JP7123750B2 - 解析装置、および解析システム - Google Patents
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Description
他の実施の形態に従うと、ボールの回転軸を解析するための解析装置が提供される。解析装置は、ボールに内蔵されたセンサ機器により時系列で検出された加速度データおよび地磁気データの入力を受け付ける情報入力部と、加速度データおよび地磁気データに基づいて、ボールの姿勢情報を算出する姿勢算出部と、地磁気データに基づいて、被験者により放たれたボールの回転数を算出する回転数算出部と、姿勢情報と、回転数と、加速度データと、加速度データの1階微分値および2階微分値とに基づいて、所定のフィルタを用いて所定方向に対するボールの回転軸の角度を算出する回転軸算出部とを備える。
[実施の形態1]
<システムの全体構成>
図1は、実施の形態1に従う解析システム1000の全体構成を説明するための図である。図1を参照して、解析システム1000は、投手である被験者5が投じた野球用のボールの回転軸を解析し、解析結果を表示するためのシステムである。解析システム1000は、解析装置10と、センサ機器20が内蔵されたボール2とを含む。なお、図1では、センサ座標系における互いに直交する3つの軸をx軸、y軸、z軸で表わし、絶対座標系における互いに直交する3つの軸をX軸、Y軸、Z軸で表わしている。
(解析装置10)
図3は、実施の形態1に従う解析装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。図3を参照して、解析装置10は、主たる構成要素として、CPU(Central Processing Unit)102と、メモリ104と、タッチパネル106と、ボタン108と、ディスプレイ110と、無線通信部112と、通信アンテナ113と、メモリインターフェイス(I/F)114と、スピーカ116と、マイク118と、通信インターフェイス(I/F)120とを含む。また、記録媒体115は、外部の記憶媒体である。
図4は、実施の形態1に従うセンサ機器20のハードウェア構成を示すブロック図である。図4を参照して、センサ機器20は、主たる構成要素として、各種処理を実行するためのCPU202と、CPU202によって実行されるプログラム、データなどを格納するためのメモリ204と、加速度センサ220と、互いに直交する3つの軸方向の磁場を検出する地磁気センサ208と、解析装置10と通信するための通信インターフェイス(I/F)210と、センサ機器20の各種構成要素に電力を供給する蓄電池212とを含む。
図5は、実施の形態1に従う解析装置10の動作を説明するためのフローチャートである。以下の各ステップは、典型的には、解析装置10のCPU102がメモリ104に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
図8は、実施の形態1に従う解析装置10の機能構成例を示すブロック図である。図8を参照して、解析装置10は、情報入力部302と、姿勢算出部304と、解析期間設定部306と、方向算出部308と、回転数算出部310と、回転軸算出部312と、表示制御部314とを含む。これらの機能構成は、基本的には、解析装置10のCPU102がメモリ104に格納されたプログラムを実行し、解析装置10の構成要素へ指令を与えることなどによって実現される。
実施の形態1によると、加速度データおよび地磁気データを用いてボールの回転軸の角度を算出することができる。そのため、ジャイロセンサのようにサチュレーションすることがなく、ボールの回転軸の角度をより精度よく算出することができる。
[実施の形態2]
実施の形態1では、地磁気データを用いて回転軸の角度を算出する構成について説明した。実施の形態2では、加速度データを用いて回転軸の角度を算出する構成について説明する。実施の形態2の<全体構成>および<ハードウェア構成>については、実施の形態1のそれと同様であるため、その詳細な説明は繰り返さない。
図9は、実施の形態2に従う解析装置10の動作を説明するためのフローチャートである。以下の各ステップは、典型的には、実施の形態2に従う解析装置10のCPU102がメモリ104に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
図10は、実施の形態2に従う解析装置10Aの機能構成例を示すブロック図である。図10を参照して、解析装置10Aは、図8中の解析装置10における回転軸算出部312を、回転軸算出部312Aに置き換えたものである。その他の機能構成については、解析装置10と同様であるため、その詳細な説明は繰り返さない。
実施の形態2によると、地磁気データを用いずに加速度データを用いてボール2の回転軸の角度を算出する。そのため、磁場の影響を受け易い場所であっても、精度よくボール2の回転軸の角度を算出することができる。
