JP7274281B2 - Fireproof fittings - Google Patents
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Description
本発明は、回転体および建具に関する。 The present invention relates to rotating bodies and fittings.
近年、建築物のバリアフリー化の推進等により、扉の大開口化が求められている。扉が大開口化した場合には比例して障子の重量が増加するため、戸車への負荷が増大している。戸車が大重量の障子を支える場合には、使用に伴って次第に表面が大きく摩耗、剥離あるいは変形し、扉の開閉に支障をきたす恐れがある。 In recent years, due to the promotion of barrier-free buildings, etc., there is a demand for large door openings. When the door has a large opening, the weight of the shoji increases proportionally, increasing the load on the door rollers. When the door roller supports a heavy shoji, the surface of the door may be greatly worn, peeled off or deformed as the door is used, which may hinder the opening and closing of the door.
従来、耐荷重向上にあたり、戸車の径の拡大や、戸車の数を増やすといった方策がとられていた(例えば、特許文献1を参照)。しかしながらいずれの場合にも、扉の設計仕様や戸車の使用形態に合わせて框を金型から製作する必要があるなど、量産化の面でコストが増大するという問題があった。
Conventionally, measures such as increasing the diameter of door rollers and increasing the number of door rollers have been taken to improve the load resistance (see
さらに、長期使用にあたり、戸車のような回転体には耐摩耗性が求められる。回転体と接触体との間の摩擦係数が大きければ回転体の摩耗も大きくなり、摩耗が進むと回転体は変形して開閉に支障をきたすほか、径の縮小によって強度不足となり亀裂や破損を引き起こす恐れがある。さらに、摩耗した回転体はその表面に凹凸が形成されるほか、生成した摩耗粉が凝集して残存する結果、さらに摩擦係数が大きくなりシビアな摩耗が発生してしまう。 Furthermore, for long-term use, a rotating body such as a door roller is required to have wear resistance. If the coefficient of friction between the rotating body and the contacting body is large, the wear of the rotating body will also increase. As the wear progresses, the rotating body will deform and interfere with opening and closing. may cause it. Furthermore, the worn rotating body has irregularities on its surface, and the generated abrasion dust aggregates and remains.
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、回転体の表面にすべり剤をコーティングすることによって摩耗を抑制し、回転体の耐久性を向上させることを目的とする。 The present invention has been made in view of the above, and an object of the present invention is to suppress wear by coating the surface of the rotating body with a slipping agent, thereby improving the durability of the rotating body.
(1)本発明は、本体部と、前記本体部の表面にフッ素樹脂からなるすべり層と、を有して構成され、接触する物体を転動により円滑に移動可能にする、回転体を提供する。 (1) The present invention provides a rotating body comprising a main body and a sliding layer made of fluororesin on the surface of the main body, and capable of smoothly moving an object in contact with the rotating body by rolling. do.
(2) (1)の発明において、前記フッ素樹脂は、PTFEまたはETFEを含んで構成されることが好ましい。 (2) In the invention of (1), the fluororesin preferably contains PTFE or ETFE.
(3) (1)または(2)の発明において、前記すべり層は、少なくとも前記回転体と、前記物体と、の接触面に形成されることが好ましい。 (3) In the invention (1) or (2), it is preferable that the sliding layer is formed at least on the contact surface between the rotating body and the object.
(4) (1)~(3)の発明において、前記すべり層は、前記本体部と、の間に中間層を介して形成されることが好ましい。 (4) In the inventions (1) to (3), it is preferable that the sliding layer is formed between the main body and the intermediate layer.
(5) (1)~(4)の発明において、前記中間層は、アクリル樹脂またはエポキシ樹脂であることが好ましい。 (5) In the inventions (1) to (4), the intermediate layer is preferably made of acrylic resin or epoxy resin.
(6) また本発明は、(1)~(5)に記載の回転体を有する、建具を提供する。 (6) The present invention also provides fittings having the rotating body according to (1) to (5).
本発明によれば、回転体の表面にすべり剤をコーティングすることによって摩耗を抑制し、回転体の耐久性が向上する。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, abrasion is suppressed by coating a slip agent on the surface of a rotating body, and the durability of a rotating body improves.
以下、本発明の実施形態の一例について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。 An example of an embodiment of the present invention will be described below, but the present invention is not limited to this.
