JP7313619B2 - 化合物、蛍光標識導入剤、及び蛍光標識導入方法 - Google Patents
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Description
本発明の化合物は、下記一般式(1)で表す化合物である。この化合物は、細胞膜を通して細胞内へとり込まれ得る生体物質又はその構造を含むAと、蛍光発光を示す蛍光ユニットFLと、FLに結合する保護基-X-CH2-Ar-Rとを備える。後述するが、Aはヌクレオチド鎖やペプチド鎖等の生体分子であり、それが蛍光ユニットFLで標識されている。しかし、FLは、保護基-X-CH2-Ar-Rの存在により蛍光が消失又は弱められている。このような構造を備えた化合物が細胞内に取り込まれると、細胞内に存在するグルタチオンや各種の酵素による作用により、保護基-X-CH2-Ar-RがFLから取り除かれ、FLが蛍光を示すようになる。本発明の化合物は、このようなメカニズムにより、細胞外に存在するときは蛍光を示さないか微弱な蛍光を示すに留まる一方で、細胞内に取り込まれると強い蛍光を示すようになる。このため、背景技術に記載したようなバックグラウンド蛍光による妨害をほぼ受けることなく、ヌクレオチド鎖やペプチド鎖であるAが細胞内にどの程度取り込まれるのかを蛍光顕微鏡で直接観察できるようになる。典型的には、Aはいわゆる核酸医薬となるユニットであり、この場合、核酸医薬がどの程度細胞内に取り込まれるかを評価することが可能になる。これにより、例えばオリゴヌクレオチドの配列や保護基を変えて、細胞に取り込まれやすい構造を見出すことが容易になる。また、そうしたオリゴヌクレオチドの細胞に取り込まれる速度、細胞内の移動を経時的に観察することも可能になると考えられる。
下記一般式(1a)又は(1b)で表す化合物を含む蛍光標識導入剤もまた本発明の一つである。この蛍光標識導入剤は、アジド基又はアルキニル基を持ち、それぞれアルキニル基又はアジド基を持つ化合物とCu(I)化合物の存在下でクリック反応を生じてカップリングする。このため、例えばアルキニル基やアジド基を持つヌクレオチド鎖やペプチド鎖に対して、上記本発明の化合物における蛍光標識を導入するのに用いることができる。すなわち、本発明の蛍光標識導入剤は、上記本発明の化合物を合成するのに用いることができる。なお、下記一般式(1a)で表す蛍光標識導入剤は、アルキニル基を有する化合物に蛍光標識を導入するのに用いられ、下記一般式(1b)又は(1c)で表す蛍光標識導入剤は、アジド基を有する化合物に蛍光標識を導入するのに用いられる。特に、化学式(1c)で示すものは、三重結合の存在によりA環が歪んでおり、Cu(I)化合物の存在がなくともアジド基を有する化合物とクリック反応を生じてこれに蛍光標識を導入させる。この蛍光標識を導入された化合物が、細胞外の例えば培養液中等で蛍光を示さないか、微弱な蛍光しか示さない一方で、細胞内に入ると保護基-X-CH2-Ar-Rが脱離して蛍光を示すようになる点は、上記本発明の化合物で既に説明した通りである。
標識化する分子にアルキニル基又はアルキニレン基を導入した後、その分子に上記アジド基を有する蛍光標識導入剤を反応させることを特徴とする蛍光標識導入方法、及び標識化する分子にアジド基を導入した後、その分子に上記アルキニル基又はA環を有する蛍光標識導入剤を反応させることを特徴とする蛍光標識導入方法もまた本発明の一つである。これについては既に説明した通りなので、ここでの説明を省略する。なお、ヌクレオチド鎖にアルキニレン基を導入する場合、DNA自動合成機でヌクレオチド鎖を合成する際に、既に説明した下記化学式(14c)等で表される市販のホスホロアミダイトを用いてオリゴヌクレオチド鎖の5’末端部等にアルキニレン基を導入すればよい。化学式(14c)においてアルキニレン基を有する環状構造は、下記化学式(A)で表すものに置き換えることもできる。これらアルキニレン基を有する環状構造は歪んでおり、アジド基を有する化合物に対してCu(I)化合物からなる触媒無しにクリック反応を生じることができる。こうしたアルキニレン基を有する環状構造としては、8員環を好ましく例示できる。
1H-NMR(600MHz、DMSO-d6) δ(ppm):7.23-7.17(4H,m,H-arom),5.29(1H,s,SH),5.12-5.11(1H,t,J=5.7Hz,OH),4.41-4.40(2H,t,J=5.5Hz,CH2)
1H-NMR(600MHz、DMSO-d6) δ(ppm):8.45-8.44(1H,m,H-a),7.77-7.75(1H,m,H-c),7.65-7.61(1H,m,H-d),7.08-7.05(1H,m,H-b),3.18-3.10(1H,m,iPr-CH),1.34-1.32(6H,d,J=6.9Hz,iPr-CH3)
1H-NMR(600MHz、CDCl3) δ(ppm):7.54-7.53(2H,d,J=8.2Hz,H-c),7.32-7.30(2H,d,J=8.6Hz,H-b),4.67(2H,s,H-a),3.08-3.04(1H,m,iPr-CH),1.30(6H,d,J=6.5,iPr-CH3)
