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JP7121753B2 - 鉄道車両の異常走行状態を検出するためのシステム及び方法 - Google Patents

鉄道車両の異常走行状態を検出するためのシステム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、一般的に、鉄道車両用の安全システムの分野にあり、特に本発明は、鉄道車両の異常走行状態を検出するためのシステム及び方法に関する。
異常走行状態は、鉄道車両の台車(carriage)の脱線状態及び/又は不安定状態からなるかもしれない。
鉄道車両の脱線あるいは不安定さは、一般的に、4つのカテゴリーの好ましくない事象によって引き起こされる。即ち、
- 例えば車輪、サスペンション、車軸及び軸受け等の、列車の機械的構成要素の損傷、
- 軌道の2つのレールの頭部内側間距離の増加、及びレールの傾きあるいは破損等の、線路の機械的構成要素の損傷、
- 車輪又はレールの構造上の幾何学的欠陥、
- 線路における異物の存在等、予測不可能な外的要因、である。
脱線は、重大な結果を有し、物理的観点から非常に複雑な現象である、しばしば発生する出来事である。
脱線を検出するシステムは既知であり、これは、一つもしくは多くても2つのパラメータに基づいて脱線の危険性を同時に解析することを可能にする。
例えば、WILD(「Wheel impact load detectors」)センサは、歪みゲージあるいはロードセルであり、車輪からレールへ伝達される垂直荷重を測定可能にする。この方法では、車輪における欠陥、例えば、不十分な円形形状、平面の存在、あるいはレールに異常な負荷を生じさせ脱線を起こさせるかもしれない他の踏面欠陥等の欠陥の存在が評価可能である。
他のシステムは、フランジの飛び越えによる脱線の危険性を判断するために、横圧を測定し、車軸のヨー指標を提供し、同時に鉛直力を測定する。
脱線の結果を制限しようとすることに限定したシステムもまた知られている。このようなシステムは、脱線の発生後、緊急ブレーキシステムのみを作動させる。しかしながら、これらのシステムは、断線の発生を予測することができない。
例えば、KR20120014092は、レールと車両との間の距離を測定するセンサに基づいたシステムを記述している。このシステムでは、一つ以上の車輪が通常の動作位置を離れた場合にのみ信号が提供される。つまり、脱線が既に起こったときである。
他の既知のシステムでは、脱線状態を検出するために、各車両は、加速度計及びジャイロスコープの信号を検出可能なモニタリング装置を備えている。よって、信号に関して、走行状態が通常走行状態から異常走行状態へ変わる瞬間、これは脱線に一致するかもしれない、を検出するために、比較ルール、アルゴリズム及びテーブルが設けられている。
安全上の理由のため、そのようなシステムは、たとえ電子部品の一つが故障したとしてもシステムを適切に機能可能にする冗長(重複、多重)構造を有することを保証することが必要である。
例えば、EP2165912は、鉄道車両の不安定度をモニターする装置を記載している。このような装置は、基準軸に沿った振動に応じて加速度信号を提供する第1加速度計と、閉状態-開状態間で切替可能な半導体リレーと、加速度計及び半導体リレーに接続されるプログラム可能な論理装置(FPGA)とを備える。プログラム可能な論理装置は、不安定度モニタリングアルゴリズムを同時並行実行するための不揮発性論理ブロックを含み、加速度信号の不安的状態に基づきリレーの状態を変更する。
単一のFPGA部品を使用しても、システムの必要なハードウエア及びソフトウエアの冗長性は保証されない。不揮発性論理ブロックがモニタリングアルゴリズムの同時並行実行用に使用される場合でさえ、FPGAに損傷がある場合には、その検出システムは、そのタスクを適切に実行することができないであろう。
KR20120014092号 EP2165912号
