JP7188768B2 - 支持層判定システム - Google Patents
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Description
上記のボーリング調査によって支持層の深さを知得した後、実際に基礎杭を構築する位置に軸部の掘削を行い、ケーシングの建込み、安定液の注入、拡底部の掘削などの各工程を施工する。
そのため、掘削を行いながら支持層に到達したか否かを検知するための技術が開発されている(例えば、特許文献1)。
掘削を進行させながら、電流値の時間積分値を求め、求めた時間積分値と上記の基準値とを比較し、求めた時間積分値が基準値よりも大きくなったとき、支持層に到達したと判定している。
なお、特許文献1には、掘削途中に掘削ドリル等を引き抜き、掘削作業によって発生した土砂を孔外部へ排出するなどの記載がなく、掘削孔から掘削ドリル等を引き抜き、また、再び掘削孔に掘削ドリルを下降させて掘削を進行させる動作については記載されていない。
即ち、掘削現場に支持層と同様な土質でN値のみが違う地層が支持層の上部に存在すると、掘削孔が支持層に到達したことを正確に判断することが難しくなる。
また、アースドリル工法は、掘削孔に掘削バケット等を下降させ、また、引き上げる動作を繰り返すため、土質サンプルを採取する際に他の地層の土砂が混ざることがあり、どの深度で支持層に到達したのか分からなくなる場合がある。
図1は、本開示の実施の形態による支持層検知システムに備えられるアースドリル機1の構成を示す説明図である。
アースドリル機1は、例えば、使用者が搭乗して各操作等を行う運転席12、および、キャタピラなどの走行機構部11を備えて自走可能に構成された本体10を有している。
また、アースドリル機1は、本体10の背面部分に基端側が支持され、本体10から起伏可能に設置されたブーム13を備えている。
上記の主巻ロープの先端には、ケリーバ16の基端側(上端側)が接続されており、主巻ロープの基端側は、例えば、運転席12の背後側に設置された、図示されない主巻ウインチのドラムに巻回されており、主巻ウインチを稼働させることにより、主巻ウインチのドラムから主巻ロープが送り出され、また、主巻ウインチのドラムに主巻ロープを巻き上げるように構成されている。
即ち、主巻ケーブルが接続されたケリーバ16は、ブーム13の先端から送り出され、また、ブーム13の先端へ引き戻されるように備えられている。
アースドリル機1は、主巻ロープの送り長さ、即ち、掘削孔に下降させた掘削バケット19の深度を検知するエンコーダ15を、例えば、上記の主巻ウインチのドラム、もしくはドラム近傍に設置している。
ケリードライブ装置17は、ブーム13の下側に設置されたフロントフレーム20によって支持されている。また、ケリードライブ装置17には、当該ケリードライブ装置17、掘削バケット19等の位置を調整することができるように調整シリンダ22が備えられている。なお、調整シリンダ22は、例えば、ケリードライブ装置17にシリンダ先端側が設置され、シリンダ基端側がブーム13の下側に設置され、ケリードライブ装置17を本体2に対して前後方向に移動させるように設置されている。
ケリードライブ装置17は、ケリーバ16を下方に押し込むシリンダ(図示省略)を有し、当該シリンダが発生させた圧力を検知する第1圧力センサ23を備えている。
フロントフレーム20は、ケリードライブ装置17を支持し、上記の押込み力を検知する第2圧力センサ24を備えている。
ケリードライブ装置17は、ケリーバ16等に加わる回転トルクを検知するトルクセンサ25を備え、また、当該ケリードライブ装置17の下端側にロータリテーブル18が接続固定されている。ロータリテーブル18の上面には、例えば、センサ出力信号送信部26等が設置固定されている。
