JP7281316B2 - 被見守り者端末装置、見守りシステム、機器、プログラム及び見守りシステムの構築方法 - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、見守り者にも被見守り者にも使い勝手のよい見守りシステム等を提供することを目的とする。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
図1は、住居41を説明する図である。住居41は、キッチン、居間、廊下、玄関、作業場、トイレ、浴室、寝室及びベランダを有する。キッチンには冷蔵庫42が、居間にはテレビ43、エアコン44、居間照明45及びロボット掃除機46が、玄関には玄関扉47が、作業場には洗濯機48が配置されている。これらの機器のうち、ロボット掃除機46は、段差等が障害にならない限り、住居内のすべての床面上を移動する。その他の機器は、その場に据え置かれている。住居41には、被見守り者49が1人で居住している。玄関扉47は、電気錠を有する。
図2は、見守り装置1の構成等を説明する図である。見守り装置1は、サーバ、端末装置又は一般的なコンピュータであり、中央制御装置11、マウス、キーボード、タッチパネル等の入力装置12、ディスプレイ、スピーカ等の出力装置13、主記憶装置14、補助記憶装置15及び通信装置16を備える。これらは、バスで相互に接続されている。補助記憶装置15は、制御履歴情報31及び制御条件情報32(いずれも詳細後記)を格納している。見守り装置1の機能の一部を後記する端末装置50、52が行ってもよく、また、入力装置12や出力装置13などは必須ではない。この場合は、例えば、本実施形態の見守り装置1の入力装置12等が担う機能や制御の一部または全部を端末装置50、52が行うことができる。
図3は、制御履歴情報31の一例である。制御履歴情報31は、住居41に紐づけられた機器それぞれ、すなわち見守り装置1が監視する機器それぞれの制御履歴のリストである。制御履歴情報31においては、機器ID欄101に記憶された機器IDに関連付けて、時刻欄102には時刻が、機器種別欄103には機器種別が、制御内容欄104には制御内容が、制御区別欄105には制御区別が、操作機器ID欄106には操作機器IDが、遠隔制御者欄107には遠隔制御者が記憶されて(書き込まれて)いる。制御履歴情報31は、端末装置50、52に表示されることができ、必要に応じて端末装置50、52の操作によって表示順をソートできる。図3では、リストが機器IDを最優先項目としてソートされ、次に時刻を優先項目としてソートされている。
時刻欄102の時刻は、機器に対する制御が行われた時点の年月日時分秒である。
機器種別欄103の機器種別は、機器の種別であり、図1の各機器に対応している。
制御内容欄104の制御内容は、機器に対する制御の内容であり、一般的な“電源ON”等以外は、機器種別に応じて異なる。説明の単純化のため、ここでの制御内容は、積極的な制御の結果としている。しかしながら、制御内容は、それ以外にも単に機器が取得したセンサ値(例えば、“室温○度”、“室内照度○ルクス”)であってもよい。
遠隔制御者欄107の遠隔制御者は、制御区別が“遠隔”である場合に、制御に係る操作を行った者を示す情報(ここでは、被見守り者との続柄)である。なお、被見守り者携帯端末装置50もしくは見守り者端末装置52と紐づいたメールアドレスやMACアドレス等、または機器を操作するログインIDから、操作を行った者を判別可能である。
なお、2重線は、機器種別の境目を示す。
図4は、図3の制御履歴情報31が表示されるのと同時刻における制御条件情報32の一例である。制御条件情報32は、端末装置50、52に表示されることができ、また、端末装置50、52の操作を通じて各項目の追加、修正、及び削除が可能である。制御条件情報32においては、条件ID欄111に記憶された条件IDに関連付けて、機器ID欄112には機器IDが、機器種別欄113には機器種別が、制御内容欄114には制御内容が、予定フラグ欄115には予定フラグが、制御条件欄116には制御条件が記憶されて(書き込まれて)いる。
機器ID欄112の機器IDは、図3の機器IDと同じである。
機器種別欄113の機器種別は、図3の機器種別と同じである。
