JP7346569B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents
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Description
まず、道路走行中の車両が、オブジェクト検知処理を実行し、オブジェクトを検知できない死角エリアのうち所定の死角エリアを優先エリアとして設定する。例えば、上記車両は、先行車両により遮蔽された、走行予定経路上の車線及び道路と、当該走行予定経路と交錯する車線と、をそれぞれ優先エリアとする。その後、上記車両は、当該2つの優先エリアに含まれるオブジェクト情報を要求するため、近隣の車両に対して、既存のV2X(Vehicle to Everything)通信を用いて要求データを送信する。
本発明を適用した第1実施形態を説明する。
図1は、第1実施形態に係る車両Xの構成を示す図である。車両Xは、主として、センサ101と、位置計測部102と、第1視点オブジェクト検知部103と、第2視点オブジェクト検知部104と、オブジェクト情報収集部105と、エリア設定部106と、オブジェクト選択部107と、オブジェクト通信部116と、を備えて構成される。
図2は、図1に示した各構成部のハードウェア構成を示す図である。各構成部は、例えば、センサデバイスH101と、位置計測装置H102と、通信機H103と、演算処理装置H104と、で構成される。
次に、情報処理装置1で行う情報処理方法について説明する。図3は、情報処理方法の処理手順を示すフローチャートである。
まず、第1視点オブジェクト検知部103は、図4の上側に示す第1視点において、オブジェクト検知を行う。その後、第1視点オブジェクト検知部103は、オブジェクト検知結果をオブジェクト情報収集部105に格納し、エリア設定部106に送信する。第1視点ではオブジェクトとして遮蔽物O1を検出する。
次に、エリア設定部106は、遮蔽物O1によりオブジェクトを検知できなかった死角エリアのうち所定の死角エリアを優先エリアに設定し、オブジェクト選択部107に送信する。ここでは、エリア設定部106は、遮蔽物等の存在により、自車両のセンサにより所定エリアのオブジェクト情報が得られないエリアを優先エリアとして設定する。例えば、エリア設定部106は、図4の上側に示すように、遮蔽物O1と見切り線L1,L2との交点を求め、遮蔽物O1の後側エリアであり、かつ、見切り線L1,L2より遮蔽物O1側のエリアS1を優先エリアS1として設定する。
次に、第2視点オブジェクト検知部104は、車両Xが移動した図4の下側に示す第2視点において、オブジェクト検知を行う。その後、第2視点オブジェクト検知部104は、オブジェクトの検知結果をオブジェクト情報収集部105に送信し、オブジェクト選択部107に送信する。第2視点ではオブジェクトとして三角コーンO2を検出する。
最後に、オブジェクト選択部107は、遮蔽物O1に接する見切り線L1と右側の車線とで囲まれる道路を見通す範囲内のエリアS2を、優先送信する新たに検知できるようになったエリアであって第1視点で一時遮蔽されていた一時遮蔽エリアS2として定める。そして、オブジェクト選択部107は、第1視点でオブジェクトを検出できなかった優先エリアS1において、第2視点で新たに検知できるようになった一時遮蔽エリアS2の三角コーンO2を選択し、優先的にオブジェクト情報収集部105に送信する。例えば、オブジェクト選択部107は、三角コーンO2のオブジェクト情報を先に送信し、遮蔽物O1のオブジェクト情報を次に送信する。
オブジェクト選択部107が一時遮蔽オブジェクト情報を車両Xのオブジェクト情報収集部105に送信した後、オブジェクト情報収集部105は、オブジェクト通信部116を介して、当該一時遮蔽オブジェクト情報を車両Xから他車両や各種サーバに優先して送信することも可能である。
また、オブジェクト情報収集部105は、一時遮蔽オブジェクト情報を他車両や各種サーバに送信すると共に、一時遮蔽エリアS2を示す情報(エリア情報)を他車両や各種サーバに送信してもよい。一時遮蔽エリアS2を示す情報とは、上述したように、第1視点ではオブジェクトを検知できなかったエリアであって、第1視点とは異なる第2視点で新たにオブジェクトを検知できるようになったエリアに関する情報である。例えば、オブジェクト情報収集部105は、一時遮蔽エリアS2の地理的位置又は範囲を示す情報、一時遮蔽エリアS2を検知可能となった第2視点での車両Xの地理的位置を示す情報を送信する。
