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JP7220977B2 - ブレードの応力を低減するロックワイヤタブバックカット - Google Patents

ブレードの応力を低減するロックワイヤタブバックカット Download PDF

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JP7220977B2
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Description

本願および結果として得られる特許は、概してガスタービンエンジンに関し、より詳細には、取り付けられたタービンブレードの負荷経路を応力集中構造部の周りに迂回させるように設計された、タービンブレードの修正済みロックワイヤタブに関する。
ガスタービンディスクは、ディスクの外周付近において、円周方向に間隔をおいて配置され、かつ相互間でダブテールスロットを画定している複数のダブテールを備え得る。ダブテールスロットの各々は、タービンブレードを内部で軸方向に収容することができる。タービンブレードは、翼形部と、ダブテールスロットに相補的となっている形状を有するブレードダブテールとを備え得る。タービンブレードは、ディスク内の冷却スロットを通り、かつブレードのダブテール部に形成された溝またはスロットを通って進入する空気によって、冷却され得る。冷却スロットは、通常、互い違いに配置されたダブテールとダブテールスロットとを通って、付近に円周方向に延在し得る。
ブレードダブテールとダブテールスロットとの接合位置は、ブレードの過剰負荷と応力集中形状とに起因して、耐用年数が限定される可能性のある場所である。これまで、特定のタービンエンジンにおいてダブテールバックカットを使用して、このような応力を緩和してきた。しかしながら、こうしたバックカットは実際には少なく、またこれらはディスクの応力低減と、タービンブレードの応力低減と、タービンブレードの有用寿命との間の均衡を図るように最適化されていなかった。
同様に、タービンブレードは、各タービンブレードのダブテールの周りに配置され、かつ円周方向に整列したタブをロックワイヤが通っていることによって、ダブテールスロット内を軸方向に移動することができない。また、これらのロックワイヤタブは応力集中形状を有し得るが、これに関しては、バックカットの最適化が有効となる可能性がある。
したがって、タービンブレードおよび/またはディスクならびにそれらの相互作用を改善することが要望されている。このようにタービンブレードおよび/またはディスクを改善することにより、タービンブレードの寿命の延長およびシステム効率の向上のために、タービンブレードの空気力学的挙動に悪影響を及ぼすことなく、応力の全体的な低減が促進され得る。
米国特許出願公開第2015/0328728号明細書
したがって、本願および結果として得られる特許により、タービンブレードの応力を低減する方法が提供され、タービンブレードの各々は、ロックワイヤタブを有するダブテールを備える。本方法は、(a)バックカットの開始線を、ロックワイヤタブの端部に対して決定するステップと、(b)バックカットの切断角を決定するステップと、(c)開始線と切断角とに従って、ロックワイヤタブから材料を除去し、かつダブテールバックカットを形成するステップとを含み得る。開始線は、ダブテール軸線に沿って、ロックワイヤタブの端部から約0.6インチ(約15.24ミリメートル)、またはこれにプラスもしくはマイナス0.065インチ(約1.65ミリメートル)の位置に定められてもよい。
本願および結果として得られる特許により、タービンブレードがさらに提供される。本タービンブレードは、翼形部とブレードダブテールとを備え得、ロックワイヤタブを有するブレードダブテールは、最適化されたブレードの幾何学形状に従って大きさと位置とが定められたバックカットを備える。ダブテール軸線に沿ったバックカットの長さを定めるバックカットの開始線は、ダブテール軸線に沿って、ロックワイヤタブの端部から約0.6インチ(約15.24ミリメートル)、またはこれにプラスもしくはマイナス0.065インチ(約1.65ミリメートル)の位置に設けられている。
本願および結果として得られる特許におけるこれらならびに他の特徴および改良点は、いくつかの図面および添付の特許請求の範囲と併せて、以下の発明を実施するための形態を精査することにより、当業者には明らかとなる。
