JP7134793B2 - エレベータロープ伸び計測装置及びエレベータロープ伸び計測方法 - Google Patents
エレベータロープ伸び計測装置及びエレベータロープ伸び計測方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7134793B2 JP7134793B2 JP2018160439A JP2018160439A JP7134793B2 JP 7134793 B2 JP7134793 B2 JP 7134793B2 JP 2018160439 A JP2018160439 A JP 2018160439A JP 2018160439 A JP2018160439 A JP 2018160439A JP 7134793 B2 JP7134793 B2 JP 7134793B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator rope
- uneven shape
- length
- rope
- elongation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B5/00—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
- B66B5/0006—Monitoring devices or performance analysers
- B66B5/0018—Devices monitoring the operating condition of the elevator system
- B66B5/0031—Devices monitoring the operating condition of the elevator system for safety reasons
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B7/00—Other common features of elevators
- B66B7/12—Checking, lubricating, or cleaning means for ropes, cables or guides
- B66B7/1207—Checking means
- B66B7/1215—Checking means specially adapted for ropes or cables
- B66B7/1238—Checking means specially adapted for ropes or cables by optical techniques
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B5/00—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
- B66B5/02—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
- B66B5/12—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions in case of rope or cable slack
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T7/00—Image analysis
- G06T7/0002—Inspection of images, e.g. flaw detection
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T7/00—Image analysis
- G06T7/60—Analysis of geometric attributes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Geometry (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
ここで、1ピッチあたりの長さLとは、1本のストランドが芯綱の周りを1回転するまでのロープ長手方向の長さであり、ロープピッチ(1よりピッチ)の長さとも言う。例えば、6ストランドの場合、1ストランドの長さの6倍が1ピッチあたりの長さになる。ストランドの長さは、ロープ長手方向の長さである。
この1よりピッチの長さLは、ロープRの稼働状況や負荷状況により伸縮する。このロープRの伸びを検出することによってロープRの劣化状況を迅速に把握することが可能となる。
特許文献1に記載される「エレベータロープの伸び検知装置および方法」は、ロープの滑りに基づいてロープの伸びを計測するシステムである。特許文献1では、画像から解析を行わないため、異常箇所が画像として確認することができない。
上記課題を解決する本発明の請求項2に係るエレベータロープ伸び計測装置は、前記画像処理部は、前記凹凸形状の周期的長さとして、前記凹凸形状の山部分と山部分との距離又は前記凹凸形状の谷部分と谷部分の距離であるストランドの長さを前記ストランドの本数分合計した値である1よりピッチの長さを使用することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項4に係るエレベータロープ伸び計測装置は、前記画像処理部は、前記凹凸形状の周期的長さとして、前記凹凸形状の山部分と谷部分の距離であるストランドの半分の長さを使用することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項6に係るエレベータロープ伸び計測装置は、前記画像処理部は、前記伸びに基づいて前記エレベータロープに負荷している張力を求めることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項9に係るエレベータロープ伸び計測方法は、前記凹凸形状の周期的長さとして、前記凹凸形状の山部分と山部分との距離又は前記凹凸形状の谷部分と谷部分の距離であるストランドの長さを前記ストランドの本数分合計した値である1よりピッチの長さを使用することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項11に係るエレベータロープ伸び計測方法は、前記凹凸形状の周期的長さとして、前記凹凸形状の山部分と谷部分の距離であるストランドの半分の長さを使用することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明の請求項13に係るエレベータロープ伸び計測方法は、前記伸びに基づいて前記エレベータロープに負荷している張力を求めることを特徴とする。
