JP7457635B2 - Vibration isolator - Google Patents
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Description
本開示は、自動車のフレームまたはメンバーのマウントなどとして用いられ、車体に伝達される振動を吸収及び減衰させる防振装置に関する。 The present disclosure relates to a vibration isolating device that is used as a mount for a frame or member of an automobile, and absorbs and damps vibrations transmitted to a vehicle body.
従来、自動車のサブフレームマウントとして用いられるソリッドなゴムを用いた防振装置では、サブフレームの重量と、サブフレームマウントのバネ特性による共振とによって、小刻みな振動が発生することがある。このような振動を抑制するため、減衰性を有するゴム部材を適用することが一般的である。 Conventionally, in vibration isolation devices using solid rubber as subframe mounts in automobiles, small vibrations can occur due to the weight of the subframe and resonance caused by the spring characteristics of the subframe mount. To suppress such vibrations, it is common to use rubber members with damping properties.
また、このような防振装置では、ゴムに包囲された内筒の移動量を規制するストッパを設ける構造も知られている(特許文献1)。 In addition, in such vibration isolation devices, a structure is also known in which a stopper is provided to limit the amount of movement of the inner tube surrounded by rubber (Patent Document 1).
上述したような防振装置では、減衰は、ゴム部材内において一様であるため、ゴム部材の変位方向に関わらずほぼ一定となる。 In the vibration isolating device as described above, the damping is uniform within the rubber member, and therefore is approximately constant regardless of the direction of displacement of the rubber member.
ゴム部材の減衰は、振幅依存性を有するため、特に微振幅の領域では高剛性となる。従って、減衰を必要としない方向でも高剛性となり、ロードノイズなどの騒音の原因となる場合がある。 Since the damping of the rubber member has amplitude dependence, the rubber member has high rigidity especially in the region of small amplitude. Therefore, the rigidity is high even in directions that do not require damping, which may cause noise such as road noise.
また、高減衰の部材を用いる場合、荷重を付加した状態で使用し続けると、早期にへたる問題もある。 Furthermore, when using a highly attenuated member, there is also the problem that it may deteriorate prematurely if it is continued to be used with a load applied to it.
なお、上述したようなストッパを設ける構造では、要求される剛性及び減衰特性を設定することは難しい。 Note that with the structure provided with the stopper as described above, it is difficult to set the required rigidity and damping characteristics.
そこで、以下の開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、要求される剛性及び減衰特性を柔軟に設定し得る防振装置の提供を目的とする。 Therefore, the following disclosure has been made in view of this situation, and aims to provide a vibration isolating device that can flexibly set required rigidity and damping characteristics.
本開示の一態様は、軸状部材が挿通される内筒(内筒200)と、前記内筒の径方向外側に設けられる外筒(外筒300)と、前記内筒と前記外筒との間に設けられ、前記内筒を保持する本体ゴム(本体ゴム250)と、前記本体ゴムと別体の減衰部材(減衰部材400)とを備え、前記減衰部材は、前記内筒と前記外筒との間に設けられるとともに、前記内筒の軸方向において前記本体ゴムと異なる位置に設けられ、前記減衰部材を構成する減衰部(減衰部430)は、前記本体ゴムよりも高減衰な材料によって形成される防振装置(防振装置100)である。 One aspect of the present disclosure includes an inner cylinder (inner cylinder 200) into which a shaft-shaped member is inserted, an outer cylinder (outer cylinder 300) provided on the radially outer side of the inner cylinder, and an inner cylinder and the outer cylinder. A main body rubber (main body rubber 250) provided between the inner cylinder and the outer cylinder, and a damping member (damping member 400) separate from the main body rubber, the damping member is provided between the inner cylinder and the outer cylinder. A damping section (damping section 430) that is provided between the cylinder and the main body rubber in the axial direction of the inner cylinder and that constitutes the damping member is made of a material with higher damping than the main body rubber. This is a vibration isolator (vibration isolator 100) formed by.
上述した防振装置によれば、要求される剛性及び減衰特性を柔軟に設定し得る。 The above-mentioned vibration isolation device allows the required stiffness and damping characteristics to be flexibly set.
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一または類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。 The following describes the embodiments with reference to the drawings. Note that identical or similar symbols are used for identical functions and configurations, and descriptions thereof will be omitted as appropriate.
