JP7212851B2 - 散薬調剤業務支援システム - Google Patents
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Description
近年、このような調剤業務を支援するための調剤機器が医療現場に導入されており、調剤業務における各種工程に使用されている。このような調剤機器としては、例えば、薬剤を秤量して監査を行うための薬剤秤量装置や、薬剤を包装するための薬剤包装装置等がある。
特許文献1に開示されている調剤機器用制御装置では、複数機種又は複数台の調剤機器を同一方法で簡単に設定することが可能であり、エラーの発生状況等を一元管理して的確に把握可能な構成となっている。
すなわち、各調剤機器間での処方データ受け渡しや各調剤機器の処方に合わせた設定等は自動で実施可能であるものの、人が手動で実行しなければならない作業が依然として多く、調剤業務のさらなる効率化が望まれていた。
好ましい態様は、制御装置は、調剤機器である薬剤秤量装置、薬剤分包機、完全自動散薬分包機の各々と、通信網を介してデータを送受信可能な状態に接続されていることを特徴とする散薬調剤業務支援システムである。
さらに好ましい態様は、前記判別動作の結果、完全自動散薬分包機による完全自動分包動作だけで分包可能であると判別した場合、処方データに基づいて、患者に提供されるべき散薬の全てを、完全自動散薬分包機による完全自動分包動作だけで分包する動作を含む散薬調剤業務支援システムである。
さらに好ましい態様は、前記判別動作の結果、完全自動散薬分包機による完全自動分包動作だけで分包可能でないと判別した場合、処方データに基づいて、患者に提供されるべき散薬の全てを、薬剤秤量装置で秤量し、秤量した散薬を薬剤分包機で分包する動作を含む散薬調剤業務支援システムである。
さらに好ましい態様は、完全自動分包動作は、薬剤容器から分配ユニットに排出する散薬を計量する動作を含む散薬調剤業務支援システムである。
さらに好ましい態様は、さらに散薬に関する情報を表示する表示装置を有し、患者に提供されるべき散薬の中に、完全自動分包動作だけで分包可能な散薬と、完全自動分包動作だけで分包できない散薬とが混在している場合、表示装置に両者を区別する表示がなされる散薬調剤業務支援システムである。
さらに好ましい態様は、薬剤秤量装置は、散薬を選択するための選択画面を表示可能な表示装置を有し、選択画面に表示された散薬を選択し、選択された散薬の秤量が実施可能であって、前記判別動作の結果、対象となる処方で提供される散薬に、完全自動分包動作だけで分包可能な散薬と、完全自動分包動作だけで分包できない散薬が混在している場合、完全自動分包動作だけで分包できない散薬に関するデータを薬剤秤量装置に送信する散薬調剤業務支援システムである。
上記の課題を解決するために開発された本発明の別の態様は、処方に関するデータであって患者に提供されるべき散薬の情報を含む処方データに基づいて複数台の調剤機器を制御する制御装置と、複数台の調剤機器に含まれる少なくとも自動散薬分包装置と、複数の散薬を収容する薬剤容器とを備え、前記自動散薬分包装置は、薬剤容器から排出された散薬を配分する分配ユニットと、薬剤包装装置とが内部に設けられており、前記自動散薬分包装置を用いて、処方データに基づき、薬剤容器から分配ユニットに散薬を排出する動作と、排出する散薬を計量する動作と、分配ユニットに排出された散薬を所定の数に分割する動作と、薬剤包装装置によって分割した散薬を個別に包装する分包動作とを含む完全自動分包動作と、複数台の調剤機器の内の少なくとも一つを用いて、処方データに基づき、予め手動で秤量された薬剤を前記薬剤容器に充填し、前記充填した薬剤容器を用いて分包する手動分包動作とが実行可能であって、前記制御装置と前記自動散薬分包装置の少な
くともいずれかが、前記患者に提供されるべき散薬が複数種類であって、前記複数種類の散薬を混合して分包する場合であって、前記混合する散薬の数が所定数を超えると判断する場合、前記手動分包動作を実施する散薬調剤業務支援システムである。
好ましい態様は、前記手動分包動作の分包動作は、複数台の調剤機器の内の少なくとも一つである薬剤包装装置、又は前記自動散薬分包装置を用いて行われる散薬調剤業務支援システムである。
さらに好ましい態様は、前記所定数は、前記薬剤容器を保持する容器保持台の総数と等しい数である散薬調剤業務支援システムである。
