JP7028392B2 - 陸屋根の設備設置構造 - Google Patents
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Description
図1には、本実施形態の建物の一例としてのユニット建物10の一部が示されている。ユニット建物10は、一例として、二階建てとされている。以後の説明では、ユニット建物10の桁方向をY方向、妻方向をX方向、高さ方向をZ方向と称する。X方向、Y方向及びZ方向は、互いに直交する。X方向及びY方向は、ユニット建物10の内外方向の一例である。
図1に示す太陽光パネルユニット30は、一例として、ユニット本体32と、ユニット本体32を陸屋根22上に取付けるための架台34と、ユニット本体32に接続された接続部材の一例としての配線36とを有する。
次に、パラペット構造40について説明する。
図2に示すサイディング材42、43は、それぞれ平板状に形成されている。サイディング材42は、縦フレーム15のX方向の内側面にX方向を板厚方向として取付けられている。サイディング材43は、縦フレーム15のX方向の外側面にX方向を板厚方向として取付けられている。サイディング材42のZ方向の高さは、サイディング材43のZ方向の高さよりも低い。なお、サイディング材42のZ方向の上端と、サイディング材43のZ方向の上端とは、高さが揃えられている。サイディング材42の内側面には、防水シート28が取付けられている。
上フレーム材44は、サイディング材42とサイディング材43とをX方向に連結している。言い換えると、上フレーム材44は、サイディング材42の上端部とサイディング材43の上端部との間をZ方向の上側から覆っている。上フレーム材44は、一例として、Y方向から見た場合の断面形状が略U字状のチャンネル鋼で構成されており、Y方向に延在されている。
笠木部材46は、笠木留金具56に取付けられることで、サイディング材42、サイディング材43及び上フレーム材44をZ方向の上側から覆っている。具体的には、笠木部材46は、Y方向から見た場合に、X方向に間隔をあけて配置されZ方向に直立する側壁46A、46Bと、側壁46Aの上端と側壁46Bの上端とを繋ぐ傾斜壁46Cとを有する。側壁46Aは、サイディング材42とX方向に対向している。側壁46Bは、サイディング材43とX方向に対向している。
図2に示す挿通部48は、一例として、平坦部44AをZ方向に貫通する貫通孔62を有する。貫通孔62は、一例として、Z方向から見た場合に円形状に形成されている。また、貫通孔62の直径は、配線36の直径に対して大径とされている。このように、挿通部48は、配線36をZ方向に挿通可能に形成されている。そして、配線36は、挿通部48に挿通されることで、サイディング材42と笠木部材46との間からサイディング材42とサイディング材43との間へ挿通されている。
図2に示すゴム材52は、一例として、Y方向に延在する直方体状に形成されている。また、ゴム材52は、一例として、EPDMゴム(エチレンプロピレンジエンゴム)を主成分としてスポンジ状に形成されている。ゴム材52をY方向から見た場合に、ゴム材52のX方向の長さは、側壁46Aとサイディング材42との間隔の長さとほぼ同じとされている。ゴム材52のX方向における一方側の側面は、図示しない接着剤を用いて側壁46Aに固定されている。これにより、配線36を挿通部48に挿通した後で笠木部材46が笠木留金具56に取付けたられときに、サイディング材42と笠木部材46との間にゴム材52が設けられる(配置される)ようになっている。
次に、本実施形態のパラペット構造40の作用について説明する。
図5には、変形例(陸屋根の設備設置構造の一例)として、パラペット構造70が示されている。パラペット構造70は、パラペット構造40(図2参照)において、ゴム材52(図2参照)に換えて、制限部材の一例としての水切材72と、シーリングゴム76とが設けられた構成とされている。なお、パラペット構造40と同様の部材及び部位については、パラペット構造40と同一の符号を用いて説明を省略する。
建物は、ユニット建物10に限らず、鉄骨軸組み工法により構築された建物であってもよい。
22 陸屋根
24 外縁部
30 太陽光パネルユニット(設備の一例)
36 配線(接続部材の一例)
40 パラペット構造(陸屋根の設備設置構造の一例)
42 サイディング材(一組の壁材の一例)
43 サイディング材(一組の壁材の一例)
44 上フレーム材(連結部材の一例)
46 笠木部材
48 挿通部
52 ゴム材(制限部材の一例)
70 パラペット構造
72 水切材(制限部材の一例)
Claims (2)
- 建物の陸屋根の外縁部で該建物の内外方向に間隔をあけて立設された一組の壁材と、
前記一組の壁材を前記内外方向に連結する連結部材と、
前記一組の壁材及び前記連結部材を前記建物の高さ方向の上側から覆う笠木部材と、
前記陸屋根に設置された設備に接続された接続部材を前記壁材と前記笠木部材との間から前記一組の壁材の間へ挿通させる挿通部と、を有し、
前記壁材と前記笠木部材との間から延出された前記接続部材と、前記陸屋根上に設置された設備から延出された接続部材とが、前記笠木部材の外方向側においてコネクタを用いて接続され、
前記壁材と前記笠木部材との間には、前記接続部材と接触して前記内外方向に圧縮状態とされると共に液体の浸入を制限するゴム材が設けられている陸屋根の設備設置構造。 - 前記連結部材は、前記高さ方向と前記内外方向とに直交する直交方向に延在され、
前記挿通部は、前記連結部材に前記直交方向に間隔をあけて複数形成されている請求項1に記載の陸屋根の設備設置構造。
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