JP7200506B2 - 搬送台車の連結装置及び搬送台車 - Google Patents
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Description
<搬送台車>
図1に示すように、本実施形態に係る搬送台車1は、牽引車11と、第1台車12(台車)と、第2台車13A(台車、追加の台車)と、第3台車13B(台車、追加の台車)とを備えている。なお、第2台車13Aと第3台車13Bとは同一の構成であるため、以下において第3台車13Bの説明を省略する。また、搬送台車1は、第3台車13Bが連結されていない構成であってもよいし、第3台車13Bの後側にさらに第2台車13Aと同一の台車が1つ以上連結される構成であってもよい。
搬送台車1の進行方向は、図1中黒矢印で示す方向である。本明細書において、方向は、図1に示すように、搬送台車1の進行方向を基準とし、進行方向を「前側」、進行方向と反対側を「後側」、図1の紙面の右側を「右側」、紙面の左側を「左側」、紙面の手前側を「上側」、紙面の奥側を「下側」とする。なお、「左右方向」を「水平方向」と称することがある。
牽引車11は、搬送台車1を進行方向に牽引するためのものであり、例えば電動で走行する。
第1台車12は、重量物などの荷物を載せて運ぶためのものである。第1台車12は、牽引車11の後側に例えば連結部11aを介して直列に連結されている。
第2台車13Aは、第1台車12と同様に重量物などの荷物を載せて運ぶためのものである。第2台車13Aは、第1台車12の進行方向後側に、本実施形態に係る連結装置2を介して連結されている。
図1に示すように、本実施形態に係る搬送台車1は、連結装置2を備えていることを特徴とする。以下、連結装置2の構成について詳述する。
図4の左側の図に示すように、第1台車12は、牽引車11の牽引に伴って、矢印Fの方向へ進行している。そして、第1台車12が第2台車13Aの側方を通過したときに、キャッチバー212の先端がフックピン303に掛合されることにより、フック部材31はキャッチ部材21に捕捉される。そして、図4の右側の図に示すように、フックピン303は、キャッチバー212に案内されて、キャッチバー212の左右方向中央までスライドする。そうして、図1に示すように、フックピン303が、キャッチバー212の中央で、キャッチ部材基部211によりロックされる(後述するフックピンロック状態)。また、詳細は後述するが、このフックピンロック状態の達成とともに、フック部材31は、安定した連結状態を保つべく、センターロック状態となる。このようにして、キャッチ部材21とフック部材31との連結が行われる。
図1に示す連結状態にある搬送台車1の第1台車12が、所定の位置に到達すると、図5の左側の図に示すように、キャッチバー212の後端、すなわちキャッチバー212の中央(キャッチバーの少なくとも一部)が上下方向下側に下降する。そうすると、キャッチバー212によるフックピン303のロックが解除される(後述するフックピンアンロック動作)。その後、フック部材31は、図5の左側の図の矢印V2、及び図5の右側の図で示すように、水平方向に回動して、フック部材31の初期位置へ自動収納される(後述するフックバーアンロック動作)。こうして、キャッチ部材21によるフック部材31のロックが解除されることにより、第1台車12と第2台車13Aとの連結が解除される。
-構成-
図2及び図6~図9を用いて、キャッチ部材21の構成について説明する。
図2及び図4を参照して、キャッチ部材21によるフックピン303の捕捉機構を説明する。
図6を参照して、キャッチ部材基部211によるフックピン303のロック機構について説明する。
次に、図2,図5,図7~図9を参照してキャッチ部材21によるフックピン303のアンロック動作について説明する。
-構成-
図3,図5,図10~図16を用いて、フック部材31の構成について説明する。
フックバー302が連結位置302Kにある場合(図3参照)、フック部材基部301は、図13,図14に示す状態にある。すなわち、規制部本体311A,311Aが固定板312Bの表面に接触している。この状態で、フック部材支持軸309がその軸心L31周りに回転しようとすると、カム部材310の規制面310A,310Aが、規制部本体311A,311Aに掛止されるから、フック部材支持軸309の軸心L31周りの回転が規制されている状態となっている。そうすると、規制部本体311A,311Aによりフックバー302の水平方向の動きが規制されることとなり、言い換えると、規制部本体311A,311Aによりフックバー302が連結位置302Kにロックされた状態となっている(センターロック状態)。
上述のフックピンロック状態では、図10に示すように、キャッチバー212は、キャッチ部321内に遊挿された状態となっている。