本体10の、例えば、運転席12の後方には、センサ出力信号受信部27が設置されており、センサ出力信号送信部26から送信された無線信号を受信したセンサ出力信号受信部27が、運転席12の室内に設置された掘削データ取得部30(データ制御部40)に上記の受信信号を入力するように配線接続されている。
運転席12の室内には、使用者がアースドリル機1等を所望のように操る操作部が備えられている。この操作部として、例えば、タッチパネル等を有する表示・操作部42を備えてもよい。ここでは、表示・操作部42を備えたアースドリル機1を例示して説明する。
掘削データ取得部30は、前述のように設置された、エンコーダ15、第1圧力センサ23、第2圧力センサ24、トルクセンサ25を備え、これら各センサの出力信号を入力するデータ制御部40を備えている。なお、トルクセンサ25とデータ制御部40との接続は、前述のように、トルクセンサ25の出力信号をセンサ出力信号送信部26およびセンサ出力信号受信27を介してデータ制御部40へ入力するように構成されている。
掘削データ取得部30は、無線通信によってインターネットなどの通信回線にアクセスし、アースドリル機1の外部(掘削データ管理部31等)とデータなどの送受信を行う、例えば、モバイルルータであるデータ取得通信部43を備えている。
なお、データ管理通信部51は、データ取得通信部43とデータ通信等が可能に構成されたものであれば、無線通信を行う装置または有線通信を行う装置のどちらでもよい。
なお、以下に記載する深度は、地表からの深度(掘削孔に設置されたケーシングの上端を原点0とした深度)を表す。
例えば、アースドリル工法を用いて基礎杭を構築する杭孔を掘削するとき、軸掘り用の掘削バケット19(ドリリングバケット)を備えたアースドリル機1によって軸部の掘削を行い、予め定めた深さまで掘削したところでケーシングの建て込みを行う。この後、安定液の注入などを行い、さらにアースドリル機1を用いて杭孔の掘削を進行させ、軸掘りが所定深さに到達すると、後述するように、掘削した孔が支持層に到達したか否かを判定する。支持層に到達したと判定された場合には、掘削バケット19として拡底バケットを備えたアースドリル機1によって、杭孔の拡底部を形成するための掘削を行う。
上記の掘削バケット19による掘削工程、掘削バケット19を引き上げて掘削土を杭孔の外部に排出させる工程、掘削土を排出した掘削バケット19を杭孔の底部分まで下降させて掘削を再開させる工程は、所望の深度に到達するまで複数回繰り返される。
アースドリル機1によって杭孔の掘削を行うとき、エンコーダ15は、トップシーブ14から送り出された主巻ロープの長さを検知する。データ制御部40は、エンコーダ15の出力信号から主巻ロープに接続されたケリーバ16、掘削バケット19などが到達した深度を検知する。
ケリードライブ装置17が掘削バケット19を駆動して杭孔の底部分を掘削しているとき、第1圧力センサ23は、ケリードライブ装置17等に生じている圧力を検知し、第2圧力センサ24は、フロントフレーム20に生じているスラスタ力を検知する。また、ケリードライブ装置17に設置されたトルクセンサ25は、上記の掘削を行っているときに掘削バケット19に生じている回転トルクを検知する。
データ制御部40は、第1圧力センサ23の出力信号および第2圧力センサ24の出力信号から、掘削バケット19を下方へ(掘削する地層に)押込む力を求め、掘削した杭孔の深度と、各深度において検知された押込み力を関連付けて、例えばデータテーブルを構築して記憶格納する。
また、データ制御部40は、トルクセンサ25の出力信号から、掘削を行っている掘削バケット19に生じていた回転トルクを求め、掘削した杭孔の深度と、各深度において検知された回転トルクとを関連付けて、例えばデータテーブルを構築して記憶格納する。
図3および図4は、深度15(m)~15.6(m)に存在する粘性土(N値6~8のシルト質粘土)の地層を掘削したときに検知された回転トルクおよび押込み力を示している。
この地層は、比較的軟らかいため、掘削バケット19に生じる回転トルクは、深度に応じて明確には変化せず、当該トルク値も比較的小さい状態で掘削が進行している。
