JP7204970B1 - 連続加熱炉および着脱装置 - Google Patents
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Abstract
Description
かかる連続加熱炉によれば、被処理物を効率的に加熱処理することができる。
連続加熱炉は、制御装置をさらに備えていてもよい。制御装置は、蓋が保持機構に保持される位置まで、蓋が載せられた加熱容器を支持するリフタを上昇させる処理と、蓋を保持機構に保持させる処理と、加熱容器を搬送ローラまで降下させる処理とが実行されるように構成されていてもよい。
制御装置は、蓋が保持機構に保持される位置まで、蓋を支持するリフタを上昇させる処理と、蓋を保持機構に保持させる処理と、保持機構に蓋が保持されている位置まで、蓋が載せられていない加熱容器を支持するリフタを上昇させて加熱容器に蓋を載せる処理とが実行されるように構成されていてもよい。
連続加熱炉は、第1加熱室と着脱室の間と、着脱室と第2加熱室の間とのうち、少なくともいずれかに置換室をさらに有していてもよい。
第1加熱室と第2加熱室は、それぞれ独立した搬送機構を備えていてもよい。
第1加熱室および第2加熱室は、搬送方向に沿って並べられた複数の搬送ローラを備えていてもよい。
着脱室は、ヒータを備えていてもよい。
保持機構は、炉体に挿通された中空のシャフトと、シャフトに取り付けられた保持具と
を有していてもよい。炉体にシャフトが挿通された部位には、シール部材が取り付けられていてもよい。シャフトには、シャフトの中空部に冷媒を供給する冷媒供給装置が接続されていてもよい。
着脱室は、搬送方向と直交する幅方向の両側に一対の側壁を有していてもよい。シャフトは、一対の側壁に回転可能に架け渡されていてもよい。保持具は、シャフトから延びるアーム部と、アーム部の下端から折れ曲がった爪部とを備えていてもよい。
保持機構は、複数の保持具を備えていてもよい。複数の保持具は、シャフトに間隔を空けて配置されていてもよい。
保持具は、ニッケル-クロム-鉄合金またはニッケル基合金から構成されていてもよい。
隔壁は、搬送方向と直交する幅方向の両側に一対の側壁を有していてもよい。シャフトは、一対の側壁に回転可能に架け渡されていてもよい。保持具は、シャフトから延びるアーム部と、アーム部の下端から折れ曲がり、加熱容器を支える爪部とを備えていてもよい。
シャフトは、搬送方向と直交する幅方向に沿って設けられていてもよい。
保持具は、ニッケル-クロム-鉄合金またはニッケル基合金から構成されていてもよい。
保持具は、加熱容器と当接する面に断熱材を備えていてもよい。
本明細書において、「連続加熱炉」とは、被処理物を連続的に加熱処理する加熱炉のことを言う。また、本明細書において、被処理物を焼成する際に使用される容器のことを、適宜「加熱容器」と称する。
図1は、連続加熱炉10の縦断面図である。図中の矢印T1は、加熱容器Aを搬送する搬送方向を示している。図1では、搬送方向T1に沿った連続加熱炉10の縦断面が模式的に示されている。図2は、連続加熱炉10の段数変更室10bを模式的に示す横断面図である。この実施形態では、加熱容器Aは、搬送方向T1と直交する幅方向に3列に並べられ、搬送されている。
連続加熱炉10は、図1に示されているように、加熱容器Aが搬送される連続した搬送空間12aを形成する少なくとも1つの炉体12を有している。この実施形態では、被処理物は、加熱容器Aに収容された状態で搬送空間12aを搬送され、連続的に加熱処理される。連続加熱炉10の搬送空間12aは、加熱室10a,10cと、段数変更室10bとを有している。この実施形態では、連続加熱炉10の搬送空間12aは、搬送方向T1に沿って順に、第1加熱室10aと、段数変更室10bと、第2加熱室10cとを有している。また、この実施形態では、第1加熱室10aと段数変更室10bの間には、置換室10dが設けられている。また、段数変更室10bと第2加熱室10cの間には、置換室10eが設けられている。以下、かかる連続加熱炉10を順に説明する。また、連続加熱炉10は、搬送方向T1に加熱容器Aを搬送するための搬送機構15をさらに備えている。
