JP7308514B2 - game machine - Google Patents
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Description
本発明は、遊技機に関し、特にパチンコ遊技機等に適用することができる。 The present invention relates to gaming machines, and is particularly applicable to pachinko gaming machines and the like.
従来、遊技機には液晶表示器や可動役物(ギミック)、スピーカ等の演出装置が設けられており、遊技の進行に応じて様々な演出が実行される。この種の遊技機において、リアルタイムクロック(RTC)等を用いて、遊技の進行に伴う普段の演出とは異なる特別な演出を所定時間が計測される毎に実行する機能を備えたものがある。こうした機能を備えた遊技機を、遊技ホール内の島設備に複数台並べて設置することで、複数の遊技機による特別な演出が所定周期で一斉に実行されるようになる(例えば特許文献1を参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, game machines are provided with production devices such as liquid crystal displays, movable accessories (gimmicks), speakers, etc., and various productions are executed according to the progress of a game. Some gaming machines of this type have a function of using a real-time clock (RTC) or the like to execute a special effect that is different from the normal effect that accompanies the progress of the game, every time a predetermined time is measured. By arranging a plurality of game machines with such functions on an island facility in a game hall, a special effect by a plurality of game machines can be executed all at once in a predetermined cycle (for example, see Patent Document 1). reference).
しかしながら、所定時間毎に特別な演出を実行する機能は既に周知化しており、当該機能を単に備えるだけでは遊技興趣の向上を図るのに不十分である。 However, the function of executing a special effect at predetermined time intervals has already been widely known, and simply providing such a function is insufficient to improve the enjoyment of the game.
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、所定時間毎に特別な演出を実行する機能を備えた遊技機の遊技興趣を向上させることにある。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to improve amusement in a game machine having a function of executing a special effect at predetermined time intervals.
前述の課題を解決するために、本発明は以下の構成を採用した。 In order to solve the aforementioned problems, the present invention employs the following configurations.
手段1の遊技機は、
識別情報を表示可能な識別情報表示手段と、
前記識別情報の変動表示の表示結果が特定表示結果となったことに基づいて、遊技者に所定の遊技利益が付与され得る特別遊技を実行可能な特別遊技実行手段と、
所定の特別演出を所定周期で実行可能な特別演出実行手段と、
前記変動表示の表示結果が前記特定表示結果となる可能性を示唆する示唆演出を実行可能な示唆演出実行手段と、
遊技者が入力を行うための入力手段と、
前記特別演出の実行開始前に、前記入力手段による入力を受け付ける受付期間を発生させる受付期間発生手段と、を備え、
前記受付期間での前記入力手段による入力に基づいて前記特別演出の実行又は非実行を選択することが可能であり、
前記示唆演出として、前記特別演出の実行期間中に実行可能な特定示唆演出を備えており、
前記受付期間での前記入力手段による入力に基づいて前記特別演出の非実行が選択されると、前記特別演出及び前記特定示唆演出の実行が中止され、次の周期で実行される前記特別演出に関する情報が所定の表示部に表示される
ことを要旨とする。
The game machine of
identification information display means capable of displaying identification information;
a special game executing means capable of executing a special game in which a predetermined game profit can be awarded to a player based on the display result of the variable display of the identification information becoming a specific display result;
a special effect executing means capable of executing a predetermined special effect in a predetermined cycle;
a suggestive effect execution means capable of executing a suggestive effect suggesting the possibility that the display result of the variable display will be the specific display result;
input means for input by the player;
a reception period generation means for generating a reception period for receiving input by the input means before starting execution of the special effect,
It is possible to select execution or non-execution of the special effect based on the input by the input means during the reception period,
As the suggestive effect, a specific suggestive effect that can be executed during the execution period of the special effect is provided,
When non-execution of the special effect is selected based on the input by the input means during the reception period, the execution of the special effect and the specific suggestion effect is stopped , and the special effect to be executed in the next cycle The gist is that information is displayed on a predetermined display unit .
以上の本発明によれば、所定時間毎に特別な演出を実行する機能を備えた遊技機の遊技興趣を向上させることが可能となる。 According to the present invention as described above, it is possible to improve the amusement of a game machine having a function of executing a special effect at predetermined time intervals.
次に、本発明の実施の形態を、実施例を用いて説明する。尚、以下では、図柄の変動表示の終了に伴い当り図柄が停止表示されると、遊技者に所定量の遊技利益(例えば、賞球)を付与可能な当り遊技を実行可能なパチンコ遊技機に、本発明を適用した例を説明する。 Next, embodiments of the present invention will be described using examples. In the following description, when the winning symbols are stopped and displayed following the end of the variable display of the symbols, a pachinko machine capable of executing a winning game capable of giving a predetermined amount of game profits (for example, prize balls) to the player will be described. , an example to which the present invention is applied.
図1乃至図3に示すように、実施例1のパチンコ遊技機1は、遊技機枠50と、遊技機枠50内に取り付けられた遊技盤2とを備えており、遊技盤2は遊技機枠50から着脱自在に構成されている。図3は、遊技盤2を遊技機枠50から取り外した状態のものを示す。遊技機枠50は、装飾面を有する前面枠51と、遊技盤2等を取り付ける本体枠52と、パチンコ遊技機1をホールの島設備に取り付けるための外枠53と、を有して構成されている。そして、外枠53は島設備に対して固定され、前面枠51及び本体枠52は、外枠に対して、上下の枠ヒンジ56、56を介して取り付けられている。また、前面枠51及び本体枠52は、上下方向の一側端側(図1紙面左側)で軸支されており、一側端側を軸にして、外枠53に対して夫々開閉可能に構成されている。また、図1及び図2に示す閉状態から、前面枠51だけを開状態(開放する)こともできるし、前面枠51及び本体枠52の両方を開状態(開放する)こともできる。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
また、前面枠51には、遊技者の操作量(回転角度)に応じた発射強度で遊技球を発射させるための発射ハンドル60、遊技球を貯留し貯留した遊技球を発射装置側に供給可能な打球供給皿(上皿)61、及び打球供給皿61に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿(下皿)62が設けられている。また前面枠51には、遊技の進行に伴って実行される遊技演出の実行中などに遊技者が操作することで所定の入力を行うことが可能な第1演出ボタン63a、第2演出ボタン63b(これら2個の演出ボタンを総称して単に「演出ボタン63」や「入力手段」ともいう)が設けられている。複数の演出ボタンは、遊技演出の種類に応じて使用する演出ボタンを使い分けることができる。尚、演出ボタン63の構成は本実施例1の態様に限らず、遊技者からの入力を検知できるものであればたり、遊技者が直接ボタン部に接触して入力を行う入力検知手段(例えば、出没式、タッチセンサ式等)であってもよいし、遊技者の身体の一部が近接したことを検知して入力を行う非接触式の入力検知手段(光電式等)であってもよい。
In addition, the
また、前面枠51には、装飾用の枠ランプ66、スピーカ67及び画像表示装置(第2画像表示装置71、第3画像表示装置72)が設けられている。また、図1に示すように、第2画像表示装置71及び第3画像表示装置72は、その表示画面71a、72aを遊技者が視認し易いように、前面枠51の前方(遊技者側)に向けて突出するように、且つ、外側方向に傾斜状に設置されている。また、第2画像表示装置71及び第3画像表示装置72は、後述する画像表示装置7と同様に、遊技の実行・非実行や、遊技の状況や、実行される遊技演出等に応じて、遊技演出(キャラクタや演出図柄等)や、デモ演出や、遊技に関する情報(獲得出玉情報、ラウンド数、連荘回数、遊技状態の残り期間、遊技モード、遊技演出の信頼度・説明等)や、遊技機の設定に関する情報(音量設定情報、輝度設定情報等)が表示される。また、第2画像表示装置71と、第3画像表示装置72とで、これらの情報のうち、異なる情報を表示する場合と、同じ情報を表示する場合とがある。また、画像表示装置7(第1画像表示装置)と、第2画像表示装置71と、第3画像表示装置72とで、これらの情報のうち、異なる情報を表示する場合と、同じ情報を表示する場合とがある。また、画像表示装置7(第1画像表示装置)と、第2画像表示装置71と、第3画像表示装置72とのうち、何れか2個で同じ情報を表示し、残り1個で異なる情報を表示する場合もある。尚、画像表示装置7、第2画像表示装置71および第3画像表示装置72のいずれか又は全部を指して単に「画像表示装置」ということもある。
Further, the
また、画像表示装置7は遊技盤2に形成される遊技領域3の内側領域に設けられており、第2画像表示装置71及び第3画像表示装置72は、遊技領域3の外側領域に設けられている。また、図1に示すように、(非開放側端部に設けられる)第2画像表示装置71は、前面枠51に対して、第2画像表示装置用ヒンジ75(ヒンジ部)を介して取り付けられている。そのため、上下の第2画像表示装置用ヒンジ75を軸として、左右方向に回動可能となっている。より具体的には、図1に示す状態(通常状態)から右方向に所定角度(45度程度)回動可能な構成とされている。これは、前面枠51や本体枠52を、上下の枠ヒンジ56、56を軸として開状態とした際に、前面枠51の前方に突出して設けられている第2画像表示装置71が、パチンコ遊技機1の枠ヒンジ56側(図1紙面左側)に隣接して設けられているホール設備(球貸機、台間設備等)に衝突して破損してしまうのを防ぐための構成である。一方、(開放側端部に設けられる)第3画像表示装置72は、前面枠51に対して、固定して設けられ、回動不能となっている。
The
遊技盤2には、発射ハンドル60の操作により発射された遊技球が流下する遊技領域3が、レール部材4で囲まれて形成されている。また遊技盤2には、装飾用の盤面ランプ5が設けられている。遊技領域3には、遊技球を誘導する複数の遊技釘16が突設されている。また、レール部材4の先端には球戻り防止片6が設けられており、一旦遊技領域へ誘導された遊技球が発射装置側へ戻るのを防止することが可能となる。
The
また、遊技領域3の中央付近には、液晶表示装置からなる画像表示装置7が設けられている。尚、画像表示装置7は遊技盤2の裏面側から遊技盤2に対して取り付けられている。画像表示装置7の表示画面7aには、演出図柄8L、8C、8R(単に「演出図柄」ともいう)が左右方向に並んで表示される演出図柄表示領域7b(「演出図柄表示部」ともいう)が設けられており、演出図柄8L、8C、8Rは、遊技状態(低確低ベース状態、高確低ベース状態、低確高ベース状態、高確高ベース状態)に応じて、当該遊技状態で遊技の主体として設定されている特別図柄(後述の第1特別図柄又は第2特別図柄)の変動表示に同期して変動表示を行う。尚、演出図柄8Lのことを「左図柄」ともいい、演出図柄8Cのことを「中図柄」ともいい、演出図柄8Rのことを「右図柄」ともいう。
An
図3に示す演出図柄表示領域7bの表示態様は、遊技状態が通常状態(後述する低確低ベース状態、状態A)にあるときの1場面を示すものである。詳しくは後述するが、この低確低ベース状態では、始動口(第2始動口21)への遊技球の入球頻度が高ベース状態(第1遊技状態)と比較して低く設定されていると共に、特別図柄の当否判定確率(第1特別図柄当否判定及び第2特別図柄当否判定)が低確率(「所定確率」ともいう)で、且つ、第2特別図柄の変動時間が第1特別図柄の変動時間よりも長く(2倍以上)設定されている(外れ変動は全て10分)。そのため、通常状態では、右遊技領域3B(第2遊技領域)に遊技球を発射して始動口(第2始動口21又は第3始動口26)に入球させて第2特別図柄を変動表示させるよりも、左遊技領域3A(第1遊技領域)に遊技球を発射して第1始動口20に入球させて第1特別図柄を変動表示させる遊技を行う方が、遊技者に有利とされている。すなわち、通常状態では、第1特別図柄(演出図柄)が主体となって変動表示する遊技状態といえる。このため、通常状態(状態A)では、演出図柄表示領域7b上の演出図柄8L、8C、8Rは、第1特別図柄と同期して変動表示及び停止表示を行う
ものとされている。
The display mode of the effect
また、演出図柄8L、8C、8Rはそれぞれ、例えば「1」~「9」までの数字をあらわした複数の図柄(識別情報)からなる。演出図柄表示領域7bに停止表示(導出表示)される左、中、右の演出図柄の表示態様(停止表示態様)によって、後述(図4参照)の第1特別図柄表示器41a(「第1特別図柄表示部」ともいう)に表示される第1特別図柄の変動表示の結果、及び、第2特別図柄表示器41b(「第2特別図柄表示部」ともいう)に表示される第2特別図柄の変動表示の結果(特別図柄当否判定の結果)を、遊技者が認識し易いように表示(報知)する。尚、第1特別図柄、第2特別図柄、及び、演出図柄のいずれか(又は全部)を指して単に「図柄」や「識別情報」ということもある。また、特別図柄当否判定を単に「当否判定」や「第1当否判定」ともいう。また、特別図柄当否判定を実行する制御部(主制御部80)を「当否判定実行手段」や「第1当否判定実行手段」ともいう。
Each of the
例えば、特別図柄当否判定の結果が大当り(第1特定当り)となった場合には、「777」等の3桁同一の図柄(ゾロ目)(「大当り図柄」ともいう)で演出図柄を停止表示する。また、小当り(第2特定当り)となった場合には、「135」等の予め設定したチャンス図柄や「3★3」などの小当り専用図柄(「小当り図柄」ともいう)で演出図柄を停止表示する。尚、小当りとなった際に、小当り専用図柄を停止表示する態様に変えて、小当り図柄と外れ図柄とで同じ態様の図柄を停止表示してもよい。また、小当りとして、複数の小当り(第1小当り、第2小当り等)を有する場合には、それらを区別可能に、異なる小当り図柄(第1小当り図柄、第2小当り図柄)を停止表示してもよいし、それらを区別困難なように、同じ(共通の)小当り図柄を停止表示してもよい。 For example, when the result of the special symbol propriety determination is a big hit (first specific hit), the production pattern is stopped with the same three-digit pattern (double eyes) such as "777" (also called "big hit pattern"). indicate. In addition, in the event of a small hit (second specific hit), a preset chance pattern such as ``135'' or a special pattern for a small hit such as ``3*3'' (also referred to as a ``small hit pattern'') will be used. Stop displaying the pattern. In addition, when a small hit is achieved, the pattern of the small hit pattern and the winning pattern may be stopped and displayed in the same manner, instead of the mode of stopping and displaying the small hit dedicated pattern. In addition, when there are a plurality of small hits (first small hit, second small hit, etc.) as small hits, different small hit patterns (first small hit pattern, second small hit pattern, etc.) can be distinguished. ) may be stop-displayed, or the same (common) small winning pattern may be stop-displayed so as to make it difficult to distinguish between them.
また、特別図柄当否判定の結果が外れとなった場合には、「637」や「373」などの3つの図柄のうち少なくとも1つの図柄が異なるバラケ図柄で演出図柄を停止表示する(「外れ図柄」ともいう)。これにより、遊技者は停止表示した演出図柄を見ることで、遊技の進行状況(特別図柄当否判定の結果)を容易に把握することができる。つまり遊技者は、一般的には特別図柄当否判定の結果を第1特別図柄表示器41aや第2特別図柄表示器41bに表示される特別図柄を見て直接的に把握するのではなく、演出図柄表示領域7bに表示される演出図柄8を見て把握する。また、演出図柄の変動表示の実行態様としては、例えば上下、左右、斜め方向等にスクロール表示する態様や、第1演出図柄表示部7bのみを用いて演出表示する態様や第1演出図柄表示部7bに加えて第2演出図柄表示部71a(表示画面71a)及び第3演出図柄表示部72a(表示画面72a)の一方又は両方を用いて演出表示する態様を有している。また、これに加えて、第2演出図柄表示部71a又は第3演出図柄表示部72aのみを用いて演出表示する態様を有していてもよい。
In addition, when the result of the special symbol propriety determination is lost, at least one of the three symbols such as "637" and "373" is stopped and displayed with a different symbol. ”). As a result, the player can easily grasp the progress of the game (result of special symbol suitability determination) by looking at the stop-displayed effect symbols. In other words, the player generally does not directly grasp the result of the special symbol suitability determination by looking at the special symbols displayed on the first special
また、画像表示装置7の表示画面7a上では、前述のような演出図柄を用いた遊技演出(演出図柄遊技演出)を表示するほか、当り遊技(大当り遊技、小当り遊技)に伴って実行される当り遊技演出(大当り遊技演出、小当り遊技演出)や、客待ち用のデモ演出などが表示される。尚、演出図柄遊技演出や当り遊技演出やデモ演出では、数字等の演出図柄のほか、背景画像やキャラクタ画像などの演出図柄以外の演出画像も表示される。また、詳細は後述するが、遊技状態(状態A、状態B又は状態C)や、左遊技領域3Aに遊技球を発射して遊技を行う状態か、右遊技領域3Bに遊技球を発射して遊技を行う状態か等によって、演出図柄表示領域7b上の表示態様が異なる態様とされる。また、本実施例1のパチンコ遊技機1は、第1特別図柄と第2特別図柄との両方を並行して(同時に)変動表示することが可能な遊技機であり、この様なタイプの遊技機を「同時変動機(並行変動機)」ともいう。
In addition, on the
また画像表示装置7の表示画面7aには、後述の第1特図保留の記憶数に応じて第1演出保留9aを表示する第1演出保留表示領域9c(第1演出保留表示部)と、後述の第2特図保留の記憶数に応じて第2演出保留9bを表示する第2演出保留表示領域9d(第2演出保留表示部)とがある。演出保留表示領域における第1演出保留9a又は第2演出保留9bの表示態様(表示数)により、後述の第1特図保留表示器43a(図4参照)にて表示される第1特図保留の記憶数及び第2特図保留表示器43bにて表示される第2特図保留の記憶数を、遊技者にわかりやすく示すことができる。尚、第1演出保留表示部の表示位置や第2演出保留表示部の表示位置は、遊技状態、遊技モード又は実行する遊技演出(リーチ演出等)によって変化する場合がある。また、第1演出保留表示部及び第2演出保留表示部のうち、何れか一方だけ(例えば、遊技状態によって主体となる特別図柄(演出図柄)に対応する演出保留表示部だけ)を表示するようにしてもよい。
Further, on the
また、図3に示すように、遊技領域3の中央付近であって画像表示装置7の前方には、演出図柄表示領域7bを取り囲むように、センター装飾体10が設けられている。センター装飾体10の下部には、遊技球が転動可能な遊技球転動面を有するステージ部11が設けられている。またセンター装飾体10の左部には、中空状のワープ部12が設けられている。ワープ部12にはワープ入口とワープ出口とが設けられており、遊技領域3を流下する遊技球をワープ入口から受け入れ、当該遊技球をワープ出口から排出しステージ部11へと誘導する。ステージ部11の転動面に誘導された遊技球は、ステージ部11に誘導されない遊技球と比して高い可能性で、後述の第1始動口20に入球可能とされている。さらにセンター装飾体10の上部には、LED等の電飾部材(盤面ランプ5)を有し遊技状態に応じて点灯可能であって、文字や図形等を象った装飾部材13が配されている。
Further, as shown in FIG. 3, a center
また、センター装飾体10の上部であって、装飾部材13の後方には、遊技演出に伴って動作可能な可動装飾部材14が設けられている。図3では、可動装飾部材14の一部分のみが視認可能となっているが、例えば、比較的当りの可能性の高い遊技演出の実行に伴って、可動装飾部材14が下方に落下し(所定の動作態様で動作し)、当該可動装飾部材14が表示画面7aの前面を覆い、当該可動装飾部材14の大部分が視認可能となる。これにより、遊技者は遊技興趣を高めると共に、当りへの期待感を高める。
A movable
遊技領域3における画像表示装置7の下方には、遊技球の入球し易さが変化しない非可変式の第1始動口20を備える固定入賞装置19が設けられている。第1始動口20への遊技球の入球に基づいて、特別図柄当否判定用乱数等が取得され、予め定められた所定条件(変動開始条件)が成立すると第1特別図柄に係る当否判定(第1特別図柄当否判定、第1当否判定)が実行されると共に、第1特別図柄が変動表示を開始し、所定時間経過後に当否判定の結果に基づいて第1特別図柄が停止表示する。
Below the
遊技領域3におけるセンター装飾体10の右側領域(右遊技領域3B)の上方には、遊技球が通過可能(入球可能)なゲート28(普図始動口や通過口や入球口や特定始動口ともいう)が設けられている。ゲート28の上流側から入球した遊技球は、ゲート28を通過し、遊技領域3を下流方向に流下する。尚、このゲート28は、大当り遊技を開始するための開始ゲート29(役連ゲートや作動ゲートともいう)を兼用している。つまり、本ゲートは、ゲート28であり、開始ゲート29でもある。ゲート28に遊技球が入球(通過)すると、当該遊技球がゲートセンサ28aで検知され、普通図柄当否判定用乱数等が取得され、予め定められた所定条件(変動条件)が成立すると、普通図柄当否判定(「普図当否判定」や「第3当否判定」ともいう)を実行すると共に、普通図柄が変動表示を開始し、所定時間経過後に普通図柄当否判定の結果に基づいて普通図柄が停止表示する。当り普通図柄が停止表示すると、可動部材23が動作(開動作)して第2始動口21が開状態となる。また、可動部材23を動作(開動作)させて第2始動口21を開状態とするか否かの普通図柄当否判定を実行する制御部(主制御部80)を「当否判定実行手段」や「第3当否判定実行手段」ともいう。尚、このゲートセンサ28aは、大当り遊技を開始するための開始ゲートセンサ29aを兼用している。つまり、本ゲートへの入球を検知するセンサは、ゲートセンサ28aであり、開始ゲートセンサ29aでもある。
Above the right side area (
また、詳しくは後述するが、ゲート28(開始ゲート29)を通過した際に、開始ゲート29としての機能が発揮されるのは、大当り遊技を実行可能な条件が成立しているとき(「大当り実行可能状態」や「大当り待機状態」ともいう)だけである。そのため、当該条件(大当り待機状態)が成立していないときに、ゲート28(開始ゲート29)を遊技球が通過した場合には、普通図柄に関する制御処理がなされ、大当り開始処理は実行されない。また、当該条件が成立しているときに(大当り待機状態で)、開始ゲート29(ゲート28)を遊技球が通過した場合には、待機中の大当り遊技が開始し、所定の大入賞口(第1大入賞口30)が開状態(入球可能状態)となるラウンド遊技が開始する。
In addition, although the details will be described later, when the gate 28 (start gate 29) is passed through, the function of the
遊技領域3におけるセンター装飾体10の右側領域(右遊技領域3B)であって、ゲート28(開始ゲート29)の下方(下流)の遊技領域には、第1大入賞口30を備えた第1大入賞装置31(「第1可変入球口」ともいう)が設けられている。第1大入賞装置31は、開閉部材32を備え、開閉部材32の作動により第1大入賞口30を開閉する。開閉部材32は、上面が略長方形状(長板状)の遊技球通路とされており、閉状態では、第1大入賞口30の入口を閉鎖すると共に、当該開閉部材32上面を遊技球が通過可能となっている。また、図3に示すように、開閉部材32の上面は、上流側から下流側へ(紙面左から右へ)傾斜状に形成されている。これにより、開閉部材32が閉状態のとき、第1大入賞口30の入口部に流下してきた遊技球は、第1大入賞口30に入球することなく、開閉部材32の上面を通過して、遊技領域の下流方向に流下する。
In the
また、開閉部材32は、第1大入賞口ソレノイド33(図5参照)により駆動され、開閉部材32が遊技盤3裏面方向に引っ込むことで、遊技球通路を形成していた開閉部材32の上面がなくなる。これにより、開閉部材32が開状態のとき、第1大入賞口30の入口部に流下してきた遊技球は、第1大入賞口30に入球することとなる。このように、第1大入賞口30の入口を開閉する開閉部材32は、出没式の開閉部材とされており、開状態(開放時)のときは流下してきた遊技球を円滑に第1大入賞口30内に入球させると共に、閉状態(閉鎖時)のときは流下してきた遊技球を、傾斜状の上面通路によって、任意の方向(後述する第2始動口21)に誘導することが可能となる。尚、第1大入賞口30は、開閉部材32が開状態にあるときだけ遊技球が入球可能となる。すなわち、第1大入賞装置31(第1可変入球口)は、開閉部材32の開閉動作により、遊技球が入球不能な入球不能状態(閉状態)と遊技球が入球可能な入球可能状態(開状態)とに変化可能である。
In addition, the opening/closing
遊技領域3におけるセンター装飾体10の右側領域(右遊技領域3B)であって、第1大入賞口30の下方(下流)の遊技領域には、遊技球の入球し易さが変化しない非可変式の第3始動口26を備える第2固定入賞装置25が設けられている。第3始動口26への遊技球の入球に基づいて、特別図柄当否判定用乱数等が取得され、予め定められた所定条件(変動開始条件)が成立すると第2特別図柄に係る当否判定(第2特別図柄当否判定、第2当否判定)が実行されると共に、第2特別図柄が変動表示を開始し、所定時間経過後に当否判定の結果に基づいて第2特別図柄が停止表示する。尚、第1大入賞口30の下方(下流)で遊技球通路が分岐しており(上段、下段)、第3始動口26が設けられる上段側遊技球通路と、第2始動口31及び第2大入賞口35が設けられる下段側遊技球通路と、が形成されている。また、図3に示す通り、上段側遊技球通路に誘導された遊技球は、第3始動口26の近傍に設けられた遊技釘16に接触する等して第3始動口26に入球するか、第3始動口26に入球することなく下流に流下して、アウト口34に流入する。また、第3始動口26は常時入球可能な固定式の入賞装置(入球口)であるので、左打ち遊技で大当りとなって(所謂、初当り)、1回目の大当り遊技を右打ち遊技で実行した場合、当該大当り遊技中に遊技球を第3始動口26に入球させ(保留し)、当該大当り遊技終了直後から第2特別図柄の変動表示を実行することが可能となる。
In the right area (
遊技領域3におけるセンター装飾体10の右側領域(右遊技領域3B)であって、第1大入賞口30の下方(下流)の遊技領域には、遊技球の入球し易さが変化する可変式の第2始動口21を備える可変入賞装置22(「可変式始動口」や「可変始動口」ともいう)が設けられている。第2始動口21への遊技球の入球に基づいて、特別図柄当否判定用乱数等が取得され、予め定められた所定条件(変動開始条件)が成立すると第1特別図柄の当否判定(第1特別図柄当否判定)が実行されると共に、第1特別図柄が変動表示を開始し、所定時間経過後に当否判定の結果に基づいて第1特別図柄が停止表示する。
In the game area on the right side (
可変入賞装置22は、可動部材23(「開閉部材」ともいう)を備え、可動部材23の作動によって第2始動口21を開閉するものである。この開閉動作によって、第2始動口21は、第1の態様(閉状態)から当該第1の態様よりも遊技球の入球可能性が高い第2の態様(開状態)へと変化可能である。本実施例1では、第2始動口21は、可動部材23が開状態にあるときだけ遊技球が入球可能とされ、可動部材23が閉状態にあるときには遊技球が入球不能となっている。尚、第2始動口21は、可動部材23が閉状態にあるときは開状態にあるときよりも遊技球が入球困難となるものであれば、可動部材23が閉状態にあるときに完全に入球不能となるものでなくてもよい。
The variable
また、可動部材23は、開閉部材32と同様に、上面が略長方形状(長板状)の遊技球通路とされており、閉状態では、第2始動口21の入口を閉鎖すると共に、当該可動部材23上面を遊技球が通過可能となっている。また、図3に示すように、可動部材23の上面は、上流側から下流側へ(紙面右から左へ)傾斜状に形成されている。これにより、可動部材23が閉状態のとき、第2始動口21の入口部に流下してきた遊技球は、第2始動口21に入球することなく、可動部材23の上面を通過して、遊技領域の下流方向に流下する。
In addition, the
また、可動部材23は、第2始動口ソレノイド24(図5参照)により駆動され、可動部材23が遊技盤3裏面方向(遊技盤面と垂直方向)に引っ込むことで、遊技球通路を形成していた可動部材23が第2始動口21の入口部からなくなる。これにより、可動部材23が開状態のとき、第2始動口21の入口部に流下してきた遊技球は、第2始動口21に入球することとなる。このように、第2始動口21の入口を開閉する可動部材23は、開閉部材32と同様の出没式の開閉部材とされており、開状態(開放時)のときは流下してきた遊技球を円滑に第2始動口21内に入球させると共に、閉状態(閉鎖時)のときは流下してきた遊技球を、傾斜状の上面通路によって、任意の方向(後述する第2大入賞口35)に誘導する。
In addition, the
このように、右側領域(右遊技領域3B)に遊技球を発射して遊技を行う状態において、遊技球が第2始動口21に入球した場合には第1特別図柄当否判定が実行されて第1特別図柄が変動表示し、遊技球が第3始動口26に入球した場合には第2特別図柄当否判定が実行されて第2特別図柄が変動表示する。従って、右側領域(右遊技領域3B)に遊技球を発射して遊技を行う状態(右打ち遊技)において、第1特別図柄の変動表示を主体として遊技を行う遊技状態(状態B:低確高ベース状態、高確高ベース状態)と、第2特別図柄の変動表示を主体として遊技を行う遊技状態(状態C:高確低ベース状態)と、を有している。
In this way, in the state where the game ball is shot to the right side area (
また、遊技領域3におけるセンター装飾体10の右側領域(右遊技領域3B)であって、第2始動口21の下方(下流)の遊技領域には、第2大入賞口35を備えた第2大入賞装置36(「第2可変入球口」ともいう)が設けられている。第2大入賞装置36は、開閉部材37を備え、開閉部材37の作動により第2大入賞口35を開閉する。開閉部材37は、開閉部材32と同様に、上面が略長方形状(長板状)の遊技球通路とされており、閉状態では、第2大入賞口35の入口を閉鎖すると共に、当該開閉部材37上面を遊技球が通過可能となっている。また、図3に示すように、開閉部材37の上面は、上流側から下流側へ(紙面右から左へ)傾斜状に形成されている。これにより、開閉部材37が閉状態のとき、第2大入賞口35の入口部に流下してきた遊技球は、第2大入賞口35に入球することなく、開閉部材37の上面を通過して、遊技領域の下流方向に流下する。
In addition, in the right area (
また、開閉部材37は、第2大入賞口ソレノイド38(図5参照)により駆動され、開閉部材37が遊技盤3裏面方向(遊技盤面と垂直方向)に引っ込むことで、遊技球通路を形成していた開閉部材37が第2大入賞口35の入口部からなくなる。これにより、開閉部材37が開状態のとき、第2大入賞口35の入口部に流下してきた遊技球は、第2大入賞口35に入球することとなる。このように、第2大入賞口35の入口を開閉する開閉部材37は、開閉部材32と同様の出没式の開閉部材とされており、開状態(開放時)のときは流下してきた遊技球を円滑に第2大入賞口35内に入球させると共に、閉状態(閉鎖時)のときは流下してきた遊技球を、傾斜状の上面通路によって、任意の方向(アウト口34)に誘導することが可能となる。尚、第2大入賞口35は、開閉部材37が開状態にあるときだけ遊技球が入球可能となる。すなわち、第2大入賞装置36(第2可変入球口)は、開閉部材37の開閉動作により、遊技球が入球不能な入球不能状態(閉状態)と遊技球が入球可能な入球可能状態(開状態)とに変化可能である。
In addition, the opening/closing
また、遊技領域3におけるセンター装飾体10の左側領域(左遊技領域3A)の下方の遊技領域には、複数(3個)の一般入球口27が設けられている。このように各種入球口等が配されている遊技領域3を、左右方向の中央より左側の左遊技領域(第1遊技領域)3Aと、右側の右遊技領域(第2遊技領域)3Bと、に分けることができる。左遊技領域3Aを遊技球が流下するように遊技球を発射する打方を、左打ちといい、右遊技領域3Bを遊技球が流下するように遊技球を発射する打方を、右打ちという。本パチンコ遊技機1では、遊技開始の際の通常状態(低確低ベース状態、状態A)は左打ちにて第1始動口20への入球を狙う。すなわち、遊技開始時の通常状態は、左打ちによる第1始動口20への入球(第1特別図柄当否判定)を主体とした左打ち遊技となる。
In addition, a plurality of (three) general ball entrances 27 are provided in the game area below the left side area (left
一方、第1始動口20への入球に基づく当否判定(第1特別図柄当否判定)において大当りとなると、大当り遊技、並びに、大当り遊技(特別遊技)終了後(低確高ベース状態、高確高ベース状態又は高確低ベース状態)は、右打ちにて、ゲート28、第1大入賞口30、第2始動口21、第3始動口26、又は、第2大入賞口35への入球を狙う遊技となる。具体的に、左打ち遊技で大当りとなると、まず、大当り待機状態となり、ゲート28への入球を狙う右打ち遊技となる。次に、大当り待機状態においてゲート28(開始ゲート29)に入球すると大当り遊技が開始し、主に第1大入賞口30への入球を狙う右打ち遊技となる。
On the other hand, when it becomes a big hit in the success/failure determination (first special symbol success/failure determination) based on the ball entered into the
また、大当り遊技が終了し、大当り遊技終了後の遊技状態が低確高ベース状態又は高確高ベース状態(状態B)となると、主にゲート28(普図ゲート)及び第2始動口21への入球を狙う右打ち遊技となる。一方、大当り遊技が終了し、大当り遊技終了後の遊技状態が高確低ベース状態(状態C)となると、第3始動口26及び第2大入賞口35への入球を狙う右打ち遊技となる。すなわち、低確高ベース状態及び高確高ベース状態(状態B)は、右打ちによって第2始動口21への入球(第1特別図柄当否判定)を主体とする右打ち遊技となり、高確低ベース状態(状態C)は、右打ちによって第3始動口26への入球(第2特別図柄当否判定)を主体とする右打ち遊技となる。これによって、同じ右打ち遊技であっても、遊技状態(状態B又は状態C)によって、主体となる始動口(特別図柄当否判定の対象)が異なることとなる。
Also, when the jackpot game ends and the game state after the jackpot game ends becomes a low-probability-high base state or a high-probability-high base state (state B), mainly to the gate 28 (normal figure gate) and the
また、右遊技領域3B(第2遊技領域)において、ゲート28よりも上流側には、第2アウト口34bが設けられ、右遊技領域3Bのゲート28より下流の遊技領域に流入する遊技球の量を調整可能(減少可能)としている。すなわち、第2アウト口34bは、右遊技領域3Bに設置される全ての入球口よりも上流側に設置され、当該第2アウト口34bの近傍に設けた遊技釘によって、これら入球口の設置領域への遊技球の入球割合(進入割合)を調整可能としている。また、更に右遊技領域3B(第2遊技領域)において、第2始動口21の下流であって、小当り用の大入賞口である第2大入賞口35の上流に、第3アウト口34cを設けている。この第3アウト口34cによって、小当り発生時の第2大入賞口35側の遊技領域への遊技球の進入割合、すなわち、小当り遊技中の第2大入賞口35への入球割合を調整可能としている。第3アウト口34cの近傍に設けた遊技釘によって、第2大入賞口35への遊技球の入球割合(進入割合)を調整可能としている。
In addition, in the
そして、第1始動口20、第2始動口21、第1大入賞口30、第2大入賞口35、及び一般入球口27に遊技球が入球した場合には、夫々の入球口において予め定められた数の遊技球(「賞球」、「遊技利益」ともいう)が払い出される(付与される)。本実施例では、第1大入賞口30への入球に基づいて払い出される賞球の個数(遊技利益の量)を、第2大入賞口35への入球に基づいて払い出される賞球の個数(遊技利益の量)よりも多く設定している。具体的に、第1大入賞口30は、1個の入球に対して15個の賞球を払い出すものとしており、第2大入賞口35は、1個の入球に対して10個の賞球を払い出すものとしている。
Then, when the game ball enters the
また、図3及び図4に示すように、遊技盤2の右下部には主表示器40が配置されている。主表示器40には、第1特別図柄を変動表示及び停止表示する第1特別図柄表示器41a(第1特別図柄表示部)、第2特別図柄を変動表示及び停止表示する第2特別図柄表示器41b(第2特別図柄表示部)、及び、普通図柄(「特定識別情報」ともいう)を変動表示及び停止表示する普通図柄表示器42(普通図柄表示部)が含まれている。また主表示器40には、第1特別図柄に係る当否判定情報(第1特図保留)の記憶数を表示する第1特図保留表示器43a、第2特別図柄に係る当否判定情報(第2特図保留)の記憶数を表示する第2特図保留表示器43b、及び、普通図柄表示器42の作動保留(普図保留)の記憶数を表示する普図保留表示器44が含まれている。
Further, as shown in FIGS. 3 and 4, a
また、主表示器40には、第1特別図柄当否判定又は第2特別図柄当否判定の結果が当りになったことを示す当り表示器48、第1特別図柄当否判定又は第2特別図柄当否判定の結果が当りになった場合に、実行される当り遊技のラウンド数を示すラウンド表示器45、確率変動機能が作動することを示す遊技状態表示器46、及び、遊技球の発射方向、すなわち右打ちすべき状態か左打ちすべき状態かを示す発射方向表示器47が含まれている。また、主表示器40には、第1特別図柄の変動状態(c1)、第2特別図柄の変動状態(c2)及び普通図柄の変動状態(c3)を示す変動状態表示器49が含まれている。これら主表示器40に含まれる各種表示器は後述の主制御部によって表示制御される。
In addition, on the
第1特別図柄の変動表示は、第1始動口20又は第2始動口21への遊技球の入球に基づいて行われる。第2特別図柄の変動表示は、第3始動口26への遊技球の入球に基づいて行われる。尚、以下の説明では、第1特別図柄及び第2特別図柄を総称して特別図柄ということがある。また、第1特別図柄表示器41a及び第2特別図柄表示器41bを総称して特別図柄表示部41ということがある。また、第1特図保留表示器43a及び第2特図保留表示器43bを総称して特図保留表示部43ということがある。
The variable display of the first special symbol is performed based on the entry of the game ball into the
特別図柄表示部41では、特別図柄(識別情報)を所定時間変動表示した後停止表示し、停止表示(導出表示)された特別図柄(停止図柄)によって、第1始動口20、第2始動口21又は第3始動口26への入球に基づく当否判定(特別図柄当否判定、大当り抽選)の結果を報知する。停止表示される特別図柄は、特別図柄当否判定によって複数種類の特別図柄の中から選択された一つの特別図柄である。停止図柄が予め定めた特定特別図柄(特定識別情報)である場合(すなわち、大当り図柄や小当り図柄である場合)には、停止表示された特定特別図柄の種類に応じた開放パターンで、第1大入賞口30又は第2大入賞口35を開放させる特別遊技(大当り遊技、小当り遊技)が行われる。尚、特別遊技における大入賞口(第1大入賞口30及び/又は第2大入賞口35)の開放パターンについては後述する。
In the special symbol display unit 41, after the special symbol (identification information) is variably displayed for a predetermined time, it is stopped and displayed, and the
具体的に、図4に示すとおり、第1特別図柄表示器41aは、「i~p」で示す8個のLEDで構成されており、第1特別図柄当否判定の結果に応じた特別図柄を表示する。例えば、第1特別図柄当否判定の結果が、15R第1大当りとなった場合には、「ijn」の3個のLEDを点灯し残りを消灯する。また、4R第2大当りとなった場合には、「jnkl」の4個のLEDを点灯し、残りを消灯する。また、外れとなった場合には、「lo」の2個のLEDを点灯し、残りを消灯することができる。また、第2特別図柄表示器41bは、「a~h」で示す8個のLEDで構成されており、第2特別図柄当否判定の結果に応じた特別図柄を表示する。停止表示態様については、第1特別図柄表示器41bと同様に、第2特別図柄当否判定の結果(大当り、小当り、外れ)に応じて夫々異なる表示態様に定められている。また、特別図柄が停止表示される前(導出表示前)には所定の変動時間にわたって特別図柄の変動表示がなされるが、その変動表示の態様は、例えば予め定められた順序で、左から右へ光が繰り返し流れるように各LEDが点灯する態様とすることができる。
Specifically, as shown in FIG. 4, the first special
このように、第1特別図柄表示器41a及び第2特別図柄表示器41bは、夫々複数のLED(表示部)で構成され、第1特別図柄の変動表示中は、第1特別図柄表示器41aに対応する複数のLEDを所定順序で点灯(点滅)表示させ、変動時間が経過すると、第1特別図柄当否判定の結果に応じた第1特別図柄を、大当り種別(1種類であれば1態様)や小当り種別(1種類であれば1態様)や外れ種別(1種類であれば1態様)を示す表示態様で停止表示する。
Thus, the first special
また、変動状態表示器49は、表示部c1(LEDc1)、表示部c2(LEDc2)及び表示部c3(LEDc3)を備えており、表示部c1によって第1特別図柄の変動状態を示し、表示部c2によって第2特別図柄の変動状態を示し、表示部c3によって普通図柄の変動状態を示している。具体的に、第1特別図柄の変動状態を示す表示部c1は、第1特別図柄表示器41aよりも少ない数のLED(表示部、表示器)である1個のLED(表示部)で構成されている。そして、第1特別図柄の変動表示中は、点滅表示し、第1特別図柄の変動時間が経過すると、第1特別図柄当否判定の結果に応じた表示態様で停止表示する。具体的に、外れの場合は消灯で停止表示し、大当りの場合は大当り種別を問わず全て赤色点灯で停止表示する。また、第1特別図柄の変動表示が中断(一時停止)する場合は、黄色点灯で停止表示する。
In addition, the
従って、表示部c1は、第1特別図柄の変動表示中は点滅表示とされ、変動表示の中断中は黄色点灯表示とされ、大当り図柄の停止中は赤色点灯表示とされ、外れ図柄の停止中は消灯(非表示)とされる。これにより、変動状態表示器49の表示部c1を見ることで、第1特別図柄の変動状態(変動中、中断中、停止中、当否判定結果)を把握することが可能となる。また、変動状態表示器49は、第1特別図柄表示器41aよりも簡易な構成(表示器の数が少ない)としているため、大当り種別等を詳細に把握することは困難であるが、変動状態を容易に把握することが可能となる。また、変動状態表示器49(表示部c1)は、第2の第1特別図柄表示器41aとしての機能を果たしている。尚、「変動表示の中断」とは、同時に実行される他方の特別図柄(第2特別図柄)の当否判定の結果が大当りとなった場合等にされうる処理で、変動表示を一時的に中断し、解除条件が成立した後に、変動表示を再開する処理である。
Therefore, the display part c1 blinks during the variable display of the first special symbol, yellow lighting display while the variable display is interrupted, red lighting display while the big hit symbol is stopped, and red lighting display while the winning symbol is stopped. is turned off (hidden). As a result, by looking at the display portion c1 of the
また、第2特別図柄の変動状態を示す表示部c2は、表示部c1と同様に、第2特別図柄表示器41bよりも少ない数のLED(表示部、表示器)である1個のLED(表示部)で構成されている。そして、第2特別図柄の変動表示中は、点滅表示し、第2特別図柄の変動時間が経過すると、第2特別図柄当否判定の結果に応じた表示態様で停止表示する。具体的に、外れの場合は消灯で停止表示し、大当りの場合は大当り種別を問わず全て赤色点灯で停止表示し、小当りの場合は小当り種別を問わず全て緑色点灯(小当り態様)で停止表示する。また、第2特別図柄の変動表示が中断(一時停止)する場合は、黄色点灯で停止表示する。
In addition, the display portion c2 showing the variation state of the second special symbol is, like the display portion c1, one LED (display portion, display) which is a smaller number than the second special
従って、表示部c2は、第2特別図柄の変動表示中は点滅表示とされ、変動表示の中断中は黄色点灯表示とされ、大当り図柄の停止中は赤色点灯表示とされ、小当り図柄の停止中は緑色点灯表示とされ、外れ図柄の停止中は消灯(非表示)とされる。これにより、変動状態表示器49の表示部c2を見ることで、第2特別図柄の変動状態(変動中、中断中、停止中、当否判定結果)を把握することが可能となる。また、変動状態表示器49は、第2特別図柄表示器41bよりも簡易な構成(表示器の数が少ない)としているため、大当り種別等を詳細に把握することは困難であるが、変動状態を容易に把握することが可能となる。また、変動状態表示器49(表示部c2)は、第2の第2特別図柄表示器41bとしての機能を果たしている。
Therefore, the display part c2 blinks during the variable display of the second special symbol, yellow lighting display during suspension of the variable display, red lighting display while the big win symbol is stopped, and stop of the small winning symbol. It is lit in green during the middle, and is turned off (not displayed) while the off pattern is stopped. As a result, by looking at the display portion c2 of the
尚、変動状態表示器49の表示部c1に表示される表示態様(図柄)を、「第1状態図柄」や「第1副図柄」ともいう。また、表示部c1の停止態様から第1特別図柄当否判定の結果を確認可能であるため、「第1確認図柄(単に「確認図柄」ともいう)」ともいう。また、表示部c2に表示される表示態様(図柄)を、「第2状態図柄」や「第2副図柄」ともいう。また、表示部c2の停止態様から第2特別図柄当否判定の結果を確認可能であるため、「第2確認図柄(単に「確認図柄」ともいう)」ともいう。また、第1状態図柄は、第1特別図柄の変動表示及び停止表示に対応して変動表示及び停止表示をし、第2状態図柄は、第2特別図柄の変動表示及び停止表示に対応して変動表示及び停止表示をする。従って、第1特別図柄の特別図柄当否判定の結果が外れの場合、第1状態図柄は、消灯(外れ態様)で停止表示し、大当りの場合は大当り種別を問わず全て赤色点灯(大当り態様)で停止表示する。第2特別図柄と第2状態図柄との関係も同様である。
In addition, the display mode (symbol) displayed on the display portion c1 of the
また、普通図柄の変動状態を示す表示部c3は、表示部c1と同様に、普通図柄表示器42よりも少ない数のLED(表示部、表示器)である1個のLED(表示部)で構成されている。そして、普通図柄の変動表示中は、点滅表示し、普通図柄の変動時間が経過すると、普通図柄当否判定の結果に応じた表示態様で停止表示する。具体的に、外れの場合は消灯で停止表示し、当りの場合は当り種別を問わず赤色点灯で停止表示する。また、普通図柄の変動表示が中断(一時停止)する場合は、黄色点灯で停止表示する。
In addition, the display portion c3 showing the fluctuation state of the normal symbol is, like the display portion c1, a single LED (display portion) which is a smaller number of LEDs (display portion, display device) than the normal
従って、表示部c3は、普通図柄の変動表示中は点滅表示とされ、変動表示の中断中は黄色点灯表示とされ、当り図柄の停止中は赤色点灯表示とされ、外れ図柄の停止中は消灯(非表示)とされる。これにより、変動状態表示器49の表示部c3を見ることで、普通図柄の変動状態(変動中、中断中、停止中、当否判定結果)を把握することが可能となる。また、変動状態表示器49は、普通図柄表示器42よりも簡易な構成(表示器の数が少ない)としているため、当り種別等を詳細に把握することは困難であるが、変動状態を容易に把握することが可能となる。
Therefore, the display part c3 blinks during the variable display of the normal symbols, turns yellow during the interruption of the variable display, turns red while the winning symbols are stopped, and turns off when the winning symbols are stopped. (hidden). As a result, by looking at the display portion c3 of the
尚、変動状態表示器49の表示部c3に表示される表示態様(図柄)を、「第1状態普通図柄」や「第1副普通図柄」ともいう。また、第1状態普通図柄は、普通図柄の変動表示及び停止表示に対応して変動表示及び停止表示をする。従って、普通図柄の当否判定の結果が外れの場合は消灯(外れ態様)で停止表示し、当りの場合は当り種別を問わず赤色点灯(当り態様)で停止表示する。
In addition, the display mode (symbol) displayed on the display portion c3 of the
本実施例では、特別図柄表示器(第1特別図柄表示器41a、第2特別図柄表示器41b)と変動状態表示器49とを設け、何れによっても特別図柄の変動状態を把握可能としているため、変動状態を詳細に把握可能な多数のLEDを有する特別図柄表示器(第1特別図柄表示器41a、第2特別図柄表示器41b)の何れかのLEDが故障(破損、断線等)した場合でも、変動状態表示器49によっておよその変動状態を把握することが可能となる。また、普通図柄表示器42と変動状態表示器49についても同様である。また、本実施例では、特別図柄表示器(第1特別図柄表示器41a、第2特別図柄表示器41b)と変動状態表示器49とを何れも主制御部で表示制御する。
In this embodiment, a special symbol display device (first special
ここで、特別図柄や演出図柄の停止表示態様(変動表示の表示結果)のうち、特別図柄当否判定の結果が当り(大当り又は小当り)の場合に対応する停止表示態様のことを「当り態様」、「特定態様」、「特定表示態様」又は「特定表示結果」ともいい、特別図柄当否判定の結果が外れの場合に対応する停止表示態様のことを「外れ態様」、「非特定態様」、「非特定表示態様」又は「非特定表示結果」ともいう。また、特別図柄当否判定の結果が大当りの場合に対応する停止表示態様のことを「大当り態様」や「大当り図柄」ともいい、特別図柄当否判定の結果が小当りの場合に対応する停止表示態様のことを「小当り態様」や「小当り図柄」ともいう。さらに、画像表示装置、第1特別図柄表示器41a(第1特別図柄表示部)、第2特別図柄表示器41b(第2特別図柄表示部)及び特別図柄表示部41の何れか又は全部を指して「変動表示手段」や「識別情報表示手段」ともいう。
Here, among the stop display modes (display results of the variable display) of the special symbols and the performance symbols, the stop display mode corresponding to the case where the result of the special symbol success/failure determination is a hit (big hit or small win) is called a "hit mode." ", "specific mode", "specific display mode" or "specific display result", and the stop display mode corresponding to the case where the result of the special symbol propriety determination is out is the "loss mode" or "non-specific mode". , also referred to as "non-specific display mode" or "non-specific display result". In addition, the stop display mode corresponding to the case where the result of the special symbol success/failure determination is a big hit is also referred to as a "jackpot mode" or the "jackpot symbol", and the stop display mode corresponding to the case where the result of the special symbol success/failure determination is a small hit. This is also called "small hit mode" or "small hit pattern". Furthermore, the image display device, the first special
本パチンコ遊技機1では、第1始動口20、第2始動口21又は第3始動口26への遊技球の入球があると、その入球に基づいて特別図柄当否判定用乱数等の各種情報(「取得情報」ともいう)を取得し、取得した各種情報は、主制御部80のRAMに形成される特図保留記憶部85に一旦記憶される。詳細には、第1始動口20又は第2始動口21への入球に基づいて取得した情報であれば第1特図保留(「第1取得情報」ともいう)として第1特図保留記憶部85aに記憶され、第3始動口26への入球に基づいて取得した情報であれば第2特図保留(「第2取得情報」ともいう)として第2特図保留記憶部85bに記憶される。各々の特図保留記憶部85に記憶可能な特図保留の数には上限が設定されており、本実施例1における上限値はそれぞれ4個となっている。これら第1特図保留記憶部85a及び第2特図保留記憶部85bを、夫々「第1取得情報記憶手段」及び「第2取得情報記憶手段」ともいい、総じて「取得情報記憶手段」ともいう。
In this
特図保留記憶部85に記憶された特図保留は、その特図保留に基づく特別図柄の変動表示が可能となったときに消化される。特図保留の消化とは、その特図保留に対応する特別図柄当否判定用乱数等を判定して、その判定結果を示すための特別図柄の変動表示を実行することをいう。従って、本パチンコ遊技機1では、第1始動口20、第2始動口21又は第3始動口26への遊技球の入球に基づく特別図柄の変動表示がその入球時にすぐに実行できない場合、すなわち、夫々の特別図柄の変動表示の実行中や、何れかの特別図柄当否判定に基づく特別遊技の実行中は、所定個数(夫々4個)を上限として、その入球に対する特別図柄当否判定の権利を留保(保留)することができるようになっている。
The special figure reservation stored in the special figure
そしてこのような特図保留の数は、第1特図保留表示器43a及び第2特図保留表示器43bに表示される。具体的に、第1特図保留表示器43aは、「uv」の2個のLEDで構成されており、第1特図保留の数に応じてLEDを表示制御することにより、第1特図保留の数を表示するものである。例えば、保留数が0の場合は「u□v□」(例えば、□:消灯、●:赤点灯、▲:緑点灯とする)というように両LEDを消灯する表示態様とし、保留数が1の場合は「u□v●」というようにuのLEDを消灯vのLEDを赤色で点灯させる表示態様とすることができる。また、保留数が2の場合は「u●v□」というようにuのLEDを赤色で点灯させvのLEDを消灯する表示態様とすることができる。また、保留数が3の場合は「u●v●」というように両方のLEDを赤色で点灯させる表示態様とすることができる。また、保留数が4(上限数)の場合は「u▲v▲」というように両方のLEDを緑色で点灯させ表示態様とすることができる。また、第2特図保留表示器43bは、「wx」の2個のLEDで構成されており、第2特図保留の数に応じてLEDを表示制御することにより、第2特図保留の数を表示するものである。例えば、保留数が0の場合は「w□x□」(例えば、□:消灯、●:赤点灯、▲:緑点灯とする)というように両LEDを消灯する表示態様とし、保留数1~4についても第1特図保留表示器43aと同様に定められている。
And the number of such special figure reservations is displayed on the first special
普通図柄の変動表示は、ゲート28への遊技球の通過(ゲートセンサ28aでの検知)に基づいて行われる。普通図柄表示器42では、普通図柄を所定時間変動表示した後、停止表示し、停止表示された普通図柄(停止図柄)によって、ゲート28への遊技球の通過に基づく普通図柄当否判定の結果を報知する。停止表示される普通図柄は、普通図柄当否判定によって複数種類の普通図柄の中から選択された一つの普通図柄である。停止表示された普通図柄が予め定めた特定普通図柄(当り普通図柄)である場合には、現在の遊技状態に応じた開放パターンにて第2始動口21を開放させる補助遊技(「特定遊技」ともいう)が行われる。また、補助遊技(特定遊技)を実行する手段(主制御部)を補助遊技実行手段(特定遊技実行手段)ともいう。尚、第2始動口21の開放パターンについては後述する。
The variable display of normal symbols is performed based on passage of the game ball to the gate 28 (detection by the
具体的に、図4に示す通り、普通図柄表示器42は、「st」の2個のLEDから構成されており、その点灯態様によって普通図柄当否判定の結果に応じた普通図柄を表示するものである。例えば、判定結果が当りである場合には、「s■t■」(例えば、■:点灯、□:消灯とする)というように両LEDが点灯した当り普通図柄を停止表示する。また、判定結果が外れである場合には、「s□t■」というようにtのLEDのみが点灯した態様の外れ普通図柄を表示する。普通図柄が停止表示する前には、予め定められた所定の変動時間にわたって普通図柄の変動表示が実行される。その変動表示の態様は、例えば両LEDが交互に点灯・消滅を繰り返す態様である。
Specifically, as shown in FIG. 4, the normal
本パチンコ遊技機1は、ゲート28への遊技球の通過があると、その通過に基づいて普通図柄当否判定用乱数等の各種情報(「取得情報」ともいう)を取得し、取得した各種情報は主制御部80のRAMに形成される普図保留記憶部86に普図保留として一旦記憶される。普図保留記憶部86に記憶可能な普図保留の数には上限が設定されており、本実施例1における上限値は4個となっている。普図保留記憶部86に記憶された普図保留は、その普図保留に基づく普通図柄の変動表示が可能となったときに消化される。普図保留の消化とは、その普図保留に対応する普通図柄当否判定用乱数を判定して、その判定結果を示すための普通図柄の変動表示を実行することをいう。従って、本パチンコ遊技機1では、ゲート28への遊技球の通過に基づく普通図柄の変動表示が、その通過時にすぐ実行できない場合、すなわち、普通図柄の変動表示の実行中や補助遊技の実行中は、所定個数を上限として、その通過に対する普通図柄当否判定の権利を留保(保留)することができる。
When a game ball passes through the
この普図保留の数は、普図保留表示器44に表示される。具体的に、普図保留表示器44は、「qr」の2個のLEDで構成されており、普図保留の数に応じてLEDを点灯させることにより普図保留の数を表示する。例えば、保留数が0の場合は「q□r□」(例えば、□:消灯、●:赤点灯、▲:緑点灯とする)というように両LEDを消灯する表示態様とし、保留数が1の場合は「q□r●」というようにqのLEDを消灯し、rのLEDを赤色で点灯させる表示態様とすることができる。また、保留数2~4についても第1特図保留表示器43aと同様に定められている。
The number of this normal map reservation is displayed on the normal
次に、図2及び図5に基づいて、本パチンコ遊技機1における電気的な構成を説明する。本実施例1のパチンコ遊技機1は、特別図柄当否判定や普通図柄当否判定や遊技状態の移行などの遊技利益に関する制御を行う主制御基板80(「主制御部」や「メイン制御部」や「遊技制御部」ともいう)、遊技の進行に伴って実行する演出に関する制御を行う副制御基板90(「副制御部」や「サブ制御部」や「演出制御部」ともいう)、遊技球の払い出しに関する制御を行う払出制御基板110(「払出制御部」ともいう)、画像表示装置7に表示される演出図柄8、演出表示器102に表示される図柄、第3演出保留表示器103a、及び第4演出保留表示器103b等の表示制御を行う画像制御基板100(画像制御部)等を備えている。図2に示すように、パチンコ遊技機1の後面側(裏面側)の略中央部には主制御基板80を収納した主制御基板収納ケースが設けられ、この主制御基板ケースの上方には、音声制御基板106、ランプ制御基板107及び画像制御基板100を収納した画像制御基板等収納ケースが設けられ、その画像制御基板等収納ケース上には副制御基板90を収納した副制御基板収納ケースが設けられている。また、主制御基板ケースの下方左側には、払出制御基板を収納する払出制御基板ケースが設けられ、その右側には、電源基板109を収納する電源基板ケースが設けられている。
Next, the electrical configuration of the
主制御基板80には、プログラムに従ってパチンコ遊技機1の遊技の進行を制御する遊技制御用ワンチップマイコン(以下「遊技制御用マイコン」)81が実装されている。遊技制御用マイコン81には、遊技の進行を制御するためのプログラム等を記憶したROM、ワークメモリとして使用されるRAM、ROMに記憶されたプログラムを実行するCPUが含まれている。遊技制御用マイコン81は、入出力回路87(I/Oポート部)を介して他の基板等とデータ(情報)の送受信を行う。入出力回路87は、遊技制御用マイコン81に内蔵されていてもよい。また、ROMは外付けであってもよい。遊技制御用マイコン81のRAMには、上述した特図保留記憶部85(第1特図保留記憶部85a及び第2特図保留記憶部85b)と普図保留記憶部86とが設けられている。
The
主制御基板80には、中継基板88を介して各種センサやソレノイドが接続されている。そのため、主制御基板80には各センサから信号が入力され、各ソレノイドには主制御基板80から信号が出力される。具体的にはセンサ類としては、第1始動口センサ20a、第2始動口センサ21a、第3始動口センサ26a、ゲートセンサ28a(開始ゲートセンサ29a)、第1大入賞口センサ30a、第2大入賞口センサ35a、及び一般入球口センサ27aが接続されている。これら各種センサを「検知手段」ともいう。
Various sensors and solenoids are connected to the
第1始動口センサ20aは、第1始動口20内に設けられて第1始動口20に入球した遊技球を検知するものである。第2始動口センサ21aは、第2始動口21内に設けられて第2始動口21に入球した遊技球を検知するものである。第3始動口センサ26aは、第3始動口26内に設けられて第3始動口26に入球した遊技球を検知するものである。ゲートセンサ28a(開始ゲートセンサ29a)は、ゲート28内に設けられてゲート28を通過した遊技球を検知するものである。第1大入賞口センサ30aは、第1大入賞口30内に設けられて第1大入賞口30に入球した遊技球を検知するものである。第2大入賞口センサ35aは、第2大入賞口35内に設けられて第2大入賞口35に入球した遊技球を検知するものである。一般入球口センサ27aは、各一般入球口27内にそれぞれ設けられて一般入球口27に入球した遊技球を検知するものである。
The first
また、ソレノイド類としては、第2始動口ソレノイド24、第1大入賞口ソレノイド33、及び、第2大入賞口ソレノイド38が接続されている。第2始動口ソレノイド24は、可変入賞装置22の可動部材23を駆動するためのものである。第1大入賞口ソレノイド33は、第1大入賞装置31の開閉部材32を駆動するためのものである。第2大入賞口ソレノイド38は、第2大入賞装置36の開閉部材37を駆動するためのものである。さらに、主制御基板80には、第1特別図柄表示器41a、第2特別図柄表示器41b、普通図柄表示器42、第1特図保留表示器43a、第2特図保留表示器43b、普図保留表示器44、変動状態表示器49、ラウンド表示器45、遊技状態表示器46、発射方向表示器47、及び当り表示器48が接続されている。すなわち、これらの主表示器40の表示制御は、遊技制御用マイコン81(主制御部80)によりなされる。
As solenoids, the
また、主制御基板80は、払出制御基板110に各種コマンドを送信するとともに、払い出し監視のために払出制御基板110から信号を受信する。払出制御基板110には、賞球や貸球を払い出す払出装置120、及び、カードユニット135が接続されているとともに、発射制御基板111(「発射制御部」ともいう)を介して発射装置112が接続されている。発射装置112には、発射ハンドル60(図1参照)が含まれる。尚、カードユニット135とは、パチンコ遊技機1の一端側(通常は図1紙面左側)に隣接して設置され、遊技者が所定の球貸出操作を行うことで、挿入されたプリペイドカード(遊技価値記憶媒体)等に記憶されている情報に基づいて球貸しを可能にするものである。
Further, the
払出制御基板110は、プログラムに従ってパチンコ遊技機1の遊技球の払い出しを制御する払出制御用ワンチップマイコン116(「払出制御用マイコン」ともいう)が実装されている。払出制御用マイコン116には、遊技球の払い出しを制御するためのプログラム等を記憶したROM、ワークメモリとして使用されるRAM、ROMに記憶されたプログラムを実行するCPUが含まれている。払出制御用マイコン116は、入出力回路117を介し、遊技制御用マイコン81からの信号や、パチンコ遊技機1に接続されたカードユニット135からの信号に基づいて、払出装置120の払出モータ121を駆動して賞球の払い出しを行ったり、貸球の払い出しを行ったりする。払い出される遊技球は、その計数のため払出センサ122、123により検知される。尚、遊技者による発射装置112のハンドル60(図1参照)の操作があった場合には、タッチスイッチ114が発射ハンドル60への遊技者の接触を検知し、発射ボリューム115が発射ハンドル60の回転量を検知する。そして、発射ボリューム115の検知信号の大きさに応じた強さで遊技球が発射されるよう発射モータ113が駆動制御される。
The
また、主制御基板80は、副制御基板90に対し各種コマンドを送信する。主制御基板80と副制御基板90との接続は、主制御基板80から副制御基板90への信号の送信のみが可能な単方向(一方向)通信接続となっている。すなわち、主制御基板80と副制御基板90との間には、通信方向規制手段としての図示しない単方向性回路(例えばダイオードを用いた回路)が介在している。また、図5に示すように、副制御基板90には、プログラムに従ってパチンコ遊技機1の演出を制御する演出制御用ワンチップマイコン91(「演出制御用マイコン」)が実装されている。演出制御用マイコン91には、遊技の進行に伴って遊技演出を制御するためのプログラム等を記憶したROM、ワークメモリとして使用されるRAM、ROMに記憶されたプログラムを実行するCPUが含まれている。演出制御用マイコン91は、入出力回路95を介して他の基板等とデータの送受信を行う。入出力回路95は、演出制御用マイコン91に内蔵されていてもよい。また、ROMは外付けであってもよい。
The
副制御基板90には、画像制御基板100、音声制御基板106、ランプ制御基板107が接続されている。副制御基板90の演出制御用マイコン91は、主制御基板80から受信したコマンドに基づいて、画像制御基板100の画像制御用ワンチップマイコン101(「画像制御用マイコン」)のCPU(VDP)に、画像表示装置7(第1画像表示装置)、第2画像表示装置71、第3画像表示装置72、演出表示器102、第3演出保留表示器103a、及び第4演出保留表示器103bの表示制御を行わせる。画像制御基板100のRAMは、画像データを展開するためのメモリである。画像制御基板100のROMには、画像表示装置に表示される静止画データや動画データ、具体的にはキャラクタ、アイテム、図形、文字、数字および記号等(演出図柄、保留図柄等を含む)や背景画像等の画像データが格納されている。画像制御基板100のCPU(VDP)は、演出制御用マイコン91からの指令に基づいてROMから画像データを読み出す。そして、読み出した画像データに基づいて表示制御を実行する。
An
演出表示器102は、2個のLEDからなり、そのうち一方のLEDが第1特別図柄の変動表示及び停止表示にあわせて変動表示及び停止表示を行い、他方のLEDが第2特別図柄の変動表示及び停止表示にあわせて変動表示及び停止表示を行い、対応するLEDの点灯・消灯、又は色により、第1特別図柄又は第2特別図柄の表示結果(特別図柄当否判定の結果)を示す表示態様で停止表示する。また、第3演出保留表示器103a、及び第4演出保留表示器103bも同様に、夫々2個のLEDからなる。そして、2個のLEDの点灯・消灯、又は色の組合せにより、第3演出保留表示器103aは第1演出保留表示領域9cに表示される保留個数及び第1特図保留表示器43aで表示される保留個数と同じ保留個数を示す表示態様で表示制御される。また、第4演出保留表示器103bは第2演出保留表示領域9dに表示される保留個数及び第2特図保留表示器43bで表示される保留個数と同じ保留個数を示す表示態様で表示制御される。
The
キャラクタ図柄を表示画面7a(演出図柄表示部)の一部又は略全体に表示したり、可動装飾部材14を表示画面7a(演出図柄表示部)の前方に動作させて表示画面7a(演出図柄表示部)の一部又は略全体を被覆したりすることで、演出図柄8、第1演出保留表示部9c、又は、第2演出保留表示部9dの一部又は全部が視認できない状態になることがある。このような被覆状態となった際も、確実に演出図柄の変動表示及び停止表示、保留個数等を確認可能なように、補助的に、これら演出表示器102、第3演出保留表示器103a、及び、第4演出保留表示器103bを設けている。尚、演出表示器102、第3演出保留表示器103a、及び、第4演出保留表示器103bの表示態様は、可動装飾部材14の動作等によって視認が阻害されることなく、常に視認できる状態となっている。また、画像制御基板100の画像制御用ワンチップマイコン101に換えて、または加えてVDP(Video Display Processor)を設けてもよい。
The character pattern is displayed on a part or substantially the whole of the
また、演出制御用マイコン91は、主制御基板80から受信したコマンドに基づいて、音声制御基板106を介してスピーカ67から音声、楽曲、効果音等を出力する。スピーカ67から出力する音声等の音響データは、副制御基板90のROMに格納されている。尚、音声制御基板106にCPUを実装してもよく、その場合、そのCPUに音声制御を実行させてもよい。さらにこの場合、音声制御基板106にROMを実装してもよく、そのROMに音響データを格納してもよい。また、スピーカ67を画像制御基板100に接続し、画像制御基板100のCPUに音声制御を実行させてもよい。さらにこの場合、画像制御基板100のROMに音響データを格納してもよい。また、演出制御用マイコン91は、主制御基板80から受信したコマンドに基づいて、枠ランプ66や盤面ランプ5等のランプの発光態様を決める発光パターンデータ(点灯/消灯や発光色等を決めるデータ、ランプデータともいう)を、ROMに格納されているデータから決定し、ランプ制御基板107を介して枠ランプ66や盤面ランプ5等のランプ(LED)の点灯制御を行う。
Also, the
さらに、演出制御用マイコン91は、主制御基板80から受信したコマンドに基づいて、ランプ制御基板107に中継基板108を介して接続された可動装飾部材14を動作させる。尚、可動装飾部材14は、図1では一部分のみ視認可能となっているが、センター装飾体10に設けられた可動式のいわゆるギミック(可動部材)のことである。演出制御用マイコン91は、可動装飾部材14を所定の動作態様で動作させるための動作パターンデータ(「駆動データ」ともいう)を、副制御基板90のROMに格納されているデータから決定し、決定した動作パターンデータに基づいて可動装飾部材14の動作を制御する。尚、ランプ制御基板107にCPUを実装してもよく、その場合、そのCPUにランプの点灯制御や可動装飾部材14の動作制御を実行させてもよい。さらにこの場合、ランプ制御基板107にROMを実装してもよく、そのROMに発光パターンや動作パターンに関するデータを格納してもよい。
Further, the
また、副制御基板90には、第1演出ボタン63a又は第2演出ボタン63b(図1参照)が操作(押す、回転、引く等)されたことを検知する第1演出ボタン検知スイッチ63c及び第2演出ボタン検知スイッチ63dが接続されている。従って、第1演出ボタン63a又は第2演出ボタン63bに対して遊技者が所定の入力操作を行うと、対応する演出ボタン検知スイッチから副制御基板90に対して信号が出力される。
In addition, the
次に、本実施例1のパチンコ遊技機1における特別図柄当否判定に係る制御について説明する。特別図柄当否判定の結果として、「大当り」、「小当り」、「外れ」を有している。「大当り」のときには、特別図柄表示部41に「大当り図柄」が停止表示される。大当り図柄(特定表示結果)は、後述する大当りの種別に応じて予め定められている(図6参照)。また「小当り」のときには、特別図柄表示部41に「小当り図柄」が停止表示される。また「外れ」のときには、特別図柄表示部41に「外れ図柄」が停止表示される。大当り又は小当りと判定されると、停止表示された特別図柄の種類に応じた開放パターンにて、第1大入賞口30又は第2大入賞口35を開放する「特別遊技」が実行される。大当りとなって実行される特別遊技を「大当り遊技」と言い、小当りとなって実行される特別遊技を「小当り遊技」と言う。
Next, the control related to the special symbol suitability determination in the
当りには複数の種別があり、特別図柄当否判定の結果(特定結果)によって、当該結果(特定結果)に対応する当り種別が実行される。すなわち、特別図柄当否判定の結果が、第1特定結果であるのか、第2特定結果であるのか、第3特定結果であるのか、若しくは他の特定結果であるのか等によって、異なる当り種別(大当り、小当り含む)となる。また、当り種別によって、実行される特別遊技も異なる場合があり、当該特別遊技によって獲得可能な遊技利益量が異なったり、特別遊技終了後の遊技状態が異なったりする。具体的に、図6に示すように当りの種別としては、「15R(ラウンド)第1大当り」、「4R第2大当り」、「4R第3大当り」、「4R第4大当り」、「15R第5大当り」、「2R第6大当り」、及び「2R第7大当り」がある。「15R第1大当り」及び「15R第5大当り」は、大入賞口(第1大入賞口30)の開放回数(ラウンド数)が15回である。また、「4R第2大当り」、「4R第3大当り」、「4R第4大当り」は、大入賞口(第1大入賞口30)の開放回数(ラウンド数)が4回である。「2R第6大当り」及び「2R第7大当り」は、大入賞口(第1大入賞口30)の開放回数(ラウンド数)が2回である。このように、大当りでは、全て第1大入賞口30を開放し、第2大入賞口35を開放しない。このことから、第1大入賞口30を「大当り用大入賞口(大当り用可変入球口)」ともいう。
There are a plurality of types of hits, and depending on the result (specification result) of the special symbol suitability determination, the type of hit corresponding to the result (specification result) is executed. That is, depending on whether the result of the special symbol suitability determination is the first specific result, the second specific result, the third specific result, or another specific result, etc., different hit types (jackpot , including small hits). In addition, depending on the winning type, the special game to be executed may also differ, and the game profit amount obtainable by the special game may differ, or the game state after the special game may differ. Specifically, as shown in FIG. 6, the types of hits are "15R (round) 1st big win", "4R 2nd big win", "4R 3rd big win", "4R 4th big win", "15R th big win". 5 jackpots”, “2R 6th jackpot”, and “2R 7th jackpot”. In the "15R 1st jackpot" and "15R 5th jackpot", the number of openings (number of rounds) of the big winning opening (first big winning opening 30) is 15 times. In addition, the "4R second big win", "4R third big win", and "4R fourth big win" have four opening times (number of rounds) of the big winning opening (first big winning opening 30). In the "2R 6th big win" and "2R 7th big win", the number of openings (number of rounds) of the big winning opening (first big winning opening 30) is two. In this way, in the big hit, the first big winning
また、「15R第1大当り」、「4R第2大当り」、「4R第3大当り」、「15R第5大当り」、及び、「2R第6大当り」は、その大当り遊技の終了後の遊技状態を、後述の高確率状態に移行させる(確変機能を作動させる)。従って、この5種類の大当りを「確変大当り(高確率大当り)」ともいう。この高確率状態(確変機能)は、次回の大当りが発生するまで継続する。また、「4R第4大当り」及び「2R第7大当り」は、その大当り遊技の終了後の遊技状態を、後述の低確率状態に移行させる(確変機能を作動しない)。従って、この2種類の大当りを「低確大当り(低確率大当り、通常大当り)」ともいう。 In addition, "15R 1st jackpot", "4R 2nd jackpot", "4R 3rd jackpot", "15R 5th jackpot", and "2R 6th jackpot" indicate the game state after the end of the jackpot game. , Move to the high probability state described later (activate the probability variation function). Therefore, these five types of jackpots are also called "probable variable jackpots (high-probability jackpots)". This high probability state (probability variable function) continues until the next big hit occurs. In addition, the "4R 4th jackpot" and "2R 7th jackpot" shift the game state after the jackpot game is over to a low probability state described later (the variable probability function is not activated). Therefore, these two types of jackpots are also called "low-probability jackpots (low-probability jackpots, normal jackpots)".
