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JP7130067B2 - 冷凍装置 - Google Patents

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JP7130067B2 JP2020570272A JP2020570272A JP7130067B2 JP 7130067 B2 JP7130067 B2 JP 7130067B2 JP 2020570272 A JP2020570272 A JP 2020570272A JP 2020570272 A JP2020570272 A JP 2020570272A JP 7130067 B2 JP7130067 B2 JP 7130067B2
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Description

本発明は、除霜運転を行なう冷凍装置に関する。
従来、除霜運転を行なう冷凍装置が知られている。たとえば、特開2016-223688号公報(特許文献1)には、冷媒が並列に流れるように2つの蒸発器が配置されたショーケースが開示されている。当該ショーケースによれば、一方の蒸発器が除霜運転パターンであるときに他方の蒸発器を通常運転パターンとすることにより、除霜運転の間、ショーケースの冷却能力を保ちながら、ショーケースの保冷室内の温度上昇を防ぐことができる。
特開2016-223688号公報
特許文献1に開示されているショーケースにおいては、凝縮器からの液体の冷媒(液冷媒)が受液器に貯留される。除霜運転パターンの蒸発器に受液器から流入する液冷媒が蒸発圧力調整弁により圧縮されることにより、当該液冷媒の温度が上昇する。しかし、受器が配置されている空間(たとえば室外空間)によっては液冷媒の温度が想定以上に低下し、蒸発圧力調整弁によっても除霜に必要な温度まで液冷媒の温度を上昇させることが困難になり得る。その結果、ショーケースの除霜能力が不足し得る。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、冷凍装置の周囲の環境によらず、冷凍装置の除霜能力を確保することである。
本発明に係る冷凍装置は、通常運転と除霜運転とを行なう。冷凍装置は、圧縮機と、第1熱交換器と、第2熱交換器と、第1膨張弁と、減圧部と、送風装置とを備える。送風装置は、第1熱交換器に送風する。冷媒は、圧縮機、第1熱交換器、第1膨張弁、第2熱交換器、および減圧部の順に循環する。除霜運転における第1膨張弁の開度は、通常運転における第1膨張弁の開度よりも大きい。除霜運転における減圧部の流路抵抗は、通常運転における減圧部の流路抵抗よりも大きい。除霜運転における送風装置の単位時間当たりの送風量は、通常運転における送風装置の単位時間当たりの送風量よりも小さい。
本発明に係る冷凍装置によれば、除霜運転における送風装置の単位時間当たりの送風量が通常運転における送風装置の単位時間当たりの送風量よりも小さいことにより、冷凍装置の周囲の環境によらず、除霜能力を確保することができる。
実施の形態1に係る冷凍装置の構成および通常運転における運転状態を示す機能ブロック図である。 実施の形態1に係る冷凍装置の構成および除霜運転における運転状態を示す機能ブロック図である。 実施の形態2に係る冷凍装置の構成および通常運転における運転状態を示す機能ブロック図である。 実施の形態2に係る冷凍装置の構成および除霜運転における運転状態を示す機能ブロック図である。 実施の形態2の変形例に係る冷凍装置の構成を示す機能ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は原則として繰り返さない。
実施の形態1.
