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JP7219071B2 - 粘着シート - Google Patents

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JP7219071B2
JP7219071B2 JP2018227601A JP2018227601A JP7219071B2 JP 7219071 B2 JP7219071 B2 JP 7219071B2 JP 2018227601 A JP2018227601 A JP 2018227601A JP 2018227601 A JP2018227601 A JP 2018227601A JP 7219071 B2 JP7219071 B2 JP 7219071B2
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Description

本発明は、粘着シートに関するものである。
様々な分野において、被着体に貼着される粘着シートが用いられている。
一方、香料を内包するマイクロカプセルが粘着剤層中に分散している粘着テープが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来においては、被着体と、香料による香りとの関係等については、考慮されていなかった。そのため、粘着テープから発せられる香りに違和感を覚えることがあった。
特開2008-069275号公報
本発明は、被着体が内容物を収容する容器、または、前記内容物もしくは前記容器を包装する包装材であり、前記内容物を想起させることができる粘着シートを提供することにある。
このような目的は、下記(1)~()に記載の本発明により達成される。
(1) 内容物を収容する容器、または、前記内容物もしくは前記容器を包装する包装材を被着体とする粘着シートであって、
透気度が0.5μm/(Pa・s)以上100μm/(Pa・s)以下の紙で構成された基材と、前記基材の一方の面側に設けられ、エマルション型の粘着剤、および、香料を含むマイクロカプセルを含む粘着剤層とを有し、
前記内容物と、粘着シートが呈する色と、粘着シートを前記被着体から剥離する際に、前記マイクロカプセルが破壊され、放散する香りとの組み合わせが、以下の<1>~<4>のいずれかであることを特徴とする粘着シート。
<1>内容物:「抹茶、抹茶を含む加工品、または、抹茶風味の食品」、色:「緑色」、香り:「抹茶の香り」
<2>内容物:「レモン、レモンを含む加工品、または、レモン風味の食品」、色:「黄色」、香り:「レモンの香り」
<3>内容物:「イチゴ、イチゴを含む加工品、または、イチゴ風味の食品」、色:「赤色」、香り:「イチゴの香り」
<4>内容物:「バナナ、バナナを含む加工品、または、バナナ風味の食品」、色:「黄色」、香り:「バナナの香り」
) ステンレス鋼板の表面に対する前記粘着剤層の粘着力は、3N/25mm以上20N/25mm以下である上記(1)に記載の粘着シート。
) 前記被着体は、前記粘着剤層と接触する部位が紙またはプラスチックで構成されたものである上記(1)または(2)に記載の粘着シート。
本発明によれば、被着体が内容物を収容する容器、または、前記内容物もしくは前記容器を包装する包装材であり、前記内容物を想起させることができる粘着シートを提供することができる。
本発明の粘着シートの第1実施形態を模式的に示す縦断面図である。 図1に示す粘着シートを被着体から剥離する際の態様を模式的に示す縦断面図である。 本発明の粘着シートの第2実施形態を模式的に示す縦断面図である。
以下、本発明の粘着シートを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて説明する。
《第1実施形態》
まず、本発明の粘着シートの第1実施形態について説明する。
<粘着シート>
図1は、本発明の粘着シートの第1実施形態を模式的に示す縦断面図である。図2は、図1に示す粘着シートを被着体から剥離する際の態様を模式的に示す縦断面図である。
粘着シート1は、内容物を収容する容器、または、前記内容物もしくは前記容器を包装する包装材を被着体100とするものである。言い換えると、内容物を収容する容器、または、前記内容物もしくは前記容器を包装する包装材に貼着して用いられるものである。