また、「15R第1大当り」、「4R第2大当り」及び「15R第5大当り」は、その大当り遊技の終了後に、第2特別図柄の変動時間を短時間に設定する「第2特別図柄時短機能」を作動させ、高ベース発生機能を作動させない。これにより、これらの大当り遊技終了後の遊技状態は、高確低ベース状態(状態C)となる。この高確低ベース状態は、次回の大当りが発生するまで継続する。尚、この高確低ベース状態においては、第1特別図柄の変動時間(平均変動時間)を、低確低ベース状態や低確高ベース状態や高確高ベース状態と比較して、長時間に設定している。特に、第1特別図柄当否判定の結果が外れである場合の第1特別図柄の変動時間を長時間とする(図9参照)。 In addition, "15R 1st jackpot", "4R 2nd jackpot" and "15R 5th jackpot" are "2nd special pattern time saving" which sets the fluctuation time of the 2nd special pattern to a short time after the end of the jackpot game. function" and do not activate the high base generation function. As a result, the game state after the end of these jackpot games becomes a high-probability-low base state (state C). This high-probability-low base state continues until the next big hit occurs. In addition, in this high probability low base state, the fluctuation time (average fluctuation time) of the first special symbol is compared to the low probability low base state, low probability high base state and high probability high base state, for a long time have set. In particular, the fluctuation time of the first special symbol when the result of the first special symbol propriety determination is out is set to a long time (see FIG. 9).
また、高確低ベース状態(状態C)の遊技性については、詳しくは後述するが、前述したように各種入球口を配置した右遊技領域3Bに右打ち遊技を行うことで、第3始動口26に入球させる。そして、第2特別図柄当否判定を行って、小当りを発生させ、前回の大当りと次回の大当りとの間の期間(大当り間)に遊技球を増加させることが可能な期間である。また、この大当り間の高確低ベース状態において小当りを頻発させることで、小当りによって短期間に多くの遊技球の獲得も期待できる。すなわち、遊技者にとって有利な期間であり、遊技興趣を高めることが可能な期間である。
In addition, the game characteristics of the high-probability-low base state (state C) will be described in detail later, but as described above, by performing a right-handed game in the
また、「4R第4大当り」及び「2R第7大当り」は、その大当り遊技の終了後に、「第1特別図柄時短機能」及び「高ベース発生機能」を作動させる。第1特別図柄時短機能の作動によって、第1特別図柄の変動時間(平均変動時間)が、第1特別図柄時短機能の非作動時(低確低ベース状態、高確低ベース状態)よりも短時間に設定される。尚、第2特別図柄時短機能は作動させないため、第2特別図柄の変動時間は第1特別図柄の変動時間よりも長時間とされる。これにより、これらの大当り遊技終了後の遊技状態は、低確高ベース状態となる。「4R第4大当り」及び「2R第7大当り」の場合、低確高ベース状態は、次回の大当りが発生するか、若しくは、特別図柄の変動表示が100回実行されることに基づいて終了する。特別図柄の変動表示が100回実行されることに基づいて終了した場合には、遊技状態は、低確低ベース状態(通常状態)に設定される。また、詳しくは後述するが、低確高ベース状態では、前述したように各種入球口を配置した右遊技領域3Bに右打ち遊技を行うことで、第1特別図柄当否判定を行って、次の大当りの発生に期待して遊技を行う期間である。
Further, the "4R 4th jackpot" and "2R 7th jackpot" operate the "1st special symbol short-time function" and "high base generation function" after the end of the jackpot game. By the operation of the first special symbol time saving function, the fluctuation time of the first special symbol (average fluctuation time) is shorter than when the first special symbol time saving function is not in operation (low probability base state, high probability low base state) set on time. In addition, since the second special symbol time saving function is not activated, the variation time of the second special symbol is longer than the variation time of the first special symbol. As a result, the game state after the end of these jackpot games becomes a low probability high base state. In the case of "4R 4th big win" and "2R 7th big win", the low-probability-high base state ends when the next big win occurs or when the variable display of special symbols is executed 100 times. . When ending based on the fact that the variable display of the special symbol is executed 100 times, the game state is set to the low-probability-low base state (normal state). In addition, although it will be described later in detail, in the low probability height base state, as described above, by performing a right hitting game in the
また、「4R第3大当り」及び「2R第6大当り」は、その大当り遊技の終了後に、「第1特別図柄時短機能」及び「高ベース発生機能」を作動させる。尚、第2特別図柄時短機能は作動させないため、第2特別図柄の変動時間は第1特別図柄の変動時間よりも長時間とされる。これにより、これらの大当り遊技終了後の遊技状態は、高確高ベース状態となる。「4R第3大当り」及び「2R第6大当り」の場合、「第1特別図柄時短機能」及び「高ベース発生機能」は、次回の大当りが発生するまで継続する。また前述した通り、「確変機能」は次回の大当りが発生するまで継続する。すなわち、「4R第3大当り」及び「2R第6大当り」の場合、大当り遊技終了後、次の大当りが発生するまで、高確高ベース状態(第1特別図柄時短状態)に設定される。 In addition, the "4R 3rd jackpot" and "2R 6th jackpot" activate the "first special symbol short-time function" and "high-base generation function" after the jackpot game ends. In addition, since the second special symbol time saving function is not operated, the variation time of the second special symbol is longer than the variation time of the first special symbol. As a result, the game state after the end of these jackpot games becomes a high-probability-high base state. In the case of "4R 3rd big win" and "2R 6th big win", the "first special symbol time saving function" and "high base generating function" continue until the next big win occurs. Also, as mentioned above, the "probability variation function" continues until the next big hit occurs. That is, in the case of "4R 3rd jackpot" and "2R 6th jackpot", after the jackpot game ends, the high base state (first special symbol time-saving state) is set until the next jackpot occurs.
高確高ベース状態は、低確高ベース状態と同様に、右遊技領域3Bに右打ち遊技を行うことで、第1特別図柄当否判定を行って、次の大当りの発生に期待して遊技を行う期間であり、高確低ベース状態は、前述した通り、右打ち遊技によって、第2特別図柄当否判定を実行しつつ、小当りを頻発させることで、小当りによって短期間に多くの遊技球の獲得も期待できる、遊技者にとって有利な期間である。尚、高確高ベース状態において獲得可能な遊技球よりも、高確低ベース状態において獲得可能な遊技球の方が多い。
In the high-probability-high base state, similarly to the low-probability-high base state, by performing a right-handed game in the
また、「4R第3大当り」に係る大当り遊技(4R第3大当り遊技)終了後の高確高ベース状態と、「4R第4大当り」に係る大当り遊技(4R第4大当り遊技)終了後の低確高ベース状態と、において、共通の遊技演出(第1遊技演出:背景や遊技モードやキャラクタ絵柄やリーチ演出等)を実行することで、遊技者に何れの遊技状態かを認識困難とする。図9に示すように、これらの遊技状態を状態Bとして、共通の変動パターン決定テーブルを用いて変動パターンを決定する。これにより、両遊技状態を、遊技状態(高確高ベース状態又は低確高ベース状態)を報知しない(認識困難とする)非報知状態とする。 In addition, a high-accuracy high base state after the end of the jackpot game (4R third jackpot game) related to the "4R third jackpot" and a low base state after the end of the jackpot game (4R fourth jackpot game) related to the "4R fourth jackpot" By executing a common game performance (first game performance: background, game mode, character pattern, ready-to-reach performance, etc.) in the fixed high base state and the state, it is made difficult for the player to recognize which game state it is. As shown in FIG. 9, with these gaming states as state B, a variation pattern is determined using a common variation pattern determination table. As a result, both game states are set to a non-notification state in which the game state (high-probability-high base state or low-probability-high base state) is not notified (recognition is difficult).
大当りの種別が「4R第3大当り」であった場合には、特別図柄の変動表示が100回経過した後も、高確高べース状態が継続し、「4R第4大当り」であった場合には、特別図柄の変動表示が100回経過した後に、遊技状態が低確低ベース状態(遊技者にとって不利な通常状態)となる。そのため、遊技者は、この非報知状態において、何れの遊技状態であったとしても、100回が経過した後も高確高ベース状態が継続することに期待して遊技し、遊技興趣を高める。尚、低確高ベース状態や高確高ベース状態、すなわち高ベース状態では、遊技者は、持ち球をあまり減らすことなく(持ち球の減少速度が低確低ベース状態よりも遅い状態で)遊技を行うことができる。 When the type of jackpot was ``4R 3rd jackpot'', the high probability high base state continued even after 100 times of display of variation of special symbols, and it was ``4R 4th jackpot''. In that case, after 100 times of the variable display of the special symbol, the game state becomes a low probability low base state (normal state disadvantageous to the player). Therefore, in this non-reporting state, the player expects that the high-probability-high base state will continue even after 100 times, regardless of the state of the game, and enhances the interest in the game. In addition, in the low-probability-high base state and the high-probability-high base state, that is, in the high-base state, the player can play the game without reducing the holding ball so much (in a state where the decrease speed of the holding ball is slower than the low-probability-low base state). It can be performed.
また同様に、「2R第6大当り」に係る大当り遊技(2R第6大当り遊技)終了後の高確高ベース状態と、「2R第7大当り」に係る大当り遊技(2R第7大当り遊技)終了後の低確高ベース状態と、において、共通の遊技演出(第2遊技演出:背景や遊技モードやキャラクタ絵柄やリーチ演出等)を実行することで、遊技者に何れの遊技状態かを認識困難とする。図9に示すように、これらの遊技状態を状態Bとして、共通の変動パターン決定テーブルを用いて変動パターンを決定する。これにより、両遊技状態を、遊技状態(高確高ベース状態又は低確高ベース状態)を報知しない(認識困難とする)非報知状態とする。 Similarly, after the end of the jackpot game (2R sixth jackpot game) related to the "2R sixth jackpot", and after the jackpot game related to the "2R seventh jackpot" (2R seventh jackpot game) By executing a common game effect (second game effect: background, game mode, character pattern, reach effect, etc.) in the low and high base state, it is difficult for the player to recognize which game state it is. do. As shown in FIG. 9, with these gaming states as state B, a variation pattern is determined using a common variation pattern determination table. As a result, both game states are set to a non-notification state in which the game state (high-probability-high base state or low-probability-high base state) is not notified (recognition is difficult).
大当りの種別が「2R第6大当り」であった場合には、特別図柄の変動表示が100回経過した後も、高確高べース状態が継続し、「2R第7大当り」であった場合には、特別図柄の変動表示が100回経過した後に、遊技状態が低確低ベース状態(遊技者にとって不利な通常状態)となる。そのため、遊技者は、この非報知状態において、何れの遊技状態であったとしても、100回が経過した後も高確高ベース状態が継続することに期待して遊技し、遊技興趣を高める。 When the type of jackpot was ``2R 6th jackpot'', the high-probability/high base state continued even after 100 times of display of variation of special symbols, resulting in ``2R 7th jackpot''. In this case, after 100 times of the variable display of the special symbols, the game state becomes a low probability low base state (normal state disadvantageous to the player). Therefore, in this non-reporting state, the player expects that the high-probability-high base state will continue even after 100 times, regardless of the state of the game, and enhances the interest in the game.
ここで、大当り遊技終了後の遊技状態が状態Bとされる大当りである「4R第3大当り」、「4R第4大当り」、「2R第6大当り」及び「2R第7大当り」のそれぞれの大当り図柄のことを「第1特定表示結果」ともいい、大当り遊技終了後の遊技状態が状態Cとされる大当りである「15R第1大当り」、「4R第2大当り」及び「15R第5大当り」のそれぞれの大当り図柄のことを「第2特定表示結果」ともいう。 Here, each of the big hits of "4R third big win", "4R fourth big win", "2R sixth big win" and "2R seventh big win", which are big wins in which the game state after the big win game is in state B. The symbol is also called "first specific display result", and "15R 1st big win", "4R 2nd big win" and "15R 5th big win" are big wins in which the game state after the big win game is finished is state C. Each of the jackpot symbols is also referred to as "second specific display result".
また、第2特別図柄当否判定の結果として発生しうる小当りは、大入賞口(第2大入賞口35)の開放回数が6回とされ、他の大当りと比較して、1回(及びトータル)の開放時間も短く設定されている。具体的に、0.3秒の6回開放で、合計1.8秒の開放を行う。そのため、大当り遊技(例えば、15R第1大当り遊技や4R第4大当り遊技等)と比較して、1回の小当り遊技で獲得可能な遊技球は少なく設定されている。しかしながら、大当り間の高確低ベース状態において、小当りを複数回(多数回)発生させることで、複数回の小当り遊技を実行し、より多くの遊技球を獲得可能となっている。また、小当りでは、全て第2大入賞口35を開放し、第1大入賞口30を開放しない。このことから、第2大入賞口35を「小当り用大入賞口(小当り用可変入球口)」ともいう。尚、小当り(小当り遊技)では、大当り(大当り遊技)と異なり、大入賞口の開放回数をラウンド数とは言わず、単に開放回数という。また、小当りの発生に基づいて、確変機能が作動することはなく、小当り発生時の遊技状態が高確率状態であれば、小当り遊技終了後も高確率状態とされ、小当り発生時の遊技状態が低確率状態であれば、小当り遊技終了後も低確率状態とされる。また同様に、第2特別図柄の時短機能及び高ベース発生機能についても、小当りの発生に基づいて作動しないものとしている。
In addition, as for the small hit that can occur as a result of the second special symbol success/failure determination, the number of openings of the big winning opening (second big winning opening 35) is 6 times, and compared with other big hits, the number of opening times is 1 (and The total opening time is also set short. Specifically, six openings of 0.3 seconds are performed for a total of 1.8 seconds. Therefore, as compared with big hit games (for example, 15R first big win game, 4R fourth big win game, etc.), the number of game balls that can be obtained in one small win game is set to be small. However, in the high-probability-low base state between big wins, by generating small wins a plurality of times (many times), a small win game can be executed a plurality of times, and more game balls can be obtained. Further, in the case of a small hit, all the second big winning
尚、第1特別図柄(特図1)の当否判定における各大当りへの振分確率は、15R第1大当りが20%、4R第2大当りが10%、4R第3大当りが35%、4R第4大当りが35%となっている。これに対して、第2特別図柄(特図2)の当否判定における大当りは、15R第5大当りが50%、2R第6大当りが15%、2R第7大当りが35%となっている。すなわち、後述の第2特別図柄時短機能の作動により、変動頻度が向上した第3始動口26への入球に基づく当否判定(第2特別図柄当否判定)により大当りとなった場合には、15R大当り(15R第5大当り)となって、短期間に多量の遊技球を獲得可能となる。このように、本パチンコ遊技機1では、第1始動口20又は第2始動口21に遊技球が入球して行われる当否判定(第1特別図柄当否判定)において大当りとなるよりも、第3始動口26に遊技球が入球して行われる当否判定(第2特別図柄当否判定)において大当りとなる方が、遊技者にとって有利となる(多量の遊技球を獲得できる)可能性が高くなるように設定されている。また、遊技者は、15R第5大当りの発生と共に、小当りによって遊技球を増加可能な高確低ベース状態の発生に期待して遊技を行う。
In addition, the distribution probability to each jackpot in the judgment of the first special pattern (special drawing 1) is 20% for the 15R first jackpot, 10% for the 4R second jackpot, 35% for the 4R third jackpot, and 4R for the third jackpot. 4 jackpots are 35%. On the other hand, the big hits in the success/failure determination of the second special symbol (special figure 2) are 50% for the 15R 5th big hit, 15% for the 2R 6th big hit, and 35% for the 2R 7th big hit. That is, by the operation of the later-described second special symbol time-saving function, when the big hit is made by the success judgment (second special symbol success judgment) based on the ball entering the
ここで本パチンコ遊技機1では、大当りか、小当りか、外れかの判定は「特別図柄当否判定用乱数(「当否判定用情報」ともいう)」に基づいて行われ、大当りとなった場合の大当りの種別の判定は「大当り種別決定用乱数(「図柄決定用乱数」、「図柄決定用情報」ともいう)」に基づいて行われる。尚、第1特別図柄当否判定の結果には小当りを有していない。図7(A)に示すように、特別図柄当否判定用乱数は0~629までの範囲で値をとる。大当り種別決定用乱数は、0~99までの範囲で値をとる。尚、第1始動口20、第2始動口21又は第3始動口26への入球に基づいて取得される乱数(取得情報)には、特別図柄当否判定用乱数及び大当り種別決定用乱数の他に、「変動パターン乱数(「変動パターン情報」ともいう)」がある。また、変動パターン乱数は、特別図柄の変動時間を含む変動パターン(変動態様)を決めるための乱数である。変動パターン乱数は、0~198までの範囲で値をとる。また、ゲート28の通過に基づいて取得される乱数には、図7(B)に示す普通図柄当否判定用乱数がある。普通図柄当否判定用乱数は、第2始動口21を開放させる補助遊技を行うか否かの判定(普通図柄当否判定)のための乱数である。普通図柄乱数は、0~240までの範囲で値をとる。
Here, in the
次に、本実施例1のパチンコ遊技機1の遊技状態に関して説明する。パチンコ遊技機1は、特別図柄及び普通図柄に対する確率変動機能(確変機能)、特別図柄及び普通図柄に対する変動時間短縮機能、及び、第2始動口21の開放延長機能の各機能が作動状態又は非作動状態となる組合せにより、複数の遊技状態を有している。特別図柄(第1特別図柄及び第2特別図柄)について確率変動機能が作動している状態を「高確率状態」といい、作動していない状態を「低確率状態」という。高確率状態(大当り確率:1/63)では、特別図柄当否判定において大当りと判定される確率が低確率状態(大当り確率:1/315)よりも高くなっている。すなわち、低確率状態では低確率状態用の大当り判定テーブルを用いて当否判定を行うものの、高確率状態では、大当りと判定される特別図柄当否判定用乱数の値が多い高確率状態用の大当り判定テーブルを用いて、当否判定を行う(図8(A)参照)。つまり、特別図柄の確率変動機能が作動すると、作動していないときに比して、特別図柄の変動表示の結果が大当りとなる(停止図柄が大当り図柄となる)確率が高くなる。尚、特別図柄当否判定の確率(大当り確率)として高確率又は低確率を設定する手段(主制御部)を「確率設定手段」という。
Next, the game state of the
また、特別図柄(第1特別図柄及び第2特別図柄)について変動時間短縮機能が作動している状態を「時短状態」といい、作動していない状態を「非時短状態」という。時短状態では、特別図柄の変動時間(変動表示の開始時から確定表示時までの時間)の平均値が、非時短状態における特別図柄の変動時間の平均値よりも短くなっている。すなわち、時短状態においては、変動時間の短い変動パターンが選択されることが非時短状態よりも多くなるように定められた変動パターンテーブルを用いて、変動パターンの判定を行う(図9参照)。その結果、時短状態では、特図保留の消化のペースが速くなり、始動口への有効な入球(特図保留として記憶され得る入球)が発生しやすくなる。そのため、スムーズな遊技の進行のもとで大当りを狙うことができる。 In addition, the state in which the variable time reduction function is operating for the special symbols (the first special symbol and the second special symbol) is called "time saving state", and the state in which it is not operating is called "non-time saving state". In the time-saving state, the average value of the special symbol variation time (the time from the start of the variable display to the time of the final display) is shorter than the average value of the special symbol variation time in the non-time-saving state. That is, in the time saving state, the variation pattern is determined using a variation pattern table that is determined so that a variation pattern with a short variation time is selected more often than in the non-time saving state (see FIG. 9). As a result, in the time-saving state, the pace of digestion of the special figure reservation becomes faster, and an effective entry into the starting port (an entry that can be remembered as a special figure reservation) is more likely to occur. Therefore, it is possible to aim for a big hit under the smooth progress of the game.
本実施例のパチンコ遊技機1では、第2特別図柄の変動時間の長短が遊技者の有利・不利に特に関係するため、図6に示すように「第2特別図柄時短機能」として設定している。第2特別図柄時短機能が作動していない状態、すなわち、第1特別図柄当否判定を主体とする状態として、図9に示す状態A(低確低ベース状態)及び状態B(低確高ベース状態、高確高ベース状態)を有している。状態A(低確低ベース状態)において、遊技者が右打ち遊技を行って第3始動口26に遊技球を入球させると、第2特別図柄当否判定が実行されると共に、第2特別図柄が変動表示する。しかしながら、状態Aにおける第2特別図柄の変動時間は、非常に長い時間(外れ600秒、大当り110秒、小当り1000秒)に設定しているため、スムーズに遊技を進行できない(このような状態を「第1条件状態」ともいう)。尚、低ベース状態(第1遊技状態)であるため、第2始動口21への入球は不能又は困難な状態となっている。
In the
従って、状態Aにおいて右打ち遊技を行っても、遊技者が多量の遊技球を獲得することは困難となっている。そのため、状態Aでは、特別図柄の変動時間が適切な長さに設定される第1始動口20を狙って、左打ち遊技で遊技を進行することとなる。一方で、本実施例のパチンコ遊技機1は、第1特別図柄の変動表示と、第2特別図柄の変動表示とを、同時に(並行して)実行することが可能な遊技機であるので、状態Aのときに、誤って第2特別図柄を変動表示させた場合でも、当該第2特別図柄の変動表示が終了するのを待つことなく、第1始動口20に遊技球を入球させて、第1特別図柄を変動表示させることが可能となっている。
Therefore, even if a right-handed game is played in state A, it is difficult for the player to acquire a large number of game balls. Therefore, in the state A, the game is progressed in the left-handed game aiming at the
一方、状態B(低確高ベース状態、高確高ベース状態)では、高ベース状態(第2遊技状態)で、且つ、第1特別図柄時短機能が作動しているため、右打ち遊技を行うことで、開状態となった第2始動口21及び第3始動口26の両方に入球可能となっている。状態Bは、状態Aと同様に、第2特別図柄時短機能は作動していない。そのため、第3始動口26に入球した場合には、第2特別図柄当否判定が実行されると共に、第2特別図柄が変動表示するものの、第2特別図柄の変動時間は、非常に長い時間(外れ600秒、大当り110秒、小当り1000秒)に設定しているため、スムーズに遊技を進行できない。しかしながら、第2始動口21に入球した場合には、第1特別図柄当否判定が実行されると共に、第1特別図柄が変動表示する。また、第1特別図柄時短機能の作動により、第1特別図柄時短状態とされており、状態Aよりも高頻度で第1特別図柄当否判定が実行され、スムーズに遊技を進行することができる。
On the other hand, in the state B (low probability high base state, high probability high base state), in the high base state (second game state), and since the first special symbol time saving function is operating, a right-handed game is performed Thus, it is possible to enter a ball into both the second start opening 21 and the third start opening 26 which are in the open state. In state B, as in state A, the second special symbol time saving function does not operate. Therefore, when the ball enters the
また、第2特別図柄当否判定を主体とする状態として、図9に示す状態C(高確低ベース状態)を有している。状態C(高確低ベース状態)では、第2特別図柄時短機能が作動しているため、右打ち遊技を行うことで、第3始動口26への入球を狙って遊技を行うことが可能となる。第3始動口26に入球した場合には、第2特別図柄当否判定が実行されると共に、第2特別図柄が変動表示する。また、第2特別図柄時短機能の作動により、第2特別図柄時短状態とされており、状態A及び状態Bよりも高頻度で第2特別図柄当否判定が実行され、スムーズに遊技を進行することができる。これにより、第1特別図柄当否判定よりも有利な第2特別図柄当否判定を実行することが可能となる。
In addition, as a state mainly for the second special symbol propriety determination, there is a state C (high-probability-low base state) shown in FIG. In state C (high-probability-low base state), since the second special symbol time-saving function is operating, it is possible to play a game aiming at entering the
尚、状態Cでは、第1始動口20や第2始動口21に入球した場合には、第1特別図柄当否判定が実行されると共に、第1特別図柄が変動表示するものの、第1特別図柄の変動時間は、非常に長い時間(外れ600秒、大当り110秒)に設定しているため、スムーズに遊技を進行できない。従って、状態Cにおいて、第1始動口20や第2始動口21に入球させてしまった場合や、第1特別図柄当否判定に係る保留記憶がある場合でも、第2特別図柄当否判定よりも不利な第1特別図柄当否判定が実行されてしまう可能性を極力低減することが可能となる。
In the state C, when the ball enters the
このように、状態Bと状態Cとは、何れも右打ち遊技を行う状態であるものの、状態Bでは状態Cと同様に、第1特別図柄当否判定を主体として行う遊技状態とされ、状態Cでは第2特別図柄当否判定を主体として行う遊技状態とされる。これにより、左打ち遊技を行う通常状態(低確低ベース状態、状態A)において大当りとなり、右打ち遊技に移行した後の、所謂連荘期間(右打ち状態)において、第1特別図柄当否判定を主体として行う遊技状態と第2特別図柄当否判定を主体として行う遊技状態との間で移行し、遊技性を多様化する。また、第1特別図柄当否判定を主体として行う遊技状態と第2特別図柄当否判定を主体として行う遊技状態とで、発生し得る大当り(大当り遊技)として異なる種別を有しているため、右打ち遊技継続中に、これら遊技状態の移行によって、異なる大当り(大当り遊技)を発生させる。これにより、遊技の飽きを防止し、遊技興趣を高めることが可能となる。 In this way, both the state B and the state C are states in which a right-handed game is performed, but in the state B, similarly to the state C, the game state is mainly performed by determining whether the first special symbol is appropriate, and the state C Then, it is set as a game state in which the second special symbol propriety determination is mainly performed. As a result, in the normal state (low-probability low base state, state A) in which the left-handed game is performed, the jackpot is hit, and after shifting to the right-handed game, in the so-called consecutive period (right-handed state), the first special symbol propriety determination and a game state mainly for judging whether the second special symbol is right or wrong, thereby diversifying the playability. In addition, the game state in which the first special symbol success/failure determination is mainly performed and the game state in which the second special symbol success/failure determination is mainly performed have different types as a big hit (jackpot game) that can occur, so right-handed hitting During the continuation of the game, different big wins (big win games) are generated by the transition of these game states. As a result, it is possible to prevent the player from becoming bored with the game and enhance the interest in the game.
また、第2特別図柄時短機能が作動している場合、すなわち、図9に示す状態Cのとき(このような状態を「第2条件状態」ともいう)、図9に示すように、第2特別図柄の変動時間が短時間となるため、遊技者は、右打ち遊技を行うことで、左打ち遊技に比して持ち球を減らすことなく、円滑に遊技(第2特別図柄当否判定、第2特別図柄の変動遊技)を実行することが可能となる。また、本実施例では、第2特別図柄時短機能が作動している期間は、第1特別図柄時短機能を作動させていない(第1特別図柄の変動時間を通常状態よりも長時間にする)が、第1特別図柄時短機能を作動させてもよい。また、状態Bにおいては持ち球が維持又は微減で、状態Cにおいては増加するものとする。 Also, when the second special symbol time saving function is operating, that is, when the state C shown in FIG. 9 (such a state is also referred to as "second condition state"), as shown in FIG. Since the fluctuation time of the special symbol is short, the player can play the game smoothly without reducing the number of balls held compared to the left-handed game by playing the right-handed game. 2 special symbol variation game) can be executed. In addition, in the present embodiment, during the period when the second special symbol time saving function is operating, the first special symbol time saving function is not operated (the fluctuation time of the first special symbol is made longer than the normal state) However, the first special symbol time saving function may be operated. In state B, the number of balls held is maintained or slightly reduced, and in state C, the number of balls held is increased.
特別図柄(第1特別図柄又は第2特別図柄)についての確率変動機能と変動時間短縮機能(第1特別図柄時短機能又は第2特別図柄時短機能)とは同時に作動する。そして、普通図柄についての確率変動機能及び変動時間短縮機能は、高ベース発生機能に同期して作動するようになっている。すなわち、普通図柄の確率変動機能及び変動時間短縮機能は、遊技状態が高ベース状態(低確高ベース状態、高確高ベース状態)において作動し、低ベース状態(低確低ベース状態、高確低ベース状態)において作動しない。よって、高ベース状態(状態B)では、普通図柄当否判定における当り確率は、低ベース状態よりも高くなっている(「普図高確率状態」ともいう)。すなわち、高ベース状態(状態B)では、当りと判定される普通図柄乱数(当り乱数)の値が、低ベース状態(状態A、C)で用いる普通図柄当り判定テーブルよりも多い状態B用の普通図柄当り判定テーブルを用いて、普通図柄当否判定(普通図柄の判定)を行う(図8(C)参照)。つまり、普通図柄表示器42の確率変動機能が作動すると、作動していないときに比して、普通図柄の変動表示の結果が当りとなる(停止図柄が普通当り図柄となる)確率が高くなる。
The probability variation function and the variation time shortening function (the first special symbol time saving function or the second special symbol time saving function) for the special symbol (first special symbol or second special symbol) operate at the same time. Then, the probability variation function and the variation time shortening function for normal symbols are operated in synchronization with the high base generation function. That is, the normal symbol probability variation function and variation time reduction function operate in a high base state (low probability high base state, high probability high base state), and operate in a low base state (low probability low base state, high probability low base condition). Therefore, in the high base state (state B), the probability of winning in the normal symbol suitability determination is higher than in the low base state (also referred to as "normal high probability state"). That is, in the high base state (state B), the value of the normal symbol random number (hit random number) determined as a hit is larger than the normal symbol hit determination table used in the low base state (states A, C). Using the normal symbol hit determination table, the normal symbol success determination (normal symbol determination) is performed (see FIG. 8(C)). That is, when the probability variation function of the
また、高ベース状態では、普通図柄の変動時間が低ベース状態よりも短くなっている。本実施例1では、普通図柄の変動時間は低ベース状態では3秒であるが、高ベース状態では1秒である(図8(E)参照)。さらに、高ベース状態では、補助遊技における第2始動口21の開放時間が、低ベース状態よりも長くなっている。すなわち、可変入賞装置22の開放時間延長機能が作動している。具体的に、低ベース状態において普通図柄当否判定の結果が当りになると、可変入賞装置22の開閉部材37が0.9秒の開放動作を3回(開放時間:2.7秒)行い、開放動作を行っている期間において第2始動口が開状態となる。また、高ベース状態において普通図柄当否判定の結果が当りになると、可変入賞装置22の開閉部材37が6.0秒の開放動作を1回(開放時間:6.0秒)行うものとされる。また、低ベース状態における開放動作間の閉鎖時間は0.1秒とされている。尚、本実施例では、低ベース状態のときと高ベース状態のときとで、開閉部材37の開放動作の回数を異ならせたが、開放動作の回数を同じにしてもよい。例えば、低ベース状態の開放動作を2.7秒の一回開放としたり、高ベース状態の開放動作を2.0秒の3回開放としたりしてもよい。また、高ベース状態の開放動作を1.0秒の6回開放とし、低ベース状態の開放回数よりも多くしてもよい。このような場合を、可変入賞装置22の開放回数増加機能が作動するともいう。
Also, in the high base state, the fluctuation time of normal symbols is shorter than in the low base state. In the
高ベース状態では、普通図柄についての確率変動機能、変動時間短縮機能、並びに、可変入賞装置22の開放時間延長機能が作動することにより、これらの機能が作動していない低ベース状態に比して、第2始動口21が開放している期間が長くなり(単位時間当りの開放時間が長くなる)、第2始動口21へ遊技球の入球頻度が高くなる(「高頻度状態」ともいう)。その結果、第1特別図柄当否判定の実行頻度が高くなる。尚、前述した通り、高ベース状態では、手持ちの遊技球を大きく減らすことなく大当りを狙うことができる。
In the high base state, the probability variation function, the variation time shortening function, and the opening time extension function of the variable
また、同じ開放時間であれば、開放回数が少ない方が、遊技球が第2始動口21を通過する可能性を低減することが可能となる。本実施例では、高ベース状態における第2始動口21の開放態様を、6.0秒の1回開放とし、更に普通図柄の変動時間を極短時間(1秒)としている。尚、普通図柄の変動中は、第2始動口21が閉状態となるため、普通図柄の変動時間は、閉状態の第2始動口21の可動部材23の上面を、遊技球が流下し始めてから当該上面を通過してしまう前に、第2始動口21の可動部材23が開動作する程度の時間に設定する。閉状態の可動部材23の上面を流下中に、可動部材23が開状態となると、可動部材23の上面を流下中の遊技球は開状態となった第2始動口21に入球する。また、可動部材23の上面を流下中の遊技球が可動部材23の上面を通過してしまうのを防ぐため、可動部材23の上面(遊技球通路)を構成する素材を、その手前側の遊技球通路を構成する素材よりも、摩擦係数の高い素材としている(素材が異なる)。
Also, if the opening time is the same, the possibility of the game ball passing through the
これにより、可動部材23の上面の遊技球流下速度を、その手前側の遊技球通路の遊技急流か速度よりも遅い速度としている。また、流下速度を低減する態様として、その他、傾斜角度を緩くしてもよいし、流下速度を低減する阻害部材(突起等)を設けてもよい。またこれにより、高ベース状態において、第2始動口21まで流下してきた遊技球が、第2始動口21に入球することなく(可動部材23の上面を流下して)、第2大入賞口35に流下する可能性をより低減している。すなわち、高ベース状態においては、小当りとなり第2大入賞口35が開状態(入球可能状態)となったとしても、流下してきた遊技球は第2始動口21に入球し、第2大入賞口35に入球するのが困難となっている。また、第2大入賞口35側に流下した遊技球が第2大入賞口35に入球するのを、第3アウト口34cによっても防ぐことができる。
As a result, the game ball flowing speed on the upper surface of the
高ベース状態は、上記の全ての機能が作動するものでなくてもよい。すなわち、普通図柄についての確率変動機能、変動時間短縮機能、並びに、可変入賞装置22の開放時間延長機能のうち少なくとも一つの機能の作動によって、その機能が作動していないときよりも第2始動口21が開放され易く(入球頻度が高く)なっていればよい。また、高ベース状態は、特別図柄の時短状態に付随せずに独立して制御されるようにしてもよい。この様な高ベース状態を発生する機能を「高ベース発生機能」という。
A high base state may not be one in which all of the above functions are active. That is, the probability variation function for normal symbols, the variation time reduction function, and the operation of at least one of the opening time extension function of the variable winning
前述した通り、本実施例1のパチンコ遊技機1では、第1特別図柄の当否判定よりも第2特別図柄の当否判定の方が遊技者にとって有利であるので、遊技者は第1特別図柄を変動表示させることなく、第2特別図柄を変動表示させようとする可能性がある。すなわち、通常状態(低確低ベース状態)であっても、右打ち遊技を行おうとする可能性がある。しかしながら、前述したように、通常状態(低確低ベース状態)では、第2特別図柄の変動時間(平均変動時間)を、第1特別図柄の変動時間(平均変動時間)と比べて極めて長期間に設定しているため、通常状態で第2特別図柄を変動表示させても(第3始動口26に入球させても)、多くの回数変動表示させることができず、遊技効率が非常に悪いものとなっている。すなわち、右打ち遊技により第2特別図柄を変動表示させるよりも、左打ち遊技によって第1特別図柄を変動表示させる方が、遊技者に有利となる。ここで、「第1特別図柄が遊技中でない状態(非遊技状態)」とは、第1特別図柄が変動表示中でなく(確定停止表示時間含む)且つ第1特別図柄の保留数が「0」であることをいう。また、「第2特別図柄が遊技中でない状態(非遊技状態)」とは、第2特別図柄が変動表示中でなく(確定停止表示時間含む)且つ第2特別図柄の保留数が「0」であることをいう。
As described above, in the
また、高確高ベース状態や低確高ベース状態といった高ベース状態では、第2始動口21が開状態となる頻度が向上すると共に、第1特別図柄時短機能により、第1特別図柄の変動時間が短時間となり、右打ち遊技による遊技効率がよくなる。このような場合には、左打ち遊技を行うよりも右打ち遊技を行って第1特別図柄当否判定を行った方が、有利に遊技を進行できる。また、高ベース状態では、低ベース状態と比べて第2始動口21が開放されやすくなっており、第1始動口20への入球よりも第2始動口21への入球の方が容易となっているからである。そのため、普通図柄当否判定の契機となるゲート28へ遊技球を通過させつつ、第2始動口21へ遊技球を入球させるべく右打ちを行う。
In addition, in a high base state such as a high probability high base state or a low probability high base state, the frequency that the
また、高確低ベース状態では、第2特別図柄時短機能により、第2特別図柄の変動時間が短時間となり、右打ち遊技による遊技効率がよくなる。このような場合には、右打ち遊技を行って遊技者にとって有利な第2特別図柄当否判定を行った方が、有利に遊技を進行できる。また、高確低ベース状態においては、第2始動口21への入球頻度は、低確低ベース状態(通常状態)と同様であり、第2始動口21への入球に基づいて実行される第1特別図柄の変動時間は(低確低ベース状態と比較して)長時間に変化している。また、高確低ベース状態では、普通図柄についての確率変動機能、変動時間短縮機能、並びに、可変入賞装置22の開放時間延長機能が何れも作動していないため、第2始動口21への入球頻度が高ベース状態と比較して低い。そのため、第2始動口21への入球に基づく賞球は、高ベース状態ほど得ることができない。しかしながら、その代わりに、第2特別図柄当否判定によって、高い確率で発生する小当り(小当り確率:420/630)によって、大当り間に遊技球が減少することを防ぎ、むしろ小当りを頻発させる(複数回発生させる)ことによって、持ち球を増加させることも可能である。
In addition, in the high-probability-low base state, the variation time of the second special symbol is shortened by the second special symbol time-saving function, and the game efficiency in the right-handed game is improved. In such a case, it is possible to proceed with the game advantageously by playing the right-handed game and performing the second special symbol propriety determination which is advantageous for the player. In addition, in the high probability and low base state, the frequency of entering the
すなわち、高ベース状態(低確高ベース状態、高確高ベース状態)においては、右打ち遊技によって、第2始動口21への入球を頻発させることで、第2始動口21への入球に対する賞球を獲得して、持ち球を大きく減らすことなく、第1特別図柄当否判定によって次の大当りの発生を狙う。尚、本実施例では、第2始動口21への入球に基づく賞球数が1個に設定されており、右打ちした遊技球が全て第2始動口21に入球したとしても、遊技球が増加することはない(維持となる)。また、本実施例では、右打ちした遊技球の約75~85%が第2始動口21に入球するような設定とされているため、他の入球口に入球しない限り、高ベース状態を長期間継続すると、若干ではあるが持ち球を減少する仕様となっている。また、第2アウト口34bの周辺の遊技釘を調整することで、第2始動口21への遊技球の入球率を調整することが可能となる。
That is, in the high base state (low probability high base state, high probability high base state), by frequently hitting the ball to the
一方、高確低ベース状態においては、右打ち遊技によって、第3始動口26への入球に基づく第2特別図柄当否判定によって高頻度(420/630)で小当りを発生させて、高確低ベース状態中に小当り遊技での持ち球の増加を図ると共に、第1特別図柄当否判定よりも有利な第2特別図柄当否判定によって次の大当りの発生を狙う。尚、本実施例1のパチンコ遊技機では、高確低ベース状態においては、次の大当りが発生しない期間が長いほど(高確低ベース状態の期間が長く続くほど)、多数の小当り発生させる(小当り遊技を実行する)機会が多くなり、遊技者に有利となる。
On the other hand, in the high-probability-low base state, a small hit is generated at a high frequency (420/630) by the right-handed game by the second special symbol propriety determination based on the ball entering the
[盤面構成と遊技状態の説明]
また、図3に示すように、右遊技領域3B(第2遊技領域)には、各種入球口が、遊技領域の上流側からゲート28(開始ゲート29)、第1大入賞口30、第2始動口21、第2第入賞口35の順に、最適な順序で配置されている。また、右遊技領域3Bの遊技球流下通路が図3に示すように形成されているため、これらの各入賞口が閉状態のときは、右遊技領域3Bに発射した遊技球の90%程度は、ゲート28(開始ゲート29)を通過し、その後第1大入賞口30の開閉部材32上面を流下し、その後第2始動口21の可動部材23上面を流下し、その後第2第入賞口35の開閉部材37上面を流下し、アウト口34への流下する構成とされている。そして、その流下途中に開状態の入賞口がある場合には、当該入賞口に入球し、当該入賞口から遊技盤裏面に排出され、入球した遊技球は、それより下流の遊技領域にはいかない構成となっている。また、ゲート28側に流入しない残りの10%程度は、ゲート28の上流側に設けた第2アウト口34bに入球し、遊技機外に排出される。また、この第2アウト口34bの周辺の遊技釘の角度を調整することで、ゲート28側への遊技球の流入割合を調整することが可能である。
[Description of board structure and game state]
Further, as shown in FIG. 3, in the
ゲート28を最上流に配置したことで、開放した第2始動口21等によって、ゲート28に遊技球が到達するのが阻害されるといった事態の発生を防止することができる。また、普通図柄保留が「0」となって、待ち時間(普通図柄が変動しないといった状態)が発生してしまうのを極力防止できる。すなわち、右遊技領域の最上流にゲート28を配置したことで、他の入賞口の開放の有無に関係なく、右打ちしたほとんど全ての遊技球をゲート28に通過させることができる。また、ゲート28を通過した遊技球は、そのまま右遊技領域を下流側に流下するため、ゲート28の存在が他の入賞口への入球を阻害することもない。
By arranging the
高ベース状態(低確高ベース状態、高確高ベース状態)において右打ち遊技を行うと、まず遊技球がゲート28を通過し、第2始動口21を開状態とするかどうかの判定が実行される。高ベース状態では、普通図柄の変動時間が短時間(1秒)に設定され、且つ、普通図柄当り確率もほぼ当りとなる高確率(239/240)に設定されているため、遊技球がゲートを通過した後すぐに(1秒後に)、可動部材23が動作して第2始動口21が開状態となる。すなわち、ゲート28を遊技球が通過して普通図柄当否判定が実行され、普通図柄が変動表示する場合、当該ゲートを通過した当該遊技球が第2始動口21の入口に到達する前に、第2始動口21は開状態となる。また、第2始動口21の開放時間も6.0秒の1回開放とされるため、右打ち遊技を継続する限り、第2始動口21は、1秒の普通図柄変動時間中は閉鎖し、その後6.0秒の1回開放を行う、1秒の普通図柄変動時間中は閉鎖し、その後6.0秒の1回開放を行う、というサイクルを繰り返すこととなる(1秒閉鎖→6.0秒開放→1秒閉鎖→約6.0秒開放→・・・)。
When the right-handed game is performed in the high base state (low probability high base state, high probability high base state), the game ball first passes through the
従って、高ベース状態で右打ち遊技を行うと、第2始動口21がほぼ開放した状態となり、右遊技領域3Bを流下する遊技球は、ほとんど(約70~80%)第2始動口21に入球することとなる。また、遊技球が第2始動口21に入球すると、第1特別図柄当否判定が実行される。第1特別図柄当否判定では、高確高ベース状態においては、1/63の確率で大当りとなり、小当りは発生せず、62/63の確率で外れとなる。
Therefore, when a right-handed game is played in the high base state, the
まず、第1特別図柄当否判定の結果が外れとなった場合、右遊技領域3Bを流下する遊技球は、ゲート28を通過した後、ほとんど(約70~80%)の遊技球は開状態となる第2始動口21に入球し、その他の遊技球は第2始動口21の手前で分岐する遊技球通路から下流に流下し、第2始動口21に流下することなく、第3始動口26に入球するか、アウト口34に流入する。これにより、第1特別図柄当否判定が連続的に(高頻度で)実行される。尚、第2始動口21に1個入球したことによって、1個の賞球が排出されるため、持ち球の減少速度を低減して第1特別図柄当否判定を実行し、次の大当りを狙うことが可能となる。また、第3始動口26に1個入球したことによっても、1個の賞球が排出される。
First, when the result of the first special symbol propriety determination is out, the game balls flowing down the
次に、第1特別図柄当否判定の結果が大当りとなった場合、第2始動口21の上流側の第1大入賞口30が、図6に示す大当り種別に応じた態様で開状態となる。また、第2始動口21の下流側に設けられた第2大入賞口35は、大当り遊技において開状態としない。これにより、大当り遊技か開始されると、右打ちに遊技よって流下する遊技球は、第2始動口21等の他の入賞口によって入球を阻害されることなく、円滑に第1大入賞口30に入球する。ここで、第2始動口21を第1大入賞口30よりも上流に配置した場合、大当り遊技中は低ベース状態に移行するものの、本実施例では、低ベース状態でも第2始動口21が開状態となりうる仕様としているため、大当り遊技中に右遊技領域を流下する遊技球が、第2始動口21に先に入球してしまい、第2始動口21に入球しなかった遊技球だけが第2大入賞口30に入球するといった事態が生じる。
Next, when the result of the first special symbol success/failure determination is a big win, the first big
しかも、第2始動口21への入球に基づく賞球は1個とされているため、大当り遊技の実行時間が徒に長期間化するだけで、遊技者には何らのメリットもない。むしろ、遊技が冗長となり、円滑に進まず、遊技興趣を低下させる虞がある。そこで、本実施例のように、第1大入賞口30を、第2始動口21の上流側に配置することで、そのような事態を防止し、大当り遊技を円滑に進行することが可能となる。尚、大当り遊技中以外は第1大入賞口30が開放することはないため、大当り遊技中以外のときに、第1大入賞口30が第2始動口21への入球を阻害することもない。
Moreover, since only one prize ball is entered into the
次に、高確低ベース状態について説明する。高確低ベース状態は、低ベース状態であるが、第2特別図柄の変動時間が短時間となるため、右打ちで遊技を進行するのが遊技者にとって有利となっている。高確低ベース状態において右打ち遊技を行うと、まず遊技球がゲート28を通過し、第2始動口21を開状態とするかどうかの判定(普通図柄当否判定)が実行される。低ベース状態(高確低ベース状態)では、普通図柄の変動時間が高ベース状態と比べて長時間(3秒)に設定され、且つ、普通図柄当り確率も高ベース状態と比較して低い確率(1/240)に設定されているため、遊技球がゲートを通過した後、少し時間をおいて(3秒後に)、当りとなれば可動部材23が動作して第2始動口21が開状態となる。当りとなる確率は1/240に設定されているので、ほぼ外れとなり、第2始動口21が開状態となる可能性は低い。尚、このような態様に変えて、低ベース状態における普通図柄当否判定で当りとなる確率を0/240とし、全て外れ結果となるようにしてもよい。このようにすれば、低ベース状態において第2始動口21が開状態となることはない。また、高ベース状態における当り確率は同様に、239/240とする。
Next, the high-probability-low base state will be described. The high-probability-low base state is a low base state, but since the fluctuation time of the second special symbol is short, it is advantageous for the player to proceed with the game by hitting to the right. When a right-handed game is performed in the high-probability-low base state, the game ball first passes through the
すなわち、高確低ベース状態では、第2始動口21が開状態となる確率は非常に低く設定されているため、第2始動口21入口まで流下してきた遊技球が、第2始動口21に入球する可能性は低く、可動部材23の上面を通過して第2大入賞口35入口まで到達する可能性が高く設定されている。尚、第2特別図柄当否判定の結果が小当りとなる可能性は、高ベース状態(低確高ベース状態、高確高ベース状態)であっても、高確低ベース状態であっても変わらない。すなわち、小当り確率は遊技状態にかかわらず、変化しない(小当り確率:420/630)。また、第1特別図柄当否判定の結果には小当りを有しておらず、第2特別図柄当否判定の結果にだけ小当りを有している。
That is, in the high-probability-low base state, the probability that the
開閉部材32の上面を通って第1大入賞口30の下流に流下する遊技球は、分岐部によって、第3始動口26側通路と、第2始動口21側通路とに分岐する。第3始動口26側通路に流入した遊技球が第3始動口26に入球すると、第2特別図柄当否判定が実行される。また、高確低ベース状態では、遊技球がゲート28を通過しても第2始動口21が開状態となる可能性は低いため、第2始動口21側通路に流入した遊技球は、ほぼ全てが、第2始動口21に入球することなく、第2始動口21の下流に設けられた第2大入賞口35及び第3アウト口34c側に流下する。
A game ball flowing downstream of the first big winning
また、第3始動口26に入球することに基づいて実行された第2特別図柄当否判定の結果が小当りとなった場合、第2始動口21の下流側の第2大入賞口35が、図6に示す小当り用の開閉態様で開状態となる。具体的には、0.3秒の開動作を6回実行する(開動作間の閉鎖時間は0.1秒、総開放時間1.8秒)。そして、第2始動口21側通路に流入した遊技球は、閉状態の第2始動口21の可動部材23の上面を通過して第2大入賞口35まで流下し、小当り遊技によって開状態となっている第2大入賞口35に入球する。
In addition, when the result of the second special symbol success/failure determination executed based on entering the
第2大入賞口35への入球に基づく賞球は、1個の入球に対して10個の賞球とされているため、小当り遊技中に第2大入賞口35に入球させることで、高確低ベース状態中に持ち球を増加させることが可能となる。また、高確低ベース状態は、少なくとも、特別図柄当否判定によって次の大当りが発生するまで継続するため、高確低ベース状態が長期間継続するほど、遊技者は、持ち球を増加させることが可能となる。尚、高確高ベース状態では、第2特別図柄時短状態であると共に第1特別図柄の変動時間が長時間(第1特別図柄長時間状態)に設定されているため、第2特別図柄当否判定の実行頻度が第1特別図柄当否判定の実行頻度よりも高い。尚、本実施例では、1回の小当り遊技の発生により、平均して約20個の賞球(2個の入球)を獲得可能としている。この小当り遊技を次の大当りが発生するまでの期間に複数回(多数回)発生させることで、多量の遊技球を増加させる(例えば、10回で200個)ことも可能となる。またこれにより、右打ち遊技を継続する「連荘期間」の総獲得球として、大当り遊技の獲得球に加えて小当り遊技の獲得球を加算でき、より大量の遊技球を獲得可能となる。またこれにより、遊技興趣を高めることが可能となる。
The prize balls based on the entry into the second
また、ゲート28、大当り用(大当り専用)の第1大入賞口30及び第2始動口21よりも下流(これらのなかで最下流)に配置した第2大入賞口35は、小当り用(小当り専用)の大入賞口とされている。また、小当り用の大入賞口である第2大入賞口35を、第2始動口21よりも下流に配置することで、第2始動口21の開動作(開閉制御)によって、第2大入賞口35に到達する遊技球の数(割合)を制御可能としている。具体的には、第2始動口21の開閉制御(開状態となる時間、普通図柄の変動時間、普通図柄当否判定の当り確率)によって、小当り遊技が実行された場合に、高ベース状態(低確高ベース状態、高確高ベース状態)よりも、高確低ベース状態の方が、第2大入賞口35に遊技球が入球する可能性を高くしている。また、本実施例では、図3に示すように、第2始動口21を(入球することなく)通過しない限り、第2大入賞口35へは到達しない流路を形成することで、第2始動口21の開閉制御による効果を、より効果的なものとしている。
In addition, the
また、本実施例では、小当り遊技が発生し得る低確高ベース状態では、第2始動口21はほとんど開状態とならない構成としているため(全く開状態とならない構成としてもよい)、小当り遊技発生時の第2大入賞口35への入球率を、第2始動口21への入球によって調整するのは困難である。そこで、第2始動口21と第2大入賞口35との間に、第3アウト口34cを設け、この第3アウト口34cへの入球率を調整可能とすることで、第2大入賞口35への入球率を調整可能としている。
In addition, in the present embodiment, in the low probability high base state in which a small winning game can occur, the
またこれにより、同じ右打ち遊技であっても、第2始動口21に遊技球を入球させて持ち球をほぼ維持(微増又は微減を含む)しながら(又は、持ち球減少の速度を抑制しながら)、第1特別図柄当否判定の結果が大当り(有利な大当り)となることに期待して遊技する状態(高ベース状態)と、第3始動口26に遊技球を入球させて小当り発生時に第2大入賞口35に入球させて持ち球を増加させながら、第2特別図柄当否判定の結果が大当り(有利な大当り)となることに期待して遊技する状態(高確低ベース状態)と、を有し、遊技性を多様化している。またこれにより、遊技興趣を高めることが可能となる。尚、遊技者にとっては、高ベース状態よりも、持ち球の増加を図ることが可能な高確低ベース状態の方が有利な遊技状態となる。また、右打ち遊技を継続しているなかで、高ベース状態(低確高ベース状態又は高確高ベース状態)と、高確低ベース状態と、を移行し得るので、これによっても遊技性を多様化し、遊技興趣を高める。
In addition, as a result, even in the same right-handed game, the game ball is entered into the
また、開始ゲート29は、ゲート28と兼用することで、右遊技領域3Bにおいて最上流に設けている。これにより、大当り待機状態となった場合に、第2始動口21等によって開始ゲート29への通過を阻害されることなく、任意のタイミングで遊技球を開始ゲート29に通過させ、大当り遊技を開始することが可能となる。尚、開始ゲート29及びゲート28は別個に設けてもよいが、その場合、開始ゲート29は、ゲート28より上流であっても下流であっても構わないが、第1大入賞口30、第2始動口21、第3始動口26、第2大入賞口35よりは上流に設けることを要する。
In addition, the
また、右打ち遊技を行うべき状態のとき、発射方向表示器47が所定の態様で点灯制御され、右遊技領域へ発射すべきことを報知する。また、左打遊技を行うべき状態のとき、発射方向表示器47が所定の態様で点灯制御(表示制御)され、左遊技領域へ発射すべきことを報知する。具体的に、発射方向表示器47は、「yz」の2個のLEDで構成されており、遊技状態に応じてLEDを点灯させることにより発射方向を示すものである。例えば、低ベース状態では、「y□z□」(例えば、□:消灯、■:点灯とする)というように両LEDを消灯する表示態様として左遊技領域へ発射すべきことを報知することができる。また、高ベース状態では、「y■z■」(例えば、□:消灯、■:点灯とする)というように両LEDを点灯する表示態様として右遊技領域へ発射すべきことを報知することができる。
Further, when the right-handed game should be performed, the
ここで、本実施例のパチンコ遊技機1では、識別情報(特別図柄、演出図柄)の変動表示が行われるときの遊技状態を「低確低ベース状態」、「高確低ベース状態」、「低確高ベース状態」及び「高確高ベース状態」の何れかに制御可能としているが、そのうち、低確低ベース状態のことを「通常遊技状態」ともいい、高確低ベース状態のことを「特定遊技状態」ともいう。
Here, in the
[主制御メイン処理]
次に、図10~図46に基づいて遊技制御用マイコン81の動作(主制御部による制御処理)について説明する。尚、遊技制御用マイコン81の動作説明にて登場するカウンタ、フラグ、ステータス、バッファ等は、主制御基板80のRAMに設けられている。主制御基板80に備えられた遊技制御用マイコン81は、パチンコ遊技機1の電源がオンされると、主制御基板80のROMから図10に示した主制御メイン処理のプログラムを読み出して実行する。図10に示すように、主制御メイン処理では、まず初期設定を行う(S101)。初期設定では、例えば、スタックの設定、定数設定、割り込み時間の設定、主制御基板80のCPUの設定、SIO、PIO、CTC(割り込み時間用コントローラ)の設定や、各種のフラグ、ステータス及びカウンタのリセット等を行う。フラグの初期値は「0」つまり「OFF」であり、ステータスの初期値は「1」であり、カウンタの初期値は「0」である。また、初期設定(S101)は、電源投入後に一度だけ実行され、それ以降は実行されない。尚、実施例及び図面において、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」、第1特別図柄を「特図1」や「第1特図」、第2特別図柄を「特図2」や「第2特図」ということがある。
[Main control main processing]
Next, the operation of the game control microcomputer 81 (control processing by the main control unit) will be described with reference to FIGS. 10 to 46. FIG. Note that the counter, flag, status, buffer, etc. appearing in the explanation of the operation of the
初期設定(S101)に次いで、割り込みを禁止し(S102)、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S103)を実行する。この普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S103)では、図7に示した種々の乱数カウンタの値を1加算する更新を行う。各乱数カウンタの値は上限値に至ると「0」に戻って再び加算される。尚各乱数カウンタの初期値は「0」以外の値であってもよく、ランダムに変更されるものであってもよい。更新された乱数カウンタ値は主制御基板80のRAMの所定の更新値記憶領域(図示せず)に逐次記憶される。
After the initial setting (S101), interrupts are prohibited (S102), and the normal design/special design main random number update process (S103) is executed. In this normal symbol/special symbol main random number update process (S103), the values of various random number counters shown in FIG. 7 are updated by adding one. When the value of each random number counter reaches the upper limit, it returns to "0" and is added again. The initial value of each random number counter may be a value other than "0", or may be changed randomly. The updated random number counter value is sequentially stored in a predetermined update value storage area (not shown) of the RAM of the
普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S103)が終了すると、割り込みを許可する(S104)。割り込み許可中は、割り込み処理(S105)の実行が可能となる。この割り込み処理(S105)は、例えば4msec周期で主制御基板80のCPUに繰り返し入力される割り込みパルスに基づいて実行される。そして、割り込み処理(S105)が終了してから、次に割り込み処理(S105)が開始されるまでの間に、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S103)による各種カウンタ値の更新処理が繰り返し実行される。尚、割り込み禁止状態のときにCPUに割り込みパルスが入力された場合は、割り込み処理(S105)はすぐには開始されず、割り込み許可(S104)がされてから開始される。
When the normal symbol/special symbol main random number update process (S103) ends, the interrupt is permitted (S104). While interrupts are enabled, interrupt processing (S105) can be executed. This interrupt processing (S105) is executed based on an interrupt pulse that is repeatedly input to the CPU of the
[割り込み処理]
次に、図11を用いて割り込み処理(S105)について説明する。割り込み処理(S105)では、まず出力処理(S201)を実行する。出力処理(S201)では、以下に説明する各処理において主制御基板80のRAMに設けられた出力バッファにセットされたコマンド(制御信号)等を、副制御基板90や払出制御基板110等に出力する。ここで出力するコマンド等には、遊技状態、特別図柄当否判定の結果、大当り種別としての図柄、変動パターン等に関する情報等が挙げられる。尚コマンドは、例えば2バイトの情報からなる。上位1バイトは、コマンドの種類に関する情報であり、下位1バイトはコマンドの内容に関する情報である。
[Interrupt processing]
Next, the interrupt processing (S105) will be described with reference to FIG. In the interrupt process (S105), first, the output process (S201) is executed. In the output process (S201), the command (control signal) set in the output buffer provided in the RAM of the
出力処理(S201)に次いで行われる入力処理(S202)では、主にパチンコ遊技機1に取り付けられている各種センサ(第1始動口センサ20a,第2始動口センサ21a、第3始動口センサ26a、第1大入賞口センサ30a、第2大入賞口センサ35a、一般入球口センサ27a等(図5参照))が検知した検知信号を読み込み、賞球情報としてRAMの出力バッファに記憶する。また、余剰球受皿62(「下皿」ともいう)の満杯を検知する下皿満杯スイッチからの検知信号も取り込み、下皿満杯データとしてRAM84の出力バッファに記憶する。
In the input processing (S202) that follows the output processing (S201), various sensors (first starting
次いで、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S203)を実行する。普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S203)は、図10の主制御メイン処理で行う普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S103)と同様の処理である。即ち、図7に示した各種乱数カウンタ値(普通図柄乱数カウンタ値も含む)の更新処理は、タイマ割り込み処理(S105)の実行期間と、それ以外の期間(割り込み処理(S105)の終了後、次の割り込み処理(S105)が開始されるまでの期間)との両方で行われている。これにより、各種乱数の取得値にランダム性を持たせている。 Then, a normal symbol/special symbol main random number update process (S203) is executed. The normal design/special design main random number update process (S203) is the same process as the normal design/special design main random number update process (S103) performed in the main control main process of FIG. That is, the updating process of various random number counter values (including the normal symbol random number counter value) shown in FIG. period until the next interrupt process (S105) starts). As a result, randomness is imparted to the acquired values of various random numbers.
