JP7345179B2 - Drug dispensing and metering devices - Google Patents
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Description
本開示は、薬剤分配装置および薬剤量り取り装置に関する。 The present disclosure relates to drug dispensing devices and drug metering devices.
特開2016-130972号公報(特許文献1)には、種類毎に散薬を収容するための複数の薬剤容器と、薬剤容器から排出された散薬を配分する分配ユニットと、散薬を個別に分包する分包動作を実行する薬剤包装装置とを備える、散薬分包装置が開示されている。 Japanese Unexamined Patent Publication No. 2016-130972 (Patent Document 1) discloses a plurality of drug containers for accommodating powdered drugs of each type, a dispensing unit that distributes the powdered drugs discharged from the drug containers, and a device that individually packages the powdered drugs. A powder medicine packaging device is disclosed, which includes a medicine packaging device that performs a packaging operation.
上記文献には、薬剤容器から分配ユニットに散薬が供給されている間、薬剤容器の重量を常時検知することにより、散薬の供給量を常時算出すると記載されている。 The above document describes that while the powder is being supplied from the drug container to the dispensing unit, the amount of powder to be supplied is constantly calculated by constantly detecting the weight of the drug container.
調剤データに含まれる、分包対象薬剤の種類毎の分包される全量が、容器に収容可能な薬剤の最大量を超える場合がある。この場合には、薬剤の全量を複数回に分割して、分配動作を複数回行うことで、全量の薬剤を分配することになる。 The total amount of each type of drug to be packaged, which is included in the dispensing data, may exceed the maximum amount of drug that can be accommodated in a container. In this case, the entire amount of the drug is distributed by dividing the total amount of the drug into multiple doses and performing the dispensing operation multiple times.
本開示では、調剤データにおける分配対象薬剤の種類毎の全量が容器の最大可能収容量を超える場合に自動で量り取り動作を行える、薬剤分配装置および薬剤量り取り装置が提供される。 The present disclosure provides a drug dispensing device and a drug measuring device that can automatically perform a weighing operation when the total amount of each type of drug to be distributed in dispensing data exceeds the maximum possible storage capacity of a container.
本開示のある局面に従うと、薬剤を供給する供給部と、供給部によって供給された薬剤を分配する分配部と、入力された調剤データに基づいて供給部および分配部を制御する制御部とを備える、薬剤分配装置が提供される。供給部は、量り取り部を有している。量り取り部は、薬剤を収容する薬剤容器から薬剤を計量し取り出して中間容器に収容する。制御部は、調剤データに含まれる分配対象薬剤の全量が、中間容器への薬剤の最大可能収容量よりも大きいとき、分配対象薬剤を複数回に分けて量り取るように、量り取り部を制御する。 According to an aspect of the present disclosure, a supply unit that supplies a medicine, a distribution unit that dispenses the medicine supplied by the supply unit, and a control unit that controls the supply unit and the distribution unit based on input dispensing data. A drug dispensing device is provided. The supply section has a measuring section. The measuring section measures and takes out the medicine from the medicine container containing the medicine, and stores it in the intermediate container. The control unit controls the measuring unit to measure out the drug to be distributed in multiple doses when the total amount of the drug to be distributed included in the dispensing data is larger than the maximum possible storage capacity of the drug in the intermediate container. do.
本開示のある局面に従うと、量り取り部と、制御部とを備える、薬剤量り取り装置が提供される。量り取り部は、薬剤を収容する薬剤容器から薬剤を計量し取り出して搬出容器に収容する。制御部は、入力された調剤データに基づいて量り取り部を制御する。制御部は、調剤データに含まれる量り取り対象薬剤の全量が、搬出容器への薬剤の最大可能収容量よりも大きいとき、量り取り対象薬剤を複数回に分けて量り取るように、量り取り部を制御する。 According to an aspect of the present disclosure, a drug measuring device is provided that includes a measuring section and a control section. The weighing unit measures and takes out the medicine from the medicine container containing the medicine, and stores it in the delivery container. The control unit controls the weighing unit based on the input prescription data. When the total amount of the drug to be measured included in the dispensing data is larger than the maximum possible storage capacity of the drug in the delivery container, the control unit controls the measuring unit to measure the drug to be weighed in multiple doses. control.
本開示に従った薬剤分配装置および薬剤量り取り装置によれば、調剤データにおける分配対象薬剤の種類毎の全量が容器の最大可能収容量を超える場合に、自動で量り取り動作を行うことができる。 According to the drug dispensing device and the drug measuring device according to the present disclosure, when the total amount of each type of drug to be distributed in the dispensing data exceeds the maximum possible storage capacity of the container, it is possible to automatically perform a measuring operation. .
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。 Embodiments of the present invention will be described below based on the drawings. In the following drawings, the same or corresponding parts are given the same reference numerals, and the description thereof will not be repeated.
図1は、調剤システム100を示す概略図である。図2は、実施形態に係る薬剤分包装置1の概略構成図である。図3は、薬剤分包装置1の電気的な構成を示すブロック図である。
FIG. 1 is a schematic diagram showing a
図1に示すように、調剤システム100は、薬剤分包装置1と、計量装置80と、を備える。
As shown in FIG. 1, the
薬剤分包装置1は、薬剤を供給して分包する。薬剤分包装置1は、薬剤を供給するために、1又は複数の薬剤をそれぞれ量り取ることができる。本明細書において、薬剤の量り取りとは、薬剤容器等に収容された薬剤を必要な分だけ計量し取り出すことをいう。薬剤分包装置1は、薬剤として散剤(粉状、細粒状、又は顆粒状の薬剤)を量り取る。薬剤分包装置1は、散剤に加えて錠剤を分包可能であってもよい。
The
計量装置80は、薬剤分包装置1の外部に設置されている。計量装置80は、薬剤分包装置1に代わって薬剤を量り取ることができる。薬剤分包装置1及び計量装置80は、例えば、薬局又は病院に設置される。
The
薬剤分包装置1が行う薬剤の供給及び分包は、オペレータにより入力された調剤データに基づいて行われる。
The medicine dispensing and
薬剤分包装置1は、薬剤の分包のみを行うこともできる。この場合、薬剤の量り取りには、計量装置80等が用いられる。計量装置80は、オペレータが薬瓶等から取り出した薬剤を計量する。薬剤分包装置1は、薬剤の量り取りのみを行うこともできる。この場合、量り取られた薬剤は、分包されずに薬剤分包装置1の外部に出される。薬剤分包装置1は、量り取った薬剤を容器に収容し、当該容器をオペレータが取り出すことができるようにする。
The
以下の説明では、薬剤分包装置1が薬剤を分包することを第1動作と称し、薬剤分包装置1が薬剤の量り取りを行ってその後に分包をしないことを第2動作と称する。第1動作において、薬剤分包装置1が量り取りを行なってもよく、薬剤分包装置1は量り取りを行わなくてもよい。薬剤分包装置1の外部で計量装置80等が量り取った(計量した)薬剤を、薬剤分包装置1が分包する場合も、第1動作に含まれる。
In the following explanation, the fact that the
薬剤分包装置1は、図2に示すように、第1保管部11と、第2保管部12と、第3保管部13と、を備える。また、薬剤分包装置1は、図2及び図3に示すように、搬送部14と、薬剤容器15と、第1情報処理部16と、量り取り部30と、第2情報処理部19と、第3情報処理部20と、表示部21と、操作部22と、薬剤排出部32と、分包部33と、清掃部38と、制御部50とを備える。
The
第1保管部11は、薬剤が収容されていない複数の中間容器91を保管することができる。中間容器91は、供給及び分包の対象である薬剤を収容して薬剤分包装置1の各部に搬送するために用意されている。中間容器91の構成については後述する。
The first storage unit 11 can store a plurality of
第1保管部11は、例えば、複数の中間容器91を待機させるための複数の支持台を有し、それぞれの支持台で各中間容器91の底面を支持する構成とすることができる。ただし、中間容器91を実質的に保管できる限り、第1保管部11の構成は任意に変更することができる。
The first storage unit 11 may have, for example, a plurality of support stands for waiting a plurality of
第2保管部12は、薬剤が収容されていない複数の外部薬剤容器92を保管することができる。外部薬剤容器92は、オペレータが薬剤分包装置1の外部で用意した薬剤を収容し、その薬剤の分包のために薬剤分包装置1に導入される容器として用いられる。外部薬剤容器92は、薬剤分包装置1ではなく図1の計量装置80等が計量を行う場合に、計量装置80で計量される薬剤を収容し、計量された薬剤を収容した状態で薬剤分包装置1内へ導入するために、薬剤分包装置1において用意されている。外部薬剤容器92の構成については後述する。
The second storage unit 12 can store a plurality of
第3保管部13は、薬剤が収容されていない複数の搬出容器93を保管することができる。搬出容器93は、薬剤分包装置1が量り取り後に分包をしない場合に、量り取られた薬剤を収容して薬剤分包装置1から他の薬剤分包装置95へ薬剤を搬出するために、薬剤分包装置1において用意されている。
The third storage unit 13 can store a plurality of
第2保管部12及び第3保管部13は、例えば第1保管部11と同様に、外部薬剤容器92又は搬出容器93の底面を支持する構成とすることができる。
The second storage section 12 and the third storage section 13 can be configured to support the bottom surface of the
中間容器91について説明する。図4は、中間容器91(外部薬剤容器92)の斜視図である。中間容器91は、図4に示すように、収容部91aと、排出経路部91bと、開閉部91cと、情報表示部(表示部)91dと、情報記録部(情報記録部材)91eと、を備える。
The
収容部91aは、中間容器91が実質的に薬剤を収容する部分である。収容部91aは、上方を開放させた中空状に形成されている。
The storage portion 91a is a portion of the
排出経路部91bは、収容部91aの内部空間と外部空間とを接続する細い通路として構成されている。排出経路部91bは、収容部91aの端部に連通するように形成されている。 The discharge path section 91b is configured as a narrow passageway that connects the internal space and the external space of the housing section 91a. The discharge path portion 91b is formed to communicate with an end portion of the storage portion 91a.
開閉部91cは、シャッター状の可動部材として構成されている。開閉部91cは、収容部91aと排出経路部91bとの接続部分を開閉することができる。 The opening/closing part 91c is configured as a shutter-like movable member. The opening/closing section 91c can open and close the connecting portion between the storage section 91a and the discharge path section 91b.
