JP7287105B2 - 電子写真感光体 - Google Patents
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Description
前記最外層が、少なくとも、表面修飾剤で表面修飾処理された無機フィラーと下記一般式(1)で表される構造を有するフェノール誘導体とを含有する重合性硬化物であり、
前記表面修飾剤が、シリコーン鎖を有する表面修飾剤、及び重合性基を有する表面修飾剤を含む
ことを特徴とする電子写真感光体。
前記最外層が、少なくとも、表面修飾剤で表面修飾処理された無機フィラーとフェノール誘導体とを含有する重合性硬化物であり、
前記表面修飾剤が、シリコーン鎖を有する表面修飾剤、及び重合性基を有する表面修飾剤を含み、
前記フェノール誘導体が、下記構造式P1又はP3で表される構造を有する化合物である
ことを特徴とする電子写真感光体。
また、無機フィラーが、絶縁材料からなる芯材の表面に導電性金属酸化物が付着されてなる複合微粒子であることが、本発明の効果をより発現させることができる点で好ましい。
[電子写真感光体の基本構成]
本発明の電子写真感光体は、硬化型の最外層を有する電子写真感光体であって、当該最外層が、少なくとも、表面修飾剤で表面修飾処理された無機フィラーと前記一般式(1)で表される構造を有するフェノール誘導体とを含有する重合性硬化物であり、前記表面修飾剤が、シリコーン鎖を有する表面修飾剤、及び重合性基を有する表面修飾剤を含むことを特徴とする。
以下に、本発明の電子写真感光体の主要構成要素の詳細について説明する。
本発明に係る最外層は、主に、表面修飾剤で表面修飾処理された無機フィラーと、前記一般式(1)で表される構造を有するフェノール誘導体と、重合性モノマーにより構成されている重合性硬化物により構成されている。
本発明に係る最外層に適用する無機フィラーは、表面修飾剤で表面修飾処理されていることを特徴とする。
本発明に係る無機フィラーにおいては、絶縁材料からなる芯材の表面に導電性金属酸化物が付着されてなる複合微粒子であることが好ましい形態の一つである。すなわち、無機フィラーが、絶縁材料から構成される芯材(コア)の表面に、上述したような無機フィラーからなる外殻(シェル)を有する、コア・シェル構造の複合微粒子であることが好ましい。コア・シェル構造を有さない単一材料からなる無機フィラーを用いた場合、特に数平均一次粒径が大きくなると重合性モノマーとの屈折率の差が大きくなって、最外層の硬化に用いる活性エネルギー線(特には紫外線)の透過性がコア・シェル構造を有する複合粒子からなる無機フィラーと比較をして低下する。その結果、硬化後の最外層の膜強度が複合粒子からなる無機フィラーの場合よりも低下する場合がある。また、無機フィラーをコア・シェル構造を有する複合粒子とすれば、当該複合粒子表面の表面修飾剤の量を多くすることができる。その結果、最外層中での無機フィラーの分散性がより高まり、活性エネルギー線(特には紫外線)の透過性をより高めることができる。これにより、硬化後の最外層の膜強度をより高めることができ、耐摩耗性、耐傷性等がより向上する。
本発明に係る表面修飾剤で表面修飾処理された無機フィラーは、原料となる未処理の無機フィラーに、表面修飾剤による表面修飾処理が施されたものである。
チタンカップリング剤:オルガチックスTC-800(マツモトファインケミカル株式会社製)等、
フッ素系表面修飾剤:Novec1700、Novec1720、Novec2702(以上、3M社製)等、
シリコーン鎖を有する表面修飾剤:KF-99、KF-9901(以上、信越化学工業株式会社製;直鎖型)、サイマックUS-350(東亞合成株式会社製;側鎖型、アクリル主鎖)、KP-541、KP-574、KP-578(以上、信越化学工業株式会社製;側鎖型アクリル主鎖)、KF-9908、KF-9909(以上、信越化学工業株式会社製;側鎖型、シリコーン主鎖)等、
を挙げることができる。
