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JP7292798B2 - 傾き確認方法 - Google Patents

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JP7292798B2
JP7292798B2 JP2019105261A JP2019105261A JP7292798B2 JP 7292798 B2 JP7292798 B2 JP 7292798B2 JP 2019105261 A JP2019105261 A JP 2019105261A JP 2019105261 A JP2019105261 A JP 2019105261A JP 7292798 B2 JP7292798 B2 JP 7292798B2
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Description

本発明は、被加工物に照射されるレーザービームの傾きを確認する際に用いられる傾き確認方法に関する。
各種の電子機器に組み込まれるデバイスチップは、基材となるウェーハの表面をストリートと呼ばれる分割予定ラインで複数の領域に区画し、各領域に集積回路等のデバイスを形成した上で、このウェーハを分割予定ラインに沿って分割することにより得られる。ウェーハのような板状の被加工物を分割する際には、例えば、被加工物に吸収される波長のレーザービームを照射できるレーザービーム照射ユニットを備えたレーザー加工装置が用いられる(例えば、特許文献1参照)。
レーザービーム照射ユニットは、一般に、レーザー発振器と、複数の光学部品でなる光学系と、を含んでおり、レーザー発振器で発生させたレーザービームを光学系で被加工物へと導く。このレーザービーム照射ユニットを用いて、被加工物の表面又は内部で集光するようにレーザービームを照射すれば、いわゆるアブレーション加工によって被加工物に溝等を形成できる。
ところで、被加工物の表面に対してレーザービームが斜めに入射すると(入射角≠0°)、レーザービームによって形成される溝が傾いたり、アブレーション加工の際に発生する屑(デブリ)が溝の片側に多く飛散したりする。よって、上述のような被加工物のアブレーション加工では、被加工物の表面に対してレーザービームの入射方向(進行方向)が垂直になるように、レーザービーム照射ユニットの光学系を調整しておくことが重要になる。
特開2007-275912号公報
被加工物に対するレーザービームの入射方向の傾きを確認する方法としては、例えば、レーザービーム照射ユニットから照射されるレーザービームをミラーで反射させて、入射光に対する反射光のずれを確認する方法がある。しかしながら、この方法では、ホルダー等によって固定されるミラーの角度が適切な値からずれた場合に、レーザービームの入射方向の傾きを精度良く確認することが難しくなってしまう。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、被加工物に照射されるレーザービームの傾きを精度良く確認できる傾き確認方法を提供することである。
本発明の一態様によれば、レーザービーム照射ユニットの照射ヘッドから被加工物に照射され該被加工物に吸収される波長のレーザービームの該被加工物に対する傾きを確認する傾き確認方法であって、下面から上面までの距離が異なる第1領域と第2領域とを含む被加工物の該下面を基準とする所定の高さの位置に該レーザービームを集光させながら該被加工物と該照射ヘッドとを該下面に沿う方向に相対的に移動させることで、該被加工物に照射される該レーザービームで該上面に開口を有する溝を該被加工物に形成する加工ステップと、該溝を上方から撮像して得られる画像に基づいて、該被加工物と該照射ヘッドとの該相対的な移動の方向に合わせて該画像内に設定され基準となる線に対する、該第1領域での該溝の位置を表す第1ずれ量を算出する第1ずれ量算出ステップと、該溝を上方から撮像して得られる画像に基づいて、該被加工物と該照射ヘッドとの該相対的な移動の方向に合わせて該画像内に設定され基準となる線に対する、該第2領域での該溝の位置を表す第2ずれ量を算出する第2ずれ量算出ステップと、該第1ずれ量と該第2ずれ量とに基づいて、該被加工物に入射する該レーザービームの入射方向の該下面に対する傾きを確認する傾き確認ステップと、を含むことを特徴とする傾き確認方法が提供される。
