JP7284334B1 - 鉄心ユニット、および、回転子 - Google Patents
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Abstract
Description
第1方向に貫通された圧粉磁心孔が形成された少なくとも1つの圧粉磁心を含む鉄心と、
前記第1方向に延在し、前記圧粉磁心孔に差し込まれるパイプと、
を備える。
上記の複数の鉄心ユニットと、前記第1方向と直交する方向である周方向において前記複数の鉄心ユニットと交互に配置される複数の非磁性体とを含むリングユニットと、
前記リングユニットの前記第1方向の両端部にそれぞれ連結される一対のフランジであって、前記第1方向に延在する回転軸に連結されるようにそれぞれ構成される一対のフランジと、
を備え、
前記各々のフランジには、前記複数の鉄心ユニットの各々の前記パイプの内側空間と連通する少なくとも1つのフランジ孔が形成される。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
なお、同様の構成については同じ符号を付し説明を省略することがある。
図1は、本開示の一実施形態に係る鉄心ユニット10の概略的な分解斜視図である。電機子に組み込まれてもよい鉄心ユニット10は、第1方向に延在する鉄心60を備える。
電機子の一例としての固定子に鉄心ユニット10が組み込まれる場合には、鉄心60に電機子コイルが巻かれてもよい。電機子の一例としての回転子30(図7参照)に鉄心ユニット10が組み込まれる場合には、鉄心60に電機子コイルが巻かれなくてもよい。第1方向はどのような方向であってもよく、鉛直方向であってもよいし、水平方向であってもよいし、鉛直方向及び水平方向と交差する方向であってもよい。
図2A、図2Bは、本開示の幾つかの実施形態に係る鉄心60A,60B(60)を示す概略図である。鉄心60A,60B(60)は、少なくとも1つの圧粉磁心70を含む。図2Aで例示される鉄心60Aは、第1方向に連続して積層された複数の圧粉磁心70を含む。図2Bで例示される鉄心60Bは、第1方向に連続して積層される複数の鋼板77を含む鋼板積層体79と、鋼板積層体79の第1方向の両側にそれぞれ配置される一対の圧粉磁心70とを含む。
なお、上述したように、図2Bの鋼板77に鋼板孔78が形成されていなくてもよく、鉄心60の両端部に配置される2つの圧粉磁心70にそれぞれ2本のパイプ80が差し込まれてもよい。この場合、各パイプ80は第1方向において鉄心60よりも短い。当該実施形態においても、鉄心60が複数の圧粉磁心70を含むので、各圧粉磁心70の小型化が実現される。従って、上記利点は得られる。
図1に戻り、本開示の一実施形態に係る鉄心ユニット10は、鉄心60の第1方向の端部に積み重なるように配置された絶縁体110をさらに備える。絶縁体110は、鉄心ユニット10の第1方向における端部を形成する。図1で例示される絶縁体110は、第1方向に厚さを有する板状である。一例として、絶縁体110を形成する材料は繊維強化複合材料(FRP;Fiber Reinforced Plastics)であり、より詳細にはガラス繊維強化プラスチック(GFRP;Glass Fiber Reinforced Plastics)である。絶縁体110を形成する材料の他の例として、樹脂材料またはセラミック材料などが採用されてもよい。また、図1の例では、鉄心60に対して第1方向の両側にそれぞれ絶縁体110が配置される。各絶縁体110の中央部には第1方向に貫通された絶縁体孔115が形成されており、各絶縁体孔115は、鉄心60の差込穴68と第1方向に対向する。そして、本開示の一実施形態に係るパイプ80は、差込穴68のみならず絶縁体孔115にも差し込まれている。より具体的には一例として、パイプ80の第1方向における端部は絶縁体孔115に収容されている。つまり、パイプ80は絶縁体孔115から鉄心ユニット10とは反対側に突出してはいない。パイプ80と絶縁体孔115との篏合は締まり嵌め、中間嵌め、または、隙間嵌めのいずれであってもよい。
