JP7125668B2 - 車両の冷却装置 - Google Patents
車両の冷却装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7125668B2 JP7125668B2 JP2018146467A JP2018146467A JP7125668B2 JP 7125668 B2 JP7125668 B2 JP 7125668B2 JP 2018146467 A JP2018146467 A JP 2018146467A JP 2018146467 A JP2018146467 A JP 2018146467A JP 7125668 B2 JP7125668 B2 JP 7125668B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling water
- temperature
- combustion
- engine
- radiator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
あらかじめ設定された複数の燃焼形態の中からエンジンの運転状態に応じて選択された特定の燃焼形態でもって燃焼が行われるエンジンと、
前記エンジンの冷却水が循環されて、該冷却水を冷却するためのラジエータと、
開度調整式とされ、前記ラジエータに対する走行風の導入量を変更するためのグリルシャッターと、
前記グリルシャッターの開度を、前記エンジンで実行される前記特定の燃焼形態に応じて変更制御する制御手段と、
を備えているようにしてある。
前記制御手段は、前記目標温度となるように前記グリルシャッターの開度を変更制御する、
ようにしてある。この場合、エンジン温度を、燃焼形態に応じて設定される目標温度にする上で好ましいものとなる。
前記制御手段は、前記グリルシャッターの制御に加えて前記電動ファンをも制御して、前記冷却水の温度が前記目標温度となるように制御する、
ようにしてある。この場合、電動ファンをも利用して、エンジン温度をより一層すみやかに目標温度にすることができる。
前記制御手段は、前記冷却水温度検出手段で検出された実際の冷却水温度に基づいて前記グリルシャッターの開度を段階的に変更制御する一方、前記目標温度と該実際の冷却水温度との差に基づいて前記電動ファンを制御する、
ようにしてある。この場合、グリルシャッターの開度変更の応答性に比して、電動ファンの応答性は高いものとなる。したがって、グリルシャッターの開度変更を段階的に行うことにより、応答性の劣るグリルシャッターの開度変更を行う機会を低減しつつ、応答性の優れた電動ファンによってすみやかにエンジン温度を目標温度にすることができる。さらに、実際の冷却水温度が目標温度となるようにフィードバック制御するので、エンジン温度を燃焼形態に適した温度に精度よく変更することができる。
前記冷却水の実際の温度を検出する冷却水温度検出手段を備え、
前記ラジエータに対して流れる大気の流量を調整する電動ファンを備え、
前記制御手段は、前記グリルシャッターおよび前記電動ファンを制御して、前記冷却水の温度が前記目標温度となるように制御する、
ようにしてある。この場合、請求項5に対応した効果と同様の効果を得ることができる。また、グリルシャッターと電動ファンとの両方を利用して、ラジエータの冷却能力をすみやかかつ大きく変更できるようにしつつ、実際の冷却水温度が目標温度となるようにフィードバック制御することにより、エンジン温度を燃焼形態に適した温度にすみやかかつ精度よく変更する上で好ましいものとなる。勿論、SPCCI燃焼の目標温度をSI燃焼の目標温度よりも高く設定してあるので、SPCCI燃焼を確実に行うようにする上でも好ましいものとなる。
(1)複数の燃焼形態としては、例えば、SI燃焼とSPCCI燃焼とHCCI燃焼との3つの燃焼態様のうち任意の2以上の燃焼態様を設定することができる。具体的には、SI燃焼とHCCI燃焼との2つの燃焼形態の間での切換え、SPCCI燃焼とHCCI燃焼との2つの燃焼形態の間での切換え、SI燃焼とSPCCI燃焼とHCCI燃焼との3つの燃焼形態の間での切換え、とすることができる。なお、HCCI燃焼を行う際には、例えば図6における領域A1をHCCI燃焼領域とすることができる。また、HCCI燃焼を行うときのエンジン1の目標温度(目標冷却水温度)は、SPCCI燃焼を行うときの目標温度よりもさらに高温に設定するのが好ましい。
(2)エンジン1は、その気筒数は問わないものであり、例えば3気筒、6気筒等であってもよい。また、エンジン1は、直列式に限らず、V型や水平対向等、適宜の形式を選択できる。
(3)エンジン1を覆うカバー部材20を有しないものであってもよい。
(4)ラジエータ40に導入される冷却水量の調整は、適宜の手法により行うことができる。例えば、サーモスタットを利用して、冷却水温度が高いほど上記冷却水量が多くなるように設定することができる。また、開度調整式の電磁弁を利用して、実際の冷却水温度が目標冷却水温度に対して高いほど上記冷却水量が多くなるように制御することもできる。
(5)本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
1:エンジン
2:気筒
3:燃料噴射弁
4:点火プラグ
9:取入口(吸入空気用)
32:シュラウドアッパ
33:ラジエータシュラウド
40:ラジエータ
50:電動ファン
51:電動モータ