本発明の一態様にかかる傾き確認方法において、該傾き確認ステップでは、該第1ずれ量と該第2ずれ量との差、並びに、該第1領域及び該第2領域の該下面から該上面までの距離に基づいて該入射方向の傾きの角度を算出し、該傾き確認ステップで確認された該レーザービームの該入射方向の該下面に対する傾きが許容される範囲内であれば、該照射ヘッドを調整する必要がないと判定し、該傾き確認ステップで確認された該レーザービームの該入射方向の該上面に対する傾きが許容される範囲外であれば、該照射ヘッドを調整する必要があると判定する判定ステップを更に含むことがある。
本発明の一態様にかかる傾き確認方法において、該被加工物は、該下面に対して傾斜した該上面を有していても良い。また、該被加工物は、該下面に沿った該上面を有する階段状に形成されていても良い。
本発明の一態様にかかる傾き確認方法では、下面から上面までの距離が異なる第1領域と第2領域とを含む被加工物の下面を基準とする所定の高さの位置にレーザービームを集光させながら被加工物と照射ヘッドとを下面に沿う方向に相対的に移動させることで、上面に開口を有する溝を被加工物に形成する。
そして、この溝を上方から撮像して得られる画像に基づいて、画像内に設定され基準となる線と、第1領域での溝と、の距離に相当する第1ずれ量と、画像内に設定され基準となる線と、第2領域での溝と、の距離に相当する第2ずれ量と、を算出する。
第1領域及び第2領域において、溝は、それぞれ被加工物の上面のレーザービームが照射された位置に形成されるので、第1ずれ量は、第1領域に形成された溝が基準の位置からどの程度ずれるかを表し、第2ずれ量は、第2領域に形成された溝が基準の位置からどの程度ずれるかを表すことになる。よって、第1ずれ量と第2ずれ量とに基づいて、レーザービームの入射方向の被加工物に対する傾きを精度良く確認できる。
レーザー加工装置の構成例を示す斜視図である。 被加工物等の構成例を示す斜視図である。 図3(A)は、被加工物にレーザービームが照射される様子を模式的に示す側面図であり、図3(B)は、被加工物に形成される溝を模式的に示す斜視図である。 図4(A)は、被加工物の厚みが大きな領域Aにレーザービームが照射される様子を模式的に示す側面図であり、図4(B)は、領域Aの溝を撮像ユニットで撮像して得られる画像の例を示す図である。 図5(A)は、被加工物の厚みが中程度の領域Bにレーザービームが照射される様子を模式的に示す側面図であり、図5(B)は、領域Bの溝を撮像ユニットで撮像して得られる画像の例を示す図である。 図6(A)は、被加工物の厚みが小さな領域Cにレーザービームが照射される様子を模式的に示す側面図であり、図6(B)は、領域Cの溝を撮像ユニットで撮像して得られる画像の例を示す図である。 図7(A)は、第1ずれ量と画像との関係を模式的に示す図であり、図7(B)は、第2ずれ量と画像との関係を模式的に示す図である。 変形例に係る被加工物にレーザービームが照射される様子を模式的に示す側面図である。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態にかかる傾き確認方法が用いられるレーザー加工装置2の構成例を示す斜視図である。なお、図1では、レーザー加工装置2の一部の構成要素を機能ブロックで示している。また、以下の説明で用いられるX軸方向(加工送り方向)、Y軸方向(割り出し送り方向)、及びZ軸方向(高さ方向)は、互いに垂直である。
図1に示すように、レーザー加工装置2は、各構成要素を支持する基台4を備えている。基台4の上面には、水平移動機構(加工送り機構、割り出し送り機構)6が配置されている。水平移動機構6は、基台4の上面に固定されY軸方向に対して概ね平行な一対のY軸ガイドレール8を備えている。Y軸ガイドレール8には、Y軸移動テーブル10がスライド可能に取り付けられている。
Y軸移動テーブル10の下面側には、ナット部(不図示)が設けられている。このY軸移動テーブル10のナット部には、Y軸ガイドレール8に対して概ね平行なY軸ボールネジ12が螺合されている。Y軸ボールネジ12の一端部には、Y軸パルスモータ14が連結されている。Y軸パルスモータ14でY軸ボールネジ12を回転させれば、Y軸移動テーブル10は、Y軸ガイドレール8に沿ってY軸方向に移動する。
Y軸移動テーブル10の上面には、X軸方向に対して概ね平行な一対のX軸ガイドレール16が設けられている。X軸ガイドレール16には、X軸移動テーブル18がスライド可能に取り付けられている。X軸移動テーブル18の下面側には、ナット部(不図示)が設けられている。
このX軸移動テーブル18のナット部には、X軸ガイドレール16に対して概ね平行なX軸ボールネジ20が螺合されている。X軸ボールネジ20の一端部には、X軸パルスモータ22が連結されている。X軸パルスモータ22でX軸ボールネジ20を回転させれば、X軸移動テーブル18は、X軸ガイドレール16に沿ってX軸方向に移動する。
