JP7156084B2 - 音信号処理プログラム、音信号処理方法及び音信号処理装置 - Google Patents
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Description
音信号を時間周波数変換によりスペクトル信号に変換し、
非音声区間の前記スペクトル信号の平均パワーが第1閾値以上の場合に、周波数特性から前記非音声区間の前記スペクトル信号の定常性の有無を判定し、
前記非音声区間のスペクトル信号に定常性がない場合は、前記音信号に対して雑音除去を行う第1雑音除去方法を適用し、前記非音声区間に定常性がある場合は、前記スペクトル信号に対して雑音除去を行う第2雑音除去方法を適用することを決定し、
前記音信号に対して前記第1雑音除去方法を適用して雑音が除去された音信号、または前記スペクトル信号に対して前記第2雑音除去方法を適用して雑音が除去され、かつ、時間周波数逆変換により変換された音信号を取得する、
雑音除去処理をコンピュータに実行させるための音信号処理プログラム。
(付記2)
音入力部から入力された前記スペクトル信号に変換する前の音信号を取得し、
前記第1雑音除去方法を適用して雑音が除去された音信号、または前記第2雑音除去方法を適用して雑音が除去され、かつ、時間周波数逆変換により変換された音信号から変換される音を音出力部から出力する、
付記1の音信号処理プログラム。
(付記3)
前記定常性がない場合は、前記スペクトル信号の周波数毎の成分の時間変動が所定値以上の場合である、
付記1または付記2の音信号処理プログラム。
(付記4)
前記周波数特性は、0次メル周波数ケプストラム係数であり、前記定常性がない場合は、前記0次メル周波数ケプストラム係数の分散値が第2閾値以上である場合である、
付記3の音信号処理プログラム。
(付記5)
コンピュータが、
音信号を時間周波数変換によりスペクトル信号に変換し、
非音声区間の前記スペクトル信号の平均パワーが第1閾値以上の場合に、周波数特性から前記非音声区間の前記スペクトル信号の定常性の有無を判定し、
前記非音声区間のスペクトル信号に定常性がない場合は、前記音信号に対して雑音除去を行う第1雑音除去方法を適用し、前記非音声区間に定常性がある場合は、前記スペクトル信号に対して雑音除去を行う第2雑音除去方法を適用することを決定し、
前記音信号に対して前記第1雑音除去方法を適用して雑音が除去された音信号、または前記スペクトル信号に対して前記第2雑音除去方法を適用して雑音が除去され、かつ、時間周波数逆変換により変換された音信号を取得する、
音信号処理方法。
(付記6)
音入力部から入力された前記スペクトル信号に変換する前の音信号を取得し、
前記第1雑音除去方法を適用して雑音が除去された音信号、または前記第2雑音除去方法を適用して雑音が除去され、かつ、時間周波数逆変換により変換された音信号から変換される音を音出力部から出力する、
付記5の音信号処理方法。
(付記7)
前記定常性がない場合は、前記スペクトル信号の周波数毎の成分の時間変動が所定値以上の場合である、
付記5または付記6の音信号処理方法。
(付記8)
前記周波数特性は、0次メル周波数ケプストラム係数であり、前記定常性がない場合は、前記0次メル周波数ケプストラム係数の分散値が第2閾値以上である場合である、
付記7の音信号処理方法。
(付記9)
音信号を時間周波数変換によりスペクトル信号に変換する時間周波数変換部と、
非音声区間の前記スペクトル信号の平均パワーが第1閾値以上の場合に、周波数特性から前記非音声区間の前記スペクトル信号の定常性の有無を判定し、前記非音声区間のスペクトル信号に定常性がない場合は、前記音信号に対して雑音除去を行う第1雑音除去方法を適用し、前記非音声区間に定常性がある場合は、前記スペクトル信号に対して雑音除去を行う第2雑音除去方法を適用することを決定する雑音除去方法決定部と、
前記音信号に対して前記第1雑音除去方法を適用して雑音が除去された音信号、または前記スペクトル信号に対して前記第2雑音除去方法を適用して雑音が除去され、かつ、時間周波数逆変換により変換された音信号を取得する雑音除去部と、
を含む、音信号処理装置。
(付記10)
前記スペクトル信号に変換する前の音信号を取得する音入力部と、
前記第1雑音除去方法を適用して雑音が除去された音信号、または前記第2雑音除去方法を適用して雑音が除去され、かつ、時間周波数逆変換により変換された音信号から変換される音を出力する音出力部と、
をさらに含む、付記9の音信号処理装置。
(付記11)
前記定常性がない場合は、前記スペクトル信号の周波数毎の成分の時間変動が所定値以上の場合である、
付記9または付記10の音信号処理装置。
(付記12)
前記周波数特性は、0次メル周波数ケプストラム係数であり、前記定常性がない場合は、前記0次メル周波数ケプストラム係数の分散値が第2閾値以上である場合である、