炉体12は、図1に示されている実施形態では、複数の加熱容器Aを段積みした状態で搬送方向T1に搬送しうる搬送空間12aを内部に有している。搬送空間12aには、後述する、搬送ローラ16と、リフタ20と、保持機構30とが設けられている。この実施形態では、炉体12は、搬送空間12aを囲うトンネル型の炉体である。搬送空間12aは、段積みされた加熱容器Aを搬送できる所要の高さを有している。この実施形態では、搬送空間12aは、直線状に設定されている。図2に示されているように、炉体12は、搬送空間12aの搬送方向T1(図1参照)の周りを全周に亘って、断熱材によって構成された炉壁12b~12dで囲われている。この実施形態では、炉体12は、搬送方向T1と直交する幅方向の両側に一対の側壁12bと、天井12cと、床壁12dとを有している。各炉壁12b~12dは、例えば、セラミックファイバーボードで構成されている。セラミックファイバーボードは、例えば、いわゆるバルクファイバーに無機フィラーと無機・有機結合材とが添加されて板状に成形された板材である。セラミックファイバーボードは、所定の形状に切り出されて重ねられることによって、所要の厚さの炉壁を形成する。炉壁12b~12dの厚さは、搬送空間12aの熱が十分に断熱される程度の所要の厚さに設定されうる。
搬送機構15は、搬送方向T1に加熱容器Aを搬送する機構である。この実施形態では、搬送機構15は、炉体12の内部の搬送空間12aに、複数の搬送ローラ16が搬送方向T1に沿って並べられた構造を有している。搬送ローラ16は、加熱容器Aを搬送するためのローラである。複数の搬送ローラ16は、円筒形状のローラであり、加熱容器Aを支持できるように高さを揃え、予め定められたピッチで搬送空間12aに並べられている。図2は、連続加熱炉10のうち段数変更室10bの横断断面図である。搬送ローラ16は、図2に示されているように、搬送方向T1と直交する方向に沿って炉体12の両側の側壁12bの挿通孔12eを貫通している。搬送ローラ16としては、例えば、セラミックローラや金属ローラ等が用いられる。搬送ローラ16は、図示しない軸受を介して、炉体12の外部に設けられた支持板16a,16bに回転可能に支持されている。
ヒータ14は、搬送空間12aにおいて加熱容器Aに収容された被処理物を加熱する装置である(図1参照)。ヒータ14は、図1に示されているように、炉体12の搬送空間12aに配置されている。この実施形態では、ヒータ14は、複数の搬送ローラ16の上方および下方に、搬送方向T1に沿って所定の間隔を空けて並べられている。この実施形態では、ヒータ14として、円筒形状のセラミック製のヒータが用いられている。ヒータ14は、側壁12bを貫通している。この実施形態では、ヒータ14は、搬送ローラ16の上方および下方に配置されているが、かかる形態に限定されない。ヒータ14は、加熱容器Aに収容された被処理物を一方向から加熱できるように、搬送ローラ16の上方または下方にも配置されてもよい。なお、図2では、ヒータ14の図示は省略されている。なお、ヒータ14には、加熱温度等に応じて種々のヒータが用いられうる。ヒータ14には、セラミック製のヒータの他に、金属シースヒータ等が用いられうる。また、ヒータ14の形状は特に限定されず、例えば、板状のパネルヒータ等も用いられうる。
