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JP7133080B2 - 決済処理方法及び決済処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、決済処理方法及び決済処理装置に関する。
QRコード(登録商標)等の二次元バーコードを用いたコード決済が普及している(例えば、特許文献1、特許文献2を参照)。コード決済は、店舗側が表示した二次元バーコードをユーザ端末により読み取るか、ユーザ端末が表示した二次元バーコードを店舗側が読み取ることにより決済が行われる。
特許6528160号公報 特許6473539号公報
店舗の会員であるユーザが店舗で決済したことに基づいて、当該店舗が発行するポイント等の特典を取得できるサービスがある。ユーザが、コード決済を使用して商品等を購入する場合に特典を取得するためには、ユーザが店舗の会員であることを示す会員カードやアプリケーションの画面を店舗側に提示し、店舗側が会員カードやアプリケーションの画面から会員情報を取得する必要があった。このため、ユーザは、コード決済に対応する端末の操作と、特典の取得のための提示作業とを段階的に行う必要があり、ユーザに負担が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、決済時におけるユーザの負担を軽減することができる決済処理方法及び決済処理装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る決済処理方法は、コンピュータが実行する、ユーザが使用するユーザ端末から、前記ユーザを識別するための第1ユーザ識別情報及び第2ユーザ識別情報を受信し、受信した前記第1ユーザ識別情報と前記第2ユーザ識別情報とを関連付けて記憶部に記憶させるステップと、店舗に対応する店舗端末から、前記ユーザの前記店舗における商品又はサービスの購入に関する決済情報と、決済を行うための決済用コードの発行要求とを受信するステップと、前記決済用コードの発行要求を受信すると、前記決済用コードを生成するための決済用データ列を前記店舗端末に送信するステップと、前記決済用データ列に基づいて前記店舗端末が表示した前記決済用コードを読み取ったユーザ端末から、前記決済用データ列と、前記第1ユーザ識別情報とを受信するステップと、前記ユーザ端末から受信した前記第1ユーザ識別情報と、前記ユーザ端末から受信した前記決済用データ列に対応する前記決済情報とに基づいて決済を実行するステップと、前記店舗端末から受信した前記決済情報と、前記ユーザ端末から受信した前記第1ユーザ識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記第2ユーザ識別情報とに基づく特典が前記ユーザに付与されたことを示す特典付与情報を取得するステップと、を有する。
本発明の第2の態様に係る決済処理方法は、コンピュータが実行する、ユーザが使用するユーザ端末から、前記ユーザを識別するための第1ユーザ識別情報及び第2ユーザ識別情報を受信し、受信した前記第1ユーザ識別情報と前記第2ユーザ識別情報とを関連付けて記憶部に記憶させるステップと、店舗を識別するための店舗情報に対応し、決済を行うための決済用コードを生成するための決済用データ列を前記記憶部に記憶させるステップと、前記決済用データ列に基づいて前記店舗において表示された前記決済用コードを読み取ったユーザ端末から、前記決済用データ列と、前記ユーザの前記店舗における商品又はサービスの購入に関する決済情報と、前記第1ユーザ識別情報とを受信するステップと、前記ユーザ端末から受信した前記第1ユーザ識別情報及び前記決済情報と、前記ユーザ端末から受信した前記決済用データ列に対応する前記店舗情報とに基づいて決済を実行するステップと、前記ユーザ端末から受信した前記決済情報と、前記ユーザ端末から受信した前記第1ユーザ識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記第2ユーザ識別情報とに基づく特典が前記ユーザに付与されたことを示す特典付与情報を取得するステップと、を有する。
本発明の第3の態様に係る決済処理装置は、ユーザが使用するユーザ端末から、前記ユーザを識別するための第1ユーザ識別情報及び第2ユーザ識別情報を受信し、受信した前記第1ユーザ識別情報と前記第2ユーザ識別情報とを関連付けて記憶部に記憶させ、店舗を識別するための店舗情報に対応し、決済を行うための決済用コードを生成するための決済用データ列を前記記憶部に記憶させる記憶制御部と、前記決済用データ列に基づいて前記店舗において表示された前記決済用コードを読み取ったユーザ端末から、前記決済用データ列と、前記ユーザの前記店舗における商品又はサービスの購入に関する決済情報と、前記第1ユーザ識別情報とを受信する決済用情報受信部と、前記ユーザ端末から受信した前記第1ユーザ識別情報及び前記決済情報と、前記ユーザ端末から受信した前記決済用データ列に対応する前記店舗情報とに基づいて決済を実行する決済処理部と、前記ユーザ端末から受信した前記決済情報と、前記ユーザ端末から受信した前記第1ユーザ識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記第2ユーザ識別情報とに基づく特典が前記ユーザに付与されたことを示す特典付与情報を取得する取得部と、を有する。
本発明によれば、決済時におけるユーザの負担を軽減することができるという効果を奏する。
決済システムの概要を示す図である。 決済処理装置の機能構成を示す図である。 ユーザ連携情報の一例を示す図である。 ユーザ端末の機能構成を示す図である。 店舗端末の機能構成を示す図である。 ポイント管理装置の機能構成を示す図である。 決済システムの動作シーケンス図である。 図7に続く動作シーケンス図である。 ユーザが商品を購入する前に、店舗端末が決済用コードの発行要求を行うときの決済システムの動作シーケンス図である。 図9に続く動作シーケンス図である。
