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JP7015213B2 - 回転電機のロータ、その製造方法および回転電機 - Google Patents

回転電機のロータ、その製造方法および回転電機 Download PDF

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JP7015213B2 JP2018104238A JP2018104238A JP7015213B2 JP 7015213 B2 JP7015213 B2 JP 7015213B2 JP 2018104238 A JP2018104238 A JP 2018104238A JP 2018104238 A JP2018104238 A JP 2018104238A JP 7015213 B2 JP7015213 B2 JP 7015213B2
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Description

本発明は、回転電機のロータ、その製造方法および回転電機に関する。
ハイブリッド自動車や電気自動車等に搭載される回転電機では、コイルに電流が供給されることでステータコアに磁界が形成され、ロータの磁石とステータコアとの間に磁気的な吸引力や反発力が生じる。これにより、ロータがステータに対して回転する。
回転電機に使用されるロータとしては、複数の電磁鋼板を積層してなるロータコアを備えたものが知られている。例えば、特許文献1には、それぞれの鋼板が、第一の円周方向間隔毎に形成される磁石挿入孔片と、第一の円周方向間隔とは異なる大きさの第二の円周方向間隔毎に形成される貫通孔片と、を備え、複数の鋼板を所定の枚数おきに第一の円周方向間隔で回転し積層した構造が開示されている。特許文献1では、生産効率を維持しながら、ロータの偏心、及び応力の集中を防止することを目的としている。
特開2015-61466号公報
しかしながら、複数の貫通孔片同士の間に形成されたリブ部分に隙間が生じる場合、ロータ内で冷媒の流れを発生させるまでには至らず、ロータを十分に冷却することが困難となる可能性がある。
そのため、ロータの冷却効果を高める上で改善の余地があった。
そこで本発明は、ロータの冷却効果を高めることができる回転電機のロータ、その製造方法および回転電機を提供することを目的とする。
(1)本発明の一態様に係る回転電機(例えば、実施形態における回転電機1)のロータ(例えば、実施形態におけるロータ4)は、積層された複数の鋼板(例えば、実施形態における鋼板41~48)によって構成され、周方向に間隔をあけて形成された複数の冷媒通流孔(例えば、実施形態における冷媒通流孔31,32)を有するロータコア(例えば、実施形態におけるロータコア21)を備え、前記ロータコアには、軸方向で隣り合う前記鋼板の前記冷媒通流孔が、相互に周方向に位置をずらしつつ、軸方向で隣り合う前記鋼板の前記冷媒通流孔のみと相互に連通することにより、軸方向に連続した螺旋形状の冷媒通路(例えば、実施形態における冷媒通路29)が形成されており、前記複数の鋼板のそれぞれは、周方向に間隔をあけて形成された複数の磁石挿入孔(例えば、実施形態における磁石挿入孔25)を有する環状の磁石挿入部(例えば、実施形態における磁石挿入部26)と、前記磁石挿入部の内周側に配置され、前記複数の冷媒通流孔を有する環状の冷媒通流部(例えば、実施形態における冷媒通流部30)と、を備え、前記複数の鋼板は、異なる鋼板から構成しており、異なる前記鋼板のそれぞれにおいて、前記磁石挿入部の位置が同一であり、かつ前記磁石挿入部に対する前記冷媒通流部の周方向へのずらし角度(例えば、実施形態におけるずらし角度A)は互いに異なる。
)本発明の一態様において、前記複数の冷媒通流孔は、軸方向から見て外周側に凸の三角形状をなす複数の第一通流孔(例えば、実施形態における第一通流孔31)と、軸方向から見て内周側に凸の三角形状をなす複数の第二通流孔(例えば、実施形態における第二通流孔32)と、を含み、前記第一通流孔と前記第二通流孔とは、周方向に互いに間隔をあけて交互に配置されていてもよい。
