JP7234069B2 - 検知システム及び検知方法 - Google Patents
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Description
表示装置の操作領域に投光する複数の投光器と、該操作領域からの反射光を受光する受光器と、を有する検知システムであって、
前記複数の投光器のうち、隣接する第1の投光器と第2の投光器とが異なる投光タイミングで投光することで第1の受光信号を取得する取得部と、
前記複数の投光器のうち、隣接する前記第1の投光器と第2の投光器とが投光した場合に取得される受光信号に基づき、第2の受光信号を生成する生成部と、
前記第1の受光信号及び第2の受光信号それぞれに基づき、前記操作領域に対する操作の有無を判定する判定部とを有する。
・隣接する投光器が、第1の投光タイミングで投光(照射光強度が均一にならない投光)を行い、当該投光により取得される第1の受光信号を用いて、操作の有無を判定するとともに、
・隣接する投光器が、第2の投光タイミングで投光(照射光強度が低下する照射位置での照射光強度を上げた投光)を行い、当該投光により取得される受光信号に基づいて生成した第2の受光信号を用いて、操作の有無を判定する。
・隣接する投光器が、第1の投光タイミングで投光(照射光強度が均一にならない投光)を行い、当該投光により取得される第1の受光信号を用いて、操作の有無を判定するとともに、
・第1の受光信号に対して、照射光強度が低下する照射位置からの反射光の強度を上げる演算を施すことで第2の受光信号を生成し、生成した第2の受光信号を用いて、操作の有無を判定する。
<表示装置における近接検知装置の配置例及び赤外線の投光例>
はじめに、第1の実施形態に係る検知システムが適用される表示装置における、近接検知装置の配置例及び照射光(赤外線)の投光例について説明する。図1は、表示装置における近接検知装置の配置例及び赤外線の投光例を示す図である。
次に、近接検知装置130を含む検知システムのシステム構成及び該検知システムが有する制御装置の機能構成について説明する。図2は、検知システムのシステム構成及び制御装置の機能構成の一例を示す第1の図である。図2に示すように、検知システム200は、表示装置100の一部として構成され、近接検知装置130と制御装置210とを有する。
・第1LED131、
・第2LED132、
・第3LED133、
・第4LED134、
の順に赤外線を投光するよう制御する。
・第1LED131+第2LED132、
・第2LED132+第3LED133、
・第3LED133+第4LED134、
の順に赤外線を投光するよう制御する。
次に、制御装置210のハードウェア構成について説明する。図3は、制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示すように、制御装置210は、演算装置301、記憶装置302、出力装置303、入力装置304を有する。なお、制御装置210を構成する各ハードウェアは、バス305を介して相互に接続されている。
次に、第1LED131~第4LED134が第1の投光タイミングで赤外線を投光する場合に、投光制御部220の第1制御部221が出力する制御信号について説明する。また、第1の投光タイミングで赤外線を投光した際の反射光を、PD140が受光することで、検知部230の第1取得部231が取得する第1の受光信号について説明する。
・第1LED131が赤外線を投光した際の、各照射位置の反射物からの反射光の強度を示す信号を第1の受光信号A1、
・第2LED132が赤外線を投光した際の、各照射位置の反射物からの反射光の強度を示す信号を第1の受光信号A2、
・第3LED133が赤外線を投光した際の、各照射位置の反射物からの反射光の強度を示す信号を第1の受光信号A3、
・第4LED134が赤外線を投光した際の、各照射位置の反射物からの反射光の強度を示す信号を第1の受光信号A4、
と称す。
はじめに、第1LED131~第4LED134が第2の投光タイミングで赤外線を投光する場合に、投光制御部220の第2制御部222が出力する制御信号について説明する。また、第2の投光タイミングで赤外線を投光した際の反射光を、PD140が受光することで検知部230の第2取得部232が生成する第2の受光信号について説明する。
・第1LED131と第2LED132が赤外線を投光した際の、各照射位置の反射物からの反射光の強度を示す信号を第2の受光信号B1、
・第2LED132と第3LED133が赤外線を投光した際の、各照射位置の反射物からの反射光の強度を示す信号を第2の受光信号B2、
・第3LED133と第4LED134が赤外線を投光した際の、各照射位置の反射物からの反射光の強度を示す信号を第2の受光信号B3、
と称す。
次に、検知システム200による検知処理の概要について説明する。図6は、検知システムによる検知処理の概要を説明するための図である。投光制御部220の第1制御部221は、まず、第1LED131~第4LED134が、第1の投光タイミングで赤外線を投光するように、図6(a)左側に示す制御信号を出力する。続いて、検知部230の第1取得部231は、図6(b)に示す第1の受光信号A1~A4を取得する(ここでは、説明の便宜上、各照射位置に反射物がある場合の受光信号を示している)。
次に、検知システム200による検知処理の流れについて説明する。図7は、検知システムによる検知処理の流れを示すフローチャートである。ステップS701において、投光制御部220の第1制御部221は、第1LED131~第4LED134が第1の投光タイミングで赤外線の投光を行うよう制御する。また、検知部230の第1取得部231は、第1の受光信号A1~A4を取得する。
次に、検知システム200による検知処理の効果について説明する。図8は、検知システムによる検知処理の効果の一例を示す図である。このうち、図8(a)は、比較例として、第1の投光タイミングで赤外線を投光することで取得される第1の受光信号A1~A4を用いて、操作領域110に対する操作の有無を判定した様子を示している。ここでは、操作者がスワイプ操作を行う場合を示している。