情報表示部91dは、調剤データ及び調剤に関する情報を表示可能なディスプレイである。情報表示部91dは、例えば、マイクロカプセル式又は電気泳動式の電子ペーパとして構成することができる。
The
情報記録部91eは、例えば不揮発性のメモリを有しており、容器固有情報を記録することができる。容器固有情報には、容器の識別情報が含まれる。なお、容器固有情報には、容器の種類を示す情報(中間容器91、外部薬剤容器92、搬出容器93)を含むようにしてもよい。情報記録部91eは、例えばRFID(Radio Frequency Identification)タグとして構成することができる。
The
本実施形態の薬剤分包装置1では、同じ形状の中間容器91が複数用意されている。なお、互いに収容部91aの大きさが異なる複数種類の中間容器91が用意されていてもよい。この場合、多種の薬剤の量り取り等、量り取りを行う様々な状況に対応することができる。
In the
外部薬剤容器92について説明する。外部薬剤容器92は、図4に示すように、中間容器91と実質的に同様の構成である。外部薬剤容器92は、収容部92aと、排出経路部92bと、開閉部92cと、情報表示部92dと、情報記録部92eと、を備える。
The
収容部92a、排出経路部92b、開閉部92c、情報表示部92d、及び情報記録部92eは、中間容器91における収容部91a、排出経路部91b、開閉部91c、情報表示部91d、及び情報記録部91eと同様の構成であるので、説明を省略する。
The storage section 92a, the discharge path section 92b, the opening/closing section 92c, the information display section 92d, and the
本実施形態の薬剤分包装置1では、同じ形状の外部薬剤容器92が複数用意されている。なお、互いに収容部92aの大きさが異なる複数種類の外部薬剤容器92が用意されていてもよい。この場合、多種の薬剤の外部計量等、外部計量を行う様々な状況に対応することができる。
In the
搬出容器93について説明する。図5は、搬出容器93の斜視図である。搬出容器93は、図5に示すように、中間容器91から排出経路部91b及び開閉部91cを省略したものに相当する。搬出容器93は、収容部93aと、情報表示部93dと、情報記録部93eと、を備える。
The carry-out
収容部93a、情報表示部93d、及び情報記録部93eは、中間容器91における収容部91a、情報表示部91d、及び情報記録部91eと同様の構成であるので、説明を省略する。
The storage section 93a, the
本実施形態の薬剤分包装置1では、同じ形状の搬出容器93が複数用意されている。なお、互いに収容部93aの大きさが異なる複数種類の搬出容器93が用意されていてもよい。この場合、多種の薬剤の量り取り等、量り取りを行う様々な状況に対応することができる。
In the
搬送部14は、中間容器91、外部薬剤容器92、及び搬出容器93を搬送することができる。搬送部14は、図2に示すように、第1搬送部14aと、第2搬送部14bと、を備える。
The
第1搬送部14a及び第2搬送部14bのそれぞれの動作は、制御部50により制御される。第1搬送部14aと第2搬送部14bとは、搬送を行う範囲が異なるだけであり、搬送を行う構成は実質的に同じであるため、以下では第1搬送部14aを例に挙げて説明する。
The respective operations of the
第1搬送部14aは、中間容器91、外部薬剤容器92、又は搬出容器93を保持するための容器保持部を備えている。容器保持部は、薬剤分包装置1に定められた経路に沿って移動可能に構成されている。第1搬送部14aは、中間容器91、外部薬剤容器92、又は搬出容器93を容器保持部に保持した状態で、容器保持部を移動させることで、中間容器91、外部薬剤容器92、又は搬出容器93を搬送する。
The
このように、本実施形態では、中間容器91、外部薬剤容器92及び搬出容器93を、共通の第1搬送部14aによって搬送する構成となっている。従って、3種類の容器のそれぞれにおいて、第1搬送部14a(容器保持部)に取り付けられる部分を同一の構成とすると、第1搬送部14aの構成を簡素化できるために好ましい。
In this way, in this embodiment, the
中間容器91、外部薬剤容器92及び搬出容器93は、構成及び機能の点で互いに類似している。従って、中間容器91は、第1動作に用いられる外部薬剤容器92としても使用可能である。また、中間容器91は、第2動作に用いられる搬出容器93としても使用可能である。外部薬剤容器92は、第1動作に用いられる中間容器91としても使用可能である。また、外部薬剤容器92は、第2動作に用いられる搬出容器93としても使用することもできる。容器の種類を減らすことで、構成の簡素化を実現することができる。
The
図2には、第1搬送部14aの経路が破線で示され、第2搬送部14bの経路が2点鎖線で示されている。第1搬送部14aと第2搬送部14bは、個別の駆動源を備えており、それぞれが独立して動作可能である。従って、薬剤分包装置1は、第1搬送部14aによる容器の搬送と、第2搬送部14bによる容器の搬送と、を同時に並行して行うことができる。
In FIG. 2, the path of the
搬送部14が容器を保持する構成は様々であり、例えば、伸縮可能又は回転可能なアームの先端に容器保持部を設け、アームを伸縮させたり回転させたりして容器保持部の位置を変更する構成としてもよい。また例えば、容器をチャックで掴んだり、容器を吸引して保持したりしてもよい。
There are various configurations in which the
薬剤容器15は、量り取りの対象となる薬剤を収容する。それぞれの薬剤容器15には、薬剤を容器外に排出して取り出すための開口が形成されている。 The drug container 15 stores a drug to be measured. Each drug container 15 is formed with an opening for discharging and taking out the drug outside the container.
原則として、複数の薬剤容器15には、それぞれ異なる種類の薬剤が収容される。ただし、例えば使用頻度が高い薬剤に関しては、同一の薬剤が複数の薬剤容器15に収容されてもよい。 In principle, the plurality of drug containers 15 contain different types of drugs. However, for example, for frequently used drugs, the same drug may be stored in a plurality of drug containers 15.
薬剤分包装置1は、薬剤のほかに賦形剤を取り扱うこともできる。複数の薬剤容器15のうち何れかの容器には、賦形剤が収容されてもよい。薬剤分包装置1は、薬剤(散剤)の賦形が必要な場合には、賦形剤を薬剤容器15から取り出す。この場合は、薬剤と同様に、賦形剤の供給を行うことができる。複数の薬剤容器15の何れかの容器には、清掃材が収容されてもよい。この場合、薬剤と同様に清掃材の供給を行うことができる。清掃材が薬剤容器15から取り出されて、薬剤分包装置1の薬剤経路に接触しながら分包されることにより、清掃材が接触する薬剤経路が清掃される。清掃材には、賦形剤が用いられてもよい。賦形剤および/または清掃材は、乳糖であってもよい。
The
薬剤容器15の外面には、情報記録部71が設けられている。情報記録部71は、例えばRFIDタグとすることができる。情報記録部71には、薬剤容器15に収容された薬剤に関する情報(収容薬剤情報)を記憶することができる。収容薬剤情報には、薬剤名、薬剤容器15内の薬剤残量、薬剤の使用期限、前回補充日、量り取り部30の作動条件等が含まれる。薬剤分包装置1は、情報記録部71を読み取ることにより、収容薬剤情報を得ることができる。なお、情報記録部71に薬剤容器15の識別情報のみを記憶させておき、これを薬剤分包装置1で読み取ると、前述の収容薬剤情報が後述の記憶部61から呼び出されるようにしてもよい。
An information recording section 71 is provided on the outer surface of the medicine container 15. The information recording section 71 can be, for example, an RFID tag. The information recording unit 71 can store information regarding the medicine contained in the medicine container 15 (accommodated medicine information). The stored drug information includes the name of the drug, the remaining amount of the drug in the drug container 15, the expiration date of the drug, the previous replenishment date, the operating conditions of the measuring
第1情報処理部16は、情報記録部71から収容薬剤情報を読み取ることができる。第1情報処理部16は、例えばRFIDリーダライタとして構成することができる。第1情報処理部16は、薬剤分包装置1の任意の位置に設けられている。
The first
量り取り部30は、薬剤取出部17と、計量部18と、を備える。薬剤取出部17は、薬剤容器15から薬剤を取り出す。計量部18は、薬剤容器15から取り出された薬剤を計量する。
The weighing
薬剤取出部17は、複数の薬剤容器15を着脱可能に保持する。薬剤取出部17は、保持された薬剤容器15を所定位置に移動させ、当該所定位置において、薬剤容器15に収容されている薬剤を、開口を介して下方に取り出す。薬剤取出部17の動作は、第1情報処理部16が読み取った収容薬剤情報に基づいて、制御部50により制御される。
The
計量部18は、載置台18aと、検出部18bと、を備える。載置台18aは、薬剤取出部17の上記の所定位置の下方に配置されている。載置台18aには、中間容器91又は搬出容器93を載置することができる。第1搬送部14aは、容器保持部に保持した中間容器91又は搬出容器93を搬送して、載置台18aに置いたり、載置台18aから取り去ったりすることができる。
The measuring
検出部18bは、載置台18aに中間容器91又は搬出容器93が載せられた状態で、容器の内部の薬剤を計量することができる。言い換えれば、計量部18は電子天秤として構成されており、載置台18aは電子天秤における計量皿の部分に相当する。検出部18bは、例えば電磁式又はロードセル式の荷重センサとして構成することができる。
The detection unit 18b can measure the medicine inside the container while the
量り取り部30は、薬剤情報が示す薬剤のそれぞれについて全服用分を量り取るように、制御部50により制御される。制御部50は、薬剤情報が示す薬剤が収容された薬剤容器15を、薬剤取出部17により載置台18aの真上に適宜移動させる。その後、制御部50は、薬剤容器15から薬剤を下方に取り出し、取り出された薬剤を載置台18aに載置された中間容器91又は搬出容器93に収容するとともに、収容された薬剤について検出部18bにより計量を行う。
The measuring
第2情報処理部19は、計量部18にセットされた、中間容器91の情報記録部91e又は搬出容器93の情報記録部93eに記憶された、容器固有情報を取得する。また、第2情報処理部19は、計量部18にセットされた、中間容器91の情報表示部91d又は搬出容器93の情報表示部93dの、表示内容を変更することができる。第2情報処理部19は、例えばRFIDリーダライタとして構成されている。
The second
第3情報処理部20は、第1保管部11に保管された中間容器91の情報記録部91eに記憶された容器固有情報を取得する。第3情報処理部20による容器固有情報の取得は、第2保管部12に保管された外部薬剤容器92、又は第3保管部13に保管された搬出容器93に対しても同様に行われる。
The third
第3情報処理部20は、中間容器91又は搬出容器93に対して表示内容の変更を行うようにしてもよい。この場合、第2情報処理部19は、計量部18にセットされた中間容器91又は搬出容器93に対して、計量結果のみに関して表示内容の変更を行うようにしてもよい。
The third
表示部21は、薬剤分包装置1に関する様々な情報を表示可能な表示画面を有する装置である。表示部21としては、例えば、液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等とすることが考えられる。表示部21は、薬剤分包装置1の適宜の位置に配置される。
The
操作部22は、オペレータが薬剤分包装置1に対して各種の指示を行うために操作される。操作部22は、薬剤分包装置1の適宜の位置(例えば、表示部21の近傍)に配置される。操作部22はキーボードを含んで構成されていてもよく、表示部21がタッチパネルであって操作部22は表示部21に組み込まれた構成とすることもできる。
The
薬剤排出部32には、第2搬送部14bにより搬送された中間容器91又は外部薬剤容器92がセットされる。薬剤排出部32は、セットされた中間容器91又は外部薬剤容器92内の薬剤を排出させることができる。薬剤排出部32には、中間容器91又は外部薬剤容器92を手動でセットすることも可能である。
The
薬剤排出部32は、容器取付部32aを備える。容器取付部32aは、中間容器91又は外部薬剤容器92を取付可能に構成されている。容器取付部32aへの中間容器91又は外部薬剤容器92の取付けは、第2搬送部14bによって自動で、または手動で、行われる。
The medicine discharge section 32 includes a container attachment section 32a. The container attachment part 32a is configured to be able to attach an
容器取付部32aは、容器の開閉部91c,92cを閉鎖状態から開放状態に移動させる作動部を備える。容器取付部32aに取り付けられる前は、収容部91a,92aと排出経路部91b,92bとの接続部分が、閉鎖した状態となっている、容器取付部32aに容器が取り付けられる際に、作動部が開閉部91c,92cを移動させる。これにより、収容部91a,92aと排出経路部91b,92bとの接続部分が開放され、容器からの薬剤の排出が許容された状態になる。 The container attachment part 32a includes an operating part that moves the opening/closing parts 91c and 92c of the container from a closed state to an open state. Before being attached to the container attachment part 32a, the connection parts between the storage parts 91a, 92a and the discharge path parts 91b, 92b are in a closed state.When the container is attached to the container attachment part 32a, the operating part moves the opening/closing parts 91c and 92c. As a result, the connecting portions between the accommodating parts 91a, 92a and the discharge path parts 91b, 92b are opened, and the medicine is allowed to be discharged from the container.
薬剤排出部32は、振動装置32bを備える。振動装置32bは、振動を発生させるモータ等を含んで構成されている。振動装置32bは制御部50によって制御される。振動装置32bは、制御部50からの制御信号に応じて振動を発生させる。振動装置32bが発生させた振動は、容器取付部32aに取り付けられた中間容器91又は外部薬剤容器92に伝達される。
The medicine discharge section 32 includes a
分包部33は、量り取り部30によって量り取られた薬剤を分包することができるように構成されている。分包部33は、量り取り部30によって量り取られた薬剤を一服用分ごとに分包するように、制御部50により制御される。分包部33は、分配部34と、包装部35と、を備える。
The
分配部34は、薬剤排出部32によって容器から排出された薬剤を、一服用分ずつに分配する。分配部34は、分配皿34aと、送り部34bと、を備える。分配皿34aは、鉛直方向の軸を中心として回転可能に構成されている。薬剤排出部32は、容器から薬剤を排出させて、排出させた薬剤を回転する分配皿34a上に供給する。送り部34bは、分配皿34aに供給された薬剤を所定の量ずつ下方へ落下させる。 The dispensing unit 34 distributes the medicine discharged from the container by the medicine discharging unit 32 into doses. The distribution section 34 includes a distribution plate 34a and a feeding section 34b. The distribution plate 34a is configured to be rotatable about a vertical axis. The medicine discharge section 32 discharges the medicine from the container and supplies the discharged medicine onto the rotating distribution plate 34a. The sending unit 34b causes the medicine supplied to the distribution plate 34a to fall downward in predetermined amounts.
