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JP7148208B2 - 伝送方法、端末デバイス、コンピュータ可読記憶媒体及びプログラム - Google Patents

伝送方法、端末デバイス、コンピュータ可読記憶媒体及びプログラム Download PDF

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JP7148208B2 JP2020502359A JP2020502359A JP7148208B2 JP 7148208 B2 JP7148208 B2 JP 7148208B2 JP 2020502359 A JP2020502359 A JP 2020502359A JP 2020502359 A JP2020502359 A JP 2020502359A JP 7148208 B2 JP7148208 B2 JP 7148208B2
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Description

本願は、2017年7月18日に中国特許庁に出願され、「伝送方法及びその装置」と題する中国特許出願第201710586542.5号に対する優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本願は、通信技術の分野、特に、伝送方法及びその装置に関する。
無線ブロードバンドの開発を向上させるために、大量のアンライセンス周波数スペクトルリソースがグローバルに開放されている。アイドル及びフリーのアンライセンス周波数スペクトルリソースを有効に利用することができれば、周波数スペクトルリソースについての困難が大幅に緩和され得る。オペレータのために、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)技術の使用周波数帯が、豊富なリソースを有し、かつ、フリーであるアンライセンス周波数帯に拡張される場合、周波数スペクトルリソースを取得する費用が大幅に削減される可能性が高く、ネットワークが効率的にオフロードされ、ネットワークの拡張困難が減少される。
ライセンス周波数スペクトル上の各無線周波数帯には1つの無線システムしかなく、別のタイプの通信システムがライセンス周波数スペクトルを使用できないので、異なるシステム間での周波数スペクトル競合に関する課題が考慮される必要がなく、ユーザ間の通信も大幅に確保され得る。802.11システムに代表される別のタイプの無線通信システムは、アンライセンス周波数スペクトル上で動作する。すなわち、周波数帯は、802.11システムに専用のものではなく、別の通信システムもアンライセンス周波数スペクトルを用いることができる。したがって、アンライセンス周波数スペクトル上での通信については、異なるシステム間の周波数スペクトル競合及び公平性に関する課題が検討される必要がある。アンライセンス周波数スペクトルの通信メカニズムは、ライセンス周波数スペクトルのものとは大幅に異なっている。
第5世代(5th‐generation、5G)モバイル通信システムの研究では、新たな無線伝送技術及び新たなシステムアーキテクチャが導入され、新たな周波数スペクトルリソースがさらに調査されており、その結果、5Gシステムは、リソース利用、システムスループット率及び周波数スペクトルリソースに関して、LTEシステムを総合的に上回ることができる。5Gシステムにおいて、アンライセンス周波数スペクトルを用いることにより、アップリンク伝送をどのように実行するかは、緊急に解決する必要がある課題である。
本願の実施形態により解決されるべき技術的な課題は、伝送方法及びその装置を提供することであり、アンライセンス周波数スペクトルを用いることによりアップリンク伝送を実施でき、伝送効率を改善できる。
第1態様によれば、本願の実施形態は伝送方法を提供し、伝送方法は以下の段階を含む。
段階1:端末デバイスが、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースに対してアイドル状態感知を実行し、候補伝送周波数領域リソースは、PUCCH情報伝送のために用いられる。
段階2:端末デバイスが、候補伝送周波数領域リソースの感知結果に基づいて、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースを決定する。
段階3:端末デバイスが、決定された伝送周波数領域リソースを用いることにより、PUCCH情報を伝送する。
第2態様によれば、本願の実施形態は端末デバイスを提供し、端末デバイスは上述した第1態様に係る各段階を実行するように構成されるユニット又は手段(means)を含む。
第3態様によれば、本願の実施形態は端末デバイスを提供し、端末デバイスは少なくとも1つの処理素子と少なくとも1つの記憶素子とを含み、少なくとも1つの記憶素子は、プログラム及びデータを格納するように構成され、少なくとも1つの処理素子は、本願の第1態様において提供される方法を実行するように構成される。
第4態様によれば、本願の実施形態は端末デバイスを提供し、端末デバイスは第1態様に係る方法を実行するように構成される少なくとも1つの処理素子(又は、チップ)を含む。
第5態様によれば、本願の実施形態はプログラムを提供する。プログラムは、プロセッサにより実行される場合、第1態様に係る方法を実行するために用いられる。
第6態様によれば、本願の実施形態は、第5態様に係るプログラムを含むプログラム製品、例えば、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。
上述の態様によれば、端末デバイスは、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースに対してアイドル状態感知を実行して、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースを決定しており、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースは、アンライセンス周波数領域リソースであってよく、その結果、アンライセンス周波数スペクトルを用いることにより、アップリンク伝送を実施でき、伝送効率を改善できることが分かり得る。
可能な実施例において、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースは、セットの形式で示されてよい。すなわち、1つの候補伝送周波数領域リソースセットは、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを含む。
可能な実施例において、段階1を実行する前に、端末デバイスは、さらに、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定する段階を実行する。1又は複数の候補伝送周波数領域リソースが決定された場合、端末デバイスは、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースに対してアイドル状態感知を実行できる。
可能な実施例において、端末デバイスは、ネットワークデバイスからPUCCHリソース構成情報を受信する。PUCCHリソース構成情報は、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを示すために用いられ、端末デバイスは、PUCCHリソース構成情報に基づいて、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定する。これは、PUCCHリソース構成情報を用いることにより、ネットワークデバイスにより1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを直接的に示す方式であり、かつ、単純で、直接的で、簡単に実施される。
可能な実施例において、PUCCHリソース構成情報は、ダウンリンク制御情報において保持される。すなわち、ネットワークデバイスは、ダウンリンク制御情報を用いることにより、端末デバイスに1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを示す。
可能な実施例において、PUCCHリソース構成情報は、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを示すために用いられるだけでなく、さらに、候補伝送周波数領域リソースの位置情報を示すために用いられる。
可能な実施例において、端末デバイスは、ダウンリンク伝送リソースを取得し、ダウンリンク伝送リソースに基づいて1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定する。端末デバイス及びネットワークデバイスは、ダウンリンク伝送リソースと候補伝送周波数領域リソースセットとの間の対応関係を格納する。すなわち、異なるダウンリンク伝送リソースは、異なる候補伝送周波数領域リソースセットに対応し得る。ダウンリンク伝送リソースが取得された場合、端末デバイスは、候補伝送周波数領域リソースセットを決定する、具体的には、ダウンリンク伝送リソースと候補伝送周波数領域リソースセットとの間の対応関係に基づいて、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定する。これは、余分なインジケーションオーバヘッドを追加することなく、ダウンリンク伝送リソースを用いることにより、ネットワークデバイスが1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを間接的に示すという方式である。
可能な実施例において、1つの候補伝送周波数領域リソースがアイドル状態にあることを端末デバイスが感知した場合、端末デバイスは、候補伝送周波数領域リソースを、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースとして決定する。
可能な実施例において、少なくとも2つの候補伝送周波数領域リソースがアイドル状態にあることを端末デバイスが感知した場合、端末デバイスは、端末デバイスの識別子に基づいて、少なくとも2つの候補伝送周波数領域リソースから1つの候補伝送周波数領域リソースを選択し、選択された候補伝送周波数領域リソースを、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送領域リソースとして決定する。例えば、アイドル状態にある候補伝送周波数領域リソースの数は、端末デバイスの識別子に対するモジュロ演算を行って、1つの候補伝送周波数領域リソースを選択するために用いられる。