普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S203)に次いで、後述する始動口センサ検知処理(S204)、始動入球時処理(S205)、普図動作処理(S206)、特図1動作処理(S207)、特図2動作処理(S208)、保留球数処理(S209)、及び、電源断監視処理(S210)を実行する。その後、その他の各種処理(S211)を実行して、割り込み処理(S105)を終了する。そして、次に主制御基板80(主制御部)のCPUに割り込みパルスが入力されるまでは、主制御メイン処理のS102~S104の処理が繰り返し実行され(図10参照)、割り込みパルスが入力されると(約4msec後)、再び割り込み処理(S105)が実行される。再び実行された割り込み処理(S105)の出力処理(S201)においては、前回の割り込み処理(S105)にてRAMの出力バッファにセットされたコマンド等が出力される。 After the normal design/special design main random number update process (S203), the later-described start opening sensor detection process (S204), start ball time process (S205), normal figure operation process (S206), special figure 1 operation process (S207) ), special figure 2 operation processing (S208), number of pending balls processing (S209), and power off monitoring processing (S210) are executed. After that, various other processes (S211) are executed, and the interrupt process (S105) ends. Then, until the next interrupt pulse is input to the CPU of the main control board 80 (main control unit), the processing of S102 to S104 of the main control main processing is repeatedly executed (see FIG. 10), and the interrupt pulse is input. Then (about 4 msec later), the interrupt process (S105) is executed again. In the output process (S201) of the interrupt process (S105) that is executed again, the commands set in the output buffer of the RAM in the previous interrupt process (S105) are output.
[始動口センサ検知処理]
次に、図12を用いて、始動口センサ検知処理(S204)について説明する。始動口センサ検知処理(S204)ではまず、ゲート28に遊技球が通過したか否か、即ち、ゲートセンサ28aによって遊技球が検知されたか否かを判定する(S301)。ゲート28を遊技球が通過したと判定した場合(S301でYES)、次いで、普通図柄保留球数(普図保留の数、具体的にはRAMに設けた普図保留の数をカウントするカウンタの値)が4以上であるか否か判定する(S302)。一方、S301、遊技球がゲート28を通過していないと判定した場合(S301でNO)、S305に進む。
[Starting port sensor detection processing]
Next, the starting opening sensor detection process (S204) will be described with reference to FIG. In the start sensor detection process (S204), first, it is determined whether or not the game ball has passed through the
S302で、普通図柄保留球数が4以上であると判定した場合(S302でYES)、S305に進む。一方、普通図柄保留球数が4以上でないと判定した場合(S302でNO)、記憶されている普通図柄保留球数に「1」を加算し(S303)、普通図柄乱数取得処理(S304)を行い、S305に進む。普通図柄乱数取得処理(S304)では、RAMの更新値記憶領域(図示せず)に記憶されている普通図柄当否判定用乱数カウンタの値(ラベル-TRND-H、図7(B))を取得し、その取得乱数値(取得情報、普図取得情報)を、主制御基板80のRAMに設けられた普図保留記憶部のうち現在の普通図柄保留球数に応じたアドレス空間に格納する。
In S302, when it is determined that the number of normal design reserved balls is 4 or more (YES in S302), the process proceeds to S305. On the other hand, when it is determined that the number of normal symbol reserved balls is not 4 or more (NO in S302), "1" is added to the number of normal symbol reserved balls stored (S303), and normal symbol random number acquisition processing (S304) is performed. and proceed to S305. In the normal symbol random number acquisition process (S304), the value of the random number counter for normal symbol validity determination (label-TRND-H, FIG. 7(B)) stored in the updated value storage area (not shown) of the RAM is acquired. Then, the acquisition random value (acquisition information, general pattern acquisition information) is stored in the address space corresponding to the current number of normal symbol reservation balls out of the general pattern reservation storage section provided in the RAM of the
S305では、第1始動口20又は第2始動口21に遊技球が入球したか否か、即ち、第1始動口センサ20a又は第2始動口センサ21aによって遊技球が検知されたか否かを判定する(S305)。S305で、第1始動口20又は第2始動口21に遊技球が入球していないと判定した場合(S305でNO)、S309に進む。一方、S305で、第1始動口20又は第2始動口21に遊技球が入球したと判定した場合(S305でYES)、特図1保留球数(第1特図保留の数、具体的には主制御部80のRAMに設けた第1特図保留の数をカウントするカウンタの数値)が4個(上限数)に達しているか否か判定する(S306)。そして、S306で、特図1保留球数が4個に達していると判定した場合(S306でYES)、S309に進む。S306で、特図1保留球数が4個未満であると判定した場合(S306でNO)、記憶されている特図1保留球数に1を加算し(S307)、特図1関係乱数取得処理を行い(S308)、S309に進む。
In S305, it is determined whether or not the game ball has entered the
特図1関係乱数取得処理(S308)では、RAMの更新値記憶領域(図示せず)に記憶されている特別図柄当否判定用乱数カウンタの値(ラベル-TRND-A)、大当り種別決定用乱数カウンタの値(ラベル-TRND-AS)、及び変動パターン乱数カウンタの値(ラベル-TRND-T1)を取得し(図7(A)に示す乱数の値)、それら取得乱数値(取得情報、特図取得情報)を第1特図保留記憶部85aのうち現在の特図1保留球数に応じたアドレス空間に格納する。 In the special figure 1 related random number acquisition process (S308), the value of the special symbol propriety determination random number counter (label-TRND-A) stored in the updated value storage area (not shown) of the RAM, the random number for determining the jackpot type Obtain the value of the counter (label-TRND-AS) and the value of the fluctuation pattern random number counter (label-TRND-T1) (the value of the random number shown in FIG. 7(A)), Figure acquisition information) is stored in the address space corresponding to the current number of special figure 1 pending balls out of the first special figure pending storage unit 85a.
S309では、第3始動口26に遊技球が入球したか否か、即ち、第3始動口センサ26aによって遊技球が検知されたか否かを判定する(S309)。S309で、第3始動口26に遊技球が入球していないと判定した場合(S309でNO)、処理を終える。一方、S309で、第3始動口26に遊技球が入球したと判定した場合(S309でYES)、次いで、特図2保留球数(第2特図保留の数、具体的には主制御部80のRAMに設けた第2特図保留の数をカウントするカウンタの数値)が4個(上限数)に達しているか否か判定する(S310)。そして、S310で、特図2保留球数が4個に達していると判定した場合(S310でYES)、処理を終える。S310で、特図2保留球数が4個未満であると判定した場合(S310でNO)、記憶されている特図2保留球数に「1」を加算し(S311)、特図2関係乱数取得処理を行い(S312)、処理を終える。
In S309, it is determined whether or not the game ball has entered the
特図2関係乱数取得処理(S312)では、特図1関係乱数取得処理(S308)と同様に、RAMの更新値記憶領域(図示せず)に記憶されている特別図柄当否判定用カウンタの値(ラベル-TRND-A)、大当り種別決定用乱数カウンタの値(ラベル-TRND-AS)、及び、変動パターン乱数カウンタの値(ラベル-TRND-T1)を取得し(図7(A)に示す乱数値)、それら取得乱数値を第2特図保留記憶部85bのうち現在の特図2保留球数に応じたアドレス空間に格納する。 In the special figure 2 related random number acquisition process (S312), as in the special figure 1 related random number acquisition process (S308), the value of the special symbol propriety determination counter stored in the update value storage area (not shown) of the RAM (Label-TRND-A), the value of the jackpot type determination random number counter (label-TRND-AS), and the value of the fluctuation pattern random number counter (label-TRND-T1) are acquired (shown in FIG. 7 (A) random value), and store those obtained random values in the address space corresponding to the current number of special figure 2 reserved balls out of the second special figure reserved storage unit 85b.
[始動入球時処理]
次に、図13を用いて、始動入球時処理(S205)について説明する。遊技制御用マイコン81は、始動口センサ検知処理(S204)に次いで始動入球時処理(S205)を行う。図13に示すように、始動入球時処理(S205)ではまず、特図2保留球数が「1」増加したか否かを判定する(S315)。そして、特図2保留球数が「1」増加したと判定した場合(S315でYES)、S316の処理に移行する。これは、第2始動口に遊技球が入球したことに基づいて、始動口センサ検知処理(S204)におけるS307で特図2保留球数に「1」を加算した場合が該当する。一方、特図2保留球数が増加していないと判定した場合(S315でNO)、S319の処理に移行する。
[Starting ball entry process]
Next, the starting ball entry process (S205) will be described with reference to FIG. The
S316では、直前の始動口センサ検知処理(S204)における特図2関係乱数取得処理(S308)で取得して第2特図保留記憶部に記憶した最新の取得乱数値(取得情報)を読み出す(S316)。次いで、読み出した第2特別図柄に係る取得乱数値を判定する(S317)。S317では、読み出した取得乱数値のうち、特別図柄当否判定用乱数カウンタの値(特別図柄当否判定用乱数値)については、現在の遊技状態(低確率状態か高確率状態か)に応じて大当りか外れかを判定(事前判定)し、当該判定の結果が大当りである場合には、さらに大当りの種別を判定(事前判定)する。このS317による判定(事前判定)は、特図2保留についての当否判定(大当りか否かの判定)を、後述の特図2当否判定処理における当否判定に先立って行う事前判定(所謂「保留先読み」)に相当するものである。 In S316, the latest acquired random number (acquired information) acquired in the special figure 2 related random number acquisition process (S308) in the immediately preceding start sensor detection process (S204) and stored in the second special figure reservation storage unit (acquired information) is read ( S316). Next, the acquisition random number value related to the read second special symbol is determined (S317). In S317, among the obtained random numbers read out, the value of the special symbol success/failure determination random number counter (special symbol success/failure determination random number) is determined according to the current game state (low probability state or high probability state). If the result of the determination is a big hit, the type of the big win is further determined (preliminary determination). The determination (preliminary determination) by this S317 is a prejudgment (so-called "reservation look-ahead ”).
尚、大当りか否かの事前判定は、大当り判定テーブル(図8(A)を参照)、すなわち、高確率状態であれば高確率状態用の大当り判定テーブル、通常状態(低確率状態)であれば通常状態用の大当り判定テーブルに基づいて、大当り判定値と一致するか否かを判定することが可能である。また、他の事前判定態様として、変動パターン情報を判定可能な変動パターン情報判定テーブルとして、通常状態用(低確率状態用)の変動パターン情報判定テーブルと、高確率状態用(高確率状態用)の変動パターン情報判定テーブルと、を有するものとする。そして、事前判定においては、取得乱数値(特別図柄当否判定用乱数カウンタの値等)と、遊技状態に応じた変動パターン情報判定テーブルと、に基づいて、所定の変動パターン情報を選択するものとすることが可能である。そして、この選択した変動パターン情報から、大当りかどうかや大当り種別、大当り信頼度の高い遊技演出が実行されるかどうか等を識別可能とすることができる。 In addition, the prior determination of whether or not the jackpot is a jackpot determination table (see FIG. 8 (A)), that is, if it is a high probability state, it is a jackpot determination table for a high probability state, if it is a normal state (low probability state) For example, based on the jackpot determination table for the normal state, it is possible to determine whether or not the value matches the jackpot determination value. In addition, as another prior determination mode, as a variation pattern information determination table that can determine variation pattern information, a variation pattern information determination table for normal state (for low probability state) and for high probability state (for high probability state) and a variation pattern information determination table. Then, in the preliminary determination, predetermined variation pattern information is selected based on the obtained random number value (such as the value of the random number counter for determining whether the special symbol is right or wrong) and the variation pattern information determination table according to the game state. It is possible to Then, from the selected variation pattern information, it is possible to identify whether or not the game is a big win, the type of the big win, and whether or not a game effect with a high degree of reliability of the big win is to be executed.
次いでS318では、S317による判定の結果に係る遊技情報(事前判定情報)、具体的には、特別図柄当否判定用乱数値が大当り判定値と一致するか否かを示す情報(大当り情報)や、大当り種別決定用乱数カウンタの値(大当り種別決定用乱数値)を示す情報(大当り種別情報)、特別図柄当否判定用乱数値が小当り判定値と一致するか否かを示す情報(小当り情報)、変動パターン乱数カウンタの値(変動パターン乱数値)を示す情報等を含むコマンドデータを、特図2始動入球コマンドとして生成し、当該コマンドをRAMの出力バッファにセットする(S318)。尚、特図2始動入球コマンドとして、S316で読み出した特図2取得乱数の値の一部または全部を、そのまま副制御基板に送信するようにしてもよいし、特図2取得乱数の値はそのまま送信せず、特図2取得乱数の値に基づいて取得した遊技情報(例えば、前述の変動パターン情報等)を送信するようにしてもよい。 Next, in S318, game information (preliminary determination information) related to the result of determination by S317, specifically, information indicating whether or not the random number value for special symbol success/failure determination matches the big hit determination value (big hit information), Information indicating the value of the random number counter for determining the jackpot type (random number for determining the jackpot type) (jackpot type information), information indicating whether the random number for special symbol success/failure determination matches the small hit determination value (small hit information ), command data including information indicating the value of the variation pattern random number counter (variation pattern random number value) is generated as a special figure 2 start ball command, and the command is set in the output buffer of the RAM (S318). In addition, as a special figure 2 start ball command, part or all of the value of the special figure 2 acquisition random number read in S316 may be sent to the sub control board as it is, or the value of the special figure 2 acquisition random number is not transmitted as it is, and the game information (for example, the above-mentioned fluctuation pattern information etc.) acquired based on the value of the special figure 2 acquisition random number may be transmitted.
また、主制御部80から送信した特図2始動入球コマンドをサブ制御部90で解析することで、大当りに係る情報であるかどうか、大当り種別は何れであるか、小当りに係る情報であるかどうか等を、サブ制御部90が識別できる。また、本実施例では、これに加えて、特図2始動入球コマンドを解析することで、取得した特図2取得乱数が高確率状態で判定した場合に大当りとなるかどうか、及び、低確率状態で判定した場合に大当りとなるかどうか、を特定可能としている。これにより、サブ制御部90は、受信した特図2始動入球コマンドを保留(演出保留情報)として記憶し、特定のタイミングで当該演出保留情報を事前判定し、低確率状態で当否判定した場合に大当りと判定される演出保留情報が記憶されているかどうかを判定することが可能となる。
In addition, by analyzing the special figure 2 start ball command transmitted from the
尚、不正防止の観点から、S316で読み出した取得乱数値のうち特別図柄当否判定用乱数値を、そのままサブ制御部に送信することはせず、その他の大当り種別決定用乱数カウンタの値(大当り種別決定用乱数値)と変動パターン乱数カウンタの値(変動パターン乱数値)を示す情報と、事前判定の結果を示す情報と、を含むコマンドデータを特図2始動入球コマンドとして生成し、これをセットすることが可能である。 In addition, from the viewpoint of fraud prevention, the random number for determining whether the special symbol is right or wrong among the acquired random numbers read in S316 is not sent as it is to the sub-control unit, and the value of the other random number counter for determining the jackpot type (jackpot Random number for type determination), information indicating the value of the variation pattern random number counter (variation pattern random number), and information indicating the result of the preliminary determination Generate command data as a special figure 2 start ball command, can be set.
次いでS319では、前述の特図2に係る処理と同様に、特図1保留球数が「1」増加したか否かを判定する(S319)。そして、特図1保留球数が「1」増加したと判定した場合(S319でYES)、S321の処理に移行する。これは、第1始動口に遊技球が入球したことに基づいて、始動口センサ検知処理(S204)におけるS311で特図1保留球数に「1」を加算した場合が該当する。一方、S319で、特図1保留球数が増加していないと判定した場合(S319でNO)、そのまま処理を終える。S321~S323の処理は、前述したS316~S318と同様の処理を特図1について行うものである。すなわち、始動口センサ検知処理(S204)における特図1関係乱数取得処理(S312)で取得して第1特図保留記憶部に記憶した最新の取得乱数値(取得情報)を読み出し(S321)、読み出した取得乱数値について事前判定を行う(S322)。そして、この事前判定に係る遊技情報を含むコマンドデータを特図1始動入球コマンドとして生成し、当該コマンドをRAMの出力バッファにセットする(S323)。尚、S322の事前判定(保留先読み)は、後述の特図1当否判定処理における当否判定に先立って行うものである。
Next, in S319, it is determined whether or not the number of reserved balls in special figure 1 has increased by "1" (S319) in the same manner as in the processing relating to special figure 2 described above. Then, when it is determined that the number of special figure 1 reserved balls has increased by "1" (YES in S319), the process proceeds to S321. This corresponds to the case where "1" is added to the special figure 1 reserved ball number at S311 in the starting hole sensor detection process (S204) based on the game ball entering the first starting hole. On the other hand, in S319, when it is determined that the number of Toku-
[普図動作処理]
遊技制御用マイコン81は、始動入球時処理(S205)に次いで、図14に示す普図動作処理(S206)を行う。普図動作処理(S206)では、普通図柄表示器42および可変入賞装置22に関する処理を4つの段階に分け、それらの各段階に「普図動作ステータス1、2、3、4」を割り当てている。そして、「普図動作ステータス」が「1」である場合には(S401でYES)、普通図柄待機処理(S402)を行い、「普図動作ステータス」が「2」である場合には(S401でNO、S403でYES)、普通図柄変動中処理(S404)を行い、「普図動作ステータス」が「3」である場合には(S401,S403で共にNO、S405でYES)、普通図柄確定処理(S406)を行い、「普図動作ステータス」が「4」である場合には(S401,S403,S405の全てがNO)、普通電動役物処理(S407)を行う。尚、普図動作ステータスは、初期設定では「1」である。
[Normal figure action processing]
The
[普通図柄待機処理]
次に、図15を用いて普通図柄待機処理(S402)について説明する。普通図柄待機処理(S402)ではまず、普通図柄の保留球数が「0」であるか否かを判定し(S501)、S501で「0」であると判定した場合(S501でYES)、処理を終える。一方、S501で、「0」でないと判定した場合(S501でNO)、後述の普通図柄当否判定処理を行い(S502)、次いで、普通図柄変動パターン選択処理を行う(S503)。普通図柄変動パターン選択処理では、図8(D)に示す普通図柄変動パターン選択テーブルを参照して、遊技状態が高ベース状態(状態B)であれば、普通図柄の変動時間が1秒の普通図柄変動パターンを選択する。一方、遊技状態が低ベース状態(状態A、C)であれば、普通図柄の変動時間が3秒の普通図柄変動パターンを選択する。また、普通図柄変動パターン選択処理(S503)に次いで、後述の普通図柄乱数シフト処理を行い(S504)、次いで、普通図柄変動開始処理を行い(S505)、処理を終える。普通図柄変動開始処理(S505)では、S503で選択した普通図柄変動パターンにて普通図柄の変動表示を開始すると共に、普通動作ステータスを「2」にセットする。また、普通図柄変動開始処理では、副制御基板90に普通図柄の変動開始を知らせるため、普通図柄変動開始コマンドをセットする。
[Normal symbol standby process]
Next, the normal symbol standby process (S402) will be described with reference to FIG. In the normal design waiting process (S402), first, it is determined whether or not the number of reserved balls in the normal design is "0" (S501), and when it is determined that it is "0" in S501 (YES in S501), the process finish. On the other hand, when it is determined that it is not "0" in S501 (NO in S501), the normal symbol validity determination process described later is performed (S502), and then the normal symbol variation pattern selection process is performed (S503). In the normal symbol variation pattern selection process, referring to the normal symbol variation pattern selection table shown in FIG. Select a symbol variation pattern. On the other hand, if the game state is a low base state (states A, C), a normal symbol variation pattern with a normal symbol variation time of 3 seconds is selected. Also, following the normal design variation pattern selection process (S503), the normal design random number shift process described later is performed (S504), then the normal design variation start process is performed (S505), and the process ends. In normal design fluctuation start processing (S505), normal design fluctuation display is started in the normal design fluctuation pattern selected in S503, and the normal operation status is set to "2". Also, in the normal symbol variation start process, a normal symbol variation start command is set in order to inform the
[普通図柄当否判定処理]
次に、図16を用いて普通図柄当否判定処理(S502)について説明する。普通図柄当否判定処理(S502)ではまず、普図保留記憶部に格納されている普通図柄当否判定用乱数カウンタの値(ラベル-TRND-H)を読み出す(S601)。次いで、状態BフラグがONか否か、すなわち、遊技状態が高ベース状態(低確高ベース状態又は高確高ベース状態)であるか否かを判定する(S602)。S602で、状態BフラグがONである、すなわち高ベース状態であると判定された場合(S602でYES)、図8(C)に示す普通図柄当り判定テーブルのうち状態B用のテーブル(当り判定値が「0」~「238」)に基づく高確率普図当否判定により、当りか否かを判定し(S604)、S605の処理に移行する。すなわち、読み出した普通図柄当否判定用乱数カウンタの値(ラベル-TRND-H)が当り判定値の何れかと一致するか否かを判定する。
[Normal symbol suitability determination process]
Next, the normal symbol suitability determination process (S502) will be described with reference to FIG. In the normal symbol validity determination process (S502), first, the value of the normal symbol validity determination random number counter (label-TRND-H) stored in the normal symbol retention storage unit is read out (S601). Next, it is determined whether or not the state B flag is ON, that is, whether or not the gaming state is a high base state (low probability high base state or high probability high base state) (S602). In S602, if it is determined that the state B flag is ON, that is, the high base state (YES in S602), the normal symbol hit determination table shown in FIG. Based on the value "0" to "238"), it is determined whether or not it is a hit (S604), and the process proceeds to S605. That is, it is determined whether or not the value of the read random number counter for judging normal symbol validity (label -TRND-H) matches any of the hit judgment values.
一方、S602で、状態BフラグがONでない、すなわち、低ベース状態であると判定された場合(S602でNO)、図8(C)に示す普通図柄当り判定テーブルのうち状態A(状態C)用のテーブル(当り判定値が「0」~「119」)に基づく低確率普図当否判定により、当りか否かを判定し(S603)、S605の処理に移行する。そして、S605で、普図当否判定(S603、S604)の結果が、当り(普図当り)か否かを判定し(S605)、外れと判定された場合(S605でNO)、停止表示する外れ普通図柄(普図外れ図柄)を決定し(S606)、処理を終える。一方、S605で当り(普図当り)と判定された場合(S605でYES)、停止表示する当り普通図柄(普図当り図柄)を決定し(S607)、普図当りフラグをONにして(S608)、処理を終える。 On the other hand, in S602, the state B flag is not ON, that is, when it is determined that it is in the low base state (NO in S602), state A (state C) of the normal symbol per determination table shown in FIG. 8 (C) Based on the table for (hit determination value is "0" to "119"), it is determined whether or not it is a hit (S603), and the process proceeds to S605. Then, in S605, the result of the general figure right or wrong determination (S603, S604) determines whether it is a hit (per general figure) (S605), and if it is determined to be off (NO in S605), the stop display is off A normal pattern (normal pattern off pattern) is determined (S606), and the process is finished. On the other hand, if it is determined to be a hit (per normal pattern) in S605 (YES in S605), the normal pattern (per pattern per normal pattern) to be stopped and displayed is determined (S607), and the flag per normal pattern is turned ON (S608 ) to end the process.
[普通図柄乱数シフト処理]
次に、図17を用いて普通図柄乱数シフト処理(S504)について説明する。普通図柄乱数シフト処理(S504)ではまず、普通図柄保留球数を1ディクリメントする(S701)。次いで、普図保留記憶部における各普図保留の格納場所を、現在の位置から読み出される側に一つシフトする(S702)。そして、普図保留記憶部における最上位の保留記憶の格納場所であるアドレス空間を空(「0」)にして、即ち普図保留の4個目に対応するRAM領域を0クリアして(S703)、処理を終える。このようにして、普図保留が保留順に消化されるようにしている。
[Normal symbol random number shift process]
Next, normal symbol random number shift processing (S504) will be described with reference to FIG. In the normal symbol random number shift process (S504), first, the number of normal symbol reserved balls is decremented by 1 (S701). Next, the storage location of each general map reservation in the general map reservation storage unit is shifted by one from the current position to the read side (S702). Then, the address space, which is the storage location of the highest reserved memory in the normal pattern reservation storage unit, is emptied ("0"), that is, the RAM area corresponding to the fourth normal pattern reservation is cleared to 0 (S703 ) to end the process. In this way, the reserves are digested in the order of reserves.
[普通図柄変動中処理]
次に、図18を用いて普通図柄変動中処理(S404)について説明する。図18に示すように、普通図柄変動中処理(S404)ではまず、普通図柄の変動時間が経過したか否か判定し(S801)、経過していないと判定した場合(S801でNO)処理を終える。一方、経過したと判定した場合(S801でYES)、普通図柄変動停止コマンドをセットし(S802)、普図動作ステータスを「3」にセットし(S803)、次いで、普通図柄の変動表示を、普通図柄当否判定用乱数の判定結果に応じた表示結果(当り普通図柄又は外れ普通図柄)で停止させる等のその他の処理を行い(S804)、処理を終える。
[Processing during normal symbol fluctuation]
Next, the process during normal design fluctuation (S404) will be described with reference to FIG. As shown in FIG. 18, in the normal design fluctuation process (S404), first, it is determined whether or not the fluctuation time of the normal design has passed (S801), and when it is determined that it has not passed (NO in S801) processing Finish. On the other hand, if it is determined that it has elapsed (YES in S801), set the normal pattern fluctuation stop command (S802), set the normal pattern operation status to "3" (S803), and then display the normal pattern fluctuation, Other processing such as stopping at the display result (hitting normal symbol or losing normal symbol) according to the determination result of the random number for normal symbol propriety determination is performed (S804), and the process is finished.
[普通図柄確定処理]
次に、図19を用いて普通図柄確定処理(S406)について説明する。普通図柄確定処理(S406)ではまず、普図当りフラグがONであるか否かを判定する(S901)。普図当りフラグがONでないと判定した場合(S901でNO)、普図動作ステータスを「1」にセットして(S905)、処理を終える。一方、普図当りフラグがONであると判定した場合(S901でYES)、次いで、状態BフラグがONであるか否か、すなわち、高ベース状態か否かを判定する(S902)。S902で、状態BフラグがONであると判定した場合(S902でYES)、可変入賞装置22(第2始動口21)の開放パターンとして状態B用(高ベース状態用)の開放パターンをセットし(S903)、S904に移行する。状態B用(高ベース状態用)の開放パターンとは、前述の通り、1.8秒の開放を3回繰り返す開放パターンである。従って、第2始動口21の開放回数をカウントする第2始動口開放カウンタに「3」をセットする。
[Normal design confirmation process]
Next, the normal symbol determination process (S406) will be described with reference to FIG. In the normal design determination process (S406), first, it is determined whether or not the normal pattern per flag is ON (S901). If it is determined that the normal pattern per flag is not ON (NO in S901), the normal pattern operation status is set to "1" (S905), and the process ends. On the other hand, if it is determined that the per normal pattern flag is ON (YES in S901), then it is determined whether or not the state B flag is ON, that is, whether or not it is in the high base state (S902). In S902, when it is determined that the state B flag is ON (YES in S902), the opening pattern for state B (for high base state) is set as the opening pattern of the variable winning device 22 (second starting port 21). (S903), move to S904. The opening pattern for state B (for high base state) is, as described above, an opening pattern in which opening for 1.8 seconds is repeated three times. Therefore, "3" is set to the second starting port open counter that counts the number of times the
これに対して、状態BフラグがONでないと判定した場合(S902でNO)、可変入賞装置22(第2始動口21)の開放パターンとして状態A及び状態C用(低ベース状態用)の開放パターンをセットし(S906)、S904に移行する。状態A及び状態C用(低ベース状態用)の開放パターンとは、前述の通り、0.9秒の開放を3回行う開放パターンである。従って、第2始動口開放カウンタに「3」をセットする。S904では、普図動作ステータスを「4」にセットし(S904)、この処理を終える。 On the other hand, if it is determined that the state B flag is not ON (NO in S902), the opening for state A and state C (for low base state) as the opening pattern of the variable winning device 22 (second start port 21) Set a pattern (S906) and proceed to S904. The release pattern for state A and state C (for low base state) is, as described above, a release pattern that performs 0.9 second release three times. Therefore, "3" is set in the second starting port open counter. In S904, the general pattern operation status is set to "4" (S904), and this process ends.
[普通電動役物処理]
次に、図20を用いて普通電動役物処理(S407)について説明する。普通電動役物処理(S407)ではまず、普図当り終了フラグがONであるか否かを判定する(S1001)。普図当り終了フラグは、当りとなって実行された補助遊技において、第2始動口21の開放が終了したことを示すフラグである。普図当り終了フラグがONでないと判定した場合(S1001でNO)、第2始動口21の開放中か否かを判定する(S1002)。S1002で、第2始動口が開放中でないと判定した場合(S1002でNO)、次いで、第2始動口21を開放させる時期に至ったか否かを判定し(S1003)、開放時期に至っていないと判定した場合(S1003でNO)、処理を終える。一方、S1003で、第2始動口の開放時期であると判定した場合(S1003でYES)、第2始動口を開放する制御を実行し(S1004)、処理を終える。また、S1002で、第2始動口21の開放中であると判定した場合(S1002でYES)、第2始動口21を閉鎖する時期かどうか(すなわち、第2始動口21を開放してから予め定められた開放時間が経過したかどうか)を判定し(S1005)、第2始動口の閉鎖時期でないと判定した場合(S1005でNO)、処理を終える。S1005で、第2始動口の閉鎖時期であると判定した場合(S1005でYES)、第2始動口21を閉状態(閉鎖)とする処理を行い(S1006)、第2始動口開放カウンタの値を1ディクリメントし(S1007)、S1008の処理に移行する。
[Normal electric accessory processing]
Next, the normal electric accessory processing (S407) will be described with reference to FIG. In normal electric accessary product processing (S407), first, it is determined whether or not the end flag per normal pattern is ON (S1001). Ordinary figure per end flag is a flag indicating that the opening of the
S1008では、第2始動口開放カウンタの値が「0」であるか否か判定する(S1008)。S1008で、開放カウンタの値が「0」でないと判定した場合(S1008でNO)、再び第2始動口21を開放させるためにそのまま処理を終える。一方、S1008で、開放カウンタの値が「0」であると判定した場合(S1008でYES)、補助遊技を終了させる普図当り終了処理を行い(S1009)、普図当り終了フラグをセットし(S1010)、処理を終える。尚、第2始動口開放カウンタは、状態B(高ベース状態)中であれば第2始動口21の開放(可動部材23の開放動作)が3回なされると「0」になり、状態A及び状態C(低ベース状態)中も第2始動口21の開放が3回なされると「0」になる。これに対してS1001で、普図当り終了フラグがONであると判定した場合(S1001でYES)、S903又はS906にてセットされた回数の第2始動口21の開放動作は終了しているので、普図当り終了フラグをOFFにし(S1011)、普図当りフラグをOFFにし(S1012)、普図動作ステータスを「1」にセットし(S1013)、処理を終える。これにより、次回の割り込み処理において、普図動作処理(図14)として再び普通図柄待機処理(S402)が実行されることになる。
In S1008, it is determined whether or not the value of the second opening opening counter is "0" (S1008). If it is determined in S1008 that the value of the open counter is not "0" (NO in S1008), the process ends as it is to open the
[特図1動作処理]
図11に示すように遊技制御用マイコン81は、普図動作処理(S206)に次いで特図1動作処理(S207)を行う。この特図1動作処理を図21~図29を用いて説明する。特図1動作処理(S207)では、図21に示すように、特別図柄表示部41及び大入賞装置(第1大入賞装置31及び第2大入賞装置36)に関する処理を5つの段階に分け、それらの各段階に「特図1動作ステータス1、2、3、4、5」を割り当てている。そして、「特図1動作ステータス」が「1」である場合には(S1101でYES)、特別図柄1待機処理(S1102)を行い、「特図1動作ステータス」が「2」である場合には(S1101でNO、S1103でYES)、特別図柄1変動中処理(S1104)を行い、「特図1動作ステータス」が「3」である場合には(S1101、S1103で共にNO、S1105でYES)、特別図柄1確定処理(S1106)を行い、「特図1動作ステータス」が「4」である場合には(S1101、S1103、S1105で共にNO、S1107でYES)、大当り遊技としての特別電動役物処理1(S1108)を行い、「特図1動作ステータス」が「5」である場合には(S1101、S1103、S1105、S1107の全てがNO)、処理を終える。尚、特図1動作ステータスは、初期設定では「1」である。また、第1特別図柄当否判定の結果として小当りを設定していないため、特図1動作処理では特別電動役物処理2を実行しないが、第1特別図柄当否判定の結果として小当りを設定してもよい。この場合、「特図1動作ステータス」が「5」のときに、小当り遊技としての特別電動役物処理2を実行する。
[Special figure 1 operation processing]
As shown in FIG. 11, the
[特別図柄1待機処理]
次に、図22を用いて特別図柄1待機処理(S1102)について説明する。特別図柄1待機処理(S1102)ではまず、第1始動口20の保留球数(即ち特図1保留球数)が「0」であるか否かを判定する(S1201)。S1201で、特図1保留球数が「0」である、すなわち、第1始動口20への入球に基づいて取得した乱数カウンタ値の記憶がないと判定した場合(S1201でYES)、次いで、特図2が遊技中か否かを判定する(S1207)。そして、S1207で、特図2が遊技中であると判定した場合(S1207でYES)、処理を終える。一方、S1207で、特図2が遊技中でないと判定した場合(S1207でNO)、画像表示装置7の表示画面7aを待機画面とする処理中(客待ち用のデモ画面の実行中)であるか否かを判定し(S1208)、待機画面中であると判定した場合(S1208でYES)、処理を終える。一方、S1208で、待機画面中でないと判定した場合(S1208でNO)、待機画面を表示するための待機画面設定処理を実行し(S1209)、処理を終える。
[
Next, the
また、S1201で、特図1保留球数が「0」でない、すなわち、第1始動口20への入球に基づいて取得した乱数カウンタ値の記憶が1つ以上あると判定した場合(S1201でNO)、後述する特図1当否判定処理(S1203)、特図1変動パターン選択処理(S1204)、特図1乱数シフト処理(S1205)、特図1変動開始処理(S1206)をこの順に行う。ここで「特図2(第2特別図柄)が遊技中でない」とは、特図2が変動表示中でなく(確定停止表示時間を含む)且つ特図2保留球数が「0」であることを意味する。もちろん、特図2に係る大当り遊技や小当り遊技も実行されていないことを意味する。 Also, in S1201, if it is determined that the number of special figure 1 reserved balls is not "0", that is, there is one or more stored random number counter values acquired based on the entry into the first start port 20 (in S1201 NO), special figure 1 propriety determination process (S1203), special figure 1 variation pattern selection process (S1204), special figure 1 random number shift process (S1205), special figure 1 variation start process (S1206) are performed in this order. Here, "the special figure 2 (second special symbol) is not in play" means that the special figure 2 is not in the variable display (including the fixed stop display time) and the number of special figure 2 reserved balls is "0" means that Of course, it means that neither the big hit game nor the small hit game according to the special figure 2 is executed.
[特図1当否判定処理]
次に、図23を用いて特図1当否判定処理(S1203)について説明する。特図1当否判定処理(S1203)ではまず、判定値として、RAMの第1特図保留記憶部85aの最下位の領域(即ち第1特図保留の1個目に対応するRAM領域)に記憶されている(最も古い記憶の)特別図柄当否判定用乱数カウンタの値(ラベル-TRND-A)を読み出す(S1601)。次いで、特図2大当り変動フラグがONか否か、すなわち、第2特別図柄が大当りに係る変動表示を実行中であるか否かを判定する(S1602)。S1602で、特図2大当り変動フラグがONであると判定した場合(S1602でYES)、S1607の処理に移行する。
[Special figure 1 suitability determination process]
Next, the special figure 1 propriety determination process (S1203) will be described with reference to FIG. In the special figure 1 propriety determination process (S1203), first, as the determination value, stored in the lowest area of the first special figure reservation storage unit 85a of the RAM (ie RAM area corresponding to the first one of the first special figure reservation) The value (label-TRND-A) of the special symbol propriety judgment random number counter (the oldest memory) is read out (S1601). Next, it is determined whether or not the special figure 2 big hit variation flag is ON, that is, whether or not the second special symbol is executing the variation display related to the big hit (S1602). In S1602, if it is determined that the special figure 2 big hit variation flag is ON (YES in S1602), the process proceeds to S1607.
すなわち、本実施例1のパチンコ遊技機1では、一方の特別図柄が大当りに係る変動表示を実行中の場合、他方の特別図柄の当否判定において、大当りかどうかの判定を行わず、小当り又は外れのいずれかとされる(すなわち、大当りと判定されることはない)。尚、第1特別図柄当否判定の結果として小当りを有していないので、第2特別図柄が大当りに係る変動表示を実行中の場合、その間に実行する第1特別図柄当否判定の結果は、全て外れとなる。S1602で、特図2大当り変動フラグがONでない、すなわち第2特別図柄は大当りに係る変動表示を実行していないと判定した場合(S1602でNO)、次いで、確変フラグがONか否か、すなわち高確率状態であるか否かを判定する(S1603)。S1603で、確変フラグがONでない、すなわち、低確率状態であると判定した場合(S1603でNO)、大当り判定テーブル(図8(A))のうち通常状態用(低確率状態用)の大当り判定テーブル(大当り判定値が「3」及び「397」)に基づいて当否判定を行う(S1604)。一方、確変フラグがONであると判定した場合(S1603でYES)、大当り判定テーブル(図8(A))のうち高確率状態用の大当り判定テーブルに基づいて当否判定を行う(S1605)。高確率状態用の大当り判定テーブルでは、大当り判定値は、「3」、「5」、「7」、「311」、「313」、「317」、「337」、「397」、「449」、「503」とされている。
That is, in the
S1606では、大当り判定(S1604、S1605)の結果が「大当り」かどうかを判定し(S1606)、大当りと判定された場合(S1606でYES)、大当り種別決定用乱数カウンタの値(ラベル-TRND-AS)を読み出して、図8(B)に示す大当り種別判定テーブルに基づいて大当り種別を判定し(S1608)、当該大当り種別決定用乱数の値に基づいて大当り図柄を決定し(S1609)、特図1大当り変動フラグをONにし(S1610)、処理を終える。尚、第1特別図柄に係る当否判定の場合は、第1特別図柄用の大当り種別判定テーブルを用いて大当り種別を判定し、第2特別図柄に係る当否判定の場合は、第2特別図柄用の大当り種別判定テーブルを用いて大当り種別を判定する。また、第1特別図柄(特図1)の当否判定で大当りと判定した場合、15R第1大当り、4R第2大当り、4R第3大当り、及び、4R第4大当りのうち何れかが実行される。また、第2特別図柄(特図2)の当否判定にて大当りと判定された場合は、15R第5大当り、2R第6大当り、及び、2R第7大当りのうち何れかが実行される(図8(B))。一方、大当り判定(S1604、S1605)の結果が「大当り」でないと判定した場合(S1606でNO)、S1607の処理に移行する。S1607では、外れ図柄を決定し(S1607)、処理を終える。 In S1606, it is determined whether the result of the big hit determination (S1604, S1605) is "big hit" (S1606), and if it is determined to be a big hit (YES in S1606), the value of the random number counter for determining the big hit type (label -TRND- AS) is read, the jackpot type is determined based on the jackpot type determination table shown in FIG. Turn ON the big hit variation flag in FIG. 1 (S1610) and finish the process. In addition, in the case of the success/failure determination related to the first special symbol, the big hit type is determined using the first special symbol jackpot type determination table, and in the case of the success/failure determination related to the second special symbol, the second special symbol The jackpot type is determined using the jackpot type determination table. In addition, when it is determined that the first special symbol (special figure 1) is a big hit, one of the 15R first big win, the 4R second big win, the 4R third big win, and the 4R fourth big win is executed. . Also, if it is determined to be a big hit in the judgment of the second special symbol (special figure 2), one of the 15R 5th big hit, 2R 6th big hit, and 2R 7th big hit is executed (Fig. 8(B)). On the other hand, when it is determined that the result of the big hit determination (S1604, S1605) is not a "big hit" (NO in S1606), the process proceeds to S1607. In S1607, the design is determined to be out (S1607), and the process ends.
ここで、本実施例1では、大当り変動フラグとして、第1特別図柄が大当りに係る変動表示(大当り図柄が停止表示することとなる変動表示)を実行中であることを示す第1大当り変動フラグと、第2特別図柄が大当りに係る変動表示(大当り図柄が停止表示することとなる変動表示)を実行中であることを示す第2大当り変動フラグと、を有しており、主制御部80のRAMに設けられる大当り変動フラグ記憶手段に該当するフラグがセットされる。また、小当り変動フラグとして、第2特別図柄が小当りに係る変動表示(小当り図柄が停止表示することとなる変動表示)を実行中であることを示す第2小当り変動フラグと、を有しており、主制御部80のRAMに設けられる小当り変動フラグ記憶手段に該当するフラグがセットされる。そして、一方の特別図柄について、大当り変動フラグがセットされている場合(すなわち、大当りに係る変動表示中の場合)には、他方の特別図柄当否判定においては、大当りか否かを判定する処理を行わない。すなわち、両方の特別図柄が大当りに係る変動表示を並行して実行するような制御は行われない。これにより、遊技者に対して極短時間であまりに多量の遊技利益を付与するといった事態を防止し、射幸性を適度に抑制することが可能となる。
Here, in the
[特図1変動パターン選択処理]
特別図柄1待機処理(図22)では、特図1当否判定処理(S1203)に次いで、特図1変動パターン選択処理を行う(S1204)。図24及び図25に示すように、特図1変動パターン選択処理(S1204)ではまず、遊技状態が状態Aか否か(低確低ベース状態か否か)を判定する(S1701)。そして、S1701で、状態Aであると判定した場合(S1701でYES)、次いで、特図1大当り変動フラグがONか否かを判定し(S1702)、特図1大当り変動フラグがONであると判定した場合(S1702でYES)、状態A大当り用テーブル(図9に示す変動パターンテーブルのうち状態A且つ大当りに該当する部分)を参照して、変動パターン乱数カウンタ値(ラベル-TRND-T1)に基づいて変動パターンを選択する(S1703)。尚、変動パターンが決まれば変動時間も決まる。また、本実施例1では、状態A大当り用テーブルによって、変動時間の長さが異なる変動パターンP1乃至P3の何れかが選択される。
[Special figure 1 variation pattern selection process]
In the
一方、特図1大当り変動フラグがONでないと判定した場合(S1702でNO)、次いで、保留球数(保留数)が1又は2の何れかであるかどうかを判定する(S1705)。S1705で、保留数が1又は2の何れかであると判定した場合(S1705でYES)、状態A第1保留数外れ用テーブル(図9に示す変動パターンテーブルのうち状態A且つ外れ且つ保留数1,2に該当する部分)を参照して、変動パターン乱数カウンタ値(ラベル-TRND-T1)に基づいて変動パターンを選択する。本実施例1では、変動パターンP4乃至P7が選択される。 On the other hand, if it is determined that the special figure 1 big hit variation flag is not ON (NO in S1702), then it is determined whether the number of pending balls (number of pending) is either 1 or 2 (S1705). In S1705, if it is determined that the number of holds is either 1 or 2 (YES in S1705), the state A first hold number deviation table (of the fluctuation pattern table shown in FIG. 1, 2) to select a variation pattern based on the variation pattern random number counter value (label-TRND-T1). In Example 1, the variation patterns P4 to P7 are selected.
また、S1705で、保留数が1又は2の何れでもない、すなわち、保留数が3又は4の何れかであると判定した場合(S1705でNO)、状態A第2保留数外れ用テーブル(図9に示す変動パターンテーブルのうち状態A且つ外れ且つ保留数3,4に該当する部分)を参照して、変動パターン乱数カウンタ値(ラベル-TRND-T1)に基づいて変動パターンを選択する。これにより、第1特別図柄の保留球数が「3」又は「4」のときは、第1特別図柄の保留球数が「1」又は「2」のときと比較して、変動時間の短い変動パターンが選択される可能性が高くなっている。本実施例1では、変動パターンP8乃至P11が選択される。これにより、保留球数に応じた短縮変動の機能が働き、平均変動時間が短くなる。 Also, in S1705, if it is determined that the number of reservations is neither 1 nor 2, that is, the number of reservations is either 3 or 4 (NO in S1705), the state A second reservation number deviation table (Fig. 9 of the variation pattern table shown in FIG. 9), the variation pattern is selected based on the variation pattern random number counter value (label-TRND-T1). As a result, when the number of reserved balls of the first special symbol is "3" or "4", the fluctuation time is shorter than when the number of reserved balls of the first special symbol is "1" or "2". There is a high probability that a variation pattern will be selected. In Example 1, the variation patterns P8 to P11 are selected. As a result, the function of shortening variation according to the number of held balls works, and the average variation time is shortened.
また、S1701で、遊技状態が状態A(低確低ベース状態)でないと判定した場合(S1701でNO)、次いで、遊技状態が状態B(低確高ベース状態、高確高ベース状態)かどうかを判定する(S1708)。S1708で、状態Bであると判定した場合(S1708)、次いで、特図1大当り変動フラグがONか否かを判定し(S1709)、特図1大当り変動フラグがONであると判定した場合(S1709でYES)、状態B大当り用テーブル(図9に示す変動パターンテーブルのうち状態B且つ大当りに該当する部分)を参照して、変動パターン乱数カウンタ値(ラベル-TRND-T1)に基づいて変動パターンを選択する(S1710)。本実施例1では、変動パターンP15乃至P16が選択される。S1709で、特図1大当り変動フラグがOFFであると判定した場合(S1709でNO)、状態B外れ用テーブル(図9に示す変動パターンテーブルのうち状態B且つ外れに該当する部分)を参照して、変動パターン乱数カウンタ値(ラベル-TRND-T1)に基づいて変動パターンを選択する(S1711)。本実施例1では、変動パターンP17乃至P19が選択される。 Also, in S1701, if it is determined that the gaming state is not state A (low probability low base state) (NO in S1701), then whether the gaming state is state B (low probability high base state, high probability high base state) is determined (S1708). In S1708, when it is determined that it is in state B (S1708), then it is determined whether the special figure 1 big hit variation flag is ON (S1709), and when it is determined that the special figure 1 big hit variation flag is ON ( YES in S1709), state B jackpot table (part corresponding to state B and jackpot in the fluctuation pattern table shown in FIG. 9), and fluctuates based on the fluctuation pattern random number counter value (label-TRND-T1) Select a pattern (S1710). In Example 1, the variation patterns P15 to P16 are selected. In S1709, if it is determined that the special figure 1 big hit variation flag is OFF (NO in S1709), refer to the state B deviation table (part corresponding to state B and deviation from the variation pattern table shown in FIG. 9) to select a variation pattern based on the variation pattern random number counter value (label-TRND-T1) (S1711). In Example 1, the variation patterns P17 to P19 are selected.
また、S1708で、遊技状態が状態B(低確高ベース状態、高確高ベース状態)でない、すなわち、遊技状態が状態C(高確低ベース状態)であると判定した場合(S1708でNO)、次いで、特図1大当り変動フラグがONか否かを判定し(S1712)、特図1大当り変動フラグがONであると判定した場合(S1712でYES)、状態C大当り用テーブル(図9に示す変動パターンテーブルのうち状態C且つ大当りに該当する部分)を参照して、変動パターン乱数カウンタ値(ラベル-TRND-T1)に基づいて変動パターンを選択する(S1710)。本実施例1では、変動パターンP23が選択される。S1712で、特図1大当り変動フラグがOFFであると判定した場合(S1712でNO)、状態C外れ用テーブル(図9に示す変動パターンテーブルのうち状態C且つ外れに該当する部分)を参照して、変動パターン乱数カウンタ値(ラベル-TRND-T1)に基づいて変動パターンを選択する(S1714)。本実施例1では、変動パターンP24が選択される。 Also, in S1708, if the gaming state is not state B (low probability high base state, high probability high base state), that is, if it is determined that the gaming state is state C (high probability low base state) (NO in S1708) Next, it is determined whether or not the special figure 1 big hit variation flag is ON (S1712), and if it is determined that the special figure 1 big hit variation flag is ON (YES in S1712), the state C big hit table (see FIG. 9 A variation pattern is selected based on the variation pattern random number counter value (label-TRND-T1) by referring to the variation pattern table shown in FIG. In Example 1, the variation pattern P23 is selected. In S1712, if it is determined that the special figure 1 big hit variation flag is OFF (NO in S1712), refer to the state C deviation table (part corresponding to state C and deviation from the variation pattern table shown in FIG. 9) to select a variation pattern based on the variation pattern random number counter value (label-TRND-T1) (S1714). In Example 1, the variation pattern P24 is selected.
前述のようにして変動パターンの選択を行った後は、図24に示すその他の処理を実行し(S1704)、処理を終える。尚、その他の処理(S1704)では、選択した変動パターンに応じた変動パターン指定コマンドをRAMの出力バッファにセットする。セットした変動パターン指定コマンドは、後述の変動開始コマンドに含められて、出力処理(S201)により副制御基板90に送られる。
After selecting the variation pattern as described above, the other processes shown in FIG. 24 are executed (S1704), and the process ends. In other processing (S1704), a variation pattern specification command corresponding to the selected variation pattern is set in the output buffer of the RAM. The set variation pattern designation command is included in a variation start command, which will be described later, and sent to the
[特図1乱数シフト処理]
次に、図26を用いて特図1乱数シフト処理(S1205)について説明する。特図1乱数シフト処理(S1205)ではまず、特図1保留球数を1ディクリメントする(S1801)。次いで、第1特図保留記憶部85aにおける各種カウンタ値の格納場所を、1つ下位側(例えば第1特図保留記憶部85aがアドレス「0000」~「0003」に対応するアドレス空間からなる場合、アドレス「0000」側)にシフトする(S1802)。そして、第1特図保留記憶部85aの最上位のアドレス空間に「0」をセットして、即ち、(上限数まで記憶されていた場合)第2特図保留の4個目に対応するRAM領域を0クリアして(S1803)、この処理を終える。特図1乱数シフト処理(S1205)を実行した後は、図22の特図1変動開始処理(S1206)を実行する。特図1変動開始処理(S1206)では、特図1動作ステータスを「2」にセットすると共に、変動開始コマンドをRAMの出力バッファにセットして、第1特別図柄の変動表示を開始する。
[Special figure 1 random number shift processing]
Next, the special figure 1 random number shift process (S1205) will be described with reference to FIG. In the special figure 1 random number shift process (S1205), first, the number of special figure 1 reserved balls is decremented by 1 (S1801). Next, the storage location of various counter values in the first special figure reservation storage unit 85a is one lower side (for example, when the first special figure reservation storage unit 85a consists of an address space corresponding to the address "0000" to "0003" , address "0000" side) (S1802). Then, "0" is set in the highest address space of the first special figure reservation storage unit 85a, that is, (when the upper limit number is stored) RAM corresponding to the fourth second special figure reservation The area is cleared to 0 (S1803) and this process ends. After executing the special figure 1 random number shift process (S1205), the special figure 1 fluctuation start process (S1206) of FIG. 22 is performed. In the special figure 1 fluctuation start process (S1206), the special figure 1 operation status is set to "2", the fluctuation start command is set in the output buffer of the RAM, and the fluctuation display of the first special symbol is started.
[特別図柄1変動中処理]
次に、図27を用いて特別図柄1変動中処理(S1104)について説明する。図27に示すように、特別図柄1変動中処理(S1104)ではまず、特図1の変動時間(図22のS1204で選択された変動パターンに応じて決まる変動時間、図9参照)が経過したか否かを判定する(S1901)。S1901で、特図1の変動時間が経過していないと判定した場合(S1901でNO)、特図1変動中断処理を行い(S1914)、処理を終える。一方、S1901で、特図1の変動時間が経過したと判定した場合(S1901でYES)、S1903に移行する。S1903では、特図1変動停止コマンドをセットし(S1903)、S1904の処理に移行する。
[Processing during
Next, the
次に、S1904では、状態BフラグがONか否かを判定する(S1905)。S1904で、状態BフラグがONであると判定した場合(S1904でYES)、状態B(高ベース状態)中に実行した特別図柄の変動回数をカウントする状態Bカウンタ(状態B変動カウンタ)の値を1減算し(S1905)、次いで、状態Bカウンタの値が「0」か否かを判定する(S1906)。S1906で、状態Bカウンタの値が「0」であると判定した場合(S1906でYES)、状態BフラグをOFFにし(S1907)、S1908の処理に進む。状態BフラグをOFFにすることで、遊技状態が高ベース状態から低ベース状態に移行する。具体的に、低確高ベース状態であれば低確低ベース状態(通常状態)に移行する。尚、高確高ベース状態であれば、状態Bカウンタには「10000」がセットされるため、変動毎にカウンタを減算しても実質的に状態Bカウンタの値が「0」になることはない。すなわち、高確高ベース状態は、次回の大当りが発生するまで維持される。 Next, in S1904, it is determined whether or not the state B flag is ON (S1905). In S1904, if it is determined that the state B flag is ON (YES in S1904), the value of the state B counter (state B fluctuation counter) that counts the number of special symbol fluctuations executed during state B (high base state) is subtracted by 1 (S1905), and then it is determined whether or not the value of the state B counter is "0" (S1906). If it is determined in S1906 that the state B counter value is "0" (YES in S1906), the state B flag is turned OFF (S1907), and the process proceeds to S1908. By turning off the state B flag, the game state shifts from the high base state to the low base state. Specifically, if it is a low probability high base state, it shifts to a low probability low base state (normal state). In addition, since "10000" is set to the state B counter in the high-precision high base state, even if the counter is subtracted for each fluctuation, the value of the state B counter will not become "0". do not have. That is, the high-probability-high base state is maintained until the next big hit occurs.
S1908では、特図1動作ステータスを「3」にセットし(S1908)、特別図柄の変動表示を、特別図柄当否判定乱数及び大当り種別決定用乱数の判定結果に応じた結果で停止させる等のその他の処理を行い(S1909)、処理を終える。 In S1908, the special figure 1 operation status is set to "3" (S1908), and the variable display of the special symbol is stopped with the result according to the judgment result of the special symbol judgment random number and the big hit type determination random number Others such as (S1909), and the process ends.
[特図1変動中断処理]
図27及び図28に示すように、特図1変動中断処理(S1902)は、特図1の変動表示中に、特図2に係る大当り遊技又は小当り遊技が実行された場合、変動表示中の特別図柄1の変動時間の計測を一時的に中断し、大当り遊技又は小当り遊技が終了すると、中断していた計測を再開する処理である。これにより、一方の特別図柄に係る大当り遊技又は小当り遊技の実行中は、他方の特別図柄に係る当否判定処理や変動表示を実行しないものとしている。
[Special figure 1 fluctuation interruption processing]
As shown in FIGS. 27 and 28, special figure 1 fluctuation interruption processing (S1902) is during fluctuation display of special figure 1. This is a process of temporarily interrupting the measurement of the fluctuation time of the
図28を用いて特図1変動中断処理(S1902)について説明する。特図1変動中断処理(S1902)ではまず、特図1中断フラグがONか否かを判定し(S2901)、特図1中断フラグがONでないと判定した場合(S2901でNO)、次いで、特図2大当りフラグがONであるか否か、すなわち、特図2に係る大当り遊技が実行中であるか否かを判定する(S2902)。S2902で、特図2大当りフラグがONでないと判定した場合(S2902でNO)、次いで、特図2小当りフラグがONであるか否か、すなわち、特図2に係る小当り遊技が実行中であるか否かを判定する(S2909)。S2909で、特図2小当りフラグがONでない、すなわち、特図2に係る大当り遊技も小当り遊技も実行されていないと判定した場合(S2909でNO)、処理を終了する。そして、特図1の変動表示を継続する。一方、S2902で、特図2大当りフラグがONであると判定した場合(S2902でYES)、及びS2909で特図2小当りフラグがONであると判定した場合(S2909でYES)、特図1中断フラグをONにし(S2903)、特図1変動時間の計測を中断し(S2904)、処理を終える。これにより、特図1の変動表示を一時的に中断することができる。 Special Figure 1 fluctuation interruption processing (S1902) will be described with reference to FIG. In the special figure 1 fluctuation interruption process (S1902) first, it is determined whether the special figure 1 interruption flag is ON (S2901), if it is determined that the special figure 1 interruption flag is not ON (NO in S2901), then the special It is determined whether or not the big hit flag in FIG. 2 is ON, that is, whether or not the big hit game related to the special figure 2 is being executed (S2902). In S2902, if it is determined that the special figure 2 big hit flag is not ON (NO in S2902), then whether or not the special figure 2 small hit flag is ON, that is, the small hit game according to special figure 2 is being executed (S2909). In S2909, the special figure 2 small hit flag is not ON, that is, when it is determined that neither the big hit game nor the small hit game related to the special figure 2 is executed (NO in S2909), the process is terminated. Then, the variable display of the special figure 1 is continued. On the other hand, in S2902, if it is determined that the special figure 2 big hit flag is ON (YES in S2902), and if it is determined in S2909 that the special figure 2 small hit flag is ON (YES in S2909), special figure 1 Turn ON the interruption flag (S2903), interrupt the measurement of the special figure 1 fluctuation time (S2904), and finish the process. Thereby, the variable display of the special figure 1 can be temporarily interrupted.