図1は、本実施形態の防火戸10を示す図である。図2は、本実施形態の防火戸10の縦断面図である。
本実施形態の防火戸10は、戸車1と、障子2と、レール3と、戸枠4と、を有して構成される。戸車1は、障子2の下端部かつレール3上に配置され、障子2の移動に伴ってレール3上を転動することで、障子2とレール3との間で発生する摩擦を低減し、防火戸10の開閉を円滑にする。
FIG. 1 is a diagram showing a
The
障子2は、下框21と、上框22と、2つのたて框23と、を有する。4つの框で例えばガラス板を囲うように組み立てることで、障子2が構成される。なお、図2に示す本実施形態の防火戸10に係る縦断面図は単層ガラス戸を示しているが、複層ガラス戸であってもよい。
The
本実施形態の防火戸10は、部材が高温になったり、部材の隙間から火炎が貫通したりすることを防止するため、各部材の表面部および部材間に加熱発泡材を配置されており、断熱および遮炎が可能となっている。加熱発泡材としては、EP(エポキシ樹脂)やPVC(ポリ塩化ビニル)等を用いることができる。通常、PVCよりもEPの方が発泡温度が低く、EPは火災初期に発泡を開始し、PVCはEPよりも後に発泡を開始する。
In the
図3および4は、本実施形態の戸車1および取付具24を表す図である。
図3に示すように、戸車1は、2つの外輪部14と、2つの外輪部14を連結する軌道部15と、外輪部14および軌道部15を貫通し、戸車1の転動における回転軸となる軸孔部16を有して構成される。戸車1は軸孔部16において、図4に示す回動軸部25を有する取付具24を介して、障子2の下端部に配置される下框21に転動可能に連結されることで、障子2に取り付けられる。戸車1は軌道部15においてレール3と接触し、障子2の移動に伴ってレール3上を転動することで、障子2の移動を円滑にする。
3 and 4 are diagrams showing the
As shown in FIG. 3, the
なお図3に示す本実施形態の戸車1は、軌道部15の径は外輪部14の径よりも小さく、軌道部15はレール3の有する凸部に接触して転動するが、戸車の形状はこれに限定されるものではない。例えば軌道部の径は外輪部の径よりも大きく、軌道部はレールの有する凹部に接触して転動するものであってもよい。
Note that in the
図5は、本実施形態の戸車1の断面の構成を模式的に表す図である。
本実施形態の戸車1は、少なくともレール3との接触面にフッ素樹脂を含んで構成されるすべり層13を有し、さらにすべり層13は本体部11と、の間に中間層12を介して構成される。本実施形態の本体部11はPPSによって構成されるが、本体部を構成する材料としては特に限定されず、従来戸車に使用されているPOM(ポリアセタール樹脂)やPEEK(ポリエーテルエーテルケトン),PPS(ポリフェニレンサルファイド)等の樹脂材料等を用いることができる。
FIG. 5 is a diagram schematically showing the configuration of the cross section of the
The
戸車1は、表面にすべり層13を有することにより、戸車1とレール3の間のすべり性が向上して摩擦係数が小さくなるため、戸車1の摩耗が低減される。すべり層13としては例えば、フッ素樹脂を含んで構成されることが好ましい。
詳しくは、フッ素樹脂は乾式のすべり剤として作用し、戸車1とレール3の間の摩擦を低減する。また、摩耗により生じるフッ素樹脂の摩耗粉は凝集しにくく、ナノスケールの微粒子として残存するため、凝集した摩耗粉と比較して摩擦係数を増大させにくい。さらに、フッ素樹脂摩耗粉の微粒子は樹脂製の本体部11または中間層12に吸着しやすく、摩耗後も戸車に再付着してすべり剤として作用し、摩擦低減効果を維持できる。
The sliding
Specifically, the fluororesin acts as a dry slip agent to reduce friction between the
また中間層12は、すべり層13の密着性を向上させるため、すべり層13の剥離を防止する。中間層12を構成する物質としては、本体部11とすべり層13の密着性を向上させるものであれば特に限定されないが、アクリル樹脂またはエポキシ樹脂であれば確実に密着性を向上させることができる。
Further, the
すべり層13は、戸車1とレール3の間のすべり性を向上させるものであれば限定されないが、好ましくはフッ素樹脂を含んで構成される。フッ素樹脂は良好なすべり性を示すため、戸車1の外周面に塗布されることで、戸車1とレール3との間の摩擦係数が小さくなる。フッ素樹脂としては特に限定されないが、PTFEやETFEが良好なすべり性を示すため、好ましく用いられる。
The sliding
またすべり層13は、焼付塗装法によって形成されることが好ましい。例えば戸車1にフッ素樹脂を配合することによっても高いすべり性は得られるが、戸車1の外周にすべり層を塗布することにより形成し、摩耗部位のみにフッ素樹脂を使用することで、戸車1の機械的強度を維持しつつ、最小限のフッ素樹脂の使用で高いすべり性が得られる。
Moreover, the sliding
さらに、すべり層13の膜厚は、10~25μmであることが好ましい。この範囲であれば、後述する摺動摩耗試験において良好な耐摩耗性を発揮できる。