薬剤容器15から中間容器91に薬剤を取り出して計量する量り取り部30と、中間容器91を搬送する搬送部14と、中間容器91から薬剤を排出させて分配皿34aに供給する薬剤排出部32とは、実施形態の供給部を構成している。分包部33は、供給部によって供給された薬剤を分包する。分配部34は、供給部によって供給された薬剤を分配する。
A weighing
図2に示すように、薬剤分包装置1は、複数(具体的には、2つ)の分配部34を備えている。それぞれの分配部34は、複数(具体的には、2つ)の薬剤排出部32を備えている。2つの薬剤排出部32のいずれか一方または両方から、1つの分配皿34a上に薬剤が供給される。2つの薬剤排出部32から、同じ種類の薬剤が1つの分配皿34aに供給されてもよく、異なる種類の薬剤が1つの分配皿34aに供給されてもよく、薬剤と賦形剤とが1つの分配皿34aに供給されてもよい。
As shown in FIG. 2, the
包装部35は、分配部34によって分配された薬剤を、包装材40によって包装する。包装部35は、ホッパ35aと、ヒータ35bと、を備える。ホッパ35aは、容器から分配皿34aに供給され分配皿34aから落下する薬剤を受ける。ホッパ35aは、分配皿34aから包装材40へ向けて落下する薬剤が通過する、薬剤経路を形成している。包装部35は、分配部34で一服用分ずつに分配された薬剤をホッパ35aを通じて包装材40に落下させる動作と、ヒータ35bにより包装材40を熱で溶着する動作とを繰り返す。これらの動作の繰り返しにより、一服用分ずつの薬剤が包装材40に封入される。薬剤が入れられた包装材40は、薬剤分包装置1の外部又は内部の貯留部へ送り出される。
The packaging unit 35 packages the medicine distributed by the distribution unit 34 using a packaging material 40 . The packaging section 35 includes a hopper 35a and a heater 35b. The hopper 35a receives the drug supplied from the container to the distribution pan 34a and falling from the distribution pan 34a. The hopper 35a forms a drug path through which the drug falling from the distribution plate 34a toward the packaging material 40 passes. The packaging unit 35 repeats the operation of dropping the drug dispensed into doses by the dispensing unit 34 onto the packaging material 40 through the hopper 35a, and the operation of welding the packaging material 40 with heat using the heater 35b. By repeating these operations, each dose of medicine is encapsulated in the packaging material 40. The packaging material 40 containing the medicine is delivered to the storage section outside or inside the
供給待機部23は、薬剤の量り取りを行う量り取り部30と、薬剤の排出を行う薬剤排出部32との中間に設けられている。薬剤を収容する中間容器91又は外部薬剤容器92を、必要に応じて供給待機部23に置いて、待機させることができる。
The supply standby section 23 is provided between a measuring
清掃部38は、中間容器91又は外部薬剤容器92の清掃を行うことができる。清掃は、例えば、中間容器91又は外部薬剤容器92の内面への、圧縮空気の吹き付け、吸引、ブラシなどによる払拭、などの任意の手段で行なわれてもよい。清掃を行うことにより、容器の内面に残留した薬剤が除去される。
The
清掃部38の近傍には、清掃待機部37が設けられている。清掃される前の中間容器91又は外部薬剤容器92を、必要に応じて清掃待機部37に置いて、待機させることができる。
A cleaning standby section 37 is provided near the
供給待機部23及び清掃待機部37は、例えば、容器を載せることが可能な板状の部材として構成することができるが、これに限定されない。 The supply standby section 23 and the cleaning standby section 37 can be configured, for example, as plate-shaped members on which containers can be placed, but are not limited thereto.
制御部50は、薬剤分包装置1に入力された調剤データに基づいて、薬剤分包装置1の各部(具体的には、搬送部14、量り取り部30、薬剤排出部32及び分包部33等)を制御することができる。制御部50は、薬剤分包装置1の一部として構成されてもよく、他の薬剤分包装置95等の他の調剤機器を制御する調剤機器制御装置の一部として構成してもよい。
The
詳細に説明すると、制御部50は、公知のコンピュータとして構成されており、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置と、フラッシュメモリ又はハードディスク等の記憶装置と、外部と通信するための入出力部と、を備える。記憶装置には、各種のプログラムや設定値が記憶されている。演算装置は、各種プログラム等を記憶装置から読み出し、薬剤分包装置1の各部に設けられたセンサの検出値及び記憶装置に記憶された各種の設定値等に基づいて、薬剤分包装置1の各部の動作を制御する。制御部50は、上記したソフトウェアとハードウェアとを協働させて、図3に示す記憶部61、量り取り選択部62、及び案内部65における処理をし、その処理の結果としての指令信号の出力をすることにより、薬剤分包装置1を動作させることができる。
To explain in detail, the
記憶部61は、前述のように外部から入力された調剤データを記憶することができる。また、記憶部61は、第1情報処理部16で読み取った薬剤容器15の収容薬剤情報を、薬剤分包装置1内に配置された薬剤容器15の配置情報として記憶する。また、記憶部61は、薬剤分包装置1を動作するために必要な様々な設定値を記憶することができる。たとえば記憶部61は、薬剤分包装置1が分配部34による一回の分配動作で分配できる分配数の最大値(以下、最大可能分配数と称する)を記憶することができる。
The
また、記憶部61は、薬剤についての固有情報である薬剤マスタ情報等の各種データを記憶する。このマスタ情報には、例えば、薬剤コード、薬剤名、JANコード(又はRSS)、薬瓶(薬剤容器)コード、区分(剤形:散薬、錠剤、外用薬等)、比重、薬剤種(普通薬、毒薬、麻薬、劇薬、抗精神薬、治療薬等)、配合変化、注意事項、常用量、同時服用禁止情報等が含まれる。
The
また、記憶部61は、容器固有情報(容器の識別番号、容器の種類等)を容器マスタ情報として記憶することができる。
Furthermore, the
量り取り選択部62は、調剤データに含まれる薬剤のうち少なくともいずれか1つが、分包部33の能力の事情で分包できない場合に、当該薬剤のうち量り取り部30で量り取りができる薬剤について、量り取り部30による量り取り動作を実行するか否かを、オペレータに選択させることができる。選択を実現する構成は様々であるが、例えば、量り取り選択部62が選択肢(例えば、実行する/しないのボタン)を表示部21に表示させ、操作部22を用いてオペレータに選択させてもよい。
When at least one of the drugs included in the dispensing data cannot be packaged due to the capacity of the
案内部65は、オペレータに案内(指示)を行うことができる。案内部65は、例えば、調剤データに含まれる薬剤のうち少なくとも何れかが分包部33の能力の事情で分包できない場合に、量り取り部30によって量り取られた薬剤を、他の薬剤分包装置95を使用して分包すべきことを、オペレータに知らせることができる。また、案内部65は、薬剤容器15から中間容器91に供給された薬剤が調剤データに基づく全服用分の量に対して不足する場合に、分包部33による分包動作を実行可能にするための対応として、外部計量対応を行うことが可能であることをオペレータに知らせることができる。
The
外部計量対応とは、オペレータが薬剤分包装置1の外部で薬剤を所定量(全服用分)収容する外部薬剤容器92を用意し、その外部薬剤容器92を薬剤分包装置1に導入する対応である。このとき、補充対応又は薬剤容器導入対応を行うことが可能であることをオペレータに知らせることもできる。補充対応とは、薬剤容器15に薬剤を補充する対応である。薬剤容器導入対応とは、必要な量の薬剤が入っている薬剤容器15を薬剤分包装置1に導入する対応である。
External metering is a method in which an operator prepares an
案内部65がオペレータへの案内を実現する方法は様々であるが、例えば、表示部21に適宜のメッセージを表示させることが考えられる。案内は、例えば、音声、又は通知ランプ等により行われてもよい。
There are various ways for the
次に、図2を参照して、薬剤分包装置1に設定される様々な位置について説明する。これらの位置は何れも、搬送部14による容器の搬送元及び搬送先となり得る。
Next, various positions set in the
第1待機位置P1は、第1保管部11において、薬剤を収容していない中間容器91が待機可能な位置である。第1待機位置P1は、第1保管部11で複数の中間容器91が保管されている保管位置ということもできる。
The first standby position P1 is a position in the first storage section 11 where the
第2待機位置P2は、第2保管部12において、薬剤を収容していない外部薬剤容器92が待機可能な位置である。第2待機位置P2は、第2保管部12で複数の外部薬剤容器92が保管されている保管位置ということもできる。
The second standby position P2 is a position in the second storage section 12 where the
第3待機位置P3は、第3保管部13において、薬剤を収容していない搬出容器93が待機可能な位置である。第3待機位置P3は、第3保管部13で複数の搬出容器93が保管されている保管位置ということもできる。
The third standby position P3 is a position in the third storage section 13 where the
計量位置P4は、計量部18が中間容器91又は搬出容器93に収容される薬剤の計量を行う位置である。
The measuring position P4 is a position where the measuring
第1取出位置P5は、中間容器91又は搬出容器93を薬剤分包装置1の外部に取り出すための位置である。たとえば、量り取り部30において薬剤容器15から中間容器91又は搬出容器93へ薬剤を量り取る場合であって、薬剤容器15に収容されている薬剤の量が不足している等のために取り出し量(計測量)が目標量である全服用分の量に対して不足したときに、目標量に満たない薬剤を収容する中間容器91又は搬出容器93を当該薬剤分包装置1の外部に取り出すために、第1取出位置P5が用いられる。この取り出しは、薬剤分包装置1に設けられた第1取出部25を介して行われる。
The first take-out position P5 is a position for taking out the
本実施形態では、第1取出位置P5は計量位置P4と異なる位置に設定されている。これに限られず、たとえば計量位置P4が第1取出位置P5を兼ねる設定としてもよい。 In this embodiment, the first take-out position P5 is set to a different position from the measuring position P4. The present invention is not limited to this, and, for example, the measurement position P4 may also be set to serve as the first take-out position P5.