また、S2901で、特図1中断フラグがONである、すなわち、既に第1特別図柄の変動表示を中断中であると判定した場合(S2901でYES)、特図2大当りフラグがONか否かを判定する(S2905)。S2905で、特図2大当りフラグがONであると判定した場合(S2905でYES)、未だ特図2に係る大当り遊技の実行中であると判断して、処理を終える。一方、S2905で特図2大当りフラグがONでないと判定した場合(S2905でNO)、次いで、特図2小当りフラグがONであるか否かを判定する(S2906)。S2906で、特図2小当りフラグがONであると判定した場合(S2906でYES)、未だ特図2に係る小当り遊技の実行中であると判断して、処理を終える。一方、S2906で、特図2小当りフラグがONでないと判定した場合(S2906でNO)、特図2に係る大当り遊技又は小当り遊技が終了したと判断し、特図1中断フラグをOFFにし(S2907)、特図1変動時間の計測を再開し(S2908)、処理を終える。これにより、中断していた第1特別図柄の変動表示(変動時間の時間計測)を再開することができる。
Also, in S2901, the special figure 1 interruption flag is ON, that is, if it is determined that the fluctuation display of the first special symbol is already being interrupted (YES in S2901), whether the special figure 2 big hit flag is ON is determined (S2905). In S2905, when it is determined that the special figure 2 big hit flag is ON (YES in S2905), it is determined that the big hit game related to special figure 2 is still being executed, and the process ends. On the other hand, when it is determined that the special figure 2 big hit flag is not ON in S2905 (NO in S2905), then it is determined whether or not the special figure 2 small hit flag is ON (S2906). In S2906, when it is determined that the special figure 2 small hit flag is ON (YES in S2906), it is judged that the small hit game related to special figure 2 is still being executed, and the process ends. On the other hand, in S2906, if it is determined that the special figure 2 small hit flag is not ON (NO in S2906), it is determined that the big hit game or small hit game related to the special figure 2 has ended, and the special figure 1 interruption flag is turned OFF. (S2907), resumes the measurement of Toku-
ここで、本実施例1では、中断フラグとして、第1特別図柄の変動表示が中断中であることを示す特図1中断フラグ(「第1中断フラグ」ともいう)と、第2特別図柄の変動表示が中断中であることを示す特図2中断フラグ(「第2中断フラグ」ともいう)と、を有しており、主制御部80のRAMに設けられる中断フラグ記憶手段に該当するフラグがセット(記憶)される。
Here, in the first embodiment, as the interruption flag, the special figure 1 interruption flag (also referred to as "first interruption flag") indicating that the variable display of the first special symbol is being interrupted, and the second special symbol It has a special figure 2 suspension flag (also referred to as a "second suspension flag") that indicates that the variable display is being suspended, and a flag corresponding to the suspension flag storage means provided in the RAM of the
[特別図柄1確定処理]
次に、図29を用いて特別図柄1確定処理(S1106)について説明する。図29に示すように、特別図柄1確定処理(S1106)ではまず、特図1大当り変動フラグがONであるか否かを判定する(S2001)。特図1大当り変動フラグがONであると判定した場合(S2001でYES)、第1特別図柄に係る大当り変動表示中であることを示す特図1大当り変動フラグをOFFにし(S2002)、第1特別図柄に係る大当り遊技の実行を示す特図1大当りフラグをONにし(S2003)、S2004の処理に移行する。これにより、特図1において、大当りに係る変動表示を終了し(大当りを確定し)、大当り遊技に移行することを示すことができる。
[
Next, the
S2004では、大当り種別が15R大当りであるかどうかを判定し(S2004)、15R大当りであると判定した場合(S2004でYES)、大当り遊技中に実行するラウンド(1ラウンド1回開放の態様では、1回のラウンドは大入賞口の開放から閉塞まで)の回数をカウントするラウンドカウンタの値に「15」をセットし(S2005)、大当り遊技を開始するべく、大当りのオープニングコマンドをセットし(S2006)、特図1動作ステータスを「4」にセットし(S2007)、処理を終える。一方、S2004で、15R大当りでないと判定した場合(S2004でNO)、大当り種別は4R大当りであるので、ラウンドカウンタの値に「4」をセットし(S2008)、S2006に移行する。また、変動表示する特別図柄の停止タイミングで、停止コマンドを副制御基板90に送信する。副制御基板90は、この停止コマンドを受信することで、特別図柄の変動表示が終了したことを把握することが可能となる。尚、これにより、大当り待機状態となる。また、S2001で、特図1大当り変動フラグがONでないと判定した場合(S2001でNO)、大当り遊技も小当り遊技も開始しない、すなわち、外れに係る変動表示であるため、特図1動作ステータスを「1」にセットし(S2009)、処理を終える。
In S2004, it is determined whether the jackpot type is a 15R jackpot (S2004), and if it is determined to be a 15R jackpot (YES in S2004), the round to be executed during the jackpot game (1
ここで、本実施例1では、大当りフラグとして、第1特別図柄に係る当否判定の結果が大当りとなり当該大当りに係る大当り遊技が実行中であることを示す特図1大当りフラグ(「第1大当りフラグ」ともいう)と、第2特別図柄に係る当否判定の結果が大当りとなり当該大当りに係る大当り遊技が実行中であることを示す特図2大当りフラグ(「第2大当りフラグ」ともいう)と、を有し、大当り遊技が実行される際には、主制御部80のRAMに設けられた大当りフラグ記憶手段に対応する大当りフラグがセット(記憶)される。また、小当りフラグとして、第2特別図柄に係る当否判定の結果が小当りとなり当該小当りに係る小当り遊技が実行中であることを示す特図2小当りフラグ(「小当りフラグ」ともいう)を有し、小当り遊技が実行される際には、主制御部80のRAMに設けられた小当りフラグ記憶手段に対応する小当りフラグがセット(記憶)される。
Here, in the
ここで、ラウンド表示器45は、2R用ランプと4R用ランプと15R用ランプとの3個のLEDで構成されており、大当り図柄が確定表示するタイミングで、対応するランプが点灯表示される。具体的には、4R第2大当りとなった場合、「2R△4R▲15R△」(例えば、▲:点灯、△:消灯とする)の様な表示態様となる。次に、図30~図39を用いて、特図2動作処理(S211)等について説明するが、特図2動作処理(S211)では、図21~図29に示した特図1動作処理(S206)等と同様の流れで処理を行うため、以下簡略化して説明する。
Here, the
[特図2動作処理]
図30に示すとおり、特図2動作処理(S208)は、図21に示す特図1動作処理(S207)と同様の流れで処理を行う。図11に示すように遊技制御用マイコン81は、特図1動作処理(S207)に次いで特図2動作処理(S208)を行う。本実施例1のパチンコ遊技機1は、これら特図1動作処理と特図2動作処理とにより、第1特別図柄と第2特別図柄とが並行して変動表示を実行可能としている。すなわち、第1特図保留の消化と第2特図保留の消化と(「第1特別図柄の変動表示と第2特別図柄の変動表示と」、「第1特別図柄当否判定と第2特別図柄当否判定と」)が並行して実行可能とされている。また、本実施例1では、第2始動口への入球に基づく当否判定(第2特別図柄当否判定)の方が、第1始動口への入球に基づく当否判定(第1特別図柄当否判定)よりも、遊技者にとって利益の大きい(獲得可能な利益量が多い)大当りになりやすくなっている(図8(B))。
[Special figure 2 operation processing]
As shown in FIG. 30, special figure 2 operation processing (S208) performs processing in the same flow as special figure 1 operation processing (S207) shown in FIG. As shown in FIG. 11, the
図30に示すように、特図1動作処理(S207)と同様に、特別図柄表示部41及び大入賞装置(第1大入賞装置31及び第2大入賞装置36)に関する処理を5つの段階に分け、それらの各段階に「特図2動作ステータス1、2、3、4、5」を割り当てている。そして、「特図2動作ステータス」が「1」である場合には(S1151でYES)、特別図柄2待機処理(S1152)を行い、「特図2動作ステータス」が「2」である場合には(S1151でNO、S1153でYES)、特別図柄2変動中処理(S1154)を行い、「特図2動作ステータス」が「3」である場合には(S1151、S1153で共にNO、S1155でYES)、特別図柄2確定処理(S1156)を行い、「特図2動作ステータス」が「4」である場合には(S1151、S1153、S1155で共にNO、S1157でYES)、大当り遊技としての特別電動役物処理1(S1108)を行い、「特図2動作ステータス」が「5」である場合には(S1151、S1153、S1155、S1157の全てがNO)、小当り遊技としての特別電動役物処理2(S1109)を行う。尚、特図2動作ステータスは、初期設定では「1」である。第2特別図柄当否判定の結果に小当りがあるため、特図2動作処理では、特図1動作処理にはない特別電動役物処理2(S1109)を有している。
As shown in FIG. 30, like the special figure 1 operation process (S207), the processing related to the special symbol display unit 41 and the big winning device (first big winning
ここで、特別電動役物処理1(S1108)は、特図1動作処理(S206)と特図2動作処理(S211)とで共通の処理とされ、特別電動役物処理2(S1109)は、特図2動作処理(S211)のみの処理とされる。これは、本実施例1のパチンコ遊技機1は、第1特別図柄の変動表示と第2特別図柄の変動表示とを並行して実行可能とするものの、第1特別図柄に係る大当り遊技と第2特別図柄に係る大当り遊技とは並行して実行不能(何れか一方のみを実行可能)としているからである。尚、本実施例では第1特別図柄当否判定の結果に小当りを有していないが、他の態様として、第1特別図柄当否判定の結果に小当りを有してもよい。この場合には、大当り遊技と同様に、第1特別図柄に係る小当り遊技と第2特別図柄に係る小当り遊技とも並行して実行不能(何れか一方のみを実行可能)とする。
Here, the special electric auditors processing 1 (S1108) is common processing between the special figure 1 operation processing (S206) and the special figure 2 operation processing (S211), and the special electric auditors processing 2 (S1109) Special Figure 2 operation processing (S211) only processing. This is because the
[特別図柄2待機処理]
図31に示す特別図柄2待機処理(S1152)は、図22に示す特別図柄1待機処理(S1102)と同様の流れで処理を行うものであるので、説明を省略する。
[
The
[特図2当否判定処理]
図32に示す特図2当否判定処理(S1253)は、図23に示す特図1当否判定処理(S1203)と同様の流れで処理を行うものである。但し、本処理は特別図柄2に関する処理であるので、S1301では、RAMの第2特図保留記憶部85bの最下位の領域(即ち第2特図保留の1個目に対応するRAM領域)に記憶されている特別図柄当否判定用乱数カウンタ値(ラベル-TRND-A)を読み出す。また、第2特別図柄当否判定の結果に小当りを有しているので、第2特別図柄当否判定の結果が大当りでないと判定した場合(S1304)、次いで、S1305で、第2特別図柄当否判定の結果が小当りどうかを判定する(S1305)。S1305で小当りであると判定した場合(S1305でYES)、小当り図柄を決定し(S1306)、特図2小当り変動フラグをONにし(S1307)、処理を終える。その他の処理は、特図1当否判定処理(S1203)と同様である。
[Special figure 2 suitability determination process]
The special figure 2 propriety determination process (S1253) shown in FIG. 32 is performed in the same flow as the special figure 1 propriety determination process (S1203) shown in FIG. However, since this process is a process related to the
[特図2変動パターン選択処理]
図33及び図34に示すように、特図2変動パターン選択処理(S1254)では、図24及び図25に示した特図1変動パターン選択処理(S1204)と同様の流れで処理(S1401~S1420)を行う。従って、本処理の詳細な説明は省略する。但し、本処理は第2特別図柄に関する処理であるので、図9に示す変動パターンテーブルの第2特別図柄に該当する欄を参照して、変動パターン乱数カウンタ値(ラベル-TRND-T1)に基づいて変動パターンを選択する。また、第2特別図柄当否判定の結果に小当りを有しているので、小当り変動フラグがONであると判定した場合、遊技状態に応じて小当り用テーブルから変動パターンを選択する。
[
As shown in FIGS. 33 and 34, in the special figure 2 variation pattern selection process (S1254), the process (S1401 to S1420 )I do. Therefore, detailed description of this process is omitted. However, since this process is a process related to the second special symbol, referring to the column corresponding to the second special symbol of the variation pattern table shown in FIG. 9, based on the variation pattern random number counter value (label-TRND-T1) to select a variation pattern. Further, since the result of the second special symbol success/failure determination has a small hit, when it is determined that the small hit variation flag is ON, a variation pattern is selected from the small hit table according to the game state.
また、状態Cでは、第2特別図柄の変動表示(第2特別図柄当否判定)を主体として遊技を行う。そのため、状態Cでは、第1特別図柄の変動パターンよりも、第2特別図柄の変動パターン(変動時間)の種類が多く、多様な時間の(多様な遊技演出を実行可能な)変動パターンを選択可能としている。また、第2特別図柄の変動時間よりも、第1特別図柄の変動時間が長くなるように構成し、第1特別図柄の変動効率を低下させている。一方、状態A及び状態Bでは、第1特別図柄の変動表示(第1特別図柄当否判定)を主体として遊技を行う。そのため、状態A及び状態Bでは、第1特別図柄の変動パターンの方が、第2特別図柄の変動パターンよりも変動パターン(変動時間)の種類が多く、多様な時間の(多様な遊技演出を実行可能な)変動パターンを選択可能としている。従って、状態A及び状態Bでは、第2特別図柄の変動パターンを簡易(種類が少ない)ものとしている。また、第1特別図柄の変動時間よりも、第2特別図柄の変動時間が長くなるように構成し、第2特別図柄の変動効率を低下させている。 In addition, in the state C, the game is played mainly by the variable display of the second special symbol (determining whether the second special symbol is appropriate or not). Therefore, in the state C, there are more types of variation patterns (variation times) of the second special symbol than the variation patterns of the first special symbol, and variation patterns of various times (capable of executing various game effects) are selected. It is possible. Also, the variation time of the first special symbol is set longer than the variation time of the second special symbol, thereby lowering the variation efficiency of the first special symbol. On the other hand, in the state A and the state B, the game is played mainly by the variable display of the first special symbol (first special symbol suitability determination). Therefore, in state A and state B, the variation pattern of the first special symbol has more types of variation patterns (variation time) than the variation pattern of the second special symbol, and various times (various game effects) executable) variation pattern can be selected. Therefore, in state A and state B, the variation pattern of the second special symbol is simplified (there are few types). Also, the variation time of the second special symbol is set longer than the variation time of the first special symbol, thereby lowering the variation efficiency of the second special symbol.
また、状態A及び状態Bは、第1特別図柄の変動表示を主体として遊技を行う遊技状態であるため、第2特別図柄の変動時間短縮機能は非作動とし、第2特別図柄の変動時間を長く設定している。具体的に、状態A及び状態Bにおいて、第2特別図柄当否判定が実行された場合、当該当否判定の結果が大当りとなったとき、第2特別図柄の変動表示時間は110秒に設定される(P12又はP20)。これは、状態Aにおいて、第1特別図柄当否判定の結果が大当りとなったときの第1特別図柄の変動表示時間として設定される最も長い変動時間よりも、短い変動時間に設定されている。また、状態Bにおいて、第1特別図柄当否判定の結果が大当りとなったときの第1特別図柄の変動表示時間として設定される最も長い変動時間よりも、短い変動時間に設定されている。 In addition, since state A and state B are gaming states in which the game is played mainly by the variation display of the first special symbol, the variation time shortening function of the second special symbol is deactivated, and the variation time of the second special symbol is set long. Specifically, in the state A and the state B, when the second special symbol success/failure determination is executed, when the result of the success/failure determination is a big hit, the variation display time of the second special symbol is set to 110 seconds. (P12 or P20). This is set to a variation time shorter than the longest variation display time of the first special symbol when the result of the first special symbol suitability determination is a big hit in state A. - 特許庁Further, in the state B, the variation time is set to be shorter than the longest variation display time of the first special symbol when the result of the first special symbol suitability determination is a big hit.
状態A及びBにおいて、第2特別図柄当否判定は主体となる当否判定でないが、あまりに長い変動時間を設定したのでは、当該大当りに係る大当り遊技を当否判定を行った遊技者自身が実行することなく、遊技を終えてしまう可能性がある。そこで、当否判定が行われた結果、大当りとなった場合には、いたずらに長時間の変動時間を設定するのではなく、主体となる第1特別図柄に設定される変動時間(最長のもの)よりも短い変動時間を設定する。これにより、第2特別図柄当否判定の結果が大当りとなった場合には、遊技者が待機し得る変動時間を設定し、せっかく獲得した大当りによる利益を獲得できないといった不利益を遊技者に負わせない。また、大当りは発生する可能性が低く、得られる利益が大きいため、このような制御としている。 In the states A and B, the second special symbol success/failure determination is not the subject of the success/failure determination, but if an excessively long variation time is set, the player himself/herself who has performed the success/failure determination of the big hit game related to the big hit may be executed. There is a possibility that the game will end without it. Therefore, as a result of the success/failure determination, when a big hit is achieved, instead of setting a long variation time unnecessarily, the variation time (the longest one) is set for the main first special symbol. Set a shorter fluctuation time than As a result, when the result of the second special symbol success/failure determination is a big hit, the variable time for which the player can wait is set, and the player bears the disadvantage of not being able to get the profit from the big win. do not have. Moreover, since the possibility of a big hit occurring is low and the profit to be obtained is large, such control is adopted.
また、状態A及びBにおいて、第2特別図柄当否判定の結果が小当りとなった場合、第2特別図柄の変動時間は、1000秒に設定される(P13又はP21)。これは、状態Aにおいて主体となる第1特別図柄に設定され得る最も長い変動時間よりも、更に長い変動時間に設定されている。また、状態Bにおいて主体となる第1特別図柄に設定され得る最も長い変動時間よりも、更に長い変動時間に設定されている。状態A及びBにおける主体でない第2特別図柄の変動表示時間のうち、第2特別図柄の当否判定結果が小当りとなった場合を、大当り及び外れとなったときよりも、長い変動表示時間に設定する。 In addition, in the states A and B, when the result of the second special symbol suitability determination is a small hit, the variation time of the second special symbol is set to 1000 seconds (P13 or P21). This is set to a longer variation time than the longest variation time that can be set to the main first special symbol in state A. In addition, it is set to a longer variation time than the longest variation time that can be set to the first special symbol that is the subject in the state B. Among the variable display time of the second special symbol that is not the subject in the states A and B, the variable display time when the result of the judgment of the second special symbol is a small hit is set to be longer than the time when the big hit and the loss are made. set.
状態A及びBは、当否判定の結果に小当りを有していない第1特別図柄当否判定を主体としているため、第2特別図柄当否判定の実行によって小当りが頻発することは望ましくない。また、小当りが頻発しうる状況を有していると、悪意のある遊技者が、第1特別図柄当否判定を主体とする遊技状態であるにも関わらず、第2特別図柄当否判定を実行させ、小当りによって遊技利益を得てしまう虞がある。例えば、左打ち遊技を行うべき遊技状態で、右打ち遊技を行う等して、不適切な遊技によって不当に遊技利益を得てしまう虞がある。このような事態を防止するため、状態A及びBにおいては、主体でない第2特別図柄当否判定の結果が小当りの場合には、変動時間を長時間(最も長い時間)に設定することで、小当り(小当り遊技)が頻発することを防止している。また、1回の小当り遊技によって獲得可能な遊技利益はそれほど多くないため、小当りを発生させた遊技者に多くの損害を与えることもない。 Since the states A and B are mainly based on the first special symbol right/wrong judgment which does not have a small win as a result of the right/wrong judgment, it is not desirable that the second special symbol right/wrong judgment is frequently caused by the small win. In addition, if there is a situation in which small hits can occur frequently, the malicious player executes the second special symbol success/failure determination despite the fact that the game state is based on the first special symbol success/failure determination. Therefore, there is a possibility that a game profit is obtained by a small hit. For example, in a game state in which a left-handed game should be played, a right-handed game may be played, and a game profit may be unfairly obtained by an inappropriate game. In order to prevent such a situation, in states A and B, if the result of the second special symbol propriety determination that is not the subject is a small hit, by setting the fluctuation time to a long time (the longest time), To prevent small hits (small hit games) from occurring frequently. In addition, since the game profit that can be obtained by one small winning game is not so large, the player who caused the small winning does not suffer much damage.
また、状態A及びBにおいて、第2特別図柄当否判定の結果が外れとなった場合、第2特別図柄の変動時間は、600秒に設定される(P14又はP22)。これは、状態Aにおいて主体となる第1特別図柄に設定され得る最も長い変動時間よりも、更に長い変動時間に設定されている。また、状態Bにおいて主体となる第1特別図柄に設定され得る最も長い変動時間よりも、更に長い変動時間に設定されている。また、状態A及びBにおける主体でない第2特別図柄の変動表示時間を、第2特別図柄の当否判定結果が小当りとなった場合よりも短く、大当りとなったときよりも、長い変動表示時間に設定する。第2特別図柄当否判定の結果が外れのときに、第2特別図柄の変動時間を長い時間に設定することで、第2特別図柄の変動効率を低下させ、左打ち遊技を行うべき遊技状態で、右打ち遊技を行う等の不適切な遊技を遊技者が行うことを防止する。尚、他の態様として、大当りと外れとを同じ変動時間としてもよい(例えば、何れも110秒としてもよいし、何れも600秒としてもよい)。 Also, in the states A and B, when the result of the second special symbol suitability determination is out, the variation time of the second special symbol is set to 600 seconds (P14 or P22). This is set to a longer variation time than the longest variation time that can be set to the main first special symbol in state A. Further, it is set to a longer variation time than the longest variation time that can be set for the first special symbol that is the subject in the state B. In addition, the variable display time of the second special symbol that is not the subject in the states A and B is shorter than when the result of the determination of whether the second special symbol is a small win and longer than when the big win. set to By setting the variation time of the second special symbol to a long time when the result of the second special symbol propriety determination is out, the variation efficiency of the second special symbol is reduced, and a game state in which a left-handed game should be performed is achieved. To prevent a player from playing an inappropriate game such as a right-handed game. As another aspect, the same variation time may be set for the big hit and the loss (for example, both may be set to 110 seconds, or both may be set to 600 seconds).
この特図2変動パターン選択処理(S1254)において、変動パターンの選択を行った後は、その他の処理(S1404)を行って、この処理を終える。その他の処理(S1404)では、選択した変動パターンに応じた変動パターン指定コマンドをRAMの出力バッファにセットする。セットした変動パターン指定コマンドは、後述の変動開始コマンドに含められて、出力処理(S201)により副制御基板90に送られる。
After selecting the variation pattern in this special figure 2 variation pattern selection process (S1254), other processes (S1404) are performed and this process ends. In other processing (S1404), a variation pattern designation command corresponding to the selected variation pattern is set in the output buffer of the RAM. The set variation pattern designation command is included in a variation start command, which will be described later, and sent to the
[特図2乱数シフト処理]
図35に示すように、特図2乱数シフト処理(S1255)ではまず、特図2保留球数を1ディクリメントする(S1501)。次いで、第2特図保留記憶部85bにおける各種カウンタ値の格納場所を、1つ下位側にシフトする(S1502)。そして、第2特図保留記憶部85bの最上位のアドレス空間に「0」をセットして、即ち、(上限数まで記憶されていた場合)第2特図保留の4個目に対応するRAM領域を0クリアして(S1503)、この処理を終える。特図2乱数シフト処理(S1255)を実行した後は、図31の特図2変動開始処理(S1256)を実行する。特図2変動開始処理(S1256)では、特図2動作ステータスを「2」にセットすると共に、特図2変動開始コマンドをRAMの出力バッファにセットして、第2特別図柄の変動表示を開始する。
[Special figure 2 random number shift processing]
As shown in FIG. 35, in the special figure 2 random number shift process (S1255), first, the number of special figure 2 reserved balls is decremented by 1 (S1501). Next, the storage location of various counter values in the second special figure reservation storage unit 85b is shifted to the lower side by one (S1502). Then, set "0" to the highest address space of the second special figure reservation storage unit 85b, that is, (when stored up to the upper limit number) RAM corresponding to the fourth of the second special figure reservation The area is cleared to 0 (S1503) and this process ends. After executing the special figure 2 random number shift process (S1255), the special figure 2 fluctuation start process (S1256) of FIG. 31 is performed. In the special figure 2 fluctuation start process (S1256), the special figure 2 operation status is set to "2", the special figure 2 fluctuation start command is set in the output buffer of the RAM, and the fluctuation display of the second special symbol is started do.
[特別図柄2変動中処理]
図36に示す特別図柄2変動中処理(S1154)は、図27に示す特別図柄1変動中処理(S1104)と同様の流れで処理(S1951~S1959)を行う。従って、本処理の詳細な説明は省略する。
[
The
[特図2変動中断処理]
図37に示す特図2変動中断処理(S1952)は、図28に示す特図1変動中断処理(S1902)と同様の流れで処理(S2951~S2959)を行う。従って、本処理の詳細な説明は省略する。
[Special figure 2 fluctuation interruption processing]
Special figure 2 fluctuation interruption processing (S1952) shown in FIG. 37 performs processing (S2951 to S2959) in the same flow as special figure 1 fluctuation interruption processing (S1902) shown in FIG. Therefore, detailed description of this process is omitted.
[特別図柄2確定処理]
図38に示す特別図柄2確定処理(S1156)は、図29に示す特別図柄1確定処理(S1106)と同様の流れで処理(S2051~S2067)を行う。従って、本処理の詳細な説明は省略する。但し、特別図柄2確定処理(S1156)は、特図2に関する処理であるので、特別図柄1確定処理(S1106)とは、大当り種別(ラウンドカウンタ設定処理)や、特図2小当り変動フラグがONであると判定した場合の処理が異なっているが、図38に示す通りである。
[
The
[特別電動役物処理1(大当り遊技)]
次に、図39を用いて、特別電動役物処理1(S1108)について説明する。特別電動役物処理1(S1108)ではまず、後述する大当り遊技開始処理を実行し(S2101)、S2102の処理に移行する。S2102では、大当り開始フラグがONかどうかを判定し(S2102)、大当り開始フラグがONでないと判定した場合(S2102でNO)、処理を終える。一方、S2102で、大当り開始フラグがONであると判定した場合(S2102でYES)、次いで、大当り終了フラグがONであるか否かを判定する(S2105)。ここで、大当り開始フラグは、大当り待機状態で、遊技者が任意のタイミングで遊技球を右遊技領域3Bに発射し、開始ゲート29に遊技球を通過させた場合に、ONとなるフラグである。特別図柄が大当り図柄で確定停止表示して大当りとなった後に、遊技球を開始ゲートに通過させることで、大当り開始フラグをONにし、大当り遊技が進行する(ラウンド遊技が開始する)。ここで、大当りとなった後に、開始ゲート29に遊技球を通過させない場合、遊技機は大当りを実行可能な大当り待機状態のまま維持される。この間に、遊技者は席を離れ、トイレやドリンクや電話等の休憩をとることが可能となる。そして、休憩終了後に、遊技者の任意のタイミングで遊技球を発射し、開始ゲート29に遊技球を通過させることで、大当り遊技を進行することが可能となる。また、大当り終了フラグは、大当り遊技において大入賞装置(第1大入賞装置31)の開放が全て終了(大当り遊技が終了)したことを示すフラグである。
[Special electric accessory processing 1 (jackpot game)]
Next, the special electric accessory processing 1 (S1108) will be described with reference to FIG. In the special electric auditors process 1 (S1108), first, a jackpot game start process, which will be described later, is executed (S2101), and the process proceeds to S2102. In S2102, it is determined whether or not the jackpot start flag is ON (S2102), and when it is determined that the jackpot start flag is not ON (NO in S2102), the process ends. On the other hand, in S2102, when it is determined that the jackpot start flag is ON (YES in S2102), it is then determined whether or not the jackpot end flag is ON (S2105). Here, the jackpot start flag is a flag that turns ON when the player shoots a game ball to the
S2103で、大当り終了フラグがONでないと判定した場合(S2103でNO)、次いで、大入賞口(第1大入賞口30)が開放中か否かを判定し(S2104)、開放中でないと判定した場合(S2104でNO)、大入賞口(第1大入賞口30)を開放する時期(ラウンド開始時期)かどうか、すなわち、開始ゲート29を通過させて1ラウンド目を開始する時期に至ったか、又は、ラウンド間のインターバルの時間が経過して次ラウンド(次の開放)を開始する時期に至ったかを判定する(S2105)。S2105で、ラウンド開始時期でないと判定した場合(S2105でNO)、処理を終える。一方、S2105で、ラウンド開始時期であると判定した場合(S2105でYES)、ラウンド開始コマンドをセットし(S2106)、大入賞口開放処理を行い(S2107)、処理を終える。これにより、大当りの種類に応じた開放パターン(図6参照)に従って第1大入賞口30を開放させる。
If it is determined in S2103 that the jackpot end flag is not ON (NO in S2103), then it is determined whether or not the big winning opening (first big winning opening 30) is open (S2104), and it is determined that it is not open. If so (NO in S2104), whether it is time (round start time) to open the big prize gate (first big prize gate 30), that is, whether it is time to start the first round by passing the
S2104で、大入賞口(第1大入賞口30)の開放中であると判定した場合(S2104でYES)、そのラウンドにおける大入賞口への入球個数が規定の最大入球個数(本実施例1では1ラウンド当り10個)に達しているか否かを判定する(S2111)。規定入球個数(10個)に達していないと判定した場合(S2111でNO)、次いで、大入賞口(第1大入賞口30)を閉鎖させる時期に至ったか否か、すなわち、大入賞口を開放してから予め定められた開放時間(図6参照)が経過したか否かを判定する(S2112)。S2112で、大入賞口の開放時間が経過していないと判定した場合(S2112でNO)、処理を終える。 If it is determined in S2104 that the big winning hole (first big winning hole 30) is open (YES in S2104), the maximum number of balls entering the big winning hole in that round (this implementation In Example 1, it is determined whether or not the number has reached 10 per round (S2111). If it is determined that the specified number of balls entered (10) has not been reached (NO in S2111), then whether or not the time has come to close the big winning hole (first big winning hole 30), that is, the big winning hole It is determined whether or not a predetermined opening time (see FIG. 6) has passed since the opening of the door (S2112). When it is determined in S2112 that the opening time of the big winning opening has not passed (NO in S2112), the process ends.
これに対して、S2111で、規定入球個数(10個)に達したと判定した場合(S2111でYES)、又は、大入賞口の開放時間が経過したと判定した場合(S2112でYES)、すなわち、2つのラウンド終了条件のうちの何れかが成立したと判定した場合、大入賞口(第1大入賞口30)を閉鎖する処理を行う(S2113)。次いで、ラウンドカウンタの値を1ディクリメントし(S2114)、ラウンドカウンタの値が「0」であるか否か判定する(S2115)。S2115で、ラウンドカウンタの値が「0」でないと判定された場合(S2115でNO)、次のラウンドを開始するため、処理を終える。 On the other hand, if it is determined in S2111 that the specified number of balls (10) has been entered (YES in S2111), or if it is determined that the opening time of the big winning opening has passed (YES in S2112), That is, when it is determined that either one of the two round end conditions has been established, the process of closing the big winning opening (first big winning opening 30) is performed (S2113). Next, the value of the round counter is decremented by 1 (S2114), and it is determined whether or not the value of the round counter is "0" (S2115). If it is determined in S2115 that the value of the round counter is not "0" (NO in S2115), the process ends to start the next round.
一方、S2115で、ラウンドカウンタの値が「0」であると判定した場合(S2115でYES)、大当り遊技を終了させる大当り終了処理として、大当りのエンディングコマンドをセットし(S2116)、大当りのエンディング期間を開始し(S2117)、大当り終了フラグをONにし(S2118)、処理を終える。また、S2105で、大当り終了フラグがONであると判定した場合(S2103でYES)、最終ラウンドが終了しているので、次いで、大当りのエンディング期間が経過したか否かを判定する(S2119)。S2119で、予め定めたエンディング時間が経過していないと判定した場合(S2119でNO)、処理を終える。一方、S2119で、エンディング期間が経過したと判定した場合(S2119でYES)、大当り終了フラグをOFFにし(S2120)、後述の遊技状態設定処理を行い(S2121)、大当りフラグをOFFにし(S2122)、大当り開始フラグをOFFにし(S2123)、後述の特図動作ステータス設定処理1を行い(S2124)、処理を終える。
On the other hand, in S2115, when it is determined that the value of the round counter is "0" (YES in S2115), as a jackpot ending process for ending the jackpot game, a jackpot ending command is set (S2116), and a jackpot ending period is set. is started (S2117), the jackpot end flag is turned ON (S2118), and the process is finished. Also, in S2105, if it is determined that the jackpot end flag is ON (YES in S2103), since the final round has ended, it is then determined whether or not the jackpot ending period has passed (S2119). If it is determined in S2119 that the predetermined ending time has not elapsed (NO in S2119), the process ends. On the other hand, in S2119, when it is determined that the ending period has elapsed (YES in S2119), the jackpot end flag is turned OFF (S2120), the game state setting processing described later is performed (S2121), and the jackpot flag is turned OFF (S2122). , The big hit start flag is turned OFF (S2123), the special figure operation
[大当り遊技開始処理]
次に、図40を用いて、大当り遊技開始処理(S2101)について説明する。大当り遊技開始処理(S2101)ではまず、大当り開始フラグがONか否かを判定し(S2151)、大当り開始フラグがONでない、すなわち、未だ大当り待機状態において開始ゲート29を通過させていないと判定した場合(S2151でNO)、次いで、確変フラグがONか否かを判定し(S2152)、確変フラグがONであると判定した場合(S2152でYES)、確変フラグをOFFとし(S2102)、S2154の処理に移行する。S2154では、状態BフラグがONか否かを判定し(S2103)、状態BフラグがONである判定した場合(2154でYES)、状態BフラグをOFFとし(S2104)、S2156の処理に移行する。つまり、大当り遊技の実行中は、低確率状態、且つ、低ベース状態に制御するため、大当り遊技(ラウンド遊技)の開始前に、確変フラグ及び状態BフラグをOFFにする。
[Jackpot game start processing]
Next, the jackpot game start process (S2101) will be described with reference to FIG. In the jackpot game start processing (S2101), first, it is determined whether or not the jackpot start flag is ON (S2151), and it is determined that the jackpot start flag is not ON, that is, the
また、S2152で確変フラグがONでないと判定した場合(S2152でNO)、確変フラグをOFFにすることなく、S2154の処理に移行する。また、S2154で状態BフラグがONでないと判定した場合(S2154でNO)、状態BフラグをOFFにすることなく、S2156の処理に移行する。S2156では、開始ゲートを遊技球が通過したか否かを判定し(S2156)、開始ゲートを通過したと判定した場合(S2156でYES)、大当り遊技を開始する(ラウンド遊技を開する)ための大当り開始フラグをONにし(S2157)、処理を終える。一方、S2156で、開始ゲートを通過していないと判定した場合(S2156でNO)、処理を終える。これにより、遊技機を大当り待機状態のまま継続する。また、S2151で、大当り開始フラグがONであると判定した、すなわち、既に大当り遊技を開始していると判定した場合(S2151)、処理を終える。これにより、遊技者は任意のタイミングで大当り遊技を開始する(進行させる)ことが可能となる。 Also, if it is determined in S2152 that the variable probability flag is not ON (NO in S2152), the process proceeds to S2154 without turning OFF the variable probability flag. If it is determined in S2154 that the state B flag is not ON (NO in S2154), the process proceeds to S2156 without turning OFF the state B flag. In S2156, it is determined whether or not the game ball has passed through the start gate (S2156), and if it is determined that it has passed through the start gate (YES in S2156), the big hit game is started (to open the round game). The jackpot start flag is turned ON (S2157), and the process ends. On the other hand, if it is determined in S2156 that the start gate has not been passed (NO in S2156), the process ends. As a result, the game machine is continued in the jackpot standby state. Also, in S2151, when it is determined that the jackpot start flag is ON, that is, when it is determined that the jackpot game has already started (S2151), the process ends. As a result, the player can start (progress) the jackpot game at any timing.
[遊技状態設定処理]
次に、図41を用いて、遊技状態設定処理(S2121)について説明する。遊技状態設定処理(S2121)ではまず、今回終了した大当り遊技が確変大当りに係るものであるか否かを判定する(S2201)。本実施例では、前述したように、15R第1大当り、4R第2大当り、4R第3大当り、15R第5大当り、4R第6大当りの5種類を確変大当りとしており、S2201では、大当り遊技がこれら5種類のうちの何れかに該当するか否かを判定する。そして、今回終了したのが確変大当りであると判定した場合(S2201でYES)、確変フラグをONにし(S2202)、次いで、終了した大当り遊技が4R第3大当り又は4R第6大当りの何れかであるかを判定する(S2203)。
[Game state setting process]
Next, the game state setting process (S2121) will be described with reference to FIG. In the game state setting process (S2121), first, it is determined whether or not the jackpot game ended this time is related to the probability variation jackpot (S2201). In this embodiment, as described above, the 15R 1st jackpot, 4R 2nd jackpot, 4R 3rd jackpot, 15R 5th jackpot, and 4R 6th jackpot are five kinds of probability variable jackpots. It is determined whether or not it corresponds to any of the five types. Then, when it is determined that the variable probability big hit has ended this time (YES in S2201), the variable probability flag is turned ON (S2202), and then the finished big win game is either the 4R 3rd big win or the 4R 6th big win. It is determined whether there is (S2203).
S2203で、終了した大当り遊技が4R第3大当り又は4R第6大当りの何れかであると判定した場合(S2203でYES)、状態BフラグをONにし(S2204)、状態Bカウンタに「10000」をセットし(S2205)、処理を終える。これにより、大当り遊技終了後に最長10000回の高ベース状態が設定され、高確高ベース状態となる。遊技店の一日の営業時間内において、特別図柄の変動表示を10000回実行することはできない、そのため、状態Bカウンタに「10000」をセットすることで、実質的に、次回の大当りが発生するまで高ベース状態(状態B)を継続することを意味する。尚、状態Bに「10000」回等の回数を設定する性y後に変えて、次回大当り発生まで高ベース状態(状態)を維持する制御としてもよい。 In S2203, when it is determined that the finished jackpot game is either the 4R third jackpot or the 4R sixth jackpot (YES in S2203), the state B flag is turned ON (S2204), and "10000" is set in the state B counter. Set (S2205) and finish the process. As a result, a high base state of maximum 10000 times is set after the end of the jackpot game, and a high probability high base state is established. The variable display of the special symbols cannot be executed 10,000 times during the business hours of the game parlor in one day. Therefore, by setting "10,000" to the state B counter, the next big win is substantially generated. means to continue the high base state (state B) until . It should be noted that the state B may be set to a number of times such as "10000" times, and the control may be such that the high base state (state) is maintained until the next big hit occurs.
一方、S2203で、終了した大当り遊技が4R第3大当り又は4R第6大当りの何れでもないと判定した場合(S2203でNO)、すなわち、終了した大当り遊技が15R第1大当り、4R第2大当り、又は15R第5大当りの何れかであると判定した場合(S2203でNO)、状態BフラグをOFFのまま、処理を終える。これにより、大当り遊技終了後の遊技状態が高確低ベース状態となる。 On the other hand, when it is determined in S2203 that the finished jackpot game is neither the 4R third jackpot nor the 4R sixth jackpot (NO in S2203), that is, the finished jackpot game is the 15R first jackpot, the 4R second jackpot, Or if it is determined to be either the 15R 5th jackpot (NO in S2203), the process ends with the state B flag turned OFF. Thereby, the game state after the end of the jackpot game becomes a high-probability-low base state.
S2201で、終了したのが確変大当りでない、すなわち、低確大当り(低確率大当り、通常大当り)であると判定した場合(S2201でNO)、状態BフラグをONにし(S2206)、状態Bカウンタに「100」をセットし(S2207)、処理を終える。これにより、大当り遊技終了後に100回の高ベース状態が設定され、低確高ベース状態となる。 In S2201, if it is determined that the end is not a probability variable jackpot, that is, a low probability jackpot (low probability jackpot, normal jackpot) (NO in S2201), the state B flag is turned ON (S2206), and the state B counter "100" is set (S2207), and the process ends. As a result, the high base state of 100 times is set after the end of the jackpot game, resulting in a low probability high base state.
尚、遊技状態設定処理(S2121)を実行する遊技制御用マイコン81(主制御部80)は「遊技状態制御手段」として機能するものである。 The game control microcomputer 81 (main control unit 80) that executes the game state setting process (S2121) functions as "game state control means".
[特図動作ステータス設定処理1]
次に、図42を用いて、特図動作ステータス設定処理1(S2124)について説明する。特図動作ステータス設定処理1(S2124)ではまず、特図1大当りフラグがONか否かを判定し(S3001)、特図1大当りフラグがONである、すなわち、今回発生した大当り遊技は特別図柄1に係るものであると判定した場合(S3001でYES)、特図1大当りフラグをOFFにし(S3002)、特図1動作ステータスを「1」にセットし(S3003)、処理を終える。これにより、次回の割り込み処理において、特図1動作処理として再び特別図柄1待機処理が実行されることになる。一方、S3001で、特図1大当りフラグがONでない、すなわち、特図2大当りフラグがONである、すなわち、今回発生した大当り遊技は特別図柄2に係るものであると判定した場合(S3001でNO)、特図2大当りフラグをOFFにし(S3004)、特図2動作ステータスを「1」にセットし(S3005)、処理を終える。これにより、次回の割り込み処理において、特図2動作処理として再び特別図柄2待機処理が実行される。
[Special figure operation status setting process 1]
Next, with reference to FIG. 42, the special figure operation status setting process 1 (S2124) will be described. In the special figure operation status setting process 1 (S2124), first, it is determined whether or not the special figure 1 big hit flag is ON (S3001), and the special figure 1 big hit flag is ON, that is, the big hit game that occurred this time is a special symbol. 1 (YES in S3001), turn off the special figure 1 big hit flag (S3002), set the special figure 1 operation status to "1" (S3003), and finish the process. Thereby, in the next interrupt process, the
[特別電動役物処理2(小当り遊技)]
次に、図43を用いて、特別電動役物処理2(S1109)について説明する。特別電動役物処理2(S1109)ではまず、小当り終了フラグがONであるか否かを判定する(S2301)。小当り終了フラグは、小当り遊技において大入賞装置(第2大入賞装置36)の開放が全て終了したことを示すフラグである。小当り終了フラグがONでないと判定した場合(S2301でNO)、大入賞口(第2大入賞口35)の開放中か否かを判定する(S2302)。S2302で、大入賞口が開放中でないと判定した場合(S2302でNO)、大入賞口(第2大入賞口35)を開放させる時期に至ったか否か、すなわち、小当りのオープニング時間が経過して1回目の開放動作を開始する時期に至ったか、又は、複数回にわたる開放の間のインターバルの時間が経過して次の開放動作を開始する時期に至ったか否かを判定する(S2303)。尚、小当り遊技については、開始ゲートの通過にかかわらず、小当り図柄の確定停止表示後、所定時間経過後に小当り遊技(開放動作)が開始する。つまり、遊技者は大当り遊技の開始時期は開始ゲートによって任意に決定できるが、小当りの開始時期については任意に決定することはできない。
[Special electric accessory processing 2 (small winning game)]
Next, the special electric accessory processing 2 (S1109) will be described with reference to FIG. In the special electric auditors processing 2 (S1109), first, it is determined whether or not the small hit end flag is ON (S2301). The small winning end flag is a flag indicating that the opening of the big winning device (second big winning device 36) has all ended in the small winning game. When it is determined that the small hit end flag is not ON (NO in S2301), it is determined whether or not the big winning opening (second big winning opening 35) is open (S2302). If it is determined in S2302 that the big winning opening is not open (NO in S2302), whether or not it is time to open the big winning opening (second big winning opening 35), that is, the opening time of the small winning has elapsed. Then, it is determined whether it is time to start the first opening operation, or whether it is time to start the next opening operation after the time interval between multiple times of opening has elapsed (S2303). . As for the small-hit game, the small-hit game (opening operation) starts after a predetermined time has elapsed after the fixed stop display of the small-hit symbol regardless of passage through the start gate. In other words, the player can arbitrarily determine the start time of the big win game by the start gate, but cannot arbitrarily decide the start time of the small win.
S2303で、大入賞口の開放時期でないと判定した場合(S2303でNO)、そのまま処理を終える。一方、S2303で、大入賞口の開放時期であると判定した場合(S2303でYES)、小当りの開放パターン(図6参照)に従って第2大入賞口35の開放処理を行い(S2304)、処理を終える。S2302で、大入賞口(第2大入賞口35)の開放中であると判定した場合(S2302でYES)、6回の開放動作中における大入賞口への入球個数、すなわち、6回の開放動作において入球した遊技球を全て足した数が、規定の最大入球個数(本実施例1では10個)に達しているか否かを判定する(S2306)。S2306で、規定入球個数(10個)に達していないと判定した場合(S2306でNO)、大入賞口を閉鎖させる時期に至ったか否か、すなわち、大入賞口を開放してから所定の開放時間(図6参照)が経過したか否かを判定する(S2307)。そして、S2307で、大入賞口の開放時間が経過していないと判定した場合(S2307でNO)、処理を終える。
If it is determined in S2303 that it is not time to open the big winning slot (NO in S2303), the process ends. On the other hand, when it is determined in S2303 that it is time to open the big winning hole (YES in S2303), the second big winning
これに対して、6回の開放動作中における大入賞口への入球個数が規定入球個数(10個)に達したと判定した場合(S2306でYES)、大入賞口(第2大入賞口35)を閉鎖し(S2314)、S2311の小当り終了処理に移行する。一方、S2307で、大入賞口の開放時間が経過したと判定した場合(S2307でYES)、大入賞口(第2大入賞口35)を閉鎖し(S2308)、小当り用開放カウンタの値を1ディクリメントし(S2309)、小当り用開放カウンタの値が「0」であるか否か判定する(S2310)。S2310で、小当り用開放カウンタの値が「0」でないと判定した場合(S2310でNO)、次の開放動作を開始するため、そのまま処理を終える。 On the other hand, if it is determined that the number of balls entering the big winning hole during the opening operation has reached the prescribed number (10) (YES in S2306), the big winning hole (second big winning The port 35) is closed (S2314), and the process proceeds to small hit end processing of S2311. On the other hand, in S2307, if it is determined that the opening time of the big winning opening has passed (YES in S2307), the big winning opening (second big winning opening 35) is closed (S2308), and the value of the opening counter for the small win is changed. It is decremented by 1 (S2309), and it is determined whether or not the value of the small hit open counter is "0" (S2310). In S2310, when it is determined that the value of the opening counter for the small hit is not "0" (NO in S2310), the process is finished as it is in order to start the next opening operation.
一方、S2310で、小当り用開放カウンタの値が「0」であると判定した場合(S2310でYES)、S2311の小当り終了処理に移行する。S2311では、小当り遊技を終了させる小当り終了処理として、小当りのエンディングコマンドをセットし(S2311)、小当りのエンディング期間を開始し(S2312)、小当り終了フラグをセットし(S2313)、処理を終える。尚、小当り用開放カウンタは、大入賞口の開放が6回なされると「0」になる。 On the other hand, in S2310, when it is determined that the value of the open counter for small hits is "0" (YES in S2310), the process proceeds to small hit end processing in S2311. In S2311, as a small-hit ending process for ending the small-hit game, a small-hit ending command is set (S2311), a small-hit ending period is started (S2312), a small-hit end flag is set (S2313), Finish processing. It should be noted that the small winning opening counter becomes "0" when the big winning opening is opened six times.
また、S2301で、小当り終了フラグがONであると判定した場合(S2301でYES)、6回の開放動作が終了している(若しくは、規定数の遊技球が入球している)ので、小当りのエンディングの時間が経過したか否かを判定し(S2315)、エンディング時間が経過していないと判定した場合(S2315でNO)、処理を終える。一方、S2315で、エンディング時間が経過したと判定した場合(S2315でYES)、小当り終了フラグをOFFにし(S2316)、特図動作ステータス設定処理2を行い(S2317)、処理を終える。高確低ベース状態において、小当り遊技を発生させることで、持ち球を増やしながら次の大当りを狙うことが可能となり、遊技興趣を高める。尚、小当り遊技の開始に際して確変フラグや状態BフラグをONからOFFに切り変えたり、OFFからONに切替えたりすることはない。また、小当り遊技の終了に際しては、遊技状態設定処理を行わない。すなわち、本パチンコ遊技機1では、小当り遊技の実行前と実行後において遊技状態(確率状態、ベース状態)を変化させない。
Also, in S2301, if it is determined that the small hit end flag is ON (YES in S2301), the opening operation has been completed six times (or a specified number of game balls have entered), so It is determined whether or not the ending time of the small hit has passed (S2315), and when it is determined that the ending time has not passed (NO in S2315), the process is finished. On the other hand, in S2315, when it is determined that the ending time has elapsed (YES in S2315), the small hit end flag is turned OFF (S2316), the special figure operation
[特図動作ステータス設定処理2]
次に、図44を用いて、特図動作ステータス設定処理2(S2317)について説明する。特図動作ステータス設定処理2(S2317)ではまず、特図1小当りフラグがONか否かを判定し(S3101)、特図1小当りフラグがONである、すなわち、今回発生した小当り遊技は特別図柄1に係るものであると判定した場合(S3101でYES)、特図1小当りフラグをOFFにし(S3102)、特図1動作ステータスを「1」にセットし(S3103)、処理を終える。これにより、次回の割り込み処理において、特図1動作処理として再び特別図柄1待機処理が実行される。尚、本実施例では、第1特別図柄当否判定の結果に小当りを有していないため、特図1小当りフラグがONになることはない。一方、特図1小当りフラグがONでない、すなわち、特図2小当りフラグがONである、すなわち、今回発生した小当り遊技は特別図柄2に係るものであると判定した場合(S3101でNO)、特図2小当りフラグをOFFにし(S3104)、特図2動作ステータスを「1」にセットし(S3105)、処理を終える。これにより、次回の割り込み処理において、特図2動作処理として再び特別図柄2待機処理が実行される。
[Special figure operation status setting process 2]
Next, with reference to FIG. 44, the special figure operation status setting process 2 (S2317) will be described. In the special figure operation status setting process 2 (S2317), first, it is determined whether or not the special figure 1 small hit flag is ON (S3101), and the special figure 1 small hit flag is ON, that is, the small hit game that occurred this time If it is determined that is related to the special symbol 1 (YES in S3101), the special figure 1 small hit flag is turned OFF (S3102), the special figure 1 operation status is set to "1" (S3103), and the process is performed Finish. Thereby, in the next interrupt process, the
[保留球数処理]
図11に示すように遊技制御用マイコン81は、特図2動作処理(S208)に次いで保留球数処理(S209)を行う。図45に示すように、保留球数処理(S209)ではまず、主制御基板80のRAMに記憶されている特図1保留球数、特図2保留球数及び普通図柄保留球数を読み出す(S2501)。次いで、その保留球数のデータ(その保留球数情報を副制御基板90等に送信するための保留球数コマンド)を、RAMの出力バッファにセットし(S2502)、処理を終える。
[Processing of number of pending balls]
As shown in FIG. 11, the
[電源断監視処理]
図11に示すように遊技制御用マイコン81は、保留球数処理(S209)に次いで電源断監視処理(S210)を行う。図46に示すように、電源断監視処理(S210)ではまず、電源断信号の入力の有無を判定し(S2601)、入力がないと判定した場合(S2601でNO)、処理を終える。一方、S2601で、電源断信号の入力があると判定した場合(S2601でYES)、現在の遊技機の状態(確変かどうか、当り遊技中かどうか、保留球数はいくつか、確変・時短の残り変動回数はいくつか等)に関するデータをRAMに記憶し(S2602)、電源断フラグをONし(S2603)、その後は割り込み処理(図11)に戻ることなくループ処理(無限ループ)を行う。
[Power off monitoring process]
As shown in FIG. 11, the
以上詳細に説明したように、本実施例1のパチンコ遊技機1は前述した特徴的な構成を備えることで、従来のパチンコ遊技機にはない特有の効果、乃至、従来のパチンコ遊技機に比して顕著な効果を奏する。本実施例1のパチンコ遊技機1は、特別図柄当否判定において大当りとなること(第1特別図柄(「第1情報」ともいう)又は第2特別図柄(「第2情報」ともいう)が大当り図柄(「特定の表示態様」ともいう)で停止表示すること)に基づいて、高確率状態が発生し(特典が付与され)、予め定められた所定の条件が成立すると高確率状態(特典)が終了するものとされる。
As described in detail above, the
この高確率状態(特典)を付与する処理(遊技状態設定処理(S2121))を「特典付与手段」ということもできる。尚、第1特別図柄と演出図柄8とが連動(同期)して、第2特別図柄と演出図柄8とが連動(同期)して、変動表示及び停止表示し、同じ当否判定結果を示すので、「特別図柄(第1特別図柄又は第2特別図柄)が大当り図柄で停止表示すること」を、「演出図柄が当り演出図柄(特定の表示態様)で停止表示すること」と置き換えることができる。
The processing (game state setting processing (S2121)) for providing this high probability state (privilege) can also be called "privilege providing means". In addition, the first special design and the
[サブ制御メイン処理]
次に、図47~図52に基づいて、演出制御用マイコン91の動作(サブ制御部90による制御処理)について説明する。尚、演出制御用マイコン91の動作説明にて登場するカウンタ、フラグ、ステータス、バッファ、タイマ等は、副制御基板90(サブ制御部)のRAMに設けられている。副制御基板90に備えられた演出制御用マイコン91は、パチンコ遊技機1の電源がオンされると、副制御基板90のROMから図47に示すサブ制御メイン処理のプログラムを読み出して実行する。同図に示すように、サブ制御メイン処理では、まず、CPU初期化処理を行う(S4001)。CPU初期化処理(S4001)では、スタックの設定、定数設定、CPU92の設定、SIO、PIO、CTC(割り込み時間用コントローラ)等の設定や各種のフラグ、ステータス及びカウンタのリセット等を行う。
[Sub-control main processing]
Next, the operation of the production control microcomputer 91 (control processing by the sub-control section 90) will be described with reference to FIGS. 47 to 52. FIG. Incidentally, counters, flags, statuses, buffers, timers, etc. appearing in the description of the operation of the
続いて、S4002で、電源断信号がONでかつ副制御基板90のRAMの内容が正常であるか否かを判定する(S4002)。そして、この判定結果がNOであれば(S4002でNO)、副制御基板90のRAMの初期化をし(S4003)、S4004に進む。一方、判定結果がYESであれば(S4002でYES)、副制御基板90のRAMを初期化することなくS4004に進む。すなわち、電源断信号がONでない場合、又は電源断信号がONであってもRAMの内容が正常でない場合には(S4002でNO)、副制御基板90のRAMを初期化するが、停電などで電源断信号がONとなったがRAMの内容が正常に保たれている場合には(S4002でYES)、RAMを初期化しない。RAMを初期化すれば、各種のフラグ、ステータス及びカウンタの値はリセットされる。尚、このS4001~S4003は、電源投入後に(電源投入に際して)一度だけ実行され、それ以降は実行されない。また、本実施例1では、演出制御用マイコン91においても、図11に示す遊技制御用マイコン81による電源断監視処理(S209)と同様の処理を行うこととしており、停電などで電源断信号がONになると、そのときの演出制御に係るデータが副制御基板90のRAMに記憶されるものとなっている。つまり、停電などの電源断発生時における演出制御に係るデータがバックアップされるものとなっている。このため、停電等の電源断から復帰した後の電源投入時(電断復帰時)に、副制御基板90のRAMの初期化(S4003)が行われない限り、演出制御用マイコン91による演出制御の状態は電源断発生前の状態に復帰する。
Subsequently, at S4002, it is determined whether or not the power-off signal is ON and the contents of the RAM of the
S4004では、割り込みを禁止する。次いで、乱数シード更新処理を実行する(S4005)。乱数シード更新処理(S4005)では、種々の演出決定用乱数カウンタの値を更新する。更新された乱数カウンタ値は、副制御基板90のRAMの所定の更新値記憶領域(図示せず)に逐次記憶される。演出決定用乱数には、実行する演出図柄遊技演出の態様(変動演出パターン)を決定する変動演出決定用乱数や、予告演出を決定する予告演出決定用乱数、演出図柄を決定する演出図柄決定用乱数等がある。乱数の更新方法は、前述の主制御基板80が行う乱数更新処理と同様の方法をとることができる。尚、乱数の更新に際して、乱数値を1ずつ加算するのではなく、2ずつ加算するなどしてもよい。演出決定用乱数は、予め定められたタイミングで取得される。このタイミングとしては、例えば主制御基板80から始動入球があった旨を通知する制御信号(始動入球コマンド)が送信されてきたときや、主制御基板80から変動開始を通知する制御信号(変動開始コマンド)が送信されてきたときや、後述の変動演出パターンを決定するときなどとすることができる。取得した演出決定用乱数の格納場所は、副制御基板90のRAMの所定の乱数カウンタ値記憶領域(図示せず)である。
In S4004, interrupts are prohibited. Next, random number seed update processing is executed (S4005). In the random number seed update process (S4005), the values of various effect determination random number counters are updated. The updated random number counter value is sequentially stored in a predetermined update value storage area (not shown) of the RAM of the
乱数シード更新処理(S4005)が終了すると、コマンド送信処理を実行する(S4006)。コマンド送信処理では、副制御基板90のRAM内の出力バッファ(「サブ出力バッファ」ともいう)に格納されている各種のコマンド(制御信号)を、画像制御基板100、音声制御基板106およびランプ制御基板107のうち、対応するコマンド送信先となる制御基板に送信する。コマンドを受信した各制御基板(各制御部)は、受信したコマンドに従い各種の演出装置(画像表示装置、スピーカ67、盤面ランプ5、枠ランプ66及び可動装飾部材14等)を用いて各種の演出(演出図柄遊技演出や、当り遊技に係る特別遊技演出等)を実行する。演出制御用マイコン91は続いて、割り込みを許可する(S4007)。以降、S4004~S4007をループさせる。割り込み許可中においては、受信割り込み処理(S4008)、2msタイマ割り込み処理(S4009)、及び10msタイマ割り込み処理(S4010)の実行が可能となる。これらの制御処理を実行することで、画像表示装置7(第1画像表示装置)、第2画像表示装置71及び第3画像表示装置72の各表示画面上で実行される演出図柄等の表示制御や、各種ランプの点灯制御や、可動装飾部材の動作制御や、スピーカからの音声出力制御等を行うことが可能となる。
When the random number seed update process (S4005) ends, the command transmission process is executed (S4006). In the command transmission process, various commands (control signals) stored in an output buffer (also referred to as a "sub output buffer") in the RAM of the
[受信割り込み処理]
次に、図48を用いて、受信割り込み処理(S4008)について説明する。受信割り込み処理(S4008)ではまず、ストローブ信号(STB信号)がONか否か、すなわち主制御基板80から送られたストローブ信号が演出制御用マイコン91の外部INT入力部に入力されたか否かを判定する(S4101)。そして、S4101で、ストローブ信号がONでないと判定した場合(S4101でNO)、処理を終える。一方、S4101で、ストローブ信号がONであると判定した場合(S4101でYES)、主制御基板80から送信されてきた各種のコマンドを副制御基板90のRAMに格納し(S4102)、処理を終える。この受信割り込み処理(S4008)は、他の割り込み処理(S4009、S4010)に優先して実行される処理である。
[Receive interrupt processing]
Next, the reception interrupt processing (S4008) will be described with reference to FIG. In the reception interrupt process (S4008), first, whether or not the strobe signal (STB signal) is ON, that is, whether or not the strobe signal sent from the
[2msタイマ割り込み処理]
次に、図49を用いて、2msタイマ割り込み処理(S4009)について説明する。2msタイマ割り込み処理(S4009)では、副制御基板90に2msec周期の割り込みパルスが入力する度に実行する処理である。2msタイマ割り込み処理(S4009)ではまず、演出ボタン検知スイッチ63c、63dからの検知信号に基づいてスイッチデータ(エッジデータ及びレベルデータ)を作成する入力処理を行う(S4201)。次いで、枠ランプ66や盤面ランプ5等のランプを発光させるためのランプデータを出力するランプデータ出力処理(S4202)と、可動装飾部材14(電気的駆動源)を駆動するための駆動データを出力する駆動データ出力処理(S4203)とを行う。尚、ランプデータおよび駆動データは、後述の10msタイマ割り込み処理で作成される。そして、ウォッチドッグタイマのリセット処理を行うウォッチドッグタイマ処理を行う(S4204)。
[2 ms timer interrupt processing]
Next, the 2ms timer interrupt processing (S4009) will be described with reference to FIG. The 2 ms timer interrupt process (S4009) is a process that is executed each time an interrupt pulse with a period of 2 msec is input to the
[10msタイマ割り込み処理]
次に、図50を用いて、10msタイマ割り込み処理(S4010)について説明する。10msタイマ割り込み処理(S4010)は、副制御基板90に10msec周期の割り込みパルスが入力する度に実行する処理である。10msタイマ割り込み処理(S4010)ではまず、後述する受信コマンド解析処理(S4302)を行う。次いで、2msタイマ割り込み処理で作成したスイッチデータを10msタイマ割り込み処理用のスイッチデータとして副制御基板90のRAMに格納するスイッチ状態取得処理を行い(S4303)、当該スイッチ状態取得処理にて格納したスイッチデータに基づいて表示画面7aの表示内容等を設定するスイッチ処理を行う(S4304)。その後、ランプデータ(盤面ランプ5や枠ランプ66の点灯を制御するデータ)を作成したり、演出決定用乱数を更新したりするなどのその他の処理を実行する(S4305)。
[10 ms timer interrupt processing]
Next, the 10ms timer interrupt processing (S4010) will be described with reference to FIG. The 10 ms timer interrupt process (S4010) is a process that is executed each time an interrupt pulse with a period of 10 msec is input to the
[受信コマンド解析処理]
次に、図51を用いて、受信コマンド解析処理(S4302)について説明する。受信コマンド解析処理(S4302)ではまず、主制御基板80から始動入球コマンドを受信したか否かを判定し(S4401)、始動入球コマンドを受信していないと判定した場合(S4401でNO)、S4403の処理に移行し、始動入球コマンドを受信したと判定した場合(S4401でYES)、演出保留情報記憶処理(S4402)を行って、S4403の処理に移行する。演出保留情報記憶処理(S4402)は、S4401で受信した始動入球コマンド(特図1始動入球コマンド又は特図2始動入球コマンド)に含まれる各種情報(事前判定結果、大当り種別決定用乱数値、変動パターン乱数値等の遊技情報)を、特別図柄の種類(第1特別図柄、第2特別図柄)及び始動入球コマンドの送受信時(コマンド生成時)の特図保留球数に応じて、シフトメモリ形式で副制御基板90のRAMの所定の演出保留情報記憶領域に記憶する。例えば、受信した始動入球コマンドが特図1の保留球数「4」に対応する特図1始動入球コマンドである場合、その特図1始動入球コマンドに含まれる事前判定結果や当り種別等の情報を、特図1演出保留情報記憶領域のうち保留数4に対応する領域に、特図1演出保留情報として記憶する。こうして記憶される演出保留情報は、後述する変動演出や予告演出、演出モード等の各種演出の実行に用いられる。副制御基板90における演出保留情報記憶領域の記憶内容(演出保留情報)は、前述の主制御基板(主制御部)80における特図保留記憶部(第1特図保留記憶部、第2特図保留記憶部)の記憶内容(取得情報)と一致するものである。このことから、副制御基板90の演出保留情報記憶領域も「取得情報記憶手段」といえる。
[Receive command analysis processing]
Next, the received command analysis processing (S4302) will be described with reference to FIG. In the received command analysis process (S4302), first, it is determined whether or not the start entry command has been received from the main control board 80 (S4401), and if it is determined that the start entry command has not been received (NO in S4401) , If it is determined that the process of S4403 has been received (YES in S4401), effect pending information storage process (S4402) is performed, and the process of S4403 is performed. Effect pending information storage processing (S4402), various information (preliminary judgment result, jackpot type determination random Numbers, game information such as fluctuation pattern random numbers), depending on the type of special design (1st special design, 2nd special design) and the number of special design pending balls at the time of sending and receiving the start ball command (at the time of command generation) , is stored in a predetermined effect pending information storage area of the RAM of the
次に、S4403では、主制御基板80から変動開始コマンドを受信したか否かを判定し(S4403)、変動開始コマンドを受信したと判定した場合(S4403でYES)、後述する変動演出開始処理(S4404)を行って、S4405の処理に移行し、変動開始コマンドを受信していないと判定した場合(S4403でNO)、変動演出開始処理を行うことなく、S4405の処理に移行する。S4405では、主制御基板80から変動停止コマンドを受信したか否かを判定し(S4405)、変動停止コマンドを受信したと判定した場合(S4405でYES)、演出図柄を停止表示して変動演出を終了させる変動演出終了処理を行う(S4406)。変動演出終了処理(S4406)では、演出図柄8を停止表示して変動演出を終了させるための変動演出終了コマンドをサブ出力バッファにセットする。セットした変動演出終了コマンドがコマンド送信処理(S4006)により画像制御基板100に送信されると、画像制御用マイコン101は、画像表示装置7の表示画面7a上で変動表示していた演出図柄8を停止表示して、変動演出(演出図柄遊技演出)を終了させる。一方、S4405で、変動停止コマンドを受信していないと判定した場合(S4405でNO)、変動演出終了処理を行うことなく、S4407の処理に移行する。尚、変動演出とは、特別図柄の変動表示に合わせて行われる種々の演出を指す。
Next, in S4403, it is determined whether or not a variation start command has been received from the main control board 80 (S4403), and if it is determined that a variation start command has been received (YES in S4403), variation production start processing ( S4404) is performed, the process proceeds to S4405, and when it is determined that the variation start command is not received (NO in S4403), the process proceeds to S4405 without performing the variation production start process. In S4405, it is determined whether or not the fluctuation stop command is received from the main control board 80 (S4405), and when it is judged that the fluctuation stop command is received (YES in S4405), the production design is stopped and displayed to change production. A fluctuation performance end process to end is performed (S4406). In the fluctuation production end processing (S4406), the
続いて、S4407では、主制御基板80から当り遊技関連コマンドを受信したか否かを判定する(S4407)。ここで、当り遊技関連コマンドとは、当り遊技(大当り遊技、小当り遊技)の実行にあたり主制御基板80から送信されるコマンドのことであり、具体的には、大当り遊技の開始(大当りの発生)に際して送信されるオープニングコマンド、ラウンドの開始に際して送信されるラウンド開始コマンド、ラウンドの終了に際して送信されるラウンド終了コマンド、大当り遊技の終了に際して送信されるエンディングコマンド、ラウンド遊技での第1大入賞口30への入球に基づき送信される第1大入賞口入球コマンド、小当り遊技での第2大入賞口への入球に基づき送信される第2大入賞口入球コマンド等が該当する。S4407では、これらの大当り遊技関連コマンドの何れかを受信したか否かを判定し、受信していなければ(S4407でNO)、S4409の処理に移行し、受信していれば(S4407でYES)、当該受信したコマンドの種類に応じた演出(大当り遊技演出、小当り遊技演出)の実行に係る処理を行う(S4408)。
Subsequently, in S4407, it is determined whether or not a winning game-related command has been received from the main control board 80 (S4407). Here, the winning game-related command is a command transmitted from the
例えば、受信したコマンドがオープニングコマンドであれば、当該コマンドに基づき特定される大当りの種別に応じたオープニング演出を指定するオープニング演出コマンドをサブ出力バッファにセットし、ラウンド開始コマンドであれば、当該コマンドに基づき特定されるラウンドに応じたラウンド演出を指定するラウンド演出コマンドをサブ出力バッファにセットし、エンディングコマンドであれば、当該コマンドに基づき特定される大当りの種別に応じたエンディング演出を指定するエンディング演出コマンドをサブ出力バッファにセットする。また、受信したコマンドが大入賞口入球コマンド(第1大入賞口入球コマンド、第2大入賞口入球コマンド)であれば、当該コマンドに基づき特定される大入賞口(第1大入賞口30、第2大入賞口35)への入球に応じた入球演出を指定する入球演出コマンドをサブ出力バッファにセットする。これらのセットした当り遊技に係る各種の演出コマンドがコマンド送信処理(S4006)により画像制御基板100に送信されると、画像制御用マイコン101は、当り遊技の進行状況に合わせて、オープニング演出やラウンド演出、入球演出等を画像表示装置7の表示画面7a上で実行する。最後にS4409の処理を行い、本処理を終える。S4409では、その他の処理として、前述した各種コマンドを除いた他の受信コマンド(例えば、普通図柄変動開始コマンドや普通図柄変動停止コマンド)に基づく処理を行う(S4409)。
For example, if the received command is an opening command, an opening effect command specifying an opening effect corresponding to the type of jackpot identified based on the command is set in the sub-output buffer, and if the command is a round start command, the command A round effect command specifying a round effect corresponding to the round specified based on is set in the sub-output buffer, and if it is an ending command, an ending specifying an ending effect corresponding to the type of jackpot specified based on the command Set the performance command to the sub-output buffer. In addition, if the received command is a big winning hole entry command (first big winning hole entry command, second big winning hole entry command), a big winning hole (first big winning hole) specified based on the command A ball-entering performance command designating a ball-entering performance corresponding to a ball entering the
[変動演出開始処理]
次に、図52を用いて、受信コマンド解析処理(S4302)にて実行される変動演出開始処理(S4404)について説明する。変動演出開始処理(S4404)ではまず、変動演出決定用乱数や予告演出決定用乱数、演出図柄決定用乱数等の各種演出決定用乱数を取得する演出決定用乱数処理(S4501)を行う。本実施例では、主制御部80から変動開始コマンドを受信したタイミングでS4501の処理を行い、夫々の乱数から所定の値(取得情報)を取得する。この取得した値(取得情報)に基づいて、実行する演出図柄遊技演出(変動演出)の態様や予告演出の態様(予告演出の有無を含む)、停止表示する演出図柄等を決定する。
[Variation production start processing]
Next, with reference to FIG. 52, the variation effect start process (S4404) executed in the received command analysis process (S4302) will be described. In the variable effect start processing (S4404), first, random number processing for effect determination (S4501) for acquiring various effect determination random numbers such as variable effect determination random numbers, advance notice effect determination random numbers, and effect pattern determination random numbers is performed. In this embodiment, the process of S4501 is performed at the timing of receiving the variation start command from the
次いで、S4502では、受信した変動開始コマンドを解析する(S4502)。変動開始コマンドには、第1特別図柄または第2特別図柄の変動パターン選択処理で選択された変動パターンを指定する変動パターン指定コマンド(変動パターンを指定する情報)が含まれている。そして、変動パターン指定コマンドには、図9に示す変動パターン情報(P1乃至P33)や、現在の遊技状態を指定する遊技状態情報や、第1特別図柄当否判定または第2特別図柄当否判定の判定結果や、大当り種別を指定する図柄情報等が含まれている(図8を参照)。また、変動パターン指定コマンドには、第1特別図柄に対応するものと第2特別図柄に対応するものとが存在することから、変動パターン指定コマンドを解析することで、今回開始する演出図柄遊技演出(演出図柄の変動表示)が特図1に係るものなのか特図2に係るものなのかを判別することが可能となる。尚、変動パターン情報や遊技状態情報や図柄情報等は、これ以降に実行する変動演出開始処理以外の他の処理においても利用可能である。 Next, in S4502, the received variation start command is analyzed (S4502). The variation start command includes a variation pattern specification command (information specifying a variation pattern) that specifies the variation pattern selected in the variation pattern selection process of the first special symbol or the second special symbol. And, the variation pattern specification command includes variation pattern information (P1 to P33) shown in FIG. The results and pattern information specifying the type of jackpot are included (see FIG. 8). In addition, since there are those corresponding to the first special symbol and those corresponding to the second special symbol in the variation pattern specification command, by analyzing the variation pattern specification command, the effect symbol game effect to be started this time It is possible to determine whether (variation display of the production pattern) is related to the special figure 1 or related to the special figure 2. It should be noted that the variation pattern information, game state information, symbol information, etc. can be used in processes other than the variation performance start process to be executed thereafter.