したがって本発明の目的は、鉄道車両の台車の異常走行状態を検出する、高冗長性及び信頼性を有するシステム及び方法を提供することである。
上述の及び他の目的並びに利点は、発明の態様に従い、独立請求項に規定された特徴を有する、鉄道車両の台車の異常走行状態を検出するシステム及び方法によって達成される。発明の好ましい実施形態は、従属請求項に規定されている。
図1は、鉄道車両の台車の異常走行状態を検出するためのシステムの斜視図である。 図2は、鉄道車両の台車のフレームに装着されたときの、鉄道車両の台車の異常走行状態を検出するためのシステムを図示する。 図3は、第1電子制御手段の第1ノードと第2電子制御手段の第1ノードとの間に負荷が配置された場合において、鉄道車両の台車の異常走行状態を検出するためのシステムを図示する。 図4は、第1電子制御手段の第1ノードと第1基準電位との間に負荷が配置された場合において、鉄道車両の台車の異常走行状態を検出するためのシステムを図示する。 図5は、第1電子制御手段と第2電子制御手段との間の第1共通ノードと第1基準電位との間に負荷が配置された場合において、鉄道車両の台車の異常走行状態を検出するためのシステムを図示する。 図6は、時間領域における基準に基づき第1コンピュータプログラムSW1において実行されるアルゴリズムのブロック図である。 図7は、周波数領域における基準に基づき第2コンピュータプログラムSW2において実行されるアルゴリズムのブロック図である。 図8は、鉄道車両の台車の異常走行状態を検出するためのシステムの断面図であって、当該システムの電子基板を浸漬した樹脂を筐体が中に含んでいる断面図である。
発明による、鉄道車両の台車の異常走行状態を検出するためのシステムの幾つかの好ましい実施形態の機能的及び構造的特徴は、以下に記述される。添付の図面が参照される。
発明の好ましい実施形態を詳細に説明する前に、発明が、その適用において、以下の記述にて提供される又は図面にて図示される構成要素の詳細な構造及び構成に限定されないことは、明確にされるべきである。発明は、他の実施形態を採ってもよく、また、本質的に異なる方法にて実施あるいは達成されてもよい。また、表現及び専門用語は、便宜的なものであると理解されるべきであり、限定するものとして解釈されるべきではない。「include(含む)」及び「comprise(備える)」並びにそれらの変形語の使用は、それらの後に記述される要素及び等価物、並びにそれらの追加の要素及び等価物を包含するとして理解されるものである。
発明による鉄道車両1の台車(carriage)の異常な走行状態を検出するシステムは、第1制御チェーンC1及び第2制御チェーンC2を含む。制御チェーンC1,C2は、負荷(load)Lが接続されているデジタル出力Oに接続される。
デジタル出力Oは、負荷Lを作動するのに必要な電力を供給する、あるいは供給しないように構成されている。電力は、鉄道車両の異常走行状態の検出にしたがって、負荷Lに供給され又は供給されない。図3から図5に示される構成では、鉄道車両の異常走行可能性の状態が検出されたとき、電力は負荷に供給されない。
第1制御チェーンC1は、鉄道車両の姿勢及び/又は動きの第1検出データを検出するように構成された第1センサ手段S1と、鉄道車両の姿勢及び/又は動きの第1検出データを第1センサ手段S1から受け入れるように構成された第1制御ユニットU1であって、鉄道車両の異常走行状態を検査する第1コンピュータプログラムSW1を実行し、かつ負荷Lへ電力を供給する又は供給しないように第1電子制御手段E1を制御する第1制御ユニットU1と、を備える。
第2制御チェーンC2は、鉄道車両の姿勢及び/又は動きの第2検出データを検出するように構成された第2センサ手段S2と、鉄道車両の姿勢及び/又は動きの第2検出データを第2センサ手段S2から受け入れるように構成された第2制御ユニットU2であって、異常走行状態を検査する第2コンピュータプログラムSW2を実行し、かつ負荷Lへ電力を供給する又は供給しないように第2電子制御手段E2を制御する第2制御ユニットU2と、を備える。
