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JP7309684B2 - エレベータの群管理制御装置 - Google Patents

エレベータの群管理制御装置 Download PDF

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本発明の実施形態は、エレベータの群管理制御装置およびエレベータの群管理制御方法に関する。
従来、エレベータには、乗りかごのかごドアの動作に関するリオープン機能が搭載されている場合がある。リオープン機能とは、乗場呼びに応答して乗場で戸開した乗りかごが戸閉動作中のときに、当該乗場にいる利用者が乗場呼び登録操作を行うと、当該乗りかごの戸閉動作が反転して再戸開する機能である。このリオープン機能が搭載されることにより、1回の走行においてなるべく多くの利用者を乗りかごに乗車させて効率よくエレベータを運行することができる。
建物の管理者の要望等によっては、乗りかごに既に乗り込んだ利用者の利便性を優先させるために、このリオープン機能を無効にしている場合がある。リオープン機能を無効にした場合、乗場呼びに応答して乗場で戸開した乗りかごが戸閉動作しているときに当該乗場にいる利用者が乗場呼び登録操作を行っても、当該乗りかごは再戸開しない。
特開2002-362839号公報 特開2016-88647号公報
しかし、乗場呼びではなく、かご呼びに応答して乗りかご内の利用者を降車させるために乗場で戸開した乗りかごが戸閉動作しているときに、当該乗場にいる利用者が乗場呼び登録操作を行うと、当該乗場呼びに対して戸閉しかかっている乗りかごも含めて割り当て制御が行われる。その結果、戸閉しかかっている乗りかごが当該乗場呼びに割り当てられ、再戸開してしまう場合がある。
このように乗りかごが動作すると、リオープン機能を無効にしたことを認識している管理者や利用者等は、設定どおりに運転が実行されておらず、リオープン機能が有効になっているかのように感じることがある。また、出発直前に再戸開をすることで、先に乗車した利用者と再戸開後に乗車した利用者との間で気まずい思いをすることがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、乗場呼びに応答して戸開した乗りかごに対するリオープン機能が無効に設定されているエレベータにおいて、かご呼びに応答して戸開した乗りかごに対しても戸閉動作中になるべく再戸開しないようにするエレベータの群管理制御装置およびエレベータの群管理制御方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するための実施形態によればエレベータの群管理制御装置は、リオープン機能設定部と割り当て制御部とを備える。リオープン機能設定部は、複数台のエレベータに関し、乗場呼びに応答して戸開した乗りかごに対するリオープン機能の有効/無効を設定する。割り当て制御部は、リオープン機能が無効に設定され、乗場呼びが登録されていない階床に、かご呼びに応答して戸開したエレベータの乗りかごが戸閉動作しているときに、当該乗りかご内に利用者がいる状態で、当該階床の乗場で乗場呼びが登録されると、当該乗場呼びに応答するエレベータとして、戸閉動作中の乗りかご以外の乗りかごを有するエレベータを割り当てる。
一実施形態による群管理制御装置を利用したエレベータシステムのブロック図である。 一実施形態による群管理制御装置で、乗りかごが戸閉動作中に該当階で乗場呼びが登録されたときに実行される動作を示すフローチャートである。 一実施形態による群管理制御装置で実行する割り当て処理(1)の動作を示すフローチャートである。 一実施形態による群管理制御装置で実行する割り当て処理(2)の動作を示すフローチャートである。 一実施形態による群管理制御装置で実行する割り当て処理(3)の動作を示すフローチャートである。
〈一実施形態による群管理制御装置を利用したエレベータシステムの構成〉