図1に示すように、粘着シート1は、基材11と、基材11の一方の面である第2の面112に設けられた粘着剤層12とを有する。そして、粘着シート1は、前記内容物を想起させる色またはパターンを呈し、被着体100から剥離する際に前記内容物を想起させる香りを放散するように構成されている。
このような構成により、内容物を想起させることができる粘着シート1を提供することができる。より具体的には、被着体100から粘着シート1を剥離する際に、視覚的効果と嗅覚的効果とが相乗的に作用し合い、粘着シート1を剥離する者等、被着体100の近傍にいる者(香料による香りが届く範囲にいる者)に、内容物の香りが漂ってきているかのような心理的効果を与えることができる。その結果、例えば、香料の香りを嗅いだ者の内容物に対する期待を高めたり、内容物が食品である場合に、香料の香りを嗅いだ者に対し、当該内容物の風味、品質がより高いものであるとの印象を与えたりすることができる等、内容物やその包装体(容器または包装材により、内容物が包装されている物)の商品価値をより高めることができる。また、香料の香りが比較的弱い場合や、天然物とは異なる香りの合成香料を用いた場合であっても、香料の香りを嗅いだ者に、好適な香りであると認識させやすくなる。
なお、本明細書において、食品は、固形状の食品、半固形状の食品(ゼリー等)に加え、液体(飲み物)を含む概念である。また、実際の内容物と、粘着シート1の色および香料による香りから想起される内容物とは、一致していても一致していなくてもよい。また、粘着シート1を被着体100から剥離する前の状態で、内容物の種類等は、包装体の外観から、識別できるものであってもよいし、識別できないものであってもよい。
特に、本実施形態では、粘着剤層12は、粘着剤に加え、香料を含むマイクロカプセル20を含んでおり、粘着シート1を被着体100から剥離する際に、マイクロカプセル20が破壊されるように構成されている。より具体的には、図2に示すように、粘着シート1は、粘着剤層12にて被着体100に貼着した状態から、図2中の矢印Y方向へ引っ張られると、湾曲した状態となる。この際、被着体100からの粘着剤層12の剥離直後の部分、すなわち、剥離先端部123が、変形(特に伸長)する。粘着剤層12の変形による応力に起因して、マイクロカプセル20に引張力が加わり、マイクロカプセル20が破壊され、香料が放散されるように、粘着シート1は構成されている。
このような構成により、粘着シート1を被着体100から剥離するより前の時点(例えば、粘着シート1を被着体100に貼着する際等に)、マイクロカプセル20が押圧力によって不本意に破壊されてしまうことが好適に防止されるとともに、粘着シート1を被着体100から剥離する際に好適に香料をより好適に放散させることができる。
以下、各構成について具体的に説明する。なお、本明細書中、「フィルム」は、シートの概念を含む用語として使用される。また、本明細書中において、粘着シートは、粘着ラベルおよび粘着テープを含む概念である。
[基材]
基材11は、粘着シート1を被着体100に貼着した状態において表面に露出する第1の面111と、粘着剤層12に対向する第2の面112とを有する単層体である。基材11は、粘着剤層12を支持する機能とともに、基材1に付される着色や模様により被着体100を識別する機能を有する。
基材11としては、例えば、プラスチックフィルム、金属膜、これらの積層体等を用いることもできるが、紙で構成された紙基材を用いるのが好ましい。
紙基材は、一般に優れた通気性を有している。
これにより、被着体100から粘着シート1を剥離する際に、香料が基材11としての紙基材を通過することができる。したがって、被着体100から粘着シート1を剥離する際に、粘着シート1の粘着剤層12側の面とは反対の面側、すなわち、基材11側から、香料を放散させることができる。
紙基材としては、例えば、各種の和紙、洋紙等が挙げられる。例えば、紙基材は、クラフト紙等の包装紙、上質紙、中質紙、グラシン紙等の非塗工紙、コート紙やアート紙等の塗工紙、木材繊維と他の繊維を混ぜ合せて抄いた混抄紙であってもよい。
基材11の第1の面111および第2の面112のうちの少なくとも一方には、表面処理等が施されていてもよい。
このような表面処理としては、例えば、粗面化処理、親水化処理、撥水処理、離型処理等が挙げられる。
