JP7199305B2 - 焼却炉および焼却炉の制御方法 - Google Patents
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請求項6に記載の発明は、請求項3ないし5のいずれか1つに記載の焼却炉であって、前記一方側が前記後側であり、前記二次燃焼室ガス供給部の前記ノズル部が、前記前側から前記後側に向かう方向に前記燃焼用ガスを噴出するノズルを含む。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれか1つに記載の焼却炉であって、前記制御部が、前記一次燃焼室内における空気比が所定範囲内となるように、前記火格子部ガス供給部における前記燃焼用ガスの供給量に基づいて前記中間ガス供給部における前記燃焼用ガスの供給量を制御する。
請求項11に記載の発明は、焼却炉の制御方法であって、前記焼却炉が、前側から後側に向かって配列される複数の火格子部を有する一次燃焼室と、前記一次燃焼室から連続し、前記一次燃焼室から排出される排ガスが流れる二次燃焼室と、前記複数の火格子部を介して前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する火格子部ガス供給部と、前記一次燃焼室において前記複数の火格子部よりも上方に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する中間ガス供給部と、前記二次燃焼室に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記二次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する二次燃焼室ガス供給部とを備え、前記複数の火格子部において、前記前側から前記後側に向かって乾燥火格子部、燃焼火格子部および後燃焼火格子部が順に配列され、前記一次燃焼室が、前記二次燃焼室の下端から前記前側または前記後側の一方側に広がって前記燃焼火格子部の少なくとも一部の上方を覆う天井部をさらに有し、前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、前記天井部または前記一方側の壁部に設けられ、前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、再循環排ガスを含むガスを前記燃焼用ガスとして噴出する第1ノズルと、前記第1ノズルが噴出するガスよりも酸素濃度が高いガスを前記燃焼用ガスとして噴出する第2ノズルとを含み、前記焼却炉の制御方法が、a)所定のセンサを用いて得られる測定値に基づいて前記火格子部ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を制御する工程と、b)前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が減少する場合に前記中間ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を増加させ、前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が増加する場合に前記中間ガス供給部における前記酸素供給量を減少させる工程とを備え、前記b)工程において、前記第2ノズルにおけるガス流速を前記第1ノズルよりも優先的に変更することにより、前記中間ガス供給部における前記燃焼用ガスの供給量が制御される。
請求項12に記載の発明は、焼却炉の制御方法であって、前記焼却炉が、前側から後側に向かって配列される複数の火格子部を有する一次燃焼室と、前記一次燃焼室から連続し、前記一次燃焼室から排出される排ガスが流れる二次燃焼室と、前記複数の火格子部を介して前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する火格子部ガス供給部と、前記一次燃焼室において前記複数の火格子部よりも上方に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する中間ガス供給部と、前記二次燃焼室に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記二次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する二次燃焼室ガス供給部とを備え、前記複数の火格子部において、前記前側から前記後側に向かって乾燥火格子部、燃焼火格子部および後燃焼火格子部が順に配列され、前記一次燃焼室が、前記二次燃焼室の下端から前記前側または前記後側の一方側に広がって前記燃焼火格子部の少なくとも一部の上方を覆う天井部をさらに有し、前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、前記天井部または前記一方側の壁部に設けられ、前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、前記燃焼用ガスを噴出口から噴出する第1ノズルと、前記第1ノズルよりも大きい噴出口から前記燃焼用ガスを噴出する第2ノズルとを含み、前記焼却炉の制御方法が、a)所定のセンサを用いて得られる測定値に基づいて前記火格子部ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を制御する工程と、b)前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が減少する場合に前記中間ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を増加させ、前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が増加する場合に前記中間ガス供給部における前記酸素供給量を減少させる工程とを備え、前記b)工程において、前記第2ノズルにおけるガス流速を前記第1ノズルよりも優先的に変更することにより、前記中間ガス供給部における前記燃焼用ガスの供給量が制御される。