また、圧粉磁心70の欠損が生じた場合であっても、鉄心60の端部に積み重なるように絶縁体110は、片状の圧粉磁心70が鉄心60から落ちるのを抑制する機能を果たすことができる。
但し、本開示は、パイプ80の一端87と絶縁体110の端111が、第1方向において互いに同じ位置にある実施形態を除外しない(図4参照)。また、本開示は、パイプ80の一端87が絶縁体110の端111よりも一方側に位置する実施形態を除外しない(図示外)。
図3は、本開示の一実施形態に係る鉄心60A(60)とパイプ80との接合構造を示す概略的な断面図である。同図で示される既述の鉄心60Aには、絶縁体110が第1方向において積み重なっている。
なお、鉄心ユニット10は、絶縁体110を備えなくてもよい。また、鉄心60Aに代えて鉄心60B(図2B)に接着剤9が配置されてもよい。より具体的には、差込穴68Bを形成する内周面(つまり、圧粉磁心内周面76と後述の鋼板内周面176)とパイプ外周面89との間に接着剤9が配置されてもよい。当該実施形態においても、上記利点は得られる。
図5は、本開示の他の実施形態に係る鉄心60B(60)とパイプ80との接合構造を示す概略的な断面図である。同図で示される既述の鉄心60Bには、絶縁体110が第1方向において積み重なっている。上述の通り、鉄心60Bは、複数の鋼板77を有する含む鋼板積層体79を含む。そして、各鋼板77は、第1方向に貫通された鋼板孔78を規定する鋼板内周面176を有する。
図6A~図6Cは、パイプ80の一例としてのパイプ81,82,83(80)を示す概略図である。図6A~図6Cで例示されるパイプ81~83は、周壁84A,84B,84C(84)と、パイプ80の径方向に周壁84を貫通するスリット85A,85B,85C(85)とを含む。スリット85A,85B,85Cは第1方向に沿って延在する。より詳細には、スリット85A,85Bは第1方向に沿って直線状に延在し、スリット85Cは第1方向に沿って螺旋状に延在する。
図7、図8を参照し、鉄心ユニット10が組み込まれた回転子30を例示する。回転子30は、第1方向と直交する方向である周方向に回転するように構成されており、例えば磁気ギヤード電気機械1(図9参照)を構成する回転軸5に連結される(磁気ギヤード電気機械1の構成の概要は後述する)。第1方向は回転子30の軸方向と一致し、回転軸5は第1方向に延在する。以下の説明では、回転子30の軸線を基準とした径方向を単に「径方向」という場合がある。
図9は、回転子30を備える磁気ギヤード電気機械1の概略図である。磁気ギヤード電気機械1は第1方向に延在する回転軸5を備え、回転子30は上述の通り一対のフランジ41を備える。各フランジ41は回転軸5に直接的に連結される。磁気ギヤード電気機械1は、さらに、一対のフランジ41の間において回転軸5によってベアリングを介して支持される磁石回転子15を備える。磁石回転子15は、鉄心ユニット10よりも内側において周方向に並ぶ複数の回転子磁石19を備える。また、磁気ギヤード電気機械1は、鉄心ユニット10よりも径方向の外側で固定された固定子20を備える。固定子20は、周方向に並ぶ複数の固定子磁石29と、複数の固定子磁石29を支持する固定子継鉄25と、固定子継鉄25に巻かれた電機子コイルとしてのコイル27とを含む。そして、コイル27は電力系統6に電気的に接続される。上記構造を有する磁気ギヤード電気機械1においては、鉄心ユニット10は磁極片ユニットとして機能し、回転子30は磁極片回転子として機能する。
鉄心ユニット10が回転子30に組み込まれることに本開示は限定されない。鉄心ユニット10は上述した磁気ギヤード電気機械1の固定子20に組み込まれてもよい。あるいは、アキシャルギャップモータを構成する固定子(図示外)に、鉄心ユニット10が組み込まれてもよい。
