JP7280598B2 - 電子錠 - Google Patents
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Description
[1-1.構成]
図1、2を参照して、本実施形態の電子錠を説明する。説明のために本実施形態の電子錠は、既存のシリンダーとサムターンとを組み合わせた錠に代えて後付けした電子錠とする。既存のシリンダーとサムターンとを組み合わせた錠は、デッドボルトとラッチボルトを備えるケースを有している。
図3は、電子錠本体3内部の制御部の機能を示す機能ブロック図である。制御部20は、モータに開錠指令及び施錠指令を出力する開錠/施錠指令部21を備える。
図4は、アタッチメントの構成を示す平面図である。アタッチメント8は、裏蓋5より一回り小さい板状の部材である。図5に示すように、アタッチメント8は、左右に1つずつのターン部6の回転軸が貫通する回転軸孔8aを有する。1つの回転軸孔8aの周囲には、6つのネジ孔8bが設けられる。ネジ孔8bに、アタッチメント8の固定用のネジが挿入され、固定用のネジがケース側のネジ穴にねじ込まれることにより、アタッチメント8が固定される。ネジ孔8bは、ケース側のネジ穴と対応した位置に設けられる。一般的なケースには、サムターンを固定するためのネジ穴が設けられていて、サムターン用取り付けネジでサムターンをケースに対して固定している。ケースのネジ穴の位置はケースの製造メーカ毎により位置が異なっており、ネジ孔8bはメーカ毎に異なる位置あるネジ穴に対応する位置にそれぞれ設けられる。つまり、図4においては、ネジ孔8bの数を6としたが、数は6に限らず、他の個数でも良いのは言うまでもない。アタッチメント8に設けられた何れかのネジ孔8bを用いることで、ケースに設けられたサムターン用のネジ穴を流用してアタッチメント8を扉に対して固定することが可能となる。
図5を参照し、電子錠本体3の扉への固定方法について説明する。アタッチメント8を用いて扉に裏蓋5を固定する。そして、裏蓋5に対して電子錠本体3を固定することで、電子錠本体3が扉に対して固定される。
以上のような構成を有する本実施形態の電子錠では、電子錠本体3を垂直方向及び水平方向に固定する際にも1つのアタッチメント8を用いる。前述の通り、アタッチメント8は、各種のサムターン用のネジ穴に対応する孔と孔の組み合わせを2組有している。それぞれの組は、90゜回転した位置関係になっているので、いずれかの組を使用することで、アタッチメント8を縦位置と横位置に固定することができる。
(1)電子錠本体3は、ターン側カバー2aと電源側カバー2bとをボタン4を中心に対称に配置する。そのため、例え電子錠本体3を上下さかさまに扉に固定したとしても、デザイン上の違和感が無いことはもちろんのこと、使い勝手の変わらない電子錠を提供することが可能となる。また、例えば、図7に示すように、ドアノブNや扉表面の凹凸を避けて電子錠本体3を水平方向に固定した場合にでも、同様にデザイン上の違和感のない、使い勝手に優れた電子錠を提供することが可能となる。
次に、本発明に係る車載機器の第2の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。第1の実施形態と同一構成及び同一機能については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態では、ターン側カバー2aと電源側カバー2bの形状を一部変更したものである。すなわち、ターン側カバー2aにターン部6の先端部が貫通する貫通孔10を設け、電源側カバー2bに固定用ネジ孔13を設けたものである。
本実施形形態の構成を有する電子錠では、図8(a)に示すように、ターン側カバー2aを固定した場合に、貫通孔10よりターン部6の先端部が露出する。
次に、本発明に係る車載機器の第3の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。第1の実施形態と同一構成及び同一機能については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図9に示すように、本実施形態では、電子錠本体3に開閉検出用センサ13aを追加した構成である。開閉検出用センサ13aは、扉枠側に設置される開閉検出用センサ13bと対のセンサであり、2つのセンサにより扉の開閉の検出を行う。
図11は、本実施形態の制御部の機能を示す機能ブロック図である。本実施形態の制御部20には、扉開閉判定部24を新たに設ける。そして、制御部20がモータ23に対して開錠指令を出力する際の条件として、扉開閉判定部24の扉が閉まっているとの判定を用いる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態も包含する。また、本発明は、上記の実施形態を全て又はいずれかを組み合わせた形態も包含する。さらに、これらの実施形態を発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができ、その変形も本発明に含まれる。
2a…ターン側カバー
2b…電源側カバー
3 …電子錠本体
4 …ボタン
5 …裏蓋
6 …ターン部
7 …蓋
8 …アタッチメント
8a…回転軸孔
8b…ネジ孔
10…貫通孔
12…設定ボタン
12…段差チップ
13…ネジ穴