次いで、S4503では、演出制御用マイコン91が現在のモードステータスを参照する(S4503)。モードステータスは、実行する演出モードを決めるためのものである。モードステータスは「1」~「5」までの何れかの値とされ、各値は演出モードA~Eに対して割り当てられている。具体的には、モードステータス「1」が演出モードAに対応し、モードステータス「2」が演出モードBに対応し、モードステータス「3」が演出モードCに対応し、モードステータス「4」が演出モードDに対応し、モードステータス「5」が演出モードEに対応する。現在のモードステータスを参照することで、現在の演出モードを特定することが可能である。
Then, in S4503, the
ここで演出モードとは、画像表示装置7を主とする演出の態様であり、演出モードが異なると、予告演出やリーチ演出等の遊技演出の演出態様の一部又は全部が異なるものとされる。具体的に、演出図柄8の態様(例えば、図柄デザイン、数字デザインなど)が異なったり、登場するキャラクタ、アイテム、背景画像が異なったりする等、画像表示装置7に表示される画像が演出モードによって異なるものとされる。また、演出図柄遊技演出も演出モードに応じた態様で実行されるものとすることができ、複数の遊技演出(予告演出やリーチ演出等)を設ける場合に、演出モードによって異なる遊技演出を実行可能とすることができる。本実施例では、演出モードA,Bは低確低ベース状態に制御されているときに実行され、演出モードC,Dは高確低ベース状態に制御されているときに実行され、演出モードEは低確高ベース状態に制御されているときと高確高ベース状態に制御されているときに実行される。従って、演出モードがA~Dの何れかである場合、遊技者は演出モードを確認することで、現在の遊技状態が低確低ベース状態であるのか高確低ベース状態であるのかを把握することが可能となる。一方、演出モードがEである場合、遊技者は演出モードを確認しても、現在の遊技状態が低確高ベース状態であるのか、高確高ベース状態であるのかを把握することは困難である。その意味において演出モードEは、遊技状態非報知モードといえる。
Here, the production mode is a mode of production mainly by the
次いで、S4504では、画像表示装置7、盤面ランプ5、可動装飾部材14等を用いて行うものであって、サブ制御部90が主体となって制御する変動演出のパターン(変動演出パターン、演出図柄遊技演出)を決定するための変動演出パターン決定テーブル(図示を省略)及び予告演出決定テーブルをセットする(S4504)。具体的には、S4503で参照したモードステータス(現在の演出モード)と主制御部80から受信した変動パターン指定コマンドに基づいて、使用する変動演出パターン決定テーブル、及び、予告演出決定テーブルをセットする。すなわち、複数の変動演出パターン決定テーブル、及び、複数の予告演出決定テーブルを備えており、それらから遊技状態(演出モード)等に基づいて、所定の変動演出パターン決定テーブル及び予告演出決定テーブルをセットする。例えば、受信した変動パターン指定コマンドが指定する変動パターン情報が「P1(変動パターンP1)」(図9を参照)であった場合、変動演出パターン決定テーブルとして、現在の演出モードに対応した大当り時変動演出パターン決定テーブル及び予告演出決定テーブルがセットされる。変動演出パターン決定テーブルは、主に、演出図柄遊技演出の実行態様(演出図柄の変動態様等)を決定するためのもので、演出モード(モードステータス)に対応する複数の変動演出パターン決定テーブル(図示せず)が副制御基板90のROMに予め格納されている。S4504では、それらの変動演出パターン決定テーブルの中から、S4503で参照したモードステータス(現在の演出モード)に対応するテーブルが選択されてセットされる。
Next, in S4504, the
次いで、S4505では、S4501において取得した変動演出決定用乱数、及び、S4504においてセットした変動演出パターン決定テーブルに基づいて、指定された変動パターンに適合した変動演出パターンを選択し、これを設定する(S4505)。変動演出パターンとしては、主に演出図柄表示領域7bで表示される演出図柄8の変動態様(演出図柄遊技演出の実行態様)が設定される。これにより、演出図柄遊技演出において、リーチ演出を実行する場合(リーチ有演出図柄遊技演出)や、特定のキャラクタを用いて行うキャラクタ演出を実行する場合(キャラクタ演出図柄遊技演出)、リーチ演出やキャラクタ演出を実行しない場合(リーチ無演出図柄遊技演出)等が決定される。尚、リーチ演出とは、例えば、特別図柄当否判定の結果が大当りであることを示す場合の演出図柄8の表示態様として、3個の演出図柄8L、8C、8Rがすべて同一(ゾロ目)となる態様(大当り態様、特定態様)を設けている場合において、3個の演出図柄8L、8C、8Rのうちの2個が大当り態様を構成する図柄(同じ演出図柄)で停止表示(仮停止表示)され、残り1個が変動表示(スクロール表示)を続けている状態で、当該残り1個の演出図柄が大当り態様を完成させる図柄(3個の同じ演出図柄)で停止表示されるか否かを示す演出のことをいう。この際、演出図柄の変動表示に伴って所定のキャラクタを用いて遊技演出を実行し、演出図柄が大当り態様で停止表示されるかどうかを、当該所定のキャラクタが所定の目的を達成するかどうかの演出で示すことも可能である。このような遊技演出(後述するリーチ演出やキャラクタ演出)を、ストーリー演出(特定遊技演出)や目的演出(特定遊技演出)ということもできる。これにより、遊技者の大当りへの期待感を高め、遊技興趣を高めることが可能となる。
Next, in S4505, based on the variable production determination random number acquired in S4501 and the fluctuation production pattern determination table set in S4504, select a variation production pattern that matches the specified variation pattern and set it ( S4505). As the variable effect pattern, a variation mode (execution mode of the effect symbol game effect) of the
また、S4505では、S4501において取得した演出図柄決定用乱数および図示しない停止図柄決定テーブルに基づいて、停止表示する演出図柄8(「停止演出図柄」ともいう)を決定し、これを設定する。演出図柄遊技演出の結果として停止表示される演出図柄8は、特別図柄当否判定の結果が外れであって、リーチ有り外れの場合は「787」等の3個の演出図柄8L、8C、8Rのうち1個の演出図柄が他の演出図柄と異なるバラケ目とされ、リーチ無し外れのときは「635」等の3個の演出図柄8L、8C、8Rのうち少なくとも1個の演出図柄が他の演出図柄が異なるバラケ目とされる
In addition, in S4505, based on the random number for determining the performance symbol acquired in S4501 and a stop symbol determination table (not shown), the
また、S4506では、変動演出パターン(演出図柄遊技演出)に伴って実行される予告演出(予告演出パターン)を決定する。また、この実行される予告演出を含めて演出図柄遊技演出ともいう。この予告演出は、実行中の演出図柄遊技演出の結果が大当り態様で停止表示する可能性を、演出図柄が停止表示(確定停止表示)する前(演出図柄の変動表示中)に示す演出(事前報知演出)である。S4506では、S4501において取得した予告演出決定用乱数およびS4504においてセットした予告演出決定テーブルに基づいて、指定された変動パターン及び決定された変動演出パターンに適合した予告演出(予告演出パターン)を選択し、これを設定する(S4506)。 In addition, in S4506, the notice effect (prediction effect pattern) to be executed along with the variable effect pattern (effect symbol game effect) is determined. In addition, it is also referred to as performance symbol game performance including the notice performance to be executed. This advance notice effect indicates the possibility that the result of the effect pattern game effect being executed will be stopped in a big hit mode, before the effect pattern is displayed (fixed stop display) (during the variable display of the effect pattern). notification performance). In S4506, based on the notice effect determination random number obtained in S4501 and the notice effect determination table set in S4504, a notice effect (notice effect pattern) that matches the specified variation pattern and the determined change effect pattern is selected. , set this (S4506).
そして、S4507で、S4505及びS4506において設定した変動演出パターン及び予告演出に基づいて、演出図柄遊技演出等を開始するための変動演出開始コマンドを副制御基板90のRAM内の出力バッファにセットし(S4507)、変動演出開始処理を終了する。S4507でセットされた変動演出開始コマンドが、コマンド送信処理(S4006)により画像制御基板100に送信されると、画像制御用マイコン101は、変動演出開始コマンドに基づき特定される変動演出パターン、すなわちS4505で設定された変動演出パターンに対応する所定の画像データを画像制御基板100のROMから読み出して、該読み出した画像データによる変動演出等を画像表示装置7の表示画面7a上で実行する。また、演出表示器102での2個のLEDによる変動表示(点滅表示)も実行する。
Then, in S4507, based on the variable effect pattern and the notice effect set in S4505 and S4506, the variable effect start command for starting the effect symbol game effect etc. is set in the output buffer in the RAM of the sub control board 90 ( S4507), end the fluctuation effect start processing. When the variable effect start command set in S4507 is transmitted to the
[演出図柄遊技演出の概要]
次に、本実施例の演出図柄遊技演出(変動演出)の概要について説明する。前述したように、S4505で設定された変動演出パターン等に基づく演出図柄遊技演出等を開始するための変動演出開始コマンドが副制御基板90から画像制御基板100に送信されると、画像表示装置7の表示画面7a上で演出図柄8の変動表示が開始される。この演出図柄8の変動表示の開始から終了(停止)までの一連の演出として、演出図柄遊技演出(変動演出)が構成される。
[Overview of production design game production]
Next, the outline of the production symbol game production (fluctuation production) of the present embodiment will be described. As described above, when the variable effect start command for starting the effect symbol game effect based on the variable effect pattern etc. set in S4505 is transmitted from the
演出図柄8の変動表示は、原則、「1」→「2」→「3」・・・→「7」→「8」→「9」の順(昇順)で図柄を縦方向にスクロール表示(縦スクロール)し、「9」まで到達したら再度「1」に戻って縦スクロールを繰り返すことにより行われる。こうした演出図柄8の変動表示の態様は、前述の変動演出パターン決定テーブルに格納される変動演出パターンによって定められる。このため、変動表示の態様については、縦スクロールの他にも、例えば、横方向のスクロール表示(横スクロール)や、図柄(数字)がスクロールせずにその場で順次切り替わる切替表示等、種々の態様を変動演出パターンとして設けることが可能である。また、「1」~「9」の図柄が降順で変動表示する態様を設けることも可能である。さらに、演出モードや遊技状態によって変動表示の態様を設定することも可能である。
The variable display of the
また、演出図柄8の変動表示は、特別図柄の変動パターンにより定まる変動時間にしたがって行われ、変動時間の経過に伴って変動表示を停止するが、本実施例では、変動表示を停止する際の態様として複数の停止態様(停止パターン)を有している。具体的に、主な停止態様として、(1)演出図柄8L(左図柄)、8C(中図柄)、8R(右図柄)の各図柄の停止順序(「停止順」ともいう)が「左図柄→中図柄→右図柄」とされる停止態様(「第1停止態様」ともいう)と、(2)各図柄の停止順が「左図柄→右図柄→中図柄」とされる停止態様(「第2停止態様」ともいう)と、(3)各図柄のすべての停止時期(停止タイミング)が略同じ(「同時停止」ともいう)とされる停止態様(「第3停止態様」ともいう)と、(4)左図柄と右図柄の停止時期が略同じでその後に中図柄が停止するものとされる停止態様(「第4停止態様」ともいう)と、を有している。これら停止態様(停止パターン)は、演出図柄遊技演出の実行態様に含まれるものであり、S4505にて選択(設定)される変動演出パターンによって、何れの停止態様で変動表示を停止するのかが決まるものとなっている。つまり、本実施例では、変動演出パターンの選択・決定(設定)が、停止態様(停止パターン)の選択・決定(設定)を兼ねている。但し、変動演出パターンの選択・決定(設定)と停止態様(停止パターン)の選択・決定(設定)を分けて処理することも可能である。尚、停止順が1番目の停止図柄のことを「第1停止図柄」ともいい、停止順が2番目の停止図柄のことを「第2停止図柄」ともいい、停止順が3番目の停止図柄のことを「第3停止図柄」や「最終停止図柄」ともいう。
In addition, the variable display of the
第1乃至第4停止態様のうち、第1停止態様(左図柄→中図柄→右図柄)は、主に演出モードC(状態C)のときに、第2特別図柄当否判定の結果が「小当り」であることに基づいて演出図柄8の変動表示が行われる場合の当該変動表示の停止に際して実行可能な停止態様である。
Of the first to fourth stop modes, the first stop mode (left symbol → middle symbol → right symbol) is mainly in production mode C (state C), and the result of the second special symbol suitability determination is “small This is a stop mode that can be executed when the variable display is stopped when the variable display of the
第2停止態様(左図柄→右図柄→中図柄)は、主に(1)演出モードA、B(状態A)のときに、第1特別図柄当否判定の結果が「外れ」又は「大当り」であることに基づいて演出図柄8の変動表示が行われる場合、(2)演出モードE(状態B)のときに、第1特別図柄当否判定の結果が「外れ」又は「大当り」であることに基づいて演出図柄8の変動表示がリーチ有りの変動態様(「リーチ変動」ともいう)又はリーチ無しの変動態様(「ノーマル変動」ともいう)で行われる場合、及び(3)演出モードC(状態C)のときに、第2特別図柄当否判定の結果が「外れ」又は「大当り」であることに基づいて演出図柄8の変動表示がリーチ変動又はノーマル変動で行われる場合の、当該変動表示の停止に際して実行可能な停止態様である。
In the second stop mode (left symbol → right symbol → middle symbol), mainly in (1) production modes A and B (state A), the result of the first special symbol suitability determination is "off" or "jackpot". When the variable display of the
第3停止態様(全図柄同時停止)は、主に(1)演出モードA、B(状態A)のときに、特図保留球数に応じた短縮変動の機能が働く状況下(変動開始時の特図1保留球数が「3」又は「4」)で第1特別図柄当否判定の結果が「外れ」となり、かつ、これに基づいて演出図柄8の変動表示がノーマル変動で行われる場合、(2)演出モードE(状態B)のときに、第1特別図柄当否判定の結果が「外れ」であることに基づいて演出図柄8の変動表示がノーマル変動で行われる場合、及び(3)演出モードC(状態C)のときに、第2特別図柄当否判定の結果が「外れ」であることに基づいて演出図柄8の変動表示がノーマル変動で行われる場合の、当該変動表示の停止に際して実行可能な停止態様である。
The third stop mode (simultaneous stop of all symbols) is mainly in (1) production modes A and B (state A), under circumstances where the function of shortening variation according to the number of special pending balls works (at the start of variation When the number of special figures 1 reserved balls is "3" or "4") and the result of the first special symbol propriety judgment is "out", and based on this, the variable display of the
第4停止態様(左・右図柄同時停止→中図柄)は、主に演出モードC(状態C)のときに、第2特別図柄当否判定の結果が「外れ」又は「大当り」であることに基づいて演出図柄8の変動表示がリーチ変動で行われる場合、及び(2)演出モードE(状態B)のときに、第1特別図柄当否判定の結果が「外れ」又は「大当り」であることに基づいて演出図柄8の変動表示がリーチ変動で行われる場合の、当該変動表示の停止に際して実行可能な停止態様である。
In the fourth stop mode (simultaneous stop of left and right symbols→middle symbol), mainly in the production mode C (state C), the result of the second special symbol propriety determination is "off" or "big hit". When the variable display of the
このように演出図柄8の変動表示を停止する際の停止態様を、演出モード(遊技状態)や特別図柄当否判定の結果に基づく変動表示の態様、結果(停止表示態様)に応じて複数設けることで、停止態様を遊技の状況に応じて異ならせて多様にすることが可能となる。また、遊技者にとっては、演出図柄8の変動表示が停止する際の停止態様に注目して、その後に表示(導出表示)される演出図柄8の表示態様(停止表示態様)を推測することが可能となり、その停止態様を通じて、実行され得る特別遊技の種類やその実行有無、可能性等を推測することも可能となる。これにより、変動表示が停止する際の停止態様に遊技者を注目させて、その後の特別遊技に対する期待感を煽ることが可能となる。
In this way, a plurality of stop modes when stopping the variable display of the
尚、上記第1乃至第4停止態様の他にも、例えば、演出図柄8を構成する3つの図柄の停止順が「右図柄→左図柄→中図柄」とされる停止態様(第5停止態様)や、左図柄と中図柄の停止時期が略同じでその後に右図柄が停止するものとされる停止態様(第6停止態様)等、種々の停止態様を設けることが可能であり、各停止態様が実行される条件も本実施例に限定されるものではなく、様々に定めることが可能である。
In addition to the above-described first to fourth stop modes, for example, the stop mode (fifth stop mode) in which the stop order of the three symbols constituting the
また、本実施例では、演出図柄8を構成する「1」~「9」の図柄を色別に分類できるように彩色を施しており、その色により図柄の種類(図柄種)を定めている。この図柄種は遊技状態(演出モード)に対応するものとなっている。具体的に、状態A(演出モードA、B)では、奇数図柄のうち「7」を赤色の図柄(以下「赤図柄」ともいう)、これ以外の奇数図柄である「1」、「3」、「5」、「9」を緑色の図柄(以下「緑図柄」ともいう)とし、偶数図柄である「2」、「4」、「6」、「8」を青色の図柄(以下「青図柄」ともいう)としている。一方、状態B、C(演出モードC、D、E)では、奇数図柄のうち「3」、「5」、「7」を赤図柄、これ以外の奇数図柄である「1」、「9」を緑図柄とし、偶数図柄である「2」、「4」、「6」、「8」を青図柄としている。
In addition, in this embodiment, the patterns "1" to "9" constituting the
尚、本実施例で示す図柄と色の対応関係はあくまでも一例であり、これ以外の対応関係を採ることが可能であり、色の種類も本実施例に限定されるものではなく、他の色を用いることが可能である。また、本実施例では色により図柄種(赤図柄、緑図柄、青図柄)を定めているが、色以外の要素によっても定めることが可能である。例えば、演出図柄にキャラクタが付されている場合のキャラクタの種類や、数字を表した演出図柄(数字図柄)の他に所定の文字を表した演出図柄(文字図柄)を有する場合の数字図柄と文字図柄によって、図柄種を定めてもよく、さらには、単に奇数図柄と偶数図柄によって図柄種を定めもよい。 It should be noted that the correspondence relationship between the pattern and the color shown in this embodiment is merely an example, and other correspondence relationships can be adopted. can be used. Also, in this embodiment, the symbol types (red, green, and blue symbols) are determined by color, but it is also possible to determine them by factors other than color. For example, the type of character when a character is attached to the production design, and the number design when there is a production design (character design) representing a predetermined character in addition to the production design (number design) representing a number The symbol type may be determined by the character design, or the symbol type may be determined simply by the odd-numbered design and the even-numbered design.
演出図柄8の変動表示が行われ、前述した停止態様にしたがって変動表示を停止したときに表示(導出表示)される演出図柄8(8L、8C、8R)の図柄組合せ(停止表示態様)により、当該変動表示の結果が報知される。本実施例では、基本的な図柄組合せ(停止表示態様)として、3つの演出図柄8L、8C、8Rがすべて異なる図柄(数字)となる「完全バラケ目」(「124」等)と、演出図柄8L(左図柄)と演出図柄8R(右図柄)とが同じ図柄(数字)であり残りの演出図柄8C(中図柄)が他と異なる図柄(数字)である「リーチバラケ目」(「343」等)を、当り遊技の実行契機とならない外れ態様(非特定態様)としている。一方、3つの演出図柄8L、8C、8Rがすべて同一となる「ゾロ目」(「777」等)を、4R以上の大当り遊技(図6参照)の実行契機となる大当り態様(特定態様)としている。
The variable display of the
このような基本的な図柄組合せを前提に、本実施例では、バラケ目のうち「リーチバラケ目」を、2Rの大当り遊技(図6参照)の実行契機となる2R大当り態様にも兼用している。これは、2Rの大当り遊技は、4R以上の大当り遊技(4R大当り遊技、15R大当り遊技)に比べて遊技者が獲得できる賞球の個数(獲得賞球数)が少ないことや、状態C(高確低ベース状態)に比して小当り遊技での賞球獲得(持ち球増加)が困難となる状態B(高ベース状態)の設定契機となる特別遊技であること、すなわち、遊技者にとっての有利度合(利益量)が相対的に低い特別遊技であること等の理由によるものである。また、バラケ目のうち「完全バラケ目」を、状態B(高ベース状態)での小当り遊技(第2特別図柄)の実行契機となる小当り態様にも兼用している。これは、前述したように、状態Bでは、ほとんどの期間、第2始動口21が開状態となっているため、第2始動口21の下流側に位置する小当り用大入賞口(第2大入賞口35)への入球は困難となり、小当りによる利益を得られる可能性が極めて低い(限りなくゼロに近い)からである(実質的に外れと同等)。さらに、バラケ目のうち後述する「特定のバラケ目」を、状態C(高確低ベース状態)での小当り遊技(第2特別図柄の小当り)の実行契機となる小当り態様としている。ここで、小当り態様(特定のバラケ目)のことを「第1表示態様」ともいい、大当り態様(ゾロ目)のことを「第2表示態様」ともいい、外れ態様(完全バラケ目、リーチバラケ目)のうちリーチバラケ目のことを「第3表示態様」ともいい、外れ態様(完全バラケ目、リーチバラケ目)のうち完全バラケ目のことを「第4表示態様」ともいう。
On the premise of such a basic pattern combination, in the present embodiment, the "reach loose pattern" among the loose patterns is also used for the 2R jackpot mode that triggers the execution of the 2R jackpot game (see FIG. 6). . This is because the 2R jackpot game has a smaller number of prize balls (the number of prize balls won) than the 4R or higher jackpot game (4R jackpot game, 15R jackpot game), and state C (high It is a special game that triggers the setting of the state B (high base state) in which it is difficult to acquire prize balls (increase in holding balls) in a small winning game compared to the low base state), that is, for the player This is because it is a special game with a relatively low degree of advantage (amount of profit). In addition, the "completely loose eye" among the loose eyes is also used as a small winning mode that triggers the execution of the small winning game (second special symbol) in the state B (high base state). As described above, in the state B, the
尚、状態A(低確低ベース状態)は、左打ち遊技を行うのが基本とされる遊技状態であるため、主として第1始動口20への入球に基づく第1特別図柄当否判定(第1特別図柄の変動表示)が行われるのであり、第1特別図柄の変動表示中に第2特別図柄当否判定(第2特別図柄の変動表示)が行われることは稀であることから、このような状況下で第2特別図柄当否判定が行われた場合には、これに対応する演出図柄8の変動表示を画像表示装置7の表示画面7a上で行うことはなく、演出表示器102による変動表示(及び停止表示)だけを行うものとしている。同様に、状態B(高ベース状態)は、右打ち遊技を行うのが基本とされる遊技状態であり、主として第2始動口21への入球に基づく第1特別図柄当否判定(第1特別図柄の変動表示)が行われるのであり、第1特別図柄の変動表示中に第2特別図柄当否判定(第2特別図柄の変動表示)が行われることは稀であることから、このような状況下で第2特別図柄当否判定が行われた場合には、これに対応する演出図柄8の変動表示を画像表示装置7の表示画面7a上で行うことはなく、演出表示器102による変動表示(及び停止表示)だけを行うものとしている。
In addition, the state A (low probability low base state) is a game state based on performing a left-handed game, so the first special symbol propriety determination (first 1 special symbol variable display) is performed, and it is rare that the second special symbol propriety determination (second special symbol variable display) is performed during the variable display of the first special symbol. When the second special symbol propriety determination is made under such circumstances, the
同様に、状態C(高確低ベース状態)は、右打ち遊技を行うのが基本とされる遊技状態であるため、主として第3始動口26への入球に基づく第2特別図柄当否判定(第2特別図柄の変動表示)が行われるのであり、第2特別図柄の変動表示中に第1特別図柄当否判定(第1特別図柄の変動表示)が行われることは稀であることから、このような状況下で第1特別図柄当否判定が行われた場合には、これに対応する演出図柄8の変動表示を画像表示装置7の表示画面7a上で行うことはなく、演出表示器102による変動表示(及び停止表示)だけを行うものとしている。
Similarly, state C (high-probability-low base state) is a gaming state in which a right-handed game is basically performed, so the second special symbol propriety determination ( Second special symbol variation display) is performed, and it is rare that the first special symbol validity determination (first special symbol variation display) is performed during the second special symbol variation display. When the first special symbol propriety determination is made under such a situation, the
但し、現在の遊技状態(左打ち遊技、右打ち遊技)に反する特別図柄当否判定が行われて「大当り」の判定結果が得られた場合(例えば、状態Cにて第1特別図柄当否判定が行われて大当りとなった場合)、画像表示装置7、第2画像表示装置71及び第3画像表示装置72のうち一又は二以上の表示装置にて、その大当りの発生を示唆する演出表示を行う。これにより、現在の遊技状態(主たる特別図柄の変動表示)に対応する演出図柄8の演出表示(変動演出)が表示画面7a上で主として行われるなか、主たる特別図柄の変動表示と並行して行われる特別図柄の変動表示の結果が大当りである旨を遊技者に知らしめることが可能となる。また、そうした大当りの発生の示唆を行うことで、大当りの発生に遊技者が気付くことなく遊技を止める等して利益獲得の機会を逸してしまうといった事態を回避することが可能となる。
However, if the special symbol right or wrong judgment is made against the current game state (left-handed game, right-handed game) and the judgment result of "big hit" is obtained (for example, in state C, the first special symbol right or wrong judgment is made When the game is played and a big win is achieved), one or more of the
[他の態様]
また、前述した実施例1では、大当り遊技終了後の遊技状態が高確高ベース状態に設定されると、当該高確高ベース状態は次回の大当りが発生するまで継続する仕様となっている。このような大当り種別に変えて、又はこのような大当り種別に加えて、大当り遊技後の遊技状態が高確高ベース状態に設定された場合、当該高確高ベース状態において、予め定められた回数(50又は100)の特別図柄の変動表示が終了するまで大当りにならなかったときは、遊技状態が高確低ベース状態に変化する大当り種別を設けてもよい。このような大当り種別を設けることで、大当り遊技終了後の遊技状態が高ベース状態となり、当該高ベース状態において予め定められた回数の特別図柄の変動表示が実行されると、大当り種別によって、その後の遊技状態が、低確低ベース状態に移行する場合と、高確高ベース状態を継続する場合と、高確低ベース状態に移行する場合と、を有する。
[Other aspects]
In addition, in the first embodiment described above, when the game state after the end of the jackpot game is set to the high-probability-high base state, the high-probability-high base state continues until the next big hit occurs. Instead of such a big hit type, or in addition to such a big hit type, when the game state after the big win game is set to a high probability high base state, a predetermined number of times in the high probability high base state A jackpot type may be provided in which the game state changes to a high-probability-low base state when a jackpot is not achieved until the variable display of (50 or 100) special symbols is completed. By providing such a jackpot type, the game state after the jackpot game ends becomes a high-base state, and when the variable display of the special symbols is executed a predetermined number of times in the high-base state, depending on the jackpot type, after that has a case of shifting to a low-probability-low base state, a case of continuing a high-probability-high base state, and a case of shifting to a high-probability-low base state.
これにより、遊技状態の変化態様(移行態様)を多様化し、遊技性を高め、遊技興趣を高めることが可能となる。また、大当り遊技終了後から予め定められた回数の特別図柄の変動表示が実行されるまでの高ベース状態において、共通の遊技演出を実行することで、予め定められた回数の特別図柄の変動表示が実行された後に、何れの遊技状態に移行するかを遊技者に認識困難とすることができる。これにより、高ベース状態における遊技者の遊技興趣を高め、有利な状態への期待感を高める。またこれにより、大当り遊技終了後の遊技状態が、高確低ベース状態でなく、高ベース状態であったとしても、その後、予め定められた変動回数の後に、高確低ベース状態に変化することに期待して遊技を行うことが可能となる。またこれにより、遊技興趣を長期間維持することが可能となる。 As a result, it is possible to diversify the changing modes (transition modes) of the game state, enhance the game playability, and enhance the game interest. Further, in a high base state from the end of the jackpot game to the execution of the variable display of the special symbols for the predetermined number of times, the variable display of the special symbols for the predetermined number of times is performed by executing the common game performance. is executed, it can be difficult for the player to recognize which game state to shift to. As a result, the player's interest in the game in the high base state is heightened, and the player's expectation for an advantageous state is heightened. Moreover, even if the game state after the big win game is finished is not the high-probability-low base state but the high-probability-low base state, it is changed to the high-probability-low base state after the predetermined number of fluctuations. It is possible to play the game expecting to. In addition, this makes it possible to maintain the amusement of the game for a long period of time.
また、本実施例1では、第1の特別図柄表示器(第1特別図柄表示器41a及び第2特別図柄表示器41b)と第2の特別図柄表示器(変動状態表示器49のc1及びc2)を何れも主制御部で表示制御するものとした。このような態様に変えて、第1の特別図柄表示器(第1特別図柄表示器41a、第2特別図柄表示器41b)を主制御部で表示制御し、第2の特別図柄表示器(変動状態表示器49のc1及びc2)を副制御部等の他の制御部で表示制御するようにしてもよい。これにより、一方の制御部の表示制御に不具合が生じた場合でも、他方の制御の表示制御が適正であれば、正しい遊技情報を報知することが可能となる。また、第1の特別図柄表示器と第2の特別図柄表示器とを、何れも同じ表示部(主表示器40)に設けるものとする。これにより、主制御部で制御する第1の特別図柄表示器と、副制御部で制御する第2の特別図柄表示器とを近傍に設け、両者の表示内容の一致性を確認でき、表示制御に不具合がないかを容易に確認することが可能となる。
In addition, in the
また同様に、本実施例1では、第1の普通図柄表示器(普通図柄表示器42)と第2の普通図柄表示器(変動状態表示器49のc3)を何れも主制御部で表示制御するものとした。このような態様に変えて、第1の普通図柄表示器(普通図柄表示器42)を主制御部で表示制御し、第2の普通図柄表示器(変動状態表示器49のc3)を副制御部等の他の制御部で表示制御するようにしてもよい。これにより、前述した特別図柄表示器と同様の効果を奏する。 Similarly, in the first embodiment, both the first normal symbol display device (normal symbol display device 42) and the second normal symbol display device (c3 of the fluctuation state display device 49) are displayed and controlled by the main control unit. It was assumed that In such a mode, the first normal symbol display (normal symbol display 42) is displayed and controlled by the main control unit, and the second normal symbol display (c3 of the fluctuation state display 49) is sub-controlled. The display may be controlled by another control unit such as a unit. As a result, the same effects as those of the special symbol display device described above can be obtained.
また、第2の特別図柄表示器及び第2の普通図柄表示器に加えて、図示しない第2の第1特図保留表示器、第2の第2特図保留表示器、第2の普図保留表示器を設けてもよい。この際、第1の特図保留表示器(第1特図保留表示器43a、第2特図保留表示器43b)、第2の普図保留表示器(普図保留表示器42)を主制御部で表示制御し、第2の特図保留表示器(第1特図保留表示器、第2特図保留表示器)、第2の普図保留表示器を副制御部等の他の制御部で制御するようにしてもよい。また、これら、第1の特図保留表示器(第1特図保留表示器43a、第2特図保留表示器43b)、第1の普図保留表示器(普図保留表示器42)、第2の特図保留表示器(第2の第1特図保留表示器、第2の第2特図保留表示器)、第2の普図保留表示器を、同じ主表示器40に設けることができる。これにより、両者の一覧性を高め、表示内容の一致性を容易に確認でき、表示制御に不具合がないか等を容易に確認することが可能となる。
Also, in addition to the second special symbol indicator and the second normal symbol indicator, the second first special symbol pending indicator, the second second special symbol pending indicator, the second normal symbol not shown A hold indicator may be provided. At this time, the main control of the first special figure reservation indicator (first special
また、第1の特別図柄表示器(第1特別図柄表示器41a及び第2特別図柄表示器41b)、第1の普通図柄表示器(普通図柄表示器42)、第1の特図保留表示器(第1特図保留表示器43a、第2特図保留表示器43b)、第1の普図保留表示器(普図保留表示器42)、第2の特別図柄表示器(変動状態表示器49のc1及びc2)、第2の普通図柄表示器(変動状態表示器49のc3)、第2の特図保留表示器(第2の第1特図保留表示器、第2の第2特図保留表示器)、第2の普図保留表示器を、全て同じ主表示器40に設けてもよい。これにより、これら表示部の一覧性を高め、主制御部による表示制御及び副制御による表示制御に不具合がないかを容易に確認することが可能となる。また、主表示器40は、遊技領域3の外側(外方)に設けることができる。また、遊技領域3の外側(外方)の遊技盤2に設けることができる。
In addition, the first special symbol indicator (first
また、遊技中又は遊技機の稼働中(電源ON中)に、何らかの理由で電源断(電断処理)があった場合、再度電力が供給されると、主制御部によって表示制御される第1の特別図柄表示器(第1特別図柄表示器41a及び第2特別図柄表示器41b)、第1の普通図柄表示器(普通図柄表示器42)、第1の特図保留表示器(第1特図保留表示器43a、第2特図保留表示器43b)、第1の普図保留表示器(普図保留表示器42)が先に表示(表示制御)を実行し(再開し、復帰し)、副制御部によって表示制御される第2の特別図柄表示器(変動状態表示器49のc1及びc2)、第2の普通図柄表示器(変動状態表示器49のc3)、第2の特図保留表示器(第2の第1特図保留表示器、第2の第2特図保留表示器)、第2の普図保留表示器が後に表示(表示制御)を実行(再開、復帰)する。
In addition, if there is a power cut (power cut processing) for some reason during the game or during the operation of the game machine (during the power ON), when the power is supplied again, the first display controlled by the main control unit The special symbol indicator (first
しかしながら、副制御部によって表示制御される第2の特別図柄表示器(変動状態表示器49のc1及びc2)、第2の普通図柄表示器(変動状態表示器49のc3)、第2の特図保留表示器(第2の第1特図保留表示器、第2の第2特図保留表示器)、第2の普図保留表示器は、同じく副制御部によって表示制御される画像表示装置(第1画像表示装置7、第2画像表示装置71、又は/及び、第3画像表示装置72)より、先に表示(表示制御)を実行(再開、復帰)する。これは、主表示器が夫々単一のLEDを点灯・消灯・点滅させる簡易な表示制御である一方、画像表示装置(第1画像表示装置7、第2画像表示装置71、又は/及び、第3画像表示装置72)は液晶表示部で構成され主表示器よりも複雑な表示制御を有するからである。
However, the second special symbol indicator (c1 and c2 of the fluctuation state indicator 49), the second normal symbol indicator (c3 of the fluctuation state indicator 49), the second special symbol display controlled by the sub control unit The figure holding display (second first special figure holding display, second second special figure holding display) and second general figure holding display are also image display devices whose display is controlled by the sub control unit Display (display control) is executed (resume, return) first from (the first
これにより、同じ副制御部で制御される特別図柄当否判定結果や変動状態を示す表示部であっても、電源再投入後(電力復帰後)に、いち早く表示を復帰する第1の副表示部と、その後に遅れて表示を復帰する第2の副表示部と、を有する。そして、夫々の役割によって、最適な遊技制御を実行することが可能となる。尚、第1の副表示部は、副制御部によって表示制御される第2の特別図柄表示器(変動状態表示器49のc1及びc2)、第2の普通図柄表示器(変動状態表示器49のc3)、第2の特図保留表示器(第2の第1特図保留表示器、第2の第2特図保留表示器)、第2の普図保留表示器が該当し、簡単な表示制御で、変動状態等を簡易に把握可能であると共に、電源再投入後の速やかな復帰を行うことが可能となっている。また、第2の副表示部は、同じく副制御部によって表示制御される画像表示装置(第1画像表示装置7、第2画像表示装置71、又は/及び、第3画像表示装置72)が該当し、複雑な表示制御で、様々な遊技情報や遊技演出(リーチ演出、予告演出、ストーリー演出等)を表示し、多様な遊技演出によって趣向性の向上を図ることが可能となっている。
As a result, even if it is a display unit that shows the special symbol propriety determination result and the fluctuation state controlled by the same sub-control unit, after the power is turned on again (after the power is restored), the first sub-display unit that quickly restores the display. , and a second sub-display unit that restores the display after a delay. And it becomes possible to perform optimal game control by each role. In addition, the first sub-display unit includes a second special symbol indicator (c1 and c2 of the fluctuation state indicator 49), a second normal symbol indicator (
また、更に他の態様で、遊技中又は遊技機の稼働中(電源ON中)に、何らかの理由で電源断(電断処理)があった場合、再度電力が供給されると、副制御部によって表示制御される第2の特別図柄表示器(変動状態表示器49のc1及びc2)、第2の普通図柄表示器(変動状態表示器49のc3)、第2の特図保留表示器(第2の第1特図保留表示器、第2の第2特図保留表示器)、第2の普図保留表示器が先に表示(表示制御)を実行(再開、復帰)し、主制御部によって表示制御される第1の特別図柄表示器(第1特別図柄表示器41a及び第2特別図柄表示器41b)、第1の普通図柄表示器(普通図柄表示器42)、第1の特図保留表示器(第1特図保留表示器43a、第2特図保留表示器43b)、第1の普図保留表示器(普図保留表示器42)が後に表示(表示制御)を実行(再開、復帰)し、副制御部によって表示制御される画像表示装置(第1画像表示装置7、第2画像表示装置71、又は/及び、第3画像表示装置72)が更にその後に表示(表示制御)を実行(再開、復帰)するものとしてもよい。 Further, in still another aspect, if the power is cut off (power cut processing) for some reason during the game or while the game machine is in operation (while the power is ON), when the power is supplied again, the sub control unit Display-controlled second special symbol indicator (fluctuation state indicator 49 c1 and c2), second normal symbol indicator (fluctuation state indicator 49 c3), second special symbol pending indicator (second 2 1st special figure reservation display, 2nd 2nd special figure reservation display), 2nd general figure reservation display first executes display (display control) (resume, return), main control unit 1st special symbol indicator (first special symbol indicator 41a and second special symbol indicator 41b), first normal symbol indicator (normal symbol indicator 42), first special symbol Hold indicator (first special figure hold indicator 43a, second special figure hold indicator 43b), first normal figure hold indicator (normal figure hold display 42) later display (display control) execution (resume , return), and the image display device (the first image display device 7, the second image display device 71, or/and the third image display device 72) whose display is controlled by the sub-control unit further displays (display control ) may be executed (resume, return).
次に、本発明の実施例2について説明する。本実施例2は、前述した実施例1のパチンコ遊技機1で実行可能な演出及びその演出制御に係る構成についての一実施の形態を示すものである。以下では、本実施例2の特徴的な構成を中心に説明し、実施例1と共通する構成についての説明は省略する。また以下では、実施例1と異なる構成については実施例1と異なる符号やステップ番号等を用いることとし、共通する構成については実施例1と同じ符号やステップ番号等を用いることとする。
Next, Example 2 of the present invention will be described. The second embodiment shows an embodiment of effects that can be executed in the
尚、本実施例2において説明する各種演出は、前述の実施例1で説明したように、サブ制御部90(演出制御用マイコン91)が行う制御処理(受信コマンド解析処理(S4302)、変動演出開始処理(S4404)、当り遊技演出処理(S4408)等)によって実現される。したがって、サブ制御部90(演出制御用マイコン91)のことを「演出実行手段」や「演出制御手段」ともいう。また、本実施例2では、前述の実施例1のうち、高ベース状態(低確高ベース状態及び高確高ベース状態、すなわち状態B)のことを「第1遊技状態」ともいい、低確高ベース状態(状態B)のことを「低確率且つ第1遊技状態」ともいい、高確高ベース状態(状態B)のことを「高確率且つ第1遊技状態」ともいい、高確低ベース状態(状態C)のことを「第2遊技状態」や「小当り頻発状態」ともいう。これらのことは、後述する実施例3及び実施例4についても同様である。 Incidentally, the various effects described in the second embodiment are, as described in the first embodiment, the control processing (received command analysis processing (S4302), variable effect It is realized by start processing (S4404), winning game effect processing (S4408), etc.). Therefore, the sub-control section 90 (the effect control microcomputer 91) is also called "effect execution means" or "effect control means". In addition, in the second embodiment, the high base state (low probability high base state and high probability high base state, namely state B) in the first embodiment described above is also referred to as "first gaming state", and the low probability The high base state (state B) is also referred to as "low probability and first game state", and the high probability high base state (state B) is also referred to as "high probability and first game state", high probability low base The state (state C) is also referred to as a “second game state” or a “small hit frequent state”. These things are the same also about Example 3 and Example 4 mentioned later.
[RTC機能]
図53に示すように、本実施例のパチンコ遊技機1が備える副制御基板90には、リアルタイムクロック(以下「RTC」と表記する)92が実装されている。尚、図53に示す副制御基板90のブロック図は、図5に示した実施例1の副制御基板90に置き換わるものである。
[RTC function]
As shown in FIG. 53, a real-time clock (hereinafter referred to as “RTC”) 92 is mounted on the
RTC92は、現時点の日時(日付及び時刻)を計測することが可能な計時手段に相当する。このRTC92は、パチンコ遊技機1に所定の島電源供給装置(図示せず)から電力が供給されているときにはその電力によって動作し、島電源供給装置から電力が供給されていないときには、電源基板109が備えるバックアップ電源回路(図示せず)から供給される電力(バックアップ電源)によって動作する。このため、RTC92は、パチンコ遊技機1の電源が投入されていないとき(電力供給停止時)にも現在の日時を計測して出力することが可能となっている。また、RTC92は、副制御基板90のRAMの内容が消去(いわゆるラムクリア)されたとしても、その影響を受けることなく、現在の日時を計測して出力することが可能となっている。尚、RTC92に対するバックアップ電源回路を副制御基板90に設けてもよい。バックアップ電源回路としては、例えば、コンデンサや内蔵電池(ボタン電池等)を含む回路を採用することができる。
The
副制御基板90の演出制御用マイコン91は、図54に示すように、10msタイマ割り込み処理(S4010)にて特別演出関連処理(S4301)を実行する。図54に示す本実施例2の10msタイマ割り込み処理(S4010)は、図50に示した実施例1の10msタイマ割り込み処理(S4010)に置き換わるものである。本実施例2では、その特別演出関連処理(S4301)により、RTC92による計時の結果(RTC機能)に基づく特別演出が実行可能とされている。以下、特別演出関連処理(S4301)について説明する。
The
[特別演出関連処理]
図58に示すように、特別演出関連処理(S4301)ではまず、特別演出実行フラグがOFFであるか否かを判定する(S5001)。特別演出実行フラグは、特別演出を実行中であるか否かを示すフラグであり、換言すると、特別演出期間中であるか否かを示すフラグである。特別演出が実行されていないとき(特別演出期間中でないとき)には特別演出実行フラグがOFFとされ、特別演出が実行されているとき(特別演出期間中であるとき)には特別演出実行フラグがONとされる。この特別演出実行フラグは、特別演出開始に伴う後述のS5003の処理によりONとされ、特別演出の実行時間(演出時間)が経過して特別演出(特別演出期間)が終了することでOFFとされる。
[Special effect-related processing]
As shown in FIG. 58, in the special effect related process (S4301), first, it is determined whether or not the special effect execution flag is OFF (S5001). The special effect execution flag is a flag indicating whether or not the special effect is being executed, in other words, it is a flag indicating whether or not the special effect is being executed. When the special performance is not executed (when not during the special performance period), the special performance execution flag is turned OFF, and when the special performance is executed (when the special performance is in progress), the special performance execution flag is set. is turned ON. This special effect execution flag is turned ON by the processing of S5003 described later accompanying the start of the special effect, and is turned OFF when the special effect execution time (performance time) elapses and the special effect (special effect period) ends. be.
S5001にて特別演出実行フラグがOFFでない(ONである)と判定した場合(S5001でNO)、S5002以降の処理を行うことなく本処理を終える。一方、特別演出実行フラグがOFFであると判定した場合(S5001でYES)、RTC92により計時される現在の時刻が特別演出の開始時刻であるか否かを判定する(S5002)。本実施例では、前述のRTC92による計時の結果に基づいて、特別演出を実行することが可能とされている。すなわち、特別演出は、特別図柄の当否判定の結果(特図変動パターン)に関係なく、RTC92による計時の結果に基づいて実行されるものであり、RTC92により計時される時刻が予め設定された時刻(所定時刻)になると開始される。S5002では、RTC92の計時状況を参照して、現在の時刻が特別演出を開始することとなる時刻(開始時刻)であるか否かを判定するのである。
If it is determined in S5001 that the special effect execution flag is not OFF (it is ON) (NO in S5001), this process ends without performing the processes after S5002. On the other hand, if it is determined that the special effect execution flag is OFF (YES in S5001), it is determined whether or not the current time clocked by the
ここで、本実施例では、特別演出の実行条件(開始条件)となる所定時刻(開始時刻)が、10時00分00秒から22時00分00秒までの間の1時間おきに設定されている。したがって、毎日、10時00分00秒を1回目として1時間ごとに(周期的に)特別演出が実行される。このように周期的に実行される特別演出のことを「RTC演出」ともいう。 Here, in this embodiment, the predetermined time (start time), which is the execution condition (start condition) of the special effect, is set every hour from 10:00:00 to 22:00:00. ing. Therefore, the special effect is executed every hour (periodically) starting at 10:00:00 every day. A special effect that is periodically executed in this way is also called an “RTC effect”.
S5002にて、現在の時刻が特別演出の開始時刻であると判定した場合(S5002でYES)、特別演出実行フラグをONにし(S5003)、特別演出の開始(実行)を指定する特別演出開始コマンドをサブ出力バッファにセットする(S5004)。この特別演出開始コマンドが前述のコマンド送信処理(S4006)により画像制御基板100に送信されると、画像制御用マイコン101は、特別演出開始コマンドに基づき特定される特別演出パターンに対応する画像データを画像制御基板100のROMから読み出して、該読み出した画像データによる特別演出等を画像表示装置の表示画面上で実行する。また、演出制御用マイコン91は、特別演出に係る画像表示(表示演出)に合わせて、効果音(演出音)の出力制御や各種ランプの点灯制御を実行する。一方、S5002にて、現在の時刻が特別演出の開始時刻でないと判定した場合(S5002でNO)、S5003以降の処理を行うことなく本処理を終える。
In S5002, if it is determined that the current time is the start time of the special effect (YES in S5002), turn on the special effect execution flag (S5003), a special effect start command that specifies the start (execution) of the special effect is set in the sub output buffer (S5004). When this special effect start command is transmitted to the
尚、本実施例では、特別演出が1時間ごとに実行(開始)されるように設定されているが、特別演出が実行される間隔(周期)を遊技ホール側で任意に設定(選択)できるようにしてもよい。例えば、副制御基板90に設定スイッチ(図示せず)を設け、そのスイッチ操作により実行間隔(周期)を所定時間(例えば「1時間」、「2時間」及び「3時間」の何れか)に設定可能な構成とすることができる(周期設定手段)。これにより、遊技ホールにパチンコ遊技機1を複数台設置した場合に、その複数台のパチンコ遊技機1で特別演出が一斉に実行される環境の設定を、遊技ホール側で任意に行うことが可能となる。尚、このような周期の設定は、副制御基板90上のスイッチ操作だけでなく、前面枠51に設けられた演出ボタンを操作して行えるようにすることも可能である。この場合、遊技ホールの店員や管理者等の遊技者以外の者が所定の入力操作を行うことで起動させることができる周期設定画面を第1画像表示装置7の表示画面7aに表示させ、その画面にしたがって演出ボタンを操作することで周期の設定を行える構成を採ることができる。こうした特別演出の実行周期の設定は、遊技者が行えないようにするのが望ましい。特別演出の実行間隔が勝手に変更されるのを防止するためである。
In this embodiment, the special effect is set to be executed (started) every hour, but the interval (period) at which the special effect is executed can be arbitrarily set (selected) on the gaming hall side. You may do so. For example, a setting switch (not shown) is provided on the
[特別演出(RTC演出)]
次に、前述の特別演出関連処理(S4301)によって実行可能とされる特別演出(RTC演出)について説明する。本実施例の特別演出(RTC演出)は、主に、前面枠51の左右両側に設けられた第2画像表示装置71及び第3画像表示装置72(「サブ液晶」ともいう)と、遊技領域3の略中央に設けられた第1画像表示装置7(「メイン液晶」ともいう)と、スピーカ67とを用いて実行されるもので、主要な演出部分に該当する主演出と、その主演出に先立って行われる先行演出とを含んで構成されている。
[Special production (RTC production)]
Next, a special effect (RTC effect) that can be executed by the above-described special effect related processing (S4301) will be described. The special effect (RTC effect) of the present embodiment is mainly provided on the left and right sides of the
画像制御基板100のROM(画像ROM)には、主演出に対応する画像データ(「主演出画像データ」ともいう)及び先行演出に対応する画像データ(「先行演出画像データ」ともいう)が記憶されている。また、副制御基板90のROMには、主演出に対応する音響データ(「主演出音響データ」ともいう)及び先行演出に対応する音響データ(「先行演出音響データ」ともいう)が記憶されている。RTC92による計時の結果に基づいて特別演出の実行条件が成立すると、それらのデータが読み出されて、先行演出や主演出に係る演出画像が画像表示装置に表示されるとともに、先行演出や主演出に係る効果音(演出音)がスピーカから出力される。これにより特別演出が実行される。
Image data corresponding to the main effect (also referred to as “main effect image data”) and image data corresponding to the preceding effect (also referred to as “preceding effect image data”) are stored in the ROM (image ROM) of the
尚、主演出画像データ及び先行演出画像データのいずれか一方又は両方を指して「特別演出画像データ」ともいい、主演出音響データ及び先行演出音響データのいずれか一方又は両方を指して「特別演出音響データ」ともいう。また、主演出に対応する演出画像のことを「主演出画像」ともいい、先行演出に対応する画像のことを「先行演出画像」ともいい、主演出画像及び先行演出画像のいずれか一方又は両方を指して「特別演出画像」ともいう。さらに、主演出に対応する効果音のことを「主演出音」ともいい、先行演出に対応する効果音のことを「先行演出音」ともいい、主演出音及び先行演出音のいずれか一方又は両方を指して「特別演出音」ともいう。 One or both of the main effect image data and the preceding effect image data may be referred to as "special effect image data", and either one or both of the main effect sound data and the preceding effect sound data may be referred to as "special effect image data". Also called "acoustic data". In addition, the effect image corresponding to the main effect is also called "main effect image", and the image corresponding to the preceding effect is also called "preceding effect image", and either one or both of the main effect image and the preceding effect image is also referred to as a "special effect image". Furthermore, the sound effect corresponding to the main production is also called "main production sound", and the sound effect corresponding to the preceding production is also called "preceding production sound", and either the main production sound or the preceding production sound or Both are referred to as "special effect sound".
ここで、特別演出は、RTC機能を搭載する機種に応じた内容を題材にして制作されるものであり、特別図柄当否判定の結果に関係なく周期的に実行するのに適した内容とされる。特別演出の題材(内容)としては、漫画、アニメ、映画、ドラマ、ミュージシャン等が例示できる。本実施例では、複数の特別演出(特別演出パターン)が設けられており、RTC92により所定時刻が計時されるごと(本例では1時間ごと)に、その複数の特別演出(特別演出パターン)の中から1つずつ順に実行される。具体的に、本実施例では特別演出パターン1~20までの20種類の特別演出パターンを備えており、それぞれ主演出の内容が異なるものなっている。例えば、本パチンコ遊技機1が所定の連続ドラマを題材とした機種であり、その題材に応じた特別演出である場合、特別演出パターン1に基づく特別演出(特別演出1)の主演出が第1話、特別演出パターン2に基づく特別演出(特別演出2)の主演出が第2話というように演出内容が定められる。
Here, the special effect is produced based on the content corresponding to the model equipped with the RTC function, and the content is suitable to be executed periodically regardless of the result of the special symbol propriety determination. . Cartoons, anime, movies, dramas, musicians, etc. can be exemplified as the subject matter (contents) of the special presentation. In this embodiment, a plurality of special effects (special effect patterns) are provided, and each time the
これに対し、特別演出を構成する先行演出の内容は、特別演出パターン1~20(特別演出1~20)で共通とされている。本実施例の先行演出は、主演出が開始されるまでの残り期間をカウントダウン表示する演出(カウントダウン演出)となっている。具体的に、図56(a)に示すように、主演出開始までの残り時間(秒数)を表す1桁の数字からなる数字画像200(カウントダウン画像)を第1図柄表示装置7の表示画面7aの略中央に表示してその数字を1ずつカウントダウンさせることにより、先行演出(カウントダウン演出)が実行される。本実施例では、主演出の開始約5秒前からカウントダウン演出(先行演出)が実行され、数字画像200の数字が「5」から順に1ずつカウントダウン表示される。そして、数字画像200によって示される数字が「0」(ゼロ)になるとカウントダウン演出が終了し、これに続いて主演出が開始される(図56(b)参照)。
On the other hand, the contents of the preceding performances constituting the special performance are common to the
主演出では、例えば、前述のように連続ドラマを題材とした機種の特別演出である場合、サブ液晶としての第2画像表示装置71(表示画面71a)に「第○話」といったような何話目なのか(話数)を示す画像(主演出画像)が表示されるとともに、同じくサブ液晶としての第3画像表示装置72(表示画面72a)にその話数に対応したタイトルを示す画像(主演出画像)が表示され、メイン液晶としての第1画像表示装置7(表示画面7a)に、その話数(タイトル)に応じたストーリー(あらすじ)に即したドラマ映像(主演出画像)が表示される(図56(b)参照)。また、主演出が行われる間、スピーカ67からは、ドラマの主題歌や挿入歌等のバックグラウンドミュージック(BGM)が出力される。
In the main effect, for example, in the case of a special effect of a model whose theme is a serial drama as described above, the second image display device 71 (
このように本実施例では、RTC92により計時される時刻が所定時刻となって特別演出が実行される場合、まず、メイン液晶の表示画面7a上でカウントダウン演出が実行され(図56(a)参照)、該カウントダウン演出の終了に続いて、左右サブ液晶の表示画面71a、72a及びメイン液晶の表示画面7a上で主演出が実行される(図56(b)参照)。尚、先行演出として実行される、主演出が開始されるまでの残り期間を示すカウントダウン演出は、本実施例のような数字画像200によるものでなくてもよく、例えば、主演出開始までの残り秒数が1/100秒まで表示されてカウントダウン表示されるタイマ画像によるものであってもよい。また、先行演出は、カウントダウン演出の他にも、例えば、主演出が開始されるまでを数字や時間のカウントアップにより示す演出(カウントアップ演出)としたり、これから開始される主演出の内容を紹介する演出(イントロダクション演出)としたりすることができ、主演出が開始されることを遊技者に認識させることができるものであれば、その態様は問わない。
As described above, in this embodiment, when the time measured by the
本実施例では、以上のような特別演出パターン1~20に基づく特別演出(特別演出1~20)が、1時間(所定周期)ごとにパターン番号の若い方から順に実行される。すなわち、本パチンコ遊技機1を遊技ホールに設置後初めて稼働(電源投入)して最初の実行条件(時間条件)が成立すると特別演出1が実行され、以後、1時間ごとに、特別演出2、特別演出3の順で実行される。そして、特別演出20が実行されると、その次は特別演出1に戻り、以後、特別演出1~20までループして実行される。特別演出の演出時間(実行時間)は特別演出パターンに準じて定まるものであり、本実施例ではその1回の演出時間が約5~6分となっている。したがって、1時間(所定周期)ごとに約5~6分の特別演出の実行期間(「特別演出期間」ともいう)が発生することとなる。これにより、遊技ホール内にいる遊技客や当該遊技機1を遊技している遊技者の興味を惹きつけることが可能となる。
In this embodiment, the special effects (
また、特別演出が実行されてない普段の演出状態、すなわち、特別演出の実行期間外(「通常演出期間」ともいう)においては、次の周期で実行される特別演出(主演出)に関する情報が右サブ液晶の表示画面72aに表示される(図示せず)。この場合、右サブ液晶の表示画面72aは、次回の特別演出(主演出)に関する情報を表示する情報表示部として機能する。本実施例では、その特別演出(主演出)に関する情報として、RTC92により計時される時刻が次の開始時刻となるまでの残り時間、すなわち、次回の特別演出が実行(開始)されるまでの残り時間と、その次回の特別演出(主演出)の内容が表示される。残り時間は、例えば「○時間○○分○○秒」(○は「0」~「9」の何れかの値)の表示形式で時間をカウントダウンしていくタイマ表示とすることができる。また、次回の特別演出(主演出)の内容は、例えば「第○話:□□□□」のように次回の特別演出(主演出)の話数及びタイトル表示とすることができる。
In addition, in the normal production state in which the special production is not executed, that is, outside the execution period of the special production (also referred to as "normal production period"), information on the special production (main production) to be executed in the next cycle is provided. It is displayed on the
本実施例では、そうした次回の特別演出に関する情報(本例では残り時間及び主演出の内容)が、次にRTC92により計時される時刻が所定時刻(開始時刻)となることで実行されるカウントダウン演出が終了するまで表示される。このとき、カウントダウン演出で表示される数字画像200のカウントダウン(「5」→「4」→「3」→「2」→「1」→「0」)と、右サブ液晶の表示画面72aに表示される残り時間のカウントダウン(「0時間00分05秒」~「0時間00分00秒」)とが一致して行われるように表示制御される。これにより、メイン液晶(表示画面7a)で実行されるカウントダウン演出(数字画像200のカウントダウン表示)と、右サブ液晶(表示画面72a)に表示される残り時間のカウントダウン表示とをリンクさせることができ、カウントダウン表示(残り時間)のずれ(不一致)による違和感を遊技者に与えることなく特別演出(主演出)を開始することが可能となる。
In this embodiment, the information on the next special effect (in this example, the remaining time and the content of the main effect) is the countdown effect that is executed when the time clocked by the
尚、前述したように特別演出の実行間隔(周期)を、遊技ホール側で例えば「1時間」、「2時間」及び「3時間」の何れか(所定時間)に任意に設定(選択)できるようにした場合、その設定された実行間隔(周期)にしたがって特別演出(RTC演出)が実行(開始)されることとなる。また、その設定された実行間隔(周期)にしたがって特別演出期間が発生することとなる。さらに、その設定された実行間隔(周期)にしたがって次の周期で実行される特別演出(主演出)に関する情報(残り時間等)が表示される。 As described above, the execution interval (cycle) of the special effect can be arbitrarily set (selected) to any one of "1 hour", "2 hours" and "3 hours" (predetermined time) on the gaming hall side. In this case, the special effect (RTC effect) is executed (started) according to the set execution interval (period). Also, a special effect period is generated according to the set execution interval (period). Further, information (remaining time, etc.) relating to a special effect (main effect) to be executed in the next cycle according to the set execution interval (cycle) is displayed.
