JP7011761B2 - 介護リハビリ住宅、施設等の梁構造及び、安全な吊り下げ手法及び、着脱防止機能、可動ロック機能。 - Google Patents
介護リハビリ住宅、施設等の梁構造及び、安全な吊り下げ手法及び、着脱防止機能、可動ロック機能。 Download PDFInfo
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Description
請求項1に記載した吊り下げ構造、及び手法は対向する壁面上部の位置に水平配設されたガイドレール79を設け、前記ガイドレール79へ垂直に交わる可動ハンガー用ガイドレール45にセットする歩行用であり要介護者を吊り下げる可動器具(可動ハンガー40)の回転体44と回転体46の間に着脱防止部48を配設する事により、可動ハンガー40が可動ハンガー用ガイドレール45より容易に外れない構造とした。図2にて着脱防止部の一例をさらに説明する。図2の着脱防止部48はスライドピン49、スライドピン操作部50、スプリング51、スプリング収納部52より構成されている。着脱防止部48のスプリング収納部52にセットされたスプリング51によりスライドピン49は可動ハンガー用ガイドレール45下部へ押し出された状態にある為、可動ハンガー40は可動ハンガー用ガイドレールより外れる事はない。外す時はスライドピン操作部50を可動ハンガー用ガイドレール45より離れる方向へスライドすることにより、スライドピン49の先端と可動ハンガー用ガイドレール45の間隔が広がり外すことが可能となった為、対向する壁面上部の位置に水平配設されたガイドレール79の範囲内を
安全且つ広範囲に移動する事が可能となった。機械構造で説明したが電子構造
でもよい。要介護者を吊り下げる可動器具(可動ハンガー40)は、固定又は移動可能なレールの外周にセットし着脱可能な少なくとも1の回転体を有する。
図3の本発明可動ハンガー用ガイドレール45のロック機能90はスライドピン71、スライドピン内臓部75、スライドピン71とリング73の接続ワイヤー72、リング63、リング63と吊り具ハンドルとの接続ワイヤー76、ピンのロック部78、より構成されている。ピンのロック部78はスライドピン71の落ち込む凹部77を狭いピッチで連続して保有している。ピン71の負荷無い状態に於いてはピン71の自重により各凹部77に落ち込みロックされている為、可動ハンガー40は固定し可動しない。
ピン71の負荷無い状態に於いては、ピン71を支点に吊り具53を鉛直方向ではなく斜め方向に負荷を与えても可動ハンガー用ガイドレール45は可動しない。よって斜め方向に負荷を与えるベッド、車椅子、便座等よりの移動時もより楽に且つ安全に行うことが可能となる効果を得た。
他の一例を図4にてさらに説明する。図4は可動ハンガー用ガイドレール45をガイドレール79の下部に設定した本発明可動ハンガー用ガイドレール45のロック機能である。可動ハンガー用ガイドレール45の可動方向へのロック機能は可動ハンガー用ガイドレール45及びガイドレール79、可動ハンガー40、可動ハンガー用ガイドレール用吊金物110に配設する。図4の本発明可動ハンガー用ガイドレール45のロック機能はスライドピン81、スライドピン内臓部85、スライドピン81とリング83の接続ワイヤー82、リング83、リング63と吊り具53のハンドルとの接続ワイヤー86、スライドピン81のロック部88、より構成されている。スライドピン81のロック部88にはスライドピン81の落ち込む凹部87を狭いピッチで連続して保有している。スライドピン81の負荷無い状態に於いてはスライドピン81の自重により各凹部87に落ち込みロックされている為、可動ハンガー用ガイドレール45は固定し可動しない。スライドピン81の負荷無い状態に於いては、スライドピン81を支点に吊り具53を鉛直方向ではなく斜め方向に負荷を与えても可動ハンガー用ガイドレール45は可動しない。機械構造で説明したが電子構造でも良い。よって斜め方向に負荷を与えるベッド、車椅子、便座等よりの移動時もより楽に且つ安全に行うことが可能となる効果を得た。
移動する時は吊り具53にセットされたリングと可動ハンガー40のリング63との接続ワイヤー86に下方向へ負荷を与えると、リング83、接続ワイヤー82が吊り具53の方向へ引き込まれ、スライドピン81はピンのロック部88より浮き上がり可動ハンガーのロック機能は解除され、歩行移動が可能となる。機械構造で説明したが電子構造でも良い。よってベッド、車椅子、便座等よりの移動時もより楽に且つ安全に行うことが可能となる効果を得た。
可動ハンガー40の上部回転体42とガイドレール79と間や、回転体43と可動ハンガー用ガイドレール用吊金物110との間に隙間を設定することにより、可動ハンガー40はガイドレール79と可動ハンガー用ガイドレール用吊金物110に接することなく可動ハンガー用ガイドレール45にセットした状態にてガイドレール79の下部を通過し、可動ハンガー40を脱着することなく次スパンや次室への移動が可能となる効果を得た。
