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JP7281316B2 - 被見守り者端末装置、見守りシステム、機器、プログラム及び見守りシステムの構築方法 - Google Patents

被見守り者端末装置、見守りシステム、機器、プログラム及び見守りシステムの構築方法 Download PDF

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JP7281316B2
JP7281316B2 JP2019053448A JP2019053448A JP7281316B2 JP 7281316 B2 JP7281316 B2 JP 7281316B2 JP 2019053448 A JP2019053448 A JP 2019053448A JP 2019053448 A JP2019053448 A JP 2019053448A JP 7281316 B2 JP7281316 B2 JP 7281316B2
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Description

本発明は、被見守り者端末装置、見守りシステム、機器、プログラム及び見守りシステムの構築方法に関する。
近時、住居内の多くの機器は、ネットワークに接続されている。そして、それらの機器を制御する装置もまたネットワークに接続されている。ある機器が、他の機器を制御することもある。例えば、テレビ画面において、エアコン、照明、洗濯機等の制御が可能な場合もある。すると例えば、居住者のそれぞれが各自の部屋のテレビから、居間のエアコンの温度設定をすることも可能になる。
特許文献1の制御方法は、1つの機器に対し複数の制御が競合することを防ぐ。特許文献1の制御方法では、個々の制御装置が行った制御の履歴を、すべての制御装置が共有する。そして、ある制御装置がある機器を制御した後、所定の期間が経過するまでは、他の制御装置は、当該機器を制御することができない。
特開2016-208489号公報
住居内の機器を制御するのは、多くの場合その住居の居住者である。居住者は、例えば居間のエアコンを現場(居間)で制御することも、携帯端末装置を使用して遠隔地(外出先等)から制御することもできる。近時、一人暮らしの高齢者が増加している。高齢者は住居内にいる時間が長く、住居内の機器の操作は、高齢者にとって日常生活そのものである。高齢者による機器の制御は、完璧であるとは限らない。すると、遠隔地において高齢者を見守る立場の者は、高齢者が機器の制御を安全に行っていることを見守りたくなるし、ときには高齢者に代わり機器を制御して生活をサポートしたい気分にもなる。
特許文献1の制御方法は、複数の者が複数の機器を現場(住居内)で操作することを前提としている。つまり、機器に対する制御内容の履歴が“ユーザ”に関連付けて記憶されているが、そのユーザが遠隔地から機器を制御したか否かについては記憶されていない。また、住居に居住しないユーザの制御を、居住するユーザ(例えばユーザの代表)が許可するか否かを決定可能にするような構成は開示されていない。1人の高齢者を複数の者が相互に協力して遠隔地から見守る場合、特許文献1の制御方法は、不向きである。
そこで、本発明は、見守り者にも被見守り者にも使い勝手のよい見守りシステム等を提供することを目的とする。
本発明の被見守り者端末装置は、ネットワークを介して住居内の機器を遠隔制御可能で、機器に対して行われる制御内容と、制御内容が機器に対して行われるための条件となる事象である制御条件とを含む制御条件情報を受け付け、該制御条件が満たされた後、該制御内容の実行の予告を被見守り者に通知する。また、本発明の見守りシステムは、ネットワークを介して住居外から機器を遠隔制御可能で、機器に対して行われる制御内容と、制御内容が機器に対して行われるための条件となる事象である制御条件とを含む制御条件情報を受け付ける見守り者端末装置を有し、設定された制御条件情報を満たしたことで機器が制御された報告を、該制御条件情報を設定した端末以外にもするか否かを、被見守り者端末装置から選択可能である。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本発明によれば、見守り者にも被見守り者にも使い勝手のよい見守りシステム等を提供することができる。
住居を説明する図である。 見守り装置の構成等を説明する図である。 制御履歴情報の一例である。 制御条件情報の一例である。 制御履歴作成処理手順のフローチャートである。 制御処理手順のフローチャートである。 制御履歴表示画面の一例を示す図である。 報告画面の一例を示す図である 報告画面の一例を示す図である
以降、本発明を実施するための形態(“本実施形態”という)を、図等を参照しながら詳細に説明する。本発明の各種の構成要素は必ずしも個々に独立したものである必要はなく、例えば、ある構成要素が複数の部材からなること、複数の構成要素が一の部材からなること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが互いに重複すること、を許容する。本実施形態は、遠隔地にいる見守り者が、住居にいる被見守り者が機器を制御するのを見守る例である。