13a…開閉検出用センサ
13b…開閉検出用センサ
20…制御部
21…開錠/施錠指令部
22…受信部
23…モータ
24…扉開閉判定部
Claims (8)
- 電力を用いて錠の開閉を行う電子錠であって、
回転軸を回動させ、施錠位置と開錠位置とにデッドボルトをスライドさせるターン部と、
錠の開閉に必要な電力の供給を行う電源となる電力供給部と、
前記ターン部を回転させ、施錠及び開錠を切り替えるボタンと、
前記ターン部を覆うターン側カバーと、
前記電力供給部を覆う電源側カバーと、
を備え、
電子錠本体の前記ボタンが配置される面に、前記ターン側カバーと前記電源側カバーとが固定され、
前記ターン側カバーと前記電源側カバーは、前記ボタンを中心に対称であることを特徴とする電子錠。 - 前記電子錠の本体を、前記ターン部の回転軸の軸方向が扉の表面に対して垂直となるように固定するためのアタッチメントを有し、
前記アタッチメントには、前記電子錠本体を扉の高さ方向に沿うように取り付ける際に用いるネジ孔のグループと、
前記電子錠本体を扉の幅方向に沿うように取り付ける際に用いるネジ孔のグループと、
が設けられることを特徴とする請求項1に記載の電子錠。 - 前記電子錠本体は、
扉に対して固定する際に扉と対向する固定面を備え、
前記ターン側カバーと前記電源側カバーは、
前記固定面と平行にスライドすることで、前記電子錠本体に対して固定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子錠。 - 前記ターン側カバーと前記電源側カバーの形状は、同一であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の電子錠。
- 前記ターン部は、前記電子錠本体の表面から露出する先端部を備え、
前記ターン側カバーは、前記先端部が露出する貫通孔を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の電子錠。 - 前記電源側カバーは、いたずら防止ネジにより前記電子錠本体に固定されることを特徴とする請求項5に記載の電子錠。
- 前記電子錠本体に固定された電源側カバーの内部には、前記電子錠の設定を変更する設定ボタンが配置されることを特徴とする請求項6に記載の電子錠。
- 扉の開閉を検出する開閉検出用センサと、
前記開閉検出用センサに基づいて扉の開閉を判定する扉開閉判定部を更に備え、
前記扉開閉判定部は前記扉が閉まっていると判定した場合に、施錠を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の電子錠。
Priority Applications (1)
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JP2019070310A JP7280598B2 (ja) | 2019-04-02 | 2019-04-02 | 電子錠 |
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JP2019070310A JP7280598B2 (ja) | 2019-04-02 | 2019-04-02 | 電子錠 |
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JP2020169448A JP2020169448A (ja) | 2020-10-15 |
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Family
ID=72746559
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JP2019070310A Active JP7280598B2 (ja) | 2019-04-02 | 2019-04-02 | 電子錠 |
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JP (1) | JP7280598B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014037747A (ja) | 2012-08-20 | 2014-02-27 | Miwa Lock Co Ltd | プッシュプル型電気錠 |
JP2014084696A (ja) | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Honda Lock Mfg Co Ltd | 住宅用ドアの電気錠装置 |
JP2018204393A (ja) | 2017-06-08 | 2018-12-27 | 美和ロック株式会社 | 第1の電気錠および第2の電気錠の施錠および解錠の少なくとも一方を実行する方法、電気錠セット、および、上記の方法を実行する携帯型端末のためのアプリケーションプログラム |
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2019
- 2019-04-02 JP JP2019070310A patent/JP7280598B2/ja active Active
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