60:グリルシャッター
61:フィン
62:電動モータ
Claims (5)
- あらかじめ設定された複数の燃焼形態の中からエンジンの運転状態に応じて選択された特定の燃焼形態でもって燃焼が行われるエンジンと、
前記エンジンの冷却水が循環されて、該冷却水を冷却するためのラジエータと、
開度調整式とされ、前記ラジエータに対する走行風の導入量を変更するためのグリルシャッターと、
前記グリルシャッターの開度を、前記エンジンで実行される前記特定の燃焼形態に応じて変更制御する制御手段と、
を備え、
前記冷却水の目標温度が、前記複数の燃焼形態毎に設定され、
前記制御手段は、前記目標温度となるように前記グリルシャッターの開度を変更制御し、
前記ラジエータに対して流れる大気の流量を調整する電動ファンをさらに備え、
前記制御手段は、前記グリルシャッターの制御に加えて前記電動ファンをも制御して、前記冷却水の温度が前記目標温度となるように制御し、
前記冷却水の温度を検出する冷却水温度検出手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記冷却水温度検出手段で検出された実際の冷却水温度に基づいて前記グリルシャッターの開度を段階的に変更制御する一方、前記目標温度と該実際の冷却水温度との差に基づいて前記電動ファンを制御する、
ことを特徴とする車両の冷却装置。 - 請求項1において、
前記冷却水温度検出手段は、前記冷却水の前記エンジンへの入り口部分での温度を検出する、ことを特徴とする車両の冷却装置。 - あらかじめ設定された複数の燃焼形態の中からエンジンの運転状態に応じて選択された特定の燃焼形態でもって燃焼が行われるエンジンと、
前記エンジンの冷却水が循環されて、該冷却水を冷却するためのラジエータと、
開度調整式とされ、前記ラジエータに対する走行風の導入量を変更するためのグリルシャッターと、
前記グリルシャッターの開度を、前記エンジンで実行される前記特定の燃焼形態に応じて変更制御する制御手段と、
を備え、
前記複数の燃焼形態として、少なくとも、点火プラグによって混合気を着火させて火炎伝播により燃焼を行うSI燃焼と、混合気の一部について前記点火プラグによって着火させた後に残りの混合気について自己着火させるSPCCI燃焼とが設定されている、ことを特徴とする車両の冷却装置。 - 請求項3において、
前記複数の燃焼形態毎に前記冷却水の目標温度が設定されて、SPCCI燃焼を行うときの目標温度がSI燃焼を行うときの目標温度よりも高くなるように設定され、
前記冷却水の実際の温度を検出する冷却水温度検出手段を備え、
前記ラジエータに対して流れる大気の流量を調整する電動ファンを備え、
前記制御手段は、前記グリルシャッターおよび前記電動ファンを制御して、前記冷却水の温度が前記目標温度となるように制御する、
ことを特徴とする車両の冷却装置。 - 請求項3において、
前記冷却水温度検出手段は、前記冷却水の前記エンジンへの入り口部分での温度を検出する、ことを特徴とする車両の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018146467A JP7125668B2 (ja) | 2018-08-03 | 2018-08-03 | 車両の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018146467A JP7125668B2 (ja) | 2018-08-03 | 2018-08-03 | 車両の冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020020324A JP2020020324A (ja) | 2020-02-06 |
JP7125668B2 true JP7125668B2 (ja) | 2022-08-25 |
Family
ID=69589626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018146467A Active JP7125668B2 (ja) | 2018-08-03 | 2018-08-03 | 車両の冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7125668B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7505297B2 (ja) | 2020-07-01 | 2024-06-25 | マツダ株式会社 | 車両の吸気冷却装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010190142A (ja) | 2009-02-19 | 2010-09-02 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 内燃機関の冷却装置 |
JP2012117389A (ja) | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Mitsubishi Motors Corp | エンジンの冷却制御装置 |
JP2014152615A (ja) | 2013-02-05 | 2014-08-25 | Mazda Motor Corp | 可変気筒エンジン |