)本発明の一態様において、前記冷媒通路は、前記ロータコアの軸方向の一方側端(例えば、実施形態における一方側端21a)から他方側端(例えば、実施形態における他方側端21b)にわたって連続した螺旋形状をなして形成されていてもよい。
)本発明の一態様に係る回転電機のロータの製造方法は、上記の回転電機のロータの製造方法であって、複数の鋼板本体(例えば、実施形態における鋼板本体50)のそれぞれに、周方向に間隔をあけて配置された複数の磁石挿入孔を有する環状の磁石挿入部を形成し、複数の第一鋼板(例えば、実施形態における第一鋼板51)を作製する第一鋼板作製工程と、前記複数の第一鋼板のそれぞれに、前記複数の冷媒通流孔を有する環状の冷媒通流部を形成し、複数の第二鋼板(例えば、実施形態における第二鋼板52)を作製する第二鋼板作製工程と、を含み、前記第二鋼板作製工程では、前記複数の第二鋼板のそれぞれにおいて、前記磁石挿入部に対する前記冷媒通流部の周方向へのずらし角度を互いに異ならせ、前記第二鋼板作製工程の後、前記複数の第二鋼板を、前記磁石挿入部の位置を固定して積層する。
)本発明の一態様に係る回転電機は、筒状のステータ(例えば、実施形態におけるステータ3)と、前記ステータに対して径方向の内側に配置された上記のロータと、を備える。
上記(1)の態様によれば、ロータコアには、軸方向で隣り合う鋼板の冷媒通流孔が、相互に周方向に位置をずらしつつ、軸方向で隣り合う鋼板の冷媒通流孔のみと相互に連通することにより、軸方向に連続した螺旋形状の冷媒通路が形成されていることで、ロータに供給される冷媒を、螺旋形状の冷媒通路に沿って軸方向に流すことができる。そのため、複数の貫通孔片同士の間に形成されたリブ部分に隙間が生じる場合と比較して、ロータ内で冷媒の流れを促進することができる。加えて、ロータの回転によって、ロータ内で冷媒の流れを発生させ、冷媒の流れを途切れさせることなく、流速を保ったままロータ外へ冷媒を排出することができる。これにより、ステータとロータとの間のエアギャップへの冷媒の浸入を抑制することができる。加えて、温度上昇した冷媒が、遠心力の影響でロータ内に残留しにくくなるため、冷媒と被冷却体との温度差を確保でき、効果的な熱交換を促すことができる。したがって、ロータの冷却効果を高めることができる。加えて、複数の鋼板は、異なる鋼板から構成しており、異なる鋼板のそれぞれにおいて、磁石挿入部の位置が同一であり、かつ磁石挿入部に対する冷媒通流部の周方向へのずらし角度は互いに異なることで、複数の鋼板が所定の枚数おきに第一の円周方向間隔で回転されて積層される構造と比較して、磁石挿入孔および冷媒通流孔のレイアウトに制限が生じることを回避することができる。加えて、磁石挿入部に対する冷媒通流部の周方向へのずらし角度を鋼板毎に細かく設定できるため、磁石挿入孔および冷媒通流孔の位置・形状、ならびに冷媒通路の形状(螺旋角度)の自由度を確保することができる。
上記()の態様によれば、第一通流孔と第二通流孔とは、周方向に互いに間隔をあけて交互に配置されていることで、通流孔の種類を最小限に抑えてロータの周方向に均等に冷媒通路を形成することができる。したがって、簡素な構造でロータの冷却効果を高めることができる。
上記()の態様によれば、冷媒通路は、ロータコアの軸方向の一方側端から他方側端にわたって連続した螺旋形状をなして形成されていることで、ロータコアの軸方向全体にわたって、ロータ内で冷媒の流れを促進することができる。したがって、ロータの冷却効果をより一層高めることができる。
