JP7326771B2 - 通信端末、通信システム、通信方法およびプログラム - Google Patents
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Description
図1は、実施形態に係る通信システムの概略構成図である。図1を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1の構成の概略を説明する。
図2は、実施形態に係る通信端末のハードウェア構成の一例を示す図である。図2を参照しながら、通信端末10のハードウェア構成の詳細について説明する。
図3は、実施形態に係る管理システムおよびプログラム提供システムのハードウェア構成の一例を示す図である。図3を参照しながら、管理システム50およびプログラム提供システム90のハードウェア構成の詳細について説明する。
図4は、実施形態に係る通信端末のソフトウェア構成の一例を示す図である。図4を参照しながら、通信端末10のソフトウェア構成の詳細について説明する。
図5は、実施形態に係る通信システムの機能ブロックの構成の一例を示す図である。図5を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1の機能ブロックの構成について説明する。
図5に示すように、通信端末10は、通信部11(取得部、送信部)と、操作入力受付部12と、撮像部13と、表示制御部14と、音声入力部15と、音声出力部16と、記憶・読出部17と、記憶部18と、認証要求部19と、を有している。
図5に示すように、管理システム50は、通信部51と、認証部52と、状態管理部53と、抽出部54と、端末状態取得部55と、セッション制御部56と、記憶・読出部57と、記憶部58(成果物記憶部の一例)と、会議管理部59と、成果物管理部60と、を有している。記憶部58は、図3に示す補助記憶装置205によって実現され、図5に示すように、認証管理DB5001と、端末管理DB5002と、セッション管理DB5003と、会議管理DB5004と、成果物管理DB5005(成果物記憶部の一例)とを記憶している。以下、記憶部58に記憶されている各DBにおいて管理される各テーブルについて説明する。
図6は、認証管理テーブルの一例を示す図である。
図7は、端末管理テーブルの一例を示す図である。
図8は、会議管理テーブルの一例を示す図である。
図9は、セッション管理テーブルの一例を示す図である。
図10は、チャット管理テーブルの一例を示す図である。
図11は、資料管理テーブルの一例を示す図である。
図12は、実施形態に係る通信システムにおけるコンテンツデータおよび各種管理情報を送受信するために確立されたセッションを示す図である。図12を参照しながら、通信システム1におけるコンテンツデータおよび各種管理情報を送受信するために確立されたセッションについて説明する。
図13は、通信端末が通話を開始するための認証処理を含む準備段階の処理の一例を示すシーケンス図である。図14は、宛先リスト画面の一例を示す図である。図13および図14を参照しながら、通信端末10aaが通話を開始する前の準備段階における各情報の送受信処理について説明する。なお、図13では、管理情報用セッションseiによって、各種管理情報が送受信される処理が示されている。また、開始要求端末である通信端末10aaが含まれる会議のグループは、会議IDをキーとして当該会議に参加権限を有するユーザのユーザIDと共に、会議管理テーブルに登録されているものとする。
まず、通信端末10aaのユーザが、図2に示す入力装置108である電源ボタンを押下すると、通信端末10aaの操作入力受付部12が、電源オンを受け付けて、通信端末10aaの電源をオンにする。
そして、通信端末10aaの認証要求部19は、上述の通信端末10aaの電源オンを契機とし、通信部11から通信ネットワーク2を介して管理システム50に、ログインの認証要求を示す認証要求情報、および通信端末10aaのIPアドレスを送信する。この認証要求情報には、開始要求端末としての自端末である通信端末10aaを識別するための端末ID、通信端末10aaにログインしているユーザのユーザID、およびパスワードが含まれている。端末ID、ユーザIDおよびパスワードは、通信端末10aaの記憶・読出部17によって記憶部18から読み出されて、通信部11に送られたデータである。また、通信端末10aaから管理システム50へ認証要求情報が送信される際は、受信側である管理システム50は、送信側である通信端末10aaのIPアドレスを把握することができる。
次に、管理システム50の認証部52は、通信部51を介して受信した認証要求情報に含まれているユーザIDおよびパスワードを検索キーとして、認証管理テーブル(図6参照)を検索し、認証管理テーブルに同一のユーザIDおよびパスワードが管理されているかを判断することによってユーザ認証を行う。
認証部52によって、正当な利用権限を有するユーザが利用する通信端末10aaからのログインの認証要求であると判断された場合には、管理システム50の状態管理部53は、端末管理テーブル(図7参照)に、通信端末10aaの端末IDおよび端末名で示されるレコード毎に、ユーザIDおよび通信端末10aaのIPアドレスを関連付けて記憶する。これにより、端末管理テーブルには、通信端末10aaの端末ID「10aa」に、ユーザID「A_10aa」およびIPアドレス「1.2.1.3」が関連付けて管理されることになる。以下、ユーザID「A_10aa」であるユーザ(参加者)を、「ユーザA_10aa」または「参加者A_10aa」と称する場合がある。
続いて、状態管理部53は、通信端末10aaの稼動状態「オンライン」および通信状態「None」を設定し、端末管理テーブルに、通信端末10aaの端末IDおよび端末名で示されるレコードに、稼動状態および通信状態を関連付けて記憶する。これにより、端末管理テーブルには、通信端末10aaの端末ID「10aa」に、稼動状態「オンライン」および通信状態「None」が関連付けて管理されることになる。
そして、管理システム50の通信部51は、認証部52によって得られた端末認証の結果が示された認証結果情報を、通信ネットワーク2を介して、認証要求情報を送信してきた開始要求端末(通信端末10aa)に送信する。本実施形態では、通信端末10aaが、認証部52によって正当な利用権限を有するユーザが利用する端末であるとユーザ認証された場合につき、以下続けて説明する。
通信端末10aaにおいて、正当な利用権限を有するユーザが利用する端末であるとユーザ認証された結果が示された認証結果情報を受信すると、通信部11は、通信ネットワーク2を介して管理システム50へ、宛先リストを要求する旨が示された宛先リスト要求情報を送信する。これにより、管理システム50の通信部51は、宛先リスト要求情報を受信する。
次に、管理システム50の抽出部54は、開始要求端末(通信端末10aa)を利用するユーザのユーザID「A_10aa」を検索キーとして、会議管理テーブル(図8参照)を検索し、ユーザA_10aaが通話することができる、すなわち、ユーザA_10aaと同じ会議(会議ID「Conf1」のグループ)に属するユーザID(参加権限所有者)を抽出する。また、抽出部54は、抽出したユーザIDを検索キーとして、端末管理テーブルを検索し、このユーザIDに対応する端末IDおよび端末名、すなわち宛先端末の候補の端末IDおよび端末名を抽出する。
次に、管理システム50の通信部51は、抽出部54によって抽出された宛先端末の候補のユーザID、端末IDおよび端末名を含む宛先リスト情報を、開始要求端末(通信端末10aa)に送信する。
これにより、開始要求端末(通信端末10aa)では、通信部11が宛先リスト情報を受信し、記憶・読出部17が記憶部18へ宛先リスト情報を記憶する。
また、管理システム50の端末状態取得部55は、抽出部54によって抽出された宛先端末の候補の端末ID(「10ac」、「10ad」、「10ae」、「10ba」、「10bb」、「10cb」、「10da」)を検索キーとして、端末管理テーブルを検索する。そして、端末状態取得部55は、宛先端末の候補の端末ID毎に、対応する稼動状態および通信状態を読み出すことにより、宛先端末の候補それぞれの稼動状態および通信状態を取得する。
次に、通信部51は、ステップS30で使用された検索キーである端末IDと、対応する宛先端末の候補のユーザIDと、稼動状態および通信状態を含む状態情報とを含む端末状態情報を、開始要求端末に送信する。