(住居)
図1は、住居41を説明する図である。住居41は、キッチン、居間、廊下、玄関、作業場、トイレ、浴室、寝室及びベランダを有する。キッチンには冷蔵庫42が、居間にはテレビ43、エアコン44、居間照明45及びロボット掃除機46が、玄関には玄関扉47が、作業場には洗濯機48が配置されている。これらの機器のうち、ロボット掃除機46は、段差等が障害にならない限り、住居内のすべての床面上を移動する。その他の機器は、その場に据え置かれている。住居41には、被見守り者49が1人で居住している。玄関扉47は、電気錠を有する。
(見守り装置)
図2は、見守り装置1の構成等を説明する図である。見守り装置1は、サーバ、端末装置又は一般的なコンピュータであり、中央制御装置11、マウス、キーボード、タッチパネル等の入力装置12、ディスプレイ、スピーカ等の出力装置13、主記憶装置14、補助記憶装置15及び通信装置16を備える。これらは、バスで相互に接続されている。補助記憶装置15は、制御履歴情報31及び制御条件情報32(いずれも詳細後記)を格納している。見守り装置1の機能の一部を後記する端末装置50、52が行ってもよく、また、入力装置12や出力装置13などは必須ではない。この場合は、例えば、本実施形態の見守り装置1の入力装置12等が担う機能や制御の一部または全部を端末装置50、52が行うことができる。
主記憶装置14における見守り部21、制御条件管理部22、制御履歴作成部23及び通信処理部24は、プログラムである。中央制御装置11は、これらのプログラムを補助記憶装置15から読み出し主記憶装置14にロードすることによって、それぞれのプログラムの機能(詳細後記)を実現する。補助記憶装置15は、見守り装置1から独立した構成となっていてもよい。
見守り装置1は、ネットワーク2を介して、冷蔵庫42、テレビ43、エアコン44、居間照明45、ロボット掃除機46、玄関扉47及び洗濯機48と通信可能に接続されている。これらの機器のうち、テレビ43、エアコン44、居間照明45及びロボット掃除機46のそれぞれには、制御用のリモコンが付されている。被見守り者49は、被見守り者端末装置50を携帯している。住居41の外側に1又は複数の見守り者51がいる。見守り者51のそれぞれは、見守り者端末装置52を携帯している。見守り者端末装置50及び被見守り者端末装置52は、ネットワーク2を介して見守り装置1と通信可能に接続されている。
(制御履歴情報)
図3は、制御履歴情報31の一例である。制御履歴情報31は、住居41に紐づけられた機器それぞれ、すなわち見守り装置1が監視する機器それぞれの制御履歴のリストである。制御履歴情報31においては、機器ID欄101に記憶された機器IDに関連付けて、時刻欄102には時刻が、機器種別欄103には機器種別が、制御内容欄104には制御内容が、制御区別欄105には制御区別が、操作機器ID欄106には操作機器IDが、遠隔制御者欄107には遠隔制御者が記憶されて(書き込まれて)いる。制御履歴情報31は、端末装置50、52に表示されることができ、必要に応じて端末装置50、52の操作によって表示順をソートできる。図3では、リストが機器IDを最優先項目としてソートされ、次に時刻を優先項目としてソートされている。
機器ID欄101の機器IDは、機器を一意に特定する識別子である。
時刻欄102の時刻は、機器に対する制御が行われた時点の年月日時分秒である。
機器種別欄103の機器種別は、機器の種別であり、図1の各機器に対応している。
制御内容欄104の制御内容は、機器に対する制御の内容であり、一般的な“電源ON”等以外は、機器種別に応じて異なる。説明の単純化のため、ここでの制御内容は、積極的な制御の結果としている。しかしながら、制御内容は、それ以外にも単に機器が取得したセンサ値(例えば、“室温○度”、“室内照度○ルクス”)であってもよい。
制御区別欄105の制御区別は、“現場”、“遠隔”又は“予定”のいずれかである。“現場”は、被見守り者49が機器本体又はリモコンに対して制御に係る操作を行ったことを意味する。なお、説明の単純化のため、本実施形態の被見守り者49は、被見守り者携帯端末50を介して制御に係る操作を行うことはないものとするが、被見守り者端末装置50を介して制御に係る操作を行う場合は、見守り者端末装置52を介した操作と同様に処理することができる。“遠隔”は、見守り者51が見守り者端末装置52を介して、又は、被見守り者49が被見守り者端末装置50を介して機器の制御に係る操作を行ったことを意味する。“予定”は、見守り者及び被見守り者の同意に基づきいずれかが予め設定したスケジュールに従って、かつ、自動的に、制御内容が行われたことを示す。
操作機器ID欄106の操作機器IDは、制御区別が“遠隔”である場合に、制御に係る操作を行った見守り者端末装置52を一意に特定する識別子である。