以上の説明から明らかなように、第1の実施形態に係る検知システムは、
・表示装置の操作領域に赤外線を投光する第1LED~第4LEDと、操作領域からの反射光を受光するPDとを有する。
・第1LED~第4LEDのうち、隣接するLEDが異なるタイミングで赤外線を投光することで第1の受光信号を取得する。
・第1LED~第4LEDのうち、隣接するLEDが同じタイミングで赤外線を投光した場合に取得される受光信号に基づき、第2の受光信号を生成する。
・第1の受光信号及び第2の受光信号それぞれに基づき、操作領域に対する操作の有無を判定する。
上記第1の実施形態では、第1の投光タイミングと第2の投光タイミングとで、それぞれ赤外線の投光を行うことで、第1の受光信号を取得し、第2の受光信号を生成する構成とした。
はじめに、第2の実施形態に係る検知システム200のシステム構成及び検知システム200が有する制御装置210の機能構成について説明する。図9は、検知システムのシステム構成及び制御装置の機能構成の一例を示す第2の図である。図2で示した制御装置210の機能構成との相違点は、図9の制御装置210の場合、投光制御部910が、第1制御部221を有し、第2制御部222を有していない点である。また、図9の制御装置210の場合、検知部920が、第2取得部232に代えて、生成部921を有している点である。
次に、第2の実施形態に係る検知システム200による検知処理の流れについて説明する。図10は、検知システムによる検知処理の流れを示す第2のフローチャートである。ステップS1001において、投光制御部910の第1制御部221は、第1LED131~第4LED134が第1の投光タイミングで赤外線の投光を行うよう制御する。また、検知部920の第1取得部231は、第1の受光信号A1~A4を取得する。
以上の説明から明らかなように、第2の実施形態に係る検知システムは、
・表示装置の操作領域に赤外線を投光する第1LED~第4LEDと、操作領域からの反射光を受光するPDとを有する。
・第1LED~第4LEDのうち、隣接するLEDが異なるタイミングで赤外線を投光することで第1の受光信号を取得する。
・第1LED~第4LEDのうち、第1の受光信号における隣接するLEDの受光信号を演算した結果に基づいて第2の受光信号を生成する。
・第1の受光信号及び第2の受光信号それぞれに基づき、操作領域に対する操作の有無を判定する。
上記第2の実施形態では、第2の受光信号B1'~B3'を生成するにあたり、第1の受光信号A1とA2、A2とA3、A3とA4をそれぞれ足し合わせる構成とした。しかしながら、第2の受光信号B1'~B3'の生成方法はこれに限定されず、第1の受光信号について他の演算方法により相関をとることで、第2の受光信号B1'~B3'を生成してもよい。
110 :操作領域
120 :非操作領域
130 :近接検知装置
131~134 :第1~第4の赤外線LED
140 :PD
200 :検知システム
210 :制御装置
220 :投光制御部
221 :第1制御部
222 :第2制御部
230 :検知部
231 :第1取得部
232 :第2取得部
233 :判定部
910 :投光制御部
920 :検知部
921 :生成部
Claims (7)
- 表示装置の操作領域に投光する複数の投光器と、該操作領域からの反射光を受光する受光器と、を有する検知システムであって、
前記複数の投光器のうち、隣接する第1の投光器と第2の投光器とが異なる投光タイミングで投光することで第1の受光信号を取得する取得部と、
前記複数の投光器のうち、隣接する前記第1の投光器と第2の投光器とが投光した場合に取得される受光信号に基づき、第2の受光信号を生成する生成部と、
前記第1の受光信号及び第2の受光信号それぞれに基づき、前記操作領域に対する操作の有無を判定する判定部と
を有する検知システム。 - 前記複数の投光器のうち、隣接する前記第1の投光器と第2の投光器とが異なる投光タイミングで投光するよう制御する第1制御部と、
前記複数の投光器のうち、隣接する前記第1の投光器と第2の投光器とが同じ投光タイミングで投光するよう制御する第2制御部と
を更に有する、請求項1に記載の検知システム。 - 前記取得部は、前記異なる投光タイミングで投光された際の反射光を受光することで、前記第1の受光信号を取得し、
前記生成部は、前記同じ投光タイミングで投光された際の反射光を受光することで取得される受光信号に基づき、前記第2の受光信号を生成する、請求項2に記載の検知システム。 - 前記生成部は、
前記同じ投光タイミングで投光された際の反射光を受光することで取得される受光信号を、前記第1の受光信号の最大値に基づいて補正することで、前記第2の受光信号を生成する、請求項3に記載の検知システム。 - 前記複数の投光器のうち、隣接する前記第1の投光器と第2の投光器とが異なる投光タイミングで投光するよう制御する制御部を更に有する、請求項1に記載の検知システム。
- 前記取得部は、前記異なる投光タイミングで投光された際の反射光を受光することで、前記第1の受光信号を取得し、
前記生成部は、前記第1の投光器が投光することで取得される前記第1の受光信号と、前記第2の投光器が投光することで取得される前記第1の受光信号とを演算した結果に基づいて、前記第2の受光信号を生成する、請求項5に記載の検知システム。 - 表示装置の操作領域に投光する複数の投光器と、該操作領域からの反射光を受光する受光器と、を有する検知システムにおける検知方法であって、
前記複数の投光器のうち、隣接する第1の投光器と第2の投光器とが異なる投光タイミングで投光することで第1の受光信号を取得する取得工程と、
前記複数の投光器のうち、隣接する前記第1の投光器と第2の投光器とが投光した場合に取得される受光信号に基づき、第2の受光信号を生成する生成工程と、
前記第1の受光信号及び第2の受光信号それぞれに基づき、前記操作領域に対する操作の有無を判定する判定工程と
を有する検知方法。
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