例えば、基材11の第1の面111に、離型処理としてシリコーン表面処理を施すことができる。
これにより、粘着シート1をロール状に巻いた際に、基材11の第1の面111、すなわち、裏面が粘着剤層12の表面に貼り付いて離れにくくなることを効果的に防止することができる。
基材11の厚さは、特に限定されないが、15μm以上300μm以下であるのが好ましく、20μm以上75μm以下であるのがより好ましい。
これにより、基材11は、粘着剤層12を好適に支持することができる。また、基材11が紙で構成されたもの(紙基材)である場合に、香料をより通過させやすくなり、粘着シート1全体として、香料をより効率良く放散することができる。
前述したように、粘着シート1は、前記内容物を想起させる色またはパターンを呈するものである。そして、通常、粘着シート1が被着体100に貼着された状態においては、基材11の外観が、粘着シート1全体の外観に大きな影響を与える。したがって、通常、基材11は、前記内容物を想起させる色またはパターンを呈するものである。
基材11の素材自体が前記内容物を想起させる色である場合、当該素材をそのまま基材11として用いてもよいが、例えば、基材11として、前記素材に加えて着色剤を含むものを用いてもよい。これにより、前記内容物を想起させる色やパターンを有する基材11を、好適に得ることができる。着色剤は、いかなる形態で含まれていてもよく、例えば、印刷法や塗布法により付与されたものであってもよいし、浸漬法等により染色されたものであってもよい。また、例えば、基材11がプラスチックで構成されている場合には、基材11の成形前の混練時に着色剤を付与してもよい。
また、基材11が前記内容物を想起させるパターンを呈するものである場合、当該パターンは、例えば、印刷法により好適に形成することができるが、例えば、ブラスト処理、エンボス加工等の表面処理によっても好適に形成することができる。
上述したように、紙は、通気性を有している。
基材11として紙を用いる場合、当該基材11の透気度は、特に限定されないが、0.5μm/(Pa・s)以上100μm/(Pa・s)以下であるのが好ましく、10μm/(Pa・s)以上30μm/(Pa・s)以下であるのがより好ましい。
これにより、基材11を通して香料を放散することができる。
なお、上記透気度は、23℃において、JIS P8117-2009(ISO 5636-5:2003)に準拠し、ISO透気度として測定される。また、上記透気度の測定には、例えば、ガーレー標準型デンソメーター(B型)を用いることができる。
基材11として紙を用いる場合、当該基材11の坪量は、30g/m以上250g/m以下であるのが好ましく、50g/m以上210g/m以下であるのがより好ましい。
このような基材11は、適度な剛性を有すると言える。これにより、粘着シート1の被着体100への貼着および被着体100からの剥離をより容易に行うことができる。さらに、被着体100からの粘着シート1の剥離時に、基材11が適度にしなり、例えば、図2に示すように湾曲形状をなし、これにより、粘着剤層12をより好適に変形させることができる。その結果、粘着剤層12の変形に伴うマイクロカプセル20の破壊および香料の放散をより効率良く行うことができる。
[粘着剤層]
図1および図2に示すように、粘着剤層12は、基材11に対向する第1の面121と、第1の面121とは反対側の面(被着体100に接触する面)である第2の面122とを有する単層体である。
粘着剤層12は、粘着剤層形成用組成物により構成されている。特に、本実施形態では、粘着剤層形成用組成物は、粘着剤と、香料を内包するマイクロカプセル20とを含んでいる。このように、粘着剤層12は、粘着力を発現する機能とともに、マイクロカプセル20を保持ないし担持する機能も有している。
(粘着剤)
粘着剤層12を構成する粘着剤は、いかなるものであってもよいが、エマルション型の粘着剤であるのが好ましい。