更に、オブジェクト情報収集部105は、第1視点ではオブジェクトを検出できず、更に第2視点でもオブジェクトが検知できないエリア(非検知エリア)を示す情報(非検知エリア情報)を、オブジェクト通信部116を介して、車両Xから他車両や各種サーバに送信してもよい。非検知エリアを示す情報とは、例えば、優先エリアS1のうち一時遮蔽エリアS2を含まないエリアの地理的位置又は範囲を示す情報、及び第2視点の地理的位置を示す情報である。
次に、各機能部間で行う情報の送受信処理について説明する。図5は、情報処理装置1で行う情報の送受信処理の処理手順を示すシーケンスである。
まず、センサ101において、可視光カメラが車両Xの周囲を撮影し、レーザレンジファインダが車両Xの周囲に存在するオブジェクトの距離、方向等を測定する。その後、センサ101は、撮影した画像データ及び測定データを第1視点オブジェクト検知部103に配信する。同時に、位置計測部102は、車両Xの現在位置を測定し、現在時刻と共に第1視点オブジェクト検知部103に配信する。
次に、第1視点オブジェクト検知部103は、第1視点において、道路上又は周辺のオブジェクトの位置を算出することでオブジェクト検知を行い、オブジェクト検知結果をエリア設定部106及びオブジェクト情報収集部105に配信する。
次に、エリア設定部106は、車両Xの手前に存在するオブジェクトにより、センサ101のセンサ視野角範囲内で検知できなかった複数の死角エリアのうち、車両Xの運転者や自動運転システムにとって有益な死角エリアを優先エリアS1に設定する。その後、エリア設定部106は、当該優先エリアS1のエリア特定情報をオブジェクト選択部107に配信する。
次に、オブジェクト選択部107は、上記優先エリアS1のエリア特定情報を受信する。
次に、センサ101において、可視光カメラが車両Xの周囲を撮影し、レーザレンジファインダが車両Xの周囲に存在するオブジェクトの距離、方向等を測定する。その後、センサ101は、撮影した画像データ及び測定データを第2視点オブジェクト検知部104に配信する。同時に、位置計測部102は、車両Xの現在位置を測定し、現在時刻と共に第2視点オブジェクト検知部104に配信する。
次に、第2視点オブジェクト検知部104は、第2視点において、道路上のオブジェクトの位置を算出することでオブジェクト検知を行い、オブジェクト検知結果をオブジェクト選択部107及びオブジェクト情報収集部105に配信する。
次に、オブジェクト選択部107は、上記優先エリアS1のエリア特定情報及び第2視点のオブジェクト情報を用いて、第2視点で新たに検知できるようになったエリアであって第1視点で一時遮蔽されていた一時遮蔽エリアS2に含まれる一時遮蔽オブジェクト情報を優先してオブジェクト情報収集部105に配信する。
最後に、オブジェクト情報収集部105は、オブジェクト選択部107から受信したオブジェクト情報を既存のオブジェクト情報に統合する。
本実施形態によれば、情報処理装置1において、第1視点オブジェクト検知部103が、第1視点においてオブジェクト検知を行い、エリア設定部106が、当該オブジェクト検知結果に基づき、オブジェクトを検知できない死角エリアのうち所定の死角エリアを優先エリアS1として設定する。
本発明を適用した第2実施形態を説明する。
図6は、第2実施形態に係る車両A,Bの構成を示す図である。車両Aは車両Bの構成を更に備えてもよいし、車両Bも車両Aの構成を更に備えてもよい。すなわち、車両Aと車両Bは、いずれも、一の車両で図6に示した全ての機能部を備えるように構成してもよい。
車両Aは、センサ101Aと、位置計測部102Aと、第2視点オブジェクト検知部104Aと、オブジェクト選択部107Aと、地図情報記憶部111Aと、オブジェクト選択エリア補正部112Aと、通信部113Aと、を搭載する。車両Aは、車両Bが備える全ての機能部を更に搭載してもよい。