[決済システムSの概要]
図1は、決済システムSの概要を示す図である。決済システムSは、ユーザが店舗において商品又はサービスを購入する場合に、店舗端末3からの要求に応じて決済用コードを店舗端末3に表示させ、ユーザ端末で決済用コードを読み取ったことを決済処理装置で特定したことに応じて決済を行うシステムである。決済用コードは、店舗での精算に用いられる店舗側の端末において読み取れるテキスト又は画像であり、決済時に用いられるコードである。
決済システムSは、決済処理装置1と、ユーザ端末2と、店舗端末3と、特典管理装置としてのポイント管理装置4とを備える。決済処理装置1は、購入金額の決済を行うサーバである。ユーザ端末2は、ユーザが使用する情報端末であり、例えばスマートフォン、タブレット又はパーソナルコンピュータである。店舗端末3は、例えばPOS端末である。
ポイント管理装置4は、例えば、店舗において使用可能な特典を管理するサーバである。特典は、例えば、決済時に店舗における購入額を割引するためのポイントやクーポンである。本実施形態では、特典がポイントであるものとして説明を進める。ポイント管理装置4は、ポイントを発行する事業者又は店舗により管理されている。図1に示す例では、ポイント管理装置4が1つのみ示されているが、複数の事業者又は店舗それぞれが管理するポイント管理装置4が存在するものとする。
以下、図1を参照しながら、決済が完了するまでの流れを説明する。
ユーザは、店舗において商品やサービスの購入を行う。店舗における店員は、ユーザが店舗において会計を行う場合に、店舗端末3において購入対象の商品に付されたバーコードを読み取る。店舗端末3は、ユーザが購入する商品の合計額を示す店舗における決済金額を算出する。また、店員は、店舗端末3において、決済用コードを店舗端末3に表示させるための操作を行う。店舗端末3は、決済用コードの発行要求と、商品又はサービスの購入に関する決済情報とを決済処理装置1に送信する(図1における(1))。決済情報には、算出した決済金額と、店舗を識別する店舗情報としての店舗IDとが含まれている。
決済処理装置1は、店舗端末3から、決済用コードの発行要求と、決済情報とを受信すると、決済用トークンを生成する(図1における(2))。決済用トークンは、店舗端末3がユーザに提示する決済用コードを店舗端末3が生成する際に用いるデータ列である。ここで、決済用トークンは、決済情報に含まれる店舗IDにより特定される特定の店舗の場合のみ生成されてもよい。決済処理装置1は、生成した決済用トークンと、決済情報とを関連付けて記憶媒体に記憶する(図1における(3))。
決済処理装置1は、生成した決済用トークンを店舗端末3に送信する(図1における(4))。決済処理装置1は、決済用トークンを暗号化した後に、暗号化した決済用トークンを店舗端末3に送信してもよい。
店舗端末3は、受信した決済用トークンに基づいて決済用コードを生成して表示させる(図1における(5))。
ユーザ端末2は、例えばユーザの操作により、店舗端末3に表示された決済用コードを読み取る(図1における(6))。ユーザ端末2は、第1ユーザIDと、読み取った決済用コードが示す決済用トークンとを決済処理装置1に送信する(図1における(7))。第1ユーザIDは、例えば、決済処理装置1に係るサービスを提供する事業者がユーザに付与するユーザIDである。
決済処理装置1は、ユーザ端末2から第1ユーザIDと決済用トークンとを受信すると、受信した決済用トークンが、店舗端末3に送信した決済用トークンと一致するか否かを判定する。決済処理装置1は、決済用トークンが一致すると判定した場合に、受信した決済用トークンと関連付けられて記憶されている決済情報を特定する。決済処理装置1は、特定した決済情報と、ユーザを識別する第2ユーザ識別情報としての第2ユーザIDとをポイント管理装置4に送信し、ポイント管理装置4から、ユーザに付与されたポイントを示すポイント付与情報を受信する(図1における(8))。第2ユーザIDは、受信した第1ユーザIDに予め関連付けられているものとする。
また、決済処理装置1は、決済用トークンが一致すると判定した場合に、ユーザ端末2から受信した第1ユーザIDと、当該決済用トークンに関連付けられている決済情報とに基づいて決済処理を実行する(図1における(9))。決済処理装置1は、受信したポイント付与情報と、決済が完了したことを示す決済完了情報とをユーザ端末2に送信する(図1における(10))。
決済システムSが以上のように動作することで、ユーザは、会計時に特典情報としてのポイントの付与を受けるために、ユーザが店舗の会員であることを示す会員カードやアプリケーションの画面を店舗側に提示することなく、ポイントの付与を受けることができる。よって、決済システムSは、決済時におけるユーザの負担を軽減することができる。
以下、決済処理装置1、ユーザ端末2、店舗端末3及びポイント管理装置4の構成の詳細を説明する。
[決済処理装置1の機能構成]
図2は、決済処理装置1の機能構成を示す図である。決済処理装置1は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを有する。
通信部11は、インターネット等のネットワークを介してユーザ端末2及び店舗端末3とデータを送受信するための通信インターフェースである。
記憶部12は、各種のデータを記憶する記憶媒体であり、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及びハードディスク等を有する。記憶部12は、制御部13が実行するプログラムを記憶する。記憶部12は、制御部13を、ユーザ情報連携部131、発行要求受信部132、トークン送信部133、決済用情報受信部134、付与要求部135、及び決済処理部136として機能させる決済用プログラムを記憶する。