エマルション型の粘着剤を用いることにより、被着体100から粘着シート1を剥離する際に、香料をより効率良く放散することができる。これは、以下のような理由によると考えられる。すなわち、粘着シート1を被着体100から剥離する際に、粘着剤層12が延伸変形して、粘着剤層12中のマイクロカプセル20に引張応力が付与される。その結果、マイクロカプセル20が破壊され、マイクロカプセル20に内包されていた香料が流出し放散される。ここで、粘着剤層12の変形した部分には、破壊されたマイクロカプセル20からの香料が通過し得る隙間が生じている。このような隙間は、溶剤型の粘着剤等によって構成されている粘着剤層に比べて、上述のエマルション型の粘着剤によって構成されている粘着剤層12において生じやすい。より具体的には、エマルションを構成する各粒子の界面に対応する部位に、界面活性剤が存在し、また各粒子が融着していない部分が存在するため、上記のような隙間を生じやすい。そのため、隙間を通じて香料をより効率良く放散することができる。特に、粘着剤層12の厚さが比較的厚い場合であっても、上記のような隙間を好適に形成することができ、粘着剤層12の表面(第2の面122)側および基材11の表面(第1の面111)側から、香料を効率良く放散することができる。
粘着剤層12を構成するエマルション型の粘着剤としては、例えば、熱可塑性樹脂系粘着剤、熱硬化性樹脂系粘着剤、エラストマー系粘着剤等が挙げられる。
このような粘着剤としては、より具体的には、例えば、アクリル系粘着剤、酢酸ビニル系粘着剤、エチレン酢酸ビニル共重合体系粘着剤、ウレタン系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤等が挙げられる。
これらの中でも、後に詳述するマイクロカプセル20との密着性、耐候性等の点から、アクリル系粘着剤、ウレタン系粘着剤が好ましく用いられ、アクリル系粘着剤がより好ましく用いられる。
アクリル系粘着剤の具体例としては、アクリル酸ブチル、アクリル酸2-エチルヘキシル、アクリル酸メチル等のアクリル酸アルキルエステルの共重合体等が挙げられる。
粘着剤層12中における前記粘着剤の含有率は、40質量%以上99質量%以下であるのが好ましく、60質量%以上95質量%以下であるのがより好ましい。
これにより、粘着剤層12の粘着力を適度に保ちつつ、被着体100から粘着シート1を剥離する際の粘着剤層12の変形(特に伸長)に伴うマイクロカプセル20の破壊および香料の放散がより効率良く行われる。
(マイクロカプセル)
マイクロカプセル20は、粘着シート1の製造時および貼着時の押圧変形では破壊されず、被着体100から粘着シート1を剥離する際に、粘着剤層12が変形(特に伸長)することにより破壊されるように構成されている。以下、マイクロカプセル20の構成について具体的に説明する。
マイクロカプセル20は、香料を含む芯部(核、コア)と、樹脂材料を含む殻部(壁部、シェル)とで構成されている。香料は芯物質であり、樹脂材料は壁物質であるとも言える。すなわち、マイクロカプセル20は、芯物質が、壁物質によって被覆されることにより、マイクロカプセル化された構造体である。
香料は、固体、液体および気体のいずれの形態であってもよいが、液体であるのが好ましい。これにより、マイクロカプセル化を容易に行うことができるとともに、被着体100から粘着シート1を剥離する際の粘着剤層12の変形(特に伸長)に伴って、マイクロカプセル20が破壊した際に、粘着剤層を形成するエマルション粒子の間の隙間を通って紙基材に染み込み、紙基材中で揮発することにより、香料の放散がより効率良く行われる。
香料の種類は、特に限定されず、例えば、オレンジ、ミカン、レモン、グレープフルーツ等の柑橘類、ブドウ、メロン、リンゴ、キウイフルーツ、バナナ、パイナップル、桃、イチゴ等の果物、緑茶(抹茶を含む)、紅茶等の茶類、香辛料等の食品;ラベンダー、バラ、金木犀、桜等の花等の香りに対応するものが挙げられ、天然香料であってもよいし、合成香料であってもよい。なお、香料の香りは、前記内容物を想起させるものであればよく、内容物と同一の香りでなくてもよい。
殻部を構成する樹脂材料としては、例えば、メラミン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、尿素系樹脂、ポリウレア系樹脂、ポリウレタンウレア系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂等の各種樹脂材料が挙げられる。中でも、ウレタン系樹脂、メラミン系樹脂が好ましく、メラミン系樹脂がより好ましい。
