JP7231519B2 - Sofcスタック評価用ホルダ - Google Patents
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Description
集電体が収容されたシール部材を介して前記SOFCスタックの上下面にそれぞれ配置される下集電板と上集電板からなる一対の集電板と、
前記一対の集電板の上下面にそれぞれ配置される下絶縁部材と上絶縁部材からなる一対の絶縁部材と、
前記SOFCスタックに燃料ガスを供給するための燃料ガス供給管と、供給された燃料ガスを排出するための燃料ガス排出管と、前記SOFCスタックに空気ガスを供給するための空気ガス供給管と、供給された空気ガスを排出するための空気ガス排出管とが設けられ、外周部分に複数の欠切部を有し、前記下絶縁部材の下面に配置される第1のマニホールドと、
前記上絶縁部材の上面に配置される第2のマニホールドと、
ボルトと、セラミックバネと、前記第1のマニホールドの前記欠切部に着脱可能で前記ボルトが螺合するネジ穴部が形成された棒状の支持部材とからなる複数組の固定部材と、を備え、
前記第1のマニホールドと前記第2のマニホールドとは、前記支持部材を前記第1のマニホールドの前記欠切部に係止し、前記セラミックバネを前記ボルトの軸部に挿入した状態で、前記ボルトを前記支持部材のネジ穴部に螺合して前記SOFCスタックを前記一対の集電板と前記一対の絶縁部材で挟むように前記複数組の固定部材により締付固定されることを特徴とする。
前記一対の集電板は、前記SOFCスタックのサイズに合わせて着脱交換可能であり、
前記下集電板には、前記SOFCスタックのガス通過穴に対応して貫通孔が形成されていることを特徴とする。
前記下絶縁部材の上面に配置される前記下集電板の下面には、導入される燃料ガスおよび空気ガスを予熱して前記SOFCスタックに導くための予熱流路が形成されていることを特徴とする。
前記第1のマニホールドと前記下集電板との間には、導入される燃料ガスおよび空気ガスを予熱して前記SOFCスタックに導くための予熱流路が形成された予熱流路板が絶縁部材を介して設けられることを特徴とする。
前記予熱流路の燃料極側には、粒状や粉末状の改質用触媒が設けられることを特徴とする。
評価対象となるSOFCスタック2は、固体酸化物形燃料電池からなる板状の複数の単セルがセパレータを介して積層され、例えばボルトにより固定して一体化されたものである。
一対のシール部材3は、ガス漏洩防止用として設けられるものであり、矩形枠状のガスケットで構成され、図1に示すように、矩形枠板状の下シール部材3Aと上シール部材3Bとからなる。
一対の集電体4は、高温で酸化しにくい貴金属である例えば金(Au)や白金(Pt)製の網などで構成され、図1に示すように、矩形板状の下集電体4Aと上集電体4Bとからなる。
一対の集電板5は、SOFCスタック2が発生する電流を収集するものであり、図1に示すように、矩形板状の下集電板5Aと上集電板5Bとからなる。
一対の絶縁部材6は、一対の集電板5とマニホールド7,8との間(下集電板5Aと第1のマニホールド7との間、上集電板5Bと第2のマニホールド8との間)の絶縁を図るものであり、図1に示すように、矩形板状の下絶縁部材6Aと上絶縁部材6Bとからなる。
第1のマニホールド(以下、下マニホールドと言う)7は、図1に示すように、下絶縁部材6Aの下に対面して配置され、SOFCスタック2に燃料ガスを供給するための燃料ガス供給管21と、供給された燃料ガスを排出するための燃料ガス排出管22と、SOFCスタック2に空気ガスを供給するための空気ガス供給管23と、供給された空気ガスを排出するための不図示の空気ガス排出管とが設けられる。
第2のマニホールド(以下、上マニホールドと言う)8は、上絶縁部材6Bの上に対面して配置される。上マニホールド8の外周部分には、下マニホールド7の複数の取付部25に対応して、固定部材9の後述するセラミックバネ9bが装着されてボルト9aが挿通される凹部付きの挿通孔26aを有する複数の取付部26が所定間隔で一体に形成されている。図1の例では、上マニホールド8の外周部分の前後左右対称に2箇所ずつ合計8箇所に凹部付きの挿通孔26aを有する取付部26が突出形成されている。
複数組の固定部材9は、図1や図3(a),(b)に示すように、ボルト9aと、セラミックバネ9bと、下マニホールド7に着脱可能な支持部材9cとからなる。なお、図3(a),(b)では、SOFCスタック2を挟み込むようにして設けられる一対のシール部材3(3A,3B)、一対の集電体4(4A,4B)、一対の集電板5(5A,5B)、一対の絶縁部材6(6A,6B)を省略している。
なお、各部品の材料について説明すると、一対の集電板5(5A,5B)、下マニホールド7、上マニホールド8、固定部材9のボルト9a、支持部材9cは、SOFC作動温度付近での安定性が必要であり、周辺治具からSOFCスタック2内への金属蒸気揮発等によりSOFCスタック2が正常に評価できなくなることを防止するため、例えばSUS系やZMG、インコネル、Croferなどの耐熱性、高温での耐蝕性が高い合金で構成される。
次に、SOFCスタック2の性能特性を評価する場合のSOFCスタック評価用ホルダ1の組立手順について具体的に説明する。
次に、図5および図6を参照しながら下集電板の他の形態について説明する。なお、図6(a)の矢印は燃料ガスおよび空気ガスの流れを示している。