上記の課題を解決するために開発された本発明の別の態様は、処方に関するデータであって患者に提供されるべき散薬の情報を含む処方データに基づいて複数台の調剤機器を制御する制御装置と、複数台の調剤機器に含まれる少なくとも自動散薬分包装置と、複数の散薬を収容する薬剤容器とを備え、前記自動散薬分包装置は、薬剤容器から排出された散薬を配分する分配ユニットと、薬剤包装装置とが内部に設けられており、前記自動散薬分包装置を用いて、処方データに基づき、薬剤容器から分配ユニットに散薬を排出する動作と、排出する散薬を計量する動作と、分配ユニットに排出された散薬を所定の数に分割する動作と、薬剤包装装置によって分割した散薬を個別に包装する分包動作とを含む完全自動分包動作と、複数台の調剤機器の内の少なくとも一つを用いて、処方データに基づき、予め手動で秤量された薬剤を前記薬剤容器に充填し、前記充填した薬剤容器を用いて分包する手動分包動作とが実行可能であって、前記制御装置と前記自動散薬分包装置の少なくともいずれかが、前記患者に提供されるべき散薬が1種類又は複数種類であり、前記1種類又は複数種類の散薬の各々の総量がいずれも所定量未満と判断する場合、前記手動分包動作を実施する散薬調剤業務支援システムである。
好ましい態様は、前記手動分包動作の分包動作は、複数台の調剤機器の内の少なくとも一つである薬剤包装装置、又は前記自動散薬分包装置を用いて行われる散薬調剤業務支援システムである。
さらに好ましい態様は、前記手動分包動作における複数台の調剤機器の内の少なくとも一つは、薬剤秤量装置である散薬調剤業務支援システムである。
さらに好ましい態様は、前記散薬は、錠剤等の固形の薬剤をすり潰して粉末状にした薬剤を含む散薬調剤業務支援システムである。
上記課題を解決するための本発明の一つの態様は、処方に関するデータであって患者に提供されるべき薬剤の情報を含む処方データに基づいて複数台の調剤機器を制御する調剤機器用制御装置と、少なくとも自動散薬分包装置を備え、前記自動散薬分包装置は、種類毎に散薬を収容するための複数の薬剤容器と、前記薬剤容器から排出された散薬を配分する分配ユニットと、薬剤包装装置とが内部に設けられており、さらに前記自動散薬分包装置は、前記処方データに基づき、移動させた前記薬剤容器から前記分配ユニットに散薬を排出する動作と、排出する散薬を計量する動作とを実施し、前記分配ユニットに排出された散薬を所定の数に分割し、前記薬剤包装装置によって分割した散薬を個別に分包する分包動作が実行可能であって、前記調剤機器用制御装置と前記自動散薬分包装置の少なくともいずれかが前記処方データに基づいて、患者に提供されるべき薬剤の全てを前記分包動作によって分包可能か否かを判別する判別動作を実施可能であることを特徴とする散薬調剤業務支援システムである。
したがって、例えば、手動で実施する作業を介在させる処方は、自動散薬分包装置とは異なる通常の分包装置で優先的に処理するように設定するといった動作が可能となり、調剤機器全体を効率よく動作させることが可能となる。
そして、調剤機器用制御装置に処方データが入力されると、処方データが自動散薬分包装置に送信され、処方毎にその処方で提供される薬剤が全て完全自動分包動作で可能か否かが判別することができる。
すなわち、分包まで全て自動で実施できる処方と、手動で実施する作業を介在させる処方とが仕分けされ、分包まで自動で実施できる処方については、自動で対応することにより、調剤業務全体における手動での作業量を少なくすることができる。また、手動で実施する作業を介在させる処方は、完全自動分包動作が実行できない通常の分包装置で優先的に処理するように設定する動作が可能となり、調剤機器全体を効率よく動作させることが可能となる。
本発明の一つの態様は、前記自動散薬分包装置は、前記薬剤容器のいくつかを保管する容器保管部と、薬剤包装装置が内部に設けられており、前記処方データに基づき、所定の散薬が収容された前記薬剤容器を前記容器保管部から容器載置部に移動させ、移動させた前記薬剤容器から排出する散薬を計量する動作を実施し、排出された散薬を前記薬剤包装装置によって服用時期毎に個別に分包する完全自動分包動作を実行可能であって、前記処方データに基づいて、患者に提供されるべき散薬の全てを 前記自動散薬分包装置によって分包可能か否かを判別する判別動作と、前記処方データに基づいて、患者に提供されるべき散薬の全てを完全自動分包動作によって分包可能か否かを判別する判別動作を実施可能であることを特徴とする散薬調剤業務支援システムである。
本発明の一つの態様は、判別動作の結果、患者に提供されるべき散薬の全てを完全自動分包動作によって分包することができない場合、この処方に関するデータを前記調剤機器用制御装置に送信するデータ返信動作を実施することを特徴とする散薬調剤業務支援システムである。