X軸移動テーブル18の上面側には、円柱状のテーブル基台24が配置されている。また、テーブル基台24の上部には、被加工物11(図2参照)の保持に使用されるチャックテーブル(保持テーブル)26が配置されている。テーブル基台24の下部には、モータ等の回転駆動源(不図示)が連結されている。
この回転駆動源から発生する力によって、チャックテーブル26は、Z軸方向に対して概ね平行な回転軸の周りに回転する。また、テーブル基台24及びチャックテーブル26は、上述した水平移動機構6によって、X軸方向及びY軸方向に移動する(加工送り、割り出し送り)。
図2は、被加工物11等の構成例を示す斜視図である。図2に示すように、本実施形態で用いられる被加工物11は、概ね平坦な下面11bと、この下面11bに対して傾斜した上面11aと、を有する板状に形成されている。すなわち、被加工物11は、厚み(下面11bから上面11aまでの距離)が異なる複数の領域を含んでいる。
被加工物11は、例えば、シリコン等の半導体材料でなる平坦な基板を傾けた上で、この基板の上面側(又は下面側)を研削加工することによって得られる。また、例えば、シリコン等の半導体材料でなる平坦な基板の上面(又は下面)に、ポリイミド等でなる膜を被覆することによって被加工物11を得ても良い。
被加工物11の下面11bには、被加工物11よりも大きな径の粘着テープ(ダイシングテープ)13を貼付する。また、粘着テープ13の外周部分には、環状のフレーム15を固定する。すなわち、被加工物11は、粘着テープ13を介してフレーム15に支持される。
なお、被加工物11の材質、形状、構造、大きさ等に制限はない。例えば、シリコンとは別の半導体、セラミックス、樹脂、金属等の材料でなる基板から得られる被加工物11を用いても良い。また、チャックテーブル26によって被加工物11を適切に保持できるようであれば、被加工物11の下面11bには、必ずしも粘着テープ13を貼付しなくて良い。
チャックテーブル26の上面の一部は、例えば、多孔質材で構成されており、被加工物11を保持するための保持面26aになる。この保持面26aは、X軸方向及びY軸方向に対して概ね平行に形成されており、チャックテーブル26の内部に設けられた吸引路(不図示)等を介して吸引源(不図示)に接続されている。また、チャックテーブル26の周囲には、被加工物11を支持する環状のフレーム15を固定する4個のクランプ28が設けられている。
水平移動機構6のY軸方向の一方側の領域には、X軸方向に対して概ね垂直な側面を持つ柱状の支持構造30が設けられている。この支持構造30の側面には、鉛直移動機構(高さ調整機構)32が配置されている。鉛直移動機構32は、支持構造30の側面に固定されZ軸方向に対して概ね平行な一対のZ軸ガイドレール34を備えている。Z軸ガイドレール34には、Z軸移動テーブル36がスライド可能に取り付けられている。
Z軸移動テーブル36の裏面側(Z軸ガイドレール34側)には、ナット部(不図示)が設けられている。このZ軸移動テーブル36のナット部には、Z軸ガイドレール34に対して概ね平行なZ軸ボールネジ(不図示)が螺合されている。Z軸ボールネジの一端部には、Z軸パルスモータ38が連結されている。Z軸パルスモータ38でZ軸ボールネジを回転させれば、Z軸移動テーブル36は、Z軸ガイドレール34に沿ってZ軸方向に移動する。
Z軸移動テーブル36の表面側には、支持具40が固定されており、この支持具40には、レーザービーム照射ユニット42の一部が支持されている。レーザービーム照射ユニット42は、例えば、基台4に固定されたレーザー発振器(不図示)と、支持具40に支持された筒状のハウジング44と、ハウジング44のY軸方向の端部に設けられた照射ヘッド46と、を含む。
レーザー発振器は、例えば、レーザー発振に適したNd:YAG等のレーザー媒質を含んでおり、被加工物11に吸収される波長のレーザービームを生成してハウジング44側に放射する。ハウジング44は、レーザービーム照射ユニット42を構成する光学系の一部を収容しており、レーザー発振器から放射されたレーザービームを照射ヘッド46へと導く。なお、この光学系は、主に、ミラーやレンズ等の光学部品によって構成される。
照射ヘッド46には、レーザービーム照射ユニット42を構成する光学系の別の一部が設けられている。例えば、この照射ヘッド46は、ハウジング44から導かれたレーザービームの進路をミラー(不図示)等で下向きに変え、集光用のレンズ46a(図3(A)等参照)で所定の高さに集光する。
照射ヘッド46のX軸方向の一方側の領域には、レーザービーム照射ユニット42のハウジング44に固定された撮像ユニット48が配置されている。撮像ユニット48は、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサやCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等を含み、チャックテーブル26によって保持された被加工物11の上面11a側を撮像する際に用いられる。