上記()の態様によれば、第二鋼板作製工程では、複数の第二鋼板のそれぞれにおいて、磁石挿入部に対する冷媒通流部の周方向へのずらし角度を互いに異ならせ、第二鋼板作製工程の後、複数の第二鋼板を、磁石挿入部の位置を固定して積層することで、複数の鋼板を所定の枚数おきに第一の円周方向間隔で回転させて積層する方法と比較して、磁石挿入孔および冷媒通流孔のレイアウトに制限が生じることを回避することができる。加えて、磁石挿入部に対する冷媒通流部の周方向へのずらし角度を鋼板毎に細かく設定できるため、磁石挿入孔および冷媒通流孔の位置・形状、ならびに冷媒通路の形状(螺旋角度)の自由度を確保することができる。
上記()の態様によれば、筒状のステータと、ステータに対して径方向の内側に配置された上記のロータと、を備えることで、ロータの冷却効果を高めることができる回転電機を提供することができる。
実施形態に係る回転電機の概略構成図。 実施形態に係るロータを軸方向から見た、図1のII矢視図。 実施形態に係る冷媒通路の模式図。 実施形態に係るロータの製造工程を示す図。 図4に続く、ロータの製造工程を示す図。 図5に続く、ロータの製造工程を示す図。 図6に続く、ロータの製造工程を示す図。 図7に続く、ロータの製造工程を示す図。 実施形態の変形例に係るロータの正面図。 第一比較例に係るロータの正面図。 第二比較例に係るロータの正面図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。実施形態においては、ハイブリッド自動車や電気自動車等の車両に搭載される回転電機(走行用モータ)を挙げて説明する。
<回転電機>
図1は、実施形態に係る回転電機1の全体構成を示す概略構成図である。図1は、軸線Cを含む仮想平面で切断した断面を含む図である。
図1に示すように、回転電機1は、ケース2、ステータ3、ロータ4、出力シャフト5、および冷媒供給機構(不図示)を備える。
ケース2は、ステータ3およびロータ4を収容する筒状の箱形をなしている。ケース2内には、冷媒(不図示)が収容されている。ステータ3の一部は、ケース2内において、冷媒に浸漬された状態で配置されている。例えば、冷媒としては、トランスミッションの潤滑や動力伝達等に用いられる作動油である、ATF(Automatic Transmission Fluid)等が用いられる。
出力シャフト5は、ケース2に回転可能に支持されている。図1において符号6は、出力シャフト5を回転可能に支持する軸受を示す。以下、出力シャフト5の軸線Cに沿う方向を「軸方向」、軸線Cに直交する方向を「径方向」、軸線C周りの方向を「周方向」とする。
ステータ3は、ステータコア11と、ステータコア11に装着されたコイル12と、を備える。
ステータコア11は、軸線Cと同軸に配置された筒状をなしている。ステータコア11は、ケース2の内周面に固定されている。例えば、ステータコア11は、電磁鋼板が軸方向に積層されて構成されている。なお、ステータコア11は、金属磁性粉末を圧縮成形した、いわゆる圧粉コアであってもよい。
コイル12は、ステータコア11に装着されている。コイル12は、周方向に関して互いに120°の位相差をもって配置されたU相コイル、V相コイル及びW相コイルを備える。コイル12は、ステータコア11のスロット(不図示)に挿通された挿通部12aと、ステータコア11から軸方向に突出したコイルエンド部12bと、を備える。ステータコア11には、コイル12に電流が流れることで磁界が発生する。
ロータ4は、ステータ3に対して径方向の内側に、間隔をあけて配置されている。ロータ4は、出力シャフト5に固定されている。ロータ4は、軸線C回りに出力シャフト5と一体で回転可能に構成されている。ロータ4は、ロータコア21、磁石22および端面板23を備える。実施形態において、磁石22は永久磁石である。
ロータコア21は、軸線Cと同軸に配置された筒状をなしている。ロータコア21の径方向内側には、出力シャフト5が圧入固定されている。ロータコア21は、電磁鋼板が軸方向に積層されて構成されている。
端面板23は、ロータコア21に対して軸方向の両端部に配置されている。端面板23の径方向内側には、出力シャフト5が圧入固定されている。端面板23は、ロータコア21における少なくとも磁石挿入孔25を軸方向の両端側から覆っている。端面板23は、ロータコア21の軸方向の外端面に当接している。