また、記憶部12は、第1ユーザIDと、複数の店舗のそれぞれに対応する第2ユーザIDとを関連付けて記憶する。具体的には、記憶部12は、第1ユーザIDと、第2ユーザIDと、第2ユーザIDに対応するポイントを管理し、店舗を運営する事業者を識別する事業者IDとを関連付けたユーザ連携情報を記憶する。ここで、第1ユーザIDの発行者と、第2ユーザIDの発行者とは異なる発行者であるものとする。図3は、ユーザ連携情報の一例を示す図である。図3に示すように、第1ユーザIDに、一以上の事業者ID及び第2ユーザIDが関連付けられていることが確認できる。
また、記憶部12は、事業者IDと、事業者IDに対応するポイント管理装置4のネットワーク上のアドレスとを関連付けてアドレス情報として記憶する。事業者IDに対応するポイント管理装置4は、例えば、事業者IDに対応する事業者が管理するポイント管理装置4である。
制御部13は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部13は、記憶部12に記憶された決済用プログラムを実行することにより、ユーザ情報連携部131、発行要求受信部132、トークン送信部133、決済用情報受信部134、付与要求部135、及び決済処理部136として機能する。制御部13の各部の動作の詳細については後述する。
[ユーザ端末2の機能構成]
図4は、ユーザ端末2の機能構成を示す図である。ユーザ端末2は、操作部21と、通信部22と、読取部23と、表示部24と、記憶部25と、制御部26とを有する。制御部26は、操作受付部261と、要求送信部262と、トークン送信部263と、表示制御部264とを有する。
操作部21は、ユーザの操作を受け付ける操作デバイスであり、例えば表示部24の表面に設けられたタッチパネルである。操作部21は、ユーザがタッチした位置を示す信号を操作受付部261に通知する。
通信部22は、例えば携帯電話網の基地局との間でデータを送受信するための無線通信インターフェースである。通信部22は、取得した決済用トークン等を決済処理装置1に送信する。
読取部23は、例えば、カメラである。読取部23は、店舗端末3に表示された決済用コードを読み取る。
表示部24は、各種の情報を表示するディスプレイである。
記憶部25は、ROM及びRAM等を含む記憶媒体である。記憶部25は、制御部26が実行するプログラムを記憶している。記憶部25は、制御部26を、操作受付部261、要求送信部262、トークン送信部263、及び表示制御部264として機能させるプログラムを記憶する。
制御部26は、例えばCPUであり、記憶部25に記憶されたプログラムを実行することにより、操作受付部261、要求送信部262、トークン送信部263、及び表示制御部264として機能する。
操作受付部261は、操作部21から入力された信号に基づいて、ユーザの操作内容を特定する。操作受付部261は、特定した操作内容が、ユーザIDを連携するための操作としてのユーザ連携操作である場合に、操作内容を要求送信部262に通知する。要求送信部262は、操作受付部261がユーザ連携操作を受け付けた場合に、通信部22を介して、第1ユーザIDを含むID連携要求を決済処理装置1に送信する。操作受付部261は、通信部22が決済処理装置1から受信したユーザIDの連携を受け付けるための連携受付画面を表示部24に表示させ、ユーザから第1ユーザIDに関連付ける第2ユーザIDと、当該第2ユーザIDに対応する事業者IDとを受け付ける。要求送信部262は、第1ユーザIDと、連携受付画面において受け付けた事業者ID及び第2ユーザIDとを決済処理装置1に送信する。
操作受付部261は、特定した操作内容が、決済用コードを読み取るための操作である場合に、操作内容をトークン送信部263に通知する。トークン送信部263は、操作受付部261が決済用コードを読み取るための操作を受け付けた場合に、読取部23に、店舗端末3に表示された決済用コードを読み取らせる。トークン送信部263は、読取部23が決済用コードから抽出した情報を決済用トークンとして取得する。トークン送信部263は、取得した決済用トークンと、第1ユーザIDとを通信部22を介して決済処理装置1に送信する。
表示制御部264は、決済処理装置1から、決済が完了したことを示す決済完了情報と、ポイントが付与されたことを示すポイント付与情報とを受信すると、これらの情報を表示部24の同一の画面上に表示させる。
[店舗端末3の機能構成]
図5は、店舗端末3の機能構成を示す図である。店舗端末3は、操作部31と、読取部32と、通信部33と、表示部34と、記憶部35と、制御部36とを有する。
操作部31は、ユーザの操作を受け付ける操作デバイスであり、例えばユーザが購入する商品を選択するためのボタンや、表示部34の表面に設けられたタッチパネルである。
読取部32は、例えば、バーコードリーダであり、ユーザが購入する商品に付されているバーコードを読み取る。読取部32は、読み取ったバーコードが示す情報を制御部36に出力する。
通信部33は、例えば決済処理装置1との間でデータを送受信するための通信インターフェースである。通信部33は、制御部36の制御に応じて、決済用コードの発行要求、決済情報を決済処理装置1に送信する。また、通信部33は、決済処理装置1から決済用トークンを受信する。
表示部34は、各種の情報を表示するディスプレイである。表示部34は、例えば、決済金額や決済用コードを表示する。
記憶部35は、ROM及びRAM等を含む記憶媒体である。記憶部35は、制御部36が実行するプログラムを記憶している。記憶部35は、制御部36を、決済用情報生成部361、決済用情報送信部362及びコード生成部363として機能させるプログラムを記憶する。また、記憶部35は、商品IDと、商品の価格とを関連付けた商品DBを記憶する。