第2取出位置P6は、薬剤分包装置1ではなく計量装置80を用いて薬剤の計量を行う場合に、薬剤を収容する前の外部薬剤容器92を薬剤分包装置1の外部に取り出すための位置である。この取り出しは、薬剤分包装置1に設けられた第2取出部26を介して行われる。第2取出位置P6は、計量装置80で計量された薬剤を収容した外部薬剤容器92又は中間容器91を薬剤分包装置1に導入するためにセットする位置(導入位置)を兼ねてもよい。
The second take-out position P6 is for taking out the
第3取出位置P7は、薬剤分包装置1の外部に搬出容器93を取り出すための位置である。たとえば、薬剤分包装置1で薬剤の量り取りを行うが分包は行わない場合に、量り取り部30で量り取られた薬剤を収容する搬出容器93を薬剤分包装置1の外部に取り出すために、第3取出位置P7が用いられる。この取り出しは、薬剤分包装置1に設けられた第3取出部27を介して行われる。
The third take-out position P7 is a position for taking out the carry-out
供給待機位置P8は、量り取り部30で薬剤の量り取りが完了した後、分包部33で容器から薬剤を排出して分配皿34aに供給する前に、中間容器91を待機させておく位置である。供給待機位置P8は、計量装置80で計量された薬剤を収容した外部薬剤容器92又は中間容器91を、薬剤分包装置1に導入するためにセットする位置(導入位置)でもある。供給待機位置P8は、前述の供給待機部23に設定されている。供給待機位置P8は、第1取出位置P5、第2取出位置P6、又は第3取出位置P7を兼ねてもよい。
The supply standby position P8 is a position where the
供給位置P9は、薬剤排出部32において分配皿34aへの薬剤の供給が行われる際の中間容器91又は外部薬剤容器92の位置である。第2搬送部14bは、供給待機位置P8から供給位置P9へ、中間容器91を搬送する。薬剤分包装置1の外部から、薬剤を収容する外部薬剤容器92又は中間容器91を薬剤分包装置1に導入する場合には、その容器の導入位置が供給位置P9に設定されて、オペレータが薬剤排出部32に容器を直接セットする設定としてもよい。前述のように、薬剤分包装置1は複数(具体的には、4つ)の薬剤排出部32を備えており、4つの薬剤排出部32に供給位置P9が割り当てられている。
The supply position P9 is the position of the
清掃待機位置P10は、中間容器91又は外部薬剤容器92が、清掃部38における清掃を待機する位置である。清掃待機位置P10は、前述の清掃待機部37に設定されている。
The cleaning standby position P10 is a position where the
清掃位置P11は、中間容器91又は外部薬剤容器92が清掃部38によって清掃される位置である。
The cleaning position P11 is a position where the
本実施形態において、供給待機位置P8及び清掃待機位置P10は、搬送部14による容器の搬送の中継地点として機能する。
In this embodiment, the supply standby position P8 and the cleaning standby position P10 function as relay points for transporting containers by the
具体的に説明すると、第1搬送部14aは、上記の第1待機位置P1、第2待機位置P2、第3待機位置P3、計量位置P4、第1取出位置P5、第2取出位置P6、第3取出位置P7、供給待機位置P8、及び清掃待機位置P10の間で、容器を搬送可能に構成されている。一方、第2搬送部14bは、供給待機位置P8、供給位置P9及び清掃待機位置P10の間で、容器を搬送可能に構成されている。
Specifically, the first conveying
従って、制御部50が第1搬送部14aにより中間容器91等を供給待機位置P8まで搬送した後、搬送された中間容器91等を適宜のタイミングで供給待機位置P8から第2搬送部14bにより搬送することができる。また、第2搬送部14bにより中間容器91等を清掃待機位置P10まで搬送した後、搬送された中間容器91等を適宜のタイミングで清掃待機位置P10から第1搬送部14aにより搬送することができる。
Therefore, after the
本実施形態では、第2保管部12に保管された外部薬剤容器92を、第1搬送部14aにより第2取出位置P6まで搬送して薬剤分包装置1の外部に取り出すことができるように構成したが、第2保管部12に保管された外部薬剤容器92をオペレータが取り出すことができるようにしてもよい。この場合、第2保管部12は、薬剤分包装置1の外部に設けられていてもよい。
In this embodiment, the configuration is such that the
次に、計量装置80について説明する。図6は、計量装置80の概略構成図である。計量装置80は、図6に示すように、制御部81と、計量部82と、情報処理部83と、表示部84と、を備える。計量部82、情報処理部83、及び表示部84は、それぞれ制御部81に電気的に接続されている。計量装置80は、外部薬剤容器92に収容する薬剤を計量することができる。中間容器91が外部計量のために用いられる場合は、計量装置80は、中間容器91に収容する薬剤を計量する。
Next, the weighing
制御部81は、薬剤分包装置1の制御部50と通信可能であり、薬剤分包装置1の記憶部61に記憶された調剤データを受信することができる。計量装置80は、計量(目標量に対して不足する薬剤の計量等)が完了すると、計量結果を薬剤分包装置1に送信する。
The
計量部82は、薬剤分包装置1の計量部18と実質的に同様の構成であるので、説明を省略する。計量装置80は、オペレータが適宜の薬瓶等から秤量皿等に取り出した薬剤を計量する。なお、計量装置80は、外部薬剤容器92に薬剤を収容する状態で外部薬剤容器92ごと薬剤の計量を行ってもよい。
The measuring
情報処理部83は、計量部82の近傍に配置されている。情報処理部83は、バーコードリーダと、RFIDリーダライタと、を有する。バーコードリーダは、上記の薬瓶等に設けられたバーコードを読み取ることができる。RFIDリーダライタは、外部薬剤容器92の情報記録部92eの内容を読み取ることができる。
The
情報処理部83は、薬瓶等のバーコード及び外部薬剤容器92の情報記録部92eのそれぞれに記憶されている情報を読み取る処理を行う。具体的には、情報処理部83は、薬瓶等に設けられたバーコードから、当該薬瓶等の薬剤特定情報を読み取り、制御部81により当該薬瓶等に収容された薬剤を特定する。また、情報処理部83は、外部薬剤容器92の情報記録部92eに記憶されている容器固有情報を読み取る。計量装置80は、読み取った容器固有情報に対応する調剤データを、薬剤分包装置1の制御部50から取得する。その際、計量装置80は、計量対象となる薬剤の情報(薬剤の目標量を含む)も取得する。
The
そして、制御部81は、薬剤特定情報に基づいて特定した薬剤が、薬剤分包装置1の制御部50から取得した調剤データに含まれる薬剤情報が示す薬剤のうち何れの薬剤に該当するかを特定する。制御部81は、薬剤特定情報に基づいて特定した薬剤が、調剤データに含まれる薬剤情報が示す薬剤の何れかに一致すると判断した場合、一致した薬剤情報が示す薬剤を計量対象として選択する。計量対象として選択された薬剤の計量を終えると、計量装置80は、薬剤分包装置1の制御部50から取得した調剤データとともに、薬剤の計測量を含む計量結果を、制御部81を介して、薬剤分包装置1の制御部50に送信する。薬剤分包装置1の制御部50は、計量結果を受信し、記憶部61に記憶される調剤データを更新する。
Then, the
情報処理部83は、外部薬剤容器92の情報表示部92dの表示内容を変更することができる。計量装置80での薬剤の計量を終えると、情報処理部83は、外部薬剤容器92の情報表示部92dに計測量(計量結果)を表示させる。また、調剤に関する情報として、目標量に相当する量の薬剤を収容しており、薬剤分包装置1に導入する準備ができた旨を、情報表示部92dに表示させるようにしてもよい。
The
表示部84は、文字等を表示することが可能な表示画面を有する装置である。表示部84は、計量装置80の適宜の位置に配置されている。表示部84は、例えば、タッチパネル付きのディスプレイとして構成することができる。表示部84には、例えば、薬剤の名称及び薬剤の目標量、計測量等を表示することができる。また、表示部84には、薬瓶等の薬剤と量り取るべき薬剤とが一致しているか否かに関して、制御部81が判断した結果を表示することができる。これにより、薬瓶等の薬剤が調剤データに基づく必要な薬剤に間違いないことを確認することができる。
The
次に、薬剤分包装置1を使用して行う処理について説明する。薬剤分包装置1を使用して行う処理の準備として、薬剤分包装置1への薬剤情報の登録が行われる。具体的には、薬剤分包装置1によって分包される薬剤について、その薬剤に関する情報が、薬剤の種類毎に記憶部61に記憶される。表示部50が薬剤情報の登録画面を表示部21に表示し、オペレータがこの登録画面に対して操作部22を用いて薬剤情報を入力してもよい。または、外部の機器から通信により薬剤分包装置1に薬剤情報を入力してもよい。記憶部61は、中間容器91に薬剤を収容可能な最大量(以下、最大可能収容量と称する)を、薬剤の種類毎に、記憶する。
Next, processing performed using the
図7は、薬剤の供給および包装の処理の流れを示すフロー図である。まず、薬剤分包装置1への調剤データの入力が行われる(ステップS101)。制御部50は、調剤データの入力画面を表示部21に表示する。調剤データには、たとえば服用する1又は複数の薬剤名、剤形(散剤/錠剤/カプセル剤/液剤/外用薬)、服用法、服用量等が含まれる。服用法とは、1日の服用回数、服用時点、服用日数であり、服用量とは、全服用分の量(例えば重量)、一日服用分の量(重量)、一服用分の量(重量)等である。調剤データにはまた、服用者、目標量、計量結果(計測量又は目標量に対する不足量、余剰量)、各調剤データを識別する識別情報(調剤データ番号等)が含まれる。
FIG. 7 is a flow diagram showing the flow of drug supply and packaging processing. First, dispensing data is input to the medicine packaging device 1 (step S101). The
オペレータは、この入力画面に対して、操作部22を用いて調剤データを入力する。オペレータにより入力された調剤データは、制御部50の記憶部61に記憶される。オペレータが手動で調剤データを入力する構成に加えて、外部の調剤機器制御装置等の情報処理装置から通信により薬剤分包装置1に調剤データを入力してもよい。
The operator inputs the dispensing data into this input screen using the
調剤データの入力が完了すると、分包開始指令が行われる(ステップS102)。オペレータは、操作部22を用いて、制御部50に対して分包開始指令を入力する。一方、入力された調剤データについて薬剤の量り取りのみを行うことが指定されていれば、オペレータは、操作部22を用いて、制御部50に対して量り取り開始指令を入力する。
When the input of the dispensing data is completed, a command to start packaging is issued (step S102). The operator uses the
分包開始指令が入力されると、指定された量の薬剤の分配動作を行うに当たり、分配動作を複数回に分けて行う必要があるか否かが判断される(ステップS103)。この判断は、調剤データに含まれる分配対象の薬剤が分配部34によって分配される必要分配数に基づいて行われる。次に、指定された量の薬剤の量り取り動作を行うに当たり、量り取り動作を複数回に分けて行う必要があるか否かが判断される(ステップS104)。この判断は、調剤データに含まれる量り取り対象の薬剤の全量に基づいて、行われる。これらの判断の詳細については後述する。 When a packaging start command is input, it is determined whether or not it is necessary to perform the dispensing operation multiple times in order to perform the dispensing operation of the designated amount of medicine (step S103). This determination is made based on the required number of drugs to be dispensed by the dispensing unit 34, which is included in the dispensing data. Next, in order to measure out the specified amount of medicine, it is determined whether or not it is necessary to perform the measuring operation in multiple steps (step S104). This determination is made based on the total amount of the drug to be measured included in the dispensing data. Details of these determinations will be described later.
次に、薬剤容器15からの薬剤の量り取りが実行される(ステップS105)。ステップS105の処理において、必要な薬剤容器15が薬剤分包装置1に導入されていない場合には、前述の薬剤容器導入対応をすることで、量り取りを継続できる。または、薬剤容器導入対応に替えて、外部計量対応をすることも可能である。
Next, the medicine is measured out from the medicine container 15 (step S105). In the process of step S105, if the necessary drug container 15 has not been introduced into the
続いて、量り取られた薬剤を収容する容器から分配皿34aへの薬剤の供給が実行され(ステップS106)、分包部における薬剤の分包が実行される(ステップS107)。ステップS107の処理においては、分配部34における薬剤の分配と、包装部35における薬剤の包装とが実行される。 Subsequently, the medicine is supplied from the container containing the weighed medicine to the distribution tray 34a (step S106), and the medicine is packaged in the packaging section (step S107). In the process of step S107, distribution of the medicine in the distribution section 34 and packaging of the medicine in the packaging section 35 are executed.
ステップS107において薬剤の包装が実行された後に、すべての薬剤の包装が完了したか否かが判断される(ステップS108)。分配動作を複数回に分けて行う必要がある場合において、第1回目の分配動作により分配された薬剤の包装が行われた時点では、第2回目以降の分配動作により分配される薬剤の包装は未だ行われておらず、すべての分配対象薬剤の包装が完了していないことになる(ステップS108においてNO)。この場合、ステップS105の量り取り、ステップS106の供給、およびステップS107の分包が、再度実行される。 After packaging of medicines is executed in step S107, it is determined whether packaging of all medicines is completed (step S108). In cases where it is necessary to perform the dispensing operation in multiple steps, when the drug dispensed in the first dispensing operation is packaged, the packaging of the drugs dispensed in the second and subsequent dispensing operations is This has not been done yet, and this means that the packaging of all drugs to be distributed has not been completed (NO in step S108). In this case, weighing in step S105, supplying in step S106, and packaging in step S107 are performed again.
このとき、第1回目の包装が完了する前に第2回目の量り取りを開始してもよい。複数の分配皿34aのうちの1つが第1回目の分配動作で使用されておらず使用可能な状態にあれば、第1回目の包装が完了する前に、使用可能な分配皿34aに対して第2回目の供給動作を行ってもよい。 At this time, the second weighing may be started before the first packaging is completed. If one of the plurality of distribution plates 34a is not used in the first dispensing operation and is available for use, before the first packaging is completed, the available distribution plate 34a is A second supply operation may be performed.