<磁石挿入孔>
ロータコア21の外周部には、ロータコア21を軸方向に貫通する磁石挿入孔25が設けられている。磁石挿入孔25は、周方向に間隔をあけて複数配置されている(図2参照)。各磁石挿入孔25内には、磁石22が挿入されている。図2の軸方向から見て(正面視で)、磁石22は、径方向外方に開放するV字状をなしている。図2においては、出力シャフト5および端面板23などの図示を省略している。
図2の例では、ロータコア21の外周部には、周方向に間隔をあけて8つの磁石挿入孔25が配置されている。すなわち、複数の磁石挿入孔25は、ロータコア21の外周部において、周方向に45°間隔毎に配置されている。以下、ロータコア21の外周部26(周方向に間隔をあけて形成された複数の磁石挿入孔25を有する環状の部分)を、「磁石挿入部26」ともいう。
<冷媒通流孔>
ロータコア21の内周部には、ロータコア21を軸方向に貫通する冷媒通流孔31,32が形成されている。冷媒通流孔31,32は、周方向に間隔をあけて複数配置されている。軸方向から見て、複数の冷媒通流孔31,32は、径方向外側(外周側)に凸の三角形状をなす複数の第一通流孔31と、径方向内側(内周側)に凸の三角形状をなす複数の第二通流孔32と、を含んでいる。軸方向から見て、第一通流孔31と第二通流孔32とは、周方向に互いに間隔をあけて交互に配置されている。
図2の例では、ロータコア21の内周部には、周方向に間隔をあけて8つの冷媒通流孔31,32(4つの第一通流孔31および4つの第二通流孔32)が配置されている。すなわち、複数の冷媒通流孔31,32は、ロータコア21の内周部において、周方向に45°間隔毎に配置されている。複数の第一通流孔31および複数の第二通流孔32は、周方向にそれぞれ90°間隔毎に配置されている。以下、ロータコア21の内周部30(周方向に間隔をあけて形成された複数の冷媒通流孔31,32を有する環状の部分)を、「冷媒通流部30」ともいう。冷媒通流部30は、磁石挿入部26の径方向内側(内周側)に配置されている。図2において符号Kは、磁石挿入部26と冷媒通流部30との境界線(仮想円)を示す。
<冷媒通路>
ロータコア21には、軸方向で隣り合う鋼板の冷媒通流孔31,32が、相互に周方向に位置をずらしつつ、軸方向で隣り合う鋼板の冷媒通流孔31,32のみと相互に連通することにより、軸方向に連続した螺旋形状の冷媒通路29が形成されている。ここで、軸方向で隣り合う鋼板の冷媒通流孔のみと相互に連通するとは、軸方向で隣り合う一方の鋼板に形成された一つの冷媒通流孔のみと、他方の鋼板に形成された一つの冷媒通流孔のみとが相互に連通することを意味する。
図10に示すように、軸方向で隣り合う一方の鋼板に形成された一つの冷媒通流孔31X1と、他方の鋼板に形成された二つの冷媒通流孔31X2とが相互に連通する構成(第一比較例)は、軸方向で隣り合う鋼板の冷媒通流孔のみと相互に連通する構成ではない。
図11に示すように、軸方向で隣り合う一方の鋼板に形成された冷媒通流孔31Y1と、他方の鋼板に形成された冷媒通流孔31Y2とが連通しない構成(第二比較例)は、軸方向で隣り合う鋼板の冷媒通流孔のみと相互に連通する構成ではない。すなわち、軸方向で隣り合う一方の鋼板に形成された冷媒通流孔31Y1と、他方の鋼板の冷媒通流孔非形成部とが重なる構成(第二比較例)は、軸方向で隣り合う鋼板の冷媒通流孔のみと相互に連通する構成ではない。
図3に示すように、実施形態の冷媒通路29は、ロータコア21の軸方向の一方側端21aから他方側端21bにわたって連続した螺旋形状をなして形成されている。冷媒通路29は、軸線Cを中心とした螺旋形状をなしている。冷媒通路には、ケース2等に設けた供給口(不図示)および端面板23の開口部(不図示)を通じてオイル等の冷媒が供給される。図3において、矢印Q1は冷媒(オイル)の流れる向き、矢印R1はロータ4の回転の向き、矢印S1は螺旋の向きをそれぞれ示す。