遠隔制御者欄107の遠隔制御者は、制御区別が“遠隔”である場合に、制御に係る操作を行った者を示す情報(ここでは、被見守り者との続柄)である。なお、被見守り者携帯端末装置50もしくは見守り者端末装置52と紐づいたメールアドレスやMACアドレス等、または機器を操作するログインIDから、操作を行った者を判別可能である。
なお、2重線は、機器種別の境目を示す。
(制御条件情報)
図4は、図3の制御履歴情報31が表示されるのと同時刻における制御条件情報32の一例である。制御条件情報32は、端末装置50、52に表示されることができ、また、端末装置50、52の操作を通じて各項目の追加、修正、及び削除が可能である。制御条件情報32においては、条件ID欄111に記憶された条件IDに関連付けて、機器ID欄112には機器IDが、機器種別欄113には機器種別が、制御内容欄114には制御内容が、予定フラグ欄115には予定フラグが、制御条件欄116には制御条件が記憶されて(書き込まれて)いる。
条件ID欄111の条件IDは、制御条件を一意に特定する識別子である。制御条件は、機器ID及び制御内容の組合せに対し定義される。
機器ID欄112の機器IDは、図3の機器IDと同じである。
機器種別欄113の機器種別は、図3の機器種別と同じである。
制御内容欄114の制御内容は、図3の制御内容に記録され得るもののうち、端末装置50、52を通じて指示し得るもの、すなわち、制御区別“遠隔”及び“予定”いずれかで行い得る制御内容である。
予定フラグ欄115の予定フラグは、その制御条件が、制御区別“予定”に関するものであることを示す。予定フラグ欄115が空欄である場合、本実施形態ではその制御条件は、制御区別“遠隔”に関するものである。ユーザは、任意の制御条件IDに対して予定フラグを設定することができる。
制御条件欄116の制御条件は、その制御内容がその機器に対して行われるための条件となる事象である。1つの制御条件に複数の事象が積集合として対応する場合もある。この場合の事象のそれぞれを“枝条件”とも呼ぶ。本実施形態では複数の枝条件がある場合、これらを“積集合”として定義されるように設定しているが、これはあくまでも一例であり、1つの制御条件に複数の事象が和集合として対応してもよい。
それぞれの条件IDは端末装置50、52によって生成される。また、枝条件の個数や種類、枝条件が同時に満たされた場合に制御内容を行うようにするのか、いずれかの枝条件が満たされた場合に制御内容を行うようにするのか、などが併せて指定される。枝条件が1つ以上指定されている場合、枝条件が満たされて初めて対応する遠隔制御や予定制御が実行され得る。
図3及び図4を参照すると以下のことがわかる。
[ロボット掃除機の条件C01]
枝条件は3つ存在し、これらは、“かつ”の関係にある。枝条件121aにおける現在の時刻は、例えば、ロボット掃除機の騒音が近隣に迷惑をかける心配がない時刻である。枝条件121bにおける経過時間は、通常に生活しておれば、塵等が床上に積る時間である。枝条件121cは、住居が有人である期間にロボット掃除機を稼働させるためのものである。これらの枝条件が同時に満たされた結果、見守り者“娘”は、後記する制御実行メッセージに応答して、見守り者端末装置52を介して制御内容“電源ON”を行った(図3のレコード121d)。なお、設定によっては住居が無人である期間にロボット掃除機を稼動させることも可能である。
[ロボット掃除機の条件C02]
枝条件は1つ存在する。枝条件122は、電気代を節約するためのものである。なお、現時点では当該枝条件は満たされていない。すなわち、図3には、制御区別が“遠隔”又は“予定”であり、かつ、制御内容が“電源OFF”であるレコードはない。
[玄関扉の条件C03]
枝条件は2つ存在し、これらは、“かつ”の関係にある。枝条件123aにおける時刻は、防犯上施錠が必須となる時刻である。枝条件123bは、当然の前提である。これらの枝条件が同時に満たされた結果、見守り装置1は、制御内容“錠閉”を自動的に行った(図3のレコード123c)。
[テレビの条件C04]
枝条件は1つ存在する。枝条件124aは、電気代を節約するとともに、被見守り者の目の疲労を避けるためのものである。この枝条件が満たされた結果、見守り者“娘”は、後記する制御実行メッセージに応答して、見守り者端末装置52を介して制御内容“電源OFF”を行った(図3のレコード124b)。
[居間照明の条件C05]
枝条件は1つ存在する。枝条件125aの時刻は、被見守り者が健康維持のため就寝するに相応しい時刻である。この枝条件が満たされた結果、見守り者“娘”は、後記する制御実行メッセージに応答して、見守り者端末装置52を介して制御内容“電源OFF”を行った(図3のレコード125b)。
[洗濯機の条件C06]
枝条件は3つ存在し、これらは、“かつ”の関係にある。枝条件126aにおける現在の時刻は、例えば、洗濯機の騒音が近隣に迷惑をかける心配がない時刻である。枝条件126cにおける衣類の重量(布量)は、例えば被見守り者の1日分以上の重量である。枝条件126bは、被見守り者が洗濯を開始しようとする意思(準備)を確認するためのものである。これらの枝条件が同時に満たされた結果、見守り装置1は、制御内容“洗濯開始”を自動的に行った(図3のレコード126d)。
