JP7361622B2 - フォトマスクの修正方法、フォトマスクの修正装置、ペリクル付きフォトマスクの製造方法および表示装置の製造方法 - Google Patents
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Description
従来、フォトマスクの欠陥の修正方法として、レーザCVD(Chemical Vapor Deposition)法が知られている(特許文献1参照)。また、完成したフォトマスクへの異物の付着を抑制するために、必要に応じて、フォトマスクの転写用パターンが形成された面側には、ペリクルと呼ばれる部材が貼付されることがある。このペリクルは、例えば特許文献2に記載されている。
本発明の第1の態様によれば、
透明基板の主表面に転写用パターンを備えたフォトマスクの、前記転写用パターンに生じた欠陥を修正するフォトマスクの修正方法であって、
前記フォトマスクにペリクルが貼付されている状態において、前記フォトマスクと前記ペリクルとにより形成されるペリクル空間に原料ガスを導入するとともに、前記ペリクルが有するペリクル膜越しに欠陥部位に向けてレーザ光を照射して前記原料ガスを反応させることにより、前記欠陥部位に修正膜を堆積させる成膜工程、を有するフォトマスクの修正方法が提供される。
本発明の第2の態様によれば、
前記成膜工程において、前記原料ガスは、前記ペリクルが有するペリクルフレームに設けられたペリクル通気口から導入される、
第1の態様に記載のフォトマスクの修正方法が提供される。
本発明の第3の態様によれば、
前記ペリクルは、前記ペリクル通気口に密着可能な開口部を有するクランプに挟持され、
前記成膜工程において、前記原料ガスは、前記開口部を通じて前記ペリクル通気口から導入される、
第2の態様に記載のフォトマスクの修正方法が提供される。
本発明の第4の態様によれば、
前記成膜工程の後に、前記ペリクル空間内に置換ガスを導入することにより、前記原料ガスを前記ペリクル空間から排出するガス置換工程を有する、
第1~3の態様のいずれか1つに記載のフォトマスクの修正方法が提供される。
本発明の第5の態様によれば、
前記成膜工程において、前記フォトマスクを加温する、
第1~4の態様のいずれか1つに記載のフォトマスクの修正方法が提供される。
本発明の第6の態様によれば、
第1~5の態様のいずれか1つに記載のフォトマスクの修正方法を用いて、前記フォトマスクに形成された転写用パターンの欠陥を修正する工程を有する、
ペリクル付きフォトマスクの製造方法が提供される。
本発明の第7の態様によれば、
第6の態様に記載の製造方法によって製造されたペリクル付きフォトマスクを用意する工程と、
露光装置を用いて前記ペリクル付きフォトマスクを露光して転写用パターンを被転写体に転写する工程と、
を有する表示装置の製造方法が提供される。
本発明の第8の態様によれば、
透明基板の主表面に転写用パターンを備えたフォトマスクの、前記転写用パターンに生じた欠陥を修正するフォトマスクの修正装置であって、
前記主表面にペリクルが貼付されている状態の前記フォトマスクを保持するマスクホルダと、
前記フォトマスクと前記ペリクルとにより形成されるペリクル空間に原料ガスを導入するためのガス導入管と、
前記ペリクルが有するペリクル膜越しに欠陥部位に向けてレーザ光を照射するレーザ照射手段と、
XY平面内で、前記レーザ照射手段を移動させるレーザ水平移動手段と、
前記レーザ水平移動手段を制御する制御手段と、
を備えるフォトマスクの修正装置が提供される。
本発明の第9の態様によれば、
中空の一対のアームを有するクランプを備え、
前記一対のアームの少なくとも一方は、前記ガス導入管に接続されるとともに、前記ペリクルが有するペリクルフレームに設けられたペリクル通気口に密着可能な開口部を有し、
前記クランプは、前記開口部が前記ペリクル通気口に密着するように、前記一対のアームによって、前記ペリクルフレームを挟持する、
第8の態様に記載のフォトマスクの修正装置が提供される。