次に、開始要求端末(通信端末10aa)の記憶・読出部17は、順次、管理システム50から受信した端末状態情報を記憶部18に記憶する。したがって、開始要求端末(通信端末10aa)は、宛先端末の候補の端末状態情報を受信することで、通話することができる宛先端末の候補の現時点のそれぞれの稼動状態および通信状態を取得することができる。
次に、開始要求端末(通信端末10aa)の表示制御部14は、記憶部18に記憶されている宛先リスト情報、および宛先端末の候補の端末状態情報に基づいて、宛先端末の候補の稼動状態および通信状態を反映させた宛先リストを作成する。そして、表示制御部14は、通信端末10aaのディスプレイ120に、所定のタイミングで宛先リストを表示する。表示された宛先リストの例を、図14に示す。
図15は、実施形態に係る通信システムでの全体会議の開始処理の一例を示すシーケンス図である。図16は、開始要求ダイアログボックスの一例を示す図である。図17は、全体会議の会議画面(ホスト)の一例を示す図である。図15~図17を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1での全体会議の開始処理について説明する。
まず、通信端末10daのユーザは、入力装置108を介して、会議の開始を要求する宛先となる宛先端末(通信端末10ac)を選択操作し、会議を開始する操作を行う。この場合、会議の開始を要求した通信端末10daがホスト端末となるものとし、当該通信端末10daのユーザがホストとなる。
ホスト端末(通信端末10da)で会議の開始を要求する操作がなされると、ホスト端末の通信部11は、会議の開始の要求を示す会議開始要求と共に、ホストのユーザID「H_10da」、宛先端末の参加者のユーザID「B_10ac」およびホスト端末のIPアドレスを、管理システム50へ送信する。これにより、管理システム50は、通信部51により会議開始要求が受信されると、送信元であるホスト端末のIPアドレス「1.3.2.3」を把握することになる。
そして、管理システム50の状態管理部53は、端末管理テーブルにおいて、会議開始要求と共に受信されたホストのユーザID「H_10da」および宛先端末の参加者のユーザID「B_10ac」がそれぞれ含まれるレコードの通信状態のフィールド部分を変更する。具体的には、状態管理部53は、端末管理テーブルのユーザID「H_10da」を含むレコードの通信状態を「Calling」に変更する。同様に、状態管理部53は、端末管理テーブルのユーザID「B_10ac」を含むレコードの通信状態を「Ringing」に変更する。
そして、管理システム50のセッション制御部56は、ホスト端末によって要求された宛先端末との間の通信を実行するためのセッション(コンテンツデータ用セッションsed)を識別するためのセッションIDを生成して、セッション管理DB5003のセッション管理テーブルに登録する。
続いて、セッション制御部56は、セッション管理テーブルにおいて、生成したセッションIDが含まれるレコードのホスト端末(セッション管理テーブルにおける開始要求端末)の端末IDおよび宛先端末の端末IDのフィールド部分に、それぞれホスト端末の端末ID「10da」、宛先端末の端末ID「10ac」を記憶して管理する。
そして、管理システム50の会議管理部59は、会議管理DB5004の会議管理テーブルにおいて、参加権限所有者にホストを含むレコードの参加者(会議に現在参加している参加者)のフィールドに、ホストのユーザID「H_10da」を登録する。また、管理システム50の抽出部54は、会議管理テーブルから、当該レコードの参加権限所有者に登録されているホスト以外の参加者のユーザIDを抽出する。
次に、通信部51は、ホスト端末へ、セッション制御部56により生成されたセッションIDを送信する。
また、通信部51は、会議開始要求と共に、ホストのユーザID「H_10da」、セッションID、および管理システム50のIPアドレスを、宛先端末である通信端末10acへ送信する。なお、実際には、通信部51は、会議開始要求、ホストのユーザID「H_10da」、セッションID、および管理システム50のIPアドレスを、ステップS46で抽出部54により抽出されたユーザIDで識別されるすべての参加者の通信端末10に送信する。これにより、宛先端末は、会議開始要求を受信すると共に、管理システム50のIPアドレス「1.1.1.2」を把握することになる。
宛先端末の通信部11が会議開始要求を受信すると、表示制御部14は、ディスプレイ120に、図16に示すような会議開始要求を受信したことを示す開始要求ダイアログボックス1200-1を表示させる。図16に示す開始要求ダイアログボックス1200-1は、会議開始要求を受信した旨を示し、ホスト端末との間の通信の開始(セッションの確立)して会議への参加を許可するか否かを指定するためのユーザインターフェースである。ユーザは、開始要求ダイアログボックス1200-1を閲覧することにより、会議開始要求を受信したことを確認することができる。開始要求ダイアログボックス1200-1には、会議への参加を許可するための「はい」ボタン1200-2と、会議への参加を許可しないことを選択するための「いいえ」ボタン1200-3とが含まれている。
宛先端末の入力装置108への操作によって「はい」ボタン1200-2が押下された場合、操作入力受付部12は、ホスト端末との間の通信の開始(セッション確立)して会議へ参加する旨の応答を受け付ける。
次に、宛先端末の通信部11は、会議への参加を示す開始応答と共に、宛先端末の参加者のユーザID「B_10ac」、ホストのユーザID「H_10da」、およびセッションIDを、管理システム50へ送信する。
管理システム50の会議管理部59は、通信部51により開始応答が受信されると、会議管理DB5004の会議管理テーブルにおいて、参加者(会議に現在参加している参加者)にホストを含むレコードの当該参加者のフィールドに、宛先端末の参加者のユーザID「B_10ac」を登録する。これによって、宛先端末の参加者は、ホストと同じ会議に実際に参加しているものとして取り扱われることになり、宛先端末である通信端末10acはゲスト端末として機能し、当該通信端末10acを利用する参加者は、参加した会議のゲストとなる。
管理システム50の通信部51が開始応答を受信すると、状態管理部53は、端末管理テーブルにおいて、開始応答と共に受信されたホストのユーザID「H_10da」およびゲストのユーザID「B_10ac」がそれぞれ含まれるレコードの通信状態のフィールド部分を変更する。具体的には、状態管理部53は、端末管理テーブルのユーザID「H_10da」を含むレコードの通信状態を「Accepted」に変更する。同様に、状態管理部53は、端末管理テーブルのユーザID「B_10ac」を含むレコードの通信状態を「Accepted」に変更する。
次に、通信部51は、開始応答と共に、ゲストのユーザID「B_10ac」、およびセッションIDを、ホスト端末へ送信する。
ホスト端末は、この開始応答を受信すると、通信部11によってセッションIDを管理システム50に送信することにより、セッションを確立させる。一方、ゲスト端末は、通信部11によってセッションIDを管理システム50に送信することにより、セッションを確立させる。このように、ホスト端末とゲスト端末との間でセッションが確立されると、ホスト端末の表示制御部14は、例えば、図17に示す会議画面1300Hをディスプレイ120に表示させる。また、ゲスト端末の表示制御部14も、ディスプレイ120に会議画面1300Hと同様な画面(後述する会議画面1600G)を表示させる。
ステップS55、S56によってホスト端末とゲスト端末との間にセッションが確立されると、管理システム50を介して互いに映像データおよび音声データが送受信され、ホスト端末および各ゲスト端末を含む会議全体で、ビデオ会議が可能となる。
図18は、実施形態に係る通信システムでのグループ会議の開始処理の一例を示すシーケンス図である。図19は、グループ選択画面の一例を示す図である。図20は、グループ会議開始直後のグループ会議状況画面の一例を示す図である。図21は、グループ会議の開始要求ダイアログボックスの一例を示す図である。図22は、特定の参加者がグループ会議に入室した場合の全体会議の会議画面(ホスト)の一例を示す図である。図23は、特定の参加者がグループ会議に入室した場合のグループ会議状況画面の一例を示す図である。図24は、特定の参加者がさらにグループ会議に入室した場合の全体会議の会議画面(ホスト)の一例を示す図である。図25は、特定の参加者がさらにグループ会議に入室した場合のグループ会議状況画面の一例を示す図である。図18~図25を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1でのグループ会議の開始処理について説明する。以下では、ホスト端末(通信端末10da)が送信するグループ会議開始要求を、ゲスト端末として通信端末10acが受信する場合について説明する。