図1および図2は、実施の形態1に係る冷凍装置100の構成を示す機能ブロック図である。図1は、通常運転における冷凍装置100の運転状態を示す。図2は、除霜運転における冷凍装置100の運転状態を示す。図1および図2においては、全開の膨張弁が点線で示されている。実施の形態2において参照される図3~図5においても同様である。
図1に示されるように、冷凍装置100は、圧縮機1と、凝縮器2(第1熱交換器)と、膨張弁3A(第1膨張弁)と、蒸発器4(第2熱交換器)と、膨張弁3B(減圧部および第2膨張弁)と、ファン5A(送風装置)と、ファン5Bと、制御装置10とを備える。
制御装置10は、処理回路を含む。処理回路は、専用のハードウェアであってもよいし、メモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)であってもよい。処理回路が専用のハードウェアである場合、処理回路は、たとえば、単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、並列プログラム化されたプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、あるいはこれらを組み合わせたものが該当する。処理回路がCPUの場合、制御装置10の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアあるいはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリに格納される。処理回路は、メモリに記憶されたプログラムを読み出して実行する。メモリには、不揮発性または揮発性の半導体メモリ(たとえばRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、あるいはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory))、および磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、あるいはDVD(Digital Versatile Disc)が含まれる。なお、CPUは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、あるいはDSP(Digital Signal Processor)とも呼ばれる。
冷凍装置100においては、通常運転が第1基準時間継続された後に除霜運転が開始され、除霜運転が第2基準時間継続された後に通常運転が再開される。除霜運転は、蒸発器4の周囲の温度が第1基準温度より小さい場合に開始されてもよい。第1基準温度は、蒸発器4における霜の発生を示す温度である。除霜運転は、蒸発器4の周囲の温度が第2基準温度より大きい場合に終了されてもよい。第2基準温度は、蒸発器4の霜の融解の完了を示す温度である。第1基準時間および第2基準時間、ならびに第1基準温度および第2基準温度は、実機実験あるいはシミュレーションによって適宜決定することができる。
通常運転および除霜運転のいずれにおいても冷媒は、圧縮機1、凝縮器2、膨張弁3A、蒸発器4、および膨張弁3Bの順に循環する。ファン5Aは、凝縮器2に送風し、凝縮器2における冷媒と空気との熱交換を促進する。ファン5Bは、蒸発器4に送風し、蒸発器4における冷媒と空気との熱交換を促進する。
制御装置10は、通常運転において圧縮機1に吸入される冷媒(あるいは蒸発器4から流出する冷媒)の過熱度が目標値となるように膨張弁3Aの開度を制御する(過熱度制御)。制御装置10は、通常運転において膨張弁3Bを全開とする。
図2に示されるように、制御装置10は、除霜運転において膨張弁3Bの開度を全開よりも小さくして膨張弁3Bの減圧作用を増加させる。制御装置10は、除霜運転における膨張弁3Aの開度を全開とする。なお、除霜運転における膨張弁3Aの開度が通常運転における膨張弁3Aの開度よりも大きければよく、膨張弁3Aの開度は、必ずしも全開とされる必要はない。
制御装置10は、除霜運転におけるファン5Aの単位時間当たりの送風量を通常運転におけるファン5Aの単位時間当たりの送風量よりも小さくし、凝縮器2における冷媒と空気との熱交換効率を低下させる。除霜運転においてファン5Aは停止されてもよい。その結果、除霜運転において蒸発器4に流入する冷媒の温度は、通常運転において蒸発器4に流入する冷媒の温度よりも高くなる。蒸発器4は、凝縮器2からの冷媒の熱によって除霜される。なお、通常運転よりも単位時間当たりの送風量が低減されていることを示すため、図2においてファン5Aは点線で示されている。
冷凍装置100においては、除霜運転の間、凝縮器2における冷媒の温度低下が抑制されるため、凝縮器2の配置されている空間の温度によらず、蒸発器4を除霜することができる。冷凍装置100においては蒸発器4を除霜するための加熱装置が不要であるとともに、冷媒の循環方向を変える構成が不要であるため、冷凍装置100の製造コストを低減することができる。冷凍装置100においては冷媒の熱を用いて配管の内部から蒸発器4を除霜するため、冷媒の熱が冷凍装置100の外部に放出されることが抑制され、省エネルギー化が実現される。冷凍装置100における除霜運転は、冷媒の循環方向を逆にして蒸発器を凝縮器として機能させて冷媒の凝縮熱によって当該蒸発器の除霜を行なうリバース除霜運転とは異なるため、蒸発器4から冷凍装置100の冷却対象が配置された空間(庫内空間)への放熱が抑制される。
以上、実施の形態1に係る冷凍装置によれば、冷凍装置の周囲の環境によらず、冷凍装置の除霜能力を確保することができる。
実施の形態2.