Furthermore, the film thickness of the sliding
ここで、PPSは耐熱性を有する材料であり、例えば防火戸に用いることで、耐熱性が高く、火災時において信頼性の高い防火戸を構成することができる。従来PPSは耐摩耗性に乏しいために大重量の防火戸に適用することは困難であったが、本発明によりPPSの戸車の表面にフッ素樹脂を塗装することで耐摩耗性が向上し、大重量の防火戸にも十分に適用可能となる。 Here, PPS is a material having heat resistance, and by using it for a fire door, for example, it is possible to construct a fire door with high heat resistance and high reliability in the event of a fire. In the past, PPS had poor wear resistance and was difficult to apply to heavy fire doors. It is fully applicable to heavy fire doors.
従来の防火戸としては、非防火用の部材に上述の加熱発泡材を使用する構成が一般的であった。本実施形態の防火戸10は部位によって耐熱性の高い部材を用いるとともに、さらに断熱用の加熱発泡材を併用して構成されている。これにより防火性能がより安定化し、また従来に比べ加熱発泡材の使用量を削減することができる。
A conventional fire door generally has a structure in which the above-described heated foam material is used as a non-fireproof member. The
防火戸10は、表面にすべり層13を有する戸車1のほか、振れ止め等、上下框、たて框用の枠と対向する部位に取付く部品には、ナイロンまたは塩化ビニル以上の難燃性を示すものを用いている。さらにガラス用封止材と、ガスケット(またはシール)についても耐熱性の高いシリコンやCR(クロロプレンゴム)が用いられる。
The
図6は、本実施形態の防火戸10の戸車調整孔26を表す図である。
上述の加熱発泡材は、可燃物の溜まりやすい下枠と下框あるいは戸車との間に配置され、火炎の貫通を防止している。また貫通孔となる戸車調整孔26付近においては、たて框よりも温度の高くなりやすい下框側に加熱発泡材が配置される。さらに、上框に配置される加熱発泡材は、下框に配置される加熱発泡材よりも燃えにくい材料が用いられる。
FIG. 6 is a diagram showing the door
The above-mentioned heating foam material is arranged between the lower frame and the lower frame or the door roller, where combustible materials tend to accumulate, and prevents the flame from penetrating. In addition, in the vicinity of the door
図7A~Wは、本実施形態の防火戸10における加熱発泡材の配置を示す図である。
図7A~Wに示すように、防火戸10の各部位001~014には加熱発泡材100が配置される。これにより、部材の温度を上昇しにくくすると同時に、火炎の貫通を防止し、防火戸10の耐火性能が向上する。以下、図7A~Wについて詳細に説明する。
7A-W are diagrams showing the arrangement of the heating foam material in the
As shown in FIGS. 7A to 7W, a heating foam material 100 is arranged in each
図7Aおよび図7Bはそれぞれ、複層ガラスおよび単層ガラス戸の、(a)戸枠部分における加熱発泡材取付図、(b)障子部分における加熱発泡材取付図、(c)縦断面図および(d)横断面図である。
図7Aおよび図7Bのいずれについても、(c)において外周の矩形は戸枠4を表し、矩形中央の縦線は防火戸10が閉まった状態での2つの障子2の境界位置(召合せ位置)を表す。また戸枠内の2つの矢印は、2つの引き違い式の障子2をそれぞれ開ける方向を表す。さらに(d)において2つの矩形は2つの障子2を表し、障子2内の矢印は、2つの障子2をそれぞれ開ける方向を表す。(c)及び(d)において示す部位001~014に、加熱発泡材100が配置される。
7A and 7B, respectively, of double-glazed glass and single-glazed glass door, (a) heating foam installation diagram in door frame part, (b) heating foam installation diagram in shoji part, (c) longitudinal sectional view and (d) It is a cross-sectional view.