第1加熱室10aと第2加熱室10cは、それぞれ加熱容器Aに収容された被処理物を加熱するブースである。この実施形態では、第1加熱室10aと第2加熱室10cとは、異なる段数で加熱容器Aが搬送されるように構成されている。図1に示された形態では、第1加熱室10aは、複数の加熱容器Aが段積みされた状態で搬送されるように構成されている。第2加熱室10cでは、加熱容器Aがばらされた状態で搬送される。図1に示された形態では、第2加熱室10cでは、加熱容器Aは一段ずつ搬送されている。例えば、第1加熱室10aには、仕切り12hが設けられている。第1加熱室10aの仕切り12hは、複数の加熱容器Aが段積みされた状態で通過可能な高さに設定されている。第2加熱室10cにも同様に仕切り12hが設けられている。第2加熱室10cの仕切り12hは、一段ずつ搬送される加熱容器Aが、仕切り12hの間を通過するように、第1加熱室10aに比べて仕切り12hが低い位置まで延びている。このように、第1加熱室10aは、複数段に段積みされた加熱容器Aが搬送されるように構成されており、第2加熱室10cは一段ずつばらされた加熱容器Aが搬送されるように構成されている。なお、この実施形態では、第1加熱室10aと第2加熱室10cには仕切り12hが設けられていたが、かかる形態に限定されない。第1加熱室10aと第2加熱室10cのいずれか一方に仕切り12hが設けられていてもよい。また、第1加熱室10aと第2加熱室10cのどちらにも仕切りが設けられていなくてもよい。
置換室10dは、第1加熱室10aと段数変更室10bとの間に設けられている。置換室10dには、段積みされた状態で搬送された加熱容器Aが導入される。置換室10dには、搬送方向T1の上流側(第1加熱室10a側)と下流側(段数変更室10b側)に、それぞれ空間を仕切るシャッタ10d1,10d2が設けられている。シャッタ10d1,10d2は、断熱材によって構成されている。置換室10dに加熱容器Aが導入される際には、例えば、段数変更室10b側のシャッタ10d2が閉じられた状態で、第1加熱室10a側のシャッタ10d1が開けられる。この状態で第1加熱室10aから置換室10dに段積みされた加熱容器Aが導入される。次に、第1加熱室10a側のシャッタ10d1が閉じられて、置換室10dに加熱容器Aが留められる。
置換室10eは、段数変更室10bと第2加熱室10cとの間に設けられている。この実施形態では、置換室10eには、段数変更室10bで段ばらしされた状態で搬送された加熱容器Aが導入される。置換室10eには、搬送方向T1の上流側(段数変更室10b側)と下流側(第2加熱室10c側)に、それぞれ空間を仕切るシャッタ10e1,10e2が設けられている。シャッタ10e1,10e2は、断熱材によって構成されている。置換室10eに加熱容器Aが導入される際には、例えば、第2加熱室10c側のシャッタ10e2が閉じられた状態で、段数変更室10b側のシャッタ10e1が開けられる。この状態で段数変更室10bから置換室10eに段ばらしされた加熱容器Aが導入される。次に、段数変更室10b側のシャッタ10e1が閉じられて、置換室10eに加熱容器Aが留められる。なお、シャッタ10e1,10e2は、断熱材によって構成されているものに限られず、例えば、内部に冷却水が供給されるような金属製のシャッタ等であってもよい。
段数変更室10bは、段数変更手段11と、ストッパ50と、幅寄せ機構70(図2参照)と、ヒータ14と、搬送ローラ16とを備えている。段数変更手段11は、搬送される加熱容器Aの段数を変更する装置である。段数変更手段11によって、第1加熱室10aと第2加熱室10cには、異なる段数の加熱容器Aが搬送される。段数変更手段11は、リフタ20と、保持機構30とを備えている。