上述した幾つかの実施形態に記載の内容は、例えば以下のように把握される。
第1方向に貫通された圧粉磁心孔(75)が形成された少なくとも1つの圧粉磁心(70)を含む鉄心(60)と、
前記第1方向に延在し、前記圧粉磁心孔に差し込まれるパイプ(80)と、
を備える。
前記パイプは、
周壁(84)と、
前記周壁を径方向に貫通すると共に前記第1方向に沿って延在するスリット(85)と、
を含む。
前記パイプのパイプ外周面(89)と前記圧粉磁心孔を規定する前記圧粉磁心の圧粉磁心内周面(76)との間に介在する接着剤(9)をさらに備える。
前記パイプ外周面は、外周面凹部(181)または外周面凸部(183)の少なくとも一方を有する。
前記鉄心の前記第1方向における端部に積み重なるように配置される絶縁体(110)であって、前記第1方向に貫通された絶縁体孔(115)が形成される絶縁体をさらに備え、
前記パイプは、前記絶縁体孔に差し込まれる。
前記第1方向の一方側における前記パイプの一端(87)は、前記一方側における前記絶縁体の端(111)よりも、前記一方側とは反対側に位置する。
前記鉄心は、前記第1方向に積層された複数の前記圧粉磁心を含み、
前記パイプは、各々の前記圧粉磁心の前記圧粉磁心孔に差し込まれる。
前記鉄心は、
前記第1方向に積層される複数の鋼板(77)を有する鋼板積層体(79)と、
前記鋼板積層体よりも前記第1方向の一方側に配置される前記圧粉磁心であって、前記鉄心の前記一方側における端部を形成する一方側圧粉磁心(71)と、
をさらに含む。
前記パイプは、前記第1方向において前記鉄心よりも長く、且つ、前記鉄心の前記第1方向における一方側の端部から他方側の端部に亘って差し込まれる。
前記パイプは、非磁性材料によって形成される。
前記パイプは、非磁性金属材料によって形成される。
前記鉄心は、
前記第1方向に積層される複数の鋼板(77)であって、前記第1方向に貫通された鋼板孔(78)がそれぞれに形成される複数の鋼板を含み、
前記鉄心ユニットは、前記パイプのパイプ外周面(89)と前記鋼板孔を規定する前記鋼板の鋼板内周面(176)との間に介在する絶縁部材(120)をさらに備える。
前記パイプは、
パイプ内周面(86)と、
前記パイプ内周面に設けられる内周面凸部(861)または内周面凹部(863)の少なくとも一方と、
をさらに備える。
上記1)乃至12)の何れかに記載の複数の鉄心ユニット(10)と、前記第1方向と直交する方向である周方向において前記複数の鉄心ユニットと交互に配置される複数の非磁性体(52)とを含むリングユニット(50)と、
前記リングユニットの前記第1方向の両端部にそれぞれ連結される一対のフランジ(34)であって、前記第1方向に延在する回転軸に連結されるようにそれぞれ構成される一対のフランジと、
を備え、
前記各々のフランジには、前記複数の鉄心ユニットの各々の前記パイプ(80)の内側空間と連通する少なくとも1つのフランジ孔(43)が形成される。
各々の前記非磁性体は繊維強化複合材料によって形成され、
前記リングユニットは、前記鉄心と前記非磁性体との間に介在する可撓性部材(150)をさらに備える。
前記可撓性部材は、エラストマーによって形成される。
9 :接着剤
10 :鉄心ユニット
30 :回転子
41 :フランジ
43 :フランジ孔
50 :リングユニット
52 :非磁性体
60 :鉄心
70 :圧粉磁心
71 :一方側圧粉磁心
75 :圧粉磁心孔
76 :圧粉磁心内周面
77 :鋼板
78 :鋼板孔
79 :鋼板積層体
80(80A,81~83) :パイプ
84 :周壁
85 :スリット
86 :パイプ内周面
87 :一端
89 :パイプ外周面
110 :絶縁体
111 :端
115 :絶縁体孔
120 :絶縁部材
150 :可撓性部材
176 :鋼板内周面
181 :外周面凹部
183 :外周面凸部