可能な実施例において、少なくとも2つの候補伝送周波数領域リソースがアイドル状態にあることを端末デバイスが感知した場合、端末デバイスは、少なくとも2つの候補伝送周波数領域リソースから1つの候補伝送周波数領域リソースをランダムに選択し、選択された候補伝送周波数領域リソースを、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送領域リソースとして決定する。
可能な実施例において、端末デバイスは、アイドル状態にあるすべての候補伝送周波数領域リソースを、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースとして決定する。2つの候補伝送周波数領域リソースがアイドル状態にあると仮定すると、端末デバイスは、2つの候補伝送周波数領域リソース上でPUCCH情報を伝送する。このやり方では、ネットワークデバイスは、ブラインド検出を実行する必要はなく、2つの候補伝送周波数領域リソース上のPUCCH情報を直接組み合わせて受信する。
本願の実施形態における又は背景技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下では、本願の実施形態又は背景技術を説明するために必要とされる添付の図面を簡潔に説明する。
本願の実施形態に係るネットワークアーキテクチャの概略図である。
進化型ライセンスアシストアクセス技術の概略図である。
周波数領域上の物理アップリンク制御チャネルの概略図である。
本願の実施形態に係る伝送方法の概略フローチャートである。
本願の実施形態に係る構成例の図である。
本願の実施形態に係る別の構成例の図である。
本願の実施形態に係る別の伝送方法の概略フローチャートである。
本願の実施形態に係るさらに別の伝送方法の概略フローチャートである。
本願の実施形態に係るデバイスの簡略化された概略図1である。
本願の実施形態に係る端末デバイスの簡略化された概略的な構造図である。
本願の実施形態に係るデバイスの簡略化された概略図2である。
本願の実施形態に係るネットワークデバイスの簡略化された概略的な構造図である。
以下では、当業者がより良い理解を得るのを助けるために、本願におけるいくつかの用語が説明される。
(1)端末デバイスは、ユーザ機器(user equipment、UE)、移動局(mobile station、MS)又はモバイル端末(mobile terminal、MT)などとも称され、無線接続機能を有するハンドヘルドデバイス又は車載デバイスなどの音声及び/又はデータ接続をユーザに提供するデバイスである。現在のところ、端末デバイスのいくつかの例は、携帯電話(mobile phone)、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、パームトップコンピュータ、モバイルインターネットデバイス(mobile internet device、MID)、ウェアラブル機器、仮想現実(virtual reality、VR)デバイス、拡張現実(augmented reality、AR)デバイス、産業用制御(industrial control)における無線端末、自動運転(self driving)における無線端末、遠隔外科手術(remote medical surgery)における無線端末、スマートグリッド(smart grid)における無線端末、輸送安全性(transportation safety)における無線端末、スマートシティ(smart city)における無線端末及びスマートホーム(smart home)における無線端末などを含む。
(2)無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)は、ネットワーク内にあり、かつ、端末を無線ネットワークに接続する部分である。RANノード(又は、デバイス)は、無線アクセスネットワーク内のノード(又は、デバイス)であり、基地局とも称され得る。現在のところ、RANノードのいくつか例は、gNB、送信受信ポイント(transmission reception point、TRP)、進化型ノードB(evolved NodeB、eNB)、無線ネットワークコントローラ(radio network controller、RNC)、ノードB(Node B、NB)、基地局コントローラ(base station controller、BSC)、ベーストランシーバ基地局(base transceiver station、BTS)、ホームノードB(例えば、home evolved NodeB又はhome NodeB、HNB)、ベースバンドユニット(base band unit、BBU)、局(station、STA)、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、Wi‐Fi(登録商標))及びアクセスポイント(access point、AP)などを含む。さらに、ネットワーク構成において、RANは、集中型ユニット(centralized unit、CU)ノード及び分散型ユニット(distributed unit、DU)ノードを含んでよい。そのような構成において、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)システムにおけるeNBのプロトコル層は分割されており、当該プロトコル層のいくつかの機能はCUの集中型制御下にあり、プロトコル層の残りの機能又はすべての機能はDUに分散され、DUはCUの集中型制御下にある。
(3)「複数の」は、2又はそれより多いことを指し、他の数量詞も同様である。用語「及び/又は」は、関連するオブジェクトを説明するための対応関係を説明し、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、A及び/又はBは、Aのみが存在する、A及びBの両方が存在する、及び、Bのみが存在するという3つの場合を表し得る。記号「/」は、概して、関連するオブジェクト間の「又は」の関係を示す。
図1は、本願の実施形態に係るネットワークアーキテクチャの概略図である。ネットワークアーキテクチャは、無線通信システムのネットワークアーキテクチャであってよく、端末デバイス及びネットワークデバイスを含んでよい。図1に示される端末デバイス及びネットワークデバイスの数及び形態は、本願の実施形態において制限されるものではないことに留意されたい。実際の用途において、1つのネットワークデバイスは、複数の端末デバイスに接続されてよい。ネットワークデバイスは、コアネットワークデバイスに接続されてよく、コアネットワークデバイスは、図1に示されていない。ネットワークデバイスは、基地局であってよく、基地局は、ベースバンドユニット(baseband unit、BBU)及びリモート無線ユニット(remote radio unit、RRU)を含んでよい。BBU及びRRUは、異なる位置に配置されてよい。例えば、RRUは、高トラフィック量を有する広大な領域に遠隔に配置され、BBUは、中央機器室に配置される。代わりに、BBU及びRRUは同じ機器室に配置されてよい。代わりに、BBU及びRRUは、1つのラック上の異なるコンポーネントであってよい。
本願の実施形態で言及される無線通信システムは、限定されるものではないが、狭帯域モノのインターネット(narrow band‐internet of things、NB‐IoT)システム、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション(global system for mobile communications、GSM(登録商標))、GSM(登録商標)進化型高速データレート(enhanced Data rate for GSM evolution、EDGE)システム、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、WCDMA(登録商標))システム、符号分割多元接続2000(code division multiple access、CDMA2000)システム、時分割同期符号分割多元接続(time division‐synchronization code division multiple access、TD-SCDMA)システム、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)システム、第5世代モバイル通信システム、及び、将来のモバイル通信システムを含むことに留意されたい。
本発明の実施形態では、ネットワークデバイスは、無線アクセスネットワークにおいて展開される装置であり、無線通信機能をユーザ機器に提供するように構成される。ネットワークデバイスは、様々な形式で、マクロ基地局、マイクロ基地局(スモールセルとも称される)、リレー局、アクセスポイント及びTRPなどを含んでよい。異なる無線アクセス技術を用いるシステムにおいて、基地局の機能を有するデバイスは、それとは別に名付けられてよい。例えば、デバイスは、LTEシステムではeNB又はeNodeBと称され、第3世代(3rd Generation、3G)システムではNBなどと称される。説明しやすくするために、本願のすべての実施形態において、無線通信機能をユーザデバイスに提供する上述のすべての装置は、ネットワークデバイスと称される。
本願の実施形態における端末デバイスは、様々なハンドヘルドデバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、又は、無線通信機能を有するコンピューティングデバイス、又は、無線モデムに接続される他の処理デバイスを含んでよい。説明しやすくするために、本願のすべての実施形態において、ネットワークデバイスに接続されるユーザ機器は、まとめて端末デバイスと称される。
ネットワークデバイスは、端末デバイスにダウンリンクデータを伝送し、データは、チャネル符号化を用いることによりエンコードされ、チャネル符号化後に取得されるデータは、対象のコンスタレーション変調の後に端末デバイスに伝送され、端末デバイスは、ネットワークデバイスにアップリンクデータを伝送し、アップリンクデータもチャネル符号化を用いることによりエンコードされてよく、エンコードされたデータは、対象のコンスタレーション変調の後にネットワークデバイスに伝送される。
5Gシステムの研究では、新たな無線伝送技術及び新たなシステムアーキテクチャが導入され、新たな周波数スペクトルリソースがさらに調査されており、その結果、5Gシステムは、リソース利用率、システムスループット率及び周波数スペクトルリソースに関してLTEシステムを総合的に上回ることができる。5Gシステムにおいて、アンライセンス周波数スペクトルを用いることにより、アップリンク伝送をどのように実行するかは、緊急に解決する必要がある課題である。