(1)上述した実施の形態に係る解析システム1000では、ボール2が野球用のボールである構成を例に挙げて説明したが、当該構成に限られない。例えば、ソフトボール用のボールであっても同様に適用可能である。
Claims (11)
- ボールの回転軸を解析するための解析装置であって、
前記ボールに内蔵されたセンサ機器により時系列で検出された加速度データおよび地磁気データの入力を受け付ける情報入力部と、
前記加速度データおよび前記地磁気データに基づいて、前記ボールの姿勢情報を算出する姿勢算出部と、
前記地磁気データに基づいて、被験者により放たれた前記ボールの回転数を算出する回転数算出部と、
前記姿勢情報と、前記回転数と、前記地磁気データと、前記地磁気データの1階微分値および2階微分値とに基づいて、所定のフィルタを用いて所定方向に対する前記ボールの回転軸の角度を算出する回転軸算出部とを備える、解析装置。 - 前記回転軸算出部は、前記ボールが放たれたタイミングの前後の所定期間における前記ボールの回転軸の角度を算出する、請求項1に記載の解析装置。
- 前記回転軸算出部は、前記姿勢情報と、前記回転数と、前記地磁気データと、前記1階微分値と、前記2階微分値とに基づいて、前記地磁気データと前記1階微分値と前記2階微分値とを観測値とした観測方程式に対して前記所定のフィルタを適用して前記ボールの回転軸の角度を算出する、請求項1または2に記載の解析装置。
- 前記加速度データに基づいて、前記所定のフィルタを用いて前記被験者から放たれた前記ボールの進行方向を算出する方向算出部をさらに備え、
前記所定方向は、前記方向算出部により算出された前記進行方向である、請求項1~3のいずれか1項に記載の解析装置。 - 前記方向算出部は、前記進行方向を規定する回転行列を状態値とした状態方程式、および、前記ボールが放たれたタイミングの前後の所定期間における前記加速度データの最大値を観測値とした観測方程式、に対して前記所定のフィルタを適用して前記進行方向を規定する回転行列を算出する、請求項4に記載の解析装置。
- 前記センサ機器は、低加速度を検出するための低加速度センサと、高加速度を検出するための高加速度センサとを含み、
前記加速度データは、前記低加速度センサにより検出された低加速度データと、前記高加速度センサにより検出された高加速度データとを含み、
前記姿勢算出部は、前記ボールの初期姿勢情報を算出する場合、前記加速度データとして前記低加速度データを採用する、請求項1~5のいずれか1項に記載の解析装置。 - 前記所定のフィルタは、拡張カルマンフィルタである、請求項1~6のいずれか1項に記載の解析装置。
- ボールの回転軸を解析するための解析装置であって、
前記ボールに内蔵されたセンサ機器により時系列で検出された加速度データおよび地磁気データの入力を受け付ける情報入力部と、
前記加速度データおよび前記地磁気データに基づいて、前記ボールの姿勢情報を算出する姿勢算出部と、
前記地磁気データに基づいて、被験者により放たれた前記ボールの回転数を算出する回転数算出部と、
前記姿勢情報と、前記回転数と、前記加速度データと、前記加速度データの1階微分値および2階微分値とに基づいて、所定のフィルタを用いて所定方向に対する前記ボールの回転軸の角度を算出する回転軸算出部とを備える、解析装置。 - 前記回転軸算出部は、前記姿勢情報と、前記回転数と、前記加速度データと、前記1階微分値と、前記2階微分値とに基づいて、前記加速度データと前記1階微分値と前記2階微分値とを観測値とした観測方程式に対して前記所定のフィルタを適用して前記ボールの回転軸の角度を算出する、請求項8に記載の解析装置。
- ボールの回転軸を解析するための解析装置と、
前記ボールに内蔵されたセンサ機器とを備え、
前記解析装置は、
前記センサ機器によりに時系列で検出された加速度データおよび地磁気データの入力を受け付ける情報入力部と、
前記加速度データおよび前記地磁気データに基づいて、前記ボールの姿勢情報を算出する姿勢算出部と、
前記地磁気データに基づいて、被験者により放たれた前記ボールの回転数を算出する回転数算出部と、
前記姿勢情報と、前記回転数と、前記地磁気データと、前記地磁気データの1階微分値および2階微分値とに基づいて、所定のフィルタを用いて所定方向に対する前記ボールの回転軸の角度を算出する回転軸算出部とを含む、解析システム。 - ボールの回転軸を解析するための解析装置と、
前記ボールに内蔵されたセンサ機器とを備え、
前記解析装置は、
前記ボールに内蔵されたセンサ機器により時系列で検出された加速度データおよび地磁気データの入力を受け付ける情報入力部と、
前記加速度データおよび前記地磁気データに基づいて、前記ボールの姿勢情報を算出する姿勢算出部と、
前記地磁気データに基づいて、被験者により放たれた前記ボールの回転数を算出する回転数算出部と、
前記姿勢情報と、前記回転数と、前記加速度データと、前記加速度データの1階微分値および2階微分値とに基づいて、所定のフィルタを用いて所定方向に対する前記ボールの回転軸の角度を算出する回転軸算出部とを含む、解析システム。
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