請求項13に記載の発明は、焼却炉の制御方法であって、前記焼却炉が、前側から後側に向かって配列される複数の火格子部を有する一次燃焼室と、前記一次燃焼室から連続し、前記一次燃焼室から排出される排ガスが流れる二次燃焼室と、前記複数の火格子部を介して前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する火格子部ガス供給部と、前記一次燃焼室において前記複数の火格子部よりも上方に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する中間ガス供給部と、前記二次燃焼室に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記二次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する二次燃焼室ガス供給部とを備え、前記複数の火格子部において、前記前側から前記後側に向かって乾燥火格子部、燃焼火格子部および後燃焼火格子部が順に配列され、前記一次燃焼室が、前記二次燃焼室の下端から前記前側または前記後側の一方側に広がって前記燃焼火格子部の少なくとも一部の上方を覆う天井部をさらに有し、前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、前記天井部または前記一方側の壁部に設けられ、前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、前記燃焼用ガスを噴出口から噴出する第1ノズルと、前記第1ノズルよりも小さい噴出口から前記燃焼用ガスを噴出する第2ノズルとを含み、前記焼却炉の制御方法が、a)所定のセンサを用いて得られる測定値に基づいて前記火格子部ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を制御する工程と、b)前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が減少する場合に前記中間ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を増加させ、前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が増加する場合に前記中間ガス供給部における前記酸素供給量を減少させる工程とを備え、前記b)工程において、前記第2ノズルにおけるガス流速を前記第1ノズルよりも優先的に変更することにより、前記中間ガス供給部における前記燃焼用ガスの供給量が制御される。
3 一次燃焼室
4 二次燃焼室
5 火格子部ガス供給部
6 中間ガス供給部
7 二次燃焼室ガス供給部
10 制御部
31 乾燥火格子部
32 燃焼火格子部
33 後燃焼火格子部
37 後天井部
38 後壁部
61 (中間ガス供給部の)ノズル部
71 (二次燃焼室ガス供給部の)ノズル部
231 蒸気量センサ
611 上段ノズル
612 下段ノズル
711~714 (二次燃焼室ガス供給部の)ノズル
S11,S12 ステップ
Claims (13)
- 焼却炉であって、
前側から後側に向かって配列される複数の火格子部を有する一次燃焼室と、
前記一次燃焼室から連続し、前記一次燃焼室から排出される排ガスが流れる二次燃焼室と、
前記複数の火格子部を介して前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する火格子部ガス供給部と、
前記一次燃焼室において前記複数の火格子部よりも上方に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する中間ガス供給部と、
前記二次燃焼室に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記二次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する二次燃焼室ガス供給部と、
所定のセンサを用いて得られる測定値に基づいて前記火格子部ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を制御するとともに、前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が減少する場合に前記中間ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を増加させ、前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が増加する場合に前記中間ガス供給部における前記酸素供給量を減少させる制御部と、
を備え、
前記複数の火格子部において、前記前側から前記後側に向かって乾燥火格子部、燃焼火格子部および後燃焼火格子部が順に配列され、
前記一次燃焼室が、前記二次燃焼室の下端から前記後側に広がって前記燃焼火格子部の少なくとも一部の上方を覆う天井部をさらに有し、
前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、前記天井部または前記後側の壁部に設けられ、
前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、
下段ノズルと、
前記下段ノズルよりも上方に位置する上段ノズルと、
を含むことを特徴とする焼却炉。 - 請求項1に記載の焼却炉であって、
前記二次燃焼室ガス供給部の前記ノズル部が、前記前側から前記後側に向かう方向に前記燃焼用ガスを噴出するノズルを含むことを特徴とする焼却炉。 - 焼却炉であって、
前側から後側に向かって配列される複数の火格子部を有する一次燃焼室と、
前記一次燃焼室から連続し、前記一次燃焼室から排出される排ガスが流れる二次燃焼室と、
前記複数の火格子部を介して前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する火格子部ガス供給部と、
前記一次燃焼室において前記複数の火格子部よりも上方に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する中間ガス供給部と、
