JP7025915B2 - ダイヤフラムバルブ - Google Patents
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Description
これを回復するためにはメンテナンスが必要になり、メンテナンスを実施する場合、通常は、ダイヤフラム弁体や弁座等の部品が本体に組み込まれた状態で内部を洗浄したり、或は、バルブ全体を交換することが多い。
例えば、特許文献1のダイヤフラム弁では、ダイヤフラム及び弁座が、離散弁アセンブリとして組み合わされたものが記載され、これにより弁アセンブリを着脱して洗浄したり、カートリッジとして交換可能になっている。この弁アセンブリは、環状弁座担体の外側リムにダイヤフラムが溶接されることにより、ダイヤフラム弁体が弁アセンブリに固定されている。
図1は、本発明のダイヤフラムバルブの実施形態の要部を示した断面図であり、ダイヤフラムバルブの流路開閉部付近を示している。図2は、ダイヤフラムユニットの断面図を示し、図3においては、図1のダイヤフラムバルブの分離状態を示している。
ボデー1の当該位置、本実施形態では弁室13の底面側には、断面台形状に突出する環状のシール部16が形成され、このシール部16は、後述する保持部材20の底面側に当接シール可能に設けられる。
ダイヤフラム弁体21の保持部材20への装着後には、かしめ部である環状突起部30の内周面にダイヤフラム弁体21の外周縁が当接した状態となり、ダイヤフラム弁体21が芯出しされた状態となる。
本発明のアクチュエータは、ボデー1内にダイヤフラム弁体21と弁座部材22とを有するダイヤフラムユニット2を着脱自在に装着しているので、これらダイヤフラム弁体21、及び弁座部材22をユニット2として一体に取り外してメンテナンス可能になる。これによって、ダイヤフラム弁体21や弁座部材22に付着した不純物を洗浄により取り除いたり、或はダイヤフラムユニット2全体を交換してバルブとしての機能を回復できる。
一方、ボデー1側では、弁室13からダイヤフラムユニット2を抜出し、新規のダイヤフラムユニット2、或は取出したダイヤフラムユニット2を洗浄したものを開口部10から弁室13に挿入する。
この状態でボンネット3、ダイヤフラムピース4をダイヤフラムユニット2の上からボデー1内に挿入し、ベース体6をボデー1に所定のトルクで締付けて雄螺子45と雌螺子11とを螺合させて一体化するようにする。
保持部材20の環状突起部30をかしめ加工により塑性変形させ、この環状突起部30と環状シール面32との間に、その周縁部を押えるようにしてダイヤフラム弁体21を保持しているので、ダイヤフラムユニット2形成時には、ダイヤフラム弁体21に不必要な変形が加わることがない。
すなわち、かしめ加工時にダイヤフラム弁体21を保持部材20に固着することなく、無負荷の状態で軽く保持した状態としていることで、強い締付け力による余分な応力や歪みが生じることがなく、溶接などによる熱影響が加わることもないため、組付け精度や耐久性に悪影響を及ぼす要因を排除できる。
弁座部材52は略筒状に形成され、その外周には環状段部57に係合可能な環状突起58が形成され、内周底面側には環状段状部59が形成される。
2 ダイヤフラムユニット
3 ボンネット
16 シール部
20 保持部材
21 ダイヤフラム弁体
22 弁座部材
26、56 一次側開口部
27 二次側開口部
30 環状突起部
54 押え部材
55 ガスケット
Claims (7)
- ボデー内に、ダイヤフラム弁体とこのダイヤフラム弁体が接離される弁座部材とを有するダイヤフラムユニットが着脱自在に装着され、このダイヤフラムユニットは、略環状の保持部材を有し、この保持部材の略中央位置に前記弁座部材が固定され、前記保持部材の上部には、前記ダイヤフラム弁体の周縁部が、前記保持部材のかしめにより保持されていることを特徴とするダイヤフラムバルブ。
- 前記保持部材の上面外周縁に環状突起部が形成され、この環状突起部の内周面に前記ダイヤフラム弁体の外周縁が当接してこのダイヤフラム弁体が芯出し状態に保持された請求項1に記載のダイヤフラムバルブ。
- 前記保持部材は、中央付近の一次側開口部と、この一次側開口部の周囲に複数設けられた二次側開口部とを有し、前記一次側開口部に前記弁座部材が圧入状態で装着された請求項1又は2に記載のダイヤフラムバルブ。
- 前記保持部材は、中央付近の一次側開口部と、この一次側開口部の周囲に複数設けられた二次側開口部とを有し、前記一次側開口部に前記弁座部材が保持用の押え部材を介して装着された請求項1乃至3の何れか1項に記載のダイヤフラムバルブ。
- 前記保持部材が、前記ボデーとこのボデーの上部に装着されるボンネットとの間に位置決め状態で固定され、前記弁座部材の一次開口側がボデーに密着された請求項1乃至4の何れか1項に記載のダイヤフラムバルブ。
- 前記ボデーの当該位置に、前記保持部材の底面側に当接シールするシール部が形成された請求項1乃至5の何れか1項に記載のダイヤフラムバルブ。
- 前記シール部と前記保持部材との間にガスケットが装着された請求項6に記載のダイヤフラムバルブ。
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2017
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