JP7206153B2 - shutter device - Google Patents
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Description
本発明は、シャッター装置に関する。 The present invention relates to a shutter device.
特許文献1には、複数のスラットが互いに回動可能に上下方向に連結されているシャッターカーテンと、シャッターカーテンを巻き取るシャフトと、シャフトを回転駆動するモータとを備えるシャッター装置が開示されている。
上記シャッター装置は、モータの回転を制御して、シャッターカーテンを全閉位置よりも下方にある採風位置まで閉動作させることで複数のスラットを回動させてシャッターカーテンを採風状態に制御する。
The shutter device controls the rotation of the motor to close the shutter curtain to the wind intake position below the fully closed position, thereby rotating the plurality of slats and controlling the shutter curtain to the wind intake state.
ところで、一般的なシャッター装置は、シャフトに対してシャッターカーテンを巻き取る方向(以下、「第1の方向」という。)にトルク(以下、「スプリングトルク」という。)を常時付与する弾性部材を有している。スプリングトルクは、複数のスラットの自重により第1の方向とは逆方向の第2の方向にシャフトを回転させるトルク(以下、「重力トルク」という。)と釣り合うように設定されている。 By the way, a typical shutter device has an elastic member that constantly applies torque (hereinafter referred to as "spring torque") in the direction of winding the shutter curtain (hereinafter referred to as "first direction") to the shaft. have. The spring torque is set to balance the torque (hereinafter referred to as "gravitational torque") that rotates the shaft in a second direction opposite to the first direction due to the weight of the slats.
ただし、特許文献1に記載のシャッター装置では、シャッターカーテンが採風位置に位置している際には、スプリングトルクと重力トルクとの釣り合いが崩れる。その結果、モータを回転させてシャッターカーテンを採風位置から開動作させると、スプリングトルクによって急激にシャッターカーテンが上昇する。そこで、採風位置から開動作させる場合には、スプリングトルクによる急激なシャッターカーテンの上昇を抑制する制御を行う必要がある。
However, in the shutter device described in
ただし、停電等によりシャッター装置への電力供給が停止された場合には、シャッター装置内のメモリ内に格納されているシャッターカーテンの現在位置のデータが消失してしまう。そのため、シャッター装置は、上記電力供給が復旧した場合には、シャッターカーテンの現在位置がわからず、シャッターカーテンが採風位置か否かを判定することができない。その結果、電力供給の復旧時における開動作においては、採風状態からの急激なシャッターカーテンの上昇を抑制することができないおそれがある。 However, when the power supply to the shutter device is stopped due to a power failure or the like, the data on the current position of the shutter curtain stored in the memory within the shutter device is lost. Therefore, when the power supply is restored, the shutter device does not know the current position of the shutter curtain and cannot determine whether the shutter curtain is at the wind sampling position. As a result, in the opening operation when the power supply is restored, there is a possibility that the sudden rise of the shutter curtain from the wind intake state cannot be suppressed.
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、電力供給の復旧時における開動作において、採風状態からの急激なシャッターカーテンの上昇を抑制するシャッター装置を提供することである。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of such circumstances, and its object is to provide a shutter device that suppresses a rapid rise of the shutter curtain from the wind intake state during the opening operation when the power supply is restored. be.
本発明の一態様は、開口を設けた固定羽と前記開口を開閉可能な可動羽とを備えたスラットが上下方向に複数連結されているシャッターカーテンを、全閉位置よりも下方の採風位置まで閉動作させることで前記複数のスラットを回動させて前記シャッターカーテンを採風状態に制御するシャッター装置であって、第1の方向に回転することで前記シャッターカーテンを開動作させ、第2の方向に回転することで前記シャッターカーテンを閉動作させるシャフトと、前記シャフトを回転駆動するモータと、弾性力により前記シャフトに前記第1の方向のトルクである第1トルクを常時付与する弾性部材と、前記シャッターカーテンを前記採風状態から開動作させる場合には前記モータを第1の制御モードで駆動し、前記シャッターカーテンが前記採風位置以外の位置から開動作させる場合に前記モータを第2の制御モードで駆動するシャッター制御装置と、を備え、前記シャッター制御装置は、前記シャッター装置への電力供給が復旧した後に前記開動作を行うにあたって、前記モータの回転を制御して前記シャフトに前記第2の方向のトルクである第2トルクを付与し、前記第2トルクの付与による前記シャッターカーテンの挙動に応じて、前記第1の制御モード及び第2の制御モードのいずれかを実行する制御部、を備えるシャッター装置である。 One aspect of the present invention is to provide a shutter curtain in which a plurality of slats each having a fixed wing with an opening and a movable wing capable of opening and closing the opening are connected in the vertical direction to a wind sampling position below a fully closed position. A shutter device that rotates the plurality of slats to control the shutter curtain in a wind intake state by closing the slats, wherein the shutter curtain is rotated in a first direction to open the shutter curtain in a second direction. a shaft that rotates to close the shutter curtain; a motor that rotationally drives the shaft; an elastic member that constantly applies a first torque, which is torque in the first direction, to the shaft by elastic force; The motor is driven in the first control mode when the shutter curtain is to be opened from the wind sampling state, and the motor is driven to the second control mode when the shutter curtain is to be opened from a position other than the wind sampling position. and a shutter control device that drives the shaft by controlling the rotation of the motor to perform the opening operation after the power supply to the shutter device is restored. a control unit that applies a second torque, which is a directional torque, and executes either the first control mode or the second control mode according to the behavior of the shutter curtain due to the application of the second torque; It is a shutter device provided.
以下、本実施形態に係るシャッター装置を、図面を用いて説明する。 Hereinafter, the shutter device according to this embodiment will be described with reference to the drawings.