圧縮機と、燃焼器と、タービンと、負荷とを示す、ガスタービンエンジンの概略図である。 タービンブレードが取り付けられた状態のタービンディスクセグメントの斜視図である。 図2のタービンブレードの負圧側面を示す斜視図である。 図2のタービンブレードの正圧側面を示す斜視図である。 本明細書に記載されるようなロックワイヤタブを有するタービンブレードの部分斜視図である。 図5のタービンブレードのロックワイヤタブを示す部分断面図である。 本明細書に記載されるようなロックワイヤタブを有するタービンブレードの別実施形態を示す部分斜視図である。
ここで図面を参照すると、いくつかの図面を通して同一の符号が同一の要素を示しているが、図1では、本明細書で使用されるようなガスタービンエンジン10の概略図を示している。ガスタービンエンジン10は、圧縮機15を備えていてもよい。圧縮機15は、流入する空気20の流れを圧縮している。圧縮機15は、圧縮された空気20の流れを燃焼器25に送っている。燃焼器25は、圧縮された空気20の流れを加圧された燃料30の流れと混合し、かつその混合物に点火して、燃焼ガス35の流れを生成している。燃焼器25を1台のみ示しているが、ガスタービンエンジン10は、円周配列などに配置された任意の台数の燃焼器25を備えることができる。燃焼ガス35の流れは、次いでタービン40に送られる。燃焼ガス35の流れは、機械的動力を生成するために、タービン40を駆動している。タービン40で生成された機械的動力は、シャフト45および発電機などの外部負荷50を介して、圧縮機15を駆動している。
ガスタービンエンジン10では、天然ガス、各種合成ガス、液体燃料、および/または他のタイプの燃料、ならびにこれらの配合物を使用することができる。ガスタービンエンジン10は、米国ニューヨーク州スケネクタディのジェネラルエレクトリック社が提供する複数の異なるガスタービンエンジンのうちの任意の1台であってもよく、これは7または9シリーズのような高出力ガスタービンエンジンなどを含むが、これらに限定されない。ガスタービンエンジン10は種々の構成を有していてもよく、またこれにおいて他のタイプの構成部品を使用していてもよい。また、本明細書において、他のタイプのガスタービンエンジンを使用していてもよい。また、本明細書において、複数のガスタービンエンジンと、他のタイプのタービンと、他のタイプの発電装置とを共に使用していてもよい。
図2は、ガスタービンブレード60を有するガスタービンディスクセグメント55の一実施例を示す斜視図である。ディスクセグメント55は、相応する形状を有するブレードダブテール70を収容し、かつタービンブレード60をディスク55に固定しているダブテールスロット65を備えていてもよい。図3および図4において、翼形部75とブレードダブテール70とを備えるタービンブレード60の対向側面を示している。図3において、タービンブレード60の正圧側面を示し、図4において、タービンブレード60の負圧側面を示している。ブレード60のダブテール70が概ね軸方向に、すなわちディスク55の軸線に対して概ね平行であるが、これに向かって傾斜してダブテールスロット65に挿入され得るということから、ダブテールスロット65は、通常「軸方向挿入」スロットと呼ばれている。
ブレードダブテール70とディスクダブテールスロット65との接合面は、応力集中を受ける可能性がある。応力集中構造部の一例として、冷却スロットを挙げることができる。上記のように、タービンブレード60およびディスク55の上流面または下流面は、その周りに円周方向に延在し、かつダブテール70ならびにダブテールスロット65のそれぞれの半径方向内側部分を通っている環状の冷却スロットを備えていてもよい。冷却空気(たとえば、圧縮機吐出空気など)は冷却スロットに供給され得、この冷却スロットは、次いでダブテールスロット65の半径方向内側部分に冷却空気を供給し、かつブレード60のベース部における溝またはスロット(図示せず)を介してこれを送って、ブレード翼形部75の内部を冷却している。
応力集中構造部の第2の例として、ブレード保持部またはロックワイヤタブ80を挙げることができる。ブレード60の前方端部85または後方端部90には、その周りに円周方向に延在し、かつダブテール70ならびにダブテールスロット65のそれぞれの半径方向内側部分を通っている環状の保持スロットを画定するロックワイヤタブ80が設けられていてもよい。ブレード保持ワイヤをロックワイヤタブ80に挿入することができ、これにより、ブレードに対する軸方向保持が得られる。これらの例のいずれにおいても、また同様の状況においても、応力集中は、タービンディスク55および/またはタービンブレード60内で耐用年数を限定する位置に顕著に出現する可能性がある。