前記二次燃焼室に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記二次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する二次燃焼室ガス供給部と、
所定のセンサを用いて得られる測定値に基づいて前記火格子部ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を制御するとともに、前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が減少する場合に前記中間ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を増加させ、前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が増加する場合に前記中間ガス供給部における前記酸素供給量を減少させる制御部と、
を備え、
前記複数の火格子部において、前記前側から前記後側に向かって乾燥火格子部、燃焼火格子部および後燃焼火格子部が順に配列され、
前記一次燃焼室が、前記二次燃焼室の下端から前記前側または前記後側の一方側に広がって前記燃焼火格子部の少なくとも一部の上方を覆う天井部をさらに有し、
前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、前記天井部または前記一方側の壁部に設けられ、
前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、
再循環排ガスを含むガスを前記燃焼用ガスとして噴出する第1ノズルと、
前記第1ノズルが噴出するガスよりも酸素濃度が高いガスを前記燃焼用ガスとして噴出する第2ノズルと、
を含み、
前記制御部が、前記第2ノズルにおけるガス流速を前記第1ノズルよりも優先的に変更することにより、前記中間ガス供給部における前記燃焼用ガスの供給量を制御することを特徴とする焼却炉。 - 焼却炉であって、
前側から後側に向かって配列される複数の火格子部を有する一次燃焼室と、
前記一次燃焼室から連続し、前記一次燃焼室から排出される排ガスが流れる二次燃焼室と、
前記複数の火格子部を介して前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する火格子部ガス供給部と、
前記一次燃焼室において前記複数の火格子部よりも上方に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する中間ガス供給部と、
前記二次燃焼室に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記二次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する二次燃焼室ガス供給部と、
所定のセンサを用いて得られる測定値に基づいて前記火格子部ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を制御するとともに、前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が減少する場合に前記中間ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を増加させ、前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が増加する場合に前記中間ガス供給部における前記酸素供給量を減少させる制御部と、
を備え、
前記複数の火格子部において、前記前側から前記後側に向かって乾燥火格子部、燃焼火格子部および後燃焼火格子部が順に配列され、
前記一次燃焼室が、前記二次燃焼室の下端から前記前側または前記後側の一方側に広がって前記燃焼火格子部の少なくとも一部の上方を覆う天井部をさらに有し、
前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、前記天井部または前記一方側の壁部に設けられ、
前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、
前記燃焼用ガスを噴出口から噴出する第1ノズルと、
前記第1ノズルよりも大きい噴出口から前記燃焼用ガスを噴出する第2ノズルと、
を含み、
前記制御部が、前記第2ノズルにおけるガス流速を前記第1ノズルよりも優先的に変更することにより、前記中間ガス供給部における前記燃焼用ガスの供給量を制御することを特徴とする焼却炉。 - 焼却炉であって、
前側から後側に向かって配列される複数の火格子部を有する一次燃焼室と、
前記一次燃焼室から連続し、前記一次燃焼室から排出される排ガスが流れる二次燃焼室と、
前記複数の火格子部を介して前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する火格子部ガス供給部と、
前記一次燃焼室において前記複数の火格子部よりも上方に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する中間ガス供給部と、
前記二次燃焼室に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記二次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する二次燃焼室ガス供給部と、
所定のセンサを用いて得られる測定値に基づいて前記火格子部ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を制御するとともに、前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が減少する場合に前記中間ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を増加させ、前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が増加する場合に前記中間ガス供給部における前記酸素供給量を減少させる制御部と、
を備え、