本発明においては、適用する表面修飾剤で表面修飾処理された無機フィラーが重合性基を有することが好ましい。当該重合性基は、炭素-炭素二重結合を有し、重合可能な基である。無機フィラーが有していても良い重合性基は、一種でもそれ以上でも良く、互いに同じであっても異なっていても良く、また、重合性硬化物を形成する重合性モノマーが有する重合性基と同じであっても異なっていても良い。重合性基を有する無機フィラーは、例えば、重合性基を有する化合物よりなる表面修飾剤によって無機フィラーを表面修飾処理することで得ることができる。
S-2: CH2=CHSi(OCH3)3
S-3: CH2=CHSiCl3
S-4: CH2=CHCOO(CH2)2Si(CH3)(OCH3)2
S-5: CH2=CHCOO(CH2)2Si(OCH3)3
S-6: CH2=CHCOO(CH2)2Si(OC2H5)(OCH3)2
S-7: CH2=CHCOO(CH2)3Si(OCH3)3
S-8: CH2=CHCOO(CH2)2Si(CH3)Cl2
S-9: CH2=CHCOO(CH2)2SiCl3
S-10: CH2=CHCOO(CH2)3Si(CH3)Cl2
S-11: CH2=CHCOO(CH2)3SiCl3
S-12: CH2=C(CH3)COO(CH2)2Si(CH3)(OCH3)2
S-13: CH2=C(CH3)COO(CH2)2Si(OCH3)3
S-14: CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(CH3)(OCH3)2
S-15: CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(OCH3)3
S-16: CH2=C(CH3)COO(CH2)2Si(CH3)Cl2
S-17: CH2=C(CH3)COO(CH2)2SiCl3
S-18: CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(CH3)Cl2
S-19: CH2=C(CH3)COO(CH2)3SiCl3
S-20: CH2=CHSi(C2H5)(OCH3)2
S-21: CH2=C(CH3)Si(OCH3)3
S-22: CH2=C(CH3)Si(OC2H5)3
S-23: CH2=CHSi(OC2H5)3
S-24: CH2=C(CH3)Si(CH3)(OCH3)2
S-25: CH2=CHSi(CH3)Cl2
S-26: CH2=CHCOOSi(OCH3)3
S-27: CH2=CHCOOSi(OC2H5)3
S-28: CH2=C(CH3)COOSi(OCH3)3
S-29: CH2=C(CH3)COOSi(OC2H5)3
S-30: CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(OC2H5)3
S-31: CH2=CHCOO(CH2)2Si(CH3)2(OCH3)
S-32: CH2=C(CH3)COO(CH2)8Si(OCH3)3
上記無機フィラーの形状は、特に制限されるものではなく、例えば、球状、断面楕円形
状、針状、円盤状、不定形状などが挙げられる。分散性等の観点から、球状又は断面楕円形状等が好ましい。
無機フィラーの数平均一次粒径は、10~200nmの範囲内であることが好ましく、20~150nmの範囲内であることが更に好ましい。無機フィラーの数平均一次粒径が10nm以上であれば、十分な耐傷性を得ることができる。一方、無機フィラーの数平均一次粒径が200nm以下であれば、最外層の形成時に無機フィラーを溶剤に分散させる際に、分散液中で無機フィラーの沈降が生じることなく、安定して感光体を製造することができる。
本発明に係る最外層には、無機フィラーと共に、下記一般式(1)で表される構造を有するフェノール誘導体とを含有する。