また、本実施例では演出制御用マイコン91が、RTC92による計時の結果に基づいて実行した最新の特別演出や次に実行する特別演出の内容(種類)など、特別演出の実行状況に関する情報を副制御基板90のRAMに記憶するものとしており、その情報はパチンコ遊技機1の電源断に伴うバックアップの対象(バックアップデータ)とされている。このため、例えば特別演出1~10まで実行した状態で1日の営業が終わりパチンコ遊技機1の電源を落とした場合、翌営業日にパチンコ遊技機1の電源を投入(稼働を開始)して最初の実行条件(時間条件)が成立すると、特別演出11から実行される。これにより、特別演出の実行順序を保つことが可能となり、遊技ホールに設置された遊技機(設置台)によって実行順序が狂ってしまうといった不都合を回避することが可能となる。
In addition, in this embodiment, the
さらに、特別演出は先行演出と主演出とからなるものでなくてもよく、例えば主演出のみからなるものであってもよい。また、先行演出の前に更なる所定の先行演出を行うなど先行演出を複数設けたり、主演出を複数設けたり、主演出の後に所定の後演出を行ったりする等、特別演出の構成は任意である。 Furthermore, the special effect may not consist of the preceding effect and the main effect, and may consist of only the main effect, for example. In addition, the configuration of the special effect is arbitrary, such as providing multiple preceding effects such as performing a further predetermined preceding effect before the preceding effect, providing multiple main effects, and performing a predetermined post-effect after the main effect. is.
ここで、本パチンコ遊技機1は、実施例1で説明したように、主制御部80から送信される各種コマンドに基づいて、サブ制御部90(演出制御用マイコン91)の制御下で様々な演出(遊技演出)が実行される。その演出は、主として遊技機の状態(遊技状態)に応じた態様で実行される。遊技状態は、主制御部80(遊技制御用マイコン81)により制御されるもので(状態制御手段)、大別すると、識別情報の変動表示や当り遊技等の遊技が行われていない客待ち状態(待機状態)と、識別情報の変動表示が行われる変動遊技状態と、当り遊技が行われる当り遊技状態とからなる。さらに、変動遊技状態には、前述の状態A(低確低ベース状態)、状態B(低確高ベース状態、高確高ベース状態)及び状態C(高確低ベース状態)がある。これらの遊技状態のうち、状態Aが基本の遊技状態(通常遊技状態)であり、この状態Aで大当りに当選すると大当り遊技が実行可能な大当り遊技状態となる。そして、大当りの種類(種別)に応じて、大当り遊技後の遊技状態が、状態Aよりも遊技者にとって有利な状態B又は状態Cとなる。こうした各遊技状態に制御可能な本パチンコ遊技機1において、RTC92による計時の結果に基づいて実行される特別演出は、その実行態様が遊技状態に応じて異なるものとなっている。
Here, the
すなわち、前述したように、特別演出は先行演出(カウントダウン演出)と主演出とからなり、RTC92により計時される時刻が所定時刻となって特別演出の実行条件(開始条件)が成立すると、図56に示すように、まず、メイン液晶(表示画面7a)でカウントダウン演出が実行され(図56(a))、次いで、左右サブ液晶(表示画面71a、72a)及びメイン液晶(表示画面7a)で主演出が実行される(図56(b))。このようにメイン液晶及びサブ液晶の各表示画面全体を用いて特別演出(先行演出及び主演出)が実行されるのは、その実行条件が成立したとき(RTC92により計時される時刻が所定時刻となったとき)の遊技状態が前述の客待ち状態又は状態Aに制御されているときである。
That is, as described above, the special effect consists of a preceding effect (countdown effect) and a main effect. 56(a), a countdown effect is first executed on the main liquid crystal (
これに対して、特別演出の実行条件が成立したときの遊技状態が、前述の大当り遊技状態、状態B又は状態Cに制御されているとき、すなわち、通常遊技状態に比べて遊技者にとって有利な遊技状態(「特別遊技状態」ともいう)に制御されているときには、特別演出がメイン液晶では実行されずサブ液晶のみで実行される。つまり、メイン液晶には先行演出や主演出に係る演出画像(特別演出画像)が表示されず、サブ液晶にのみ特別演出画像が表示される。これは、特別遊技状態では、その特別遊技状態に応じた演出画像(演出図柄、背景画像等)がメイン液晶(表示画面7a)に表示されるからである。例えば、大当り遊技状態ではラウンド演出画像が表示され、状態Bでは高ベース状態専用の演出画像(演出図柄、演出保留、背景画像等)が表示され、状態Cでは小当り遊技中を含めて専用の演出画像(演出図柄、演出保留、背景画像等)が表示される。このように特別遊技状態では、その特別遊技状態に応じた専用の演出が実行されるため、そのような状況下でさらに特別演出が大々的に実行されると、演出が賑やかになり過ぎて却って遊技興趣を低下させる虞がある。また、大当り遊技状態や状態B、状態Cは、何れも大当りに当選する等の条件(所定の遊技条件)が成立しない限り発生しないため、これらの遊技状態で実行される専用の演出を体感できる機会は、周期的(定期的)に実行される特別演出に比べて得難いといえる。こうしたことに鑑み、特別演出の実行条件が成立したときの遊技状態が客待ち状態又は状態Aに制御されているとき(特別遊技状態でないとき)には、図56に示すように、メイン液晶に特別演出画像を表示して特別演出を実行することとし、大当り遊技状態、状態B又は状態Cに制御されているとき(特別遊技状態であるとき)には、図57(a)に示すように、サブ液晶に特別演出画像を表示して特別演出を実行することとしている。これにより、特別演出に係る特別演出画像の表示を遊技状態に応じて適切に行うことが可能となり、特別遊技状態において特別演出が実行される場合であっても、その特別遊技状態に応じた演出画像の視認性を妨げることなく、特別演出画像を表示することが可能となる。
On the other hand, when the game state when the execution condition of the special effect is satisfied is controlled to the above-mentioned jackpot game state, state B or state C, that is, when compared with the normal game state, it is more advantageous for the player. When being controlled to a game state (also referred to as a "special game state"), the special effect is not executed on the main liquid crystal, but is executed only on the sub liquid crystal. That is, the effect image (special effect image) relating to the preceding effect and the main effect is not displayed on the main liquid crystal, and the special effect image is displayed only on the sub liquid crystal. This is because, in the special game state, an effect image (effect pattern, background image, etc.) corresponding to the special game state is displayed on the main liquid crystal (
具体的に、特別遊技状態(大当り遊技状態、状態B又は状態C)に制御されているときに特別演出を実行する場合、すなわち、特別演出画像をサブ液晶に表示する場合、図56(a)、(b)に示したメイン液晶の表示画面7aに表示される特別演出画像(先行演出画像、主演出画像)を縮小して、サブ液晶の表示画面に表示する。本実施例では、図57(a)に示すように、左右2つのサブ液晶を備えており、そのうちの右サブ液晶の表示画面72aに縮小した特別演出画像を表示する。したがって、大当り遊技状態、状態B又は状態Cに制御されているときに特別演出の実行条件が成立すると、メイン液晶の表示画面7a(及び左サブ液晶の表示画面71a)にそのときの遊技状態に応じた演出画像が表示された状態で、右サブ液晶の表示画面72aにカウントダウン画像が表示され、これに続いて主演出画像が表示される。このとき右サブ液晶(表示画面72a)に表示される主演出画像は、客待ち状態又は状態Aにて特別演出が実行される場合にメイン液晶(表示画面7a)に表示される主演出画像の縮小版である。したがって、例えば、前述のように特別演出が連続ドラマを題材としたものである場合、そのドラマ映像がメイン液晶に表示される場合に比べて小さく表示される。また、本実施例では、客待ち状態又は状態Aにて特別演出が実行される場合に左サブ液晶(表示画面71a)及び右サブ液晶(表示画面72a)に表示される「話数を示す画像」及び「タイトルを示す画像」(図56(b)参照)も、右サブ液晶に表示される(図57(a)参照)。
Concretely, when the special effect is executed while being controlled to the special game state (jackpot game state, state B or state C), that is, when the special effect image is displayed on the sub-liquid crystal, FIG. , (b), the special effect image (preceding effect image, main effect image) displayed on the
また、特別遊技状態において右サブ液晶(表示画面72a)に特別演出画像を表示する場合、図57(b)に示すように、特別演出画像を縮小表示するための表示部S(縮小表示部)を表示画面72aの一部に設け、その表示部Sに主演出画像を縮小表示することができる。つまり、特別演出画像を所謂「ワイプ画面」のようにして表示することができる。特別遊技状態では、メイン液晶だけでなくサブ液晶にもその特別遊技状態に応じた演出画像が表示されることがあり、その演出画像の表示を妨げないようにするためである。
Also, when displaying a special effect image on the right sub liquid crystal (
尚、特別遊技状態において右サブ液晶(表示画面72a)に特別演出画像を表示するのは、大当り遊技状態、状態B及び状態Cは、何れも右打ちで遊技を行う右打ち状態であり、遊技者の意識が遊技盤中心より右側に向きやすいからである。また、特別演出画像を縮小表示するための表示部S(縮小表示部)を、例えばメイン液晶の表示画面7aの一部(例えば右下部)に設けてもよい。
It should be noted that the special effect image is displayed on the right sub liquid crystal (
[予告演出]
次に、本実施例のパチンコ遊技機1では、識別情報(特別図柄及び/又は演出図柄)の変動表示の表示結果に関連する予告演出として、第1予告演出、第2予告演出及び第3予告演出を備えている。第1予告演出は、現在実行中の変動表示の表示結果が大当り態様(特定表示結果)となる可能性(大当り信頼度)を示唆するもの(示唆演出)であり、第2予告演出は、現在実行中の変動表示の大当り信頼度が高いことを示唆するもの(高期待度演出)であり、第3予告演出は、現在実行中の変動表示の表示結果が大当り態様(特定表示結果)となることを示唆するもの(特定示唆演出)である。これら第1予告演出、第2予告演出及び第3予告演出は、いずれも現在実行中の変動表示(「当該変動」ともいう)に係る予告演出であり、前述のS4506で設定される予告演出パターンに基づいて実行可能な「当該変動予告」の一種である。尚、第1予告演出、第2予告演出及び第3予告演出は、いずれも前述のS4505で設定される変動演出パターンに含まれるものとすることもできる。
[Notice production]
Next, in the
本実施例では、第1予告演出、第2予告演出及び第3予告演出のうち、第1予告演出は、遊技状態が状態A(低確低ベース状態)に制御されているときに実行可能であり、状態B(高ベース状態)に制御されているときと状態C(高確低ベース状態)に制御されているときには実行されないものとしている。一方、第2予告演出及び第3予告演出は、状態A(低確低ベース状態)、状態B(高ベース状態)及び状態C(高確低ベース状態)のすべての遊技状態で実行可能としている。すなわち、第1予告演出は演出モードA又はBのときに実行される可能性があり、それ以外の演出モードでは実行される可能性はない。一方、第2予告演出及び第3予告演出は、演出モードA~Eの何れにおいても実行される可能性がある。 In this embodiment, out of the first notice effect, the second notice effect and the third notice effect, the first notice effect can be executed when the game state is controlled to the state A (low probability/low base state). Yes, and is not executed when controlled to state B (high base state) and when controlled to state C (high probability low base state). On the other hand, the second notice effect and the third notice effect can be executed in all game states of state A (low-probability-low base state), state B (high-probability-low base state) and state C (high-probability-low base state). . That is, there is a possibility that the first notice effect will be executed in the effect mode A or B, and there is no possibility that it will be executed in the other effect modes. On the other hand, the second notice effect and the third notice effect may be executed in any of the effect modes A to E.
第1予告演出は、大当り信頼度の高低を示唆する示唆画像を所定の表示画面に表示することにより実行されるもので、示唆画像の表示態様(表示内容)が予め定められた順番に従って1段階から複数段階まで段階的に変化し得るもの(「段階演出」ともいう)なっている。本実施例では、示唆画像の表示態様が最大で第3段階まで変化し得る。第1予告演出の開始当初は第1段階の表示態様で示唆画像が表示され、その示唆画像の表示態様が段階的に変化してその段階が上がる程、大当り信頼度が高くなるように設計されている。このことから、第1予告演出には、第1段階で終了する低信頼度パターンと、第2段階まで進んで終了する中信頼度パターンと、3段階まで進んで終了する高信頼度パターンとが設けられており、第1予告演出を実行する場合には、これらパターンの何れかが前述のS4506にて設定される。尚、第1予告演出としての段階演出は2段階まで変化し得るものや4段階以上変化し得るものであってもよく、変動演出の演出時間(演出時間)に応じて適宜段階数を定めることができる。 The first notice effect is executed by displaying a suggestive image suggesting the level of the reliability of the big hit on a predetermined display screen, and the display mode (display content) of the suggestive image is one step according to a predetermined order. It can change in stages from 1 to 2 (also referred to as "step production"). In this embodiment, the display mode of the suggestive image can be changed up to the third stage. At the beginning of the first notice performance, the suggestive image is displayed in the display mode of the first stage, and the display mode of the suggestive image changes step by step, and the higher the stage, the higher the reliability of the big win. ing. Therefore, in the first notice effect, there are a low-reliability pattern that ends in the first stage, a medium-reliability pattern that progresses to the second stage and ends, and a high-reliability pattern that progresses to the third stage and ends. One of these patterns is set in S4506 described above when the first notice effect is to be executed. In addition, the step performance as the first notice performance may be one that can change up to two stages or four or more stages, and the number of stages is appropriately determined according to the performance time (performance time) of the variable performance. can be done.
また、第1予告演出は、前述した特別演出(RTC演出)の実行期間外(特別演出期間が発生していないとき)に実行される場合と、特別演出の実行期間中(特別演出期間が発生しているとき)に実行される場合とで、その実行態様(表示態様)が異なるものとなっている。すなわち、特別演出の実行期間外に第1予告演出が実行される場合、その第1予告演出は、2つのサブ液晶(第2画像表示装置71、第3画像表示装置72)から1つのメイン液晶(第1画像表示装置7)にかけて表示可能な第1示唆画像を表示して実行するものとなっており、その第1示唆画像の表示態様が第1段階から第3段階まで変化し得るものとなっている。一方、特別演出の実行期間中に第1予告演出が実行される場合、その第1予告演出は、1つのサブ液晶(第2画像表示装置71又は第3画像表示装置72)とメイン液晶のそれぞれに表示可能な第2示唆画像を表示して実行するものとなっており、それら2つの第2示唆画像の表示態様が第1段階から第3段階まで変化し得るものとなっている。
In addition, the first notice effect is executed outside the execution period of the special effect (RTC effect) described above (when the special effect period does not occur), and during the execution period of the special effect (when the special effect period occurs). The execution mode (display mode) differs depending on whether it is executed when the program is running or not. That is, when the first notice effect is executed outside the execution period of the special effect, the first notice effect is generated by one main liquid crystal from two sub liquid crystals (the second
このため、第1予告演出を実行する場合には、そのときの特別演出の実行有無(実行状況)に応じた第1予告演出のパターン(「第1予告演出パターン」ともいう)が前述のS4506にて設定される。すなわち、前述の低信頼度パターン、中信頼度パターン及び高信頼度パターンには、それぞれ特別演出の実行期間外に対応するものと、特別演出の実行期間中に対応するものとが予め設けられており、これらパターンの何れかが、第1予告演出を実行するときの状況に応じて設定される。尚、特別演出の実行期間外に実行される第1予告演出のことを「通常第1予告演出」ともいい、特別演出の実行期間中に実行される第1予告演出のことを「特別第1予告演出」ともいう。 Therefore, when the first notice effect is executed, the pattern of the first notice effect (also referred to as "first notice effect pattern") corresponding to whether or not the special effect is executed (execution status) at that time is changed to S4506 described above. is set by That is, the low-reliability pattern, the medium-reliability pattern, and the high-reliability pattern described above are preliminarily provided with patterns corresponding to outside the execution period of the special performance and patterns corresponding to the execution period of the special performance. Any one of these patterns is set according to the situation when the first announcement effect is executed. The first notice effect executed outside the execution period of the special effect is also referred to as "normal first notice effect", and the first notice effect executed during the special effect execution period is referred to as "special first notice effect". It is also called "forecast performance".
ここで、S4506にて設定される第1予告演出パターンを決定する際に参照するテーブル(第1予告演出決定テーブル)の一例を図60に示す。同図に示すように、第1予告演出決定テーブルは、第1予告演出の実行を伴う特別図柄の変動パターンに応じて、第1予告演出パターンを「第1段階(低信頼度)」、「第1→第2段階(中信頼度)」、「第1→第2→第3段階(高信頼度)」の何れかに決定することが可能なデータ構造となっている。具体的には、第1予告演出の実行を伴う特別図柄の変動パターン毎に、予告演出決定用乱数値を、第1予告演出パターンの判定種別に応じて割り当てたものとなっている。本実施例では、予告演出決定用乱数の乱数範囲を「0~99」としていることから、「0~99」の範囲内で乱数値(判定用データ)を割り当てている。 Here, FIG. 60 shows an example of a table (first notice effect determination table) referred to when determining the first notice effect pattern set in S4506. As shown in the figure, the first notice effect determination table sets the first notice effect pattern to "first stage (low reliability)", " The data structure is such that it is possible to determine either one of "first→second stage (medium reliability)" and "first→second→third stage (high reliability)". Specifically, for each variation pattern of the special symbol accompanying the execution of the first notice effect, the random number for determining the notice effect is assigned according to the determination type of the first notice effect pattern. In this embodiment, since the random number range of the random number for determining the announcement effect is set to "0 to 99", the random number value (judgment data) is assigned within the range of "0 to 99".
図60(a)は、第1特別図柄当否判定の結果が大当りとなった場合の当該大当り変動にて第1予告演出を実行する場合に参照するテーブルである。また、図60(b)は、第1特別図柄当否判定の結果が外れとなった場合の当該外れ変動にて第1予告演出を実行する場合に参照するテーブルである。尚、第1特別図柄当否判定の結果に応じて第1予告演出パターンを決定するのは、第1予告演出が実行され得るのは状態A(低確低ベース状態)であり、状態Aは第1特別図柄の変動表示が主として行われる遊技状態だからである。よって、本実施例では、状態Aにて第2特別図柄当否判定が実行された場合、その判定結果に基づいて第1予告演出が実行されることはないもの(実行不能)としている。 FIG. 60(a) is a table to be referred to when the first notice effect is executed with the big hit variation when the result of the first special symbol propriety determination is the big hit. Also, FIG. 60(b) is a table to be referred to when the first notice effect is executed in the deviation variation when the result of the first special symbol propriety determination is a deviation. It should be noted that the first notice effect pattern is determined according to the result of the first special symbol propriety determination. This is because it is a game state in which the variable display of 1 special symbol is mainly performed. Therefore, in this embodiment, when the second special symbol propriety determination is executed in the state A, the first notice effect is not executed (unexecutable) based on the judgment result.
図60(a)に示すように、第1特別図柄当否判定の結果が大当りであり当該大当り変動にて第1予告演出を実行する場合、第1予告演出が第1段階で終了する低信頼度パターンは選択されないものとなっており、2段階まで進んで終了する中信頼度パターン又は3段階まで進んで終了する高信頼度パターンが選択されるものとなっている。そして、中信頼度パターン(1段階→2段階)よりも高信頼度パターン(1段階→2段階→3段階)の方が選択される可能性(選択率)が高くなっている。また、大当り変動にて第1予告演出を実行する場合、その変動パターンが「P1」であるときに中信頼度パターン又は高信頼度パターンが選択されるものとなっている。これは、変動パターン「P1」の変動時間が120秒という比較的長時間であり(図9参照)、示唆画像(第1示唆画像又は第2示唆画像)の表示態様を2段階以上変化させる時間を確保することができ、第1示唆画像の表示態様の変化を無難に行うことができるからである。 As shown in FIG. 60(a), when the result of the first special symbol propriety determination is a big hit and the first notice effect is executed with the big hit variation, the first notice effect ends at the first stage Low reliability No pattern is selected, and a medium-reliability pattern that advances to two stages and finishes or a high-reliability pattern that advances to three stages and finishes is selected. Further, the possibility (selection rate) of selecting the high reliability pattern (1 stage→2 stages→3 stages) is higher than the medium reliability pattern (1 stage→2 stages). Further, when the first notice effect is executed with the variation of the big hit, the middle reliability pattern or the high reliability pattern is selected when the variation pattern is "P1". This is a relatively long variation time of 120 seconds for the variation pattern “P1” (see FIG. 9), and the time required to change the display mode of the suggestive image (the first suggestive image or the second suggestive image) by two steps or more. can be ensured, and the display mode of the first suggestive image can be changed without difficulty.
一方、図60(b)に示すように、第1特別図柄当否判定の結果が外れであり当該外れ変動にて第1予告演出を実行する場合、低信頼度パターン(1段階)が最も選択されやすく、以下、中信頼度パターン(1段階→2段階)、高信頼度パターン(1段階→2段階→3段階)の順で選択率が低くなる(選択され難い)ものとなっている。また、外れ変動にて第1予告演出を実行する場合、その変動パターンが「P6」又は「P10」であるときには中信頼度パターン及び高信頼度パターンが選択されず低信頼度パターンのみが選択されるものとなっており、「P5」又は「P9」であるときには高信頼度パターンが選択されず低信頼度パターン又は中信頼度パターンが選択されるものとなっており、「P4」又は「P8」であるときには低信頼度パターン、中信頼度パターン又は高信頼度パターンが選択されるものとなっている。これは、変動パターン「P6」及び「P10」の場合、変動時間が30秒であることから(図9参照)、その時間内に中信頼度パターン(1段階→2段階)や高信頼度パターン(1段階→2段階→3段階)による第1予告演出を行うのは難しく、変動パターン「P5」及び「P9」の場合、変動時間が45秒であることから(図9参照)、その時間内に高信頼度パターン(1段階→2段階→3段階)による第1予告演出を行うのは難しいからである。また、変動パターン「P4」及び「P8」の場合、変動時間が前述の変動パターン「P1」と同様に120秒であることから(図9参照)、低信頼度パターン(1段階)、中信頼度パターン(1段階→2段階)、高信頼度パターン(1段階→2段階→3段階)の何れについても示唆画像の表示態様の変化を無難に行うことができるからである。 On the other hand, as shown in FIG. 60(b), when the result of the first special symbol propriety determination is out and the first notice effect is executed with the out variation, the low reliability pattern (1 step) is selected most. After that, the selection rate becomes lower (difficult to select) in the order of the medium reliability pattern (1 stage→2 stages) and the high reliability pattern (1 stage→2 stages→3 stages). Further, when the first notice effect is executed with the deviation variation, when the variation pattern is "P6" or "P10", the medium reliability pattern and the high reliability pattern are not selected, and only the low reliability pattern is selected. When it is "P5" or "P9", the high reliability pattern is not selected and the low reliability pattern or medium reliability pattern is selected, and "P4" or "P8" is selected. , a low-reliability pattern, medium-reliability pattern, or high-reliability pattern is selected. This is because, in the case of the fluctuation patterns “P6” and “P10”, since the fluctuation time is 30 seconds (see FIG. 9), the medium reliability pattern (1 stage → 2 stages) and the high reliability pattern (1 stage → 2 stages → 3 stages) It is difficult to perform the first notice effect, and in the case of the variation patterns “P5” and “P9”, the variation time is 45 seconds (see FIG. 9). This is because it is difficult to perform the first announcement effect by the high reliability pattern (1 step→2 steps→3 steps). In addition, in the case of the fluctuation patterns “P4” and “P8”, since the fluctuation time is 120 seconds like the above-mentioned fluctuation pattern “P1” (see FIG. 9), the low reliability pattern (1 step), medium reliability This is because it is possible to safely change the display mode of the suggestive image for both the degree pattern (1 step→2 steps) and the high reliability pattern (1 step→2 steps→3 steps).
尚、外れ変動では、変動時間が30秒以上の場合に第1予告演出が実行され得るものとなっており、変動時間が30秒未満である変動パターン「P7」(変動時間12秒)及び「P11」(変動時間4秒)については、第1予告演出が実行されないものとなっている。これは、第1予告演出の実行時間を十分に確保することができないからである。
In addition, in the deviation fluctuation, the first notice effect can be executed when the fluctuation time is 30 seconds or more, and the fluctuation pattern "P7" (
本実施例では、特別演出の実行期間外(通常演出期間)にて第1予告演出(通常第1予告演出)を実行する場合と、特別演出の実行期間内(特別演出期間)にて第1予告演出(特別第1予告演出)を実行する場合とで、同じ第1予告演出決定テーブルを用いるものとしている。そして、第1予告演出を実行するときの特別演出の実行有無(通常演出期間又は特別演出期間)に応じた第1予告演出用の画像データを読み出して、その画像データによる第1予告演出(通常第1予告演出又は特別第1予告演出)を実行するものとしている。但し、通常演出期間と特別演出期間とで第1予告演出決定テーブルを異ならせることもできる。すなわち、通常演出期間用の第1予告演出決定テーブルと、特別演出期間用の第1予告演出決定テーブルとを設け、第1予告演出を実行するときの特別演出の実行有無(通常演出期間又は特別演出期間)に応じて、参照するテーブルをセットする構成としてもよい。このようにテーブルを分けて設ける場合、通常演出期間と特別演出期間とで第1予告演出パターンの出現率(出現態様)を異ならせることが可能となり、第1予告演出の出現態様に変化を持たせることが可能となる。 In this embodiment, the first notice effect (normal first notice effect) is executed outside the special effect execution period (normal effect period), and the first notice effect is executed during the special effect execution period (special effect period). The same first notice effect determination table is used when executing the notice effect (special first notice effect). Then, the image data for the first notice effect is read according to whether the special effect is executed (normal effect period or special effect period) when the first notice effect is executed, and the first notice effect (normal (first notice effect or special first notice effect) is executed. However, the first notice effect determination table can be made different between the normal effect period and the special effect period. That is, a first notice effect determination table for the normal effect period and a first notice effect determination table for the special effect period are provided, and whether or not the special effect is executed when the first notice effect is executed (normal effect period or special effect period) A table to be referred to may be set according to the effect period). When the tables are provided separately in this way, it is possible to make the rate of appearance (appearance mode) of the first notice effect pattern different between the normal effect period and the special effect period, so that the appearance mode of the first notice effect can be varied. It becomes possible to
ここで、通常第1予告演出及び特別第1予告演出の実行態様(演出態様)について説明する。まず、通常第1予告演出は、図58に示すように、流れ星を模した演出画像300(「流れ星画像300」ともいう)を第1示唆画像として表示することにより実行される。前述したように、第1予告演出の実行態様(第1予告演出パターン)には、第1予告演出が第1段階で終了する低信頼度パターンと、2段階まで進んで終了する中信頼度パターンと、3段階まで進んで終了する高信頼度パターンとの3つのパターンが設けられている。このことに対応して、流れ星画像300(第1示唆画像)の表示態様には、1段階目に対応する表示態様(第1表示態様)と、2段階目に対応する表示態様(第2表示態様)と、3段階目に対応する表示態様(第3示態様)とが設けられている。図58のうち上段が1段階目、中段が2段階目、下段が3段階目である。
Here, the execution mode (performance mode) of the normal first notice effect and the special first notice effect will be described. First, as shown in FIG. 58, the normal first notice effect is executed by displaying an
通常第1予告演出では、遊技領域外の左右両側にあるサブ液晶(第2画像表示装置71、第3画像表示装置72)から遊技領域内の盤面略中央にあるメイン液晶(第1画像表示装置7)に向かって流れ星が飛んでいく様子を表した演出表示が流れ星画像300を用いて行われる。すなわち、通常第1予告演出の1段階目(第1表示態様)では、図58の上段に示すように、左右サブ液晶(表示画面71a,72a)の略全体に流れ星画像300が表示されて、メイン液晶(表示画面7a)には流れ星画像300が表示されないものとなっている。
Normally, in the first notice effect, from the sub-liquid crystals (second
通常第1予告演出の2段階目(第2表示態様)では、図58の中段に示すように、1段階目よりも多くの流れ星を描いた流れ星画像300が左右サブ液晶(表示画面71a,72a)の略全体に表示されるとともに、その流れ星画像300がメイン液晶の表示画面7a上の左右両側に移動していく(流れていく)態様で表示されるものとなっている。
In the second stage (second display mode) of the normal first notice effect, as shown in the middle stage of FIG. 58, shooting
通常第1予告演出の3段階目(第3表示態様)では、図58の下段に示すように、2段階目よりも多くの流れ星を描いた流れ星画像300が左右サブ液晶(表示画面71a,72a)に表示されるとともに、その流れ星画像300がメイン液晶の表示画面7a上の略全体に飛び交う(流れる)態様で表示されるものとなっている。
In the third stage (third display mode) of the normal first notice effect, as shown in the lower part of FIG. ), and the
このように、通常第1予告演出に係る流れ星画像300の表示箇所(表示位置)は、左右のサブ液晶の表示画面71a、72aの略全体と、中央のメイン液晶の表示画面7aの一部(左右両側部)又は略全体に設けられている。この流れ星画像300の表示箇所(表示位置)を「第1表示部」ともいう。
In this way, the display locations (display positions) of the
本実施例では、通常第1予告演出が2段階以上行われる場合、すなわち、中信頼度パターン又は高信頼度パターンによる通常第1予告演出が行われる場合、その通常第1予告演出は所謂「疑似連」による変動演出に伴って実行される。疑似連(疑似連演出)とは、特別図柄の1回の変動表示中に、演出図柄8を変動表示した後にゾロ目以外の停止表示態様(所定のバラケ目)で一旦停止(仮停止)させ、その後に演出図柄8を再度変動表示させる動作を所定回数繰り返す変動演出のことである。その疑似連を構成する各変動表示の開始から第1停止図柄が停止(仮停止)するまでの間に各段階の流れ星画像300(第1示唆画像)が表示される。
In this embodiment, when the normal first notice effect is performed in two or more stages, that is, when the normal first notice effect is performed by the medium reliability pattern or the high reliability pattern, the normal first notice effect is a so-called "pseudo It is executed along with the variable performance by “continuous”. Pseudo-continuous (pseudo-continuous effect) is a temporary stop (temporary stop) in a stop display mode (predetermined loose stitch) other than double stitches after the
具体的に、例えば、疑似連の演出パターンに基づく変動演出として、演出図柄8の変動表示の開始後、最初(1回目)の仮停止が行われ、これに続いて2回目の変動表示(疑似2)が行われたを経て2回目の仮停止が行われ、これに続いて3回目の変動表示(疑似3)が行われる場合であって、当該変動演出に伴って高信頼度パターンによる通常第1予告演出が行われる場合、演出図柄8の変動表示の開始から最初(1回目)の仮停止が行われるまで流れ星画像300が1段階目の表示態様で表示され(図58上段)、疑似2の開始から2回目の仮停止が行われるまで流れ星画像300が2段階目の表示態様で表示され(図58中段)、疑似3の開始から確定停止前の所定時期(例えばリーチ成立時や所定演出の実行時期)まで流れ星画像300が3段階目の表示態様で表示される(図58下段)。このように本実施例では、通常第1予告演出が2段階以上行われる場合、疑似連の変動演出に伴って通常第1予告演出が実行されるものとなっており、疑似連の進行に合わせて通常第1予告演出の段階が上がっていくものとなっている。こうした疑似連と通常第1予告演出との複合により、変動演出の演出効果を高め、遊技興趣を向上させることが可能となる。
Specifically, for example, as a variable effect based on a pseudo-continuous effect pattern, after the start of the variable display of the
尚、低信頼度パターンによる(1段階目で終わる)通常第1予告演出は、疑似連の変動演出に伴って実行される場合と、疑似連でない変動演出(非疑似連演出)に伴って実行される場合との何れか一方又は両方があるものとすることができる。また本実施例では、疑似連の変動演出に伴って2段階以上の通常第1予告演出が実行されるものとしているが、疑似連ではない変動演出に伴って2段階以上の通常第1予告演出が実行されるようにしてもよい。この場合、例えば、演出図柄の変動開始から第1停止図柄が停止(仮停止)するまでの間に、1段階目の演出から複数段階目の演出までの複数の演出を予め定められた順番に従って段階的に実行する「ステップアップ予告演出」として、通常第1予告演出を実行することができる。また、通常第1予告演出の実行態様(演出態様)は、流れ星画像300の表示態様を段階的に変化させる態様の他にも、例えば、第1示唆画像としてサブ液晶からメイン液晶に亘って(跨って)表示可能な背景画像を設け、その背景画像の色変化(例えば青色→緑色→赤色など)によって通常第1予告演出の段階(進度)を示したり、その背景画像をさらに移動表示可能としてその移動量(メイン液晶の表示画面を占める割合)によって通常第1予告演出の段階(進度)を示したりする態様を採ることができる。あるいは、通常第1予告演出の段階に応じたキャラクタやアイテムを予め定めておき、そのキャラクタやアイテムを示す特定の画像(特定画像)を第1示唆画像として画像表示装置に表示するようにしてもよい。
In addition, the normal first notice effect (ending at the first stage) by the low reliability pattern is executed with the variable effect of the pseudo-continued, and with the variable effect that is not pseudo-continuous (non-quasi-continuous effect). There may be either one or both of the cases where the Also, in this embodiment, two or more stages of normal first notice effects are executed along with the pseudo-continuous variable effects. may be executed. In this case, for example, during the period from the start of the fluctuation of the production pattern to the stop (temporary stop) of the first stop pattern, a plurality of productions from the first stage production to the multiple stage productions are performed according to a predetermined order. A normal first notice effect can be executed as a "step-up notice effect" executed step by step. In addition, in addition to the mode in which the display mode of the
以上のようにして通常第1予告演出が第3段階まで行われた場合、すなわち第1示唆画像の表示態様が第3表示態様に変化した場合、その第3段階に到達(第3表示態様に変化)してから所定時間が経過したタイミングで、第2予告演出(高期待度演出)が実行される。本実施例の第2予告演出は、可動装飾部材14を動作させる可動演出を主として構成されており、この可動演出に付随して所定の効果音が発生したりランプ類が発光したりする。第2予告演出(可動演出)は、可動装飾部材14が待機位置から落下してメイン液晶(表示画面7a)の手前側(表示面側)に出現し、その状態を数秒間(例えば3秒)保った後、待機位置に戻る(復帰する)態様で行われる。
As described above, when the normal first notice effect is performed up to the third stage, that is, when the display mode of the first suggestive image changes to the third display mode, the third stage is reached (the display mode changes to the third display mode). A second notice effect (high expectation effect) is executed at the timing when a predetermined period of time has elapsed after the change). The second advance notice effect of the present embodiment is mainly composed of a movable effect for operating the movable
尚、第2予告演出は、可動演出を主とするものの他、画像表示装置の表示画面に所定の予告画像を表示する表示演出を主として構成したり、所定の効果音を発生させる(スピーカから出力する)音演出を主として構成したり、盤面ランプや枠ランプ等の電飾部材を所定の発光態様で発光させる光演出を主として構成したりすることができ、それらのうち2以上を組み合わせて構成することもできる。 It should be noted that the second notice effect mainly consists of a movable effect, as well as a display effect of displaying a predetermined notice image on the display screen of the image display device, or generating a predetermined sound effect (output from the speaker). (Do) It can mainly consist of sound effects, or can mainly consist of light effects that cause the board lamps, frame lamps, and other electrical decoration members to emit light in a predetermined light emission mode, and two or more of them can be combined. can also
また第2予告演出は、通常第1予告演出の実行を経て行われる場合の他にも、後述のように特別第1予告演出の実行を経て行われたり、第1予告演出の実行とは関係なく変動演出中の所定時期(例えば演出発展時)に単独で行われたりする場合がある。このため、第2予告演出は、その実行に先立って第1予告演出(通常第1予告演出又は特別第1予告演出)が実行される場合もあれば、そうでない場合もある。したがって、遊技者にとっては、第1予告演出が実行された場合には、その後の第2予告演出の実行(発生)に対する期待感を抱けるようになり、これにより、第1予告演出(示唆演出)に対する遊技者の関心を高めることが可能となる。 In addition to the case where the second notice effect is performed through the execution of the normal first notice effect, the second notice effect may be performed through the execution of the special first notice effect as described later, or may be performed through the execution of the first notice effect. It may be performed alone at a predetermined time (for example, when the production develops) during the variable production. Therefore, the second foretelling effect may or may not be executed prior to the execution of the first foretelling effect (normal first foretelling effect or special first foretelling effect). Therefore, when the first notice effect is executed, the player can expect the subsequent execution (occurrence) of the second notice effect, thereby providing the first notice effect (suggestive effect). It is possible to increase the player's interest in
前述のように本実施例では、通常第1予告演出が第3段階まで行われて流れ星画像300(第1示唆画像)の表示態様が第3表示態様となってから所定時間が経過したタイミングで、第2予告演出(高期待度演出)が実行される。その第2予告演出の実行タイミングを定める所定時間として複数種の時間が予め設けられており、通常第1予告演出のパターンとして高期待度パターンが選択された場合、第2予告演出が実行されるまでの所定時間として複数種の時間のうちの何れかが併せて選択される。その所定時間として、本実施例では「10秒」、「25秒」、「40秒」の3種類が設けられており、そのうちの何れかが選択される。高期待度パターンの通常第1予告演出の実行を伴う変動演出が大当り変動の場合には、第2予告演出実行までの所定時間として相対的に長い時間の方が短い時間よりも選択されやすく、外れ変動の場合には、それとは逆に相対的に短い時間の方が長い時間よりも選択されやすくなっている。これにより、通常第1予告演出が第3段階まで行われてから(第1示唆画像の表示態様が第3表示態様となってから)、第2予告演出が実行されるまでにかかる時間(所定時間)が長いほど、大当り信頼度が高くなるものとされている。 As described above, in this embodiment, the normal first notice effect is performed up to the third stage, and the shooting star image 300 (first suggestive image) is displayed in the third display mode. , the second notice effect (high expectation effect) is executed. A plurality of kinds of times are provided in advance as predetermined times for determining the execution timing of the second notice performance, and when a high expectation pattern is normally selected as the pattern of the first notice performance, the second notice performance is executed. Any one of a plurality of types of time is selected together as the predetermined time until. As the predetermined time, three types of "10 seconds", "25 seconds", and "40 seconds" are provided in this embodiment, and one of them is selected. When the variable performance accompanied by the execution of the normal first notice performance of the high expectation pattern is the big win variation, a relatively long time is more likely to be selected than a short time as the prescribed time until the execution of the second notice performance, In the case of outlier variation, on the contrary, a relatively short time is more likely to be selected than a long time. As a result, the time (predetermined The longer the time), the higher the reliability of the big win.
通常第1予告演出が第3段階まで行われると(第1示唆画像の表示態様が第3表示態様に変化すると)、そこから第2予告演出が実行される(発生する)までの間、その間の時間経過を示す画像がメイン液晶の表示画面7aに表示される。本実施例では、その時間経過を示す画像として、図58の下段に示すように、第2予告演出が実行される(発生する)までの残り時間をカウントダウン形式で示すタイマ画像400が表示画面7aの上部中央に表示される。このため、通常演出期間にて変動演出が行われる場合、まず、当該変動演出において通常第1予告演出(示唆演出)が実行されるか否かに遊技者を注目させ、通常第1予告演出が実行された場合には当該通常第1予告演出における流れ星画像300(第1示唆画像)の表示態様に遊技者を注目させ、流れ星画像300の表示態様が第3表示態様となった場合にはそこから第2予告演出(高期待度演出)が実行されるまでの残り時間を示すタイマ画像400に遊技者を注目させることが可能となる。これにより、大当り信頼度が相対的に高いことを示唆する第2予告演出(高期待度演出)の実行(発生)に期待を寄せる遊技者の期待感を効果的に高めることが可能となり、特別演出期間が発生していないとき(通常演出期間中)の遊技興趣を向上させることが可能となる。
Normally, when the first notice effect is performed up to the third stage (when the display mode of the first suggestive image changes to the third display mode), the second notice effect is executed (occurred), and during that time. is displayed on the
尚、タイマ画像400は、第2予告演出が実行される(発生する)までの時間経過をカウントアップ形式で示すものであってもよい。この場合、第2予告演出が実行されるまでにかかる時間(所定時間)が長いほど大当り信頼度が高くなるという仕様(遊技性)のもと、タイマ画像400によって示される時間がどれだけ進む(延びる)かに遊技者を注目させて、遊技者の期待感を効果的に高めることが可能となる。また、通常第1予告演出が第3段階まで行われてから(第1示唆画像の表示態様が第3表示態様に変化してから)第2予告演出が実行される(発生する)までの時間経過を示す画像は、本実施例のようなタイマ画像でなくてもよく、第2予告演出の実行までにかかる時間を遊技者に認識させることができるのであれば、例えば時間経過をメーター形式で示す画像や砂時計形式で示す画像等、種々の画像を採用することができる。
Note that the
次に、特別第1予告演出について説明する。特別第1予告演出は、図59に示すように、「準備中」の文字からなる文字画像500と、特別第1予告演出の進度を示す横長棒状のゲージ画像600とを第2示唆画像として表示することにより実行される。文字画像500はメイン液晶(画像表示装置7)の表示画面7a上の左下部に表示され、ゲージ画像600は左サブ液晶(第2画像表示装置71)の表示画面71aの下部に表示されるもので、何れも、各表示画面で実行中の特別演出に係る特別演出画像の視認性やその演出効果を損なうことのないように表示される。また、特別第1予告演出の実行中は、当該演出が終了するまで、文字画像500及びゲージ画像600の表示位置は変化しないもの(固定)とされている。これも特別演出(特別演出画像)の視認性や演出効果を損なうことのないようにするためである。
Next, the special first notice effect will be explained. As shown in FIG. 59, in the special first notice effect, a
前述したように第1予告演出パターンには、低信頼度パターン(1段階)と中信頼度パターン(1段階→2段階)と高信頼度パターン(1段階→2段階→3段階)の3つが設けられていることから(図60参照)、文字画像500及びゲージ画像600からなる第2示唆画像の表示態様にも、1段階目に対応する表示態様(第1表示態様)と、2段階目に対応する表示態様(第2表示態様)と、3段階目に対応する表示態様(第3示態様)とが設けられている。図59のうち上段が1段階目、中段が2段階目、下段が3段階目である。尚、通常第1予告演出が2段階以上行われる場合、その通常第1予告演出は疑似連の変動演出に伴って実行されるものとなっていたが、特別第1予告演出については、疑似連でない変動演出(非疑似連演出)に伴って実行される。特別演出期間中は、図56及び図59に示すように、演出図柄8がメイン液晶の表示画面7aの右下部に小さく表示され、特別演出画像の表示が主となる特別演出が実行されることから、演出図柄8による疑似連は演出効果に乏しく、疑似連(疑似連演出)を行わないこととしているからである。
As described above, the first notice production pattern has three patterns: a low-reliability pattern (1st stage), a medium-reliability pattern (1st stage→2nd stage), and a high-reliability pattern (1st stage→2nd stage→3rd stage). (see FIG. 60), the display mode of the second suggestive image consisting of the
特別第1予告演出では、当該演出の実行時間の経過に伴って文字画像500及びゲージ画像600の表示態様が徐々に変化していく。すなわち、特別第1予告演出が開始されると、その開始時点では文字画像500を構成する「準」「備」「中」の各文字が薄く見える無色半透明で表示されるとともにゲージ画像600がゲージ量ゼロの状態で表示される。そして、特別第1予告演出の進行(時間経過)に伴って、「準」「備」「中」のうち「準」の文字が無色半透明から徐々に有色不透明に変化していき、その文字が完全に有色不透明になってはっきりと見えるようになると、特別第1予告演出の1段階目が完了となる。このとき、図59の上段に示すように、「準備中」の文字画像500のうち「準」の文字が有色不透明(例えば不透明の赤色)で表示され、残りの「備」及び「中」の文字が未だ無色半透明で表示されるとともに、ゲージ画像600のゲージ量が約1/3まで進んだ状態で表示される(第1表示態様)。尚、図59では、「準備中」の文字のうち無色半透明の文字を白抜きで表している。特別第1予告演出が低信頼度パターンで実行される場合、文字画像500及びゲージ画像600の表示態様が図59の上段に示す1段階目の表示態様(第1表示態様)になると、以後、表示態様が変化することはなく、その後、文字画像500及びゲージ画像600が画面上から消去されて、特別第1予告演出は1段階目で終了する。この特別第1予告演出の終了と略同じタイミングかそれよりも後のタイミングで、演出図柄8の変動表示が終了する。
In the special first notice effect, the display modes of the
また、特別第1予告演出が2段階目まで進むと、図59の中段に示すように、「準備中」の文字画像500のうち「準」及び「備」の文字が有色不透明(例えば不透明の赤色)で表示され、残りの「中」の文字が未だ無色半透明で表示されるとともに、ゲージ画像600のゲージ量が約2/3まで進んだ状態で表示される(第2表示態様)。特別第1予告演出が中信頼度パターンで実行される場合、文字画像500及びゲージ画像600の表示態様が図59の中段に示す2段階目の表示態様(第2表示態様)になると、以後、表示態様が変化することはなく、その後、文字画像500及びゲージ画像600が画面上から消去されて、特別第1予告演出は2段階目で終了する。この特別第1予告演出の終了と略同じタイミングかそれよりも後のタイミングで、演出図柄8の変動表示が終了する。
Further, when the special first notice effect progresses to the second stage, as shown in the middle of FIG. red), the remaining characters of "middle" are still displayed in a colorless and semi-transparent state, and the gauge amount of the
さらに、特別第1予告演出が3段階目まで進むと、図59の下段に示すように、「準備中」の文字画像500のうち「準」「備」「中」のすべての文字が有色不透明(例えば不透明の赤色)で表示されるとともに、ゲージ画像600のゲージ量が満タンの状態で表示される(第3表示態様)。特別第1予告演出が高信頼度パターンで実行される場合、文字画像500及びゲージ画像600の表示態様が図59の下段に示す3段階目の表示態様(第3表示態様)になると、特別第1予告演出は終了となり、この後、第2予告演出(高期待度演出)が実行される。この第2予告演出は、前述の通常第1予告演出が第3段階まで行われてから所定時間が経過したタイミングで実行される場合と同じ態様の演出である。すなわち、可動装飾部材14を動作させる可動演出を主として構成される予告演出である。また、前述の通常第1予告演出を経て第2予告演出が実行される場合、その第2予告演出は、通常第1予告演出が第3段階まで行われてから所定時間が経過したタイミングで実行されるものとなっていたが、特別第1予告演出を経て実行される第2予告演出も、特別第1予告演出が第3段階まで行われてから(第2示唆画像の表示態様が第3表示態様に変化してから)所定時間が経過したタイミングで実行される。このため、第1予告演出が第3段階まで行われたことで実行される第2予告演出(高期待度演出)は、特別演出期間が発生しているか否かに関係なく、同じ態様(演出内容)とされる。これにより、第1予告演出を経て実行される第2予告演出(高期待度演出)を共通化して、遊技者にとってわかり易い演出とすることが可能となる。
Furthermore, when the special first notice effect progresses to the third stage, as shown in the lower part of FIG. (For example, opaque red), and the gauge amount of the
このように、特別第1予告演出に係る文字画像500及びゲージ画像600の表示箇所(表示位置)は、左サブ液晶の表示画面71aの一部(下部)と、中央のメイン液晶の表示画面7aの一部(左下部)に設けられている。これらの文字画像500及びゲージ画像600の表示箇所(表示位置)を「第2表示部」ともいう。
In this way, the display positions (display positions) of the
尚、特別第1予告演出を経て第2予告演出が実行される場合、その第2予告演出の実行(発生)までの残り時間を示すタイマ画像はサブ液晶(第2画像表示装置71、第3画像表示装置72)とメイン液晶(第1画像表示装置7)の何れの表示画面にも表示されないものとなっている。これは、特別第1予告演出が実行される特別演出期間中は、サブ液晶及びメイン液晶を用いて特別演出(特別演出画像の表示)が行われており、その特別演出の視認性や演出効果を損なわないようにするためである。但し、通常第1予告演出を経て第2予告演出が実行される場合のタイマ画像400(図58参照)とは別の画像であって、第2予告演出の実行(発生)タイミングを示唆する画像を、左右サブ液晶の何れか一方に表示するようにしてもよい。具体的に、例えば、タイマ画像400よりも小さな画像であって、第2予告演出が実行されるまでの期間を数字のカウントアップ又はカウントダウンによって示すカウント画像を表示し、そのカウント画像により示される値が所定値になると第2予告演出が実行されるようにしてもよい。この場合、特別演出の視認性や演出効果を損なわない範疇でカウント画像を表示すればよい。
In addition, when the second notice effect is executed after the first special notice effect, the timer image indicating the remaining time until the execution (occurrence) of the second notice effect is displayed on the sub liquid crystal (the second
また、特別第1予告演出を経て第2予告演出が実行される場合、特別第1予告演出が第3段階まで行われたタイミング(第2示唆画像の表示態様が第3表示態様となったタイミング)で第2予告演出が実行される(発生)するようにしてもよい。こうすれば、第2予告演出が実行されるまでの期間を示す画像(タイマ画像400等)を表示する必要がなく、そのための画像を設ける必要もなくなるからである。
In addition, when the second notice effect is executed after the first special notice effect, the timing at which the special first notice effect is performed up to the third stage (the timing at which the display mode of the second suggestive image becomes the third display mode) ), the second announcement effect may be executed (occurred). This is because there is no need to display an image (
さらに、特別第1予告演出を経て第2予告演出が実行される場合、すなわち、特別演出期間中に第2予告演出が実行される場合、その第2予告演出の態様を、通常第1予告演出を経て第2予告演出が実行される場合、すなわち、通常演出期間中に第2予告演出が実行される場合と異ならせてもよい。例えば、特別演出期間中の第2予告演出として、可動装飾部材14が落下した様子を描いた画像(可動演出描写画像)やその他大当り信頼度が高い旨を示唆する画像を(高期待度画像)を、特別演出画像が表示されているサブ液晶又はメイン液晶の表示画面の一部に小さく表示するようにしてもよい。この場合、例えば、特別演出画像が表示されているサブ液晶又はメイン液晶の表示画面の一部に、前述の表示部S(図57(b)参照)のような縮小表示部を設け、その縮小表示部に可動演出描写画像や高期待度画像等を表示するように構成することができる。あるいは、特別演出期間中に実行される第2予告演出を、通常演出期間中の第2予告演出として実行される可動演出のような遊技者の視覚に訴えるもの(視覚演出)とするのではなく、特別の効果音を一時的に発生させる(出力する)ことで遊技者の聴覚に訴える演出(聴覚演出)としてもよい。これらの構成を採用することで、実行中の特別演出の視認性や演出効果を極力損なわないように第2予告演出(高期待度演出)を実行することが可能となる。このように、通常演出期間と特別演出期間とで第2予告演出の態様(演出内容)を異ならせることで、通常演出期間と特別演出期間のそれぞれに適した態様(演出内容)で第2予告演出を実行することが可能となる。これにより、第1予告演出が3段階まで行われた後に実行される第2予告演出(高期待度演出)の差別化を図ることが可能となり、その違いに遊技者の興味を惹きつけることが可能となる。 Furthermore, when the second notice effect is executed after the special first notice effect, that is, when the second notice effect is executed during the special effect period, the aspect of the second notice effect is changed to the normal first notice effect. , that is, the second notice effect may be executed during the normal effect period. For example, as the second advance notice effect during the special effect period, an image depicting the falling of the movable decorative member 14 (movable effect depiction image) and other images suggesting that the reliability of the big hit is high (high expectation image). may be displayed in a small size on a part of the display screen of the sub-liquid crystal or the main liquid-crystal on which the special effect image is displayed. In this case, for example, a reduced display section such as the aforementioned display section S (see FIG. 57(b)) is provided in a part of the display screen of the sub liquid crystal or the main liquid crystal on which the special effect image is displayed, and the reduced display section is provided. It is possible to configure the display unit to display a movable rendering image, a high-expectation image, or the like. Alternatively, instead of making the second notice effect executed during the special effect period appeal to the player's vision (visual effect) like the movable effect executed as the second notice effect during the normal effect period. Alternatively, an effect (auditory effect) that appeals to the player's sense of hearing may be provided by temporarily generating (outputting) a special sound effect. By adopting these configurations, it is possible to execute the second advance notice effect (high-expectation effect) so as not to impair the visibility and effect of the special effect being executed as much as possible. In this way, by differentiating the aspect (contents of presentation) of the second notice presentation between the normal presentation period and the special presentation period, the second notice is provided in a mode (contents of presentation) suitable for each of the regular presentation period and the special presentation period. It is possible to perform the production. As a result, it is possible to differentiate the second notice effect (high expectation effect) that is executed after the first notice effect has been performed up to three stages, and the difference attracts the player's interest. It becomes possible.
以上のように本実施例では、通常演出期間と特別演出期間とで、第1予告演出が異なる態様で実行可能とされている。このため、通常演出期間と特別演出期間とで第1予告演出の態様(演出内容)を異ならせたり、通常演出期間と特別演出期間のそれぞれに適した態様(演出内容)で示唆演出を実行したりすること等が可能となる。これにより、特別演出(特別演出画像の表示)及び第1予告演出の双方の演出効果を高めて、遊技興趣を向上させることが可能となる。 As described above, in this embodiment, the first notice effect can be executed in different modes during the normal effect period and the special effect period. For this reason, the aspect (contents of presentation) of the first notice presentation is different between the normal presentation period and the special presentation period, or the suggestive presentation is executed in a mode (contents of presentation) suitable for each of the regular presentation period and the special presentation period. It becomes possible to As a result, it is possible to enhance the effect of both the special effect (display of the special effect image) and the first notice effect, thereby improving the game interest.
特に、本実施例では、通常演出期間中に第1予告演出(通常第1予告演出)が実行される場合、その第1予告演出は、段階が進むにつれて表示態様が変化し得る流れ星画像300(第1示唆画像)が、左右のサブ液晶の表示画面71a、72a及び中央のメイン液晶の表示画面7aに、部分的又は全体的に表示されることにより実行される。一方、特別演出期間中に第1予告演出(特別第1予告演出)が実行される場合、その第1予告演出は、段階が進むにつれて表示態様が変化し得る文字画像500及びゲージ画像600(第2示唆画像)が、左サブ液晶の表示画面71a及び中央のメイン液晶の表示画面7aに部分的に表示されることにより実行され、この場合の文字画像500及びゲージ画像600は、通常第1予告演出に係る流れ星画像300よりも小さく表示され、表示画面上を占める表示範囲(表示割合)も小さいものとされている。このため、通常演出期間中に実行される第1予告演出では、流れ星画像300(第1示唆画像)を目立つように表示してその表示態様(つまり、通常第1予告演出)に遊技者を注目させる一方、特別演出期間中に実行される第1予告演出では、文字画像500及びゲージ画像600(第2示唆画像)を控え目に表示して特別演出画像による演出(特別演出)を損なわないようにしつつ、当該変動の大当り信頼度を示唆することが可能となる。これにより、通常演出期間と特別演出期間とで違った印象の予告演出を実行することが可能となり、その違いに遊技者の興味を惹きつけて遊技興趣を向上させることが可能となる。
In particular, in this embodiment, when the first notice effect (normal first notice effect) is executed during the normal effect period, the first notice effect is a shooting star image 300 ( The first suggestive image) is displayed partially or wholly on the left and right sub-liquid
尚、本実施例では第1予告演出を、示唆画像の表示態様(表示内容)が予め定められた順番に従って1段階から複数段階まで段階的に変化し得る段階演出としたが、例えば演出の実行時間の経過に伴って、第1予告演出で表示する示唆画像(キャラクタやアイテム等)の種類を変更したり、示唆画像の表示位置を変更したりする等、当該変動の大当り信頼度を示唆することができるのであれば、その演出態様は問わない。 In the present embodiment, the first notice effect is a step effect in which the display mode (display content) of the suggestive image can be changed stepwise from one step to a plurality of steps according to a predetermined order. With the passage of time, the type of suggestive image (character, item, etc.) displayed in the first notice effect is changed, the display position of the suggestive image is changed, etc., suggesting the reliability of the big hit of the change. As long as it can be done, the production mode does not matter.
次に、本発明の実施例3について説明する。本実施例3は、前述した実施例2のRTC機能を備えたパチンコ遊技機1において実行可能な特別演出(RTC演出)に関し、特図保留の事前判定結果(保留先読み)に基づく予告演出機能を付加したものである。
Next, Example 3 of the present invention will be described. The third embodiment relates to a special effect (RTC effect) that can be executed in the
ここで、前述の実施例2では、現在実行中の変動表示の表示結果が大当り態様(特定表示結果)となることを示唆する第3予告演出(特定示唆演出)が実行可能とされていた。つまり、大当り信頼度100%の予告演出(大当り告知演出)として第3予告演出が実行可能とされていた。この第3予告演出は、例えば、大当り確定を示唆する所定の予告画像(大当り確定画像)を画像表示装置に表示したり、大当り確定を示唆する効果音(大当り確定音)を発生させたり(スピーカから出力したり)することにより行うことができる。 Here, in the above-described second embodiment, the third advance notice effect (specific suggestion effect) suggesting that the display result of the variable display currently being executed will be a big hit mode (specific display result) can be executed. In other words, the third notice effect can be executed as a notice effect (big hit notification effect) with a reliability of 100% for the big win. This third notice effect is, for example, displaying a predetermined notice image (jackpot confirmation image) suggesting the jackpot confirmation on the image display device, or generating a sound effect (jackpot confirmation sound) suggesting the jackpot confirmation (speaker This can be done by outputting from
前述の実施例2では、その第3予告演出が「当該変動予告」として実行可能とされていたが、本実施例3では、それに加えて、特図保留の事前判定結果(保留先読み)に基づく「保留先読み予告」としても実行可能とされている。そして、その保留先読み予告としての第3予告演出が、特別演出(RTC演出)との連携により実行可能とされている。本実施例3では、その第3予告演出の実行に係る制御として、図61に示す特別演出関連処理(S4301)を副制御基板90の演出制御用マイコン91が実行する。図61に示す本実施例3の特別演出関連処理(S4301)は、図55に示した実施例2の特別演出関連処理(S4301)に置き換わるものである。以下、本実施例3の特別演出関連処理(S4301)について説明する。
In the second embodiment described above, the third notice effect was made executable as "the change notice", but in the third embodiment, in addition to that, based on the pre-determination result of the special figure reservation (reservation look-ahead) It can also be executed as a "holding prefetch notice". A third notice effect as the reserved prefetch notice can be executed in cooperation with a special effect (RTC effect). In the third embodiment, the
尚、以下では実施例1及び2と異なる構成については実施例1及び2と異なる符号やステップ番号等を用いることとし、共通する構成については実施例1及び2と同じ符号やステップ番号等を用いることとする。また以下では、第3予告演出(特定示唆演出)が、所定の大当り確定音をスピーカ67から出力する音演出(特定音演出)からなるものとして説明する。
In the following description, for configurations different from those in
[実施例3の特別演出関連処理]
図61に示す特別演出関連処理(S4301)のうち、S5001~S5004の処理内容は、前述した実施例2の特別演出関連処理(S4301)のS5001~S5004の処理内容と同じであるので、当該処理の説明は省略する。
[Special effect-related processing of the third embodiment]
Of the special effect related processing (S4301) shown in FIG. 61, the processing contents of S5001 to S5004 are the same as the processing contents of S5001 to S5004 of the special effect related processing (S4301) of the second embodiment described above. is omitted.
S5001にて特別演出実行フラグがOFFでない(ONである)と判定した場合(S5001でNO)、すなわち、特別演出の実行中(特別演出期間中)である場合、先行演出が終了するタイミングであるか否かを判定する(S5005)。前述したように、本パチンコ遊技機1が備える特別演出(RTC演出)は先行演出と主演出とにより構成されており、先行演出が終了すると、それに続いて主演出が実行(開始)されるものとなっている。先行演出は、主演出が開始されるまでをカウントダウン表示するカウントダウン演出として構成されており、数字画像200(カウントダウン画像)の数字が1ずつカウントダウンされるものとなっている(図56(a)参照)。S5005では、そのカウントダウン演出におけるカウントダウン表示が「0」になるタイミング(先行演出終了タイミング)であるか否かを判定する。この判定は、例えば、サブ制御部90(演出制御用マイコン91)が、先行演出の開始(特別演出開始コマンドの送信)を契機としてその先行演出の実行時間を計測するタイマを作動させ、そのタイマを参照して行うことができる。前述したように先行演出(カウントダウン演出)は、主演出の開始約5秒前から開始されるので、先行演出の実行時間は約5秒となり、その5秒が経過したタイミングが終了タイミングとなる。あるいは、副制御基板90と画像制御基板100とを双方向通信可能に接続し、数字画像200(カウントダウン画像)のカウントダウンの状況を画像制御用マイコン101が監視し、その数字画像200により示される数字が「0」なった際に、その旨を示す信号(フィードバック信号)をサブ制御部90に出力するように構成して、その信号の入力に基づいて先行演出の終了タイミングを判定することができる。
If it is determined that the special effect execution flag is not OFF (is ON) in S5001 (NO in S5001), that is, if the special effect is being executed (during the special effect period), it is the timing at which the preceding effect ends. (S5005). As described above, the special effect (RTC effect) provided in the
S5005にて先行演出の終了タイミングでないと判定した場合(S5005でNO)、S5006以降の処理を行うことなく本処理を終える。一方、先行演出の終了タイミングであると判定した場合(S5005でYES)、副制御基板90のRAMの演出保留情報記憶領域にアクセスし、その記憶内容(演出保留情報)をチェックする(S5006)。前述したように演出保留情報記憶領域(取得情報記憶手段)には、主制御部80から送信されてくる始動入球コマンドに含まれる事前判定結果や当り種別等の情報が演出保留情報として記憶され、その記憶内容(演出保留情報)は、主制御部80の特図保留記憶部(第1特図保留記憶部、第2特図保留記憶部)の記憶内容(取得情報)と一致する。したがって、演出保留情報記憶領域の記憶内容(演出保留情報)をチェックすることで、現在記憶されている特図保留の事前判定結果等を判別することが可能となる。
If it is determined in S5005 that it is not the end timing of the preceding effect (NO in S5005), the process ends without performing the processes after S5006. On the other hand, when it is determined that it is time to end the preceding effect (YES in S5005), access is made to the effect pending information storage area of the RAM of the
ここで、演出保留情報には、前述したように、第1特図保留に対応する特図1演出保留情報と、第2特図保留に対応する特図2演出保留情報とがあり、演出保留情報記憶領域には、特図1演出保留情報を記憶する特図1演出保留情報記憶領域と、特図2演出保留情報を記憶する特図2演出保留情報記憶領域とがある。S5006では、チェックする演出保留情報の対象が、そのときの遊技状態に応じて特図1演出保留情報又は特図2演出保留情報に切り換わる。具体的に、遊技状態が状態A又は状態Bのときには特図1演出保留情報がチェック対象となり、状態Cのときには特図2演出保留情報がチェック対象となる。これは、状態A及び状態Bは、第1特別図柄の変動表示が主として行われる遊技状態であり、状態Cは第2特別図柄の変動表示が主として行われる遊技状態であることに起因する。 Here, as described above, the performance pending information includes special 1 effect pending information corresponding to the first special figure pending and special 2 effect pending information corresponding to the second special figure pending. The information storage area has a special figure 1 effect pending information storage area for storing special figure 1 effect pending information and a special figure 2 effect pending information storage area for storing special figure 2 effect pending information. In S5006, the target of the effect pending information to be checked is switched to the special figure 1 effect pending information or the special figure 2 effect pending information according to the game state at that time. Concretely, when the game state is state A or state B, the special figure 1 effect pending information is checked, and when the game state is state C, the special figure 2 effect pending information is checked. This is because the state A and state B are game states in which the first special symbol is mainly variably displayed, and the state C is a game state in which the second special symbol is variably displayed.