前記複数の火格子部において、前記前側から前記後側に向かって乾燥火格子部、燃焼火格子部および後燃焼火格子部が順に配列され、
前記一次燃焼室が、前記二次燃焼室の下端から前記前側または前記後側の一方側に広がって前記燃焼火格子部の少なくとも一部の上方を覆う天井部をさらに有し、
前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、前記天井部または前記一方側の壁部に設けられ、
前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、
前記燃焼用ガスを噴出口から噴出する第1ノズルと、
前記第1ノズルよりも小さい噴出口から前記燃焼用ガスを噴出する第2ノズルと、
を含み、
前記制御部が、前記第2ノズルにおけるガス流速を前記第1ノズルよりも優先的に変更することにより、前記中間ガス供給部における前記燃焼用ガスの供給量を制御することを特徴とする焼却炉。 - 請求項3ないし5のいずれか1つに記載の焼却炉であって、
前記一方側が前記後側であり、
前記二次燃焼室ガス供給部の前記ノズル部が、前記前側から前記後側に向かう方向に前記燃焼用ガスを噴出するノズルを含むことを特徴とする焼却炉。 - 請求項1ないし6のいずれか1つに記載の焼却炉であって、
前記制御部が、前記一次燃焼室内における空気比が所定範囲内となるように、前記火格子部ガス供給部における前記燃焼用ガスの供給量に基づいて前記中間ガス供給部における前記燃焼用ガスの供給量を制御することを特徴とする焼却炉。 - 請求項1ないし7のいずれか1つに記載の焼却炉であって、
前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、水平方向または水平方向よりも上方に向かって前記燃焼用ガスを噴出することを特徴とする焼却炉。 - 請求項1ないし8のいずれか1つに記載の焼却炉であって、
前記二次燃焼室ガス供給部の前記ノズル部が、前記二次燃焼室における前記排ガスの流路に沿って設けられる複数のノズルを含むことを特徴とする焼却炉。 - 焼却炉の制御方法であって、
前記焼却炉が、
前側から後側に向かって配列される複数の火格子部を有する一次燃焼室と、
前記一次燃焼室から連続し、前記一次燃焼室から排出される排ガスが流れる二次燃焼室と、
前記複数の火格子部を介して前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する火格子部ガス供給部と、
前記一次燃焼室において前記複数の火格子部よりも上方に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する中間ガス供給部と、
前記二次燃焼室に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記二次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する二次燃焼室ガス供給部と、
を備え、
前記複数の火格子部において、前記前側から前記後側に向かって乾燥火格子部、燃焼火格子部および後燃焼火格子部が順に配列され、
前記一次燃焼室が、前記二次燃焼室の下端から前記後側に広がって前記燃焼火格子部の少なくとも一部の上方を覆う天井部をさらに有し、
前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、前記天井部または前記後側の壁部に設けられ、
前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、
下段ノズルと、
前記下段ノズルよりも上方に位置する上段ノズルと、
を含み、
前記焼却炉の制御方法が、
a)所定のセンサを用いて得られる測定値に基づいて前記火格子部ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を制御する工程と、
b)前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が減少する場合に前記中間ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を増加させ、前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が増加する場合に前記中間ガス供給部における前記酸素供給量を減少させる工程と、
を備えることを特徴とする焼却炉の制御方法。 - 焼却炉の制御方法であって、
前記焼却炉が、
前側から後側に向かって配列される複数の火格子部を有する一次燃焼室と、
前記一次燃焼室から連続し、前記一次燃焼室から排出される排ガスが流れる二次燃焼室と、
前記複数の火格子部を介して前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する火格子部ガス供給部と、
前記一次燃焼室において前記複数の火格子部よりも上方に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する中間ガス供給部と、
前記二次燃焼室に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記二次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する二次燃焼室ガス供給部と、
を備え、
前記複数の火格子部において、前記前側から前記後側に向かって乾燥火格子部、燃焼火格子部および後燃焼火格子部が順に配列され、
前記一次燃焼室が、前記二次燃焼室の下端から前記前側または前記後側の一方側に広がって前記燃焼火格子部の少なくとも一部の上方を覆う天井部をさらに有し、
前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、前記天井部または前記一方側の壁部に設けられ、
前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、
再循環排ガスを含むガスを前記燃焼用ガスとして噴出する第1ノズルと、
前記第1ノズルが噴出するガスよりも酸素濃度が高いガスを前記燃焼用ガスとして噴出する第2ノズルと、
を含み、