まず、ホスト端末(通信端末10da)のホストは、図17に示す会議画面1300Hにおいて、入力装置108を介して、グループ会議を開始するためにグループ会議開始ボタン1300H-3を押下する。すると、ホスト端末の通信部11は、ホストが参加している会議(全体会議)に現在参加しているゲストの参加者情報の取得を要求するための会議参加者取得要求を、管理システム50へ送信する。
管理システム50の通信部51により会議参加者取得要求が受信されると、会議管理部59は、会議管理DB5004の会議管理テーブルにおいて、ホストが現在参加している会議のレコードのフィールド「参加者」から、現在会議に参加しているゲストの参加者情報(ユーザID)を取得する。そして、会議管理部59は、取得した参加者情報(ゲストのユーザID)を、ホスト端末へ送信する。
ホスト端末の通信部11により会議の参加者情報(ゲストのユーザID)が受信されると、表示制御部14は、ディスプレイ120に、図19に示すような各ゲストについてグループを割り当てるためのグループ選択画面1400Hを表示させる。
ホストは、グループ選択画面1400Hにおいて、入力装置108を介して、各ゲストをいずれかのグループに割り当てるための選択操作を行う。図19に示す例では、参加者B_10ac、C_10ad、D_10aeがグループaに割り当てられ、参加者A_10aa、E_10ba、F_10bbおよびG_10cbがグループbに割り当てられたことを示す。
そして、ホストにより入力装置108を介してOKボタン1400H-4が押下されると、ホスト端末の通信部11は、グループ会議の開始の要求を示すグループ会議開始要求と共に、各ゲストがどのグループに割り当てられたかを示す参加者情報(各ゲストのユーザIDを含む)を、管理システム50へ送信する。
管理システム50の通信部51によりグループ会議開始要求が受信されると、会議管理部59は、参加者情報により示される各グループ会議を識別する会議IDを生成する。例えば、会議管理部59は、グループaに対して会議ID「Conf1-1」を生成し、グループbに対して会議ID「Conf1-2」を生成する。
会議管理部59は、生成した各グループ会議の会議ID毎に、当該グループ会議の元の会議を識別する元会議ID(ここでは「Conf1」)と、当該グループ会議の会議名と、当該グループ会議についての参加権限所有者とを関連付ける新たなレコードを、会議管理テーブルに追加して登録する。具体的には、新たなレコードの参加者権限所有者には、ステップS76で各グループに割り当てられたゲストのユーザIDが登録される。なお、この時点では、当該レコードにおける「参加者」のフィールドには、現在グループ会議に参加しているゲストはいないので、空の状態になっている。
通信部51は、会議管理部59により生成された各グループ会議を識別する会議IDを、ホスト端末へ送信する。これによって、ホスト端末は、受信した会議IDを用いて各グループ会議を管理することができる。ホスト端末の通信部11により会議IDが受信されると、表示制御部14は、ディスプレイ120に、図20に示すような各グループ会議のゲストの参加状況を示すグループ会議状況画面1500H(状況画面の一例)を表示させる。
管理システム50の会議管理部59により会議管理テーブルに各グループ会議の情報が登録されると、通信部51は、グループ会議開始要求と共に、ゲスト端末(通信端末10ac)が属するグループ会議の会議IDを、当該ゲスト端末に送信する。なお、実際には、通信部51は、グループ会議開始要求、およびグループ会議の会議IDを、ステップS76で各グループに割り当てられたすべてのゲスト端末に送信する。
ゲスト端末の通信部11がグループ会議開始要求を受信すると、表示制御部14は、図21に示すように、ゲスト端末のディスプレイ120に表示される会議画面1600Gに、グループ会議開始要求を受信したことを示す開始要求ダイアログボックス1600G-1を表示させる。図21に示す開始要求ダイアログボックス1600G-1は、グループ会議開始要求を受信した旨を示し、グループ会議への参加(入室)を許可するか否かを指定するためのユーザインターフェースである。ユーザは、開始要求ダイアログボックス1600G-1を閲覧することにより、グループ会議開始要求を受信したことを確認することができる。開始要求ダイアログボックス1600G-1には、グループ会議への参加(入室)を許可するための「はい」ボタン1600G-2と、グループ会議への参加を許可しないことを選択するための「いいえ」ボタン1600G-3とが含まれている。
ゲスト端末の入力装置108への操作によって「はい」ボタン1600G-2が押下された場合、操作入力受付部12は、グループ会議へ参加する旨の応答を受け付ける。
次に、ゲスト端末の通信部11は、グループ会議への参加を示す開始応答と共に、ゲスト端末のゲストのユーザID「B_10ac」を、管理システム50へ送信する。
管理システム50の会議管理部59は、通信部51により開始応答が受信されると、会議管理DB5004の会議管理テーブルにおいて、当該開始応答を送信したゲスト端末のゲストが属するグループ会議のレコードの参加者のフィールドに、当該ゲストのユーザID「B_10ac」を登録する。さらに、会議管理部59は、当該グループ会議を示すレコードの元会議IDで示される元の会議(全体会議)のレコードの参加者のフィールドから、当該ゲストのユーザID「B_10ac」を削除する。これによって、ゲスト端末の参加者(ゲスト)は、全体会議から退室して、グループ会議に参加したものとして取り扱われることになる。
管理システム50の通信部51は、開始応答を送信したゲスト端末の参加者情報(ゲストのユーザID等)を、ホスト端末へ送信する。
ホスト端末の通信部11により参加者情報が受信されると、表示制御部14は、図22に示すように、全体会議の状態を示す会議画面1300Hから、当該参加者情報に含まれるユーザIDが示すゲストの映像を削除して更新する。図22に示す会議画面1300Hの例では、ステップS86でゲストである参加者B_10acがグループ会議に参加したため、参加者B_10acを示す参加者映像1300H-1が削除された状態を示す。
また、管理システム50の通信部51は、開始応答を送信したゲスト端末の参加者情報(ゲストのユーザID等)を、当該ゲスト端末自身へ送信する。これによって、ゲスト端末は、管理システム50においてゲストのグループ会議への参加処理が適切に行われたことを認識することができる。
ゲスト端末の通信部11によって参加者情報が受信されると、表示制御部14は、ディスプレイ120に表示させている会議画面1600Gをグループ会議の画面に遷移させる。具体的には、表示制御部14は、今まで全体会議の状態を表示していた(全体会議に参加している参加者を表示していた)会議画面1600Gにおいて、グループ会議の状態を表示する状態に更新する。すなわち、参加者B_10acのゲスト端末では、表示制御部14により会議画面1600Gにおいて参加者B_10ac自身の映像が表示される。
ゲスト端末のゲストがグループ会議に参加すると、ホスト端末の通信部11は、グループ会議における映像データおよび音声データを受信することが可能となり、ホスト端末の表示制御部14は、グループ会議に参加しているゲストの映像をグループ会議状況画面1500Hに表示させ、音声出力部16は、グループ会議に参加しているゲストが発話する音声を出力する。
図26は、実施形態に係る通信システムにおいて通信端末(ゲスト)がグループ会議から途中退室する場合の動作の一例を示すシーケンス図である。図27は、特定の参加者がグループ会議から途中退室した場合のグループ会議状況画面の一例を示す図である。図28は、特定の参加者がグループ会議から途中退室した場合の全体会議の会議画面(ホスト)の一例を示す図である。図26~図28を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1でゲストがグループ会議から途中退室する場合の動作について説明する。以下では、ホスト端末が通信端末10daであるものとし、ゲスト端末が通信端末10acであるものとして説明する。