次いでS5007では、S5006によるチェックの結果、演出保留情報記憶領域に記憶されている演出保留情報の中に、事前判定の結果が大当りである演出保留情報(特定演出保留情報)が含まれているか否か、すなわち、大当り保留(変動表示の表示結果を特定表示結果とする取得情報)が記憶されているか否かを判定する(S5007)。ここで、大当り種別には、「15R第1大当り」、「4R第2大当り」、「4R第3大当り」、「4R第4大当り」、「15R第5大当り」、「2R第6大当り」及び「2R第7大当り」がある。このうち、2R第6大当り及び2R第7大当りは、遊技者が獲得可能な賞球量が他の大当りに比べて少なく、遊技者にとって有利な遊技状態である状態C(高確低ベース状態)の終了契機となる大当りであることから、S5007での判定対象とはしていない。つまり、2R第6大当り及び2R第7大当りについては、第3予告演出の対象外となっており、仮に2R第6大当りや2R第7大当りの大当り保留(2R大当り保留)が記憶されていたとしても、そのことに基づく第3予告演出は実行されないもの(実行不能)となっている。これを第3予告演出の対象とすると、第3予告演出が実行されたにもかかわらず、多量の賞球が獲得できないとか状態C(高確低ベース状態)が終了するといった遊技者にとって不利な状況が発生して、遊技者の気分を害する虞があるからである。 Next, in S5007, as a result of the check by S5006, whether or not the effect pending information (specific effect pending information) in which the result of the prior determination is a big hit is included in the effect pending information stored in the effect pending information storage area. Or, that is, it is determined whether or not big hit suspension (acquisition information with the display result of the variable display as the specific display result) is stored (S5007). Here, the jackpot types include "15R 1st jackpot", "4R 2nd jackpot", "4R 3rd jackpot", "4R 4th jackpot", "15R 5th jackpot", "2R 6th jackpot" and There is a "2R 7th jackpot". Of these, the 2R sixth jackpot and the 2R seventh jackpot have a smaller amount of prize balls that can be obtained by the player compared to the other jackpots, and state C (high-probability-low-base state) which is an advantageous gaming state for the player. Since it is a big hit that triggers the end of , it is not subject to judgment in S5007. That is, the 2R 6th big hit and the 2R 7th big win are not subject to the 3rd notice effect, and it is assumed that the 2R 6th big win and 2R 7th big win (2R big win pending) are stored. However, the third foretelling effect based on this is not executed (unexecutable). If this is the target of the third notice effect, it will be disadvantageous to the player, such as not being able to acquire a large number of prize balls or ending the state C (high-probability-low base state) even though the third notice effect is executed. This is because there is a risk that a situation may occur and the player may be offended.
したがってS5007では、演出保留情報記憶領域に記憶されている演出保留情報の中に、「15R第1大当り」、「4R第2大当り」、「4R第3大当り」、「4R第4大当り」又は「15R第5大当り」の大当り保留が記憶されている場合、大当り保留が記憶されていると判定し(S5007でYES)、大当り保留が記憶されていない(外れ保留のみ)か、記憶されている大当り保留が2R大当り保留である場合には、大当り保留が記憶されていないと判定する(S5007でNO)。そして、大当り保留が記憶されていないと判定した場合(S5007でNO)、S5008以降の処理を行うことなく本処理を終え、大当り保留が記憶されていると判定した場合(S5007でYES)、第3予告演出を実行(大当り確定音を出力)して、本処理を終える。 Therefore, in S5007, "15R 1st big hit", "4R 2nd big hit", "4R 3rd big win", "4R 4th big win" or " 15R 5th big hit" is stored, it is determined that the big hit is stored (YES in S5007), and the big hit is not stored (only the missed suspension) or the stored big hit If the hold is the 2R jackpot hold, it is determined that the jackpot hold is not stored (NO in S5007). And, if it is determined that the big hit pending is not stored (NO in S5007), the process ends without performing the processing after S5008, and if it is determined that the big hit pending is stored (YES in S5007), the second 3 Execute the advance notice effect (output a big hit confirmation sound) and finish this process.
S5008の処理によって第3予告演出(特定示唆演出)が実行されることで、カウントダウン演出におけるカウントダウン表示が「0」になるタイミング(先行演出終了タイミング)で大当り確定音が発生する(スピーカ67から出力される)。このため、その時点で記憶されている特図保留の中に大当り保留が含まれていることを遊技者に認識させることが可能となる。これにより、特別演出が実行(開始)された場合、その特別演出を構成する主演出の開始前に第3予告演出(特定示唆演出)が実行されるか否かに遊技者を注目させて、遊技興趣を向上させることが可能となる。特に、主演出に先立って行われる先行演出はカウントダウン演出とされており、そのカウントダウン演出は主演出が開始されるまでの残り期間を示すものであるところ、第3予告演出が実行される場合にはその実行までの残り期間を示すもの(第3予告演出のカウントダウン)にもなり、カウントダウン表示が「0」になるタイミング(先行演出終了タイミング)が第3予告演出の実行タイミングであるとして遊技者に認識させることもできる。その結果、カウントダウン演出が終了に近づくにつれて遊技者のドキドキ感を高めることが可能となり、特別演出の開始から主演出が開始されるまでの期間における興趣(特にカウントダウン演出が終了するときの興趣)を高めることが可能となる。
By executing the third notice effect (specific suggestion effect) by the processing of S5008, a big hit confirmation sound is generated at the timing when the countdown display in the countdown effect becomes "0" (previous effect end timing) (output from the
尚、S5008の処理により第3予告演出を実行したときの遊技状態が通常遊技状態(状態A)である場合、第3予告演出の実行後、すなわちカウントダウン演出(先行演出)の終了後に実行される主演出に係る演出画像(主演出画像)の表示は、図57(a)、(b)に示したように、メイン液晶では行わずサブ液晶で行うようにしてもよい。後に大当り保留が消化されることで遊技状態が大当り遊技状態(特別遊技状態)に移行することが確定しており、いずれは特別遊技状態に応じた演出画像がメイン液晶に表示されることになるからである。また、主演出画像がサブ液晶に縮小表示されている間、大当り保留の消化に伴う大当り変動に係る演出表示(リーチ演出や発展演出等)がメイン液晶等に普段通り(大きく)表示されることになるので、その大当り変動に係る演出表示(大当り変動演出)に遊技者を注目させて興趣を高めることができるからである。 In addition, when the game state when the third notice effect is executed by the processing of S5008 is the normal game state (state A), it is executed after the third notice effect is executed, that is, after the countdown effect (advance effect) ends. The effect image related to the main effect (main effect image) may be displayed not on the main liquid crystal but on the sub liquid crystal as shown in FIGS. 57(a) and 57(b). It is confirmed that the game state will shift to the big win game state (special game state) by later dissipating the big win reservation, and eventually the effect image corresponding to the special game state will be displayed on the main liquid crystal. It is from. In addition, while the main effect image is displayed in reduced size on the sub-liquid crystal, the effect display (reach effect, development effect, etc.) related to the change in the jackpot accompanying the completion of the pending jackpot will be displayed as usual (larger) on the main liquid crystal, etc. Therefore, it is possible to make the player pay attention to the performance display (big win variation performance) related to the variation of the big win, and to enhance the interest of the player.
また、S5008の処理により第3予告演出を実行した場合、その第3予告演出の実行契機となった大当り保留が消化されて、大当り図柄が確定表示(特定表示結果が導出表示)されるか又は大当り遊技が開始されるまで(つまり、大当り発生まで)、第3予告演出の実行後(先行演出後)に行われる主演出に係る演出画像(主演出画像)を非表示(視認不能)としてもよい。これによっても、大当り保留の消化に伴う大当り変動演出に遊技者を注目させて興趣を高めることができるからである。この場合、大当り遊技の開始に伴って主演出画像が表示される(視認可能となる)ようにすることができる。 In addition, when the third notice effect is executed by the processing of S5008, the big hit hold that triggered the execution of the third notice effect is extinguished, and the big win pattern is confirmed and displayed (the specific display result is derived and displayed) or Until the start of the jackpot game (that is, until the occurrence of the jackpot), the effect image (main effect image) related to the main effect performed after the execution of the third notice effect (after the preceding effect) may be hidden (not visible). good. This is also because it is possible to draw the player's attention to the big win variation presentation accompanying the completion of the big win pending, thereby enhancing the interest. In this case, the main effect image can be displayed (becomes visible) with the start of the jackpot game.
さらに、S5008の処理により第3予告演出を実行した場合、その後、大当り発生(大当り図柄の確定表示又は大当り遊技開始)までの期間において、更にプレミア的な演出(専用演出)を実行するようにしてもい。こうすれば、カウントダウン演出終了時に第3予告演出が実行されることによる演出効果をより顕著にすることが可能となる。そのようなプレミア的な演出としては、例えば、保留内大当り確定を示唆する専用の画像(専用画像)を表示することが挙げられる。 Furthermore, when the third notice effect is executed by the processing of S5008, a further premium effect (dedicated effect) is executed in the period until the occurrence of the big hit (confirmed display of the big win pattern or the start of the big win game). Moi. By doing so, it is possible to make the effect of the execution of the third advance notice effect more prominent when the countdown effect ends. As such a premium effect, for example, displaying a dedicated image (dedicated image) suggesting determination of the on-hold jackpot is exemplified.
また、本実施例3では、S5008の処理によって第3予告演出が実行されるタイミングを先行演出の終了タイミング、すなわち、カウントダウン演出によりカウントダウン表示される数字画像200の数字が「0」になるタイミングとしていたが、第3予告演出が実行されるタイミングは、先行演出(特別演出)の開始から当該先行演出が終了するまでの間(先行演出の実行期間内)であれば、どのタイミングであってもよい。つまり、特別演出の実行条件の成立に基づいて特別演出(先行演出)が開始されてから先行演出が終了するまでの所定時期に第3予告演出が実行され得るようにしてもよい。例えば、先行演出が前述のカウントダウン演出である場合、数字画像200の数字が「5」から「0」にカウントダウンされるまでの間の所定の数字となるタイミングで第3予告演出が実行されるように構成することができる。これによっても、特別演出が実行(開始)された場合、その特別演出を構成する主演出の開始前に第3予告演出(特定示唆演出)が実行されるか否かに遊技者を注目させて、遊技興趣を向上させることが可能となる。
Further, in the third embodiment, the timing at which the third notice effect is executed by the processing of S5008 is the end timing of the preceding effect, that is, the timing at which the number of the
尚、特別演出(先行演出)開始から先行演出終了までの所定時期に第3予告演出を実行する場合、その実行時期(実行タイミング)を決定するように構成してもよい。この場合、例えば、前述のS5005及びS5006の処理により先行演出の終了タイミングで演出保留情報をチェックしていたが、これに代えて、特別演出の開始タイミング、すなわち先行演出の開始タイミングで演出保留情報をチェックする。その結果、大当り保留が記憶されていることにより第3予告演出を実行することとなった場合に、その第3予告演出を先行演出の実行期間内のどのタイミングで実行するのかを乱数抽選等により決定する。これにより、特別演出(先行演出)開始から先行演出終了までのうち、どのタイミングで第3予告演出が実行され得るのかが遊技者には分からないものとなるので、第3予告演出が実行され得る先行演出期間内の興趣をより高めることが可能となる。 In addition, when executing the third notice effect at a predetermined time from the start of the special effect (preceding effect) to the end of the preceding effect, the execution time (execution timing) may be determined. In this case, for example, the effect pending information was checked at the end timing of the preceding effect by the processing of S5005 and S5006 described above, but instead of this, the effect pending information at the start timing of the special effect, that is, the start timing of the preceding effect to check. As a result, when the third notice performance is to be executed due to the memorization of the big hit reservation, it is determined by a random number lottery or the like at which timing within the execution period of the preceding performance the third notice performance is to be executed. decide. As a result, the player does not know at what timing the third notice performance can be executed from the start of the special performance (preceding performance) to the end of the preceding performance, so the third notice performance can be executed. It is possible to further enhance the interest within the preceding performance period.
また、本実施例3では、S5006による演出保留情報チェックの結果、2R大当り以外の大当りに係る大当り保留が記憶されている場合に第3予告演出を実行するのものとしていたが、2R大当り以外の大当りのうち、さらに特定の大当りに係る大当り保留(特定大当り保留)が記憶されている場合に、第3予告演出を実行するようにしてもよい。具体的に、「15R第1大当り」、「4R第2大当り」、「4R第3大当り」、「4R第4大当り」及び「15R第5大当り」のうち、大当り遊技終了後の遊技状態が状態C(第2遊技状態)となる大当り、すなわち「15R第1大当り」、「4R第2大当り」及び「15R第5大当り」の何れかに係る大当り保留(変動表示の表示結果を第2特定表示結果とする取得情報)が記憶されている場合に、第3予告演出を実行することとする。この場合、大当り遊技終了後の遊技状態が状態B(第1遊技状態)となる大当りである「4R第3大当り」と「4R第4大当り」の何れかに係る大当り保留(変動表示の表示結果を第1特定表示結果とする取得情報)が記憶されている場合には、第3予告演出を実行しないこととなる。こうすれば、特別演出の開始時点で、変動遊技状態のうち遊技者にとって最も有利な遊技状態である状態C(高確低ベース状態)に移行することが確定している場合に、主演出の開始前に第3予告演出が実行されることとなり、第3予告演出は、状態Cへの移行確定を予告するものとなる。これにより、特別演出が実行された場合の第3予告演出(特定示唆演出)の実行有無に対する注目度を高めることが可能となる。尚、「4R第3大当り」と「4R第4大当り」の何れかに係る大当り保留が記憶されている場合、第3予告演出を実行しない代わりに、他の予告演出を実行するようにしてもよい。こうすれば、特別演出開始後、主演出の開始前に実行され得る予告演出の種類によって、遊技者にとって相対的に有利に働く大当り保留が記憶されているのか、そうではない大当り保留が記憶されているのかを判別可能に示唆することが可能となる。これにより、主演出の開始前に実行され得る予告演出に対する遊技者の関心を高めることが可能となる。
In addition, in the
次に、本発明の実施例4について説明する。本実施例4は、前述した実施例2及び3のRTC機能を備えたパチンコ遊技機1に対し、特別演出(RTC演出)の実行を遊技者の意思で中止させることが可能なキャンセル機能を付加したものである。このキャンセル機能の実現にあたっては、図62に示す10msタイマ割り込み処理(S4010)にて特別演出中止選択処理(S4300)を、副制御基板90の演出制御用マイコン91が実行する。図62に示す本実施例4の10msタイマ割り込み処理(S4010)は、図50及び図54に示した実施例1及び2の10msタイマ割り込み処理(S4010)に置き換わるものである。以下、特別演出中止選択処理(S4300)について説明する。
Next, Example 4 of the present invention will be described. In the fourth embodiment, a canceling function is added to the
尚、以下では実施例1~3と異なる構成については実施例1~3と異なる符号やステップ番号等を用いることとし、共通する構成については実施例1~3と同じ符号やステップ番号等を用いることとする。 In the following description, for configurations different from those in Examples 1 to 3, different reference numerals, step numbers, etc., are used, and for common configurations, the same reference numerals, step numbers, etc. as in Examples 1 to 3 are used. It is assumed that
[特別演出中止選択処理]
図63に示すように、特別演出中止選択処理(S4300)ではまず、受付期間フラグがOFFであるか否かを判定する(S6001)。ここで、本実施例では、演出ボタン63とは別に、副制御基板90に操作信号が入力される操作レバー(図示せず)が前面枠51の上皿61の周辺に設けられている。この操作レバーは、演出ボタン63と同様に遊技者が入力を行うための入力手段として機能するものである。そして、その操作レバーの操作に基づく操作信号の入力を副制御基板90(演出制御用マイコン91)が有効なものとして処理することが可能とされる期間のことを「受付期間」(操作有効期間)としている。受付期間フラグは受付期間中であるか否かを示すフラグであり、受付期間中であるときにはONとされ、受付期間中でないときにはOFFとされる。
[Special production stop selection process]
As shown in FIG. 63, in the special effect stop selection process (S4300), first, it is determined whether or not the acceptance period flag is OFF (S6001). Here, in this embodiment, an operation lever (not shown) for inputting an operation signal to the
尚、演出ボタン63と別に操作レバーを設けているのは、演出ボタン63の操作に基づく演出(操作対応演出)の実行タイミングと、特別演出の実行/非実行(中止)の選択タイミングとが重複したときのことを考慮したことによる。すなわち、操作レバーが設けられていない場合、それら2つのタイミングが重複して発生した状況下での演出ボタン63の操作を「操作対応演出」と「実行/非実行(中止)の選択」の何れ一方又は両方に対応させる必要があり、その分、制御が煩雑となる。こうした煩雑な制御を回避するために、演出ボタン63とは別に操作レバーを設けているのである。 The reason why an operation lever is provided separately from the production button 63 is that the execution timing of the production (operation corresponding production) based on the operation of the production button 63 and the selection timing of execution/non-execution (stop) of the special production overlap. This is due to consideration of when In other words, if no operation lever is provided, the operation of the effect button 63 under the situation where these two timings overlap can be either "operation corresponding effect" or "execution/non-execution (cancellation) selection". It is necessary to deal with one or both of them, which makes the control complicated. In order to avoid such complicated control, an operation lever is provided separately from the production button 63.
S6001にて受付期間フラグがOFFでない(ONである)と判定した場合(S6001でNO)、後述のS6004の処理に進み、受付期間フラグがOFFであると判定した場合(S6001でYES)、受付期間の開始タイミングであるか否かを判定する(S6002)。本実施例では、RTC92により計時される時刻が、特別演出の開始時刻(所定時刻)になる前から当該開始時刻になるまでの間に受付期間が発生する(設定される)ように構成されている。具体的には、開始時刻の30秒前から15秒間を受付期間としている。したがって、S6002では、特別演出の開始30秒前であるか否かを判定し、そうである場合には受付期間の開始タイミングであると判定し(S6002でYES)、そうでない場合には受付期間の開始タイミングでないと判定する(S6002でNO)。尚、受付期間の開始タイミングや受付期間の長さは本実施例で示す時間に限られず、任意に定めることが可能である。
If it is determined in S6001 that the acceptance period flag is not OFF (it is ON) (NO in S6001), the process proceeds to S6004 described later, and if it is determined that the acceptance period flag is OFF (YES in S6001), the acceptance It is determined whether or not it is time to start the period (S6002). In this embodiment, the time measured by the
S6002にて受付期間の開始タイミングでないと判定した場合(S6002でNO)、S6003以降の処理を行うことなく本処理を終え、受付期間の開始タイミングであると判定した場合(S6002でYES)、受付期間フラグをONにし(S6003)、選択画面表示開始コマンドをサブ出力バッファにセットする(S6004)。選択画面表示開始コマンドが前述のコマンド送信処理(S4006)により画像制御基板100に送信されると、画像制御用マイコン101は、特別演出の実行又は中止を遊技者に選択させる選択画面(選択画像)の画像データを画像制御基板100のROMから読み出して、その選択画面をメイン液晶の表示画面7aに表示する。このとき、表示画面7a上で変動演出や大当り遊技演出が実行されている場合、その実行中の演出画像の手前側に重ねて選択画面が表示される。尚、実行中の演出が、スーパーリーチ演出や発展演出等、予め定められた複数種の演出の中で相対的に出現率(選択率)が低い特定の演出である場合、前述のワイプ画面ように選択画面を通常よりも小さく表示するようにしてもよい。また、選択画面が表示される表示部(選択画像表示部)としては、メイン液晶の表示画面7aでなくてもよく、左右サブ液晶の表示画面71a、72aの何れかであってもよい。
If it is determined in S6002 that it is not the time to start the acceptance period (NO in S6002), this process ends without performing the processes after S6003, and if it is determined that it is the time to start the acceptance period (YES in S6002), the acceptance The period flag is turned ON (S6003), and the selection screen display start command is set in the sub output buffer (S6004). When the selection screen display start command is transmitted to the
ここで、選択画面の図示は省略するが、選択画面の内容としては、例えば、前述のように特別演出が連続ドラマを題材としたものである場合には、「ドラマを視聴しますか?」のメッセージ画像を画面上方の領域に表示するとともに、そのメッセージ画像の下方に「はい」の文字画像と「いいえ」の文字画像と左右又は上下に並べて表示し、操作レバーの操作に応じて「はい」又は「いいえ」を選択可能にして表示することができる。遊技者は、その選択画面がメイン液晶の表示画面7aに表示されることで、特別演出の実行/非実行(中止)の選択が可能な期間(受付期間)の発生(開始)を認識することが可能となり、その選択画面が表示されている間、すなわち受付期間内に操作レバーを操作することで、「はい」(特別演出の実行)又は「いいえ」(特別演出の非実行)を選択することができる。
Although illustration of the selection screen is omitted here, the content of the selection screen may be, for example, "Would you like to watch a drama?" message image is displayed in the upper area of the screen, and a text image of "Yes" and a text image of "No" are displayed side by side or vertically below the message image, and "Yes" is displayed according to the operation of the operation lever ” or “No” can be displayed as selectable. When the selection screen is displayed on the
尚、本実施例では演出ボタン63とは別に操作レバーを設け、その操作レバーの操作により「はい」又は「いいえ」(特別演出の実行/非実行)を選択可能としているが、第1演出ボタン63a及び第2演出ボタン63bの何れか一方又は両方の操作により選択可能としてもよい。また、演出ボタン63とは別に設けられる入力手段は操作レバーでなくてもよく、例えばタッチパネルやダイヤル式のスイッチ等であってもよい。
In addition, in this embodiment, an operation lever is provided separately from the effect button 63, and it is possible to select "Yes" or "No" (execution/non-execution of special effect) by operating the operation lever, but the first effect button It may be possible to select by operating either one or both of the 63a and the
次いでS6005では、受付期間の終了タイミングであるか否かを判定する(S6005)。本実施例では、前述のように特別演出の開始30秒前から15秒間を受付期間としている。したがって、S6005では、受付期間の開始(受付期間フラグON)から15秒が経過したか否かを判定し、経過していれば受付期間の終了タイミングであると判定し(S6005でYES)、経過していなければ受付期間の終了タイミングでないと判定する(S6005でNO)。尚、S6005の判定は、例えば、サブ制御部90(演出制御用マイコン91)が、受付期間の開始(受付期間フラグON)を契機として、受付期間の経過時間を計測するタイマを作動させ、そのタイマを参照して行うことができる。 Next, in S6005, it is determined whether or not it is time to end the acceptance period (S6005). In this embodiment, as described above, the acceptance period is 15 seconds from 30 seconds before the start of the special effect. Therefore, in S6005, it is determined whether or not 15 seconds have passed since the start of the reception period (reception period flag ON). If not, it is determined that it is not the end timing of the acceptance period (NO in S6005). Incidentally, the determination of S6005, for example, the sub-control unit 90 (production control microcomputer 91), triggered by the start of the reception period (reception period flag ON), operates a timer for measuring the elapsed time of the reception period, the It can be done by referring to the timer.
S6005にて受付期間の終了タイミングでないと判定した場合(S6005でNO)、S6006以降の処理を行うことなく本処理を終える。一方、受付期間の終了タイミングであると判定した場合(S6005でYES)、この後開始予定の特別演出の中止指示があったか否かを判定する(S6006)。この判定は、前述の選択画面での選択結果を参照することにより行う。すなわち、受付期間が終了するときに、選択画面上の「はい」(特別演出の実行)又は「いいえ」(特別演出の非実行)の何れが選択されていたのかを判定し、「はい」が選択されていた場合には特別演出の中止指示がなかったと判定し(S6006でNO)、「いいえ」が選択されていた場合には特別演出の中止指示があったと判定する(S6006でYES)。 If it is determined in S6005 that it is not the time to end the reception period (NO in S6005), this process ends without performing the processes after S6006. On the other hand, if it is determined that it is the end timing of the reception period (YES in S6005), it is determined whether or not there is an instruction to stop the special effect scheduled to start after this (S6006). This determination is made by referring to the result of selection on the aforementioned selection screen. That is, when the reception period ends, it is determined whether "Yes" (execution of special effect) or "No" (non-execution of special effect) on the selection screen was selected, and "Yes" is If it is selected, it is determined that there is no special performance stop instruction (NO at S6006), and if "No" is selected, it is determined that there is a special performance stop instruction (YES at S6006).
S6006にて特別演出の中止指示がなかったと判定した場合(S6006でNO)、後述のS6009の処理に進み、特別演出の中止指示があったと判定した場合(S6006でYES)、特別演出フラグをONにし(S6007)、次回特別演出情報コマンドをサブ出力バッファにセットする(S6008)。次回特別演出情報コマンドが前述のコマンド送信処理(S4006)により画像制御基板100に送信されると、画像制御用マイコン101は次の周期で実行される特別演出(主演出)に関する情報に対応する画像データを画像制御基板100のROMから読み出して、その情報を右サブ液晶の表示画面72aに表示する(情報表示部)。このとき表示される情報は、前述の実施例2で説明した通常演出期間において右サブ液晶の表示画面72aに表示される情報(次回特別演出開始までの残り時間、次回特別演出(主演出)の内容等)と同じである。
If it is determined in S6006 that there was no instruction to stop the special effect (NO in S6006), proceed to the processing of S6009 described later, and if it is determined that there was an instruction to stop the special effect (YES in S6006), the special effect flag is turned ON. (S6007), and the next special effect information command is set in the sub output buffer (S6008). When the next special effect information command is transmitted to the
このように、今回の特別演出の中止(キャンセル)が確定したことに基づいて次回の特別演出に関する情報が表示されることで、遊技者は、今回の特別演出が中止されたことを知ることができるとともに、次に実行可能とされる特別演出について知ることができるようになる。これにより、RTC機能を備えた遊技機に「特別演出キャンセル機能」と「次回特別演出情報表示機能」とを付加して、当該遊技機の利便性を向上させることが可能となる。 In this way, information about the next special effect is displayed based on the confirmation of the cancellation (cancellation) of the current special effect, so that the player can know that the current special effect has been cancelled. As well as being able to do so, it becomes possible to know about the special performance to be executed next. As a result, it is possible to add the "special effect canceling function" and the "next special effect information display function" to the gaming machine having the RTC function, thereby improving the convenience of the gaming machine.
また、S6007でONにした特別演出中止フラグは、今回の特別演出の実行を中止(禁止)することを示すフラグであり、特別演出の開始時刻となったときに、特別演出を実行(開始)する前(特別演出実行フラグをONする前)に参照される(図55及び図61を参照)。そして、特別演出の開始時刻となったときに(S5002でYES)、特別演出中止フラグがONとなっている場合には、特別演出を開始することなく(特別演出開始コマンドをセットすることなく)、特別演出の開始に係る処理(特別演出関連処理)を終える。これにより、今回実行される予定であった特別演出は実行されないこととなる。尚、特別演出中止フラグは、特別演出の開始時刻となったものの特別演出を開始(実行)することなくその時刻が過ぎた時点でOFFとなる。 In addition, the special effect stop flag turned ON in S6007 is a flag indicating that the execution of the special effect this time is to be stopped (prohibited), and when the special effect start time comes, the special effect is executed (started). It is referred to before (before turning on the special effect execution flag) (see FIGS. 55 and 61). Then, when the special effect start time comes (YES in S5002), if the special effect stop flag is ON, the special effect is not started (without setting the special effect start command). , the processing related to the start of the special effect (special effect-related processing) ends. As a result, the special effect that was scheduled to be executed this time will not be executed. Note that the special effect stop flag is turned OFF when the time has passed without starting (executing) the special effect even though the start time of the special effect has come.
次いで、前述のS6003でONにした受付期間フラグをOFFにし(S6009)、選択画面表示終了コマンドをサブ出力バッファにセットして(S6010)本処理を終える。選択画面表示終了コマンドが前述のコマンド送信処理(S4006)により画像制御基板100に送信されると、画像制御用マイコン101は、それまで表示していた前述の選択画面を消去する。これにより、遊技者は受付期間の終了を認識することができる。
Next, the reception period flag that was turned ON in S6003 is turned OFF (S6009), and the selection screen display end command is set in the sub-output buffer (S6010) to end this process. When the selection screen display end command is transmitted to the
以上の本実施例4に係るパチンコ遊技機1では、遊技者は、特別演出の開始前所定時間内に発生する受付期間中にメイン液晶(表示画面7a)に表示される選択画面を通じて、操作レバーによる選択操作(入力手段による入力)を行うことにより、特別演出の実行開始前にその実行を任意に中止させることが可能となる。これにより、RTC92による計時の結果に基づいて周期的に実行される特別演出のキャンセル機能を付加して、RTC機能を備えた遊技機の利便性を向上させることが可能となる。
In the
また、前述の実施例3において、本実施例4に係る特別演出のキャンセル機能を付加した場合、特別演出の実行開始前にその実行を中止させると、特別演出開始から先行演出終了までの所定時期(実施例3では先行演出終了時)に実行される可能性のある前述の第3予告演出(特定示唆演出)の実行も中止される。これにより、遊技者の好みに応じた演出の実行態様の設定(選択)が可能となる。 Further, in the third embodiment described above, when the function of canceling the special effect according to the fourth embodiment is added, if the execution of the special effect is stopped before the execution of the special effect is started, a predetermined period of time from the start of the special effect to the end of the preceding effect can be obtained. Execution of the above-described third foretelling effect (specific suggestion effect) that may be executed (at the end of the preceding effect in the third embodiment) is also stopped. As a result, it is possible to set (select) the execution mode of the effect according to the player's preference.
ここで、特別演出(RTC演出)の実行期間外である通常演出期間では、前述したように、次の周期で実行される特別演出(主演出)に関する情報(「次回特別演出情報」ともいう)が右サブ液晶の表示画面72aに表示される。すなわち、次回の特別演出が実行(開始)されるまでの残り時間と、その次回の特別演出(主演出)の内容が、右サブ液晶の表示画面72aに表示される。この次回特別演出情報は、原則、特別演出を構成する主演出が実行(開始)されるまで表示される。但し、通常演出期間にて実行される変動演出の演出態様(予告演出の実行を伴う場合にはその予告演出の演出態様を含む)によっては、右サブ液晶(表示画面72a)の表示内容(表示態様)が変化する場合がある。
Here, during the normal performance period, which is outside the execution period of the special performance (RTC performance), as described above, information regarding the special performance (main performance) to be executed in the next period (also referred to as "next special performance information"). is displayed on the
具体的に、変動演出(及び/又は予告演出)の演出態様によって、右サブ液晶(表示画面72a)に表示中の次回特別演出情報を非表示としてそこに当該変動演出に係る演出画像を表示する場合と、右サブ液晶(表示画面72a)に表示中の次回特別演出情報の手前側に当該変動演出に係る演出画像を重ねて表示する場合とがある。例えば、変動演出の実行にあたり、メイン液晶(表示画面7a)と左右サブ液晶(表示画面71a、72a)の画面全体を用いて一体感のある演出画像(「一体演出画像」ともいう)を表示する場合、この一体演出画像の表示開始前に右サブ液晶(表示画面72a)に表示していた次回特別演出情報(開始前画像)を非表示とした上で、その一体演出画像をメイン液晶と左右サブ液晶に表示する。また、変動演出に係る主たる演出画像(演出図柄、演出保留画像、背景画像等)をメイン液晶(表示画面7a)に表示しつつ当該変動に係る予告画像を右サブ液晶(表示画面72a)に表示する場合、この予告画像の表示開始前から右サブ液晶(表示画面72a)に表示している次回特別演出情報(開始前画像)に対して予告画像を重ねて表示する。このように演出態様(演出パターン)によって右サブ液晶(表示画面72a)の表示内容(表示態様)を変化させることで、変化に富んだ演出表示が実現可能となり、遊技者の興味を惹きつけて遊技興趣を高めることが可能となる。尚、このことは左サブ液晶(表示画面71a)についても同様に当て嵌まる。
Specifically, the next special effect information being displayed on the right sub-liquid crystal (
尚、前述した実施例では、演出図柄表示部に表示される演出図柄8L、8C、8Rを、遊技状態に応じて、当該遊技状態で遊技の主体として設定されている特別図柄(後述の第1特別図柄又は第2特別図柄)の変動表示に同期して変動表示するものとした。すなわち、演出図柄表示部に1の演出図柄(3桁)を表示し、遊技状態に応じて第1特別図柄及び第2特別図柄の一方に同期させることで、第1特別図柄に同期している場合と、第2特別図柄に同期している場合と、を有している。このような態様に変えて、第1演出図柄と第2演出図柄とを表示し、第1演出図柄の変動表示を第1特別図柄の変動表示に同期させ、第2演出図柄を第2特別図柄の変動表示に同期させて変動表示を行うものとしてもよい。また、第1演出図柄及び第2演出図柄の両方を表示する場合には、遊技状態で遊技の主体として設定されている特別図柄(一方の特別図柄)に対応する演出図柄を大きく表示し(主体として表示し)、遊技の主体とされない特別図柄(他方の特別図柄)に対応する演出図柄を小さく表示してもよい。具体的には、1/5以下の表示面積とされている。また、常時、第1演出図柄及び第2演出図柄の両方を表示するのではなく、遊技状態や遊技状況に応じて、第1演出図柄及び第2演出図柄の両方を表示する場合と、第1演出図柄及び第2演出図柄の一方(主体となる図柄)を表示する場合とがあってもよい。
In the above-described embodiment, the
また、前述の遊技機の構成に対して、遊技球が入球可能な入球可能状態と、遊技球が入球不能な入球不能状態とに変化可能な「可変入球口」と、第1当否判定又は第2当否判定の結果が当りになると可変入球口を入球可能状態とする特別遊技を実行可能な「特別遊技実行手段」と、を備えるものとすることができる。また、「第2始動口」を、第1態様と第1態様よりも遊技球の入球可能性が高い第2の態様とに変化可能な可変式始動口としてもよい。また、可変式始動口への遊技球の入球頻度が所定の頻度の遊技状態(第1の遊技状態)と、当該遊技状態よりも可変式始動口への遊技球の入球頻度が高い遊技状態(第2の遊技状態)とに設定する「遊技状態設定手段」とを備えるものとすることができる。ここで、「所定の頻度」には0を含むものとする。 In addition, for the configuration of the gaming machine described above, a "variable ball entrance" that can change between a state in which a game ball can be entered and a state in which a game ball cannot be entered, A "special game executing means" capable of executing a special game that puts the variable ball entrance into a ball-enterable state when the result of the first win-or-fail judgment or the second win-fail judgment can be provided. Also, the "second starting port" may be a variable starting port that can be changed between a first mode and a second mode in which the possibility of a game ball entering is higher than that of the first mode. In addition, a game state (first game state) in which the frequency of game balls entering the variable start port is a predetermined frequency, and a game state in which the frequency of game balls entering the variable start port is higher than that in the game state. and a "game state setting means" for setting the state (second game state). Here, 0 is included in the "predetermined frequency".
また、前述した実施例では、1ラウンドにおける第1大入賞口又は第2大入賞口の開放回数を1回としているが、1ラウンドにおける第1大入賞口又は第2大入賞口の開放回数を複数回としてもよいし、異なる開放回数のラウンドを有するようにしてもよい。また、本実施例では、第1特図保留及び第2特図保留が同時変動可能な制御処理となっているが、第2特図保留を第1特図保留に優先して消化する制御処理、所謂特図2優先の制御処理や、第1特図保留を第2特図保留に優先して消化する制御処理、所謂特図1優先の制御処理としてもよい。また、第1特図保留の消化と第2特図保留の消化とに優先順位を設定せず、第1特図保留及び第2特図保留のうち、最も古く記憶されたものから順に消化する制御処置、所謂入球順(記憶順)消化の制御処理としてもよい。
In addition, in the above-described embodiment, the number of openings of the first big prize opening or the second big winning opening in one round is one, but the number of openings of the first big winning opening or the second big winning opening in one round is A plurality of rounds may be used, or different rounds may be opened. In addition, in the present embodiment, the first special figure reservation and the second special figure reservation are control processing that can be changed simultaneously, but the control processing that prioritizes the second special figure reservation over the first special figure reservation , So-called Toku-
また、確率設定手段を備えていない(高確率状態のない)タイプのパチンコ遊技機であって、内部に特定領域を有し、遊技球が入球可能な入球可能状態と遊技球が入球不能な入球不能状態とに変化可能な大入賞口を備え、大入賞口は、始動口への入球に基づく当否判定の結果が小当りとなると所定時間入球可能状態とされ、この入球可能状態となった大入賞口に遊技球が入球し、特定領域を遊技球が通過すると、大当りとなり大当り遊技が実行され、所定の特典が付与されるパチンコ遊技機にも適用される。このパチンコ遊技機は所謂1種2種混合機と呼ばれ、始動口への入球に基づく当否判定の結果が大当りになると、特定領域への通過を要せず、大当り遊技が実行される。また、特典としては、始動口への遊技球の入球頻度を高くする高ベース状態を発生することが挙げられる。また、第1始動口と第2始動口とを有し、第2始動口への入球頻度を高める高ベース状態を発生するものとすることができる。本発明はこれらあらゆるタイプの遊技機に適用することができる。 In addition, a pachinko machine that does not have a probability setting means (no high probability state) has a specific area inside and has a state where a game ball can enter and a state where a game ball can enter. A large winning opening is provided that can be changed to a state in which it is impossible to enter a ball, and the big winning opening is placed in a state in which it is possible to enter a ball for a predetermined time when the result of the winning judgment based on the ball entering the starting opening is a small hit. When a game ball enters a big winning hole in which a ball is possible and passes through a specific area, it becomes a big win, a big win game is executed, and a predetermined privilege is given to a Pachinko game machine. This pachinko game machine is called a so-called 1-type 2-type mixed machine, and when the result of the winning judgment based on the ball entering the starting hole is a big hit, the big win game is executed without passing through the specific area. Also, as a privilege, generating a high base state that increases the frequency of entry of the game ball into the starting hole can be mentioned. Further, it has a first starting hole and a second starting hole, and can generate a high base state that increases the frequency of hitting the second starting hole. The present invention can be applied to all these types of gaming machines.
また、前述の実施例では、確率変動機能の非作動・作動により、大当り確率を低確率(第1確率)または高確率(第2確率)に設定可能としていたが、大当り確率の種類(数)はこれに限定されるものではなく、例えば、低確率(第1確率)よりも高く高確率(第2確率)よりも低い中確率(第3確率)等、3種類以上の確率を設定可能としてもよい。さらに、第1低確率と第1高確率(第1確率条件)、第2低確率と第2高確率(第2確率条件)、第3低確率と第3高確率(第3確率条件)など、低確率と高確率との関係を定めた複数種の確率条件を設け、当該複数種の確率条件のうちの何れかを、例えば、遊技機の電源投入時に任意に設定可能(選択可能)としてもよい。 In addition, in the above-described embodiment, the probability variation function can be set to a low probability (first probability) or a high probability (second probability) by deactivating or activating the probability variation function. is not limited to this, for example, three or more types of probabilities can be set, such as medium probability (third probability) higher than low probability (first probability) and lower than high probability (second probability) good too. Furthermore, first low probability and first high probability (first probability condition), second low probability and second high probability (second probability condition), third low probability and third high probability (third probability condition), etc. , a plurality of types of probability conditions that define the relationship between low probability and high probability are provided, and any one of the plurality of types of probability conditions can be arbitrarily set (selected) when the gaming machine is powered on, for example. good too.
また、前述の実施例では、始動入球に基づく事前判定について、特図保留記憶部に記憶した最新の取得乱数値(取得情報)を読み出して、当該読み出した取得乱数値(取得情報)を判定(事前判定)するものとしていたが(「始動入球時処理(S205)」。図11、図13等を参照)、事前判定の手法はこれに限定されるものではない。例えば、特図保留記憶部に加え、事前判定の対象となる取得情報(つまり、始動入球に基づいて取得された取得情報)を記憶する領域(取得情報記憶手段)を主制御部やサブ制御部のRAMに設け、当該記憶領域(事前判定用記憶部)に記憶した取得情報を判定(事前判定)するものとしてもよい。この場合、事前判定の結果を主制御部やサブ制御部のRAMに記憶することで、事前判定に用いた取得情報(別の記憶領域に記憶した取得情報)を消去することも可能である。あるいは、特図保留記憶部に記憶した取得情報について事前判定するのではなく、始動入球に基づいて取得された取得情報について事前判定するものとしてもよい。つまり、取得情報を特図保留記憶部に記憶する前に事前判定するようにしてもよい。この場合、特図保留記憶部と別に、事前判定の対象となる取得情報を記憶する領域を設ける必要はなく、また、特図保留記憶部に記憶した取得情報を事前判定のために読み出す必要もない。 In addition, in the above-described embodiment, for the preliminary determination based on the starting ball, the latest acquisition random number value (acquisition information) stored in the special figure reservation storage unit is read, and the read acquisition random number value (acquisition information) is determined. (Pre-judgment) was supposed to be performed ("starting ball entry process (S205)", see Figs. 11, 13, etc.), but the method of pre-judgment is not limited to this. For example, in addition to the special figure holding storage unit, the area (acquired information storage means) that stores the acquired information that is subject to preliminary determination (that is, the acquired information acquired based on the starting ball) is stored in the main control unit and sub-control It may be provided in the RAM of the unit and the obtained information stored in the storage area (preliminary determination storage unit) may be determined (preliminary determination). In this case, by storing the result of the preliminary determination in the RAM of the main control unit or the sub-control unit, it is possible to erase the acquired information used for the preliminary determination (acquired information stored in another storage area). Alternatively, instead of pre-determining the acquisition information stored in the special figure reservation storage unit, it may be pre-determined for the acquisition information acquired based on the starting ball. That is, it may be determined in advance before storing the acquisition information in the special figure reservation storage unit. In this case, there is no need to provide an area for storing the acquisition information to be subject to preliminary judgment separately from the special figure reservation storage unit, and the acquisition information stored in the special figure reservation storage unit need to be read out for preliminary judgment do not have.
また、前述の実施例では、遊技盤側(遊技領域の内側)にメイン液晶(主表示装置)として1つの画像表示装置7(盤側表示手段)を設け、遊技機枠側(遊技領域の外側)にサブ液晶(副表示装置)として2つの画像表示装置71、72(枠側表示手段)を設けるものとしていたが、サブ液晶(副表示装置)を遊技盤2の側に設けてもよい。この場合、前述の実施例で示した2つのサブ液晶(第2画像表示装置71、第3画像表示装置72)に代えて、盤側表示手段として2つのサブ液晶をメイン液晶(第1画像表示装置7)の左右に設けたり、第2画像表示装置71及び第3画像表示装置72のうち一方(左サブ液晶または右サブ液晶)に代えて遊技盤側に一のサブ液晶を設けたりすることができる。あるいは、前述の実施例で示した2つのサブ液晶(第2画像表示装置71、第3画像表示装置72)を備えつつ、さらに遊技盤側に1又は2以上のサブ液晶を設けることも可能である。これによっても、複数の画像表示装置によるインパクトのある種々の演出表示が可能となる。
In the above-described embodiment, one image display device 7 (board-side display means) is provided as a main liquid crystal (main display device) on the game board side (inside the game area), and on the game machine frame side (outside the game area). ) are provided with two
また、前述の実施例では、遊技盤側(遊技領域の内側)に設けられる表示装置(第1画像表示装置7)および遊技機枠側(遊技領域の外側)に設けられる表示装置(第2画像表示装置71及び第3画像表示装置72)を、すべて液晶表示装置(液晶表示器)からなる画像表示装置としていたが、表示装置の種類は液晶に限られるものではなく、例えば、ドラム表示器やドット表示器、7セグ表示器等を用いることも可能である。さらに、主表示装置と副表示装置からなる複数の表示装置には、種類が異なるものを混在させてもよい。具体的に、例えば、前述の実施例で示した第1乃至第3画像表示装置のうち、第1画像表示装置7をドラム表示器又は7セグ表示器とし、第2画像表示装置71及び第3画像表示装置72を実施例と同様に液晶表示器としてもよい。あるいは、第1画像表示装置7を実施例と同様に液晶表示器とし、第2画像表示装置71及び第3画像表示装置72の一方又は両方をドット表示器としてもよい。これにより、表示方式が異なる複数の表示装置による多彩な演出表示が可能となり、遊技興趣を高めることが可能となる。
Further, in the above-described embodiment, the display device (first image display device 7) provided on the game board side (inside the game area) and the display device (second image display device 7) provided on the game machine frame side (outside the game area) The
[その他]
以下、本明細書で開示した実施形態(実施例)に関連する発明を参考発明として開示しておく。
[others]
Hereinafter, inventions related to the embodiments (examples) disclosed in this specification will be disclosed as reference inventions.
(参考発明1)
従来の遊技機において、第1始動口、第2始動口、第1大入賞口及び第2大入賞口を備え、第1始動口に遊技球が入球すると第1図柄を変動表示し、第2始動口に遊技球が入球すると第2図柄を変動表示するものがあった。そして、第1図柄又は第2図柄が大当り図柄で停止表示すると、第1大入賞口又は第2大入賞口の何れかだけを開状態とするか、若しくは、第1大入賞口及び第2大入賞口を所定順序で開状態とする大当り遊技を実行する遊技機があった(特開2017-055811)。
(Reference invention 1)
A conventional gaming machine is provided with a first starting port, a second starting port, a first big prize winning port and a second big winning port, and when a game ball enters the first starting port, a first symbol is variably displayed, and a second There is a game ball that variably displays a second symbol when a game ball enters the second starting port. Then, when the first symbol or the second symbol is a jackpot symbol and is stopped and displayed, either the first big prize hole or the second big prize hole is opened, or the first big prize hole and the second big prize hole are opened. There is a gaming machine that executes a jackpot game in which winning ports are opened in a predetermined order (Japanese Patent Laid-Open No. 2017-055811).
また、従来の遊技機では、第2始動口を可変式の始動口とし、低ベース状態においては入球頻度を低くし、高ベース状態においては入球頻度を高めることで、低ベース状態では第1始動口を狙って遊技し、高ベース状態では第2始動口を狙って遊技するものがあった。また、大当り遊技や高ベース状態になると、遊技領域の右側領域を狙って遊技する所謂右打ち遊技を行う遊技機があった。このような遊技機では、低ベース状態では、左打ち遊技を行い、一旦有利状態になると、当該有利状態が終了するまで右打ち遊技で遊技を行うものとし、有利状態の遊技にメリハリをつけるものであった。然しながら、従来の遊技機では、遊技状態の移行態様が画一的で、趣向性の高い遊技性を提供するに至っていなかった。 In addition, in the conventional game machine, the second start port is a variable start port, and the ball entry frequency is reduced in the low base state, and the ball entry frequency is increased in the high base state. There were some players who aimed at the 1st starting port and, in the high base state, aimed at the 2nd starting port. In addition, there is a game machine that performs a so-called right-handed game in which a game is played aiming at the right side area of the game area when a big hit game or a high base state occurs. In such a gaming machine, in a low base state, a left-handed game is played, and once an advantageous state is reached, a right-handed game is played until the end of the advantageous state, and the game in the advantageous state is sharpened. Met. However, in the conventional game machine, the mode of transition of the game state is uniform, and it has not been able to provide a highly interesting game.
本参考発明1は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、従来の遊技機とは異なり、趣向性の高い遊技状態を提供すると共に、遊技状態の移行態様を多様化し、遊技興趣を高める遊技機を提供するものである。
The
参考発明1-1の遊技機は、
遊技球が入球可能な第1始動口と、
第1状態と、前記第1状態よりも遊技球の入球可能性が高い第2状態とに変化可能な第2始動口と、
遊技球が入球可能な第3始動口と、
前記第1始動口又は前記第2始動口への入球に基づいて第1当否判定を実行する第1当否判定実行手段と、
前記第3始動口への入球に基づいて実行する第2当否判定を実行する第2当否判定実行手段と、
前記第2始動口への遊技球の入球頻度が所定頻度の第1遊技状態と、前記第1遊技状態よりも前記第2始動口への遊技球の入球頻度が高い第2遊技状態と、を設定可能な遊技状態設定手段と、
前記第1当否判定又は前記第2当否判定の結果が大当り(第1特定結果)となった場合、特別遊技を実行可能な特別遊技実行手段と、を備えた遊技機であって
前記第1始動口は第1遊技領域に設けられ、
前記第2始動口及び前記第3始動口は第2遊技領域に設けられ、
前記第1遊技状態において前記第1遊技領域に遊技球を発射して前記第1当否判定を主体として実行する第1遊技(低確低ベース状態)と、前記第2遊技状態において前記第2遊技領域に遊技球を発射して前記第1当否判定を主体として実行する第2遊技(低確高ベース状態)と、前記第1遊技状態において前記第2遊技領域に遊技球を発射して前記第2当否判定を主体として実行する第3遊技(高確低ベース状態)と、を有する
ことを特徴とするものである。
The gaming machine of Reference Invention 1-1 is
A first starting port into which a game ball can enter;
A second start port that can change between a first state and a second state in which the possibility of a game ball entering is higher than that in the first state;
A third starting port into which a game ball can enter;
a first right/wrong determination executing means for executing a first right/wrong determination based on the ball entering the first starting port or the second starting port;
a second right/wrong judgment execution means for executing a second right/wrong judgment executed based on the ball entering the third starting port;
A first game state in which the frequency of game balls entering the second start port is a predetermined frequency, and a second game state in which the frequency of game balls entering the second start port is higher than that in the first game state. a game state setting means capable of setting ,
a special game executing means capable of executing a special game when the result of the first success/failure determination or the second success/failure determination is a big hit (first specified result), wherein the first start-up The mouth is provided in the first game area,
The second start port and the third start port are provided in the second game area,
A first game (low-probability low base state) in which a game ball is shot into the first game area in the first game state and the first success/failure determination is mainly executed, and the second game in the second game state A second game (low-probability-high base state) in which a game ball is fired into the area and executed mainly for the first success/failure determination, and a game ball is fired into the second game area in the first game state and the second game is executed. 2. A third game (high-probability-low base state) that is executed mainly for success/failure determination.
このような遊技機によれば、第1遊技領域に第1当否判定を実行する第1始動口を配置し、第2遊技領域に第1当否判定を実行する(第1状態と第2状態とに変化する)可変式の第2始動口及び第2当否判定を実行する第3始動口を配置している。また、遊技状態として、第2始動口への遊技球の入球頻度が低い(所定頻度の)第1遊技状態と、第1遊技状態よりも第2始動口への遊技球の入球頻度が高い第2遊技状態と、を有している。そして、第1遊技状態において第1遊技領域の第1始動口を狙って発射して第1当否判定を主体として実行する第1遊技と、第2遊技状態において第2遊技領域の第2始動口を狙って発射して第1当否判定を主体として実行する第1遊技と、第1遊技状態において第2遊技領域の第3始動口を狙って発射して第2当否判定を主体として実行する第1遊技と、を有する。 According to such a gaming machine, the first starting port for executing the first right/wrong judgment is arranged in the first game area, and the first right/wrong judgment is executed in the second game area (the first state and the second state ) and a variable third starting port for executing the second right/wrong determination are arranged. In addition, as the game state, a first game state in which the frequency of game balls entering the second start port is low (predetermined frequency), and a game state in which the frequency of game balls entering the second start port is higher than in the first game state. and a high second gaming state. Then, in the first game state, the first game is executed aiming at the first start opening of the first game area and the first success/failure determination is mainly performed, and the second start opening of the second game area is executed in the second game state. A first game that shoots aiming at and executes mainly the first right or wrong judgment, and a second game that shoots aiming at the third start opening of the second game area in the first game state and executes the second right or wrong judgment mainly 1 game;
これにより、遊技者は、遊技状態の変遷によって、遊技態様の異なる第1遊技、第2遊技、第3遊技を行い、多様な遊技状態の移行態様及び新規な遊技性によって遊技興趣を高めることが可能となる。尚、第1遊技状態においては、第2遊技領域に発射して第2始動口へ入球する入球頻度よりも、第1遊技領域に発射して第1始動口へ入球する入球頻度の方が高いものとしてもよい。 As a result, the player can play the first game, the second game, and the third game with different game modes according to the transition of the game state, and can increase the interest in the game by various transition modes of the game state and new game characteristics. It becomes possible. In addition, in the first game state, the frequency of entering a ball into the first start opening after being launched into the first game area is higher than the frequency of entering a ball into the second start opening after being launched into the second game area. may be higher.
また、参考発明1-2の遊技機は、参考発明1-1の遊技機において、
前記第1遊技領域に遊技球を発射する前記第1遊技における前記第1当否判定の結果として、第1大当りと第2大当りとを有し、
前記第2遊技領域に遊技球を発射する前記第2遊技における前記第1当否判定の結果として、第1大当りと第2大当りとを有し、
前記第2遊技領域に遊技球を発射する前記第3遊技における前記第2当否判定の結果として、第3大当りと第4大当りとを有し、
前記第1遊技において、前記第1当否判定の結果が前記第1大当りとなると前記第2遊技を実行可能とし、前記第1当否判定の結果が前記第2大当りとなると前記第3遊技を実行可能とし、
前記第2遊技において、前記第1当否判定の結果が前記第1大当りとなると前記第2遊技を実行可能とし、前記第1当否判定の結果が前記第2大当りとなると前記第3遊技を実行可能とし、
前記第3遊技において、前記第2当否判定の結果が前記第3大当りとなると前記第2遊技を実行可能とし、前記第2当否判定の結果が前記第4大当りとなると前記第3遊技を実行可能とする
ことを特徴とするものである。
Further, the gaming machine of Reference Invention 1-2 is the gaming machine of Reference Invention 1-1,
As a result of the first success/failure determination in the first game that shoots the game ball to the first game area, it has a first big hit and a second big hit,
As a result of the first success/failure determination in the second game that shoots the game ball to the second game area, it has a first big hit and a second big hit,
As a result of the second success/failure determination in the third game in which the game ball is shot into the second game area, there is a third big hit and a fourth big hit,
In the first game, when the result of the first success/failure determination is the first jackpot, the second game can be executed, and when the result of the first success/failure determination is the second jackpot, the third game can be executed. year,
In the second game, when the result of the first success/failure determination is the first jackpot, the second game can be executed, and when the result of the first success/failure determination is the second jackpot, the third game can be executed. year,
In the third game, the second game can be executed when the result of the second success/failure determination is the third jackpot, and the third game can be executed when the result of the second success/failure determination is the fourth jackpot. It is characterized by
このような遊技機によれば、第1遊技領域に遊技球を発射する第1遊技における第1当否判定の結果、及び、第2遊技領域に遊技球を発射する第2遊技における第1当否判定の結果として、第1大当りと第2大当りとを有し、第2遊技領域に遊技球を発射する第3遊技における第2当否判定の結果として、第3大当りと第4大当りとを有する。そして、遊技開始後の第1遊技において、第1当否判定の結果が第1大当りになると第2遊技を実行可能とし、第2大当りになると第3遊技を実行可能とする。また、第2遊技となった場合、第2遊技における第1当否判定の結果が第1大当りになると第2遊技を実行可能とし、第2大当りになると第3遊技を実行可能とする。また、第3遊技となった場合、第3遊技における第2当否判定の結果が第3大当りになると第2遊技を実行可能とし、第4大当りになると第3遊技を実行可能とする。 According to such a gaming machine, the result of the first right or wrong determination in the first game that shoots the game ball to the first game area, and the first right or wrong determination in the second game that shoots the game ball to the second game area As a result, it has a first big hit and a second big hit, and has a third big hit and a fourth big hit as a result of the second success/failure determination in the third game in which the game ball is shot into the second game area. Then, in the first game after the start of the game, the second game can be executed when the result of the first win/fail judgment is the first jackpot, and the third game can be executed when the second jackpot is reached. Further, when the second game is reached, the second game can be executed when the result of the first win/fail determination in the second game is the first jackpot, and the third game can be executed when the second jackpot is won. Further, when the third game is reached, the second game can be executed when the result of the second success/failure determination in the third game is the third big win, and the third game can be executed when the fourth big win is achieved.
これにより、遊技開始後の第1遊技により、第1大当り、第2大当りの何れとなった場合でも、その後の遊技を第2遊技領域へ遊技球を発射することで遊技する。また、第2遊技領域へ発射する遊技を行いながら、第2遊技を行う場合であっても第3遊技を行う場合であっても、第1当否判定を行う遊技(第2遊技)と、第2当否判定を行う遊技(第3遊技)との間で、遊技態様(遊技状態)を移行しながら遊技を行うことを可能とする。またこれにより、多様な遊技状態の移行態様及び新規な遊技性によって遊技興趣を高めることが可能となる。
Thus, even if the first game after the start of the game results in either the first big win or the second big win, the subsequent game is played by shooting the game balls to the second game area. Further, while performing a game of shooting to the second game area, whether the second game is performed or the third game is performed, the game (second game) for performing the first success/
また、参考発明1-3の遊技機は、参考発明1-2の遊技機において、
前記第2遊技において、前記第1当否判定が特定回数実行されることに基づいて、前記第2遊技状態が前記第1遊技状態となり、前記第1遊技に移行することを特徴とするものである。
In addition, the gaming machine of Reference Invention 1-3 is the gaming machine of Reference Invention 1-2,
In the second game, the second game state becomes the first game state based on the execution of the first success/failure determination a specific number of times, and the game is shifted to the first game. .
このような遊技機によれば、第2遊技において、第1当否判定が特定回数実行されると、第2遊技状態が前記第1遊技状態となり、第1遊技に移行するものとする。これにより、特定回数の当否判定の実行により、第2遊技から第1遊技に移行することとなる。また、同じ第1当否判定を実行する遊技において、第2遊技領域への発射遊技から第1遊技領域への発射遊技に移行することとなる。またこれにより、多様な遊技状態の移行態様及び新規な遊技性によって遊技興趣を高めることが可能となる。 According to such a gaming machine, when the first success/failure determination is executed a specific number of times in the second game, the second game state becomes the first game state, and the game shifts to the first game. As a result, the second game is shifted to the first game by executing the success/failure determination for a specific number of times. In addition, in the game that executes the same first propriety determination, it will shift from the shooting game to the second game area to the shooting game to the first game area. In addition, as a result, it is possible to increase the interest in the game by means of various game state transition modes and new game features.
尚、第3遊技は第2当否判定が特定回数実行された場合でも第3遊技を継続するものとしてもよい。また、第3遊技は、第2当否判定の結果が大当りとなるまで第3遊技を継続するものとしてもよい。 Incidentally, the third game may be continued even when the second success/failure determination is executed a specific number of times. Further, the third game may be continued until the result of the second win/fail judgment is a big win.
また、参考発明1-4の遊技機は、参考発明1-1乃至参考発明1-3の遊技機において、
前記第2当否判定の結果として小当り(第2特定結果)を有し、前記小当りとなると所定量の遊技利益を獲得可能とされ、
前記第2当否判定は、前記第1当否判定よりも、前記小当りとなる可能性が高くされ、
前記第2遊技は、前記第1遊技よりも前記第1当否判定の実行頻度が高くされることで、遊技に使用する遊技媒体の減少速度が前記第1遊技よりも遅いものとされ、
前記第3遊技は、前記小当りによって遊技利益を獲得可能とすることで遊技媒体の減少速度が、前記第2遊技よりも遅い
ことを特徴とするものである。
Further, the gaming machine of Reference Invention 1-4 is the gaming machine of Reference Inventions 1-1 to 1-3,
A small win (second specific result) is provided as a result of the second success/failure determination, and a predetermined amount of game profit can be obtained when the small win is achieved,
The second right or wrong determination is more likely to be the small hit than the first right or wrong determination,
In the second game, the execution frequency of the first success/failure determination is made higher than in the first game, so that the speed of decrease of the game medium used in the game is slower than in the first game,
The third game is characterized in that the reduction speed of the game medium is slower than that of the second game by making it possible to obtain a game profit by the small win.
このような遊技機によれば、第2当否判定の結果として所定量の遊技利益を獲得可能な小当りを有しており、第2当否判定の方が第1当否判定よりも高い確率で小当りとなるものとされる。すなわち、第1遊技及び第2遊技よりも、第3遊技の方が高い確率で小当りとなる。また、第2遊技状態である第2遊技は、第1遊技状態である第1遊技よりも、第1当否判定の実行頻度が高いものとされる。そして、第2遊技は、第1遊技よりも遊技に使用する遊技媒体の減少速度が遅く、第3遊技は、第2遊技よりも遊技に使用する遊技媒体の減少速度が遅い。これにより、第3遊技は第2遊技よりも有利な遊技であり、第2遊技は第1遊技よりも有利な遊技とされる。またこれにより、有利度の異なる多様な遊技状態の間で移行態様を多様化し、新規な遊技性によって遊技興趣を高めることが可能となる。尚、第2当否判定の結果として小当りを有し、第1当否判定の結果として小当りを有しないものとしてもよい。 According to such a gaming machine, as a result of the second success/failure determination, there is a small hit capable of obtaining a predetermined amount of game profit, and the second success/failure determination has a higher probability than the first success/failure determination. It is assumed to be a hit. That is, the probability that the third game is a small hit is higher than that of the first game and the second game. Further, the second game in the second game state has a higher execution frequency of the first win/fail judgment than the first game in the first game state. In the second game, the speed of decrease of the game medium used for the game is slower than that of the first game, and in the third game, the speed of decrease of the game medium used for the game is slower than that of the second game. As a result, the third game is more advantageous than the second game, and the second game is more advantageous than the first game. In addition, this makes it possible to diversify transition modes between various game states with different degrees of advantage, and to increase the interest in the game through new game features. In addition, it is possible to have a small hit as a result of the second right/wrong determination and not have a small hit as a result of the first right/wrong determination.
また、第2遊技状態において第2遊技領域に遊技球を発射して第1当否判定を主体として実行する第4遊技(高確高ベース状態)を有してもよい。また、第4遊技は、次回の大当りが発生するまで継続するものとしてもよい。また、第4遊技は、第1遊技よりも第1当否判定の実行頻度が高くされることで、第1遊技よりも遊技媒体の減少速度が遅いものとされ、第3遊技は、小当りによって遊技利益を獲得可能とすることで、遊技媒体の減少速度が第2遊技及び第4遊技よりも遅いものとしてもよい。また、第2遊技及び第4遊技は何れも第2遊技状態であることから遊技媒体の減少速度は略同じであるものとしてもよい。 Also, in the second game state, it may have a fourth game (high probability high base state) in which a game ball is shot into the second game area and the first success/failure determination is mainly performed. Also, the fourth game may be continued until the next big hit occurs. Further, in the fourth game, the execution frequency of the first success/failure determination is made higher than in the first game, so that the speed of decrease of the game medium is slower than in the first game, and in the third game, the game is played by a small win. By making it possible to obtain a profit, the speed of decrease of the game medium may be slower than that of the second game and the fourth game. Further, since both the second game and the fourth game are in the second game state, the speed of decrease of the game medium may be substantially the same.
また、第1遊技において、第1当否判定の結果が第1大当り(実施例1の4R第4大当りに相当)となると第2遊技を実行可能とし、第1当否判定の結果が第2大当り(実施例1の15R第1大当り及び4R第2大当りに相当)となると第3遊技を実行可能とし、第1当否判定の結果が第5大当り(実施例1の4R第3大当りに相当)となると第4遊技を実行可能とし、
第2遊技において、第1当否判定の結果が第1大当り(実施例1の4R第4大当りに相当)となると第2遊技を実行可能とし、第1当否判定の結果が第2大当り(実施例1の15R第1大当り及び4R第2大当りに相当)となると第3遊技を実行可能とし、第1当否判定の結果が第5大当り(実施例1の4R第3大当りに相当)となると第4遊技を実行可能とし、
第3遊技において、第2当否判定の結果が第3大当り(実施例1の2R第7大当りに相当)となると第2遊技を実行可能とし、第2当否判定の結果が第4大当り(実施例1の15R第5大当りに相当)となると第3遊技を実行可能とし、第2当否判定の結果が第6大当り(実施例1の2R第6大当りに相当)となると第4遊技を実行可能とし、
第4遊技において、第1当否判定の結果が第1大当り(実施例1の4R第4大当りに相当)となると第2遊技を実行可能とし、第1当否判定の結果が第2大当り(実施例1の15R第1大当り及び4R第2大当りに相当)となると第3遊技を実行可能とし、第1当否判定の結果が第5大当り(実施例1の4R第3大当りに相当)となると第4遊技を実行可能としてもよい。
Also, in the first game, when the result of the first win/fail judgment is the first big hit (equivalent to the 4R fourth big hit in the first embodiment), the second game can be executed, and the result of the first win/fail judgment is the second big hit ( When the 15R first jackpot and the 4R second jackpot of the first embodiment are reached), the third game can be executed, and when the result of the first hit/fail judgment is the fifth jackpot (corresponding to the 4R third jackpot of the first embodiment). making the fourth game executable,
In the second game, when the result of the first success/failure determination is the first big hit (equivalent to the 4R fourth big hit in the first embodiment), the second game can be executed, and the result of the first success/failure determination is the second big hit (embodiment 15R first jackpot and 4R second jackpot), the third game can be executed, and when the result of the first hit/fail determination is the fifth jackpot (corresponding to the 4R third jackpot in the first embodiment), the fourth game is played. making it possible to play games,
In the third game, when the result of the second success/failure determination is the third big hit (equivalent to the 2R seventh big hit in the first embodiment), the second game can be executed, and the result of the second success/failure determination is the fourth big hit (embodiment 1), the third game can be executed, and the fourth game can be executed when the result of the second success/failure determination is the sixth big win (corresponding to the 2R sixth big win in the first embodiment). ,
In the fourth game, when the result of the first success/failure determination is the first big hit (equivalent to the 4R fourth big hit in the first embodiment), the second game can be executed, and the result of the first success/failure determination is the second big hit (embodiment 15R first jackpot and 4R second jackpot), the third game can be executed, and when the result of the first hit/fail determination is the fifth jackpot (corresponding to the 4R third jackpot in the first embodiment), the fourth game is played. A game may be executable.