861 :内周面凸部
863 :内周面凹部
Claims (14)
- 第1方向に貫通された圧粉磁心孔が形成された少なくとも1つの圧粉磁心を含む鉄心と、
前記第1方向に延在し、前記圧粉磁心孔に差し込まれるパイプと、
を備え、
前記パイプは、
周壁と、
前記周壁を径方向に貫通すると共に前記第1方向に沿って延在するスリットと、
を含み、
前記スリットは、前記第1方向の少なくとも一方側に開放される、
鉄心ユニット。 - 前記パイプのパイプ外周面と前記圧粉磁心孔を規定する前記圧粉磁心の圧粉磁心内周面との間に介在する接着剤をさらに備える、
請求項1に記載の鉄心ユニット。 - 前記パイプ外周面は、外周面凹部または外周面凸部の少なくとも一方を有する、
請求項2に記載の鉄心ユニット。 - 第1方向に貫通された圧粉磁心孔が形成された少なくとも1つの圧粉磁心を含む鉄心と、
前記第1方向に延在し、前記圧粉磁心孔に差し込まれるパイプと、
前記鉄心の前記第1方向における一方側の端部に積み重なるように配置される一方側絶縁体であって、前記第1方向に貫通された絶縁体孔が形成される一方側絶縁体と、
を備え、
前記パイプは、前記第1方向の前記一方側における前記パイプの一端が前記一方側絶縁体の端よりも前記第1方向の他方側に位置するように、前記絶縁体孔に差し込まれる、
鉄心ユニット。 - 前記鉄心は、前記第1方向に積層された複数の前記圧粉磁心を含み、
前記パイプは、各々の前記圧粉磁心の前記圧粉磁心孔に差し込まれる、
請求項1または4に記載の鉄心ユニット。 - 前記鉄心は、
前記第1方向に積層される複数の鋼板を有する鋼板積層体と、
前記鋼板積層体よりも前記第1方向の一方側に配置される前記圧粉磁心であって、前記鉄心の前記一方側における端部を形成する一方側圧粉磁心と、
をさらに含む、
請求項1または4に記載の鉄心ユニット。 - 前記パイプは、前記第1方向において前記鉄心よりも長く、且つ、前記鉄心の前記第1方向における一方側の端部から他方側の端部に亘って差し込まれる、
請求項1または4に記載の鉄心ユニット。 - 前記パイプは、非磁性材料によって形成される、
請求項1または4に記載の鉄心ユニット。 - 前記パイプは、非磁性金属材料によって形成される、
請求項8に記載の鉄心ユニット。 - 前記鉄心は、
前記第1方向に積層される複数の鋼板であって、前記第1方向に貫通された鋼板孔がそれぞれに形成される複数の鋼板を含み、
前記鉄心ユニットは、前記パイプのパイプ外周面と前記鋼板孔を規定する前記鋼板の鋼板内周面との間に介在する絶縁部材をさらに備える、
請求項1または4に記載の鉄心ユニット。 - 前記パイプは、
パイプ内周面と、
前記パイプ内周面に設けられる内周面凸部または内周面凹部の少なくとも一方と、
をさらに備える、
請求項1または4に記載の鉄心ユニット。 - 第1方向に貫通された圧粉磁心孔が形成された少なくとも1つの圧粉磁心を含む鉄心と、前記第1方向に延在し、前記圧粉磁心孔に差し込まれるパイプとを各々が含む複数の鉄心ユニットと、前記第1方向と直交する方向である周方向において前記複数の鉄心ユニットと交互に配置される複数の非磁性体とを含むリングユニットと、
前記リングユニットの前記第1方向の両端部にそれぞれ連結される一対のフランジであって、前記第1方向に延在する回転軸に連結されるようにそれぞれ構成される一対のフランジと、
を備え、
前記各々のフランジには、前記複数の鉄心ユニットの各々の前記パイプの内側空間と連通する少なくとも1つのフランジ孔が形成される、
回転子。 - 各々の前記非磁性体は繊維強化複合材料によって形成され、
前記リングユニットは、前記鉄心と前記非磁性体との間に介在する可撓性部材をさらに備える、
請求項12に記載の回転子。 - 前記可撓性部材は、エラストマーによって形成される、
請求項13に記載の回転子。
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