制御部36は、例えばCPUであり、記憶部35に記憶されたプログラムを実行することにより、決済用情報生成部361、決済用情報送信部362、及びコード生成部363として機能する。
決済用情報生成部361は、決済対象の一以上の商品を特定し、決済用情報を生成する。具体的には、決済用情報生成部361は、操作部31において店員が入力した商品ID又は読取部32が商品に付されたバーコードから読み取った商品IDを取得することにより、取得した商品IDの商品を決済対象の商品と特定する。決済用情報生成部361は、記憶部35に記憶されている商品DBを参照し、取得した商品IDに関連付けられている商品の価格を特定する。決済用情報生成部361は、操作部31において店員が入力した商品ID又は読取部32が商品に付されたバーコードから読み取った商品IDを一以上取得し、当該商品IDから特定した商品の価格を集計する。決済用情報生成部361は、操作部31において精算操作を受け付けると、集計した商品の価格を決済金額に決定する。
決済用情報生成部361は、決定した決済金額と、店舗を識別するための店舗情報としての店舗IDと、決済時刻としての現在時刻を示す決済時刻情報とを含む決済情報を生成する。店舗IDには、店舗を識別する情報の他に、店舗を運営する事業者を識別する事業者IDが含まれているものとする。
決済用情報送信部362は、決済用情報生成部361が決済情報を生成すると、通信部33を介して、決済用コードの発行要求と、生成した決済情報とを決済処理装置1に送信する。
コード生成部363は、決済処理装置1から決済用トークンが送信されると、決済用トークンに基づく決済用コードを生成する。コード生成部363は、例えば、予め定められた規則に基づいて決済用コードを生成する。コード生成部363は、生成した決済用コードを表示部34に表示させる。
[ポイント管理装置4の機能構成]
図6は、ポイント管理装置4の機能構成を示す図である。ポイント管理装置4は、通信部41と、記憶部42と、制御部43とを有する。
通信部41は、例えば決済処理装置1及びポイント管理装置4との間でデータを送受信するための通信インターフェースである。
記憶部42は、ROM及びRAM等を含む記憶媒体である。記憶部42は、制御部43が実行するプログラムを記憶している。記憶部42は、制御部43を、付与要求受信部431及びポイント付与部432として機能させるプログラムを記憶する。また、記憶部35は、第2ユーザIDと、第2ユーザIDのユーザに付与されているポイントと、ポイントの有効期限とを関連付けたポイントDBを記憶する。
制御部43は、例えばCPUであり、記憶部42に記憶されたプログラムを実行することにより、付与要求受信部431及びポイント付与部432として機能する。
付与要求受信部431は、決済処理装置1から、決済情報と、第2ユーザIDとを含むポイントの付与要求を受信する。
ポイント付与部432は、付与要求受信部431が決済処理装置1からポイントの付与要求を受信すると、受信した付与要求に含まれている第2ユーザIDと決済情報とに基づいて、当該第2ユーザIDのユーザに付与するポイントを算出し、算出したポイントを付与する。
具体的には、ポイント付与部432は、付与要求受信部431がポイントの付与要求を受信すると、付与要求に含まれている決済情報に基づいて、第2ユーザIDに対応するユーザに付与するポイントを算出する。
例えば、ポイント付与部432は、決済情報に含まれる決済金額の所定割合を示す値を、第2ユーザIDに対応するユーザに付与するポイントと算出する。また、ポイント付与部432は、決済情報に含まれる各種情報が所定の条件を満たす場合にポイントを算出してもよい。
例えば、ポイント付与部432は、決済情報に含まれる決済金額が所定金額以上である場合に、ポイントを算出してもよい。また、ポイント付与部432は、決済情報に含まれる店舗IDや決済日時に基づいて、ポイントを算出してもよい。例えば、ポイント付与部432は、決済情報に含まれる決済時刻情報が、予め定めたタイムセールに対応する時刻範囲に含まれている場合に、タイムセールとは異なる時刻よりもポイントを高く算出してもよい。また、ポイントを付与する対象となる店舗の店舗IDを記憶部42に記憶させておき、ポイント付与部432が、受信した店舗IDが記憶部42に記憶されている場合にポイントを算出してもよい。
ポイント付与部432は、ポイントDBにおいて、付与要求に含まれている第2ユーザIDに関連付けられているポイントに、算出したポイントを加算するとともに、ポイントの有効期限を更新する。また、ポイント付与部432は、ユーザに付与されたポイントを示すポイント付与情報を決済処理装置1に送信する。
[制御部13の各部の動作]
続いて、制御部13の各部の動作について説明する。
ユーザ情報連携部131は、ユーザ端末2から、ユーザ端末2のユーザに対応する第1ユーザIDと第2ユーザIDとを受信し、受信した第1ユーザIDと第2ユーザIDとを関連付けて記憶部12のユーザ連携情報に記憶させる。
具体的には、ユーザ情報連携部131は、ユーザ端末2から、ユーザ端末2のユーザの第1ユーザIDを含むID連携要求を受信すると、当該第1ユーザIDと連携する第2ユーザIDを受け付けるための連携受付画面をユーザ端末2に送信する。連携受付画面では、第2ユーザIDと、当該第2ユーザIDに対応する事業者IDとの指定が可能である。ユーザ情報連携部131は、ユーザ端末2から、第1ユーザIDと、事業者IDと、第2ユーザIDとを受信すると、これらの情報を関連付けてユーザ連携情報に記憶させる。
発行要求受信部132は、店舗端末3から、ユーザの店舗における商品又はサービスの購入に関する決済情報と、決済用コードの発行要求とを受信する。
トークン送信部133は、発行要求受信部132が決済用コードの発行要求を受信すると、決済用コードを生成するための決済用トークンを店舗端末3に送信する。具体的には、まず、トークン送信部133は、発行要求受信部132が決済用コードの発行要求を受信すると、決済用トークンを生成する。トークン送信部133は、発行要求受信部132が受信した決済情報と、生成した決済用トークンとを関連付けて記憶部12に記憶させる。また、トークン送信部133は、生成した決済用トークンを、決済用コードの発行要求を送信した店舗端末3に送信する。