第2センサ手段S2は第1センサ手段S1と異なり、第2制御ユニットU2は第1制御ユニットU1と異なり、異常走行を検査する第2コンピュータプログラムSW2は、異常走行を検査する第1コンピュータプログラムSW1と異なり、第2電子制御手段E2は、第1電子制御手段E1と異なる。
明らかに、第1コンピュータプログラムSW1は、第1センサ手段S1によって受けた第1検出データを利用可能であり、第2コンピュータプログラムSW2は、第2センサ手段S2から受け入れた第2検出データを利用可能であり、異常走行状態を検出する。
図3を参照して、鉄道車両の台車の異常走行状態を検出するシステムの実施形態が図示されており、ここで、第1電子制御手段E1及び第2電子制御手段E2は、直列に及び2つの基準電位B-、B+間の負荷Lと共に接続されている。特に、負荷Lは、第1電子制御手段E1の第1ノードN1と第2電子制御手段E2の第1ノードN2との間に配置されている。
図4は、鉄道車両の台車の異常走行状態を検出するシステム1のさらなる実施形態を示している。ここで、負荷Lは、第1電子制御手段E1の第1ノードN1と第1基準電位B+との間に、又は、図示していない実施形態では、第2電子制御手段E2の第1ノードN2と第2基準電位B-との間に、配置されている。
好ましくは、第1及び第2の電子制御手段E1,E2は、通常、開状態にあり、鉄道車両1の台車の異常走行状態の検出によって電力がシステムに供給されたとき、閉状態になる。
このような方法で、第1及び第2の電子制御手段E1,E2の一つが、又は第1あるいは第2の制御チェーンU1,U2のすべての構成部分が、損傷によって適切に作動しない場合でも、鉄道車両の台車の異常走行状態の検出システム1は、警報が発せられる安全状態に入る。さらに、鉄道車両の台車の異常走行状態を検出する2つの制御チェーンU1,U2の一つのみでも、第1又は第2の電子制御手段E1,E2を通して負荷Lへ電力供給を停止するのに十分である。これらの実施形態は、鉄道車両の台車の異常走行の事象において最大の介入可能性を許可する。
例として、デジタル出力Oに接続されている負荷Lは、台車の異常走行の検出を、鉄道車両の乗組員室内に設置された検出及び信号伝達装置へ伝達可能な手段であり、検出及び信号伝達装置は、鉄道車両RVの乗務員に、鉄道車両の台車の異常走行状態の発生を視覚的及び/又は聴覚的に警告することを行う。
負荷Lはまた、鉄道車両のブレーキシステムに直接に作用可能な制御システムであってもよい。例えば、負荷Lは、鉄道車両のブレーキ配管に接続された吹出し弁であってもよい。したがってそのような弁は、異常走行状態を検出するシステムによって制御される負荷Lである。
そのような弁を用いて、制御された圧力解放は、ブレーキ配管において実行されてもよく、特に、機関車の乗務員運転室における検出及び信号伝達装置によってデコード可能な制御されたシーケンスにおいて実行されてもよい。
例えば、乗務員運転室内に設置された検出及び信号伝達装置は、
1)連続して負荷Lへ電力を供給することで緊急ブレーキを作動させてもよい:
2)事前に規定した排出シーケンス、例えば2秒の休止で分離された3秒存続する2回の排出の排出シーケンス、により負荷Lを作動させることによって、減速するよう機関手に要求してもよい:装置が既定時間内に減速を検出しない場合には、自動的に緊急ブレーキを開始してもよい[1)参照]:
3)例えば、2秒の休止で分離された3秒存続する3回の排出の排出シーケンスにより、できるだけ早く列車を停止させるよう機関手に要求してもよい:装置が既定時間内に列車停止を検出しない場合には、自動的に緊急ブレーキを開始してもよい[1)参照]。
図5は、鉄道車両の台車の異常走行状態を検出するシステムのさらなる実施形態を図示しており、該実施形態では、負荷Lは、第1電子制御手段E1と第2電子制御手段E2との間の第1共通ノードCNと、第1基準電位B+との間に配置されている。したがって、第1電子制御手段E1と第2電子制御手段E2とは、互いに並列に配置されている。