基台4の上部は、各構成要素を収容できるカバー(不図示)によって覆われている。このカバーの側面には、ユーザーインターフェースとなるタッチパネル式のディスプレイ(入出力ユニット)50が配置されている。例えば、被加工物11を加工する際に適用される種々の条件は、このディスプレイ50を介してレーザー加工装置2に入力される。また、撮像ユニット48で生成された画像は、ディスプレイ50に表示される。
水平移動機構6、鉛直移動機構32、レーザービーム照射ユニット42、撮像ユニット48、ディスプレイ50等の構成要素は、それぞれ、制御部(制御ユニット)52に接続されている。制御部52は、被加工物11の加工に必要な一連の工程に合わせて、上述した各構成要素を制御する。
制御部52は、代表的には、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置や、フラッシュメモリ等の記憶装置を含むコンピュータによって構成される。記憶装置に記憶されたソフトウェアに従い処理装置等を動作させることによって、制御部52の機能が実現される。
レーザー加工装置2を用いて被加工物11を加工する際には、まず、下面11bに貼付された粘着テープ13を介して被加工物11をチャックテーブル26に載せ、吸引源の負圧を保持面26aに作用させる。これにより、被加工物11はチャックテーブル26に保持され、その上面11aが露出する。なお、フレーム15は、4個のクランプ28によって固定される。
被加工物11をチャックテーブル26で保持した後には、水平移動機構6でチャックテーブル26をX軸方向に移動させながら、レーザービーム照射ユニット42の照射ヘッド46から下方にレーザービーム21を照射する。照射ヘッド46のZ軸方向の位置(高さ)は、例えば、被加工物11の任意の深さの位置にレーザービーム21が集光するように調整される。
これにより、チャックテーブル26の移動の経路に沿って被加工物11にレーザービーム21を照射し、このレーザービーム21によって被加工物11の上面11a側を加工できる(アブレーション加工)。本実施形態では、被加工物11と照射ヘッド46とがX軸方向に沿って相対的に移動するので、X軸方向に沿う直線状の溝が被加工物11の上面11a側に形成される。
上述のように、撮像ユニット48は、レーザービーム照射ユニット42のハウジング44に固定されており、照射ヘッド46に対してX軸方向の一方側の領域に配置される。よって、例えば、被加工物11に溝を形成した後、チャックテーブル26をX軸方向に移動させれば、この溝を撮像ユニット48によって撮像できる。
本実施形態の傾き確認方法では、まず、被加工物11の下面11bを基準とする所定の高さの位置にレーザービーム21を集光させて、この被加工物11に溝を形成する(加工ステップ)。図3(A)は、被加工物11にレーザービーム21が照射される様子を模式的に示す側面図であり、図3(B)は、被加工物11に形成される溝11cを模式的に示す斜視図である。
具体的には、例えば、厚み(下面11bから上面11aまでの距離)が異なる複数の領域をX軸方向に沿って配列させるように、被加工物11をチャックテーブル26で保持する。言い換えれば、被加工物11の厚みがX軸方向に沿って変化するように、被加工物11をチャックテーブル26で保持する。
また、図3(A)に示すように、被加工物11の下面11bを基準とする高さH1の位置にレーザービーム21が集光するように、鉛直移動機構32で照射ヘッド46の高さを調整する。そして、この状態で、照射ヘッド46から下方にレーザービーム21を照射しながら、被加工物11を保持しているチャックテーブル26を水平移動機構6でX軸方向に移動させる。
つまり、被加工物11の下面11bを基準とする高さH1の位置にレーザービーム21を集光させながら、被加工物11と照射ヘッド46とを被加工物11の下面11bに沿う方向に相対的に移動させる。その結果、被加工物11に照射されるレーザービーム21によって、図3(B)に示すように、上面11a側に開口を有しX軸方向に沿う直線状の溝11cが被加工物11に形成される。
なお、本実施形態では、被加工物11の下面11bを基準とする高さH1を、被加工物11の厚みの最大値より小さく、且つ、被加工物11の厚みの最小値より大きい値に設定している。これにより、被加工物11の上面11aより下方に集光点23が位置付けられる領域と、被加工物11の上面11aより上方に集光点23が位置付けられる領域と、が生じるので、レーザービーム21の入射方向の傾きをより精度良く確認できるようになる。ただし、高さH1の値に特段の制限はない。
