は、上記高段側圧縮機(51)の運転中に上記低段側圧縮機(52,53)を起動する起動運転において、該低段側圧縮機(52,53)の起動前よりも少ない流量の油を上記高段側圧縮機(51)へ供給するように前記第1油量調節機構(75)を制御する
ことを特徴とする熱源ユニット。 - 請求項1~3のいずれか1項において、
上記制御部(90)は、上記低段側圧縮機(52,53)が吸入する冷媒の過熱度が所定値以上であるという条件が満たされると、該条件が満たされる前よりも、上記油分離器(62)から上記低段側圧縮機(52,53)へ送られる油の流量が増えるように上記第1油量調節機構(75)および上記第2油量調節機構(76)を制御する
ことを特徴とする熱源ユニット。 - 請求項1~4のいずれか1項において、
上記低段側圧縮機(52,53)の圧縮途中に冷媒を供給するインジェクション管(67)と、
上記インジェクション管(67)の冷媒の流量を調節する冷媒量調節機構(77)とを備え、
上記制御部(90)は、上記低段側圧縮機(52,53)が吐出する冷媒の温度(Td2,Td3)または上記低段側圧縮機(52,53)の運転容量に基づいて上記冷媒量調節機構(77)を制御する
ことを特徴とする熱源ユニット。 - 冷凍サイクルを行う冷媒回路(40)を備える冷凍装置(10)であって、
請求項1~5のいずれか1項に記載の熱源ユニット(20)を備える
ことを特徴とする冷凍装置。
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