7A and 7B, in (c), the outer rectangle represents the
図7C~図7Wは、図7Aおよび図7Bに示す加熱発泡材100が取付けられる各部位001~014をそれぞれ示す図である。図7C~図7Wにはいずれも、各部位001~014の(a)戸枠4または障子2のどの部分に位置するかを示す模式図および(b)戸枠4または障子2の一部分を示す上(側)面図、縦(横)断面図および取付部品の斜視図を示している。なお図中に示す寸法数値の単位はmm(ミリメートル)である。また図7I、図7M、図7N、図7Tおよび図7Uについては、(c)図に部材の構成の変形例を示している。
なお、2つの障子2は室内側か室外側か、配置によってそれぞれ形状が異なるため、室内側のものを内障子201、室外側のものを外障子202とする。
Figures 7C-7W are diagrams showing respective portions 001-014 to which the heating foam material 100 shown in Figures 7A and 7B is attached. 7C to 7W are schematic diagrams showing which part of the
Since the two
加熱発泡材100の取付手段については特に限定されず、戸枠4や障子2に直接取り付けられてもよいし、例えば振れ止めや外れ止めといった部品に貼り付けられたのち、当該部品を戸枠4や障子2に取り付けることによって、間接的に取り付けられてもよい。あるいは戸枠4や障子2およびその他の部品によってかしめられることによって取り付けられてもよい。
The means for attaching the heating foam material 100 is not particularly limited, and it may be attached directly to the
表1に、部位001~014の詳細な位置や加熱発泡材100の材質および取付手段について示す。
Table 1 shows the detailed positions of the
図7Cに示すように、部位001は戸枠4の下部中央に位置する。加熱発泡材100が貼り付けられた樹脂部品0011を戸枠4に取り付けることで、部位001に加熱発泡材100が取り付けられる。
As shown in FIG. 7C, the
図7Dに示すように、部位002は戸枠4の下部、内障子201側に位置する。加熱発泡材100は部位002に貼り付けられた後、さらに部品0021および部品0022で押さえられて固定される。
As shown in FIG. 7D, the
図7Eに示すように、部位003は外障子202の、下框21と戸枠4との境界部に、下框の全長にわたって位置する。加熱発泡材100は下框21にかしめられて固定される。
As shown in FIG. 7E, the
図7Fおよび図7Kに示すように、部位004は障子2の下框21とガラスとの境界部に位置する。加熱発泡材100は部位004に貼り付けられた後、さらに部品0041で押さえられて固定される。図7Fは外障子202への、図7Kは内障子201への取付位置を示す。
As shown in FIGS. 7F and 7K, the
図7Gに示すように、部位005は外障子202における下框21の小開口部0051裏側に位置する。加熱発泡材100は接着により取り付けられる。
As shown in FIG. 7G, the
図7Hに示すように、部位006は外障子202における下框21のサブロック0061裏側に位置する。加熱発泡材100は接着により取り付けられる。
As shown in FIG. 7H, the
図7I、図7J、図7Jおよび図7Mに示すように、部位007は障子2の下框21両端部に位置する。本実施形態において加熱発泡材100は接着により取り付けられるが、さらに部品0071または/および部品0072で押さえられて固定されてもよい。図7Iおよび図7Lは複層ガラス戸における外障子202および内障子201への、図7Jおよび図7Mは単層ガラス戸における外障子202および内障子201への取付位置を示す。図7Iおよび図7Mの下框21については、(c)図に示すように加熱発泡材100両側に配置されていてもよい。
As shown in FIGS. 7I, 7J, 7J, and 7M, the
図7Nおよび図7Qに示すように、部位008は障子2の召合せ側のたて框23と、ガラスとの境界部に位置する。本実施形態において加熱発泡材100は接着により取り付けられるが、さらに部品0081で押さえられて固定されてもよい。図7Nは外障子202への、図7Qは内障子201への取付位置を示す。図7Nのたて框23については、例えば(c)図に示すような形状であってもよい。
As shown in FIGS. 7N and 7Q, the
図7Oに示すように、部位009は外障子202における召合せ側のたて框23の煙返し部に、煙返し部の全長にわたって位置する。加熱発泡材100はたて框23にかしめられて固定される。
As shown in FIG. 7O, the
図7Pに示すように、部位010は外障子202における召合せ側のたて框23の下部に位置する。加熱発泡材100が貼り付けられた部品0101をたて框23に取り付けることで、部位010に加熱発泡材100が取り付けられる。
As shown in FIG. 7P, the
図7Rに示すように、部位011は内障子201における召合せ側のたて框23の気密材横に位置する。加熱発泡材100はたて框23にかしめられて固定される。
As shown in FIG. 7R, the
図7Sに示すように、部位012は内障子201における召合せ側のたて框23の気密材横に位置する。加熱発泡材100が貼り付けられた部品0121をたて框23に取り付けることで、部位010に加熱発泡材100が取り付けられる。
As shown in FIG. 7S, the
図7Tおよび図7Uに示すように、部位013は障子2の戸先側のたて框23に、たて框23の全長にわたって位置する。加熱発泡材100はたて框23にかしめられて固定される。図7Tは外障子202への、図7Uは内障子201への取付位置を示すたて框23については、例えば図7Tおよび図7Uの(c)図に示すような形状であってもよい。
As shown in FIGS. 7T and 7U, the
図7Vおよび図7Wに示すように、部位014は障子2の戸先側のたて框23の下部に位置する。加熱発泡材100が貼り付けられた部品0141をたて框23に貼り付けることで、部位014に加熱発泡材が取り付けられる。図7Vは外障子202への、図7Wは内障子201への取付位置を示す。
As shown in FIGS. 7V and 7W, the
また防火戸10は、ガラスの落下を防止するための保持金具を有しており、保持金具は戸の強度向上にも寄与している。さらに、外下框に配置した外れ止めはU字形状にすることで、下框に加工を発生させずに加熱発泡材を配置可能としている。
Moreover, the
以下、本発明の戸車の耐摩耗性について、実施例および比較例に基づいて詳細に説明する。 Hereinafter, the wear resistance of the door roller of the present invention will be described in detail based on examples and comparative examples.
[摩耗試験]
本発明の戸車を構成する材料として、POM,PEEK,PPS,フッ素配合PPSおよびフッ素樹脂塗装PPSからなる試験片について、往復摺動試験機(HEIDON-14特 新東科学社製)および表面粗さ計(サーフコム130A 東京精密社製)を用いて、繰り返し摺動することにより摩耗試験を行った。また、フッ素樹脂塗装PPSについて、塗装膜厚および中間層の有無を変更して試験を行い、膜厚の違いによる耐摩耗性への影響を評価した。
[Abrasion test]
Test pieces made of POM, PEEK, PPS, fluorine-blended PPS, and fluororesin-coated PPS were tested with a reciprocating sliding tester (HEIDON-14 Toku, manufactured by Shinto Kagaku Co., Ltd.) as materials constituting the door rollers of the present invention. A wear test was performed by repeated sliding using a meter (Surfcom 130A, manufactured by Tokyo Seimitsu Co., Ltd.). In addition, the fluororesin-coated PPS was tested by changing the coating film thickness and the presence or absence of the intermediate layer to evaluate the effect of the difference in film thickness on wear resistance.
[碁盤目試験]
実施例1~4について、JIS K 5400に基づいて碁盤目試験を行い、フッ素樹脂塗装の戸車への密着性について評価を行った。
[Cross-cut test]
For Examples 1 to 4, a cross-cut test was performed based on JIS K 5400 to evaluate the adhesion of the fluororesin coating to door rollers.
耐摩耗性試験の試験条件は次のとおりである。
<試験条件>
荷重:250gf
速度:6000mm/min(70cpm)
ストローク:43mm
摺動回数:10000回
相手材:φ10mm SUJ-2球
評価:10000回または摩擦係数が1.0に上昇するまでの回数の摺動にともなう摩擦係数の推移を測定。また、10000回摺動後の試験片の摩耗深さを表面粗さ計にて測定。
The test conditions for the wear resistance test are as follows.
<Test conditions>
Load: 250gf
Speed: 6000mm/min (70cpm)
Stroke: 43mm
Number of times of sliding: 10000 times Mating material: φ10 mm SUJ-2 ball Evaluation: Measure the transition of the coefficient of friction accompanying sliding 10000 times or the number of times until the coefficient of friction rises to 1.0. Also, the wear depth of the test piece after sliding 10,000 times was measured with a surface roughness meter.
