JP7316665B2 - 研削盤における偏心ワークの機外心出し方法、及びその機外心出し装置、並びに研削盤のチャック - Google Patents
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Description
前記研削盤の機外において、前記偏心ワークの偏心部の心出しを行って、当該偏心ワークの心出し状態を維持したままで、偏心ワーク搬送装置の移載ハンドにより当該偏心ワークの軸部を把持して、前記研削盤のチャックの偏心クランプ装置に搬送・移載してクランプすることで、当該偏心ワークの心出しを行うことを特徴としている。
前記研削盤のスピンドル軸心に対して前記偏心ワークの偏心部の偏心量だけ自身の軸心が水平方向にずれ、しかも当該研削盤のチャックと絶対的又は相対的に対向配置されたチャックを備えたワーク回転装置と、
当該ワーク回転装置のチャックの手前側に配置されたワーク受けと、
当該ワーク受けで保持された偏心ワークを前記ワーク回転装置のチャックに押し込んで、前記偏心ワークの軸部及び偏心部の各軸心を結ぶ線分がほぼ水平となるような当該軸部に対する偏心部の二つ配置位置のうち特定の一つである正規配置位置に配置されたことを検出するための偏心部配置位置検出センサと、
当該偏心部が正規位置に配置された状態で、当該偏心部の上側及び下側にそれぞれ一対の接触子を接触させて得られる信号により、前記ワーク回転装置により前記偏心ワークを所定方向に所定角度だけ回動させることで、前記軸部及び偏心部の各中心を結ぶ線分が水平となるように当該偏心ワークを配置させて心出しを行う定寸装置と、
当該定寸装置で心出しされた前記偏心ワークの軸部を一対の移載ハンドで把持して、前記研削盤のチャック内に配設された偏心クランプ装置まで搬送して移載させるための偏心ワーク搬送装置と、
を備えていることを特徴としている。
前記偏心クランプ装置は、機外で心出し済の偏心ワークの軸部を、前記研削盤のスピンドル軸心に対して偏心量だけ水平方向にずらして支持するVブロック部と、当該Vブロック部で支持された偏心ワークの軸部をクランプするクランプ部材とから成り、
前記Vブロック部には、偏心済の前記偏心ワークの軸部を把持して、当該Vブロック部の直上から降ろされる偏心ワーク搬送装置の移載ハンドとの干渉を回避するための干渉回避欠落空間が前記スピンドル軸心の方向に沿った中央部に設けられ、
前記クランプ部材は、前記偏心ワークの軸部における前記干渉回避欠落空間の両側に配置された各部分をそれぞれ前記移載ハンドと干渉することなくクランプ可能にするために、支点ピンを中心にして回動する一対の回動クランプ具から成ることを特徴としている。
B:偏心ワークの偏心部
C0 :スピンドルの軸心(加工中心)
C1 :偏心ワークの軸部の中心
C2 :偏心ワークの偏心部の中心
C11:ワーク回転装置のチャックの軸心
D:定寸装置
e:偏心ワークの偏心部の偏心量
F:ワーク回転装置
G:研削盤
H:移載ハンド
J:偏心クランプ装置
K:機外心出し装置
M1 ~M4 :サーボモータ
N:ワーク受け
P:偏心ワークの水平搬送方向
S:偏心部配置位置検出センサ
T:偏心ワーク搬送装置
U:走行ユニット
V:移載ハンド移動装置
W:偏心ワーク
X:心出し済偏心ワークの水平搬送方向
Y:心出し済偏心ワークの軸部と偏心部の各中心を結ぶ線分の方向
Z:上下方向
1:ワーク回転装置のチャック
28:走行ユニットの昇降ロッド
40:研削盤のチャック
41:偏心クランプ装置のVブロック部
42:偏心クランプ装置の回動クランプ具(クランプ部材)
45:Vブロック部の干渉回避欠落空間
Claims (4)
- 偏心ワークの軸部に対して偏心している偏心部の軸心と、加工中心である研削盤のスピンドル軸心とを一致させる心出しを、当該研削盤のチャック以外の機外で行う研削盤における偏心ワークの機外心出し方法であって、
前記研削盤の機外において、前記偏心ワークの偏心部の心出しを行って、当該偏心ワークの心出し状態を維持したままで、偏心ワーク搬送装置の移載ハンドにより当該偏心ワークの軸部を把持して、前記研削盤のチャックの偏心クランプ装置に搬送・移載してクランプすることで、当該偏心ワークの心出しを行うことを特徴とする研削盤における偏心ワークの機外心出し方法。 - 偏心ワークの軸部に対して偏心している偏心部の軸心と、加工中心である研削盤のスピンドル軸心とを一致させる心出しを、当該研削盤のチャック以外の機外で行う研削盤における偏心ワークの機外心出し装置であって、
前記研削盤のスピンドル軸心に対して前記偏心ワークの偏心部の偏心量だけ自身の軸心が水平方向にずれ、しかも当該研削盤のチャックと絶対的又は相対的に対向配置されたチャックを備えたワーク回転装置と、
当該ワーク回転装置のチャックの手前側に配置されたワーク受けと、