これにより、マイクロカプセル20の殻部の強度をより好適なものとしつつ、マイクロカプセル20の殻部と、粘着剤(特に、エマルション型の粘着剤)との結合力をより優れたものとすることができる。その結果、例えば、粘着シート1の製造時や粘着シート1を被着体100に貼着する際等、被着体100からの粘着シート1の剥離時以外に、不本意に、マイクロカプセル20の殻部が破壊してしまうことを防止しつつ、被着体100から粘着シート1を剥離する際に、粘着剤層12の変形(特に伸長)に伴う応力を、マイクロカプセル20により効率良く伝えることができ、マイクロカプセル20と粘着剤との界面剥離が生じることをより効果的に防止し、マイクロカプセル20の破壊および香料の放散をより効率良く行わせることができる。
殻部の膜厚は、特に限定されないが、10nm以上800nm以下であるのが好ましく、50nm以上500nm以下であるのがより好ましい。
これにより、マイクロカプセル20の殻部の強度をより好適なものとしつつ、マイクロカプセル20の殻部と、粘着剤(特に、エマルション型の粘着剤)との結合力をより優れたものとすることができる。その結果、例えば、被着体100からの粘着シート1の剥離時以外に、不本意に、マイクロカプセル20の殻部が破壊してしまうことを防止しつつ、被着体100から粘着シート1を剥離する際に、マイクロカプセル20の破壊および香料の放散をより効率良く行わせることができる。
マイクロカプセル20の平均粒子径は、特に限定されないが、0.5μm以上10μm以下であるのが好ましく、1.0μm以上7μm以下であるのがより好ましい。
これにより、マイクロカプセル20の殻部の強度をより好適なものとしつつ、マイクロカプセル20の殻部と、粘着剤(特に、エマルション型の粘着剤)との結合力をより優れたものとすることができる。その結果、例えば、被着体100からの粘着シート1の剥離時以外に、不本意に、マイクロカプセル20の殻部が破壊してしまうことを防止しつつ、被着体100から粘着シート1を剥離する際に、マイクロカプセル20の破壊および香料の放散をより効率良く行わせることができる。
なお、本明細書において「平均粒子径」とは、コールター法を用いた粒度分布測定によって得られた値を意味する。
以上説明したマイクロカプセル20は、例えば、コアセルベーション法、インサイチュー重合法、界面重合法等によって製造することができる。
粘着剤層12中におけるマイクロカプセル20の含有率は、1質量%以上50質量%以下であるのが好ましく、5質量%以上35質量%以下であるのがより好ましい。
これにより、粘着剤層12中における粘着剤の含有率を好適な値とすることができ、粘着剤層12の粘着力を適度に保ちつつ、被着体100から粘着シート1を剥離する際の粘着剤層12の変形(特に伸長)に伴うマイクロカプセル20の破壊および香料の放散がより効率良く行われる。
図示の構成では、マイクロカプセル20は、粘着剤層12全体に均一に分散している。すなわち、マイクロカプセル20は、粘着剤層12の面方向および厚さ方向に均一に分散している。このため、粘着剤とマイクロカプセル20とを混合し、粘着剤層形成用組成物を得、これを層状にすることによって粘着剤層12を容易に得ることができる。
なお、マイクロカプセル20は、粘着剤層12の少なくとも一方の面側に偏在していてもよく、粘着剤層12の厚さ方向の途中に偏在していてもよい。例えば、粘着剤層12の厚さ方向の中間に、マイクロカプセル20が偏在していてもよい。また、マイクロカプセル20は、粘着剤層12の面方向の一部に偏在していてもよい。
粘着剤層12は、粘着剤およびマイクロカプセル20を含むものであればよく、これら以外の成分を含んでいてもよい。このような成分としては、例えば、架橋剤、粘着付与剤、充填剤、酸化防止剤、軟化剤、紫外線吸収剤、光安定剤、着色剤、改質剤、防錆剤、難燃剤、加水分解防止剤、表面潤滑剤、腐食防止剤、耐熱安定剤、滑剤、プライマー、帯電防止剤、重合禁止剤、触媒、レベリング剤、増粘剤、分散剤、消泡剤等が挙げられる。
架橋剤としては、例えば、イソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、アジリジン系架橋剤、金属キレート系架橋剤、アミン系架橋剤、およびアミノ樹脂系架橋剤が挙げられ、これらから選択される1種または2種以上を組み合わせて用いてもよい。
