JP7122528B2 - 熱伝導性組成物及び半導体装置 - Google Patents
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Description
(基本構成)
本実施形態に係る熱伝導性組成物100は、第1金属粉10と、第2金属粉20と、バインダ3と、を含有する。熱伝導性組成物100は、溶剤を更に含有してもよい。熱伝導性組成物100は、常温(例えば25℃)においてペースト状である。熱伝導性組成物100は、TIM(Thermal Interface Material)として好適に用いられる。
第1金属粉10は、複数の第1金属粒子1を含む。複数の第1金属粒子1の各々は、例えば球状、楕円体状、回転楕円体状、真球状などであるが、この形状には限定されない。回転楕円体状には、ラグビーボールのような長球状、及び、碁石のような扁球状が含まれる。複数の第1金属粒子1の各々は、第1金属で構成されている。第1金属の具体例として、銀、銅、ニッケル及び金が挙げられる。第1金属は、銀であることが好ましい。その理由は、銀は熱伝導率が高く、また化学的に安定なため表面酸化などの影響を抑えることができるからである。
第2金属粉20は、複数の第2金属粒子2を含む。複数の第2金属粒子2の各々は、第1金属粒子1の場合と同様に、例えば球状、楕円体状、回転楕円体状、真球状などであるが、この形状には限定されない。複数の第2金属粒子2の各々は、コア22と、コート層23と、を有する。
好ましくは、第1金属粉10及び第2金属粉20の合計体積に対する第2金属粉20の体積分率は、0.4以上0.95以下の範囲内である。ここで、本明細書において「体積」は、特に断りのない限り、見掛けの体積ではなく、真の体積を意味する。例えば、第1金属粉10の体積は、第1金属粉10に含まれる複数の第1金属粒子1の各々の体積の合計体積を意味し、複数の第1金属粒子1間の間隙などの体積は含まれない。第2金属粉20の体積分率が0.4以上であることで、第2金属粒子2よりも小さい第1金属粒子1が相対的に少なくなり、熱伝導性組成物100の粘度上昇を抑制することができる。第2金属粉20の体積分率が0.95以下であることで、第1金属粒子1よりも大きい第2金属粒子2が相対的に少なくなり、第2金属粒子2間の間隙が少なくなり、この間隙を第1金属粒子1で埋めやすくなる。
バインダ3は、第1金属粉10及び第2金属粉20を含有する熱伝導性組成物100を、粘性のあるペーストにするために練り込む場合のつなぎとなるものである。バインダ3は、耐熱性を有していることが好ましい。バインダ3は、加熱又は光照射などにより架橋反応するものでも反応しないものでもよい。バインダ3が反応する場合には、反応後にゲル状又はゴム状の固体となるものが好ましい。第1金属及び第3金属が溶融し始める前に、バインダ3が反応し始める場合には、バインダ3は、第1金属及び第3金属の溶融一体化を阻害しないものであることが好ましい。つまり、バインダ3は、第1金属粒子1と第2金属粒子2(特にコート層23)との溶融一体化を阻害しないものであることが好ましい。またバインダ3は、常温(例えば25℃)で半固体のグリースでもよい。バインダ3は接着性を有していてもよい。
第1金属粉10及び第2金属粉20の合計体積の割合は、熱伝導性組成物100の合計体積に対して、好ましくは10体積%以上80体積%以下の範囲内であり、より好ましくは30体積%以上60体積%以下である。
第1金属粉10及び第2金属粉20をプラネタリーミキサーのタンクに入れて混合し、さらにバインダ3を入れて混合することによって、熱伝導性組成物100を製造することができる。このとき必要に応じて溶剤をタンクに入れてもよい。このようにして第1金属粉10及び第2金属粉20が均一に分散した熱伝導性組成物100を得ることができる。
図1Aは、熱伝導性組成物100を熱処理する前の状態を模式的に示している。熱伝導性組成物100中において第1金属粉10及び第2金属粉20は均一に分散している。第1金属粒子1と第2金属粒子2とは接触し得る状態にある。第1金属粒子1同士及び第2金属粒子2同士も接触し得る状態にある。
(基本構成)
本実施形態に係る熱伝導性組成物100は、第1実施形態に係る熱伝導性組成物100とほぼ同じである。そのため、以下では、本実施形態に特有の構成について詳細に説明する。第1実施形態の要素と同一又はそれに相当する要素には同一符号を付して、詳細な説明は省略する。図2Aは、熱伝導性組成物100を熱処理する前の状態を模式的に示している。図2Bは、熱伝導性組成物100を熱処理した後の状態を模式的に示している。
