JP7242082B2 - 抗イヌcd20モノクローナル抗体 - Google Patents
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Description
イヌ等のペットにおいても寿命が延びてヒトと同様に腫瘍の発生が増加しており、外科手術、放射線療法、及び化学療法の従来から用いられている3大療法に加えて、より有用な新たな治療法の提供が求められている。
このように様々なCD20に対する抗体が開発されているものの、抗体によって効果がまちまちであり、優れた効果を有する抗体が得られているとは言えなかった。
そこで、本発明者は本発明において、既存のものとは異なる機能を有し、効果が優れたイヌCD20に対するモノクローナル抗体の作製を試みた。
(1)配列番号1に記載のアミノ酸配列あるいは配列番号1のアミノ酸配列において1個以上13個以下のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなる重鎖可変領域、及び、配列番号2に記載のアミノ酸配列あるいは配列番号2のアミノ酸配列において1個以上13個以下のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を有し、かつ、ラットIgG2a, kappa鎖を有するイヌCD20に対するモノクローナル抗体。
(2)上記(1)に記載の抗体を有効成分とする、イヌB細胞の減少用組成物。
(3)上記(1)に記載の抗体を有効成分とする、イヌB細胞の増加による疾患の治療用組成物。
(4)疾患が、B細胞性リンパ腫、白血病または自己免疫疾患のいずれかである上記(3)に記載の治療用組成物。
(5)上記(1)に記載の抗体を含む、イヌB細胞検出用キット。
(6)上記(1)に記載の抗体を含む、イヌB細胞の増加による疾患の診断用キット。
このキメラ抗体又はイヌ化抗体は、IgGであることが好ましい。
このような疾患として、たとえば、イヌB細胞の増加により生じるイヌB細胞リンパ腫、増加したB細胞が腫瘍化した白血病や、正常なB細胞が増えすぎて起こる自己免疫疾患等が挙げられる。
例えば、治療の対象となる疾患がB細胞性リンパ腫である場合、本発明の「イヌB細胞の増加による疾患の治療用組成物」を罹患したイヌに投与することにより、有効成分である「抗イヌCD20モノクローナル抗体」がB細胞性リンパ腫細胞の表面に過剰発現しているCD20に結合することで、抗体依存性細胞傷害(Antibody-Dependent-Cellular-Cytotoxicity、ADCC)活性、補体依存性細胞障害(Complement-Dependent Cytotoxicity、CDC)活性、アポトーシス誘導等の機構により、イヌB細胞性リンパ腫細胞の殺傷等が可能となる。
また、イヌB細胞の増加による疾患の治療に有効な形態であればどのような形態の剤としてもよく、静脈注射や点滴用の液体や粉末、錠剤、カプセル剤等として提供されてもよい。
本発明の治療用組成物を用いた治療方法としては、例えば、静脈注射、点滴等により、本発明の「抗イヌCD20モノクローナル抗体」が1~10mg/kgとなるように1週間に1回程度の間隔で投与する等が挙げられる。
これらのキットは少なくとも本発明の「抗イヌCD20モノクローナル抗体」を構成物のひとつとして含む。
本発明のキットに含まれる「抗イヌCD20モノクローナル抗体」は非標識であってもよく、酵素、蛍光物質又は放射性物質等の従来知られている標識物質で標識されていてもよい。
診断の対象となるイヌの血液等の生体組織からリンパ球を分離し、これらのキットに含まれる「抗イヌCD20モノクローナル抗体」を作用させる。FACS解析や蛍光顕微鏡観察等により、CD20陽性細胞の動態や形態を観察することによって、イヌB細胞の検出やイヌB細胞の増加による疾患の診断が可能となる。
これらのキットを用いることにより、生きた細胞を検出または診断の対象とでき、細胞の固定操作等も不要であるため、正確かつ簡便に検出または診断を行うことが可能となる。
1)イヌCD20過剰発現細胞(NRK/cCD20)の樹立
