JP7323954B1 - 避難テーブル - Google Patents
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Abstract
Description
これらの自然災害の中でも、地震は事前に察知することが困難であり、特に集合住宅や高層マンションといった戸外への避難に時間を要する場所において、突発的に発生する災害に対した備えが必要となってきている。
以下、本発明にかかる避難テーブル1の実施形態を、図面に基づいて説明する。
本発明にかかる避難テーブル1は、主に天板10と、脚部20と、底板30と、側面壁40とで構成されている。
また、天板10の形状は、長方形状の他にも、正方形状や、多角形状、円形などが考え得る。
また、床板30の底面部分に滑り止めを備え、避難テーブル1自体が遊動しにくい態様を採ることも考え得る。滑り止めの素材については特に限定はしないが、ゴム素材やセラミック素材等が好ましい。この態様であれば、強い衝撃が水平方向にかかった場合でも、避難テーブル1に備えた滑り止めの摩擦力により強い抵抗力を保ちつつ水平方向に移動、又は、避難テーブル1自体が回転し避難テーブル1にかかる衝撃を分散させることとなる。例えば、高層ビルにて地震が起きた場合、強い横揺れが避難者及び避難テーブル1へかかることとなるが、上記滑り止めにより避難テーブル1の遊動が抑えられるため、避難テーブル1内に避難した避難者への負担を低減させることが可能であると。
さらに、側面壁40には、避難テーブル1外部を視認可能な窓が一乃至複数箇所備えられた態様も好ましい。この態様を採ることにより、避難空間内から外部を確認可能となり周辺状況の確認や外部からの採光が可能となる。窓の素材や大きさ等は特に限定はしないが、強化ガラスや強化プラスチックといった外部からの衝撃に耐えうる素材を用いて、各側面壁40へ備えるといった態様が考え得る。
このクッション系素材は、避難空間において避難者の頭部を保護するものであり、特に材料を限定するものではないが、クッション系素材として毛布を使用する態様も考え得る。この態様であれば、災害時に避難者の頭部を守るのと同時に、外気温の低い冬季における避難空間にて、寒さを凌ぐ防寒具としても利用可能である、といった優れた効果を奏する。
このクッション系素材は、避難空間において避難者の下半身を保護するものであり、特に材料を限定するものではない。このクッション系素材により、縦方向の振動を軽減すると共に、避難空間における避難者の座位での活動や横臥になっての仮眠等、避難者の身体負担軽減に資することとなる。
このクッション系素材は、避難空間において避難者の上半身等の側面を保護するものであり、特に材料を限定するものではない。このクッション系素材により、横方向の振動や衝撃を軽減すると共に、避難空間における避難者の座位での活動や側面壁40に寄り掛かった休憩等、避難者の身体負担軽減に資することとなる。
中央柱を備えることで、地震災害等による横からの衝撃時に、避難空間内の避難者が中央柱を把持して身体を固定することが可能となり、避難空間外に身体が投出されたり避難空間内の内壁に身体が衝突したりする可能性を低下させると共に、避難テーブル1外部から天板10上部へかかる荷重を分散させるといった優れた効果を奏する。
さらに、該中央柱の上端部及び下端部を取り外し可能とし、天板10下面部や底板30上面部、脚部20側面といった避難空間内から容易に取出せる位置に格納され、災害発生時に避難者が任意のタイミングで中央柱を取出し、設置する態様も考え得る。この態様を採る場合、中央柱の天板10及び底板30への接続・固定方法は特に限定されるものではなく、所定箇所に嵌め込む等の手段で接続・固定されることとなるが、横揺れの方向等による中央柱の脱落を防ぐため、天板10及び底板30への接続と共に自動的にロックが掛かり、容易に中央柱の固定箇所から脱落しないような態様が望ましい。この態様により、避難空間内の安全性がより増すと共に、避難者が中央柱を接続後に改めてロックを掛ける必要がなくなるといった優れた効果を奏する。
例えば、側面壁40が避難者により1箇所又は数箇所もしくは全箇所に展開されたと同時に、誘導ライト11や室内灯が夫々自動で点灯する態様が考え得る。誘導ライト11を自動点灯させることで、避難テーブル1の位置を自動的に外部へ主張するため、外部からの救助を早める可能性を高めることができる。また、室内灯を自動点灯させることで、避難空間内の視界を即時的に確保することが可能となる。そして、誘導ライト11を備える場合、手動若しくは自動設定により発光時間を夜間のみに設定可能な態様であれば、消費電力を低下させることができるため、蓄電バッテリの出力を節約して長期使用に資することとなる。