以上述べたように、本実施形態に係る搬送台車1は、第1台車12に設けられたキャッチ部材21が第2台車13Aのフック部材31を捕捉及びロックするとともに、凸状部41においてキャッチ部材21によるフック部材31のロックが自動的に解除される連結装置2を備えることを特徴としている。本構成によれば、第1台車12と第2台車13Aとの連結及び連結解除作業を作業者の手作業によらず搬送台車1を走行させるだけで行うことができるから、当該作業を簡便な構成で自動的に行い得る搬送台車1をもたらすことができ、搬送台車1の作業性及び安全性を向上させることができる。
以下、本開示に係る他の実施形態について詳述する。なお、これらの実施形態の説明において、実施形態1と同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
上記実施形態では、追加の台車としての第2台車13Aが、第1台車12の進行方向前側に連結される構成であったが、例えば図17に示すように、追加の台車としての第2台車13Aが、台車としての第3台車13Bの進行方向前側に連結される構成とすることもできる。すなわち、キャッチ部材21が第3台車13Bの前端部、フック部材31が第2台車13Aの後端部に設けられた構成としてもよい。この場合、第2台車13Aが第3台車13Bの側方を通過したときに、フック部材31がキャッチ部材21のキャッチバー212に掛合され、フック部材31とキャッチ部材21とが連結される構成となる。
また、上記実施形態では、床面G上の所定の位置に凸状部41を配置した構成であったが、所定の位置に配置される構成は、凸状部41に限られるものではなく、フックピンアンロック動作のトリガーとなり得る構成であればいかなる構成も採用することができる。
牽引車11、第1台車12及び第2台車13Aにおける連結装置2以外の構成、例えば車輪の数や荷台の形状等は、上記の構成に限定されるものではなく、運搬対象物や搬送台車1を使用する工場等の仕様に応じて適宜変更することができる。
2 連結装置
12 第1台車(台車)
13A 第2台車(台車、追加の台車)
13B 第3台車(台車、追加の台車)
21 キャッチ部材
301 フック部材基部
31 フック部材
209 支持軸(キャッチ部材支持部)
211 キャッチ部材基部
212 キャッチバー
215 規制部材
216 車輪
302 フックバー
303 フックピン
311 フックバー規制部材
G 床面
41 凸状部(所定の位置)
302K’ (フックバーの)初期位置
Claims (5)
- 台車と、前記台車の進行方向前側又は後側に連結された追加の台車とを備えた搬送台車に設けられ、前記台車と前記追加の台車とを連結及び連結解除させるための搬送台車の連結装置であって、
前記台車に配設されたキャッチ部材と、
前記追加の台車に配設されたフック部材とを備え、
前記キャッチ部材が、前記フック部材を捕捉し且つロックすることにより、前記台車と前記追加の台車とが互いに連結され、
前記台車が所定の位置に到達したときに、前記キャッチ部材による前記フック部材のロックが解除されることにより、前記台車と前記追加の台車との連結が解除され、
前記追加の台車は、前記台車の進行方向後側に連結されるものであり、
前記キャッチ部材は、
前記台車の後端部中央下方に設けられたキャッチ部材基部と、
前記キャッチ部材基部に接続され、水平方向両側前方に延出するキャッチバーと
を備え、
前記フック部材は、
前記追加の台車の前端部中央下方に設けられたフック部材基部と、
前記フック部材基部から延出されたフックバーと、
前記フックバーの先端に設けられたフックピンと
を備え、
前記台車が前記追加の台車の側方を通過したときに、前記フックピンに前記キャッチバーの先端が掛合することにより、前記キャッチ部材は前記フック部材を捕捉し、
前記フックピンが、前記キャッチバーに案内されるとともに、前記キャッチ部材基部にロックされることにより、前記キャッチ部材と前記フック部材とが連結され、
前記キャッチ部材は、
前記キャッチ部材基部に対し、前記キャッチバーを上下方向に回動可能に支持するキャッチ部材支持部と、
前記キャッチ部材支持部に付設され、前記キャッチバーの上下方向の動きを抑制するように、前記キャッチ部材支持部の動きを規制する規制部材と
を備え、
前記台車が所定の位置に到達したときに、前記規制部材による前記キャッチ部材支持部の規制が解除され且つ前記キャッチバーが上下方向に回動することにより、前記キャッチ部材基部による前記フックピンのロックが解除される
ことを特徴とする搬送台車の連結装置。 - 請求項1において、
前記所定の位置には、前記搬送台車が走行する床面に凸状部が設けられており、
前記キャッチ部材の前記規制部材には、前記床面に接触する車輪が接続されており、
前記台車が前記所定の位置に到達したときに、前記車輪が前記凸状部の表面に沿って案内されることで、前記規制部材の位置がオフセットされ、前記規制部材による前記キャッチ部材支持部の規制が解除される
ことを特徴とする搬送台車の連結装置。 - 請求項1又は請求項2において、