好ましくは、第1及び第2の電子制御手段E1,E2は、通常、開状態にあり、鉄道車両の台車の異常走行状態を検出するシステム1へ電力が供給されたときに閉状態になる。したがって、鉄道車両の台車の異常走行状態を検出するシステムの第1及び第2の制御チェーンU1,U2の一つのみにおける構成部分に、単一の不良が関係する場合には、警報は発せられない。
上述した実施形態とは異なり、この場合、第1又は第2の電子制御手段E1,E2を通して負荷Lへの電力供給を停止し効果的に警告信号を送出するためには、2つの制御チェーンU1,U2の両方が鉄道車両の台車の異常走行状態を検出する必要がある。この実施形態は、誤検出を制限することによって、列車の利用可能性を最大化することを可能にする。
現在の好ましい実施形態において、センサ手段S1,S2の両方は、少なくとも一つの加速度測定センサ及びジャイロセンサであってもよい。
例として、第1制御ユニットU1及び第2制御ユニットU2のそれぞれは、互いに「異なる」マイクロプロセッサを含む。本記述において、用語「異なる」は、2つの異なる構成部分が2つの区別できる要素であるというだけでなく、異なる構造的特徴を有するということを示す。
例えば、上述の異なるマイクロプロセッサは、互いに異なる内部構造を有する、及び/又は異なるテクノロジーを使用したマイクロプロセッサであり、並びに、上述のコンピュータプログラムSW1,SW2は、異なるコードを有する。このような方法で、同じ設計及び/又は製造欠陥による、制御ユニットU1、U2の両方のハードウエア又はソフトウエアの不良の発生は、排除される。
図3及び図4に示されているかもしれないように、2つの制御チェーンC1,C2間の完全で及び独立したハードウエアの冗長性(重複性、多重性)を得るために、第1電子制御手段E1は、少なくとも一つのリレーデバイスRを備え、第2制御手段E2は、少なくとも一つのMOSデバイスMを含み、又はその逆もまた同様である。
電力が供給される、引き延ばされた動作期間による、リレーデバイスRの過熱を防ぐために、第2リレーデバイスR2が設けられてもよい。2つのリレーデバイスR、R2は、過熱を減じるため、交互に使用されてもよい。いずれの場合でも、異常走行状態を知らせるために、一つのリレーデバイスRのみを使用することで十分である。
図示していない他の実施形態では、異なるタイプの電子制御ユニットもまた使用されてもよく、例えば、セーフティリレー、音響装置(サイレン)、通信網等である。
鉄道車両1の異常走行状態を検出するシステムの一つの実施形態では、異常走行状態は、鉄道車両1の脱線状態である。
さらに別の実施形態では、異常走行状態は、鉄道車両の不安定な状態である。
さらに第3の別の実施形態では、異常走行状態は、鉄道車両の脱線状態か、不安定な状態のいずれかであってもよい。この第3の別の実施形態では、鉄道車両の異常走行状態を検出するシステム1は、第1コンピュータプログラムSW1、第2コンピュータプログラムSW2、並びに、第1及び第2センサ手段S1,S2にて検出されるデータによって、脱線状態と不安定状態間を検出し区別してもよく、及びそれぞれの警告信号を発生してもよい。
例えば、脱線状態検出の場合では、負荷Lは、連続的に電源を切られてもよく、不安定状態検出の場合では、負荷Lは、既定のシグナリング周波数により、非連続な方法で電源を切られてもよい。あるいはまた、脱線を検出するシステム1は、不安定状態検出用のシステム信号を送出し又は受け入れるCANネットワークをさらに備えてもよく、脱線状態検出の場合には、負荷Lは、連続して電源を切られてもよい。
このような方法で、負荷Lに関係なく、それぞれの不安定警告信号が、作業者に知らせるためにCANネットワークを介して送られてもよい。
図8に図示するように、第1制御チェーンC1及び第2制御チェーンC2は、少なくとも一つの電子基板80に設置される。
少なくとも一つの電子基板80は、筐体10に収容される。該筐体は、金属又はプラスチック材料で作製されてもよい。