ストッパ50は、搬送空間12aを搬送される加熱容器Aを、リフタ20に合わせて予め定められた位置で停止させる装置である。この実施形態では、ストッパ50は、ストッパ本体51と、ストッパ本体51を支持するシャフト52と、シャフト52を通じてストッパ本体51を昇降させる昇降装置53とを備えている。ストッパ本体51は、搬送方向T1に法線方向を向けられたプレート状の部材であり、リフタ20に合わせて予め定められた位置で搬送ローラ16の間隙から搬送ローラ16の上方に突出するように設けられている。シャフト52は、ストッパ本体51を支持するシャフトである。シャフト52は、ストッパ本体51の下端を支持しており、炉体12の床壁12dを上下に貫通している。
幅寄せ機構70は、図2に示されているように、幅方向において加熱容器Aの位置を調整するための機構である。幅寄せ機構70は、ストッパ50(図1参照)によって停止された加熱容器Aの位置が調整される。幅寄せ機構70は、幅寄せ板71と、幅寄せ板71を支持するシャフト72と、シャフト72を通じて幅寄せ板71を駆動する駆動装置73とを備えている。幅寄せ板71は、炉体12の側壁12bと平行なプレート状の部材である。シャフト72は、幅寄せ板71の側壁12bと対向する側の面に垂直に取り付けられている。シャフト72は、側壁12bを貫通し、炉体12の外側に延びている。駆動装置73は、シャフト72を駆動する装置であり、例えば、シリンダ装置で構成されている。この実施形態では、駆動装置73としてのシリンダは、ピストンロッドを幅方向外側に向けて炉体12の側壁12bの外側面に取り付けられている。シリンダのピストンロッドの先端には、シャフト72が連結されている。ピストンロッドが内側に向かって引き入れられることによって、炉体12内部の幅寄せ板71が幅方向内側に向かって駆動される。その際、ストッパ50によって停止させられた加熱容器Aの位置は、所定の位置に調整される。この実施形態では、幅方向に3列に並べられた加熱容器Aが接触した状態で位置が調整される。
3列に並べて搬送された加熱容器Aは、ストッパ50(図1参照)によって搬送方向T1における位置が揃えられ、幅寄せ機構70によって幅方向の位置が揃えられる。なお、加熱容器Aを搬送する際の列数は被処理物の大きさや加熱容器Aの寸法等によって適宜設定される。加熱容器Aを搬送する際の列数は、単列であってもよく、2列以上の複数列であってもよい。
リフタ20は、第1加熱室10a(図1参照)から搬送ローラ16の上を搬送された加熱容器Aを昇降させる装置である。この実施形態では、リフタ20は、炉体12において保持機構30と上下に対向する位置に設けられている。リフタ20は、リフタ本体21と、昇降装置24と、ガイド25とを備えている。
この実施形態では、リフタ20には、3つの昇降位置L1~L3が予め設定されている。ここで、図3Aは、第1の昇降位置L1の状態でのリフタ本体21の位置を示す側面図である。図3Bは、第2の昇降位置L2の状態でのリフタ本体21の位置を示す側面図である。図3Cは、第3の昇降位置L3の状態でのリフタ本体21の位置を示す側面図である。
保持機構30は、図2に示されているように、リフタ20によって持ち上げられた加熱容器Aを保持する機構である。保持機構30は、2本のシャフト31と、複数の保持具32(図1参照)とを有している。保持機構30は、シール部材33と、冷媒供給装置40とを有している。この実施形態では、1本のシャフト31につき3つの保持具32が所要の間隔を空けて取り付けられている。3つの保持具32は、3列に並べられた加熱容器Aのそれぞれの位置に対応する位置に取り付けられているとよい。ここで、図4は、加熱容器Aの側面図であり、略矩形の浅底のケースである。加熱容器Aの周縁部には、壁a1が立ち上がっている。略矩形の辺に沿った壁a1の中央部は凹んでいる。かかる凹みa2は、加熱容器Aが重ねられた時に雰囲気ガスが流通する間隙を形成する。
2本のシャフト31は、炉体12の挿通孔に挿通されている。シャフト31は、搬送方向T1と直交する幅方向に沿って設けられている。シャフト31は、中空構造を有している。シャフト31は、円筒形状である。シャフト31は、一方の端から他方の端にわたって空洞が形成されている。シャフト31としては、耐熱性や強度に優れる金属が用いられ、例えば、ステンレス、後述するニッケル基合金、クロムやモリブデンを合計で20~35質量%程度含んだニッケル基合金等が用いられうる。この実施形態では、ステンレス製のシャフト31が用いられている。シャフト31は、搬送方向T1(図1参照)においてリフタ20によって加熱容器Aが持ち上げられる予め定められた位置の前後に設けられている。シャフト31は、搬送方向T1と直交する幅方向に沿って一対の側壁12bを貫通し、かつ、回転可能に架け渡されている(図2参照)。
シール部材33は、図2に示されているように、炉体12にシャフト31が挿通された部位に取り付けられている。この実施形態では、炉体12は、シャフト31が挿通された部位の外側にハウジング34が設けられている。ハウジング34内には、シール部材33と軸受35とが装着されている。シャフト31は、ハウジング34内で軸受35によって回転可能に支持されている。また、シール部材33は、シャフト31とハウジング34との隙間をシールしている。シール部材33としては、例えば、炭素繊維系のグランドパッキン、ゴム製のオイルシール、シリコン系シール材などが用いられる。シール部材33によって、炉体12内部の雰囲気ガスが外部に漏れるのが防止される。
冷媒供給装置40は、図2に示されているように、シャフト31の内部に冷媒を供給する装置である。冷媒としては、水等を用いることができる。シャフト31の内部に供給される冷媒の温度は、例えば、常温等、搬送空間12aの雰囲気温度よりも低い温度である。冷媒の種類や温度は特に限定されず、搬送空間12aの雰囲気温度等に応じて適宜設定される。この実施形態では、シャフト31の両端にはコネクタ39が取り付けられている。シャフト31の一方の端には、コネクタ39を介して冷媒供給装置40が接続されている。冷媒供給装置40によって、シャフト31の一方の端から他方の端に向かって冷媒が供給される。冷媒供給装置40によるシャフト31へ冷媒の供給方法は特に限定されない。例えば、2本のシャフト31に、それぞれに別の冷媒供給装置が接続され、それぞれのシャフト31には個別に冷媒が送られるように構成されていてもよい。また、冷媒供給装置として、循環型の冷媒供給装置を用い、2本のシャフト31を同じ冷媒が循環するように構成されていてもよい。
段ばらし作業では、複数の加熱容器Aが重ねられた状態で搬送されてくる。これを、所定の枚数ずつ加熱容器Aをばらす。ここでは、図1に示されているように、加熱容器Aを1段ずつばらして搬送する作業を例示的に説明する。
搬送方向T1に搬送された加熱容器Aを重ねる段積み作業では、以下の手順で、加熱容器Aの停止、加熱容器Aの持ち上げ、加熱容器Aの保持が繰り返される。
着脱室10b1は、第1加熱室10aと、第2加熱室10cとの間に設けられている。この実施形態では、第1加熱室10aでは、被処理物は、加熱容器Aに収容され、蓋Bが閉じられた状態で加熱処理される。第2加熱室10cでは、被処理物は、蓋Bが取り外されて炉体12内に開放された状態で加熱処理される。着脱室10b1では、第1加熱室10aから搬送された加熱容器Aから蓋Bが取り外される。着脱室10b1は、段数変更室10b(図1参照)と同様、ストッパ50と、リフタ20と、保持機構30とを備えている。着脱室10b1は、段数変更室10b(図1参照)と同様、ヒータ14を備えている。この実施形態では、保持機構30は、2本のシャフト31と、炉体12の幅方向の略中央部においてシャフト31に取り付けられた保持具32とを有している(図6参照)。