また、この地層においては、掘削バケット19の押込み力も比較的小さい状態で掘削を行っている(小さい押込み力で掘削することができる)ことがわかる。
図5および図6は、深度が概ね25.4(m)~26.4(m)に存在する砂質土(換算N値100の細砂)の地層を掘削したときに検知された回転トルクおよび押込み力を示している。
この砂質土の地層は、図3および図4において例示した粘性土の地層に比べて相当に硬い。この砂質土の地層を掘削するときには、掘削バケット19の回転トルクは、掘削が進行して深度が深くなるほど明確に大きくなり、深度に応じて大きな回転トルクが必要になることがわかる。また、掘削バケット19の押込み力も、掘削が進行して深度が深くなるほど、明確に強い力が必要になることがわかる。
グラフAの横軸は、アースドリル機1を用いて杭孔を掘削した場合に測定されたトルク値(掘削バケット19の回転トルク)を示し、グラフBの横軸は、押込み力を示している。また、グラフCの横軸は、掘削バケット19を杭孔に下ろして掘削を開始し、掘削土を排出するために掘削を停止するまでの各掘削時間、グラフDは、演算によって求めた積算トルク、グラフEは、Borデータ(ボーリング調査によって得られたデータ)を示している。
グラフAのグラフ線tは、5(cm)掘り進む毎に測定された回転トルク値を示している。また、グラフ線a(深度と回転トルクとの関連性を示す特性曲線)は、グラフ線tにおいて、杭孔の底部分に下降させた掘削バケット19が掘削を開始し、掘削土を排出するために掘削を停止するまでの間、即ち、1回の掘削期間中に生じた回転トルクのピーク値を抽出し、各掘削期間中に生じた回転トルクのピーク値を繋ぎ合わせたものである。なお、グラフAでは、上記の1回の掘削期間中に生じた回転トルクのピーク値を、1バケット最大トルクと記載している。
また、グラフEには、前述のグラフ線aをグラフ線bとともに示している。グラフ線bとグラフ線aとを比較すると、グラフ線bが急峻に大きくなった深度と、グラフ線aが急峻に大きくなった深度が概ね一致することがわかる。
上側の地層に比べて下側の地層が明らかに硬くなると、N値が急峻に大きくなる。即ち、支持層に到達した可能性が高くなる。このようにN値が急峻に大きくなる深度において、1バケット最大トルクも急峻に大きなっている。また、グラフBから、1バケット最大トルクが急峻に大きくなった深度において押込み力も大きくなることがわかり、グラフDから、積算トルクも当該深度において大きくなることがわかる。
データ制御部40は、検知した深度に対応させた押込み力を示すデータ、および、検知した深度に対応させた回転トルクを示すデータを、前述の1回の掘削期間毎にまとめる。
データ制御部40は、図示されない時計を備えており、掘削作業を行った時間長さ(1回の掘削期間の時間長さ)等を測定している。データ制御部40は、上記の押込み力に関するデータ、回転トルクに関するデータを1回の掘削期間毎にまとめるとき、当該1回の掘削期間の時間長さを示すデータを付加した取得データを生成する。
また、データ制御部40は、(例えば表示・操作部42に行われた操作に応じて)前述の5(cm)掘り進む毎に測定されたデータを、その都度メモリ41に記憶格納し、バックアップデータとして保存する。
即ち、データ制御部40は、アースドリル機1が、杭孔の底部分に下降させた掘削バケット19を稼働させて掘削を開始し、掘削土を排出するために掘削を停止し、掘削バケット19を地上へ引き上げる動作(工程)を繰り返す間、1回の掘削期間毎にまとめた取得データを生成して、メモリ41への記憶格納、データ取得通信部43による掘削データ管理部31への送信を行う。
データ処理部50は、データ管理通信部51から前述の1回の掘削期間毎にまとめた取得データを順次入力し、これらの1回の掘削期間毎にまとめた取得データを、掘削した深度に対応させて整理し(例えば、地表からの深さの順に並べて)、図7に示した各グラフが形成されるように処理する。
