JP7032711B2 - 天体案内装置、天体案内方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
まず、携帯情報端末装置について図1を用いて簡単に説明する。端末装置10は、通信機能を有しており、インターネット等の無線または有線のネットワーク20を介して、各種のサーバ装置30に接続されている。端末装置10は、図1に示すように、端末装置10a,10b,・・・,10cのように複数台が、ネットワーク20を介してサーバ装置30に接続することが可能とされている。以下では、端末装置10a,10b,・・・,10cを端末装置10として便宜上1台の装置として説明を行う。
つぎに、端末装置10の外観について図2を用いて簡単に説明する。端末装置10は、図2に示すように、筐体11と、ディスプレイ12と、タッチパネル13と、ハードウェアキー14と、カメラ15等を備えている。
つぎに、端末装置10のディスプレイ12に表示される画像等に基づき、各機能及び動作を説明する。
次いで、天球画像100上に表示される探索天体110について説明する。端末装置10は、図6に示すように、ユーザが観察したい天体の候補を提示し、天球画像100において選択された探索天体110が表示される向きに端末装置10の向きをガイドするガイドライン111を表示する。ここでは探索天体110として金星を設定した場合を例示する。天球画像100の左上には設定された探索天体110のイラストとともに高度及び方位情報が表示される。ユーザは、天球画像100に表示されるガイドライン111に沿って端末装置10の方向や角度を操作することにより、容易に天球画像100に目的とする探索天体110を表示させることができる。
ここで、CPU51は、天球画像においてガイドライン111が第2の天球座標と第1の天球座標とを結ぶ直線から地平線側に膨出した軌跡を描くように制御することが好ましい。探索天体110がユーザの背面側に位置する場合、ユーザが現在見ている向きの天球画像100において、ガイドライン111がディスプレイ12の上辺側に伸びる軌跡を描くと、ユーザが当該ガイドライン111に沿って端末装置10を移動させていくにつれてのけ反るような姿勢を強いられてしまう。
つぎに、時刻スライダーボタン130及び日付スライダーボタン135は、ユーザのタッチパネル13へのスライド操作によって、移動するソフトウェアボタンである。
次いで、ガイドライン111を表示するまでの処理の一例を具体的に説明する。
また、ユーザが時刻スライダーボタン130及び日付スライダーボタン135をスライド操作させることにより、CPU51は、探索天体110を含む天球画像110に現れる天体106の軌道計算を行い、所定の日時における第1、第2の天球座標を算出し、ガイドライン111を表示する。ここで、日時情報132には、時刻スライダーボタン130及び日付スライダーボタン135で設定した日時が表示される。これにより、ユーザは、例えば特定の日時に、現在位置において探索天体110が視認可能であるか、あるいは探索天体110及び天体106がどの方向に現れるのかを事前に確認することができる。
端末装置10は、ユーザのタッチパネル13への入力操作により、具体的にはタッチパネル13へのピンチイン/アウト操作によって、天球画像100を拡大縮小することができるように構成してもよい。
以上のように、ディスプレイ12に表示される天球画像100を中心に端末装置10の動作を説明したが、具体的な処理プログラムは、CPU51によって実行される。端末装置10は、上述したようにコンピュータとしての機能を有しており、CPU51が内部メモリ52または外部メモリ53から読みだしたプログラムを実行することにより上述の機能を実現することができる。
最後に、本発明を望遠鏡システムに適用した場合について、図12を用いて簡単に説明する。
Claims (10)
- 天体案内装置の方位、位置、傾きの各情報からユーザが見ている向きの天球画像を表示する表示部と、ユーザからの入力操作を受け付ける入力部と、前記表示部及び前記入力部を制御する制御部とを備える天体案内装置であって、
前記制御部は、
ユーザの操作により選択された少なくとも一つの探索天体の前記天球画像上における第1の天球座標と、前記表示部に表示された前記天球画像中の所定の起点の第2の天球座標とを結ぶガイドラインを表示し、前記天体案内装置の方向(方位)、位置、角度(傾き)に基づいて前記ガイドラインの方向及び高度を連続的に更新して表示する制御を行う天体案内装置。 - 前記制御部は、天球画像において前記ガイドラインが前記第2の天球座標と前記第1の天球座標とを結ぶ直線から地平線側に膨出した軌跡を描く請求項1に記載の天体案内装置。
- 前記制御部は、前記第2の天球座標から前記第1の天球座標へ至る方位角をn分割し、
前記第1の天球座標と前記第2の天球座標との間の前記分割された座標における一方の座標軸の値を、前記第1の天球座標の前記一方の座標軸の値に対して、第2の天球座標側から1/n、1/n-1、・・・1/n-(n-1)とするガイドラインを描画する請求項1に記載の天体案内装置。 - 前記第1の天球座標及び前記第2の天球座標が、地平座標系である請求項1~3のいずれか1項に記載の天体案内装置。
- 一方の座標軸は高度である請求項4に記載の天体案内装置。
- 前記入力部からのユーザの入力操作により日付及び/又は時刻情報を連続的に変化させ、
前記変化させた日付及び/又は時刻情報に基づき、前記表示部に、前記天球画像上で前記探索天体を連続的に移動させながら表示するとともに、前記変化させた日付及び/又は時刻情報に基づき、前記表示部に、前記ガイドラインを連続的に可変しながら表示する制御を行う請求項1に記載の天体案内装置。 - 前記探索天体が星座図、メシエ天体であるときは、前記天球画像上における位置は、前記探索天体のあらかじめ定められた一点とする請求項1~6のいずれか1項に記載の天体案内装置。
- 前記ガイドラインは、前記第2の天球座標と前記第1の天球座標との距離に応じて表示状態が変化する請求項1~7のいずれか1項に記載の天体案内装置。
- コンピュータに、
表示部に探索天体の候補を表示するステップと、
入力部への入力操作により少なくとも一の前記探索天体の選択を受け付けるステップと、
前記表示部に天体案内装置の方位、位置、傾きの各情報からユーザが見ている向きの天球画像を表示するとともに、前記表示部に表示されたユーザが見ている向きの天球画像上に、選択された前記探索天体の第1の天球座標と、前記表示部に表示された天球画像中の所定の起点の第2の天球座標とを結ぶガイドラインを表示するステップと、
天体案内装置の方向(方位)、位置、角度(傾き)に基づいて前記ガイドラインの方向及び高度を連続的に更新して表示するステップと、
を実行させる天体案内方法。 - コンピュータに、
表示部に探索天体の候補を表示する処理と、
入力部への入力操作により少なくとも一の前記探索天体の選択を受け付ける処理と、
前記表示部に天体案内装置の方位、位置、傾きの各情報からユーザが見ている向きの天球画像を表示するとともに、前記表示部に表示されたユーザが見ている向きの天球画像上に、選択された前記探索天体の第1の天球座標と、前記表示部に表示された天球画像中の所定の起点の第2の天球座標とを結ぶガイドラインを表示する処理と、
天体案内装置の方向(方位)、位置、角度(傾き)に基づいて前記ガイドラインの方向及び高度を連続的に更新して表示する処理と、
を実行させるためのプログラム。
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JP2016146699A JP7032711B2 (ja) | 2016-07-26 | 2016-07-26 | 天体案内装置、天体案内方法、およびプログラム |
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JP2014157208A (ja) | 2013-02-15 | 2014-08-28 | Vixen Co Ltd | 天体案内装置、天体案内方法、およびプログラム |
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