図1は、本実施形態に係るシャッター装置を備えたシャッターシステム1の概略構成の一例を示す図である。
図1に示すシャッターシステム1は、シャッター装置2及び操作装置3を備える。
FIG. 1 is a diagram showing an example of a schematic configuration of a
A
シャッター装置2は、建物の窓やドア等の開口部の開放又は閉鎖を行う電動シャッター装置である。シャッター装置2は、シャッターカーテン4、ガイドレール5a,5b及びシャッターボックス6を備える。
The
操作装置3は、操作対象であるシャッター装置2に有線又は無線で接続され、シャッター装置2と相互に通信可能である。操作装置3は、ユーザや作業者が操作可能であって、シャッター装置2に対して操作信号を入力する手段を備える。例えば、操作装置3は、リモコン装置である。
具体的には、操作装置3は、開スイッチ31、停止スイッチ32、閉スイッチ33及び採風スイッチ34を備える。
The
Specifically, the
操作装置3は、開スイッチ31が操作されると、シャッターカーテン4の開動作を指示する第1の操作信号をシャッター装置2に送信する。操作装置3は、停止スイッチ32が操作されると、シャッターカーテン4の開動作又は閉動作の停止を指示する停止信号をシャッター装置2に送信する。操作装置3は、閉スイッチ33が操作されると、シャッターカーテン4の閉動作を指示する第2の操作信号をシャッター装置2に送信する。
操作装置3は、採風スイッチ34が操作されると、シャッターカーテン4を採風状態にすることを指示する第3の操作信号をシャッター装置2に送信する。
When the
When the
シャッターカーテン4は、上下方向に連結された長尺な複数のスラット4a及び最下端に設けられた巾木部4bを有する。
The
シャッターカーテン4は、採風シャッターのシャッターカーテン(以下、単に「採風シャッター」という。)である。例えば、シャッターカーテン4は、特許第6291225号や特許第6426421号、特許第6231965号等に記載されている構造を有してもよい。
一例として、図2に示すように、シャッターカーテン4は、上端部と下端部(巾木部4b)との間に複数のスラット4aが互いに回動可能に上下方向に連結されている。図2は、本実施形態に係るシャッターカーテン4(採風シャッター)の一例を示す図であり、可動羽42が開いている状態(以下、「採風状態」という。)における採風シャッターの断面図である。図2に示すように、各スラット4aは開口40を備えた固定羽41と、固定羽41に対して回動可能な可動羽42とを備え、上側のスラット4aの固定羽41の下端部と下側のスラット4aの可動羽42の上端部とが回動可能に連結されて上下方向に連なっている。シャッター装置2は、シャッターカーテン4が全閉状態(巾木部4bが床面や下枠に接触している状態)である場合において、シャッターカーテン4をわずかに下方移動させて上側の固定羽41で下側のスラット4aに設けた可動羽42を押圧することで、下側の可動羽42を回動させてシャッターカーテン4を採風状態に制御する。シャッターカーテン4が採風状態となることで、固定羽41の開口40を通して採光や通風ができるようになる。なお、なお、シャッターカーテン4が採風状態のときのシャッターカーテン4の位置を、「採風位置Pw」という。シャッターカーテン4は、上側のスラット4aと下側のスラット4aとの相対移動に基づいて、開口40が開閉される。この相対移動は、例えば、上側のスラット4aによって下側のスラット4aが押圧することで、行うことができる。
このように、シャッターカーテン4は、開口40を設けた固定羽41と開口40を開閉可能な可動羽42とを備えたスラット4aが上下方向に複数連結されている。
The
As an example, as shown in FIG. 2, the
In this manner, the
巾木部4bは、最下端のスラット4aに接続された矩形断面を有する長尺部材である。
巾木部4bは、シャッターカーテン4が全開状態になる場合にマグサ(不図示)又はシャッターボックス6に接触するように突出形成されている。すなわち、巾木部4bは、シャッターカーテン4の全開状態時にはマグサ(不図示)又はシャッターボックス6に接触する。なお、シャッターカーテン4が全開状態のときのシャッターカーテン4の位置を、「全開位置Pu」という。
一方、巾木部4bは、シャッターカーテン4が全閉状態になる場合には、シャッター装置2の枠体の下枠や床面に接触する。なお、シャッターカーテン4が全閉状態のときのシャッターカーテン4の位置を、「全閉位置Pl」という。
上記マグサは、シャッターカーテン4が上昇することで形成されるシャッター装置2の開口部の見切り部材であって、シャッターボックス6の下部に設けられていてもよい。
The
The
On the other hand, when the
The magsa is a parting member for the opening of the
ガイドレール5a及びガイドレール5bは、シャッターカーテン4の幅方向の両端に一対で設けられ、底面に対して垂直に立設されている。ガイドレール5a及びガイドレール5bは、シャッターカーテン4を構成する各スラット4aの横ずれを規制する。
The
シャッターボックス6は、シャッター装置2の上部に設けられている。このシャッターボックス6は、シャッターカーテン4の巻き戻し(シャッターカーテン4の閉動作時)、又は、巻き取り(シャッターカーテン4の開動作時)を行う。
The
以下に、本実施形態に係るシャッターボックス6の概略構成の一例について説明する。図1に示すように、シャッターボックス6は、シャフト7、弾性部材8、モータ9、出力部10及びシャッター制御装置11を備える。
An example of the schematic configuration of the
シャフト7は、シャッターカーテン4の上端部とモータ9とに連結されている。シャフト7は、モータ9によって第1の方向または第2の方向に回転駆動される。このシャフト7の回転に応じて、シャッターカーテン4の送り出し、又は、巻き取りが行われる。シャフト7に巻き取られたシャッターカーテン4は、シャッターボックス6内に収容されるようになっている。
シャフト7は、第1の方向に回転することでシャッターカーテン4を巻き取る。これにより、シャッターカーテン4が上昇する、いわゆる開動作が行われる。シャフト7は、第1の方向とは逆方向である第2の方向に回転することでシャッターカーテン4を送り出す。これにより、シャッターカーテン4が下降する、いわゆる閉動作が行われる。
The
弾性部材8は、弾性力によって、シャフト7に対してシャッターカーテン4を巻き取る方向である第1の方向にトルク(スプリングトルク)を常時付与する。すなわち、弾性部材8は、弾性力によってシャフト7を第1の方向に常時付勢する。以下において、上記スプリングトルクを「第1トルク」という。第1トルクは、シャッターカーテン4を採風状態から開動作させるためのトルクとして利用される。すなわち、弾性部材8は、第1トルクを付与することによってシャッターカーテン4を採風状態から開動作させる。弾性部材8は、例えば、コイルスプリングである。
The
モータ9は、シャフト7を回転駆動することでシャッターカーテン4を開閉駆動する駆動源であって、例えば直流モータから構成されている。モータ9は、シャッター制御装置11からの駆動信号に基づいて正回転、逆回転、又は回転停止する。ここで、モータ9は、特開2017-53129号公報に開示されているような機械式のブレーキ機構を備えていない。
The