具体的には、例えば、各々の1回の掘削期間毎にまとめた取得データから回転トルクの最大値(最大トルク値)を抽出し、各回の掘削期間の最大トルク値を深度に対応させて並べて(地表からの深さの順に並べて)、例えば、深度と回転トルクとの関連性を示す特性曲線を求め、この特性曲線から最大トルク値が急峻に大きくなった深度を抽出する。
また、予め行われたボーリング調査の結果(例えば、ボーリング調査によって得られた各深度のN値のうち、急峻にN値が大きくなる深度、詳しくは、急峻に大きくなる深度の範囲)と、上記の抽出された最大トルク値が急峻に大きくなった深度(深度と回転トルクとの関連性を示す特性曲線)とを対比し、例えば、これらの差異が予め設定した範囲に入るとき、当該抽出された最大トルク値が急峻に大きくなった深度が支持層であると判定するようにしてもよい。即ち、例えば、各値の変化量が大きくなった深度などを探すことによって、掘削バケット19が支持層に到達したか否かを判定するようにしてもよい。
データ処理部50は、前述の最大トルク値に関する処理と同様に、データ管理通信部51が受信した各取得データから1回の掘削期間毎に押込み力の最大値を抽出し、各掘削期間の押込み力の最大値を深度に対応させて並べたとき(地表からの深さの順に並べたとき)、押込み力の最大値が急峻に大きくなる深度を抽出する。抽出した押込み力の最大値が急峻に大きくなった深度を、前述の最大トルク値が急峻に大きくなった深度(深度と回転トルクとの関連性を示す特性曲線)と対比し、例えば、これらの差異が予め設定した範囲に入るとき、杭孔の掘削(掘削バケット19)が支持層に到達したと判定するようにしてもよい。また、最大トルク値に基づいて抽出した深度(深度と回転トルクとの関連性を示す特性曲線)、ボーリング調査の結果、押込み力の最大値に基づいて抽出した深度等をそれぞれ対比することにより、例えば、各値の変化量が大きくなった深度などを探すことによって、掘削バケット19が支持層に到達したか否かを判定するようにしてもよい。
具体的には、データ処理部50は、各取得データから1回の掘削期間毎に積算トルクを演算によって求め、これらの積算トルクを、積算に用いた回転トルク値が検知された深度(取得データに含まれている深度)に応じて並べたとき(地表からの深さの順に並べたとき)、積算トルクが明らかに大きくなっている深度を抽出する。このように積算トルクに関して抽出した深度を、前述の最大トルク値を用いて抽出した深度(深度と回転トルクとの関連性を示す特性曲線)、ボーリング調査の結果、また、押込み力の最大値を用いて抽出した振動等をそれぞれ対比することにより、例えば、各値の変化量が大きくなった深度などを探すことによって、掘削バケット19が支持層に到達したか否かを判定するようにしてもよい。
これらの掘削速度を、深度に応じて並べたとき(地表からの深さの順に並べたとき)、明らかに掘削速度が遅くなった深度を抽出する。このように掘削速度に関して抽出した深度を、前述の最大トルク値を用いて抽出した深度(深度と回転トルクとの関連性を示す特性曲線)、ボーリング調査の結果、また、押込み力の最大値を用いて抽出した深度等をそれぞれ対比することにより、例えば、各値の変化量が大きくなった深度などを探すことによって、掘削バケット19が支持層に到達したか否かを判定するようにしてもよい。
10 本体
11 走行機構部
12 運転席
13 ブーム
14 トップシーブ
15 エンコーダ
16 ケリーバ
17 ケリードライブ装置
18 ロータリテーブル
19 掘削バケット
20 フロントフレーム
21 スラスタシリンダ
22 調整シリンダ
23 第1圧力センサ
24 第2圧力センサ
25 トルクセンサ
26 センサ出力信号送信部
27 センサ出力信号受信部
30 掘削データ取得部
31 掘削データ管理部
40 データ制御部
41 メモリ
42 表示・操作部
43 データ取得通信部