通信部113Aは、上記優先エリア(拡張エリアを含めてもよい)のオブジェクト情報と共に、当該優先エリアのうち、車両Aのセンサ101Aによりオブジェクト検知が行われた検知エリアであって一時遮蔽されていたエリア(第1実施形態でいう一時遮蔽エリア)を示す情報を更に送信するようにしてもよい。一時遮蔽エリアを示す情報とは、一時遮蔽エリアの地理的位置又は範囲を示す情報、当該一時遮蔽エリアを検知した際の車両Aの地理的位置を示す情報である。
通信部113Aは、車両Aが、車両Bから受信した優先エリアの周囲を走行した際に、車両Aではオブジェクト検知ができなかったエリア(第1実施形態でいう非検知エリア)を示す情報を併せて送信してもよい。非検知エリアを示す情報とは、例えば、非検知エリアの地理的位置又は範囲を示す情報、及び車両Aによりオブジェクト検知ができなかった際の車両Aの地理的位置を示す情報(車両Aの走行済ルート情報等)である。
通信部113Aのバリエーション1,2で説明した一時遮蔽エリア及び非検知エリアは、車両Bが設定した拡張前の優先エリアのみに限らず、車両Aが拡張した拡張後の優先エリアにも適用可能である。つまり、車両Aは、車両Bに対して、自車両で拡張した優先エリアのうち車両Aのセンサによりオブジェクト検知がなされた一時遮蔽エリアを示す情報、及び拡張した優先エリアの周囲を走行した際に車両Aではオブジェクト検知ができなかった非検知エリアを示す情報を送信することができる。
車両Aから車両Bへ送信されるオブジェクト情報の例を表1に示す。当該オブジェクト情報は、車両Bからの要求に基づき、車両Aがセンシングを行った結果であるオブジェクト情報及びエリア情報であり、車両Aが車両Bに応答する回答コンテンツデータのデータ構造の一例である。
引き続き、車両Bについて説明する。
車両Bから車両Aへ送信される要求データの例を表2に示す。当該要求データは、優先エリアにおけるオブジェクト情報を要求するためのデータ構造の一例である。
次に、情報処理装置1で行う情報処理方法について説明する。図7A及び図7Bは、情報処理方法の処理手順を示すフローチャートである。
まず、車両Bにおいて、第1視点オブジェクト検知部103Bは、車両Bの360度方位エリアについてオブジェクト検知を行う。その後、第1視点オブジェクト検知部103Bは、オブジェクト検知結果をオブジェクト情報収集部105Bに格納し、エリア設定部106Bに送信する。ここでは、オブジェクトとして、前方エリアで先行中の車両C1を検出する。
次に、エリア設定部106Bは、オブジェクトを検知できなかった死角エリアのうち先行中の車両C1によりオブジェクトを検知できなかった死角エリアを優先エリアに設定する。例えば、エリア設定部106は、図8に示すように、車両C1と見切り線L1,L2との交点を求め、車両C1の後側のエリアであり、かつ、見切り線L1,L2より車両C1側のエリアを優先エリアとして設定する。
次に、エリア補正部109Bは、当該優先エリアにおいて、地図・走行予定経路情報記憶部108Bから取得した車両Bの走行予定経路及び速度情報を用いて、監視対象距離を設定する。走行予定経路に沿って15秒程度先までの道路エリアを監視エリアとする場合、最大車両速度が40km/hであることから、エリア補正部109Bは、走行予定経路に沿って現在の位置から162m先までを監視対象距離とする。
次に、エリア補正部109Bは、走行予定経路に沿って車両Bの走行中の道路区間50m及び交差点左折後112mの車線及び道路を監視エリアS1と設定する。尚、エリアの指定方法は、地図上の車線リンクIDと交差点からの道のり距離とする。高精度マップを道路インフラ網内又は車載上に備えている場合、車線リンクIDのみでもよい。尚、補完又は代替して、道路・車線境界の位置座標を4点以上設定してもよい。
また、エリア補正部109Bは、走行予定経路に沿って、交差点に進入する対向車線の道路についても、車両Bにとっては死角エリアであることから、交差点から先50m区間の車線及び道路を監視エリアS2と設定する。
次に、エリア設定部106Bは、ステップS202で設定していた優先エリアにおいて、ステップS204及びステップS205でエリア補正部109Bが設定した監視エリアS1,S2を車両Bの優先エリアS1,S2として決定する。
その後、通信部110Bは、決定した車両Bの優先エリアS1,S2に含まれるオブジェクト情報を要求するため、近隣で通信可能な複数の車両のうちいずれか一の車両を選択し、当該一の車両(車両A)へ要求データを送信する。通信部110Bは、一時遮蔽エリアが設定されている場合、当該一時遮蔽エリアを更に送信する。このとき、通信部110Bは、当該一時遮蔽エリアに含まれるオブジェクト情報を要求するようにしてもよい。尚、車両Bから車両Aへ送信される要求データ(パケットのデータ構造)は、上述した表2の通りである。