JP2018053869A (ja) | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 株式会社Subaru | 多気筒エンジン冷却装置 |
JP2018109397A (ja) | 2016-12-28 | 2018-07-12 | 株式会社デンソー | 制御モジュール |
-
2018
- 2018-08-03 JP JP2018146467A patent/JP7125668B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010190142A (ja) | 2009-02-19 | 2010-09-02 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 内燃機関の冷却装置 |
JP2012117389A (ja) | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Mitsubishi Motors Corp | エンジンの冷却制御装置 |
JP2014152615A (ja) | 2013-02-05 | 2014-08-25 | Mazda Motor Corp | 可変気筒エンジン |
JP2018053869A (ja) | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 株式会社Subaru | 多気筒エンジン冷却装置 |
JP2018109397A (ja) | 2016-12-28 | 2018-07-12 | 株式会社デンソー | 制御モジュール |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020020324A (ja) | 2020-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10450941B2 (en) | Engine cooling system and method | |
US9950612B2 (en) | Methods and systems for adjusting vehicle grille shutters based on engine operation | |
JP5374302B2 (ja) | 車両のラジエータ通風量制御装置 | |
JP5384396B2 (ja) | エンジンの廃熱制御装置 | |
US7011050B2 (en) | Control method of electronic control thermostat | |
JP7044052B2 (ja) | エンジンの吸気温度制御装置 | |
JP2011214566A (ja) | 車載内燃機関の冷却装置 | |
JP6222157B2 (ja) | 内燃機関の冷却装置 | |
JP7125668B2 (ja) | 車両の冷却装置 | |
JP7125669B2 (ja) | 車両の冷却装置 | |
JP7044053B2 (ja) | 過給機付エンジンの吸気温度制御装置 | |
JP4529709B2 (ja) | エンジンの冷却装置 | |
RU2638228C2 (ru) | Управляющее устройство для двигателя внутреннего сгорания | |
JP2011017296A (ja) | 内燃機関の排気還流装置 | |
JP2012193629A (ja) | エンジン制御装置 | |
JP2019190342A (ja) | 内燃機関の遮音システム | |
JP2022028512A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2012072669A (ja) | 内燃機関制御システム | |
KR102371255B1 (ko) | 냉각수 제어 밸브유닛의 제어방법 | |
US20210372335A1 (en) | Control device and method for controlling internal combustion engine | |
JP6911634B2 (ja) | 内燃機関冷却制御装置 | |
JP6992738B2 (ja) | エンジンの吸気温度制御装置 | |
JP6061584B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP2014020344A (ja) | 可変流量型ポンプの制御装置 | |
JP7079428B2 (ja) | 過給機付圧縮着火式エンジン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220311 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220422 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220715 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220728 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7125668 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |