JP7383995B2 - 通信システム及び通信装置 - Google Patents
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Description
[1.構成]
<全体構成>
まず、本実施形態に係る車載制御システム1の構成について、図1を参照して説明する。本実施形態に係る車載制御システム1は、車両に搭載されるシステムである。車載制御システム1は、複数の電子制御装置(以下、ECU)を備える。ECUは、Electronic Control Unitの略である。複数のECUは、通信線90によって互いに通信可能に接続される。なお、図1では、3つのECUが図示されている。但し、車載制御システム1が備えるECUの数は、これに限定されるものではなく、2以上であり得る。
エンジンECU10は、車両情報部11による検出結果に基づいて、制御対象12の制御を行う。車両情報部11には、例えば、クランク角を検出するクランク角センサや温度センサ等が含まれ得る。制御対象12には、例えば、燃料噴射弁を作動させるアクチュエータ等が含まれ得る。
第1の通信装置としてのエンジンECU10は、CPU102、ROM、RAM、及びフラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリ)103を含むマイクロコンピュータ(以下、マイコン)101を備える。エンジンECU10は、CPU102が非遷移有形記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより、図2に示すような各機能を実現する。本実施形態では、メモリ103が、プログラムを格納する非遷移有形記録媒体に該当する。また、このプログラムの実行により、プログラムに対応する方法が実行される。
第2の通信装置としてのドアECU20は、CPU202、ROM、RAM、及びフラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリ)203を含むマイクロコンピュータ(以下、マイコン)201を備える。ドアECU20は、CPU202が非遷移有形記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより、図2に示すような各機能を実現する。本実施形態では、メモリ203が、プログラムを格納する非遷移有形記録媒体に該当する。また、このプログラムの実行により、プログラムに対応する方法が実行される。
ブレーキECU30は、CPU302、ROM、RAM、及びフラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリ)303を含むマイクロコンピュータ(以下、マイコン)301を備える。ブレーキECU30は、CPU302が非遷移有形記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより、図2に示すような各機能を実現する。本実施形態では、メモリ303が、プログラムを格納する非遷移有形記録媒体に該当する。また、このプログラムの実行により、プログラムに対応する方法が実行される。
<情報生成処理>
次に、第1の通信装置(すなわち、エンジンECU10の情報生成部52)が実行する情報生成処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。第1の通信装置が備えるマイコン101(すなわち、CPU102)によって、情報生成処理は、予め定められた周期で繰り返し実行される。CPU102は、S110-S160では複数種類の状態情報を取得し、S170では取得した状態情報を含む判定情報を生成する。なお、取得された状態情報、判定情報は、メモリ103に記憶される。
続いて、CPU102が、情報生成処理のS120で実行するIT取得処理について図4に示すフローチャートを用いて説明する。
第2の通信装置としてのドアECU20が備えるマイコン201(すなわちCPU202)が実行する監視処理について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。監視処理は、第2の通信装置が通信線90を介し当該該第2の通信装置宛の判定情報を取得したことをきっかけとして、起動される。
CPU202は、S320-340では、判定情報に含まれる状態情報の種類毎に、正常情報と判定情報に含まれる状態情報とを比較する。ここでいう状態情報は定量的に表される情報であり、正常情報も定量的に表される情報である。正常情報とは、第1の通信装置が正常であるときの状態情報であって、状態情報の種類毎に予め定められた値が設定されている。正常情報は、第2通信装置(すなわち、ドアECU20)のメモリ203に予め記憶されている。
CPU202は、S340では、後述する異常判定処理を実行する。CPU202は、S340では、S320-S330による4種類の状態情報と正常情報との比較の結果に基づいて、第1の通信装置の異常を判定する。S340では、第1の通信装置の異常についての判定結果を含む通信フレームが生成される。