尚、「遊技に使用する遊技媒体の減少速度」とは、単位時間(例えば1分)又は単位発射数(例えば100発)における使用した遊技媒体(発射した遊技球)から、同期間に付与される遊技媒体(払い出された賞球)を減算した数を、遊技媒体(遊技球)の減少数として計算する。第1遊技、第2遊技、第3遊技、第4遊技において、所定期間遊技を行った場合に、遊技者が保有する遊技媒体(遊技球、持ち球)の減少速度は、減少速度が速い順に、第1遊技>第2遊技(第4遊技)>第3遊技となる。尚、第3遊技は、遊技を継続すればするほど小当りによって持ち球を増加させることが可能であるため、減少速度はマイナスであるともいえる。すなわち、第1遊技、2遊技、第4遊技は持ち球を減少させながら遊技する状態であるが、第3遊技は持ち球を増加させながら遊技する状態である。 It should be noted that the "decrease speed of the game medium used in the game" refers to the game medium used (shot game balls) in a unit time (for example, 1 minute) or in the unit number of shots (for example, 100 shots), and given during the same period. The number obtained by subtracting the game media (paid-out prize balls) is calculated as the decreased number of game media (game balls). In the first game, the second game, the third game, and the fourth game, when the game is played for a predetermined period, the decreasing speed of the game medium (game ball, held ball) held by the player is set in descending order of decreasing speed. , 1st game > 2nd game (4th game) > 3rd game. It should be noted that the third game can be said to have a negative decreasing speed because it is possible to increase the number of balls possessed by a small hit as the game continues. That is, the first game, the second game, and the fourth game are states in which the number of balls in possession is reduced while the third game is in a state in which the number of balls in possession is increased.
また、第1当否判定の結果が大当りとなる場合における当該大当り種別(第1大当り種別)は、第2当否判定の結果が大当りとなる場合における当該大当り種別(第2大当り種別)よりも種類が多いものとしてもよい。また、第2当否判定の結果として発生する第3遊技(高確低ベース状態)として、賞球を獲得するのが困難な大当り遊技を経て第3遊技となる場合と、賞球を獲得するのが容易な大当り遊技を経て第3遊技となる場合と、を有するものとする。また、第1当否判定の結果として発生する第3遊技(高確低ベース状態)として、賞球を獲得するのが困難な大当り遊技を経る第3遊技となる場合を有さず、賞球を獲得するのが容易な大当り遊技を経て第3遊技となる場合のみ有するものとしてもよい。 In addition, the jackpot type (first jackpot type) when the result of the first hit/fail judgment is a jackpot is more type than the jackpot type (second jackpot type) when the result of the second hit/fail judgment is a jackpot A large number may be used. In addition, as the third game (high-probability-low base state) generated as a result of the second win-or-fail judgment, there is a case where it becomes a third game after a big hit game in which it is difficult to win a prize ball, and a case where it is difficult to win a prize ball. and a case where it becomes the third game through an easy jackpot game. In addition, as the third game (high-probability-low base state) generated as a result of the first success/failure determination, there is no case where the third game goes through a jackpot game in which it is difficult to win a prize ball. It may be provided only when the third game is played after a jackpot game that is easy to win.
また、第2当否判定における小当りの発生確率を、高確率における大当りとなる確率よりも高い確率とし、第2当否判定における小当りの発生可能性を高めることができる。更に好適には、第2当否判定における小当りの発生確率を1/2以上とするのが望ましい。また、第1当否判定と第2当否判定とで、高確率状態への突入確率(確率変動機能の作動確率)は同じ確率とする。一方で、第1当否判定と第2当否判定とで、状態C(高確低ベース状態)への突入確率を異なるものとしてもよく、第2当否判定の状態C(高確低ベース状態)への突入確率を第1当否判定よりも高くしてもよい。これにより、第2当否判定を行う第3遊技を実行し得る第2遊技領域への発射遊技への遊技者の期待感を高め、遊技興趣を高めることが可能となる。 Further, the probability of occurrence of a small hit in the second success/failure determination is set to be higher than the probability of a big hit in the high probability, so that the possibility of occurrence of a small success in the second success/failure determination can be increased. More preferably, the probability of occurrence of a small hit in the second success/failure determination should be 1/2 or more. Also, the probability of entry into the high-probability state (probability of operation of the probability variation function) is assumed to be the same between the first right/wrong determination and the second right/wrong determination. On the other hand, the probability of entering the state C (high probability low base state) may be different between the first correctness judgment and the second correctness judgment, and the state C (high probability low base state) of the second correctness judgment may be higher than the first right/wrong determination. As a result, it is possible to heighten the player's expectation for the shooting game to the second game area in which the third game in which the second success/failure determination is performed can be performed, and to increase the interest in the game.
また、第2当否判定において、状態C(高確低ベース状態)に突入しない大当りとなった場合、当該大当りは、第2当否判定における大当り(大当り遊技)のうちで、獲得可能な賞球数が最も少ない大当り(大当り遊技)である。また、当該大当りは、第1当否判定及び第2当否判定における大当り(大当り遊技)のうちで、獲得可能な賞球数が最も少ない大当り(大当り遊技)である。 Also, in the second success/failure determination, if a big hit that does not enter state C (high-probability/low base state) occurs, the big hit is the number of prize balls that can be acquired among the big wins (jackpot games) in the second success/failure determination. is the smallest jackpot (jackpot game). In addition, the jackpot is the jackpot (jackpot game) with the smallest number of obtainable prize balls among the jackpots (jackpot games) in the first win/fail judgment and the second win/fail judgment.
本参考発明1の遊技機によれば、遊技状態の移行態様を多様化し、遊技興趣を高める遊技機の提供を図ることが可能となる。
According to the gaming machine of the
(参考発明2)
従来の遊技機において、始動口への遊技球の入球に基づいて当否判定を行い、当該当否判定の結果に基づいて図柄を変動表示するものがあった。このような遊技機では、当否判定の結果が大当りであると、当該図柄を大当り図柄で停止表示し、当否判定の結果が外れであると、当該図柄を外れ図柄で停止表示するものがあった。また、図柄として、特別図柄と演出図柄との複数の図柄を有する遊技機があった(特開2008-370)。
(Reference invention 2)
In the conventional game machine, there is a game machine that determines whether a game ball is entered into a start hole, and variably displays a symbol based on the result of the determination. In such a game machine, when the result of winning/failure determination is a big hit, the symbol is stopped and displayed as a jackpot symbol, and when the result of winning/failure determination is a loss, the symbol is stopped and displayed as a lost symbol. . In addition, there is a game machine having a plurality of special symbols and performance symbols as symbols (Japanese Unexamined Patent Application Publication No. 2008-370).
また、従来の遊技機の特別図柄及び演出図柄は、何れも当否判定の結果に基づいて変動表示及び停止表示するものである。また、特別図柄は、変動表示後にリーチ変動等の遊技演出を行うことなく停止表示することで当否判定の結果を示し、演出図柄は、変動表示後にリーチ変動等の遊技演出を行って停止表示することで当否判定の結果を示すものであった。このように複数の図柄を有することで、夫々の図柄の目的に応じた表示制御を可能としていた。 In addition, the special symbols and effect symbols of the conventional gaming machine are both variably displayed and stop-displayed based on the result of the success/failure determination. In addition, the special symbols show the result of the winning/failure determination by being displayed stationary without performing game effects such as reach variation after variable display, and the performance symbols are displayed statically after performing game effects such as reach variation after variable display. This was to show the result of the judgment of suitability. By having a plurality of symbols in this manner, it is possible to perform display control according to the purpose of each symbol.
然しながら、特許文献1の遊技機では、複数の図柄の表示態様や表示位置等の関係で、両図柄の一致性等を確認するのが容易ではなかった。本参考発明2は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、複数の図柄の表示態様によって、複数の図柄の確認を容易にし、公正な遊技機を提供するものである。
However, in the gaming machine disclosed in
参考発明2-1の遊技機は、
所定条件の成立に基づいて当否判定を実行する当否判定実行手段と、
前記当否判定の結果に基づいて第1識別情報(特別図柄)を変動表示する第1識別情報表示部(第1特別図柄表示器41a、第2特別図柄表示器41b)と、
前記当否判定の結果に基づいて第2識別情報(演出図柄)を変動表示する第2識別情報表示部(演出図柄表示部7b)と、
前記当否判定の結果に基づいて第3識別情報(状態図柄、確認図柄)を変動表示する第3識別情報表示部(変動状態表示器49)と、
前記第2識別情報の変動表示に伴って実行される遊技演出(リーチ演出等)を表示可能な遊技演出表示部(演出図柄表示部7b、第1表示画面7a)と、
前記当否判定の結果が特定結果となった場合、特別遊技を実行可能な特別遊技実行手段と、を備えた遊技機であって、
前記第1識別情報表示部及び前記第3識別情報表示部を有する第1表示部(主表示器40)と、
前記第2識別情報表示部及び前記遊技演出表示部を有する第2表示部(画像表示装置7、表示画面7a)と、を備える
ことを特徴とするものである。
The gaming machine of Reference Invention 2-1 is
a success/failure determination executing means for executing a success/failure determination based on the establishment of a predetermined condition;
A first identification information display unit (first special
A second identification information display unit (production
A third identification information display unit (variation state indicator 49) that variably displays the third identification information (state pattern, confirmation pattern) based on the result of the suitability determination;
A game effect display unit (performance
A gaming machine comprising special game execution means capable of executing a special game when the result of the success/failure determination is a specific result,
a first display unit (main display 40) having the first identification information display unit and the third identification information display unit;
A second display section (
このような遊技機によれば、第1識別情報(特別図柄、第1特別図柄、第2特別図柄)を変動表示する第1識別情報表示部と、第2識別情報(演出図柄)を変動表示する第2識別情報表示部と、第3識別情報(状態図柄、確認図柄)を変動表示する第3識別情報表示部と、第2識別情報の変動表示に伴って実行される遊技演出を表示可能な遊技演出表示部と、を有している。また、第1識別情報表示部及び前記第3識別情報表示部を有して構成される第1表示部と、第2識別情報表示部及び遊技演出表示部を有して構成される第2表示部と、を備えている。 According to such a gaming machine, the first identification information display unit variably displays the first identification information (special symbol, first special symbol, second special symbol), and the second identification information (effect symbol) is variably displayed. a second identification information display unit that displays the third identification information (status symbol, confirmation symbol) in a variable manner; and a game effect that is executed in accordance with the variable display of the second identification information. and a game effect display unit. Also, a first display portion configured to have a first identification information display portion and the third identification information display portion, and a second display configured to have a second identification information display portion and a game effect display portion and
これにより、第2表示部を確認することで当否判定の結果を示す第2識別情報及び遊技演出を確認することを可能とすると共に、第1表示部を確認することで当否判定の結果に基づいて変動表示する第1識別情報及び第3識別情報を確認することができる。 Thus, by checking the second display unit, it is possible to check the second identification information indicating the result of the win-or-fail judgment and the game effect, and by checking the first display unit, it is possible to confirm the result of the win-or-fail judgment. It is possible to confirm the first identification information and the third identification information that are displayed by pressing the button.
また、参考発明2-2の遊技機は、参考発明2-1の遊技機において、
遊技球が流下可能な遊技領域を有し、前記遊技領域に遊技球を流下させて遊技を行う遊技機であって、
前記第1表示部は前記遊技領域の内方に設けられ、前記第2表示部は前記遊技領域の外方に設けられることを特徴とするものである。
In addition, the gaming machine of Reference Invention 2-2 is the gaming machine of Reference Invention 2-1,
A gaming machine having a game area in which game balls can flow down, and performing a game by causing game balls to flow down in the game area,
The first display section is provided inside the game area, and the second display section is provided outside the game area.
このような遊技機によれば、第1識別情報表示部及び前記第3識別情報表示部を有して構成される第1表示部を遊技領域の外方(外側)に配置し、第2識別情報表示部及び遊技演出表示部を有して構成される第2表示部を遊技領域の内方(内側)に配置する。これにより、リーチ演出等の遊技演出及び当否判定の結果を示す第2識別情報を表示する第2表示部を、遊技領域内に設けることで、遊技球の流下を確認しながら、第2表示部の表示態様の確認を可能とする。また、第1識別情報及び第3識別情報を確認可能な第1表示部は、第2表示部と切り離して遊技領域の外方に配置することで、遊技演出等に惑わされることなく、第1識別情報及び第3識別情報の表示態様を確実に把握することが可能となる。 According to such a gaming machine, the first display unit configured to have the first identification information display unit and the third identification information display unit is arranged outside (outside) the game area, and the second identification information display unit is arranged outside the game area. A second display section including an information display section and a game effect display section is arranged inside (inside) the game area. Thus, by providing the second display unit for displaying the second identification information indicating the result of the game effect such as the ready-to-win effect and the winning/failure determination within the game area, the player can check the flow of the game ball while checking the second display unit. It is possible to confirm the display mode of In addition, the first display unit, which can confirm the first identification information and the third identification information, is separated from the second display unit and arranged outside the game area. It is possible to reliably grasp the display modes of the identification information and the third identification information.
第1表示部は遊技領域の外側(遊技領域を区画するレール部材よりも外側の領域)に配置し、第2表示部は遊技領域の内側(遊技領域を区画するレール部材よりも内側の領域)に配置するものとしてもよい。 The first display part is arranged outside the game area (area outside the rail member that divides the game area), and the second display part is inside the game area (area inside the rail member that divides the game area) may be placed in
また、参考発明2-3の遊技機は、参考発明2-2の遊技機において、
前記第1表示部はLEDで構成され、第2表示部は液晶で構成され、
前記第2表示部は前記第1表示部よりも大型であることを特徴とするものである。
In addition, the gaming machine of Reference Invention 2-3 is the gaming machine of Reference Invention 2-2,
The first display section is composed of an LED, the second display section is composed of a liquid crystal,
The second display section is characterized by being larger than the first display section.
このような遊技機によれば、第1表示部をLEDで構成し、第2表示部を液晶で構成し、第2表示部を第1表示部よりも大型の表示部とする。これにより、第1表示部の表示態様をシンプルなものとして第1識別情報及び第3識別情報の表示態様を確実に把握することを可能とすると共に、第2表示部を第1表示部より大型で且つ液晶で構成することによって、多様で多彩な遊技演出の実行を可能とし、遊技興趣を高める。 According to such a game machine, the first display section is composed of LEDs, the second display section is composed of liquid crystal, and the second display section is larger than the first display section. As a result, the display mode of the first display section is made simple, and the display modes of the first identification information and the third identification information can be grasped reliably, and the second display section is made larger than the first display section. In addition, by constructing it with liquid crystal, it is possible to execute various and colorful game performances, and to increase the interest in the game.
また、参考発明2-4の遊技機は、参考発明2-3の遊技機において、
前記当否判定実行手段を有する主制御部と、
前記主制御部からの制御信号を受信して制御を行う副制御部と、を有し、
前記第1表示部を構成する前記第1識別情報表示部は主制御部で表示制御し、前記第1表示部を構成する前記第3識別情報表示部及び前記第2表示部は副制御部で表示制御することを特徴とするものである。
In addition, the gaming machine of Reference Invention 2-4 is the gaming machine of Reference Invention 2-3,
a main control unit having the propriety determination execution means;
a sub control unit that receives a control signal from the main control unit and performs control,
The first identification information display section constituting the first display section is display-controlled by a main control section, and the third identification information display section and the second display section constituting the first display section are controlled by a sub control section. It is characterized by performing display control.
このような遊技機によれば、主制御部と、主制御部からの制御信号を受信して制御を行う副制御部とを有する。そして、第1表示部のうち第1識別情報表示部は主制御部で表示制御し、第3識別情報表示部は副制御部で表示制御する。また、遊技演出及び第2識別情報を表示する第2表示部は副制御部で表示制御する。すなわち、第1表示部には、主制御部で表示制御する第1識別情報と、副制御部で表示制御する第3識別情報と、を表示している。これにより、第1表示部を確認することで、主制御部及び副制御部で制御する識別情報(第1識別情報及び第3識別情報)の表示態様を何れも確認することを可能とする。またこれにより、主制御部及び副制御部で制御する識別情報の一致性を容易に確認することが可能となる。 Such a game machine has a main control section and a sub-control section that receives a control signal from the main control section and performs control. The display of the first identification information display section of the first display section is controlled by the main control section, and the display of the third identification information display section is controlled by the sub control section. Further, the secondary control unit controls the display of the second display unit that displays the game effect and the second identification information. That is, the first display section displays the first identification information whose display is controlled by the main control section and the third identification information whose display is controlled by the sub-control section. Thus, by checking the first display section, it is possible to check both the display modes of the identification information (the first identification information and the third identification information) controlled by the main control section and the sub-control section. Further, this makes it possible to easily confirm the consistency of the identification information controlled by the main control section and the sub-control section.
主制御部は、特別図柄の表示制御や当否判定に関する制御やセンサの検知に関する遊技や賞球の排出に関する制御や可変入球口の開閉に関する制御を実行する制御部であり、遊技を司る制御部である。また、副制御部は、主制御部からの制御信号を受信して所定の制御を行う制御部であり、可動部材の動作制御や演出表示部の表示制御遊等の遊技演出に関する制御を行う主制御部の従たる制御部である。 The main control unit is a control unit that controls the display of special symbols, control related to winning/failure determination, control related to sensor detection, control related to the discharge of prize balls, and control related to the opening and closing of the variable entrance, and is a control unit that governs the game. is. In addition, the sub control unit is a control unit that receives a control signal from the main control unit and performs predetermined control, and the main control unit that performs control related to game performance such as operation control of the movable member and display control of the performance display unit. It is a subordinate control unit of the control unit.
また、参考発明2-5の遊技機は、参考発明2-4の遊技機において、
所定の遊技情報を記憶可能な遊技情報記憶手段と、
電力供給を行う電力供給手段(電源基板109)と、
電源電圧の低下を検知することに基づいて、前記遊技情報記憶手段に記憶される遊技情報を、電力供給の停止後も所定期間記憶保持可能な記憶保持手段と、
前記電力供給手段が電力供給を開始した際に、前記記憶保持手段が記憶保持した遊技情報に基づいて、電源電圧の低下を検知したときの遊技情報を復旧する遊技情報復旧手段と、を備え、
前記遊技情報復旧手段が遊技情報を復旧する場合において、前記第3識別情報表示部の方が前記第2表示部より早く復旧し、表示制御を実行可能となることを特徴とするものである。
In addition, the gaming machine of Reference Invention 2-5 is the gaming machine of Reference Invention 2-4,
game information storage means capable of storing predetermined game information;
power supply means (power supply board 109) for supplying power;
storage holding means capable of storing and holding game information stored in the game information storage means for a predetermined period of time even after power supply is stopped, based on detection of a drop in the power supply voltage;
game information recovery means for recovering the game information when a drop in power supply voltage is detected based on the game information stored and held by the memory holding means when the power supply means starts power supply;
When the game information restoring means restores the game information, the third identification information display section is restored earlier than the second display section, and display control can be executed.
このような遊技機によれば、電力供給を開始した際に、記憶保持手段が記憶保持した遊技情報に基づいて、電源電圧の低下を検知したときの遊技情報を復旧する遊技情報復旧手段を備える。そして、遊技情報を復旧する場合、第1表示部が有する第3識別情報表示部の方が、前記第2表示部よりも早く復旧して、表示制御を実行可能とする。第2表示部は遊技演出を多様化するため液晶で構成しており、多彩な表示制御を行うため、遊技情報の復旧作業に一定の時間を要する。一方、LEDで簡素に構成する第1表示部(第3識別情報表示部)は、シンプルな表示制御を行うため、遊技情報の復旧作業に長い時間を要しない。 According to such a game machine, when power supply is started, the game information recovery means is provided for recovering the game information when a drop in the power supply voltage is detected based on the game information stored and held by the memory holding means. . When the game information is restored, the third identification information display section of the first display section is restored earlier than the second display section so that display control can be executed. The second display section is composed of a liquid crystal in order to diversify the game effects, and since it performs various display controls, it takes a certain amount of time to restore the game information. On the other hand, the first display section (third identification information display section), which is simply configured with LEDs, performs simple display control, so it does not take a long time to restore the game information.
これにより、同じ副制御部で制御する表示部であっても、第3識別情報表示部を第2表示部に先んじて復旧させ、一早く表示制御を実行可能とする。またこれにより、電力供給開始後、主制御部の復帰に合わせてすぐに遊技が開始可能となるものの、液晶で構成される第2表示部は復旧に時間を要する(遊技開始後も未だ復旧していない)場合がある。このような状況でも、一早く普及し表示制御を開始可能とした第3識別情報表示部を確認することで、副制御部で表示制御する表示内容を確認することが可能となる。 As a result, even if the display units are controlled by the same sub-control unit, the third identification information display unit can be restored before the second display unit, and the display control can be executed as quickly as possible. In addition, as a result, after the power supply is started, the game can be started as soon as the main control unit is restored, but the second display unit composed of liquid crystal takes time to recover (it is still not restored after the game starts). not). Even in such a situation, it is possible to confirm the display contents controlled by the sub-controller by confirming the third identification information display section, which has become the first to spread and is capable of starting display control.
本参考発明2の遊技機によれば、複数の図柄の表示態様によって、複数の図柄の確認を容易にし、公正な遊技機の提供を図ることが可能となる。
According to the gaming machine of this
(参考発明3)
従来、遊技機には液晶表示器や可動役物(ギミック)、スピーカ等の演出装置が設けられており、遊技の進行に応じて様々な演出が実行される。この種の遊技機において、リアルタイムクロック(RTC)等を用いて、遊技の進行に伴う普段の演出とは異なる特別な演出を所定時間が計測される毎に実行する機能を備えたものがある。こうした機能を備えた遊技機を、遊技ホール内の島設備に複数台並べて設置することで、複数の遊技機による特別な演出が所定周期で一斉に実行されるようになる(例えば、特開2014-180295号公報を参照)。
(Reference invention 3)
2. Description of the Related Art Conventionally, game machines are provided with production devices such as liquid crystal displays, movable accessories (gimmicks), speakers, etc., and various productions are executed according to the progress of a game. Some gaming machines of this type have a function of using a real-time clock (RTC) or the like to execute a special effect that is different from the normal effect that accompanies the progress of the game, every time a predetermined time is measured. By arranging a plurality of gaming machines equipped with such functions on an island facility in a gaming hall, a special effect by a plurality of gaming machines can be executed all at once at a predetermined cycle (for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2014). -180295).
しかしながら、所定時間毎に特別な演出を実行する機能は既に周知化しており、当該機能を単に備えるだけでは遊技興趣の向上を図るのに不十分である。 However, the function of executing a special effect at predetermined time intervals has already been widely known, and simply providing such a function is insufficient to improve the enjoyment of the game.
本参考発明3は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、所定時間毎に特別な演出を実行する機能を備えた遊技機の遊技興趣を向上させることにある。
The
参考発明3-1の遊技機は、
識別情報を表示可能な識別情報表示手段と、
前記識別情報の変動表示の表示結果が特定表示結果となったことに基づいて、遊技者に所定の遊技利益が付与され得る特別遊技を実行可能な特別遊技実行手段と、
所定の表示部に特別演出画像が表示される特別演出期間を所定周期で発生可能な特別演出期間発生手段と、
所定の演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、
前記演出実行手段は、
前記変動表示の表示結果が前記特定表示結果となる可能性を示唆する示唆演出を実行可能であり、
前記特別演出期間が発生していないときと、前記特別演出期間が発生しているときとで、前記示唆演出を異なる態様で実行可能である
ことを特徴とするものである。
The gaming machine of Reference Invention 3-1 is
identification information display means capable of displaying identification information;
a special game executing means capable of executing a special game in which a predetermined game profit can be awarded to a player based on the display result of the variable display of the identification information becoming a specific display result;
a special effect period generating means capable of generating a special effect period in which a special effect image is displayed on a predetermined display section at a predetermined cycle;
and a production execution means capable of executing a predetermined production,
The production executing means is
capable of executing a suggestive effect suggesting a possibility that the display result of the variable display will be the specific display result;
The suggestive effect can be executed in different modes depending on whether the special effect period is not generated and when the special effect period is generated.
このような遊技機によれば、所定周期で発生し得る特別演出期間が発生していないとき(特別演出期間以外の期間中)と発生しているとき(特別演出期間中)とで、特定表示結果の導出可能性(期待度)を示唆する示唆演出が異なる態様で実行可能とされている。このため、特別演出期間以外の期間(以下「通常演出期間」ともいう)と特別演出期間とで示唆演出の態様(演出内容)を異ならせたり、通常演出期間と特別演出期間のそれぞれに適した態様(演出内容)で示唆演出を実行したりすること等が可能となる。これにより、特別演出期間(特別演出画像の表示)及び示唆演出の双方の演出効果を高めて、遊技興趣を向上させることが可能となる。 According to such a gaming machine, when a special effect period that can occur in a predetermined cycle does not occur (during a period other than the special effect period) and when it occurs (during the special effect period), a specific display Suggestion effects suggesting the possibility of deriving the result (degree of expectation) can be executed in different modes. For this reason, the mode of suggested production (contents of production) is different between the period other than the special production period (hereinafter also referred to as the "normal production period") and the special production period, and the special production period is suitable for each period. It is possible, for example, to execute a suggestive effect in a manner (content of the effect). As a result, it is possible to enhance the effect of both the special effect period (display of the special effect image) and the suggestive effect, thereby improving the interest in the game.
参考発明3-2の遊技機は、前述した参考発明3-1の遊技機において、
前記示唆演出は、表示態様が変化し得る画像であってその表示態様に応じて前記可能性の高低を示唆する示唆画像を所定の表示部に表示することにより実行されるものであり、
前記演出実行手段は、
前記特別演出期間が発生していないときに前記示唆演出を実行する場合、前記示唆画像として第1示唆画像を第1表示部に表示し、
前記特別演出期間が発生しているときに前記示唆演出を実行する場合、前記示唆画像として前記第1示唆画像と異なる第2示唆画像を、前記第1表示部と異なる第2表示部に前記第1示唆画像よりも小さく表示する
ことを特徴とするものである。
The gaming machine of Reference Invention 3-2 is the gaming machine of Reference Invention 3-1 described above,
The suggestive effect is executed by displaying, on a predetermined display unit, a suggestive image, which is an image whose display mode can change and which suggests the degree of possibility according to the display mode,
The production executing means is
displaying a first suggestive image as the suggestive image on a first display unit when the suggestive effect is to be executed when the special effect period has not occurred;
When the suggestive effect is executed while the special effect period is occurring, a second suggestive image different from the first suggestive image is displayed as the suggestive image on a second display unit different from the first display unit. It is characterized in that it is displayed in a smaller size than the 1 suggestive image.
このような遊技機によれば、通常演出期間中に示唆演出が実行される場合、その示唆演出は、表示態様が変化し得る第1示唆画像が第1表示部に表示されることにより実行される。一方、特別演出期間中に示唆演出が実行される場合、その示唆演出は、表示態様が変化し得る第2示唆画像が第1表示部と異なる第2表示部に表示されることにより実行され、この場合の第2示唆画像は第1示唆画像よりも小さく表示される。このため、通常演出期間中に実行される示唆演出では、示唆画像(第1示唆画像)を目立つように表示してその表示態様(示唆演出)に遊技者を注目させる一方、特別演出期間中に実行される示唆演出では、示唆画像(第2示唆画像)を控え目に表示して特別演出画像による演出を損なわないようにしつつ、変動表示の表示結果が特定表示結果となる可能性を示唆することが可能となる。これにより、通常演出期間と特別演出期間とで違った印象の示唆演出とすることが可能となり、その違いに遊技者の興味を惹きつけることが可能となる。 According to such a gaming machine, when the suggestive effect is executed during the normal effect period, the suggestive effect is executed by displaying the first suggestive image whose display mode can change on the first display unit. be. On the other hand, when a suggestive effect is executed during the special effect period, the suggestive effect is executed by displaying a second suggestive image whose display mode can be changed on a second display unit different from the first display unit, The second suggestive image in this case is displayed smaller than the first suggestive image. Therefore, in the suggestive effect executed during the normal effect period, the suggestive image (first suggestive image) is conspicuously displayed to draw the player's attention to the display mode (suggestive effect), while the suggestive effect is executed during the special effect period. In the suggestive effect to be executed, the suggestive image (second suggestive image) is modestly displayed so as not to impair the effect of the special effect image, while suggesting the possibility that the display result of the variable display will be the specific display result. becomes possible. As a result, it is possible to provide suggestive effects with different impressions between the normal effect period and the special effect period, and the difference can attract the player's interest.
参考発明3-3の遊技機は、前述した参考発明3-2の遊技機において、
前記演出実行手段は、
前記可能性が高いことを示唆する高期待度演出を実行可能であり、
前記特別演出期間が発生していないときに、前記示唆演出を実行しその後に前記高期待度演出を実行する場合、前記示唆演出にて表示する前記第1示唆画像の表示態様が所定の表示態様に変化してから所定時間経過後に前記高期待度演出を実行するものであり、
前記第1示唆画像の表示態様が前記所定の表示態様に変化してから前記所定時間が経過するまでの間、その所定時間の経過を示すタイマ画像を所定の表示部に表示する
ことを特徴とするものである。
The gaming machine of Reference Invention 3-3 is the gaming machine of Reference Invention 3-2 described above,
The production executing means is
It is possible to execute a high expectation production that suggests that the possibility is high,
When the suggestive effect is executed and then the high-expectation effect is executed when the special effect period has not occurred, the display mode of the first suggestive image displayed in the suggestive effect is a predetermined display mode. The high expectation effect is executed after a predetermined time has elapsed since the change to
A timer image indicating the elapse of the predetermined time is displayed on a predetermined display unit until the predetermined time elapses after the display mode of the first suggestive image changes to the predetermined display mode. It is something to do.
このような遊技機によれば、識別情報の変動表示の表示結果が特定表示結果となる可能性が高いことを示唆する高期待度演出が実行可能とされており、通常演出期間中に示唆演出が実行されて第1示唆画像の表示態様が所定の表示態様に変化すると、その変化から所定時間経過後に高期待度演出が実行される。そして、第1示唆画像の表示態様が所定の表示態様に変化してから所定時間が経過するまでの間は、その所定時間の経過を示すタイマ画像が所定の表示部に表示される。このため、通常演出期間では、まず、示唆演出が実行されるか否かに遊技者を注目させ、示唆演出が実行された場合には当該示唆演出における第1示唆画像の表示態様に遊技者を注目させ、第1示唆画像の表示態様が所定の表示態様となった場合にはそこから高期待度演出が実行されるまでの残り時間を示すタイマ画像に遊技者を注目させることが可能となる。これにより、高期待度演出の実行(発生)を待つ遊技者の期待感を効果的に高めることが可能となり、特別演出期間が発生していないとき(通常演出期間中)の遊技興趣を向上させることが可能となる。 According to such a gaming machine, it is possible to execute a high-expectation effect that suggests that the display result of the variable display of the identification information is highly likely to be the specific display result, and the suggestive effect is performed during the normal effect period. is executed and the display mode of the first suggestive image changes to a predetermined display mode, a high-expectation effect is performed after a predetermined period of time has elapsed from the change. Then, during a period from when the display mode of the first suggestive image changes to the predetermined display mode until the predetermined time elapses, a timer image indicating the elapse of the predetermined time is displayed on the predetermined display unit. For this reason, in the normal effect period, first, the player is made to pay attention to whether or not the suggestive effect is executed, and when the suggestive effect is executed, the player is brought to the display mode of the first suggestive image in the suggestive effect. It is possible to draw the player's attention to the timer image showing the remaining time until the high expectation performance is executed when the display mode of the first suggestive image becomes a predetermined display mode. . As a result, it is possible to effectively raise the expectations of the players waiting for the execution (occurrence) of the high-expectation performance, and to improve the amusement of the game when the special performance period is not occurring (during the normal performance period). becomes possible.
参考発明3-4の遊技機は、前述した参考発明3-1又は3-2の遊技機において、
前記演出実行手段は、
前記可能性が高いことを示唆する高期待度演出を実行可能であり、
前記高期待度演出を実行する場合、その実行に先立って前記示唆演出を実行可能である
ことを特徴とするものである。
The gaming machine of Reference Invention 3-4 is the gaming machine of Reference Invention 3-1 or 3-2 described above,
The production executing means is
It is possible to execute a high expectation production that suggests that the possibility is high,
The suggestive effect can be executed prior to the execution of the high-expectation-level effect.
このような遊技機によれば、識別情報の変動表示の表示結果が特定表示結果となる可能性が高いことを示唆する高期待度演出が実行される場合、その実行に先立って示唆演出が実行可能とされている。このため、示唆演出の実行によりその後の高期待度演出の実行(発生)に対する期待感を遊技者に抱かせることが可能となる。これにより、示唆演出に対する遊技者の関心を高めることが可能となる。 According to such a gaming machine, when the high-expectation effect suggesting that the display result of the variable display of the identification information is highly likely to be the specific display result, the suggestion effect is executed prior to the execution. It is possible. Therefore, the execution of the suggestive effect makes it possible for the player to have expectations for the subsequent execution (occurrence) of the high-expectation-level effect. This makes it possible to increase the player's interest in the suggestive effect.
参考発明3-5の遊技機は、前述した参考発明3-3又は3-4の遊技機において、
前記演出実行手段は、前記特別演出期間が発生していないときと、前記特別演出期間が発生しているときとで、前記高期待度演出を同じ態様で実行可能である
ことを特徴とするものである。
The gaming machine of Reference Invention 3-5 is the gaming machine of Reference Invention 3-3 or 3-4 described above,
The performance executing means is capable of executing the high-expectation performance in the same manner when the special performance period is not occurring and when the special performance period is occurring. is.
このような遊技機によれば、通常演出期間と特別演出期間とで高期待度演出が同じ態様で実行可能とされている。このため、特別演出期間が発生しているか否かに関係なく、高期待度演出を同じ態様(演出内容)とすることが可能となる。これにより、高期待度演出を共通化して、遊技者にとってわかり易い演出とすることが可能となる。 According to such a gaming machine, the high-expectation-level effect can be executed in the same manner during the normal effect period and the special effect period. Therefore, regardless of whether or not the special effect period has occurred, it is possible to make the high-expectation effect the same aspect (the effect content). As a result, it is possible to standardize the high-expectation-level effects and make the effects easy for the players to understand.
参考発明3-6の遊技機は、前述した参考発明3-3又は3-4の遊技機において、
前記演出実行手段は、前記特別演出期間が発生していないときと、前記特別演出期間が発生しているときとで、前記高期待度演出を異なる態様で実行可能である
ことを特徴とするものである。
The gaming machine of Reference Invention 3-6 is the gaming machine of Reference Invention 3-3 or 3-4 described above,
The performance executing means is capable of executing the high-expectation performance in different manners when the special performance period is not generated and when the special performance period is generated. is.
このような遊技機によれば、通常演出期間と特別演出期間とで高期待度演出が異なる態様で実行可能とされている。このため、通常演出期間と特別演出期間のそれぞれに適した態様(演出内容)で高期待度演出を実行することが可能となる。これにより、高期待度演出を差別化して、その違いに遊技者の興味を惹きつけることが可能となる。 According to such a gaming machine, the high-expectation-level effect can be executed in different modes during the normal effect period and the special effect period. Therefore, it is possible to execute the high-expectation performance in a mode (performance content) suitable for each of the normal performance period and the special performance period. As a result, it is possible to differentiate the high-expectation performance and attract the player's interest in the difference.
以上の本参考発明3によれば、所定時間毎に特別な演出を実行する機能を備えた遊技機の遊技興趣を向上させることが可能となる。 According to the third embodiment of the invention described above, it is possible to improve the amusement of a game of a gaming machine having a function of executing a special effect at predetermined time intervals.
(参考発明4)
従来、遊技機には液晶表示器や可動役物(ギミック)、スピーカ等の演出装置が設けられており、遊技の進行に応じて様々な演出が実行される。この種の遊技機において、リアルタイムクロック(RTC)等を用いて、遊技の進行に伴う普段の演出とは異なる特別な演出を所定時間が計測される毎に実行する機能を備えたものがある。こうした機能を備えた遊技機を、遊技ホール内の島設備に複数台並べて設置することで、複数の遊技機による特別な演出が所定周期で一斉に実行されるようになる(例えば、特開2014-180295号公報を参照)。
(Reference Invention 4)
2. Description of the Related Art Conventionally, game machines are provided with production devices such as liquid crystal displays, movable accessories (gimmicks), speakers, etc., and various productions are executed according to the progress of a game. Some gaming machines of this type have a function of using a real-time clock (RTC) or the like to execute a special effect that is different from the normal effect that accompanies the progress of the game, every time a predetermined time is measured. By arranging a plurality of gaming machines equipped with such functions on an island facility in a gaming hall, a special effect by a plurality of gaming machines can be executed all at once at a predetermined cycle (for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2014). -180295).
しかしながら、所定時間毎に特別な演出を実行する機能を備えた遊技機については未だ改善の余地がある。 However, there is still room for improvement in gaming machines having a function of executing a special effect at predetermined time intervals.
本参考発明4は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、所定時間毎に特別な演出を実行する機能を備えた遊技機の利便性を向上させることにある。
The
参考発明4-1の遊技機は、
所定の遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機において、
遊技者が入力を行うための入力手段と、
時間を計測可能な計時手段と、
演出を制御可能な演出制御手段と、を備え、
前記演出制御手段は、
前記計時手段による計時の結果に基づいて特別演出を実行可能であり、
前記特別演出の開始前所定時間内に、前記入力手段による入力を受け付ける受付期間を発生させ、
前記受付期間での前記入力手段による入力に基づいて、前記特別演出の実行を中止することが可能である
ことを特徴とするものである。
The gaming machine of Reference Invention 4-1 is
In a game machine that uses a predetermined game medium to play a game,
input means for input by the player;
a time measuring means capable of measuring time;
and a production control means capable of controlling production,
The production control means is
A special effect can be executed based on the result of timing by the timing means,
generating a reception period for receiving input by the input means within a predetermined time before the start of the special effect;
It is characterized in that execution of the special effect can be stopped based on an input by the input means during the acceptance period.
このような遊技機によれば、計時手段による計時の結果に基づいて実行可能な特別演出が開始される前の所定時間内に、入力手段による入力を受け付ける受付期間が発生し、その受付期間での入力手段による入力に基づいて、特別演出の実行を中止することが可能とされている。このため、遊技者は受付期間中に入力手段を用いて入力を行うことにより、特別演出の実行開始前にその実行を任意に中止させることが可能となる。これにより、計時の結果に基づく特別演出のキャンセル機能を付加して、利便性を向上させることが可能となる。 According to such a gaming machine, a reception period during which an input by the input means is received occurs within a predetermined period of time before the executable special effect is started based on the timing result of the timing means. It is possible to stop the execution of the special effect based on the input by the input means. Therefore, the player can arbitrarily stop the execution of the special effect before starting the execution by inputting using the input means during the acceptance period. As a result, it is possible to add a function of canceling the special effect based on the result of timing, thereby improving the convenience.
参考発明4-2の遊技機は、前述した参考発明4-1の遊技機において、
前記演出制御手段は、
前記受付期間において、前記特別演出の実行又は非実行に係る選択を遊技者に促す選択画像を所定の選択画像表示部に表示し、
前記受付期間での前記入力手段による入力の結果が、前記特別演出を非実行とする旨の選択結果であった場合に、前記特別演出の実行を中止する
ことを特徴とするものである。
The gaming machine of Reference Invention 4-2 is the gaming machine of Reference Invention 4-1 described above,
The production control means is
displaying a selection image prompting the player to select whether or not to execute the special effect on a predetermined selection image display unit during the acceptance period;
Execution of the special performance is stopped when the result of the input by the input means during the acceptance period is a selection result of non-execution of the special performance.
このような遊技機によれば、特別演出開始前の受付期間になると選択画像が表示され、その受付期間中に行われた入力の結果が特別演出を非実行とする旨の選択結果であった場合に、特別演出の実行が中止される。このため、遊技者は受付期間にて表示される選択画像を見て、特別演出の実行又は非実行に係る選択を入力手段により行うことが可能となる。これにより、選択画像の表示を通じて受付期間の発生を遊技者に認識させて、特別演出の実行又は非実行に係る選択を遊技者に行わせることが可能となる。 According to such a gaming machine, the selection image is displayed during the reception period before the start of the special performance, and the result of the input performed during the reception period is the result of selection to the effect that the special performance is not to be executed. In this case, execution of the special effect is stopped. Therefore, the player can look at the selection image displayed during the reception period and select whether or not to execute the special effect using the input means. As a result, the player can recognize the occurrence of the reception period through the display of the selection image, and the player can make a selection regarding execution or non-execution of the special effect.
参考発明4-3の遊技機は、前述した参考発明4-1又は4-2の遊技機において、
前記演出制御手段は、前記特別演出の実行を中止する場合、次回の前記計時の結果に基づいて実行される前記特別演出に関する情報を所定の情報表示部に表示する
ことを特徴とするものである。
The gaming machine of Reference Invention 4-3 is the gaming machine of Reference Invention 4-1 or 4-2 described above,
The performance control means is characterized in that, when stopping execution of the special performance, the information regarding the special performance to be executed next time based on the result of the timing is displayed on a predetermined information display section. .
このような遊技機によれば、入力手段による入力に基づいて特別演出の実行が中止されると、次回の計時の結果に基づいて実行される特別演出に関する情報が表示される。このため、遊技者は次回の特別演出に関する情報の表示を見ることで、今回の特別演出の実行中止とともに、次に実行可能とされる特別演出について知ることが可能となる。これにより、今回実行予定の特別演出のキャンセル機能とともに次回実行予定の特別演出に関する情報表示(報知)機能を付加して、利便性を向上させることが可能となる。 According to such a gaming machine, when the execution of the special effect is stopped based on the input by the input means, the information regarding the special effect to be executed based on the result of the next timing is displayed. Therefore, by seeing the display of the information about the next special performance, the player can know the next special performance that can be executed as well as the execution of the current special performance is cancelled. As a result, convenience can be improved by adding an information display (notification) function regarding the special presentation scheduled to be performed next time as well as the function of canceling the special presentation scheduled to be performed this time.
参考発明4-4の遊技機は、前述した参考発明4-1から4-3の何れか一つの遊技機において、
遊技盤に形成された遊技領域の略中央で表示内容が視認可能となるように設けられた第1画像表示手段と、
前記遊技領域の中央から外れた箇所で表示内容が視認可能となるように設けられた第2画像表示手段と、
所定条件の成立に基づいて、遊技状態を遊技者にとって有利な特別遊技状態とすることが可能な遊技状態制御手段と、を備え、
前記特別演出は、所定の特別演出画像を表示することにより実行されるものであり、
前記演出制御手段は、
前記特別遊技状態において所定の演出画像を前記第1画像表示手段に表示するとともに、
前記特別遊技状態において前記特別演出を実行する場合、前記特別演出画像を前記第2画像表示手段に表示し、
前記特別遊技状態でないときに前記特別演出を実行する場合、前記特別演出画像を前記第1画像表示手段に表示する
ことを特徴とするものである。
The gaming machine of Reference Invention 4-4 is the gaming machine of any one of Reference Inventions 4-1 to 4-3 described above,
a first image display means provided so that the display content can be visually recognized substantially in the center of the game area formed on the game board;
a second image display means provided so that the display content can be visually recognized at a location away from the center of the game area;
game state control means capable of changing the game state to a special game state advantageous to the player based on the establishment of a predetermined condition;
The special effect is executed by displaying a predetermined special effect image,
The production control means is
displaying a predetermined effect image on the first image display means in the special game state;
when executing the special effect in the special game state, displaying the special effect image on the second image display means;
The special effect image is displayed on the first image display means when the special effect is executed when the game is not in the special game state.
このような遊技機によれば、遊技領域の略中央で表示内容が視認可能となるように設けられた第1画像表示手段と、遊技領域の中央から外れた箇所で表示内容が視認可能となるように設けられた第2画像表示手段とを備え、特別遊技状態では当該特別遊技状態に応じた所定の演出画像が第1画像表示手段(メイン表示手段ともいう)に表示されるとともに、特別遊技状態にて特別演出が実行される場合には、当該特別演出に係る特別演出画像が第2画像表示手段に表示される。一方、特別遊技状態でないときに特別演出が実行される場合には、当該特別演出に係る特別演出画像が第1画像表示手段に表示される。このため、計時の結果に基づいて特別演出が実行されるときの遊技状況が特別遊技状態であるか否かに応じて、特別演出画像の表示箇所が第1画像表示手段となったり第2画像表示手段となったりする。これにより、特別演出に係る特別演出画像の表示を適切に行うことが可能となる。 According to such a game machine, the first image display means provided so that the display content can be visually recognized approximately in the center of the game area, and the display content can be visually recognized at a location away from the center of the game area. In the special game state, a predetermined effect image corresponding to the special game state is displayed on the first image display means (also referred to as main display means), and the special game When a special effect is executed in the state, a special effect image related to the special effect is displayed on the second image display means. On the other hand, when a special effect is executed when the game is not in the special game state, a special effect image relating to the special effect is displayed on the first image display means. Therefore, depending on whether the game state when the special effect is executed is the special game state or not, the display position of the special effect image becomes the first image display means or the second image. It can be used as a display means. This makes it possible to appropriately display the special effect image related to the special effect.
参考発明4-5の遊技機は、前述した参考発明4-4の遊技機において、
前記第2画像表示手段に表示される前記特別演出画像は、前記第1画像表示手段に表示される前記特別演出画像に比べ表示サイズが小さい
ことを特徴とするものである。
The gaming machine of Reference Invention 4-5 is the gaming machine of Reference Invention 4-4 described above,
A display size of the special effect image displayed on the second image display means is smaller than that of the special effect image displayed on the first image display means.
このような遊技機によれば、第2画像表示手段に特別演出画像が表示される場合、その特別演出画像は、第1画像表示手段に特別演出画像が表示される場合に比べて表示サイズが小さいものとされる。このため、特別遊技の実行中に特別演出が実行される場合、その特別演出に係る特別演出画像は第2画像表示手段に小さく表示されることとなる。これにより、特別遊技の実行中に特別演出が実行されるとしても、特別遊技用の画像の視認性を妨げることなく特別演出画像を表示することが可能となる。 According to such a gaming machine, when the special effect image is displayed on the second image display means, the special effect image is displayed in a larger size than when the special effect image is displayed on the first image display means. assumed to be small. Therefore, when a special effect is executed during execution of a special game, the special effect image associated with the special effect is displayed in a small size on the second image display means. As a result, even if the special effect is executed during the execution of the special game, the special effect image can be displayed without disturbing the visibility of the image for the special game.
以上の本参考発明4によれば、所定時間毎に特別な演出を実行する機能を備えた遊技機の利便性を向上させることが可能となる。
According to the
(参考発明5)
従来、遊技機には液晶表示器や可動役物(ギミック)、スピーカ等の演出装置が設けられており、遊技の進行に応じて様々な演出が実行される。この種の遊技機において、リアルタイムクロック(RTC)等を用いて、遊技の進行に伴う普段の演出とは異なる特別な演出を所定時間が計測される毎に実行する機能を備えたものがある。こうした機能を備えた遊技機を、遊技ホール内の島設備に複数台並べて設置することで、複数の遊技機による特別な演出が所定周期で一斉に実行されるようになる(例えば、特開2014-180295号公報を参照)。
(Reference Invention 5)
2. Description of the Related Art Conventionally, game machines are provided with production devices such as liquid crystal displays, movable accessories (gimmicks), speakers, etc., and various productions are executed according to the progress of a game. Some gaming machines of this type have a function of using a real-time clock (RTC) or the like to execute a special effect that is different from the normal effect that accompanies the progress of the game, every time a predetermined time is measured. By arranging a plurality of gaming machines equipped with such functions on an island facility in a gaming hall, a special effect by a plurality of gaming machines can be executed all at once at a predetermined cycle (for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2014). -180295).
しかしながら、所定時間毎に特別な演出を実行する機能は既に周知化しており、当該機能を単に備えるだけでは遊技興趣の向上を図るのに不十分である。 However, the function of executing a special effect at predetermined time intervals has already been widely known, and simply providing such a function is insufficient to improve the enjoyment of the game.
本参考発明5は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、所定時間毎に特別な演出を実行する機能を備えた遊技機の遊技興趣を向上させることにある。
This
参考発明5-1の遊技機は、
始動口への遊技球の入球に基づいて取得された取得情報を記憶可能な取得情報記憶手段と、
前記取得情報の判定を行う判定手段と、
前記判定の結果に基づいて識別情報の変動表示を行う識別情報表示手段と、
前記変動表示の表示結果が特定表示結果となったことに基づいて、遊技者に所定の遊技利益が付与され得る特別遊技を実行可能な特別遊技実行手段と、
時間を計測可能な計時手段と、
演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、
前記演出実行手段は、
主演出と該主演出に先立って行われる先行演出とを含んで構成される特別演出と、
前記変動表示の表示結果が前記特定表示結果となることを示唆する特定示唆演出と、を実行可能であり、
前記計時手段による計時の結果に基づいて前記特別演出を実行するとともに、
前記変動表示の表示結果を前記特定表示結果とする取得情報が記憶されていることに基づいて、前記特別演出の開始から前記先行演出が終了するまでの所定時期に前記特定示唆演出を実行することがある
ことを特徴とするものである。
The gaming machine of Reference Invention 5-1 is
Acquired information storage means capable of storing acquired information acquired based on the entry of the game ball into the starting hole;
determination means for determining the acquired information;
identification information display means for performing variable display of identification information based on the result of the determination;
special game executing means capable of executing a special game in which a predetermined game profit can be awarded to a player based on the display result of the variable display becoming a specific display result;
a time measuring means capable of measuring time;
and a production execution means capable of executing production,
The production executing means is
a special production including a main production and a preceding production performed prior to the main production;
a specific suggestion effect suggesting that the display result of the variable display will be the specific display result,
While executing the special effect based on the result of timing by the timing means,
Execution of the specific suggestive effect at a predetermined time from the start of the special effect to the end of the preceding effect, based on the fact that acquired information is stored as the display result of the variable display as the specific display result. It is characterized by having
このような遊技機によれば、始動口への遊技球の入球により取得された取得情報の判定結果に基づいて識別情報の変動表示が行われ、その変動表示の表示結果が特定表示結果になると、遊技者に所定の遊技利益が付与され得る特別遊技が実行可能となる。こうした遊技を基本とするなか、特別演出と特定示唆演出とが実行可能とされている。特別演出は、主演出と該主演出に先立って行われる先行演出とを含んで構成されるもので、計時手段による計時の結果に基づいて実行可能とされている。また、特定示唆演出は、識別情報の変動表示の表示結果が特定表示結果となることを示唆する演出である。そして、特別演出の実行にあたり、その特別演出の開始から先行演出終了(主演出開始前)までの所定時期に特定示唆演出が実行されることがあり、この場合の特定示唆演出は、変動表示の表示結果を特定表示結果とする取得情報が取得情報記憶手段に記憶されていることに基づくものとされている。このため、特別演出の開始から先行演出終了までの所定時期に特定示唆演出が実行された場合、その特定示唆演出は、特定表示結果の導出契機(特別遊技の実行契機)となる取得情報が記憶されていることを予告する演出として機能するものとなる。これにより、計時手段による計時の結果に基づいて特別演出が実行された場合、その特別演出に係る主演出の開始前に特定示唆演出が実行されるか否かに遊技者を注目させて、遊技興趣を向上させることが可能となる。 According to such a gaming machine, the identification information is variably displayed based on the determination result of the acquired information acquired by the entry of the game ball into the starting hole, and the display result of the variable display is the specific display result. Then, it becomes possible to execute a special game in which a predetermined game profit can be given to the player. Based on such games, a special effect and a specific suggestion effect can be executed. The special performance includes a main performance and a preceding performance performed prior to the main performance, and can be executed based on the result of timing by the clock means. Further, the specific suggestion effect is a effect that suggests that the display result of the variable display of the identification information will be the specific display result. Then, in executing the special effect, a specific suggestive effect may be executed at a predetermined time from the start of the special effect to the end of the preceding effect (before the start of the main effect). This is based on the fact that the acquired information that sets the display result as the specific display result is stored in the acquired information storage means. Therefore, when a specific suggestive effect is executed at a predetermined time from the start of the special effect to the end of the preceding effect, the specific suggestive effect stores the acquisition information that serves as the trigger for deriving the specific display result (execution trigger for the special game). It will function as a production that foretells that it is being done. As a result, when the special performance is executed based on the result of timing by the timing means, the player is made to pay attention to whether or not the specific suggestion performance is executed before the start of the main performance related to the special performance, and the game is played. It is possible to improve interest.
参考発明5-2の遊技機は、前述した参考発明5-1の遊技機において、
前記特別遊技後の遊技状態を制御可能な遊技状態制御手段を備え、
前記遊技状態には、少なくとも第1遊技状態と、該第1遊技状態に比べて遊技者に有利な第2遊技状態とがあり、
前記特定表示結果には、前記特別遊技後の遊技状態が前記第1遊技状態とされる第1特定表示結果と、前記特別遊技後の遊技状態が前記第2遊技状態とされる第2特定表示結果とがあり、
前記演出実行手段は、前記特別演出の開始から前記先行演出が終了するまでの所定時期に、前記変動表示の表示結果を前記2特定表示結果とする取得情報が記憶されていることに基づいて前記特定示唆演出を実行することがある
ことを特徴とするものである。
The gaming machine of Reference Invention 5-2 is the gaming machine of Reference Invention 5-1 described above,
A game state control means capable of controlling the game state after the special game is provided,
The game state includes at least a first game state and a second game state that is more advantageous to the player than the first game state,
The specific display results include a first specific display result in which the game state after the special game is the first game state, and a second specific display result in which the game state after the special game is the second game state. There is a result and
The effect execution means is based on the fact that the obtained information is stored as the second specific display result as the display result of the variable display at a predetermined time from the start of the special effect to the end of the preceding effect. It is characterized by executing a specific suggestive production.
このような遊技機によれば、識別情報の変動表示の表示結果が第1特定表示結果となった場合、これに基づく特別遊技後の遊技状態は第1遊技状態となり、第2特定表示結果となった場合、これに基づく特別遊技後の遊技状態は第1遊技状態に比べて有利な第2遊技状態となる。そして、特別演出の実行にあたり、その特別演出の開始から先行演出終了(主演出開始前)までの所定時期に特定示唆演出が実行されることがあり、この場合の特定示唆演出は、変動表示の表示結果を第2特定表示結果とする取得情報が取得情報記憶手段に記憶されていることに基づくものとされている。このため、特別演出の開始から先行演出終了までの所定時期に特定示唆演出が実行された場合、その特定示唆演出は、相対的に有利な第2遊技状態への移行契機となる取得情報が記憶されていることを予告するものとなる。これにより、計時手段による計時の結果に基づいて特別演出が実行された場合の特定示唆演出の実行有無に対する注目度を高めることが可能となる。 According to such a gaming machine, when the display result of the variable display of the identification information is the first specific display result, the game state after the special game based on this is the first game state, and the second specific display result. If so, the game state after the special game based on this becomes the second game state which is more advantageous than the first game state. Then, in executing the special effect, a specific suggestive effect may be executed at a predetermined time from the start of the special effect to the end of the preceding effect (before the start of the main effect). This is based on the fact that the acquired information that sets the display result as the second specific display result is stored in the acquired information storage means. Therefore, when the specific suggestive effect is executed at a predetermined time from the start of the special effect to the end of the preceding effect, the specific suggestive effect stores the acquired information that triggers the transition to the relatively advantageous second game state. It is a foretell of what is being done. This makes it possible to increase the degree of attention to whether or not the specific suggestive effect is executed when the special effect is executed based on the result of the timing by the timer means.
参考発明5-3の遊技機は、前述した参考発明5-1又は5-2の遊技機において、
前記演出実行手段は、前記先行演出が終了するときに前記特定示唆演出を実行することがある
ことを要旨とする。
The gaming machine of Reference Invention 5-3 is the gaming machine of Reference Invention 5-1 or 5-2 described above,
The gist is that the effect executing means may execute the specific suggestive effect when the preceding effect ends.
このような遊技機によれば、計時手段による計時の結果に基づいて特別演出が実行される場合、その特別演出に係る先行演出が終了するときに特定示唆演出が実行され得る。このため、先行演出の終了タイミングを特定示唆演出の実行タイミングとして遊技者に認識させることが可能となる。これにより、特別演出に係る先行演出が終了するときの興趣を高めることが可能となる。 According to such a gaming machine, when a special performance is executed based on the result of timing by the timer means, the specific suggestion performance can be executed when the preceding performance related to the special performance ends. Therefore, it is possible for the player to recognize the end timing of the preceding effect as the execution timing of the specific suggestive effect. As a result, it is possible to increase interest when the preceding performance related to the special performance ends.
参考発明5-4の遊技機は、前述した参考発明5-1から5-3の何れか一つの遊技機において、
前記先行演出は、前記主演出が開始されるまでをカウントダウン表示するカウントダウン演出である
ことを特徴とするものである。
The gaming machine of Reference Invention 5-4 is the gaming machine of any one of Reference Inventions 5-1 to 5-3 described above,
The preceding effect is a countdown effect for displaying a countdown until the start of the main effect.
このような遊技機によれば、計時手段による計時の結果に基づいて特別演出が実行される場合、その特別演出に係る主演出が開始されるまでをカウントダウン表示するカウントダウン演出が、先行演出として実行される。このため、主演出に先立って実行されるカウントダウン演出(カウントダウン表示)は、主演出が開始されるまで(換言すると、先行演出が終了するまで)の残り期間を示すものとなり、当該期間にて特定示唆演出が未だ実行されていない場合には特定示唆演出の実行可能性のある期間が終了するまでの残り期間を示すものとなる。さらに、先行演出が終了するときに特定示唆演出が実行される場合にはその特定示唆演出が実行されるまでの残り期間を示すものとなる。これにより、特別演出の開始から主演出が開始されるまでの期間における興趣を高めることが可能となる。 According to such a gaming machine, when a special effect is executed based on the result of timing by the timer means, a countdown effect for displaying a countdown until the start of the main effect related to the special effect is executed as a preceding effect. be done. For this reason, the countdown effect (countdown display) executed prior to the main effect indicates the remaining period until the main effect starts (in other words, until the preceding effect ends), and the period specified When the suggestive effect has not yet been executed, it indicates the remaining period until the period during which the specific suggestive effect can be executed ends. Further, when the specific suggestive performance is executed when the preceding performance is finished, the remaining period until the specific suggestive performance is executed is indicated. This makes it possible to increase interest in the period from the start of the special effect to the start of the main effect.
参考発明5-5の遊技機は、前述した参考発明5-1から5-4の何れか一つの遊技機において、
遊技者が入力を行うための入力手段を備え、
前記演出実行手段は、前記特別演出の開始前所定時間内での前記入力手段による入力に基づいて、前記特別演出の実行を中止することが可能である
ことを特徴とするものである。
The gaming machine of Reference Invention 5-5 is the gaming machine of any one of Reference Inventions 5-1 to 5-4 described above,
Provided with input means for the player to make an input,
The performance executing means is capable of stopping the execution of the special performance based on an input by the input means within a predetermined time before starting the special performance.
このような遊技機によれば、特別演出の開始前所定時間内での入力手段による入力に基づいて、特別演出の実行を中止することが可能とされている。このため、遊技者は入力手段を用いて入力を行うことにより、特別演出の実行を任意に中止させることが可能となり、特別演出の実行を中止させた場合には、これに伴って、変動表示の表示結果を特定表示結果とする取得情報が記憶されていることに基づく特定示唆演出の実行も中止される。これにより、遊技者の好みに応じた演出の実行態様の設定(選択)が可能となる。 According to such a gaming machine, it is possible to stop the execution of the special effect based on the input by the input means within the predetermined time before the start of the special effect. Therefore, the player can arbitrarily stop the execution of the special performance by performing an input using the input means. Execution of the specific suggestion effect based on the fact that the acquired information is stored as the specific display result is also stopped. As a result, it is possible to set (select) the execution mode of the effect according to the player's preference.
以上の本参考発明5によれば、所定時間毎に特別な演出を実行する機能を備えた遊技機の遊技興趣を向上させることが可能となる。 According to the fifth aspect of the invention described above, it is possible to improve the amusement of a game machine having a function of executing a special effect at predetermined time intervals.
尚、前述した参考発明1乃至5の2以上の任意の発明を組合せてもよい。
Any two or more inventions of
1 パチンコ遊技機、2 遊技盤、3 遊技領域、3A 左遊技領域(第1領域)、3B 右遊技領域(第2領域)、7 画像表示装置、7a 表示画面、8 演出図柄、20 第1始動口、21 第2始動口、26 第3始動口、28 ゲート、30 第1大入賞口、35 第2大入賞口、41a 第1特別図柄表示器(第1特別図柄表示部)、41b 第2特別図柄表示器(第2特別図柄表示部)、71 第2画像表示装置、71a 表示画面、72 第3画像表示装置、72a 表示画面、80 主制御基板(主制御部)、90 副制御基板(副制御部)、92 RTC(計時手段)、100 画像制御基板(画像制御部)。
1 pachinko game machine, 2 game board, 3 game area, 3A left game area (first area), 3B right game area (second area), 7 image display device, 7a display screen, 8 production pattern, 20
Claims (1)
前記識別情報の変動表示の表示結果が特定表示結果となったことに基づいて、遊技者に所定の遊技利益が付与され得る特別遊技を実行可能な特別遊技実行手段と、
所定の特別演出を所定周期で実行可能な特別演出実行手段と、
前記変動表示の表示結果が前記特定表示結果となる可能性を示唆する示唆演出を実行可能な示唆演出実行手段と、
遊技者が入力を行うための入力手段と、
前記特別演出の実行開始前に、前記入力手段による入力を受け付ける受付期間を発生させる受付期間発生手段と、を備え、
前記受付期間での前記入力手段による入力に基づいて前記特別演出の実行又は非実行を選択することが可能であり、
前記示唆演出として、前記特別演出の実行期間中に実行可能な特定示唆演出を備えており、
前記受付期間での前記入力手段による入力に基づいて前記特別演出の非実行が選択されると、前記特別演出及び前記特定示唆演出の実行が中止され、次の周期で実行される前記特別演出に関する情報が所定の表示部に表示される
ことを特徴とする遊技機。 identification information display means capable of displaying identification information;
a special game executing means capable of executing a special game in which a predetermined game profit can be awarded to a player based on the display result of the variable display of the identification information becoming a specific display result;
a special effect executing means capable of executing a predetermined special effect in a predetermined cycle;
a suggestive effect execution means capable of executing a suggestive effect suggesting the possibility that the display result of the variable display will be the specific display result;
input means for input by the player;
a reception period generation means for generating a reception period for receiving input by the input means before starting execution of the special effect,
It is possible to select execution or non-execution of the special effect based on the input by the input means during the reception period,
As the suggestive effect, a specific suggestive effect that can be executed during the execution period of the special effect is provided,
When non-execution of the special effect is selected based on the input by the input means during the reception period, the execution of the special effect and the specific suggestion effect is stopped , and the special effect to be executed in the next cycle A gaming machine characterized in that information is displayed on a predetermined display section .
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