洗濯機のように安全上の観点等から、洗濯開始などの制御内容を開始するにあたっての必須条件(ここでは、枝条件としての蓋閉126b)を定めておくことができる。本実施形態では、枝条件が満たされない場合も特に端末装置50、52に通知しないが、例えば特に必須の枝条件が満たされない場合に、端末装置50、52の一方又は両方に通知をするようにしてもよい。これにより、特に忘れられやすい必須の枝条件を満たすべきことを通知できる。
また、洗濯機の蓋体が閉塞されているという必須の枝条件である蓋閉126bのように、本体側での操作が必要なものを設定しておくことで、これが満たされたことを以て、遠隔や予定の場合であっても被見守り者の準備ができたこと(被見守り者が少なくとも住居で活動していること)を確認できる。
なお、無線基板(無線通信部)の通信機能をONにしておくには無線基板への通電が必要である。この点、冷蔵庫のように常時駆動や状況の監視が必要な(冷気の供給や庫内温度の監視が必要な)機器は、比較的消費電力量が大きいため、機器に配された無線基板に通電し続けるようにしても比較的無線基板の消費電力量の割合が小さく、機器の所有者に受け入れられやすい。
これに倣い、洗濯機など使用時以外は電源OFFにしておきやすい機器に無線基板を配する場合も、法律上の観点等からも問題がなければ、無線基板に通電し続けるようにしてもよい。しかしこうすると、比較的無線基板の消費電力量の割合が大きくなってしまい、機器の所有者に心理的に受け入れられにくい。これに鑑み、洗濯機やロボット掃除機などの機器においては、無線基板への通電を極力抑制すべく、機器本体の電源と無線基板の電源とを連動させることが考え得る。
本実施形態でもそのようにしており、制御条件の満足不満足の判断や制御内容の実行には、制御条件によっては機器のセンサ値が必要であるから、その前に本体側の操作によって洗濯機の電源をONにすることが求められる(図3参照)。このため、機器の電源ONを補助すべく、本実施形態に代えて、例えば枝条件に“現在の時刻がA~Bである”旨が設定された場合、時刻Aになったら本体側で本体や無線基板の電源ONにするようなタイマ機能を持たせておき、時刻Aで電源がONになるようにしてもよい。
[冷蔵庫の条件C07]
枝条件は1つ存在する。枝条件127aのタンク内水量は、例えば製氷皿1個分の水量である。この枝条件が満たされた結果、見守り装置1は、制御内容“製氷器水タンク補充案内”を自動的に行った(図3のレコード127b)。なお、“製氷器水タンク補充案内”とは、具体的には“製氷用の水タンクに水を補充するよい機会です”という音声アナウンス又は表示である。冷蔵庫42は、スピーカ又はディスプレイを備えているものとする。
[冷蔵庫の条件C08]
枝条件は1つ存在する。枝条件128aの前提として、例えば冷蔵庫42は、被見守り者がタッチパネル等から入力した食品の賞味期限や、食品に付されているRFIDタグ等から読み取れる食品の賞味期限を取得できるものとする。枝条件128aの期限の前とは、例えば2日前であり、時刻とは、例えば朝食前のある時刻である。この枝条件が満たされた結果、見守り装置1は、制御内容“賞味期限案内”を自動的に行った(図3のレコード128b)。なお、“賞味期限案内”とは、具体的には“明後日までに食べてしまいたい食品があります”という音声アナウンス又は表示である。
[エアコンの条件C09]
枝条件は1つ存在する。枝条件129の設定温度は、被見守り者が発汗する室温であり、設定温度後の経過時間は、発汗後汗が蒸発して体温が奪われそうな時間である。なお、現時点では当該枝条件は満たされていない。すなわち、図3には、制御区別が“遠隔”又は“予定”であり、かつ、制御内容が“電源OFF”であるレコードはない。
(機器と見守り者端末装置とのペアリング)
機器IDに関連付けて、1又は複数の“参照可能端末装置”の識別子(メールアドレスでもよい)及び1又は複数の“制御可能端末装置”の識別子(同前)を記憶したペアリング情報(図示せず)が、補助記憶装置15に格納されていてもよい。ここでの識別子は、図3における操作端末ID(欄106)に相当する。参照可能端末装置とは、見守り者端末装置52のうち、当該機器に関する制御履歴情報31(図3)のレコードを参照することを被見守り者から許可されたものである。制御可能端末装置とは、見守り者端末装置52のうち、当該機器に関する制御履歴情報31(図3)のレコードを参照すること、及び、当該機器に関する制御信号を送信することを被見守り者から許可されたものである。
特定の見守り者が、複数の見守り者端末装置から同一の識別子によって、又は、複数の異なる識別子によって、制御履歴の参照及び/又は制御信号の送信を行うことも可能である。見守り装置1は、機器IDごとに、その機器を使用する被見守り者の指示に応じて、参照可能端末装置の識別子の数、及び/又は、制御可能端末装置の識別子の数を制限することも可能である。
(制御履歴作成処理手順)