図2に示すように、複数の鋼板のそれぞれにおいて、磁石挿入部26に対する冷媒通流部30の周方向へのずらし角度は互いに異なっている。複数の鋼板は、磁石挿入部26の位置を固定して積層されている。
図2の例では、ロータコア21は、8枚の鋼板が積層されて形成されている。図2中符号Aは、磁石挿入部26に対する冷媒通流部30の周方向へのずらし角度を示す。ここで、磁石挿入部26に対する冷媒通流部30の周方向へのずらし角度は、磁石挿入部26の位置を固定して、軸線Cを中心として冷媒通流部30を右回り(時計回り)に回転させたときの回転角度を意味する。
以下、8枚の鋼板のそれぞれを、ロータコア21の軸方向の一方側端21aから他方側端21bに向けて並ぶ順に、「一枚目鋼板41」、「二枚目鋼板42」、「三枚目鋼板43」、「四枚目鋼板44」、「五枚目鋼板45」、「六枚目鋼板46」、「七枚目鋼板47」、「八枚目鋼板48」ともいう。8枚の鋼板41~48は、一枚毎に、磁石挿入部26に対する冷媒通流部30の周方向へのずらし角度を変えている。
ここで、一枚目鋼板41から八枚目鋼板48において、磁石挿入部26に対する冷媒通流部30の周方向へのずらし角度を、それぞれ角度A1、角度A2、角度A3、角度A4、角度A5、角度A6、角度A7、角度A8とする。角度A1からA8は、互いに異なっている。実施形態において、角度A1からA8は、A1<A2<A3<A4<A5<A6<A7<A8の関係を有する。
<ロータの製造方法>
以下、実施形態のロータ4の製造方法の一例について説明する。
まず、円盤状の鋼板本体50を複数準備する(図4参照)。
次に、複数の鋼板本体50のそれぞれに、周方向に間隔をあけて配置された複数の磁石挿入孔25を有する環状の磁石挿入部26を形成する(図5参照)。例えば、磁石挿入部26は、鋼板本体50の外周部に、打ち抜き加工を施して複数の磁石挿入孔25を開けることにより形成する。これにより、磁石挿入部26を有する複数の第一鋼板51を作製する(第一鋼板作製工程)。
次に、複数の第一鋼板51のそれぞれに、周方向に間隔をあけて配置された複数の冷媒通流孔31,32を有する環状の冷媒通流部30を形成する(図6参照)。例えば、冷媒通流部30は、第一鋼板51の内周部に、打ち抜き加工を施して複数の冷媒通流孔31,32を開けることにより形成する。これにより、冷媒通流部30を有する複数の第二鋼板52を作製する(第二鋼板作製工程)。第二鋼板作製工程においては、第一鋼板51の中心部に、打ち抜き加工を施してシャフト固定孔8を形成してもよい。
第二鋼板作製工程では、複数の第二鋼板52のそれぞれにおいて、磁石挿入部26に対する冷媒通流部30の周方向へのずらし角度を互いに異ならせる。例えば、第一鋼板51(図5参照)の設置台(第一鋼板51自体)を定位置に固定し、冷媒通流部用の打ち抜き工具(不図示)を右回り(図中矢印T1方向)へ回転することにより、第一鋼板51を角度変更する。そして、打ち抜き工具を角度変更した状態で、第一鋼板51の内周部に打ち抜き加工を施す。これにより、複数の第二鋼板52の一枚毎に、磁石挿入部26に対する冷媒通流部30の周方向へのずらし角度を変える。
例えば、一枚目の第二鋼板52においては、磁石挿入部26に対する冷媒通流部30の周方向へのずらし角度を、角度A1(例えば0°)とする(図6参照)。二枚目の第二鋼板52においては、磁石挿入部26に対する冷媒通流部30の周方向へのずらし角度を、角度A2(A2>A1)とする(図7参照)。三枚目の第二鋼板52においては、磁石挿入部26に対する冷媒通流部30の周方向へのずらし角度を、角度A3(A3>A2)とする(図8参照)。四枚目以降の第二鋼板52においては、磁石挿入部26に対する冷媒通流部30の周方向へのずらし角度を、徐々に大きくしていく。
第二鋼板作製工程の後、複数の第二鋼板52を、磁石挿入部26の位置を固定して積層する。これにより、ロータコア21を作製する(図2参照)。その後、ロータコア21に、出力シャフト5、磁石22および端面板23を取り付ける。以上の工程により、実施形態のロータ4の製造が完了する(図1参照)。