まず、ゲスト端末(通信端末10ac)のゲストは、上述の図21に示した会議画面1600Gにおいて、入力装置108を介して、グループ会議を退室するために退室ボタン1600G-5を押下する。すると、ゲスト端末の通信部11は、ゲストが参加しているグループ会議から退室を要求するためのグループ会議退室要求を、管理システム50へ送信する。
管理システム50の会議管理部59は、通信部51によりグループ会議退室要求が受信されると、会議管理DB5004の会議管理テーブルにおいて、ゲスト端末のゲストが参加しているグループ会議を示すレコードの参加者のフィールドから、当該ゲストのユーザID「B_10ac」を削除する。さらに、会議管理部59は、当該グループ会議を示すレコードの元会議IDで示される元の会議(全体会議)のレコードの参加者のフィールドに、当該ゲストのユーザID「B_10ac」を追加する。すなわち、この処理は、ゲスト端末のゲストがグループ会議から退室して、元の会議(全体会議)へ移動(入室)する処理を示す。
また、会議管理部59は、会議管理DB5004の会議管理テーブルにおいて、ゲストが退室したグループ会議の元の会議(全体会議)のレコードの参加者のフィールドに登録されているすべてのユーザIDを取得する。
そして、通信部51は、グループ会議から退室したゲストの参加者情報(ゲストのユーザID等)を、ホスト端末(通信端末10da)へ送信する。
ホスト端末の通信部11により参加者情報が受信されると、表示制御部14は、図27に示すように、グループ会議状況画面1500Hのグループa状況表示部1500H-1において、通信部11により受信された参加者情報に含まれるユーザIDが示すゲストの映像を削除して更新する。また、表示制御部14は、ゲストがグループ会議から退室した旨を示すチャットをチャット表示部1500H-6に表示させる。図27に示すグループ会議状況画面1500Hの例では、ステップS103でゲストである参加者B_10acがグループ会議から退室したため、参加者B_10acを示す参加者映像1500H-1aが削除され、参加者B_10acが退室した旨を示すチャットがチャット表示部1500H-6に表示された状態を示す。
通信部51は、ステップS104で取得した元の会議(全体会議)の参加者情報(参加者のユーザID等)を、ゲスト端末へ送信する。
ゲスト端末の通信部11によって参加者情報が受信されると、表示制御部14は、ディスプレイ120に表示させている会議画面1600Gを元の会議(全体会議)の画面に遷移させる。具体的には、表示制御部14は、今までグループ会議の状態を表示していた(グループ会議に参加している参加者を表示していた)会議画面1600Gにおいて、元の会議を表示する状態に更新する。すなわち、参加者B_10acのゲスト端末では、表示制御部14により、通信部11により受信された参加者情報が含むユーザIDで識別される参加者(ゲスト自身も含む)の映像が、会議画面1600Gにおいて表示される。
図29は、実施形態に係る通信システムにおいて通信端末(ゲスト)がグループ会議に途中入室する場合の動作の一例を示すシーケンス図である。図29を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1でゲストがグループ会議に途中入室する場合の動作について説明する。以下では、ホスト端末が通信端末10daであるものとし、ゲスト端末が通信端末10acであるものとして説明する。
まず、ゲスト端末(通信端末10ac)のゲストは、上述の図21に示した会議画面1600Gにおいて、入力装置108を介して、グループ会議へ途中入室(再入室)するためのボタンを押下する。この場合、例えば、退室ボタン1600G-5の表記が、当該ゲストがグループ会議に参加している状態では「グループ会議退室」となっているところ、当該ゲストがグループ会議から一度退室した状態では、再度入室可能なように「グループ会議入室」と切り替わるようにすればよい。その場合、ゲストは、会議画面1600Gにおいて、表記が「グループ会議入室」となっている退室ボタン1600G-5を押下する。すると、ゲスト端末の通信部11は、ゲストが参加している全体会議からグループ会議への入室(実質的には再入室)を要求するためのグループ会議入室要求を、管理システム50へ送信する。
管理システム50の会議管理部59は、通信部51によりグループ会議入室要求が受信されると、会議管理DB5004の会議管理テーブルにおいて、ゲスト端末のゲストが参加している全体会議を示すレコードの参加者のフィールドから、当該ゲストのユーザID「B_10ac」を削除する。さらに、会議管理部59は、当該全体会議の会議IDを元会議IDとして含むグループ会議のレコードの参加者のフィールドに、当該ゲストのユーザID「B_10ac」を追加する。すなわち、この処理は、ゲスト端末のゲストが全体会議から退室して、グループ会議へ移動(再入室)する処理を示す。
また、会議管理部59は、会議管理DB5004の会議管理テーブルにおいて、ゲストが入室したグループ会議のレコードの参加者のフィールドに登録されているすべてのユーザIDを取得する。
そして、通信部51は、グループ会議へ入室したゲストの参加者情報(ゲストのユーザID等)を、ホスト端末(通信端末10da)へ送信する。
ホスト端末の通信部11により参加者情報が受信されると、表示制御部14は、グループ会議状況画面1500Hのグループa状況表示部1500H-1において、通信部11により受信された参加者情報に含まれるユーザIDが示すゲストの映像を追加して更新する。また、表示制御部14は、ゲストがグループ会議に入室した旨を示すチャットをチャット表示部1500H-6に表示させる。
通信部51は、ステップS124で取得したグループ会議の参加者情報(参加者のユーザID等)を、ゲスト端末へ送信する。
ゲスト端末の通信部11によって参加者情報が受信されると、表示制御部14は、ディスプレイ120に表示させている会議画面1600Gをグループ会議の画面に遷移させる。具体的には、表示制御部14は、今まで全体会議の状態を表示していた(全体会議に参加している参加者を表示していた)会議画面1600Gにおいて、グループ会議の状態を表示する状態に更新する。すなわち、参加者B_10acのゲスト端末では、表示制御部14により、通信部11により受信された参加者情報が含むユーザIDで識別される参加者(ゲスト自身も含む)の映像が、会議画面1600Gにおいて表示される。
ゲスト端末のゲストがグループ会議に再入室すると、ホスト端末の通信部11は、グループ会議における映像データおよび音声データを受信することが可能となり、ホスト端末の表示制御部14は、グループ会議に参加しているゲストの映像をグループ会議状況画面1500Hに表示させ、音声出力部16は、グループ会議に参加しているゲストが発話する音声を出力する。
図30は、実施形態に係る通信システムにおいて通信端末(ホスト)がグループ会議に途中入室する場合の動作の一例を示すシーケンス図である。図31は、ホストがグループ会議に途中入室した場合のグループ会議の会議画面(ゲスト)の一例を示す図である。図30および図31を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1でホストがグループ会議に途中入室する場合の動作について説明する。以下では、ホスト端末が通信端末10daであるものとし、ゲスト端末が通信端末10acであるものとして説明する。
まず、ホスト端末(通信端末10da)のホストは、上述の図25等に示したグループ会議状況画面1500Hにおいて、入力装置108を介して、グループ会議へ途中入室するための入室ボタン1500H-8を押下する。なお、ここでは、グループ会議状況画面1500Hにおいてグループaが選択された状態であるものとする。すると、ホスト端末の通信部11は、ホストが参加している全体会議から、選択されたグループ会議への入室を要求するためのグループ会議入室要求を、管理システム50へ送信する。
管理システム50の会議管理部59は、通信部51によりグループ会議入室要求が受信されると、会議管理DB5004の会議管理テーブルにおいて、ホスト端末のホストが参加している全体会議を示すレコードの参加者のフィールドから、当該ホストのユーザID「H_10da」を削除する。さらに、会議管理部59は、ホスト端末で選択されたグループ会議のレコードの参加者のフィールドに、当該ホストのユーザID「H_10da」を追加する。すなわち、この処理は、ホスト端末のホストが全体会議から退室して、グループ会議へ移動する処理を示す。