また、本発明は、特許文献3に比較し、事前データベースを作製する必要が無いため、計測に要する時間が短縮できるという効果を奏する。
本発明は、先行技術(特許文献1、特許文献2、特許文献3)ではロープに伸びを検出しても、どの箇所に問題があるのかを判定することが出来ないのに対し、ストランド毎の長さを計測すれば、ストランド毎の異常箇所について判定できるという効果を奏する。
カメラとして、高速に撮影可能なラインセンサカメラを用いると、エレベータ高速昇降時においても、画像撮影が可能になるという効果も奏する。また、色情報が計測可能なエリアカメラを使用すると、事後的な確認が容易になるという利点がある。
計測機器としてカメラを用いることで、1台のカメラで複数のエレベータロープを一度に計測することが可能であり、非接触にて計測が可能であるためロープ伸びの計測を安全に行うことが可能である。
しかし、特許文献2、特許文献3のようにカウンターウエイトの取り付け、データベース画像の準備等の用意が必要であり、計測を行うまでに多くの時間を要する。
また、ロープ伸びだけではなく、各ロープの伸びを計測し比較することでエレベータの各ロープにかかる張力(テンション)についても計測可能となる。
本実施例のエレベータロープ伸び計測装置は、図1に示すように、ロープRを撮影する1台のラインセンサカメラ10と、このラインセンサカメラ10から出力された撮影画像が入力される計測装置20から構成される。
ラインセンサカメラ10は、多数の画素(ピクセル)を一列(1ライン)に配置した高速に撮影可能なカメラであり、ライン方向は、ロープRの太さ方向である水平方向である。
図中では、ラインセンサカメラ10で撮影されるロープRは1本であるが、これに限るものではなく、複数本としても良い。つまり、本実施例のエレベータロープ伸び計測装置は、ラインセンサカメラ10から出力される複数本のロープRの撮影画像に対する画像処理を行うことができる。
計測装置20は、ラインセンサカメラ10から出力された撮影画像を収録する画像収録部21と、ラインセンサカメラ10から出力された撮影画像を画像処理する画像処理部22とから構成される。
画像収録部21に収録された撮影画像は、画像処理部22で画像処理された結果であるロープ伸びと照合される際に使用される。
計測装置20には、エンコーダ等の位置・速度検出手段30からの位置・速度検出信号が撮影開始トリガ信号として入力される一方、位置・速度検出手段30から位置・速度検出信号がエレベータコントローラ40へ入力される。位置・速度検出手段30は、エレベータ巻上機に設けられている。
計測装置20にエレベータコントローラ40等からエレベータの位置信号を撮影開始トリガ信号として入力し、エレベータ位置とカメラの撮影ラインの同期を行っても良い。エレベータ位置として、ロープRの位置を使用することができる。
1よりピッチでのロープ伸びは1ストランド毎の長さを足し合わせることで計測可能である。例えば、図12に示す1よりピッチは6本のストランドの長さを足し合わせたものである。
ロープRの表面は、螺旋状に巻き付けられたストランドによる規則的な凹凸となっており、1ストランドの長さsとは、図3に示すように、ロープRをカメラにて撮影した際のロープ外形部分における谷部分から谷部分までの長さである。
また、計測した1よりピッチの長さを規格値と比較すれば、伸び量について計測でき、さらに複数本のロープRがある場合には、それぞれの1よりピッチ長さを比較することでロープRにかかるテンションについても計測可能である。
1ストランドの計測では、最初にロープRの外形情報を取得する必要がある。
その為、図4のように画像に対して2値化処理を行い背景部分は白、ロープ部分については黒として処理する。
また、図4中の矢印は画像の左上隅を原点としたそれぞれのx,y座標系であり、以降
の図においても注釈がない場合には同様の座標系を用いる。x座標はロープRの太さ方
向であり、y座標はロープRの長さ方向、即ち、時系列方向である。
エッジ検出を行うことで、ロープRの外形部分を規則的な凹凸形状Tとして検出することが可能となる。
山谷部分の検出では、検出したロープRの左右のエッジからどちらか片側に着目し、山谷部分の検出を行う。
ロープ右側のエッジについて横軸y、縦軸xとしたグラフを図6に示す。
このとき、図7に示すとおり、山部分は極大値(黒丸)pとして、谷部分は極小値(白丸)qとして検出することができる。
また、左側エッジにおいては、山部分は極小値として、谷部分は極大値として検出することができる。
実寸に変換する際には、以下のような手法(a)~(d)を取ることができる。また、ストランドの個数を計測する場合には、山の頂点の個数をカウントしても良い。
(b)複数ロープRの中の1本について実測値を入力してその値を基準値としてy軸方向のピッチ情報を得る
(ストップ位置‐スタート位置)/総山個数=1ストランド長さ
(d)ロープRに隣接して配置したメジャー(物差し)との対比に基づいて求める。
(1)画像入力