出力部10は、モータ9の駆動状況を出力する機能を有する。出力部10は、例えばモータ9に内蔵されたエンコーダである。出力部10は、モータ9の回転に応じたパルス信号(以下、「位置パルス」という。)をシャッター制御装置11に出力する。例えば、出力部10は、モータ9が1回転すると1つの位置パルスをシャッター制御装置11に出力する。なお、出力部10は、エンコーダに限らず、例えばモータ9の回転角量を計測する等、巻取り軸やモータ9の回転量を把握できる構成であれば任意に選択できる。
The
シャッター制御装置11は、モータ9を制御してシャッターカーテン4を全開状態、全閉状態及び採風状態のうちいずれかの状態に制御する。
The
次に、本実施形態に係るシャッター制御装置11の概略構成について、図3を用いて説明する。図3は、本実施形態に係るシャッター制御装置11の概略構成図である。
Next, a schematic configuration of the
シャッター制御装置11は、通信部12、駆動部13及び制御部14を備える。
通信部12は、操作装置3と通信することで情報を送受する。通信部12の通信方式は、特に限定されないが、本実施形態では、短距離無線通信規格RF4CE(Radio Frequency for Consumer Electronics)やBluetooth(登録商標)等の無線通信方式が用いられる。
The
The
駆動部13は、制御部14からの指令に応じた駆動信号を生成してモータ9に出力することでモータ9を駆動、又は停止させる。
The
制御部14は、例えばCPU又はMPUなどのマイクロプロセッサ、MCUなどのマイクロコントローラや記憶装置などから構成され、操作装置3のスイッチの操作に応じてモータ9の駆動を制御する。
The
制御部14は、操作装置3からの操作信号に基づいて、モータ9の回転を制御することでシャッターカーテン4を開動作又は閉動作(以下、単に「開閉動作」という。)を実行する。これにより、制御部14は、シャッターカーテン4を全開位置Pu、全閉位置Pl又は採風位置Pwに制御することができる。
The
具体的には、制御部14は、シャッターカーテン4の現在位置Pを、自装置内の揮発性のメモリに随時記憶することで常に当該位置Pを認識しながら、シャッターカーテン4の開閉動作を制御する。本実施形態では、現在位置Pは、パルス数のカウント値Nに相当する。
Specifically, the
制御部14は、通信部12を介して操作装置3から第1の操作信号を受信した場合には、モータ9を回転制御して、シャフト7を第1の方向に回転させる。例えば、制御部14は、第1の操作信号を受信した場合には、シャッターカーテン4を開動作させる指令(以下、「開指令」という。)を駆動部13に対して出力する。そして、駆動部13は、開指令を受信した場合には、開指令に応じた駆動信号をモータ9に出力する。これにより、制御部14は、第1の操作信号を受信した場合には、駆動部13を介してシャフト7を第1の方向に回転させ、シャッターカーテン4の位置Pが全開位置Puに達するまでシャッターカーテン4を開動作させる。
When receiving the first operation signal from the
また、制御部14は、通信部12を介して操作装置3から第2の操作信号を受信した場合には、シャフト7を第2の方向に回転させる。具体的には、制御部14は、第2の操作信号を受信した場合には、シャッターカーテン4を閉動作させる指令(以下、「閉指令」という。)を駆動部13に対して出力する。そして、駆動部13は、閉指令を受信した場合には、閉指令に応じた駆動信号をモータ9に出力する。これにより、制御部14は、第2の操作信号を受信した場合には、駆動部13を介してシャフト7を第2の方向に回転させ、シャッターカーテン4の位置Pが全閉位置Plに達するまでシャッターカーテン4を開動作させる。
Further, when receiving the second operation signal from the
制御部14は、通信部12を介して操作装置3から第3の操作信号を受信した場合には、シャフト7を第2の方向に回転させてシャッターカーテン4を採風位置Pwに向けてシャッターカーテン4を閉動作させる。具体的には、制御部14は、第3の操作信号を受信した場合には、駆動部13に閉指令を出力する。そして、制御部14は、シャッターカーテン4を全閉位置Plよりも下方にある採風位置Pwまで閉動作させることで複数のスラット4aを回動させてシャッターカーテン4を採風状態に制御する。
When the
制御部14は、操作装置3から停止信号を受信した場合、シャッターカーテン4の動作を停止させる指令(以下、「停止指令」という。)を駆動部13に対して出力する。これにより、駆動部13は、モータ9の回転を停止させて開閉動作を停止させる。
When the
制御部14は、初期設定として、シャッターカーテン4が全開状態であるときのカウント値Nを閾値Nuth(例えば、0)として予め設定する。この閾値Nuthは、全開位置Puの一例である。また、制御部14は、初期設定として、閾値Nuthを基準位置として、全開状態のシャッターカーテン4が全閉状態になるまで下降させた場合のカウント値Nを閾値Nlthとして予め設定する。この閾値Nlthは、全閉位置Plの一例である。さらに、制御部14は、初期設定として、閾値Nuthを基準位置として、全開状態のシャッターカーテン4が採風状態になるまで下降させた場合のカウント値Nを閾値Nwとして予め設定する。閾値Nwは、採風位置Pwの一例である。
As an initial setting, the
制御部14は、シャッターカーテン4の閉動作又は開動作時において、カウント値Nが閾値Nlthに到達した場合には、シャッターカーテン4が全閉状態であると判定する。制御部14は、シャッターカーテン4の開動作時において、カウント値Nが閾値Nuthに到達した場合には、シャッターカーテン4が全開状態であると判定する。制御部14は、シャッターカーテン4の閉動作時において、カウント値Nが閾値Nwに到達した場合には、シャッターカーテン4が採風状態であると判定する。
The
ただし、シャッター装置2の電源プラグがコンセントから外れた場合や停電が発生した場合等によりシャッター装置への電力供給が停止された(すなわち、電源断が発生した)場合には、上記メモリ内のシャッターカーテン4の現在位置Pが消失してしまう。そのため、制御部14は、シャッター装置2へ電力供給が復旧した場合には、シャッターカーテン4の位置を認識できない。そのため、制御部14は、シャッター装置2への電力供給の停止後に当該電力供給が復旧した場合には、シャッターカーテン4の現在位置Pを特定するための処理モード(以下、「復帰処理モード」という。)に移行する。
However, if the power plug of the
以下において、本実施形態に係る復帰処理モードを実行するための制御部14の機能部を、図4を用いて説明する。図4は、本実施形態に係る復帰処理モードを実行するための制御部14の機能ブロック図である。
The functional units of the
制御部14は、負荷検出部15、復帰処理部16及び格納部17を備える。
The
負荷検出部15は、モータ9にかかる負荷(以下、「モータ負荷」という。)を検出する。本実施形態に係る負荷検出部15は、カウンタ151及び負荷計測部152を備える。
The
カウンタ151は、位置パルスのパルス数をカウントする。なお、パルス数のカウント値Nは、シャッターカーテン4の現在位置Pに相当する。