50 データ処理部
51 データ管理通信部
Claims (4)
- 杭孔を掘削する掘削バケットを有するアースドリル機と、
前記アースドリル機に設けられ、前記掘削バケットが掘削しているときの各データを生成する掘削データ取得部と、
前記掘削データ取得部が生成した前記各データを用いて、前記掘削バケットによる掘削が支持層に到達したか否かを検知する掘削データ管理部と、
を備え、
前記アースドリル機は、
前記掘削バケットを前記杭孔の底部分に下降させて掘削を行い、前記掘削バケットの内部に掘削によって生じた土砂を取り込むと、該掘削バケットを引き上げて前記杭孔の外部に前記土砂を排出させる動作を繰り返し、
前記掘削データ取得部は、
前記掘削バケットが掘削している深度を検知するエンコーダと、
掘削中の前記掘削バケットに発生する回転トルクを検知するトルクセンサと、
前記エンコーダ、および、前記トルクセンサの各出力信号を入力し、複数の取得データを生成するデータ制御部と、
前記データ制御部が生成した複数の取得データを前記掘削データ管理部へ送信するデータ取得通信部と、
を有し、
前記アースドリル機が、前記掘削バケットを前記杭孔の底部分に下降させて掘削を開始し、前記土砂を排出させるために前記掘削バケットの掘削を停止させるまでの期間を1回の掘削期間としたとき、
前記データ制御部は、
前記1回の掘削期間の時間長さを測定する時計を備え、
前記エンコーダの出力信号が示す深度と前記トルクセンサの出力信号が示す回転トルクとを関連させた所定データを所定深度ごとに複数生成し、
該複数の所定データに前記時計が測定した時間長さを付して前記1回の掘削期間毎にまとめた前記取得データを生成し、
前記データ取得通信部は、
前記データ制御部が前記1回の掘削期間毎に生成した複数の取得データを前記掘削データ管理部へ送り、
前記掘削データ管理部は、
前記掘削データ取得部から入力した前記複数の取得データに含まれている各回転トルクを、該複数の取得データに含まれている深度を用いて地表からの深さの順に並べ、前記深度と前記回転トルクとの関連性を示す特性曲線を求め、
前記複数の取得データにそれぞれ含まれている前記時間長さと前記回転トルクとを用いて前記1回の掘削期間毎に積算トルクを求め、
前記複数の取得データに含まれている前記時間長さと前記深度とを用いて前記1回の掘削期間毎に掘削速度を求め、
前記深度と前記回転トルクとの関連性を示す特性曲線と、前記1回の掘削毎に求めた積算トルクと、前記1回の掘削期間毎に求めた掘削速度と、を用いて前記掘削バケットが前記支持層に到達したか否かを判定する、
ことを特徴とする支持層判定システム。 - 前記掘削データ管理部は、
前記掘削データ取得部から入力した前記複数の取得データから、前記1回の掘削期間毎に前記回転トルクの最大値を抽出し、該抽出した回転トルクの最大値と前記深度との関連性を示す前記特性曲線を求め、前記回転トルクの最大値が急峻に大きくなる深度を抽出し、該抽出した深度を用いて前記判定を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の支持層判定システム。 - 前記掘削データ管理部は、
予め行われたボーリング調査の結果を含めて前記判定を行う、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の支持層判定システム。 - 前記データ取得通信部は、
前記取得データを、通信回線を介して前記掘削データ管理部へ送信し、
前記掘削データ管理部は、
前記通信回線にアクセスするデータ管理通信部を備え、
前記データ取得通信部が前記通信回線を介して送信した前記取得データを、前記データ管理通信部を用いて受信する、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の支持層判定システム。
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