先ず、エレベータコントローラ40から取得した位置情報を用いて、カメラ撮像周期を変動させることで、ロープRの撮影ピッチを一定に撮影する。この撮影ピッチを一定にして、ラインセンサカメラ10で連続撮影し、撮影画像を計測装置20の入力とする(ステップS1)。
次に、入力された、画像に対して2値化処理を行う(ステップS2)。2値化処理では、背景が白、ロープ部分が黒になるように検出を行う。2値化時にノイズが生じている場合には、メディアンフィルタやラベリング処理領域判定によるノイズ除去を行う。
引き続き、入力した画像からロープRの位置を検出するためにロープRの外径(エッジ)を検出する(ステップS3)。
例えば、図中でロープRの画像を横方向に走査し、黒部分から白部分に変化する箇所又は白部分から黒部分に変化する箇所がエッジであり、ロープの外径である。
そして、前述した手法を用いて1ストランド間の長さを検出する(ステップS4)。
画素数から実寸に変換する際には、例えば、外部のエレベータコントローラのエンコーダ等の位置・速度検出手段から取得した位置情報を用いて算出したy軸方向のピッチ情報を用いる。また、この時ストランドの個数についても同様に計測を行う。
前段で検出したストランドの個数が規定値になった場合には、各ストランドの長さを合計して1よりピッチの長さを計測値として計測する(ステップS5)。
予めロープRの1よりピッチの長さについて規定されている規格値に対する、ステップ5で求めた計測値を対比することにより、ロープ伸びを計測する(ステップS6)。
更に、ステップ6で求めたロープ伸びが所定の閾値を超えるときは、警報を発する(ステップS7)。警報に応じて、点検整備を行えるので、安全性が高まる。警報を発する手段としてスピーカ(図示省略)が計測装置20に内蔵されている。
その後、ロープRの所定長又は全長について撮影が終了しているか否か判定し(ステップS8)、撮影が終了しているときは、全ての工程を終了する(ステップS9)。
撮影が終了していない場合は、新しく撮影した画像を入力して(ステップS10)、新しく撮影した撮影画像に対しても、ステップS1~ステップS7を繰り返す。
更に、先行技術では行っていない「1よりピッチ毎のロープ伸び」の計測が可能という効果も奏する。
本実施例においても、図1に示すエレベータロープ伸び計測装置を使用する点は、実施例1と同じである。
即ち、ステップS1からステップS4まで、ステップS6からステップS10までは実施例1と共通であるが、各ストランドの長さ、ストランドの個数計測を行うステップS4に代えて、各ストランドの長さ計測を行い(ステップS4a)、ステップS5を省略する。
即ち、本実施例は、先行技術(特許文献1、特許文献2、特許文献3)ではロープに伸びを検出してもどの箇所に問題があるのかを判定することが出来ないのに対し、各ストランドの山谷間で計測を行えば、ストランド自体に問題(変形や破断)があった場合において異常を計測できる利点がある。
本実施例においても、図1に示すエレベータロープ伸び計測装置を使用する点は、実施例1と同じである。
即ち、ステップS1からステップS4まで、ステップS6からステップS10までは実施例1と共通であるが、各ストランドの長さ計測を行う(ステップS4a)に代えて、ストランドの山谷間の長さの計測を行う(ステップS4b)点において実施例2と異なる。
即ち、本実施例は、先行技術(特許文献1、特許文献2、特許文献3)ではロープに伸びを検出してもどの箇所に問題があるのかを判定することが出来ないのに対し、各ストランドの山谷間で計測を行えば、ストランド自体に問題(変形や破断)があった場合において異常を計測できる利点がある。
本実施例においては、図11に示すように、複数本のロープRについて同時に撮影するものであって、その他の構成は、図1に示すエレベータロープ伸び計測装置を使用する点は、実施例1と同じである。
その為、複数のロープR間での伸び量の違いについて計測が可能となり、ロープ伸びの違いを計測することで各ロープRにかかる相対的なテンションの違いについても計測が可能となる。
即ち、本実施例は、特許文献2ではロープに係るテンションを計測するために、ロープにカウンターウエイトを取り付けるという事前準備が必要であるのに対し、事前にロープにカウンターウエイト等の目印を取り付ける必要なくロープにかかる相対的なテンションを計測できるメリットがある。
エリアカメラ11は、多数の画素を縦横に配置したカメラであり、1回の撮影で、静止したロープRの二次元的な画像を撮影することができる。撮影された二次元的な画像は撮影画像として計測装置20に出力される。
その他の構成は前述した実施例1と同様であり、同様な作用効果を奏する。
11 エリアカメラ
20 計測装置
21 画像収録部
22 画像処理部
30 速度・位置検出手段
40 エレベータコントローラ
R エレベータロープ(ロープ)
T 規則的な凹凸形状
s 1ストランドの長さ
Claims (14)
- 1又は複数本のエレベータロープを撮影するカメラと、前記カメラから出力される撮影画像を画像処理する画像処理部とを備えるエレベータロープの伸び計測装置において、
前記カメラは、画素がエレベータロープの太さ方向に並んで太さ方向の全体を撮影するラインセンサカメラからなり、
前記画像処理部は、通過するエレベータロープを連続的に撮影した前記カメラの1ラインの画像を時系列的に合成して2次元画像とした上で、2値化処理して、エレベータロープを平面視した2値化画像を生成し、この2値化画像のエッジを検出することで、前記エレベータロープの外形部分を規則的な凹凸形状として検出し、前記凹凸形状の周期的長さを実寸法に換算して計測値とし、前記エレベータロープに規定されている規格値に対する前記計測値の比を伸びとして求めることを特徴とするエレベータロープ伸び計測装置。 - 前記画像処理部は、前記凹凸形状の周期的長さとして、前記凹凸形状の山部分と山部分との距離又は前記凹凸形状の谷部分と谷部分の距離であるストランドの長さを前記ストランドの本数分合計した値である1よりピッチの長さを使用することを特徴とする請求項1記載のエレベータロープ伸び計測装置。