ケーブル14の端12は、筐体10にしっかりと連結される。ケーブルは、脱線検出1用のシステム信号を送出又は受け入れるのに使用される。
ケーブル14の第2端16には、例えば、負荷Lに接続されるケーブルの対応コネクタが接続されてもよいコネクタ18が取り付けられる。
ケーブル14は、好ましくは、システムへ電力を供給するために、及びシステムのCANネットワークの信号を伝送するために使用され、ケーブル14は、異常走行を検出するためシステム1からの、及び該システムによって供給される、通信用に使用されてもよい。鉄道車両の異常走行状態を検出するシステム1は、鉄道車両の台車20のフレームに好ましくは設置されるが、必ずしもそうでなくてもよい。
筐体10は、さらにカバー20を備え、該カバーは、鉄道車両の異常走行状態を検出するシステム1の回路に、メンテナンスあるいは取り付け目的のため、アクセスするために取り外すことができる。
鉄道台車の動力学には重要ではないが、センサ手段S1,S2によって取得する瞬間値に影響を与える高周波成分を取り除くため、鉄道車両の異常走行状態を検出するシステムは、少なくとも一つのローパスフィルタを備える。
筐体10は、少なくとも一つの電子基板80が浸漬される樹脂84をその中に収容する。そのような樹脂は、システム内でローパスフィルタとして作用する。
少なくとも一つの電子基板80は、電子基板80に関係する周波数よりも高い周波数によって筐体10がさらされた振動を電子基板80へ伝達することを避けるために、筐体10に全く(いずれの方法においても)固定されていない。このような方法で、第1及び第2のセンサ手段S1,S2によって得られる値は、そのような振動によって悪影響を与えられることはないであろう。
このタイプの設置を得るため、樹脂84の注入の間、電子部品を適所に保持するために専用のフレームが使用され、次に、電子基板80が所望レベルに覆われるまで、樹脂が筐体10の中へ注入される。
最後に、樹脂84が固まった後、フレームが除去され、それにより浮いた状態の封止が得られる。
よって電子部品は、いずれの機械的部分にも固く固定されない。
関係しない周波数を減衰させ、低周波数共鳴を避けるため、樹脂は、適用物用に適切な硬度のものを選ばなければならない。
浮いた状態の封止は、衝撃及び振動の保護を保証する。即ち、実際には、樹脂は、樹脂が装着される機械的部分から電子部品を機械的に分離し、振動及び衝撃用のダンパーとして作用する。
高周波振動をフィルタリングできることから、樹脂は、MEMS加速度測定センサのような、安価な加速度計の使用を可能にする。安価な加速度計は、フィルタを追加することができず、センサ素子とアナログデジタル変換部との間の帯域を制限する。樹脂が無い場合、そのような部品の使用は、感受部品のエイリアシング及び飽和の問題のため、比較的高周波の振動にさらされない環境に限定される。
樹脂はまた、低いサンプリング周波数の使用を可能にする。つまり実際には、使用される周波数は、測定される信号の最大周波数の少なくとも2倍である。
このような方法で、システムのさらなる実施形態では、第1センサ手段S1又は第2センサ手段S2は、少なくとも一つのMEMS加速度測定センサを備えてもよい。
樹脂及び浮いた状態の封止に関して本明細書に記述される概念は、いずれの検出システムにも適用されてもよく、上述した特徴を有する鉄道車両の異常走行状態を検出するシステムだけではない。
発明は、さらに、鉄道車両の異常走行状態を検出する方法を備える。
鉄道車両の異常走行状態を検出する方法は、第1制御チェーンC1の第1センサ手段S1によって鉄道車両の姿勢及び/又は動きの第1検出データを取得することと、第1検出データを第1センサ手段S1から第1制御チェーンC1の第1制御ユニットU1へ伝送することと、第1制御チェーンC1の第1制御ユニットU1において、鉄道車両の異常走行状態を検査する第1コンピュータプログラムSW1を実行することと、負荷Lへの電力供給又は非供給のため、鉄道車両の異常走行状態を検査する第1コンピュータプログラムSW1の決定の機能として、第1制御ユニットU1によって、第1制御チェーンC1の第1電子制御手段E1を制御することと、の複数ステップを備える。