被加工物11に溝11cを形成した後には、被加工物11の厚みが異なる複数の領域で溝11cを上方から撮像し、各領域に対応する複数の画像を得る(画像取得ステップ)。図4(A)は、厚みが大きな領域A(第1領域)にレーザービーム21が照射される様子を模式的に示す側面図であり、図4(B)は、領域Aの溝11cを撮像ユニット48で撮像して得られる画像(第1画像)31aの例を示す図である。
また、図5(A)は、厚みが中程度の領域Bにレーザービーム21が照射される様子を模式的に示す側面図であり、図5(B)は、領域Bの溝11cを撮像ユニット48で撮像して得られる画像31bの例を示す図である。更に、図6(A)は、厚みが小さな領域C(第2領域)にレーザービーム21が照射される様子を模式的に示す側面図であり、図6(B)は、領域Cの溝11cを撮像ユニット48で撮像して得られる画像(第2画像)31cの例を示す図である。
被加工物11に溝11cを形成した後には、チャックテーブル26をX軸方向に移動させて、例えば、撮像ユニット48の下方に領域Aの溝11cを位置付ける。そして、撮像ユニット48で下方の溝11cを撮像する。なお、この際には、撮像ユニット48をZ軸方向に移動させて、溝11cに焦点を合わせると良い。これにより、図4(B)に示すような領域Aの溝11cが写った画像31aが得られる。なお、画像31aのx軸方向及びy軸方向は、それぞれ、レーザー加工装置2のX軸方向及びY軸方向に対応している。
また、被加工物11に溝11cを形成した後には、チャックテーブル26をX軸方向に移動させて、例えば、撮像ユニット48の下方に領域Bの溝11cを位置付ける。そして、撮像ユニット48で下方の溝11cを撮像する。この際にも、撮像ユニット48をZ軸方向に移動させて、溝11cに焦点を合わせると良い。これにより、図5(B)に示すような領域Bの溝11cが写った画像31bが得られる。なお、画像31bのx軸方向及びy軸方向は、それぞれ、レーザー加工装置2のX軸方向及びY軸方向に対応している。
同様に、被加工物11に溝11cを形成した後には、チャックテーブル26をX軸方向に移動させて、例えば、撮像ユニット48の下方に領域Cの溝11cを位置付ける。そして、撮像ユニット48で下方の溝11cを撮像する。この際にも、撮像ユニット48をZ軸方向に移動させて、溝11cに焦点を合わせると良い。これにより、図6(B)に示すような領域Cの溝11cが写った画像31cが得られる。なお、画像31cのx軸方向及びy軸方向は、それぞれ、レーザー加工装置2のX軸方向及びY軸方向に対応している。
撮像ユニット48によって得られた画像31a、画像31b、及び画像31cは、例えば、制御部52に記憶され、必要に応じてディスプレイ50に表示される。なお、本実施形態のレーザービーム照射ユニット42の光学系は、被加工物11の下面11bから高さH1の位置にレーザービーム21を集光させた際に、このレーザービーム21がY軸方向で基準となる所定の位置17に集光するように調整されている。
そのため、被加工物11に照射されるレーザービーム21の中心線21aが傾いた状態で、高さH1とは異なる厚みTaの領域Aにレーザービーム21を照射すると、図4(A)に示すように、上面11aと中心線21aとの交点は、基準となる位置17からずれる。溝11cの幅方向(Y軸方向)の中央の位置は、上面11aと中心線21aとの交点に概ね一致するので、この溝11cの幅方向の中央の位置も、基準となる位置17からずれることになる。
なお、被加工物11に照射されるレーザービーム21の中心線21aが傾く理由は、様々である。本実施形態では、レンズ46aの中心軸(光軸)46bに対して非対称なレーザービーム21がレンズ46aに入射することで被加工物11に照射されるレーザービーム21の中心線21aが傾いた場合を例示している。
その他にも、中心軸46bに対して非平行なレーザービーム21がレンズ46aに入射する場合等には、被加工物11に照射されるレーザービーム21の中心線21aが傾く。被加工物11に照射されるレーザービーム21の中心線21aは、被加工物11に対するレーザービーム21の入射方向21bに対して概ね平行なので、入射方向21bの傾きは、中心線21aの傾きに概ね等しくなる。
同様に、高さH1とは異なる厚みTcの領域Cにレーザービーム21を照射すると、図6(A)に示すように、上面11aと中心線21aとの交点は、基準となる位置17からずれる。つまり、溝11cの幅方向の中央の位置も、基準となる位置17からずれることになる。一方で、高さH1に等しい厚みTbの領域Bにレーザービーム21を照射すると、図5(A)に示すように、上面11aと中心線21aとの交点は、基準となる位置17に合う。つまり、溝11cの幅方向の中央の位置も、基準となる位置17に合うことになる。