進化型ライセンスアシストアクセス(enhanced licensed‐assisted access、eLAA)は、LTEシステムをアンライセンス周波数スペクトルに導入するという実装解決手段である。図2に示されるように、eLAAは、キャリアアグリゲーション(carrier aggregation、CA)の方式でプライマリセルとセカンダリセルとの間のチャネルボンディングを実施する。プライマリセル(primary cell、Pcell)は、ライセンス周波数帯で動作し、キーメッセージと、サービス品質保証を必要とするサービスとを伝送し、セカンダリセル(secondary cell、Scell)は、アンライセンス周波数帯で動作し、実際のデータプレーンの性能を向上させることを目標とし、セカンダリセルは、アップリンク伝送及びダウンリンク伝送を同時にサポートできる。
eLAA技術では、物理アップリンク制御チャネル(physical uplink control channel,PUCCH)は、Pcell上のみで伝送されており、具体的には、ライセンス周波数スペクトル(ライセンス周波数帯とも称される)上で伝送されており、図3に示されるように、大抵、周波数領域に関してアップリンクシステム帯域幅の端にあるように構成される。1つのPUCCHは、1つのアップリンクサブフレーム(subframe)内の2つのスロット(slot)を占有し、各スロットは、周波数領域内の12個のサブキャリア、すなわち、1つのリソースブロック(resource block、RB)を占有する。同じサブフレーム内で、PUCCHの2つの連続するスロットの物理リソースブロック(physical resource block、PRB)は、利用可能な周波数スペクトルリソースの2つの端部にそれぞれ配置される。
リソースを有効に活用するために、同じセルにある複数のUEは、それぞれのPUCCHを送信するために同じRBペアを共有し得る。これは、直交符号分割多重(orthogonal code division multiplexing、CDM)を通じて、周波数領域での巡回シフトを用いて、又は、時間領域での直交シーケンスを用いて実施される。異なるPUCCHフォーマット(format)に関して、異なるCDM技術が用いられ得る。
5Gにおいて予定されているシナリオは、アンライセンス周波数帯のスタンドアロンネットワーキングである。すなわち、ライセンス周波数帯を用いることなく、すべての制御及びデータ信号がアンライセンス周波数帯で伝送される。システム間での干渉、例えば、Bluetooth(登録商標)又は無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area networks、WLAN)からのアンライセンス周波数スペクトルに対する干渉があり得る。したがって、データを伝送するサイトは、まず、リッスンビフォアトーク(listen before talk、LBT)を実行する必要があり、具体的には、チャネルがアイドルであるか否かを感知して、別のサイトがデータを伝送しているか否かを決定する必要がある。チャネルがアイドルである場合、サイトはデータを伝送でき、そうでなければ、サイトは再度試みる前にある期間バックオフする。したがって、チャネルがアイドルではないので、PUCCHを送信できない可能性がある。さらに、現在のアンライセンス周波数帯が相対的に大きな利用可能な帯域幅、例えば、80/160MHz帯域幅を有するので、認可されていない周波数スペクトル上で大きな帯域幅データ伝送を実行するためにCAに対して複数の20MHz帯域幅が用いられる場合、各伝送の実際の帯域幅は、LBTの存在に起因して柔軟かつ可変である。PUCCHがPcell上のみで伝送されると仮定すると、PcellのLBTが失敗した場合、たとえ別のScellのLBTが成功したとしても、UEは、PUCCHに対して応答できない。結果的に、システムの遅延が増加し、伝送効率が低下する。
これを考慮すると、本願の実施形態は、伝送方法及びその装置を提供することで、アンライセンス周波数スペクトルを用いることによりアップリンク伝送を実施でき、伝送効率を改善できる。
本願の実施形態において提供される伝送方法及びその装置は、通信システム、例えば、5Gにおけるアンライセンス周波数帯でのネットワークデバイスと端末デバイスとの間の通信のシナリオに適用されることができ、具体的には、アンライセンス周波数帯でのスタンドアロンネットワーキングのシナリオに適用されることができる。
本願の実施形態に含まれる伝送周波数領域リソースは、端末デバイスによるPUCCH情報アップリンク伝送のために用いられ、アクティブなアップリンク帯域幅部分(bandwidth Part、BWP)であってよい、又は、PUCCHアップリンク伝送を説明するために用いられる別の用語であってよい。説明しやすくするために、本願の実施形態では、伝送周波数領域リソースは、BWPを例として用いることにより紹介される。
BWPは、連続するPRBのセットを含み、1つのシングル広帯域キャリア(single wideband carrier)内の1つのサブバンドであってよい、又は、キャリアアグリゲーション(carrier aggregation、CA)内の1つのコンポーネントキャリア(component carrier、CC)の帯域幅であってよい。サブバンドは、1又は複数のキャリアに対応し得る、又は、1つのキャリア上のいくつかサブキャリア又はいくつかリソースブロックなどに対応し得る。BWPの基本単位は、20MHz、40MHz、60MHz又は80MHzなどであってよい。これは、本願の実施形態において限定されるものではない。
ネットワークデバイスは、端末デバイスに対してm(m>=1)個のBWPを構成でき、ある期間内に、ここにn(n<=m)個のBWPを選択的にアクティブ化できる。異なる実施例では、端末デバイスのBWP構成は、同じであっても異なっていてもよい。これは、本願において限定されるものではない。
以下では、図4から図8を参照して、本願の実施形態において提供される伝送方法を詳細に説明する。
図4は、本願の実施形態に係る伝送方法の概略フローチャートである。端末デバイスの観点から方法が説明される。方法は、限定されるものではないが、以下の段階を含む。
段階S401:1又は複数の候補伝送周波数領域リソースに対してアイドル状態感知を実行し、候補伝送周波数領域リソースは、PUCCH情報伝送のために用いられる。
PUCCH情報は、ネットワークデバイスにより送信されたハイブリッド自動再送要求(hybrid automatic repeat request、HARQ)に応答するために用いられる、肯定応答(acknowledgement、ACK)、又は、否定応答(negativeacknowledgement、NACK)を保持する情報であってよい、又は、スケジューリング要求(scheduling request,SR)を保持する情報であってよい、又は、チャネル状態情報(channel state information、CSI)を保持する情報であってよい、又は、他のコンテンツを保持する情報であってよい。代わりに、PUCCH情報は、ACK/NACK、SR、CSI又は他のコンテンツのうちのいくつかのタイプを保持する情報であってよい。特定のPUCCH情報に保持されるコンテンツは、本願の本実施形態において限定されるものではない。便宜上、本願の実施形態における説明は、ACK/NACKを保持するPUCCH情報を例として用いることにより提供される。
1又は複数の候補伝送周波数領域リソースは、セットの形式で示されてよい。すなわち、1つの候補伝送周波数領域リソースセットは、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを含む。ネットワークデバイスは、同じ候補伝送周波数領域リソースセットを構成してよい、又は、異なる端末デバイスごとに異なる候補伝送周波数領域リソースセットを構成してよい。これは、本願の本実施形態において限定されるものではない。
候補伝送周波数領域リソースセットは、ネットワークデバイスにより最初に構成される伝送周波数領域リソースであってよく、例えば、ネットワークデバイスは、端末デバイスに対してm(m≧1、正の整数)個のBWPを最初に構成する、又は、ある期間、ネットワークデバイスにより選択的にアクティブ化される伝送周波数領域リソースであってよく、例えば、n個の選択的にアクティブ化されるBWP(1≦n≦m)であってよい、又は、1つのBWP内の1又は複数のサブバンドであってよく、例えば、ネットワークデバイスは、端末デバイスに対して80MHzのBWPを構成し、候補伝送周波数領域リソースセットは、4つの20MHzのサブバンドを含んでよい。
具体的には、端末デバイスは、各候補伝送周波数領域リソースに対してアイドル状態感知を実行し、具体的には、どのBWPがアイドルであり、データ伝送を実行できるか、及び、どのBWPが占有された状態にあり、データ伝送を実行できないかを感知する。
実施例において、端末デバイスは、LBTの方式で各候補伝送周波数領域リソースに対してアイドル状態感知を実行する。候補伝送周波数領域リソースがLBTを行わない場合、候補伝送周波数領域リソースがアイドル状態にあることが決定され得る。別の実施例において、端末デバイスは、別の方式で各候補伝送周波数領域リソースに対してアイドル状態感知を実行してよい。具体的に用いられる方式は、本願の本実施形態において限定されるものではない。LBTの特定の実施例は、本願の本実施形態において限定されるものではない。
端末デバイスが、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースに対してアイドル状態感知を実行する前に、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースが決定される。
可能な実施例において、端末デバイスは、PUCCHリソース構成情報に基づいて、PUCCH情報伝送のために用いられる1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定する。
PUCCHリソース構成において、ネットワークデバイスは、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを示すために用いられる1又は複数の候補伝送周波数領域リソースのインジケーション情報を構成する。インジケーション情報は、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを直接的に示してよく、例えば、1又は複数のBWPの1つの識別子又は複数の識別子を示し、又は、別の例として、BWPセットの識別子を示し、端末デバイスは、当該セットの識別子と、含まれるBWPとの間の対応関係に基づいて、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定してよい。インジケーション情報は、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを間接的に示してもよい。