例えば、カウンタ151は、シャッターカーテン4の閉動作時においては、現在のカウント値Nから位置パルス(例えば、A相又はB相の位置パルス)の数(パルス数)を加算していくことで、当該カウント値Nを更新していく。一方、カウンタ151は、シャッターカーテン4の開動作時においては、現在のカウント値Nから位置パルスの数(パルス数)を減算していくことで、当該カウント値Nを更新していく。
A
For example, when the
負荷計測部152は、出力部10から出力された位置パルスに基づいてモータ負荷を計測する。具体的には、例えば、負荷計測部152は、出力部10から出力された位置パルスのパルス幅Anをモータ負荷として、位置パルス毎(カウンタ151のカウント値N毎)に計測する。例えば、パルス幅Anは、モータ9が1回転したときの位置パルスのパルス幅である。
The
ここで、位置パルスは、モータ9の回転速度が遅くなるにつれてそのパルス幅が大きくなり、モータ9の回転速度が速くなるにつれてそのパルス幅が小さくなる。すなわち、シャッターカーテン4が全開位置Puに到達して、巾木部4bがマグサやシャッターボックス6に接触すると、モータ9に負荷がかかり、モータ9は過負荷状態となる。そのため、モータ9の回転速度が遅くなり、位置パルスのパルス幅が大きくなる。同様に、シャッターカーテン4が全閉位置Plに到達して、巾木部4bがシャッター装置2の枠体の下枠や床面に接触すると、モータ9に負荷がかかり、モータ9は過負荷状態となる。そのため、モータ9の回転速度が遅くなり、位置パルスのパルス幅が大きくなる。
Here, the pulse width of the position pulse increases as the rotation speed of the
したがって、負荷計測部152は、位置パルス毎(カウント値N毎)に、その位置パルスのパルス幅を測定することにより、モータ9のパルス幅Anをモータ負荷として算出する。負荷計測部152は、カウント値Nとモータ負荷とを関連付けて復帰処理部16に出力する。すなわち、負荷計測部152は、カウント値Nとそのカウント値Nに対応する位置パルスのパルス幅(モータ負荷)Anとを復帰処理部16に出力する。さらに、負荷計測部152は、位置情報nと、その位置情報nに対応する位置パルスのパルス幅Anとを関連付けて負荷情報として格納部17に格納してもよい。
Therefore, the
復帰処理部16は、復帰処理モードに移行した後の最初の操作信号として操作装置3から第2の操作信号又は第3の操作信号を受信した場合には、全閉位置特定モードに移行する。復帰処理部16は、復帰処理モードに移行した後の最初の操作信号として操作装置3から第1の操作信号を受信した場合には、全開位置特定モードに移行する。
全閉位置特定モードは、全閉位置Plを検知することにより現在位置Pが全閉位置Plであることを特定するモードである。全開位置特定モードは、全開位置Puを検知することにより現在位置Pが全開位置Puであることを特定するモードである。
When the
The fully closed position specifying mode is a mode for specifying that the current position P is the fully closed position Pl by detecting the fully closed position Pl. The fully open position specifying mode is a mode for specifying that the current position P is the fully open position Pu by detecting the fully open position Pu.
以下に、本実施形態に係る復帰処理部16の構成について説明する。
復帰処理部16は、第1制御部20、第2制御部21及び設定部22を備える。
The configuration of the
The
第1制御部20は、復帰処理部16が全閉位置特定モードに移行した場合には、シャッターカーテン4を閉動作させて、当該閉動作中における過負荷検知によりシャッターカーテン4の現在位置Pを特定する。
When the
具体的には、第1制御部20は、第1駆動制御部35及び第1過負荷検知部36を備える。
Specifically, the
第1駆動制御部35は、復帰処理部16が全閉位置特定モードに移行した場合には、駆動部13に第1駆動信号を出力してシャッターカーテン4の閉動作を実行させる。具体的には、駆動部13は、第1駆動信号を受信すると第1の電力Paをモータ9に供給して第2の方向にモータ9を回転させる。これにより、シャフト7は、第2の方向に回転してシャッターカーテン4を送り出す。その結果、シャッターカーテン4は、閉動作する。
The first
第1過負荷検知部36は、全閉位置特定モードの閉動作時において、過負荷検知を実行する。過負荷検知とは、負荷検出部15から出力されるモータ負荷に基づいてモータ9が過負荷状態か否かを判定する処理である。例えば、第1過負荷検知部36は、モータ負荷又はモータ負荷の変化率が所定の閾値th1を超えた場合には、モータ9が過負荷状態であると判定する。ここで、所定の閾値th1は、シャッターカーテン4が全閉位置Plに到達したときのモータ負荷又はモータ負荷の変化率に相当する。すなわち、全閉位置特定モードの閉動作時においてモータ9が過負荷状態になった場合とは、シャッターカーテン4が全閉位置Plに到達した場合に相当する。
The first
第2制御部21は、復帰処理部16が全開位置特定モードに移行した場合には、モータ9の回転を制御してシャフト7に第2の方向のトルクである第2トルクを付与する。そして、第2制御部21は、シャフト7に第2トルクを付与したことによるシャッターカーテン4の挙動に応じて、第1の制御モード及び第2の制御モードのいずれかのモードでモータ9を制御する。なお、第1の制御モードとは、シャッターカーテン4を採風状態から開動作させる場合にモータ9を制御するためのモードである。第2のモードは、シャッターカーテン4が採風位置Pw以外の位置から開動作させる場合にモータ9を制御するためのモードである。
第2制御部21は、第1の制御モード又は第2の制御モードでモータ9を駆動してシャッターカーテン4を開動作させて当該開動作中における過負荷検知によりシャッターカーテン4の現在位置Pを特定する。
以下に、本実施形態に係る第2制御部21の構成について説明する。
The
The
The configuration of the
第2制御部21は、第2駆動制御部51、モード選択部52、第3駆動制御部53、第4駆動制御部54及び第2過負荷検知部55を備える。
The
第2駆動制御部51は、復帰処理部16が全開位置特定モードに移行した場合には、モータ9の回転を制御してシャフト7に第2の方向のトルクである第2トルクを所定期間Tsだけ付与する。具体的には、第2駆動制御部51は、駆動部13に所定期間Tsだけ第2駆動信号を出力する。駆動部13は、第2駆動信号を受信している場合には第2の電力Pbをモータ9に供給してシャフト7に第2の方向の第2トルクが付与されるようにモータ9の回転を制御する。ここで、第2の電力Pbは、第1の電力Paから所定電力Pxだけ小さい電力である(Pb=Pa-Px)。
When the
モード選択部52は、シャフト7に第2トルクが所定期間Tsだけ付与されている場合において、シャフト7に第2トルクが付与されたことによるシャッターカーテン4の挙動に応じて、第1の制御モード及び第2の制御モードのいずれかのモードを選択する。例えば、モード選択部52は、シャフト7に対して第2トルクを所定期間Tsだけ付与した場合において、シャッターカーテン4が開動作した場合又は停止状態であった場合には第1の制御モードを選択する。一方、モード選択部52は、シャフト7に対して第2トルクを所定期間Tsだけ付与した場合において、シャッターカーテン4が閉動作した場合には第2の制御モードを選択する。