決済用情報受信部134は、トークン送信部133が送信した決済用トークンに基づいて店舗端末3が表示した決済用コードを読み取ったユーザ端末2から、決済用トークンと、第1ユーザIDとを含む決済要求を受信する。
付与要求部135は、店舗端末3から受信した決済情報と、ユーザ端末2から受信した第1ユーザIDに関連付けられている第2ユーザIDとを、店舗に対応するポイントを管理するポイント管理装置4に送信し、ユーザ端末2のユーザへのポイントの付与を要求する。付与要求部135は、記憶部12を参照し、ユーザ端末2から受信した第1ユーザIDと、店舗端末3から取得した決済情報に含まれている店舗IDが示す店舗に対応する第2ユーザIDを特定し、特定した第2ユーザIDをポイント管理装置4に送信する。
具体的には、まず、付与要求部135は、決済用情報受信部134がユーザ端末2から決済要求を受信すると、当該決済要求に含まれる決済用トークンと一致する決済用トークンが記憶部12に記憶されているか否かを判定する。決済処理部136は、一致する決済用トークンが記憶部12に記憶されていると判定すると、当該決済用トークンに関連付けられて記憶部12に記憶されている決済情報を取得し、当該決済情報に含まれている店舗IDから事業者IDを抽出する。付与要求部135は、記憶部12に記憶されているユーザ連携情報を参照し、受信した決済要求に含まれる第1ユーザIDと、抽出した事業者IDとに関連付けられている第2ユーザIDを特定することにより、ユーザ端末2から受信した第1ユーザIDに対応するとともに、店舗端末3から受信した店舗IDが示す店舗に対応する第2ユーザIDを特定する。
付与要求部135は、記憶部12に記憶されているアドレス情報を参照し、抽出した事業者IDに関連付けられているアドレスを特定する。そして、付与要求部135は、受信した決済用トークンに関連付けられて記憶部12に記憶されている決済情報と、特定した第2ユーザIDとを含むポイント付与要求を、特定したアドレスに送信することにより、これらの情報を、抽出した事業者IDに対応するポイント管理装置4に送信する。その後、付与要求部135は、ユーザ端末2のユーザに付与されたポイントを示すポイント付与情報を、ポイント付与要求を送信したポイント管理装置4から受信する。
決済処理部136は、ユーザ端末2から受信した第1ユーザIDと、ユーザ端末2から受信した決済用トークンに対応する決済情報とに基づいて決済を実行する。具体的には、決済処理部136は、決済用情報受信部134が決済要求を受信すると、当該決済要求に含まれる決済用トークンと一致する決済用トークンが記憶部12に記憶されているか否かを判定する。決済処理部136は、一致する決済用トークンが記憶部12に記憶されていると判定すると、当該決済用トークンに関連付けられて記憶部12に記憶されている決済情報を取得する。
決済処理部136は、取得した決済情報に含まれている決済金額を、ユーザ端末2から受信した第1ユーザIDで特定されるユーザの口座から引き落とす処理を実行する。また、決済処理部136は、取得した決済情報に含まれている店舗IDで特定される店舗の口座に、取得した決済情報に含まれている決済金額を入金する処理を実行する。決済処理部136は、決済金額から、決済処理装置1における決済手数料を差し引いた金額を、店舗の口座に入金してもよい。決済処理部136は、決済金額の決済が完了した場合、決済が完了したことを示す決済完了情報を店舗端末3に送信する通知する。また、決済処理部136は、決済完了情報と、ポイント管理装置4から受信したポイント付与情報とを関連付けて、ユーザ端末2に送信し、ユーザ端末2の同一の画面上に決済完了情報とポイント付与情報とを表示させる。
[動作シーケンス]
図7は、決済システムSの動作シーケンス図である。図8は、図7に続く動作シーケンス図である。
図7に示すシーケンス図は、ユーザが店舗端末3を使用する店員に選択した商品を持ち込んだところから開始している。店舗端末3の決済用情報生成部361は、操作部31において店員が入力した商品ID又は読取部32が商品に付されたバーコードから読み取った商品IDを取得し、当該商品IDに関連付けられている商品の価格を特定することにより、決済金額を算出する。そして、決済用情報生成部361は、決済金額と、店舗IDと、決済時刻情報とを含む決済情報を生成する(S1)。決済用情報送信部362は、決済用コードの発行要求と、生成した決済情報とを決済処理装置1に送信する(S2)。
決済処理装置1の発行要求受信部132は、決済用コードの発行要求と、決済情報とを受信する。トークン送信部133は、決済用トークンを生成する(S3)。トークン送信部133は、生成した決済用トークンと、決済情報とを関連付けて記憶部12に記憶させる(S4)。トークン送信部133は、生成した決済用トークンを、決済用コードの発行要求を送信した店舗端末3に送信する(S5)。
店舗端末3のコード生成部363は、決済処理装置1から受信した決済用トークンに基づく決済用コードを生成し、生成した決済用コードを表示部34に表示させる(S6)。ユーザは、ユーザ端末2を操作して、店舗端末3に表示された決済用コードをユーザ端末2に読み取らせる(S7)。ユーザ端末2のトークン送信部263は、決済用コードから得られる決済用トークンと、第1ユーザIDとを含む決済要求を決済処理装置1に送信する(S8)。決済用情報受信部134は、ユーザ端末2から、決済用トークンと、第1ユーザIDとを含む決済要求を受信する。