また、会議管理部59は、会議管理DB5004の会議管理テーブルにおいて、ホストが入室したグループ会議のレコードの参加者のフィールドに登録されているすべてのユーザIDを取得する。
通信部51は、ステップS144で取得したグループ会議の参加者情報(参加者のユーザID等)を、ホスト端末へ送信する。
ホスト端末の通信部11によって参加者情報が受信されると、表示制御部14は、ディスプレイ120に表示させている会議画面1300Hをグループ会議の画面に遷移させる。具体的には、表示制御部14は、今まで全体会議の状態を表示していた(全体会議に参加している参加者を表示していた)会議画面1300Hにおいて、グループ会議の状態を表示する状態に更新する。すなわち、参加者H_10daのホスト端末では、表示制御部14により、通信部11により受信された参加者情報が含むユーザIDで識別される参加者(ホスト自身も含む)の映像が、会議画面1300Hにおいて表示される。
通信部51は、グループ会議へ入室したホストの参加者情報(ホストのユーザID等)を、ゲスト端末(通信端末10ac)へ送信する。
ゲスト端末の通信部11によって参加者情報が受信されると、表示制御部14は、図31に示すように、グループ会議の状態を示す会議画面1600Gにおいて、当該参加者情報に含まれるユーザIDが示すホストの映像を追加して更新する。図31に示す会議画面1600Gの例では、ステップS143でホストである参加者H_10daがグループ会議へ入室したため、参加者H_10daを示す参加者映像1600G-6が追加された状態を示す。
図32は、実施形態に係る通信システムにおいて通信端末(ホスト)がグループ会議から途中退室する場合の動作の一例を示すシーケンス図である。図32を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1でホストがグループ会議から途中退室する場合の動作について説明する。以下では、ホスト端末が通信端末10daであるものとし、ゲスト端末が通信端末10acであるものとして説明する。
まず、ホスト端末(通信端末10da)のホストは、上述の図23等に示したグループ会議状況画面1500Hにおいて、入力装置108を介して、グループ会議を退室するためのボタンを押下する。この場合、例えば、入室ボタン1500H-8の表記が、当該ホストがグループ会議に参加していない状態では「選択中のグループ会議に入室」となっているところ、当該ホストがグループ会議に入室した状態では、退室可能なように「選択中のグループ会議から退室」と切り替わるようにすればよい。その場合、ホストは、グループ会議状況画面1500Hにおいて、表記が「選択中のグループ会議から退室」となっている入室ボタン1500H-8を押下する。すると、ホスト端末の通信部11は、ホストが参加しているグループ会議から退室を要求するためのグループ会議退室要求を、管理システム50へ送信する。
管理システム50の会議管理部59は、通信部51によりグループ会議退室要求が受信されると、会議管理DB5004の会議管理テーブルにおいて、ホストが参加しているグループ会議を示すレコードの参加者のフィールドから、当該ホストのユーザID「H_10da」を削除する。さらに、会議管理部59は、当該グループ会議を示すレコードの元会議IDで示される元の会議(全体会議)のレコードの参加者のフィールドに、当該ホストのユーザID「H」_10da」を追加する。すなわち、この処理は、ホスト端末のホストがグループ会議から退室して、元の会議(全体会議)へ移動(入室)する処理を示す。
また、会議管理部59は、会議管理DB5004の会議管理テーブルにおいて、ホストが退室したグループ会議の元の会議(全体会議)のレコードの参加者のフィールドに登録されているすべてのユーザIDを取得する。
通信部51は、ステップS164で取得した元の会議(全体会議)の参加者情報(参加者のユーザID等)を、ホスト端末へ送信する。
ホスト端末の通信部11によって参加者情報が受信されると、表示制御部14は、ディスプレイ120に表示させている会議画面1300Hを元の会議(全体会議)の画面に遷移させる。具体的には、表示制御部14は、今までグループ会議の状態を表示していた(グループ会議に参加している参加者を表示していた)会議画面1300Hにおいて、元の会議を表示する状態に更新する。すなわち、ホストである参加者H_10daのホスト端末では、表示制御部14により、通信部11により受信された参加者情報が含むユーザIDで識別される参加者(ホスト自身も含む)の映像が、会議画面1300Hにおいて表示される。
通信部51は、グループ会議から退室したホストの参加者情報(ホストのユーザID等)を、ゲスト端末(通信端末10ac)へ送信する。
ゲスト端末の通信部11によって参加者情報が受信されると、表示制御部14は、グループ会議の状態を示す会議画面1600Gにおいて、当該参加者情報に含まれるユーザIDが示すホストの映像を削除して更新する。
図33は、実施形態に係る通信システムにおいてグループを選択した場合にグループ会議状況画面でチャット内容を表示する動作の一例を示すシーケンス図である。図34は、特定のグループを選択した場合のグループ会議状況画面の一例を示す図である。図33および図34を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1でのチャット内容の登録動作、およびグループ会議状況画面でチャット内容を表示する動作について説明する。以下では、ホスト端末が通信端末10daであるものとし、ゲスト端末が通信端末10acであるものとして説明する。
ゲスト端末(通信端末10ac)のゲストは、上述の図21に示した会議画面1600Gにおいて、入力装置108を介して、グループ会議に参加している他の参加者に伝えるチャットの内容を入力する(書き込む)。すると、ゲスト端末の表示制御部14は、会議画面1600Gに、入力装置108を介して入力されたチャットの内容を表示させる。例えば、表示制御部14は、ホスト端末のグループ会議状況画面1500Hと同様に、会議画面1600Gの右端にチャットの内容を時系列に表示させる。
ゲスト端末の通信部11は、ステップS181で入力されたチャット内容と共に、ゲストのユーザID「B_10ac」を、管理システム50へ送信する。
管理システム50の通信部51によりチャット内容が受信されると、管理システム50の成果物管理部60は、当該チャット内容を一意に識別するチャットIDを生成する。
また、管理システム50の会議管理部59は、会議管理DB5004の会議管理テーブルから、通信部51により受信されたゲストのユーザID「B_10ac」に関連付けられた会議ID(ゲストが実際に参加している会議(ここではグループ会議)の会議ID)を取得する。
成果物管理部60は、生成したチャットIDと、会議管理部59により取得された会議IDと、チャットの発信者(ゲストのユーザID「B_10ac」)と、通信部51により受信されたチャット内容とを関連付ける新たなレコードを、成果物管理DB5005のチャット管理テーブルに登録する。
ホストは、グループ会議状況画面1500Hにおいて、ホスト端末の入力装置108を介して、グループa選択ボタン1500H-3またはグループb選択ボタン1500H-4を押下することによって、所望のグループを選択する。ここでは、図34に示すように、ホストによってグループb選択ボタン1500H-4が押下されたものとする。すると、ホスト端末の通信部11は、選択されたグループに対応するチャット履歴の取得を要求するチャット履歴取得要求と共に、選択されたグループのグループ会議の会議IDを、管理システム50へ送信する。なお、ホスト端末は、設定したグループ会議の会議IDについては、上述の図18のステップS80で取得している。
管理システム50の通信部51によりチャット履歴取得要求が受信されると、成果物管理部60は、成果物管理DB5005のチャット管理テーブルから、通信部51により受信された会議IDに対応するチャット内容をチャット履歴として取得する。また、会議管理部59は、会議管理DB5004の会議管理テーブルから、通信部51により受信された会議IDに対応するレコードの参加権限所有者のフィールドに登録されているユーザIDをすべて取得する。
通信部51は、成果物管理部60により取得されたチャット履歴、および会議管理部59により取得されたユーザIDを含む参加者情報を、ホスト端末へ送信する。