(1)処方データに基づいて特定された患者に提供されるべき薬剤の全てが前記自動式薬剤容器に収容されている。
(2)処方データに基づいて特定された患者に提供されるべき薬剤が1種類又は複数種類であり、個々の薬剤の総量がいずれも所定量以上である。
(3)処方データに基づいて特定された患者に提供されるべき薬剤が複数種類であり、複数の薬剤を混合して分包する必要がある場合、混合する薬剤の数が所定数以下である。
本発明の一つの態様は、前記薬剤容器は、自動式薬剤容器と手動式薬剤容器を含むものであり、前記自動散薬分包装置は、前記自動式薬剤容器を使用する前記分包動作と、予め秤量した散薬を導入した前記手動式薬剤容器を使用する手動分包動作が可能であって、前記判別動作は、下記の(1)乃至(3)の基準に基づいて実施され、以下のいずれかが否であるならば患者に提供されるべき散薬の全てを前記分包動作によって分包することができない場合に該当させることを特徴とする散薬調剤業務支援システムである。
(1)処方データに基づいて特定された患者に提供されるべき散薬の全てが前記自動式薬剤容器に収容されている。
(2)処方データに基づいて特定された患者に提供されるべき散薬が1種類又は複数種類であり、個々の薬剤の総量がいずれも所定量以上である。
(3)処方データに基づいて特定された患者に提供されるべき散薬が複数種類であり、複数の散薬を混合して分包する必要がある場合、混合する散薬の数が所定数以下である。
このことから、散薬の計量(秤量)や薬剤容器の運搬等の動作を自動で実施可能な薬剤を使用者が誤って秤量してしまうことがなく、自動散薬分包装置によって自動で実施可能な作業は、確実に自動で実施できる。したがって、所定の処方に完全自動分包動作で分包できない薬剤が含まれていた場合であっても、手動で実施する作業を極力減らすことができる。
また、制御装置2は、医師が使用する外部PC6とも互いにデータを送受信可能な状態で接続されている。そして、医師が外部PC6に処方に関する情報を入力することで、散薬調剤業務支援システム1を構成する各機器で使用される処方データが作成されることとなる。
入力装置10は、使用者が制御装置2に対してデータの入力等を行う際に使用する装置であり、公知のマウス、キーボード等が好適に採用できる。
このUSBポート20は、記憶媒体として機能するUSBメモリを着脱可能な構造となっている。そして、USBポート20にUSBメモリを装着することで、USBメモリに記憶された情報を取り込むことが可能となる。
より詳細に説明すると、本実施形態の薬剤秤量装置3は、制御装置2から発信されたデータを受信することで、処方データを含む薬剤に関するデータの自動取り込み動作を実施可能となっている。しかしながら、通信網で何らかの異常が発生した場合のように、手動でデータの取り込みを実施したい場合がある。このため、本実施形態の薬剤秤量装置3では、操作表示部17を操作して薬剤に関するデータを入力可能とし、且つ、USBメモリからもデータの読み込みを可能な構成としている。このことにより、状況に応じたデータの読み込み動作が実行可能となっている。
バーコードリーダは、薬剤容器、薬瓶、処方箋等のラベルに付されたバーコードから情報の読み取りが可能な機器である。
より具体的には、薬剤師が秤量した所定量の薬剤を専用の容器に導入し、その容器を薬剤分包機4の所定位置に固定して所定の操作を実行することにより、薬剤を一服用分ずつ分包された状態で出力する手動分包動作を実施可能となっている。
この完全自動散薬分包機5は、制御装置2から信号を受信することで、自動式薬剤容器46(詳しくは後述する)に収容された散薬を自動的に取り出して計量し、所定数に分割して分包する動作が可能となっている。また、使用者が装置本体45に一体に取り付けられた操作表示部48を操作することでも、薬剤容器(自動式薬剤容器46又は手動式薬剤容器47)に収納された散薬を自動的に取り出して計量し、所定数に分割して分包する動作が可能となっている。
扉部56は、自動式薬剤容器46を筐体50に出し入れするための部分であり、その内側に自動式薬剤容器46を仮置きするための容器仮置部(図示しない)が設けられている。この扉部56及び容器仮置部は、筐体50の内部に薬剤容器を導入する際の導入部として機能すると共に、筐体50の内部から薬剤容器を取り出す際の取出部としても機能する。
また、この容器仮置部には、自動式薬剤容器46から情報を読み取るための情報読取手段と、自動式薬剤容器46の重量を測定するための重量測定手段とが設けられている。