本発明の一実施形態によるエレベータシステムの構成について、図1を参照して説明する。本実施形態によるエレベータシステム1は、建物内に設置された複数台のエレベータ(A号機エレベータ10A、B号機エレベータ10B、およびC号機エレベータ10C)と、乗場に設置された乗場呼び登録装置20、30と、群管理制御装置40とを備える。呼び登録装置20、30は各階の乗場に設置されているが、図1においては、エレベータ乗場として1階のみを示している。
A号機エレベータ10Aは、乗りかご11Aと、A号機制御装置12Aとを有する。乗りかご11Aは、かごドア111Aを有する。A号機制御装置12Aは、エレベータ情報出力部121Aと、動作制御部122Aとを有する。エレベータ情報出力部121Aは、乗りかご11Aの位置情報、走行状況情報、戸開閉状況情報、荷重状態情報等を、エレベータ情報として群管理制御装置40に出力する。動作制御部122Aは、群管理制御装置40からの割り当て指令によりA号機エレベータ10Aを呼びの登録階へ応答させ、戸開させる。
B号機エレベータ10BおよびC号機エレベータ10Cは、A号機エレベータ10Aと同様の構成を有するため、詳細な説明は省略する。
乗場呼び登録装置20、30は、乗場の利用者が、行先階の方向を指定して乗りかご11A~11Cのいずれかを呼ぶ乗場呼びを登録するための装置である。
群管理制御装置40は、A号機エレベータ10A、B号機エレベータ10B、およびC号機エレベータ10Cを群管理する。群管理制御装置40は、エレベータ情報取得部41と、リオープン機能設定部42と、乗場呼び登録部43と、割り当て制御部44と、割り当て情報出力部45とを有する。
エレベータ情報取得部41は、各制御装置12A~12Cから出力されるエレベータ情報を取得する。
リオープン機能設定部42は、エレベータ10A~10Cに関し、リオープン機能の有効/無効を設定する。リオープン機能とは、乗場呼びに応答して該当する階床で戸開したエレベータの乗りかごが戸閉動作しているときに、当該乗場で乗場呼びが登録されると当該乗りかごを再戸開させる機能である。
乗場呼び登録部43は、乗場呼び登録装置20、30から取得した乗場呼びの情報を受け付けて登録する。割り当て制御部44は、乗場呼び登録部43に登録された乗場呼びの情報と、各制御装置12A~12Cから取得したエレベータ情報とから各エレベータ10A~10Cを評価し、最適な乗場呼び割り当て号機を決定する。
割り当て情報出力部45は、呼び割り当て制御部44で決定された割り当て号機情報に基づいて、該当するエレベータへ割り当て指令を出力する。
〈一実施形態によるエレベータシステムの動作〉
次に、本実施形態によるエレベータシステム1の動作について説明する。まず、図2を参照して、いずれかのエレベータの乗りかごが所定階床の乗場で戸閉動作中、当該階で乗場呼びが登録されたときに群管理制御装置40で実行される動作について説明する。以下、乗場乗場呼びの登録については、乗場呼び登録装置20を用いて説明するが、乗場呼び登録装置30を用いてもよい。
群管理制御装置40のリオープン機能設定部42でリオープン機能が有効に設定されているときに(S1の「YES」)、1階の乗場呼び登録装置20で利用者aが上方向の乗場呼び操作を行うと、当該操作による乗場呼びの情報が乗場呼び登録部43に登録される。
そして、割り当て制御部44が、当該乗場呼びに応答するエレベータとして、いずれかのエレベータ、例えばA号機エレベータ10Aを割り当てる。割り当て制御部44でA号機エレベータ10Aが割り当てられると、割り当て情報出力部45は、A号機制御装置12Aに1階の乗場呼びの割り当て指示を出力する。A号機制御装置12Aの動作制御部122Aは、群管理制御装置40から取得した割り当て指示に基づいて、乗りかご11Aを1階乗場に着床させ、戸開させる(S2の「YES」)。乗りかご11Aが戸開すると、利用者aが乗りかご11Aに乗り込む。
その後、乗りかご11Aのかごドア111Aが戸閉動作中に、1階の乗場呼び登録装置20で他の利用者bが上方向の乗場呼び操作を行うと、当該操作による乗場呼びの情報が乗場呼び登録部43に登録される(S3の「YES」)。ここで登録された乗場呼びに対しては、割り当て制御部44は、戸閉動作中の乗りかご11Aを再戸開させて応答させることを決定する(S4)。乗りかご11Aを再戸開させることが決定されると、割り当て情報出力部45は、リオープン指令をA号機制御装置12Aに出力する。