本発明に係る最外層は、感光層の上に配置されるとともに感光体の表面を構成する層である。本発明において最外層は、重合性硬化物であり、重合性基を有する無機フィラーと、フェノール誘導体と、重合性モノマーを含有する組成物の重合硬化物で構成されていることが好ましい。これにより、最外層は、重合性モノマーの重合による一体的な重合体で構成され、その内部に無機フィラー粒子等が分散されている。また、当該無機フィラー粒等を、上記重合体と重合反応による共有結合によって結合させることができる。これら重合性モノマー、及び無機フィラーはそれぞれ、一種単独で用いられても良いし、二種以上を混合して用いられても良い。以下、最外層を構成するための材料について詳細に説明する。
本発明の感光体を構成する導電性支持体は、導電性を有するものであれば特に制限されず、例えば、アルミニウム、銅、クロム、ニッケル、亜鉛、ステンレスなどの金属をドラム又はシート状に成形したもの、アルミニウムや銅などの金属箔をプラスチックフィルムにラミネートしたもの、アルミニウム、酸化インジウム、酸化スズなどをプラスチックフィルムに蒸着したもの、導電性物質を単独又はバインダー樹脂とともに塗布して導電層を設けた金属、プラスチックフィルム及び紙などが挙げられる。
本発明の感光体には、導電性支持体と感光層との間にバリアー機能と接着機能を有する中間層を設けることもできる。種々の故障防止などを考慮すると、中間層を設けるのが好ましい。
本発明の感光体では、中間層と最外層との間に、感光層を有する。より詳しくは、感光層は、電荷発生層と電荷輸送層とで構成されている。
感光体を構成する感光層における電荷発生層は、電荷発生物質及びバインダー樹脂(以下、「電荷発生層用バインダー樹脂」ともいう。)が含有されてなるものである。
感光体を構成する感光層における電荷輸送層は、電荷輸送物質及びバインダー樹脂(以下、「電荷輸送層用バインダー樹脂」ともいう。)が含有されてなるものである。
本発明の感光体を製造する方法としては、導電性支持体上の感光層上に、重合性化合物を含有する未硬化膜を形成する工程と、前記未硬化膜に光照射して硬化樹脂を含有する最外層を形成する工程とを備え、その他、特に制限されないが、下記工程を有する製造方法で製造されることが好ましい。
工程(2):導電性支持体の外周面に、又は工程(1)により導電性支持体上に形成された中間層の外周面に、電荷発生層形成用の塗布液を塗布し、乾燥することにより電荷発生層を形成する工程、
工程(3):導電性支持体の外周面、又は中間層上に形成された電荷発生層の外周面に電荷輸送層形成用の塗布液を塗布し、乾燥することにより電荷輸送層を形成する工程、
工程(4):電荷発生層上に形成された電荷輸送層の外周面に、最外層形成用の塗布液を塗布し、重合し、硬化させることにより最外層を形成する工程。
中間層は、溶媒中に中間層用バインダー樹脂を溶解させて、中間層形成用塗布液を調製し、必要に応じて導電性粒子や金属酸化物粒子、分散剤やレベリング剤等の他の成分を分散又は溶解させた後、当該塗布液を導電性支持体上に一定の層厚に塗布して塗膜を形成し、当該塗膜を乾燥することにより形成することができる。
電荷発生層は、溶媒中に電荷発生層用バインダー樹脂を溶解させた溶液中に、電荷発生物質を分散して、電荷発生層形成用塗布液を調製し、当該塗布液を中間層上に一定の層厚に塗布して塗膜を形成し、当該塗膜を乾燥することにより形成することができる。
電荷輸送層は、溶媒中に電荷輸送層用バインダー樹脂及び電荷輸送物質を溶解させた、電荷輸送層形成用塗布液を調製し、当該塗布液を電荷発生層上に一定の層厚に塗布して塗膜を形成し、当該塗膜を乾燥することにより形成することができる。
最外層は、例えば、表面修飾剤で表面修飾処理された無機フィラー、好ましくは、重合性基を有する表面修飾剤で表面修飾処理された無機フィラー、本発明に係る一般式(1)で表される構造を有するフェノール誘導体、必要に応じて重合開始剤、特定のラジカル捕捉剤、潤滑剤及び電荷輸送物質等の他の成分を公知の溶媒に添加して、最外層形成用塗布液を調製し、この最外層形成用塗布液を工程(3)により形成された電荷輸送層の外周面に塗布して塗膜を形成し、この塗膜を乾燥し、紫外線や電子線などの活性線を照射することによって塗膜中の重合性化合物成分を重合させ、硬化されることにより最外層を形成することができる。