- 前記画像処理部は、前記凹凸形状の周期的長さとして、前記凹凸形状の山部分と山部分との距離又は前記凹凸形状の谷部分と谷部分の距離であるストランドの長さを使用することを特徴とする請求項1記載のエレベータロープ伸び計測装置。
- 前記画像処理部は、前記凹凸形状の周期的長さとして、前記凹凸形状の山部分と谷部分の距離であるストランドの半分の長さを使用することを特徴とする請求項1記載のエレベータロープ伸び計測装置。
- 前記画像処理部は、前記計測値が前記規格値に対して一定以上乖離しているときは、前記ストランドに変形や破断等の異常が発生していると判断することを特徴とする請求項2,3又は4記載のエレベータロープ伸び計測装置。
- 前記画像処理部は、前記伸びに基づいて前記エレベータロープに負荷している張力を求めることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載のエレベータロープ伸び計測装置。
- 前記カメラから出力された撮影画像を収録する画像収録部を更に備えることを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6記載のエレベータロープ伸び計測装置。
- 1又は複数本のエレベータロープをカメラで撮影し、前記カメラから出力される撮影画像を画像処理するエレベータロープの伸び計測方法において、
前記カメラとして、画素がエレベータロープの太さ方向に並んで太さ方向の全体を撮影するラインセンサカメラを用い、
前記画像処理においては、通過するエレベータロープを連続的に撮影した前記カメラの1ラインの画像を時系列的に合成して2次元画像とした上で、2値化処理して、エレベータロープを平面視した2値化画像を生成し、この2値化画像のエッジを検出することで、前記エレベータロープの外形部分を規則的な凹凸形状として検出し、前記凹凸形状の周期的長さを実寸法に換算して計測値とし、前記エレベータロープに規定されている規格値に対する前記計測値の比を伸びとして求めることを特徴とするエレベータロープ伸び計測方法。 - 前記凹凸形状の周期的長さとして、前記凹凸形状の山部分と山部分との距離又は前記凹凸形状の谷部分と谷部分の距離であるストランドの長さを前記ストランドの本数分合計した値である1よりピッチの長さを使用することを特徴とする請求項8記載のエレベータロープ伸び計測方法。
- 前記凹凸形状の周期的長さとして、前記凹凸形状の山部分と山部分との距離又は前記凹凸形状の谷部分と谷部分の距離であるストランドの長さを使用することを特徴とする請求項8記載のエレベータロープ伸び計測方法。
- 前記凹凸形状の周期的長さとして、前記凹凸形状の山部分と谷部分の距離であるストランドの半分の長さを使用することを特徴とする請求項8記載のエレベータロープ伸び計測方法。
- 前記計測値が前記規格値に対して一定以上乖離しているときは、前記ストランドに変形や破断等の異常が発生していると判断することを特徴とする請求項9,10又は11記載のエレベータロープ伸び計測方法。
- 前記伸びに基づいて前記エレベータロープに負荷している張力を求めることを特徴とする請求項8,9,10,11又は12記載のエレベータロープ伸び計測方法。
- 前記カメラから出力された撮影画像を収録することを特徴とする請求項8,9,10,11,12又は13記載のエレベータロープ伸び計測方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018160439A JP7134793B2 (ja) | 2018-08-29 | 2018-08-29 | エレベータロープ伸び計測装置及びエレベータロープ伸び計測方法 |
US16/551,996 US10994968B2 (en) | 2018-08-29 | 2019-08-27 | Elevator rope elongation measuring device |
CN201910800995.2A CN110872038B (zh) | 2018-08-29 | 2019-08-28 | 电梯绳伸长测量装置 |
EP19194497.4A EP3617124B1 (en) | 2018-08-29 | 2019-08-29 | Elevator rope elongation measuring device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018160439A JP7134793B2 (ja) | 2018-08-29 | 2018-08-29 | エレベータロープ伸び計測装置及びエレベータロープ伸び計測方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020034387A JP2020034387A (ja) | 2020-03-05 |
JP7134793B2 true JP7134793B2 (ja) | 2022-09-12 |
Family
ID=67809404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018160439A Active JP7134793B2 (ja) | 2018-08-29 | 2018-08-29 | エレベータロープ伸び計測装置及びエレベータロープ伸び計測方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10994968B2 (ja) |
EP (1) | EP3617124B1 (ja) |
JP (1) | JP7134793B2 (ja) |
CN (1) | CN110872038B (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7011554B2 (ja) * | 2018-08-29 | 2022-01-26 | オーチス エレベータ カンパニー | エレベータロープ検査装置及びエレベータロープ検査方法 |