容器保管部57は、直立した姿勢で設置されるドラム部材58を備えており、このドラム部材58が縦方向に延びる回転軸を中心として回転可能となっている。つまり、縦型のドラム部材58がモータ等を動力原として水平方向に回転可能な状態となっている。
それぞれの容器設置部は、機械的な係合によって自動式薬剤容器46を保持するものであり、自動式薬剤容器46を押し込むことで、自動式薬剤容器46と容器設置部が係合状態となる。反対に、自動式薬剤容器46と容器設置部が係合状態であるとき、自動式薬剤容器46を外側に引っ張ることにより、これらが係合解除状態となる。
また、アーム部61の先端部分には磁石が設けられており、自動式薬剤容器46に一体に取り付けられた鉄板を吸着することで、自動式薬剤容器46を保持可能となっている。
より具体的に説明すると、薬剤分割領域53では、並列する2つの分配ユニット68がそれぞれ埋没状態で設置されている。
本実施形態では、片側の分配ユニット68に隣接する容器保持台69の周辺を撮像するカメラ部材73と、他方側の分配ユニット68に隣接する容器保持台69の周辺を撮像するカメラ部材73が別途設けられており、それぞれ撮像動作を別途実行可能となっている。
薬剤包装装置は、薬剤を一包分ずつ分包するための機械であり、シート供給装置と、シール装置によって形成されている。すなわち、シート供給装置から供給されたシートを袋状に形成して分包袋を作成すると共に、作成した分包袋に薬剤分割領域53から供給された散薬を導入し、さらにシール装置によって一服用分ずつシールして包装する動作が可能となっている。
印字手段は、分包袋に対して所定の情報を印字するための機械である。
また、この自動式薬剤容器46には、異なる二面にそれぞれ鉄板46b(一面については図示しない)が取り付けられている。一方の面に設けられた鉄板46bは、アーム部61で自動式薬剤容器46を保持する際、アーム部61の磁石に吸着させるための部分である。また、他方の面に設けられた鉄板46b(図示しない)は、容器保持台69(詳しくは後述する)に設置するとき、容器保持台69の磁石に吸着させるための部分である。
加えて、この自動式薬剤容器46にはRFIDタグが設けられており、収納された薬剤に関する情報を記憶可能となっている。すなわち、このRFIDタグが容器側情報記憶手段として機能する。
本実施形態の完全自動散薬分包機5は、この操作表示部48を操作することでも後述する各種動作を実行可能となっている。
CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。ROMは、BIOS等のプログラムが予め記憶された不揮発性メモリであり、RAMは、各種プログラムの展開及びデータの一時記憶に用いられる揮発性メモリ又は不揮発性メモリとなっている。
データ記憶部は、各種プログラムやデータが記憶されたHDD(Hard Disk
Drive)等の記憶装置である。
すなわち、手動式薬剤容器47では、薬剤投入部47bが手動式薬剤容器47の上部に設けられている。この薬剤投入部47bは、内外を連通する貫通孔状の部分であり、外側部分が内側部分よりも断面積が大きくなるように形成されている。
さらに、複数の薬剤を混合して分包する場合に限り、少なくとも1の薬剤を完全自動分包動作又は準自動分包動作と同様の手順で分配ユニット68に供給し、少なくとも他の1の薬剤を手動分包動作と同様の手順で分配ユニット68に供給して分包動作を行う半自動分包動作が実施可能となっている。
これらの各動作について、以下で詳細に説明する。
[ 完全自動分包動作]
そして、アーム部61が容器保管部57から自動式薬剤容器46を取り出し、自動式薬剤容器46を容器保持台69まで移動させ、自動式薬剤容器46を容器保持台69に載置する。
この情報読取動作により、自動式薬剤容器46に収容されている薬剤(散薬)の種類が確認される。すなわち、使用する薬剤が収容された自動式薬剤容器46が正しく選択され、運搬されたかを確認する確認動作が実施される。
すなわち、自動式薬剤容器46から分配ユニット68に散薬が供給(排出)されている間、自動式薬剤容器46の重量が常時検知されており、散薬の供給量(排出量であり、分配ユニット68の上に落下した量)が所定量となったことを条件として、振動台部の振動動作を停止させる構成となっている。
なお、振動動作の開始前に取得した自動式薬剤容器46の重量は原重量として記憶され、振動動作の実施中に取得される現在の重量は現重量として記憶される構成となっている。
すなわち、本実施形態の完全自動散薬分包機5は、振動動作の実施中に自動式薬剤容器46の現重量を取得し続け、取得した現重量を開始前に取得した原重量と比較することで、散薬の供給量(原重量から現重量を減算した値)を常時算出し続けている。