本発明では、最外層塗布後の光照射条件により、感光体の長軸方向における表面硬度を調整することができる。
本発明の電子写真画像形成方法は、少なくとも、
1)電子写真感光体の表面を帯電する帯電工程と、
2)当該電子写真感光体の表面を露光することにより、静電潜像を形成する露光工程と、
3)当該静電潜像をトナーにより顕像化しトナー画像を形成する現像工程と、
4)当該トナー画像を転写媒体に転写する転写工程と、
を有し、1)~4)で使用する電子写真感光体が本発明の電子写真感光体であることを特徴とする。
5)残存トナーを除去するクリーニング工程と、
6)残存電荷を除去する除電工程を、
有していてもよい。
次いで、具体的な電子写真画像形成方法について、電子写真画像形成装置を用いて説明する。
本発明において、「トナー母体粒子」とは、「トナー粒子」の母体を構成するものである。「トナー母体粒子」は、少なくとも結着樹脂と着色剤とを含むものであり、その他必要に応じて、離型剤(ワックス)、荷電制御剤などの他の構成成分を含有してもよい。「トナー母体粒子」は、外添剤の添加によって「トナー粒子」と称される。そして、「トナー」とは、「トナー粒子」の集合体のことをいう。
〔複合粒子C-1(コア-シェル粒子)の調製〕
図3に記載の微粒子製造装置を用い、コア粒子として硫酸バリウムの表面に、酸化スズの外殻(シェル)を形成して構成される複合粒子C-1を調製した。
メタノール40mLに、母体としての酸化スズ(数平均一次粒径:100nm)20gを加え、超音波ホモジナイサーを用いて120分間分散させた。次いで、重合性基を有する反応性有機基含有表面修飾剤として、3-メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業株式会社製、商品名:KBM503)1g及びトルエン40mLを加え、室温で2時間撹拌した。次いで、エバポレーターによって溶剤を除去した後、120℃で1時間加熱することにより、反応性有機基含有表面修飾剤(KBM503)により表面修飾処理が施された、重合性基を有する無機フィラーを得た。得られた重合性基を有するフィラー10gを、2-ブタノール100mLに加え、超音波ホモジナイザーを用いて60分間分散させた。次いで、シリコーン主鎖の側鎖にシリコーン鎖を有する表面修飾剤として、トリエトキシシリルエチルポリジメチルシロキシエチルジメチコン(信越化学工業株式会社製、商品名:KF-9908)0.3gを加えて、さらに60分間、超音波ホモジナイザーを用いて分散を行った。分散後、溶剤を室温下で揮発させ、80℃で60分間乾燥させることにより、反応性有機基含有表面修飾剤由来の重合性基を有し、かつ側鎖にシリコーン鎖を有する表面修飾剤で表面修飾処理が施された無機フィラーF-1を調製した。
上記表面修飾処理された無機フィラーF-1の調製において、無機フィラー母体と表面修飾剤の構成を、表Iに記載のように変更した以外は同様にして、表面修飾処理が施された無機フィラーF-2~F-8を調製した。
2-ブタノール20mLに母体として上記複合粒子C-1を10g加え、超音波ホモジナイサーを用いて60分間分散させた。次いで、シリコーン主鎖の側鎖にシリコーン鎖を有する表面修飾剤として、トリエトキシシリルエチルポリジメチルシロキシエチルジメチコン(信越化学工業株式会社製、商品名:KF-9908)0.3gを加えて、さらに60分間、超音波ホモジナイザーを用いて分散を行った。分散後、溶剤を室温下で揮発させ、80℃で60分間乾燥させることにより、側鎖にシリコーン鎖を有する表面修飾剤で表面修飾処理が施された無機フィラーF-9を調製した。表面修飾処理された無機フィラーF-9は、重合性基を有する化合物よりなる表面修飾剤による表面修飾処理は施されていない。