WO2021116527A1 (en) * | 2019-12-10 | 2021-06-17 | Kone Corporation | Monitoring of elevator system |
JP7501186B2 (ja) | 2020-07-17 | 2024-06-18 | 株式会社明電舎 | エレベータロープの点検装置、エレベータロープの点検方法 |
WO2023018336A1 (en) * | 2021-08-11 | 2023-02-16 | Watbots As | Method for detecting wear of a net |
CN114184476A (zh) * | 2021-12-14 | 2022-03-15 | 元准智能科技(苏州)有限公司 | 一种带肋钢筋免标记断后力学性能测量装置及其测量方法 |
CN115339977B (zh) * | 2022-09-16 | 2023-06-20 | 江西维毅机电设备有限公司 | 一种电梯曳引轮滑移检测装置 |
WO2024171431A1 (ja) * | 2023-02-17 | 2024-08-22 | 三菱電機株式会社 | 情報処理装置、検出方法、及び検出プログラム |
CN116567438B (zh) * | 2023-07-11 | 2023-09-05 | 中南大学 | 一种基于同步相机的钢丝绳张力监测方法 |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001192183A (ja) | 2000-01-07 | 2001-07-17 | Hitachi Ltd | 合成繊維ロープの劣化状態判別方法およびエレベータ |
JP2008214037A (ja) | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータのワイヤロープ検査装置及びロープ外径測定方法 |
WO2012073418A1 (ja) | 2010-12-03 | 2012-06-07 | パナソニック株式会社 | 水素吸蔵合金粒子、電極用合金粉末およびアルカリ蓄電池 |
US20130119256A1 (en) | 2010-07-23 | 2013-05-16 | Inventio Ag | Nondestructive testing of a carrier element of an elevator installation |
JP2015182947A (ja) | 2014-03-26 | 2015-10-22 | 日本山村硝子株式会社 | ゴブ生成装置 |
JP2016029234A (ja) | 2014-07-25 | 2016-03-03 | 株式会社エスイー | 地盤アンカーの緊張力変動表示装置 |
JP2017061367A (ja) | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 株式会社日立ビルシステム | エレベーター機器の異常検出方法 |
JP2017061372A (ja) | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 横浜エレベータ株式会社 | エレベーター脱レール検出装置 |
JP6329304B1 (ja) | 2017-05-30 | 2018-05-23 | 東芝エレベータ株式会社 | ロープ検査装置 |
JP2018118810A (ja) | 2017-01-24 | 2018-08-02 | 日本オーチス・エレベータ株式会社 | エレベータのロープ保守方法 |
WO2018142613A1 (ja) | 2017-02-06 | 2018-08-09 | 三菱電機株式会社 | 検出装置 |
Family Cites Families (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5428798B2 (ja) | 1973-06-28 | 1979-09-19 | ||
DE3641816A1 (de) * | 1986-12-06 | 1988-06-16 | Robert Prof Dr Ing Massen | Verfahren und anordnung zur messung und/oder ueberwachung von eigenschaften von garnen und seilen |
CN1018480B (zh) * | 1987-11-17 | 1992-09-30 | 罗伯特·马森 | 用于测量和/或监控线或绳的性能参数的方法和装置 |
JPH07311104A (ja) * | 1994-05-17 | 1995-11-28 | Sasebo Jukogyo Kk | ゲージワイヤーを用いたケーブルの張力測定方法 |
JPH10318741A (ja) * | 1997-05-16 | 1998-12-04 | Kobe Steel Ltd | ワイヤーロープの伸び測定方法及び伸び測定装置 |
DE19811573C1 (de) * | 1998-03-17 | 1999-06-02 | Siemens Ag | Messung der Schlaglänge an Kabeln |
US7117981B2 (en) * | 2001-12-19 | 2006-10-10 | Otis Elevator Company | Load bearing member for use in an elevator system having external markings for indicating a condition of the assembly |
EP1365063A1 (en) * | 2002-05-23 | 2003-11-26 | N.V. Bekaert S.A. | Metal cord |