すでに報告されているイヌCD20分子のcDNAをクローニングした後、このC末端にFLAGタグを付加し、pMx-IPベクター(東京大学医科学研究所北村俊雄博士より分与)に組み込んだ。これをPLAT-gp細胞(東京大学医科学研究所北村俊雄博士より分与)にpCVSVGとともに遺伝子導入した後、産生されたレトロウイルスを用いて、ラット腎臓細胞株NRKに感染させた。これによってイヌCD20過剰発現細胞(NRK/cCD20)を得た。
上記1)にて樹立したNRK/cCD20をSDラットに免疫した。即ち、NRK/cCD20をアジュバントであるTiter Max(登録商標) Gold(CytRx社)と混合し、Wistarラット(日本エスエルシー株式会社)のフットパッドに投与し、初回免疫7日後及び14日後にブーストを行った。最終免疫から3日後に、膝下リンパ節及び鼡径リンパ節を採取し、リンパ球を回収した。続いて、回収したリンパ球及びマウスミエローマ細胞株であるP3X63-Ag8.653細胞を細胞融合した。得られた細胞を、HAT培養液で培養して、リンパ球とマウスミエローマ細胞とが融合したハイブリドーマを選択した。
更に、候補のハイブリドーマの培養上清中の抗体を、イヌ末梢リンパ球と反応させ、FACSにより、反応性を有するモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマをスクリーニングした。有望なハイブリドーマについて、限界希釈法によりクローニングを行い、イヌCD20に対するラットモノクローナル抗体(4E1-7)を産生するハイブリドーマ細胞株を得た。
各種濃度に希釈した4E1-7抗体を、上記1)と同様の方法で作製したFLAGタグとイヌCD20の融合タンパクを過剰発現したJurkat細胞(Jurkat/cCD20)とインキュベートした。これに二次抗体を反応させ、その後フローサイトメトリー(Becton Dickinson社、BD Accuri)により蛍光強度を測定することにより、4E1-7抗体が濃度依存的にJurkat/cCD20に結合することを確認した(図1)。そして、この抗体をprotein Aカラムで精製した後、この4E1-7抗体がラットIgG2a, kappa鎖を有することを確認した。
1)Jurkat/cCD20を用いた免疫沈降反応及びウェスタンブロッティング
4E1-7抗体が、イヌCD20分子を特異的に認識すること確認するために、Jurkat/cCD20を使用した免疫沈降反応及びウェスタンブロッティングを行った。Jurkat/cCD20を1%NP40 lysis bufferで溶解させて得られた細胞溶解物と1μgの4E1-7抗体を反応させ、さらにproteinGセファロースビーズ (GE healthscience)を加えて免疫沈降させた後、遠心操作により4E1-7抗体と標的抗原の複合体を沈降物として得た。免疫沈降物をSDS-PAGE用サンプルとして泳動した後、抗FLAGタグ抗体 (Clone M2, SIGMA)を用いたウェスタンブロッティングにより検出した。その結果、図2に示すように、イヌCD20分子に相当する分子量付近に陽性バンドが認められた(lane4)。
一方、Jurkat/cCD20の陰性対照としてイヌCD20分子を発現させていないJurkat細胞、あるいは4E1-7抗体の陰性対照としてアイソタイプコントロール抗体(rat IgG2a, ebioscience)を使用して同様の試験を実施した場合、イヌCD20に相当するバンドは検出されなかった(lane1-3)。これらの結果より、4E1-7がイヌCD20分子を特異的に認識していることが確認された。
イヌリンパ腫細胞株9種 (T細胞型:CLC, CLK, Ema, Nody-1, EO-1, GL-1, UL-1, 17-71, CLGL-90及びB細胞型:CLBL-1)を用いて、フローサイトメトリーにより4E1-7抗体の反応性を解析した。その結果、4E1-7抗体はB細胞型リンパ腫細胞株であるCLBL-1にのみ反応性を示した。図3に4E1-7抗体のCLBL-1への反応性の結果を示した。