例えば、ネットワークデバイスのシステム帯域幅は80MHzであり、4つの端末デバイス(UE)がそれぞれスケジューリングされて、4つのアクティブなアップリンクBWPが各UEに対して構成され、各BWPの帯域幅は20MHzである。ネットワークデバイスは、BWP1及び/又はBWP2上でPUCCH情報を送信するUE1を構成する。すなわち、UE1は、アップリンクPUCCH情報と、BWP1及びBWP2を含むアップリンクBWPセットとを伝送するように構成される。同様に、ネットワークデバイスは、BWP1及び/又はBWP2上でPUCCHを送信するUE2を構成し、ネットワークデバイスは、BWP3及び/又はBWP4上でPUCCHを送信するUE3及びUE4を構成する。図5を参照されたい。
別の実施例において、PUCCHリソース構成情報は、アップリンクBWPセットのシーケンス番号を含む。アップリンクBWPセットのシーケンス番号と、含まれるアップリンクBWPとの間の対応関係は、以下の表1に示される。
Figure 0007148208000001
表1は、単なる例に過ぎないことに留意された。実際には、そのいくつかのサブセットが、利用可能な構成セットとして選択されてよい。例えば、ネットワークデバイスは、UEに対して3つのアクティブな20MHzアップリンクBWPを構成し、PUCCH情報伝送のために用いられるアップリンクBWPセットのシーケンス番号と、アップリンクBWPセットに含まれるアップリンクBWPとの間の対応関係が以下の表2に示される。
Figure 0007148208000002
別の実施例において、ネットワークデバイスは、端末デバイスに対して、より多くのアクティブなアップリンクBWP、例えば、8つのアクティブなアップリンクBWPを構成してよい。この場合、表2は、さらに拡張され得る。これは、本願の本実施形態において限定されるものではない。
別の実施例において、ネットワークデバイスは、異なる端末デバイスごとに異なる数のアクティブなアップリンクBWPを構成してよい。ネットワークデバイスは、UE1に対して3つのアクティブな20MHzアップリンクBWPを構成し、UE2に対して2つのアクティブな20MHzアップリンクBWPを構成し、UE3に対して4つのアクティブな20MHzアップリンクBWPを構成する。これは、本願の本実施形態において限定されるものではない。各端末デバイスに対してネットワークデバイスにより構成されるアクティブなアップリンクBWPセットは、同じアップリンクBWPを含んでよい。
PUCCHリソース構成情報は、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースの情報を示すために用いられるだけでなく、さらに、時間領域情報、具体的には、PUCCHが配置されるサブフレーム又はスロットの位置、及び、サブフレーム又はスロット内のシンボルの位置を含んでよく、さらに、候補伝送周波数領域リソースの位置情報(アップリンクBWPにおける周波数領域リソースの位置)、例えば、リソースインタレースインデックス(interlace index)を含んでよく、さらに、直交拡張符号などを含んでよい。これは、本願の本実施形態において限定されるものではない。
候補伝送周波数領域リソースの位置情報は、候補伝送周波数領域リソースがどのサブバンド又はどのCCであるかを示すために用いられ得る。例えば、BWPの基本単位が20MHzであると仮定すると、候補伝送周波数領域リソースの位置情報は、BWPがシングル広域キャリア内のどのサブバンド又はCA内のどのCCであるかを示すために用いられ得る。別の実施例において、候補伝送周波数領域リソースの位置情報は、代わりに、BWP内のどの周波数リソースが占有された状態であるかを示す、例えば、20MHzのBWP内のどの周波数領域リソース占有された状態であるかを示すために用いられてよい。
図5に示される例に基づいて、時間領域内のサブフレーム1及びサブフレーム2に対応するACK/NACK情報は、サブフレーム5の最後の2つの直交周波数分割多重(orthogonal frequency division multiplexing、OFDM)シンボルに配置され、サブフレーム3及びサブフレーム4のACK/NACK情報は、サブフレーム6の最後の2つのOFDMシンボルに配置される。
PUCCHリソース構成情報は、前もってネットワークデバイスにより準静的に構成されてよい、又は、端末デバイスに送信されるダウンリンク制御情報においてネットワークデバイスにより動的に示されてよい、すなわち、ダウンリンク制御情報において保持される、又は、混合方式で構成されてよい。これは、本願の本実施形態において限定されるものではない。ダウンリンク制御情報は、LTEシステムにおいて規定されるDCI(ダウンリンク制御情報)であってよい、又は、将来の通信システムにおいて規定される別の名称のダウンリンク制御情報であってよい。具体的には、アップリンクBWPセットの上述のインジケーション情報は、ダウンリンク制御情報において保持され得る。
PUCCHリソース構成情報が、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを直接的に示す場合、端末デバイスは、BWPセットのシーケンス番号に基づく表検索を通じて、BWPセットに含まれるアップリンクBWPを直接的に決定してよい。
PUCCHリソース構成情報が、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを間接的に示す場合、端末デバイスは、予め設定された公式に基づいて、計算により、PUCCHリソースのシーケンス番号からBWPセットの対応するシーケンス番号を取得し、含まれるアップリンクBWPを、表検索を通じて決定してよい。
別の実施例において、PUCCHリソース構成情報が、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースの情報を示すために用いられる情報に加えて、情報をさらに含む場合、端末デバイスは、さらに、PUCCHリソース構成情報に基づいて、他の情報、例えば、時間領域情報、アップリンクBWPにおける周波数領域リソースの位置、及び、直交拡張符号情報などを決定してよい。
可能な実施例において、端末デバイスは、ダウンリンク伝送リソースに基づいて、PUCCH情報伝送のために用いられる1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定する。
端末デバイスに対するダウンリンク伝送リソースを決定している間、ネットワークデバイスは、ダウンリンク伝送リソースと候補伝送周波数領域リソースセットとの間の対応関係を決定する、すなわち、スケジューリングされる端末デバイスのダウンリンク伝送リソースとアップリンクBWPセットとを結合する。ダウンリンク伝送リソースとアップリンクBWPセットとの間の対応関係は、プロトコルにより設定されてよく、ネットワークデバイス及び端末デバイスの両方に知られ、又は、ネットワークデバイスにより設定されてよく、ダウンリンク伝送リソースの学習の場合、端末デバイスが対応関係及びダウンリンク伝送リソースに基づいてアップリンクBWPセットを決定し得るように、ダウンリンク伝送リソースとアップリンクBWPセットとの間の対応関係が端末デバイスに前もって通知される。
例えば、サブフレーム1及びサブフレーム2においてUE1に割り当てられるダウンリンク伝送帯域幅は、BWP1及びBWP2を含み、したがって、サブフレーム5内のUE1に対応するアップリンクBWPセットは、BWP1及びBWP2を含み、サブフレーム3及びサブフレーム4においてUE1に割り当てられるダウンリンク伝送帯域幅は、BWP1のみを含み、したがって、サブフレーム6内のUE1に対応するアップリンクBWPセットは、BWP1のみを含む。同様に、サブフレーム5及びサブフレーム6内のUE2に対応するアップリンクBWPセットは、BWP2のみを含み、サブフレーム5及びサブフレーム6の両方におけるUE3に対応するアップリンクBWPセットは、BWP3のみを含み、サブフレーム5内のUE4に対応するアップリンクBWPセットは、BWP4のみを含み、サブフレーム6内のUE4に対応するアップリンクBWPセットは、BWP3及びBWP4を含む。図6を参照されたい。
端末デバイスは、学習したダウンリンク伝送リソース、及び、ダウンリンク伝送リソースとアップリンクBWPセットとの間の対応関係に基づいて、アップリンクBWPセットを決定する、すなわち、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定する。
段階S402:候補伝送周波数領域リソースの感知結果に基づいて、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースを決定する。
端末デバイスが、アップリンクBWPセットに含まれるアップリンクBWPに対してアイドル状態感知を実行する処理において、いくつかのアップリンクBWPがアイドル状態にあり、かつ、いくつかアップリンクBWPが占有された状態にあること、又は、すべてのアップリンクBWPがアイドル状態にあること、又は、すべてのアップリンクBWPが占有された状態にあることなどを可能にする。
可能な実施例において、すべての候補伝送周波数領域リソースの感知結果が占有された状態である場合、端末デバイスは、PUCCH情報伝送を中止する。
可能な実施例において、すべての候補伝送周波数領域リソースのうち、たった1つの候補伝送周波数領域リソースの結果がアイドル状態であった場合、端末デバイスは、アイドル状態にある候補伝送周波数領域リソースを、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースとして決定する。