次に、車両Aにおいて、通信部113Aは、車両Bから上記要求データを受信する。要求データには、優先エリアS1,S2に関する情報、オブジェクト情報を要求する車両Bの位置及び走行予定経路に関する情報等が含まれている。
次に、第2視点オブジェクト検知部104Aは、車両Aの360度方位エリアについてオブジェクト検知を行う。その後、第2視点オブジェクト検知部104Aは、オブジェクトの検知結果をエリア設定部106B及びオブジェクト選択エリア補正部112Aに送信する。ここでは、オブジェクトとして、前方エリアで駐車中の車両C2を検出する。
次に、オブジェクト選択エリア補正部112Aは、地図情報記憶部111Aから取得した地図の車線情報と、第2視点オブジェクト検知部104Aのオブジェクト検知結果とに基づき、監視車線の状況を観測する。
次に、オブジェクト選択エリア補正部112Aは、車両Aの位置情報及び速度情報を更に用いて、第2視点オブジェクト検知部104Aが検知したオブジェクトによる車線封鎖により車線変更の必要性を判定する。例えば、オブジェクト選択エリア補正部112Aは、地図上に検知オブジェクトをマッピングした際、当該検知オブジェクトの移動速度がないこと等に基づき、駐車車両、工事、落下物等で一時的に車線封鎖されていることを判定する。車線変更が必要である場合、ステップS212へ遷移し、車線変更が必要でない場合、ステップS213へ遷移する。
車線変更が必要である場合、オブジェクト選択エリア補正部112Aは、隣接車線の非優先エリアの優先度を高めて優先エリアS3(拡張エリア)として追加する。優先エリアS3の優先度は、優先エリアS1,S2と同一又は同一以上とする。例えば、車両Aが13秒-25秒(上限値)後に封鎖エリアに到着すると想定し、かつ、追加したエリアは対向車線であることから、移動速度0km/h-50km/h(制限速度)で13-25秒(上限値)後までのエリアを優先エリアS3とし、車線封鎖点を基準に337mまでの範囲とする。
次に、オブジェクト選択部107Aは、車両Bが設定していた優先エリアS1,S2のオブジェクトを選択すると共に、オブジェクト選択エリア補正部112Aが追加した優先エリアS3のオブジェクトも選択する。非優先エリアにオブジェクトがあれば、オブジェクト選択部107Aは、当該非優先エリアのオブジェクトも選択する。優先エリアS3については、車線封鎖レーン上のオブジェクトが選択されていても、車両Aが通過する道路が適切に選択されていないので、補正により追加されたエリアと言える。
最後に、通信部113Aは、各優先エリアS1~S3に対応する各車線リンクID(始点である交差点からの道のり距離に対応する終点を含めてもよい)をそれぞれ1番目~3番目とし、優先エリア以外の非優先エリアに対応する各車線リンクIDを4番目以降に設定した配信順序情報をパケットのヘッダ部に設定する。また、通信部113Aは、当該配信順序で各優先エリアS1~S3及び各非優先エリアのオブジェクト情報を当該パケットのデータ部に設定する。その後、通信部113Aは、当該パケットを車両Bへ送信する。このとき、車両Aは、優先エリアS3の優先度を優先エリアS1,S2よりも高くしてもよい。車両Aから車両Bへ送信されるオブジェクト情報(パケットのデータ構造)は、上述した表1の通りである。
次に、車両Bが所定の道路形状を有するエリアを走行中の場合における、優先エリアの設定方法について説明する。所定の道路形状とは、例えば、交差点、カーブ、S字カーブ、カーブ勾配変曲点等である。
図9に示すように、車両Bの進行方向の交差点に信号機Zがある場合について説明する。信号機がある場合、当該信号機による車両Bの一時停車により、将来において走行予定経路の状況が変動する可能性が高い。そこで、エリア設定部106Bは、交通設備サーバ等より受信する信号パタン情報より、走行予定経路上の信号機が赤で継続する場合、車両Bから信号機手前の停止線迄のエリアS1’を監視エリアS1’として設定する。ただし、上記交差点に流入する流入側の対向エリアについては、走行予定経路に対して右折侵入し交錯可能性ある車両を監視する必要があるため、エリア設定部106Bは、信号機の現示パタンにかかわらず監視エリアS2として保持する。