この実施形態では、リフタ20には、3つの昇降位置L4~L6が予め設定されている。ここで、図8Aは、第4の昇降位置L4の状態でのリフタ本体21の位置を示す側面図である。図8Bは、第5の昇降位置L5の状態でのリフタ本体21の位置を示す側面図である。図8Cは、第6の昇降位置L6の状態でのリフタ本体21の位置を示す側面図である。
蓋Bの取り外し作業では、加熱容器Aは、蓋Bが載せられた状態で第1加熱室10aから着脱室10b1に搬送される。着脱室10b1では、加熱容器Aから蓋Bが取り外される。ここでは、図5に示されているように、加熱容器Aから蓋Bを取り外し、取り外した蓋Bを搬送ローラ16に載せて搬送する作業を説明する。
蓋Bの取り付け作業では、蓋Bが載せられていない状態で加熱容器Aが搬送される。この実施形態では、上述した蓋Bの取り外し作業とは反対に、蓋Bが載せられていない加熱容器Aと蓋Bとが着脱室10b1に向かって交互に搬送される。ここでは、加熱容器Aに蓋Bを取り付け、蓋Bが取り付けられた加熱容器Aを順次搬送する作業を説明する。
10a 第1加熱室
10b 段数変更室
10b1 着脱室
10c 第2加熱室
10d,10e 置換室
12 炉体(隔壁)
12a 搬送空間
12b 側壁(炉壁)
12c 天井(炉壁)
12d 床壁(炉壁)
12e 挿通孔
12f ガス供給管
12g ガス排気管
12h 仕切り
14 ヒータ
16 搬送ローラ
16a,16b 支持板
17 スプロケット
18 ベース
20 リフタ
21 リフタ本体
21a 第1プレート
21b 第2プレート
21c 連結部
21d 操作ロッド
21e 連結バー
24 昇降装置
25 ガイド
25a リニアブッシュ
30 保持機構
31 シャフト
32 保持具
32a 基部
32b アーム部
32c 爪部
33 シール部材
34 ハウジング
35 軸受
36 操作アーム
37 駆動装置
38 支持片
39 コネクタ
40 冷媒供給装置
50 ストッパ
51 ストッパ本体
52 シャフト
53 昇降装置
60 制御装置
70 幅寄せ機構
71 幅寄せ板
72 シャフト
73 駆動装置
80 着脱装置
A 加熱容器
B 蓋
a1 壁
a2 凹み
H1 閉状態
H2 開状態
L1~L6 昇降位置
Claims (21)
- 加熱容器および前記加熱容器に対して着脱される蓋が搬送される連続した搬送空間を形成する少なくとも1つの炉体を有する連続加熱炉であって、
前記搬送空間は、第1加熱室と、第2加熱室とを有しており、
前記第1加熱室と前記第2加熱室の間には、
搬送方向に沿って並べられた搬送ローラと、
前記搬送ローラの上を搬送された前記蓋および前記加熱容器のうち少なくともいずれか一方を昇降させるリフタと、
前記リフタで持ち上げられた前記蓋を保持する保持機構と
が設けられており、
前記リフタと前記保持機構を制御する制御装置を備え、
前記制御装置は、
前記蓋が前記保持機構に保持される位置まで、前記蓋が載せられた前記加熱容器を支持する前記リフタを上昇させる処理と、
前記蓋を前記保持機構に保持させる処理と、
前記リフタを降下させ、前記加熱容器を前記搬送ローラまで降下させる処理と
が実行されるように構成された、連続加熱炉。 - 前記制御装置は、
前記第1加熱室において前記蓋が載せられた前記加熱容器が搬送された場合に、
前記第2加熱室において前記搬送方向に沿って、前記蓋と、前記蓋が取り外された前記加熱容器とが交互に搬送されるように、
前記蓋が前記保持機構に保持される位置まで、前記蓋が載せられた前記加熱容器を支持する前記リフタを上昇させる処理と、
前記蓋を前記保持機構に保持させる処理と、
前記リフタを降下させ、前記加熱容器を前記搬送ローラまで降下させる処理と、
前記保持機構に保持されている前記蓋が前記リフタに支持される位置まで前記リフタを上昇させる処理と、
前記保持機構による前記蓋の保持を解除した状態で前記リフタを降下させ、前記蓋を前記搬送ローラまで降下させる処理と