本発明の第10の態様によれば、
前記ペリクル空間から余剰の原料ガスを排気するためのガス排出管を備える、
第8または9の態様に記載のフォトマスクの修正装置が提供される。
本発明の第11の態様によれば、
前記フォトマスクを加温するヒータを備える、
第8~10の態様のいずれか1つに記載のフォトマスクの修正装置が提供される。
本発明の一実施形態に係るフォトマスク、ペリクルおよび転写用パターンの欠陥の一例について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るフォトマスク1は、透明基板1a上の少なくとも1つの薄膜をパターニングして転写用パターン1bを形成したものである。例えば、フォトマスク1は、透明基板1aの一方の主表面に遮光膜などの薄膜を形成したフォトマスク基板に対して、フォトリソグラフィを適用して転写用パターン1bを形成することにより得ることができる。
具体的には、フォトマスク1は、以下のような方法で製造される。
まず、透明基板1a上に薄膜を形成したフォトマスク基板を用意する。次に、薄膜をパターニングすることにより、転写用パターン1bを形成する。この薄膜のパターニングは、必要に応じて、複数回行ってもよい。完成した転写用パターン1bが形成されている主表面に、ペリクル2を貼付する。次に、検査装置を用いて、転写用パターン1bの欠陥の有無を検査する。欠陥が発見された場合、本発明にかかるフォトマスクの修正方法を用いて、欠陥を修正する。以上により、ペリクル付きフォトマスクが完成する。
図1に示すように、フォトマスク1を構成する透明基板の主表面には、四角形のペリクル2が貼付されている。ペリクル2を主表面に貼付することにより、転写用パターン1bへの異物の付着を抑制することができる。なお、本明細書において、フォトマスク1を構成する透明基板が有する2つの主面のうち、転写用パターン1bが形成された面を「主表面」と呼び、他方の主面を「裏面」と呼ぶ。
フォトマスク1の転写用パターン1bの欠陥には、光透過率が許容値よりも低くなる黒欠陥と、光透過率が許容値よりも高くなる白欠陥がある。黒欠陥は、不要な部分に残存した薄膜や異物の付着などが原因で発生する欠陥である。白欠陥は、必要な薄膜の欠損などが原因で発生する欠陥であり、例えば、透明基板1a上の薄膜をパターニングする際に生じる(図1(a)参照)。
本発明の一実施形態に係るフォトマスクの修正方法の一例について説明する。
図1は、本実施形態に係るフォトマスク1の修正方法の概要を示す説明図である。
本実施形態のペリクル2が貼付されたフォトマスク1に形成された転写用パターン1bの欠陥部位4は、ペリクル空間5に原料ガスを導入するとともに(図1(a)参照)、ペリクル膜2aを通して欠陥部位4に向けてレーザ光9を照射して欠陥部位4に修正膜6を堆積させる(図1(b)参照)成膜工程を行うことにより修正することができる。以下、成膜工程について図面を用いて説明する。なお、欠陥部位4とは、欠陥が生じている領域のことを指す。また、ペリクル空間5とは、フォトマスク1とペリクル2により形成される空間(すなわち、フォトマスクの主表面と、ペリクルフレーム2bと、ペリクル膜2aとによって囲まれた空間。)のことを指す。
まず、図1(a)に示すように、ペリクル通気口3からペリクル空間5に、修正膜6を形成するための原料ガスを導入する。これにより、白欠陥を生じた転写用パターン1bの近傍は、原料ガスの雰囲気となっている。図1(a)の右側黒塗り矢印により、原料ガスがペリクル空間5に導入される様子を示している。なお、原料ガスについては後述する。
本発明の一実施形態に係るフォトマスクの修正装置の構成例について説明する。
図3は、本実施形態に係るフォトマスクの修正装置100の概要を例示する構成図である。
本実施形態で例に挙げて説明するフォトマスクの修正装置100は、図1で説明したように、ペリクル2が貼付されたフォトマスク1をレーザCVD法で処理して欠陥部位4に修正膜6を形成することにより、ペリクル2をフォトマスク1から取り外すことなく転写用パターン1bに生じた欠陥を修正できるように構成されている。