そして、散薬の供給量が規定量となったことを条件として振動動作を停止している。言い換えると、自動式薬剤容器46の現重量が振動動作の開始前に取得した原重量に対して規定量だけ少なくなったことを条件として、振動動作を停止している。
この場合、フィーダ回転動作に伴って複数種類の散薬が混合されることとなる。
すなわち、アーム部61が自動式薬剤容器46を容器保持台69から容器保管部57に移動させる。
薬剤分割動作では、掻出装置70の先端側部分を降下させ、分配ユニット68に近接させた状態とする。そして、分配ユニット68を分割数に応じた角度だけ回転させ、一服用分の散薬を掻出装置70の先端側部分の周辺によせた状態とする。この状態で、掻出装置70を動作させ、掻出装置70の周辺によせられた散薬をすくい上げ、薬剤導入口72に投入する。
このような動作を繰り返すことにより、分配ユニット68に供給された薬剤を一服用分ずつ薬剤導入口72に投入する薬剤分割動作が実施される。
この一連の動作が終了し、分配ユニット68に供給された薬剤が全て薬剤包装装置に供給され、分包が完了することで、完全自動分包動作が完了する。
[ 準自動分包動作]
このとき、自動式薬剤容器46のRFIDタグに記憶された情報を読み取る情報読取動作が実施され、使用者が容器仮置部に載置した自動式薬剤容器46が正しいものであるのか否かを確認する確認動作が実施される。すなわち、処方データに含まれる処方において提供される薬剤の種類(分包対象となる薬剤の種類)と、容器仮置部に載置された自動式薬剤容器46に収納される薬剤の種類とが合致するか否かが判別される。
また、容器仮置部に載置された自動式薬剤容器46の重量を測定する重量測定動作が実施され、測定された重量をRFIDタグに記憶させる情報書込動作が実施される。
そして、分配ユニット68への薬剤の供給動作が終了すると、アーム部61によって自動式薬剤容器46を容器仮置部に戻す動作を実施し、扉部56を開いた状態に移行させて、自動式薬剤容器46を手動で取り出す。このことにより、準自動分包動作が完了する。
[ 手動分包動作]
正面ドア65が上昇すると、作業者が予め薬剤を充填した手動式薬剤容器47を手動で容器保持台69に設置する。
この確認動作において、手動式薬剤容器47が容器保持台69に正しく載置されていることが確認されると、正面ドア65が回動可能な状態となるので、正面ドア65を開いた状態から閉まった状態へと移行させる。
[半自動分包動作]
また、外部の管理棚に収容されている自動式薬剤容器46を容器保持台69に載置させる場合には、上記した準自動分包動作と同様に、使用者が扉部56の裏側に位置する容器仮置部(図示しない)に自動式薬剤容器46を載置する。そして、扉部56を閉じることで、アーム部61が容器仮置部から自動式薬剤容器46を容器保持台69まで移動させ、自動式薬剤容器46を容器保持台69に載置した状態とする。
さらに、使用する薬剤の秤量、一服用分ずつの分包を完全に自動で実施する準自動分包動作が実行可能となっている。
そして、複数の散薬を混合して分包する場合には、少なくとも1の薬剤を容器保管部57に現在保持されている自動式薬剤容器46や、外部の管理棚に保管されている自動式薬剤容器46から供給し、他の薬剤を手動式薬剤容器47から分配ユニット68に供給する半自動分包動作が実行可能となっている。この半自動分包動作は、一部の薬剤に関してのみ、上記した完全自動分包動作や準自動分包動作と同様に、分包に関する作業を自動で実行可能となっている。すなわち、容器保管部57に現在保持されている自動式薬剤容器46を使用する場合には、少なくとも一部の薬剤に関して、薬剤容器の選択、使用する薬剤の秤量、一服用分ずつの分包が自動で実行可能となっている。また、外部の管理棚に保管されている自動式薬剤容器46を使用する場合には、使用する薬剤の秤量、一服用分ずつの分包が自動で実行可能となっている。
これら完全自動分包動作、準自動分包動作、半自動分包動作は、手動で秤量した薬剤を一服用分ずつ分包する手動分包動作と比べ、手動での作業量を少なくできるという利点がある。
[条件1]
処方データに含まれる処方において、患者に提供されるべき薬剤の全てが、自動式薬剤容器46に収容された薬剤である。
[条件2]
処方データに含まれる処方において、患者に提供されるべき薬剤が1種類又は複数種類であり、個々の薬剤の総量がいずれも所定量以上である。
[条件3]
処方データに含まれる処方において、患者に提供されるべき薬剤が複数種類であり、複数の薬剤を混合して分包する必要がある場合、混合する薬剤の数が所定数以下である。
[条件4]