ホスト端末の通信部11(取得部)によりチャット履歴および参加者情報が受信されると、表示制御部14は、図34に示すように、グループ会議状況画面1500Hのグループ参加権限所有者表示部1500H-5に、受信された参加者情報に含まれるユーザIDを表示させ、チャット表示部1500H-6に、受信されたチャット履歴を表示させる。図34に示す例では、グループ参加権限所有者表示部1500H-5には、グループbに割り当てられた参加者のユーザIDが表示され、チャット表示部1500H-6には、グループbのグループ会議で作成されているチャット内容がチャット履歴として表示されている。
図35は、実施形態に係る通信システムでのグループ会議の終了処理の一例を示すシーケンス図である。図36は、グループ会議を終了する場合におけるグループ会議状況画面の一例を示す図である。図37は、グループ会議の終了時に表示される退室要求ダイアログボックスの一例を示す図である。図35~図37を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1でのグループ会議の終了処理について説明する。以下では、ホスト端末(通信端末10da)が送信するグループ会議終了要求を、ゲスト端末として通信端末10acが受信する場合について説明する。
まず、ホスト端末(通信端末10da)のホストは、図36に示すグループ会議状況画面1500Hにおいて、入力装置108を介して、グループ会議を終了するためにグループ会議終了ボタン1500H-9を押下する。すると、ホスト端末の通信部11は、グループ会議の終了の要求を示すグループ会議終了要求と共に、全グループ会議を識別する会議IDを、管理システム50へ送信する。
管理システム50の通信部51によりグループ会議終了要求が受信されると、会議管理部59は、会議管理DB5004の会議管理テーブルから、全グループ会議をそれぞれ識別する会議IDに関連付けられた元会議IDを取得する。
管理システム50は、各グループ会議で共有されていた各共有資料のデータの保存処理を行う。なお、共有資料の保存処理の詳細は、後述する図38等で説明する。
そして、通信部51は、グループ会議終了要求と共に元会議IDを、ゲスト端末へ送信する。
ゲスト端末の通信部11がグループ会議終了要求を受信すると、表示制御部14は、図37に示すように、ゲスト端末のディスプレイ120に表示される会議画面1600Gに、グループ会議終了要求を受信したことを示す退室要求ダイアログボックス1600G-7を表示させる。図37に示す退室要求ダイアログボックス1600G-7は、グループ会議終了要求を受信した旨を示し、グループ会議からの退室を許可するか否かを指定するためのユーザインターフェースである。ゲストは、退室要求ダイアログボックス1600G-7を閲覧することにより、グループ会議終了要求を受信したことを確認することができる。
ゲスト端末の入力装置108への操作によって退室ボタン1600G-8が押下された場合、操作入力受付部12は、グループ会議から退室する旨の応答を受け付ける。
次に、ゲスト端末の通信部11は、グループ会議からの退室を示す退室応答と共に、ゲスト端末のゲストのユーザID「B_10ac」を、管理システム50へ送信する。
管理システム50の会議管理部59は、通信部51により退室応答が受信されると、会議管理DB5004の会議管理テーブルにおいて、当該退室応答を送信したゲスト端末のゲストが属するグループ会議のレコードの参加者のフィールドから、当該ゲストのユーザID「B_10ac」を削除する。さらに、会議管理部59は、当該グループ会議を示すレコードの元会議IDで示される元の会議(全体会議)のレコードの参加者のフィールドに、当該ゲストのユーザID「B_10ac」を追加する。これによって、ゲスト端末の参加者(ゲスト)は、グループ会議から退室して、元の全体会議に参加したものとして取り扱われることになる。
管理システム50の通信部51は、退室応答を送信したゲスト端末の参加者情報(ゲストのユーザID等)を、ホスト端末へ送信する。
ホスト端末の通信部11により参加者情報が受信されると、表示制御部14は、グループ会議状況画面1500Hのグループa状況表示部1500H-1において、通信部11により受信された参加者情報に含まれるユーザID「B_10ac」が示すゲストの映像を削除して更新する。また、表示制御部14は、ゲストがグループ会議から退室した旨を示すチャットをチャット表示部1500H-6に表示させる。
ゲスト端末の表示制御部14は、ディスプレイ120に表示させている会議画面1600Gを元の会議(全体会議)の画面に遷移させる。
上述のステップS206~S211までの各グループ会議に参加しているゲスト端末の退室処理の詳細は、図39で後述する。
ゲスト端末は、元の会議(全体会議)の画面に遷移した後、参加していたグループ会議でのチャット履歴および共有資料を表示することができる。このチャット履歴および共有資料の表示処理については、図40、図42、図43および図45等で後述する。
図38は、実施形態に係る通信システムでの共有資料の保存処理の一例を示すシーケンス図である。図38を参照しながら、図35におけるステップS204の共有資料の保存処理の詳細について説明する。
管理システム50の成果物管理部60は、グループ会議で共有されていた各種資料のデータ整理を行う。例えば、成果物管理部60は、各グループ会議で共有されていた共有資料のデータをゲスト端末の通信部11から直接受信したり、または、各共有資料のスナップショットを生成したりする。また、スナップショットを生成する主体は、管理システム50であっても通信端末10であってもよい。ここで、スナップショットとは、ある時点でのファイル、ディレクトリまたはデータベースファイル等の状態を保存したものを示す。なお、成果物管理部60により整理された各グループ会議で共有されていた共有資料およびスナップショット等のデータを、単に「共有資料」と称するものとする。
成果物管理部60は、整理したグループ会議ごとの共有資料を識別する資料IDを生成する。例えば、成果物管理部60は、グループaのグループ会議について整理された共有資料に対して資料ID「File2」を生成し、グループbのグループ会議について整理された共有資料に対して資料ID「File3」を生成する。
成果物管理部60は、生成した各グループ会議の共有資料の資料ID毎に、当該グループ会議の会議IDと、当該共有資料のデータとを関連付ける新たなレコードを、成果物管理DB5005の資料管理テーブルに追加して登録する。なお、資料IDに関連付けられる共有資料のデータとしては、データ本体である代わりに、当該データが記憶される記憶部58上の保存場所を示すパスが管理されるものとしてもよい。
図39は、実施形態に係る通信システムでのグループ会議状況画面の削除処理の一例を示すシーケンス図である。図39を参照しながら、図35におけるステップS213の各グループ会議に参加しているゲスト端末の退室処理について説明する。
ゲスト端末である各通信端末10の通信部11が管理システム50からグループ会議終了要求を受信すると、当該通信端末10の表示制御部14は、図37に示すように、ゲスト端末のディスプレイ120に表示される会議画面1600Gに、グループ会議終了要求を受信したことを示す退室要求ダイアログボックス1600G-7を表示させる。ゲストは、退室要求ダイアログボックス1600G-7を閲覧することにより、グループ会議終了要求を受信したことを確認することができる。このステップS2131の処理は、上述した図35のステップS206と同様である。
ゲスト端末の入力装置108への操作によって退室ボタン1600G-8が押下された場合、操作入力受付部12は、グループ会議から退室する旨の応答を受け付ける。このステップS2132の処理は、上述した図35のステップS207と同様である。
次に、ゲスト端末の通信部11は、グループ会議からの退室を示す退室応答と共に、ゲスト端末のゲストのユーザIDを、管理システム50へ送信する。このステップS2133の処理は、上述した図35のステップS208と同様である。
管理システム50の会議管理部59は、通信部51により退室応答が受信されると、会議管理DB5004の会議管理テーブルにおいて、当該退室応答を送信したゲスト端末のゲストが属するグループ会議のレコードの参加者のフィールドから、当該ゲストのユーザIDを削除する。さらに、会議管理部59は、当該グループ会議を示すレコードの元会議IDで示される元の会議(全体会議)のレコードの参加者のフィールドに、当該ゲストのユーザIDを追加する。これによって、ゲスト端末の参加者(ゲスト)は、グループ会議から退室して、元の全体会議に参加したものとして取り扱われることになる。このステップS2134の処理は、上述した図35のステップS209と同様である。