(1)防振装置の外観
図1は、本実施形態に係る防振装置100の斜視図である。図1に示すように、防振装置100は、円筒状であり、自動車のフレームまたはメンバーのマウントなどとして用いられ、車体に伝達される振動を吸収及び減衰させる。
(1) Appearance of vibration isolator FIG. 1 is a perspective view of a
特に、防振装置100は、自動車のサブフレームマウントとして好適に用い得る。サブフレームとは、自動車のフレーム(骨格)の一部を構成し、エンジンなどのパワートレーン、サスペンション、ステアリングギヤボックスなどの重量物を支持して車体に締結する部品である。なお、防振装置100は、サブフレームと車体(フレーム本体)との間に設けられるが、このようなサブフレームマウント以外にも、例えば、自動車のサスペンションのブッシュとして用いられてもよい。
In particular, the
図1に示すように、防振装置100は、外筒300を有し、防振装置100の軸方向、具体的には、直線L1の方向に沿って空洞部110が形成される。空洞部110は、サブフレームと締結されるボルトなどの軸状部材を挿通するための空間である。
As shown in FIG. 1, the
(2)防振装置の構造
図2は、防振装置100の断面図である。具体的には、図2は、軸方向(直線L1方向、図1参照)に沿った防振装置100の断面図である。
(2) Structure of vibration isolator FIG. 2 is a sectional view of the
図2に示すように、防振装置100は、内筒200、外筒300及び本体ゴム250を備える。内筒200には、サブフレームとの締結用ボルト(不図示)などの軸状部材が挿通される。具体的には、内筒200には、空洞部110が形成される。
As shown in FIG. 2, the
外筒300は、内筒200の径方向外側に設けられる。外筒300の径方向サイズは、内筒200の径方向サイズよりも充分に大きいことが好ましい。内筒200及び外筒300は、一般的な金属材料(または樹脂材料)を用いて形成されてよい。
The
外筒300の軸方向における一端(下端)には、延出部310が形成される。また、外筒300の軸方向における他端(上端)には、フランジ部320が形成される。
An extending
延出部310は、外筒300の内側面から径方向内側に延出する。延出部310は、外筒300の下端を折り曲げることによって形成されてもよいし、外筒300と別体または一体として成形されてもよい。
The extending
フランジ部320は、外筒300の上端から径方向外側に延出する。フランジ部320も外筒300の上端を折り曲げられることによって形成されてもよいし、外筒300と別体または一体として成形されてもよい。フランジ部320は、本体ゴム250を係止し、本体ゴム250の軸方向における位置決めとしても機能してよい。
The
本体ゴム250は、内筒200と外筒300との間に設けられ、内筒200を保持する。本体ゴム250は、内筒200と外筒300との間の全ての空間には設けられず、当該空間の一部は空隙でもよい。
The
但し、防振装置100に要求される性能、本体ゴム250の材料などに応じて、当該空間の全てに本体ゴム250が設けられてもよい。また、本体ゴム250の外周面には、図2に示すように、スリーブのような部材を介在させてもよい。
However, depending on the performance required of the
本体ゴム250には、この種のマウントに用いられる一般的なゴム材料が用いられてよい。例えば、EPDM(エチレンプロピレンゴム)、CR(クロロプレンゴム)、NBR(アクリルニトリルブタジエンゴム)、ウレタン系、或いは天然ゴム(NR)などが用いられてもよい。
For the
また、防振装置100は、本体ゴムと別体の減衰部材400を備える。減衰部材400は、外筒300内の本体ゴム250が存在しない領域において、内筒200と外筒300との間に配置される。
The
つまり、減衰部材400は、内筒200と外筒300との間に設けられるとともに、内筒200の軸方向において本体ゴム250と異なる位置に設けられてよい。
That is, the
具体的には、減衰部材400は、軸方向において、本体ゴム250と隣り合うに設けられてよい。本体ゴム250と減衰部材400とは、図2に示すように接触してもよいし、多少離間(特に、本体ゴム250と、後述する減衰部430)していてもよい。
Specifically, the
減衰部材400は、本体ゴム250よりも高減衰な材料によって形成される。つまり、減衰部材400のうち、少なくとも内筒200と接する部分を含む一部は、本体ゴム250よりも減衰量が大きい材料によって形成されてよい。減衰部材400の詳細構造については、後述する。
外筒300の延出部310は、減衰部材400が設けられる側の外筒300の軸方向端部に形成される。延出部310は、減衰部材400を係止し、減衰部材400の軸方向における位置決めとしても機能してよい。
The extending
このように、防振装置100の外筒300の底部分は、カップ構造とし、減衰部材400(高減衰部材と呼ばれてもよい)を軽く圧入した後に、本体ゴム250(低減衰部材と呼ばれてもよい)を圧入し、固定されるような構造となっている。
In this way, the bottom part of the
(3)減衰部材400の構造
図3は、減衰部材400の単体斜視図である。図4は、減衰部材400の分解斜視図である。図5は、減衰部材400の分解平面図である。
(3) Structure of the damping
図3~5に示すように、減衰部材400は、外筒300の内周面に沿った周縁部410を含む。また、減衰部材400は、内筒部420及び減衰部430を有する。周縁部410は、円弧状部分411と円弧状部分412とによって構成される。
As shown in FIGS. 3 to 5, the damping