図5は、制御履歴作成処理手順のフローチャートである。
ステップS201において、見守り装置1は、制御を受け付ける。具体的には、制御履歴作成部23は、すべての機器について、以下のいずれかの制御信号を受信する、又は、生成する。
・制御履歴作成部23は、制御区別が“現場”である制御信号を、機器本体(含むリモコン)から受信する。
・制御履歴作成部23は、制御区別が“遠隔”である制御信号を、見守り者端末装置52から受信する。
・制御履歴作成部23は、制御区別が“予定”である制御信号を、端末装置50、52からの指示に応じて自身で生成する。
これらの制御信号は、制御区別以外にも、機器ID、時刻、機器種別及び制御内容を含み、制御区別が“遠隔”や“予定”である場合は、さらに操作機器ID及び遠隔制御者を含むものとする。
ステップS202において、制御履歴作成部23は、制御履歴情報31のレコードを作成する。具体的には、制御履歴作成部23は、ステップS201において受け付けた制御信号を使用して、制御履歴情報31(図3)のレコードをリアルタイムで作成し記憶する。
図5には、“開始”及び“終了”が記載されているが、これらは、例えばメンテナンス時に見守り装置1の電源をOFFにするための“終了”及びその後の再起動のための“開始”を意味する。見守り装置1が稼働している限り、ステップS202の後ステップS201に戻る処理が繰り返されることになる。
(制御処理手順)
図6は、制御処理手順のフローチャートである。
ステップS301において、見守り装置1の制御条件管理部22は、制御条件を受け付ける。具体的には、第1に、制御条件管理部22は、見守り者端末装置52に、制御条件情報32(各欄が空欄であるもの)を表示する。ここでの見守り者端末装置52は、前記した制御可能端末装置であることが望ましい。
第2に、制御条件管理部22は、見守り者が見守り者端末装置52を介して、機器IDごとに、機器ID、機器種別、制御内容及び制御条件を入力し、必要に応じて予定フラグを入力するのを受け付ける。
ステップS302において、制御条件管理部22は、制御条件情報32のレコードを作成する。具体的には、制御条件管理部22は、ステップS301の“第2”において受け付けた情報を使用して、制御条件情報32のレコードを作成する。見守り者端末装置52の操作者(見守り者)が被見守り者の住居41に在る機器ID“A01”のロボット掃除機についてのレコードを作成したい場合、機器IDとしてA01を指定する。機器IDが特定されれば機器種別は一意に定まるので、これにより、例えば自動で機器種別としてロボット掃除機が選択される。機器IDによる指定は、住居41に同一機器種別の複数の機器がある場合に、これらを区別するのに有効である。
次に操作者は、作成したいレコードの制御内容を指定し、この制御内容を実行するために満たされるべき制御条件を1つ以上指定する。制御条件は、見守り装置1や制御対象となる機器のセンサ、ネットワークから取得可能な情報で条件が満たされたか否かを判断可能なものであれば特に制限されない。本実施形態では、制御条件欄116に設定される条件は、予め定められた選択肢から選択できるようにされている。枝条件を2つ以上指定する場合は、これらをAND関係にするかOR関係にするかを選択可能である。また、制御条件を指定しない場合は、レコードが作成され次第、制御条件を満たしたものと扱うことができる。
作成されたレコードには、例えば順次、条件IDの番号C01,C02,・・・として項番が付される。
ステップS303において、見守り装置1の見守り部21は、制御履歴情報31を監視する。具体的には、見守り部21は、制御履歴情報31に新たなレコードが作成されるのを監視する。
ステップS304において、見守り部21は、新たなレコードが作成されたか否かを判断する。具体的には、見守り部21は、新たなレコードが作成された場合(ステップS304“Yes”)、ステップS305に進み、それ以外の場合(ステップS304“No”)、新たなレコードが作成されるまで待機する。
ステップS305において、見守り部21は、新たなレコードが制御条件を満たすか否かを判断する。具体的には、見守り部21は、新たなレコードが制御条件(図4の欄116)のいずれかを満たす場合(ステップS305“Yes”)、その制御条件の条件IDを保持したままステップS306に進む。見守り部21は、それ以外の場合(ステップS305“No”)、ステップS304に戻る。説明の便宜上、ここでは、見守り部21は、条件ID“C01”を保持したままステップS306に進んだとする。なお、制御条件情報32においては、条件ID“C01”に関連付けて、機器ID“A01”及び制御内容“電源ON”が記憶されている。
ステップS306において、見守り装置1の通信処理部24は、制御を予告する。具体的には、第1に、通信処理部24は、ペアリング情報を参照することによって、機器ID“A01”に関連付けられている制御可能端末装置の識別子を取得する。ここでは、被見守り者の娘が操作する制御可能端末装置の識別子“B01”が取得されたとする。