The
ここで、シャフト7に第2トルクが所定期間Tsだけ付与されている状態においてシャッターカーテン4が開動作した場合又は停止状態であった場合とは、シャッターカーテン4の現在位置Pが採風位置Pwであることを示す。一方、シャフト7に第2トルクが所定期間Tsだけ付与されている状態においてシャッターカーテン4が閉動作した場合とは、シャッターカーテン4の現在位置Pが採風位置Pwではないことを示す。したがって、モード選択部52は、シャフト7に第2トルクが付与されている状態におけるシャッターカーテン4の挙動に基づいて、シャッターカーテン4の現在位置Pが採風位置Pwか否かを判別してもよい。
Here, the case where the
以下において、シャフト7に第2トルクが付与されている状態におけるシャッターカーテン4の挙動について、図5を用いて説明する。
The behavior of the
図5に示すように、シャッターカーテン4が全開位置Puから全閉位置Plへ移動する場合には、第1トルクは、重力トルクと釣り合うように設定されている。重力トルクとは、複数のスラット4aの自重により第1の方向とは逆方向の第2の方向にシャフトを回転させるトルクである。シャッターカーテン4が全閉位置Plに到達すると、シャッターカーテン4が枠体の下枠や床面に接触するため、シャッターカーテン4が全閉位置Plよりも下方の位置に移動すると、シャフト7に対する重力トルクが徐々に減少していく。したがって、全閉位置Plと採風位置Pwとの間においては、第1トルクと重力トルクとの釣り合いが崩れてしまう。さらに、シャッターカーテン4が全閉位置Plよりも下方の位置に移動すると、上側の固定羽41が下側のスラット4aに設けた可動羽42を押圧するため、その押圧の反力がシャフト7に対して第1の方向に付与される。そのため、シャッターカーテン4が採風位置Pwに位置している際には、シャフト7の第1の方向に対して第1トルクと上記押圧の反力とが付与される。その結果、モータ9の回転が開放されてシャッターカーテン4が採風位置Pwから開動作すると、第1トルク等の第1の方向のトルクによって急激にシャッターカーテンが上昇する。
As shown in FIG. 5, when the
すなわち、モータ9の回転を開放した場合に、シャッターカーテン4が停止している場合にはシャッターカーテン4が全開位置Puと全閉位置Plとの間に位置しており、シャッターカーテン4が急激に上昇した場合にはシャッターカーテン4の現在位置Pが採風位置Pであったことになる。ただし、シャッターカーテン4の急激な上昇は、騒音を引き起こしてしまう。そこで、本実施形態の制御部14は、第1トルク等の第1の方向のトルクよりも小さい又は同等の大きさのトルクである第2トルクをシャフト7に対して付与する。これにより、シャッターカーテン4が全開位置Puと全閉位置Plとの間に位置している場合にはシャッターカーテン4は下降する(閉動作)。一方、シャッターカーテン4が採風位置Pwに位置している場合にはシャッターカーテン4はゆるやかに上昇する又は停止する。よって、モード選択部52は、シャフト7に第2トルクが所定期間Tsだけ付与されている場合において、シャフト7に第2トルクが付与されたことによるシャッターカーテン4の挙動に応じて、シャッターカーテン4が採風位置Pwか否かを判別して第1の制御モード及び第2の制御モードのいずれかのモードを選択することができる。
That is, when the rotation of the
ここで、モード選択部52は、第2トルクが所定期間Tsだけ付与されている場合において、出力部10から出力されるA相及びB相の位置パルスに基づいて、モータ9の回転方向を判別することができる。なお、A相の位置パルス及びB相の位置パルスとからモータ9の回転方向を判別する方法は、公知の技術であるため、詳細な説明を省略する。モード選択部52は、第2トルクがシャフト7に所定期間Tsだけ付与されている場合において、モータ9が第1の方向に回転した場合にはシャッターカーテン4が開動作している判定する。モード選択部52は、第2トルクを所定期間Tsだけ付与した場合において、モータ9が第2の方向に回転した場合にはシャッターカーテン4が閉動作している判定する。モード選択部52は、第2トルクがシャフト7に所定期間Tsだけ付与されている場合において、カウント値Nが増減していない場合、すなわちモータ9が回転していない場合にはシャッターカーテン4が停止状態であると判定する。
Here, the
なお、上記カウンタ151がモータ9の回転方向を判別する機能を有してもよい。その場合には、カウンタ151は、モータ9が第1の方向に回転した場合には現在のカウント値Nから位置パルスの数(パルス数)を減算していく。また、カウンタ151は、モータ9が第2の方向に回転した場合には現在のカウント値Nから位置パルスの数(パルス数)を加算していく。この場合には、モード選択部52は、カウント値Nの増減を監視して、シャフト7に対して第2トルクが所定期間Tsだけ付与されている場合において、カウント値Nが増加した場合にはシャッターカーテン4が閉動作していると判定する。また、モード選択部52は、カウント値Nの増減を監視して、シャフト7に対して第2トルクが所定期間Tsだけ付与されている場合において、カウント値Nが減少した場合にはシャッターカーテン4が開動作していると判定する。モード選択部52は、カウント値Nの増減を監視して、シャフト7に対して第2トルクが所定期間Tsだけ付与されている場合において、カウント値Nが変化しない場合にはシャッターカーテン4が停止していると判定する。
ただし、これに限定されず、モード選択部52は、上記以外の公知の技術を用いてモータ9の回転方向を判別してもよい。
Note that the
However, the present invention is not limited to this, and the
第3駆動制御部53は、モード選択部52によって第1の制御モードが選択された場合には、第1の制御モードでモータ9を制御してシャッターカーテン4を採風位置Pwから全開位置Puまで一定速度Vに移動させる。具体的には、第3駆動制御部53は、第1の制御モードとして、モータ9の回転方向とモータ9に供給する電力との少なくともいずれかを可変しながら、シャッターカーテン4を開動作させるとともに当該開動作におけるシャッターカーテン4の速度を一定に制御する。モータ9に供給する電力を可変することは、シャフト7に付与するトルクを可変することと同義である。
When the
以下に、第1の制御モードによるモータ9の制御について説明する。
第3駆動制御部53は、駆動部13に第3駆動信号を出力することでモータ9の回転を制御してシャフト7に第2の方向のトルクである第3トルクを付与する。すなわち、駆動部13は、第3駆動信号を受信すると第3の電力Pcをモータ9に供給する。これにより、シャフト7に対して第3トルクが付与される。第3トルクは、第1トルクによるシャッターカーテン4の開動作を停止させない程度のトルクであって、第1トルクよりも小さい。したがって、シャッターカーテン4は、採風位置Pwからゆるやかに開動作する。ここで、シャッターカーテン4が開動作するにつれて、弾性部材8の弾性力が小さくなる。すなわち、シャッターカーテン4が開動作するにつれて、第1トルクが徐々に小さくなる。したがって、第3駆動制御部53は、シャッターカーテン4の速度を一定にするために、開動作に伴って第3トルクを段階的又は連続的に減少させる。例えば、第3駆動制御部53は、シャッターカーテン4の開動作における移動距離(例えば、カウント値N)に伴ってモータ9に供給する第3の電力Pcを段階的又は連続的に減少させることで、第3トルクを開動作に伴って段階的又は連続的に減少させる。