1H-NMR(600MHz、CDCl3) δ(ppm):7.52-7.51(2H,d,J=8.6Hz,H-c),7.32-7.31(2H,d,J=8.2Hz,H-b),4.55(2H,s,H-a),3.09-3.02(1H,m,iPr-CH),1.29(6H,d,J-6.5Hz,iPr-CH3)
1H-NMR(600MHz、CDCl3) δ(ppm):8.23-8.21(2H,m,H-arom),8.02-8.00(1H,m,H-b),7.67-6.66(11H,m,H-arom,H-a),1.52(9H,s,Boc-CH3)
1H-NMR(600MHz、CDCl3) δ(ppm):8.00(1H,d,J=7.9Hz,H-c),7.66-6.66(15H,m,Rh-Bn,H-b),5.17(2H,s,H-a),3.09-3.02(1H,m,iPr-CH),1.52(9H,s,Boc-CH3),1.29(6H,d,J=6.9Hz,iPr-CH3)
1H-NMR(600MHz、CDCl3) δ(ppm):8.93(1H,s,H-i),8.03-6.72(15H,s,H-h,Rh-Bn,Bn’),5.18(2H,s,H-j),4.13(2H,s,H-g),3.78-3.63(10H,m,H-b,c,d,e,f),3.33(2H,m,H-a),3.08-3.04(1H,m,iPr-CH),1.30(6H,d,iPr-CH3)
1H-NMR(600MHz、CDCl3) δ(ppm):8.93(1H,s,H-i),8.02(1H,d,J=7.6Hz,H-j),7.69-6.65(10H,m,H-arom),4.13(2H,m,H-g),3.69(8H,m,H-c~f)、3.34(2H,t、J=5.0Hz,H-b)、1.52(9H,s,Boc-CH3)、1.26(2H,t,J=7.0Hz,H-a)
1H-NMR(600MHz、CDCl3) δ(ppm):8.40-6.56(10H,m,Rh-Bn),4.11(2H,d,H-g),3.75-3.62(10H,m,H-a,c,d,e,f),3.31(2H,t,J=5.0Hz,H-b)
1H-NMR(600MHz、CDCl3) δ(ppm):8.87(1H,s,H-h),7.98-6.40(6H,m,H-arom),4.61(4H,s,H-i),4.11(2H,s,H-g),3.65(12H,m,H-a,c~f),3.26(2H,s,H-b),3.05(2H,d,J=6.9Hz,iPr-CH),1.29(12H,s,iPr-CH3)
1H-NMR(600MHz、CDCl3) δ(ppm):8.22(2H,d,J=10.0Hz,H-a,b),8.02-6.66(14H,m,Rh-Bn,Bn’),5.29(2H,s,CH2),1.52(9H,s,Boc-CH3)
1H-NMR(600MHz、CDCl3) δ(ppm):4.05(1H,m,-C≡CH),3.82-3.70(2H,m,H-f),3.66-3.49(4H,m,H-d,e),2.58(2H,t,J=6.6Hz,iPr-CH),2.16(2H,m,H-a),1.77-1.52(4H,m,H-b,c),1.18(2H,m,iPr-CH),1.12(12H,m,iPr-CH3)
31P-NMR(243MHz、CDCl3) δ(ppm):148.01
1H-NMR(600MHz、DMSO-d6) δ(ppm):11.32(1H,s,NH),7.491-7.490(1H,d,J=0.6Hz,H-6),7.38-6.86(13H,m,DMTr-arom),6.20-6.18(1H,t,J=6.0Hz,H-1’),5.31-5.30(1H,d,J=6.0Hz,OH-3’),4.32-4.29(1H,m,H-4’),3.87-3.86(1H,q,J=2.0Hz,H-3’),3.72(6H,s,OCH3-DMTr),3.21-3.14(2H,m,H-5’),2.25-2.11(2H,m,H-2’),1.429-1.428(3H,d,J=0.6Hz,CH3-5)
1H-NMR(600MHz、CDCl3) δ(ppm):8.23(1H、s、NH),7.66(1H,d、J=1.1Hz,H-6),7.41-6.81(13H,m、DMTr-arom)、6.44(1H,m,H-1’),4.53(1H,m,OH-3’),4.24(1H,m,H-4’),3.79(6H,s,J=2.0Hz,H-5’,5”,N-CH(i-Pr)2),3.59-3.42(6H,m,OCH3-DMTr),2.53(1H,m,H-5’),2.32-2.26(1H,m,H-2’),1.29(3H,d,J=0.6Hz,5-CH3),1.11(24H,m,iPr-CH3)
31P-NMR(243MHz、CDCl3) δ(ppm):116.60
1H-NMR(600MHz、CDCl3) δ(ppm):7.64(1H,s,NH),7.40(1H,s,H-6),7.29-7.11(18H,m,DMTr-arom,Ph-H),6.43(1H.m,H-1’),4.66(1H,d,H-4’),3.78-3.75(6H,d,DMTr-OMe),3.60-3.47(6H,m,H-5’,5”,N-CH(i-Pr)2),2.71-2.58(2H,m,Ph-[CH2]-CH2),2.30(2H,m,Ph-CH2-[CH2]),1.92-1.79(2H,m,H-2’,2”),1.40(3H,s,5-CH3),1.17-1.14(12H,m,iPr-CH3)
31P-NMR(243MHz、CDCl3) δ(ppm):147.67
本発明の化合物における蛍光標識部分にて保護基が脱離することに伴う蛍光の変化を評価した。評価に用いた化合物は、化合物13、化合物20及び化合物21である。いずれの化合物も一般式(1)におけるAを持たず蛍光標識部分のみとなるが、保護基の脱離に伴う蛍光変化を評価することは可能である。化合物13は、ジスルフィド結合を有し、グルタチオンにより脱離するカルバメート構造を有する保護基をもつ。化合物20は、ジスルフィド結合を有し、グルタチオンにより脱離する非カルバメート構造の保護基をもつ。化合物21は、ニトロフェニル基をもち、ニトロレダクターゼにより脱離する保護基をもつ。
次に、オリゴヌクレオチドに対する蛍光標識を行った。この蛍光標識されたオリゴヌクレオチドは、本発明の化合物に相当する。オリゴヌクレオチドは、DNA自動合成機上でホスホロアミダイド法に従って固相合成法により合成した。オリゴヌクレオチドの合成に際しては、化合物23(チミン塩基のホスホロアミダイド)を用いて、チミジンが20個連続するオリゴヌクレオチド(これをT20と呼ぶ。)を合成し、最後に化合物14(エチニル基を有するホスホロアミダイド)を結合させた。これにより、T20の5’末端にエチニル基が導入されたことになる。得られたオリゴヌクレオチドをODN1と呼ぶ。
化合物23(チミン塩基のホスホロアミダイト)に加えて、化合物24(チミン塩基のホスホロアミダイトであり、リン酸のOHにフェニルプロピル基が結合したものである。これをXで表す。)を用いて、上記ODN1と同様の手順により、(5’末端)XXXTTXXXTTXXXTTTXXXT(3’末端)のヌクレオチド鎖(これをT’20と呼ぶ。)を合成し、最後に化合物14(エチニル基を有するホスホロアミダイド)を結合させた。これにより、T’20の5’末端にエチニル基が導入されたことになる。得られたオリゴヌクレオチドをODN2と呼ぶ。ODN2は、ODN1よりも脂溶性が向上しており、細胞内への導入効率が向上すると考えられる。
上記手順で得た蛍光標識化ODN2について、脱保護前の紫外可視吸収スペクトル及び蛍光スペクトル、並びに脱保護後の紫外可視吸収スペクトル及び蛍光スペクトルの観察を行った。紫外可視吸収スペクトル測定は、液温23℃の20mMリン酸ナトリウム水溶液(pH7.4)中で蛍光標識化ODN2の濃度を10μMとして実施し、蛍光スペクトル測定は、液温37℃の100mMリン酸ナトリウム水溶液(pH7.4)中で蛍光標識化ODN2の濃度を500nMとし、励起光の波長を495nmとして実施した。その結果を図6に示す。図6は、蛍光標識化ODN2の脱保護前後の紫外可視吸収スペクトル及び蛍光スペクトル変化を示すチャートであり、図6(a)が紫外可視吸収スペクトル変化を示すチャートであり、図6(b)が蛍光スペクトル変化を示すチャートである。なお、蛍光標識化ODN2の脱保護前後の構造は、下記化学式に示す通りである。
上記手順で得た蛍光標識化ODN2について、GSHの存在下で、時間経過に対する蛍光変化を観察した。蛍光スペクトル変化は、液温37℃の100mMリン酸ナトリウム水溶液(pH7.4)中で蛍光標識化ODN2の濃度を500nMとし、励起波長を495nm、蛍光の検出波長を520nmとして、水溶液中のGSH濃度を0μM、10μM、1.0mMm及び10mMとしてそれぞれ測定した。その結果を図7に示す。図7は、蛍光標識化ODN2のGSH存在下における時間経過に対する蛍光変化を示すチャートである。
Claims (11)
- 下記一般式(1)で表す化合物。
- Aがヌクレオチド鎖若しくはその類縁体又はペプチド鎖若しくはその類縁体である請求項1~4のいずれか1項記載の化合物。
- 下記一般式(1a)、(1b)又は(1c)で表す化合物を含む蛍光標識導入剤。
- 標識化する分子にアルキニル基又はアルキニレン基を導入した後、その分子に請求項6~9のいずれか1項記載の化合物のうちアジド基を有する化合物を含む蛍光標識導入剤を反応させることを特徴とする蛍光標識導入方法。
- 標識化する分子にアジド基を導入した後、その分子に請求項6~9のいずれか1項記載の化合物のうちアルキニル基又はA環を有する化合物を含む蛍光標識導入剤を反応させることを特徴とする蛍光標識導入方法。
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