JP7165691B2 - 角度検出装置 - Google Patents
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Description
例えば、割込み信号生成部11は、検出信号Sdから得られた回転角度θに基づいて、回転機Mが所定の角度θthだけ回転したか否かを判定して、回転機Mが所定の角度θthだけ回転したと判定した場合には、割込み信号Wsを時刻情報生成部4に出力する。したがって、所定の角度θthが90度である場合には、割込み信号生成部11は、回転機Mが一回転する間に4つの割込み信号Wsを時刻情報生成部4に出力する。
時刻情報生成部4は、タイマ3を用いて、割込み信号生成部11から割込み信号Wsが出力される時間間隔ΔTを計測する。例えば、時刻情報生成部4は、割込み信号生成部11から割込み信号Wsが入力されると、その割込み信号Wsが入力されたときのタイマ3の計測値(以下、「タイマ情報」という。)をタイマ3から取得する。そして、時刻情報生成部4は、前回の割込み信号Wsが入力されたときのタイマ情報と、今回の割込み信号Wsが入力されたときのタイマ情報と、の差を求めることで時間間隔ΔTを計測する。したがって、所定の角度θthが90度である場合には、時刻情報生成部4は、回転機Mが一回転する間に4つの時間間隔ΔTを計測することになる。
時刻情報生成部4は、時間間隔ΔTを誤差補正部7に出力する。
ただし、誤差補正部7は、回転機Mが低回転状態である場合には、角速度ωに対する周波数解析を行わずに、前回算出した検出誤差DEを用いて、信号出力部2から出力される角度信号Sを補正する。
誤差補正部7は、フーリエ係数算出部12及び補正処理部13を備える。
具体的には、フーリエ係数算出部12は、角速度算出部20、フーリエ変換部21及び記憶部22を備える。
ここで、フーリエ変換部21は、回転状態判定部6から低回転信号SLを受け取った場合、すなわち回転機Mが低回転状態であると判定された場合には、フーリエ係数の算出を行わずに、前回算出したフーリエ係数を記憶部22から読み出して、その読み出したフーリエ係数を補正処理部13に出力する。
そして、補正処理部13は、信号出力部2から出力された角度信号Saに対して、推定角度誤差信号を差し引くことで角度信号Saを補正して角度信号Sa´を生成する。
角度検出装置1は、レゾルバRからの検出信号Sdに基づいて、回転機Mの回転角度θを示す角度信号Saを求める。ただし、角度信号Saには、レゾルバR固有の検出誤差DEが含まれるため、角度検出装置1は、検出誤差DEをなくすように角度信号Saを補正して、その補正した角度信号Sa´を生成する。例えば、誤差補正部7は、回転機Mの角速度ωを算出し、その算出した角速度角速度ωを周波数解析することによって検出信号に含まれる検出誤差DEを算出することで復元する。そして、誤差補正部7は、その復元した検出誤差DEを用いて角度信号Saを補正する。ただし、誤差補正部7は、回転機Mが低回転状態である場合には、角速度ωに対する周波数解析を行わずに、前回算出した検出誤差DEを用いて角度信号Saを補正する。例えば、前回算出した検出誤差DEとは、回転機Mが低回転状態ではないときの検出誤差であって、回転機Mが低回転状態であると判定される直前の検出誤差である。
ただし、本実施形態に係る角度検出装置1は、回転機Mが停止状態である場合には、フーリエ係数の算出を行わずに、前回算出したフーリエ係数を用いて検出誤差DEを算出する。したがって、角度検出装置1は、回転機Mが停止している場合であっても角度信号Saを補正することができる。
2 信号出力部
4 時刻情報生成部
5 回転数演算部
6 回転状態判定部
7 誤差補正部
12 フーリエ係数算出部
13 補正処理部
Claims (4)
- 回転センサから出力された、回転機の回転に応じた検出信号に基づいて前記回転機の回転角度を検出し、前記検出した回転角度を示す角度信号を出力する信号出力部と、
前記回転機の角速度を算出し、算出した前記角速度を周波数解析することによって前記検出信号に含まれる検出誤差を算出し、算出した前記検出誤差を用いて前記信号出力部から出力される前記角度信号を補正する誤差補正部と、
前記回転機の回転数に基づいて前記回転機が停止状態を含む所定の低回転状態か否かを判定する回転状態判定部と、
を備え、
前記誤差補正部は、前記回転機が低回転状態である場合には、前記角速度に対する前記周波数解析を行わずに、前回算出した検出誤差を用いて、前記信号出力部から出力される前記角度信号を補正することを特徴とする角度検出装置。 - 前記信号出力部は、前記回転機が所定の角度だけ回転するごとに割込み信号を生成し、
前記誤差補正部は、前記割込み信号が出力される時間間隔によって前記角速度を算出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の角度検出装置。 - 前記誤差補正部は、
前記角速度に対して離散フーリエ変換を行うことによりフーリエ係数を求めるフーリエ変換部と、
前記フーリエ係数を用いて前記検出誤差を算出し、算出した検出誤差に基づいて前記信号出力部から出力される前記角度信号を補正する補正処理部と、
を備え、
前記フーリエ変換部は、前記回転状態判定部により前記回転機が低回転状態であると判定された場合には、前記フーリエ係数の算出を行わずに、前回算出した前記フーリエ係数を前記補正処理部に出力することを特徴とする請求項2に記載の角度検出装置。 - 前記回転状態判定部は、前記回転機の回転数が所定の範囲以内である場合は、前記回転機が低回転状態であると判定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の角度検出装置。
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JP2020001308A JP7165691B2 (ja) | 2020-01-08 | 2020-01-08 | 角度検出装置 |
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JP2020001308A JP7165691B2 (ja) | 2020-01-08 | 2020-01-08 | 角度検出装置 |
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Citations (2)
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JP2009156852A (ja) | 2007-12-28 | 2009-07-16 | Toshiba Mach Co Ltd | レゾルバ装置およびレゾルバの角度検出装置とその方法 |
WO2016157643A1 (ja) | 2015-04-03 | 2016-10-06 | 三菱電機株式会社 | 位置検出器の角度誤差補正装置、角度誤差補正方法、エレベータ制御装置およびエレベータシステム |
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2020
- 2020-01-08 JP JP2020001308A patent/JP7165691B2/ja active Active
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JP2021110583A (ja) | 2021-08-02 |
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