Control of the
The third
シャッターカーテン4の開動作が進むと、第1トルクの大きさと重力トルクの大きさとの差が徐々に減少する。すなわち、シャッターカーテン4の開動作が進むと、第3トルクを付与しなくてもシャッターカーテン4の速度が低下してしまう。そこで、第3駆動制御部53は、駆動部13に第4駆動信号を出力することでモータ9に流れる電流の向きを切替えて第1の方向である第4トルクをシャフト7に付与する。このとき、モータ9には第4の電力Pdが供給されている。これにより、シャッターカーテン4は、全開位置Puまで一定速度Vで移動する。第4トルクとは、シャフト7を第1の方向に回転させるトルクである。例えば、第3駆動制御部53は、シャッターカーテン4が採風位置Pwから所定の位置Pthまでの開動作時においてのみ第3トルクをシャフト7に付与してもよい。そして、第3駆動制御部53は、シャッターカーテン4が所定の位置Pthを通過した場合にはモータ9に流れる電流の向きを切替えて第4トルクをシャフト7に付与することでシャッターカーテン4を全開位置Puまで一定速度Vで移動させてもよい。ここで、第3トルクはシャッターカーテン4が上昇するにしたがって減少する。ただし、第4トルクは、シャッターカーテン4の上昇によらず一定である。
As the opening operation of the
第4駆動制御部54は、モード選択部52によって第2の制御モードが選択された場合には、第2の制御モードでモータ9を制御してシャッターカーテン4を現在位置から全開位置Puまで一定速度Vに移動させる。具体的は、第4駆動制御部54は、第2の制御モードとして、駆動部13に第5駆動信号を出力する。駆動部13は、第5駆動信号を受信すると第5の電力Peをモータ9に供給して第1の方向にモータ9を回転させる。これにより、シャフト7には、第1の方向のトルクである第5トルクが付与される。したがって、シャッターカーテン4は、一定速度Vで閉動作する。なお、第5の電力Peの大きさと第1の電力Paの大きさは、同一であってよい。
When the second control mode is selected by the
第2過負荷検知部55は、全開位置特定モードの開動作時において、過負荷検知を実行する。換言すれば、第2過負荷検知部55は、第1の制御モード及び第2の制御モードのいずれかのモードでモータ9が制御されている場合において、過負荷検知を実行する。例えば、第2過負荷検知部55は、モータ負荷又はモータ負荷の変化率が所定の閾値th2を超えた場合には、モータ9が過負荷状態であると判定する。ここで、所定の閾値th2は、シャッターカーテン4が全開位置Puに到達したときのモータ負荷又はモータ負荷の変化率に相当する。すなわち、全開位置特定モードの開動作時においてモータ9が過負荷状態になった場合とは、シャッターカーテン4が全開位置Puに到達した場合に相当する。
The second
設定部22は、第1過負荷検知部36によりモータ9の過負荷状態が検知された場合にはシャッターカーテン4の現在位置Pを全閉位置Plに設定する。設定部22は、第2過負荷検知部55によりモータ9の過負荷状態が検知された場合にはシャッターカーテン4の現在位置Pを全開位置Puに設定する。
格納部17には、処理部16により設定された全開位置Pu、全閉位置Pl及び採風位置Pwの情報が格納される。
The setting
Information on the fully open position Pu, the fully closed position Pl, and the wind sampling position Pw set by the
格納部17には、現在位置Pの情報が格納される。格納部17には、初期設定で設定された全開位置Pu、全閉位置Pl及び採風位置Pwの情報が格納されている。例えば、格納部17は、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリやHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)である。
Information on the current position P is stored in the
次に、本実施形態に係るシャッター装置2における復帰処理モードの動作の流れを、図6を用いて説明する。図6は、本実施形態に係るシャッター装置2における復帰処理モードのフロー図である。
Next, the operation flow of the return processing mode in the
シャッター制御装置11は、シャッター装置2への電力供給の停止後に当該電力供給が復旧した場合には、復帰処理モードに移行する。例えば、制御部14は、格納部17内において、シャッターカーテン4の現在位置Pが格納されているか否かを判定する(ステップS)。制御部14は、シャッターカーテン4の現在位置Pが格納部17に格納されていない場合には、復帰モードに移行する。制御部14は、シャッターカーテン4の現在位置Pが格納部17に格納されている場合には、復帰モードに移行しない。
When the power supply to the
制御部14は、復帰処理モードに移行した場合には、操作装置3から第2の操作信号及び第3の操作信号のいずれかを受信したか否か判定する(ステップS102)。制御部14は、操作装置3から第2の操作信号及び第3の操作信号のいずれかを受信した場合には、全閉位置特定モードに移行する。一方、制御部14は、操作装置3から第2の操作信号及び第3の操作信号のいずれかを受信していない場合には、第1の操作信号を受信したか否かを判定する(ステップS103)。制御部14は、操作装置3から第1の操作信号を受信したと判定した場合には、全開位置特定モードに移行する。制御部14は、第1の操作信号を受信していないと判定した場合にはステップS102の処理に戻る。
このように、制御部14は、復帰処理モードにおいて、閉スイッチ33及び採風スイッチ34のいずれかが操作された場合には全閉位置特定モードに移行する。一方、制御部14は、復帰処理モードにおいて、開スイッチ31が操作された場合には全開位置特定モードに移行する。
When shifting to the return processing mode, the
In this manner, the
全閉位置特定モードに移行すると、第1制御部20は、駆動部13に第1駆動信号を出力する。駆動部13は、第1駆動信号を受信すると第1の電力Paをモータ9に供給する。これにより、モータ9が第2の方向に回転して、シャフト7に対して第2の方向のトルクが付与される。したがって、シャフト7は第2の方向に回転してシャッターカーテン4を送り出す。その結果、シャッターカーテン4は、一定速度で閉動作する(ステップS104)。
After shifting to the fully closed position specifying mode, the
第1制御部20は、ステップS104における閉動作中において過負荷検知を実行し(ステップS105)、負荷検出部15から出力されるモータ負荷に基づいてモータ9が過負荷状態か否かを判定する(ステップS106)。第1制御部20は、モータ9が過負荷状態であると判定した場合には、第1駆動信号の出力を停止する。一方、第1制御部20は、モータ9が過負荷状態ではないと判定した場合には、第1駆動信号の出力及び過負荷検知を継続する。