対象の処方で分包する薬剤が、制御装置2で他の薬剤分包機4で分包するように指示されていない薬剤である。
対して、対象となる処方で複数の薬剤を混合して分包する場合には、その薬剤の1つ1つが容器保管部57に現在保持される自動式薬剤容器46に収容されているか否か、及び、その薬剤が外部の管理棚に現在保管されている自動式薬剤容器46に収容されているか否かを判別する。そして、全ての薬剤が容器保管部57に現在保持されている自動式薬剤容器46か、外部の管理棚に現在保管されている自動式薬剤容器46に収容されている場合、条件1が満たされたものとする。
ここで、分配ユニット68に供給する散薬の種類によっては、供給量が少なすぎる場合、容器保持台69の振動動作による規定量の供給が困難となるものがある。例えば、散薬には、その粒の形状が薬剤容器から排出され難い形状のものがある。また、散薬には、粒同士が塊になり易いものがある。そして、前者の場合、振動動作を実施しても分配ユニット68に規定量の散薬が排出されない可能性がある。また、後者の場合、振動動作を実施することで分配ユニット68に塊状の散薬が供給されてしまい、規定量よりも多量に供給されてしまう可能性がある。つまり、散薬には、その性質により、極めて少量の排出が困難となってしまうものがある。
言い換えると、容器保持台69の振動動作によって確実に分配ユニット68への規定量の供給が可能であることを条件として、完全自動分包動作、又は準自動分包動作を実施する構成としている。より詳細には、1つ1つの薬剤の総量が規定量(3g)より多量であるか否か、換言すると、規定量(3g)以下でないか否かを判別する動作を実施している。そして、所定の処方で分包する全ての薬剤それぞれの総量がいずれも規定量(3g)より多量である場合、条件2が満たされたものと判別する。
なお、この変更後の所定数(本実施形態では3)は、1つの分配ユニット68に対応づけられた容器保持台69の数としている。
具体的に説明すると、散薬調剤業務支援システム1では、薬剤毎に分包動作を実施する分包機の指定が可能となっている。例えば、薬剤Aを分包する分包機として薬剤分包機4を指定すると、薬剤Aを分包する分包動作が他の分包機(完全自動散薬分包機5)で実行可能であったとしても、薬剤分包機4で分包動作が実施される構成としている。
すなわち、判別動作では、下記の条件を満たすか否かを判別する動作をさらに実施している。
[条件A]
処方データに含まれる処方において、患者に提供されるべき薬剤の全てが、容器保管部57に現在保持されている自動式薬剤容器46に収容された薬剤である。
そこで、完全自動散薬分包機5では、処方で提供される1以上の薬剤が自動式薬剤容器46に現在収容されている薬剤であるか否かの判別を実施することにより、対象となる処方が混在状態であるのか、又は、未収容状態であるのかを判別可能となっている。
完全自動分包動作実施される場合と、準自動分包動作を実施される場合のいずれにしても、処方データに含まれる処方で提供される薬剤が完全自動散薬分包機5のみで分包されることとなる。すなわち、他機(本実施形態では薬剤秤量装置3)による秤量を実行することなく、分包が可能となる。
この秤量準備動作は、制御装置2が再送データに基づいて薬剤秤量装置3での秤量動作に使用するデータ(以下、秤量用データとも称す)を作成し、この秤量用データを薬剤秤量装置3に送信する動作となっている。この秤量準備動作が実施されることにより、薬剤秤量装置3を使用した秤量の実施が可能な状態となる。
また、完全自動散薬分包機5が制御装置2にデータ(再送データ)を送信し、制御装置2が薬剤秤量装置3にデータ(秤量用データ)を送信することから、制御装置2と薬剤秤量装置3では、自動式薬剤容器46に現在収容されている薬剤とそうでない薬剤を識別可能となっている。
すなわち、処方で提供される薬剤を全て表示し、自動式薬剤容器46に収容されていない薬剤と、収容されている薬剤とを異なる表示形態で表示する。このことにより、自動式薬剤容器46に収容されていない薬剤と、収容されている薬剤とを識別可能な状態とする。
対して、自動式薬剤容器46に収容された薬剤は、グレイアウトで表示されて、使用者が選択できない状態となっている。言い換えると、容器保管部57の自動式薬剤容器46に収容されている薬剤は、容器保管部57の自動式薬剤容器46に収容されていない薬剤とは異なる色で表示され、且つ、使用者が選択できない状態となっている。
なお、このグレイアウトで表示される薬剤は、完全自動散薬分包機5のどちらの分配ユニット68を使用して分包を実施するのかを示す情報と共に表示された状態となっている。