粘着付与剤としては、例えば、ロジン系樹脂、テルペンフェノール樹脂、テルペン樹脂、芳香族炭化水素変性テルペン樹脂、石油樹脂、クマロン・インデン樹脂、スチレン系樹脂、フェノール樹脂、キシレン樹脂等が挙げられる。
充填剤としては、例えば、亜鉛華、酸化チタン、シリカ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム等が挙げられる。
軟化剤としては、例えば、プロセスオイル、液状ゴム、可塑剤等が挙げられる。
酸化防止剤としては、例えば、アニリド系酸化防止剤、フェノール系酸化防止剤、チオエステル系酸化防止剤等が挙げられる。
粘着剤層12の厚さは、特に限定されないが、5μm以上100μm以下であるのが好ましく、10μm以上60μm以下であるのがより好ましい。
これにより、より好適な粘着力を得つつ、十分な量のマイクロカプセル20を含有させることができるとともに、被着体100への粘着シート1の貼着、被着体100からの粘着シート1の剥離をより好適に行うことができる。
基材11の厚さをT[μm]、粘着剤層12の厚さをT[μm]としたとき、1<T/Tの関係を満足するのが好ましく、1.5<T/T<3の関係を満足するのがより好ましい。
これにより、基材11が粘着剤層12を確実に支持するとともに、基材11の屈曲ないし湾曲、および、粘着剤層12の変形をより好適に行うことができる。その結果、前述した効果をより顕著に発揮させることができる。
また、ステンレス鋼板の表面に対する粘着剤層12の粘着力は、3N/25mm以上20N/25mm以下であるのが好ましく、5N/25mm以上18N/25mm以下であるのがより好ましい。
これにより、一般に、多様な被着体100に貼着した状態で、不本意に当該被着体100から剥離してしまうことをより効果的に防止しつつ、当該被着体100からの剥離時においては、粘着剤層12を好適に伸長させることができるとともに、マイクロカプセル20をより効果的に破壊させることができ、香料の放散をより効率良く行うことができる。
なお、上記粘着力は、23℃において、JIS Z0237:2009に準拠して測定することができる。
粘着シート1が貼着される被着体100の構成材料は、特に限定されないが、被着体100の表面(粘着剤層12と接触する部位)は、紙、ガラス、金属またはプラスチックで構成されたものであるのが好ましい。
これにより、粘着シート1を被着体100から剥離する際に、より確実にマイクロカプセル20を破壊させ、より好適に香料を放散させることができる。
被着体100の構成材料としてのプラスチックとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン等が挙げられる。
被着体100の色は、特に限定されないが、前記内容物を想起させる色であるのが好ましい。
これにより、例えば、粘着シート1を剥離する者等、被着体100の近傍にいる者(香料による香りが届く範囲にいる者)に、内容物の香りが漂ってきているかのような心理的効果をより効果的に与えることができる。また、香料の香りが比較的弱い場合や、天然物とは異なる香りの合成香料を用いた場合であっても、香料の香りを嗅いだ者に、好適な香りであると認識させる効果がより顕著に発揮される。
前記内容物を収容する容器としては、例えば、各種の箱、袋、缶、瓶等が挙げられる。
また、前記内容物もしくは前記容器を包装する包装材としては、例えば、包装紙、ラッピングフィルム等が挙げられる。
前述したように、粘着シート1は、前記内容物を想起させる色またはパターンを呈し、被着体100から剥離する際に前記内容物を想起させる香りを放散するように構成されていればよいが、前記内容物と、粘着シート1の外観および香りとの組み合わせとしては、例えば、前記内容物が、レモン、レモンを含む加工品、または、レモン風味の食品であり、粘着シート1は、黄色を呈し、かつ、被着体100から剥離する際にレモンを想起させる香りを放散するものである組み合わせ、前記内容物が、イチゴ、イチゴを含む加工品、または、イチゴ風味の食品であり、粘着シート1は、赤色を呈し、かつ、被着体100から剥離する際にイチゴを想起させる香りを放散するものである組み合わせ、前記内容物が、バナナ、バナナを含む加工品、または、バナナ風味の食品であり、粘着シート1は、黄色を呈し、かつ、被着体100から剥離する際にバナナを想起させる香りを放散するものである組み合わせ等が挙げられるが、好ましい組み合わせの一例として、前記内容物が、抹茶、抹茶を含む加工品、または、抹茶風味の食品であり、粘着シート1は、緑色を呈し、かつ、被着体100から剥離する際に抹茶を想起させる香りを放散するものである組み合わせが挙げられる。