The
設定部22は、第1制御部20によりモータ9の過負荷状態が検知された場合には、格納部17に対して、シャッターカーテン4の現在位置Pを全閉位置Plに設定する(ステップS107)。すなわち、設定部22は、第1制御部20によりモータ9の過負荷状態が検知された場合には、シャッターカーテン4の現在位置Pの情報として全閉位置Plの情報(例えば、Nlth)を格納部17に格納する。
When the overload state of the
全開位置特定モードに移行すると、第2制御部21は、モータ9の回転を制御してシャフト7に第2の方向のトルクである第2トルクを付与する(ステップS108)。具体的には、第2駆動制御部51は、駆動部13に所定期間Tsだけ第2駆動信号を出力する。駆動部13は、第2駆動信号を受信している場合には第2の電力Pbをモータ9に供給する。これにより、シャフト7に対して第2の方向の第2トルクが付与される。この所定期間Tsは、例えば、数msecである。
After shifting to the fully open position specifying mode, the
モード選択部52は、ステップS108において、シャフト7に第2トルクが所定期間Tsだけ付与されている場合において、シャフト7に第2トルクを付与したことによるシャッターカーテン4の挙動に応じて、第1の制御モード及び第2の制御モードのいずれかのモードを選択する。例えば、モード選択部52は、シャフト7に対して第2トルクが所定期間Tsだけ付与されている場合において、シャッターカーテン4が閉動作したか否かを判定する(ステップS109)。
In step S108, when the second torque is applied to the
モード選択部52は、シャフト7に対して第2トルクが所定期間Tsだけ付与されている場合において、シャッターカーテン4が閉動作していないと判定した場合には、第1の制御モードを選択する。なお、シャッターカーテン4が閉動作していない場合とは、シャッターカーテン4の現在位置Pが採風位置Pwであることを示す。モード選択部52は、シャフト7に対して第2トルクが所定期間Tsだけ付与されている場合において、シャッターカーテン4が閉動作していると判定した場合には、第2の制御モードを選択する。なお、シャッターカーテン4が閉動作した場合とは、シャッターカーテン4の現在位置Pが採風位置Pwではないことを示す。
The
第3駆動制御部53は、モード選択部52によって第1の制御モードが選択された場合には、第1の制御モードでモータ9を制御してシャッターカーテン4を採風位置Pwから全開位置Puまで一定速度Vで開動作させる(ステップS110)。具体的には、第3駆動制御部53は、第3駆動信号を駆動部13に出力する。駆動部13は、第3駆動信号を受信するとモータ9に対して第3の電力Pcを供給する。これにより、シャフト7に対して第2の方向である第3トルクが付与される。ここで、第3トルクは、第1トルクによりも小さい。したがって、シャッターカーテン4は、採風位置Pwからゆるやかに開動作する。なお、第3駆動制御部53は、シャッターカーテン4の開動作の速度が一定速度Vになるように、モータ9に供給される第3の電力Pcの電力量を制御する。ただし、モータ9に供給される第3の電力Pcを可変させるだけでは、シャッターカーテン4は全開位置Puに到達する前に停止してしまう。そこで、第3駆動制御部53は、駆動部13に第4駆動信号を出力することでモータ9に流れる電流の向きを切替えて第1の方向である第4トルクをシャフト7に付与する。例えば、第3駆動制御部53は、シャッターカーテン4が所定の位置を通過した場合には駆動部13に第4駆動信号を出力する。駆動部13は、第4駆動信号を受信するとモータ9に一定の電力である第4の電力Pdをモータ9に供給することで第4トルクをシャフト7に付与する。これにより、シャッターカーテン4は、全開位置Puまで一定速度Vで移動する。
When the
ステップS109において、モード選択部52によって第2の制御モードが選択された場合には、第4駆動制御部54は、第2の制御モードでモータ9を制御してシャッターカーテン4を現在位置から全開位置Puまで一定速度Vで開動作させる(ステップS111)。具体的は、第4駆動制御部54は、駆動部13に第5駆動信号を出力する。駆動部13は、第5駆動信号を受信すると一定の電力である第5の電力Peをモータ9に供給して第1の方向にモータ9を回転させる。これにより、シャフト7には、第1の方向のトルクである第5トルクが付与される。したがって、シャッターカーテン4は、一定速度Vで閉動作する。
In step S109, when the second control mode is selected by the
第2過負荷検知部55は、全開位置特定モードにおける第1の制御モード及び第2の制御モードの双方の開動作中において過負荷検知を実行し(ステップS112)、負荷検出部15から出力されるモータ負荷に基づいてモータ9が過負荷状態か否かを判定する(ステップS113)。第1の制御モード時において、第2過負荷検知部55によりモータ9が過負荷状態であると判定された場合には、第3駆動制御部53は、第4駆動信号の出力を停止する。第2の制御モード時において、第2過負荷検知部55によりモータ9が過負荷状態であると判定された場合には、第4駆動制御部54は、第5駆動信号の出力を停止する。
なお、過負荷検知部45によりモータ9が過負荷状態ではないと判定された場合には、開動作及び過負荷検知は継続される。
The second
When the overload detection unit 45 determines that the
設定部22は、第2過負荷検知部55によりモータ9の過負荷状態が検知された場合には、格納部17に対して、シャッターカーテン4の現在位置Pを全開位置Puに設定する(ステップS114)。すなわち、設定部22は、第2過負荷検知部55によりモータ9の過負荷状態が検知された場合には、シャッターカーテン4の現在位置Pの情報として全開位置Puの情報(例えば、Nuth)を格納部17に格納する。
When the overload state of the
制御部14は、ステップS107の処理又はステップS114の処理が終了すると、復帰処理モードから通常モードに移行する。通常モードとは、シャッターカーテン4の現在位置Pを認識しながら、操作装置3からの操作信号に応じてシャッターカーテン4の開閉動作を実行可能なモードである。
When the process of step S107 or the process of step S114 is completed, the
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。 Although the embodiment of the present invention has been described in detail with reference to the drawings, the specific configuration is not limited to this embodiment, and design and the like are included within the scope of the gist of the present invention.
