JP7305267B2 - 蓄熱槽および熱供給システム - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係る熱供給システム100を示す図である。熱供給システム100は、熱源110と、蓄熱槽120と、制御部130と、を有する。
図4は、熱源110の運転を開始する際の制御の一例を示すフローチャートである。熱源110の運転を開始する前、蓄熱槽120の第1の熱源側流出口HO1、第2の熱源側流出口HO2、第3の熱源側流出口HO3、および第4の熱源側流出口HO4は、すべて閉じられている。また、蓄熱槽120の第1の負荷側流入口LI1、第2の負荷側流入口LI2、第3の負荷側流入口LI3、および第4の負荷側流入口LI4も、すべて閉じられている。
<負荷増加時の制御>
図6は、負荷200が急激に増加した際の制御の一例を示すフローチャートである。負荷200に必要なエネルギー量が急減に増加すると、蓄熱槽120内の温度が急激に低下するため、蓄熱槽120から負荷200への熱供給量を急激に増加させる必要がある。しかしながら、木質バイオマス燃料は、火に曝されてはじめてからから着火、燃焼するまでに時間がかかるため、熱源110が木質バイオマス燃料を用いる熱源である場合には、熱源110の出力を急激に増加することができず、負荷200の急激な増加に対応することが難しい。
図7は、負荷200が急激に減少した際の制御の一例を示すフローチャートである。負荷200に必要なエネルギー量が急激に減少すると、蓄熱槽120内の熱媒の温度が急激に増加する。このようなときには、蓄熱槽120内の熱媒の温度の急激な上昇を抑えるために、熱源110から蓄熱槽120への熱供給量も急減に減少させる必要ある。しかしながら、木質バイオマス燃料は、燃焼時間が長いため、熱源110が、木質バイオマス燃料を用いる熱源である場合には、熱源120への燃料の供給量を減らしたとしても、熱源110から蓄熱槽120への熱供給量を急激に減らすことができない。
図8は、熱源110の運転を停止する際の制御の一例を示すフローチャートである。負荷200への熱供給を止めた後、熱源110を停止せずに、蓄熱槽120に熱を供給し続けると、蓄熱槽120内の熱媒が上昇しすぎ、熱媒の沸騰温度を超えてしまうことになる。そこで、蓄熱槽120の内の熱媒の温度が高いときには、熱源110を停止し、熱源110から蓄熱槽120への熱の供給を止める必要が出てくる。しかしながら、木質バイオマス燃料は、消火に時間がかかるため、熱源110が、木質バイオマス燃料を用いる熱源である場合には、熱源110の運転を停止したとしても、熱源110内の熱媒が加熱され続けることになり、熱源110から蓄熱槽120への熱の供給を急に止めることができない。
110 熱源
120 蓄熱槽
130 制御部
HO1 第1の熱源側流出口
HO2 第2の熱源側流出口
HO3 第3の熱源側流出口
HO4 第4の熱源側流出口
Claims (6)
- 第1の循環路を通る熱媒を介して供給される熱を蓄えるために当該熱媒を貯める蓄熱槽であって、
前記第1の循環路から前記熱媒を受けるための熱源側流入口と、
前記熱媒を前記第1の循環路へ流出するための、開閉可能な上部の熱源側流出口および下部の熱源側流出口と、
負荷に熱を供給するための第2の循環路へ前記熱媒を流出するための負荷側流出口と、
前記第2の循環路からの前記熱媒を受けるための、開閉可能な負荷側流入口と、
前記上部の熱源側流出口、前記下部の熱源側流出口、および前記負荷側流入口の開閉を制御する制御部と、
前記蓄熱槽内の上部の熱媒の温度を測定する温度センサと、を有し、
前記熱源側流入口は、上部の熱源側流出口の上方に配置されており、
前記上部の熱源側流出口は、前記下部の熱源側流出口の上方に配置されており、