次に、CPU202が監視処理のS320で実行する通信成否判定処理を、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
CPU202は、S420では、判定情報出力間隔Pを算出する。判定情報出力間隔Pとは、第1の通信装置から判定情報が出力された時間間隔をいう。具体的には、判定情報出力間隔Pは、今回受信した判定情報に含まれるTSと、前回受信した判定情報に含まれる過去のTS(以下、PTS)と、の差として算出される。PTSは、後述するようにメモリ203に記憶されている。
このように、通信成否判定処理では、判定情報に含まれるTSに基づいて算出される判定情報出力間隔Pを状態情報とし、該判定情報出力間隔Pを正常情報であるITと比較して、第1の評価値JICを算出する。換言すれば、通信成否判定処理では、TSを状態情報として、PTSにITを加算した値を正常情報として、これらを比較することにより、これらが一致する場合に状態情報であるTSが正常であると判定している、といえる。
次に、CPU202が監視処理のS330で実行する個別判定処理を、図8に示すフローチャートを用いて説明する。
CPU202は、S520では、WDG出力が正常であるか否かを判定する。第1の通信装置におけるWDGパルスの出力パタンは、予め第2の通信装置のメモリ203に正常情報として記憶されている。また、メモリ203には、判定情報を受信したときの過去のWDG出力が判定情報を受信する毎に継続して記憶されている。
CPU202は、S530では、第1の評価値JICを1つカウントアップし、処理をS570へ移行させる。
CPU202は、S570-S620では、状態情報である割り込み発生回数Mについて上述と同様の判定を行い、S630-S680では、状態情報であるタスク抜け回数Nについて上述と同様の判定を行う。
CPU202は、S580では、割り込み発生回数Mが正常であるか否かを判定する。CPU202は、状態情報である割り込み発生回数Mと正常情報(すなわち、正常情報の上限値)である最高負荷時割込回数Mmaxとを比較し、割り込み発生回数Mが最高負荷時割込回数Mmax以下である場合に、割り込み発生回数Mが正常であると判定する。CPU202は、判定結果をメモリ203に記憶する。CPU202は、割り込み発生回数Mが正常でない場合に処理をS590へ移行させ、割り込み発生回数Mが正常である場合に処理をS600へ移行させる。
CPU202は、S600では、メモリ203に記憶されている判定結果に基づいて、正常連続回数が回数閾値以上であるか否かを判定する。ここでいう正常連続回数とは、状態情報である割り込み発生回数Mが正常であると連続して判定された回数である。CPU202は、割り込み発生回数Mの正常連続回数をカウントしている。CPU202は、割り込み発生回数Mの正常連続回数が回数閾値以上である場合に処理をS610へ移行させ、該正常連続回数が回数閾値未満である場合に処理をS630へ移行させる。
CPU202は、S630では、判定情報に含まれる状態情報であるタスク抜け回数Nを取得する。
CPU202は、S660では、メモリ203に記憶されている判定結果に基づいて、状態情報であるタスク抜け回数Nの正常連続回数が回数閾値以上であるか否かを判定する。ここでいう正常連続回数とは、状態情報であるタスク抜け回数Nが正常であると連続して判定された回数である。CPU202は、タスク抜け回数Nの正常連続回数をカウントしている。CPU202は、タスク抜け回数Nの正常連続回数が回数閾値以上である場合に処理をS670へ移行させ、該正常連続回数が回数閾値未満である場合に本処理を終了する。
<異常判定処理>
次に、CPU202が監視処理のS340で実行する異常判定処理を、図9に示すフローチャートを用いて説明する。CPU202は、監視処理のS320-S330(すなわち、上述の通信成否処理及び個別判定処理)にて生成された第1の評価値JICの大きさに基づいて、第1の通信装置の異常を判定する。
CPU202は、S720では、第1の評価値JICが予め定められた評価閾値以上であるか否かを判定する。評価閾値は、例えば本実施形態では3であり、メモリ203に予め記憶されている。但し、評価閾値は任意に設定され得る。
CPU202は、S740では、第2の評価値ACCが第1の異常閾値以上であるか否かを判定する。ここで、CPU202は、第2の評価値ACCが第1の異常閾値未満である場合に、第1の通信装置が正常であると判定して、処理をS750へ移行させる。一方、CPU202は、第2の評価値ACCが第1の異常閾値以上である場合に、第1の通信装置に何らかの異常が生じていると判定して、処理をS770へ移行させる。
CPU202は、S830では、第1の評価値JICを初期化する。すなわち、第1の評価値JICを0に設定する。そして、CPU202は、以上で本異常判定処理を終了する。
上述のように構成される車載制御システム1の作動を、図10を用いて説明する。なお、図10では、ITは1msecに設定されているものとする。また、図10では、第2の通信装置において判定情報が正常な周期(すなわち、ITに一致)で受信されている例を示す。