なお、薬剤分包機4を使用した分包動作に替わって、完全自動散薬分包機5で手動分包動作を実施することも可能となっている。
また、上記した選択変更操作が実施された場合(STEP11でNoの場合)にも、処方で提供される全ての薬剤が全て選択可能な状態で薬剤秤量装置3の操作表示部17に表示される。つまり、処方で提供される薬剤の全てが、秤量が可能な薬剤として表示される。
そして、実施した秤量結果に関するデータが薬剤秤量装置3から制御装置2へと送信される(STEP19)。そして、制御装置2は、受信した秤量結果に関するデータに基づいて、薬剤分包機4での分包で使用する送信するデータを作成し、薬剤分包機4に送信する(STEP20)。そして、薬剤を導入したそれぞれの容器を、薬剤分包機4の所定位置に設置し、分包動作を実施する(STEP21)。
そして、実施した秤量結果に関するデータが薬剤秤量装置3から制御装置2へと送信される(STEP22)。そして、制御装置2は、受信した秤量結果に関するデータに基づいて、完全自動散薬分包機5での手動分包動作で使用する送信するデータを作成し、完全自動散薬分包機5に送信する(STEP23)。そして、完全自動散薬分包機5で上記した手動分包動作を実施する(STEP24)。
また、完全自動散薬分包機5だけで処理が不可能な処方についても、半自動分包動作を促す構成となっている。このことにより、手動による作業を極力少なくすることが可能となり、手動での作業量を少なくできる。
この容器入替動作と容器追加動作について、以下で詳細に説明する。
なお、ここで自動式薬剤容器46のRFIDタグに記憶された情報を読み取る情報読取動作が実施され、使用者が容器仮置部に載置した自動式薬剤容器46が正しいものであるのか否かを確認する確認動作が実施される。すなわち、新たに完全自動分包動作で使用可能となる薬剤の種類と、容器仮置部に載置された自動式薬剤容器46に収納される薬剤の種類とが合致するか否かが判別される。
また、容器仮置部に載置された自動式薬剤容器46の重量を測定する重量測定動作が実施され、測定された重量をRFIDタグに記憶させる情報書込動作が実施される。
容器追加動作は、容器保管部57に保持されている自動式薬剤容器46を取り出す動作を実施しない点において、上記した容器入替動作と異なっている。
つまり、容器追加動作では、まず、扉部56が開いた状態となり、外部の管理棚に保管されていた自動式薬剤容器46を容器仮置部に載置する。
なお、当然のことながら、容器保管部57が保持している自動式薬剤容器46の数が保持可能である最大数(33個)以下である場合にも、容器入替動作を実施可能となっている。
つまり、上記した場合とは異なり、完全自動分包動作が実施できない場合(STEP4でNo)であっても、容器入替動作又は容器追加動作を適宜実施された場合には、その後に準自動分包動作(STEP6)ではなく、完全自動分包動作(STEP5)を実施する構成としてもよい。この様な構成では、当然のことながら、容器入替動作又は容器追加動作が実施されなかった場合には、そのまま準自動分包動作(STEP6)を実施することとなる。
例えば、薬剤分包機4を使用せず、制御装置2、薬剤秤量装置3、完全自動散薬分包機5のみを備えた散薬調剤業務支援システムであってもよい。すなわち、分包装置として、完全自動散薬分包機5のみを使用する構成であってもかまわない。この場合、上記した判別動作を実施するとき、条件1乃至条件3に関する判別動作だけを実施し、条件4に関する判別動作を実施しない構成としてもよい。すなわち、STEP18乃至STEP21の処理を実施せず、STEP17の後、STEP22乃至STEP24の処理を実施してもよい。
この場合、STEP8乃至STEP12の処理と、STEP16、STEP17の処理に替わり、公知の天秤等の機器を用いて手動で秤量することとなる。
より詳細には、STEP7の動作が実施された後、制御装置2の表示装置に手動での秤量を促すメッセージを表示させる。この場合、使用者が公知の天秤等の機器で秤量を実施し、秤量の終わった薬剤を上記した手動式薬剤容器47や、薬剤分包機4で使用する容器へと導入する。
しかしながら、このような構成によると、薬剤の照合動作等ができないので、処方情報を正確に管理し、且つ、より精度の高い分包を実施するという観点から、薬剤秤量装置3を備えた散薬調剤業務支援システム1であることが好ましい。
しかしながら、本発明はこれに限るものではない。上記した判別動作は、完全自動散薬分包機5に限らず、制御装置2で実施してもよい。また、処方データの送信後ではなく、処方データの送信に先立って判別動作を実施してもよい。