以上説明したように、上記実施形態の回転電機1のロータ4は、積層された複数の鋼板41~48によって構成され、周方向に間隔をあけて形成された複数の冷媒通流孔31,32を有するロータコア21を備え、ロータコア21には、軸方向で隣り合う鋼板41~48の冷媒通流孔31,32が、相互に周方向に位置をずらしつつ、軸方向で隣り合う鋼板41~48の冷媒通流孔31,32のみと相互に連通することにより、軸方向に連続した螺旋形状の冷媒通路29が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、ロータコア21には、軸方向で隣り合う鋼板41~48の冷媒通流孔31,32が、相互に周方向に位置をずらしつつ、軸方向で隣り合う鋼板41~48の冷媒通流孔31,32のみと相互に連通することにより、軸方向に連続した螺旋形状の冷媒通路29が形成されていることで、ロータ4に供給される冷媒を、螺旋形状の冷媒通路29に沿って軸方向に流すことができる。そのため、複数の貫通孔片同士の間に形成されたリブ部分に隙間が生じる場合と比較して、ロータ4内で冷媒の流れを促進することができる。加えて、ロータ4の回転によって、ロータ4内で冷媒の流れを発生させ、冷媒の流れを途切れさせることなく、流速を保ったままロータ4外へ冷媒を排出することができる。これにより、ステータ3とロータ4との間のエアギャップへの冷媒の浸入を抑制することができる。加えて、温度上昇した冷媒が、遠心力の影響でロータ4内に残留しにくくなるため、冷媒と被冷却体との温度差を確保でき、効果的な熱交換を促すことができる。したがって、ロータ4の冷却効果を高めることができる。
上記実施形態では、複数の鋼板41~48のそれぞれにおいて、磁石挿入部26に対する冷媒通流部30の周方向へのずらし角度A1~A8は互いに異なり、複数の鋼板41~48は、磁石挿入部26の位置を固定して積層されていることで、複数の鋼板が所定の枚数おきに第一の円周方向間隔で回転されて積層される構造と比較して、磁石挿入孔25および冷媒通流孔31,32のレイアウトに制限が生じることを回避することができる。加えて、磁石挿入部26に対する冷媒通流部30の周方向へのずらし角度A1~A8を鋼板毎に細かく設定できるため、磁石挿入孔25および冷媒通流孔31,32の位置・形状、ならびに冷媒通路29の形状(螺旋角度)の自由度を確保することができる。
上記実施形態では、第一通流孔31と第二通流孔32とは、周方向に互いに間隔をあけて交互に配置されていることで、通流孔の種類を最小限に抑えてロータ4の周方向に均等に冷媒通路29を形成することができる。したがって、簡素な構造でロータ4の冷却効果を高めることができる。
上記実施形態では、冷媒通路29は、ロータコア21の軸方向の一方側端21aから他方側端21bにわたって連続した螺旋形状をなして形成されていることで、ロータコア21の軸方向全体にわたって、ロータ4内で冷媒の流れを促進することができる。したがって、ロータ4の冷却効果をより一層高めることができる。
上記実施形態の回転電機1のロータ4の製造方法は、第二鋼板作製工程では、複数の第二鋼板52のそれぞれにおいて、磁石挿入部26に対する冷媒通流部30の周方向へのずらし角度Aを互いに異ならせ、第二鋼板作製工程の後、複数の第二鋼板52を、磁石挿入部26の位置を固定して積層することで、複数の鋼板を所定の枚数おきに第一の円周方向間隔で回転させて積層する方法と比較して、磁石挿入孔25および冷媒通流孔31,32のレイアウトに制限が生じることを回避することができる。加えて、磁石挿入部26に対する冷媒通流部30の周方向へのずらし角度Aを鋼板毎に細かく設定できるため、磁石挿入孔25および冷媒通流孔31,32の位置・形状、ならびに冷媒通路29の形状(螺旋角度)の自由度を確保することができる。
上記実施形態の回転電機1は、筒状のステータ3と、ステータ3に対して径方向の内側に配置された上記のロータ4と、を備えることで、ロータ4の冷却効果を高めることができる回転電機1を提供することができる。