また、会議管理部59は、会議管理DB5004の会議管理テーブルから、ステップS202で受信された全グループ会議の会議IDを利用して、各グループ会議に現在参加している状態のゲストのユーザIDをすべて取得する。
そして、会議管理部59は、全ゲストが各グループ会議から退室したか否かを判定する。全ゲストが各グループ会議からまだ退室していない場合(ステップS2136:No)、ステップS2133へ戻り、退室していないゲストのゲスト端末から退室応答を受信するまで待機する。一方、全ゲストが各グループ会議から退室した場合(ステップS2136:Yes)、ステップS2137へ移行する。
管理システム50の会議管理部59により全ゲストが各グループ会議から退室したことが確認されると、通信部51は、グループ会議が終了した旨を示すグループ会議終了通知を、ホスト端末へ送信する。
ホスト端末の通信部11によりグループ会議終了通知が受信されると、表示制御部14は、グループ会議状況画面1500Hのグループa状況表示部1500H-1およびグループb状況表示部1500H-2にはゲストの映像が残っていないので、グループ会議状況画面1500Hを削除する(非表示にする)。また、この状態になると、ゲスト端末の会議画面1300Hには、各グループ会議に参加したすべてのゲストの映像が表示されている状態となる。
図40は、実施形態に係る通信システムでの参加していたグループ会議でのチャット履歴の表示処理の一例を示すシーケンス図である。図41は、参加していたグループ会議でのチャット履歴および共有資料を表示する会議画面(ゲスト)の一例を示す図である。図40および図41を参照しながら、図35におけるステップS214のチャット履歴の表示処理の詳細について説明する。特に、図40では、ゲストが参加していたグループ会議でのチャット履歴をゲスト端末で表示させる処理について説明する。
まず、ゲスト端末である通信端末10のゲストは、入力装置108を介して、チャット履歴を表示するための操作を行う。すると、ゲスト端末の通信部11は、チャット履歴の取得の要求を示すチャット履歴取得要求と共に、ゲストのユーザIDを、管理システム50へ送信する。なお、ゲスト端末における入力装置108への操作が行われずに、図35のステップS212において会議画面1600Gが元の会議(全体会議)の画面に遷移した後、そのまま、通信部11がチャット履歴取得要求およびユーザIDを管理システム50へ送信するものとしてもよい。
管理システム50の通信部51によりチャット履歴取得要求が受信されると、会議管理部59は、会議管理DB5004の会議管理テーブルから、通信部51により受信されたゲストのユーザIDに関連付けられた会議ID(ゲストが参加していた会議(ここではグループ会議)の会議ID)を取得する。具体的には、例えば、会議管理部59は、会議管理テーブルから、当該ユーザIDを参加権限所有者のフィールドに含み、かつ、元会議IDのフィールドにデータ(全体会議の会議ID)を含むレコードにおける会議IDを取得すればよい。
管理システム50の成果物管理部60は、成果物管理DB5005のチャット管理テーブルから、会議管理部59により取得された会議IDに対応するチャット内容をチャット履歴として取得する。
管理システム50の通信部51は、成果物管理部60により取得されたチャット履歴を、チャット履歴取得要求を送信したゲスト端末へ送信する。
ホスト端末の通信部11(取得部)によりチャット履歴が受信されると、表示制御部14は、図41に示すように、会議画面1600Gのチャット履歴表示部1600G-9に、受信されたチャット履歴を表示させる。なお、図41に示すような全体会議を示す会議画面1600Gでは、参加者にホストが含まれるので、表示されている参加者の映像のうち、どれがホストの映像であるのかを区別して表示するものとしてもよい。
図42は、実施形態に係る通信システムでの参加していたグループ会議での共有資料の表示処理の一例を示すシーケンス図である。図42を参照しながら、図35におけるステップS214の共有資料の表示処理の詳細について説明する。特に、図42では、ゲストが参加していたグループ会議での共有資料をゲスト端末で表示させる処理について説明する。
まず、ゲスト端末である通信端末10のゲストは、入力装置108を介して、共有資料を表示するための操作を行う。すると、ゲスト端末の通信部11は、共有資料の取得の要求を示す共有資料取得要求と共に、ゲストのユーザIDを、管理システム50へ送信する。なお、ゲスト端末における入力装置108への操作が行われずに、図35のステップS212において会議画面1600Gが元の会議(全体会議)の画面に遷移した後、そのまま、通信部11が共有資料取得要求およびユーザIDを管理システム50へ送信するものとしてもよい。
管理システム50の通信部51により共有資料取得要求が受信されると、会議管理部59は、会議管理DB5004の会議管理テーブルから、通信部51により受信されたゲストのユーザIDに関連付けられた会議ID(ゲストが参加していた会議(ここではグループ会議)の会議ID)を取得する。具体的には、例えば、会議管理部59は、会議管理テーブルから、当該ユーザIDを参加権限所有者のフィールドに含み、かつ、元会議IDのフィールドにデータ(全体会議の会議ID)を含むレコードにおける会議IDを取得すればよい。
管理システム50の成果物管理部60は、成果物管理DB5005の資料管理テーブルから、会議管理部59により取得された会議IDに対応する資料データを共有資料として取得する。
管理システム50の通信部51は、成果物管理部60により取得された共有資料を、共有資料取得要求を送信したゲスト端末へ送信する。
ホスト端末の通信部11(取得部)により共有資料が受信されると、表示制御部14は、図41に示すように、会議画面1600Gの共有資料表示部1600G-10に、受信された共有資料の内容を表示させる。
図43は、実施形態に係る通信システムでの全グループ会議での共有資料の表示処理の一例を示すシーケンス図である。図44は、選択したグループのチャット履歴および全グループ会議での共有資料を表示する会議画面(ホスト)の一例を示す図である。図43および図44を参照しながら、図35におけるステップS214の共有資料の表示処理の詳細について説明する。特に、図43では、全グループ会議での共有資料をホスト端末で表示させる処理について説明する。
まず、ホスト端末である通信端末10のホストは、入力装置108を介して、共有資料を表示するための操作を行う。すると、ホスト端末の通信部11は、全グループ会議の共有資料の取得の要求を示す全グループ会議共有資料取得要求と共に、ホストのユーザIDを、管理システム50へ送信する。なお、ホスト端末における入力装置108への操作が行われずに、図35のステップS213においてグループ会議状況画面1500Hが削除された後、そのまま、通信部11が全グループ会議共有資料取得要求およびユーザIDを管理システム50へ送信するものとしてもよい。
管理システム50の通信部51により全グループ会議共有資料取得要求が受信されると、会議管理部59は、会議管理DB5004の会議管理テーブルから、通信部51により受信されたホストのユーザIDに関連付けられた会議ID(ゲストが参加していた会議(ここではグループ会議)の会議ID)を取得する。具体的には、例えば、会議管理部59は、会議管理テーブルから、当該ユーザIDを参加権限所有者のフィールドに含むレコードにおける会議ID(全体会議の会議ID)を取得する。次に、会議管理部59は、会議管理テーブルから、取得した会議ID(全体会議の会議ID)を元会議IDとして含むレコードにおける会議ID(グループ会議の会議ID)を取得すればよい。
管理システム50の成果物管理部60は、成果物管理DB5005の資料管理テーブルから、会議管理部59により取得された各グループ会議の会議IDに対応する資料データを共有資料としてすべて取得する。
管理システム50の通信部51は、成果物管理部60により取得された全てのグループ会議の共有資料を、ホスト端末へ送信する。
ホスト端末の通信部11(取得部)により全グループ会議の共有資料が受信されると、表示制御部14は、図44に示すように、会議画面1300Hの共有資料表示部1300H-10a、1300H-10bに、全グループ会議(グループa、bのグループ会議)の共有資料の内容を表示させる。