なお、図4(B)の画像31a内には、位置17に対応して設定されx軸方向に平行な線17aが一点鎖線で示されている。また、図5(B)の画像31b内には、位置17に対応して設定されx軸方向に平行な線17bが一点鎖線で示されている。同様に、図6(B)の画像31c内には、位置17に対応して設定されx軸方向に平行な線17cが一点鎖線で示されている。すなわち、線17a、線17b、及び線17cは、いずれも、被加工物11と照射ヘッド46との相対的な移動の方向(X軸方向)に合わせて設定される。
領域Aの溝11cを撮像して画像31aを得た後には、この画像31aに基づき、画像31a内の基準となる線17aと、領域Aの溝11cとの距離に相当する第1ずれ量、つまり、画像31a内の基準となる線17aに対する、領域Aの溝11cの位置を表す第1ずれ量を算出する(第1ずれ量算出ステップ)。図7(A)は、第1ずれ量y1と画像31aとの関係を模式的に示す図である。
具体的には、例えば、制御部52が画像31aに対してエッジ検出等の処理を行い、領域Aの溝11cが有する2つのエッジのy座標の値をそれぞれ算出する。そして、領域Aの溝11cの2つのエッジのy座標の値から、この領域Aの溝11cの幅方向(y軸方向)の中央の位置33aのy座標の値を算出する。算出された位置33aのy座標の値は、制御部52に記憶される。
その後、制御部52は、位置33aのy座標の値と、画像31a内の基準となる線17aのy座標の値と、から、第1ずれ量y1を算出する。つまり、本実施形態では、位置33aのy座標の値と、線17aのy座標の値と、の差を第1ずれ量y1としている。算出された第1ずれ量y1の値は、制御部52に記憶される。
同様に、領域Cの溝11cを撮像して画像31cを得た後には、この画像31cに基づき、画像31c内の基準となる線17cと、領域Cの溝11cとの距離に相当する第2ずれ量、つまり、画像31c内の基準となる線17cに対する、領域Cの溝11cの位置を表す第2ずれ量を算出する(第2ずれ量算出ステップ)。図7(B)は、第2ずれ量y2と画像31cとの関係を模式的に示す図である。
具体的には、例えば、制御部52が画像31cに対してエッジ検出等の処理を行い、領域Cの溝11cが有する2つのエッジのy座標の値をそれぞれ算出する。そして、領域Cの溝11cの2つのエッジのy座標の値から、この領域Cの溝11cの幅方向(y軸方向)の中央の位置33cのy座標の値を算出する。算出された位置33cのy座標の値は、制御部52に記憶される。
その後、制御部52は、位置33cのy座標の値と、画像31c内の基準となる線17cのy座標の値と、から、第2ずれ量y2を算出する。つまり、本実施形態では、位置33cのy座標の値と、線17cのy座標の値と、の差を第2ずれ量y2としている。算出された第2ずれ量y2の値は、制御部52に記憶される。
なお、上述のように、照射ヘッド46の位置と撮像ユニット48の位置との関係は一定であり、変わることがない。つまり、上述のような手順で得られる画像31a内の基準となる線17aのy座標の値と、画像31c内の基準となる線17cのy座標の値と、は、実質的に等しくなる。
したがって、線17aのy座標の値と、線17cのy座標の値と、を取得するために、制御部52が何らかの処理を行う必要はない。なお、本実施形態では、撮像ユニット48によって取得される画像内に基準となる線を表示しているが、画像内には、必ずしも基準となる線を表示しなくて良い。
第1ずれ量y1と第2ずれ量y2とを算出した後には、被加工物11の下面11bに対する入射方向21bの傾きを確認する(傾き確認ステップ)。上述のように、上面11aが下面11bに対して傾斜している被加工物11に対して、照射ヘッド46の高さを変えずに溝11cを形成すると、入射方向21bが傾いている場合(つまり、中心線21aが傾いている場合)には、領域Aと領域Cとで溝11cの幅方向(Y軸方向)の中央の位置がずれることになる。
より具体的には、入射方向21bの傾きが大きいと、第1ずれ量y1と第2ずれ量y2との差も大きくなり、入射方向21bの傾きが小さいと、第1ずれ量y1と第2ずれ量y2との差も小さくなる。つまり、第1ずれ量y1と第2ずれ量y2との差は、レーザービーム21の入射方向21bの傾きに応じた値をとる。そのため、例えば、第1ずれ量y1と第2ずれ量y2との差に基づいて、入射方向21bの下面11bに対する傾きを確認できる。
この入射方向21bの傾きの確認は、例えば、オペレータによって行われる。もちろん、制御部52の演算処理等によって入射方向21bの傾きが確認されても良い。また、具体的な確認の方法にも特段の制限はない。例えば、第1ずれ量y1と第2ずれ量y2との差、並びに、第1領域及び第2領域の下面から上面までの距離に基づいて、入射方向21bの傾きの角度を算出することもできる。