図5および図6において、本明細書に記載されているようなタービンブレード100の一実施例を示している。本実施例では、タービンブレード100は、米国ニューヨーク州スケネクタディのジェネラルエレクトリック社が提供する9E.04ガスタービンエンジンの第2段の一部であってもよい。本明細書において、他のタイプのガスタービンエンジンを使用することができる。タービンブレード100は、翼形部105と、上記のものと同様のダブテール110とを備えていてもよい。タービンブレード100は、ダブテール110の周りに配置されたロックワイヤタブ120を備えていてもよい。タービンのクラスとブレードおよびディスク段とに依存して、ロックワイヤタブ120は、ダブテール110の前方端部85または後方端部175のいずれに設けられていてもよい。本実施例では、ロックワイヤタブ120は、後方端部175の周りに配置されている。ロックワイヤタブ120から所定量の材料を除去することによって、1つ以上のバックカット130を形成することができる。この材料は、研削加工またはフライス加工プロセスなどの任意の適切なプロセスを使用して、除去することができる。また、これらのプロセスは、ブレードダブテール110(および/またはディスクダブテールスロット65)を形成するために使用される対応プロセスと同一のものであるか、またはこれに類似したものであってもよい。
除去される材料の量、すなわちバックカット130の大きさは、ダブテールバックカット130の開始線150、すなわち、ダブテール軸線に沿って、バックカット130の開始線150から前方端部170または後方端部175までの長さ160を規定している開始線150をまず定めることにより、決定することができる。また、切断角180は、バックカット130に対して決定されてもよい。開始線150と切断角180とは、ブレードおよびディスクの幾何学形状に従って、タービンディスク55の応力低減と、タービンブレード100の応力低減と、タービンブレード100の有用寿命と、タービンブレード100の空気力学的挙動の維持または改善との間の均衡を最大限にするように最適化されてもよい。このため、バックカット130が大き過ぎる場合、バックカット130は、タービンブレード100の寿命に悪影響を及ぼす恐れがある。バックカット130が小さ過ぎる場合、タービンブレード100の寿命は最長となり得るが、タービンブレードとディスクとの接合面における応力集中を最小限に抑えることができない恐れがあるため、ディスクが最長となった寿命の恩恵を受けない可能性がある。バックカット130は平面状であってもよいし、非平面状であってもよい。本明細書では、切断角180は開始切断角として定義されてもよい。バックカット130は、タービンブレード100の正圧側面と負圧側面との一方または両方に形成することができる。
バックカット130の開始線150と切断角180とは、ブレードおよびディスクの幾何学形状に対して有限要素解析を実行することによって、決定することができる。エンジンデータに基づく仮想熱負荷量と仮想構造負荷量とを、ブレード100およびディスク55の有限要素グリッドに適用して、エンジン動作条件をシミュレートすることができる。有限要素モデルを使用して、バックカットなしの幾何学形状と変化する一連のバックカット幾何学形状とを解析することができる。バックカット幾何学形状とブレードおよびディスク応力との伝達関数は、有限要素解析から推測することができる。次いで、各バックカット幾何学形状に対するブレードおよびディスク寿命と、ブレードの空気力学的挙動とを予測するために、独自の材料データを使用して、推測した応力をフィールドデータに相関付けることができる。最適なバックカット幾何学形状ならびに許容可能なバックカット幾何学形状の範囲は、ブレードおよびディスク寿命とブレードの空気力学的挙動との両方を考慮して決定されてもよい。
したがって、タービンディスクの応力低減と、タービンブレードの応力低減と、タービンブレードの有用寿命と、ガスタービンブレードの空気力学的挙動の維持または改善との間の均衡を最大限にするために、有限要素解析を使用して、バックカット130それぞれに対する最適化された開始線150と切断角180とを決定することができる。具体的な寸法について説明するが、本明細書に記載されているタービンブレード100は、このような特定の寸法に限定されることを必ずしも意図していない。最大ダブテールバックカットは、開始線150から前方端部170または後方端部175までの公称寸法によって測定することができる。有限要素解析により、ダブテールバックカットがより大きくなるにつれて、ガスタービンブレードの許容寿命が犠牲となることが判明している。