周縁部410は、外筒300の内周面に沿うような円形であり、周方向において複数の円弧状部分411と円弧状部分412とに分割できる。
The
当該円弧状部分には、隣接する他の円弧状部分との係合要素が設けられる。具体的には、円弧状部分411と円弧状部分412とは、ガイド部413によって係合されている。
The arc-shaped portion is provided with an engaging element for engaging with another adjacent arc-shaped portion. Specifically, arc-shaped
ガイド部413は、円弧状部分411と円弧状部分412との係合位置がずれること、及び円弧状部分411と円弧状部分412とが離間することを防止する。本実施形態では、ガイド部413は、複数の凸状部と、当該凸状部が圧入される複数の凹状部とによって構成される。
The
なお、ガイド部413は、鉤状部など異なる係合要素によって構成されても構わない。或いは、ガイド部413に代えて、周縁部410の内径を小さくできるような絞りを可能とする構造が採用されてもよい。
Note that the
内筒部420は、内筒200の外周面に沿うような円形である。空洞部440は、空洞部110(図2など参照)と連通し、ボルトなどの軸状部材が挿通される。
The
なお、周縁部410及び内筒部420は、一般的な金属材料(または樹脂材料)を用いて形成されてよい。
Note that the
一方、減衰部430は、減衰部材400の構成要素であり、本体ゴム250よりも高減衰な材料によって形成される。具体的には、減衰部430を構成する材料の損失正接(tanδ)は、本体ゴム250を構成する材料のtanδよりも高いことが好ましい。tanδの数値範囲は、明確には限定されないが、サブフレームマウントなどの用途では、0.6~0.7程度であることが好ましい。なお、tanδは、貯蔵弾性率E’と損失弾性率E”との比(E”/E’)と解釈されてよい。
On the other hand, the damping
減衰部430を構成する材料としては、例えば、ウレタン樹脂を用いることができる。減衰部430(ウレタン樹脂)は、周縁部410によって圧縮されている。具体的には、周縁部410の内径よりも大きいサイズの減衰部430を、円弧状部分411と円弧状部分412とによって挟み込むことによって、減衰部430に初期圧縮(予圧縮)を付与する。
As a material constituting the damping
防振装置100の使用時に引っ張り荷重が掛かると耐久性が悪化する。そこで、減衰部材400(減衰部430)は、通常の変位の範囲では引っ張りにならないように、耐久性を考慮し圧縮した状態にして組み付けられる。
If a tensile load is applied to the
具体的には、減衰部材400は、1W(1G)の負荷が掛かった状態においてイニシャル形状となるような構造とし、1W負荷時の全ての荷重は、耐久性及びへたり耐性が高い本体ゴム250(低減衰部材)に掛かるようにすることが好ましい。
Specifically, the damping
減衰部430は、必ずしも周縁部410と内筒部420との間の全ての空間には設けられず、空隙450が形成されてよい。なお、空隙450は、ガイド部413と減衰部430との干渉を避けるため、ガイド部413の近傍に形成されてもよい。
The damping
(4)作用・効果
上述した実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。具体的には、防振装置100は、本体ゴム250と別体の減衰部材400を備える。減衰部材400は、内筒200と前記外筒との間に設けられるとともに、内筒200の軸方向において本体ゴム250と異なる位置に設けられる。さらに、減衰部材400を構成する減衰部430は、本体ゴム250よりも高減衰な材料によって形成される。
(4) Actions and Effects According to the embodiment described above, the following effects can be obtained. Specifically, the
このように本体ゴム250(低減衰部材)と減衰部材400(高減衰部材)とを組み合わせることによって、任意の方向における減衰を高めるとともに本体ゴム250(反発力が強く減衰が低い従来のゴム材料など)のみに1W(1G)荷重を掛ける(受け持たせる)ことによって、へたりの大きな減衰部材400(反発力が弱く、特に衝撃吸収性に特徴のあるゴムまたはウレタンなどの樹脂材料など)も適用可能となる。
By combining the main body rubber 250 (low damping member) and the damping member 400 (high damping member), the damping in any direction can be increased and the main body rubber 250 (such as conventional rubber material with strong repulsive force and low damping) can be used. ) by applying (receiving) a 1W (1G) load, damping
図6は、低減衰部材と高減衰部材とを併用した場合における特性イメージの説明図(リサージュ図形)である。図6に示すように、低減衰部材と高減衰部材とを併用すると、荷重-変位の特性において、低減衰部材の特性と、高減衰部材の特性とが合成された新たな特性を防振装置100に付与することができる。 FIG. 6 is an explanatory diagram (Lissajous figure) of a characteristic image when a low attenuation member and a high attenuation member are used together. As shown in Fig. 6, when a low damping member and a high damping member are used together, a vibration isolator has a new characteristic that combines the characteristics of the low damping member and the high damping member in the load-displacement characteristics. 100 can be given.