が繰り返し実行されるように構成された、請求項1に記載された連続加熱炉。 - 加熱容器および前記加熱容器に対して着脱される蓋が搬送される連続した搬送空間を形成する少なくとも1つの炉体を有する連続加熱炉であって、
前記搬送空間は、第1加熱室と、第2加熱室とを有しており、
前記第1加熱室と前記第2加熱室の間には、
搬送方向に沿って並べられた搬送ローラと、
前記搬送ローラの上を搬送された前記蓋および前記加熱容器のうち少なくともいずれか一方を昇降させるリフタと、
前記リフタで持ち上げられた前記蓋を保持する保持機構と
が設けられており、
前記リフタと前記保持機構を制御する制御装置を備え、
前記制御装置は、
前記蓋が前記保持機構に保持される位置まで、前記蓋を支持する前記リフタを上昇させる処理と、
前記蓋を前記保持機構に保持させる処理と、
前記保持機構に前記蓋が保持されている位置まで、前記蓋が載せられていない前記加熱容器を支持する前記リフタを上昇させて前記加熱容器に前記蓋を載せる処理と
が実行されるように構成された、連続加熱炉。 - 前記制御装置は、
前記第1加熱室において前記蓋と前記加熱容器が交互に搬送された場合に、
前記第2加熱室において前記蓋が載せられた前記加熱容器が搬送されるように、
前記蓋が前記保持機構に保持される位置まで、前記蓋を支持する前記リフタを上昇させる処理と、
前記蓋を前記保持機構に保持させる処理と、
前記保持機構に前記蓋が保持されている位置まで、前記蓋が載せられていない前記加熱容器を支持する前記リフタを上昇させて前記加熱容器に前記蓋を載せる処理と、
前記保持機構による前記蓋の保持を解除した状態で前記リフタを降下させ、前記蓋が載せられた前記加熱容器を前記搬送ローラまで降下させる処理と
が繰り返し実行されるように構成された、請求項3に記載された連続加熱炉。 - 前記制御装置は、
前記蓋が前記保持機構に保持される位置まで、前記蓋が載せられた前記加熱容器を支持する前記リフタを上昇させる処理と、
前記蓋を前記保持機構に保持させる処理と、
前記リフタを降下させ、前記加熱容器を前記搬送ローラまで降下させる処理と
がさらに実行されるように構成された、請求項3に記載された連続加熱炉。 - 前記第1加熱室と前記第2加熱室の間には、前記加熱容器に対して前記蓋を着脱する着脱室が設けられており、
前記搬送ローラと、前記リフタと、前記保持機構は、前記着脱室に設けられている、請求項1~5のいずれか一項に記載された連続加熱炉。 - 前記第1加熱室と前記着脱室の間と、前記着脱室と前記第2加熱室の間とのうち、少なくともいずれかに置換室をさらに有している、請求項6に記載された連続加熱炉。
- 前記着脱室は、ヒータを備える、請求項6または7に記載された連続加熱炉。
- 前記第1加熱室と前記第2加熱室は、それぞれ独立した搬送機構を備えている、請求項1~8のいずれか一項に記載された連続加熱炉。
- 前記第1加熱室および前記第2加熱室は、前記搬送方向に沿って並べられた複数の前記搬送ローラを備える、請求項1~9のいずれか一項に記載された連続加熱炉。
- 前記保持機構は、
前記炉体に挿通された中空のシャフトと、
前記シャフトに取り付けられた保持具と
を有し、
前記炉体に前記シャフトが挿通された部位には、シール部材が取り付けられており、
前記シャフトには、前記シャフトの中空部に冷媒を供給する冷媒供給装置が接続されている、請求項1~10のいずれか一項に記載された連続加熱炉。 - 前記炉体は、前記搬送方向と直交する幅方向の両側に一対の側壁を有し、
前記シャフトは、前記一対の側壁に回転可能に架け渡されており、
前記保持具は、
前記シャフトから延びるアーム部と、
前記アーム部の下端から折れ曲がった爪部と
を備える、請求項11に記載された連続加熱炉。 - 前記保持機構は、複数の前記保持具を備え、