制御内容欄114の制御内容は、図3の制御内容に記録され得るもののうち、端末装置50、52を通じて指示し得るもの、すなわち、制御区別“遠隔”及び“予定”いずれかで行い得る制御内容である。
制御条件欄116の制御条件は、その制御内容がその機器に対して行われるための条件となる事象である。1つの制御条件に複数の事象が積集合として対応する場合もある。この場合の事象のそれぞれを“枝条件”とも呼ぶ。本実施形態では複数の枝条件がある場合、これらを“積集合”として定義されるように設定しているが、これはあくまでも一例であり、1つの制御条件に複数の事象が和集合として対応してもよい。
[ロボット掃除機の条件C01]
枝条件は3つ存在し、これらは、“かつ”の関係にある。枝条件121aにおける現在の時刻は、例えば、ロボット掃除機の騒音が近隣に迷惑をかける心配がない時刻である。枝条件121bにおける経過時間は、通常に生活しておれば、塵等が床上に積る時間である。枝条件121cは、住居が有人である期間にロボット掃除機を稼働させるためのものである。これらの枝条件が同時に満たされた結果、見守り者“娘”は、後記する制御実行メッセージに応答して、見守り者端末装置52を介して制御内容“電源ON”を行った(図3のレコード121d)。なお、設定によっては住居が無人である期間にロボット掃除機を稼動させることも可能である。
枝条件は1つ存在する。枝条件122は、電気代を節約するためのものである。なお、現時点では当該枝条件は満たされていない。すなわち、図3には、制御区別が“遠隔”又は“予定”であり、かつ、制御内容が“電源OFF”であるレコードはない。
枝条件は2つ存在し、これらは、“かつ”の関係にある。枝条件123aにおける時刻は、防犯上施錠が必須となる時刻である。枝条件123bは、当然の前提である。これらの枝条件が同時に満たされた結果、見守り装置1は、制御内容“錠閉”を自動的に行った(図3のレコード123c)。
枝条件は1つ存在する。枝条件124aは、電気代を節約するとともに、被見守り者の目の疲労を避けるためのものである。この枝条件が満たされた結果、見守り者“娘”は、後記する制御実行メッセージに応答して、見守り者端末装置52を介して制御内容“電源OFF”を行った(図3のレコード124b)。
枝条件は1つ存在する。枝条件125aの時刻は、被見守り者が健康維持のため就寝するに相応しい時刻である。この枝条件が満たされた結果、見守り者“娘”は、後記する制御実行メッセージに応答して、見守り者端末装置52を介して制御内容“電源OFF”を行った(図3のレコード125b)。
枝条件は3つ存在し、これらは、“かつ”の関係にある。枝条件126aにおける現在の時刻は、例えば、洗濯機の騒音が近隣に迷惑をかける心配がない時刻である。枝条件126cにおける衣類の重量(布量)は、例えば被見守り者の1日分以上の重量である。枝条件126bは、被見守り者が洗濯を開始しようとする意思(準備)を確認するためのものである。これらの枝条件が同時に満たされた結果、見守り装置1は、制御内容“洗濯開始”を自動的に行った(図3のレコード126d)。
枝条件は1つ存在する。枝条件127aのタンク内水量は、例えば製氷皿1個分の水量である。この枝条件が満たされた結果、見守り装置1は、制御内容“製氷器水タンク補充案内”を自動的に行った(図3のレコード127b)。なお、“製氷器水タンク補充案内”とは、具体的には“製氷用の水タンクに水を補充するよい機会です”という音声アナウンス又は表示である。冷蔵庫42は、スピーカ又はディスプレイを備えているものとする。
枝条件は1つ存在する。枝条件128aの前提として、例えば冷蔵庫42は、被見守り者がタッチパネル等から入力した食品の賞味期限や、食品に付されているRFIDタグ等から読み取れる食品の賞味期限を取得できるものとする。枝条件128aの期限の前とは、例えば2日前であり、時刻とは、例えば朝食前のある時刻である。この枝条件が満たされた結果、見守り装置1は、制御内容“賞味期限案内”を自動的に行った(図3のレコード128b)。なお、“賞味期限案内”とは、具体的には“明後日までに食べてしまいたい食品があります”という音声アナウンス又は表示である。
枝条件は1つ存在する。枝条件129の設定温度は、被見守り者が発汗する室温であり、設定温度後の経過時間は、発汗後汗が蒸発して体温が奪われそうな時間である。なお、現時点では当該枝条件は満たされていない。すなわち、図3には、制御区別が“遠隔”又は“予定”であり、かつ、制御内容が“電源OFF”であるレコードはない。
