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JP7116026B2 - シャント抵抗式電流検出装置 - Google Patents

シャント抵抗式電流検出装置 Download PDF

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Description

本発明は、シャント抵抗式電流検出装置に関する。
従来シャント抵抗を用いた電流値の測定は、シャント抵抗と両端に設けられたバスバーとの電位差を電流検出装置が検出して行われる。シャント抵抗式電流検出装置は、バッテリーの充放電電流の検出、ハイブリッド自動車や電気自動車のモータなどの電流の検出に用いる。
特許文献1のシャント抵抗と2つのバスバーの溶接方法においては、シャント抵抗と2つのバスバーの間にそれぞれ溶接部を介在させるため、2つのバスバーに対してシャント抵抗をそれぞれ当接させた状態で溶接する技術が開示されている。
特開2017-116461号公報
しかしながら、特許文献1は、2つのバスバーに対してシャント抵抗を挟み込み、その状態を維持したまま溶接を行う必要がある。2つのバスバーに対してシャント抵抗を挟み込む際や、溶接を行う際に、2つのバスバーに対するシャント抵抗の位置関係が設計上と異なってしまう場合がある。このため、各シャント抵抗式電流検出装置は、2つのバスバーに対するシャント抵抗の溶接状態が異なることとなる。溶接状態は、シャント抵抗を流れる電流の流れ方に大きな影響を与え、同一条件における電流値がシャント抵抗式電流検出装置ごとに異なり、検出精度が安定しないという問題がある。また、検出精度を安定させるために、シャント抵抗にトリミング等の加工を加えることで溶接状態を安定させることも考えられるが、生産コストが増加する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡単な方法で溶接時における各バスバーに対するシャント抵抗の位置関係を安定させることができるシャント抵抗式電流検出装置を提案する。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、平板状の第一バスバーと平板状の第二バスバーとの間に平板状のシャント抵抗が接合するシャント抵抗式電流検出装置において、前記各バスバーは、電流検出装置と接続する検出導体をそれぞれ有し、前記シャント抵抗および前記各バスバーは、溶接部を介して接合されており、前記第一バスバーと前記第二バスバーとの間に前記シャント抵抗が設置される隙間が形成されおり、前記隙間において対向する対向面から前記隙間に向かって突出する凸部がそれぞれ形成され、前記シャント抵抗は、垂直方向において前記凸部にそれぞれ接触する、ことを特徴とする。
本発明にかかるシャント抵抗式電流検出装置は、隙間において対向する対向面から隙間に向かって突出する凸部にシャント抵抗を載置することができるので、簡単な方法で溶接時における各バスバーに対するシャント抵抗の位置関係を安定させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態におけるシャント抵抗式電流検出装置を示す斜視図である。 図2は、実施形態におけるシャント抵抗式電流検出装置の部分断面図である。 図3-1は、シャント抵抗の設置方法を示す図である。 図3-2は、シャント抵抗の設置方法を示す図である。 図3-3は、シャント抵抗の設置方法を示す図である。 図3-4は、シャント抵抗の設置方法を示す図である。 図4は、変形例におけるシャント抵抗式電流検出装置の部分断面図である。
以下に、本発明に係るシャント抵抗式電流検出装置1の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、下記の実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、いわゆる当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、下記の実施形態における構成要素は、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