このように、低減衰部材に組み合わせられる高減衰部材の特性を調整することによって、所望の合成特性を比較的容易に得ることができる。具体的には、高減衰部材の各方向の減衰力比と、低減衰部材の各方向の剛性力比との組合せにより、防振装置100としての剛性及び減衰を任意に設定できる。
In this manner, desired composite characteristics can be obtained relatively easily by adjusting the characteristics of the high damping member combined with the low damping member. Specifically, the stiffness and damping of the
従来のサブフレームマウントなどの場合、サブフレームの重量と、サブフレームマウントのバネ特性による共振とによって、小刻みな振動に対処するため、一定の減衰性を有するゴム部材を適用することが一般的である。 In the case of conventional subframe mounts, it is common to use a rubber member with a certain damping property to deal with small vibrations caused by the weight of the subframe and resonance due to the spring characteristics of the subframe mount. be.
しかしながら、減衰は、ゴム部材内において一様であるため、ゴム部材の変位方向に関わらずほぼ一定となる。 However, since the damping is uniform within the rubber member, it is approximately constant regardless of the direction of displacement of the rubber member.
ゴム部材の減衰は、振幅依存性を有するため、特に微振幅の領域では高剛性となる。従って、減衰を必要としない方向でも高剛性となり、ロードノイズなどの騒音の原因となる場合がある。また、高減衰部材を用いる場合、荷重を付加した状態で使用し続けると、早期にへたる問題もある。 Since the damping of the rubber member has amplitude dependence, the rubber member has high rigidity especially in the region of small amplitude. Therefore, the rigidity is high even in directions that do not require damping, which may cause noise such as road noise. Furthermore, when using a high-damping member, there is also the problem that if the member is continued to be used under a load, it will deteriorate prematurely.
上述した防振装置100によれば、このような問題を解消でき、要求される剛性及び減衰特性を柔軟に設定し得る。
According to the
具体的には、1W(1G)荷重などは、本体ゴム250が負担するため、減衰部材400(減衰部430)のへたりを効果的に抑制できる。さらに、別体の減衰部材400を用いることによって、任意の方向に対する減衰性能を確保できる。
Specifically, since the
本実施形態では、減衰部430は、周縁部410によって予圧縮を付与した状態で組み付けられるため、減衰部430の耐久性も向上し得る。さらに、円弧状部分411と円弧状部分412とは、ガイド部413によって係合できるため、減衰部430に対して容易に予圧縮を付与することができ、製造も容易である。
In this embodiment, the damping
また、本実施形態では、減衰部材400が設けられる側の外筒300の軸方向端部は、外筒300の内側面から径方向内側に延出する延出部310が形成されるため、別体の減衰部材400の外筒300への圧入作業及び位置決めが容易となる。
Furthermore, in the present embodiment, the axial end of the
(5)その他の実施形態
以上、実施形態について説明したが、当該実施形態の記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
(5) Other Embodiments Although the embodiments have been described above, the present invention is not limited to the description of the embodiments, and it will be obvious to those skilled in the art that various modifications and improvements are possible.