図7の構成では、予熱流路31aが形成された予熱流路板31を別体に構成し、燃料ガスの導入/排出および空気ガスの導入/排出を行うための貫通孔32aが形成された絶縁部材32を下集電板5Aの下面に配置し、ガスシールの機能を兼用する絶縁部材32と下絶縁部材6Aとの間に予熱流路板31を配置する。そして、下マニホールド7のガス通過穴7a,7bから下絶縁部材6Aの貫通孔6aを介して導入された燃料ガスおよび空気ガスを、予熱流路31aにて予熱して絶縁部材32の貫通孔32a、下集電板5Aの貫通孔5a、下シール部材3Aの貫通孔3aを介してSOFCスタック2の燃料ガス導入口2aおよび空気ガス導入口2cに導入する。
ところで、燃料電池における燃料改質は、都市ガスなどの燃料から水素を取り出す技術であり、その改質方法としては水蒸気改質と部分酸化改質がある。水蒸気改質では、都市ガスなどの炭化水素系の燃料に水蒸気を混ぜて、500℃以上の高温でRu(ルテニウム)などの貴金属触媒を通すと進行し、水素と二酸化炭素が生成される。なお、部分酸化改質では、燃料に少量の酸素を添加し、加熱すると一酸化炭素と水素が生成される。
このように、本実施の形態によれば、SOFCスタック2を一対のマニホールド7,8(下マニホールド7、上マニホールド8)で挟み込む構造とし、固定部材9のセラミックバネ9bによる荷重を採用している。そして、一対のマニホールド7,8(下マニホールド7、上マニホールド8)は、図3(a),(b)に示すように、下マニホールド7に対して横から着脱可能な支持部材9cを下マニホールド7の欠切部25aに係止し、セラミックバネ9bをボルト9aの軸部に挿入した状態で、ボルト9aを支持部材9cのネジ穴部9dに螺合してSOFCスタック2を一対のシール部材3(3A,3B)、一対の集電板5(5A,5B)、一対の絶縁部材6(6A,6B)で挟み込んで所望の荷重がかかるように締付固定している。これにより、組立・分解が容易で、重量のあるSOFCスタックのセットアップや用途に応じた異なる容量(例えば700W~2kW)のSOFCスタックの評価にも対応できる。しかも、ホルダ外部からの荷重をかけないため、評価装置全体の小型化や簡易化が図れ、SOFCスタックのセットアップも容易に行うことができる。
2 SOFCスタック
2a 燃料ガス導入口
2b 燃料ガス排出口
2c 空気ガス導入口
2d 空気ガス排出口
3(3A,3B) シール部材
3a,3c 開口孔
3b 貫通孔
4(4A,4B) 集電体
5(5A,5B,5C) 集電板
5a 貫通孔
5b 長溝
5c 予熱流路
6(6A,6B) 絶縁部材
6a 貫通孔
7 下マニホールド
7a,7b,7c ガス通過穴
8 上マニホールド
9 固定部材
9a ボルト
9b セラミックバネ
9c 支持部材
9d ネジ穴部
9e 小径部
9f 固定孔
11,13 取付板
12,14 電圧線
21 燃料ガス供給管
22 燃料ガス排出管
23 空気ガス供給管
25 係止部
25a 欠切部
26 取付部
26a 挿通孔
31 予熱流路板
31a 予熱流路
32 絶縁部材
32a 貫通孔
Claims (5)
- 固体酸化物形燃料電池からなる複数の単セルがセパレータを介して積層されたSOFCスタックと、
集電体が収容されたシール部材を介して前記SOFCスタックの上下面にそれぞれ配置される下集電板と上集電板からなる一対の集電板と、
前記一対の集電板の上下面にそれぞれ配置される下絶縁部材と上絶縁部材からなる一対の絶縁部材と、
前記SOFCスタックに燃料ガスを供給するための燃料ガス供給管と、供給された燃料ガスを排出するための燃料ガス排出管と、前記SOFCスタックに空気ガスを供給するための空気ガス供給管と、供給された空気ガスを排出するための空気ガス排出管とが設けられ、外周部分に複数の欠切部を有し、前記下絶縁部材の下面に配置される第1のマニホールドと、
前記上絶縁部材の上面に配置される第2のマニホールドと、
ボルトと、セラミックバネと、前記第1のマニホールドの前記欠切部に着脱可能で前記ボルトが螺合するネジ穴部が形成された棒状の支持部材とからなる複数組の固定部材と、を備え、
前記第1のマニホールドと前記第2のマニホールドとは、前記支持部材を前記第1のマニホールドの前記欠切部に係止し、前記セラミックバネを前記ボルトの軸部に挿入した状態で、前記ボルトを前記支持部材のネジ穴部に螺合して前記SOFCスタックを前記一対の集電板と前記一対の絶縁部材で挟むように前記複数組の固定部材により締付固定されることを特徴とするSOFCスタック評価用ホルダ。 - 前記一対の集電板は、前記SOFCスタックのサイズに合わせて着脱交換可能であり、
前記下集電板には、前記SOFCスタックのガス通過穴に対応して貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のSOFCスタック評価用ホルダ。 - 前記下絶縁部材の上面に配置される前記下集電板の下面には、導入される燃料ガスおよび空気ガスを予熱して前記SOFCスタックに導くための予熱流路が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のSOFCスタック評価用ホルダ。
- 前記第1のマニホールドと前記下集電板との間には、導入される燃料ガスおよび空気ガスを予熱して前記SOFCスタックに導くための予熱流路が形成された予熱流路板が絶縁部材を介して設けられることを特徴とする請求項1に記載のSOFCスタック評価用ホルダ。
- 前記予熱流路の燃料極側には、粒状や粉末状の改質用触媒が設けられることを特徴とする請求項3または4に記載のSOFCスタック評価用ホルダ。
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