<実施例1>
実施例1として、PPSの表面にエポキシ樹脂を含んだ中間層と、さらに中間層の上にフッ素樹脂としてPTFEを含む、塗装膜厚20μmのすべり層と、を形成した試験片を作成し、上述の方法にて耐摩耗性試験を行った。
<Example 1>
As Example 1, a test piece was prepared by forming an intermediate layer containing an epoxy resin on the surface of PPS, and a sliding layer containing PTFE as a fluorine resin and having a coating thickness of 20 μm on the intermediate layer. Abrasion resistance test was performed by the method of.
<比較例1>
比較例1として、POMからなる試験片を作成し、上述の方法にて耐摩耗性試験を行った。
<Comparative Example 1>
As Comparative Example 1, a test piece made of POM was prepared and subjected to an abrasion resistance test by the method described above.
<比較例2>
比較例2として、PEEKからなる試験片を作成し、上述の方法にて耐摩耗性試験を行った。
<Comparative Example 2>
As Comparative Example 2, a test piece made of PEEK was prepared and subjected to an abrasion resistance test by the method described above.
<比較例3>
比較例3として、PPSからなる試験片を作成し、上述の方法にて耐摩耗性試験を行った。
<Comparative Example 3>
As Comparative Example 3, a test piece made of PPS was prepared and subjected to an abrasion resistance test by the method described above.
<比較例4>
比較例4として、フッ素配合PPSからなる試験片を作成し、上述の方法にて耐摩耗性試験を行った。
<Comparative Example 4>
As Comparative Example 4, a test piece made of fluorine-containing PPS was prepared and subjected to an abrasion resistance test by the method described above.
<実施例2>
実施例2として、実施例1におけるフッ素樹脂の塗装膜厚を10μmとした試験片を作成し、上述の方法にて耐摩耗性試験を行った。
<Example 2>
As Example 2, a test piece was prepared by changing the coating film thickness of the fluororesin in Example 1 to 10 μm, and the abrasion resistance test was performed by the method described above.
<実施例3>
実施例3として、実施例1におけるフッ素樹脂の塗装膜厚を25μmとした試験片を作成し、上述の方法にて耐摩耗性試験を行った。
<Example 3>
As Example 3, a test piece was prepared by changing the coating film thickness of the fluororesin in Example 1 to 25 μm, and the abrasion resistance test was performed by the method described above.
<実施例4>
実施例4として、実施例1におけるフッ素樹脂の塗装膜厚を20μmとし、さらに中間層を形成しない試験片を作成し、上述の方法にて耐摩耗性試験を行った。
<Example 4>
As Example 4, the film thickness of the fluorine resin coating in Example 1 was changed to 20 μm, and a test piece was prepared without forming an intermediate layer, and the wear resistance test was performed by the method described above.
[結果]
<戸車の材料 実施例1、比較例1~4>
表2に、実施例1および比較例1~4における耐久摺動回数と、試験終了時における摩耗深さを示す。また図8に、各例における摺動回数の増加に伴う摩擦係数の推移を示す。
[result]
<Material of Door Roller Example 1, Comparative Examples 1 to 4>
Table 2 shows the number of endurance sliding cycles and wear depth at the end of the test in Example 1 and Comparative Examples 1 to 4. Also, FIG. 8 shows the transition of the coefficient of friction with an increase in the number of times of sliding in each example.
実施例1のフッ素樹脂塗装PPSは比較例1~4の材料に比べて耐久回数が大きく、摩擦係数の上昇についても緩やかな変化を示した。またPPSを用いた実施例1、比較例3および4の耐久回数について、フッ素樹脂塗装加工を施していないPPSは200回、フッ素樹脂を配合したPPSは8400回、フッ素樹脂を塗装したPPSは10000回以上の耐久回数を示し、フッ素樹脂の存在によりPPSの耐摩耗性が大きく向上し、特に焼付塗装によるすべり層形成が高い耐摩耗性向上効果を奏していた。 The fluororesin-coated PPS of Example 1 had a greater number of endurance times than the materials of Comparative Examples 1 to 4, and exhibited a moderate change in the increase in the coefficient of friction. In addition, the durability of the PPS of Example 1, Comparative Examples 3 and 4 was 200 times for the PPS not coated with the fluororesin, 8400 times for the PPS containing the fluororesin, and 10000 times for the PPS coated with the fluororesin. The wear resistance of the PPS was greatly improved by the presence of the fluororesin, and in particular, the sliding layer formed by baking coating had a high wear resistance improvement effect.