複数の第1金属粒子1の各々は、多面体状である。ここで、多面体は、複数の平面に囲まれた立体である。隣接する2つの平面が交差する線分は稜線である。稜線は、直線に限定されず、曲線でもよい。隣接する2つの平面のなす角度は二面角である。3つ以上の稜線又は3つ以上の平面が交差する交点は頂点である。頂点周りの領域は立体角である。多面体には、凸多面体と凹多面体とが含まれる。凸多面体は、全ての二面角が180度未満の多面体である。凹多面体は、いずれかの二面角が180度を超える多面体である。ただし、多面体状には、例えば、球状、真球状、楕円体状、回転楕円体状、プレート状(板状)、棒状、針状、鱗片状などは含まれない。
複数の第2金属粒子2の各々の形状は、特に限定されないが、多面体状であることが好ましい。多面体状であれば、熱処理前において、第2金属粒子2同士を面接触させることができる。さらに第1金属粒子1と第2金属粒子2とを熱処理前において面接触させることもできる。点接触に比べて、面接触の方が、熱処理後において、接合部40をより太く強固に形成し得る。
図2Aは、熱伝導性組成物100を熱処理する前の状態を模式的に示している。熱伝導性組成物100中において第1金属粉10及び第2金属粉20は均一に分散している。
(基本構成)
本実施形態に係る熱伝導性組成物100は、カップリング剤4を更に含有する以外は、第1、2実施形態に係る熱伝導性組成物100とほぼ同じである。そのため、以下では、本実施形態に特有の構成について詳細に説明する。第1、2実施形態の要素と同一又はそれに相当する要素には同一符号を付して、詳細な説明は省略する。図3Aは、熱伝導性組成物100を熱処理する前の状態を模式的に示している。図3Bは、熱伝導性組成物100を熱処理した後の状態を模式的に示している。
複数の第1金属粒子1の各々は、第1実施形態の場合と同様に、例えば球状、楕円体状、回転楕円体状、真球状などであるが、この形状には限定されない。
カップリング剤4は、1分子中に、1個以上の第1の反応基と、1個以上の第2の反応基と、を有する。第1の反応基は、複数の第1金属粒子1及び複数の第2金属粒子2と化学結合する。第2の反応基は、バインダ3と化学結合する。このようなカップリング剤4の具体例として、ヘキシルトリメトキシシランが挙げられる。
カップリング剤4の使用方法の具体例として、直接処理法及びインテグラルブレンド法などが挙げられる。熱伝導性組成物100を製造する際には、直接処理法を使用することが好ましい。直接処理法では、あらかじめ第1金属粉10及び第2金属粉20とカップリング剤4とが反応しているため、加水分解によるアルコール等の副生成物が熱伝導性組成物100中に残存しにくい。以下では、直接処理法を使用した熱伝導性組成物100の製造方法について説明する。
図3Aは、熱伝導性組成物100を熱処理する前の状態を模式的に示している。本実施形態では、熱伝導性組成物100中において、第1金属粉10及び第2金属粉20は、カップリング剤4で表面処理がなされているので、均一に分散している。
(基本構成)
本実施形態に係る熱伝導性組成物100は、第1実施形態に係る熱伝導性組成物100とほぼ同じである。そのため、以下では、本実施形態に特有の構成について詳細に説明する。
第1金属粉10の平均粒子径は、特に限定されないが、例えば、10nm以上5μm以下の範囲内である。以下、(1)第1金属粉10の平均粒子径が10nm以上1000nm(1μm)以下の範囲内である場合と、(2)第1金属粉10の平均粒子径が1μm超5μm以下の範囲内である場合と、に分けて説明する。
第2金属粉20の平均粒子径(D2)の、第1金属粉10の平均粒子径(D1)に対する粒径比(D2/D1)は、1超100以下の範囲内である(第1の条件)。粒径比(D2/D1)は1を超えるので、第2金属粉20の平均粒子径(D2)は、第1金属粉10の平均粒子径(D1)よりも大きい。第1金属粉10及び第2金属粉20の体積分率が一定の場合において、粒径比(D2/D1)が上記の範囲内であることで、最密構造又は準最密構造をとりやすくなる。
第1金属粉10及び第2金属粉20の合計体積に対する第2金属粉20の体積分率は、0.5以上0.9以下の範囲内である(第2の条件)。第1金属粉10及び第2金属粉20の粒径比(D2/D1)が一定の場合において、第2金属粉20の体積分率が上記の範囲内であることで、最密構造又は準最密構造をとりやすくなる。