機器IDに関連付けて、1又は複数の“参照可能端末装置”の識別子(メールアドレスでもよい)及び1又は複数の“制御可能端末装置”の識別子(同前)を記憶したペアリング情報(図示せず)が、補助記憶装置15に格納されていてもよい。ここでの識別子は、図3における操作端末ID(欄106)に相当する。参照可能端末装置とは、見守り者端末装置52のうち、当該機器に関する制御履歴情報31(図3)のレコードを参照することを被見守り者から許可されたものである。制御可能端末装置とは、見守り者端末装置52のうち、当該機器に関する制御履歴情報31(図3)のレコードを参照すること、及び、当該機器に関する制御信号を送信することを被見守り者から許可されたものである。
図5は、制御履歴作成処理手順のフローチャートである。
ステップS201において、見守り装置1は、制御を受け付ける。具体的には、制御履歴作成部23は、すべての機器について、以下のいずれかの制御信号を受信する、又は、生成する。
・制御履歴作成部23は、制御区別が“遠隔”である制御信号を、見守り者端末装置52から受信する。
・制御履歴作成部23は、制御区別が“予定”である制御信号を、端末装置50、52からの指示に応じて自身で生成する。
これらの制御信号は、制御区別以外にも、機器ID、時刻、機器種別及び制御内容を含み、制御区別が“遠隔”や“予定”である場合は、さらに操作機器ID及び遠隔制御者を含むものとする。
図5には、“開始”及び“終了”が記載されているが、これらは、例えばメンテナンス時に見守り装置1の電源をOFFにするための“終了”及びその後の再起動のための“開始”を意味する。見守り装置1が稼働している限り、ステップS202の後ステップS201に戻る処理が繰り返されることになる。
図6は、制御処理手順のフローチャートである。
ステップS301において、見守り装置1の制御条件管理部22は、制御条件を受け付ける。具体的には、第1に、制御条件管理部22は、見守り者端末装置52に、制御条件情報32(各欄が空欄であるもの)を表示する。ここでの見守り者端末装置52は、前記した制御可能端末装置であることが望ましい。
第2に、制御条件管理部22は、見守り者が見守り者端末装置52を介して、機器IDごとに、機器ID、機器種別、制御内容及び制御条件を入力し、必要に応じて予定フラグを入力するのを受け付ける。
作成されたレコードには、例えば順次、条件IDの番号C01,C02,・・・として項番が付される。
第2に、通信処理部24は、制御可能端末装置B01に“条件成立メッセージ”を送信する。条件成立メッセージは、例えば“ロボット掃除機の電源をONにする条件が整いました”である。
その後、制御処理手順を終了する。被見守り者端末装置50にも報告メッセージを送信してもよい。このような報告メッセージは、特に、洗濯機の選択乾燥運転やロボット掃除機の自動清掃運転など、比較的長時間を要する制御命令が終わった場合にリマインダとなり有効である。
図7は、制御履歴表示画面61の一例を示す図である。
見守り装置1の制御履歴作成部23は、参照可能端末装置又は制御可能端末装置からの要求に応じ、参照可能端末装置又は制御可能端末装置に制御履歴表示画面61を表示する。見守り者は、機器ごと、制御内容ごとに、制御履歴を視認することができる。図7の例では、ロボット掃除機の運転開始に関する制御履歴が、時系列で表示されている。“運転操作”欄の“手動”、“スマホ”及び“予約”が、図3における制御区別のそれぞれ“現場”、“遠隔”及び“予定”に相当する。制御履歴作成部23は、走行時間及び走行距離のように、その機器独自の情報を制御履歴表示画面61に表示してもよい。さらに、見守り者が“>”ボタン62を押下すると、制御履歴作成部23は、例えば、図3の遠隔操作者等を表示する。
本実施形態の見守り装置の効果は以下の通りである。
(1)見守り装置は、機器に対する現場制御及び遠隔制御を区別して履歴を記憶し、遠隔制御を行う条件が満たされたことを判断できる。
(2)見守り装置は、被見守り者に遠隔制御の実行を予告することができる。
(3)見守り装置は、見守り者に遠隔制御の実行を報告することができる。
(4)見守り装置は、機器に対する予定に基づく制御を区別して履歴を記憶し、予定に基づく制御を行う条件が満たされたことを判断できる。