可能な実施例において、すべての候補伝送周波数領域リソースのうち、少なくとも2つの候補伝送周波数領域リソースの結果がアイドル状態であった場合、端末デバイスは、端末デバイスの識別子に基づいて、少なくとも2つの候補伝送周波数領域リソースから1つの候補伝送周波数領域リソースを選択し、選択された候補伝送周波数領域リソースを、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送領域リソースとして決定する。例えば、端末デバイスは、UEの識別情報(identification、ID)に基づいて、少なくとも2つの候補伝送周波数領域リソースのうち、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースを決定する。UE1が、BWP1及びBWP2の両方に対するLBTを行わないと仮定すると、利用可能なBWPの数は2である。UE1は、そのUE IDを2でモジュロ演算を行い、剰余が0である場合、BWP1を、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースとして決定し、剰余が1である場合、BWP2を、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースとして決定する。別の実施例において、剰余と、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースとの間の対応関係に関して、別の方式が用いられてよい。例えば、剰余が1である場合、BWP1がPUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースとして決定され、剰余が0である場合、BWP2がPUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースとして決定される。剰余と、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースとの間の特定の対応関係は、本願の本実施形態に限定されるものではない。
モジュロ演算を実行して、剰余に基づいて決定するという上述の方式は、単なる例に過ぎず、本願の本実施形態に限定されるものではないことに留意されたい。実際の用途では、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースを決定するために、UE IDに基づいた別の方式が用いられてよい。
別の実施例において、端末デバイスは、端末デバイスの識別子に基づいて、少なくとも2つの候補伝送周波数領域リソースから1つの候補伝送周波数領域リソースを自律的に及びランダムに選択し、選択された候補伝送周波数領域リソースを、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送領域リソースとして決定してよい。
複数の候補伝送周波数領域リソースがある場合、ネットワークデバイスは、候補伝送周波数領域リソースに含まれるすべてのBWP上でPUCCH情報を受信する必要がある。上述の端末デバイスが、候補伝送周波数領域リソースから1つの候補伝送周波数領域リソースを選択し、選択された候補伝送周波数領域リソースを、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送領域リソースとして決定する方式では、ネットワークデバイスがブラインド検出を実行する必要があり、場合によっては余計な遅延が生じる。
これを考慮すると、可能な実施例において、端末デバイスは、アイドル状態にあるすべての候補伝送周波数領域リソースを、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースとして決定する。つまり、UE1がBWP1及びBWP2の両方に対してLBTを行わない場合、BWP1及びBWP2の両方が、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースとして決定される。UE1は、BWP1及びBWP2上でPUCCH情報を繰り返し送信する、すなわち、PUCCH情報は、BWP1上で送信され、かつ、BWP2上でも送信される。
PUCCH情報が複数のBWP上で繰り返し送信される場合、ネットワークデバイスは、ブラインド検出を実行する必要はなく、候補伝送周波数領域リソースセットに含まれるすべてのBWP上のPUCCH情報を直接組み合わせて受信してよく、その結果、ネットワークデバイスの受信効率が改善される。別の実施例において、ネットワークデバイスは、ブラインド検出方式でPUCCH情報をさらに受信してよい。
上述の可能な実施例におけるどれが実際の用途において実施されるかは、端末デバイスに対してネットワークデバイスにより構成され得る、プロトコルにより規定され得る、又は、端末デバイスにより自律的に設定され得る。どれが具体的に実施されるかは、本願の本実施形態において限定されるものではない。
段階S403:決定された伝送周波数領域リソースを用いることにより、PUCCH情報を伝送する。
具体的には、端末デバイスは、決定された伝送周波数領域リソースを用いることにより、PUCCH情報を伝送し、例えば、決定された伝送周波数領域リソースを用いることにより、ネットワークデバイスにPUCCH情報を伝送する。
1つの伝送周波数領域リソースが決定された場合、PUCCH情報は、伝送周波数領域リソースを用いることにより伝送され、2又はそれより多い伝送周波数領域リソースが決定された場合、PUCCH情報は、2又はそれより多い伝送周波数領域リソースを用いることにより伝送される。
図4に示される実施形態では、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定した後に、端末デバイスは、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースに対してアイドル状態感知を実行し、感知結果に基づいて、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースを決定し、最後に、決定された伝送周波数領域リソースを用いることにより、PUCCH情報を伝送することで、アンライセンス周波数スペクトルを用いることによりアップリンク伝送を実施でき、伝送効率を改善できる。
図7は、本願の実施形態に係る別の伝送方法の概略フローチャートである。ネットワークデバイスは、PUCCHリソース構成情報を用いることにより、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを直接的に示す。端末デバイスとネットワークデバイスとの間のやりとりの観点から、方法が説明される。方法は、限定されるものではないが、以下の段階を含んでよい。
段階S501:ネットワークデバイスは、端末デバイスに対するPUCCHリソース構成情報を決定する。
ネットワークデバイスは、端末デバイスに対するPUCCHリソース構成情報を構成する。PUCCHリソース構成情報は、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを示すために用いられる1又は複数の候補伝送周波数領域リソースの情報を含む。インジケーション情報は、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを直接的に示してよく、例えば、1又は複数のBWPの1つの識別子又は複数の識別子を示し、又は、別の例として、BWPセットの識別子を示し、端末デバイスは、当該セットの識別子と、含まれるBWPとの間の対応関係に基づいて、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定してよい。インジケーション情報は、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを間接的に示してもよい。
異なる実施例において、ネットワークデバイスは、異なる端末デバイスに対して異なる数のアクティブなアップリンクBWPを構成してよい。ネットワークデバイスは、UE1に対して3つのアクティブな20MHzアップリンクBWPを構成し、UE2に対して2つのアクティブな20MHzアップリンクBWPを構成し、UE3に対して4つのアクティブな20MHzアップリンクBWPを構成する。これは、本願の本実施形態において限定されるものではない。各端末デバイスに対してネットワークデバイスにより構成されるアクティブなアップリンクBWPセットは、同じアップリンクBWPを含んでよい。
PUCCHリソース構成情報は、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースの情報を示すために用いられるだけでなく、さらに、時間領域情報、具体的には、PUCCHが配置されるサブフレーム又はスロットの位置、及び、サブフレーム又はスロット内のシンボルの位置を含んでよく、さらに、候補伝送周波数領域リソースの、インタレースインデックスなどの位置情報(アップリンクBWPにおける周波数領域リソースの位置)を含んでよく、さらに、直交拡張符号を含んでよい。これは、本願の本実施形態において限定されるものではない。
候補伝送周波数領域リソースの位置情報は、候補伝送周波数領域リソースがどのサブバンド又はどのCCであるかを示すために用いられてよい。例えば、BWPの基本単位が20MHzであると仮定すると、候補伝送周波数領域リソースの位置情報は、BWPがシングル広域キャリア内のどのサブバンド又はCA内のどのCCであるかを示すために用いられ得る。別の実施例において、候補伝送周波数領域リソースの位置情報は、代わりに、BWP内のどの周波数リソースが占有された状態にあるかを示す、例えば、20MHzのBWP内のどの周波数領域リソースが占有された状態にあるかを示すために用いられてよい。
段階S502:ネットワークデバイスが、PUCCHリソース構成情報を端末デバイスに送信する。
ネットワークデバイスは、無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリングを用いることにより、端末デバイスに上述したPUCCHリソース構成情報を送信してよい、又は、ダウンリンク制御情報を用いることにより、上述したPUCCHリソース構成情報を端末デバイスに送信してよい、すなわち、ダウンリンク制御情報を用いることにより、上述したPUCCHリソース構成情報を動的に示してよい、又は、別の方式でPUCCHリソース構成情報を端末デバイスに送信してよい。
段階S503:端末デバイスが、PUCCHリソース構成情報に基づいて、PUCCH情報伝送のために用いられる1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定する。
可能な実施例において、端末デバイスは、アップリンクBWPセットのシーケンス番号に基づく表検索を通じてアップリンクBWPセットに含まれるアップリンクBWPを決定する。
可能な実施例において、端末デバイスは、予め設定された公式に基づいて、PUCCHリソースのシーケンス番号からBWPセットの対応するシーケンス番号を計算により取得し、表検索を通じてBWPセットに含まれるアップリンクBWPを決定してよい。
段階S504:端末デバイスが、候補伝送周波数領域リソースに対してアイドル状態感知を実行する。
段階S505:端末デバイスが、候補伝送周波数領域リソースの感知結果に基づいて、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースを決定する。