時刻t1では、状態情報としてのWDG出力は、「H」で正常である。割り込み発生回数Mは、正常値の上限値である最高負荷時割り込み回数Mmax未満であり正常である。タスク抜け回数Nは、正常値の上限値である最高負荷時タスク抜け回数Nmaxを超えており、タスク抜け回数Nは異常と判定されるため、第1の評価値JICは加算値(すなわち、1)加算されて1となる。第2の評価値ACCは0である。
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)第1の通信装置としてのエンジンECU10が備える情報生成部52は、少なくとも1種類の状態情報を取得し、S170では、取得した状態情報を含む判定情報を生成し、S180では、生成した判定情報を第2の通信装置へ出力する。第2の通信装置としてのドアECU20が備える監視部63は、判定情報に含まれる状態情報と第1の通信装置が正常であるときの状態情報である正常情報とを比較し、第1の通信装置の異常を判定する。
以下に、車載制御システム1の変形例を示す。
<変形例1>
車載制御システム1では、エンジンECU10は第1の通信装置であり、ドアECU20は第2の通信装置であった。これに対して、図11に示す変形例1の車載制御システム2では、エンジンECU10が第1の通信装置であり、エンジンECU10及びブレーキECU30の両方が第2の通信装置であってもよい。
図12に示す変形例2の車載制御システム3では、エンジンECU10は第1の通信装置であり、ドアECU20はエンジンECU10にとっての第2の通信装置である。更に、ドアECU20は第1の通信装置であり、エンジンECU10はドアECU20にとっての第2の通信装置はである。
図13に示す変形例3の車載制御システム4では、エンジンECU10は第1の通信装置であり、ドアECU20は第2の通信装置である。更に、ドアECU20は第1の通信装置であり、ブレーキECU30は第2の通信装置である。
[5.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
Claims (14)
- 車両に搭載される通信システム(1)であって、
前記通信システムは、通信線によって互いに通信可能に接続されている複数の通信装置(10、20)を備え、
前記複数の通信装置は、第1の通信装置(10)と第2の通信装置(20)とを備え、
前記第1の通信装置は、
前記第1の通信装置の状態を示す少なくとも1種類の状態情報を取得し、取得した前記状態情報を含む判定情報を生成し、前記判定情報を前記第2の通信装置へ出力するように構成された情報生成部(52)
を備え、
前記第2の通信装置は、
前記判定情報を取得し、前記状態情報であって前記第1の通信装置が正常であるときの予め定められた正常情報と前記判定情報に含まれる前記状態情報とを比較し、前記第1の通信装置の異常を判定するように構成された監視部(63)
を備え、
前記監視部は、
前記判定情報を受信し、前記判定情報に含まれる前記状態情報の種類毎に、前記正常情報と前記状態情報とを比較して、前記判定情報に含まれる前記状態情報が異常であるか否かを判定するように構成された種類別判定部(S430、S520、S580、S640)と、
前記種類別判定部によって、前記判定情報に含まれる前記状態情報が異常であると判定される毎に、前記第1の通信装置の異常を評価するための数値である第1の評価値に予め定められた加算値を加算して新たな前記第1の評価値を生成するように構成された加算部(S440、S530、S590、S650)と、
前記加算部によって生成された前記第1の評価値の大きさに基づいて前記第1の通信装置の異常を判定するように構成された判定実行部(S340)と、
を備え、
前記加算部は、前記種類別判定部によって同一種類の前記状態情報が正常であると連続して判定された正常連続回数を検出し、前記正常連続回数が予め定められた回数閾値以上である場合に、前記第1の評価値から予め定められた減算値を減算して新たな前記第1の評価値を生成する
通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムであって、
前記判定実行部は、前記加算部によって生成された前記第1の評価値を取得し、前記第1の評価値が予め定められた評価閾値以上であるか否かを判定し、前記第1の評価値が前記評価閾値以上であると判定された場合に、前記第1の通信装置の異常の大きさを表すための数値である第2の評価値に予め定められた所定値を加算して新たな前記第2の評価値を生成し、前記第2の評価値が予め定められた第1の異常閾値以上である場合に、前記第1の通信装置が異常であると判定する
通信システム。 - 車両に搭載される通信システム(1)であって、
前記通信システムは、通信線によって互いに通信可能に接続されている複数の通信装置(10、20)を備え、
前記複数の通信装置は、第1の通信装置(10)と第2の通信装置(20)とを備え、
前記第1の通信装置は、
前記第1の通信装置の状態を示す少なくとも1種類の状態情報を取得し、取得した前記状態情報を含む判定情報を生成し、前記判定情報を前記第2の通信装置へ出力するように構成された情報生成部(52)
を備え、
前記第2の通信装置は、