以下、実施形態の変形例について説明する。各変形例において、実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細説明を省略する。
上述した実施形態では、軸方向から見て、複数の冷媒通流孔31,32は、径方向外側(外周側)に凸の三角形状をなす複数の第一通流孔31と、径方向内側(内周側)に凸の三角形状をなす複数の第二通流孔32と、を含む構成について説明したが、これに限らない。例えば、複数の冷媒通流孔は、径方向外側(外周側)に凸の三角形状をなすもののみで構成されていてもいし、径方向内側(内周側)に凸の三角形状をなすもののみで構成されていてもよい。すなわち、複数の冷媒通流孔は、三角形状をなしていてもよい。
複数の冷媒通流孔は、三角形状をなしていることに限らない。例えば、複数の冷媒通流孔は、矩形等の三角形以外の多角形であってもよい。例えば、複数の冷媒通流孔は、円形または楕円形であってもよい。複数の冷媒通流孔の形状は、要求仕様に応じて種々の態様を採用することができる。図9の例では、複数の冷媒通流孔131は、それぞれ円形をなしている。
上述した実施形態では、軸方向から見て、磁石22が径方向外方に開放するV字状をなしている構成について説明したが、これに限らない。例えば、軸方向から見て、磁石22は、ロータ4の回転方向R1における接線方向成分に長手を有する矩形をなしていてもよい。
上述した実施形態では、回転電機1が、ハイブリッド自動車や電気自動車等の車両に搭載される走行用モータである例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、回転電機1は、発電用モータやその他用途のモータ、車両用以外の回転電機(発電機を含む)であってもよい。
上述した実施形態では、冷媒通路29には、ケース2等に設けた供給口(不図示)および端面板23の開口部(不図示)を通じてオイル等の冷媒が供給される例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、出力シャフト5に設けたシャフト流路を利用して、軸心冷却を行っていてもよい。例えば、ロータ4の回転により、端面板23に設けられた誘導壁(不図示)に沿って冷媒を磁石に供給してもよい。
上述した実施形態では、複数の鋼板の一枚毎に、磁石挿入部26に対する冷媒通流部30の周方向へのずらし角度Aを変えている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、複数の鋼板の一枚または複数枚毎に、磁石挿入部26に対する冷媒通流部30の周方向へのずらし角度Aを変えていてもよい。すなわち、複数の鋼板の所定枚毎に、磁石挿入部26に対する冷媒通流部30の周方向へのずらし角度Aを変えていてもよい。
上述した実施形態では、ロータコア21の外周部には、周方向に間隔をあけて8つの磁石挿入孔25が配置されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、磁石挿入孔25の配置数は、7つ以下であってもよいし、9つ以上であってもよい。
上述した実施形態では、ロータコア21の内周部には、周方向に間隔をあけて8つの冷媒通流孔31,32が配置されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、冷媒通流孔31,32の配置数は、7つ以下であってもよいし、9つ以上であってもよい。
上述した実施形態では、冷媒通路29は、ロータコア21の軸方向の一方側端21aから他方側端21bにわたって連続した螺旋形状をなして形成されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、冷媒通路29は、ロータコア21の軸方向の一部において連続した螺旋形状をなして形成されていてもよい。