また、比較例4のフッ素樹脂を配合したPPSは比較的大きな耐久回数を示したものの、摩耗深さが大きかった。さらに、摩擦係数の上昇については緩やかであったことから、母材が削れることですべり性を維持していたものと考えられる。 Also, the PPS compounded with the fluororesin of Comparative Example 4 showed a relatively large number of endurance, but the depth of wear was large. Furthermore, since the increase in the coefficient of friction was gradual, it is considered that the slidability was maintained by scraping the base material.
<フッ素樹脂塗装膜厚と密着性 実施例1~4>
表3に、実施例1~4における20000回摺動後の摩耗深さと、碁盤目試験後の剥離の有無についての結果を示す。また図9に、各例における摺動回数の増加に伴う摩擦係数の推移を示す。
<Fluorine resin coating film thickness and adhesion Examples 1 to 4>
Table 3 shows the results of wear depth after 20,000 sliding cycles and the presence or absence of peeling after cross-cut test in Examples 1 to 4. Also, FIG. 9 shows the transition of the coefficient of friction with an increase in the number of times of sliding in each example.
中間層を有する実施例1~3については、フッ素樹脂の膜厚が小さい実施例2において耐摩耗性向上効果が小さく、深く摩耗していた。また中間層を有しない実施例4については母材および塗膜が硬いために摩耗深さが小さく高耐久の結果となったが、碁盤目試験において剥離が発生しており密着性が低いため、製造・輸送工程などにおいて衝突等の発生による剥離が懸念される。 Regarding Examples 1 to 3 having an intermediate layer, Example 2, in which the film thickness of the fluororesin was small, had a small effect of improving wear resistance, and was worn deeply. In Example 4, which does not have an intermediate layer, since the base material and the coating film are hard, the wear depth is small and the result is high durability. There is concern about peeling due to the occurrence of collisions, etc. in the manufacturing and transportation processes.
以上、本発明の回転体によれば、回転体の表面にすべり剤をコーティングすることによって摩耗を抑制し、回転体の耐久性を向上させることが可能となる。 As described above, according to the rotating body of the present invention, by coating the surface of the rotating body with a slipping agent, it is possible to suppress wear and improve the durability of the rotating body.
なお本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、これを改良・変形したものも本発明に含まれる。 The present invention is not limited to the above-described embodiments, and improvements and modifications thereof are also included in the present invention.
001~014 …加熱発泡材取付部位
100…加熱発泡材
1 …戸車
11 …本体部
12 …中間層
13 …すべり層
14 …外輪部
15 …軌道部
16 …軸孔部
2 …障子
21 …下框
22 …上框
23 …たて框
24 …取付具
25 …回動軸部
26 …戸車調整孔
27 …カバー
28 …固定具
201…内障子
202…外障子
3 …レール
4 …戸枠
001 to 014 Heated foam mounting part 100
Claims (5)
前記防火用建具は、枠と障子とを有し、
前記回転体は、本体部と、前記本体部の表面にすべり層と、を有して構成される回転体であって、
前記回転体は、接触する物体を構成する前記枠に設けられた板状のレールの先端を転動により円滑に移動可能に構成され、
前記本体部は、前記回転体が前記レールの先端を転動により移動する際に前記レールの先端に接触する凹部を有し、
前記すべり層は、前記凹部の表面に形成され、
前記すべり層は、前記本体部と、の間に中間層を介して形成され、
前記本体部は、ポリエーテルエーテルケトン又はポリフェニレンサルファイドの樹脂材料を含んで構成され、
前記回転体は前記障子に設けられた戸車である、防火用建具。 A fire prevention fitting having a rotating body,
The fireproof fitting has a frame and a shoji,
The body of rotation is a body of rotation composed of a main body and a sliding layer on the surface of the main body,
The rotating body is configured to be able to move smoothly by rolling on the tip of a plate-shaped rail provided on the frame that constitutes the contacting object,
The main body has a recess that contacts the tip of the rail when the rotating body moves on the tip of the rail by rolling,
The sliding layer is formed on the surface of the recess ,
The sliding layer is formed between the main body and an intermediate layer,
The main body is composed of a polyetheretherketone or polyphenylene sulfide resin material,
A fitting for fire prevention, wherein the rotating body is a door roller provided on the shoji.
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