前記フックバーは、前記フック部材基部を中心として水平方向に回動可能に設けられており、
前記フック部材基部は、前記フックピンが前記キャッチ部材基部にロックされた状態で、前記フックバーの水平方向の動きを規制するフックバー規制部材を備えており、
前記台車が前記所定の位置に到達したときに、前記キャッチバーの少なくとも一部が上下方向下側に下降することにより、前記フックバー規制部材による前記フックバーの規制が解除され、前記フックバーは水平方向に回動して初期位置に戻る
ことを特徴とする搬送台車の連結装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載の搬送台車の連結装置を備えた搬送台車。
- 台車と、前記台車の進行方向前側又は後側に連結装置を介して連結された追加の台車とを備えた搬送台車であって、
前記連結装置は、
前記台車に配設されたキャッチ部材と、
前記追加の台車に配設されたフック部材とを備えており、
前記キャッチ部材が、前記フック部材を捕捉し且つロックすることにより、前記台車と前記追加の台車とが互いに連結され、
前記台車が所定の位置に到達したときに、前記キャッチ部材による前記フック部材のロックが解除されることにより、前記台車と前記追加の台車との連結が解除され、
前記追加の台車は、前記台車の進行方向後側に連結されるものであり、
前記キャッチ部材は、
前記台車の後端部中央下方に設けられたキャッチ部材基部と、
前記キャッチ部材基部に接続され、水平方向両側前方に延出するキャッチバーと
を備え、
前記フック部材は、
前記追加の台車の前端部中央下方に設けられたフック部材基部と、
前記フック部材基部から延出されたフックバーと、
前記フックバーの先端に設けられたフックピンと
を備え、
前記台車が前記追加の台車の側方を通過したときに、前記フックピンに前記キャッチバーの先端が掛合することにより、前記キャッチ部材は前記フック部材を捕捉し、
前記フックピンが、前記キャッチバーに案内されるとともに、前記キャッチ部材基部にロックされることにより、前記キャッチ部材と前記フック部材とが連結され、
前記キャッチ部材は、
前記キャッチ部材基部に対し、前記キャッチバーを上下方向に回動可能に支持するキャッチ部材支持部と、
前記キャッチ部材支持部に付設され、前記キャッチバーの上下方向の動きを抑制するように、前記キャッチ部材支持部の動きを規制する規制部材と
を備え、
前記台車が所定の位置に到達したときに、前記規制部材による前記キャッチ部材支持部の規制が解除され且つ前記キャッチバーが上下方向に回動することにより、前記キャッチ部材基部による前記フックピンのロックが解除される
ことを特徴とする搬送台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018107205A JP7200506B2 (ja) | 2018-06-04 | 2018-06-04 | 搬送台車の連結装置及び搬送台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018107205A JP7200506B2 (ja) | 2018-06-04 | 2018-06-04 | 搬送台車の連結装置及び搬送台車 |
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JP2019209828A JP2019209828A (ja) | 2019-12-12 |
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Family
ID=68846448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018107205A Active JP7200506B2 (ja) | 2018-06-04 | 2018-06-04 | 搬送台車の連結装置及び搬送台車 |
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---|---|---|---|---|
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JP7538180B2 (ja) * | 2022-06-16 | 2024-08-21 | ヤマハ発動機株式会社 | 荷役搬送車 |
JP7538179B2 (ja) * | 2022-06-16 | 2024-08-21 | ヤマハ発動機株式会社 | 荷役搬送車 |
Citations (2)
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JP2014097784A (ja) | 2012-10-16 | 2014-05-29 | Calsonic Kansei Corp | 無人搬送車の連結装置 |
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