前記判定情報を取得し、前記状態情報であって前記第1の通信装置が正常であるときの予め定められた正常情報と前記判定情報に含まれる前記状態情報とを比較し、前記第1の通信装置の異常を判定するように構成された監視部(63)
を備え、
前記監視部は、
前記判定情報を受信し、前記判定情報に含まれる前記状態情報の種類毎に、前記正常情報と前記状態情報とを比較して、前記判定情報に含まれる前記状態情報が異常であるか否かを判定するように構成された種類別判定部(S430、S520、S580、S640)と、
前記種類別判定部によって、前記判定情報に含まれる前記状態情報が異常であると判定される毎に、前記第1の通信装置の異常を評価するための数値である第1の評価値に予め定められた加算値を加算して新たな前記第1の評価値を生成するように構成された加算部(S440、S530、S590、S650)と、
前記加算部によって生成された前記第1の評価値の大きさに基づいて前記第1の通信装置の異常を判定するように構成された判定実行部(S340)と、
を備え、
前記判定実行部は、前記加算部によって生成された前記第1の評価値を取得し、前記第1の評価値が予め定められた評価閾値以上であるか否かを判定し、前記第1の評価値が前記評価閾値以上であると判定された場合に、前記第1の通信装置の異常の大きさを表すための数値である第2の評価値に予め定められた所定値を加算して新たな前記第2の評価値を生成し、前記第2の評価値が予め定められた第1の異常閾値以上である場合に、前記第1の通信装置が異常であると判定する
通信システム。 - 請求項2又は請求項3に記載の通信システムであって、
前記判定実行部は、前記第2の評価値が前記第1の異常閾値以上である場合に、前記第2の評価値の大きさに応じて、前記第1の通信装置の異常を回復するための回復指示を決定し、決定した前記回復指示を前記第1の通信装置に送信する
通信システム。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の通信システムであって、
前記第1の通信装置では、
前記情報生成部は、前記判定情報であって前記判定情報が生成されるときの時刻を表す時刻情報を含む前記判定情報、を生成する
通信システム。 - 請求項5に記載の通信システムであって、
前記第1の通信装置では、
前記情報生成部は、前記判定情報の送信周期を前記状態情報として含む前記判定情報を前記送信周期で出力する
通信システム。 - 車両に搭載される通信システム(1)であって、
前記通信システムは、通信線によって互いに通信可能に接続されている複数の通信装置(10、20)を備え、
前記複数の通信装置は、第1の通信装置(10)と第2の通信装置(20)とを備え、
前記第1の通信装置は、
前記第1の通信装置の状態を示す少なくとも1種類の状態情報を取得し、取得した前記状態情報を含む判定情報を生成し、前記判定情報を前記第2の通信装置へ出力するように構成された情報生成部(52)
を備え、
前記第2の通信装置は、
前記判定情報を取得し、前記状態情報であって前記第1の通信装置が正常であるときの予め定められた正常情報と前記判定情報に含まれる前記状態情報とを比較し、前記第1の通信装置の異常を判定するように構成された監視部(63)
を備え、
前記第1の通信装置では、
前記情報生成部は、前記判定情報であって前記判定情報が生成されるときの時刻を表す時刻情報を含み、且つ、前記判定情報の送信周期を前記状態情報として含む前記判定情報を前記送信周期で出力する
通信システム。 - 請求項7に記載の通信システムでは、
前記監視部は、
前記判定情報を受信し、前記判定情報に含まれる前記状態情報の種類毎に、前記正常情報と前記状態情報とを比較して、前記判定情報に含まれる前記状態情報が異常であるか否かを判定するように構成された種類別判定部(S430、S520、S580、S640)と、
前記種類別判定部によって、前記判定情報に含まれる前記状態情報が異常であると判定される毎に、前記第1の通信装置の異常を評価するための数値である第1の評価値に予め定められた加算値を加算して新たな前記第1の評価値を生成するように構成された加算部(S440、S530、S590、S650)と、
前記加算部によって生成された前記第1の評価値の大きさに基づいて前記第1の通信装置の異常を判定するように構成された判定実行部(S340)と、
を備える通信システム。 - 請求項6から請求項8までのいずれか一項に記載の通信システムであって、
前記第2の通信装置では、
前記監視部は、
前記判定情報に含まれる前記送信周期を前記正常情報とし、前記第1の通信装置から連続して送信された2つの前記判定情報に含まれる時刻情報に基づいて算出される前記判定情報の送信間隔を前記状態情報とし、前記正常情報と前記状態情報を比較し、前記正常情報と前記状態情報とが一致するか否かに基づいて、前記第1の通信装置の異常を判定する
通信システム。 - 請求項6から請求項9までのいずれか一項に記載の通信システムであって、
前記情報生成部は、前記第1の通信装置の負荷の大小を定量的に示す負荷情報に基づいて前記判定情報の送信周期を前記負荷が大きいほど長くなるように決定する