図3および図4は、実施の形態2に係る冷凍装置200の構成を示す機能ブロック図である。図3は、通常運転における冷凍装置200の運転状態を示す。図4は、除霜運転における冷凍装置200の運転状態を示す。
図3に示されるように、冷凍装置200は、圧縮機11と、凝縮器12(第1熱交換器)と、膨張弁13A(第1膨張弁)と、蒸発器14(第2熱交換器)と、ファン15A(送風装置)と、ファン15Bと、減圧部30と、アキュムレータ18と、レシーバ19と、過冷却器21(第3熱交換器)と、内部熱交換器22(第4熱交換器)と、膨張弁23(第3膨張弁)と、開閉弁24(第2弁)と、開閉弁25(第3弁)と、制御装置20とを備える。減圧部30は、膨張弁13B(第2膨張弁)と、開閉弁16(第1弁)とを含む。
レシーバ19は、過冷却器21および凝縮器12の間に接続されている。内部熱交換器22は、過冷却器21および膨張弁13Aの間に接続されている。アキュムレータ18は、減圧部30および圧縮機11の間に接続されている。膨張弁23および開閉弁24は、内部熱交換器22および膨張弁13Aの間の流路と、減圧部30およびアキュムレータ18の間の流路との間にこの順に直列に接続されている。
圧縮機11は、圧縮機11の圧縮機構に連通するインジェクションポートPjを有する。内部熱交換器22および開閉弁25は、膨張弁23および開閉弁24の間の流路と、インジェクションポートPjとの間においてこの順に直列に接続されている。全開の膨張弁13Bの流路抵抗は、開放されている開閉弁16の流路抵抗よりも大きい。
制御装置20は、処理回路を含む。処理回路は、実施の形態1と同様に、専用のハードウェアであってもよいし、メモリに格納されるプログラムを実行するCPUであってもよい。
冷凍装置200においても実施の形態1と同様に、通常運転が第1基準時間継続された後に除霜運転が開始され、除霜運転が第2基準時間継続された後に通常運転が再開される。除霜運転は、蒸発器14の周囲の温度が第1基準温度より小さい場合に開始されてもよい。除霜運転は、蒸発器14の周囲の温度が第2基準温度より大きい場合に終了されてもよい。
通常運転および除霜運転のいずれにおいても冷媒は、圧縮機11、凝縮器12、レシーバ19、過冷却器21、内部熱交換器22、膨張弁13A、蒸発器14、減圧部30、およびアキュムレータ18の順に循環する。ファン15Aは、凝縮器12に送風し、凝縮器12における冷媒と空気との熱交換を促進する。ファン15Bは、蒸発器14に送風し、蒸発器14における冷媒と空気との熱交換を促進する。ファン15Cは、過冷却器21に送風し、過冷却器21における冷媒と空気との熱交換を促進する。
制御装置20は、通常運転において圧縮機11に吸入される冷媒(あるいは蒸発器14から流出する冷媒)の過熱度が目標値となるように膨張弁13Aおよび膨張弁23の開度を制御する(過熱度制御)。制御装置20は、通常運転において膨張弁13Bを閉止するとともに開閉弁16を開放する。制御装置20は、通常運転において開閉弁24を閉止するとともに開閉弁25を開放する。
過冷却器21は、レシーバ19からの飽和液の冷媒を冷却し、冷媒の過冷却度を増加させる。内部熱交換器22においては、過冷却器21からの冷媒と膨張弁23によって減圧された冷媒との間で熱交換が行なわれ、過冷却器21からの冷媒が冷却される。内部熱交換器22からの冷媒がインジェクションポートPjから圧縮機11に吸入されることにより、圧縮機11から吐出される冷媒の温度(吐出温度)が抑制される。アキュムレータ18は、減圧部30からの冷媒に含まれる液冷媒を貯留し、圧縮機11に液冷媒が吸入されることを防止する。
図4に示されるように、制御装置20は、除霜運転において開閉弁16を閉止するとともに膨張弁13Bの開度を制御して蒸発器14からの冷媒を減圧する。制御装置20は、除霜運転における膨張弁13Aの開度を全開とする。なお、除霜運転における膨張弁13Aの開度が通常運転における膨張弁13Aの開度よりも大きければよく、膨張弁13Aの開度は、必ずしも全開とされる必要はない。膨張弁13Aの開度が増加されることにより圧縮機11に吸入される冷媒の乾き度が減少するため、吐出温度が抑制される。
制御装置20は、除霜運転におけるファン15Aの単位時間当たりの送風量を通常運転におけるファン15Aの単位時間当たりの送風量よりも小さくし、凝縮器12における冷媒と空気との熱交換効率を低下させる。制御装置20は、除霜運転におけるファン15Cの単位時間当たりの送風量を通常運転におけるファン15Cの単位時間当たりの送風量よりも小さくし、過冷却器21における冷媒と空気との熱交換効率を低下させる。除霜運転においてファン15Aおよび15Cは停止されてもよい。