健常ビーグルイヌ4頭の末梢血よりリンパ球を分離し、フローサイトメトリーにより4E1-7抗体の反応性を解析した。その結果、図4に示すように4E1-7抗体はCD21陽性B細胞にのみ反応性を示した。なお、図4には4頭中1頭の結果を示した。
イヌリンパ腫症例から採取したリンパ腫細胞(B細胞型4例及びT細胞型1例)に対する4E1-7抗体の反応性をフローサイトメトリーにより解析した。その結果、図5に示すように、4E1-7抗体はB細胞型リンパ腫細胞に対しては4例中4例に反応し、T細胞型リンパ腫1例には反応性を示さなかった。なお、図5には、B細胞型及びT細胞型それぞれ1頭の結果を示した。
4E1-7抗体が補体依存性細胞傷害活性を発揮する能力について、イヌB細胞型リンパ腫細胞株CLBL-1を標的細胞株として試験した。0~10μg/mLの各種濃度に希釈した4E1-7抗体(図6:●)又はアイソタイプコントロール(rat IgG2a, ebioscience(図7:○))を96穴プレートに播種された標的細胞に加えた。そこへウサギ補体 (Low-Tox-M, CEDARLANE)を最終濃度 (1:40)で各ウェルに加え、37℃で90分間インキュベートした。その後、トリパンブルー法によって細胞の生存率を測定した。その結果、図6に示すように4E1-7抗体の濃度に関らず生存率の減少は認められず補体依存性細胞傷害活性の誘導は認められなかった。
4E1-7抗体が、補体や細胞傷害性細胞に依存することなく直接的に細胞死を誘導する能力について、CLBL-1を標的細胞株として試験した。0~10μg/mLの各種濃度に希釈した4E1-7(図7:●)あるいはアイソタイプコントロール(rat IgG2a, ebioscience(図7:○))を96穴プレートに播種された標的細胞に加え、37℃で72時間インキュベートした。その後、cell counting kit-8 (DOJINDO) を用いて細胞の増殖率を測定した。その結果、図7に示すように4E1-7抗体を加えた場合に濃度依存的な細胞増殖率の低下が認められ、直接的な細胞傷害活性を発揮することが確認された。
4E1-7抗体を産生するハイブリドーマからtotal RNAを抽出し、これを鋳型としてSuperscript(登録商標)III (Invitrogen) とラット抗体(IgG)の定常領域に特異的なプライマーを用いて逆転写反応を実施した。
プライマーには、軽鎖の増幅にYTM1224(配列番号3)、重鎖の増幅にYTM172(配列番号4)を用いた。得られたcDNAを鋳型として、軽鎖に対してはYTM166(配列番号5)とYTM1224(配列番号3)、重鎖に対してはYTM166(配列番号5)とYTM172(配列番号4)をプライマーとして用いて1次PCRを行った。続いてPCR産物をゲル精製し、軽鎖又は重鎖の全ての可変領域を増幅するために、YTM170(配列番号6)とYTM173(配列番号7)、又はYTM170(配列番号6)とYTM174(配列番号8)を用いてnested PCRを行った。nested PCR産物をpBluescript SK(-)ベクターにクローニングすることにより塩基配列及びその塩基配列がコードするアミノ酸配列を決定した。重鎖可変領域のアミノ酸配列は配列表配列番号1、軽鎖可変領域のアミノ酸配列は配列表配列番号2に示した。
Claims (6)
- 配列番号1に記載のアミノ酸配列からなる重鎖可変領域、及び、配列番号2に記載のアミノ酸配列からなる軽鎖可変領域を有し、かつ、ラットIgG2a, kappa鎖を有するイヌCD20に対するモノクローナル抗体。
- 請求項1に記載の抗体を有効成分とする、イヌB細胞の減少用組成物。
- 請求項1に記載の抗体を有効成分とする、イヌB細胞の増加による疾患の治療用組成物。
- 疾患が、B細胞性リンパ腫、白血病または自己免疫疾患のいずれかである請求項3に記載の治療用組成物。
- 請求項1に記載の抗体を含む、イヌB細胞検出用キット。
- 請求項1に記載の抗体を含む、イヌB細胞の増加による疾患の診断用キット。
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