上記方法は、さらに、第1センサ手段S1とは異なる、第2制御チェーンC2の第2センサ手段S2によって鉄道車両の姿勢及び/又は動きの第2検出データを取得することと、第1制御ユニットU1とは異なる、第2検出データを第2センサ手段S2から第2制御チェーンC2の第2制御ユニットU2へ伝送することと、鉄道車両の異常走行状態を検査する第1コンピュータプログラムSW1とは異なる、鉄道車両の異常走行状態を検査する第2コンピュータプログラムSW2を、第2制御チェーンC2の第2制御ユニットU2において実行することと、負荷Lへの電力供給又は非供給のため、鉄道車両の異常走行状態を検査する第2コンピュータプログラムSW2の決定に従い、第1電子制御手段E1とは異なる、第2制御チェーンC2の第2電子制御手段E2を、第2制御ユニットU2によって制御することと、の複数ステップを備える。
図6を参照して、プログラムSW1は、第1センサ手段S1によって測定されたデータ、第1加速度測定センサ及び第2ジャイロセンサによって測定されたそれぞれのデータを取得する。このようなデータは、台車のx、y、zの3軸における瞬間加速度値及び車輪の角速度を得る適切な周波数(例えば2000Hz)で取得する。
ここで、xはレールの長手方向の軸に一致し、yはレールを横切る軸に一致し、zはレールに対して垂直な軸に一致する。
方法のこの実施形態では、脱線を検査する第1及び第2のコンピュータプログラムSW1,SW2は、異なる検出基準を利用してもよく、例えば、SW1は、時間領域における検出基準を利用し、SW2は、周波数領域における検出基準を利用する。
時間領域における検出範囲では、振幅又は周波数の制限に対する受領信号の純粋な分析に加えて、空間における台車の位置分析が実行されてもよく、3軸に関する直線加速度及び角加速度の時間における連続積分を通して台車の瞬間位置を得る。このような積分は、積分器のドリフトを避けるため、限られた期間の移動時間窓(moving time window)内で実行されねばならない。そのような積分は、台車の垂直位置におけるジャンプの可能性又は台車の突然の回転に関する情報を提供するであろうし、非常に低速でも脱線することを示し、垂直加速度は、発生した脱線において即時の情報を提供しないかもしれない。
純粋に非限定の例として、鉄道車両の異常走行状態を検出する方法の理解を助ける実施形態を以下に提示する。このような事例的な実施形態において、鉄道車両の異常走行状態の検出は、鉄道車両の台車の異常走行状態の検出、特に、台車の不安定さ及び/又は脱線の検出について、下記の3つの基準を基礎にしている。
1)加速度レベル:高加速度レベルは、起こり得る脱線の結果、台車とバラストとの衝突の可能性を特定する;低い値だが、通常動作で予想される値を外れる場合は、台車、車輪、軸受等の機構への損傷可能性を特定する。
2)直線変位:レールは、大きい一時的直線変位を考慮に入れておらず、それによって、全ての軸における数センチメートルを超える突然の動きは、脱線可能性を示す;長手方向軸及び横断方向軸における数センチメートルの一時的な動きが頻繁に存在することは、台車の不安定さを示す。
3)角度変位:直線変位と同じ方法において、レールは、大きい一時的角度変位を考慮に入れておらず、それによって、全ての軸における数度を超える突然の動きは、脱線可能性を示す;一方、長手方向軸及び横断方向軸における数度の周期的な一時的動きは、台車の不安定さを示す。
脱線及び/又は台車の不安定さの検出は、上に述べた3つの基準を組み合わせてもよい。各基準は、異なる重みで検出に寄与する。例えば、既定のしきい値を超えた場合には、脱線警告信号が発せられる;一方、上述の第1しきい値よりも低い第2しきい値を超えた場合には、不安定信号が発せられる。
例えば、周波数領域では、比較周波数マスクが異常走行状態を検出するために使用されてもよい。