〔実施形態〕
図1および図2を参照して、本実施形態におけるシャント抵抗式電流検出装置1を説明する。図1は、実施形態におけるシャント抵抗式電流検出装置を示す斜視図である。図2は、実施形態におけるシャント抵抗式電流検出装置の部分断面図である。
以下の説明において、図示のX軸方向は、本実施形態におけるシャント抵抗式電流検出装置1の前後方向であり、第一バスバー2、第二バスバー3およびシャント抵抗4の配列方向である。Y軸方向は、X軸方向と直交する方向であり、本実施形態におけるにおけるシャント抵抗式電流検出装置1の幅方向である。Z軸方向は、X軸方向およびY軸方向と直交する方向であり、本実施形態におけるシャント抵抗式電流検出装置1の上下方向であり、第一バスバー2、第二バスバー3bおよびシャント抵抗4の厚さ方向であり、鉛直方向と平行な方向である。X1は前方向であり、X2は後方向であり、Y1は手前方向であり、Y2は奥方向であり、Z1は上方向であり、Z2は下方向である。
シャント抵抗式電流検出装置1は、図1に示すように、ヒュージブルリンク100の一部を構成し、例えば、図示しない自動車に搭載されている。ここで、自動車には、後述する電源装置であるバッテリー5および電流検出装置6が搭載されている。シャント抵抗式電流検出装置1は、第一バスバー2と、第二バスバー3と、シャント抵抗4とを備え、バッテリー5と電流検出装置6とそれぞれ電気的に接続される。第一バスバー2および第二バスバー3は、前後方向に離間して配置されており、第一バスバー2および第二バスバー3の間に隙間S1が設けられている。第一バスバー2および第二バスバー3は、第一バスバー2が前後方向のうち、前方向側に設けられ、第二バスバー3が後方向側に配置される。第一バスバー2と第二バスバー3との間にはシャント抵抗4が設置され、すなわち隙間S1にシャント抵抗4が設けられ、第一バスバー2および第二バスバー3に対してシャント抵抗4が電気的に接続することで、シャント抵抗式電流検出装置1を構成する。
ここで、ヒュージブルリンク100は、バッテリー5からの電力を図示しない電線を介して自動車の各機器に分配するものである。ヒュージブルリンク100は、環状部101と、ボルト挿入部102と、第一バスバー2と、第二バスバー3とを備え、導電性を有する金属板のプレス折り曲げ加工により、これらが一体に形成されている。
環状部101は、バッテリー5の図示しないバッテリーポストが挿入されるポスト挿入孔103と、当該ポスト挿入孔103と連続するスリット104が形成される。ポスト挿入孔103は、略円形状に形成され、バッテリーポストが挿入された状態で、各内周面がバッテリーポストと接触するように、内周壁面に上述したバッテリーポストテーパに対応したテーパが形成されている。なお、環状部101は、例えば、ボルトと、ナットとを含んで構成される図示しない締付部23により、ポスト挿入孔103内にバッテリーポストが挿入された状態で、スリット104の幅を狭くすることで、バッテリーポスト102に締結するものである。環状部101は、前方向側において、第一バスバー2およびボルト挿入部102と連結されている。
ボルト挿入部102は、図示しないスタッドボルトが挿入されるものである。ボルト挿入部102は、平板状に形成されており、ボルト挿入孔105が形成されている。ここで、スタッドボルトは、導電性を有し、ボルト挿入孔105に挿入された状態で、ボルト挿入孔105から露出した軸部に電線の末端に設けられた端子等の金具が接触した状態で、ボルトが螺合され、電線がボルト挿入部102と電気的に接続される。ボルト挿入部102は、後方向側において環状部101と連結され、幅方向のうち、手前方向側において第二バスバー3と連結されている。