前記制御部は、前記上部の熱源側流出口、前記下部の熱源側流出口、および前記負荷側流入口を閉じた状態において、前記第1の循環路を通る熱媒を介した熱供給を開始するときに、前記上部の熱源側流出口を開き、その後、前記温度センサにより測定される温度が目標温度に達したときに、前記負荷側流入口を開く、蓄熱槽。 - 第1の循環路を通る熱媒を介して供給される熱を蓄えるために当該熱媒を貯める蓄熱槽であって、
前記第1の循環路から前記熱媒を受けるための熱源側流入口と、
前記熱媒を前記第1の循環路へ流出するための、開閉可能な上部の熱源側流出口および下部の熱源側流出口と、
負荷に熱を供給するための第2の循環路へ前記熱媒を流出するための負荷側流出口と、
前記第2の循環路からの前記熱媒を受けるための負荷側流入口と、
前記上部の熱源側流出口および前記下部の熱源側流出口の開閉を制御する制御部と、
前記蓄熱槽内の上部の熱媒の温度を測定する温度センサと、を有し、
前記熱源側流入口は、上部の熱源側流出口の上方に配置されており、
前記上部の熱源側流出口は、前記下部の熱源側流出口の上方に配置されており、
前記制御部は、前記下部の熱源側流出口が開き、前記上部の熱源側流出口が閉じた状態において、前記温度センサにより測定される温度の低下が所定の基準を満たしたときに、前記上部の熱源側流出口を開き、前記下部の熱源側流出口を閉じる、蓄熱槽。 - 第1の循環路を通る熱媒を介して供給される熱を蓄えるために当該熱媒を貯める蓄熱槽であって、
前記第1の循環路から前記熱媒を受けるための熱源側流入口と、
前記熱媒を前記第1の循環路へ流出するための、開閉可能な上部の熱源側流出口および下部の熱源側流出口と、
負荷に熱を供給するための第2の循環路へ前記熱媒を流出するための負荷側流出口と、
前記第2の循環路からの前記熱媒を受けるための負荷側流入口と、
前記上部の熱源側流出口および前記下部の熱源側流出口の開閉を制御する制御部と、
前記蓄熱槽内の上部の熱媒の温度を測定する温度センサと、を有し、
前記熱源側流入口は、上部の熱源側流出口の上方に配置されており、
前記上部の熱源側流出口は、前記下部の熱源側流出口の上方に配置されており、
前記制御部は、前記上部の熱源側流出口が開き、前記下部の熱源側流出口が閉じた状態において、前記温度センサにより測定される温度の上昇が所定の基準を満たしたときに、前記下部の熱源側流出口を開き、前記上部の熱源側流出口を閉じる、蓄熱槽。 - 第1の循環路を通る熱媒を介して供給される熱を蓄えるために当該熱媒を貯める蓄熱槽であって、
前記第1の循環路から前記熱媒を受けるための熱源側流入口と、
前記熱媒を前記第1の循環路へ流出するための、開閉可能な上部の熱源側流出口および下部の熱源側流出口と、
負荷に熱を供給するための第2の循環路へ前記熱媒を流出するための負荷側流出口と、
前記第2の循環路からの前記熱媒を受けるための、開閉可能な負荷側流入口と、
前記上部の熱源側流出口、前記下部の熱源側流出口、および前記負荷側流入口の開閉を制御する制御部と、を有し、
前記熱源側流入口は、上部の熱源側流出口の上方に配置されており、
前記上部の熱源側流出口は、前記下部の熱源側流出口の上方に配置されており、
前記制御部は、前記上部の熱源側流出口および前記負荷側流入口が開き、前記下部の熱源側流出口が閉じた状態で、前記負荷への熱の供給を停止するときに、前記下部の熱源側流出口を開き、前記上部の熱源側流出口および前記負荷側流入口を閉じる、蓄熱槽。 - 前記第1の循環路を通る熱媒に熱を供給する熱源と、
請求項1から4のいずれか一項に記載の蓄熱槽と、を有する熱供給システム。 - 前記熱源の燃料が、木質バイオマス燃料である、請求項5に記載の熱供給システム。
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