マスクホルダ15は、ペリクル2が貼付されたフォトマスク1を保持するためのものである。マスクホルダ15上のフォトマスク1は、主表面を上にして、実質的に水平に保持されている。実質的に水平とは、フォトマスク1に若干のたわみがある場合を含む。また、マスクホルダ15のサイズは、フォトマスク1のサイズに応じて適宜選択される。
クランプ7は、ペリクルフレーム2bを挟持する。クランプ7は、ペリクルフレーム2bを挟持するための一対のアーム7a(詳細は後述)と、アーム同士を連結する連結部7bと、を有する。図3では、一例として、一対の連結部7bが示されているが、連結部の数に制限はない。また、「挟持する」とは、一対のアーム7aのそれぞれがペリクルフレーム2bに接触(密着)して挟む形態だけではなく、一対のアーム7aのいずれか一方とペリクルフレーム2bとの間に若干の空間を設けつつ(すなわち、一対のアーム7aのいずれか一方をペリクルフレーム2bに非接触としつつ)、ペリクルフレーム2bを挟むように、一対のアーム7aが配置される形態をも含むものとする。詳細は後述するが、一対のアーム7aの一方を、原料ガスの導入に用いるとともに、他方を排気に用いることができる。例えば、ペリクル空間5内へのガスの導入は、一方のアーム7aをペリクルフレーム2bに密着させて行い、ペリクル空間5内のガス排出の際には、他方のアーム7aをペリクルフレーム2bに非接触として行なうなどの態様が選択できる。非接触の場合、ペリクル空間5から排出されたガスがペリクル通気口3の出口近傍に滞留しないように、該他方のアーム7aに設けられた後述の開口部10から該ガスを吸気できる位置に、該他方のアーム7aが配置されればよい。
アーム7aは、原料ガスを通過させるために中空に構成されている。原料ガスの導入や余剰の原料ガスの排出などのために、アーム7aには、ペリクル通気口3に対応する複数の開口部10が設けられている。アーム7aの内部の構成は特に限定されず、原料ガスが通過できるように中空であればよい。例えば、アーム7aの内部には、ガス導入管20と開口部10とに連通する通気路(不図示)が設けられてもよい。
ガス導入管20は、クランプ7のアーム7aに接続するように構成されており、原料ボックス70から供給された原料ガスをペリクル空間5に導入するためのものである。図3では、1つのガス導入管20が例示されているが、ガス導入管の数は複数であってもよい。クランプ7のアーム7aに設けられた開口部10は、ガス導入管20に、直接的に、あるいは他の部材を介在させて間接的に接続することができる。したがって、原料ガスは、ガス導入管20を通り、クランプ7のアーム7aの開口部10を通じてペリクル通気口3からペリクル空間5へ導入される。
キャリアガス供給管は、不活性ガスからなるキャリアガス(例えば、アルゴンガス)を原料ボックス70に供給するものである。
原料ボックス70は、加熱し昇華させてガス化した、修正膜6の形成に用いる原料をキャリアガスと混ぜることにより原料ガスを生成するためのものである。
原料ガスは、図1で説明したように、照射されたレーザ光9によって生じる光CVD反応により分解されるものであり、これにより、欠陥部位4に修正膜6を堆積させることができる。原料ガスとしては、好ましくは、金属カルボニルが使用される。具体的には、クロムカルボニル(Cr(CO)6)、モリブデンカルボニル(Mo(CO)6)、タングステンカルボニル(W(CO)6)などが挙げられる。クロムカルボニルは、耐薬性が高く、特に好ましい。
レーザ発振器8は、転写用パターン1bにレーザ光9を照射するものであり、ペリクル膜2aの上側に配置され、XY平面内でフォトマスク1に対して相対的に移動できるように構成されている。さらに、フォトマスク1にたわみが生じてもレーザ光9が欠陥部位4に対してフォーカス調整可能となるように、レーザ発振器8は、フォトマスク1に対して相対的に、Z方向にも移動できるように構成されている。このような構成により、レーザ発振器8は、転写用パターン1bの上側において任意の位置に到達して、欠陥部位4にフォーカスした状態でレーザ光9を照射することができる。なお、相対的に移動するとは、フォトマスク1およびレーザ発振器8のうちの一方が静止した状態で他方が移動すること、あるいは双方が移動することを意味する。