第一バスバー2は、平板状であり、例えば、Cuなどの導電性金属で構成される。第一バスバー2は、本体部21と、対向面22と、凸部23と、検出導体24と、一対の分割部25、26とを有する。本体部21は、後方向側において、環状部101と連結され、前方向側において、シャント抵抗4を介して第二バスバー3と連結されている。本体部21は、前後方向に延在する平面上に形成されており、シャント抵抗4から流れてきたバッテリー5からの電流をボルト挿入部102に向けて流すものである。対向面22は、本体部の側面のうち、第2バスバー3と対向する側面、すなわち、前方向側の側面である。対向面22は、上下方向および幅方向を含む平面にて形成されている。対向面22は、隙間S1を構成するものであり、隙間S1を挟んで後述する対向面23と前後方向において対向する。凸部23は、対向面22から隙間S1に向かって、すなわち後方向に向かって突出して形成されている。本実施形態における凸部23は、幅方向において一対の分割部25,26まで延在して形成されている。検出導体24は、電流検出装置6と電気手に接続するものである。本実施形態における検出導体24は、本体部21の側面のうち、手前方向側の側面から手前方向側に突出し、先端部が上下方向のうち上方向側に向かって形成されている。検出導体24は、本体部21の側面のうち、手前方向側の側面から手前方向側に突出する棒状部を上方向側に曲げ加工することで形成されている。一対の分割部25、26は、隙間S1を構成するものであり、幅方向において、対向面22を挟んで第2バスバー3に向かって突出してそれぞれ形成されている。
第二バスバー3は、平板状であり、例えば、Cuなどの導電性金属で構成される。第二バスバー3は、本体部31と、対向面32と、凸部33と、検出導体34と、一対の分割部35、36とを有する。本体部31は、奥行き方向側において、ボルト挿入部102と連結され、後方向側において、シャント抵抗4を介して第一バスバー2と連結されている。本体部31は、前後方向に延在する平面上に形成されており、環状部101から流れてきたバッテリー5からの電流をシャント抵抗4に向けて流すものである。対向面32は、本体部の側面のうち、第1バスバー2と対向する側面、すなわち、後方向側の側面である。対向面32は、隙間S1を構成するものであり、隙間S1を挟んで後述する対向面33と前後方向において対向する。凸部33は、対向面32から隙間S1に向かって、すなわち前方向に向かって突出して形成されている。本実施形態における凸部33は、幅方向において一対の分割部33,36まで延在して形成されている。検出導体34は、電流検出装置6と電気手に接続するものである。本実施形態における検出導体34は、本体部31の側面のうち、手前方向側の側面から手前方向側に突出し、先端部が上下方向のうち上方向側に向かって形成されている。検出導体34は、本体部31の側面のうち、手前方向側の側面から手前方向側に突出する棒状部を上方向側に曲げ加工することで形成されている。一対の分割部35、36は、隙間S1を構成するものであり、幅方向において、対向面32を挟んで第一バスバー2に向かって突出してそれぞれ形成されている。ここで、分割部25および分割部35の間に隙間S2が形成され、分割部26および分割部36の間に隙間S3が形成されている。つまり、第一バスバー2および第2バスバー3は、シャント抵抗4が設置された状態では、連結されていない。また、分割部25および分割部35、分割部26および分割部36は、予めそれぞれ連結されており、第一バスバー2および第二バスバー3を連結する一対の連結部201,202(図3-1参照)を構成しており、シャント抵抗4が設置される際に分断される。
シャント抵抗4は、平板状に形成されており、隙間S1に挿入されるものであり、上下方向から見た場合において、幅方向を長手方向とする矩形状である。本実施形態におけるシャント抵抗4は、第1バスバー2および第2バスバー3とは異なる材料で構成されており、例えばCu-Mn-Ni系金属、Cu-Ni系金属、Ni-Cr系金属などの導電性金属で構成される。シャント抵抗4は、前後方向における長さが隙間S1の前後方向における長さと同じあるいは若干短く、かつ、前後方向における凸部23,33の間の長さよりも長く形成されている。つまり、シャント抵抗4は、隙間S1に挿入された際に、下方向の底面が凸部23,33にそれぞれ接触することで、隙間S1に対する位置決めが行われる。シャント抵抗4は、側面のうち、前後方向における両側面が対向面22,32と対向し、接続面として機能する。