このようにして、垂直加速度データのみを使用するシステムであって、余りにきめ細かく較正されたときには誤信号を発生する、又は、低い感受性で較正されたときには正しい信号を失う、という問題によって影響を受けるというシステムに比べて、非常に高い精度を有する検出を得ることが可能である。
発明による、鉄道車両用台車の脱線を検出するシステム及び方法の種々の態様及び実施形態が記述された。それぞれの実施形態は、他のいずれの実施形態と組み合わされてもよいことは理解される。さらに、発明は、記述した実施形態に限定されず、添付の請求範囲によって規定される範囲内で変更されてもよい。

Claims (17)

  1. 鉄道車両(1)の異常走行状態を検出するシステムであって、
    鉄道車両の異常走行状態の検出に応じて負荷(L)に電力供給を行う又は行わないように配置されたデジタル出力(O)に接続された第1制御チェーン(C1)及び第2制御チェーン(C2)を含み、
    第1制御チェーン(C1)は、
    -鉄道車両の動きの第1検出データを検出するよう配置された第1センサ手段(S1)と、
    -第1センサ手段(S1)から鉄道車両の動きの第1検出データを受領し、異常走行を検査する第1コンピュータプログラム(SW1)を実行しかつ負荷(L)に電力供給を行う又は行わないように第1電子制御手段(E1)を制御する第1制御ユニット(U1)と、を備え、
    第2制御チェーン(C2)は、
    -鉄道車両の動きの第2検出データを検出するよう配置された第2センサ手段(S2)と、
    -第2センサ手段(S2)から鉄道車両の動きの第2検出データを受領し、異常走行を検査する第2コンピュータプログラム(SW2)を実行しかつ負荷(L)に電力供給を行う又は行わないように第2電子制御手段(E2)を制御する第2制御ユニット(U2)と、を備え、
    第2センサ手段(S2)は、第1センサ手段(S1)とは異なり、第2制御ユニット(U2)は、第1制御ユニット(U1)とは異なり、第2コンピュータプログラム(SW2)は、第1コンピュータプログラム(SW1)とは異なり、第2電子制御手段(E2)は、第1電子制御手段(E1)とは異なる、
    鉄道車両の異常走行状態を検出するシステム。
  2. 異常走行状態は、鉄道車両(1)の脱線状態である、請求項1に記載の鉄道車両の異常走行状態を検出するシステム。
  3. 異常走行状態は、鉄道車両の不安定状態である、請求項1に記載の鉄道車両の異常走行状態を検出するシステム。
  4. 異常走行状態は、鉄道車両(1)の脱線状態又は鉄道車両の不安定状態である、請求項1に記載の鉄道車両の異常走行状態を検出するシステム。
  5. 鉄道車両(1)の異常走行状態を検出するシステムの信号を送受信するCANネットワークを備え、
    第1及び第2のコンピュータプログラム(SW1,SW2)は、不安定状態を決定可能であり、CANネットワークを介して送られるそれぞれの警告信号を発生可能である、請求項3又は4に記載の鉄道車両の異常走行状態を検出するシステム。
  6. 負荷(L)は、第1電子制御手段(E1)の第1ノード(N1)と、第2電子制御手段(E2)の第1ノード(N2)との間に配置されている、請求項1から5のいずれかに記載の鉄道車両の異常走行状態を検出するシステム。
  7. 負荷(L)は、第1電子制御手段(E1)の第1ノード(N1)と、第1基準電位(B+)との間、又は、第2電子制御手段(E2)の第1ノード(N2)と、第2基準電位(B-)との間に配置されている、請求項1から5のいずれかに記載の鉄道車両の異常走行状態を検出するシステム。
  8. 負荷(L)は、第1基準電位(B+)と、第1電子制御手段(E1)及び第2電子制御手段(E2)の第1共通ノード(CN)との間に配置されている、請求項1から5のいずれかに記載の鉄道車両の異常走行状態を検出するシステム。
  9. 第1センサ手段(S1)は、少なくともジャイロスコープセンサ及び加速度測定センサであり、第2センサ手段(S2)は、少なくともジャイロスコープセンサ及び加速度測定センサである、請求項1から8のいずれかに記載の鉄道車両の異常走行状態を検出するシステム。