上述した実施形態では、第二鋼板作製工程において、第一鋼板51の設置台(第一鋼板自体)を定位置に固定し、冷媒通流部用の打ち抜き工具を右回り(矢印T1方向)へ回転する例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、冷媒通流部用の打ち抜き工具を定位置に固定し、第一鋼板51の設置台を右回り(矢印T1方向)へ回転してもよい。すなわち、第一鋼板51の設置台(第一鋼板51自体)と冷媒通流部用の打ち抜き工具とを軸線Cの回りに相対回転してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらに限定されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能であり、上述した変形例を適宜組み合わせることも可能である。
1…回転電機
3…ステータ
4…ロータ
21…ロータコア
21a…一方側端
21b…他方側端
22…磁石
25…磁石挿入孔
26…磁石挿入部
29…冷媒通路
30…冷媒通流部
31…第一通流孔(冷媒通流孔)
32…第二通流孔(冷媒通流孔)
41…一枚目鋼板(鋼板)
42…二枚目鋼板(鋼板)
43…三枚目鋼板(鋼板)
44…四枚目鋼板(鋼板)
45…五枚目鋼板(鋼板)
46…六枚目鋼板(鋼板)
47…七枚目鋼板(鋼板)
48…八枚目鋼板(鋼板)
50…鋼板本体
51…第一鋼板
52…第二鋼板
131…冷媒通流孔
A…ずらし角度
A1~A8…ずらし角度

Claims (5)

  1. 積層された複数の鋼板によって構成され、周方向に間隔をあけて形成された複数の冷媒通流孔を有するロータコアを備え、
    前記ロータコアには、軸方向で隣り合う前記鋼板の前記冷媒通流孔が、相互に周方向に位置をずらしつつ、軸方向で隣り合う前記鋼板の前記冷媒通流孔のみと相互に連通することにより、軸方向に連続した螺旋形状の冷媒通路が形成されており、
    前記複数の鋼板のそれぞれは、
    周方向に間隔をあけて形成された複数の磁石挿入孔を有する環状の磁石挿入部と、
    前記磁石挿入部の内周側に配置され、前記複数の冷媒通流孔を有する環状の冷媒通流部と、を備え、
    前記複数の鋼板は、異なる鋼板から構成しており、異なる前記鋼板のそれぞれにおいて、前記磁石挿入部の位置が同一であり、かつ前記磁石挿入部に対する前記冷媒通流部の周方向へのずらし角度は互いに異なることを特徴とする回転電機のロータ。
  2. 前記複数の冷媒通流孔は、
    軸方向から見て外周側に凸の三角形状をなす複数の第一通流孔と、
    軸方向から見て内周側に凸の三角形状をなす複数の第二通流孔と、を含み、
    前記第一通流孔と前記第二通流孔とは、周方向に互いに間隔をあけて交互に配置されていることを特徴とする請求項に記載の回転電機のロータ。
  3. 前記冷媒通路は、前記ロータコアの軸方向の一方側端から他方側端にわたって連続した螺旋形状をなして形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機のロータ。
  4. 請求項1からのいずれか一項に記載の回転電機のロータの製造方法であって、
    複数の鋼板本体のそれぞれに、周方向に間隔をあけて配置された複数の磁石挿入孔を有する環状の磁石挿入部を形成し、複数の第一鋼板を作製する第一鋼板作製工程と、
    前記複数の第一鋼板のそれぞれに、前記複数の冷媒通流孔を有する環状の冷媒通流部を形成し、複数の第二鋼板を作製する第二鋼板作製工程と、を含み、
    前記第二鋼板作製工程では、前記複数の第二鋼板のそれぞれにおいて、前記磁石挿入部に対する前記冷媒通流部の周方向へのずらし角度を互いに異ならせ、
    前記第二鋼板作製工程の後、前記複数の第二鋼板を、前記磁石挿入部の位置を固定して積層することを特徴とする回転電機のロータの製造方法。
  5. 筒状のステータと、
    前記ステータに対して径方向の内側に配置された請求項1からのいずれか一項に記載の回転電機のロータと、を備えることを特徴とする回転電機。
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