図8に説明を移す。付与要求部135は、決済用情報受信部134が受信した決済要求に含まれる決済用トークンと一致する決済用トークンが記憶部12に記憶されているか否かを判定する。付与要求部135は、一致する決済用トークンが記憶部12に記憶されていると判定すると、受信した決済用トークンに関連付けられて記憶部12に記憶されている決済情報を特定する(S9)。
付与要求部135は、特定した決済情報に含まれている店舗IDから事業者IDを特定する(S10)。付与要求部135は、ユーザ連携情報を参照し、ユーザ端末2から受信した第1ユーザIDと、特定した事業者IDとに関連付けられている第2ユーザIDを特定する(S11)。決済処理部136は、特定した第2ユーザIDと、決済情報とを含むポイント付与要求を、事業者IDに対応するポイント管理装置4に送信する(S12)。
続いて、ポイント管理装置4のポイント付与部432は、付与要求受信部431がポイント付与要求を受信すると、ポイント付与要求に含まれている第2ユーザIDのユーザに付与するポイントを算出する(S13)。ポイント付与部432は、当該第2ユーザIDのユーザに、算出したポイントを付与し(S14)、付与したポイントを示すポイント付与情報を決済処理装置1に送信する(S15)。
続いて、決済処理装置1の決済処理部136は、S9において特定した決済情報と、ユーザ端末2から受信した第1ユーザIDとに基づいて決済処理を行う(S16)。決済処理部136は、決済完了情報と、ポイント管理装置4から受信したポイント付与情報とを関連付けてユーザ端末2に送信する(S17)。
ユーザ端末2の表示制御部264は、決済処理装置1から決済完了情報とポイント付与情報とを受信すると、これらの情報を表示部24の同一の画面上に表示させる(S18)。
[変形例]
以上の説明においては、店舗端末3は、ユーザが商品を購入する際に決済用コードの発行要求を決済処理装置1に行ったが、これに限らない。例えば、ユーザが商品を購入する前に、店舗端末3が、決済用コードの発行要求を行ってもよい。
図9は、ユーザが商品を購入する前に、店舗端末3が決済用コードの発行要求を行うときの決済システムSの動作シーケンス図である。図10は、図9に続く動作シーケンス図である。
図9に示すように、まず、決済用情報送信部362は、決済用コードの発行要求と、店舗IDとを決済処理装置1に送信する(S31)。
決済処理装置1のトークン送信部133は、発行要求受信部132が店舗IDと決済用コードの発行要求とを受信すると、決済用トークンを生成する(S32)。トークン送信部133は、生成した決済用トークンと、店舗IDとを関連付けて記憶部12に記憶させる(S33)。また、トークン送信部133は、生成した決済用トークンを、決済用コードの発行要求を送信した店舗端末3に送信する(S34)。
コード生成部363は、決済処理装置1から決済用トークンを受信すると、決済用トークンを記憶部35に記憶させる(S35)。
店舗において、ユーザは、購入する商品を選択し、店舗端末3を使用する店員に選択した商品を持ち込む。店舗端末3のコード生成部363は、記憶部35に記憶されている決済用トークンに基づく決済用コードを生成し、生成した決済用コードを表示部34に表示させる(S36)。ユーザは、ユーザ端末2を操作して、店舗端末3に表示された決済用コードをユーザ端末2に読み取らせる(S37)。ユーザ端末2の操作受付部261は、ユーザから決済金額の入力を受け付ける(S38)。ユーザ端末2のトークン送信部263は、決済用コードから得られる決済用トークンと、決済金額と、第1ユーザIDとを含む決済要求を決済処理装置1に送信する(S39)。決済用情報受信部134は、ユーザ端末2から、決済用トークンと、決済金額と、第1ユーザIDとを含む決済要求を受信する。
図10に説明を移す。付与要求部135は、決済用情報受信部134が受信した決済要求に含まれる決済用トークンと一致する決済用トークンが記憶部12に記憶されているか否かを判定する。決済処理部136は、一致する決済用トークンが記憶部12に記憶されていると判定すると、受信した決済用トークンに関連付けられて記憶部12に記憶されている店舗IDを特定する(S40)。以降、付与要求部135、決済処理部136、表示制御部264、付与要求受信部431、ポイント付与部432は、S41~S49において、図8に示すS10~S18の処理と同じ処理を行う。
なお、本シーケンスにおいて、ユーザ端末2は、ユーザから決済金額を受け付け、決済用トークンと、決済金額と、第1ユーザIDとを含む決済要求を決済処理装置1に送信したが、これに限らない。例えば、店舗において扱う商品の金額が同一である場合、決済用情報送信部362は、ユーザが商品を購入する前に、決済用コードの発行要求と、決済金額と、店舗IDとを決済処理装置1に送信してもよい。そして、トークン送信部133が、生成した決済用トークンと、受信した店舗IDと、受信した決済金額とを関連付けて記憶部12に記憶させるようにしてもよい。
また、本シーケンスにおいて、コード生成部363が、ユーザが商品を購入する際に、記憶部35に記憶されている決済用トークンに基づいて決済用コードを生成し、表示部34に表示させたが、これに限らない。店舗端末3の店員は、店舗端末3に決済用コードを表示させる代わりに、決済用コードを予め紙やステッカー等に印刷しておき、ユーザが商品を購入する際に、紙等に印刷された決済用コードをユーザに提示してもよい。
また、本シーケンスにおいて、決済用トークンには、店舗情報が含まれていないものとしたが、これに限らない。決済用トークンには、店舗情報が含まれていてもよい。そして、決済処理装置1は、ユーザ端末2から受信した決済用トークンに対応する店舗情報を特定する場合に、当該決済用トークンに含まれている店舗情報を取得することにより、当該決済用トークンに対応する店舗情報を特定してもよい。
[決済システムSによる効果]