図2の可動ハンガーのロック機能60はスライドピン61、スライドピン内臓部65、スライドピン61とリング63の接続ワイヤー62、リング63、リング63と吊り具53のハンドルとの接続ワイヤー66、ピンのロック部68、より構成されている。
ピンのロック部68にはスライドピン61の落ち込む凹部67を狭いピッチで連続して保有している。ピン61の負荷無い状態に於いてはピン61の自重により各凹部67に落ち込みロックされている為、可動ハンガー40は固定し可動しない。スライドピン61の負荷無い状態に於いては、スライドピン61を支点に吊り具53を鉛直方向ではなく斜め方向に負荷を与えても可動ハンガーは可動しない。機械構造で説明したが電子構造でも良い。
よって斜め方向に負荷を与えるベッド、車椅子、便座等よりの移動時もより楽に且つ安全に行うことが可能となる効果を得た。
又、可動ハンガー用ガイドレール吊金物110を配設し、ガイドレール79下部へ可動ハンガー用ガイドレール45を設定することにより可動ハンガー40を着脱することなく容易かつ安全に他のスパンや各室内、健常者用トイレ、浴室の利用等、広範囲の室内間を移動する事も可能となる効果を発揮する事ができた。
レールは建築の梁でもよい。又、可動ハンガーのフレームはハテナマーク形状であるが、ガイドレールの両サイドにセットする形状でも良い。
詳細は[ 0006 ] [ 0007 ] [ 0008 ] [ 0009 ] [ 0010 ] [ 0011 ]に記す。
11 フレーム
12 回転体
13 回転体
14 回転体
15 可動ハンガー用ガイド梁
16 回転体
17 着脱用握り部
40 可動ハンガー
41 フレーム
42 回転体
43 回転体
44 回転体
45 可動ハンガー用ガイドレール
46 回転体
47 着脱用握り部
48 着脱防止部
49 スライドピン
50 スライドピン操作部
51 スプリング
52 スプリング収納部
53 吊り具
60 本発明可動ハンガーロック機能
61 スライドピン
62 スライドピン61とリング63の接続ワイヤー
63 リング
65 スライドピン内臓部
66 リング63と吊り具53のハンドルとの接続ワイヤー
67 スライドピン61の落ち込む凹部
68 ピンのロック部
71 スライドピン
72 スライドピン71とリング73の接続ワイヤー
73 リング
74 リング63内を貫通させ可動ハンガー用ガイドレール両端にセットされたリ ング73を結ぶワイヤー
75 スライドピン内臓部
76 リング63と吊り具部ハンドルとの接続ワイヤー
77 スライドピン71の落ち込む凹部
78 ピンのロック部
79 ガイドレール
81 スライドピン
82 スライドピン81とリング83の接続ワイヤー
83 リング
84 リング63内を貫通させ可動ハンガー用ガイドレール両端にセットされたリ ング83を結ぶワイヤー
85 スライドピン内臓部
86 リング63と吊り具53のハンドルとの接続ワイヤー
87 スライドピン81の落ち込む凹部
88 ピンのロック部
90 本発明可動ハンガー用ガイドレール45のロック機能
100 本発明ガイドレール79下部へ設ける可動ハンガー用ガイドレール45の吊 り下げ構造
110 可動ハンガー用ガイドレール用吊金物
120 レール
121 回転体
Claims (3)
- ワンフロアーの対向する壁面上部である天井付近に設置された一対のガイドレールと、前記一対のガイドレールに垂直に交わる方向へセットした可動ハンガー用ガイドレールと、前記可動ハンガー用ガイドレール長手方向に移動可能にセットされた可動ハンガーとを有する自立歩行式の介護リハビリ住宅システムに於いて、可動ハンガー用ガイドレールのロック機能と可動ハンガーのロック機能が要介護者の意思で作動するとともに解除機能も要介護者の意思により作動し、可動ハンガー用ガイドレールと可動ハンガーが移動し、要介護者が360度自由な方向へ自立歩行可能となり、並びに可動ハンガーに着脱ロック機能を備えたことを特徴とする自立歩行式の介護リハビリ住宅システム。
- 請求項1に記載の介護リハビリ住宅システムに於いて、一対のガイドレール下部へ可動ハンガー用ガイドレールを吊り下げたことを特徴とする自立歩行式の介護リハビリ住宅システム。
- 請求項1に記載の介護リハビリ住宅システムに於いて、可動ハンガーに可動方向移動位置へロック機能を設けた自立歩行式の介護リハビリ住宅システム。
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JP2017197243A JP7011761B2 (ja) | 2017-09-21 | 2017-09-21 | 介護リハビリ住宅、施設等の梁構造及び、安全な吊り下げ手法及び、着脱防止機能、可動ロック機能。 |
Applications Claiming Priority (1)
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2017
- 2017-09-21 JP JP2017197243A patent/JP7011761B2/ja active Active
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