JP7294885B2 - 主軸の工具クランプ装置 - Google Patents
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Description
ハウジングに回動自在に取り付けられるとともに先端部に工具ホルダーを固定可能な主軸と、
該主軸の軸芯位置に形成された挿入孔に内挿されたドローバーと、
該ドローバーの先端側に拡縮径自在に配置され、拡径又は縮径することで前記主軸内に一部が挿入された工具ホルダーを主軸に固定可能なクランプ手段)と、
前記ドローバーを進退するためのドローバー駆動手段と、を具備し、ドローバーを基端側へ後退させることでクランプ手段によって工具ホルダーを固定し、ドローバーを前進することで、クランプ手段による工具ホルダーの固定を解除可能とした主軸の工具クランプ装置において、
前記ドローバーの基端部分にドローバー側テーパー部を形成するとともに、前記主軸の挿入孔における前記ドローバー側テーパー部に対向する箇所に主軸側テーパー部を形成し、
ドローバーを後退させて工具を固定している状態では前記ドローバー側テーパー部と主軸側テーパー部間に嵌合して主軸にドローバーを固定し、前進することで、ドローバー側テーパー部と主軸側テーパー部間の嵌合から外れて主軸に対するドローバーの固定を解除可能とした楔部材と、
前記ドローバーの後方に配置した楔ホルダーと、を具備し、
前記楔部材は、前記ドローバー側テーパー部と主軸側テーパー部間に嵌合して主軸にドローバーを固定するセルフロック可能なテーパー状とした先端部と、該先端部に連続した中間部と、中間部に連続した基端部を具備するとともに、基端部が前記楔ホルダーに連結され、
楔ホルダーの進退に伴って、楔部材が進退して、主軸に対してドローバーを固定しあるいは固定を解除することとし、
楔ホルダーの配置に際しては、楔ホルダーを後退させることで楔部材を後退させて楔部材のテーパー状の先端部をドローバー側テーパー部と主軸側テーパー部間に嵌合させて主軸にドローバーを固定した状態においては、ドローバーの基端との間にわずかな空間が形成され、この状態において楔ホルダーが空間の距離分だけ前進することで、楔部材を前進させて楔部材をドローバー側テーパー部と主軸側テーパー部間の嵌合から解除されることとした、ことを特徴としている。
2 ベアリング
3 内輪間座
4 モーター
5 挿入孔
6 クランプ孔
7 工具ホルダー
8 嵌合部
9 ドローバー
10 クランプ部材
11 コレット
12 テーパーカム
13 クランプ溝
14 楔ホルダー
15 スプリング
16 楔部材
17 ドローバーのくびれ部
18 挿入空間
19 ドローバー側テーパー部
20 主軸側テーパー部
21a、21b シリンダー
22 シリンダーケース
25 空間
Claims (3)
- ハウジングに回動自在に取り付けられるとともに先端部に工具ホルダーを固定可能な主軸(1)と、
該主軸(1)の軸芯位置に形成された挿入孔(5)に内挿されたドローバー(9)と、
該ドローバー(9)の先端側に拡縮径自在に配置され、拡径又は縮径することで前記主軸(1)内に一部が挿入された工具ホルダー(7)を主軸(1)に固定可能なクランプ手段(11)と、
前記ドローバー(9)を進退するためのドローバー駆動手段(21)と、を具備し、ドローバー(9)を基端側へ後退させることでクランプ手段(11)によって工具ホルダー(7)を固定し、ドローバー(9)を前進することで、クランプ手段(11)による工具ホルダー(7)の固定を解除可能とした主軸の工具クランプ装置において、
前記ドローバー(9)の基端部分にドローバー側テーパー部(19)を形成するとともに、前記主軸(1)の挿入孔(5)における前記ドローバー側テーパー部(19)に対向する箇所に主軸側テーパー部(20)を形成し、
ドローバー(9)を後退させて工具を固定している状態では前記ドローバー側テーパー部(19)と主軸側テーパー部(20)間に嵌合して主軸(1)にドローバー(9)を固定し、前進することで、ドローバー側テーパー部(19)と主軸側テーパー部(20)間の嵌合から外れて主軸(1)に対するドローバー(9)の固定を解除可能とした楔部材(16)と、
前記ドローバー(9)の後方に配置した楔ホルダー(14)と、を具備し、
前記楔部材(16)は、前記ドローバー側テーパー部(19)と主軸側テーパー部(20)間に嵌合して主軸(1)にドローバー(9)を固定するセルフロック可能なテーパー状とした先端部と、該先端部に連続した中間部と、中間部に連続した基端部を具備するとともに、基端部が前記楔ホルダー(14)に連結され、
楔ホルダー(14)の進退に伴って、楔部材(16)が進退して、主軸(1)に対してドローバー(9)を固定しあるいは固定を解除することとし、
楔ホルダー(14)の配置に際しては、楔ホルダー(14)を後退させることで楔部材(16)を後退させて楔部材(16)のテーパー状の先端部をドローバー側テーパー部(19)と主軸側テーパー部(20)間に嵌合させて主軸(1)にドローバー(9)を固定した状態においては、ドローバー(9)の基端との間にわずかな空間(25)が形成され、この状態において楔ホルダー(14)が空間(25)の距離分だけ前進することで、楔部材(16)を前進させて楔部材(16)をドローバー側テーパー部(19)と主軸側テーパー部(20)間の嵌合から解除されることとした、ことを特徴とする主軸の工具クランプ装置。 - 前記ドローバー駆動手段(21)がシリンダーであり、シリンダー(21)の進退に伴って前記楔部材(16)を進退することとしたことを特徴とする請求項1に記載の主軸の工具クランプ装置。
- 前記クランプ手段(11)は、ドローバー(9)を後退することで拡径して工具ホルダー(7)を主軸(1)のクランプ孔(6)内に固定し、ドローバー(9)を前進することで縮径して主軸(1)のクランプ孔(6)内に対する固定を解除することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の主軸の工具クランプ装置。
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JP2019099502A JP7294885B2 (ja) | 2019-05-28 | 2019-05-28 | 主軸の工具クランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019099502A JP7294885B2 (ja) | 2019-05-28 | 2019-05-28 | 主軸の工具クランプ装置 |
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JP2020192637A JP2020192637A (ja) | 2020-12-03 |
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Family Applications (1)
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JP2019099502A Active JP7294885B2 (ja) | 2019-05-28 | 2019-05-28 | 主軸の工具クランプ装置 |
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