ここで、シャント抵抗4は、第一バスバー2および第二バスバー3に対して、溶接部71,72を介してそれぞれ接合されることで、第一バスバー2および第二バスバー3の間の隙間S1に設置される。溶接部71は、前後方向において第一バスバー2とシャント抵抗4との境界に存在するものであり、第一バスバー2およびシャント抵抗4が溶融することで接合した部分である。溶接部72は、前後方向において第二バスバー3とシャント抵抗4との境界に存在するものであり、第二バスバー3およびシャント抵抗4が溶融することで接合した部分である。溶融部71,72は、上下方向および幅方向を含む平面として形成される。各バスバー2,3およびシャント抵抗4の溶接は、種類は問わないが、レーザー溶接、電子ビープ溶接、アーク溶接などが好ましい。
次に、本実施形態におけるシャント抵抗式電流検出装置1の製造について説明する。図3-1~図3-4は、シャント抵抗の設置方法を示す図である。なお、隙間S1にシャント抵抗4が設置されていない状態では、図3-1に示すように、一対の連結部201,202が形成されている。これは、シャント抵抗4を設置する際に、溶接などの外力により、隙間S1が変形することを抑制するものである。
まず、作業員は、隙間S1にシャント抵抗4を挿入する。ここでは、作業員が隙間S1にシャント抵抗4を挿入することで、一対の凸部23,33にシャント抵抗4が接触することで、シャント抵抗4が一対の凸部23,33に載置される。これにより、シャント抵抗4と、対向面23,33とが前後方向において対向し、各バスバー2,3に対するシャント抵抗4の前後方向における位置決めが行われる。
次に、作業員は、隙間S1にシャント抵抗4が挿入された状態で、各バスバー2,3に対してシャント抵抗4をそれぞれ溶接により接合する。ここでは、シャント抵抗4が一対の凸部23,33に載置された状態で、図3-2に示すように、第一バスバー2とシャント抵抗4との間に、上下方向および幅方向に延在する溶接部71が形成され、第二バスバー3とシャント抵抗4との間に、上下方向および幅方向に延在する溶接部72が形成される。
次に、作業員は、各バスバー2,3に対してシャント抵抗4を接合した状態で、一対の連結部201,202を分断して、第一バスバー2および第二バスバー3を非連結とする。ここでは、図3-3に示すように、一対の連結部201,202に対して切断加工を行うことで、一対の連結部201,202をそれぞれ分断し、第一バスバー2に一対の分割部25,26を形成し、第二バスバー3に一対の分割部35,36を形成する。つまり、作業員は、分割部25,35との間に隙間S2を形成し、分割部26,36との間に隙間S3を形成する。
次に、作業員は、一対の検出導体24,34を成形する。ここでは、図3-4に示すように、一対の検出導体24,34に対して曲げ加工を行うことで、手前方向に延在している先端部を上方向に向ける。これにより、シャント抵抗式電流検出装置1を製造する。
次に、本実施形態におけるシャント抵抗式電流検出装置1の電流の流れ方と電流検出方法について説明する。バッテリー5から電流は、図1に示すように、環状部101、ボルト挿入部102の順で流れるとともに、環状部101、第一バスバー2、シャント抵抗4、第二バスバー3、ボルト挿入部102の順で流れる。詳細には、電流の流れは、環状部101、本体部21、溶接部71、シャント抵抗4、溶接部72、本体部31、ボルト挿入部102の順となる。シャント抵抗4において電流が通過する際に、シャント抵抗4を挟んで各バスバー2,3に形成された検出導体24および検出導体25の電位差を電流検出装置6が電流値として検出する。
以上のように、本実施形態におけるシャント抵抗式電流検出装置1は、各バスバー2,3に対してシャント抵抗4を溶接により接合する際に、シャント抵抗4を予め一対の凸部23,33に接触させておくことができる。つまり、シャント抵抗4は、溶接作業前に、隙間S1から抜け落ちたり、隙間S1において各バスバー2,3に対する相対位置が変化することを抑制することができる。従って、隙間S1において対向する対向面22,32から隙間S1に向かって突出する凸部23,33にシャント抵抗4を載置することができるので、簡単な方法で溶接時における各バスバー2,3に対するシャント抵抗4の位置関係を安定させることができる。