すべての薬剤の包装が完了したと判断されると(ステップS108においてYES)、薬剤を排出した後の容器および薬剤経路(ホッパ35a)の清掃が行われる(ステップS109)。そして、処理を終了する(END)。 When it is determined that all the medicines have been packaged (YES in step S108), the container and medicine path (hopper 35a) after the medicines have been discharged are cleaned (step S109). Then, the process ends (END).
以下、分配動作を複数回に分ける処理の詳細について説明する。図8は、分配対象薬剤の必要分配数に基づいて量り取りおよび分配動作を複数回に分けて行う処理の流れを示すフロー図である。 The details of the process of dividing the distribution operation into multiple times will be described below. FIG. 8 is a flowchart illustrating a process of performing weighing and dispensing operations in multiple steps based on the required number of dispensed drugs.
ここで、本明細書において用いられる用語を定義する。 Here, the terms used in this specification are defined.
「必要分配数」とは、薬剤分包装置1に入力された調剤データに含まれる薬剤の、全服用分を分包するために必要とされる分包数に基づく、分配部34によって分配されるべき必要数をいう。
The “necessary number of distributions” refers to the number of packages distributed by the dispensing unit 34 based on the number of packages required to package all doses of the drug included in the dispensing data input to the
「日毎服用回数」とは、薬剤分包装置1が分包した薬剤を服用する、患者などの服用者が、その薬剤を1日当たり服用する回数をいう。たとえば、服用者が朝夕の食後に薬剤を服用するのであれば、日毎服用回数は2である。服用者が3回の食事時および就寝前に薬剤を服用するのであれば、日毎服用回数は4である。
"Number of daily doses" refers to the number of times a person, such as a patient, who takes a drug packaged by the
「全服用日数」とは、服用者が薬剤を服用する全日数をいう。したがって、上記の必要分配数は、日毎服用回数と全服用日数との積である。 "Total number of days on which a drug is taken" refers to the total number of days on which a patient takes the drug. Therefore, the required number of doses mentioned above is the product of the number of daily doses and the total number of days of doses.
「最大可能分配数」とは、上述の通り、薬剤分包装置1が分配部34による一回の分配動作で分配できる分配数の最大値をいう。最大可能分配数は、分配部34の能力として定められる、薬剤分包装置1に固有の情報である。分配部34においては、分配皿34aに供給された薬剤を、送り部34bが、一服用分ずつ下方の包装部35(ホッパ35a)へ落下させる。回転する分配皿34aの一回転分の360°の角度を分割した所定の角度内にある薬剤を、送り部34bが分配皿34aから掻き取ってホッパ35aへ落下させることで、薬剤が一服用分ずつに分配される。一服用分ずつとして分配皿34aからホッパ35aへ投入される薬剤の量のばらつきを十分に小さくできる程度に、分配皿34aに供給された薬剤を分配する回数を分けることができる最大数が、最大可能分配数である。
As described above, the "maximum possible distribution number" refers to the maximum number of distributions that the
「一包量」とは、調剤データに含まれるある薬剤について、分包袋の一包当たり分包される薬剤の重量をいう。 "One package amount" refers to the weight of a certain drug included in the dispensing data that is packaged per package in a sachet.
「1日量」とは、調剤データに含まれるある薬剤について、1日当たり分包される薬剤の重量をいう。したがって1日量は、一包量と日毎服用回数との積である。 "Daily dose" refers to the weight of a certain drug included in the dispensing data that is packaged per day. The daily dose is therefore the product of the packet size and the number of daily doses.
「全量」とは、調剤データに含まれるある薬剤について、分包される総重量をいう。したがって全量は、1日量と全服用日数との積である。 “Total amount” refers to the total weight of a certain drug included in the dispensing data. The total amount is therefore the product of the daily dose and the total number of days of administration.
「最大可能収容量」とは、薬剤を収容する容器(たとえば、中間容器91、または搬出容器93)の能力として定められる、容器に収容可能な薬剤の最大量をいう。換言すると、最大可能収容量は、一回の量り取り動作で計量可能な薬剤の最大重量をいう。
The "maximum possible storage capacity" refers to the maximum amount of medicine that can be stored in a container, which is defined as the capacity of a container (for example,
図8に示されるように、まず、必要分配数が最大可能分配数よりも大きいか否かの判断(第1判断)がなされる(ステップS201)。最大可能分配数は、予め記憶部61に記憶されている。制御部50は、入力された調剤データに基づいて、必要分配数を参照または算出する。制御部50は、その必要分配数を、記憶部61から読み出した最大可能分配数と比較して、必要分配数が最大可能分配数よりも大きいか否かを判断する。
As shown in FIG. 8, first, a determination (first determination) is made as to whether the required number of distributions is greater than the maximum possible number of distributions (step S201). The maximum possible distribution number is stored in the
必要分配数が最大可能分配数よりも大きいと判断されると(ステップS201においてYES)、1回の分配動作では必要分配数の薬剤を分配することができないため、分配動作を複数回に分けて行うことになる。このため、制御部50は、調剤データを分割し、調剤分割データを作成する。調剤データが分割されることに伴って、量り取り部30による薬剤の量り取り動作、分配皿34aへの薬剤の供給動作、分配部34による薬剤の分配動作、および包装部35による薬剤の包装動作(ステップS105~S107)も、複数回に分けて行われることになる。
If it is determined that the required number of dispenses is larger than the maximum possible number of dispenses (YES in step S201), the required number of drugs cannot be dispensed in one dispensing operation, so the dispensing operation is divided into multiple times. I will do it. For this reason, the
この場合は次に、分包パターンの判断が行われる(ステップS202)。分包パターンとは、調剤データに含まれる薬剤を分包部33で分包する(分配部34で分配し、包装部35で包装する)順序を示すものである。制御部50は、入力された調剤データに基づいて、分包部33で薬剤を分包する順序が、「服用順」に指定されているのか、または「服用時点順」に指定されているのか、を判断する。
In this case, next, the packaging pattern is determined (step S202). The packaging pattern indicates the order in which drugs included in the dispensing data are packaged by the packaging unit 33 (distributed by the distribution unit 34 and packaged by the packaging unit 35). Based on the input dispensing data, the
図9は、「服用順」の分包パターンで分包された包装材40を示す模式図である。図9および後述する図10では、服用者が朝に服用する薬剤としてA剤、B剤およびC剤が分包され、服用者が夕方に服用する薬剤としてA剤およびB剤が分包される例が示されている。 FIG. 9 is a schematic diagram showing the packaging material 40 packaged in a packaging pattern of "order of administration." In FIG. 9 and FIG. 10, which will be described later, drugs A, B, and C are packaged as drugs that the user takes in the morning, and drugs A and B are packaged as drugs that the user takes in the evening. An example is shown.
図9に示される包装物40Aは、1~4包目の薬剤を収容する分包袋を含む。1包目の分包袋には、1日目の朝に服用されるべき薬剤が収容されている。2包目の分包袋には、1日目の夕方に服用されるべき薬剤が収容されている。3包目の分包袋には、2日目の朝に服用されるべき薬剤が収容されている。4包目の分包袋には、2日目の夕方に服用されるべき薬剤が収容されている。
The
包装物40Bは、5~8包目の薬剤を収容する分包袋を含む。5包目(包装物40Bとしては1包目)の分包袋には、3日目の朝に服用されるべき薬剤が収容されている。6包目の分包袋には、3日目の夕方に服用されるべき薬剤が収容されている。7包目の分包袋には、4日目の朝に服用されるべき薬剤が収容されている。8包目の分包袋には、4日目の夕方に服用されるべき薬剤が収容されている。
The
各包装物40A、40Bは、一体の包装物としてもよいし、別体の包装物としてもよい。一体の包装物とする場合、各包装物40A、40Bの間に薬剤が収容されない空包を形成しないようにして、各包装物40A、40Bが連続するようにしてもよい。または、一体の包装物とする場合、各包装物40A、40Bの間に薬剤が収容されない空包を形成するようにしてもよい。
Each
このように、「服用順」の分包パターンでは、服用者が服用する順に薬剤が分包される。このとき、ある1日に服用されるべき薬剤が複数の包装物にまたがって収容されないように薬剤が分包される設定とされる。包装物の最初の分包袋は、1日のうちの最初の服用時点に服用される薬剤を収容する。包装物の最後の分包袋は、1日のうちの最後の服用時点に服用される薬剤を収容する。 In this manner, in the "order of administration" packaging pattern, medicines are packaged in the order in which they are to be taken by the recipient. At this time, the medicines are set to be packaged in such a way that the medicines to be taken on a given day are not housed in multiple packages. The first sachet of the package contains the medication to be taken at the first dose of the day. The last sachet of the package contains the medication to be taken at the last dose of the day.
図9に示される例では、包装物40Aの最後の分包袋は、2日目の最後の服用時点である、2日目の夕方に服用されるべき薬剤を収容する。包装物40Bの最初の分包袋は、3日目の最初の服用時点である、3日目の朝に服用されるべき薬剤を収容する。2日目におけるすべての服用時点に服用されるべき薬剤は、包装物40Aに含まれている。3日目におけるすべての服用時点に服用されるべき薬剤は、包装物40Bに含まれている。ある1日に服用されるべき薬剤が、包装物40A,40Bの両方にまたがって分包されることはない。ある1日に服用されるべき薬剤のすべてが、各包装物40A,40Bに含まれるように、分包パターンが設定される。
In the example shown in FIG. 9, the last sachet of
本実施形態では、各包装物40A、40Bが連続するように分包部33で分包される。このようにすると、調剤データが分割されても、1つの調剤データに基づいて分包されて作られる各包装物40A、40Bが一体で連続するため、服用されるべき薬剤を収容する全ての分包袋を、「服用順」に並べることができる。
In this embodiment, each of the
図10は、「服用時点順」の分包パターンで分包された包装材を示す模式図である。図10に示される包装物40Cは、1~4包目の薬剤を収容する分包袋を含む。1包目の分包袋には、1日目の朝に服用されるべき薬剤が収容されている。2包目の分包袋には、2日目の朝に服用されるべき薬剤が収容されている。3包目の分包袋には、3日目の朝に服用されるべき薬剤が収容されている。4包目の分包袋には、4日目の朝に服用されるべき薬剤が収容されている。包装物40Cは、1つの服用時点、具体的には朝に服用されるべき薬剤が収容された分包袋のみを含んでいる。 FIG. 10 is a schematic diagram showing packaging materials divided into packages according to a packaging pattern "in order of time of administration." The package 40C shown in FIG. 10 includes sachets containing the first to fourth medicine packages. The first sachet contains the medicine to be taken on the morning of the first day. The second sachet contains the medicine to be taken on the morning of the second day. The third sachet contains medicine to be taken on the morning of the third day. The fourth sachet contains medicine to be taken on the morning of the fourth day. The package 40C includes only sachets containing medicines to be taken at one point in time, specifically in the morning.
図10に示される包装物40Dは、5~8包目の薬剤を収容する分包袋を含む。5包目(包装物40Dとしては1包目)の分包袋には、1日目の夕方に服用されるべき薬剤が収容されている。2包目の分包袋には、2日目の夕方に服用されるべき薬剤が収容されている。3包目の分包袋には、3日目の夕方に服用されるべき薬剤が収容されている。4包目の分包袋には、4日目の夕方に服用されるべき薬剤が収容されている。包装物40Cは、1つの服用時点、具体的には夕方に服用されるべき薬剤が収容された分包袋のみを含んでいる。
The
各包装物40C、40Dは、一体の包装物としてもよいし、別体の包装物としてもよい。一体の包装物とする場合、各包装物40C、40Dの間に薬剤が収容されない空包を形成しないようにして、各包装物40C、40Dが連続するようにしてもよい。または、一体の包装物とする場合、各包装物40C、40Dの間に薬剤が収容されない空包を形成するようにしてもよい。
Each
このように、「服用時点順」の分包パターンでは、服用時点のまとまり順に薬剤が分包される。このとき、異なる服用時点に服用されるべき薬剤が1つの包装物にまとまって収容されないように薬剤が分包される設定とされる。 In this way, in the packaging pattern "in order of time of administration", medicines are packaged in the order of the time of administration. At this time, the medicines are set to be packaged in separate packages so that medicines to be taken at different times are not collectively housed in one package.