図10に示すように、車両Bの進行方向に右カーブがあり山林部Mにより見通しが悪い場合について説明する。見通し外のカーブの場合、エリア設定部106Bは、地図上に表示され又は車両Bで検知した山林部Mと車両Bの現在位置とに基づき、監視エリアを設定する。例えば、エリア設定部106Bは、山林部Mに接するように見切り線Lを設定し、当該見切り線Lが道路幅の二等分線(道路幅の中間線)を通る交点O’を求める。そして、エリア設定部106Bは、車両Bの現在位置に近い交差点を基準点Oとして、基準点Oから交点O’までの道のり距離よりも遠方のエリアSを車両Bの遮蔽エリアとし、監視エリアSとして設定する。
図11に示すように、車両Bの進行方向に上り勾配がある場合について説明する。エリア設定部106Bは、上り勾配のある湾曲路面を走行中、当該湾曲路面に接するように見切り線Lを設定し、車両Bの基準高さ面よりもセンサ101のセンサ搭載角度拡がり(-10度)以下のエリアSを車両Bの遮蔽エリアとし、監視エリアSとして設定する。
図12に示すように、車両Bの進行途中で道路勾配が下り方向に変化する場合について説明する。エリア設定部106Bは、走行中の平坦路面に接する見切り線Lを道路基準面Lとし、地図上の道のり経路上で道路勾配が変化する変化点Pを観測する。そして、エリア設定部106Bは、当該道路基準面Lよりも高度が低い地点にあるエリアSを車両Bの遮蔽エリアとし、監視エリアSとして設定する。
本実施形態によれば、車両Bにおいて、エリア設定部106Bが、センサ101Bで検知できなかった複数の死角エリアのうち所定の死角エリアであり、かつ、車両Bの将来の走行予定経路及び速度計画に基づき車両Bの運転者や自動運転システムにとって将来において優先的に設定すべき監視エリアS1,S2を優先エリアS1,S2として決定する。
本発明を適用した第3実施形態を説明する。第3実施形態では、複数の車両が同時に同じエリアを観測した場合、次回以降、同じオブジェクト情報の重複受信を排除する方法について説明する。
図13は、第3実施形態に係る車両A,B,Dの構成を示す図である。
次に、情報処理装置1で行う情報処理方法について説明する。図14は、情報処理方法の処理手順を示すフローチャートである。
まず、車両Bにおいて、重複エリア調整部115Bが、車両Aのオブジェクト選択部107Aから送信されたオブジェクト情報と、車両Dのオブジェクト選択部107Dから送信されたオブジェクト情報と、を受信する。
次に、重複エリア調整部115Bは、オブジェクト選択部107Aからのオブジェクト情報に係るエリアと、オブジェクト選択部107Dからのオブジェクト情報に係るエリアと、の位置、大きさ等を比較する。車両Aによる初回設定エリアSAが図16のように設定され、車両Dによる初回設定エリアSDが図17のように設定されている場合、エリアSAとエリアSDとを重複させた重複エリアSXは、図18に示す通りとなる。エリアを比較した結果、重複エリアがある場合、ステップS303へ遷移し、重複エリアがない場合、ステップS307へ遷移する。
重複エリアがある場合、重複エリア調整部115Bは、重複エリアSXの重心点を求め、各車両A,Dから当該重心点までの距離をそれぞれ算出する。そして、重複エリア調整部115Bは、距離の遠い方の車両を次回送信時のエリア指定から排除する。
次に、エリア設定部106Bは、重複エリア調整部115Bによる新たな指定エリアに基づき、要求データに含める監視エリアのエリア指定を適用する。例えば、重複エリア調整部115Bは、車両Aに要求する監視エリアについては、重複エリアSX1を含め、車両Dに要求する監視エリアについては、重複エリアSX1を含めないように、エリア指定情報を変更する。
その後、重複エリア調整部115Bは、車両A,Dからそれぞれ送信されるオブジェクト情報を受信し、重複エリアにおけるオブジェクト情報の有無を継続監視する。そして、エリア設定部106Bは、重複エリアでオブジェクト情報を取得できなくなった場合、ステップS306へ遷移し、重複エリアでオブジェクト情報を引き続き取得できる場合(つまり、重複エリアにオブジェクトが引き続き存在する場合)、ステップS307へ遷移する。