段階S506:端末デバイスが、決定された伝送周波数領域リソースを用いることにより、ネットワークデバイスにPUCCH情報を伝送する。
図7に示される実施形態の段階S504から段階S506の具体的な実施プロセスに関しては、図4に示される実施形態の段階S401から段階S403を参照されたい。ここでは改めて詳細が説明されることはない。
図7に示される実施形態では、端末デバイスは、PUCCHリソース構成情報に基づいてPUCCH情報伝送のために用いられる1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定し、その結果、アンライセンス周波数スペクトルを用いることによりアップリンク伝送を実施でき、伝送効率を改善できる。
図8は、本願の実施形態に係るさらに別の伝送方法の概略フローチャートである。ネットワークデバイスは、ダウンリンク伝送リソースとアップリンクBWPセットとの間の対応関係を用いることにより、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを直接的に示す。端末デバイスとネットワークデバイスとの間のやりとりの観点から方法が説明される。方法は、限定されるものではないが、以下の段階を含み得る。
段階S601:ネットワークデバイスは、端末デバイスのために専用のダウンリンク伝送リソースを決定する。
本実施例において、ネットワークデバイスは、端末デバイスのすべてのアップリンク伝送サブフレームに対してダウンリンク伝送帯域幅を割り当てる。例えば、図6では、UE1のサブフレーム1及びサブフレーム2に割り当てられるダウンリンク伝送帯域幅は、BWP1及びBWP2を含む。
別の実施例において、ネットワークデバイスは、ダウンリンク伝送リソースとアップリンクBWPセットとの間の対応関係を構成してよい。具体的には、1つのダウンリンク伝送リソースは、1つのアップリンクBWPセットに対応する。ダウンリンク伝送リソースとアップリンクBWPセットとの間の対応関係は、プロトコルにより設定されてもよい。
段階S602:端末デバイスが、ダウンリンク伝送リソースを取得する。
本実施例において、端末デバイスは、ネットワークデバイスにより送信されたダウンリンク伝送リソース構成情報に基づいて、ダウンリンク伝送リソースを取得してよい。例えば、端末デバイスは、ネットワークデバイスからダウンリンク伝送リソースを受信してよい。
別の実施例において、端末デバイスは、ネットワークデバイスから、又は、プロトコルに基づいて、ダウンリンク伝送リソースとアップリンクBWPセットとの間の対応関係を取得する。
段階S603:端末デバイスが、ダウンリンク伝送リソースに基づいて、PUCCH情報伝送のために用いられる1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定する。
端末デバイスは、取得したダウンリンク伝送リソース、及び、ダウンリンク伝送リソースとアップリンクBWPセットとの間の対応関係に基づいて、PUCCH情報伝送のために用いられる1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定する。
段階S604:端末デバイスが、候補伝送周波数領域リソースに対してアイドル状態感知を実行する。
段階S605:端末デバイスが、候補伝送周波数領域リソースの感知結果に基づいて、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースを決定する。
段階S606:端末デバイスが、決定された伝送周波数領域リソースを用いることにより、ネットワークデバイスにPUCCH情報を伝送する。
図8に示される実施形態における段階S604から段階S606の具体的な実施プロセスについては、図4に示される実施形態の段階S401から段階S403を参照されたい。ここでは改めて詳細が説明されることはない。
図8に示される実施形態では、端末デバイスは、ダウンリンク伝送リソース、及び、ダウンリンク伝送リソースとアップリンクBWPセットとの間のボンディング関係に基づいて、PUCCH情報伝送のために用いられる1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定しており、アンライセンス周波数スペクトルを用いることによりアップリンク伝送を実施でき、伝送効率を改善できる。
図7に対応する実施形態及び図8に対応する実施形態では、直接的なインジケーションの方式及び間接的なインジケーションの方式で、例示的な説明がそれぞれ提供されることに留意されたい。ネットワークデバイスが、直接的なインジケーションの方式を用いるか、又は、間接的なインジケーションの方式を用いるかは、本願の実施形態のいずれにおいても制限されることはない。
上述の方法に従って、図9は、本願の実施形態に係るデバイスの簡略化された概略図1である。図9に示されるように、デバイスは、端末デバイス10であってよい、又は、チップ又は回路、例えば、端末デバイスに配置され得るチップ又は回路であってよい。端末デバイス10は、上述した方法における端末デバイスに対応し得る。
デバイスは、プロセッサ110及びメモリ120を含んでよい。メモリ120は、命令を格納するように構成される。プロセッサ110は、メモリ120に格納された命令を実行して、図4に対応する方法の段階S401及び段階S402、図7に対応する方法の段階S503及び段階S504、及び、図8に対応する方法の段階S602から段階S604を実施するように構成される。
さらに、デバイスは、受信機140及び送信機150をさらに含んでよい。さらに、デバイスは、バスシステム130をさらに含んでよい。プロセッサ110、メモリ120、受信機140及び送信機150は、バスシステム130を通じて接続されてよい。
プロセッサ110は、メモリ120に格納された命令を実行して、信号を受信するように受信機140を制御し、信号を送信するように送信機150を制御して、上述した方法における端末デバイスの段階を遂行するように構成される。受信機140及び送信機150は、同じ物理エンティティ又は異なる物理エンティティであってよい。同じ物理エンティティの場合、受信機140及び送信機150は、まとめて送受信機と称され得る。メモリ220は、プロセッサ210に統合されてよい、又は、プロセッサ210とは別個に配置されてよい。
実施例において、送受信回路又は専用の送受信機チップを用いることにより、受信機140及び送信機150の機能を実装するものとみなされてよい。専用の処理チップ、処理回路、プロセッサ又は汎用チップを用いることにより、プロセッサ110を実装するものとみなされてよい。
別の実施例において、汎用コンピュータを用いる方式で、本願の本実施形態において提供される端末デバイスを実装するものとみなされてよい。すなわち、プロセッサ110、受信機140及び送信機150の機能を実装するためのプログラムコードがメモリに格納され、汎用プロセッサは、メモリに格納されたコードを実行することにより、プロセッサ110、受信機140及び送信機150の機能を実装する。
デバイスに関連し、かつ、本願の実施形態において提供される技術的解決手段に関連する概念の説明及び詳細な記述については、他の実施形態の内容に関する上述の方法及び説明を参照されたい。ここでは改めて詳細が説明されることはない。
図10は、本願の実施形態に係る端末デバイスの簡略化された概略的な構造図である。端末デバイスは、図1に示されるシステムに適用されてよい。説明しやすくするために、図10は、端末デバイスの主要なコンポーネントのみを示す。図10に示されるように、端末デバイス10は、プロセッサ、メモリ、制御回路、アンテナ及び入力/出力装置を含む。プロセッサは、主に、通信プロトコル及び通信データを処理し、端末デバイス全体を制御し、ソフトウェアプログラムを実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理するように構成され、例えば上述した方法の実施形態において説明した動作を実行する端末デバイスをサポートするように構成される。メモリは、主に、ソフトウェアプログラム及びデータを格納するように構成される。制御回路は、主に、ベースバンド信号及び無線周波数信号を変換し、無線周波数信号を処理するように構成される。制御回路は、アンテナとあわせて、送受信機とも称され得、主に、電磁波の形式で、無線周波数信号を受信及び送信するように構成される。入力/出力装置、例えば、タッチスクリーン、ディスプレイ又はキーボードは、主に、ユーザによって入力されたデータを受信し、データをユーザに出力するように構成される。
端末デバイスが起動した後に、プロセッサは、ストレージユニットに格納されたソフトウェアプログラムを読み取り、ソフトウェアプログラムの命令を説明及び実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理してよい。データが、無線で送信される必要がある場合、送信対象のデータに対するベースバンド処理を実行した後に、プロセッサは、ベースバンド信号を無線周波数回路に出力する。ベースバンド信号に対する無線周波数処理を実行した後に、無線周波数回路は、アンテナを用いることにより、電磁波の形式で、無線周波数信号を送信する。データが端末デバイスに送信された場合、無線周波数回路は、アンテナを用いることにより、無線周波数信号を受信し、無線周波数信号をベースバンド信号に変換し、ベースバンド信号をプロセッサに出力する。プロセッサは、ベースバンド信号をデータに変換し、当該データを処理する。
当業者であれば、説明しやすくするために、図10が1つのメモリ及び1つのプロセッサのみを示すことを理解し得る。実際の端末デバイスには、複数のプロセッサ及び複数のメモリがあってもよい。メモリは、記憶媒体又はストレージデバイスなどとも称され得る。これは、本願の本実施形態において限定されるものではない。
オプションの実施例において、プロセッサは、ベースバンドプロセッサ及び中央処理装置を含んでよい。ベースバンドプロセッサは、主に、通信プロトコル及び通信データを処理するように構成される。中央処理装置は、主に、端末デバイス全体を制御し、ソフトウェアプログラムを実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理するように構成される。図10のプロセッサは、ベースバンドプロセッサ及び中央処理装置の機能を統合する。当業者であれば、ベースバンドプロセッサ及び中央処理装置が、それぞれ独立したプロセッサであってよく、バスなどの技術を用いることにより相互接続されることを理解し得る。当業者であれば、端末デバイスが、異なるネットワーク規格に適応させるために、複数のベースバンドプロセッサを含んでよいことを理解し得る。端末デバイスは、端末デバイスの処理機能を促進するために、複数の中央処理装置を含んでよい。端末デバイスのコンポーネントは、様々なバスを通じて互いに接続されてよい。ベースバンドプロセッサは、ベースバンド処理回路又はベースバンド処理チップとして示されてもよい。中央処理装置は、中央処理回路又は中央処理チップとして示されてもよい。通信プロトコル及び通信データを処理する機能は、プロセッサに組み込まれてよい、又は、ソフトウェアプログラムの形式でストレージユニットに格納されてよい。プロセッサは、ソフトウェアプログラムを実行して、ベースバンド処理機能を実行する。