本実施形態では、各包装物40C、40Dが連続するように分包部33で分包される。このようにすると、調剤データが分割されても、1つの調剤データに基づいて分包されて作られる各包装物40C、40Dが一体で連続するため、服用されるべき薬剤を収容する全ての分包袋を、「服用時点順」に並べることができる。
In this embodiment, each of the
図8に戻って、ステップS202の判断において、分包パターンが「服用順」であると判断された場合、まず、最大可能日数が算出される(ステップS203)。ここで算出される最大可能日数とは、1回の分配動作で分配可能な薬剤が、服用者が薬剤を服用する日数のうちの何日分に相当するかを表す値である。 Returning to FIG. 8, if it is determined in step S202 that the packaging pattern is "in order of administration," first, the maximum possible number of days is calculated (step S203). The maximum possible number of days calculated here is a value representing how many days out of the number of days the recipient takes the medicine, the medicine that can be distributed in one dispensing operation corresponds to the number of days that the patient takes the medicine.
制御部50は、入力された調剤データに基づいて、日毎服用回数を参照する。制御部50は、記憶部61から最大可能分配数を読み出す。制御部50は、最大可能分配数を日毎服用回数で除して得られた商の小数点以下を切り捨てる処理を行い、この処理により算出された値を、最大可能日数とする。日毎服用回数は、1日の服用回数を示す日毎服用回数に基づいて、算出される。
The
次に、調剤データの分割回数が算出される(ステップS204)。ここで算出される分割回数とは、必要分配数の薬剤の分配を完了するために分配動作を何回に分けて行うか、すなわち、ある1日に服用されるべき薬剤が複数の包装物にまたがって収容されないように薬剤が分包される設定において、何回の分配動作を行うことで必要分配数の薬剤の分配を完了できるか、を表す値である。 Next, the number of times the prescription data is divided is calculated (step S204). The number of divisions calculated here refers to how many times the dispensing operation is divided in order to complete the dispensing of the required number of medicines. This value indicates how many times the dispensing operation can be performed to complete the dispensing of the required number of drugs in a setting where the drugs are packaged so that they are not stacked.
制御部50は、必要分配数を、最大可能日数と日毎服用回数とを乗じた積で除して、算出された商の小数点以下を切り上げる処理を行い、この処理により算出された値を、分割回数とする。
The
次に、日数が算出される(ステップS205)。ここで算出される日数とは、分割されたある回の分配動作で分配される薬剤が、服用者が薬剤を服用する日数のうちの何日分に相当するかを表す値である。 Next, the number of days is calculated (step S205). The number of days calculated here is a value representing how many days out of the number of days the recipient takes the medicine, the medicine distributed in a certain divided dispensing operation corresponds to.
制御部50は、全服用日数を分割回数で除して得られた商の小数点以下を切り上げる処理を行い、この処理により算出された値を、1分割目の日数とする。なお、1分割目の分配動作で分配される薬剤の分配数は、1分割目の日数と日毎服用回数とを乗じることで算出される。
The
次に、目標計量値が算出される(ステップS206)。ここで算出される目標計量値とは、分割されたある回の分配動作で分配される薬剤の重量の目標値であり、その分配動作のために量り取られる薬剤の重量の目標値である。 Next, a target weight value is calculated (step S206). The target weight value calculated here is the target value of the weight of the drug to be dispensed in a certain divided dispensing operation, and is the target value of the weight of the drug to be weighed for that dispensing operation.
制御部50は、ステップS205で算出された1分割目の日数と、1日量(もしくは、一包量と日毎服用回数との積)とを乗ずる処理(または、1分割目の分配処理で分配される薬剤の分配数と一包量とを乗ずる処理)を行い、この処理により算出された値を、1分割目の目標計量値とする。このようにして、制御部50は、1分割目の調剤分割データを作成する。
The
2分割目以降の分配動作について、ステップS205の日数を算出する処理と、ステップS206の目標計量値を算出する処理とが繰り返される。 Regarding the distribution operation after the second division, the process of calculating the number of days in step S205 and the process of calculating the target weight value in step S206 are repeated.
2分割目の分配動作について、制御部50は、全服用日数から1分割目の日数を減じた値を、ステップS204で算出された分割回数から1を減じた値で除して、算出された商の小数点以下を切り上げる処理を行い、この処理により算出された値を、2分割目の日数とする。2分割目の分配処理で分配される薬剤の分配数は、2分割目の日数と日毎服用回数とを乗じることで算出される。制御部50は、2分割目の日数と、1日量とを乗ずる処理を行い、この処理により算出された値を、2分割目の目標計量値とする。このようにして、制御部50は、2分割目の調剤分割データを作成する。
Regarding the dispensing operation for the second division, the
n(nは2以上の整数)分割目の分配動作について、制御部50は、全服用日数から、1分割目の日数から(n-1)分割目の日数までの総和を減じた値を、ステップS204で算出された分割回数から(n-1)を減じた値で除して、算出された商の小数点以下を切り上げる処理を行い、この処理により算出された値を、n分割目の日数とする。n分割目の分配処理で分配される薬剤の分配数は、n分割目の日数と日毎服用回数とを乗じることで算出される。制御部50は、n分割目の日数と、1日量とを乗ずる処理を行い、この処理により算出された値を、n分割目の目標計量値とする。このようにして、制御部50は、n分割目の調剤分割データを作成する。
Regarding the dispensing operation for the nth division (n is an integer of 2 or more), the
このように1~n分割目の目標計量値が均等になるように調剤データを分割することで、各調剤分割データにおける量り取り動作で量り取られる薬剤の量のばらつきが低減されている。制御部50は、各回の量り取り動作で量り取られる薬剤の量を均一化するように、各回の目標計量値を算出している。
By dividing the prescription data in such a manner that the target measured values of the 1st to nth divisions are equal, variations in the amount of medicine measured in the weighing operation in each division of the prescription data are reduced. The
そして、処理を終了する(END)。このようにして、調剤データを分割する回数に基づいて、分配動作を分けて行う回数と、量り取り動作を分けて行う回数と、各回の分配動作のために各回の量り取り動作で量り取られる薬剤の目標計量値とが得られる。制御部50は、図7に示されるステップS105の処理において、この目標計量値の算出の結果に従って量り取り部30を制御して、各回の量り取り動作で目標計量値の薬剤を薬剤容器15から量り取ることになる。
Then, the process ends (END). In this way, based on the number of times of dividing the dispensing data, the number of times performed by dividing the distribution operation, the number of times performed by dividing the operation, and the amount of each distribution operation are reduced by each distribution operation. The target measured value of the drug can be obtained. In the process of step S105 shown in FIG. 7, the
また、このようにして、ある1日に服用されるべき薬剤が複数の包装物にまたがって収容されないように薬剤が分包されるため、調剤分割データ毎に作成される包装物の印刷用データの取り扱いが容易となる。すなわち、1日の服用時点の印刷用データが複数の調剤分割データにまたがらないため、印刷用データは服用時点単位のデータとすればよい。 In addition, since drugs are divided into packages in this way so that drugs to be taken on a given day are not accommodated in multiple packages, printing data for packages is created for each dispensing division data. becomes easier to handle. That is, since the printing data for the day's dosing time does not span multiple dispensing division data, the printing data may be data for each dosing time.
ステップS202の判断において、分包パターンが「服用時点順」であると判断された場合、まず、調剤データの服用時点毎分割回数が算出される(ステップS207)。ここで算出される服用時点毎分割回数とは、ある服用時点(たとえば、朝)に服用されるべき薬剤について、その薬剤の全服用日数分の分配を完了するために、分配動作を何回に分けて行うかを表す値である。すなわち、異なる服用時点に服用されるべき薬剤が1つの包装物にまとまって収容されないように薬剤が分包される設定において、何回の分配動作を行うことで必要分配数の薬剤の分配を完了できるか、を表す値である。 If it is determined in step S202 that the packaging pattern is "in order of dosing time," first, the number of times the dispensing data is divided for each dosing time point is calculated (step S207). The number of divisions per dosing point calculated here refers to the number of times the dispensing operation should be performed to complete dispensing for all days of dosing for a drug to be taken at a certain dosing time (for example, in the morning). This value indicates whether to perform the process separately. In other words, in a setting where medicines are packaged in such a way that medicines to be taken at different times are not all packed together in one package, how many times is the dispensing operation required to complete the dispensing of the required number of medicines? This is a value that indicates whether it is possible.
制御部50は、入力された調剤データに基づいて、全服用日数を参照する。制御部50は、記憶部61から最大可能分配数を読み出す。制御部50は、全服用日数を最大可能分配数で除して得られた商の小数点以下を切り上げる処理を行い、この処理により算出された値を、服用時点毎分割回数とする。服用時点毎分割回数は、全服用日数に基づいて、算出される。
The
次に、日数が算出される(ステップS208)。ここで算出される日数とは、ある服用時点について、分割されたある回の分配動作で分配される薬剤が、服用者が薬剤を服用する日数のうち何日分に相当するかを表す値である。 Next, the number of days is calculated (step S208). The number of days calculated here is a value that represents how many days out of the number of days the patient takes the drug, the drug dispensed in a certain divided dispensing operation corresponds to a certain point of administration. be.
制御部50は、全服用日数を服用時点毎分割回数で除して得られた商の小数点以下を切り上げる処理を行い、この処理により算出された値を、第1の服用時点における1分割目の日数とする。
The
次に、目標計量値が算出される(ステップS209)。ここで算出される目標計量値とは、分割されたある回の分配動作で分配される薬剤の重量の目標値であり、その分配動作のために量り取られる薬剤の重量の目標値である。 Next, a target weight value is calculated (step S209). The target weight value calculated here is the target value of the weight of the drug to be dispensed in a certain divided dispensing operation, and is the target value of the weight of the drug to be weighed for that dispensing operation.
制御部50は、ステップS208で算出された1分割目の日数と、一包量とを乗ずる処理を行い、この処理により算出された値を、第1の服用時点における1分割目の目標計量値とする。このようにして、制御部50は、第1の服用時点の1分割目の調剤分割データを作成する。
The
第1の服用時点における2分割目以降の分配動作について、ステップS208の分配数を算出する処理と、ステップS209の目標計量値を算出する処理とが繰り返される。 Regarding the dispensing operation after the second division at the time of first administration, the process of calculating the number of doses to be distributed in step S208 and the process of calculating the target weight value in step S209 are repeated.
第1の服用時点における2分割目の分配動作について、制御部50は、全服用日数から1分割目の日数を減じた値を、ステップS207で算出された服用時点毎分割回数から1を減じた値で除して、算出された商の小数点以下を切り上げる処理を行い、この処理により算出された値を、2分割目の日数とする。制御部50は、2分割目の日数と、一包量とを乗ずる処理を行い、この処理により算出された値を、2分割目の目標計量値とする。このようにして、制御部50は、第1の服用時点の2分割目の調剤分割データを作成する。
Regarding the dispensing operation for the second division at the first dosing time, the
第1の服用時点におけるn(nは2以上の整数)分割目の分配動作について、制御部50は、全服用日数から、1分割目の日数から(n-1)分割目の日数までの総和を減じた値を、ステップS207で算出された服用時点毎分割回数から(n-1)を減じた値で除して、算出された商の小数点以下を切り上げる処理を行い、この処理により算出された値を、n分割目の日数とする。制御部50は、n分割目の日数と、一包量とを乗ずる処理を行い、この処理により算出された値を、n分割目の目標計量値とする。このようにして、制御部50は、第1の服用時点のn分割目の調剤分割データを作成する。
Regarding the dispensing operation for the nth division (n is an integer of 2 or more) at the time of the first administration, the
第2の服用時点以降の分配動作について、ステップS207の服用時点毎分割回数を算出する処理と、ステップS208の分配数を算出する処理と、ステップS209の目標計量値を算出する処理が繰り返される。このようにして、制御部50は、第2の服用時点の各調剤分割データを作成する。
Regarding the dispensing operation after the second dosing time, the process of calculating the number of divisions per dosing time in step S207, the process of calculating the number of distributions in step S208, and the process of calculating the target weight value in step S209 are repeated. In this way, the
このように、各服用時点における1~n分割目の目標計量値を算出することで、各調剤分割データにおける量り取り動作で量り取られる薬剤の量のばらつきが低減されている。制御部50は、各回の量り取り動作で量り取られる薬剤の量を均一化するように、各回の目標計量値を算出している。
In this manner, by calculating the target measured values for the 1st to nth divisions at each dosing time point, variations in the amount of medicine measured in the measuring operation in each dispensing division data are reduced. The
そして、処理を終了する(END)。このようにして、調剤データを服用時点毎に分割する回数に基づいて、服用時点毎の分配動作を分けて行う回数と、服用時点毎の量り取り動作を分けて行う回数と、各回の分配動作のために各回の量り取り動作で量り取られる薬剤の目標計量値とが得られる。制御部50は、図7に示されるステップS105の処理において、この目標計量値の算出の結果に従って量り取り部30を制御して、各回の量り取り動作で目標計量値の薬剤を薬剤容器15から量り取ることになる。
Then, the process ends (END). In this way, based on the number of times the dispensing data is divided for each dosing point, the number of times the dispensing operation is performed separately for each dosing point, the number of times that the weighing operation is performed separately for each dosing point, and the number of times that the dispensing operation is performed separately for each dosing point, and the number of times that the dispensing operation for each dosing point is divided, Therefore, the target measured value of the drug to be weighed out in each weighing operation is obtained. In the process of step S105 shown in FIG. 7, the
また、このようにして、異なる服用時点に服用されるべき薬剤が1つの包装物にまとまって収容されないように薬剤が分包されるため、調剤データ毎に作成される包装物の印刷用データの取り扱いが容易となる。すなわち、異なる服用時点の印刷用データが1つの調剤分割データにまとまらないため、印刷用データは服用時点単位のデータとすればよい。 In addition, in this way, since drugs are packaged in such a way that drugs to be taken at different times are not all packed together in one package, printing data for the package created for each dispensing data is Easy to handle. That is, since print data for different dosing times cannot be combined into one dispensing division data, the print data may be data for each dosing time.