(5)見守り装置は、ロボット掃除機等の家電機器を制御対象とすることができる。
(付記1)
現場制御及び遠隔制御がともに可能である機器を特定する情報に関連付けて、前記機器に対する制御内容、並びに、前記現場制御及び前記遠隔制御の区別が時系列で書き込まれた制御履歴情報を監視することによって、前記遠隔制御が可能となる条件が前記機器ごと、かつ、前記制御内容ごとに書き込まれた制御条件情報における前記条件が満たされたか否かを判断する見守り部と、
前記条件が満たされると、前記満たされた条件に対応する機器に対して、前記満たされた条件に対応する制御内容の制御信号を送信する通信処理部と、
を備えることを特徴とする見守り装置。
ネットワークを介して住居外の端末と通信し、該端末によって住居内の機器を制御可能にさせる見守り装置であって、
現場制御又は前記端末からの遠隔制御の何れによって前記機器が制御されたか区別可能に制御履歴情報を作成する見守り装置。
ネットワークを介して住居内の機器を遠隔制御可能で、
前記機器の制御条件と制御内容とを含む制御条件情報を受け付け、
該制御条件が満たされた後、該制御内容の実行の予告を通知する被見守り者端末装置。
前記予告に対して、制御内容を不許可にする応答が可能な付記3に記載の被見守り者端末装置。
現場制御又は遠隔制御のどちらによって前記機器が制御されたかが区別可能な制御履歴情報を取得可能な付記3又は4に記載の被見守り者端末装置。
付記4に記載の被見守り者端末装置を有する見守りシステムであって、
ネットワークを介して前記住居外から前記機器を遠隔制御可能で、前記機器の制御条件と制御内容とを含む制御条件情報を受け付ける見守り者端末装置を有し、
設定された制御条件情報を満たしたことで前記機器が制御された報告を、該制御条件情報を設定した端末装置以外にもするか否かを、前記被見守り者端末装置から選択可能な見守りシステム。
付記4に記載の被見守り者端末装置を有する見守りシステムであって、
ネットワークを介して前記住居外から前記機器を遠隔制御可能で、前記機器の制御条件と制御内容とを含む制御条件情報を受け付ける見守り者端末装置を有し、
前記見守り者端末装置によって設定された制御条件が満たされ、かつ、該見守り者端末装置から該制御内容を実行させる指示を受け付けると、前記被見守り者端末装置に前記予告が通知される見守りシステム。
現場制御又は遠隔制御のどちらによって前記機器が制御されたかが区別可能な制御履歴情報を取得可能な付記6又は7に記載の見守りシステム。
付記6乃至8の何れか一項に記載の見守りシステムに含まれる機器であって、
電源のON/OFFに関係して当該機器に配された無線通信部の電源がON/OFFし、
現在時刻に係る情報を取得可能であり、
現在時刻がある時刻以降、かつ、任意で他の条件を満たした後、特定の制御内容を実行する旨の指示を受けた場合、現在時刻が該ある時刻になるまでに当該機器の電源及び/又は前記無線通信部の電源をONにするタイマを作動させる機器。
ネットワークを介して被見守り者端末装置から住居内の機器を遠隔制御可能にさせるプログラムであって、
前記機器の制御条件と制御内容とを含む制御条件情報を入力させる画面を前記被見守り者端末装置に表示させ、
入力された該制御条件情報を前記被見守り者端末装置から送信させ、
該制御条件が満たされた後、該制御内容の実行の予告を前記被見守り者端末装置から出力させるプログラム。
ネットワークを介して住居内の機器を遠隔制御可能で、
前記機器の制御条件と制御内容とを含む制御条件情報を受け付け、
該制御条件が満たされた後、該制御内容の実行の予告を通知する見守り者端末装置プログラムを被見守り者端末装置に頒布するステップと、
ネットワークを介して前記住居外から前記機器を制御可能で、前記機器の制御条件と制御内容とを含む制御条件情報を受け付ける被見守り者端末装置プログラムを見守り者端末装置に頒布するステップと、を有し、
次のA又はBを有する見守りシステムの構築方法。
A 設定された制御条件情報を満たしたことで前記機器が制御された場合にその旨の報告を通知可能で、
該制御条件情報を設定した端末装置以外にも該報告を通知するか否かを、前記被見守り者端末装置から選択させる。
B 前記見守り者端末装置によって設定された制御条件が満たされ、かつ、該見守り者端末から該制御内容を実行させる指示を受付けると、前記被見守り者端末装置に前記予告が通知される。
2 ネットワーク
11 中央制御装置