本実施形態では、第1金属粉10及び第2金属粉20は最密構造等をとっている。最密構造等をとっているときと、非最密構造をとっているときとの、見掛けの体積が同じ場合には、非最密構造をとっているときに比べて、最密構造等をとっているときの方が、より多くの第1金属粉10及び第2金属粉20を熱伝導性組成物100に含有させることができる。そのため、熱伝導性組成物100の熱伝導性を更に高めることができる。
図4Aは、熱伝導性組成物100を熱処理する前の状態を模式的に示している。熱伝導性組成物100中において第1金属粉10及び第2金属粉20は均一に分散している。第1金属粒子1と第2金属粒子2とは接触し得る状態にある。第1金属粒子1同士及び第2金属粒子2同士も接触し得る状態にある。
本実施形態では、第1~4実施形態に係る熱伝導性組成物100の、半導体装置200への適用例について説明する。
本実施形態では、第1~4実施形態に係る熱伝導性組成物100の、別の半導体装置400への適用例について説明する。
第1金属粉として、表1に示す材質、平均粒子径(D1)及び形状のものを用意した。
第1金属粉及び第2金属粉として、表1に示す材質、平均粒子径(D1及びD2)及び形状のものを使用した以外は、実施例1-1~1-3と同様に、ペースト状の熱伝導性組成物を製造した。
熱処理前後の熱伝導性組成物について、以下の評価を行った。
熱伝導性組成物の粘度を、E型粘度計(東機産業株式会社製、型式:RC-215)を用いて測定した。測定温度は25℃である。
熱伝導性組成物を、180℃、30分間の熱処理条件で熱処理して、厚さ10μm、50μm及び100μmの熱伝導層を形成した。これらの熱伝導層の熱抵抗値を熱特性評価装置(メンター・グラフィックス社製、型式:T3Ster DynTIM Tester)を用いて測定した。そして、熱伝導層の厚さの関数として熱抵抗値をプロットし、得られた直線の傾きの逆数から、厚さ10μm以上100μm以下の範囲内の熱伝導層の熱伝導率を求めた。
熱伝導性組成物を、180℃、30分間の熱処理条件で熱処理して、厚さ50μmの熱伝導層を形成した。この熱伝導層の熱抵抗(バルク熱抵抗及び界面熱抵抗の合計)を、熱特性評価装置(メンター・グラフィックス社製、型式:T3Ster DynTIM Tester)を用いて測定した。
以下の方法1、2を実施した。
図5Aに示すような半導体装置200を製造した。すなわち、まず基板210に半導体部品220としてSiチップを実装し、このSiチップ上に熱伝導性組成物を塗布した。次に熱伝導性組成物上に冷却体231(ヒートリッド)を被せ、冷却体231を基板210に接着剤(シーラント)で取り付け、180℃、30分間の熱処理条件で熱処理した。この熱処理により、熱伝導性組成物は、厚さ50μmの熱伝導層110となった。その後、超音波探傷検査(SAT:Scanning Acoustic Tomography)により、熱伝導層110を観察し、クラックの有無を確認した。なお、図5A中、223は半田バンプ、211はサーマルバイアである。
図7Aに示すような半導体装置200を製造した。すなわち、まず基板210に半導体部品220としてSiチップを実装し、このSiチップ上に熱伝導性組成物を塗布した。次に熱伝導性組成物上にガラス板233を被せ、ガラス板233を基板210に接着剤(シーラント)で取り付け、180℃、30分間の熱処理条件で熱処理した。この熱処理により、熱伝導性組成物は、厚さ50μmの熱伝導層110となった。その後、図7A中の矢印の向きで、ガラス板233を透して熱伝導層110を目視により観察し、クラックの有無を確認した。なお、図7A中、223は半田バンプ、211はサーマルバイアである。
A:熱伝導層にクラックが存在しない。
B:熱伝導層にクラックが1箇所以上2箇所以下存在する。
C:熱伝導層にクラックが3箇所以上4箇所以下存在する。
D:熱伝導層にクラックが5箇所以上存在する。
熱伝導性組成物を、180℃、30分間の熱処理条件で熱処理して、厚さ5mmの熱伝導層を形成した。この熱伝導層のアスカーC硬度を、アスカーC硬度計(高分子計器株式会社製、アスカーゴム硬度計C型)を用いて測定した。
第1金属粉として、表2に示す材質、平均粒子径(D1)及び形状のものを用意した。
第1金属粉及び第2金属粉として、表2に示す材質、平均粒子径(D1及びD2)及び形状のものを使用した以外は、実施例2-1~2-5と同様に、ペースト状の熱伝導性組成物を製造した。
熱処理前後の熱伝導性組成物について、上述と同様の評価を行った。
2 第2金属粒子
3 バインダ
4 カップリング剤