A号機制御装置12Aの動作制御部122Aは、群管理制御装置40から取得したリオープン指令に基づいて、乗りかご11Aを再戸開させる。利用者bは、再戸開した乗りかご11Aに乗り込む。
また、リオープン機能が有効に設定されているときに(S1の「YES」)、いずれかのエレベータの乗りかご、例えばA号機エレベータ10Aの乗りかご11A内で利用者cが1階を行先階とするかご呼び操作を行うと、動作制御部122Aが乗りかご11Aを1階乗場に着床させ、戸開させる(S2の「NO」→S5の「YES」)。乗りかご11Aが戸開すると、利用者cが乗りかご11Aから降車する。
その後、乗りかご11Aのかごドア111Aの戸閉動作中に、1階の乗場呼び登録装置20で他の利用者dが上方向の乗場呼び操作を行うと、当該操作による乗場呼びの情報が乗場呼び登録部43に登録される(S6の「YES」)。ここで登録された乗場呼びに対しては、割り当て制御部44は、戸閉動作中のA号機エレベータ10Aを含めて、エレベータ10A~10Cすべての中から、最適号機、例えばA号機エレベータ10Aを割り当て号機として決定する(S7)。最適号機としては、例えば当該1階の乗場に最も早く到着する乗りかごを有するエレベータが選択される。
1階の乗場呼びへの割り当て号機がA号機エレベータ10Aに決定すると、割り当て情報出力部45は、A号機制御装置12Aに割り当て指令を出力する。A号機制御装置12Aの動作制御部122Aは、群管理制御装置40から取得した割り当て指令に基づいて、乗りかご11Aを応答させる。このときの乗りかご11Aの動作は、ステップS4で決定した情報に基づいて乗りかご11Aを再戸開させたときと同様の動作、つまり戸閉動作中のかごドア111Aが反転して戸開する。利用者dは、戸開した乗りかご11Aに乗り込む。
また、リオープン機能が無効に設定されているときに(S1の「NO」)、1階の乗場呼び登録装置20で利用者eが上方向の乗場呼び操作を行ったことにより乗りかご11Aが戸開すると(S8の「YES」)、利用者eが乗りかご11Aに乗り込む。
その後、乗りかご11Aが戸閉動作中に、1階の乗場呼び登録装置20で他の利用者fが上方向の乗場呼び操作を行うと(S9の「YES」)、割り当て制御部44は乗りかご11Aを再戸開させず、他のエレベータ、例えばB号機エレベータ10Bを当該乗場呼びに割り当てる(S10)。
割り当て制御部44でB号機エレベータ10Bが割り当てられると、割り当て情報出力部45は、B号機制御装置12Bに1階の乗場呼びの割り当て指示を出力する。B号機制御装置12Bの動作制御部122Bは、群管理制御装置40から取得した割り当て指示に基づいて、乗りかご11Bを1階乗場に着床させ、戸開させる。乗りかご11Bが戸開すると、利用者fが乗りかご11Bに乗り込む。
また、リオープン機能が無効に設定されているときに(S1の「NO」)、いずれかのエレベータの乗りかご、例えばA号機エレベータ10Aの乗りかご11A内で利用者gが1階を行先階とするかご呼び操作を行うと、動作制御部122Aが乗りかご11Aを1階乗場に着床させ、戸開させる(S8の「NO」→S11の「YES」)。乗りかご11Aが戸開すると、利用者gが乗りかご11Aから降車する。
その後、乗りかご11Aの戸閉動作中に、1階の乗場呼び登録装置20で他の利用者hが上方向の乗場呼び操作を行うと、当該操作による乗場呼びの情報が乗場呼び登録部43に登録される(S12の「YES」)。ここで登録された乗場呼びに対しては、割り当て制御部44は、以下の割り当て処理(1)~(3)のいずれかの処理を実行する。
[割り当て処理(1)]
割り当て制御部44で実行される割り当て処理(1)について、図3のフローチャートを参照して説明する。ステップS11で戸開した乗りかご11A内に利用者いる場合(S21の「YES」)、他に割り当て可能な号機があると判断すると(S22の「YES」)、割り当て制御部44は、ステップS12で登録された乗場呼びに戸閉動作中の乗りかご11Aを有するA号機エレベータ10A以外のいずれかのエレベータを割り当てる(S23)。乗りかご11A内に利用者がいるか否かは、乗りかご11Aに設置された荷重検知装置(図示せず)で検知された情報、かご内カメラ装置(図示せず)で撮影された撮像情報、またはかご呼び登録の有無状況等に基づいて判定される。