12 入力装置
13 出力装置
14 主記憶装置
15 補助記憶装置
16 通信装置
21 見守り部
22 制御条件管理部
23 制御履歴作成部
24 通信処理部
31 制御履歴情報
32 制御条件情報
Claims (9)
- ネットワークを介して住居内の機器を遠隔制御可能で、
前記機器に対して行われる制御内容と、前記制御内容が前記機器に対して行われるための条件となる事象である制御条件とを含む制御条件情報を受け付け、
該制御条件が満たされた後、該制御内容の実行の予告を被見守り者に通知する、被見守り者が携帯する被見守り者端末装置。 - 前記予告に対して、制御内容を不許可にする応答が可能な請求項1に記載の被見守り者端末装置。
- 現場制御又は遠隔制御のどちらによって前記機器が制御されたかが区別可能な制御履歴情報を取得可能な請求項1又は2に記載の被見守り者端末装置。
- 請求項2に記載の被見守り者端末装置を有する見守りシステムであって、
ネットワークを介して住居外から前記機器を遠隔制御可能で、前記機器に対して行われる制御内容と、前記制御内容が前記機器に対して行われるための条件となる事象である制御条件とを含む制御条件情報を受け付ける見守り者端末装置を有し、
設定された制御条件情報を満たしたことで前記機器が制御された報告を、該制御条件情報を設定した端末装置以外にもするか否かを、前記被見守り者端末装置から選択可能な見守りシステム。 - 請求項2に記載の被見守り者端末装置を有する見守りシステムであって、
ネットワークを介して住居外から前記機器を遠隔制御可能で、前記機器に対して行われる制御内容と、前記制御内容が前記機器に対して行われるための条件となる事象である制御条件とを含む制御条件情報を受け付ける見守り者端末装置を有し、
前記見守り者端末装置によって設定された制御条件が満たされ、かつ、該見守り者端末装置から該制御内容を実行させる指示を受け付けると、前記被見守り者端末装置に前記予告が通知される見守りシステム。 - 現場制御又は遠隔制御のどちらによって前記機器が制御されたかが区別可能な制御履歴情報を取得可能な請求項4又は5に記載の見守りシステム。
- 請求項4乃至6の何れか一項に記載の見守りシステムに含まれる機器であって、
電源のON/OFFに関係して当該機器に配された無線通信部の電源がON/OFFし、
現在時刻に係る情報を取得可能であり、
現在時刻がある時刻以降、かつ、任意で他の条件を満たした後、特定の制御内容を実行する旨の指示を受けた場合、現在時刻が該ある時刻になるまでに当該機器の電源及び/又は前記無線通信部の電源をONにするタイマを作動させる機器。 - ネットワークを介して、被見守り者が携帯する被見守り者端末装置から住居内の機器を遠隔制御可能にさせるプログラムであって、
前記機器に対して行われる制御内容と、前記制御内容が前記機器に対して行われるための条件となる事象である制御条件とを含む制御条件情報を入力させる画面を前記被見守り者端末装置に表示させ、
入力された該制御条件情報を前記被見守り者端末装置から送信させ、
該制御条件が満たされた後、該制御内容の実行の予告を前記被見守り者端末装置から出力させるプログラム。 - ネットワークを介して住居内の機器を遠隔制御可能で、
前記機器に対して行われる制御内容と、前記制御内容が前記機器に対して行われるための条件となる事象である制御条件とを含む制御条件情報を受け付け、
該制御条件が満たされた後、該制御内容の実行の予告を被見守り者に通知する見守り者端末装置プログラムを、被見守り者が携帯する被見守り者端末装置に頒布するステップと、
ネットワークを介して住居外から前記機器を制御可能で、前記制御条件情報を受け付ける被見守り者端末装置プログラムを見守り者端末装置に頒布するステップと、を有し、
次のA又はBを有する見守りシステムの構築方法。
A 設定された制御条件情報を満たしたことで前記機器が制御された場合にその旨の報告を通知可能で、
該制御条件情報を設定した端末装置以外にも該報告を通知するか否かを、前記被見守り者端末装置から選択させる。
B 前記見守り者端末装置によって設定された制御条件が満たされ、かつ、該見守り者端末から該制御内容を実行させる指示を受付けると、前記被見守り者端末装置に前記予告が通知される。
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