メタノール40mLに母体として上記複合粒子C-1を20g加え、超音波ホモジナイサーを用いて120分間分散させた。次いで、重合性基を有する反応性有機基含有表面修飾剤として3-メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業株式会社製、商品名:KBM503)を1g及びトルエンを40mL加え、室温で2時間撹拌した。エバポレーターによって溶剤を除去した後、120℃で1時間加熱することにより、反応性有機基含有表面修飾剤由来の重合性基を有する無機フィラーCF-10を調製した。表面修飾処理された無機フィラーCF-10は、重合性基を有する反応性有機基含有表面修飾剤のみで表面修飾処理が施されている。
KF-9909:トリエトキシシリルエチルポリジメチルシロキシエチルヘキシルジメチコン(信越化学工業社製)
KF-99:直鎖型メチルハイドロジェン シリコーンオイル(信越化学工業社製)
KP-574:アクリル主鎖の側鎖にシリコーン鎖を有する表面処理剤、(アクリレーツ/アクリル酸トリデシル/メタクリル酸トリエトキシシリルプロピル/メタクリル酸ジメチコン)コポリマー(信越化学工業社製)
KP-578:アクリルポリマーをシリコーン鎖で修飾した、アクリルポリマーとジメチルポリシロキサンからなるグラフト共重合体(信越化学工業社製)
Novec2702:フッ素化メタクリル酸エステル重合体含有のフッ素樹脂系表面処理剤(3M社製)
KBM-503:シランカップリング剤、3-メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業社製)
〔感光体1の作製〕
(1)導電性支持体の準備
円筒形アルミニウム支持体の表面を切削加工し、導電性支持体を準備した。
下記構成成分を混合し、分散機としてサンドミルを用いて、バッチ式で10時間の分散を行い、中間層形成用塗布液を調製した。調製した中間層形成用塗布液を浸漬塗布法によって、上記作製した導電性支持体の表面に塗布し、110℃で20分間乾燥し、膜厚が2μmの中間層を導電性支持体上に形成した。
酸化チタン粒子:SMT500SAS テイカ社製、数平均一次粒径:0.035μm 11質量部
エタノール 200質量部
(3)電荷発生層の形成
下記構成成分を混合し、循環式超音波ホモジナイザー(RUS-600TCVP;株式会社日本精機製作所製)を用いて、19.5kHz、600Wにて循環流量40L/時間で0.5時間にわたって分散することにより、電荷発生層形成用塗布液を調製した。
ポリビニルブチラール樹脂:エスレック(登録商標)BL-1 積水化学工業社製) 12質量部
混合溶媒:3-メチル-2-ブタノン/シクロヘキサノン=4/1(体積比)
400質量部
(4)電荷輸送層の形成
下記構成成分を混合した電荷輸送層形成用塗布液を、浸漬塗布法によって電荷発生層の表面に塗布し、120℃で70分間乾燥することにより、膜厚24μmの電荷輸送層を形成した。
ポリカーボネート樹脂:ユーピロンZ300(三菱ガス化学社製、ビスフェノールZ型ポリカーボネート) 100質量部
酸化防止剤:IRGANOX1010(BASF社製) 4質量部
下記構成成分を混合して調製した最外層形成用塗布液を、電荷輸送層の表面に、円形スライドホッパー塗布機を用いて塗布した。次いで、塗布した最外層塗膜に、メタルハライドランプを用いて紫外線(主波長:365nm)を1分間照射して(紫外線照度:16mW/cm2、積算光量:960mJ/cm2)、最外層塗膜を硬化させることにより、膜厚5.0μmの最外層を電荷輸送層上に形成し、感光体1を作製した。なお、重合開始剤は、IRGACURE819(BASFジャパン株式会社製)を使用した。
表面修飾処理された無機フィラーF-1 100質量部
フェノール誘導体:例示化合物P1 3質量部
重合開始剤:IRGACURE819(BASF社製) 10質量部
2-ブタノール 400質量部
〔感光体2~11、感光体13~17の作製〕