重複エリアでオブジェクト情報がなくなった場合、重複エリア調整部115Bは、車両A,Dの両方からのオブジェクト情報の送信を再開するため、エリア指定情報のエリア指定を元に戻す。
最後に、車両Bは、車両Aが重複エリアを通過したか否かを判定し、重複エリアを通過していない場合、ステップS301へ遷移し、重複エリアを通過した場合、処理を終了する。
本実施形態によれば、重複エリア調整部115Bが、車両A,Dで要求された各エリアが重複する場合、重複エリアに近い方の車両のエリア指定を維持し、遠い方の車両のエリア指定を解除するので、車両Bの運転者や自動運転システムにとって有益なオブジェクト情報をより正確な状態で取得できる。また、車両間の通信量を削減可能となる。
[車両Bから車両Aへ送信される要求データの別例]
第2実施形態の表2に示した車両Bから車両Aへ送信される要求データについては、例えば、下記表3に示すデータ構造で実現することも可能である。
第2実施形態の表1に示した車両Aから車両Bへ送信されるオブジェクト情報については、例えば、下記表4に示すデータ構造で実現することも可能である。
101…センサ
102…位置計測部
103…第1視点オブジェクト検知部
104…第2視点オブジェクト検知部
105…オブジェクト情報収集部
106…エリア設定部
107…オブジェクト選択部
108…地図・走行予定経路情報記憶部
109…エリア補正部
110…通信部
111…地図情報記憶部
112…オブジェクト選択エリア補正部
113…通信部
114…第3視点オブジェクト検知部
115…重複エリア調整部
116…オブジェクト通信部
H101…センサデバイス
H102…位置計測装置
H103…通信機
H104…演算処理装置
Claims (24)
- 道路上のオブジェクトを検知した検知結果に基づき、オブジェクトを検知できないエリアのうち優先すべき所定のエリアを優先エリアとして設定する設定部と、
前記優先エリアに含まれるオブジェクト情報を要求する要求データを要求先車両へ送信し、前記要求先車両からの前記優先エリアにおける前記オブジェクト情報を受信する通信部と、
を備え、
前記設定部は、前記検知結果に基づき、第1視点でオブジェクトを検知できなかったエリアであって、かつ、前記第1視点と時刻の異なる第2視点でオブジェクトを検知可能となった一時遮蔽エリアを設定し、
前記通信部は、前記一時遮蔽エリアを、前記要求先車両、前記要求先車両以外の車両、サーバのうちいずれかへ送信する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記設定部は、前記オブジェクト情報を要求する要求元車両の将来の位置情報を取得し、前記将来の位置情報と前記検知結果とに基づき、将来において前記要求元車両がオブジェクトを検知できないエリアを前記優先エリアとして設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 地図情報を記憶した記憶部を備え、
前記設定部は、前記地図情報を用いて地図上の車線リンクIDに基づき前記優先エリアを設定する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記優先エリアは、少なくとも所定のタイミングにおいて、前記要求先車両により検知される所定対象物に基づく境界を基準としたエリアである
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記所定対象物は、道路上の白線又は車両である
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記要求データは、前記優先エリアに関する情報に加えて、前記オブジェクト情報を要求する要求元車両の位置及び走行予定経路に関する情報を含む
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記設定部は、所定の道路形状を有するエリアを前記優先エリアとして設定する
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記所定の道路形状は、交差点、カーブ、カーブ勾配変曲点のうちいずれかである