第2に、通信処理部24は、制御可能端末装置B01に“条件成立メッセージ”を送信する。条件成立メッセージは、例えば“ロボット掃除機の電源をONにする条件が整いました”である。
第3に、通信処理部24は、機器ID“A01”を操作する被見守り者の被見守り者端末装置50に“予告メッセージ”を送信する。予告メッセージは、例えば“まもなく、ロボット掃除機の電源をONにします”というように、行われようとしている制御内容と本制御に係る機器を明示するものである。さらに、行われようとしている制御内容を指定した見守り者(例えば娘)を明示してもよい。これにより被見守り者は、ある制御内容が実行されそうである旨を知得できるので、突然意図しない機器が意図しない制御を開始して驚いてしまったり、この機器が故障したなどの疑念を抱くことを抑制できる。
第4に、通信処理部24は、制御可能端末装置B01(見守り者端末装置52)に“制御実行メッセージ”を送信する。制御実行メッセージは、例えば“ロボット掃除機の電源をONにする指示を送信してください”である。そして、ここで実際に電源をONにする指示が制御可能端末装置B01から通信処理部24に対して送信されたとする。すると、通信処理部24は、その指示を受信する。なお、どの見守り者端末装置52に制御実行メッセージが送信されるかは、予め被見守り者が設定しておいてもよいし、見守り者の代表が設定しておいてもよい。
ステップS307において、通信処理部24は、制御を実行する。具体的には、通信処理部24は、機器IDが“A01”である“ロボット掃除機”に“電源ON”の制御信号を送信する。
ステップS308において、通信処理部24は、制御を行ったことを報告する。具体的には、通信処理部24は、制御可能端末装置B01に“報告メッセージ”を送信する。報告メッセージは、例えば“遠隔操作でロボット掃除機の電源をONにしました”である。
その後、制御処理手順を終了する。被見守り者端末装置50にも報告メッセージを送信してもよい。このような報告メッセージは、特に、洗濯機の選択乾燥運転やロボット掃除機の自動清掃運転など、比較的長時間を要する制御命令が終わった場合にリマインダとなり有効である。
前記のステップS306においては、制御条件情報32に予定フラグが立っていないことが前提になっている。予定フラグが立っている場合、通信処理部24は、ステップS306の“第4”の処理を省略し、電源をONにする指示が送信されたと看做す。さらに、この場合、通信処理部24は、ステップS306の“第2”及び“第3”の処理のいずれか又は両者を省略してもよい。このことから明らかなように、“予定フラグ”の“予定”の語には、“実行前の確認の省略”という意味が含まれている。
また、予告メッセージを受信した被見守り者が、予告メッセージに係る制御内容を不要に思うこともあり得ると想定される。これに備えて、予告メッセージとともに、予告メッセージに係る制御の許可/不許可の選択肢を被見守り者端末装置50に表示させてもよい。不許可が選択された場合、見守り装置1は、予告メッセージに係る制御指示が見守り者端末装置52から送信されてもこの制御指示の実行を不許可とすることができる。また、許可が選択された場合、見守り者端末装置52からの指示がさらになされた場合に制御を実行するようにしてもよいし、許可の選択を以て見守り者端末装置52からの指示の有無に拘わらず制御を実行するようにしてもよい。
(見守り者端末装置52の画面表示)
図7は、制御履歴表示画面61の一例を示す図である。
見守り装置1の制御履歴作成部23は、参照可能端末装置又は制御可能端末装置からの要求に応じ、参照可能端末装置又は制御可能端末装置に制御履歴表示画面61を表示する。見守り者は、機器ごと、制御内容ごとに、制御履歴を視認することができる。図7の例では、ロボット掃除機の運転開始に関する制御履歴が、時系列で表示されている。“運転操作”欄の“手動”、“スマホ”及び“予約”が、図3における制御区別のそれぞれ“現場”、“遠隔”及び“予定”に相当する。制御履歴作成部23は、走行時間及び走行距離のように、その機器独自の情報を制御履歴表示画面61に表示してもよい。さらに、見守り者が“>”ボタン62を押下すると、制御履歴作成部23は、例えば、図3の遠隔操作者等を表示する。
図8及び図9は、報告画面71の一例を示す図である。通信処理部24がステップS308において、制御可能端末装置に報告メッセージを送信することを前記した。この例は、制御条件が満たされ、“遠隔”又は“予定”の制御が行われる場合の例であった。それ以外にも、通信処理部24は、参照可能端末装置又は制御可能端末装置に対して、被見守り者が現場で手動の制御を行ったことを報告する“報告メッセージ”72を表示することができる。
報告メッセージのそれぞれが端末装置50、52両者に届くようにしてもよいが、機器本体を直接制御する現場制御や被見守り者端末装置50による遠隔制御の報告メッセージは、見守り者端末装置52に届かないように設定可能であると好ましい。見守り者端末装置52に多くの報告メッセージ、例えば見守り者端末装置52以外の操作による機器の作動をも報告すると、被見守り者によっては、見守られているというよりもむしろ監視されているという思いを抱く虞があるため、被見守り者の好みに応じて設定できるようにする。