通信システム。 - 請求項1から請求項10までのいずれか一項に記載の通信システムであって、
前記第2の通信装置では、
前記監視部は、前記判定情報に含まれる前記状態情報の種類毎に、前記正常情報と前記状態情報とを比較して、前記第1の通信装置の異常を判定する
通信システム。 - 車両に搭載され、第1の通信装置(10)であって前記第1の通信装置の状態を示す少なくとも1種類の状態情報を取得して前記状態情報を含む判定情報を生成し前記判定情報を第2の通信装置へ出力するように構成された情報生成部(52)を備える前記第1の通信装置と通信線によって互いに通信可能に接続されている前記第2の通信装置(20)であって、
前記判定情報を取得し、前記状態情報であって前記第1の通信装置が正常であるときの予め定められた正常情報と前記判定情報に含まれる前記状態情報とを比較し、前記第1の通信装置の異常を判定するように構成された監視部(63)
を備え、
前記監視部は、
前記判定情報を受信し、前記判定情報に含まれる前記状態情報の種類毎に、前記正常情報と前記状態情報とを比較して、前記判定情報に含まれる前記状態情報が異常であるか否かを判定するように構成された種類別判定部(S430、S520、S580、S640)と、
前記種類別判定部によって、前記判定情報に含まれる前記状態情報が異常であると判定される毎に、前記第1の通信装置の異常を評価するための数値である第1の評価値に予め定められた加算値を加算して新たな前記第1の評価値を生成するように構成された加算部(S440、S530、S590、S650)と、
前記加算部によって生成された前記第1の評価値の大きさに基づいて前記第1の通信装置の異常を判定するように構成された判定実行部(S340)と、
を備え、
前記加算部は、前記種類別判定部によって同一種類の前記状態情報が正常であると連続して判定された正常連続回数を検出し、前記正常連続回数が予め定められた回数閾値以上である場合に、前記第1の評価値から予め定められた減算値を減算して新たな前記第1の評価値を生成する
第2の通信装置。 - 車両に搭載され、第1の通信装置(10)であって前記第1の通信装置の状態を示す少なくとも1種類の状態情報を取得して前記状態情報を含む判定情報を生成し前記判定情報を第2の通信装置へ出力するように構成された情報生成部(52)を備える前記第1の通信装置と通信線によって互いに通信可能に接続されている前記第2の通信装置(20)であって、
前記判定情報を取得し、前記状態情報であって前記第1の通信装置が正常であるときの予め定められた正常情報と前記判定情報に含まれる前記状態情報とを比較し、前記第1の通信装置の異常を判定するように構成された監視部(63)
を備え、
前記監視部は、
前記判定情報を受信し、前記判定情報に含まれる前記状態情報の種類毎に、前記正常情報と前記状態情報とを比較して、前記判定情報に含まれる前記状態情報が異常であるか否かを判定するように構成された種類別判定部(S430、S520、S580、S640)と、
前記種類別判定部によって、前記判定情報に含まれる前記状態情報が異常であると判定される毎に、前記第1の通信装置の異常を評価するための数値である第1の評価値に予め定められた加算値を加算して新たな前記第1の評価値を生成するように構成された加算部(S440、S530、S590、S650)と、
前記加算部によって生成された前記第1の評価値の大きさに基づいて前記第1の通信装置の異常を判定するように構成された判定実行部(S340)と、
を備え、
前記判定実行部は、前記加算部によって生成された前記第1の評価値を取得し、前記第1の評価値が予め定められた評価閾値以上であるか否かを判定し、前記第1の評価値が前記評価閾値以上であると判定された場合に、前記第1の通信装置の異常の大きさを表すための数値である第2の評価値に予め定められた所定値を加算して新たな前記第2の評価値を生成し、前記第2の評価値が予め定められた第1の異常閾値以上である場合に、前記第1の通信装置が異常であると判定する
第2の通信装置。 - 車両に搭載される第1の通信装置(10)であって、前記第1の通信装置の状態を示す少なくとも1種類の状態情報を含み前記第1の通信装置から出力される判定情報を取得して前記状態情報であって前記第1の通信装置が正常であるときの予め定められた正常情報と前記判定情報に含まれる前記状態情報とを比較し前記第1の通信装置の異常を判定するように構成された監視部(63)を備える第2の通信装置と通信線によって互いに通信可能に接続されている前記第1の通信装置において、
前記第1の通信装置の状態を示す少なくとも1種類の前記状態情報を取得し、取得した前記状態情報を含む前記判定情報を生成し、前記判定情報を前記第2の通信装置へ出力するように構成された情報生成部(52)
を備え、
前記情報生成部は、前記判定情報であって前記判定情報が生成されるときの時刻を表す時刻情報を含み、且つ、前記判定情報の送信周期を前記状態情報として含む前記判定情報を生成し、前記送信周期で出力する
第1の通信装置。
Priority Applications (1)
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