なお、本実施形態におけるシャント抵抗式電流検出装置1は、溶接部71,72が上下方向に平行に形成されているがこれに限定されるものではなく、上下方向に対して傾斜して形成されてもよい。図4は、変形例におけるシャント抵抗式電流検出装置の部分断面図である。
変形例におけるシャント抵抗式電流検出装置1は、溶接部71,72が上下方向のうち、上方向側から下方向側に向かうに伴い隙間S1に向かって突出するように傾斜して形成されている。溶接部71,72が上下方向に対して傾斜して形成されるためには、対向面22,32およびシャント抵抗4の前後方向における両側面も同様な傾斜面として形成されていることとなる。つまり、対向面22,32は、上方向側から下方向側に向かうに伴い隙間S1に向かって突出するように傾斜する傾斜面である。従って、隙間S1は、上方向側から下方向側に向かうに伴い、前後方向における長さが短くなる。また、シャント抵抗4の前後方向における両側面、すなわち接続面は、上方向側から下方向側に向かうに伴い隙間S1に向かって突出するように傾斜する傾斜面である。従って、シャント抵抗4は、上方向側から下方向側に向かうに伴い、前後方向における長さが短くなる。なお、対向面22,32は、幅方向から見た場合において、上下方向に対する傾斜角がシャント抵抗4の前後方向における両側面の傾斜角と同じである。
作業員により隙間S1にシャント抵抗4を挿入する際、一対の凸部23,33にシャント抵抗4が接触するとともに、対向面22,32にシャント抵抗4が接触することで、シャント抵抗4が一対の凸部23,33に載置された状態で、シャント抵抗4が対向面22,32と接触する状態を維持できる。これにより、シャント抵抗4と、対向面23,33とが前後方向において対向し、各バスバー2,3に対するシャント抵抗4の前後方向における位置決めが行われ、簡単な方法で溶接時における各バスバー2,3に対するシャント抵抗4の位置関係をさらに安定させることができる。
なお、変形例におけるシャント抵抗式電流検出装置1は、凸部23,33が形成されているが、凸部23,33が形成されていなくてもよい。これは、隙間S1にシャント抵抗4を挿入した際に、対向面22,33が傾斜面であるため、対向面22,23とシャント抵抗4とが接触することで、シャント抵抗4が隙間S1の下方向側から抜け落ちることを抑制することができる。
1 シャント抵抗式電流検出装置
2 第一バスバー
21 本体部
22 対向面
23 凸部
24 検出導体
25,26 分割部
3 第二バスバー
31 本体部
32 対向面
33 凸部
34 検出導体
35,36 分割部
4 シャント抵抗
5 バッテリー
6 電流検出装置
S1,S2,S3 隙間
100 ヒュージブルリンク
101 環状部
102 ボルト挿入部
103 ポスト挿入孔
104 スリット
105 ボルト挿入孔

Claims (2)

  1. 平板状の第一バスバーと平板状の第二バスバーとの間に平板状のシャント抵抗が接合するシャント抵抗式電流検出装置において、
    前記第一バスバーおよび前記第二バスバーは、本体部および電流検出装置と接続する検出導体をそれぞれ有し、
    前記シャント抵抗および前記第一バスバーは、溶接部を介して接合されており、
    前記シャント抵抗および前記第二バスバーは、溶接部を介して接合されており、
    前記第一バスバーと前記第二バスバーとの間に前記シャント抵抗が設置される隙間が形成されおり、前記隙間において対向する対向面から前記隙間に向かって突出する凸部がそれぞれ形成され、
    前記シャント抵抗は、上下方向において前記凸部にそれぞれ接触し、
    前記検出導体は、前記本体部の側面のうち、手前方向側の側面から手前方向側に突出し、先端部が上下方向のうち上方向側に向かって形成される
    ことを特徴とするシャント抵抗式電流検出装置。
  2. 前記溶接部は、上下方向に対して傾斜して形成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシャント抵抗式電流検出装置。
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