(本実施形態の効果)
本実施形態の見守り装置の効果は以下の通りである。
(1)見守り装置は、機器に対する現場制御及び遠隔制御を区別して履歴を記憶し、遠隔制御を行う条件が満たされたことを判断できる。
(2)見守り装置は、被見守り者に遠隔制御の実行を予告することができる。
(3)見守り装置は、見守り者に遠隔制御の実行を報告することができる。
(4)見守り装置は、機器に対する予定に基づく制御を区別して履歴を記憶し、予定に基づく制御を行う条件が満たされたことを判断できる。
(5)見守り装置は、ロボット掃除機等の家電機器を制御対象とすることができる。
なお、本発明は前記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施例は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
本願は、次の技術的思想を包含する。
(付記1)
現場制御及び遠隔制御がともに可能である機器を特定する情報に関連付けて、前記機器に対する制御内容、並びに、前記現場制御及び前記遠隔制御の区別が時系列で書き込まれた制御履歴情報を監視することによって、前記遠隔制御が可能となる条件が前記機器ごと、かつ、前記制御内容ごとに書き込まれた制御条件情報における前記条件が満たされたか否かを判断する見守り部と、
前記条件が満たされると、前記満たされた条件に対応する機器に対して、前記満たされた条件に対応する制御内容の制御信号を送信する通信処理部と、
を備えることを特徴とする見守り装置。
(付記2)
ネットワークを介して住居外の端末と通信し、該端末によって住居内の機器を制御可能にさせる見守り装置であって、
現場制御又は前記端末からの遠隔制御の何れによって前記機器が制御されたか区別可能に制御履歴情報を作成する見守り装置。
(付記3)
ネットワークを介して住居内の機器を遠隔制御可能で、
前記機器の制御条件と制御内容とを含む制御条件情報を受け付け、
該制御条件が満たされた後、該制御内容の実行の予告を通知する被見守り者端末装置。
(付記4)
前記予告に対して、制御内容を不許可にする応答が可能な付記3に記載の被見守り者端末装置。
(付記5)
現場制御又は遠隔制御のどちらによって前記機器が制御されたかが区別可能な制御履歴情報を取得可能な付記3又は4に記載の被見守り者端末装置。
(付記6)
付記4に記載の被見守り者端末装置を有する見守りシステムであって、
ネットワークを介して前記住居外から前記機器を遠隔制御可能で、前記機器の制御条件と制御内容とを含む制御条件情報を受け付ける見守り者端末装置を有し、
設定された制御条件情報を満たしたことで前記機器が制御された報告を、該制御条件情報を設定した端末装置以外にもするか否かを、前記被見守り者端末装置から選択可能な見守りシステム。
(付記7)
付記4に記載の被見守り者端末装置を有する見守りシステムであって、
ネットワークを介して前記住居外から前記機器を遠隔制御可能で、前記機器の制御条件と制御内容とを含む制御条件情報を受け付ける見守り者端末装置を有し、
前記見守り者端末装置によって設定された制御条件が満たされ、かつ、該見守り者端末装置から該制御内容を実行させる指示を受け付けると、前記被見守り者端末装置に前記予告が通知される見守りシステム。
(付記8)
現場制御又は遠隔制御のどちらによって前記機器が制御されたかが区別可能な制御履歴情報を取得可能な付記6又は7に記載の見守りシステム。
(付記9)
付記6乃至8の何れか一項に記載の見守りシステムに含まれる機器であって、
電源のON/OFFに関係して当該機器に配された無線通信部の電源がON/OFFし、
現在時刻に係る情報を取得可能であり、
現在時刻がある時刻以降、かつ、任意で他の条件を満たした後、特定の制御内容を実行する旨の指示を受けた場合、現在時刻が該ある時刻になるまでに当該機器の電源及び/又は前記無線通信部の電源をONにするタイマを作動させる機器。
(付記10)
ネットワークを介して被見守り者端末装置から住居内の機器を遠隔制御可能にさせるプログラムであって、
前記機器の制御条件と制御内容とを含む制御条件情報を入力させる画面を前記被見守り者端末装置に表示させ、
入力された該制御条件情報を前記被見守り者端末装置から送信させ、
該制御条件が満たされた後、該制御内容の実行の予告を前記被見守り者端末装置から出力させるプログラム。
(付記11)
ネットワークを介して住居内の機器を遠隔制御可能で、
前記機器の制御条件と制御内容とを含む制御条件情報を受け付け、
該制御条件が満たされた後、該制御内容の実行の予告を通知する見守り者端末装置プログラムを被見守り者端末装置に頒布するステップと、
ネットワークを介して前記住居外から前記機器を制御可能で、前記機器の制御条件と制御内容とを含む制御条件情報を受け付ける被見守り者端末装置プログラムを見守り者端末装置に頒布するステップと、を有し、
次のA又はBを有する見守りシステムの構築方法。
