JP7333760B2 - 吐出容器 - Google Patents
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Description
有頂筒状に形成された外容器のうち、内容器を外容器に対して着脱する際、および吐出器の押下ヘッドを押下する際に把持する上端部が、剛性を有して変形しにくい頂壁部となっているので、周壁部の少なくとも一部を薄肉にしたことによる操作性の悪化を防ぐことができる。
頂壁部に、ネックリングに離脱可能に外嵌した外嵌部が設けられているので、内容器が外容器に対して上下方向に位置ずれするのを抑制することができる。
剛性を有する頂壁部の上面が、装着キャップの下端開口縁に当接、若しくは近接しているので、吐出器の押下ヘッドを押下して内容物を吐出孔から吐出する際に、装着キャップの下端開口縁が、頂壁部の上面に支持されることとなり、ネックリングが外嵌部から下方に外れるのを規制することができる。
頂壁部および口部に、互いに係合する第1回り止め部および第2回り止め部が各別に形成されているので、外容器および内容器の周方向の相対移動を規制することが可能になり、内容器を外容器に装着した状態において、例えば、装着キャップを口部に着脱するとき、および、新たな内容器の口部に螺着されている蓋体を口部から外すときに、内容器が外容器に対して供回りすることが規制されることとなり、内容器を外容器に装着したままの状態で、これらのキャップを口部から外すこと等ができる。
複数の柱部の下端縁が、この吐出容器を自立させる接地部をなしているので、吐出容器の自立性を確実に向上させることができる。
本実施形態に係る吐出容器1は、図1に示されるように、内容器11、吐出器12、装着キャップ13、および外容器14を備えている。
装着キャップ13は、吐出器12に装着されている。装着キャップ13は、シリンダ28のフランジ部28aに外嵌されている。装着キャップ13は、内容器11の口部21に螺着され、吐出器12を口部21に固定している。装着キャップ13の天壁部は、口部21の上端開口縁との間に、シリンダ28のフランジ部28aを上下方向に挟んでいる。
外容器14は、例えば、押出し成形により周壁部24を有する筒状体を形成した後に、圧縮成形、若しくは射出成形等により頂壁部23を形成することで得ることができる。
外嵌部25は、頂壁部23の下面に配置された連結板31、および周壁部24の上端部内に嵌合された嵌合筒32と一体に形成されている。連結板31、および嵌合筒32は、周方向の全長にわたって連続して延びている。外嵌部25は、連結板31の内周縁部から下方に向けて突出している。外嵌部25は、連結板31における周方向の全長にわたって、周方向に間隔をあけて複数設けられている。嵌合筒32は、連結板31の外周縁部から下方に向けて突出している。嵌合筒32の外周面と、周壁部24の内周面と、を例えば両面テープ若しくは接着剤等で固定してもよい。連結板31の上面と、頂壁部23の下面と、を例えば両面テープ若しくは接着剤等で固定してもよい。
有頂筒状に形成された外容器14のうち、内容器11を外容器14に対して着脱する際、および吐出器12の押下ヘッド17を押下する際に把持する上端部が、剛性を有して変形しにくい頂壁部23となっているので、周壁部24の少なくとも一部を薄肉にしたことによる操作性の悪化を防ぐことができる。
剛性を有する頂壁部23の上面が、装着キャップ13の下端開口縁に当接、若しくは近接しているので、吐出器12の押下ヘッド17を押下して内容物を吐出孔16から吐出する際に、装着キャップ13の下端開口縁が、頂壁部23の上面に支持されることとなり、ネックリング15が外嵌部25から下方に外れるのを規制することができる。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
頂板41aおよび筒壁41bは、容器軸Oと同軸に配設されている。頂板41aの下面に、連結板31が配置されている。筒壁41b内に嵌合筒32がアンダーカット嵌合されている。筒壁41bの下端開口縁、および胴部29の上端部それぞれの上下方向の位置が互いに同等になっている。
柱部42bのうち、径方向の内側を向く内面、および径方向の外側を向く外面はそれぞれ、筒壁41bの内周面、および筒壁41bの外周面に各別にほぼ段差なく上下方向に連なっている。柱部42bの外面は、本体筒42aの内周面に接着、若しくは溶着等されて固定されている。柱部42bの下端縁、および本体筒42aの下端開口縁それぞれの上下方向の位置は、互いに同等になっている。柱部42bは、周方向に間隔をあけて複数設けられ、複数の柱部42bの下端縁が、この吐出容器2を自立させる接地部をなしている。複数の柱部42bを周方向の全長にわたって一体に連結する補強部を設けてもよい。
さらに、周壁部42が、本体筒42aの内周面に当接し、剛性を有し、かつ頂壁部41から下方に向けて延びる柱部42bを備えているので、周壁部42を容易に把持することができる。
複数の柱部42bの下端縁が、この吐出容器2を自立させる接地部をなしているので、吐出容器2の自立性を確実に向上させることができる。
外嵌部25の上部における径方向の内側を向く内面を、第1回り止め部26から径方向の外側に離してもよい。
11 内容器
12 吐出器
13 装着キャップ
14 外容器
15 ネックリング
16 吐出孔
17 押下ヘッド
21 口部
23、41 頂壁部
24、42 周壁部
25 外嵌部
26 第1回り止め部
27 第2回り止め部
42a 本体筒
42b 柱部
Claims (3)
- 内容物が収容される内容器と、
内容物を吐出する吐出孔が形成された押下ヘッドを有する吐出器と、
前記内容器の口部に螺着され、前記吐出器を前記口部に固定する装着キャップと、
樹脂材料により形成されるとともに、前記内容器を覆う外容器と、を備え、
前記口部に、径方向の外側に向けて突出したフランジ状のネックリングが形成され、
前記外容器は、環状の頂壁部および周壁部を有する有頂筒状に形成され、
前記頂壁部内に前記口部が挿入され、
前記頂壁部の上面は、前記装着キャップの下端開口縁に当接、若しくは近接し、
前記頂壁部に、前記ネックリングに離脱可能に外嵌した外嵌部が設けられ、
前記頂壁部および前記口部には、互いに係合することで、前記外容器および前記内容器の周方向の相対移動を規制する第1回り止め部および第2回り止め部が各別に形成され、
前記頂壁部は、剛性を有し、かつ前記周壁部の少なくとも一部より厚肉に形成され、
前記周壁部は、
前記頂壁部より薄肉に形成された本体筒と、
前記本体筒の内周面に当接し、剛性を有し、かつ前記頂壁部から下方に向けて延びる柱部と、を備え、
前記柱部は、周方向に間隔をあけて複数設けられ、
複数の前記柱部の下端縁が、この吐出容器を自立させる接地部をなしている、吐出容器。 - 前記外嵌部は、前記頂壁部と別体となっている、請求項1に記載の吐出容器。
- 前記外嵌部は、表裏面が径方向を向く板状に形成されるとともに、周方向に間隔をあけて複数設けられている、請求項1または2に記載の吐出容器。
Priority Applications (1)
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JP7333760B2 true JP7333760B2 (ja) | 2023-08-25 |
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Family Applications (1)
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