  10. 第1制御ユニット(U1)及び第2制御ユニット(U2)は、それらの間で異なる少なくとも一つのマイクロプロセッサをそれぞれ含む、請求項1から9のいずれかに記載の鉄道車両の異常走行状態を検出するシステム。
  11. 第1電子制御手段(E1)は、少なくとも一つのリレーデバイス(R)を備え、第2電子制御手段(E2)は、少なくとも一つのMOSデバイス(M)を備える、請求項1から10のいずれかに記載の鉄道車両の異常走行状態を検出するシステム。
  12. デジタル出力(O)に接続される負荷(L)は、鉄道車両の異常走行状態の発生を、鉄道車両(VR)の乗務員に視覚的及び/又は聴覚的に警告するよう構成された信号伝達手段である、又は負荷(L)は、鉄道車両のブレーキシステムである、請求項1から11のいずれかに記載の鉄道車両の異常走行状態を検出するシステム。
  13. 第1制御チェーン(C1)及び第2制御チェーン(C2)は、筐体(10)に収容される少なくとも一つの電子基板(80)に設置されている、請求項1から12のいずれかに記載の鉄道車両の異常走行状態を検出するシステム。
  14. 筐体(10)は、ローパスフィルタ機能を果たすように配置されかつ少なくとも一つの電子基板(80)が浸漬される樹脂(84)を収容し、少なくとも一つの電子基板(80)は、筐体(10)に全く固定されていない、請求項13に記載の鉄道車両の異常走行状態を検出するシステム。
  15. 鉄道車両(1)の異常走行状態を検出するシステムは、鉄道車両の台車のフレーム(20)に設置されている、請求項1から14のいずれかに記載の鉄道車両の異常走行状態を検出するシステム。
  16. 鉄道車両(1)の異常走行状態を検出する方法であって、
    -第1制御チェーン(C1)の第1センサ手段(S1)によって、鉄道車両の動きの第1検出データを取得すること、
    -第1検出データを第1センサ手段(S1)から第1制御チェーン(C1)の第1制御ユニット(U1)へ伝送すること、
    -第1制御チェーン(C1)の第1制御ユニット(U1)において、鉄道車両の異常走行状態を検査する第1コンピュータプログラム(SW1)を実行すること、
    -負荷(L)への電力供給又は非供給のため、鉄道車両の異常走行状態を検査する第1コンピュータプログラム(SW1)の決定の機能として、第1制御ユニット(U1)によって第1制御チェーン(C1)における第1電子制御手段(E1)を制御すること、
    -第1センサ手段(S1)とは異なる、第2制御チェーン(C2)の第2センサ手段(S2)によって、鉄道車両の動きの第2検出データを取得すること、
    -第2検出データを第2センサ手段(S2)から、第1制御ユニット(U1)とは異なる、第2制御チェーン(C2)の第2制御ユニット(U2)へ伝送すること、
    -鉄道車両の異常走行状態を検査する第1コンピュータプログラム(SW1)とは異なる、鉄道車両の異常走行状態を検査する第2コンピュータプログラム(SW2)を、第2制御チェーン(C2)の第2制御ユニット(U2)において実行すること、
    -負荷(L)への電力供給又は非供給のため、鉄道車両の異常走行状態を検査する第2コンピュータプログラム(SW2)の決定の機能として、第2制御ユニット(U2)によって、第1電子制御手段(E1)とは異なる、第2制御チェーン(C2)における第2電子制御手段(E2)を制御すること、
    を備えた、鉄道車両の異常走行状態を検出する方法。
  17. 鉄道車両の異常走行状態を検査する第1コンピュータプログラム(SW1)及び第2コンピュータプログラム(SW2)は、一方の時間領域の検査基準を、他方の周波数領域の検査基準をそれぞれ使用する、請求項16に記載の鉄道車両の異常走行状態を検出する方法。
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