前記焼却炉の制御方法が、
a)所定のセンサを用いて得られる測定値に基づいて前記火格子部ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を制御する工程と、
b)前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が減少する場合に前記中間ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を増加させ、前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が増加する場合に前記中間ガス供給部における前記酸素供給量を減少させる工程と、
を備え、
前記b)工程において、前記第2ノズルにおけるガス流速を前記第1ノズルよりも優先的に変更することにより、前記中間ガス供給部における前記燃焼用ガスの供給量が制御されることを特徴とする焼却炉の制御方法。 - 焼却炉の制御方法であって、
前記焼却炉が、
前側から後側に向かって配列される複数の火格子部を有する一次燃焼室と、
前記一次燃焼室から連続し、前記一次燃焼室から排出される排ガスが流れる二次燃焼室と、
前記複数の火格子部を介して前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する火格子部ガス供給部と、
前記一次燃焼室において前記複数の火格子部よりも上方に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する中間ガス供給部と、
前記二次燃焼室に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記二次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する二次燃焼室ガス供給部と、
を備え、
前記複数の火格子部において、前記前側から前記後側に向かって乾燥火格子部、燃焼火格子部および後燃焼火格子部が順に配列され、
前記一次燃焼室が、前記二次燃焼室の下端から前記前側または前記後側の一方側に広がって前記燃焼火格子部の少なくとも一部の上方を覆う天井部をさらに有し、
前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、前記天井部または前記一方側の壁部に設けられ、
前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、
前記燃焼用ガスを噴出口から噴出する第1ノズルと、
前記第1ノズルよりも大きい噴出口から前記燃焼用ガスを噴出する第2ノズルと、
を含み、
前記焼却炉の制御方法が、
a)所定のセンサを用いて得られる測定値に基づいて前記火格子部ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を制御する工程と、
b)前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が減少する場合に前記中間ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を増加させ、前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が増加する場合に前記中間ガス供給部における前記酸素供給量を減少させる工程と、
を備え、
前記b)工程において、前記第2ノズルにおけるガス流速を前記第1ノズルよりも優先的に変更することにより、前記中間ガス供給部における前記燃焼用ガスの供給量が制御されることを特徴とする焼却炉の制御方法。 - 焼却炉の制御方法であって、
前記焼却炉が、
前側から後側に向かって配列される複数の火格子部を有する一次燃焼室と、
前記一次燃焼室から連続し、前記一次燃焼室から排出される排ガスが流れる二次燃焼室と、
前記複数の火格子部を介して前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する火格子部ガス供給部と、
前記一次燃焼室において前記複数の火格子部よりも上方に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記一次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する中間ガス供給部と、
前記二次燃焼室に配置されるノズル部を有し、前記ノズル部から前記二次燃焼室内に酸素を含む燃焼用ガスを供給する二次燃焼室ガス供給部と、
を備え、
前記複数の火格子部において、前記前側から前記後側に向かって乾燥火格子部、燃焼火格子部および後燃焼火格子部が順に配列され、
前記一次燃焼室が、前記二次燃焼室の下端から前記前側または前記後側の一方側に広がって前記燃焼火格子部の少なくとも一部の上方を覆う天井部をさらに有し、
前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、前記天井部または前記一方側の壁部に設けられ、
前記中間ガス供給部の前記ノズル部が、
前記燃焼用ガスを噴出口から噴出する第1ノズルと、
前記第1ノズルよりも小さい噴出口から前記燃焼用ガスを噴出する第2ノズルと、
を含み、
前記焼却炉の制御方法が、
a)所定のセンサを用いて得られる測定値に基づいて前記火格子部ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を制御する工程と、
b)前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が減少する場合に前記中間ガス供給部における前記一次燃焼室内への酸素供給量を増加させ、前記火格子部ガス供給部における前記酸素供給量が増加する場合に前記中間ガス供給部における前記酸素供給量を減少させる工程と、
を備え、
前記b)工程において、前記第2ノズルにおけるガス流速を前記第1ノズルよりも優先的に変更することにより、前記中間ガス供給部における前記燃焼用ガスの供給量が制御されることを特徴とする焼却炉の制御方法。
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