以上説明したように、決済処理装置1は、店舗端末3から、ユーザの店舗における商品又はサービスの購入に関する決済情報と、決済を行うための決済用コードの発行要求とを受信すると、決済用トークンを店舗端末3に送信し、決済用トークンに基づいて店舗端末3が表示した決済用コードを読み取ったユーザ端末2から、決済用トークンと、第1ユーザIDとを受信する。そして、決済処理装置1は、店舗端末3から受信した決済情報と、ユーザ端末2から受信した第1ユーザIDに関連付けられている第2ユーザIDとを含み、ユーザへの特典の付与を要求する特典付与要求を、ポイント管理装置4に送信し、ユーザに付与された特典を示す特典付与情報を受信する。決済処理装置1は、ユーザ端末2から受信した第1ユーザIDと、ユーザ端末2から受信した決済用トークンに対応する決済情報とに基づいて決済を実行し、特典付与情報をユーザ端末2に送信する。このようにすることで、ユーザは、会計時に特典情報としてのポイントの付与を受けるために、ユーザが店舗の会員であることを示す会員カードやアプリケーションの画面を店舗側に提示することなく、ポイントの付与を受けることができる。したがって、決済処理装置1は、決済時におけるユーザの負担を軽減することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
1 決済処理装置
2 ユーザ端末
3 店舗端末
4 ポイント管理装置
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
21 操作部
22 通信部
23 読取部
24 表示部
25 記憶部
26 制御部
31 操作部
32 読取部
33 通信部
34 表示部
35 記憶部
36 制御部
41 通信部
42 記憶部
43 制御部
131 ユーザ情報連携部
132 発行要求受信部
133 トークン送信部
134 決済用情報受信部
135 付与要求部
136 決済処理部
261 操作受付部
262 要求送信部
263 トークン送信部
264 表示制御部
361 決済用情報生成部
362 決済用情報送信部
363 コード生成部
431 付与要求受信部
432 ポイント付与部

Claims (14)

  1. コンピュータが実行する、
    ユーザが使用するユーザ端末から、前記ユーザを識別するための第1ユーザ識別情報及び第2ユーザ識別情報を受信し、受信した前記第1ユーザ識別情報と前記第2ユーザ識別情報とを関連付けて記憶部に記憶させるステップと、
    店舗に対応する店舗端末から、前記ユーザの前記店舗における商品又はサービスの購入に関する決済情報と、決済を行うための決済用コードの発行要求とを受信するステップと、
    前記決済用コードの発行要求を受信すると、前記決済用コードを生成するための決済用データ列を前記店舗端末に送信するステップと、
    前記決済用データ列に基づいて前記店舗端末が表示した前記決済用コードを読み取ったユーザ端末から、前記決済用データ列と、前記第1ユーザ識別情報とを受信するステップと、
    前記ユーザ端末から受信した前記第1ユーザ識別情報と、前記ユーザ端末から受信した前記決済用データ列に対応する前記決済情報とに基づいて決済を実行するステップと、
    前記店舗端末から受信した前記決済情報と、前記ユーザ端末から受信した前記第1ユーザ識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記第2ユーザ識別情報とを、特典を管理する特典管理装置に送信するステップと、
    前記決済情報と前記第2ユーザ識別情報とに基づく前記特典が前記ユーザに付与されたことを示す特典付与情報を前記特典管理装置から取得するステップと、
    を有する決済処理方法。
  2. コンピュータが実行する、
    ユーザが使用するユーザ端末から、前記ユーザを識別するための第1ユーザ識別情報及び第2ユーザ識別情報を受信し、受信した前記第1ユーザ識別情報と前記第2ユーザ識別情報とを関連付けて記憶部に記憶させるステップと、
    店舗を識別するための店舗情報に対応し、決済を行うための決済用コードを生成するための決済用データ列を前記記憶部に記憶させるステップと、
    前記決済用データ列に基づいて前記店舗において表示された前記決済用コードを読み取ったユーザ端末から、前記決済用データ列と、前記ユーザの前記店舗における商品又はサービスの購入に関する決済情報と、前記第1ユーザ識別情報とを受信するステップと、
    前記ユーザ端末から受信した前記第1ユーザ識別情報及び前記決済情報と、前記ユーザ端末から受信した前記決済用データ列に対応する前記店舗情報とに基づいて決済を実行するステップと、
    前記ユーザ端末から受信した前記決済情報と、前記ユーザ端末から受信した前記第1ユーザ識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記第2ユーザ識別情報とを、特典を管理する特典管理装置に送信するステップと、
    前記決済情報と前記第2ユーザ識別情報とに基づく前記特典が前記ユーザに付与されたことを示す特典付与情報を前記特典管理装置から取得するステップと、
    を有する決済処理方法。
  3. 前記記憶部に記憶させるステップにおいて、前記コンピュータは、前記ユーザ端末から前記第1ユーザ識別情報を受信すると、受信した前記第1ユーザ識別情報と連携する第2ユーザ識別情報を前記ユーザ端末から受け付け、前記ユーザ端末から第2ユーザ識別情報を受信すると、受信した前記第1ユーザ識別情報と、受信した前記第2ユーザ識別情報とを関連付けて前記記憶部に記憶させる、
    請求項1又は2に記載の決済処理方法。
  4. 前記特典付与情報を取得するステップにおいて、前記コンピュータは、前記店舗に対応する特典が前記ユーザに付与されたことを示す前記特典付与情報を取得する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  5. 前記特典付与情報を取得するステップにおいて、前記コンピュータは、前記店舗において使用可能な特典が前記ユーザに付与されたことを示す前記特典付与情報を取得する、