付記11の音信号処理装置。
(付記13)
前記時間周波数変換部と、前記雑音除去方法決定部と、前記雑音除去部と、を含むサーバと、
前記音入力部と、前記音出力部と、を含むクライアントと、
を含む、
付記10の音信号処理装置。
(付記14)
前記雑音除去部は、
前記音信号に対して前記第1雑音除去方法を適用して雑音が除去された音信号を取得する第1雑音除去部と、
前記スペクトル信号に対して前記第2雑音除去方法を適用して雑音が除去され、かつ、時間周波数逆変換により変換された音信号を取得する第2雑音除去部と、
を含み、
前記時間周波数変換部と、前記雑音除去方法決定部と、を含む方法決定サーバと、
前記第1雑音除去部を含む第1雑音除去サーバと、
前記第2雑音除去部を含む第2雑音除去サーバと、
前記音入力部と、前記音出力部と、を含むクライアントと、
を含む、付記10の音信号処理装置。
14 時間周波数変換部
18 雑音除去方法決定部
20 第1雑音除去部
22 第2雑音除去部
24 時間周波数逆変換部
51 CPU
52 一次記憶部
53 二次記憶部
31A マイク
31B スピーカ
Claims (6)
- 音信号を時間周波数変換によりスペクトル信号に変換し、
非音声区間の前記スペクトル信号の平均パワーが第1閾値以上の場合に、周波数特性から前記非音声区間の前記スペクトル信号の定常性の有無を判定し、
前記非音声区間のスペクトル信号に定常性がない場合は、前記音信号に対して雑音除去を行う第1雑音除去方法を適用し、前記非音声区間に定常性がある場合は、前記スペクトル信号に対して雑音除去を行う第2雑音除去方法を適用することを決定し、
前記音信号に対して前記第1雑音除去方法を適用して雑音が除去された音信号、または前記スペクトル信号に対して前記第2雑音除去方法を適用して雑音が除去され、かつ、時間周波数逆変換により変換された音信号を取得する、
雑音除去処理をコンピュータに実行させるための音信号処理プログラム。 - 音入力部から入力された前記スペクトル信号に変換する前の音信号を取得し、
前記第1雑音除去方法を適用して雑音が除去された音信号、または前記第2雑音除去方法を適用して雑音が除去され、かつ、時間周波数逆変換により変換された音信号から変換される音を音出力部から出力する、
請求項1に記載の音信号処理プログラム。 - 前記定常性がない場合は、前記スペクトル信号の周波数毎の成分の時間変動が所定値以上の場合である、
請求項1または請求項2に記載の音信号処理プログラム。 - 前記周波数特性は、0次メル周波数ケプストラム係数であり、前記定常性がない場合は、前記0次メル周波数ケプストラム係数の分散値が第2閾値以上である場合である、
請求項3に記載の音信号処理プログラム。 - コンピュータが、
音信号を時間周波数変換によりスペクトル信号に変換し、
非音声区間の前記スペクトル信号の平均パワーが第1閾値以上の場合に、周波数特性から前記非音声区間の前記スペクトル信号の定常性の有無を判定し、
前記非音声区間のスペクトル信号に定常性がない場合は、前記音信号に対して雑音除去を行う第1雑音除去方法を適用し、前記非音声区間に定常性がある場合は、前記スペクトル信号に対して雑音除去を行う第2雑音除去方法を適用することを決定し、
前記音信号に対して前記第1雑音除去方法を適用して雑音が除去された音信号、または前記スペクトル信号に対して前記第2雑音除去方法を適用して雑音が除去され、かつ、時間周波数逆変換により変換された音信号を取得する、
音信号処理方法。 - 音信号を時間周波数変換によりスペクトル信号に変換する時間周波数変換部と、
非音声区間の前記スペクトル信号の平均パワーが第1閾値以上の場合に、周波数特性から前記非音声区間の前記スペクトル信号の定常性の有無を判定し、前記非音声区間のスペクトル信号に定常性がない場合は、前記音信号に対して雑音除去を行う第1雑音除去方法を適用し、前記非音声区間に定常性がある場合は、前記スペクトル信号に対して雑音除去を行う第2雑音除去方法を適用することを決定する雑音除去方法決定部と、
前記音信号に対して前記第1雑音除去方法を適用して雑音が除去された音信号、または前記スペクトル信号に対して前記第2雑音除去方法を適用して雑音が除去され、かつ、時間周波数逆変換により変換された音信号を取得する雑音除去部と、
を含む、音信号処理装置。
Priority Applications (1)
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JP2019032113A JP7156084B2 (ja) | 2019-02-25 | 2019-02-25 | 音信号処理プログラム、音信号処理方法及び音信号処理装置 |
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