あるいは、開始線150は、ダブテール110を通る所定の基準線Wに基づき有限要素解析を使用して決定されてもよい。基準線Wにより、タービンのクラスの各々におけるそれぞれの段のブレードおよびディスクに対して、ダブテールバックカットの最適化された開始線を定めるための特定可能な基準点が設けられる。本実施例では、バックカット130は、米国ニューヨーク州スケネクタディのジェネラルエレクトリック社が提供する9E.04ガスタービンエンジンの第2段のために最適化されてもよい。
バックカット130の長さ160、すなわち開始線150から後方端部175までは、約0.6インチ(約15.24ミリメートル)、またはこれにプラスもしくはマイナス0.065インチ(約1.65ミリメートル)であってもよい。ただし、本明細書では、異なる長さ160も使用され得る。また、ダブテールバックカット130に対して、切断角180が決定されてもよい。本実施例では、切断角180は約1.0度、またはこれにプラスもしくはマイナス0.3度程度であってもよい。他の切断角180を本明細書で使用することができる。他の適切な大きさと、形状と、構成とを本明細書で使用することができる。
図7において、本明細書に記載されているようなタービンブレード200の別実施形態を示している。本実施例では、タービンブレード200は、米国ニューヨーク州スケネクタディのジェネラルエレクトリック社が提供する9E.04ガスタービンエンジンの第1段の一部であってもよい。タービンブレード100は、翼形部105と、上記のものと同様のダブテール110とを備えていてもよい。タービンブレード100は、ダブテール110の周りに配置されたロックワイヤタブ120を備えていてもよい。本実施例では、ロックワイヤタブ120は、前方端部170の周りに配置されている。ロックワイヤタブ120は、内部にバックカット130を有していてもよい。バックカット130は、上記のものと同様の寸法を有していてもよい。
バックカットは、通常の高温ガス経路検査プロセスの間に、1つのユニットとして形成され得ることが想定される。この構成では、ブレード負荷経路を、ディスクおよび/またはブレードの応力集中構造部における高応力領域の周りに迂回させるべきである。最適化された開始線と最適化された切断角とを含むリリーフカットパラメータにより、ガスタービンディスクの応力低減と、ガスタービンブレードの応力低減と、ガスタービンブレードの有用寿命と、ガスタービンブレードの空気力学的挙動の維持または改善との間の均衡を最大限にするようなバックカットが定められる。応力集中の低減は、ガスタービンディスクの損傷を軽減するのに役立ち、これは、ディスク全体の疲労寿命にとって有意な恩恵となる。
上記は、本願および結果として得られる特許の特定の実施形態のみに関するものであることは明らかである。以下の特許請求の範囲およびその等価物によって定義される本発明の一般的な趣旨および範囲を逸脱することなく、当業者は本明細書において多くの変更および修正を行うことができる。
10 ガスタービンエンジン
0、100、200 タービンブレード、ブレード
15 圧縮機
20 空気
25 燃焼器
30 燃料
35 燃焼ガス
40 タービン
45 シャフト
50 外部負荷、負荷
55 ガスタービンディスクセグメント、ディスクセグメント、タービンディスク
65 ダブテールスロット、ディスクダブテールスロット
70、110 ブレードダブテール、ダブテール
75、105 翼形部、ブレード翼形部
80、120 ロックワイヤタブ
85、170 前方端部
90、175 後方端部
130 バックカット、ダブルテールバックカット
150 開始線
160 長さ
180 切断角

Claims (7)

  1. タービンブレード(60、100、200)の応力を低減する方法であって、複数の前記タービンブレード(60、100、200)をディスク(55)に取り付けることができ、かつ前記タービンブレード(60、100、200)の各々がロックワイヤタブ(80、120)を有するダブテール(70、110)を備え、前記方法は、
    (a)第1段のタービンブレードと第2段のタービンブレードの双方に対してダブテール軸線に沿ったバックカット(130)の長さ(160)を定める前記バックカット(130)の開始線(150)を、前記ロックワイヤタブ(80、120)の端部に対して決定するステップと、