(変形例1)上記実施形態において、制御部14は、電力が復旧した場合に限らず、シャッターカーテン4の現在位置Pが格納部17に格納されていない(例えば、格納部17に格納されていた現在位置Pが消失した)ことを条件として復帰処理モードに移行してもよい。
(Modification 1) In the above-described embodiment, the
(変形例2)上記実施形態において、モード選択部52は、シャフト7に対して第2トルクが所定期間Tsだけ付与されている場合において、シャッターカーテン4が閉動作していないと判定した場合には第1の制御モードを選択し、シャッターカーテン4が閉動作していると判定した場合には第2の制御モードを選択したが、これに限定されない。モード選択部52は、シャフト7に対して第2トルクが所定期間Tsだけ付与されている場合において、シャッターカーテン4の挙動に基づいて第1の制御モード及び第2の制御モードのいずれかを選択すればよい。
例えば、モード選択部52は、シャフト7に対して第2トルクが所定期間Tsだけ付与されている場合において、モータ9の回転速度の変化率に基づいて第1の制御モード及び第2の制御モードのいずれかを選択してもよい。一例として、モード選択部52は、シャフト7に対して第2トルクが所定期間Tsだけ付与されている場合において、モータ9の回転速度における変化率の絶対値が閾値未満である場合には第1の制御モードを選択し、当該絶対値が前記閾値以上である場合には第2の制御モードを選択してもよい。
(Modification 2) In the above-described embodiment, when the
For example, the
(変形例3)上記実施形態では、第1制御部20は、全閉位置特定モードの閉動作時において過負荷検知を実行することにより全閉位置Plを検知したが、これに限定されない。第1制御部20は、全閉位置特定モードの閉動作時において、過負荷検知以外の方法で全閉位置Plを検知してもよい。例えば、シャッター装置2は、シャッターカーテン4が全閉位置Plに到達したときに当該シャッターカーテン4を検出するセンサやリミットスイッチ等の全閉位置検知部を備えてもよい。第1制御部20は、全閉位置検知部の検出結果に基づいて、全閉位置Plを検知してもよい。
(Modification 3) In the above embodiment, the
(変形例4)上記実施形態では、第2制御部21は、全開位置特定モードの開動作時において過負荷検知を実行することにより全開位置Puを検知したが、これに限定されない。第2制御部21は、全開位置特定モードの閉動作時において、過負荷検知以外の方法で全開位置Puを検知してもよい。例えば、シャッター装置2は、シャッターカーテン4が全閉位置Puに到達したときに当該シャッターカーテン4を検出するセンサやリミットスイッチ等の全開位置検知部を備えてもよい。第2制御部21は、全開位置検知部の検出結果に基づいて、全開位置Puを検知してもよい。
(Modification 4) In the above-described embodiment, the
(変形例5)上記実施形態において、シャッターカーテン4は、図2に示した構造に限定されず、例えば、開口として横長のスリットをもつ複数個のスラットを有してもよい。そして、この複数個のスラットはシャッターカーテンの移動に応じて上下に相対移動可能に構成され、当該スラットに設けられたスリットを、他のスラットの上下の相対移動によって開閉するものであってもよい。例えば、シャッターカーテン4は、特許第4770056号公報に記載されているように、横長のスリットを有し、スラットの上下の相対移動によってスリットを開閉する複数のスラットを持つシャッターカーテンであってもよい。
(Modification 5) In the above-described embodiment, the
以上、説明したように、本実施形態に係るシャッター装置2は、いわゆる採風シャッターである。そして、シャッター装置2は、シャッター装置2への電力供給が復旧した後にシャッターカーテン4の開動作を行うにあたって、モータ9の回転を制御してシャフト7に第2の方向のトルクである第2トルクを付与する制御部14を備える。そして、制御部14は、第2トルクの付与によるシャッターカーテン4の挙動に応じて、第1の制御モード及び第2の制御モードのいずれかを実行する。
As described above, the
このような構成によれば、シャッター装置2は、電力供給の復旧時における開動作において、採風状態からの急激なシャッターカーテンの上昇を抑制することができる。
According to such a configuration, the
また、制御部14は、停電復帰時後の最初の開動作のみ第2トルクを付与してもよい。さらに、制御部14は、通常動作モードにおける閉動作時にモータ9に印加する電圧よりも低い電圧をモータ9に印加することでシャフト7に第2トルクを付与してもよい。
Further, the
なお、上述した制御部14の全部または一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。この場合、上記コンピュータは、CPU、GPUなどのプロセッサ及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えてもよい。そして、上記制御部14の全部または一部の機能をコンピュータで実現するためのプログラムを上記コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムを上記プロセッサに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。ここで、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
All or part of the
1 シャッターシステム
2 シャッター装置
3 操作装置
7 シャフト
8 弾性部材
9 モータ
10 出力部
11 シャッター制御装置
14 制御部
1
Claims (5)
第1の方向に回転することで前記シャッターカーテンを開動作させ、第2の方向に回転することで前記シャッターカーテンを閉動作させるシャフトと、
前記シャフトを回転駆動するモータと、
弾性力により前記シャフトに前記第1の方向の第1トルクを常時付与する弾性部材と、
前記シャッターカーテンを前記採風状態から開動作させる場合には前記モータを第1の制御モードで駆動し、前記シャッターカーテンが前記採風位置以外の位置から開動作させる場合に前記モータを第2の制御モードで駆動するシャッター制御装置と、
を備え、
前記シャッター制御装置は、
前記シャッター装置への電力供給が復旧した後に前記開動作を行うにあたって、前記モータの回転を制御して前記シャフトに前記第2の方向の第2トルクを付与し、前記第2トルクの付与による前記シャッターカーテンの挙動に応じて、前記第1の制御モード及び第2の制御モードのいずれかを実行する制御部、
を備えるシャッター装置。 A plurality of shutter curtains, in which a plurality of slats having fixed blades with openings and movable blades capable of opening and closing the openings are connected in the vertical direction, are closed to a wind sampling position below the fully closed position. A shutter device that rotates the slat to control the shutter curtain in a wind intake state,
a shaft that rotates in a first direction to open the shutter curtain and rotates in a second direction to close the shutter curtain;
a motor that rotationally drives the shaft;
an elastic member that constantly applies a first torque in the first direction to the shaft by elastic force;
The motor is driven in the first control mode when the shutter curtain is to be opened from the wind sampling state, and the motor is driven to the second control mode when the shutter curtain is to be opened from a position other than the wind sampling position. a shutter control device driven by
with
The shutter control device is
When performing the opening operation after the power supply to the shutter device is restored, the rotation of the motor is controlled to apply a second torque in the second direction to the shaft, and the second torque is applied to the shutter device. a control unit that executes either the first control mode or the second control mode according to the behavior of the shutter curtain;
A shutter device.
前記シャフトに対して前記第2トルクを所定期間だけ付与した場合において、前記シャッターカーテンが開動作した場合又は停止状態であった場合には前記第1の制御モードを実行し、前記シャッターカーテンが閉動作した場合には前記第2の制御モードを実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシャッター装置。 The control unit
When the second torque is applied to the shaft for a predetermined period, the first control mode is executed when the shutter curtain is opened or stopped, and the shutter curtain is closed. if activated, execute the second control mode;
2. The shutter device according to claim 1, characterized in that:
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシャッター装置。 In the first control mode, the control unit controls the rotational direction of the motor and the power supplied to the motor to open the shutter curtain and keep the speed of the shutter curtain constant during the opening operation. Control,
3. The shutter device according to claim 1 or 2, characterized in that:
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のシャッター装置。 The control unit, in the second control mode, causes the shutter curtain to open by supplying constant power to the motor.
4. The shutter device according to any one of claims 1 to 3, characterized in that:
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のシャッター装置。 In the first control mode, the control unit controls the electric power to the motor when the position of the shutter curtain is between the wind sampling position and a predetermined position, thereby causing the shaft to generate the second shutter curtain. A third torque is applied in the first direction, and when the shutter curtain passes the predetermined position, the direction of the current flowing through the motor is switched to supply a constant power to the motor, so that the motor is driven in the first direction. applying a fourth torque to the shaft;
5. The shutter device according to any one of claims 1 to 4, characterized in that:
Priority Applications (1)
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JP2019101214A JP7206153B2 (en) | 2019-05-30 | 2019-05-30 | shutter device |
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