さらに、また、図示していないが、天板10上部や天板10側面所定箇所に加え、側面壁40や床板30、脚部20等へ誘導ライト11を複数方向に備える態様も考え得る。この態様を採った場合、避難テーブル1がガレキにより埋まった場合や、避難テーブル1自体が回転した場合、一の誘導ライト11が故障した場合等においても、誘導ライトによる点灯を継続することが可能となる。
また、避難空間にて救助を待つ避難者は、天板10下部所定位置や底板30上部所定位置、脚部20所定位置といった避難空間から開閉可能な箇所に設置された収納部の収納物を利用し、外部からの救助を待つこととなる。
更に、誘導ライト11や、音声出力が可能な外部スピーカ12が天板10上部所定箇所に夫々備えられることにより、避難テーブル1が瓦礫に埋もれてしまっていても外部の救助者からの発見が容易になりやすい目印となる。
本実施形態では、短手方向に展開可能な側面壁40A,Bが側面上部に観音開き状で格納され、長手方向に展開可能な側面壁40C,Dは天板10下部に観音開き状で格納されると共に側面壁40C,D展開時に出現する間隙を閉塞可能な補助壁41が備えられ、収納部50は側面壁40展開後の天板10下部及び側面壁40展開後の底板30上部に備えられ、天板10上面所定位置に備えられた避難テーブル1外部方向を照らす誘導ライト11と、天板10上部所定位置に備えられた外部スピーカ12と、天板10下部避難空間内所定箇所に備えられた室内灯13と、天板10下部近傍に設けられ避難テーブル1における電力消費を賄う蓄電バッテリ14及び排熱流路が、夫々備わった避難テーブル1を使用するといった態様となる。
また、側面壁40A,B,C,Dの展開と同時に、避難空間内に備えられている室内灯が点灯することにより避難者の視界を確保すると共に、天板10上部所定箇所に備えてある誘導ライト11が自動的に点灯し、避難テーブル1から離れた場所からでも発見が可能となる手段となる。
側面壁40A,B,C,D及び展開後の天板10上部と底板30上部の避難空間側内壁は、クッション素材にて構成されており、外部からの衝撃にて側面壁40や天板10、底板30に衝突した場合に負傷する可能性を低下させる。
避難空間内の天板10下部及び底板30上部には、避難者が開閉可能な収納部が備えられており、飲料水、保存食、救急箱、携帯用トイレ等の生活必需品と、蓄電バッテリから電力を供給されるスマートフォン等の電子機器を充電可能なコンセントや、防災ラジオが、強い振動で動かぬよう収納部の内壁に固定された状態で収納されている。そして、避難空間内に避難した避難者は、収納部内の物資を使用し外部からの救助を待つこととなる。
天板10下部近傍に設けられた蓄電バッテリは、コンセント、避難空間内の室内灯の他に、天板10上部に備えられている誘導ライト11及び外部スピーカ12の電源としても使用され、その充電残量はコンセント近傍にて表示されることとなる。
10 天板
11 誘導ライト
12 外部スピーカ
20 脚部
21 スクリュージャッキ
30 底板
40,40A,40B,40C,40D 側面壁
41 補助壁
42,42a,42b,42c,42d 取手
Claims (4)
- 天板と、該天板下部の四隅に配設され下方に延伸する脚部と、該脚部の下端に天板と対向して備えられる底板と、で構成され、
天板と底板と脚部との間隙に形成される四方向の側方空間全体を閉塞し得る四つの側面壁が、天板下面部又は底板上面部のいずれか一方もしくは両方に格納されており、
災害時に側方空間を側面壁で閉塞することで天板と底板との間に避難空間が形成されることを特徴とする避難テーブル。 - 前記側面壁が対向して観音開き状に折り畳まれて格納されていることを特徴とする請求項1に記載の避難テーブル。
- 外部へ向け点灯可能な誘導ライトが備えられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の避難テーブル。
- 外部へ音声を出力可能なスピーカが備えられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の避難テーブル。
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