ステップS22において、現段階で割り当て可能なエレベータがないと判断すると(S22の「NO」)、割り当て制御部44は、それぞれのエレベータの運転状況に基づいて、乗場呼びに割り当て可能なエレベータが発生するまで割り当て処理を一時保留する(S24の「NO」)。そして、乗場呼びに割り当て可能なエレベータがある状態になると(S24の「YES」)、当該エレベータを当該乗場呼びに割り当てる(S25)。
ステップS21において、戸開した乗りかご11A内に利用者いない場合(S21の「NO」には、割り当て制御部44は、戸閉動作中の乗りかご11Aに当該乗場呼びを割り当てる(S26)。
割り当て制御部44で割り当て処理が実行されると、割り当て情報出力部45は、該当するエレベータの制御装置に1階の乗場呼びの割り当て指示を出力する。割り当て指示を取得した制御装置の動作制御部は、当該割り当て指示に基づいて、該当する乗りかごを1階乗場に着床させて戸開させるかまたは、再戸開させる。乗りかごが戸開すると、利用者hが当該乗りかごに乗り込む。
[割り当て処理(2)]
割り当て制御部44で実行される割り当て処理(2)について、図4のフローチャートを参照して説明する。ステップS31~S33で実行される処理は、割り当て処理(1)で説明したステップS21~S23の処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
ステップS32において、現段階で割り当て可能なエレベータがないと判断すると、割り当て制御部44は、乗りかご11Aの戸閉動作が完了したか否かを監視する(S34)。割り当て制御部44は、乗りかご11Aの戸閉動作が完了したことを検知すると(S34の「YES」)、当該乗りかご11Aを有するA号機エレベータ10Aを含め、すべてのエレベータ10A~10Cの中から、最適号機を選択して割り当てる(S35)。
ステップS31において、戸開した乗りかご11A内に利用者いない場合(S31の「NO」には、割り当て制御部44は、戸閉動作中の乗りかご11Aに当該乗場呼びを割り当てる(S36)。
割り当て制御部44で割り当て処理が実行されると、割り当て情報出力部45は、該当するエレベータの制御装置に1階の乗場呼びの割り当て指示を出力する。割り当て指示を取得した制御装置の動作制御部は、当該割り当て指示に基づいて、該当する乗りかごを1階乗場に着床させ、戸開させるかまたは、再戸開させる。乗りかごが戸開すると、利用者hが当該乗りかごに乗り込む。
[割り当て処理(3)]
割り当て制御部44で実行される割り当て処理(3)について、図5のフローチャートを参照して説明する。ステップS41~S43で実行される処理は、割り当て処理(1)で説明したステップS21~S23の処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
ステップS42において、現段階で割り当て可能なエレベータがないと判断した場合(S42の「NO」)、例えば利用者hが車椅子利用者であり、車椅子対応号機が当該A号機エレベータ10Aのみである場合は、割り当て制御部44は、戸閉動作中のA号機エレベータ10Aに当該乗場呼びを割り当てる。
このとき、乗りかご11Aは戸閉動作中に反転して戸開するため、リオープン機能が有効な場合と同様に動作する。このように動作すると、当該エレベータシステム1ではリオープン機能が無効に設定されていることを認識している利用者は、設定どおりに運転が実行されておらず、リオープン機能が有効になっているかのように感じることがある。また、出発直前に再戸開をすることで、先に乗車した利用者と再戸開後に乗車した利用者との間で気まずい思いをすることがある。
そこで、戸閉動作中のA号機エレベータ10Aを割り当てて乗りかご11Aを戸開させたときには、再戸開に関する報知情報、例えば車椅子利用者がいることにより再戸開したことを報知する情報を、乗りかご11A内のスピーカ装置(図示せず)等の出力装置から出力させる。これにより、乗りかご11A内の利用者が再戸開した理由を認識し、乗り込んできた利用者との間で気まずい思いをすることを回避することができる。