制御装置20は、除霜運転において開閉弁25を閉止する。過冷却器21からの冷媒は、内部熱交換器22において膨張弁23からの冷媒によって冷却されない。制御装置20は、除霜運転において開閉弁24を開放する。レシーバ19内のほとんどの液冷媒がアキュムレータ18に移動するため、レシーバ19から流出する冷媒が気液二相状態となる。その結果、当該冷媒の比エンタルピが飽和液の冷媒よりも増加する。
除霜運転において蒸発器14に流入する冷媒の温度は、通常運転において蒸発器14に流入する冷媒の温度よりも高くなる。蒸発器14は、凝縮器12からの冷媒の熱によって除霜される。なお、通常運転よりも単位時間当たりの送風量が低減されていることを示すため、図4においてファン15Aおよび15Cは点線で示されている。後に説明する図5においても同様である。
冷凍装置200においては、除霜運転の間、凝縮器12および過冷却器21における冷媒の温度低下が抑制されるため、凝縮器12および過冷却器21の配置されている空間の温度によらず、蒸発器14を除霜することができる。冷凍装置200においては蒸発器14を除霜するための加熱装置が不要であるとともに、冷媒の循環方向を変える構成が不要であるため、冷凍装置200の製造コストを低減することができる。冷凍装置200においては冷媒の熱を用いて配管の内部から蒸発器14を除霜するため、冷媒の熱が冷凍装置200の外部に放出されることが抑制され、省エネルギー化が実現される。冷凍装置200における除霜運転は、冷媒の循環方向を逆にして蒸発器を凝縮器として機能させて冷媒の凝縮熱によって当該蒸発器の除霜を行なうリバース除霜運転とは異なるため、蒸発器14から冷凍装置200の冷却対象が配置された空間(庫内空間)への放熱が抑制される。
なお、図5に示される冷凍装置200Aのように、除霜運転において減圧部30と圧縮機11との間を流れる冷媒が加熱されてもよい。冷凍装置200Aの構成は、図4に示される冷凍装置200の構成に加熱装置17が加えられているとともに、制御装置20が20Aに置き換えられた構成である。これら以外は同様であるため、説明を繰り返さない。制御装置20Aは、通常運転において加熱装置17を停止し、除霜運転において加熱装置17を動作させる。
冷凍装置200Aにおいては、除霜運転の間、減圧部30からの冷媒が加熱装置17によって加熱されることにより当該冷媒の乾き度が増加する。加熱装置17およびアキュムレータ18により、除霜運転において圧縮機11に液冷媒が吸入されることが防止される。
以上、実施の形態2および変形例に係る冷凍装置によれば、冷凍装置の周囲の環境によらず、冷凍装置の除霜能力を確保することができる。
今回開示された各実施の形態は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて実施することも予定されている。今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,11 圧縮機、2,12 凝縮器、3A,3B,13A,13B,23 膨張弁
4,14 蒸発器、5A,5B,15A~15C ファン、10,20,20A 制御装置、16,24,25 開閉弁、17 加熱装置、18 アキュムレータ、19 レシーバ、21 過冷却器、22 内部熱交換器、30 減圧部、100,200,200A 冷凍装置、Pj インジェクションポート。

Claims (10)

  1. 通常運転と除霜運転とを行なう冷凍装置であって、
    圧縮機と、
    第1熱交換器と、
    冷却対象が配置される庫内空間を前記通常運転において冷却する第2熱交換器と、
    第1膨張弁と、
    減圧部と、
    前記第1熱交換器に送風する送風装置とを備え、
    冷媒は、前記圧縮機、前記第1熱交換器、前記第1膨張弁、前記第2熱交換器、および前記減圧部の順に循環し、
    前記除霜運転における前記第1膨張弁の開度は、前記通常運転における前記第1膨張弁の開度よりも大きく、
    前記除霜運転における前記減圧部の流路抵抗は、前記通常運転における前記減圧部の流路抵抗よりも大きく、
    前記除霜運転における前記送風装置の単位時間当たりの送風量は、前記通常運転における前記送風装置の単位時間当たりの送風量よりも小さい、冷凍装置。