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記オブジェクト情報は、前記要求先車両が前記優先エリアで検知したオブジェクト情報に加えて、前記優先エリアと異なるエリアで検知したオブジェクト情報、又は前記優先エリアと異なるエリアで将来検知可能なオブジェクト情報を含む
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記オブジェクト情報は、前記要求先車両により検知された道路上の車両情報又は障害物の位置情報を含む
ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記要求先車両は、道路側方を監視するセンサを備え、道路境界線又は背景物体を検知し、道路上物体を検知して、検知した対象物と見切り線との交点を求めることにより、車両又は障害物を検知する
ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記情報処理装置は、車両に具備されている
ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の情報処理装置。 - 要求先車両が検知した道路上のオブジェクト情報のうち、要求元車両が道路上のオブジェクトを検知した検知結果に基づき設定した優先エリアであって、オブジェクトを検知できないエリアのうち優先すべき所定のエリアである優先エリアに含まれるオブジェクト情報を選択する選択部と、
前記優先エリアに含まれるオブジェクト情報を要求する要求データを前記要求元車両から受信し、前記選択部により選択された前記優先エリアに含まれるオブジェクト情報を前記要求元車両へ送信する第1の通信部と、
を備え、
前記通信部は、前記要求元車両が前記検知結果に基づき設定した、第1視点でオブジェクトを検知できなかったエリアであって、かつ、前記第1視点と時刻の異なる第2視点でオブジェクトを検知可能となった一時遮蔽エリアを、前記要求元車両から受信する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記選択部は、前記要求先車両が前記優先エリアを走行できない場合、前記優先エリアに隣接するエリアを拡張エリアとして選択し、
前記通信部は、前記優先エリアに含まれるオブジェクト情報に加えて、前記拡張エリアで検知したオブジェクト情報を前記要求元車両へ送信する
ことを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。 - 情報処理装置で行う情報処理方法において、
道路上のオブジェクトを検知した検知結果に基づき、オブジェクトを検知できないエリアのうち優先すべき所定のエリアを優先エリアとして設定するステップと、
前記優先エリアに含まれるオブジェクト情報を要求する要求データを要求先車両へ送信するステップと、
前記要求先車両からの前記優先エリアにおける前記オブジェクト情報を受信するステップと、
前記検知結果に基づき、第1視点でオブジェクトを検知できなかったエリアであって、かつ、前記第1視点と時刻の異なる第2視点でオブジェクトを検知可能となった一時遮蔽エリアを設定するステップと、
前記一時遮蔽エリアを、前記要求先車両、前記要求先車両以外の車両、サーバのうちいずれかへ送信するステップと、
を行うことを特徴とする情報処理方法。 - 情報処理装置で行う情報処理方法において、
要求元車両が道路上のオブジェクトを検知した検知結果に基づき設定した優先エリアであって、オブジェクトを検知できないエリアのうち優先すべき所定のエリアである優先エリアに含まれるオブジェクト情報を要求する要求データを前記要求元車両から受信するステップと、
要求先車両が検知した道路上のオブジェクト情報のうち前記優先エリアに含まれるオブジェクト情報を選択するステップと、
前記優先エリアに含まれるオブジェクト情報を前記要求元車両へ送信するステップと、
前記要求元車両が前記検知結果に基づき設定した、第1視点でオブジェクトを検知できなかったエリアであって、かつ、前記第1視点と時刻の異なる第2視点でオブジェクトを検知可能となった一時遮蔽エリアを、前記要求元車両から受信するステップと、
を行うことを特徴とする情報処理方法。 - 情報処理装置に、
道路上のオブジェクトを検知した検知結果に基づき、オブジェクトを検知できないエリアのうち優先すべき所定のエリアを優先エリアとして設定する手順と、