これにより、前述したような本発明による効果がより顕著に発揮される。
この場合、粘着シート1の色は、マンセル表示系における色相がYないしBG(Y、GY、GおよびBGを含む領域)であるのが好ましく、GYないしGであるのがより好ましい。
以上説明した粘着シート1は、被着体100から剥離する際に、香料を好適に放散することができる。
<被着体からの粘着シートの剥離時の態様>
次に、被着体からの本発明の粘着シートの剥離時の態様について説明する。
図2は、図1に示す粘着シートを被着体から剥離する際の態様を模式的に示す縦断面図である。
図2では、粘着シート1が、粘着剤層12にて被着体100に貼着した状態から、被着体100の表面に対して90度方向(図2中の矢印Yで示す方向)に引っ張られ、これにより、粘着剤層12が被着体100から剥離されている。
この剥離時に、粘着剤層12の剥離直後の部分、すなわち剥離先端部123は、特に変形が著しい。図2の紙面に向かって粘着シート1を見たとき、剥離先端部123は、大きく伸長している。粘着剤層12の剥離先端部123付近において、その伸長に伴い、マイクロカプセル20に応力が付与される。この応力に起因して、マイクロカプセル20が破壊され、マイクロカプセル20に内包されていた香料が、放散される。
また、粘着剤層12がエマルション型の粘着剤を含む材料で構成されている場合、剥離先端部123では、破壊されたマイクロカプセル20からの香料が通過し得る、例えばクラックのような隙間が粘着剤層12中に好適に生じている。この隙間を介して、マイクロカプセル20に内包されていた香料が、効率的に放散される。
さらに、粘着剤層12は、基材11によって支持されている。このため、基材11が紙基材である場合、粘着剤層12が変形してマイクロカプセル20が破壊された時に、マイクロカプセル20に内包されていた香料が、基材11を介しても放散される。すなわち、マイクロカプセル20に内包されていた香料は、粘着剤層12の第2の面122側に向かって放散されるとともに、基材11を介して基材11の第1の面111側に向かって放散される。
粘着シート1は、図2に示される状態から、粘着シート1を被着体100から引きはがす方向(図2中では矢印Yで示す方向。被着体100の表面に対して90°方向)にさらに引っ張られると、粘着剤層12が被着体100からさらに剥離される。これにより、粘着剤層12の剥離先端部123が、図2中の矢印X方向に移動するように、粘着剤層12がさらに変形(特に伸長)していく。このようにして、粘着剤層12全体において、剥離先端部123の変形(特に伸長)に伴うマイクロカプセル20の破壊および香料の放散がなされ得る。
粘着シート1を被着体100から剥離する際の基材11の湾曲部113の曲率半径Rは、3mm以上50mm以下であるのが好ましく、5mm以上30mm以下であるのがより好ましい。
これにより、粘着剤層12を十分に変形させることができ、粘着剤層12の変形に伴うマイクロカプセル20の破壊および香料の放散を特に効率良く行うことができる。
≪第2実施形態≫
次に、本発明の粘着シートの第2実施形態について説明する。
図3は、本発明の粘着シートの第2実施形態を模式的に示す縦断面図である。
以下、第2実施形態の粘着シート1について、前記第1実施形態の粘着シート1との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本実施形態の粘着シート1は、粘着剤層12の第2の面122を被覆する剥離ライナー13をさらに含み、それ以外は、前述した実施形態と同様である。
剥離ライナー13は、ラベルとして型抜きされ個片化された粘着シートを、複数枚まとめて支持する機能を有している。
剥離ライナー13としては、例えば、粘着剤層12と接触する面がシリコーンで構成され、粘着シートを剥離することができる。
このような粘着シート1によれば、粘着シート1をシート状のまま保管、輸送することができる。そのため、粘着シート1の取扱いが容易となる。なお、このような粘着シート1によっても、前述した効果を発揮することができることは言うまでもない。