上記感光体1の作製において、最外層の形成に用いる表面修飾処理された無機フィラーの種類及びフェノール誘導体の種類を下記表IIに記載の組み合わせに変更した以外は同様にして、感光体2~11、13~17を作製した。
前記感光体3の作製において、最外層の形成に用いた最外層形成用塗布液に、さらに下記化合物1を3質量部添加した以外は同様にして、感光体12を作製した。
上記感光体3の作製において、最外層の形成に用いた最外層形成用塗布液から表面修飾処理された無機フィラーF-3を添加しなかった以外は同様にして、感光体18を作製した。
感光体1の作製において、最外層を下記の方法により形成した以外は同様にして、感光体19を作製した。
下記構成成分を混合し、50℃で24時間攪拌を行い、オリゴマー化溶液を調製した。
メチルトリメトキシシラン 70質量部
ジメトキシジメチルシラン 25質量部
2-プロパノール 50質量部
3%酢酸 10質量部
次いで、下記構成成分を混合して調製した最外層形成用塗布液を、電荷輸送層の表面に円形スライドホッパー塗布機を用いて塗布した。次いで、120℃で1時間の加熱硬化を行い、膜厚5.0μmの最外層を形成した。
上記オリゴマー化溶液 155質量部
テトラメトキシシラン 10質量部
下記シリル基含有ビニル系樹脂(固形分:50質量%) 100質量部
フェノール誘導体:例示化合物P1 3質量部
2-プロパノール 30質量部
2-ブタノン 100質量部
アルミキレートA(W)(川研ケミカル社製) 10質量部
〈シリル基含有ビニル系樹脂の合成〉
モノマーとして、メチルメタクリレート65質量部、n-ブチルアクリレート35質量部、3-メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業社製、商品名:KBM503)20質量部、N-メチロールアクリルアミド10質量部、及びアクリル酸6質量部を、イソプロピルアルコール130質量部に混合溶解し、80℃にて攪拌した。キシレン10質量部にアゾビスイソブチロニトリル4質量部を溶解した液を滴下し、4時間反応させて、固形分濃度が50質量%のシリル基含有ビニル系樹脂を調製した。
前記感光体13の作製において、最外層の重合性モノマーである例示化合物M2に代えて、ポリカーボネート樹脂としてユーピロンZ300(三菱ガス化学社製)を用い、2-ブタノールの代わりに、THF(テトラヒドロフラン)を用い、また、紫外線照射の代わりに熱乾燥(120℃で60分間)した以外は同様にして、感光体20を作製した。
〔画像形成装置の準備〕
フルカラー印刷機(bizhub PRESS C1070、コニカミノルタ社製)を線速500mm/secに改造した画像形成装置を用いて、上記作製した各感光体を、画像形成ユニットのブラック(K)の位置に配置して、評価用の画像形成装置を作製した。
(画像ボケ耐性の評価)
下記の方法に従って、印刷初期と、耐久試験後の形成画像について、画像ボケ耐性について評価を行った。
印刷初期の画像ボケ耐性の評価は、30℃、85%RH環境下で、図4で示すようなカバレッジ10%の縦帯状ベタ画像からなるテスト画像をA4横送りにおいて1万枚印刷した後、すぐに画像形成装置の主電源を切った。
耐久試験は、23℃、50%RH環境下で、図4に示すカバレッジ10%の縦帯状ベタ画像からなるテスト画像をA4横送りにおいて10万枚連続印刷した。
B:感光体長軸方向に周囲との濃度差が0.1以下の帯状濃度ムラの発生が認められるが、ハーフトーン画像3枚印字後には濃度ムラがなく、実用上問題はない
C:感光体長軸方向に周囲との濃度差が0.1以下の帯状濃度ムラの発生が認められるが、ハーフトーン画像10枚印字後には濃度ムラがなく、実用上問題はない
D:感光体長軸方向に周囲との濃度差が0.1以下の帯状濃度ムラの発生が認められ、ハーフトーン画像10枚印字後にも濃度ムラの発生が認められ、実用上問題がある
E:感光体長軸方向に周囲との濃度差が0.1よりも大きい帯状濃度ムラが認められ、ハーフトーン画像10枚印字後にも濃度ムラの発生が認められ、実用上問題がある