前記複数の保持具は、前記シャフトに間隔を空けて配置されている、請求項11または12に記載された連続加熱炉。 - 前記保持具は、ニッケル-クロム-鉄合金またはニッケル基合金から構成されている、請求項11~13のいずれか一項に記載された連続加熱炉。
- 加熱容器および前記加熱容器に対して着脱される蓋が搬送される搬送空間を内部に有する隔壁と、
前記搬送空間に配置されたヒータと、
予め定められた搬送方向に沿って並べられた搬送ローラと、
前記搬送ローラの上を搬送された前記蓋および前記加熱容器のうち少なくともいずれか一方を持ち上げるリフタと、
前記リフタで持ち上げられた前記蓋を保持する保持機構と、
前記リフタと前記保持機構を制御する制御装置と
を備え、
前記制御装置は、
前記蓋が前記保持機構に保持される位置まで、前記蓋が載せられた前記加熱容器を支持する前記リフタを上昇させる処理と、
前記蓋を前記保持機構に保持させる処理と、
前記リフタを降下させ、前記加熱容器を前記搬送ローラまで降下させる処理と
が実行されるように構成され、
前記保持機構は、
前記隔壁に挿通された中空のシャフトと、
前記シャフトに取り付けられた保持具と、
前記隔壁に前記シャフトが挿通された部位に取付けられたシール部材と、
前記シャフトに接続され、前記シャフトの中空部に冷媒を供給する冷媒供給装置とを有する着脱装置。 - 加熱容器および前記加熱容器に対して着脱される蓋が搬送される搬送空間を内部に有する隔壁と、
前記搬送空間に配置されたヒータと、
予め定められた搬送方向に沿って並べられた搬送ローラと、
前記搬送ローラの上を搬送された前記蓋および前記加熱容器のうち少なくともいずれか一方を持ち上げるリフタと、
前記リフタで持ち上げられた前記蓋を保持する保持機構と、
前記リフタと前記保持機構を制御する制御装置と
を備え、
前記制御装置は、
前記蓋が前記保持機構に保持される位置まで、前記蓋を支持する前記リフタを上昇させる処理と、
前記蓋を前記保持機構に保持させる処理と、
前記保持機構に前記蓋が保持されている位置まで、前記蓋が載せられていない前記
加熱容器を支持する前記リフタを上昇させて前記加熱容器に前記蓋を載せる処理と
が実行されるように構成され、
前記保持機構は、
前記隔壁に挿通された中空のシャフトと、
前記シャフトに取り付けられた保持具と、
前記隔壁に前記シャフトが挿通された部位に取付けられたシール部材と、
前記シャフトに接続され、前記シャフトの中空部に冷媒を供給する冷媒供給装置とを有する着脱装置。 - 前記制御装置は、
前記蓋が前記保持機構に保持される位置まで、前記蓋が載せられた前記加熱容器を支持する前記リフタを上昇させる処理と、
前記蓋を前記保持機構に保持させる処理と、
前記リフタを降下させ、前記加熱容器を前記搬送ローラまで降下させる処理と
がさらに実行されるように構成された、請求項16に記載された着脱装置。 - 前記隔壁は、前記搬送方向と直交する幅方向の両側に一対の側壁を有し、
前記シャフトは、前記一対の側壁に回転可能に架け渡されており、
前記保持具は、
前記シャフトから延びるアーム部と、
前記アーム部の下端から折れ曲がり、前記加熱容器を支える爪部と
を備える、請求項15~17のいずれか一項に記載された着脱装置。 - 前記シャフトは、前記搬送方向と直交する幅方向に沿って設けられている、請求項15~18のいずれか一項に記載された着脱装置。
- 前記保持具は、ニッケル-クロム-鉄合金またはニッケル基合金から構成されている、請求項15~19のいずれか一項に記載された着脱装置。
- 前記保持具は、前記加熱容器と当接する面に断熱材を備える、請求項15~20のいずれか一項に記載された着脱装置。
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