すなわち、以下で詳細に説明する動作を実行するものであってもよい。
すなわち、自動式薬剤容器46に現在収容されており、完全自動散薬分包機5によって分包可能な薬剤に関するデータを完全自動散薬分包機5に送信する。
対して、自動式薬剤容器46に現在収容されておらず、完全自動散薬分包機5によって分包不可能な薬剤に関するデータを薬剤秤量装置3に送信する。
つまり、処方データに基づいて、処方に含まれる薬剤に関するデータを判別結果によって2つに分類し、それぞれについて調剤機器に送信するためのデータを作成する。その後、それぞれ作成したデータを異なる調剤機器に送信する一連の処方データ分割送信動作を実施する。
具体的には、例えば、薬剤秤量装置3から秤量結果に関するデータが制御装置2に送信され、完全自動散薬分包機5から分包で使用する薬剤に関するデータが制御装置2に送信される。
2 制御装置(調剤機器用制御装置)
3 薬剤秤量装置
5 完全自動散薬分包機(自動散薬分包装置)
17 操作表示部(表示装置)
46 自動式薬剤容器(薬剤容器)
57 容器保管部
60 容器移動ユニット
68 分配ユニット
69 容器保持台(容器載置部)
Claims (7)
- 薬剤秤量装置と、薬剤分包機と、完全自動散薬分包機とを有する調剤機器と、処方に関するデータであって患者に提供されるべき散薬の情報を含む処方データに基づいて調剤機器を制御する制御装置と、散薬を収容する薬剤容器とを備え、
完全自動散薬分包機は、薬剤容器から排出された散薬を配分する分配ユニットと、薬剤包装装置とが内部に設けられており、
完全自動散薬分包機を用いて、処方データに基づき、薬剤容器から分配ユニットに散薬を排出する動作と、分配ユニットに排出された散薬を所定の数に分割する動作と、薬剤包装装置によって分割した散薬を個別に包装する動作とを含む完全自動分包動作が可能であって、
制御装置と完全自動散薬分包機の少なくともいずれかが処方データに基づいて、患者に提供されるべき散薬の全てを、調剤機器において完全自動散薬分包機による完全自動分包動作だけで分包可能か否かを判別する判別動作を実施可能であることを特徴とする散薬調剤業務支援システム。 - 制御装置は、調剤機器である薬剤秤量装置、薬剤分包機、完全自動散薬分包機の各々と、通信網を介してデータを送受信可能な状態に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の散薬調剤業務支援システム。
- 前記判別動作の結果、完全自動散薬分包機による完全自動分包動作だけで分包可能であると判別した場合、処方データに基づいて、患者に提供されるべき散薬の全てを、完全自動散薬分包機による完全自動分包動作だけで分包する動作を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の散薬調剤業務支援システム。
- 前記判別動作の結果、完全自動散薬分包機による完全自動分包動作だけで分包可能でないと判別した場合、処方データに基づいて、患者に提供されるべき散薬の全てを、薬剤秤量装置で秤量し、秤量した散薬を薬剤分包機で分包する動作を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の散薬調剤業務支援システム。
- 完全自動分包動作は、薬剤容器から分配ユニットに排出する散薬を計量する動作を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の散薬調剤業務支援システム。
- さらに散薬に関する情報を表示する表示装置を有し、
患者に提供されるべき散薬の中に、完全自動分包動作だけで分包可能な散薬と、完全自動分包動作だけで分包できない散薬とが混在している場合、表示装置に両者を区別する表示がなされることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の散薬調剤業務支援システム。 - 薬剤秤量装置は、散薬を選択するための選択画面を表示可能な表示装置を有し、選択画面に表示された散薬を選択し、選択された散薬の秤量が実施可能であって、
前記判別動作の結果、対象となる処方で提供される散薬に、完全自動分包動作だけで分包可能な散薬と、完全自動分包動作だけで分包できない散薬が混在している場合、完全自動分包動作だけで分包できない散薬に関するデータを薬剤秤量装置に送信することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の散薬調剤業務支援システム。
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