例として、本願の本実施形態では、受信及び送信機能を有するアンテナ及び制御回路は、端末デバイス10の送受信機ユニット101とみなされてよい。処理機能を有するプロセッサは、端末デバイス10の処理ユニット102とみなされてよい。図10に示されるように、端末10は、送受信機ユニット101及び処理ユニット102を含む。送受信機ユニットは、送受信機、送受信機デバイス及び送受信機装置などとも称され得る。オプションで、送受信機ユニット101における受信機能を実装するように構成されるコンポーネントは、受信ユニットとみなされてよく、送受信機ユニット101における送信機能を実装するように構成されるコンポーネントは、送信ユニットとみなされてよい。すなわち、送受信機ユニット101は、受信ユニット及び送信ユニットを含む。例えば、受信ユニットは、受信デバイス、受信機又は受信回路などとも称され得る。送信ユニットは、伝送デバイス、送信機又は伝送回路などと称され得る。
上述の方法に従って、図11は、本願の実施形態に係るデバイスの簡略化された概略図2である。図11に示されるように、デバイスは、ネットワークデバイス20であってよい、又は、チップ又は回路、例えば、ネットワークデバイスに配置され得るチップ又は回路であってよい。ネットワークデバイス20は、上述した方法におけるネットワークデバイスに対応する。デバイスは、プロセッサ210及びメモリ220を含んでよい。メモリ220は、命令を格納するように構成される。プロセッサ210は、メモリ220に格納された命令を実行して、図7に対応する方法の段階S501及び図8に対応する方法の段階S601を実施するように構成される。
さらに、ネットワークは、受信機240及び送信機250をさらに含んでよい。さらに、ネットワークは、バスシステム230をさらに含んでよい。
プロセッサ210、メモリ220、受信機240及び送信機250は、バスシステム230を通じて接続される。プロセッサ210は、メモリ220に格納された命令を実行して、信号を受信するように受信機240を制御し、信号を送信するように送信機250を制御して、上述した方法におけるネットワークデバイスの段階を遂行するように構成される。受信機240及び送信機250は、同じ物理エンティティ又は異なる物理エンティティであってよい。同じ物理エンティティの場合、受信機140及び送信機150は、まとめて送受信機と称され得る。メモリ220は、プロセッサ210に統合されてよい、又は、プロセッサ210とは別個に配置されてよい。
実施例において、送受信回路又は専用の送受信機チップを用いることにより、受信機240及び送信機250の機能を実装するものとみなされてよい。専用の処理チップ、処理回路、プロセッサ又は汎用チップを用いることにより、プロセッサ210を実装するものとみなされてよい。
別の実施例において、汎用コンピュータを用いる方式で、本願の本実施形態において提供されるネットワークデバイスを実装するものとみなされてよい。すなわち、プロセッサ210、受信機240及び送信機250の機能を実装するためのプログラムコードがメモリに格納され、汎用プロセッサは、メモリに格納されたコードを実行することにより、プロセッサ210、受信機240及び送信機250の機能を実装する。
デバイスに関連し、本願の実施形態において提供される技術的解決手段に関連する概念の説明及び詳細な記述については、他の実施形態の内容に関する上述の方法及び説明を参照されたい。ここでは改めて詳細が説明されることはない。
上述の方法に従って、図12は、本願の実施形態に係るネットワークデバイスの簡略化された概略的な構造図であり、例えば、基地局の概略的な構造図であってよい。図12に示されるように、基地局は、図1に示されるシステムに適用されてよい。基地局20は、1又は複数の無線周波数ユニット、例えば、リモート無線ユニット(remote radio unit、RRU)201及び1又は複数のベースバンドユニット(baseband unit、BBU)(デジタルユニット、digital unit、DUとも称される)202を含む。RRU201は、送受信機ユニット、送受信機デバイス、送受信回路又は送受信機などと称されてよく、少なくとも1つのアンテナ2011及び無線周波数ユニット2012を含んでよい。RRU201は、主に、無線周波数信号を受信及び送信し、無線周波数信号及びベースバンド信号を変換するように構成され、例えば、端末デバイスに対して、上述した実施形態において説明したシグナリングメッセージを送信するように構成される。BBU202は、主に、ベースバンド処理の実行、及び基地局の制御などをするように構成される。RRU201及びBBU202は、物理的に一緒に配置されてよい、又は、物理的に別個に配置されてよい、すなわち、分散型基地局であってよい。
BBU202は、基地局の制御センタであり、処理ユニットとも称され、主に、ベースバンド処理機能、例えば、チャネル符号化、多重化、変調及びスペクトル拡散を実施するように構成される。例えば、BBU(処理ユニット)は、方法についての上述した実施形態におけるネットワークデバイスに関連する動作手順を実行するように基地局を制御するように構成されてよい。
例において、BBU202は、1又は複数の回路基板を含んでよい。複数の回路基板は、単一のアクセス規格の無線アクセスネットワーク(例えば、LTEネットワーク)をまとめてサポートしてよい、又は、異なるアクセス規格の無線アクセスネットワークをそれぞれサポートしてよい。BBU202は、メモリ2021及びプロセッサ2022をさらに含む。メモリ2021は、必要な命令及び必要なデータを格納するように構成される。例えば、メモリ2021は、上述した実施形態における予め設定された情報及びコードブックなどを格納する。プロセッサ2022は、必要な動作を実行するようい基地局を制御するように構成され、例えば、方法についての上述した実施形態におけるネットワークデバイスに関連する動作手順を実行するように基地局を制御するように構成される。メモリ2021及びプロセッサ2022は、1又は複数の回路基板を扱ってよい。すなわち、メモリ及びプロセッサは、各回路基板上に独立して配置されてよい。代わりに、複数の回路基板は、同じメモリ及び同じプロセッサを共有してよい。さらに、必要な回路が各回路基板上に配置されてよい。
本願の実施形態によれば、本願の実施形態は、通信システムをさらに提供し、通信システムは、上述のネットワークデバイス及び1又は複数の端末デバイスを含む。
本願の実施形態において、プロセッサは、中央処理装置(Central Processing Unit、略して「CPU」)であってよい、又は、プロセッサは、別の汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は別のブログラム可能な論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、又は、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどであってよいことを理解されたい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってよい、又は、プロセッサは、任意の従来のプロセッサなどであってよい。
メモリは、リードオンリメモリ及びランダムアクセスメモリを含み、命令及びデータをプロセッサに提供してよい。メモリの一部は、さらに、不揮発性ランダムアクセスメモリを含んでよい。
バスシステムは、さらに、データバスに加えて、パワーバス、制御バス及びステータス信号バスなどを含んでよい。しかしながら、明瞭な説明のために、図において、様々なタイプのバスがバスシステムと表記される。
実施プロセスにおいて、上述した方法の段階は、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路を用いることにより、又は、ソフトウェアの形式の命令を用いることにより実施されることができる。本願の実施形態に関連して開示される方法の段階は、ハードウェアプロセッサにより直接的に実行されてよい、又は、プロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせを用いることにより実行されてよい。ソフトウェアモジュールは、当該技術分野における成熟した記憶媒体、例えば、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ、プログラマブルリードオンリメモリ、電気的に消去可能なブログラマブルメモリ又はレジスタなどに配置されてよい。記憶媒体はメモリに配置され、プロセッサは、メモリ内の情報を読み取り、プロセッサのハードウェアと組み合わせて、上述した方法における段階を遂行する。繰り返しを避けるために、ここでは改めて詳細が説明されることはない。
本明細書に含まれる第1、第2、第3、第4及び様々な数は、便宜的な説明のために区別されたものに過ぎず、本願の実施形態の範囲を限定することを意図するものではないことをさらに理解されたい。
本明細書におけて、用語「及び/又は」は、関連するオブジェクトを説明するための対応関係のみを説明し、3つの関係が存在し得ることを表すことに理解されたい。例えば、A及び/又はBは、Aのみが存在する、A及びBの両方が存在する、及び、Bのみが存在するという3つの場合を表し得る。さらに、本明細書において、記号「/」は、概して、関連するオブジェクト間の「又は」の関係を示す。
上述した処理のシーケンス番号が、本願の様々な実施形態における実行順序を意味するものでないことを理解されたい。処理の実行順序は、処理の機能及び内部ロジックに従って決定されるべきであり、本願の実施形態の実施プロセスに対する何らかの制限と解釈されるべきではない。
当業者であれば、本明細書で開示された実施形態で説明した例示的な論理ブロック(illustrative logical block)と、段階(step)とを組み合わせて、電子ハードウェア、又は、コンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせにより実施されてよいことが分かり得る。機能がハードウェア又はソフトウェアにより実行されるかは、技術的解決手段の特定の用途及び設計制約条件によって決まる。当業者であれば、特定の用途ごと説明した機能を実施するために異なる方法を用いてよいが、それは、実施例が本願の範囲を超えるものとみなされるべきではない。