図45は、実施形態に係る通信システムでの選択したグループ会議でのチャット履歴の表示処理の一例を示すシーケンス図である。図46は、選択したグループのチャット履歴および全グループ会議での共有資料を表示する会議画面(ホスト)の一例を示す図である。図44~図46を参照しながら、図35におけるステップS214のチャット履歴の表示処理の詳細について説明する。特に、図45では、選択したグループ会議でのチャット履歴をホスト端末で表示させる処理について説明する。
ホストは、図44に示すように、会議画面1300Hにおいて、ホスト端末の入力装置108を介して、チャット履歴切替ボタン1300H-9aまたはチャット履歴切替ボタン1300H-9bを押下することによって、所望のグループを選択する。すると、ホスト端末の通信部11は、選択されたグループ会議のチャット履歴の取得の要求を示すチャット履歴取得要求と共に、ホストのユーザID、および選択されたグループ会議の会議IDを、管理システム50へ送信する。
管理システム50の成果物管理部60は、成果物管理DB5005の資料管理テーブルから、通信部51により受信されたグループ会議の会議IDに対応するチャット内容をチャット履歴としてすべて取得する。
管理システム50の通信部51は、成果物管理部60により取得された、選択されたグループ会議のチャット履歴を、ホスト端末へ送信する。
ホスト端末の通信部11(取得部)により、選択されたグループ会議のチャット履歴が受信されると、表示制御部14は、図44に示すように、会議画面1300Hのチャット履歴表示部1300H-9に、選択されたグループ会議(図44ではグループaのグループ会議)のチャット履歴の内容を表示させる。
図47は、実施形態に係る通信端末のWebアプリを利用する場合のソフトウェア構成の一例を示す図である。図47を参照しながら、通信端末10のソフトウェア構成の別形態について説明する。
2 通信ネットワーク
2a~2d LAN
2ab、2cd 専用線
2i インターネット
10、10aa、10ab、10ac、10ba、10bb、10ca、10cb、10da、10db 通信端末
11 通信部
12 操作入力受付部
13 撮像部
14 表示制御部
15 音声入力部
16 音声出力部
17 記憶・読出部
18 記憶部
19 認証要求部
50 管理システム
51 通信部
52 認証部
53 状態管理部
54 抽出部
55 端末状態取得部
56 セッション制御部
57 記憶・読出部
58 記憶部
59 会議管理部
60 成果物管理部
70、70a~70d、70ab、70cd ルータ
90 プログラム提供システム
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 フラッシュメモリ
105 補助記憶装置
106 メディア
107 メディアドライブ
108 入力装置
110 バスライン
111 ネットワークI/F
112 カメラ
112c ケーブル
113 撮像素子I/F
114 マイク
114c ケーブル
115 スピーカ
115c ケーブル
116 音声入出力I/F
119 ディスプレイI/F
120、120aa、120bb、120ca、120db ディスプレイ
120c ケーブル
201 CPU
202 ROM
203 RAM
205 補助記憶装置
206 記録メディア
207 メディアドライブ
208 ディスプレイ
209 ネットワークI/F
210 バスライン
211 キーボード
212 マウス
213 DVD
214 DVDドライブ
1010 作業領域
1020 OS
1040 ブラウザ
5001 認証管理DB
5002 端末管理DB
5003 セッション管理DB
5004 会議管理DB
5005 成果物管理DB
A 通信アプリ
WA プログラム
Claims (13)
- 他の通信端末と、ネットワークを介して音声信号を送受信することにより通話が可能な通信端末であって、
全体会議から派生した2以上のグループ会議の終了時に、該グループ会議で生じたチャット内容および共有資料を含む成果物が保存された成果物記憶部から、前記各グループ会議が終了した後に、前記成果物を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記成果物を表示部に表示させる表示制御部と、
を備えた通信端末。 - 前記全体会議は、前記2以上のグループ会議が派生する前の元の会議である請求項1に記載の通信端末。
- 前記成果物は、前記グループ会議で共有された共有資料であり、
前記取得部は、すべての前記グループ会議の前記共有資料を前記成果物記憶部から取得し、
前記表示制御部は、前記取得部により取得されたすべての前記グループ会議の前記共有資料を前記表示部に表示させる請求項1または2に記載の通信端末。 - 前記成果物は、前記グループ会議で共有された共有資料であり、
前記取得部は、前記通信端末が参加していた前記グループ会議の前記共有資料を前記成果物記憶部から取得し、
前記表示制御部は、前記取得部により取得された前記共有資料を前記表示部に表示させる請求項1または2に記載の通信端末。 - 前記成果物は、前記グループ会議で生じたチャット内容であり、
前記取得部は、前記通信端末が参加していた前記グループ会議の前記チャット内容をチャット履歴として前記成果物記憶部から取得し、
前記表示制御部は、前記取得部により取得された前記チャット履歴を前記表示部に表示させる請求項1または2に記載の通信端末。 - 前記成果物は、前記グループ会議で生じたチャット内容であり、
前記取得部は、選択された前記グループ会議の前記チャット内容をチャット履歴として前記成果物記憶部から取得し、
前記表示制御部は、前記取得部により取得された前記チャット履歴を前記表示部に表示させる請求項1または2に記載の通信端末。 - 前記表示制御部は、前記各グループ会議について、いずれの参加者が参加しているのかを示す情報を状況画面に表示させる請求項1~6のいずれか一項に記載の通信端末。
- 前記取得部は、前記グループ会議中に、選択された前記グループ会議のチャット内容を取得し、
前記表示制御部は、前記状況画面に、前記取得部により取得された前記チャット内容を表示させる請求項7に記載の通信端末。 - 前記状況画面において選択された前記グループ会議に参加している前記他の通信端末から送信された音声を出力する音声出力部を、さらに備えた請求項7または8に記載の通信端末。
- 音声を入力する音声入力部と、
前記状況画面において選択された前記グループ会議に前記通信端末が参加した場合、前記音声入力部により入力された音声を、該グループ会議に参加している前記他の通信端末に送信する送信部と、
をさらに備えた請求項9に記載の通信端末。 - 2以上の通信端末と、前記通信端末の音声信号を中継する管理システムと、を有する通信システムであって、
前記管理システムは、
全体会議から派生した2以上のグループ会議を管理する会議管理部と、
前記通信端末が参加している前記グループ会議の終了時に、該グループ会議で生じたチャット内容および共有資料を含む成果物を成果物記憶部に保存する成果物管理部と、
を備え、
前記通信端末は、
前記成果物記憶部から、前記各グループ会議が終了した後に、前記成果物を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記成果物を表示部に表示させる表示制御部と、
を備えた通信システム。 - 他の通信端末と、ネットワークを介して音声信号を送受信することにより通話が可能な通信端末の通信方法であって、
全体会議から派生した2以上のグループ会議の終了時に、該グループ会議で生じたチャット内容および共有資料を含む成果物が保存された成果物記憶部から、前記各グループ会議が終了した後に、前記成果物を取得する取得ステップと、
取得した前記成果物を表示部に表示させる出力制御ステップと、
を有する通信方法。 - コンピュータに、
他の通信端末と、該他の通信端末とネットワークを介して音声信号を送受信することにより通話が可能な通信端末とが参加する全体会議から派生したグループ会議の終了時に、該グループ会議で生じたチャット内容および共有資料を含む成果物が保存された成果物記憶部から、前記各グループ会議が終了した後に、前記成果物を取得する取得ステップと、
取得した前記成果物を表示部に表示させる出力制御ステップと、
を実行させるためのプログラム。
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