〈耐久試験〉
耐久試験として、23℃、50%RH環境下で、図4に示すカバレッジ10%の縦帯状ベタ画像からなるテスト画像をA4横送りにおいて10万枚連続印刷した。
B:感光体表面に目視で軽微な傷の発生が1~3か所認められるが、出力したハーフトーン画像には感光体傷に対応する画像不良の発生は見あたらず、実用上問題はない
C:感光体表面に目視で軽微な傷の発生が4~6か所認められるが、出力したハーフトーン画像には感光体傷に対応する画像不良の発生は見あたらず、実用上問題はない
D:感光体表面に目視で明らかな傷の発生が認められ、出力したハーフトーン画像にも感光体の傷に対応する画像不良の発生が認められ、実用上問題がある
2Y、2M、2C、2K 帯電手段
3Y、3M、3C、3K 露光手段
4Y、4M、4C、4K 現像手段
5Y、5M、5C、5K 一次転写ローラー
5b 二次転写ローラー
6Y、6M、6C、6K、6b クリーニング手段
10Y、10M、10C、10K 画像形成ユニット
20 給紙カセット
21 給紙手段
22A、22B、22C、22D 中間ローラー
23 レジストローラー
24 定着手段
25 排紙ローラー
26 排紙トレイ
30 ブレード部材
31 支持部材
41Y 現像手段4Yが備える現像スリーブ
70 中間転写体ユニット
71、72、73、74 ローラー
77 中間転写体
80 筐体
82L、82R 支持レール
A 本体
SC 原稿画像読み取り装置
P 転写材
101A、101B 電子写真感光体
102 導電性支持体
103 中間層
104 感光層
105 最外層
106 電荷発生層
107 電荷輸送層
110 導電性粒子の製造装置
111 母液槽
111a 撹拌翼
111b 第1シャフト
111c 第1モーター
112 第1配管
113 強分散装置
113a 撹拌部
113b 第2シャフト
113c 第2モーター
114 第2配管
115 第1ポンプ
116 第2ポンプ
Claims (9)
- 前記シリコーン鎖を有する表面修飾剤が、側鎖にシリコーン鎖を有する表面修飾剤であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子写真感光体。
- 前記一般式(1)で表される構造を有するフェノール誘導体におけるR1及びR3が、それぞれ独立に、炭素数が4以上8以下の分岐状のアルキル基であることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の電子写真感光体。
- 前記側鎖にシリコーン鎖を有する表面修飾剤が、アクリル主鎖から分岐したシリコーン側鎖を有することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の電子写真感光体。
- 前記側鎖にシリコーン鎖を有する表面修飾剤が、シリコーン主鎖から分岐したシリコーン側鎖を有することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の電子写真感光体。
- 前記一般式(1)で表される構造を有するフェノール誘導体におけるフェノール環の数が、分子全体で、2であることを特徴とする請求項1、又は請求項3から請求項6までのいずれか一項に記載の電子写真感光体。
- 前記一般式(1)で表される構造を有するフェノール誘導体における連結基L1が、環状アセタール構造を有することを特徴とする請求項1、又は請求項3から請求項7までのいずれか一項に記載の電子写真感光体。
- 前記無機フィラーが、絶縁材料からなる芯材の表面に導電性金属酸化物が付着されてなる複合微粒子であることを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の電子写真感光体。
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