    請求項4に記載の決済処理方法。
  6. 前記特典付与情報を取得するステップにおいて、前記コンピュータは、前記第1ユーザ識別情報の発行者と異なる発行者が発行した前記第2ユーザ識別情報に基づく前記特典が前記ユーザに付与されたことを示す前記特典付与情報を取得する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  7. 前記特典付与情報を取得するステップにおいて、前記コンピュータは、前記店舗の事業者が発行した前記第2ユーザ識別情報に基づく前記特典が前記ユーザに付与されたことを示す前記特典付与情報を取得する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  8. 前記記憶部に記憶させるステップにおいて、前記コンピュータは、前記ユーザ端末から前記第1ユーザ識別情報を受信すると、受信した前記第1ユーザ識別情報と連携する第2ユーザ識別情報と、前記第2ユーザ識別情報に対応する事業者を識別するための事業者識別情報とを前記ユーザ端末から受け付け、前記ユーザ端末から第2ユーザ識別情報及び事業者識別情報を受信すると、受信した前記第1ユーザ識別情報と、受信した前記第2ユーザ識別情報及び前記事業者識別情報とを関連付けて前記記憶部に記憶させ、
    前記特典付与情報を取得するステップにおいて、前記コンピュータは、前記ユーザ端末から受信した前記決済用データ列に対応する前記決済情報と、前記ユーザ端末から受信した前記第1ユーザ識別情報及び前記店舗の事業者を識別するための事業者識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記第2ユーザ識別情報とに基づく特典が前記ユーザに付与されたことを示す前記特典付与情報を取得する、
    請求項7に記載の決済処理方法。
  9. 前記記憶させるステップにおいて、前記コンピュータは、前記第1ユーザ識別情報と、前記店舗に対応する前記第2ユーザ識別情報とを関連付けて前記記憶部に記憶させ、
    前記コンピュータが実行する、前記記憶部を参照し、前記ユーザ端末から受信した前記第1ユーザ識別情報と、前記決済用データ列に対応して決済が行われる前記店舗とに対応する前記第2ユーザ識別情報を特定するステップをさらに有し、
    前記特典付与情報を取得するステップにおいて、前記コンピュータは、前記特定された前記第2ユーザ識別情報に基づく前記特典が前記ユーザに付与されたことを示す前記特典付与情報を取得する、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  10. 前記記憶部は、前記第1ユーザ識別情報と、複数の店舗それぞれに対応する前記第2ユーザ識別情報とを関連付けて記憶し、
    前記特定するステップにおいて、前記コンピュータは、前記記憶部を参照し、前記ユーザ端末から受信した前記第1ユーザ識別情報に関連付けられている複数の前記第2ユーザ識別情報の中から、前記ユーザ端末から受信した前記決済用データ列に対応して決済が行われる前記店舗に対応する前記第2ユーザ識別情報を特定する、
    請求項9に記載の決済処理方法。
  11. 前記特典管理装置に送信するステップにおいて、前記コンピュータは、前記第2ユーザ識別情報を発行した事業者を識別するための事業者識別情報と、前記事業者識別情報に対応する前記特典管理装置のネットワーク上のアドレスとを関連付けて記憶する記憶部を参照し、前記決済用データ列に対応して決済が行われる前記店舗に対応する前記事業者識別情報に関連付けられている前記アドレスを特定し、特定した前記アドレスに対応する前記特典管理装置に、前記決済情報と前記第2ユーザ識別情報とを送信する、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  12. 前記コンピュータが実行する、前記特典付与情報を前記ユーザ端末に送信するステップをさらに有する、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  13. 前記特典付与情報を前記ユーザ端末に送信するステップにおいて、前記コンピュータは、前記特典付与情報と、前記決済が完了したことを示す情報とを関連付けて前記ユーザ端末に送信する、
    請求項12に記載の決済処理方法。
  14. ユーザが使用するユーザ端末から、前記ユーザを識別するための第1ユーザ識別情報及び第2ユーザ識別情報を受信し、受信した前記第1ユーザ識別情報と前記第2ユーザ識別情報とを関連付けて記憶部に記憶させ、店舗を識別するための店舗情報に対応し、決済を行うための決済用コードを生成するための決済用データ列を前記記憶部に記憶させる記憶制御部と、
    前記決済用データ列に基づいて前記店舗において表示された前記決済用コードを読み取ったユーザ端末から、前記決済用データ列と、前記ユーザの前記店舗における商品又はサービスの購入に関する決済情報と、前記第1ユーザ識別情報とを受信する決済用情報受信部と、
    前記ユーザ端末から受信した前記第1ユーザ識別情報及び前記決済情報と、前記ユーザ端末から受信した前記決済用データ列に対応する前記店舗情報とに基づいて決済を実行する決済処理部と、
    前記ユーザ端末から受信した前記決済情報と、前記ユーザ端末から受信した前記第1ユーザ識別情報に関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記第2ユーザ識別情報とを、特典を管理する特典管理装置に送信し、前記決済情報と前記第2ユーザ識別情報とに基づく前記特典が前記ユーザに付与されたことを示す特典付与情報を前記特典管理装置から取得する取得部と、
    を有する決済処理装置。
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