例えば、上述した防振装置100は、次のように変更してもよい。図7は、変更例に係る防振装置100Aの断面図である。
For example, the
図7に示すように、防振装置100Aは、防振装置100と比較すると、インターリーフ270をさらに備える点が異なる。
As shown in FIG. 7, the
インターリーフ270は、軸方向に延びる板(リーフ)状の部材である。インターリーフ270は、内筒200と外筒300との間に位置するが、必ずしも内筒200(外筒300)の全周に亘って設けられていなくても構わない。
The
インターリーフ270は、本体ゴム250Aと同様に、低減衰部材として機能させてもよい。或いは、インターリーフ270は、高減衰部材として機能させてもよい。
The
低減衰部材のバネ特性が高くなると高減衰部材の寄与が小さくなるためtanδは小さくなり、逆にバネ特性を低くするとtanδは大きくなる。 When the spring characteristics of the low damping material increase, the contribution of the high damping material decreases, so tan δ decreases; conversely, when the spring characteristics decrease, tan δ increases.
また、上述した実施形態では、減衰部材400は、外筒300に圧入されていたが、減衰部材400(高減衰部材)は、アウター部として金属などに固定(接着)すること形態でもよいし、高硬度樹脂との一体成型でもよい。
In addition, in the embodiment described above, the damping
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。 Although the present disclosure has been described in detail above, it is clear to those skilled in the art that the present disclosure is not limited to the embodiments described herein. The present disclosure can be implemented in modified and altered forms without departing from the spirit and scope of the present disclosure as defined by the claims. Therefore, the description of the present disclosure is intended as an illustrative example and does not have any limiting meaning on the present disclosure.
100, 100A 防振装置
110 空洞部
200 内筒
250, 250A 本体ゴム
270 インターリーフ
300 外筒
310 延出部
320 フランジ部
400 減衰部材
410 周縁部
411, 412 円弧状部分
413 ガイド部
420 内筒部
430 減衰部
440 空洞部
450 空隙
100, 100A vibration isolator
110 Cavity
200 inner cylinder
250, 250A body rubber
270 Interleaf
300 outer cylinder
310 Extension part
320 Flange part
400 Damping member
410 Periphery
411, 412 Arc-shaped part
413 Guide section
420 Inner cylinder part
430 Attenuation section
440 Cavity
450 void
Claims (2)
前記内筒の径方向外側に設けられる外筒と、
前記内筒と前記外筒との間に設けられ、前記内筒を保持する本体ゴムと、
前記本体ゴムと別体の減衰部材と
を備え、
前記減衰部材は、前記内筒と前記外筒との間に設けられるとともに、前記内筒の軸方向において前記本体ゴムと異なる位置に設けられ、
前記減衰部材を構成する減衰部は、前記本体ゴムよりも高減衰な材料によって形成され、
さらに、前記減衰部材は、前記外筒の内周面に沿った周縁部を含み、
前記減衰部は、前記周縁部によって圧縮されており、
前記周縁部は、周方向において複数の円弧状部分に分割され、
前記円弧状部分には、隣接する他の円弧状部分との係合要素が設けられる防振装置。 an inner cylinder into which the shaft member is inserted;
an outer cylinder provided on the radially outer side of the inner cylinder;
a main body rubber provided between the inner cylinder and the outer cylinder and holding the inner cylinder;
comprising a damping member separate from the main body rubber,
The damping member is provided between the inner cylinder and the outer cylinder, and is provided at a different position from the main body rubber in the axial direction of the inner cylinder,
The damping portion constituting the damping member is formed of a material with higher damping than the main body rubber ,
Furthermore, the damping member includes a peripheral edge along the inner circumferential surface of the outer cylinder,
the damping portion is compressed by the peripheral edge portion;
The peripheral edge portion is divided into a plurality of arcuate portions in the circumferential direction,
A vibration isolator , wherein the arcuate portion is provided with an element for engagement with another adjacent arcuate portion .
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JP2020195187A JP7457635B2 (en) | 2020-11-25 | 2020-11-25 | Vibration isolator |
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