A 設定された制御条件情報を満たしたことで前記機器が制御された場合にその旨の報告を通知可能で、
該制御条件情報を設定した端末装置以外にも該報告を通知するか否かを、前記被見守り者端末装置から選択させる。
B 前記見守り者端末装置によって設定された制御条件が満たされ、かつ、該見守り者端末から該制御内容を実行させる指示を受付けると、前記被見守り者端末装置に前記予告が通知される。
1 見守り装置
2 ネットワーク
11 中央制御装置
12 入力装置
13 出力装置
14 主記憶装置
15 補助記憶装置
16 通信装置
21 見守り部
22 制御条件管理部
23 制御履歴作成部
24 通信処理部
31 制御履歴情報
32 制御条件情報

Claims (9)

  1. ネットワークを介して住居内の機器を遠隔制御可能で、
    前記機器に対して行われる制御内容と、前記制御内容が前記機器に対して行われるための条件となる事象である制御条件とを含む制御条件情報を受け付け、
    該制御条件が満たされた後、該制御内容の実行の予告を被見守り者に通知する、被見守り者が携帯する被見守り者端末装置。
  2. 前記予告に対して、制御内容を不許可にする応答が可能な請求項1に記載の被見守り者端末装置。
  3. 現場制御又は遠隔制御のどちらによって前記機器が制御されたかが区別可能な制御履歴情報を取得可能な請求項1又は2に記載の被見守り者端末装置。
  4. 請求項2に記載の被見守り者端末装置を有する見守りシステムであって、
    ネットワークを介して住居外から前記機器を遠隔制御可能で、前記機器に対して行われる制御内容と、前記制御内容が前記機器に対して行われるための条件となる事象である制御条件とを含む制御条件情報を受け付ける見守り者端末装置を有し、
    設定された制御条件情報を満たしたことで前記機器が制御された報告を、該制御条件情報を設定した端末装置以外にもするか否かを、前記被見守り者端末装置から選択可能な見守りシステム。
  5. 請求項2に記載の被見守り者端末装置を有する見守りシステムであって、
    ネットワークを介して住居外から前記機器を遠隔制御可能で、前記機器に対して行われる制御内容と、前記制御内容が前記機器に対して行われるための条件となる事象である制御条件とを含む制御条件情報を受け付ける見守り者端末装置を有し、
    前記見守り者端末装置によって設定された制御条件が満たされ、かつ、該見守り者端末装置から該制御内容を実行させる指示を受け付けると、前記被見守り者端末装置に前記予告が通知される見守りシステム。
  6. 現場制御又は遠隔制御のどちらによって前記機器が制御されたかが区別可能な制御履歴情報を取得可能な請求項4又は5に記載の見守りシステム。
  7. 請求項4乃至6の何れか一項に記載の見守りシステムに含まれる機器であって、
    電源のON/OFFに関係して当該機器に配された無線通信部の電源がON/OFFし、
    現在時刻に係る情報を取得可能であり、
    現在時刻がある時刻以降、かつ、任意で他の条件を満たした後、特定の制御内容を実行する旨の指示を受けた場合、現在時刻が該ある時刻になるまでに当該機器の電源及び/又は前記無線通信部の電源をONにするタイマを作動させる機器。
  8. ネットワークを介して、被見守り者が携帯する被見守り者端末装置から住居内の機器を遠隔制御可能にさせるプログラムであって、
    前記機器に対して行われる制御内容と、前記制御内容が前記機器に対して行われるための条件となる事象である制御条件とを含む制御条件情報を入力させる画面を前記被見守り者端末装置に表示させ、
    入力された該制御条件情報を前記被見守り者端末装置から送信させ、
    該制御条件が満たされた後、該制御内容の実行の予告を前記被見守り者端末装置から出力させるプログラム。
  9. ネットワークを介して住居内の機器を遠隔制御可能で、
    前記機器に対して行われる制御内容と、前記制御内容が前記機器に対して行われるための条件となる事象である制御条件とを含む制御条件情報を受け付け、
    該制御条件が満たされた後、該制御内容の実行の予告を被見守り者に通知する見守り者端末装置プログラムを、被見守り者が携帯する被見守り者端末装置に頒布するステップと、
    ネットワークを介して住居外から前記機器を制御可能で、前記制御条件情報を受け付ける被見守り者端末装置プログラムを見守り者端末装置に頒布するステップと、を有し、
    次のA又はBを有する見守りシステムの構築方法。
    A 設定された制御条件情報を満たしたことで前記機器が制御された場合にその旨の報告を通知可能で、
    該制御条件情報を設定した端末装置以外にも該報告を通知するか否かを、前記被見守り者端末装置から選択させる。
    B 前記見守り者端末装置によって設定された制御条件が満たされ、かつ、該見守り者端末から該制御内容を実行させる指示を受付けると、前記被見守り者端末装置に前記予告が通知される。
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