以上のように、本実施形態にかかる傾き確認方法では、厚み(下面11bから上面11aまでの距離)が異なる領域A(第1領域)と領域C(第2領域)とを含む被加工物11の下面11bを基準とする所定の高さH1の位置にレーザービーム21を集光させながら被加工物11と照射ヘッド46とを下面11bに沿う方向に相対的に移動させることで、この上面11aに開口を有する溝11cを被加工物11に形成する。
そして、領域Aの溝11c及び領域Cの溝11cを上方から撮像して得られる画像31a及び画像31cに基づいて、画像31a内に設定され基準となる線17aと、領域Aでの溝11cと、の距離に相当する第1ずれ量y1と、画像31c内に設定され基準となる線17cと、領域Cでの溝11cと、の距離に相当する第2ずれ量y2と、を算出する。
領域A及び領域Cにおいて、溝11cは、それぞれ被加工物11の上面11aのレーザービーム21が照射された位置に形成されるので、第1ずれ量y1は、領域Aに形成された溝11cが基準の線17a(位置17)からどの程度ずれるかを表し、第2ずれ量y2は、領域Cに形成された溝11cが基準の線17c(位置17)からどの程度ずれるかを表すことになる。よって、第1ずれ量y1と第2ずれ量y2とに基づいて、レーザービーム21の入射方向21bの被加工物11に対する傾きを精度良く確認できる。
なお、本発明は、上述した実施形態の記載に制限されず種々変更して実施可能である。例えば、上述した実施形態の手順でレーザービーム21の入射方向21bの傾きを確認した後には、レーザービーム照射ユニット42の照射ヘッド46等(光学系)を調整する必要があるか否かを更に判定しても良い(判定ステップ)。
この場合には、例えば、入射方向21bの傾きに相当する第1ずれ量y1と第2ずれ量y2との差が許容される範囲内であれば、照射ヘッド46等を調整する必要がないと判定する。また、第1ずれ量y1と第2ずれ量y2との差が許容される範囲外であれば、照射ヘッド46等を調整する必要があると判定する。許容される範囲は、例えば、実際の長さに換算して、-5μm以上+5μm以下、好ましくは、-3μm以上+3μm以下である。
すなわち、確認された入射方向21bの傾きが許容される範囲内であれば、照射ヘッド46等を調整する必要がないと判定し、確認された入射方向21bの傾きが許容される範囲外であれば、照射ヘッド46等を調整する必要があると判定することになる。なお、この判定は、制御部52によって行われても良いし、オペレータによって行われても良い。
また、上述した実施形態では、下面11bに対して傾斜した上面11aを有する被加工物11を用いて、入射方向21bの傾きを確認しているが、被加工物11は、少なくとも、厚み(下面11bから上面11aまでの距離)が異なる複数の領域を含んでいれば良い。
図8は、変形例に係る被加工物11にレーザービームが照射される様子を模式的に示す側面図である。この変形例に係る被加工物11は、下面11bに沿った上面11aを有する階段状に形成されている。すなわち、変形例の被加工物11では、下面11bに対して上面11aが概ね平行である。
この場合にも、上述した実施形態と同様の手順でレーザービーム21の入射方向21bの傾きを確認できる。なお、図8では、被加工物11の下面11bを基準とする高さH2の位置にレーザービーム21が集光するように、照射ヘッド46の高さが調整されている。
また、上述した実施形態では、図4(A)、図5(A)、及び図6(A)に示すように、YZ平面内での入射方向21bの傾きを確認しているが、同様の手順でXZ平面内での入射方向21bの傾きを確認しても良い。具体的には、上述した実施形態のX軸方向(y軸方向)とY軸方向(y軸方向)との関係を入れ替えることで、XZ平面内での入射方向21bの傾きを確認できる。
また、上述した実施形態では、2つの領域に対応する2つのずれ量に基づいて入射方向21bの傾きを確認しているが、3つ以上の領域に対応する3つ以上のずれ量を算出し、これら3つ以上のずれ量に基づいて入射方向21bの傾きを確認しても良い。この場合には、入射方向21bの傾きをより高い精度で確認できるようになる。
また、上述した実施形態では、溝11cの幅方向(y軸方向)の中央の位置のy座標の値に基づいてずれ量を算出しているが、このずれ量は、基準となる位置と溝11cとの距離に相当するものであれば良い。例えば、異なる領域に形成される溝11cの幅に大きな違いがない場合には、溝11cのエッジのy座標の値に基づいてずれ量を算出することもできる。すなわち、基準となる線のy座標の値と、溝11cのエッジのy座標の値と、の差を、ずれ量とすることもできる。