10 第1金属粉
20 第2金属粉
22 コア
23 コート層
100 熱伝導性組成物
101 反応物
110 熱伝導層(第1熱伝導層)
120 第2熱伝導層
200 半導体装置
210 基板
220 半導体部品
230 冷却体
231 冷却体(第1冷却体)
232 第2冷却体
400 半導体装置
Claims (19)
- 第1金属粉と、第2金属粉と、バインダと、を含有する熱伝導性組成物であって、
前記第1金属粉は、複数の第1金属粒子を含み、
前記第1金属粉の平均粒子径は、1μm超5μm以下の範囲内であり、
前記第2金属粉は、複数の第2金属粒子を含み、
前記複数の第2金属粒子の各々は、コアと、前記コアを被覆するコート層と、を有し、
前記コート層の厚さは、1nm以上200nm以下の範囲内であり、
前記第2金属粉の平均粒子径は、前記第1金属粉の平均粒子径よりも大きい、
熱伝導性組成物。 - 第1金属粉と、第2金属粉と、バインダと、を含有する熱伝導性組成物であって、
前記第1金属粉は、複数の第1金属粒子を含み、
前記複数の第1金属粒子の各々は、多面体状であり、
前記第2金属粉は、複数の第2金属粒子を含み、
前記複数の第2金属粒子の各々は、コアと、前記コアを被覆するコート層と、を有し、
前記コート層の厚さは、1nm以上200nm以下の範囲内である、
熱伝導性組成物。 - 前記第1金属粉及び前記第2金属粉の合計体積に対する前記第2金属粉の体積分率は、0.4以上0.95以下の範囲内である、
請求項1又は2に記載の熱伝導性組成物。 - 前記第1金属粉の平均粒子径は、10nm以上1000nm以下の範囲内である、
請求項2又は3に記載の熱伝導性組成物。 - 硬化後のアスカーC硬度は、60以下である、
請求項1~4のいずれか1項に記載の熱伝導性組成物。 - 前記複数の第1金属粒子の各々は、第1金属で構成され、
前記コアは、第2金属で構成され、
前記コート層は、第3金属で構成され、
前記第1金属と前記第3金属とは、同種金属である、
請求項1~5のいずれか1項に記載の熱伝導性組成物。 - 前記第1金属及び前記第3金属は、銀である、
請求項6に記載の熱伝導性組成物。 - 前記第2金属は、銅又はニッケルである、
請求項6又は7に記載の熱伝導性組成物。 - 前記第2金属粉の平均粒子径は、5μm以上100μm以下の範囲内である、
請求項1~8のいずれか1項に記載の熱伝導性組成物。 - 前記バインダは、シリコーン樹脂である、
請求項1~9のいずれか1項に記載の熱伝導性組成物。 - 前記第1金属粉及び前記第2金属粉の合計体積の割合は、前記熱伝導性組成物の合計体積に対して、10体積%以上80体積%以下の範囲内である、
請求項1~10のいずれか1項に記載の熱伝導性組成物。 - 半導体部品と、基板と、冷却体と、を備えた半導体装置であって、
前記半導体部品と前記冷却体との間に熱伝導層を有し、
前記熱伝導層は、請求項1~11のいずれか1項に記載の熱伝導性組成物の反応物で形成されている、
半導体装置。 - 前記熱伝導層の厚さは、10μm以上100μm以下の範囲内である、
請求項12に記載の半導体装置。 - 前記冷却体は、第1冷却体であり、
前記熱伝導層は、第1熱伝導層であり、
前記半導体装置は、第2冷却体を更に備え、
前記第1冷却体と前記第2冷却体との間に第2熱伝導層を更に有し、
前記第2熱伝導層は、請求項1~11のいずれか1項に記載の熱伝導性組成物の反応物で形成されている、
請求項12又は13に記載の半導体装置。 - 前記第2熱伝導層の厚さは、10μm以上100μm以下の範囲内である、
請求項14に記載の半導体装置。 - 半導体部品と、基板と、を備えた半導体装置であって、
前記半導体部品と前記基板との間に熱伝導層を有し、
前記熱伝導層は、請求項1~11のいずれか1項に記載の熱伝導性組成物の反応物で形成されている、
半導体装置。 - 前記熱伝導層の厚さは、10μm以上100μm以下の範囲内である、
請求項16に記載の半導体装置。 - 前記熱伝導層は、第1熱伝導層であり、
前記半導体装置は、冷却体を更に備え、
前記半導体部品と前記冷却体との間に第2熱伝導層を更に有し、
前記第2熱伝導層は、請求項1~11のいずれか1項に記載の熱伝導性組成物の反応物で形成されている、
請求項16又は17に記載の半導体装置。 - 前記第2熱伝導層の厚さは、10μm以上100μm以下の範囲内である、
請求項18に記載の半導体装置。
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