前記優先エリアに含まれるオブジェクト情報を要求する要求データを要求先車両へ送信する手順と、
前記要求先車両からの前記優先エリアにおける前記オブジェクト情報を受信する手順と、
前記検知結果に基づき、第1視点でオブジェクトを検知できなかったエリアであって、かつ、前記第1視点と時刻の異なる第2視点でオブジェクトを検知可能となった一時遮蔽エリアを設定する手順と、
前記一時遮蔽エリアを、前記要求先車両、前記要求先車両以外の車両、サーバのうちいずれかへ送信する手順と、
を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。 - 情報処理装置に、
要求元車両が道路上のオブジェクトを検知した検知結果に基づき設定した優先エリアであって、オブジェクトを検知できないエリアのうち優先すべき所定のエリアである優先エリアに含まれるオブジェクト情報を要求する要求データを前記要求元車両から受信する手順と、
要求先車両が検知した道路上のオブジェクト情報のうち前記優先エリアに含まれるオブジェクト情報を選択する手順と、
前記優先エリアに含まれるオブジェクト情報を前記要求元車両へ送信する手順と、
前記要求元車両が前記検知結果に基づき設定した、第1視点でオブジェクトを検知できなかったエリアであって、かつ、前記第1視点と時刻の異なる第2視点でオブジェクトを検知可能となった一時遮蔽エリアを、前記要求元車両から受信する手順と、
を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。 - 前記通信部は、前記優先エリアに隣接する前記優先エリアの拡張エリアよりも前記優先エリアを優先する配信順序が設定された配信順序情報を前記要求先車両から予め受信し、前記配信順序情報に設定された配信順序で、前記優先エリアに含まれるオブジェクト情報と、前記拡張エリアに含まれるオブジェクト情報と、を前記要求先車両から受信する
ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記通信部は、前記優先エリアに隣接する前記優先エリアの拡張エリアよりも前記優先エリアを優先する配信順序が設定された配信順序情報を前記要求元車両へ予め送信し、前記配信順序情報に設定された配信順序で、前記優先エリアに含まれるオブジェクト情報と、前記拡張エリアに含まれるオブジェクト情報と、を前記要求元車両へ送信する
ことを特徴とする請求項13又は14に記載の情報処理装置。 - 前記受信するステップでは、前記優先エリアに隣接する前記優先エリアの拡張エリアよりも前記優先エリアを優先する配信順序が設定された配信順序情報を前記要求先車両から予め受信し、前記配信順序情報に設定された配信順序で、前記優先エリアに含まれるオブジェクト情報と、前記拡張エリアに含まれるオブジェクト情報と、を前記要求先車両から受信する
ことを特徴とする請求項15に記載の情報処理方法。 - 前記送信するステップでは、前記優先エリアに隣接する前記優先エリアの拡張エリアよりも前記優先エリアを優先する配信順序が設定された配信順序情報を前記要求元車両へ予め送信し、前記配信順序情報に設定された配信順序で、前記優先エリアに含まれるオブジェクト情報と、前記拡張エリアに含まれるオブジェクト情報と、を前記要求元車両へ送信する
ことを特徴とする請求項16に記載の情報処理方法。 - 前記受信する手順では、前記優先エリアに隣接する前記優先エリアの拡張エリアよりも前記優先エリアを優先する配信順序が設定された配信順序情報を前記要求先車両から予め受信し、前記配信順序情報に設定された配信順序で、前記優先エリアに含まれるオブジェクト情報と、前記拡張エリアに含まれるオブジェクト情報と、を前記要求先車両から受信する
ことを特徴とする請求項17に記載の情報処理プログラム。 - 前記送信する手順では、前記優先エリアに隣接する前記優先エリアの拡張エリアよりも前記優先エリアを優先する配信順序が設定された配信順序情報を前記要求元車両へ予め送信し、前記配信順序情報に設定された配信順序で、前記優先エリアに含まれるオブジェクト情報と、前記拡張エリアに含まれるオブジェクト情報と、を前記要求元車両へ送信する
ことを特徴とする請求項18に記載の情報処理プログラム。
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