ステップS201の判断において、必要分配数が最大可能分配数以下であれば(ステップS201においてNO)、1回の分配動作によって必要分配数の薬剤を分配することができ、量り取りおよび分配動作を分けて行う必要がない。そのため、調剤分割データを作成する処理は行われず、そのまま処理を終了する(END)。 In the judgment in step S201, if the required number of dispensed doses is less than or equal to the maximum possible number of dispensed doses (NO in step S201), the required number of drugs can be dispensed in one dispensing operation, and the weighing and dispensing operations are separated. There is no need to do it. Therefore, the process of creating the dispensing division data is not performed, and the process ends (END).
図11は、量り取り対象薬剤の全量に基づいて量り取り動作を複数回に分けて行う処理の流れを示すフロー図である。 FIG. 11 is a flowchart showing the flow of a process in which the weighing operation is divided into a plurality of times based on the total amount of the drug to be weighed out.
図11に示されるように、まず、調剤データに含まれる薬剤の種類毎の全量が、最大可能収容量よりも大きいか否かの判断(第2判断)がなされる(ステップS301)。この判断は、調剤データに含まれる薬剤の種類毎に行われる。調剤分割データが作成されている場合は、各調剤分割データを対象として、各調剤分割データに含まれる薬剤の全量が、最大可能収容量よりも大きいか否かが判断される。最大可能収容量は、予め記憶部61に記憶されている。中間容器91の情報記録部91eまたは搬出容器93の情報記録部93eに記憶されている最大可能収容量が第3情報処理部20によって取得されてもよい。制御部50は、記憶部61から読み出すか、または第3情報処理部20によって取得することにより、最大可能収容量を取得する。制御部50は、入力された調剤データに基づいて、薬剤の種類毎に、全量を参照または算出する。制御部50は、全量を最大可能収容量と比較して、全量が最大可能収容量よりも大きいか否かを判断する。
As shown in FIG. 11, first, a determination (second determination) is made as to whether the total amount of each type of medicine included in the dispensing data is larger than the maximum possible capacity (step S301). This determination is made for each type of drug included in the prescription data. If the dispensing division data has been created, it is determined for each dispensing division data whether the total amount of medicine included in each dispensing division data is larger than the maximum possible capacity. The maximum possible capacity is stored in the
全量が最大可能収容量よりも大きいと判断されると(ステップS301においてYES)、1回の量り取り動作では薬剤の全量を量り取ることができないため、量り取り動作を複数回に分けて行うことになる。このため、制御部50は、全量が最大可能収容量よりも大きいと判断された薬剤の薬剤情報を分割し、量り取り分割データを作成する。量り取られた薬剤が分包部33で分包される場合、複数回の量り取り動作によって量り取られた薬剤は、分配部34にまとめて供給され、分配部34による分配動作、および包装部35による包装動作により分包されることになる。
If it is determined that the total amount is larger than the maximum possible storage capacity (YES in step S301), the entire amount of medicine cannot be measured in one measuring operation, so the measuring operation is performed in multiple steps. become. For this reason, the
この場合は次に、分割回数が算出される(ステップS302)。ここで算出される分割回数とは、全量の薬剤の量り取りを完了するために量り取り動作を何回に分けて行うか、すなわち、何回の量り取り動作を行うことで全量の薬剤の量り取りを完了できるか、を表す値である。 In this case, next, the number of divisions is calculated (step S302). The number of divisions calculated here refers to how many times the weighing operation must be divided to complete measuring the entire amount of the drug. This value indicates whether the transaction can be completed.
制御部50は、全量を最大可能収容値で除して得られた商の小数点以下を切り上げる処理を行い、この処理により算出された値を、分割回数とする。
The
次に、目標計量値が算出される(ステップS303)。ここで算出される目標計量値とは、分割されたある回の量り取り動作で薬剤容器15から量り取られる薬剤の重量の目標値である。 Next, a target weight value is calculated (step S303). The target weight value calculated here is the target value of the weight of the medicine to be weighed out from the medicine container 15 in one divided weighing operation.
制御部50は、全量を、ステップS302で算出された分割回数で除して得られた商の小数点以下を切り上げる処理を行い、この処理により算出された値を、1分割目の量り取り動作の目標計量値とする。このようにして、制御部50は、1分割目の量り取り分割データを作成する。
The
2分割目以降の量り取り動作について、ステップS303の目標計量値を算出する処理が繰り返される。 For the weighing operation after the second division, the process of calculating the target measured value in step S303 is repeated.
2分割目の量り取り動作について、制御部50は、全量から1分割目の目標計量値を減じた値を、ステップS302で算出された分割回数から1を減じた値で除して、算出された商の小数点以下を切り上げる処理を行い、この処理により算出された値を、2分割目の目標計量値とする。このようにして、制御部50は、2分割目の量り取り分割データを作成する。
Regarding the weighing operation for the second division, the
n(nは2以上の整数)分割目の量り取り動作について、制御部50は、全量から、1分割目の目標計量値から(n-1)分割目までの目標計量値までの総和を減じた値を、ステップS302で算出された分割回数から(n-1)を減じた値で除して、算出された商の小数点以下を切り上げる処理を行い、この処理により算出された値を、n分割目の目標計量値とする。このようにして、制御部50は、n分割目の量り取り分割データを作成する。
Regarding the weighing operation for nth division (n is an integer of 2 or more), the
このように1~n分割目の目標計量値が均等になるように薬剤情報を分割することで、各量り取り分割データにおける量り取り動作で量り取られる薬剤の量のばらつきが低減されている。制御部50は、各回の量り取り動作で量り取られる薬剤の量を均一化するように、各回の目標計量値を算出している。
By dividing the drug information so that the target measured values of the 1st to nth divisions are equal in this way, variations in the amount of medicine measured in the weighing operation in each weighing division data are reduced. The
そして、処理を終了する(END)。このようにして、薬剤情報を分割する回数に基づいて、量り取り動作を分けて行う回数と、各回の量り取り動作において量り取られる薬剤の目標計量値が得られる。制御部50は、図7に示されるステップS105の処理において、この目標計量値の算出の結果に従って量り取り部30を制御して、各回の量り取り動作で目標計量値の薬剤を薬剤容器15から量り取ることになる。
Then, the process ends (END). In this way, based on the number of times the drug information is divided, the number of times the weighing operation is divided and the target measured value of the drug to be measured in each weighing operation can be obtained. In the process of step S105 shown in FIG. 7, the
ステップS301の判断において、全量が最大可能収容量以下であれば(ステップS301においてNO)、1回の量り取り動作によって全量の薬剤を量り取ることができ、量り取り動作を分けて行う必要がない。そのため、量り取り分割データを作成する処理は行われず、そのまま処理を終了する(END)。 In the judgment in step S301, if the total amount is less than or equal to the maximum possible storage capacity (NO in step S301), the entire amount of medicine can be measured in one measuring operation, and there is no need to perform separate measuring operations. . Therefore, the process of creating weighing division data is not performed, and the process ends (END).
上述した通り、ステップS102において調剤データの入力が完了した後、入力された調剤データについて薬剤の量り取りのみを行うことが指定されていれば、ステップS103の分包開始指令に代えて、オペレータは、操作部22を用いて、制御部50に対して量り取り開始指令を入力することができる。量り取り指令が入力されると、薬剤分包装置1は、入力された調剤データについて薬剤の分包は行わず、量り取りのみを行う。
As described above, after the input of the dispensing data is completed in step S102, if it is specified that only the drug is to be weighed out based on the input dispensing data, the operator can issue an instruction to start packaging in step S103. , a weighing start command can be input to the
量り取り開始指令が入力されると、指定された量の薬剤の量り取り動作を行うに当たり、まず、他の薬剤分包装置95での分配動作を複数回に分けて行う必要があるか否かが判断される。この判断は、調剤データに含まれる分配対象の薬剤の必要分配数に基づいて行われる。この場合の必要分配数は、他の薬剤分包装置95の分配部によって分配されるべき必要数を指す。次に、量り取り動作を複数回に分けて行う必要があるか否かが判断される。この判断は、調剤データに含まれる量り取り対象の薬剤の種類毎の全量に基づいて行われる。これらの判断の詳細については後述する。
When a measurement start command is input, in order to measure out the designated amount of medicine, first, it is determined whether or not it is necessary to divide the dispensing operation into multiple times using other
次に、薬剤容器15からの薬剤の量り取りが実行され、量り取られた薬剤を収容する容器の第3取出位置P7への搬送が実行される。 Next, the medicine is measured out from the medicine container 15, and the container containing the measured medicine is transported to the third take-out position P7.
量り取られた薬剤を収容する容器を第3取出位置に搬送した後に、すべての薬剤の量り取り及び搬送が完了したか否かが判断される。すべての量り取り対象薬剤の量り取りが完了していない場合、量り取りが再度実行される。 After the container containing the weighed medicines is transported to the third take-out position, it is determined whether all the medicines have been weighed and transported. If the weighing of all the drugs to be weighed has not been completed, weighing is performed again.
以下、他の薬剤分包装置95での分配動作を複数回に分ける場合に、薬剤分包装置1においてなされる処理の詳細について説明する。
Hereinafter, details of the process performed in the
まず、必要分配数が他の薬剤分包装置95の最大可能分配数よりも大きいか否かの判断(第3判断)がなされる。他の薬剤分包装置95における最大可能分配数は、予め記憶部61に記憶されている。制御部50は、入力された調剤データに基づいて、必要分配数を参照または算出する。制御部50は、その必要分配数を、記憶部61から読み出した他の薬剤分包装置95の最大可能分配数と比較して、必要分配数が他の薬剤分包装置95の最大可能分配数よりも大きいか否かを判断する。
First, a determination (third determination) is made as to whether the required number of distributions is greater than the maximum possible number of distributions of other
必要分配数が他の薬剤分包装置95の最大可能分配数よりも大きいと判断されると、他の薬剤分包装置95における1回の分配動作では必要分配数の薬剤を分配することができないため、他の薬剤分包装置95での分配動作を複数回に分けて行うことになる。このため、制御部50は、必要分配数と他の薬剤分包装置95の最大可能分配数に基づいて、調剤データを分割し、調剤分割データを作成する。調剤データが分割されることに伴って、量り取り部30による薬剤の量り取り動作は複数回行われることになる。これにより、他の薬剤分包装置95では分配動作を複数回に分けて行うことができる。
If it is determined that the required number of medicines to be distributed is larger than the maximum possible number of medicines to be distributed by another
この場合は次に、分包パターンの判断が行われる。そして、図8または図9に示す例と同様に、分包パターンに従って調剤分割データを作成する。 In this case, next, the packaging pattern is determined. Then, similarly to the example shown in FIG. 8 or 9, prescription division data is created according to the packaging pattern.