当該ワーク受けで保持された偏心ワークを前記ワーク回転装置のチャックに押し込んで、前記偏心ワークの軸部及び偏心部の各軸心を結ぶ線分がほぼ水平となるような当該軸部に対する偏心部の二つ配置位置のうち特定の一つである正規配置位置に配置されたことを検出するための偏心部配置位置検出センサと、
当該偏心部が正規位置に配置された状態で、当該偏心部の上側及び下側にそれぞれ一対の接触子を接触させて得られる信号により、前記ワーク回転装置により前記偏心ワークを所定方向に所定角度だけ回動させることで、前記軸部及び偏心部の各中心を結ぶ線分が水平となるように当該偏心ワークを配置させて心出しを行う定寸装置と、
当該定寸装置で心出しされた前記偏心ワークの軸部を一対の移載ハンドで把持して、前記研削盤のチャック内に配設された偏心クランプ装置まで搬送して移載させるための偏心ワーク搬送装置と、
を備えていることを特徴とする研削盤における偏心ワークの機外心出し装置。 - 前記偏心ワーク搬送装置の移載ハンドは、前記研削盤のスピンドル軸心と直交する水平方向に移動可能であって、同一の機外心出し装置を使用して、偏心量の異なる複数の偏心ワークを研削盤のチャックの偏心クランプ装置にセット可能であることを特徴とする請求項2に記載の研削盤における偏心ワークの機外心出し装置。
- 請求項1に記載の発明を実施するための研削盤のチャックであって、
前記偏心クランプ装置は、機外で心出し済の偏心ワークの軸部を、前記研削盤のスピンドル軸心に対して偏心量だけ水平方向にずらして支持するVブロック部と、当該Vブロック部で支持された偏心ワークの軸部をクランプするクランプ部材とから成り、
前記Vブロック部には、偏心済の前記偏心ワークの軸部を把持して、当該Vブロック部の直上から降ろされる偏心ワーク搬送装置の移載ハンドとの干渉を回避するための干渉回避欠落空間が前記スピンドル軸心の方向に沿った中央部に設けられ、
前記クランプ部材は、前記偏心ワークの軸部における前記干渉回避欠落空間の両側に配置された各部分をそれぞれ前記移載ハンドと干渉することなくクランプ可能にするために、支点ピンを中心にして回動する一対の回動クランプ具から成ることを特徴とする研削盤のチャック。
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JP2020071434A JP7316665B2 (ja) | 2020-04-13 | 2020-04-13 | 研削盤における偏心ワークの機外心出し方法、及びその機外心出し装置、並びに研削盤のチャック |
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JP2021167050A JP2021167050A (ja) | 2021-10-21 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001162478A (ja) | 1999-12-13 | 2001-06-19 | Micron Seimitsu Kk | 複合偏心軸を芯合せする方法、および、偏心複合軸の芯合せ装置 |
JP2010105078A (ja) | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Jtekt Corp | 研削盤システムおよび研削方法 |
JP2010173005A (ja) | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Kondo:Kk | 偏芯ワークの偏芯部の高速自動芯出し方法、及びその装置 |
JP2014076538A (ja) | 2013-12-24 | 2014-05-01 | Mitsubishi Electric Corp | 円筒研削盤へのワーク供給方法およびその装置 |
-
2020
- 2020-04-13 JP JP2020071434A patent/JP7316665B2/ja active Active
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JP2010105078A (ja) | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Jtekt Corp | 研削盤システムおよび研削方法 |
JP2010173005A (ja) | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Kondo:Kk | 偏芯ワークの偏芯部の高速自動芯出し方法、及びその装置 |
JP2014076538A (ja) | 2013-12-24 | 2014-05-01 | Mitsubishi Electric Corp | 円筒研削盤へのワーク供給方法およびその装置 |
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