DE102005050220A1 (de) | 2005-10-20 | 2007-04-26 | Casar Drahtseilwerk Saar Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Inspizieren eines laufenden Drahtseils |
JP2009057126A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Graphin Co Ltd | エレベータ用ロープの変形検出装置 |
WO2010092619A1 (en) * | 2009-02-12 | 2010-08-19 | Otis Elevator Company | Elevator tension member image inspection device |
JP5428798B2 (ja) * | 2009-11-20 | 2014-02-26 | 株式会社明電舎 | ワイヤーロープ検査装置 |
JP4803323B2 (ja) * | 2010-02-25 | 2011-10-26 | Jfeスチール株式会社 | ワイヤロープピッチの測定方法とワイヤロープピッチ測定装置およびワイヤロープの製造方法 |
EP2383566B1 (de) * | 2010-04-28 | 2013-10-23 | Winspect GmbH | System und Verfahren zur Prüfung von Seilen |
JP2012171776A (ja) | 2011-02-24 | 2012-09-10 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ用ロープ検査装置 |
CN102519990B (zh) | 2011-12-05 | 2014-03-26 | 天津工业大学 | 基于纹理规则性分析的钢丝绳芯输送带故障在线检测方法 |
JP5514234B2 (ja) | 2012-01-18 | 2014-06-04 | 株式会社日立製作所 | エレベータの速度計測装置、エレベータ |
KR20140123593A (ko) * | 2012-03-28 | 2014-10-22 | 미쓰비시 덴키 빌딩 테크노 서비스 가부시키 가이샤 | 와이어 로프 검사 장치 |
CN103010887B (zh) * | 2012-12-12 | 2015-05-20 | 浙江中博智能技术有限公司 | 电梯运行钢索监控视频分析方法及其分析系统 |
BR112016004275A2 (pt) * | 2013-08-29 | 2017-09-12 | Mitsubishi Electric Corp | sistema de diagnóstico de tempo de vida de cabo de elevador |
GB201400967D0 (en) | 2014-01-21 | 2014-03-05 | Parkburn Prec Handling Systems Ltd | Monitoring system |
WO2016047330A1 (ja) * | 2014-09-26 | 2016-03-31 | 三菱電機株式会社 | エレベータロープの伸び検知装置および方法 |
CN104897071B (zh) * | 2015-04-28 | 2017-11-17 | 电子科技大学 | 一种基于机器视觉的双绞线节距测量方法 |
EP3135621B1 (en) | 2015-08-31 | 2018-06-13 | KONE Corporation | Method, arrangement and elevator |
CN105890530B (zh) | 2016-06-24 | 2018-10-30 | 窦柏林 | 一种钢丝绳表面损伤识别及直径测量异步检测系统 |
CN206223674U (zh) | 2016-11-17 | 2017-06-06 | 上海市特种设备监督检验技术研究院 | 一种电梯用钢丝绳视觉检测装置 |
-
2018
- 2018-08-29 JP JP2018160439A patent/JP7134793B2/ja active Active
-
2019
- 2019-08-27 US US16/551,996 patent/US10994968B2/en active Active
- 2019-08-28 CN CN201910800995.2A patent/CN110872038B/zh active Active
- 2019-08-29 EP EP19194497.4A patent/EP3617124B1/en active Active
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001192183A (ja) | 2000-01-07 | 2001-07-17 | Hitachi Ltd | 合成繊維ロープの劣化状態判別方法およびエレベータ |
JP2008214037A (ja) | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータのワイヤロープ検査装置及びロープ外径測定方法 |
US20130119256A1 (en) | 2010-07-23 | 2013-05-16 | Inventio Ag | Nondestructive testing of a carrier element of an elevator installation |
WO2012073418A1 (ja) | 2010-12-03 | 2012-06-07 | パナソニック株式会社 | 水素吸蔵合金粒子、電極用合金粉末およびアルカリ蓄電池 |
JP2015182947A (ja) | 2014-03-26 | 2015-10-22 | 日本山村硝子株式会社 | ゴブ生成装置 |