レーザ水平移動部30は、XY平面内でレーザ発振器8を移動させるものである。レーザ水平移動部30は、上部Xロボット30aと上部Yロボット30bとを備える。
上部XYZロボット制御部35は、レーザ水平移動部30を制御するものである。
レーザ変位計45は、マスクホルダ15上のフォトマスク1の位置を検出するものである。レーザ変位計45は、フォトマスクの上側に設けられ、XY平面内およびZ方向に移動可能に構成されている。レーザ変位計45は、マスクホルダ15上のフォトマスク1に対して、Z方向に検査光を出射し反射光を検出することにより、マスクホルダ15表面を基準としたときの主表面の高さを検出することができる。これにより、マスクホルダ15上のフォトマスク1の位置を検出することができる。
ガス排出管50は、ペリクル空間5内に残る修正完了後の余剰の原料ガスを、排気するためのものである。なお、図3では、1つのガス排出管50が例示されているが、ガス排出管の数は複数であってもよい。ガス排出管50は、クランプ7のアーム7aに設けられた1つまたは複数の開口部10に、直接的に、あるいは他の部材を介在させて間接的に接続することができる。これにより、余剰の原料ガスは、開口部10の1つまたは複数を通って排気される。排気をより効率的に行うために、例えば、アーム7aの内部に、ガス排出管50と開口部10とに連通する通気路が設けられてもよい。
観察用光学系55と観察用照明60は、フォトマスク1上の任意の位置を観察可能とするためのものである。観察用光学系55と観察用照明60は、マスクホルダ15上に載置されたフォトマスク1を間に置いた状態で互いに対向する位置に配置することができる。修正装置100は、観察用光学系55と観察用照明60により、欠陥の位置および形状などを観察した上で、レーザ光9を照射することができるので、より精度の高い欠陥の修正を行うことができる。なお、観察用光学系55と観察用照明60は、観察用光学系制御部(不図示)の制御により、レーザ発振器8の動きに同期して移動できることが好ましい。
本実施形態によれば、以下に述べる一つまたは複数の効果を奏する。
フォトマスクの用途は限定されない。ただし、本実施形態にかかるフォトマスクの修正装置100および修正方法は、特にフラットパネルディスプレイ(FPD)製造に用いられるフォトマスク(ペリクル付きフォトマスク)に生じた欠陥の修正に好適に用いることができる。
次に、上述した構成のフォトマスクの修正装置100における処理動作例について説明する。
セット工程では、主表面にペリクル2を貼付したフォトマスク1を準備し、このフォトマスク1をマスクホルダ15にセットする。さらに、マスクホルダ15を修正装置100内に移動する。
マスクホルダ15を移動する際に、マスクホルダ15上のフォトマスク1の位置がずれる場合がある。したがって、位置検出工程では、フォトマスク1の上側に配置されたレーザ変位計45により主表面の高さを測定して主表面の高さの分布を含むデータを取得し、このデータによりフォトマスク1のマスクホルダ15上の位置を検出する。
座標軸決定工程では、フォトマスク1の外周近傍に形成されたアライメントマーク等を読み取り、転写用パターン1bのおおまかな配置方向を把握する。さらに、転写用パターン1bを読み取ることにより、転写用パターン1bの配置方向を精緻に把握して、転写用パターンの座標軸を決定する。座標軸が決定することにより、後述のとおり、欠陥位置の特定が行なえる。なお、アライメントマークとは、転写用パターン1bのアライメントのために形成されるパターンである。