本実施形態の粘着シート1は、例えば、粘着剤層12を剥離ライナー13上に形成した後、粘着剤層12の第1の面121上に基材11を貼り合わせることによって、製造することもできる。この製造時においても、粘着剤層12中のマイクロカプセル20は破壊されない。すなわち、剥離ライナー13上に形成された粘着剤層12に基材11をさらに貼り合わせる際、基材11を粘着剤層12に対して押圧するが、この際の押圧力では、通常、粘着剤層12中のマイクロカプセル20は、破壊されない。これは、粘着剤によるクッション性が発揮されることも影響していると考えられる。この押圧力は、通常、100N/m以上2000N/m以下の範囲とされる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、これらに限定されない。
例えば、本発明に係る粘着シートは、基材と粘着剤層との間に、少なくとも1層の中間層を有していてもよい。
また、本発明に係る粘着シートは、基材の粘着剤層に対向する面とは反対の面(第1の面)側に、少なくとも1層の被覆層を有していてもよい。例えば、基材の第1の面側に、印刷層が設けられていてもよい。また、粘着剤層の基材と反対の面(粘着シートの表面)にコート層が設けられていてもよい。さらに、本発明に係る粘着シートは、粘着テープまたは両面粘着テープとして使用されるように構成されていてもよい。
また、前述した実施形態では、粘着剤層が、香料を含むマイクロカプセルを含んでいる場合について代表的に説明したが、本発明においては、粘着シートを被着体から剥離する際に前記内容物を想起させる香りを放散するように構成されていればよく、香料がマイクロカプセルに含まれている構成に限定されない。
また、前述した実施形態では、基材が前記内容物を想起させる色またはパターンを呈するものである場合について中心的に説明したが、粘着剤層が前記内容物を想起させる色またはパターンを呈するものであってもよい。特に、基材が透明性を有するものである場合や、被着体が透明性を有するものであって被着体を介して粘着シートが視認される場合等においては、このような構成を好適に採用することができる。
また、前述した実施形態では、基材が単層体である場合について代表的に説明したが、基材は、複数の層を備える積層体であってもよい。
また、前述した実施形態では、粘着剤層が単層体である場合について代表的に説明したが、粘着剤層は、複数の層を備える積層体であってもよい。
1…粘着シート
11…基材
111…第1の面
112…第2の面
113…湾曲部
12…粘着剤層
121…第1の面
122…第2の面
123…剥離先端部
13…剥離ライナー
20…マイクロカプセル
100…被着体
R…曲率半径
X…矢印
Y…矢印

Claims (3)

  1. 内容物を収容する容器、または、前記内容物もしくは前記容器を包装する包装材を被着体とする粘着シートであって、
    透気度が0.5μm/(Pa・s)以上100μm/(Pa・s)以下の紙で構成された基材と、前記基材の一方の面側に設けられ、エマルション型の粘着剤、および、香料を含むマイクロカプセルを含む粘着剤層とを有し、
    前記内容物と、粘着シートが呈する色と、粘着シートを前記被着体から剥離する際に、前記マイクロカプセルが破壊され、放散する香りとの組み合わせが、以下の<1>~<4>のいずれかであることを特徴とする粘着シート。
    <1>内容物:「抹茶、抹茶を含む加工品、または、抹茶風味の食品」、色:「緑色」、香り:「抹茶の香り」
    <2>内容物:「レモン、レモンを含む加工品、または、レモン風味の食品」、色:「黄色」、香り:「レモンの香り」
    <3>内容物:「イチゴ、イチゴを含む加工品、または、イチゴ風味の食品」、色:「赤色」、香り:「イチゴの香り」
    <4>内容物:「バナナ、バナナを含む加工品、または、バナナ風味の食品」、色:「黄色」、香り:「バナナの香り」
  2. ステンレス鋼板の表面に対する前記粘着剤層の粘着力は、3N/25mm以上20N/25mm以下である請求項に記載の粘着シート。
  3. 前記被着体は、前記粘着剤層と接触する部位が紙またはプラスチックで構成されたものである請求項1または2に記載の粘着シート。
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