    (b)前記バックカット(130)の切断角(180)を決定するステップと、
    (c)前記開始線(150)と前記切断角(180)とに従って、前記ロックワイヤタブ(80、120)の前記端部から材料を除去せず、前記ロックワイヤタブ(80、120)の基部から材料が除去されるように、前記ロックワイヤタブ(80、120)及び、前記ダブテール(70、110)の前記ロックワイヤタブ(80、120)よりも半径方向外側の部分から材料を除去し、かつ前記バックカット(130)を形成するステップであって、前記開始線(150)と前記切断角(180)とが、前記タービンブレード(60、100、200)の幾何学形状に従って、前記タービンブレード(60、100、200)の応力低減と、前記タービンブレード(60、100、200)の有用寿命と、前記タービンブレード(60、100、200)の空気力学的挙動の維持または改善との間の均衡を最大限にするように最適化されており、前記開始線(150)が、前記ダブテール軸線に沿って、前記ロックワイヤタブ(80、120)の端部から0.6インチ(15.24ミリメートル)プラスもしくはマイナス0.065インチ(1.65ミリメートル)の位置に定められている、ステップとを含む、タービンブレード(60、100、200)の応力を低減する方法。
  2. 前記開始線(150)と前記切断角(180)との最適化は、前記タービンブレード(60、100、200)の幾何学形状に対して有限要素解析を実行することによって実施される、請求項に記載の方法。
  3. 前記ステップ(a)は、前記バックカット(130)の前記開始線(150)を、後方端部(90、175)に対して決定することによって実施される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ステップ(c)は、前記ロックワイヤタブ(80、120)の負圧側面および/または前記ロックワイヤタブ(80、120)の正圧側面から材料を除去することによって実施される、請求項1乃至のいずれかに記載の方法。
  5. 翼形部(75、105)とブレードダブテール(70、110)とを備える第1段及び第2段のタービンブレード(60、100、200)であって、各々が前記ブレードダブテール(70、110)はロックワイヤタブ(80、120)を有し、前記ロックワイヤタブ(80、120)は、前記タービンブレード(60、100、200)の幾何学形状に従って、前記タービンブレード(60、100、200)の応力低減と、前記タービンブレード(60、100、200)の有用寿命と、前記タービンブレード(60、100、200)の空気力学的挙動の維持または改善との間の均衡を最大限にするように大きさと位置とが定められたバックカット(130)を備え、前記バックカット(130)は、前記ロックワイヤタブ(80、120)の端部には形成されず、前記ロックワイヤタブ(80、120)の基部と、前記ダブテール(70、110)の前記ロックワイヤタブ(80、120)よりも半径方向外側の部分に形成され、ダブテール軸線に沿った前記バックカット(130)の長さ(160)を定める前記バックカット(130)の開始線(150)は、前記ダブテール軸線に沿って、前記ロックワイヤタブ(80、120)の端部から0.6インチ(15.24ミリメートル)プラスもしくはマイナス0.065インチ(1.65ミリメートル)の位置に設けられている、タービンブレード(60、100、200)。
  6. 前記ダブテールバックカット(130)は非平面状の表面を有する、請求項に記載のタービンブレード(60、100、200)。
  7. 前記ロックワイヤタブ(80、120)は後方端部(90、175)の周りに配置されている、請求項5または6に記載のタービンブレード(60、100、200)。
JP2017110517A 2016-06-13 2017-06-05 ブレードの応力を低減するロックワイヤタブバックカット Active JP7220977B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/180,842 2016-06-13
US15/180,842 US20170356297A1 (en) 2016-06-13 2016-06-13 Lockwire Tab Backcut For Blade Stress Reduction (9E.04)

Publications (2)

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