簡便かつ簡潔な説明を目的として、上述のシステム、装置及びユニットの詳細な動作プロセスについては、上述した方法の実施形態における対応する処理を参照し、ここでは改めて詳細が説明されることはないことが当業者により明確に理解され得る。
本願において提供されるいくつかの実施形態では、開示されるシステム、装置及び方法が、他の方式で実装されてよいことを理解されたい。例えば、説明した装置の実施形態は、単なる例に過ぎない。例えば、ユニット区分は、論理的な機能区分に過ぎず、実際の実装において他の区分であってよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは、別のシステムに組み合わせられてよく、又は、統合されてよく、又は、いくつかの機能は、無視されてよい、又は、実行されなくてよい。さらに、表示又は述べられた相互連結又は直接連結又は通信接続は、いくつかのインタフェースを用いることにより実装されてよい。間接的な連結、又は、装置間若しくはユニット間の通信接続は、電気的、機械的又は他の形態で実装されてよい。
別個の部分として説明されたユニットは、物理的に別個であってもなくてもそうでなくてもよく、ユニットとして表示された部分は、物理ユニットであってもそうでなくてもよく、一カ所に配置されてよく、又は、複数のネットワークユニットに分散されてもよい。ユニットの一部又はすべては、実施形態の解決手段の目的を達成するために、実際の要件に基づいて選択されてよい。
さらに、本願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてよい、又は、ユニットのそれぞれが、物理的に単独で存在してよい、又は、2又はそれより多いユニットが1つのユニットに統合される。
上述した実施形態のすべて又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア又はこれらの任意の組み合わせを用いることにより実装されてよい。実施形態を実施するためにソフトウェアが用いられる場合、当該実施形態は、コンピュータプログラム製品の形式で、完全に又は部分的に実装されてよい。コンピュータプログラム製品は、1又は複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータ上でロードされて実行される場合、本願の実施形態に係る手順又は機能は、すべて又は部分的に引き起こされる。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は、他のプログラム可能な装置であってよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい、又は、コンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に伝送されてよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ又はデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ又はデータセンタへ、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ又はデジタル加入者線(DSL))又は無線(例えば、赤外線、電波又はマイクロ波など)方式で伝送されてよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによりアクセス可能な任意の使用可能な媒体、又は、1又は複数の使用可能な媒体を統合するデータストレージデバイス、例えば、サーバ又はデータセンタであってよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク又は磁気テープ)、光媒体(例えば、デジタルビデオディスク(digital video disk、DVD))、又は、半導体媒体(例えば、ソリッドステートドライブ(Solid State Disk、SSD))などであってよい。
上述の説明は、本願の特定の実施例に過ぎず、本願の保護範囲を限定することを意図するものではない。本願において開示される技術的範囲内で当業者が考え付きやすい任意の変形又は置換は、本願の保護範囲内に含まれるものとする。したがって、本願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲にしたがうものとする。

Claims (8)

  1. 伝送方法であって、
    端末デバイスにより、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定する段階と、
    前記端末デバイスにより、前記1又は複数の候補伝送周波数領域リソースに対してアイドル状態感知を実行する段階であって、前記1又は複数の候補伝送周波数領域リソースは、物理アップリンク制御チャネル上でのPUCCH情報伝送のために用いられる、段階と、
    前記端末デバイスにより、前記1又は複数の候補伝送周波数領域リソースの感知結果に基づいて、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースを決定する段階と、
    前記端末デバイスにより、前記決定された伝送周波数領域リソースを用いることにより、PUCCH情報を伝送する段階と
    を備え、
    前記端末デバイスにより、前記1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定する段階は、
    前記端末デバイスにより、PUCCHリソース構成情報に基づいて、前記1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定する段階であって、前記PUCCHリソース構成情報は、前記1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを示すために用いられる、段階を有し、
    前記PUCCHリソース構成情報は、ネットワークデバイスによって構成される、利用可能なアップリンクBWP(帯域幅部分)のセットを示すシーケンス番号を含み、
    前記1又は複数の候補伝送周波数領域リソースは、前記シーケンス番号と、前記利用可能なアップリンクBWPとの間の対応関係に基づいて決定され、
    前記端末デバイスにより、前記1又は複数の候補伝送周波数領域リソースの感知結果に基づいて、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースを前記決定する段階は、
    前記端末デバイスにより、アイドル状態にあるすべての候補伝送周波数領域リソースを、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースとして決定する段階を有する、
    方法。
  2. 前記端末デバイスにより、前記1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定する段階は、
    前記端末デバイスにより、ダウンリンク伝送リソースに基づいて、前記1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定する段階を有する、請求項1に記載の方法。
  3. プロセッサと送受信機とを備え、
    前記プロセッサは、1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定するようにさらに構成され、
    前記プロセッサは、前記1又は複数の候補伝送周波数領域リソースに対してアイドル状態感知を実行するように構成され、前記1又は複数の候補伝送周波数領域リソースは、PUCCH情報伝送のために用いられ、
    前記プロセッサは、前記1又は複数の候補伝送周波数領域リソースの感知結果に基づいて、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースを決定するようにさらに構成され、
    前記送受信機は、前記決定された伝送周波数領域リソースを用いることにより、PUCCH情報を伝送するように構成され、
    前記1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定するように構成される場合、前記プロセッサは、具体的には、PUCCHリソース構成情報に基づいて、前記1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定するように構成され、前記PUCCHリソース構成情報は、前記1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを示すために用いられ、
    前記PUCCHリソース構成情報は、ネットワークデバイスによって構成される、利用可能なアップリンクBWP(帯域幅部分)のセットを示すシーケンス番号を含み、
    前記1又は複数の候補伝送周波数領域リソースは、前記シーケンス番号と、前記利用可能なアップリンクBWPとの間の対応関係に基づいて決定され、
    前記1又は複数の候補伝送周波数領域リソースの感知結果に基づいて、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースを決定するように構成される場合、前記プロセッサは、具体的には、アイドル状態にあるすべての候補伝送周波数領域リソースを、PUCCH情報伝送のために用いられる伝送周波数領域リソースとして決定するように構成される、
    端末デバイス。
  4. 前記1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定するように構成される場合、前記プロセッサは、具体的には、ダウンリンク伝送リソースに基づいて、前記1又は複数の候補伝送周波数領域リソースを決定するように構成される、請求項に記載の端末デバイス。
  5. メモリと1又は複数のプロセッサとを備え、前記メモリは、前記1又は複数のプロセッサに連結され、前記1又は複数のプロセッサは、請求項1または2に記載の方法を実行するように構成される、端末デバイス。
  6. 1又は複数のプロセッサを備え、前記1又は複数のプロセッサは、メモリに連結されており、前記メモリ内の命令を読み取り、かつ、前記命令に基づいて請求項1または2に記載の方法を実行する、端末デバイス。
  7. 命令を備え、前記命令がコンピュータ上で実行される場合、前記コンピュータに、請求項1または2に記載の方法を実行させる、コンピュータ可読記憶媒体。
  8. コンピュータに、請求項1または2に記載の方法を実行させるためのプログラム。
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