また、上述した実施形態では、被加工物11の下面11bから高さH1の位置にレーザービーム21を集光させた際に、このレーザービーム21が集光するY軸方向(y軸方向)の位置を、基準となる位置17(線17a、線17b、線17c)に設定しているが、この基準となる位置17は任意に設定される。例えば、取得される画像の端部に相当する位置を、基準となる位置に設定することもできる。
また、上述した実施形態のレーザービーム照射ユニット42の光学系は、被加工物11の下面11bから高さH1の位置にレーザービーム21を集光させる際に、レーザービーム21がY軸方向で基準となる所定の位置17に集光するように調整されているが、このような調整は、必ずしも行われていなくても良い。
更に、上述した実施形態では、制御部52が第1ずれ量y1及び第2ずれ量y2を算出しているが、オペレータがずれ量を算出しても良い。また、上述した実施形態の手順は、矛盾を生じない範囲で任意に変更されて良い。
その他、上述した実施形態や変形例にかかる構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11 :被加工物
11a :上面
11b :下面
11c :溝
13 :粘着テープ(ダイシングテープ)
15 :フレーム
21 :レーザービーム
21a :中心線
21b :入射方向
23 :集光点
31a :画像(第1画像)
31b :画像
31c :画像(第2画像)
y1 :第1ずれ量
y2 :第2ずれ量
2 :レーザー加工装置
4 :基台
6 :水平移動機構(加工送り機構、割り出し送り機構)
8 :Y軸ガイドレール
10 :Y軸移動テーブル
12 :Y軸ボールネジ
14 :Y軸パルスモータ
16 :X軸ガイドレール
18 :X軸移動テーブル
20 :X軸ボールネジ
22 :X軸パルスモータ
24 :テーブル基台
26 :チャックテーブル(保持テーブル)
26a :保持面
28 :クランプ
30 :支持構造
32 :鉛直移動機構(高さ調整機構)
34 :Z軸ガイドレール
36 :Z軸移動テーブル
38 :Z軸パルスモータ
40 :支持具
42 :レーザービーム照射ユニット
44 :ハウジング
46 :照射ヘッド
46a :レンズ
46b :中心軸(光軸)
48 :撮像ユニット
50 :ディスプレイ(入出力ユニット)
52 :制御部(制御ユニット)

Claims (4)

  1. レーザービーム照射ユニットの照射ヘッドから被加工物に照射され該被加工物に吸収される波長のレーザービームの該被加工物に対する傾きを確認する傾き確認方法であって、
    下面から上面までの距離が異なる第1領域と第2領域とを含む被加工物の該下面を基準とする所定の高さの位置に該レーザービームを集光させながら該被加工物と該照射ヘッドとを該下面に沿う方向に相対的に移動させることで、該被加工物に照射される該レーザービームで該上面に開口を有する溝を該被加工物に形成する加工ステップと、
    該溝を上方から撮像して得られる画像に基づいて、該被加工物と該照射ヘッドとの該相対的な移動の方向に合わせて該画像内に設定され基準となる線に対する、該第1領域での該溝の位置を表す第1ずれ量を算出する第1ずれ量算出ステップと、
    該溝を上方から撮像して得られる画像に基づいて、該被加工物と該照射ヘッドとの該相対的な移動の方向に合わせて該画像内に設定され基準となる線に対する、該第2領域での該溝の位置を表す第2ずれ量を算出する第2ずれ量算出ステップと、
    該第1ずれ量と該第2ずれ量とに基づいて、該被加工物に入射する該レーザービームの入射方向の該下面に対する傾きを確認する傾き確認ステップと、を含むことを特徴とする傾き確認方法。
  2. 該傾き確認ステップでは、該第1ずれ量と該第2ずれ量との差、並びに、該第1領域及び該第2領域の該下面から該上面までの距離に基づいて該入射方向の傾きの角度を算出し、
    該傾き確認ステップで確認された該レーザービームの該入射方向の該下面に対する傾きが許容される範囲内であれば、該照射ヘッドを調整する必要がないと判定し、該傾き確認ステップで確認された該レーザービームの該入射方向の該上面に対する傾きが許容される範囲外であれば、該照射ヘッドを調整する必要があると判定する判定ステップを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の傾き確認方法。
  3. 該被加工物は、該下面に対して傾斜した該上面を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の傾き確認方法。
  4. 該被加工物は、該下面に沿った該上面を有する階段状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の傾き確認方法。
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