ステップS41において、戸開した乗りかご11A内に利用者いない場合(S41の「NO」には、割り当て制御部44は、戸閉動作中の乗りかご11Aに当該乗場呼びを割り当てる(S45)。
割り当て制御部44で割り当て処理が実行されると、割り当て情報出力部45は、該当するエレベータの制御装置に1階の乗場呼びの割り当て指示を出力する。割り当て指示を取得した制御装置の動作制御部は、当該割り当て指示に基づいて、該当する乗りかごを1階乗場に着床させ、戸開させるかまたは、再戸開させる。乗りかごが戸開すると、利用者hが当該乗りかごに乗り込む。
以上の実施形態によれば、乗場呼びに応答して戸開した乗りかごに対するリオープン機能が無効に設定されているエレベータにおいて、かご呼びに応答して戸開した乗りかごに対しても戸閉動作中になるべく再戸開しないように制御することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…エレベータシステム、10A~10C…エレベータ、12A~12C…制御装置、20,30…乗場呼び登録装置、40…群管理制御装置、41…エレベータ情報取得部、42…リオープン機能設定部、43…乗場呼び登録部、44…割り当て制御部、45…割り当て情報出力部、111A~111C…かごドア、121A~121C…エレベータ情報出力部、122A~122C…動作制御部

Claims (2)

  1. 複数台のエレベータを群管理する群管理制御装置であって、
    前記複数台のエレベータに関し、乗場呼びに応答して該当する階床で戸開したエレベータの乗りかごが戸閉動作しているときに、当該階床の乗場で乗場呼びが登録されると当該乗りかごを再戸開させるリオープン機能の有効/無効を設定するリオープン機能設定部と、
    前記リオープン機能設定部でリオープン機能が無効に設定され、乗場呼びが登録されていない階床に、かご呼びに応答して戸開したエレベータの乗りかごが戸閉動作しているときに、当該乗りかご内に利用者がいる状態で、当該階床の乗場で乗場呼びが登録されると、当該乗場呼びに応答するエレベータとして、戸閉動作中の乗りかご以外の乗りかごを有するエレベータを割り当てる割り当て制御部と
    を備え、
    前記割り当て制御部は、前記リオープン機能設定部でリオープン機能が無効に設定され、かご呼びに応答して該当する階床で戸開したエレベータの乗りかごが戸閉動作しているときに当該乗場で乗場呼びが登録されると、当該乗場呼びに応答するエレベータとして、戸閉動作中の乗りかごを有するエレベータ以外に割り当て可能なエレベータがない場合には、当該戸閉動作中の乗りかごが戸閉して出発した後に、前記複数台のエレベータすべての中から、最適なエレベータを割り当てる
    ことを特徴とする
    エレベータの群管理制御装置。
  2. 複数台のエレベータを群管理する群管理制御装置であって、
    前記複数台のエレベータに関し、乗場呼びに応答して該当する階床で戸開したエレベータの乗りかごが戸閉動作しているときに、当該階床の乗場で乗場呼びが登録されると当該乗りかごを再戸開させるリオープン機能の有効/無効を設定するリオープン機能設定部と、
    前記リオープン機能設定部でリオープン機能が無効に設定され、乗場呼びが登録されていない階床に、かご呼びに応答して戸開したエレベータの乗りかごが戸閉動作しているときに、当該乗りかご内に利用者がいる状態で、当該階床の乗場で乗場呼びが登録されると、当該乗場呼びに応答するエレベータとして、戸閉動作中の乗りかご以外の乗りかごを有するエレベータを割り当てる割り当て制御部と
    を備え、
    前記割り当て制御部は、前記リオープン機能設定部でリオープン機能が無効に設定され、かご呼びに応答して該当する階床で戸開したエレベータの乗りかごが戸閉動作しているときに当該乗場で乗場呼びが登録されると、当該乗場呼びに応答するエレベータとして、戸閉動作中の乗りかごを有するエレベータ以外に割り当て可能なエレベータがない場合には当該戸閉動作中の乗りかごを割り当て、再戸開に関する報知情報を当該乗りかご内の出力装置から出力させる
    エレベータの群管理制御装置。
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