  2. 前記除霜運転において前記第1膨張弁の開度を前記通常運転における前記第1膨張弁の開度よりも増加させる制御装置をさらに備える、請求項1に記載の冷凍装置。
  3. 前記減圧部は、第2膨張弁を含み、
    前記制御装置は、前記通常運転における前記第2膨張弁の開度を前記除霜運転における前記第2膨張弁の開度よりも増加させる、請求項2に記載の冷凍装置。
  4. 前記減圧部は、前記第2熱交換器と前記圧縮機との間において並列に接続された第2膨張弁および第1弁を含み、
    前記制御装置は、前記通常運転において前記第2膨張弁を閉止するとともに前記第1弁を開放し、前記除霜運転において前記第2膨張弁を開放して前記第2膨張弁の開度を制御するとともに前記第1弁を閉止する、請求項2に記載の冷凍装置。
  5. 第3熱交換器と、
    前記第3熱交換器および前記第1熱交換器の間に接続されたレシーバと、
    前記第3熱交換器および前記第1膨張弁の間に接続された第4熱交換器と、
    前記減圧部および前記圧縮機の間に接続されたアキュムレータと、
    第3膨張弁と、
    第2弁および第3弁とをさらに備え、
    前記第3膨張弁および前記第2弁は、前記第3熱交換器および前記第1膨張弁の間の流路と、前記減圧部および前記アキュムレータの間の流路との間にこの順に直列に接続され、
    前記圧縮機は、前記圧縮機の圧縮機構に連通するインジェクションポートを有し、
    前記第4熱交換器および前記第3弁は、前記第3膨張弁および前記第2弁の間の流路と、前記インジェクションポートとの間においてこの順に直列に接続され、
    前記制御装置は、前記通常運転において前記第2弁を閉止するとともに前記第3弁を開放し、前記除霜運転において前記第2弁を開放するとともに前記第3弁を閉止する、請求項2~4のいずれか1項に記載の冷凍装置。
  6. 前記減圧部と前記圧縮機との間を流れる前記冷媒を加熱する加熱装置をさらに備え、
    前記制御装置は、前記通常運転において前記加熱装置を停止し、前記除霜運転において前記加熱装置を動作させる、請求項2~5のいずれか1項に記載の冷凍装置。
  7. 前記通常運転が行われる時間帯は、前記除霜運転が行われる時間帯に重ならない、請求項1~6のいずれか1項に記載の冷凍装置。
  8. 前記減圧部からの前記冷媒は、熱交換器を介さずに前記圧縮機に至る、請求項1~7のいずれか1項に記載の冷凍装置。
  9. 通常運転と除霜運転とを行なう冷凍装置であって、
    圧縮機と、
    第1熱交換器と、
    第2熱交換器と、
    第1膨張弁と、
    減圧部と、
    前記第1熱交換器に送風する送風装置と、
    第3熱交換器と、
    前記第3熱交換器および前記第1熱交換器の間に接続されたレシーバと、
    前記第3熱交換器および前記第1膨張弁の間に接続された第4熱交換器と、
    前記減圧部および前記圧縮機の間に接続されたアキュムレータと、
    第3膨張弁と、
    第2弁および第3弁とを備え、
    冷媒は、前記圧縮機、前記第1熱交換器、前記第1膨張弁、前記第2熱交換器、および前記減圧部の順に循環し、
    前記除霜運転における前記第1膨張弁の開度は、前記通常運転における前記第1膨張弁の開度よりも大きく、
    前記除霜運転における前記減圧部の流路抵抗は、前記通常運転における前記減圧部の流路抵抗よりも大きく、
    前記除霜運転における前記送風装置の単位時間当たりの送風量は、前記通常運転における前記送風装置の単位時間当たりの送風量よりも小さく、
    前記第3膨張弁および前記第2弁は、前記第3熱交換器および前記第1膨張弁の間の流路と、前記減圧部および前記アキュムレータの間の流路との間にこの順に直列に接続され、
    前記圧縮機は、前記圧縮機の圧縮機構に連通するインジェクションポートを有し、
    前記第4熱交換器および前記第3弁は、前記第3膨張弁および前記第2弁の間の流路と、前記インジェクションポートとの間においてこの順に直列に接続されている、冷凍装置。
  10. 前記通常運転において前記第2弁を閉止するとともに前記第3弁を開放し、前記除霜運転において前記第2弁を開放するとともに前記第3弁を閉止する制御装置をさらに備える、請求項に記載の冷凍装置。
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