必要分配数が他の薬剤分包装置95の最大可能分配数以下であれば、1回の分配動作によって必要分配数の薬剤を分配することができ、分配動作を分けて行う必要がない。薬剤分包装置1での量り取り動作を複数回に分けて行う必要もない。そのため、調剤分割データを作成する処理は行われず、そのまま処理を終了する。
If the required distribution number is less than or equal to the maximum possible distribution number of the other
次に、調剤データに含まれる薬剤の全量が、最大可能収容量よりも大きいか否かの判断(第4判断)がなされる。この判断は、調剤データに含まれる薬剤の種類毎に行われる。調剤分割データが作成されている場合は、調剤分割データに含まれる薬剤の全量が、最大可能収容量よりも大きいか否かが判断される。 Next, a determination (fourth determination) is made as to whether the total amount of medicine included in the dispensing data is greater than the maximum possible capacity. This determination is made for each type of drug included in the prescription data. If the dispensing division data has been created, it is determined whether the total amount of medicine included in the dispensing division data is larger than the maximum possible capacity.
全量が最大可能収容量よりも大きいと判断されると、1回の量り取り動作では薬剤の全量を量り取ることができないため、量り取り動作を複数回に分けて行うことになる。このため、制御部50は、全量が最大可能収容量よりも大きいと判断された薬剤情報を分割し、量り取り分割データを作成する。量り取られた薬剤が他の薬剤分包装置95で分包される場合、複数回の量り取り動作によって量り取られた薬剤は、他の薬剤分包装置95にまとめて供給されることになる。
If it is determined that the total amount is larger than the maximum possible storage capacity, the entire amount of medicine cannot be measured in one measuring operation, so the measuring operation is performed in multiple steps. For this reason, the
このようにして、薬剤情報を分割する回数に基づいて、量り取り動作を分けて行う回数と、各回の量り取り動作において量り取られる薬剤の目標計量値が得られる。制御部50は、この目標計量値の算出の結果に従って量り取り部30を制御して、各回の量り取り動作で目標計量値の薬剤を薬剤容器15から量り取ることになる。
In this way, based on the number of times the drug information is divided, the number of times the weighing operation is divided and the target measured value of the drug to be measured in each weighing operation can be obtained. The
全量が最大可能収容量以下であれば、1回の量り取り動作によって全量の薬剤を量り取ることができ、量り取り動作を分けて行う必要がない。そのため、量り取り分割データを作成する処理は行われず、そのまま処理を終了する。 If the total amount is less than the maximum possible storage capacity, the entire amount of medicine can be measured out in one measuring operation, and there is no need to perform separate measuring operations. Therefore, the process of creating weighing division data is not performed, and the process ends.
以上説明した実施形態の薬剤分包装置1において、制御部50は、図7,8に示されるように、調剤データに含まれる分配対象薬剤の必要分配数が、分配部34による一回の分配動作での最大可能分配数よりも大きいとき、分配対象薬剤を複数回に分けて量り取るように、量り取り部30を制御する。このように制御部50が量り取り部30を制御することで、調剤データにおける必要分配数が最大可能分配数を超える場合に、自動で量り取り動作を行うことができる。
In the
図2に示されるように、分配部34は、量り取り部30によって量り取られた分配対象薬剤が供給される分配皿34aを有している。分配部34は、分配皿34aに供給された分配対象薬剤を、一服用分ずつに分配する。制御部50は、分配皿34aに供給された分配対象薬剤を分配部34が分配可能な最大数を、最大可能分配数として設定する。このようにすれば、薬剤分包装置1に係る固有の情報として最大可能分配数が設定されるので、薬剤分包装置1の機種毎に適切な最大可能分配数を設定することができる。制御部50は、この設定された最大可能分配数に従って、量り取り部30を適切に制御することができる。
As shown in FIG. 2, the dispensing section 34 has a dispensing tray 34a to which the medicine to be distributed is measured by the measuring
また制御部50は、図7,11に示されるように、調剤データに含まれる分配対象薬剤の種類毎の全量が、中間容器91または搬出容器93への薬剤の最大可能収容量よりも大きいとき、分配対象薬剤を複数回に分けて量り取るように、量り取り部30を制御する。このように制御部50が量り取り部30を制御することで、調剤データにおける分配対象薬剤の種類毎の全量が最大可能収容量を超える場合に、自動で量り取り動作を行うことができる。
Further, as shown in FIGS. 7 and 11, when the total amount of each type of drug to be distributed included in the dispensing data is larger than the maximum possible storage amount of the drug in the
図3に示されるように、制御部50は、記憶部61を有している。記憶部61は、薬剤に関する情報を、薬剤の種類毎に記憶する。薬剤に関する情報は、最大可能収容量を含んでいる。薬剤の種類毎の最大可能収容量が記憶部61に記憶されていることで、制御部50は、量り取りおよび分配がなされる薬剤に対応する最大可能収容量を記憶部61から読み出して、その最大可能収容量に従って、量り取り部30を適切に制御することができる。
As shown in FIG. 3, the
記憶部61は、分配部34による一回の分配動作での最大可能分配数を記憶している。制御部50は、記憶部61から最大可能分配数を読み出して、その最大可能分配数に従って、量り取り部30を適切に制御することができる。
The
図8,11に示されるように、制御部50は、各回の量り取り動作で量り取られる分配対象薬剤の量を算出する。制御部50は、その算出の結果に従って量り取り部30を制御する。このように制御部50が量り取り部30を制御することで、複数回に分割された各回の量り取り動作で、適切な量の薬剤を量り取ることができる。
As shown in FIGS. 8 and 11, the
図8に示されるように、制御部50は、調剤データに含まれる分配対象薬剤を分配する順序が服用順に指定されている場合、1日の服用回数に基づいて、最大可能日数、分割回数、目標計量値を順に算出する。算出された目標計量値に従って制御部50が量り取り部30を制御することで、複数回に分割された各回の量り取り動作で、適切な量の薬剤を量り取ることができる。
As shown in FIG. 8, when the order in which the drugs to be distributed included in the dispensing data are to be dispensed is specified as the order of administration, the
図8に示されるように、制御部50は、調剤データに含まれる分配対象薬剤を分配する順序が服用時点のまとまり順に指定されている場合、全服用日数に基づいて、服用時点毎分割回数、分配数、目標計量値を順に算出する。算出された目標計量値に従って制御部50が量り取り部30を制御することで、複数回に分割された各回の量り取り動作で、適切な量の薬剤を量り取ることができる。
As shown in FIG. 8, when the order of dispensing target drugs included in the dispensing data is specified in the order of groups of dosing points, the
制御部50が、各回の量り取り動作で量り取られる薬剤の量を均一化するように、目標計量値を算出することで、分割された各回毎に量り取られる薬剤の量の変動が小さくされている。これにより制御部50は、量り取り部30を容易に制御することができる。
By calculating the target measurement value so that the
以上のように実施形態について説明を行なったが、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。 Although the embodiments have been described above, the embodiments disclosed herein are illustrative in all respects and should not be considered restrictive. The scope of this invention is indicated by the claims rather than the above description, and it is intended that equivalent meanings to the claims and all changes within the scope are included.
1 薬剤分包装置、14 搬送部、14a 第1搬送部、14b 第2搬送部、15 薬剤容器、17 薬剤取出部、18 計量部、18a 載置台、18b 検出部、21 表示部、22 操作部、23 供給待機部、30 量り取り部、32 薬剤排出部、32a 容器取付部、32b 振動装置、33 分包部、34 分配部、34a 分配皿、34b 送り部、35 包装部、35a ホッパ、35b ヒータ、37 清掃待機部、38 清掃部、40 包装材、40A,40B,40C,40D 包装物、50 制御部、61 記憶部、62 量り取り選択部、65 案内部、91 中間容器、92 外部薬剤容器、93 搬出容器、100 調剤システム、P1 第1待機位置、P2 第2待機位置、P3 第3待機位置、P4 計量位置、P5 第1取出位置、P6 第2取出位置、P7 第3取出位置、P8 供給待機位置、P9 供給位置、P10 清掃待機位置、P11 清掃位置。
Claims (10)
前記供給部によって供給された前記薬剤を分配する分配部と、
入力された調剤データに基づいて前記供給部および前記分配部を制御する制御部とを備え、
前記供給部は、前記薬剤を収容する薬剤容器から前記薬剤を計量し取り出して中間容器に収容する、量り取り部を有し、
前記制御部は、前記調剤データに含まれる分配対象薬剤の全量が、前記中間容器への前記薬剤の最大可能収容量よりも大きいとき、前記分配対象薬剤を複数回に分けて量り取るように、前記量り取り部を制御する、薬剤分配装置。 a supply unit that supplies a drug;
a dispensing unit that dispenses the drug supplied by the supply unit;
a control unit that controls the supply unit and the distribution unit based on input dispensing data;
The supply unit includes a measuring unit that measures and takes out the medicine from a medicine container containing the medicine and stores it in an intermediate container,
The control unit measures the drug to be distributed in multiple doses when the total amount of the drug to be distributed included in the dispensing data is larger than the maximum possible storage capacity of the drug in the intermediate container. A drug dispensing device that controls the measuring section.
前記薬剤に関する情報は、前記最大可能収容量を含む、請求項1~5のいずれか1項に記載の薬剤分配装置。 The control unit includes a storage unit that stores information regarding the drug for each type of drug,
The drug dispensing device according to any one of claims 1 to 5, wherein the information regarding the drug includes the maximum possible capacity.
入力された調剤データに基づいて前記量り取り部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記調剤データに含まれる量り取り対象薬剤の全量が、前記搬出容器への前記薬剤の最大可能収容量よりも大きいとき、前記量り取り対象薬剤を複数回に分けて量り取るように、前記量り取り部を制御する、薬剤量り取り装置。 a weighing unit that measures and takes out the medicine from a medicine container containing the medicine and stores it in a carry-out container;
and a control unit that controls the measuring unit based on input dispensing data,
When the total amount of the drug to be measured included in the dispensing data is larger than the maximum possible storage capacity of the drug in the delivery container, the control unit is configured to measure the drug to be measured in multiple doses. A drug measuring device that controls the measuring section.
前記調剤データに含まれる前記量り取り対象薬剤を前記薬剤分包機で分配する順序が服用順に指定されている場合、前記制御部は、各回の量り取り動作で量り取られる前記量り取り対象薬剤の量を1日の服用回数に基づいて算出し、ある1日に服用されるべき薬剤が複数の包装物にまたがって収容されないように薬剤が分包される設定とする、請求項8に記載の薬剤量り取り装置。 The drug measuring device is used to measure the drug to be distributed in the dispensing section of the drug packaging machine into the delivery container,
When the order in which the medicines to be weighed included in the dispensing data are dispensed by the medicine packaging machine is designated as the order in which they are taken, the control unit controls the distribution of the medicines to be weighed out in each weighing operation. According to claim 8, the amount is calculated based on the number of doses taken in a day , and the medicine is divided into packages so that the medicine to be taken in a given day is not stored across multiple packages. Medicine measuring device.
前記調剤データに含まれる前記量り取り対象薬剤を前記薬剤分包機で分配する順序が服用時点のまとまり順に指定されている場合、前記制御部は、各回の量り取り動作で量り取られる前記量り取り対象薬剤の量を全服用日数に基づいて算出し、1つの服用時点に服用されるべき前記薬剤が複数の包装物にまたがって収容されないように薬剤が分包される設定とする、請求項8に記載の薬剤量り取り装置。 The drug measuring device is used to measure the drug to be distributed in the dispensing section of the drug packaging machine into the delivery container,
When the order in which the drugs to be weighed included in the dispensing data are dispensed by the drug packaging machine is specified in the order in which they are taken at the time of administration, the control unit controls the weighing amount to be measured in each weighing operation. Claim 8: The amount of the target drug is calculated based on the total number of days the drug is taken, and the drug is set to be packaged in portions so that the drug to be taken at one time is not housed in multiple packages. The drug measuring device described in .
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