接続工程では、クランプ7の一対のアーム7aでペリクルフレーム2bを挟むことにより、ガス導入管20に接続されたクランプ7の開口部10と、ペリクル通気口3とを密着・接続させる。クランプ7のアーム7aにペリクル通気口3に対応する開口部10を備えることにより、ペリクル通気口3とアーム7aの開口部10とを確実に密着させて、原料ガスを導入する作業効率を向上させることができる。
成膜工程では、まず、フォトマスク1とペリクル2とにより形成されるペリクル空間5に原料ガスを導入する。原料ガスは、ガス導入管20を通って、開口部10に密着した1つまたは複数のペリクル通気口3から導入される。
ガス置換工程では、成膜工程の後、ペリクル空間5内の余剰の原料ガスを排気するために、余剰の原料ガスを別のガス(置換ガス)に置換する。これにより、フォトマスク1の主表面への不要な膜の堆積を抑制することができる。
Claims (11)
- 透明基板の主表面に転写用パターンを備えたフォトマスクの、前記転写用パターンに生じた欠陥を修正するフォトマスクの修正方法であって、
前記フォトマスクにペリクルが貼付されている状態において、前記フォトマスクと前記ペリクルとにより形成されるペリクル空間に原料ガスを導入するとともに、前記ペリクルが有するペリクル膜越しに欠陥部位に向けてレーザ光を照射して前記原料ガスを反応させることにより、前記欠陥部位に修正膜を堆積させる成膜工程を有するフォトマスクの修正方法。 - 前記成膜工程において、前記原料ガスは、前記ペリクルが有するペリクルフレームに設けられたペリクル通気口から導入される、
請求項1に記載のフォトマスクの修正方法。 - 前記ペリクルは、前記ペリクル通気口に密着可能な開口部を有するクランプに挟持され、
前記成膜工程において、前記原料ガスは、前記開口部を通じて前記ペリクル通気口から導入される、
請求項2に記載のフォトマスクの修正方法。 - 前記成膜工程の後に、前記ペリクル空間内に置換ガスを導入することにより、前記原料ガスを前記ペリクル空間から排出するガス置換工程を有する、
請求項1から3のいずれか1項に記載のフォトマスクの修正方法。 - 前記成膜工程において、前記フォトマスクを加温する、
請求項2または3に記載のフォトマスクの修正方法。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載のフォトマスクの修正方法を用いて、前記フォトマスクに形成された転写用パターンの欠陥を修正する工程を有する、
ペリクル付きフォトマスクの製造方法。 - 請求項6に記載の製造方法によって製造されたペリクル付きフォトマスクを用意する工程と、
露光装置を用いて前記ペリクル付きフォトマスクを露光して転写用パターンを被転写体に転写する工程と、
を有する表示装置の製造方法。 - 透明基板の主表面に転写用パターンを備えたフォトマスクの、前記転写用パターンに生じた欠陥を修正するフォトマスクの修正装置であって、
前記主表面にペリクルが貼付されている状態の前記フォトマスクを保持するマスクホルダと、
前記フォトマスクと前記ペリクルとにより形成されるペリクル空間に原料ガスを導入するためのガス導入管と、
前記ペリクルが有するペリクル膜越しに欠陥部位に向けてレーザ光を照射するレーザ照射手段と、
XY平面内で、前記レーザ照射手段を移動させるレーザ水平移動手段と、
前記レーザ水平移動手段を制御する制御手段と、
を備えるフォトマスクの修正装置。 - 中空の一対のアームを有するクランプを備え、
前記一対のアームの少なくとも一方は、前記ガス導入管に接続されるとともに、前記ペリクルが有するペリクルフレームに設けられたペリクル通気口に密着可能な開口部を有し、
前記クランプは、前記開口部が前記ペリクル通気口に密着するように、前記一対のアームによって、前記ペリクルフレームを挟持する、
請求項8に記載のフォトマスクの修正装置。 - 前記ペリクル空間から余剰の前記原料ガスを排気するためのガス排出管を備える、請求項8または9に記載のフォトマスクの修正装置。
- 前記フォトマスクを加温するヒータを備える、
請求項9に記載のフォトマスクの修正装置。
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