JP2016029234A (ja) | 2014-07-25 | 2016-03-03 | 株式会社エスイー | 地盤アンカーの緊張力変動表示装置 |
JP2017061367A (ja) | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 株式会社日立ビルシステム | エレベーター機器の異常検出方法 |
JP2017061372A (ja) | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 横浜エレベータ株式会社 | エレベーター脱レール検出装置 |
JP2018118810A (ja) | 2017-01-24 | 2018-08-02 | 日本オーチス・エレベータ株式会社 | エレベータのロープ保守方法 |
WO2018142613A1 (ja) | 2017-02-06 | 2018-08-09 | 三菱電機株式会社 | 検出装置 |
JP6329304B1 (ja) | 2017-05-30 | 2018-05-23 | 東芝エレベータ株式会社 | ロープ検査装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US10994968B2 (en) | 2021-05-04 |
US20200071131A1 (en) | 2020-03-05 |
JP2020034387A (ja) | 2020-03-05 |
CN110872038A (zh) | 2020-03-10 |
CN110872038B (zh) | 2021-06-25 |
EP3617124B1 (en) | 2021-11-10 |
EP3617124A1 (en) | 2020-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7134793B2 (ja) | エレベータロープ伸び計測装置及びエレベータロープ伸び計測方法 | |
JP7011554B2 (ja) | エレベータロープ検査装置及びエレベータロープ検査方法 | |
JP6666046B2 (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 | |
JP2018087063A (ja) | エレベータロープ監視装置及びエレベータロープ監視方法 | |
JP5974787B2 (ja) | 鋼帯コイルのエッジ欠陥検出方法およびエッジ欠陥検出装置 | |
WO1998054671A1 (fr) | Dispositif de comptage d'une population de poissons passant a travers une passe a poissons | |
JP2012185684A (ja) | 対象物検出装置、対象物検出方法 | |
JP5264457B2 (ja) | 物体検出装置 | |
JP2019132668A (ja) | 伸長判定装置、伸長判定方法、及びコンピュータプログラム | |
JP6007552B2 (ja) | タイヤx線検査判定方法 | |
WO2018074243A1 (ja) | 生産管理システム及び生産管理方法 | |
JP5481232B2 (ja) | パンタグラフ監視装置 | |
JP4415285B1 (ja) | ワイヤ検査装置、ワイヤ検査方法及びワイヤ検査用プログラム | |
JP7305509B2 (ja) | 情報処理装置、その制御方法、プログラム、及び記憶媒体 | |
CN110966920B (zh) | 风力发电机组的扭缆检测方法及系统 | |
JP2001281154A (ja) | 欠陥検出方法及び欠陥検出装置 | |
JP7318395B2 (ja) | エレベータ用ワイヤロープの速度検出装置、エレベータ用ワイヤロープの速度検出方法 | |
JP7176429B2 (ja) | ガス漏れ位置特定システム及びガス漏れ位置特定プログラム | |
JPH10176997A (ja) | 周期疵検出方法及び装置 | |
JP5417997B2 (ja) | 撮像検査方法 | |
JPH0854217A (ja) | 鋼板エッジ部の板波計測方法 | |
JP2019095225A (ja) | アナログメータ指示値自動読み取り方法および装置 | |
KR102334334B1 (ko) | 상대 밝기 템플릿을 이용한 승강기 로프 진단 영상 처리 장치 및 방법 | |
WO2021014645A1 (ja) | 検査装置及び方法、並びにプログラム及び記録媒体 | |
JP2023013544A (ja) | 配筋検査装置、配筋検査方法およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20190531 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20190911 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210401 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220118 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220414 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220802 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220831 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7134793 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |